JP5325413B2 - 電気化学セル用バインダー - Google Patents

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Description

本願発明は、マレイン化変性結晶性ランダムポリプロピレン重合体樹脂粒子を含有するオレフィン系重合体を水に分散させた電気化学セル用バインダーに関する。
本願発明は二次電池、例えば、水素吸蔵合金を用いて得られるアルカリ二次電池(Ni−MH電池)、リチウム化合物を用いた非水電解液二次電池(リチウムイオン電池)や電気二重層キャパシタ等の蓄電デバイスを構成する電極形成用バインダーに関するものである。Ni−MH電池やリチウムイオン電池、キャパシタは、正負極用の各活物質をバインダーによって、各集電体に結着させ各電極を作成しているが、正極用バインダーにおいては耐酸化性が求められており、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)をN−メチル−2ピロリドン(NMP)に溶解させた溶液あるいはポリテトラフロロエチレン(PTFE)の含フッ素系水分散液が用いられている。これらは耐酸化性があるものの活物質や集電体との密着性に劣るため多量の添加が必要で活物質を被覆し電池特性を低下させる問題がある。一方、負極のバインダーとしては、PVDFの他にスチレン-ブタジエンラバー(SBR)水分散液(特許文献1)が用いられている。SBRについては密着性が比較的高く、配合部数は少なくてすむものの活物質との親和性が高いため表面を被覆しやすい問題がある。さらにPDVF、SBRは電解液との親和性が高いため、電池を高温で放置したり、充放電を繰り返すと樹脂が膨潤してしまうため電池が膨れやすくなる問題があった。
これらの問題を解決するために、電気化学的に安定で電解液に対して膨潤性が小さいオレフィン系重合体の水分散体をバインダーとして用いる検討が行われており(特許文献1)おり、耐酸化還元性に優れ、電解液に対する膨潤性が小さく、活物質を被覆しにくいことが認められるものの、密着性がSBRに比べ比較的弱いため、さらなる改良が必要とされていた。
特開平9−251856号公報
本願発明は、金属集電体、正極活物質、および負極活物質に対して十分な密着性を有し
かつ電気化学的に安定で電気化学セルが膨れにくく、その結果として二次電池のサイクル特性を向上させたり、電気二重層キャパシタの静電容量が大きく,内部抵抗を小さくすることができる電極形成用水性バインダーに関するものである。
本発明者は鋭意検討の結果、X線回折法による結晶化度が30%以上のマレイン化変性結晶性ランダムポリプロピレンを含むオレフィン系重合体を水に乳化分散したエマルションをバインダーとすることにより課題を解決しうることを見出した。
即ち、本発明は以下のとおりである。
[1]オレフィン系重合体(A)を含有する樹脂粒子が水に分散したエマルション組成物であって、前記オレフィン系重合体(A)が、X線回折法による結晶化度が30%以上であり且つ重量平均分子量(GPCによるスチレン換算)が5万以上のマレイン化変性結晶性ランダムポリプロピレン(A−1)と、重量平均分子量(GPCによるスチレン換算)が5万未満のマレイン化変性オレフィン系重合体(A−2)と、を含む電気化学セル用バインダー。
[2]前記マレイン化変性結晶性ランダムポリプロピレン(A−1)におけるランダムポリプロピレンが、プロピレン、エチレン及びブテンの共重合体であり、エチレンとブテンの合計量がランダムポリプロピレンに対して0.5重量%以上15重量%以下である[1]に記載の電気化学セル用バインダー。
[3]前記マレイン化変性結晶性ランダムポリプロピレン(A−1)と前記マレイン化変性オレフィン系重合体(A−2)とのが(A−1)/(A−2)=75/25〜99/1(重量比)である[1]または[2]に記載の電気化学セル用バインダー。
[4]前記マレイン化変性結晶性ランダムポリプロピレン(A−1)におけるマレイン化変性度が、無水マレイン酸換算で、0.5重量%以上4重量%以下であり、前記マレイン化変性オレフィン系重合体(A−2)におけるマレイン化変性度が、無水マレイン酸換算で、2重量%以上10重量%以下である[1]〜[3]のいずれか一項に記載の電気化学セル用バインダー。
[5]前記オレフィン系重合体(A)を含有する樹脂粒子の体積平均粒子径が、100nm以上500nm以下である[1]から[4]のいずれか一項に記載の電気化学セル用バインダー。
[6]オレフィン系重合体(A)が更にエチレン−(メタ)アクリル酸共重合体、プロピレン−ブテン共重合体エチレン−プロピレン共重合体マレイン化変性エチレン−プロピレン共重合体及びスチレン−エチレン−ブチレン共重合体からなる群より選ばれた少なくとも1種の他のオレフィン系重合体(A−3)を含む[1]〜[5]のいずれか一項に記載の電気化学セル用バインダー。
[7][1]〜[6]のいずれか一項に記載のバインダーを含有してなる電気化学セル用正極電極。
[8][1]〜[6]のいずれか一項に記載のバインダーを含有してなる電気化学セル用負極電極。
[9] [7]に記載の正極電極および[8]に記載の負極電極のいずれか少なくとも一方の電極を使用した電気化学セル。
本願発明により、金属集電体、正極活物質、および負極活物質に対して十分な密着性を有しかつ電気化学的に安定で電気化学セルが膨れにくく、その結果として二次電池のサイクル特性を向上させ、電気二重層キャパシタの静電容量が大きく,内部抵抗を小さくすることができる電極形成用水性バインダーを提供することができる。
本願発明で用いられるオレフィン系重合体(A)は、マレイン化変性結晶性ランダムポリプロピレン(A−1)、マレイン化変性オレフィン系重合体(A−2)、他のオレフィン系重合体(A−3)からなる。
(A)の結晶化度は、X線回折法(例えば、オレフィン系重合体(A)を200℃、50kg/cm2で5分間熱プレスし、更に50kg/cm2で5分間冷間プレスし、1mm厚としたシートを用いて、JISK0131に示される方法を用いて決定される。)により測定し、その結晶化度が30%以上であることが好ましい。結晶化度がこの範囲にあるとバインダーの密着性・電解液に対する膨潤性の点で好ましい。
以下にこれらについて詳細を述べる。
マレイン化変性結晶性ランダムポリプロピレン(A−1)
マレイン化変性結晶性ランダムポリプロピレン(A−1)とは、マレイン酸で変性された結晶性のあるランダムポリプロピレンである。
結晶化度が低いと凝集力が低下するため密着力が低下し、また樹脂の電解液に対する膨潤性が高くなり、電極が膨潤するためサイクル特性が低下する。
ランダムポリプロピレンはプロピレンを主体として、少量のエチレン、ブテン等α―オレフィンを共重合している。その範囲は市販のランダムプロピレンであれば特に問題はないが、耐衝撃性の観点から0.5重量%以上が好ましい。また、これらのエラストマー成分の増加による凝集力の低下を防ぐため、15質量%以下であることが好ましい。
また、金属集電体との接着のためにマレイン酸変性していることが必要であるが、変性度が高くなるとエマルションが増粘したり、電解液に対する樹脂膨潤性が大きくなるため、マレイン化変性度が無水マレイン酸換算で好ましくは0.5〜4重量%、より好ましくは0.5〜2重量%である。マレイン酸による編成方法は特に制限はないが、例えば、未変性のオレフィン重合体を炭化水素溶媒に高温で溶解または分散し、無水マレイン酸と有機過酸化物を添加して無水マレイン酸を付加させる方法や、2軸押出機にて未変性のオレフィン重合体を連続的に溶融混錬しながら、有機過酸化物と無水マレイン酸を連続的に添加し、押出機内で反応させる方法等がある。
(A−1)のX線回折法による結晶化度は30%以上であることが好ましい。
また(A−1)の重量平均分子量(GPCによるスチレン換算)は5万以上の高分子量マレイン化変性結晶性ランダムポリプロピレンが好ましい。
マレイン化変性オレフィン系重合体(A−2)
マレイン化変性オレフィン系重合体(A−2)とはマレイン酸で変性されたオレフィン系重合体である。ここで、オレフィン系重合体とは、ポリプロピレン、ポリエチレン等を示す。これ等の中で特にポリプロピレンが好ましい。
(A−2)の重量平均分子量は5万未満の低分子量マレイン化変性オレフィン系重合体あることが望ましい。低分子量マレイン化変性オレフィン系重合体はオレフィン系重合体(A)を分散するときの分散助剤としての役割と、バインダーを電極活物質ペーストと混錬したときの混和安定性、特に増粘剤カルボキシメチルセルロースとの相溶性を向上させる役割がある。ここで、オレフィン系重合体(A)がマレイン化変性オレフィン系重合体(A−2)を1〜25重量%含有することあることが好ましい。低分子量マレイン化変性ポリプロピレン量が前出範囲以上となると密着力が低下し、範囲以下となると、乳化が困難となる。
また低分子量マレイン化変性オレフィン系重合体(A−2)はマレイン化変性度が2〜10重量%であることが望ましく、より好ましくは2〜6重量%であることが望ましい。この範囲を越えるとエマルション分散時の乳化性が低下したり、ペーストの混和安定性が低下したり増粘したりする。(A−2)の結晶性は有っても無くても構わないが、好ましくは30%以上である。
ここで、マレイン化結晶性ランダムポリプロピレン(A−1)とマレイン化オレフィン系重合体(A−2)との割合は、バインダーの密着性・電解液に対する膨潤性の点、更に、エマルション分散時の乳化性・ペーストの混和安定性の点で、(A−1)/(A−2)=75/25〜99/1(重量比)であることが好ましい。
他のオレフィン系重合体(A−3)
他のオレフィン系重合体(A−3)とは、αオレフィン共重合体およびαオレフィンと共重合可能なモノマーとの共重合体である。また(A−3)にはこれら共重合体のマレイン化変性物も含まれる。これ等の中でエチレン−(メタ)アクリル酸共重合体、プロピレン−ブテン共重合体、エチレン−プロピレン共重合体、スチレン−エチレン−ブチレン共重合体が好ましい。(A−1)と(A−3)との割合は(A−1)/(A−3)=50/50〜100/0(重量比)である。この範囲であれば、これらは、接着性や電極の可とう性を向上させる点で好ましい。(A−3)の結晶性は有っても無くても構わない。
本発明では、必要に応じて乳化剤として界面活性剤を添加してもよい。界面活性剤はアニオン、ノニオン系であることが望ましいが特に制限はない。界面活性剤の添加量はオレフィン系重合体(A)に対して10重量%以下であることが望ましい。また、この範囲を越えると樹脂粒子の電解液相溶性が高くなり、強度が著しく低下したり、樹脂が膨潤しやすくなる。
オレフィン系重合体(A)で構成される樹脂粒子の体積平均粒子径は100nm〜500nm(Microtrac HRA:Honneywell社使用)であることが好ましい。これは、水分散体を使用して電極を作成する場合、活物質とバインダー、増粘剤などから構成される水溶性ペーストを集電体に塗布、乾燥するが、水分の蒸発とともにバインダーが集電体と反対方向に移動するいわゆるマイグレーションを起こし集電体との密着性が低下するのを防ぐためである。本範囲を越えるとマイグレーションが過多となったり、接着面積が低下するため結果として密着性が低下する。粒子径のコントロール方法は特に制限されるものではないが、例えば、製造時の溶融温度、樹脂中和量、乳化助剤量などによって適宜調整することができる。
オレフィン系重合体(A)の水への分散方法は公知のもので特に制限されるものではないが、乳化助剤や乳化剤量を最小限にするためには溶融混錬した樹脂にアルカリ水を少量添加する方法が好ましい(特公平7−008933号)。また、乳化分散にはアルカリによるマレイン酸の中和が必要であるが、そのためのアルカリ種には特に制限はなく、アンモニアや有機アミン、水酸化カリウムや等のアルカリ金属類が挙げられる。
本願発明の電気化学セル用電極は本願発明のバインダーと正極では正極活物質、負極では負極活物質からなるものであるが、カーボンブラック、アモルファスウィスカーカーボン、グラファイトなどの炭素材料を導電助剤として添加することもある。
例えば、リチウムイオン二次電池用負極活物質としては、リチウムイオンをドープ・脱ドープできるものであれば特に制限はなく、例えば、金属リチウム、リチウム合金、酸化スズ、酸化ニオブ、酸化バナジウム、酸化チタン、シリコン、遷移金属窒素化物、黒鉛等の炭素材料とこれらの複合物のいずれを用いることができる。
また、リチウムイオン二次電池用正極活物質としては、MoS2、TiS2、MnO2、V25などの遷移金属酸化物または遷移金属硫化物、LiCoO2、LiMnO2、LiMn24、LiNiO2、LiNiXCo(1-X)2などのリチウムと遷移金属とからなる複合酸化物、ポリアニリン、ポリチオフェン、ポリピロール、ポリアセチレン、ポリアセン、ジメルカプトチアジアゾール/ポリアニリン複合体などの導電性高分子材料等が挙げられる。これらの中でも、特にリチウムと遷移金属とからなる複合酸化物が好ましい。負極がリチウム金属またはリチウム合金である場合は、正極として炭素材料を用いることもできる。また、正極として、リチウムと遷移金属の複合酸化物と炭素材料との混合物を用いることもできる。
アルカリ二次電池としてニッケル水素二次電池を例にとると、正極用活物質としては水酸化ニッケルや水酸化ニッケルとコバルトや亜鉛との複合体などを用いることができる。
また、負極用活物質としてはマンガン、ニッケル、コバルト、アルミニウム、ミッシュメタル等からなる水素吸蔵合金などが挙げられる。
電気二重層キャパシタ用正、負極活物質としては種々の活性炭が用いられる。
本願発明の電気化学セルのうち、二次電池は前述の正極及び負極をセパレーター中心に重ねたものを、円筒型、コイン型、角型、フィルム型その他任意の形状に形成し非水電解液を封入することにより作製されるものである。また、電気二重層キャパシタでは前述の電極をセパレーター中心に重ねたものを、円筒型、コイン型等任意の形状に形成し電解液を封入することにより作成されるものである。
またセパレーターとしては二次電池においては多孔性膜や高分子電解質が用いられる。多孔性膜としてはポリオレフィン、ポリイミド、ポリフッ化ビニリデン、ポリエステル等が例示される。特に、多孔性ポリオレフィンフィルムが好ましく、具体的には多孔性ポリエチレンフィルム、多孔性ポリプロピレンフィルム、または多孔性のポリエチレンフィルムとポリプロピレンとの多層フィルムを例示することができる。多孔性ポリオレフィンフィルム上には、熱安定性に優れる他の樹脂がコーティングされていても良い。
また、電気二重層キャパシタにおいては二次電池同様のセパレーターに加えて、電解コ
ンデンサー紙無機セラミック粉末を含む多孔質膜等を用いることができる。
二次電池においてリチウムイオンなどの非水系電解液としては、例えばLiPF6,LiBF4,LiClO4,LiAsF6,CF3SO3Li,(CF3SO2)N/Li等の電解質を、単独でまたは2種以上組み合わせて有機溶媒に溶解したものを使用することができ。
ニッケル水素などのアルカリ電解液としては例えば水酸化カリウムや水酸化ナトリウム等の電解質を単独または組み合わせて水溶液としたものを使用することができる。
電気二重層キャパシタにおいて電解液としては、任意のものが使用できるが非水系電解液
が電解質の例としてテトラエチルアンモニウムテトラフルオロボレート、トリエチルモノメチルアンモニウムテトラフルオロボレート等を単独または2種以上組み合わせて有機溶媒に溶解したものを使用することができる。非水系二次電池および電気二重層キャパシタにおいて非水系電解液における有機溶媒としては、例えば、プロピレンカーボネート、エチレンカーボネート、γ−ブチロラクトン、ジメチルスルホキシド、ジメチルカーボネート、エチルメチルカーボネート、ジエチルカーボネート、1,2−ジメトキシエタン、1,2−ジエトキシエタン,テトラヒドロフラン等が挙げられ、いずれかが単独でまたは2種以上を混合して使用される。
以下に実施例および比較例により本願発明を具体的に説明するが、本願発明はこれら実
施例に限定されるものではない。
<エマルション組成物の作成>
[実施例1]
オレフィン系重合体(A)として重量平均分子量10万、マレイン化変性度0.7重量%でエチレン、ブテンを合計で5重量%共重合した、マレイン化変性結晶性ランダムポリプロピレン100重量部と重量平均分子量2万、マレイン化変性度4のマレイン化変性ポリプロピレン20部を混合した。オレイン酸カリウム6部を混合し、二軸押出機にて200℃で溶融混錬後、水酸化カリウム水溶液を添加しながらさらに混錬した。吐出物を水に分散させ、体積平均粒子径300nm、不揮発分45%のエマルションを得た。X線回折法によるオレフィン重合体系(A)の結晶化度は60%であった。
[実施例2]
実施例1において、オレフィン系重合体(A)がマレイン化変性結晶性ランダムポリプロピレン(A−1)の重量平均分子量6万、マレイン化変性度1.5重量%、エチレン、ブテンを合計で5重量%共重合したものである以外は同様に調製し、体積平均粒子径200nm、不揮発分45%のエマルションを得た。X線回折法によるオレフィン系重合体(A)の結晶化度は55%であった。
[比較例1]
実施例1において、オレフィン系重合体(A)中の(A−1)を重量平均分子量12万のマレイン化未変性結晶性ランダムポリプロピレンを用い、他にオレイン酸カリウム10重量%とした以外は同様に調製し、体積平均粒子径400nm、不揮発分45%のエマルションを得た。X線回折法によるオレフィン系重合体(A)の結晶化度は65%であった。
[比較例2]
実施例1において、低分子量マレイン化変性ポリプロピレンを用いずに乳化分散をおこなったが、乳化できず、水分散体が得られなかった。
[比較例3]
実施例1において、オレフィン系重合体(A)中の(A−1)がマレイン化変性度0.5重量%、ブテンを35%共重合した重量平均分子量30万の非晶性ポリプロピレンを用いた以外は同様の方法を用い、体積平均粒子径400nm、不揮発分50%のエマルションを得た。オレフィン系重合体(A)は非晶であった。
[比較例4]
エチレン−メタクリル酸共重合体エマルションケミパールS100(三井化学株式会社製)をそのまま用いた。
[比較例5]
SBR水分散液(日本エイアンドエル株式会社製SR143)をそのまま用いた。
<樹脂の電解液に対する膨潤性>
実施例1、2、3、比較例1、3、4、5のエマルションをガラス板に塗布し、120℃で3時間乾燥後フィルムを得た。エチレンカーボネート(EC)/メチルエチルカーボネート(MEC)=1/1(vol/vol)溶液にフィルムを80℃で3日間浸漬し、膨潤したフィルムの重量を測定した。膨潤フィルムの重量/膨潤前の重量比を算出した。同様にして、電解液を浸漬溶液を水酸化カリウム(KOH)水溶液(20℃おけるとした場合の重量比を算出した。
Figure 0005325413
<リチウム二次電池負極の作製>
天然黒鉛((株)中越黒鉛工業所製 LF18A)97重量部に1.2重量%に調整した増粘剤カルボキシメチルセルロース(ダイセル化学株式会社1160)を固形分換算で1重量部混合しに実施例1、比較例1,2で作成したエマルション組成物を固形分換算で2部を混合しさらに蒸留水を添加し固形分濃度50重量%の負極合剤スラリーを調製した。次に、この負極合剤スラリーを厚さ18μmの帯状銅箔製の負極集電体に塗布し、乾燥し、圧縮成型して、厚さ70μmの負極を作製した。
<リチウム二次電池正極の作製>
LiCoO(本荘FMCエナジーシステムズ(株)製 HLC−22)85.5重量部、黒鉛8重量部、アセチレンブラック3重量部及びカルボキシメチルセルロース(ダイセル化学株式会社1160)を固形分換算で1.5重量部、実施例1、比較例1、2で作成したエマルション組成物を固形分換算で2部を添加しLiCoO合剤スラリーを調製した。このLiCoO合剤スラリーを厚さ20μmのアルミ箔に塗布し、乾燥し、圧縮成型して、厚さ70μmの正極を作製した。
<リチウム二次電池密着性評価>
実施例1、2、比較例1、3、4、5を用いて作成した電極を切り、瞬間接着剤にてガラスプレパラートに貼り付け電極を固定し評価用サンプルとした。評価用サンプルを塗膜剥離強度測定装置サイカスDN20型(ダイプラウインテス(株)製)で合材層と集電体界面を水平速度2μm/秒の速度で切削し、切削に必要な水平方向の力から合材層と集電体界面の剥離強度を測定した。剥離強度の3回の平均値をとり密着性を評価した。
結果を表に示す。
Figure 0005325413
<リチウムイオン二次電池非水電解液の調製>
非水溶媒として、エチレンカーボネート(EC)とメチルエチルカーボネート(MEC)を、EC:MEC=4:6(重量比)の割合で混合したものを用い、次に電解質であるLiPF6を溶解し電解質濃度が1.0モル/リットルとなるように非水電解液を調製した。
<コイン型リチウムイオン二次電池の作製>
コイン型電池用負極として上述の負極を、直径14mmの円盤状に打ち抜いて、重量20mg/14mmφのコイン状の負極を得た。コイン型電池用正極として上述の正極を、直径13.5mmの円盤状にうちぬき、重量42mg/13.5mmφのコイン状の正極を得た。上述のコイン状の負極、正極、および厚さ25μm、直径16mmの微多孔性ポリプロピレンフィルムからできたセパレータを、ステンレス製の2032サイズ電池缶の負極缶内に、負極、セパレータ、正極の順序で積層した。その後、セパレータに前記非水電解液.04mlを注入した後に、その積層体の上にアルミニウム製の板(厚さ1.2mm、直径16mm)、およびバネを重ねた。最後に、ポリプロピレン製のガスケットを介して電池の正極缶をかぶせて、缶蓋をかしめることにより、電池内の気密性を保持し、直径20mm、高さ3.2mmのコイン型電池を作製した。
<電極膨潤性の評価>
100サイクル後の電極の合材層の厚みと電解液注入前の合材層の厚みを比較した。
Figure 0005325413
比較例1,3をもちいた正、負極、および比較例5を用いた正極は合材層が剥がれ、測定不能であった。
<電池サイクル特性の評価>
上述の様に作製したコイン電池を使用し、この電池を0.5mA定電流、4.2V定電圧の条件で、4.2V定電圧の時の電流値が0.05mAになるまで充電し、その後、1mA定電流3.0V定電圧の条件で、3.0V定電圧の時の電流値が0.05mAになるまで放電した。このサイクルを500回繰り返し、初期の電池容量に対する500サイクル後の容量%を評価した。各電極を使用した電池の評価結果を表4に示す。
Figure 0005325413
比較例1,3,5を正極に用いた場合には500サイクルまで充放電できなかった。
<電気二重層キャパシタ電極の作製>
活性炭(クラレ株式会社RP−20)100重量部、アセチレンブラック(電気化学株式会社デンカブラック)3重量部、ケッチェンブラック(ケッチェンブラックインターナショナル株式会社EC600JD)2重量部に1.2重量%に調整した増粘剤カルボキシメチルセルロース(ダイセル化学株式会社1160)を固形分換算で1.5重量部混合しに実施例1、2、比較例1、3、4、5で作成したエマルション組成物を固形分換算で5部を混合しさらに蒸留水を添加し固形分濃度50重量%の合剤スラリーを調製した。次に、この負極合剤スラリーを厚さ20μmの帯状アルミ箔製の集電体に塗布し、乾燥し、圧縮成型して、厚さ70μmの電極を作製した。
<電気二重層キャパシタ密着性評価>
実施例1、2、3、比較例1、3、4、5のバインダーを用いて作成した電極の剥離強度を二次電池の場合と同様の方法で測定し、密着性を評価した。
結果を表5に示す。
Figure 0005325413
<電気二重層キャパシタ電解液の調製>
テトラエチルアンモニウムテトラフルオロボレートをプロピレンカーボネートに溶解し、電解質濃度が電解質濃度が1.5モル/リットルとなるように電解液を調製した。
<コイン型電気二重層キャパシタの作製>
上述の電極を、直径14mmの円盤状に打ち抜いて、重量20mg/14mmφのコイン状の電極を得た。上述のコイン状の電極および厚さ25μm、直径16mmの微多孔性ポリプロピレンフィルムからできたセパレータを、ステンレス製の2032サイズ電池缶の負極缶内に、電極、セパレータ、電極の順序で積層した。その後、セパレータに前記電解液0.04mlを注入した後に、その積層体の上にアルミニウム製の板(厚さ1.2mm、直径16mm)、およびバネを重ねた。最後に、ポリプロピレン製のガスケットを介して電池の缶をかぶせて、缶蓋をかしめることにより、電池内の気密性を保持し、直径20mm、高さ3.2mmのコイン型電池を作製した。
<電気二重層キャパシタ特性の評価>
上述の様に作製したコイン型電気二重層キャパシタを使用し、10mAの定電流で2.7Vまで10分間充電を行った後、1mAの定電流で放電をおこなった。得られた充放電特性より静電容量を求めた。また、内部抵抗は、充放電特性より社団法人電子情報技術産業協会が定める規格RC−2377の計算方法に従って算出した。各電極を使用したキャパシタの評価結果を表6に示す。
Figure 0005325413
<ニッケル水素電電池正極の作成>
水酸化ニッケル粉末100重量部にCMCが固形分で1.0部、実施例1、2、比較例1、3、4、5のバインダーを固形分で2.0部とし、固形分55%の合材ペーストを作成した。厚さ30μmのニッケルメッキ鋼板に塗布、乾燥後、加圧成型してシート状極板を作成した。
<ニッケル水素電池負極の作成>
ミッシュメタルを含むNi、Co、Mn、Alからなる平均粒子径30μmの水素吸蔵合金100重量部にCMCを固形分で0.5重量部と実施例1、比較例2,3のバインダーを固形分で1.5重量%を混合し、固形分濃度50%の合材ペーストを得た。これを厚さ30μのパンチングメタルに塗布、乾燥し加圧後、シート状の負極を作成した。
<ニッケル水素電池電極密着性評価>
実施例1、2、3、比較例1、3、4、5のバインダーを用いて作成した電極の剥離強度をリチウムイオン電池の場合と同様の方法で測定し、密着性を評価した。
結果を表7に示す。
Figure 0005325413
<ニッケル水素電池の作成>
上述の電極を、直径14mmの円盤状に打ち抜いて、重量20mg/14mmφのコイン状の電極を得た。上述のコイン状の電極および厚さ25μm、直径16mmの微多孔性ポリプロピレンフィルムからできたセパレータを、ステンレス製の2032サイズ電池缶の負極缶内に、電極、セパレータ、電極の順序で積層し、水酸化カリウム水溶液(20℃における比重が1.3)を注入後、最後に、ポリプロピレン製のガスケットを介して電池の正極缶をかぶせて、缶蓋をかしめることにより、電池内の気密性を保持し、直径20mm、高さ3.2mmのコイン型電池を作製した。
<電池サイクル特性の評価>
上述の様に作製したコイン電池を使用し、この電池を0.2ItAでーΔVが10mVとなるまで充電し、その後、0.2ItAで、電圧が1Vになるまで放電した。このサイクルを500回繰り返し、初期の電池容量に対する500サイクル後の容量%を評価した。各電極を使用した電池の評価結果を表8に示す。
Figure 0005325413
比較例1、3、5を正極に用いたものは500サイクルまで充放電できなかった。
SBRを用いた電池は特に正極に用いた場合には酸化劣化が大きいこと、また負極に用いた場合には劣化自体は少ないものの樹脂が膨潤するため活物質の接触割合が低下するためサイクル特性が低下していた。また、エチレン-メタクリル酸系バインダーを用いた場合にはサイクル特性は比較的良好なものの、電極密着性に問題があり、電池生産性等に影響がある結果であった。一方、本発明のバインダーはいずれの問題点も解決し、サイクル特性が向上していた。
以上のように、本発明のバインダーを用いた電池は電気化学的に安定で、密着力がありかつ電池の膨れが少ないため、特に充放電によるサイクル寿命の高い電池を得ることができる。

Claims (9)

  1. オレフィン系重合体(A)を含有する樹脂粒子が水に分散したエマルション組成物であって、前記オレフィン系重合体(A)が、X線回折法による結晶化度が30%以上であり且つ重量平均分子量(GPCによるスチレン換算)が5万以上のマレイン化変性結晶性ランダムポリプロピレン(A−1)と、重量平均分子量(GPCによるスチレン換算)が5万未満のマレイン化変性オレフィン系重合体(A−2)と、を含む電気化学セル用バインダー。
  2. 前記マレイン化変性結晶性ランダムポリプロピレン(A−1)におけるランダムポリプロピレンが、プロピレン、エチレン及びブテンの共重合体であり、エチレンとブテンの合計量がランダムポリプロピレンに対して0.5重量%以上15重量%以下である請求項1に記載の電気化学セル用バインダー。
  3. 前記マレイン化変性結晶性ランダムポリプロピレン(A−1)と前記マレイン化変性オレフィン系重合体(A−2)とのが(A−1)/(A−2)=75/25〜99/1(重量比)である請求項1または請求項2に記載の電気化学セル用バインダー。
  4. 前記マレイン化変性結晶性ランダムポリプロピレン(A−1)におけるマレイン化変性度が、無水マレイン酸換算で、0.5重量%以上4重量%以下であり、前記マレイン化変性オレフィン系重合体(A−2)におけるマレイン化変性度が、無水マレイン酸換算で、2重量%以上10重量%以下である請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の電気化学セル用バインダー。
  5. 前記オレフィン系重合体(A)を含有する樹脂粒子の体積平均粒子径が、100nm以上500nm以下である請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の電気化学セル用バインダー。
  6. オレフィン系重合体(A)が更にエチレン−(メタ)アクリル酸共重合体、プロピレン−ブテン共重合体エチレン−プロピレン共重合体マレイン化変性エチレン−プロピレン共重合体及びスチレン−エチレン−ブチレン共重合体からなる群より選ばれた少なくとも1種の他のオレフィン系重合体(A−3)を含む請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の電気化学セル用バインダー。
  7. 請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載のバインダーを含有してなる電気化学セル用正極電極。
  8. 請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載のバインダーを含有してなる電気化学セル用負極電極。
  9. 請求項7に記載の正極電極および請求項8に記載の負極電極のいずれか少なくとも一方の電極を使用した電気化学セル。
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