JP5324019B2 - 建物 - Google Patents

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Description

本発明は、建物及び建物の構築方法に関するものである。
背景の技術
例えば、特開平10−131524号公報、特開平10−102795号公報等に示される従来の住宅は、該住宅が構築される敷地の形状に合わせて、住宅全体のプランを設計し、この設計に基づいて構築されるのが一般的である。
ところで、近年、住宅の構築についてはその工業化が進み、例えば壁や床、屋根などの構成要素を予め工場でパネル化し、施工現場でパネルを組み立てて建築物を構築するといったパネル工法が採用されている。なお、パネル工法に用いられるパネルは、主に木質パネルであり、縦横の框材を矩形状に組み立てるとともに、矩形枠の内部に補助棧材を縦横に組み付けて枠体を構成し、この枠体の両面もしくは片面に、面材を貼設したものである。
このようなパネル工法などを採用した工業化住宅を構築する場合、構築すべき敷地の形状に対応できるように、所定の種類、大きさの住宅プランを予め複数用意し、構築される敷地に対応したプランで設計して、構築することが考えられる。
発明が解決しようとする課題
しかし、上述したような工業化住宅の構築方法では、住宅を構築すべき敷地が独特な形状を有している場合、該敷地に対応した工業化住宅プランが用意されていない場合があり、その際には、一般的に住宅を構築する際と同様に、前記敷地の独特な形状に合わせて住宅全体プランを設計し、それに基づいて構築する必要が生じ、手間が掛かっていた。
本発明は、上記事情を鑑みてなされたもので、独特な形状を有する敷地にも容易に構築できる建物及び建物の構築方法を提供する。
課題を解決するための手段
【課題を解決する手段】
本願発明は、それぞれの四面に外壁を有する第1建物躯体及び第2建物躯体と、前記第
1建物躯体及び第2建物躯体の間に設けられ、これら第1建物躯体及び第2建物躯体を接
続して該第1建物躯体及び第2建物躯体間を往き来自在にする接続部を備え、前記第1建
物躯体は平面視矩形状に形成されるとともに、寝室、リビング、ダイニング等の居住スペ
ースのうち少なくとも一つを備え、前記第2建物躯体は、平面視において短辺が、前記第
1建物躯体の短辺より短く、かつ長辺が前記第1建物躯体の長辺と対向して配置される平
面視矩形状に形成されるとともに、台所、洗面所、浴室等の水廻スペースのうち少なくと
も一つを備え、前記第1及び第2建物躯体は、敷地の形状,方位に対応して配置され、前
記敷地は平面視において平行でない離間した二つの側辺部を有し、当該側辺部の長手方向
の一端部側から他端部側に向かって狭窄した略台形状となっており、前記第1建物躯体は
前記敷地の一方の側辺部に沿って当該側辺部と長辺を平行にして配置され、前記第2建物
躯体は前記敷地の他方の側辺部に沿って当該側辺部と長辺を平行にして配置され、前記第
1建物躯体と前記第2建物躯体とが正面側に向かって開くように配置され、更に前記接続
部は、前記第1建物躯体と前記第2建物躯体との間に形成される部分を正面側の外壁パネ
ル、背面側の外壁パネル及び上面側の屋根パネルとで囲むように覆うことで形成され、前
記第1、第2建物躯体の少なくとも1階部分と接続されていることを特徴とする建物であ
る。
以下に、本発明に係る発明の実施の形態例を図1から図に基づいて説明する。なお、本発明を適用した建物はどのように構築されていても良いが、以下の各実施の形態では、複数階を有しパネル工法により構築された住宅として説明する。
<第1実施の形態>
図1〜図3に示す住宅1は、所定形状、ここでは、対向する両辺部が平行でなく変形した平面視角形状の敷地2内に構築され、平面視略正方形状の第1建物躯体3と、第1建物躯体3と左右に並ぶように構築された平面視略長方形状の第2建物躯体4と、第1建物躯体3と第2建物躯体4との間に設けられ、これら第1建物躯体3と第2建物躯体4と接続する接続部5とを備える。
敷地2は互いに平行でない離間した2側辺部21,22を有し、これら2側辺部21,22の間に住宅1は構築されている。右側つまり西側の側辺部21は、南北に延在し、左側つまり東側の側辺部22は北側から東南に延在するものである。そして、この敷地2は、北側で東西に延在する辺部より南側で東西に延在する辺部の方が長く、平面視して南側から北側に向かって狭窄した略台形状の敷地となっている。また、この敷地2には、住宅1の第1建物躯体3の正面側つまり南側にウッドデッキ11が設けられ、このウッドデッキ11には、プール12が設けられている。
第1建物躯体3は、一側面部(図2及び図3では、左側、つまり西側の外壁3a)を敷地2の一側辺部21に沿うように敷地2に構築されている。
この第1建物躯体3の1階部分31には、図2に示すように、正面側の外壁3bに開閉自在の窓31aが設けられている。
また、第2建物躯体4と対面する外壁、ここでは右側、つまり東側の外壁3cに2つの開口部31b,31cが形成され、1階部分31から接続部5内への往き来を自在としている。詳細には、開口部31bを介して接続部5内の玄関51へ、開口部31cを介して接続部5内の階段52の下の階段下スペース53へ往き来自在となっている。 そして、1階部分31には、正面側にリビング32が設けられ、窓31aを介して外部のウッドデッキ11に往き来自在となっており、このリビング32に連通して該リビング32の背面側にはダイニング33が設けられている。これらリビング32及びダイニング33の床面は面一であり、フローリング材により構成され一体のものとなっている。なお、ダイニング33に隣接して、床がフローリング仕上げされていない室33aが配置されている。
また、この第1建物躯体3の2階部分35には、図3に示すように、背面側の外壁に当接して寝室36が設けられ、第2建物躯体4と対面する外壁、つまり東側の外壁3cに形成された開口部31dを介して接続部5内への往き来が可能となっている。 詳細には、開口部31dを介して階段52上部に接続された2階廊下54に往き来可能となっている。
また、寝室36の正面側、且つ1階部分31のリビング32の上方部分は、吹き抜け37となっており、正面側の外壁3bに設けられた窓35aから入射した外光が寝室36やリビング32、さらにダイニング33に入るようになっている。このように第1実施の形態の第1建物躯体3はリビング32、ダイニング33、寝室36等の居住スペース専用の躯体となっており、住宅1が構築される敷地2において所定の位置、ここでは、矩形状ではない変形した形状の一側辺部21に沿った位置に固定的に構築されている。
第2建物躯体4は、敷地2に、一側面部(図中、右側、つまり東側の外壁4a)を前記一側辺部21に対向する敷地2の他側辺部22に沿わせて、且つ第1建物躯体3と所定間隔を空けて離間した状態で構築されている。つまり、変形した形状の敷地2において第1建物躯体3が固定的に配置された領域を除く敷地2の領域の形状,方位に合わせて構築されたものである。これにより、第2建物躯体4の左側、つまり西側の外壁4bは、第1建物躯体3の東側の外壁3cに対して傾斜した状態となっており、第1建物躯体3と第2建物躯体4とが正面側に向かって開くように、つまり、平面視ハ字状に配置された状態となっている。
この第2建物躯体4の1階部分41には、図2に示すように、背面側、つまり北側から台所42、便所43及び収納室44が順に設けられている。また、1階部分41の西側の外壁4bには、台所42の西側部分に接続部5への往き来を自在とした開口部41a,41bが設けられている。詳細には、開口部41a,41bを介して階段下スペース53や玄関ホール51cへ往き来自在となっている。これら開口部41a,41bと、開口部31b,31cとで第1建物躯体3及び第2建物躯体4とは連通した状態で、通路的な役割を果たす接続部5を介して往き来可能となっている。
また、第2建物躯体4の2階部分45には、背面側、つまり北側からクローゼット46、2階のトイレ47、洗面所48及び浴室49が設けられている。
なお、クローゼット46、2階のトイレ47はそれぞれ1階部分41の台所42、トイレ43の真上に配置されており、洗面所48の一部及び浴室49は1階部分41の収納室44の真上に配置されている。そして、西側の外壁4bのクローゼット46の西側部分には、2階廊下54へ往き来自在とする開口部45aが設けられている。
このように、第2建物躯体4は、台所42、トイレ43、2階のトイレ47、洗面所48及び浴室49といった水廻系の部屋を備えているものである。これにより水廻設備のための配管作業を第2建物躯体4のみ行うだけでよく、その作業が容易となる。
接続部5は、第1建物躯体3と第2建物躯体4との間に形成される部分を正面側の外壁パネル、背面側の外壁パネル及び上面側の屋根パネルとで囲むように覆うことで形成されている。
接続部5は、図2に示すように一階部分50に、玄関ドア51a、玄関土間51b及び玄関ホール51c等を備える玄関51と、2階部分に接続され、該2階部分への往き来自在とする階段52と、階段52裏に設けられた階段下スペース53等とを備える。玄関51は平面視して正面倒が底面部分となる台形状をなし、玄関ホール51cにより、第1建物躯体3及び第2建物躯体4とを連通する通路を形成し、これら第1建物躯体3及び第2建物躯体4とを接続している。
また、階段52は、平面視して正面側が底面部分となる台形状をなす直階段であり、上方には吹き抜け57が設けられている。このように玄関51が第1建物躯体3及び第2建物躯体4の間の接続部5に設けられていることから、玄関51から第1建物躯体3及び第2建物躯体4のどちらにでも短い動線で容易に移動することができる。なお、接続部に設けられている階段52を、上下階を接続する昇降手段として、エレベータやエスカレータ(R)などとしてもよい。
また、2階部分55には、階段52に接続され、接続部5の背面側の外壁に当接して配置された2階廊下54と、玄関ホール51cの真上に配置されたウッドデッキ部56とを備える。
ウッドデッキ部56は、背面側で階段上の吹き抜け57と仕切られているとともに外方と連通して設けられ、第2建物躯体4の外壁4bに形成された開口部45bにより洗面所48から往き来自在に形成されている。
次に、上述したように構成された住宅1の構築方法を説明する。
まず、所定形状の第1建物躯体3と第2建物躯体4のプランを用意しておき、住宅が構築されるべき敷地2における第1建物躯体3の所定の配置位置、ここでは、敷地2の一側辺部21に沿うようにして、敷地2の北側付近の配置位置を決定する。
ついで、第2建物躯体4を第1建物躯体3の配置位置と、敷地2の形状,方位とに対応させた位置、ここでは、敷地内において第1建物躯体3の東側の位置、つまり、敷地における北東の位置の、敷地2の他辺部22に沿った配置位置を決定する。
そして、第1建物躯体3及び第2建物躯体4との間の接続部5の配置位置を決定した後、前記第1建物躯体3、第2建物躯体4を構築し、次いで、これら第1建物躯体3と第2建物躯体4との間を、木質パネルなどで囲むことで接続部5を構築し、第1建物躯体3及び第2建物躯体4とを接続する。
このように構築された住宅1によれば、敷地2の形状,方位に対応させて第2建物躯体4を構築しているため、敷地2の形状,方位に対応させて敷地2を十分利用して好適に住宅1を構築することができる。詳細には、寝室36、リビング32、ダイニング33等の居住スペースが第1建物躯体3に設けられ、台所42、トイレ43、47、洗面所48及び浴室49等の水廻設備を備えた水廻スペースが第2建物躯体4に設けられており、これらは、その形態を変更させることなく敷地に配置され、所定の大きさで確実に確保される。そして、第1及び第2建物躯体3.4との間に、階段52、玄関ホール51c、2階廊下54、ウッドデッキ56等のように第1建物躯体3と第2建物躯体4とを接続する通路を主に備えている。この接続部5は、第2建物躯体4の配置位置によりその大きさが決定されるものであるが、通路を主に備えるものであるので居住する際に、居住者は不便を感じることがないものとなる。
また、形状の異なる敷地毎に該敷地に対応した住宅のプランを用意しておく必要がない。
<第2の実施の形態>
図4に示す住宅1Aは、平面視矩形状の敷地2Aに構築されており、平面視略長方形状の第1建物躯体3Aと、第1建物躯体3Aと左右に並ぶように構築された平面視略長方形状の第2建物躯体4Aと、第1建物躯体3Aと第2建物躯体4Aとの間に設けられ、これら第1建物躯体3Aと第2建物躯体4Aとを接続する接続部5Aとを備え、第1建物躯体3A及び第2建物躯体4Aは、敷地2A内において敷地2Aの互いに略平行で且つ対向する2側辺部のそれぞれに沿うように構築されている。なお、敷地2Aは、長辺部が北西から東南に沿って配置されたものとなっている。
第1建物躯体3Aは、隣り合う左側の外壁と背面側の壁とが、敷地2Aの一側辺部21Aと、該一側辺部21Aと隣り合う背面側側辺部、つまり北東側の側辺部とに沿って配置されており、図4(a)に示すように、1階部分31Aには背面側、つまり北東側から台所302と、該台所302の西南側で隣接し、且つ台所302と連通するリビングダイニング303と、西南側の外壁でリビングダイニング303と仕切られているとともに西南側の外壁に設けられた開閉する窓によりリビングダイニング303から往き来自在のテラス304とを備える。
台所302はいわゆるオープンキッチンであり、リビングダイニング303と同一の部屋に設けられている。
また、図4(a)に示すように、第1建物躯体3Aの右側、つまり東南側の外壁の一階部分には、部屋の略中央部分と、テラス304の右側部分とにそれぞれ接続部5Aと連通する開口部31f、31gが形成され、第1建物躯体3Aと接続部5Aとの間の往き来が自在となっている。なお、開口部31gには開閉する片開きドアが取り付けられている。
そして、この第1建物躯体3Aの2階部分35Aには、図4(b)に示すように、一階部分31Aの部屋の上部に、寝室306、居間307等の部屋が設けられ、テラス304の上部には、寝室306から出入り可能なバルコニー308が設けられている。また、2階部分35Aの右側、つまり東南側の外壁には、居間307と接続部5内とを連通する開口部31jが設けられている。
このように第1建物躯体3Aは、リビングダイニング303、寝室306、居間307等のように主に居住空間を有する躯体となっている。
第2建物躯体4Aは、敷地2Aの北西側に配置された第1建物躯体3Aの配置位置、敷地2Aの形状、方位に対応させて敷地2Aにおいて該敷地2Aの東南側の位置に配置されている。詳細には、敷地2Aに、一側面部(図中、右側、つまり東南側の側部4e)を前記一側辺部21Aに対向する敷地2の他側辺部22Aに所定間隔を空けて沿わせ、且つ第1建物躯体3Aと所定間隔を空けて離間した状態で構築されている。なお、外壁4eと他側辺部22Aとの間の所定間隔とは、外壁4eの外方に車Cを駐車できる間隔(カーポート401)であり、この間隔を含めて、第2建物躯体4Aは、敷地2において第1建物躯体3が固定的に配置された領域を除く敷地2の領域の形状に合わせて構築されている。
この第2建物躯体4Aの1階部分41Aの北東側の外壁には、図4(a)に示すように、内部に形成されたカーポート402の出入り口となる開口部41cが形成されている。
そして、このカーポート402の西南側に洗面台403aを狭んで廊下403、洗面所404が配置され、廊下403に隣接してトイレ405、サウナ室406が配置されている。廊下403は、左右に延在し、開口部41dを介して接続部5に連通したものとなっている。
また、洗面所404の西南側に隣接して浴室407がサウナ室406の東南側で並ぶように配置されている。
また、カーポート401に隣接して住宅1Aの西南側に気泡風呂408が配置され、洗面所404から往き来可能なものとなっている。なお、この気泡風呂408の上方には、オーニング414が設けられている。
また、第2建物躯体4Aの2階部分45Aには、背面側、つまり北東側から部屋409、トイレ410が右側、つまり東南側から並んで設けられ、これら部屋409及びトイレ410に隣接して、住宅1Aの正面側、つまり西南側には、寝室411、バルコニー412が順に設けられている。
部屋409及び寝室411は同一の空間内に連通して設けられ、この空間の左側つまり北西側の外壁である第2建物躯体4Aの外壁には、開口部41fが設けられている。
このように第2建物躯体4Aには、カーポート402とともに、トイレ405,410、洗面所404、浴室407、気泡風呂408等の水廻設備を有する部屋を主に備えた躯体となっている。
接続部5Aは、第1建物躯体3Aと第2建物躯体4Aとの間に形成され、第1建物躯体3A及び第2建物躯体4Aの互いに対向する外壁間に、正面側の外壁パネル、背面側の外壁パネル、1階床パネル、2階床パネル及び上面側の屋根パネル等を設けることで室内空間を形成している。
接続部5Aは平面視して北東側から南西側に延在する長方形状をなし、一階部分50Aに、玄関ドア501a、玄関土間501b及び玄関ホール501c等を備える玄関501と、2階部分55Aに接続され、該2階部分への往き来自在とする階段502と、玄関ホール501cと階段502とを接続する一階廊下503等とを備える。
玄関501は北東側に設けられ、住宅1Aの北東側から玄関ドア501aを介して内部に出入り可能となっている。
玄関501の玄関ホール501cは、開口部31fを介して、第1建物躯体3A内と連通し、該第1建物躯体3Aに往き来自在となっている。
一階廊下503は、住宅1Aの北東側から南西側に延在し、南西側端部で階段502の登り口と、開口部41dを介して廊下403と接続されている。
また、階段502は直階段であり、住宅1Aの正面側から北東側に向かって上がるように構成されている。なお、接続部に設けられている階段502を、上下階を接続する昇降手段として、エレベータやエスカレータ(R)などとしてもよい。
この接続部5Aの2階部分55Aは、玄関土間501bの上方に配置された吹き抜け505と、階段502の上端部に接続される二階廊下506、階段502上方の吹き抜け507とを備える。
二階廊下506は、開口部31j,41fを介して、それぞれ第1建物躯体3Aの居間307と、第2建物躯体4Aの部屋409、トイレ410及び寝室411とを接続しており、これら第1建物躯体3Aと第2建物躯体4A間の往き来が自在となっている。
この住宅1Aの構築方法は、上述した住宅1と同様に、まず、所定形状の第1建物躯体3Aと第2建物躯体4Aのプランを用意しておき、住宅1Aが構築されるべき敷地2Aにおける第1建物躯体3Aの所定の配置位置、ここでは、敷地2Aにおいて該敷地2の一側辺部21Aに沿うようにした、敷地2の北西側の位置を決定する。
ついで、第2建物躯体4Aを第1建物躯体3Aの配置位置と、敷地2Aの形状,方位とに対応させた配置位置、ここでは、敷地2Aの他辺部22に沿った敷地2Aの東南側の配置位置を決定する。
そして、第1建物躯体3A及び第2建物躯体4Aとの間の接続部5Aの配置位置を決定した後、前記第1建物躯体3A、第2建物躯体4Aを構築し、次いで、これら第1建物躯体3Aと第2建物躯体4Aとの間を、木質パネルなどで囲むことで接続部5Aを構築し、第1建物躯体3A及び第2建物躯体4Aとを接続する。
このように構築された住宅1Aによれば、敷地2Aの形状,方位に対応させて第2建物躯体4Aを構築しているため、敷地2Aの形状,方位に対応させて敷地を十分利用して好適にカーポート401付きの住宅1Aを構築することができる。
<第3実施の形態>
図5に示す住宅1Bは、平面視六角形状の敷地2Bに構築されたものであり、敷地2B内に構築された平面視略長方形状の第1建物躯体3Bと、第1建物躯体3Bに対して東南側に並ぶように構築された平面視略長方形状の第2建物躯体4Bと、第1建物躯体3Bと第2建物躯体4Bとの間に設けられ、これら第1建物躯体3Bと第2建物躯体4Bとを接続する接続部5Bとを備える。そして、この住宅1Bは、第2建物躯体4Bを敷地2Bの形状,方位に対応させて配置することで構築されたものである。なお、この第3実施の形態においては、住宅1Bの玄関側を背面側として説明する。
敷地2Bは、互いに平行で且つ所定間隔を空けて配置された左右側辺部21B,22Bと、左側辺部21Bの両端部でそれぞれ左側辺部21Bと直交して隣り合う正面側辺部23及び背面側辺部24と、左側辺部21Bより長さが短い右側辺部22Bの両端部と正面側辺部23及び背面側辺部24とをそれぞれ接続する斜辺部25,26とを備える。つまり、平面視して、北東から南西に延在する長方形状の敷地の東南側に、東南側端部が上底となる等脚台形状の敷地が連続して設けられた形状をなしている。
第1建物躯体3Bは敷地2Bに、左側、ここでは北西側の外壁3eが敷地2Bの左側の側辺部21Bに沿うように構築されており、一階部分31Bには、背面側、東南側の壁にカーポート315の出入口となる開口部31hが形成され、右側、つまり東南側の外壁3fに2つの開口部31k、31lが形成されている。
また、この第1建物躯体3Bは、一階部分31Bにカーポート315の他に、カーポート315に隣接して浴室316、洗面所317、トイレ318が設けられ、これら浴室316、洗面所317、トイレ318のそれぞれに隣接してウォークインクローゼット319が設けられ、このウォークインクローゼット319へは、該ウォークインクローゼット319に隣接して設けられた寝室320から出入り可能となっている。
さらに、この第1建物躯体3Bの2階部分35Bには、図5(b)に示すように、カーポート315の上部に設けられ、アウトダイニングとなるバルコニー324と、バルコニー324に隣接配置され2階背面外壁部3iにより仕切られる台所(オープンキッチン)321と、台所321と連通するダイニング(インナーダイニング)322、トイレ323とを備える。
この2階部分35Bの接続部5側の外壁3fに、バルコニー324の右側部分(右側の手摺壁部分)及び台所321とダイニング322との間の部分にそれぞれ、切欠部31m,開口部31nが形成されている。
この実施の形態の住宅1Bの第1建物躯体3Bは、カーポート315とともに浴室316、洗面所317、トイレ318,323及び台所321等の水廻系を備えた躯体となっている。
第2建物躯体4Bは、敷地2Bに、右側面(図中、右側、つまり北東側の外壁4fを敷地2Bの右側辺部22Bに沿わせて、且つ第1建物躯体3Bと所定間隔を空けて離間するように構築されている。つまり、変形した形状の敷地2Bにおいて第1建物躯体3Bが固定的に配置された領域を除く敷地2Bの領域の形状に合わせて構築されたものである。これにより、第2建物躯体4Bの左側、つまり北西側の外壁4gは、第1建物躯体3Bの北東側の外壁3fに対して平行となっており、第1建物躯体3Bと第2建物躯体4Bとが敷地2B内に並んで配置された状態となっている。
この第2建物躯体4Bの1階部分41Bには、図5(a)に示すように、背面側、つまり北東側から南西側に並べて2つの寝室420、420が設けられ、これら寝室420、420間は取り外し可能な間仕切り壁4hにより仕切られている。これら寝室420は、外壁4gに形成された開口部4j、4kを介して接続部5Bに出入り自在となっている。なお、開口部4j,4kにはそれぞれ開閉自在のドアが取り付けられている。
また、第2建物躯体4Bの2階部分45Bには、図5(b)に示すようにリビング422が設けられている。
外壁4gの2階部分には、リビング422の側方で、且つ第1建物躯体の切欠部31m,開口部31nにそれぞれ対向する位置に開口部4m,4nが形成されている。これら開口部4m,4nには、それぞれ他端部が切欠部31m,開口部31nが接続された外廊下部520、二階廊下部521の一端部が接続されている。
接続部5Bは、第1建物躯体3Bと第2建物躯体4Bとの間に形成される部分を正面側の外壁パネル、背面側の外壁パネル及び上面側の屋根パネル等とで囲みことで構成され、第1建物躯体3Bと第2建物躯体4Bとを接続する室内空間を備える。
接続部5Bは、一階部分50Bに、玄関ドァ510a、玄関土間510b及び玄関ホール510c等を備える玄関510と、2階部分55Bに接続され、該2階部分55Bへの往き来自在とする階段511と、玄関ホール510cと階段511とを接続する一階廊下513と、一階廊下513の南西側に隣接して配置されたウッドデッキ部515等とを備える。
玄関510は背面側に設けられ、住宅1Bの背面側から玄関ドア510aを介して出入り可能となっている。
玄関510の玄関ホール510cは、開口部4iを介して、第2建物躯体4B内と連通し、該第2建物躯体4B内の寝室420に往き来自在となっている。
一階廊下513は、住宅1Bの背面側から正面側、つまり北東側から南西側に延在し、階段511の登り口と、正面側端部で開口部31l,4kを介して第1建物躯体3Bと第2建物躯体4Bとに接続され、往き来自在となっている。
また、階段511は直階段であり、住宅1Aの背面側から正面側に向かって上がるように構成されている。階段511の上方は吹き抜けになっており、階段511の上端部は開口部31n,4nとに架け渡された二階廊下部521に接続されている。なお、接続部に設けられている階段511を、上下階を接続する昇降手段として、エレベータやエスカレータ(R)などとしてもよい。また、玄関ホール510及び一階廊下513の上方は図5(b)に示すように吹き抜け527になっている。
このように構成された住宅1Bの構築方法としては、まず、所定形状の第1建物躯体3Bと第2建物躯体4Bのプランを用意しておき、住宅1Bが構築されるべき敷地2Bにおいて第1建物躯体3Bを所定の位置、ここでは、敷地2の一側辺部21Bに沿うようにした、敷地2の北西側部分付近への配置位置を決定する。
ついで、第2建物躯体4Bを第1建物躯体3Bの配置位置と、敷地2Bの形状,方位とに対応させた位置、ここでは敷地2Bの東南側付近で且つ敷地2Bの他辺部22Bに沿った配置位置を決定する。
そして、第1建物躯体3B及び第2建物躯体4Bとの間の接続部5Bの配置位置を決定した後、前記第1建物躯体3B、第2建物躯体4Bを構築し、次いで、これら第1建物躯体3Bと第2建物躯体4Bとの間を、木質パネルなどで囲むことで接続部5Bを構築し、第1建物躯体3B及び第2建物躯体4Bとを接続する。
このように構築された住宅1によれば、第1建物躯体3Bの配置位置、敷地2Bの形状,方位に対応させて第2建物躯体4Bを構築しているため、敷地2Bの形状,方位に対応させて敷地を十分利用して好適に住宅1を構築することができる。
また、本実施の形態のように工業化住宅の場合、敷地毎に、該敷地の形状,方位に対応させた複数種の住宅プランを設計する必要がなく、また形状の異なる敷地毎に該敷地に対応した住宅のプランを用意しておく必要がない。
<第4の実施の形態>
図6に示す住宅1Cは、対向する辺どうしがそれぞれ平行でなく1組の隣り合う2つの辺部のみが直交した平面視変形四角形状をなす敷地2C内に構築されており、平面視略長方形状の第1建物躯体3Cと、第1建物躯体3Cと左右に並ぶように構築された平面視略長方形状の第2建物躯体4Cと、第1建物躯体3Cと第2建物躯体4Cとの間に設けられ、これら第1建物躯体3Cと第2建物躯体4Cと接続する接続部5Cとを備える。
敷地2Cは、東西南北に位置する4隅を備え、南西側の辺部と北西側の辺部21Cとが略直交して接合され北西側の辺部の北側の端部に、前記南西側の辺部り短い辺部(北東側の辺部)が東に向かって、南西側の辺部に対して離間するように傾斜して接続され、この北東側の辺部の東側端部と、前記南西側の辺部の南側端部とを東側の辺部22Cで接続することでなる。
この住宅1Cでは、敷地2Cの東南側の一側辺部(図6では右側の側辺部)22Cに長辺部(図6において第1建物躯体3Cの右側の外壁3k)を沿わせて、第1建物躯体3Cが構築され、第2建物躯体4Cは敷地2Cの形状,方位に対応させた位置、ここでは、一側辺部22Cと対向する他辺部(図6では左側の側辺部)22Cに長辺部(図6において第2建物躯体4Cの左側の外壁4p)を沿わせて構築されている。これら第1建物躯体3Cと第2建物躯体4Cは平面視ハ字状に配置された状態となっている。
第1建物躯体3Cの1階部分31Cには、図6(a)に示すように、略北側に寝室(メインベッドルーム)330が設けられ、寝室330の略西側(図6(a)では左側)に隣接してトイレ331、浴室332、洗面所333等の水廻設備を有する部屋が設けられている。
また、寝室330の略南側には、間仕切り壁334aで仕切られた第2寝室334が設けられ、第2寝室334の正面側には、外壁3lに仕切られたテラス335が設けられている。さらに、第2寝室334の西側に隣接してバーカウンター336aを備えたリビング336が設けられている。
この第1建物躯体3Cの2階部分35Cには、北東側の隅部に台所(オープンキッチン)338が設けられ、台所338に隣接してリビング339、ダイニング340が連通して設けられている。そしてリビング339の南側で隣接してインナーバルコニー341が設けられている。
第2建物躯体4Cの1階部分41には、図6(b)に示すように、カーポート430が設けられ、正面側、つまり南西側の外壁4qに形成された開口部41jがカーポート430の出入口となっている。このカーポート430は車を縦置きで2台駐車できるように構成されている。また、このカーポート430の背面側、つまり北東側には、第2建物躯体4Cの2階部分に接続され、該2階部分への往き来するための階段431が配設されている。
また、第2建物躯体4Cの2階部分には、階段431に接続された部屋(パーティルーム)432が設けられ、この部屋432の正面側には2階正面外壁4rにより仕切られたウッドデッキ部434が設けられている。なお、このウッドデッキ部434は、2階正面外壁4rに取り付けられた開閉自在の窓41kを介して部屋432に往き来可能となっている。また、このウッドデッキ部434は、接続部5Cの有する外廊下535と面一に形成されているとともに、外廊下535によりインナーバルコニー341に接続されている。
接続部5Cは、第1建物躯体3Cと第2建物躯体4Cとの間に形成される部分を正面側の外壁パネル、一階床パネル、2階床パネル、背面側の外壁パネル及び上面側の屋根パネル等で形成された屋内空間を備える。
接続部5Cは、一階部分50Cの正面側の外壁に沿って設けられ、玄関ドア531a、玄関土間531b及び玄関ホール531c等を備える玄関531と、2階部分に接続され、該2階部分への往き来自在とする階段532等とを備える。
なお、接続部5Cに設けられている階段532を、上下階を接続する昇降手段として、エレベータやエスカレータ(R)などとしてもよい。
玄関531は、平面視して正面側が底面部分となる台形状をなし、玄関ホール531cにより、第1建物躯体3C及び第2建物躯体4Cとを開口部を介して連通させ、これら第1建物躯体3C及び第2建物躯体4Cとを接続している。
また、階段532の上方は吹き抜けとなっている。
また、2階部分55には、接続部5Cの背面側の外壁に当接して配置されるとともに階段532に接続された2階廊下534を備え、この2階廊下534は左右で第2建物躯体4Cの部屋432と、第1建物躯体3Cのリビング339とを接続し、第1建物躯体3C及び第2建物躯体4Cを連通させた状態としている。
<第5の実施の形態>
図7及び図8に示す住宅1Dは、北側から南側に延在する2つの側辺部21D,22Dが南側に向かって開くように配置されるとともに、南側の側辺部23Dが円弧状をなす平面視略扇状の敷地2D内に構築されており、平面視略長方形状の第1建物躯体3Dと、第1建物躯体3Dと左右に並ぶように構築された平面視略長方形状の第2建物躯体4Dと、第1建物躯体3Dと第2建物躯体4Dとの間に設けられ、これら第1建物躯体3Dと第2建物躯体4Dと接続する接続部5Dとを備える。
この住宅1Dでは、敷地2Dの東南側の一側辺部(図7では右側の側辺部)22Dに長辺部(図6において第1建物躯体3Dの右側の外壁3m)を沿わせて、第1建物躯体3Dが構築され、第2建物躯体4Dは敷地2Dの形状,方位に対応させた位置、ここでは、一側辺部22Dと対向する他辺部(図6では左側の側辺部)21Dに長辺部(図6において第2建物躯体4Dの左側の外壁4s)を沿わせて構築されている。これら第1建物躯体3Dと第2建物躯体4Dは平面視ハ字状に配置された状態となっている。
第1建物躯体3Dの1階部分31Dには、図7に示すように、リビング351、ダイニング352及び台所(オープンキッチン)353が一体となった部屋が設けられている。
また、第1建物躯体3Dの2階部分35Dには、正面側、つまり南側の外壁に隣接して寝室(メインベッドルーム)355が設けられ、この寝室355の背面側つまり北側に向かって順に第2寝室356、小部屋357が設けられている。
また、第2寝室356の左側つまり西側には書斎358が隣接して設けられ、書斎358の背面側にはトイレ359が設けられている。
第2建物躯体4Dの1階部分41には、図7に示すように、カーポート440が設けられ、正面側、つまり正面側の外壁4tに形成された開口部41lがカーポート440の出入口となっている。このカーポート440は車を縦置きで2台駐車できるように構成されている。また、このカーポート440の背面側、つまり北側には、トイレ441が隣接して設けられ、トイレ441の背面側には浴室442及び洗面所443が左側つまり西側から順に並んで設けられている。つまり、この第2建物躯体4Dは一階部分にカーポート440とともに、トイレ441、浴室442及び洗面所443といった水廻設備を備えた水廻スペースを備える。
また、この第2建物躯体4Dは、2階部分に、図8に示すように、広縁444を有し、背面側の外壁に当接して設けられた和室445と、正面側の外壁に当接して設けられた茶室446と、飛び石447aを有し広縁444と茶室446間に設けられた庭447等が設けられている。
接続部5Dは、第1建物躯体3Dと第2建物躯体4Dとの間に形成される部分を正面側の外壁パネル、一階床パネル、2階床パネル、背面側の外壁パネル及び上面側の屋根パネル等で形成された屋内空間を備える。
接続部5Dは、一階部分50Dの正面側の外壁に設けられた玄関ドア541a、玄関土間541b等とを備える玄関541と、2階部分に接続され、該2階部分への往き来自在とする階段542と、階段542の降り口と玄関土間541bとを接続する1階ホール543等とを備える。なお、接続部5Dに設けられている階段542を、上下階を接続する昇降手段として、エレベータやエスカレータ(R)などとしてもよい。
玄関土間541bは、左側で当接する第2建物躯体4Dの外壁に形成された開口部41pを介してカーポート440と連通し往き来自在となっている。
1階ホール543は南北に延在するものであり、南北の端部で第1建物躯体3Dの一階部分に形成された開口部を介して第1建物躯体3D内の部屋と接続されている。また、1階ホール543の北側端部では左側で当接する第2建物躯体4Dの外壁に形成された開口部41m,41nを介して第2建物躯体4D内の水廻設備を備えたトイレ441、浴室442及び洗面所443に往き来自在となっている。なお、1階ホールの上方は吹き抜けとなっている。
階段542は折り返し階段であり、登り口は背面側に設けられ背面側から正面側に向かって昇降できるように構成されている。
2階部分55Dには、接続部5Dの背面側の外壁に当接して配置されるとともに階段542に接続された2階廊下545が設けられ、この2階廊下545は左右で第2建物躯体4Dの和室445と、第1建物躯体3Dの書斎358とを接続し、第1建物躯体3D及び第2建物躯体4Dを連通させた状態としている。
また、正面側の外壁に当接し、且つ玄関土間541bの上部にインナーバルコニー546が東西に延在するように設けられ、このインナーバルコニー546は第1建物躯体3Dの寝室355と第2建物躯体4Dの広縁444とを接続している。
<第6の実施の形態>
図9に示す住宅1Eは、略正方形状の敷地において西側の隅部が切り欠かれて形成された平面視五角形状の敷地2Eに構築されたものであり、敷地2E内に構築された平面視略長方形状の第1建物躯体3Eと、第1建物躯体3Eと前後で並ぶように所定間隔空けて構築された平面視略長方形状の第2建物躯体4Eと、第1建物躯体3Eと第2建物躯体4Eとの間に設けられ、これら第1建物躯体3Eと第2建物躯体4Eとを接続する接続部5Eとを備える。
そして、この住宅1Eは、第2建物躯体4Eを敷地2Eの形状,方位に対応させて配置することで構築されたものである。なお、この実施の形態においては、住宅1Eの玄関側を正面側、つまり、北西側として説明する。
敷地2Eは、北西から東南に延在する互いに平行で且つ離間して配置された左右の2つの側辺部21E,22Eと、北東から南西に延在する互いに平行で且つ離間して配置された正面側辺部23E及び背面側辺部24Eと、正面側辺部23Eの右側端部と右側辺部22Eの正面側端部とを結ぶ斜辺部25Eとを有する。
つまり、正面側辺部21Eは背面側辺部22Eより短く、右側辺部22Eは左側辺部21Eより短いものとなっている。
第1建物躯体3Eは敷地2Eの略中央で、背面側、つまり東南側の外壁3pが敷地2Eの背面側辺部24Eに沿うようにして北西側から東南側に延在するように構築されている。また、第1建物躯体3Eの右側には、隣接してウッドデッキ部361に囲まれたプール362が設けられ、ウッドデッキ部361は右側辺部22Eに沿って配置されている。なお、ウッドデッキ部434の第1建物躯体3Eに沿う部分の上方には、オーニング371が設けられている。
この第1建物躯体3Eの一階部分31Eには、正面壁に当接して第2寝室363が設けられ、この第2寝室363に隣接して背面側に寝室(メインベッドルーム)364が設けられている。また、この寝室364の背面側には洗面所365、トイレ366、サウナ室367、気泡風呂368等が設けられている。
また、この第1建物躯体3Eの二階部分35Eには、図9(b)に示すように、正面側の外壁に沿って屋外用リビング369が設けられ、屋外用リビング369の背面側には、背面側の外壁に沿った屋内用リビング370が設けられている。
第2建物躯体4Eは、敷地2Eに、左側、つまり北西側の外壁4uを敷地2Eの左側辺部21Eに沿わせて、且つ第1建物躯体3Eと所定間隔を空けて離間するように構築されている。つまり、第2建物躯体4Eは変形した形状の敷地2Eにおいて第1建物躯体3Eが固定的に配置された領域を除く敷地2Eの領域の形状、方位に合わせて構築されたものである。
これにより、第2建物躯体4Eの右側、つまり南西側の壁4vは、第1建物躯体3Eの北東側の外壁に対して平行となっており、第1建物躯体3Eと第2建物躯体4Eとが敷地2E内に左右に並んで配置された状態となっている。
この第2建物躯体4Eの1階部分41Eには、図9(a)に示すように、正面側つまり北西側の壁にカーポート461の出入口となる開口部41qが形成されている。
また、この第2建物躯体4Eは、一階部分41Eにカーポート461の背面側に該カーポート461に出入り可能な部屋462が設けられている。
さらに第2建物躯体4Eの2階部分には、図9(b)に示すように、屋外用ダイニング463と、屋内に設けられたダイニング464及びキッチン465とを備える。
接続部5Eは、第1建物躯体3Eと第2建物躯体4Eとの間に形成される部分を正面側の外壁パネル、背面側の外壁パネル及び上面側の屋根パネルとで囲むとともに、1階及び2階床パネルを配置することで形成されている。
接続部5Eは、一階部分50Eに、玄関ドア551a、玄関土間551b及び玄関ホール551c等を備える玄関551と、玄関ホール551c及び2階部分55Eとに接続され、玄関ホール551cから2階部分55Eへの往き来自在とする階段552と、背面側の壁に沿って設けられた小部屋553と、小部屋553と玄関ホール551cとを接続する一階廊下555等とを備える。
玄関ホール551cは、上方に吹き抜けが設けられているとともに、第1建物躯体3E内の第2寝室363と連通し、該第1建物躯体3E内に往き来自在となっている。
一階廊下555及び小部屋553の上方は吹き抜けになっており、小部屋553は寝室364と連通している。
また、階段552は、住宅1Eの正面側から背面側に向かって上がるように構成されている。さらに階段552の途中に設けられた踊り場552aから第2建物躯体4Eにおいてカーポート461とキッチン465との間に形成された図示しない収納空間に往き来可能となっている。また、階段552の上方は吹き抜けになっており、階段552の上端部は第1建物躯体3E及び第2建物躯体4Eとに往き来自在に接続された二階廊下部557に接続されている。
接続部5Eの2階部分には、図9(b)に示すように二階廊下部557の他に、屋外用ダイニング463と屋外用リビング369との間に架設され、これら屋外用ダイニング463と屋外用リビング369とを接続する外廊下部558が設けられている。
なお、上記各実施の形態に示す住宅1、1A〜1Eは、それぞれ、形状が矩形状ではない変形した形状の敷地に対応して構築されるものとして説明したが、これに限らず、平面視略正方形状の敷地に構築されてよいことは勿論である。
このような平面視略正方形状の敷地に対しても、該敷地に対応させ且つ有効利用して構築することができる。以下でその一例を示す。
<第7の実施の形態>
図10に示す住宅1Fは、略正方形状の敷地2Fに構築されたものであり、敷地2F内に構築された平直視略長方形状の第1建物躯体3Fと、第1建物躯体3Fと左側で並ぶように所定間隔空けて構築された平面視略長方形状の第2建物躯体4Fと、第1建物躯体3Fと第2建物躯体4Fとの間に設けられ、これら第1建物躯体3Fと第2建物躯体4Fとを接続する接続部5Fとを備える。
そして、この住宅1Fは、第2建物躯体4Fを敷地2Fの形状,方位に対応させて配置することで構築されたものである。なお、ここでは住宅1Fの正面側を南西側とする。
敷地2Fは、北東から南西に延在する互いに平行で且つ離間して配置された側辺部21F,22Fと、北西から東南に延在する互いに平行で且つ離間して配置された前後2つの側辺部23F,24Fとを備える。つまり、敷地2Fの四隅が東西南北の方位にそれぞれ位置するようになっている。
第1建物躯体3Fは、敷地2Fの東南側の側辺部22Fに、右側つまり東南側の外壁3qが沿うように北東側から東西側に延在するように構築されている。
この第1建物躯体3Fの一階部分31Fには、図10(a)に示すように、正面壁に当接してリビング381が設けられ、このリビング381の背面側に隣接して和室382、ダイニング384が並んで右左に並んで設けられている。また、ダイニング384はリビング381と連通した状態で配置され、このダイニング384の背面側には該ダイニング384と連通した台所(オープンキッチン)385が設けられている。台所385は第1建物躯体3Fの左奥隅の入り隅部に沿って配置され、左右で接続部5Fと和室382に行き来自在に接続されている。
また、第1建物躯体3Fの正面側には、正面側の外壁を挟み且つ背面側辺部でリビング381に隣接して、且つ左側端部で玄関ポーチに接続されたウッドデッキ部383が設けられている。なお、このウッドデッキ部383の上方には、オーニング390が設けられている。
そして、第1建物躯体3Fの2階部分35Fには、図10(b)に示すように、正面側の外壁に当接する寝室386が設けられている。寝室386の左側で当接する側壁には開口部が形成され、この開口部が他の2階廊下577に接続されている。この他の2階廊下577は、第2建物躯体4FのSOHO466に接続されているものであり、寝室386は、他の2階廊下577を介してSOHO186に行き来自在となっている。
寝室386の背面側には、右奥側の隅部に沿って配置され且つ仕切壁389aで2つに仕切られた第2寝室389と、第2寝室389の左側つまり北西側に隣接して配置されたリビング(ファミリールーム)387とが設けられている。また左奥の隅部にはトイレが設けられている。リビング387は左側で接続された2階廊下576を介して第2建物躯体4Fから行き来自在となっている。
第2建物躯体4Fは、敷地2Fに、左側、つまり北西側の外壁4wを敷地2Fの左側辺部21Fに沿わせて、且つ第1建物躯体3Fと所定間隔を空けて離間するように構築されている。つまり、第2建物躯体4Fは略正方形状の敷地2Fにおいて第1建物躯体3Fが固定的に配置された領域を除く敷地2Fの領域の形状、方位等に合わせて構築されたものである。
この第2建物躯体4Fの1階部分41Fには、図10(a)に示すように、正面側つまり北西側の壁にカーポート481の出入口となる開口部41oが形成されている。
また、この第2建物躯体4Fは、カーポート481の背面側に収納室482とトイレ483とが配置され、さらに2階部分には、図10(b)に示すように、屋外用ダイニング485、屋内に設けられたSOHO486、浴室487等が設けられている。さらに、この第2建物躯体4Fには、1階部分と2階部分との間に収納室(蔵)484が設けられている。
接続部5Fは、第1建物躯体3Fと第2建物躯体4Fとの間に形成される部分を正面側の外壁パネル、背面側の外壁パネル及び上面側の屋根パネルとで囲むとともに、1階及び2階床パネルを配置することで形成されている。
接続部5Fは、一階部分に、玄関ドア571a、玄関土間571b及び玄関ホール571c等を備える玄関571と、玄関ホール571c及び2階部分55Fに接続され、玄関ホール571cから2階部分55Fへの往き来自在とする階段572と、背面側の壁に沿い且つ階段572の下に設けられた小部屋574と、小部屋574と玄関ホール571cとを接続する一階廊下573等とを備える。
玄関土間571bの上方は吹き抜け575が形成され、玄関ホール551cは、1階廊下573とともに上方に吹き抜けが設けられ、第1建物躯体3F内のリビング381に接続され、該第1建物躯体3F内に往き来自在となっている。
また、階段572は、住宅1Fの正面側から背面側に向かって上がるように構成され、上方は吹き抜けになっており、階段572の上端部は第1建物躯体3F及び第2建物躯体4Fとに往き来自在に接続された二階廊下576に接続されている。
このように第4〜第7の各実施の形態で説明した住宅の構築方法も上述した第1〜3の実施の形態のものと同様に、まず、所定形状の第1建物躯体と第2建物躯体のプランを用意しておき、住宅が構築されるべき敷地において第1建物躯体の所定の配置位置を決定する。ついで、第2建物躯体を第1建物躯体の配置位置と、敷地の形状、方位とに対応させた位置、ここでは、敷地の他辺部に沿った配置位置を決定する。
そして、第1建物躯体及び第2建物躯体との間の接続部の配置位置を決定した後、前記第1建物躯体、第2建物躯体を構築し、次いで、これら第1建物躯体と第2建物躯体との間を、木質パネルなどで囲むことで接続部を構築し、第1建物躯体及び第2建物躯体とを接続する。
このように第4〜7実施の形態の住宅では、敷地の形状,方位に対応させて第2建物躯体が配置しているため、敷地の形状,方位に対応させ、敷地面積を十分活用した住宅を構築することができる。
また、予め住宅のプランを用意しておく場合でも、敷地の形状毎に対応させた住宅全体のプランを用意する必要がなく、第2建物躯体を敷地の形状,方位に対応させて配置するだけで、所定の敷地を十分活用して住宅を構築することができる。また、第4〜7の実施形態において接続部に設けられている階段を、それぞれ上下階を接続する昇降手段として、エレベータやエスカレータ(R)などとしてもよい。
なお、上記かく実施の形態では、敷地に構築される住宅は第1建物躯体と第2建物躯体及び接続部とを備えるものとして説明したが、この構成が含まれるものであれば、どのように構成されていてもよい。
例えば、図11に示すように、矩形状でない変形した形状の敷地2Gに構築された平面視略長方形状の第1建物躯体3Gと、敷地2Gの形状,方位に対応して構築された第2建物躯体4Gと、これら第1建物躯体3Gと第2建物躯体4Gとの間に設けられ、第1建物躯体3Gと第2建物躯体4Gとを接続する接続部5Gの他に、第1建物躯体3Gに接続された第3建物躯体6を構築してもよい。
図11では、北東側から南西側に延在する略長方形状の敷地の西側の角部を取り、かつ東側の角部分を東南側に突出させた形状の敷地2Gに、第1〜第3建物躯体3G,4G、6とで平面視コ字状に配置されたものとなっており、これら第1〜第3建物躯体3G,4G、6の内側に中庭7が形成されるようになっている。なお、図11に示す住宅1Gにおいて、第1建物躯体3Gでは一階部分に、リビング392兼ダイニング393が設けられ、2階部分には、リビング392の上部に寝室396が設けられ、ダイニング393の上部には吹き抜け395が設けられている。また、寝室396及び吹き抜け395の東南側には寝室396に接続された2階廊下397が東南から北西に延在するように設けられている。
また、第2建物躯体4Gは一階部分にカーポート492、玄関495、トイレ493、台所494等が設けられ、2階部分には、2つの寝室498,499が設けられている。さらに接続部5Gは、第1建物躯体3Gのダイニング393と第2建物躯体4Gの台所494とを接続する勝手口ホール590と、ダイニング393と玄関495とを接続する1階廊下593と、勝手口ホール590に登り口が接続された階段591、2階部分に設けられ、階段591の上端部と2階廊下397とを接続する2階ホール594等とを備える。2階ホール594は寝室498,499に隣接配置され、この2階ホール594から寝室498,499に行き来自在となっている。さらに第3建物躯体6は一階部分に設けられた居住空間61と、2階部分に設けられた水廻設備を備えた部屋(トイレ62、洗面所63,気泡風呂64を備えた浴室)等を備えている。
なお、以上の実施の形態例においては、各住宅が構築される敷地の形状を四角形状、五角形状、六角形状などのものとしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、どのような形状、例えば三角形状の敷地としてもよい。
また、住宅を構成する第1建物躯体、第2建物躯体、接続部等の間取りは、接続部が第1建物躯体及び第2建物躯体とを接続するものであれば、任意に構成されていてもよく、その他、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論である。
発明の効果
【発明の効果】
以上のように、本願発明の建物によれば、第1建物躯体と、第2建物躯体と接続部とを備え、第2建物躯体を敷地の形状,方位に対応させることで、前記敷地に構築されるので、敷地の形状,方位に合わせて敷地を最大限利用して、どのような形状の敷地,方位にも対応して容易に構築できる。また、工業化住宅の場合、敷地毎に、該敷地の形状,方位に対応させた複数種の住宅プランを設計する必要がない。
また、前記第1建物躯体は、寝室、リビング、ダイニング等のうち少なくとも一つの居住スペースを備えるので、構築される敷地の形状が独特なものであっても居住スペースを第1建物躯体で確実に確保した住宅となる。
更に、前記第2建物躯体は、台所、洗面所、トイレ、浴室等のうち少なくとも一つの水廻スペースを備えているので、第1建物躯体や接続部に水廻スペースを設ける必要を無くすことができる。また、第2建物躯体に、台所、洗面所、トイレ、浴室等の居住するために必要な水廻スペースを全て設けた構成とすれば、第1建物躯体や接続部において水廻スペースを設けるための配管作業を行う必要がなく、第2建物躯体においてのみその作業を行いその作業を容易にすることができる。
本発明を適用した一例としての第1の実施の形態の住宅を正面側から見た図である。 同住宅の1階部分の間取りを示す1階平面図である。 同住宅の2階部分の間取りを示す1階平面図である。 本発明を適用した第2の実施の形態の住宅を示す図であり、(a)は1階部分の平面図、(b)は2階部分の平面図である。 本発明を適用した第3の実施の形態の住宅を示す図であり、(a)は1階部分の平面図、(b)は2階部分の平面図である。 本発明を適用した第4の実施の形態の住宅を示す図であり、(a)は1階部分の平面図、(b)は2階部分の平面図である。 本発明を適用した第5の実施の形態の住宅を示す図であり、1階部分の平面図である。 本発明を適用した第5の実施の形態の住宅を示す図であり、2階部分の平面図である。 本発明を適用した第6の実施の形態の住宅を示す図であり、(a)は1階部分の平面図、(b)は2階部分の平面図である。 本発明を適用した第7の実施の形態の住宅を示す図であり、(a)は1階部分の平面図、(b)は2階部分の平面図である。 本発明を適用した変形例としての住宅を示す図であり、(a)は1階部分の平面図、(b)は2階部分の平面図である。
1、1A,1B,1C,1D,1E,1F,1G 住宅(建物)
2,2A,2B,2C,2D,2E,2F,2G 敷地
3,3A,3B,3C,3D,3E,3F,3G 第1建物躯体
4,4A,4B,4C,4D,4E,4F,4G 第2建物躯体
5,5A,5B,5C,5D,5E,5F,5G 接続部

Claims (1)

  1. それぞれの四面に外壁を有する第1建物躯体及び第2建物躯体と、前記第1建物躯体及 び第2建物躯体の間に設けられ、これら第1建物躯体及び第2建物躯体を接続して該第1 建物躯体及び第2建物躯体間を往き来自在にする接続部を備え、前記第1建物躯体は平面 視矩形状に形成されるとともに、寝室、リビング、ダイニング等の居住スペースのうち少 なくとも一つを備え、前記第2建物躯体は、平面視において短辺が、前記第1建物躯体の 短辺より短く、かつ長辺が前記第1建物躯体の長辺と対向して配置される平面視矩形状に 形成されるとともに、台所、洗面所、浴室等の水廻スペースのうち少なくとも一つを備え 、前記第1及び第2建物躯体は、敷地の形状,方位に対応して配置され、前記敷地は平面 視において平行でない離間した二つの側辺部を有し、当該側辺部の長手方向の一端部側か ら他端部側に向かって狭窄した略台形状となっており、前記第1建物躯体は前記敷地の一 方の側辺部に沿って当該側辺部と長辺を平行にして配置され、前記第2建物躯体は前記敷 地の他方の側辺部に沿って当該側辺部と長辺を平行にして配置され、前記第1建物躯体と 前記第2建物躯体とが正面側に向かって開くように配置され、更に前記接続部は、前記第 1建物躯体と前記第2建物躯体との間に形成される部分を正面側の外壁パネル、背面側の 外壁パネル及び上面側の屋根パネルとで囲むように覆うことで形成され、前記第1、第2 建物躯体の少なくとも1階部分と接続されていることを特徴とする建物。
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