JP5316976B2 - 電流推定回路 - Google Patents

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Description

この発明は、スイッチ素子のオン、オフに伴うインダクタのエネルギー蓄積、放出作用を利用して交流または直流の入力電源の電圧を所望の直流出力電圧に変換するスイッチング電源装置において、前記インダクタに流れる電流を推定する電流推定回路に関するものである。
スイッチング電源装置には、インダクタに流れる電流を検出して入力電流や出力電流を制御するものがある。特許文献1に示すような、交流入力電流を正弦波状に制御して交流電源に流出する高調波電流を抑制する力率改善回路などがその一例として知られている。
図10は、特許文献1に示された力率改善回路と同様の構成をもつ力率改善回路の従来例を示す回路図である。昇圧チョッパ型の力率改善回路であるこの従来例では、交流電源1の出力が全波整流器3によって整流され、この整流器3の出力電圧がインダクタ4を介してMOSFET5に印加される。インダクタ4は、MOSFET5のオン、オフに伴ってエネルギーを蓄積、放出し、その放出エネルギーをダイオード6を介して平滑キャパシタ7に供給する。このとき、電流検出抵抗10の両端には、インダクタ4に流れる電流(インダクタ電流)に対応した電圧が発生する。
つぎに、力率が改善されるようにMOSFET5をオンオフ制御する制御回路100について説明する。上記平滑キャパシタ7の端子電圧、つまり、出力端子2a、2bから出力される直流出力電圧は、抵抗103、104からなる分圧回路によって分圧される。そこで、電圧誤差増幅器105は、基準電圧106に対する上記分圧された電圧の誤差を検出し、その誤差を示す誤差信号を出力する。
一方、正電圧である整流器3の出力電圧は、抵抗101、102からなる分圧回路によって分圧される。乗算器107は、この分圧された電圧に上記誤差信号を乗じる演算を実行し、その演算結果を電流指令として出力する。電流誤差増幅器108は、この電流指令に対する上記インダクタ電流の誤差を検出し、その誤差を示す誤差信号を出力する。そこで、PWMコンパレータ110は、この誤差信号とキャリア信号109とを比較し、この誤差信号の大きさに対応するデューティ比のゲート制御信号を出力する。
上記ゲート制御信号は、ゲートドライバ111を介してMOSFET5のゲートに入力される。したがって、MOSFET5は、インダクタ電流が上記電流指令に一致するようにそのオンオフタイミングが制御され、その結果、直流出力電圧が基準電圧106で規定される電圧になるように制御されるとともに、インダクタ電流の平均値が正弦波状に制御されることになる。なお、電圧誤差増幅器105および電流誤差増幅器108には位相補償要素がそれぞれ設けられているが、図10ではこれらが省略されている。また、電流検出抵抗10と電流誤差増幅器108の反転入力端子の間には、電流誤差増幅器108の反転入力端子に入力される信号の極性と大きさを調整するための反転増幅回路が設けられるが、これも省略されている。
上述のような制御は平均電流制御と呼ばれ、スイッチングサイクル毎にインダクタ電流が零となる期間が存在する断続モードや、スイッチングサイクル毎にインダクタ電流が零にならない連続モードが混在している場合でも交流入力電流の歪みが小さいというメリットがある。
ところで、上記のようにインダクタ電流を電流検出抵抗10で検出した場合、大容量のスイッチング電源装置になるほどこの電流検出抵抗10の電力損失が大きくなって、変換効率が低下するという不都合を生じる。この対策として、電流検出抵抗10の代わりにホール素子を内蔵したDCCT(DCカレント・トランス)などを用いて電力損失を低減することが考えられるが、DCCTは比較的高価なため、これを用いた場合、装置のコストアップを招く。
図11は、電流検出手段として比較的安価なACCT(ACカレント・トランス)8、8aを使用した従来例を示す。この従来例では、ACCT8によってMOSFET5に流れる電流が検出されるとともに、ACCT8aによってダイオード6に流れる電流が検出され、それらの電流が電流検出回路300aにおいて合成される。したがって、電流検出回路300aからはインダクタ4に流れる電流に対応する信号が出力される。
図12に電流検出回路300aの構成例を示す。この電流検出回路300aは、ACCT8の二次巻線間に設けたツェナーダイオード301a、302aからなる電圧リミッタと、ACCT8aの二次巻線間に設けたツェナーダイオード305a、306aからなる電圧リミッタと、ACCT8、8aの出力信号をそれぞれ整流するダイオード303a、307aと、これらのダイオード303a、307aのカソード接続点(信号合成点)と接地点との間に接続された抵抗304aとを備え、上記信号合成点からインダクタ4に流れる電流に対応した信号電圧が出力される。
一方、特許文献2には、ACCTとキャパシタの充放電を使ってDC/DCコンバータのインダクタ電流を推定する技術が記載されている。
特開2007−209130号公報(図5) 特開2003−348830号公報
図11に示す従来例は、電流検出に伴う電力損失は低減できるものの、2つのACCT8、8aを使用するので、部品点数の増加、部品実装スペースの増大等の不都合を生じる。さらに、この従来回路では、ACCT8、8aの一次側巻線のインダクタンスおよび該ACCT8、8a相互を接続する配線のインダクタンスの影響で、MOSFET5がターンオフする際に発生するサージ電圧が増大するため、MOSFET5のスイッチング損失が増加して、結果的に変換効率を向上するという目的を達成することができなくなるおそれがある。
一方、特許文献2に記載の技術は、インダクタのインダクタンス値が一定であることを前提とするものである。すなわち、そのような前提下でオフ期間のインダクタ電流を比較的高精度に演算することができるものである。
しかしながら、インダクタの種類によっては、電流が増加するほどインダクタンス値が低下するものが存在する。例えば、芯材としてダストコアを用いたものなどは、電流の増加に伴ってインダクタンス値が低下する傾向を示す。
また、インダクタのインダクタンス値は、該インダクタを流れる電流の変化幅が同じであっても、つまり、該電流の(最大値−最小値)が同じであっても、直流重畳分(DC成分)によって変化し、一般的には、この直流重畳分が大きいほどインダクタンス値が低くなる。
特許文献2に記載の技術では、このようなインダクタンス値の変化に対応できないので、インダクタに流れる電流を安定に推定することが困難である。
この発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、コストダウン、小形化およびスイッチング損失の抑制を図れ、かつ、インダクタのインダクタンス値の変化によらず、該インダクタに流れる電流を高精度に推定することが可能な電流推定回路を提供することを目的としている。
本発明は、スイッチ素子のオン、オフに伴うインダクタのエネルギー蓄積、放出作用を利用して交流または直流の入力電圧を直流出力電圧に変換するスイッチング電源装置において、前記インダクタに流れる電流を推定する電流推定回路であって、上記目的を達成するために、前記スイッチ素子に流れる電流を検出して対応する信号電圧を出力する電流検出手段と、前記電流検出手段からの信号電圧によって充電されるキャパシタと、前記キャパシタの端子電圧の増加率を算出する手段と、前記入力電圧の瞬時値の絶対値および前記直流出力電圧の瞬時値を検出する瞬時値検出手段と、前記キャパシタの端子電圧の増加率、前記入力電圧の瞬時値の絶対値および前記直流出力電圧の瞬時値に基づいて、前記スイッチ素子のオフ期間における前記キャパシタの端子電圧の減少率を算出する手段と、前記スイッチ素子のオフ期間において、前記キャパシタの端子電圧が前記減少率に従って減少するように前記キャパシタを放電させる放電手段と、を備える。この構成によれば、前記インダクタに流れる電流を前記キャパシタの端子電圧から推定することができる。
前記電流検出手段は、カレント・トランスを備えることができる。そして、このカレント・トランスとしては、例えば、ACカレント・トランスが用いられる。
前記電流検出手段と前記キャパシタとの間に、該キャパシタからの放電電流を阻止する放電阻止回路を設けてもよい。この放電阻止回路は、前記放電電流を阻止するダイオードを備えることができる。また、前記放電阻止回路は、前記スイッチ素子がオンおよびオフになるタイミングでオンおよびオフされるスイッチ回路を備えてもよい。
前記キャパシタの端子電圧の増加率を算出する手段として、例えば微分回路が使用される。この微分回路には、前記キャパシタを微分演算要素として使用した構成を持たせることができる。この微分回路は、前記キャパシタの一端が反転入力端子に接続された演算増幅器を有し、該演算増幅器の非反転入力端子には基準電位が入力され、前記演算増幅器の反転入力端子と出力端子の間に抵抗が接続されている構成とすることができる。
前記電流検出手段からの信号電圧と前記キャパシタの端子電圧のいずれか高いほうの電圧を、前記インダクタに流れる電流を推定する電圧として選択する電圧選択手段を更に備えることができる。また、前記電圧選択手段は、電流検出手段からの信号電圧が零のときに相当する基準電圧と、前記キャパシタの端子電圧のいずれか高い方の電圧を前記インダクタに流れる電流を推定する電圧として選択することもできる。
前記電流検出手段からの信号電圧が零のときに相当する基準電圧と、前記キャパシタの端子電圧のいずれか高い方の電圧を前記インダクタに流れる電流を推定する電圧として選択する電圧選択手段を更に備えることができる。
前記キャパシタの端子電圧の増加率を+di/dt、前記入力電圧の瞬時値の絶対値をvin,前記直流出力電圧の瞬時値をvoとすると、(+di/dt)・(vo−vin)/vinを計算することにより前記キャパシタの端子電圧の減少率を算出するようにしてもよい。
この発明によれば、スイッチ素子に流れる電流を用いて該スイッチ素子のオフ期間におけるインダクタ電流を推定できるため、このオフ期間におけるインダクタ電流を検出する電流検出手段が不要である。したがって、コストダウンと小形化を図ることができるとともに、電流検出手段に関係する配線のインダクタンスを低減して、この配線インダクタンスに起因したスイッチング損失を抑制することができる。
さらに、この発明によれば、インダクタのインダクタンス値の変化によってスイッチ素子に流れる電流の増加率が変化した場合に、その変化した増加率に見合った減少率でキャパシタが放電されることになるので、上記インダクタンス値が変化してもインダクタに流れる電流を精度良く推定することが可能である。
この発明に係る電流推定回路が適用されるスイッチング電源装置の構成例を示す回路図である。 電流検出回路の具体例を示す回路図である。 電流推定回路の具体例を示す回路図である。 (A)は連続モードにおける図3の電流推定回路の動作を説明するための波形図を示し、(B)は断続モードにおける同回路の動作を説明するための波形図を示す。 電流推定回路の他の構成例を示す回路図である。 微分回路の他の構成例を示す回路図である。 放電阻止回路の他の構成例を示す回路図である。 電流推定回路の別の構成例を示す回路図である。 (A)は連続モードにおける図8の電流推定回路の動作を説明するための波形図を示し、(B)は断続モードにおける同回路の動作を説明するための波形図を示す。 第1の従来例を示す回路図である。 第2の従来例を示す回路図である。 図11の従来例における電流検出回路の具体例を示す回路図である。
図1は、この発明に係る電流推定回路が適用されるスイッチング電源装置の構成例として示した昇圧チョッパ型の力率改善回路の回路図である。なお、図1では、図11に示す要素と同一もしく共通する要素に同一の番号を付してある。以下においては、上記同一もしく共通する要素についての説明を省略する。
図11に示す従来例では、ダイオード6に流れる電流、つまり、MOSFET5のオフ期間においてインダクタ4に流れる電流をACカレント・トランスであるACCT8aによって検出している。しかし、この発明の実施形態では、制御回路100に追加した図1に示す電流推定回路200によって上記オフ期間でのインダクタを推定するようにしているので、ACCT8aが削除されている。
まず、図2を参照して、ACCT8に接続された電流検出回路300の具体例について説明する。この電流検出回路300は、ACCT8の二次巻線間に直列接続されたツェナーダイオード301、302からなる電圧リミッタと、ACCT8の出力信号を整流するダイオード303と、このダイオード303のカソードと接地点間に接続された抵抗304とを備える。この電流検出回路300からは、MOSFET5のオン期間においてインダクタ4に流れる電流に対応した信号が出力される。なお、上記電圧リミッタは、ACCT8の鉄心を励磁する励磁電流をMOSFET5のオフ期間においてほぼ零にするために設けられている。
次に、図3を参照して、電流推定回路200の具体例について説明する。この電流推定回路200は、オペアンプ(演算増幅器)401およびダイオード402を備える放電阻止回路400と、この放電阻止回路400の出力端子と接地点間に接続されたキャパシタ201と、このキャパシタ201の端子電圧を微分する微分回路500と、この微分回路500の出力信号値を保持するサンプル・ホールド回路202と、微分回路500に接続されたサンプル・ホールド回路202と、このサンプル・ホールド回路202の出力に除算器206の出力を乗じる乗算器203と、この乗算器203の出力で制御される電圧制御電流源204と、を備えている。ここで、放電阻止回路400はボルテージフォロアとして機能して入力と等しい電圧を出力するとともに、キャパシタ201の電荷が放電阻止回路400および電流検出回路300側に放電されることを、すなわちキャパシタ201の電荷がオペアンプ401の出力端子を介して放電されるのをダイオード402により阻止する機能を果たすものである。
ここで、入力電圧の瞬時値の絶対値(図1の実施形態では整流器3の出力電圧)をvin、端子2a、2bから出力される直流出力電圧の瞬時値をvo、インダクタ4のインダクタンス値をL、MOSFET5がオンしている期間にインダクタ4に流れる電流の電流増加率を(+di/dt)とすると、この電流増加率は下記(1)式のように表される。
+di/dt=vin/L (1)
また、MOSFET5がオフしている期間にインダクタ4に流れる電流の減少率を(−di/dt)とすると、この電流減少率は下記(2)式のように表される。
−di/dt=(vo−vin)/L (2)
(1)、(2)式からLを消去すると下記(3)式が得られる。
−di/dt={(vo−vin)/vin}×(+di/dt) (3)
この(3)式から明らかなように、上記電流減少率(−di/dt)は、上記電流増加率(+di/dt)に比例係数(vo−vin)/vinを乗じることによって求めることができる。
一方、図1に示す抵抗101と抵抗102からなる分圧回路からは、上記入力電圧の瞬時値vinに対応する電圧値vin’を有した分圧電圧が出力され、また、図1に示す抵抗103と抵抗104からなる分圧回路からは、上記直流出力電圧の瞬時値voに対応する電圧値vo’を有した分圧電圧が出力される。
この実施形態では、上記両分圧回路の分圧比が等しくなるように抵抗101〜104の値を設定してある。したがって、(3)式の比例係数(vo−vin)と上記各分圧回路の出力電圧値vin’、vo’とには下記(4)式の関係が成立することになる。
(vo−vin)/vin=(vo’−vin’)/vin’ (4)
ところで、図3に示す放電阻止回路400には、図1に示す電流検出回路300の出力電圧visが入力される。したがって、MOSFET5がオンしている期間では、図3のキャパシタ201が上記電流検出回路300の出力電圧visの波形と同形の波形をもつ電圧によって充電される。このとき、キャパシタ201の端子電圧のピーク値は、MOSFET5がオフする際にインダクタ4に流れる電流の初期値に相当することになる。
微分回路500は、上記キャパシタ201の端子電圧値vsを微分して、MOSFET5がオンしている期間にインダクタ4に流れる電流の電流増加率(+di/dt)を示す信号を出力する。サンプル・ホールド回路202は、MOSFET5がオンしている期間を規定する図1に示すPWMコンパレータ110の出力信号vpwmに基づいて、上記電流増加率(+di/dt)の値を読み込み、MOSFET5がオフしている期間はその値を保持する。
一方、減算器205では、上記瞬時値vinに対応する電圧値vin’を上記瞬時値voに対応する電圧値vo’から減じる演算(vo’−vin’)が実行され、また、除算器206では、上記減算結果(vo’−vin’)を電圧値vin’で除する演算(vo’−vin’)/vin’が実行される。(4)式から明らかなように、除算器206での演算によって比例係数(vo−vin)/vinが求められることになる。
乗算器203では、サンプル・ホールド回路202に保持された上記電流増加率(+di/dt)の値に比例係数(vo−vin)/vinを乗じる(3)式の演算が実行され、これによって、MOSFET5がオフしている期間にインダクタ4に流れる電流の減少率(−di/dt)が求められる。
電圧制御電流源204は、MOSFET5のオフ期間に上記減少率(−di/dt)に従ってキャパシタ201を放電させる。これにより、キャパシタ201の端子電圧値vsの減少率は、MOSFET5のオフ期間にインダクタ4に流れる電流の減少率と一致することになる。
つまり、キャパシタ201の端子電圧値vsは、MOSFET5のオン期間に上記電流増加率(+di/dt)に従った増加率で増加し、MOSFET5のオフ期間に上記電流減少率(−di/dt)に従った減少率で減少することになる。
このように、この実施形態によれば、キャパシタ201の端子電圧値vsがインダクタ4に流れる電流に対応するので、図11に示すACCT8aを使用していないにもかかわらず、MOSFET5のオフ期間にインダクタ4に流れる電流をキャパシタ201の端子電圧値vsから推定することが可能である。
図4(A)は、連続モード(スイッチングサイクル毎にインダクタ電流が零になることはないモード)における電流推定回路200の動作を説明するための波形図を示し、図4(B)は、断続モード(スイッチングサイクル毎にインダクタ電流が零になるモード)における同回路200の動作を説明するための波形図を示す。
これらの図において、(a)はMOSFET5のオン期間およびオフ期間を規定するPWMコンパレータ110(図1参照)の出力信号vpwmの波形を、(b)はMOSFET5のオン期間におけるキャパシタ201の端子電圧の波形(実線参照)およびMOSFET5のオフ期間におけるキャパシタ201の端子電圧の波形(点線参照)を、(c)はインダクタ4に流れる電流の波形をそれぞれ例示している。
この図4から明らかなように、キャパシタ201の端子電圧vsは、インダクタ電流iLと同様の形態で増加、減少するので、インダクタ電流iLに対応することになる。そこで、この実施形態では、電流推定回路200から出力されるキャパシタ201の端子電圧vsの値からインダクタ電流iLの値を推定するようにしている。なお、インダクタ電流iLに対応するキャパシタ201の端子電圧vsは、図1に示すように前記誤差増幅器18に入力される。
図5は、電流推定回路200の別の構成例を示す。この電流推定回路200では、例示した構成の微分回路500aを使用することによって図3に示すキャパシタ201を削除している。
微分回路500aは、入力キャパシタ501、帰還抵抗502およびオペアンプ503を備える周知の構成を有し、入力キャパシタ501が上記キャパシタ201の代用手段としても活用される。入力キャパシタ501の一端はオペアンプ(演算増幅器)503の反転入力端子に接続され、オペアンプ503の非反転入力端子には基準電位である接地電位が入力され、帰還抵抗502はオペアンプ503の反転入力端子と出力端子の間に接続されている。
ここで、図1に示す電流検出回路300の出力電圧visが上昇中であるとすると、キャパシタ501は放電阻止回路400を介して端子電圧がvis(=vs)となるように充電される。このとき、キャパシタ501の充電電流iは、放電阻止回路400→キャパシタ501→抵抗502→オペアンプ503の出力端子という経路で流れる。そして、キャパシタ501の静電容量をC501とすると、(1/C501)∫idt=vsという関係が成立するので、キャパシタ501の充電電流iは電圧vis(=vs)の微分値に相当することになる。
一方、オペアンプ503の反転入力端子は、イマジナリショートにより接地電位(0ボルト)におかれるので、帰還抵抗502の抵抗値をR502とすると、オペアンプ503の出力電圧−i・R502も電圧vis(=vs)の微分値に比例した値となる。
微分回路500aは上記のように動作する。そして、上記のように、オペアンプ503の反転端子はイマジナリショートにより接地電位となる。それゆえ、この電流推定回路200よれば、微分回路500aの構成要素であるキャパシタ501の充放電動作が前記キャパシタ201のそれと同様となるので、キャパシタ501がキャパシタ201の機能をも合わせ持つことになるので、キャパシタの使用個数を削減することが可能になる。
上記微分回路500aに代えて、図6に示すような構成を持つ微分回路を適用しても良い。この微分回路500aは、図5に示す微分回路のキャパシタ501に入力抵抗504を直列接続するとともに、同回路の帰還抵抗502に帰還キャパシタ505を並列接続した周知の構成を有している。
なお、図3に示す電流推定回路200に設けられている微分回路500も、図5、図6に例示したような構成を持たせることができる。
ところで、図3、図5に示す放電阻止回路400では、キャパシタ201、501の容量値が小さい場合、ダイオード402の接合容量や逆回復特性の影響でMOSFET5(図1参照)のオンオフのタイミングでキャパシタ201、501が充電もしくは放電されることがあり、その場合、電流推定回路200の出力電圧vsとインダクタ4に流れる電流とが正確に対応しなくなる。
図7に示す放電阻止回路400は、以上のような不都合を回避するため、オペアンプを用いたボルテージフォロア回路401aと、このボルテージフォロア回路401aの出力端子に接続したスイッチ回路402aとによって構成されている。
この放電阻止回路400では、PWMコンパレータ110(図1参照)の出力信号vpwmを用いてスイッチ回路402aが制御されるので、つまり、MOSFET5がオンになるタイミングでスイッチ回路402aがオンされ、MOSFET5がオフになるタイミングでスイッチ回路402aがオフされるので、ダイオード402の接合容量や逆回復特性の影響でキャパシタ201が充電もしくは放電されるという上記の不都合が回避される。
なお、スイッチ回路402aには、その寄生容量がキャパシタ201やキャパシタ501の容量よりも小さく、さらには、そのオンオフ動作に伴うキャパシタ201やキャパシタ501の電荷変化が小さい回路構成のものを選ぶことが望ましい。
ところで、図1に示した制御回路100では、通常、制御電源として正負の電源が使用されるが、電源構成の簡素化を図るために、制御電源として単電源を使用することも可能である。制御電源として単電源を使用する場合には、制御の基準電位をバイアスされた電圧とするのが一般的である。
図8に上記単電源を使用する制御回路に組み込まれる電流推定回路200の構成例を示す。この電流推定回路200の放電阻止回路400bは、オペアンプ401bと、このオペアンプ401bの出力端子に直列接続されたスイッチ回路402bと、オペアンプ401bの非反転入力端子にそれぞれの一端が接続された分圧抵抗403b、404bと、オペアンプ401bの反転入力端子に一端が接続された抵抗405bと、オペアンプ401bの反転入力端と出力端子との間に接続した抵抗406bとを備えている。
上記放電阻止回路400bには、抵抗405bを介してバイアス電圧Vbias1が印加されるとともに、分圧抵抗403bを介してバイアス電圧Vbias2(バイアス電圧Vbias1よりも大きな任意の値に設定される)が印加されている。なお、前記電圧visは、分圧抵抗404bを介して入力される。
一方、この電流推定回路200の微分回路500bは、図5に示す微分回路500aと同等の構成を有するものの、オペアンプ503bの非反転入力端子に基準電位としてバイアス電圧Vbias1が印加される。また、図5の帰還抵抗502に相当する帰還抵抗502bが、オペアンプ503bの反転入力端子と出力端子の間に接続されている。
上記分圧抵抗403b、404bの分圧比は、図1に示す電流検出回路300の出力信号visが零の場合にオペアンプ401bの非反転入力端子の電圧がVbias1となるように調整され、これによって、上記信号値visが零の場合にオペアンプ401bの出力電圧visbが零になる。
最大値回路207は、キャパシタ501bの端子電圧vsbと、オペアンプ401bの出力電圧visbとを比較し、vsb≧visbの場合にvsbをインダクタ電流を示す電圧vsとして出力し、vsb<visbの場合にvisbをインダクタ電流を示す電圧vsとして出力する。
図9(A)は、連続モード(スイッチングサイクル毎にインダクタ電流が零になることはないモード)における図8に示す電流推定回路200の動作を説明するための波形図を示し、図9(B)は、断続モード(スイッチングサイクル毎にインダクタ電流が零になるモード)における同回路200の動作を説明するための波形図を示す。なお、図9において、符号vsbはキャパシタ501bの端子電圧を示している。上記スイッチ回路402bがオンしたときには、当然、上記電圧vsbがオペアンプ401bの出力電圧visbと一致することになる。
この図9に示すように、上記電圧vsb、visbおよびvsは、バイアス電圧Vbias1を基準電位として変化する。
ここで最大値回路207を設けた理由について説明する。スイッチ回路402bを含む放電阻止回路400bを使用する場合、次のような状態を生じる。すなわち、図9(B)の波形図に示すように、断続モードにおいては、MOSFET5のオフ期間にインダクタ電流iLが零になる。このとき、スイッチ回路402bがオフしていることから、(c)図に示すように、キャパシタ501bの端子電圧vsbがスイッチ回路402bの入力側の電圧visb(スイッチ回路402bがオフしているときの電圧visbはバイアス電圧Vbias1に等しい。)よりも小さくなる。
端子電圧vsbからインダクタ電流を推定しようとすると、上記のような状態においては、見かけ上、インダクタ電流が負の電流であるように推定されることになる。最大値回路207は、上記したように、vsb<visbの場合にvisbをインダクタ電流を示す電圧vsとして出力する。したがって、最大値回路207を設けることによって、インダクタ電流が負の電流であるように推定されるという上記の不都合を回避することができる。
なお、上記単電源を用いる構成は、図3、図5に示す電流推定回路200にも適用することができる。その場合、ダイオード402をスイッチ回路と看做すことができる。
また、図9(A)、図9(B)から明らかなように、バイアス電圧Vbias1を、電流検出回路300からの信号visの信号電圧が零のときの基準電圧として信号visbに置き換えて、前記最大値回路207の一方の入力信号とすることもできる。
また、上述の実施の形態においては、交流電源1からの交流電圧を本発明の入力電圧とし、これを全波整流したものをスイッチング電源装置への入力としたが、これに限定されるものではなく、バッテリーなどの直流電源の直流電圧を本発明の入力電圧としてもよい。この場合、実施の形態は力率改善回路ではないスイッチング電源装置となる。
さらに、上述の実施の形態においては、昇圧回路を例にとりあげたが、本発明の思想はこれに限定されるものではなく、降圧回路や極性逆転型回路などにも適用することができる。
1 交流電源
2a,2b 直流出力端子
3 全波整流器
4 インダクタ
5 MOSFET
6 ダイオード
7 平滑キャパシタ
8,8a ACCT
100 制御回路
101,102,103,104 抵抗
105 電圧誤差増幅器
106 基準電圧
107 乗算器
108 電流誤差増幅器
109 キャリア信号
110 PWMコンパレータ
111 ゲートドライバ
200 電流推定回路
201 キャパシタ
202 サンプル・ホールド回路
203 乗算器
204 電圧制御電流源
205 減算器
206 除算器
207 最大値回路
300 電流検出回路
400,400b 放電阻止回路
401,401b オペアンプ(演算増幅器)
401a ボルテージフォロア回路
402 ダイオード
402a,402b スイッチ回路
403b,404b,405b,406b 抵抗
500,500a,500b 微分回路
501,501b,505 キャパシタ
502,502b,504 抵抗
503,503b オペアンプ(演算増幅器)

Claims (12)

  1. スイッチ素子のオン、オフに伴うインダクタのエネルギー蓄積、放出作用を利用して交流または直流の入力電圧を直流出力電圧に変換するスイッチング電源装置において、前記インダクタに流れる電流を推定する電流推定回路であって、
    前記スイッチ素子に流れる電流を検出して対応する信号電圧を出力する電流検出手段と、
    前記電流検出手段からの信号電圧によって充電されるキャパシタと、
    前記キャパシタの端子電圧の増加率を算出する手段と、
    前記入力電圧の瞬時値の絶対値および前記直流出力電圧の瞬時値を検出する瞬時値検出手段と、
    前記キャパシタの端子電圧の増加率、前記入力電圧の瞬時値の絶対値および前記直流出力電圧の瞬時値に基づいて、前記スイッチ素子のオフ期間における前記キャパシタの端子電圧の減少率を算出する手段と、
    前記スイッチ素子のオフ期間において、前記キャパシタの端子電圧が前記減少率に従って減少するように前記キャパシタを放電させる放電手段と、を備え、
    前記インダクタに流れる電流を前記キャパシタの端子電圧から推定することを特徴とする電流推定回路。
  2. 前記電流検出手段は、カレント・トランスを備えることを特徴とする請求項1に記載の電流推定回路。
  3. 前記カレント・トランスはACカレント・トランスであることを特徴とする請求項2に記載の電流推定回路。
  4. 前記電流検出手段と前記キャパシタとの間に、該キャパシタからの放電電流を阻止する放電阻止回路を設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の電流推定回路。
  5. 前記放電阻止回路は、前記放電電流を阻止するダイオードを備えることを特徴とする請求項4に記載の電流推定回路。
  6. 前記放電阻止回路は、前記スイッチ素子がオンおよびオフになるタイミングでオンおよびオフされるスイッチ回路を備えることを特徴とする請求項4に記載の電流推定回路。
  7. 前記キャパシタの端子電圧の増加率を算出する手段が微分回路であることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の電流推定回路。
  8. 前記微分回路は、前記キャパシタを微分演算要素として使用した構成を有することを特徴とする請求項7に記載の電流推定回路。
  9. 前記微分回路は前記キャパシタの一端が反転入力端子に接続された演算増幅器を有し、該演算増幅器の非反転入力端子には基準電位が入力され、前記演算増幅器の反転入力端子と出力端子の間に抵抗が接続されていることを特徴とする請求項8に記載の電流推定回路。
  10. 前記電流検出手段からの信号電圧と前記キャパシタの端子電圧のいずれか高い方の電圧を前記インダクタに流れる電流を推定する電圧として選択する電圧選択手段を更に備えることを特徴とする請求項1ないし9のいずれかに記載の電流推定回路。
  11. 前記電流検出手段からの信号電圧が零のときに相当する基準電圧と、前記キャパシタの端子電圧のいずれか高い方の電圧を前記インダクタに流れる電流を推定する電圧として選択する電圧選択手段を更に備えることを特徴とする請求項1ないし9のいずれかに記載の電流推定回路。
  12. 前記キャパシタの端子電圧の増加率を+di/dt、前記入力電圧の瞬時値の絶対値をvin,前記直流出力電圧の瞬時値をvoとすると、(+di/dt)・(vo−vin)/vinを計算することにより前記キャパシタの端子電圧の減少率を算出することを特徴とする請求項1に記載の電流推定回路。
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