JP2003102177A - 電力変換器の制御方法 - Google Patents

電力変換器の制御方法

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JP2003102177A JP2002269359A JP2002269359A JP2003102177A JP 2003102177 A JP2003102177 A JP 2003102177A JP 2002269359 A JP2002269359 A JP 2002269359A JP 2002269359 A JP2002269359 A JP 2002269359A JP 2003102177 A JP2003102177 A JP 2003102177A
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Toshiaki Okuyama
俊昭 奥山
Junichi Takahashi
潤一 高橋
Masahiro Tobise
飛世  正博
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Abstract

(57)【要約】 【目的】直流中間回路に平滑コンデンサを備えた電力変
換器において、該直流回路を介して接続される各変換器
の直流電流の不一致をなくし、直流電圧の変動を抑制し
て、平滑コンデンサの容量を低減する。 【構成】交流を直流に変換する第1の変換器,直流を交
流に変換する第2の変換器を備え、両変換器は平滑コン
デンサを備えた直流中間回路を介して接続され、第2の
変換器は電流制御器により交流出力電流が制御される電
力変換装置であって、該電流に応じて第1の変換器の電
流を連係制御する方法において、第2の変換器の電流指
令値に基づいてその変化率を加味した演算により、該変
換器の直流入力電流を推定し、該推定値に応じて第1の
変換器の電流を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は2種類の変換器を用いた
電力変換装置であって、特に変換器の直流中間回路に大
容量の平滑コンデンサを備えるものに好適な制御方法及
び制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】圧延機駆動などの電動機制御システムや
揚水発電などの電力制御システムに、最近ではGTOな
どの自己消弧素子を用いた電力変換器を用いる方式が実
用化されている。これらの大容量電力変換器の主回路
は、交流を直流に変換する第1の変換器(コンバータ)
と、これに直流回路を介して接続され、直流を交流に変
換する第2の変換器(インバ−タ)、さらに直流回路に
大容量平滑コンデンサを備えて構成される。このもので
は平滑コンデンサの変換器全体に占める体積割合が大き
く、この小型化が変換器のコンパクト化に不可欠であ
る。
【0003】コンデンサの機能の1つは、第1の変換器
と第2の変換器の電力授受の不一致による直流電圧の変
動を抑制することにある。従って、直流電圧の変動を別
途低減できればコンデンサ容量を削減でき、コンパクト
化が可能である。このため従来は、 (1)直流電圧を所定値に制御する電圧制御器の出力値
に応じて、第1の変換器の電流を制御し、直流電圧を一
定に制御する。(例えば特開昭61−109491号公報に記載
のものがある。) (2)第2の変換器の電流指令値を第一の変換器の電流
指令値に加算し、フィードフォワード制御により、第2
の変換器の電流変化に同期して第1の変換器の電流を制
御する。(例えば特開平3−245793号公報に記載のもの
がある。) などの方式が適用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の(1)の方式で
は、第2の変換器の電流変化に伴う直流電圧の変動に応
じて、第1の変換器の電流が制御される。このため、第
2の変換器に対して第1の変換器に電流の制御遅れが存
在し、この結果、直流電圧が変動する。
【0005】一方、上記(2)の方式では両変換器間の
交流電流の不一致(時間遅れ)を無くせるが、後述のよ
うに変換器自体の動作に基づいて、交流電流と直流電流
の間に不一致(比例係数の変化)が存在するため、やは
り直流電圧の変動を最小化することができない。
【0006】本発明の目的は、直流中間回路に大容量の
平滑コンデンサを備える電力変換器において、直流電流
の不一致を補償し、直流電圧の変動を最小化して、平滑
コンデンサ容量を低減することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、交流を直流
に変換し出力電圧が制御可能な第1の変換器と、この直
流を交流に変換する第2の変換器を備え、両変換器は平
滑コンデンサを備えた直流中間回路を介して接続され、
かつ各変換器はそれぞれの電流制御器により交流入力電
流あるいは交流出力電流が制御される電力変換装置であ
って、第2の変換器の交流出力電流の変化に応じて第1
の変換器の交流入力電流を連係制御する制御方法におい
て、第2の変換器の交流出力電流の指令値あるいは実際
値に基づいてその変化率を加味した演算により、該第2
の変換器の入力電力あるいは直流入力電流を推定し、第
1の変換器の出力電力あるいは直流出力電流が第2の変
換器の入力電力あるいは直流入力電流に一致するよう
に、前記推定値に基づいてこれに必要な第1の変換器の
交流電流値を演算し、この演算値に応じて第1の変換器
の交流電流を制御することにより達成される。
【0008】
【作用】第2の変換器の電流指令値に基づいて、その変
化率を加味した演算により、該変換器の負荷である電動
機の漏れインダクタンス電圧降下を考慮しながら、第2
の変換器の入力(出力)電力および直流入力電流を推定
する。第1の変換器の直流出力電流を第2の変換器の直
流入力電流に一致させるための、第1の変換器の交流入
力電流値を、前記推定値に基づいて演算し、これに応じ
て該変換器の交流入力電流を制御する。これにより、第
1の変換器の直流出力電流を第2の変換器の直流入力電
流に、電流変化時を含め可及的に一致させることがで
き、直流回路電圧の変動を抑制でき平滑コンデンサ容量
を低減できる。
【0009】
【実施例】本発明の一実施例について、図1により説明
する。1と4は交流を直流に変換又は直流を交流に変換
する変換器(第1および第2の変換器と呼称)で、両変
換器の直流端子同士は接続され、その正負端子間には直
流電圧の変動を抑制するための平滑コンデンサ6が接続
されている。交流電源2と変換器1の交流側はリプル電
流抑制用のリアクトル3を介して接続され、変換器4の
交流側には交流電動機5が接続され、変換器4から可変
電圧可変周波数の交流電力が供給される。
【0010】7は直流回路電圧の指令値Vdc* とその検
出値Vdc^の差に応じて変換器1の交流電流指令値id1
*(振幅指令値)を出力する電圧制御器(AVR)、8は
id1*に後述の電流指令値id2* を加算する加算器、9
は加算器8の出力値に振幅が比例し、交流電源2の電圧
と同位相の交流電流指令値is*(瞬時値指令)を出力す
る交流電流指令演算器、10はis*と変換器1の交流電
流検出値is^ の差に応じて変換器1の入力電圧指令値
Vc*を出力する電流制御器(ACR1 )、11はVc*に
応じて変換器1の交流入力電圧Vc をパルス幅制御する
パルス幅変調器(PWM)である。
【0011】12は電動機5の回転速度ωr を検出する
速度検出器(PG)、13は速度指令値ωr* と速度検
出値ωr^の差に応じて変換器4の出力電流指令値it*
(電動機5のトルク電流指令値)を出力する速度制御器
(ASR)、14はit*に基づいて出力電流瞬時値指令
iM*を出力するベクトル演算器(VEC.C)、15は
iM*と出力電流検出値iM^ の差に応じて変換器4の
出力電圧指令値VM* を出力する電流制御器(AC
2)、16はVM*に応じて変換器4の交流出力電圧V
Mをパルス幅制御するパルス幅変調器(PWM)であ
る。
【0012】破線内Aは本発明に直接関係する部分であ
り、17は電流指令値it*に基づいて変換器4の直流入
力電流推定値iI^ を演算する演算器、18は変換器1
の直流出力電流ic がiI に一致するように変換器1の
交流電流is を制御するための電流指令値id2*をiI^
に基づいて演算する演算器である。
【0013】次に全体の動作について説明する。前記破
線内Aを除く構成は、PWM制御コンバータとPWM制
御インバータを用いた交流電動機の速度制御装置として
周知である。すなわち、変換器4およびこれに関係の制
御要素12〜16は、電動機5を速度制御する電動機側
PWMインバータを構成し、また、変換器1およびこれ
に関係の制御要素7〜11は、直流回路電圧Vdcを一定
にして電源力率を1.0に制御する電源側PWMコンバー
タを構成する。
【0014】以下では先ず、従来方式の動作と問題点に
ついて述べ、その後、本発明の特徴要素17,18を加
えた全体の動作について述べる。
【0015】(1)従来方式の動作と問題点 変換器1の交流入力電流is は、電圧制御器7の動作に
従い、直流電圧Vdcの変動に応じて制御される。例え
ば、変換器4の出力が速度指令値ωr*の変更等により増
加した場合、変換器4の直流入力電流iI の増加により
Vdcが低下するがこのとき同時に、電圧制御器7の動作
に従い電流指令値id1* が増加し、これに伴い電流制御
器10の動作に従ってis も増加するため、ic もis
に応じて増加し、Vdcの低下が補償される。
【0016】ところで、変換器1が順変換動作を行う場
合、交流入力電圧Vc をVs よりリアクトル3の電圧降
下分だけ低くなるように制御する必要がある。このと
き、Vc とis の積で与えられる変換器1の入力電力P
c は、is が増加方向に制御されても直接にはis に比
例して増加しない。これは、リアクトル3において電圧
降下Ls(dis/dt)を生じるためで、変換器1に到達
する電力Pc は数1で示される。
【0017】
【数1】
【0018】ここで、vsqはvs の大きさ(相電圧実効
値)、isqはvs に同相なis 成分(実効値)、Ls は
交流電源回路のインダクタンス(/相)であり、電源力
率=1.0(isd=0)を仮定している。このとき、直流
電流ic は数2で示される。
【0019】
【数2】 ic=Pc/Vdc …(数2) 以上より、is に対するPc およびic の変化の様子を
図2に示す。is の変化期間中はPc はPs より減少
し、is に対するPc 値が定常時に比べ減少する。
【0020】一方、変換器4は、電動機のトルクに応じ
て所要の電流iMを出力する。iMは変換器出力電圧V
Mと電動機速度起電力EMの差が電動機漏れインダクタ
ンスLMに作用する結果として流れる。電流制御器15
の動作に従いiM*−iM^に応じてVMが制御され、
iMがiM* に一致するように制御されることは前述の
変換器1の場合と同様である。
【0021】しかし、変換器4は逆変換動作を行うた
め、iMを増加させる際には、VMをEMより漏れイン
ダクタンスLMの電圧降下分だけ高くする必要がある。
【0022】このとき、変換器4の出力電力PI は数3
で示され、右辺第2項に相当する分だけ電動機出力PM
(=EMq×iMq)より大きくなる。
【0023】
【数3】
【0024】ここで、EMqはEMの大きさ(相電圧実
効値)、iMqはEMに同相なiMのトルク電流成分
(実効値)、LMは電動機の漏れインダクタンス(/
相)であり、励磁電流は変化しない(diMd/dt=
0)ことを仮定している。このとき、直流電流iI は数
4で示される。
【0025】
【数4】 iI=PI/Vdc …(数4) 上述より、iMqに対するPI およびiI の変化の様子
を図3に示す。iMqの変化期間中はPI はPMより増
加し、iMq に対するPI 値が定常時に比べ増加する。
【0026】図4は従来方式の問題点を表したもので、
従来方式のようにPM(=EMq×iMq)の演算値ある
いはiMqに比例するようにis を制御(PMの演算値
あるいはiMq*相当を直接に図1の加算器8に加算)し
た場合の、Pc とPI およびic とiI の関係を示す。
iMの変化期間における両直流電流の差(iI−ic)
は、コンデンサ6から供給されるため、コンデンサの放
電に伴い直流電圧が変動(低下)する。この電圧変動を
許容値以内とするように大容量のコンデンサが必要であ
った。
【0027】(2)本発明の原理と動作 直流電圧の変動は、iI とic の差に比例する。そこ
で、本発明のものでは、電流指令値iMq*に基づいてP
I の推定値PI^を演算し、さらにPI^ に基づいてPc
=PI とするためのis の指令値id2* を演算し、こ
れに応じてis を制御する。このとき、iI とic の差
は減少し直流電圧の変動が抑制される。これが本発明の
原理であり、図1の破線内がこの制御を行う部分であ
る。
【0028】次に本発明の動作について述べる。変換器
4の電力PI は数3で与えられるため、この推定値PI
^ が数5に従い演算器17においてit*に基づき演算
される。
【0029】
【数5】
【0030】ここで、LM*はLMに対応する設定値、
EM*はEMqの演算値で、数6に従い演算される。
【0031】
【数6】 EM*=ωr^φ* …(数6) ここで、ωr^ は電動機の回転速度検出値、φ* は電動
機磁束の指令値である。変換器4の直流入力電流iI は
数4で示されるため、この推定値iI^ が同様に演算器
17において数7に従い演算される。
【0032】
【数7】 iI^=PI^/Vdc^ …(数7) ここで、Vdc^は直流回路電圧の検出値である。このi
I ^に基づいて、Pc=PI すなわち、ic =iI とす
るための、is の指令値id2* が以下のようにして演算
される。
【0033】変換器1の電力Pc は数1で示されるが、
仮りにis がiI^ に応じて数8に従い制御されるもの
とすれば、Pc は数9で示される。
【0034】
【数8】
【0035】
【数9】
【0036】ここで、(Ls/Vsq)|Pisq|≪1 の
場合においては数10が成立する。
【0037】
【数10】
【0038】すなわち、このときPc はiI^ に対して
線形化され、iI^ に比例してPcおよびic を制御す
ることができる。このためのisqの指令値id2* が演
算器18において数11に従い演算される。
【0039】
【数11】
【0040】ここで、Tc は変換器1の電流制御系の応
答時定数である。上述のように、演算器17,18によ
り、it* に基づいてiI^ を推定し、さらにiI^ か
らic=iI とするためのid2* を演算してis を制御
するようにしたため、数12が成立し、Vdcの変動が抑
制される。
【0041】
【数12】
【0042】なお、前述の制御だけでは、演算誤差のた
め、Pc=PI、ic=iIが完全には成立せずVdcの変動
が残る場合があるが、このときは電圧制御器7の出力i
d1*により変動が補償され、Vdcは一定に保たれる。
【0043】以上により、本発明によれば、直流電圧の
変動を抑制でき、平滑コンデンサ6の容量を低減するこ
とができる。
【0044】なお、演算器17,18の演算内容は、変
換器1が順変換動作を行い、変換器4が逆変換動作を行
う場合に限らず、電動機5が回生運転を行う場合のよう
に変換器4が順変換動作、変換器1が逆変換動作を行う
場合においても同一である。また前記実施例では、it*
に基づいてid2* を演算しているが、it*の代りにトル
ク電流検出値it^ を用いることもできる。
【0045】前記実施例では、変換器1に、PWM制御
コンバータを用いた場合について述べたが、周知の点弧
位相制御サイリスタコンバータを用いる場合についても
本発明を適用し同様に効果が得られる。すなわち、前記
実施例と同様にして変換器4のPc またはic をit*か
ら推定し、これに応じてid2* を決定し変換器1(サイ
クロコンバータ)の直流電流ic を制御することにより
前記実施例と同様に直流電圧の変動を抑制できる。な
お、サイリスタコンバータの場合、交流入力電流と直流
出力電流は比例するため、iI ^をそのままid2* に用
いることができる。また、変換器1の代りに可変電圧の
直流を出力するチョッパを用いた装置にも同様に適用で
き、同様の効果が得られる。
【0046】なお、本発明は、交流電動機駆動用変換装
置に限らず、可変速揚水発電システムなどの発電機制御
用変換装置にも適用でき、同様の効果が得られる。この
場合、変換器1は電源系統に、変換器4は巻線型誘導発
電機の二次巻線に接続され二次励磁制御を行う。さらに
本発明は、変換器1および4がそれぞれ交流系統に接続
され、交流系統間の電力変換を行う装置にも適用でき、
同様の効果が得られる。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、変換器間の直流電流の
不一致による直流電圧の変動が抑制されるため、平滑コ
ンデンサの容量を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例で電動機駆動用電力変換装置
の構成図である。
【図2】従来方式における電源側変換器の動作特性図で
ある。
【図3】従来方式における電動機側変換器の動作特性図
である。
【図4】従来方式における電力変換装置の問題点を説明
するための図である。
【符号の説明】
1…第1の変換器、2…交流電源、3…リアクトル、4
…第2の変換器、5…交流電動機、6…平滑コンデン
サ、7…電圧制御器、8…加算器、9…交流電流指令演
算器、10,15…電流制御器、11,16…パルス幅
変調器、12…速度検出器、13…速度制御器、14…
ベクトル演算器、17,18…演算器。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年9月30日(2002.9.3
0)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】(2)本発明の原理と動作 直流電圧の変動は、変換器4の直流入力電流iIと変換
器1の直流出力電流icの差に比例する。そこで、本発
明のものでは、電流指令値iMq*に基づいて変換器4の
出力電力PI の推定値PI^を演算し、さらにPI^に基
づいて変換器1に到達する電力Pcを、Pc=PIとする
ための変換器1の交流入力電流is の指令値id2*を演
算し、これに応じてisを制御する。このとき、iIとi
cの差は減少し直流電圧の変動が抑制される。これが本
発明の原理であり、図1の破線内がこの制御を行う部分
である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】ここで、Pit*はit*の時間変化率dit*/
dt、LM*はLMに対応する設定値、EM*はEMqの
演算値で、数6に従い演算される。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】変換器1の電力Pc は数1で示されるが、
仮りにis がiI^ に応じて数8に従い制御されるもの
とすれば、Pc は数9で示される。ここで、数8,数9
においてPLsはdLs/dtを略記したものである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】ここで、(Ls/Vsq)|Pisq|≪1の場合
においては数10が成立する。ここで、Pisqはdisq
/dtを略記したものである。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0040
【補正方法】変更
【補正内容】
【0040】ここで、Pは微分演算子d/dtを略記し
たものであり、Tc は変換器1の電流制御系の応答時定
数である。上述のように、演算器17,18により、i
t*に基づいてiI^を推定し、さらにiI^からic=iI
とするためのid2* を演算してisを制御するようにし
たため、数12が成立し、Vdcの変動が抑制される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 飛世 正博 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内 Fターム(参考) 5H750 AA10 BA01 BA09 CC04 CC14 DD07 DD14 DD26 DD27 FF02

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】交流を直流に変換し、出力電圧が制御可能
    な第1の変換器と、この直流を交流に変換する第2の変
    換器とを備え、両変換器は平滑コンデンサを備えた直流
    中間回路を介して接続し、かつ各変換器はそれぞれの電
    流制御器により交流入力電流または交流出力電流が制御
    される電力変換装置であって、前記第2の変換器の交流
    出力電流の変化に応じて前記第1の変換器の交流入力電
    流を連係制御する電力変換器の制御方法において、 前記第2の変換器の交流出力電流の指令値あるいは前記
    第2の変換器の交流出力電流値に基づいて、 該指令値あるいは出力電流値に比例した第1の値に、 前記指令値あるいは出力電流値の、微分値に比例した第
    2の値と前記第1の値との積と、を加えて求めた前記第
    2の変換器の入力電力、あるいは該入力電力と前記直流
    中間回路の直流電圧とから求めた前記第2の変換器の直
    流入力電流を推定値として、 前記第1の変換器の出力電力を前記第2の変換器の入力
    電力に一致させるか、あるいは前記第1の変換器の直流
    出力電流を前記第2の変換器の直流入力電流に一致する
    ように、 前記第2の変換器の直流入力電流推定値と、該直流入力
    電流推定値の微分値に比例した値と前記直流入力電流推
    定値との積と、を加えて求めた前記第1の変換器の交流
    電流指令値を演算し、該指令値を用いて前記第1の変換
    器の交流電流を制御することを特徴とする電力変換器の
    制御方法。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の電力変換器の制御方法に
    おいて、前記第1の変換器を前記第2の変換器の直流入
    力電流推定値と、該直流入力電流推定値の微分値に比例
    した値と前記直流入力電流推定値との積と、を加えて求
    めた前記第1の変換器の交流電流指令値によってパルス
    幅制御することを特徴とする電力変換器の制御方法。
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