JP5310266B2 - プロジェクターおよびその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、プロジェクターおよびその制御方法に関する。
従来、プロジェクターには、画像の投写画角(画面サイズ)を変更させるために、投写レンズを構成する複数のレンズの相対位置を変更させてズーム状態の変更を行うものがある。特許文献1では、電源オン時における投写レンズの初期ズーム比率(初期のズーム状態)として、最大もしくは最小または電源オフ時のズーム比率(ズーム状態)に選択設定可能としたプロジェクターが開示されている。そして、プロジェクターの電源オフ時に、選択設定した初期ズーム比率に従って投写レンズのズーム駆動機構を作動させている。これにより、次回の電源オン時には、投写レンズを選択設定した初期ズーム比率とすることができる。
特開平11−109214号公報
しかしながら、特許文献1のプロジェクターでは、次回の電源オン後に所望のズーム比率になるようにズーム調整する(ズーム駆動機構を作動させる)際、所望のズーム比率に到達するまでの時間が長くなる場合があった。例えば、初期ズーム比率を最大としていた場合には、所望のズーム比率が小さいと、投写レンズのズーム機構の作動量が大きいため、所望のズーム比率に到達するまでの時間が長くなる。また、初期ズーム比率を最小としていた場合には、所望のズーム比率が大きいと、投写レンズのズーム機構の作動量が大きいため、所望のズーム比率に到達するまでの時間が長くなるという問題があった。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例に係るプロジェクターは、投写画角を調整可能なズーム機構を有する投写レンズと、前記ズーム機構を駆動するズーム駆動部と、前記ズーム駆動部が駆動したズーム量を記憶するズーム量記憶部と、所定の操作信号を受信する操作信号受信部と、前記操作信号受信部が前記所定の操作信号を受信したときに、前記ズーム量記憶部に記憶されたズーム量に基づいて決定される初期ズーム状態となるように、前記ズーム駆動部を駆動させるズーム制御部と、を備えることを特徴とする。
このようなプロジェクターによれば、次回、所望のズーム状態になるようにズーム機構を作動させる際、ズーム量記憶部に記憶された過去のズーム状態に基づいた(過去のユーザーの使用状態に基づいた)初期ズーム状態から作動を開始するため、ズーム移動量を抑制することができる。また、ズーム移動の時間を抑制することができる。
[適用例2]上記適用例に係るプロジェクターにおいて、前記初期ズーム状態は、前記ズーム量記憶部に記憶された最小のズーム量と最大のズーム量との中央のズーム量であることを特徴とする。
このようなプロジェクターによれば、次回、所望のズーム状態になるようにズーム機構を作動させる際、ズーム量記憶部に記憶された最小のズーム量と最大のズーム量との中央のズーム量から作動を開始するため、ズーム機構を作動させる時間を抑制することができる。
[適用例3]上記適用例に係るプロジェクターにおいて、前記初期ズーム状態は、前記ズーム量記憶部に記憶された最小のズーム量となるように前記ズーム駆動部を動作させる第1ズーム動作時間と、前記ズーム量記憶部に記憶された最大のズーム量となるように前記ズーム駆動部を動作させる第2ズーム動作時間とが一致するズーム量であることを特徴とする。
このようなプロジェクターによれば、次回、所望のズーム状態になるようにズーム機構を作動させる際、ズーム量記憶部に記憶された最小のズーム量となるようにズーム駆動部を動作させる第1ズーム動作時間と、ズーム量記憶部に記憶された最大のズーム量となるようにズーム駆動部を動作させる第2ズーム動作時間とが一致するズーム量から作動を開始するため、ズーム機構を作動させる時間を抑制することができる。
[適用例4]上記適用例に係るプロジェクターにおいて、前記初期ズーム状態は、前記ズーム量記憶部に記憶された前回の使用時のズーム量であることを特徴とする。
このようなプロジェクターによれば、初期ズーム状態は、当該プロジェクターを最後に利用したときのズーム量に対応する。これにより、投写環境が固定された会議室や映写室などで当該プロジェクターを使用する場合、次回の起動時にズーム状態を調整する必要がなく、速やかに投射可能になる。
[適用例5]上記適用例に係るプロジェクターにおいて、前記操作信号受信部が受信する前記所定の操作信号は、電源オン操作信号または電源オフ操作信号であることを特徴とする。
電源オン操作信号によって、ズーム機構を初期ズーム状態に駆動させる構成によれば、ユーザーが電源オンの操作をすると、プロジェクターのズーム状態が所定のズーム状態となるため、次回、ズーム機構を作動させる際には、所定のズーム状態から作動を開始することができる。なお、電源オフ操作信号によって、ズーム機構を初期ズーム状態に駆動させるようにしてもよい。このようにすれば、ユーザーが電源オフの操作をすると、プロジェクターのズーム状態が初期ズーム状態となるため、次回の電源オン後にズーム機構を作動させる際には、所定のズーム状態から作動を開始することができる。したがって、プロジェクターの電源オン時に所定のズーム状態にする必要がなく、プロジェクターの電源オン時の初期処理の時間を短縮することができる。
[適用例6]本適用例に係るプロジェクターの制御方法は、投写画角を調整可能なズーム機構を有する投写レンズと、前記ズーム機構を駆動するズーム駆動部と、前記ズーム駆動部が駆動したズーム量を記憶するズーム量記憶部と、を有するプロジェクターの制御方法であって、所定の操作信号を受信する操作信号受信工程と、前記操作信号受信工程が前記所定の操作信号を受信したときに、前記ズーム量記憶部に記憶されたズーム量に基づいて決定される初期ズーム状態となるように、前記ズーム駆動部を駆動させるズーム制御工程と、を備えることを特徴とする。
このようなプロジェクターの制御方法によれば、操作信号受信工程が所定の操作信号を受信したときに、ズーム制御工程は、ズーム量記憶部に記憶された最小のズーム量と最大のズーム量とに基づいた初期ズーム状態となるように、ズーム駆動部を駆動させる。これにより、次回、所望のズーム状態になるようにズーム機構を作動させる際、ズーム量記憶部に記憶された過去のズーム状態に基づいた初期ズーム状態から作動を開始するため、ズーム移動量を抑制することができる。また、ズーム移動の時間を抑制することができる。
また、上述したプロジェクターおよびその制御方法がプロジェクターに備えられたコンピューターを用いて構築されている場合には、上記形態および上記適用例は、その機能を実現するためのプログラム、あるいは当該プログラムを前記コンピューターで読み取り可能に記録した記録媒体等の態様で構成することも可能である。記録媒体としては、フレキシブルディスクやCD−ROM、光磁気ディスク、ICカード、ROMカートリッジ、パンチカード、バーコード等の符号が印刷された印刷物、プロジェクターの内部記憶装置(RAMやROM等のメモリー)、及び外部記憶装置等、前記コンピューターが読み取り可能な種々の媒体を利用することができる。
第1の実施形態に係るプロジェクターの概略構成を示すブロック図。 プロジェクターの投写画角について上方から見た説明図であり、(a)は、投写画角が最小のズーム状態の場合の図、(b)は、投写画角が最大のズーム状態の場合の図、(c)は、投写画角が中央のズーム状態の場合の図。 プロジェクターが電源オンされたときの処理のフローチャート。 ズーム調整キーストーン補正処理の流れを示すフローチャート。 スクリーン上の画像の投写状態を示す説明図であり、(a)は、ズーム調整キーストーン補正処理前の投写状態を示す図、(b)は、ズーム調整キーストーン補正処理後の投写状態を示す図。 プロジェクターが電源オフされたときの処理のフローチャート。 第3の実施形態に係るプロジェクターの概略構成を示すブロック図。 ズーム量記憶部の領域構成図。 プロジェクターが電源オンされたときの処理のフローチャート。 プロジェクターが電源オフされたときの処理のフローチャート。 第7の実施形態に係るプロジェクターの概略構成を示すブロック図。
以下、実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係るプロジェクター1の概略構成を示すブロック図である。図1を使用して、プロジェクター1の内部構成について説明する。
プロジェクター1は、画像投写部10、制御部20、入力操作部21、光源制御部22、ズーム駆動部23、ズーム状態検出部24、第1のズーム状態記憶部25、画像信号入力部30、画像処理部31、キーストーン補正部32、撮像部40、画像解析部41等を備えている。制御部20は、操作信号受信部を兼ねる。また、図1には、プロジェクター1の外部に、スクリーンSCを図示している。
画像投写部10は、超高圧水銀ランプやメタルハライドランプ等の放電型光源やLED(Light Emitting Diode)等の固体光源からなる光源11と、光変調装置としての液晶ライトバルブ12と、投写レンズ13と、液晶ライトバルブ12を駆動するライトバルブ駆動部14とを備えている。
液晶ライトバルブ12は、一対の透明基板間に液晶が封入された透過型液晶パネル等によって構成される。ライトバルブ駆動部14によって、液晶ライトバルブ12の各画素に画像信号に応じた駆動電圧が印加されると、各画素は、画像信号に応じた光透過率で光源光を透過させる。
光源11から射出された光は、この液晶ライトバルブ12を透過することによって変調され、変調後の光が投写レンズ13によって投写されることにより、スクリーンSC等に画像信号に応じた画像が表示される。
投写レンズ13は、ズーム機構13aを有しており、ズーム状態を変更することで投写画角の調整が可能となっている。
制御部20は、CPU(Central Processing Unit)、各種データの一時記憶等に用いられるRAM(Random Access Memory)、および、マスクROM(Read Only Memory)や、フラッシュメモリー、FeRAM(Ferroelectric RAM:強誘電体メモリー)等の不揮発性のメモリー等(いずれも図示せず)を備え、コンピューターとして機能するものである。制御部20は、CPUが不揮発性のメモリーに記憶されている制御プログラムに従って動作することにより、プロジェクター1の動作を統括制御する。また、制御部20は、ズーム制御部20aを有している。
ズーム制御部20aは、第1のズーム状態記憶部25から第1のズーム状態、即ち初期ズーム状態を表す初期ズーム量を読み出す。また、ズーム制御部20aは、画像解析部41から、後述する自動ズーム調整処理に基づく最適ズーム状態を入力して最適ズーム量を算出する。これらのズーム量に基づき、ズーム制御部20aは、ズーム駆動部23を制御してズーム機構13aを駆動させる。さらに、ズーム制御部20aは、第1のズーム状態記憶部25に第1のズーム状態を表すズーム量を書き込む。また、ズーム制御部20aは、ズーム状態検出部24からズーム状態を表すズーム量を入力し、投写レンズ13のズーム状態を判断する。
入力操作部21は、プロジェクター1に対して各種指示を行うための複数のキー等を備えている。入力操作部21が備えるキーとしては、電源のオン/オフを行うための「電源キー」や、自動ズーム調整処理を実行するための「自動ズームキー」、各種設定を行うためのメニュー画面の表示/非表示を切り換える「メニューキー」、メニュー画面におけるカーソルの移動等に用いられる「カーソルキー」、各種設定を決定するための「決定キー」等がある。ユーザーが入力操作部21を操作すると、入力操作部21は、ユーザーの操作内容に応じた操作信号を制御部20に出力する。なお、入力操作部21は、リモコン信号受信部(図示せず)と遠隔操作が可能なリモートコントローラー(図示せず)を有した構成としてもよい。この場合、リモートコントローラーは、ユーザーの操作内容に応じた赤外線等の操作信号を発し、リモコン信号受信部がこれを受信して制御部20に伝達する。
光源制御部22は、制御部20の指示に基づいて、光源11に対する電力の供給と停止とを制御し、光源11の点灯および消灯を切り換える。
ズーム駆動部23は、モーターおよびギア等により構成され、ズーム制御部20aからの制御に基づいて、ズーム機構13aを駆動し、投写レンズ13のズーム状態を変更する。
ズーム状態検出部24は、ズーム機構13aのズーム状態をズーム量として検出する。
そして、検出結果であるズーム量をズーム制御部20aに出力する。本実施形態では、ズーム量を検出する方法としては、ズーム機構13aの変化量をエンコーダー等によって検出している。なお、ズーム量を検出する他の方法としては、ズーム駆動部23のモーターをステッピングモーターとし、そのステッピングモーターのステップ数に基づいて検出するようにしてもよい。
第1のズーム状態記憶部25は、不揮発性のメモリーからなり、第1のズーム状態におけるズーム量を初期ズーム量として記憶する。記憶されたズーム量は、ズーム制御部20aによって読み出しが行われる。なお、この第1のズーム状態のズーム量は、製品(プロジェクター)毎に測定して記憶してもよい。このようにすれば、製品毎の個体差に対応した正確なズーム量を記憶することができる。
ここで、第1のズーム状態、即ち投写レンズ13のテレ端とワイド端の投写画角の中央となるズーム状態について説明する。図2は、プロジェクター1の投写画角について上方から見た説明図であり、同図(a)は、投写画角が最小(テレ端)のズーム状態の場合の図であり、同図(b)は、投写画角が最大(ワイド端)のズーム状態の場合の図であり、同図(c)は、投写画角が中央のズーム状態の場合の図である。なお、本実施形態では説明の簡略化のために、投写画角は、水平方向の角度としている。
図2(a)に示すように、プロジェクター1の投写レンズ13のズーム機構13aが調整可能な最小(テレ端)のズーム状態となっている場合に、投写画角はθ1とする。また、図2(b)に示すように、プロジェクター1の投写レンズ13のズーム機構13aが調整可能な最大(ワイド端)のズーム状態となっている場合に、投写画角はθ2とする。
こうすれば、図2(c)に示すように、プロジェクター1の投写レンズ13のズーム機構13aが調整可能な最小(テレ端)の投写画角θ1と最大(ワイド端)の投写画角θ2との中央の投写画角θ3は、下記の式(1)で算出される。
θ3=(θ1+θ2)/2 …(1)
式(1)に示す投写画角がθ3となる状態を、第1のズーム状態と呼ぶ。
第1のズーム状態記憶部25には、第1のズーム状態、即ち投写画角θ3のときのズーム量が記憶される。
図1に戻り、画像信号入力部30には、パーソナルコンピューターやビデオ再生装置等、外部の画像供給装置(図示せず)とケーブルを介した接続を行うための各種の画像入力端子が備えられており、画像供給装置から画像信号が入力される。画像信号入力部30は、入力される画像信号を、画像処理部31で処理可能な形式の画像データに変換して、画像処理部31に出力する。
画像処理部31は、制御部20の指示に基づいて、画像信号入力部30から入力される画像データに対して、明るさ、コントラスト、シャープネス、色合い等の調整や、ガンマ補正等の各種画質調整を施す。さらに、画像処理部31では、必要に応じてOSD(オンスクリーンディスプレー)画像を画像データに重畳する処理を行う。画像処理部31は、このような調整および処理を行った画像データをキーストーン補正部32に出力する。
キーストーン補正部32は、スクリーンSCに対してプロジェクター1を傾けた状態で投写した場合に生じる台形歪を抑制するために、入力される画像データの補正を行う。補正のための情報は制御部20、または画像解析部41から入力する。そして、補正した画像データをライトバルブ駆動部14に出力する。なお、台形歪の補正のための情報が無い場合には、前記補正を行わず、画像処理部31から出力される画像データをそのままライトバルブ駆動部14に出力する。
ライトバルブ駆動部14は、入力される画像データに従って液晶ライトバルブ12を駆動する。この結果、画像データに基づいた画像が画像投写部10からスクリーンSCに投写される。
撮像部40は、CCDカメラを有して構成されており、プロジェクター1の投写レンズ13と同一の側面に備えられている。撮像部40は、画像解析部41の指示に基づいて、スクリーンSCに投写された画像を撮像し、画像解析部41に撮影画像を出力する。なお、撮像部40は、CCDカメラに限定するものではなく、他の撮像デバイスを用いても良い。
画像解析部41は、制御部20の指示に基づいて、撮像部40が撮像した撮影画像の画像データを分析して、自動ズーム調整処理に伴う「全投写領域枠およびスクリーン枠の検出」、「全投写領域枠およびスクリーン枠の射影変換」、「最適ズーム状態の算出」、「キーストーン補正のための情報の出力」等を行う。自動ズーム調整処理については後述する。
次に、プロジェクター1が電源オンされたときの動作について説明する。図3は、プロジェクターが電源オンされたときの処理のフローチャートである。
入力操作部21に備わる電源キーが押下され、プロジェクター1の電源オン操作信号が入力されると、制御部20は、起動処理を行う(ステップS101)。本実施形態では、起動処理は、CPUの初期化やRAM等のメモリーの初期化を行う。また、その他のソフトウェアやハードウェアの初期化等も行われる。次に、制御部20は、光源制御部22に指示を出して、光源11を点灯させる(ステップS102)。
次に、ズーム制御部20aは、第1のズーム状態記憶部25から第1のズーム状態を表す初期ズーム量を読み出し、第1のズーム状態となるように、ズーム駆動部23によるズーム機構13aの駆動を開始させる(ステップS103)。そして、ズーム制御部20aは、第1のズーム状態となったか否かを判断する(ステップS104)。ズーム制御部20aは、第1のズーム状態となるまで待ち続ける(ステップS104:NO)。第1のズーム状態となったら(ステップS104:YES)、ズーム制御部20aは、ズーム駆動部23の駆動を停止させる(ステップS105)。そして、プロジェクター1が電源オンされたときの処理を終了する。
上述したように、プロジェクター1が電源オンされたときには、ズーム機構13aは、ズーム駆動部23によって、第1のズーム状態に設定される。即ち、最小(テレ端)の投写画角θ1と最大(ワイド端)の投写画角θ2との中央の投写画角θ3のズーム状態となる。
次に、プロジェクター1における自動ズーム調整処理について説明する。ここで説明する自動ズーム調整処理は、特開2006−5534号公報に開示されているズーム調整キーストーン補正処理と同様としている。よって、説明は概略のみとする。
プロジェクター1は、自動的にズーム調整とキーストーン補正とを行うズーム調整キーストーン補正処理を行うことができる。ズーム調整は、投写される画像が、スクリーンSC上からはみ出さず、かつ、できるだけ大きく表示されるように、ズーム状態の調整を行う処理である。また、キーストーン補正は、スクリーンSC上の表示画像の台形歪を補正する処理である。ズーム調整キーストーン補正処理は、ユーザーによって、入力操作部21に備えられた自動ズームキーを押下されることにより実行される。なお、ズーム調整キーストーン補正処理は、例えば電源オンや画像信号の入力に伴って自動的に実行されるものとすることも可能である。
図4は、ズーム調整キーストーン補正処理の流れを示すフローチャート(特開2006−5534号公報の図3と同様のフローチャート(但し、ステップ番号は変更))である。
ステップS201では、画像処理部31が、全投写領域検出用パターンを投写する。全投写領域とは、液晶ライトバルブ12の画像形成領域中のすべての領域に対応する画像光が投写されるスクリーンSC上、またはスクリーンSCの背後の壁面上の領域を意味している。また、画像形成領域とは、ライトバルブ駆動部14に入力された画像データ信号を表示可能な液晶ライトバルブ12のパネル面上の領域を意味している。
ステップS202では、撮像部40が、全投写領域とスクリーンSCとを撮像し、全投写領域とスクリーンSCとが写し出された撮影画像を生成し、撮影画像メモリー(図示せず)内に格納する。撮像部40のCCDカメラのレンズの光軸は、投写レンズ13の光軸とほぼ平行に設定されている。ただし、CCDカメラのレンズの光軸と投写レンズ13の光軸とは厳密に平行には設定されておらず、全投写領域枠は、わずかに台形状に歪む。
ステップS203では、画像解析部41が、撮影画像の画像データを分析して、全投写領域枠とスクリーン枠とを検出する。ここで、全投写領域枠とは、液晶ライトバルブ12のパネル面の画像形成領域中のすべての領域に対応する画像光が投写される全投写領域の外周を示す。また、スクリーンSCの外周に沿った黒色の枠をスクリーン枠と呼ぶ。全投写領域枠およびスクリーン枠は、撮影画像のコントラスト比を測定し、コントラスト比が大きい画素を抽出することにより検出する。
ステップS204では、画像解析部41が、全投写領域枠およびスクリーン枠の射影変換を行う。この射影変換は、撮像部40のCCDカメラのレンズの光軸と投写レンズ13の光軸とのずれを補償するために行うものである。
ステップS205では、画像解析部41が、最適ズーム状態を算出する。ここで、最適ズーム状態とは、液晶ライトバルブ12のパネル面上に形成される有効パネル画像の解像度の低下を抑制しつつキーストーン補正を行う際に、スクリーンSC上に画像をできるだけ大きく表示させることができるズーム状態を意味している。
図5は、スクリーン上の画像の投写状態を示す説明図であり、同図(a)は、ズーム調整キーストーン補正処理前の投写状態を示す図であり、同図(b)は、ズーム調整キーストーン補正処理後の投写状態を示す図である。最適ズーム状態は、図5(b)に示すように、全投写領域PAがスクリーンSCを包含し、かつ全投写領域PAの外周がスクリーンSCの外周(スクリーン枠SCW)と接しているようなズーム状態である。このような状態での全投写領域枠を、最適ズーム調整後全投写領域枠と呼ぶ。最適ズーム調整後全投写領域枠が求まったら、全投写領域枠からの拡大の倍率(最適倍率Mb)を算出する。
図4に戻り、ステップS206では、ズーム状態検出部24が、投写レンズ13の現在のズーム状態を検出する。検出された現在のズーム状態に相当するズーム量をZpと表す。
ステップS207では、ズーム制御部20aがズーム駆動部23に指示を出してズーム調整を実行する。ズーム調整は、ズーム量が最適ズーム状態に対応した値(以下「最適ズーム量」と呼ぶ)となるように行う。なお、最適ズーム量は、ステップS206で算出した現在のズーム量Zpに、ステップS205で算出した最適倍率Mbを乗じて算出する。
ステップS208では、キーストーン補正部32が、画像解析部41から入力したキーストーン補正のための情報に基づいてキーストーン補正を実行する。本実施形態のキーストーン補正は、全投写領域PAの内のスクリーンSC上に収まっている領域(補正後投写領域RA)のみに画像を投写するために、補正後投写領域RAに対応する液晶ライトバルブ12の画像形成領域中の領域(補正後画像形成領域)のみに有効パネル画像を形成することにより行う。なお、画像形成領域中の補正後の画像形成領域を除く領域には、光源11から射出された光を透過させないように全黒画像が形成される。
ズーム調整キーストーン補正処理後は、図5(b)に示すように、補正後投写領域RAがスクリーンSCのスクリーン枠SCW内に収まる。従って、ズーム状態が最適ズーム状態となっており、かつ、キーストーン補正が行われている。なお、全投写領域PAの内の補正後投写領域RAを除く領域には、画像光は投写されない。また、図5(a)には、ズーム調整キーストーン補正処理前のスクリーン上の画像を示している。
以上説明したように、本実施例のプロジェクター1は、自動ズーム調整処理(ズーム調整キーストーン補正処理)を行うことができる。このとき、液晶ライトバルブ12上の画像形成領域中の補正後画像形成領域はできる限り大きく設定されるため、有効パネル画像の解像度の低下を抑制することができる。
上述した第1の実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(1)プロジェクター1は、電源オンされたときに、第1のズーム状態に設定される。これにより、自動ズーム調整処理が実行されると、第1のズーム状態から最適ズーム状態となるまでズーム状態が変化される。つまり、最小(テレ端)の投写画角θ1と最大(ワイド端)の投写画角θ2との中央の投写画角θ3のズーム状態を開始位置として、最適ズーム状態となるまでズーム状態が変化されるので、投写画角の角度変化量が、最大でも下記の式(2)で算出される値Δθ以下となり、角度変化量を抑制することができる。また、ズーム機構13aを作動させる作動時間を抑制することができる。
Δθ=(θ2−θ1)/2 …(2)
(第2の実施形態)
以下、第2の実施形態について説明する。
第2の実施形態に係るプロジェクター2の構成は、第1の実施形態と同様である。第1の実施形態との差異は、ズーム駆動部23を駆動して第1のズーム状態に設定するタイミングのみである。第1の実施形態では、プロジェクター1が電源オンされたときに第1のズーム状態に設定していたが、本実施形態では、プロジェクター2が電源オンされたときには、第1のズーム状態に設定せず、プロジェクター2が電源オフされたときに第1のズーム状態に設定する。また、自動ズーム調整処理(ズーム調整キーストーン補正処理)については、第1の実施形態と同様である。
プロジェクター2が電源オフされたときの動作について説明する。図6は、プロジェクター2が電源オフされたときの処理のフローチャートである。
入力操作部21に備わる電源キーが押下され、プロジェクター2の電源オフ操作信号が入力されると、制御部20は、光源制御部22に指示を出して、光源11を消灯させる(ステップS301)。
次に、ズーム制御部20aは、第1のズーム状態記憶部25から第1のズーム状態のズーム量を読み出し、第1のズーム状態となるように、ズーム駆動部23によるズーム機構13aの駆動を開始させる(ステップS302)。そして、ズーム制御部20aは、第1のズーム状態となったか否かを判断する(ステップS303)。ズーム制御部20aは、第1のズーム状態となるまで待ち続ける(ステップS303:NO)。第1のズーム状態となったら(ステップS303:YES)、ズーム制御部20aは、ズーム駆動部23の駆動を停止させる(ステップS304)。
次に、制御部20は、電源オフ処理を行う(ステップS305)。そして、プロジェクター2が電源オフされたときの処理を終了する。本実施形態では、電源オフ処理は、プロジェクター2の電源オフに伴って行われる処理を示し、電源オフに対応したソフトウェアやハードウェアの処理等を含む。
上述したように、プロジェクター2が電源オフされたときには、ズーム機構13aは、ズーム駆動部23によって、第1のズーム状態に設定される。即ち、最小(テレ端)の投写画角θ1と最大(ワイド端)の投写画角θ2との中央の投写画角θ3のズーム状態となる。
上述した第2の実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(1)プロジェクター2は、電源オフされたときに、第1のズーム状態に設定される。これにより、自動ズーム調整処理(ズーム調整キーストーン補正処理)が実行されると、第1のズーム状態から最適ズーム状態となるまでズーム状態が変化される。つまり、最小(テレ端)の投写画角θ1と最大(ワイド端)の投写画角θ2との中央の投写画角θ3のズーム状態を開始位置として、最適ズーム状態となるまでズーム状態が変化されるので、投写画角の角度変化量が、最大でも前述した式(2)の値Δθ以下となり、角度変化量を抑制することができる。また、ズーム機構13aを作動させる作動時間を抑制することができる。
(2)プロジェクター2は、電源オフされたときに、第1のズーム状態に設定されるため、次回、電源オンされた際に、第1のズーム状態に設定する必要がなくなる。これにより、プロジェクター2の電源オン時の初期処理に掛かる時間を低減することができる。
(第3の実施形態)
以下、第3の実施形態について説明する。
第3の実施形態に係るプロジェクター3の構成では、第1の実施形態の第1のズーム状態記憶部25の代わりにズーム量記憶部26を備えている。また、ズーム制御部20aが行う処理内容が異なる。それ以外の構成は第1の実施形態と同様である。また、自動ズーム調整処理(ズーム調整キーストーン補正処理)についても、第1の実施形態と同様である。
図7は、第3の実施形態に係るプロジェクター3の概略構成を示すブロック図である。図7を使用して、プロジェクター3とプロジェクター1との内部構成の差異について説明する。
ズーム量記憶部26は、不揮発性のメモリーからなり、ユーザーの入力操作に基づいてズーム駆動部23が駆動したズーム量の最小値および最大値を記憶する。また、ズーム機構13aが調整可能とするズーム量の最小値および最大値をデフォルト値として記憶する。
図8は、ズーム量記憶部26の領域構成図である。図8に示すように、ズーム量記憶部26の記憶領域T1は、デフォルト値としてのズーム量の最小値(テレ端の値)と最大値(ワイド端の値)、および、ズーム調整を実行した際の駆動実績値としてのズーム量の最小値と最大値を記憶する。ここで、ズーム調整は、自動ズーム調整処理による調整としてもよいし、手動によるズーム調整としてもよい。なお、デフォルト値は、予め記憶されている。
図7に戻り、ズーム制御部20aは、ズーム量記憶部26に記憶されたズーム量を読み出して、第2のズーム状態を表す初期ズーム量を算出する。また、画像解析部41から最適ズーム状態を入力して最適ズーム量を算出する。これらのズーム量に基づき、ズーム制御部20aは、ズーム駆動部23を制御してズーム機構13aを駆動させる。
また、ズーム制御部20aは、ズーム調整が実行された際に、ズーム状態検出部24からズーム状態を表すズーム量を入力し、そのズーム量がズーム量記憶部26に記憶された駆動実績値の最小値より小さければ、ズーム量記憶部26の駆動実績値の最小値を検出したズーム量に書き換える。即ち、駆動実績値の最小値を更新する。また、ズーム量がズーム量記憶部26に記憶された駆動実績値の最大値より大きければ、ズーム量記憶部26の駆動実績値の最大値を検出したズーム量に書き換える。即ち、駆動実績値の最大値を更新する。
次に、プロジェクター3が電源オンされたときの動作について説明する。図9は、プロジェクター3が電源オンされたときの処理のフローチャートである。
入力操作部21に備わる電源キーが押下され、プロジェクター3の電源オン操作信号が入力されると、制御部20は、起動処理を行う(ステップS401)。次に、制御部20は、光源制御部22に指示を出して、光源11を点灯させる(ステップS402)。
次に、ズーム制御部20aは、ズーム量記憶部26から駆動実績値の最小値と最大値とを読み出して、その中央の値(平均値)を算出し、第2のズーム状態を表すズーム量とする(ステップS403)。なお、駆動実績値が無い状態の場合は、ズーム量記憶部26のデフォルト値の最小値と最大値とを使用する。そして、ズーム制御部20aは、第2のズーム状態となるように、ズーム駆動部23によるズーム機構13aの駆動を開始させる(ステップS404)。そして、ズーム制御部20aは、第2のズーム状態となったか否かを判断する(ステップS405)。ズーム制御部20aは、第2のズーム状態となるまで待ち続ける(ステップS405:NO)。第2のズーム状態となったら(ステップS405:YES)、ズーム制御部20aは、ズーム駆動部23の駆動を停止させる(ステップS406)。そして、プロジェクター3が電源オンされたときの処理を終了する。
上述したように、プロジェクター3が電源オンされたときには、ズーム機構13aは、ズーム駆動部23によって、第2のズーム状態に設定される。即ち、駆動実績のある最小値のズーム量と最大値のズーム量との中央のズーム量に基づいたズーム状態となる。
上述した第3の実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(1)プロジェクター3は、電源オンされたときに、第2のズーム状態に設定される。これにより、自動ズーム調整処理が実行されると、第2のズーム状態から最適ズーム状態となるまでズーム状態が変化される。つまり、駆動実績のある最小値のズーム量と最大値のズーム量との中央のズーム量を開始位置として、最適ズーム状態となるまでズーム状態が変化される。よって、ユーザーの過去の駆動実績(使用したズーム範囲)が反映され、ユーザーの好みのズーム状態に近い状態からズーム移動するため、ズーム移動量を抑制することができる。また、ズーム駆動の時間を抑制することができる。
(第4の実施形態)
以下、第4の実施形態について説明する。
第4の実施形態に係るプロジェクター4の構成は、第3の実施形態と同様である。第3の実施形態との差異は、第2のズーム状態を算出して設定するタイミングのみである。第3の実施形態では、プロジェクター3が電源オンされたときに第2のズーム状態を算出して設定していたが、本実施形態では、プロジェクター4が電源オンされたときには、第2のズーム状態の算出および設定は行わず、プロジェクター4が電源オフされたときに第2のズーム状態の算出および設定を行う。また、自動ズーム調整処理(ズーム調整キーストーン補正処理)については、第1の実施形態と同様である。
プロジェクター4が電源オフされたときの動作について説明する。図10は、プロジェクター4が電源オフされたときの処理のフローチャートである。
入力操作部21に備わる電源キーが押下され、プロジェクター4の電源オフ操作信号が入力されると、制御部20は、光源制御部22に指示を出して、光源11を消灯させる(ステップS501)。
次に、ズーム制御部20aは、ズーム量記憶部26から駆動実績値の最小値と最大値を読み出して、その中央の値(平均値)を算出し、第2のズーム状態のズーム量とする(ステップS502)。なお、駆動実績値が無い状態の場合は、ズーム量記憶部26のデフォルト値の最小値と最大値とを使用する。次に、ズーム制御部20aは、第2のズーム状態となるように、ズーム駆動部23によるズーム機構13aの駆動を開始させる(ステップS503)。そして、ズーム制御部20aは、第2のズーム状態となったか否かを判断する(ステップS504)。ズーム制御部20aは、第2のズーム状態となるまで待ち続ける(ステップS504:NO)。第2のズーム状態となったら(ステップS504:YES)、ズーム制御部20aは、ズーム駆動部23の駆動を停止させる(ステップS505)。
次に、制御部20は、電源オフ処理を行う(ステップS506)。そして、プロジェクター4の電源オフされたときの処理を終了する。
上述したように、プロジェクター4が電源オフされたときには、ズーム機構13aは、ズーム駆動部23によって、第2のズーム状態に設定される。即ち、駆動実績のある最小値のズーム量と最大値のズーム量との中央のズーム量に基づいたズーム状態となる。
上述した第4の実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(1)プロジェクター4は、電源オフされたときに、第2のズーム状態に設定される。これにより、自動ズーム調整処理が実行されると、第2のズーム状態から最適ズーム状態となるまでズーム状態が変化される。つまり、駆動実績のある最小値のズーム量と最大値のズーム量との中央のズーム量を開始位置として、最適ズーム状態となるまでズーム状態が変化される。よって、ユーザーの過去の駆動実績(使用したズーム範囲)が反映され、ユーザーの好みのズーム状態に近い状態からズーム移動するため、ズーム移動量を抑制することができる。また、ズーム駆動の時間を抑制することができる。
(2)プロジェクター4は、電源オフされたときに、第2のズーム状態に設定されるため、次回電源オンされた際に、第2のズーム状態に設定する必要がなくなる。これにより、プロジェクター4の電源オン時の初期処理に掛かる時間を低減することができる。
(第5の実施形態)
以下、第5の実施形態について説明する。
第5の実施形態に係るプロジェクター5の構成は、第3の実施形態と同様である。
図7は、第5の実施形態に係るプロジェクター5の概略構成を示すブロック図である。
図7を使用して、プロジェクター5とプロジェクター1との内部構成の差異について説明する。
ズーム量記憶部26は、不揮発性のメモリーからなり、ズーム駆動部23が駆動したズーム状態を表すズーム量の最小値および最大値を記憶する。また、ズーム機構13aが調整可能とするズーム量の最小値および最大値をデフォルト値として記憶する。
さらに、ズーム量記憶部26は、記憶された最小のズーム量となるようにズーム駆動部23がズーム機構13aを駆動させる時間である第1ズーム動作時間と、記憶された最大のズーム量となるようにズーム駆動部23がズーム機構13aを駆動させる時間である第2ズーム動作時間とが一致するズーム量を初期ズーム量として記憶する。初期ズーム量は、投写レンズ13の初期ズーム状態に対応する。記憶された初期ズーム量は、ズーム制御部20aによって読み出しおよび更新される。
プロジェクター5は、電源オンされたときに、初期ズーム状態に設定される。プロジェクター5が電源オンされたときの処理は、第1の実施形態の図3のフローチャートと同様である。よって、図示および説明は省略する。
上述した第5の実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(1)プロジェクター5は、電源オンされたときに、初期ズーム状態に設定される。これにより、自動ズーム調整処理が実行されると、初期ズーム状態から最適ズーム状態となるまでズーム状態が変化される。つまり、第1ズーム動作時間と第2ズーム動作時間とが一致するズーム状態である初期ズーム状態を開始位置として、最適ズーム状態となるまでズーム状態が変化される。よって、ズーム調整に掛かる時間は最大でも第1ズーム動作時間(=第2ズーム動作時間)以下となるため、ズーム調整時間を抑制することができる。
(第6の実施形態)
以下、第6の実施形態について説明する。
第6の実施形態に係るプロジェクター6の構成は、第5の実施形態と同様である。第5の実施形態との差異は、ズーム駆動部23を駆動して初期ズーム状態に設定するタイミングのみである。第5の実施形態では、プロジェクター5が電源オンされたときに初期ズーム状態に設定していたが、本実施形態では、プロジェクター6が電源オンされたときには、初期ズーム状態に設定せず、プロジェクター6が電源オフされたときに初期ズーム状態に設定する。また、自動ズーム調整処理(ズーム調整キーストーン補正処理)については、第1の実施形態と同様である。
また、プロジェクター6が電源オフされたときの処理は、第2の実施形態の図6のフローチャートと同様である。よって、図示および説明は省略する。
上述した第6の実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(1)プロジェクター6は、電源オフされたときに、初期ズーム状態に設定される。これにより、自動ズーム調整処理が実行されると、初期ズーム状態から最適ズーム状態となるまでズーム状態が変化される。つまり、第1ズーム動作時間と第2ズーム動作時間とが一致するズーム状態である初期ズーム状態を開始位置として、最適ズーム状態となるまでズーム状態が変化される。よって、ズーム調整に掛かる時間は最大でも第1ズーム動作時間(=第2ズーム動作時間)以下となるため、ズーム調整時間を抑制することができる。
(2)プロジェクター6は、電源オフされたときに、初期ズーム状態に設定されるため、次回電源オンされた際に、初期ズーム状態に設定する必要がなくなる。これにより、プロジェクター6の電源オン時の初期処理に掛かる時間を低減することができる。
(第7の実施形態)
以下、第7の実施形態について説明する。
第7の実施形態に係るプロジェクター7の構成では、第1の実施形態の第1のズーム状態記憶部25の代わりに第3のズーム状態記憶部27を備えている。また、ズーム制御部20aが行う処理内容が異なる。それ以外の構成は第1の実施形態と同様である。また、自動ズーム調整処理(ズーム調整キーストーン補正処理)についても、第1の実施形態と同様である。
図11は、第7の実施形態に係るプロジェクター7の概略構成を示すブロック図である。図11を使用して、プロジェクター7とプロジェクター1との内部構成の差異について説明する。
第3のズーム状態記憶部27は、不揮発性のメモリーからなり、ズーム駆動部23が駆動した最新のズーム状態を表すズーム量を初期ズーム量として記憶する。初期ズーム量は、投写レンズ13の初期ズーム状態に対応する。また、ズーム機構13aが調整可能とするズーム量の最小値および最大値の中間値を初期ズーム量のデフォルト値として記憶する。
記憶された初期ズーム量は、ズーム制御部20aによって読み出しおよび更新される。
プロジェクター7は、電源オンされたときに、初期ズーム状態に設定される。プロジェクター7が電源オンされたときの処理は、第1の実施形態の図3のフローチャートと同様である。よって、図示および説明は省略する。
上述した第7の実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(1)プロジェクター7は、電源オンされたときに、初期ズーム状態に設定される。これにより、自動ズーム調整処理が実行されると、初期ズーム状態から最適ズーム状態となるまでズーム状態が変化される。つまり、第1ズーム動作時間と第2ズーム動作時間とが一致するズーム状態である初期ズーム状態を開始位置として、最適ズーム状態となるまでズーム状態が変化される。よって、ズーム調整に掛かる時間は最大でも第1ズーム動作時間(=第2ズーム動作時間)以下となるため、ズーム調整時間を抑制することができる。
(第8の実施形態)
以下、第8の実施形態について説明する。
第8の実施形態に係るプロジェクター8の構成は、第7の実施形態と同様である。第7の実施形態との差異は、ズーム駆動部23を駆動して初期ズーム状態に設定するタイミングのみである。第7の実施形態では、プロジェクター5が電源オンされたときに初期ズーム状態に設定していたが、本実施形態では、プロジェクター8が電源オンされたときには、初期ズーム状態に設定せず、プロジェクター8が電源オフされたときのズーム状態に対応するズーム量を、第3のズーム状態記憶部27に保存し、現在のズーム状態の設定を維持する。また、自動ズーム調整処理(ズーム調整キーストーン補正処理)については、第1の実施形態と同様である。
上述した第8の実施形態によれば、プロジェクター8は、電源オフされたときに、初期ズーム状態に設定される。これにより、次回、プロジェクターを使用する際には、既に初期ズーム状態に設定されているので、最適ズーム状態となるまでのズーム調整時間を抑制することができる。
なお、上述した第7の実施形態と同様に、電源オンされたときに、第3のズーム状態記憶部27から読み出した初期ズーム量と、現在のズーム状態とを比較して、両者が一致しなかった場合は、初期ズーム量、即ち第3のズーム状態となるようにズーム駆動部23を駆動するようにしてもよい。このような構成によれば、何らかの原因でプロジェクター8の電源がオフの状態で投写レンズ13のズーム状態が変わったとしても、第3のズーム状態記憶部27から読み出した初期ズーム量に基づいて、投写レンズ13を初期ズーム状態に設定することができる。
なお、上述した実施形態に限定されず、種々の変更や改良等を加えて実施することが可能である。変形例を以下に述べる。
(変形例1)上記第1および第2の実施形態では、第1のズーム状態は、最小の投写画角と最大の投写画角との中央の投写画角のズーム状態としたが、最小の投写画角と最大の投写画角との中央近傍の投写画角のズーム状態としてもよい。この場合も同等の効果を得ることができる。
(変形例2)上記第3および第4の実施形態では、第2のズーム状態は、駆動実績のある最小値のズーム量と最大値のズーム量との中央のズーム量に基づくズーム状態としたが、駆動実績のある最小値のズーム量と最大値のズーム量との中央近傍のズーム量に基づくズーム状態としてもよい。この場合も同等の効果を得ることができる。
(変形例3)上記第5乃至第8の実施形態では、初期ズーム状態は、第1ズーム動作時間と第2ズーム動作時間とが一致するズーム状態としたが、第1ズーム動作時間と第2ズーム動作時間とが一致する近傍のズーム状態としてもよい。この場合も同等の効果を得ることができる。
(変形例4)上記第1乃至第8の実施形態では、プロジェクターを所定のズーム状態(第1のズーム状態、第2のズーム状態、または初期ズーム状態のいずれか)に設定した後で、自動ズーム調整処理(ズーム調整キーストーン補正処理)を行うものとしたが、自動ズーム調整処理は行わず、ユーザーが手動でズーム調整を行ってもよい。このように、手動でズーム調整を行った場合でも、所定のズーム状態を開始位置とすることで、ズーム調整に伴う投写画角の角度変化量やズーム移動量、ズーム機構の作動時間を抑制することができる。
(変形例5)上記第1乃至第8の実施形態では、入力操作部21としてプロジェクター本体に備えられたボタンを例示したが、これに限定するものではない。例えば、プロジェクターに対する操作信号等を送受信するIPネットワーク通信部(図示せず)やRS−232C通信部(図示せず)、USB(Universal Serial Bus)通信部(図示せず)等としてもよい。
(変形例6)上記第1乃至第8の実施形態では、光変調装置として、透過型の液晶ライトバルブ12を用いているが、反射型の液晶ライトバルブ等、反射型の光変調装置を用いることも可能である。また、入射した光の射出方向を、画素としてのマイクロミラー毎に制御することにより、光源から射出した光を変調する微小ミラーアレイデバイス等を用いることもできる。
1,2,3,4,5,6,7,8…プロジェクター、10…画像投写部、11…光源、12…液晶ライトバルブ、13…投写レンズ、13a…ズーム機構、14…ライトバルブ駆動部、20…制御部、20a…ズーム制御部、21…入力操作部、22…光源制御部、23…ズーム駆動部、24…ズーム状態検出部、25…第1のズーム状態記憶部、26…ズーム量記憶部、27…第3のズーム状態記憶部、30…画像信号入力部、31…画像処理部、32…キーストーン補正部、40…撮像部、41…画像解析部。

Claims (5)

  1. 投写画角を調整可能なズーム機構を有する投写レンズと、
    前記ズーム機構を駆動するズーム駆動部と、
    前記ズーム駆動部が駆動したズーム量を記憶するズーム量記憶部と、
    所定の操作信号を受信する操作信号受信部と、
    前記操作信号受信部が前記所定の操作信号を受信したときに、前記ズーム量記憶部に記憶されたズーム量に基づいて決定される初期ズーム状態となるように、前記ズーム駆動部を駆動させるズーム制御部と、を備え、
    前記初期ズーム状態は、
    前記ズーム量記憶部に記憶された最小のズーム量と最大のズーム量との中央のズーム量であることを特徴とするプロジェクター。
  2. 投写画角を調整可能なズーム機構を有する投写レンズと、
    前記ズーム機構を駆動するズーム駆動部と、
    前記ズーム駆動部が駆動したズーム量を記憶するズーム量記憶部と、
    所定の操作信号を受信する操作信号受信部と、
    前記操作信号受信部が前記所定の操作信号を受信したときに、前記ズーム量記憶部に記憶されたズーム量に基づいて決定される初期ズーム状態となるように、前記ズーム駆動部を駆動させるズーム制御部と、を備え、
    前記初期ズーム状態は、
    前記ズーム量記憶部に記憶された最小のズーム量となるように前記ズーム駆動部を動作させる第1ズーム動作時間と、前記ズーム量記憶部に記憶された最大のズーム量となるように前記ズーム駆動部を動作させる第2ズーム動作時間とが一致するズーム量であることを特徴とするプロジェクター。
  3. 請求項1又は2に記載のプロジェクターであって、
    前記操作信号受信部が受信する前記所定の操作信号は、電源オン操作信号または電源オフ操作信号であることを特徴とするプロジェクター。
  4. 投写画角を調整可能なズーム機構を有する投写レンズと、
    前記ズーム機構を駆動するズーム駆動部と、前記ズーム駆動部が駆動したズーム量を記憶するズーム量記憶部と、を有するプロジェクターの制御方法であって、
    所定の操作信号を受信する操作信号受信工程と、
    前記操作信号受信工程が前記所定の操作信号を受信したときに、前記ズーム量記憶部に記憶されたズーム量に基づいて決定される初期ズーム状態となるように、前記ズーム駆動部を駆動させるズーム制御工程と、を備え、
    前記初期ズーム状態は、
    前記ズーム量記憶部に記憶された最小のズーム量と最大のズーム量との中央のズーム量であることを特徴とするプロジェクターの制御方法。
  5. 投写画角を調整可能なズーム機構を有する投写レンズと、
    前記ズーム機構を駆動するズーム駆動部と、前記ズーム駆動部が駆動したズーム量を記憶するズーム量記憶部と、を有するプロジェクターの制御方法であって、
    所定の操作信号を受信する操作信号受信工程と、
    前記操作信号受信工程が前記所定の操作信号を受信したときに、前記ズーム量記憶部に記憶されたズーム量に基づいて決定される初期ズーム状態となるように、前記ズーム駆動部を駆動させるズーム制御工程と、を備え、
    前記初期ズーム状態は、
    前記ズーム量記憶部に記憶された最小のズーム量となるように前記ズーム駆動部を動作させる第1ズーム動作時間と、前記ズーム量記憶部に記憶された最大のズーム量となるように前記ズーム駆動部を動作させる第2ズーム動作時間とが一致するズーム量であることを特徴とするプロジェクターの制御方法。
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