JP5309827B2 - プロジェクタ - Google Patents
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Description
本発明の一形態は、映像をスクリーンに投影するプロジェクタであって、前記映像を表現する投影光を生成する投影光学系と、前記投影光学系で生成された投射光を前記スクリーンへと投射する複数のレンズが配列された投射レンズユニットと、当該プロジェクタから前記スクリーンに向かう投影光の光軸である投影光軸を挟む位置にそれぞれ設けられ、前記スクリーンを撮像する第1および第2の撮像センサと、前記第1および第2の撮像センサによって撮影された撮像画像に基づいて、前記スクリーンに投影される映像を調整する投影調整部と、前記投影光学系および前記投射レンズユニットの少なくとも一部を収容する本体筐体とを備え、前記第1および第2の撮像センサのうち少なくとも一方の光軸は、前記投影光軸へ傾向し、前記第1および第2の撮像センサにおける光軸のうち前記投影光軸へ傾向する光軸は、前記スクリーンよりも手前で前記投影光軸と交差し、前記第1および第2の撮像センサは、前記本体筐体に設けられた、プロジェクタである。
A1.プロジェクタの構成:
図1は、プロジェクタ10の構成を主に示す説明図である。プロジェクタ10は、スクリーン80に映像を投影する。プロジェクタ10は、色分離合成光学系20と、投射レンズユニット30と、セントラルプロセッシングユニット(Central Processing Unit、以下、CPUという)110と、映像投影部112と、映像調整部114と、メモリ120と、ユーザインタフェース130と、映像入力部140と、空間光変調制御部150と、フォーカス駆動部164と、撮像センサ182,184とを備える。
図4は、プロジェクタ10の映像調整部114が実行する台形補正処理(ステップS10)を示すフローチャートである。台形補正処理(ステップS10)は、プロジェクタ10に対するスクリーン80の傾きによって生じる映像の歪が少なくなるように映像に施される台形歪補正量を設定する処理である。本実施例では、映像調整部114は、プロジェクタ10の電源が投入され光源21が点灯した後や、ユーザインタフェース130を介したユーザからの指示入力に基づいて、台形補正処理(ステップS10)を実行する。本実施例では、台形補正処理(ステップS10)は、プロジェクタ10のCPU110がソフトウェアに基づいて動作することによって実現されるが、他の実施形態として、プロジェクタ10が備える電子回路がその物理的な回路構成に基づいて動作することによって実現されても良い。
以上説明したプロジェクタ10によれば、撮像センサ182,184による撮像領域RL,RRの各々を、投影光RPの光軸APへと傾向した方向に拡張することができる。その結果、撮像画像に基づく映像調整処理である台形補正処理(ステップS10),焦点調整処理(ステップS20),拡縮調整処理(ステップS30)を実施可能なプロジェクタの設置範囲を拡張することができる。
図7は、第1変形例におけるプロジェクタ11を側面から見た構成を主に示す説明図である。第1変形例のプロジェクタ11は、投射レンズユニット30から投射された投影光を反射鏡50に反射させてスクリーン80に投影する点、反射鏡50の設置に伴って色分離合成光学系20や投射レンズユニット30の配置が異なる点以外は、前述した実施例のプロジェクタ10と同様である。プロジェクタ11においても、撮像センサ182,184の光軸AL,ARの各々は、本体筐体40の上面41側から見た場合、投影光RPの光軸APへ傾向する。
図8は、第2変形例におけるプロジェクタ12の外観構成を示す説明図である。第2変形例のプロジェクタ12は、投射レンズユニット30からの投影光をスクリーン80へと放出する放出口49が本体筐体40の前面43に設けられている点、前面43への放出口49の設置に伴って色分離合成光学系20や投射レンズユニット30の配置が異なる点以外は、前述した実施例のプロジェクタ10と同様である。プロジェクタ12においても、撮像センサ182,184の光軸AL,ARの各々は、本体筐体40の上面41側から見た場合、投影光RPの光軸APへ傾向する。撮像センサ182,184は、放出口49が設けられた本体筐体40の前面43とは異なる上面41に設けられている。
図9は、第3変形例におけるプロジェクタ13の構成を示す説明図である。第3変形例のプロジェクタ13は、撮像センサ182の光軸ALが投影光RPの光軸APへと傾向する角度θLを変更する角度変更部192を備える点以外は、前述した実施例のプロジェクタ10と同様である。プロジェクタ13においては、角度変更部192は、CPU110からの指示信号に基づいて撮像センサ182を回転させるモータであり、撮像センサ182の光軸ALが投影光RPの光軸APへ傾向する角度θLを変更する。第3変形例では、撮像センサ182の角度θLは変更可能であって、撮像センサ184の角度θRは固定されているが、他の実施形態において、撮像センサ182の角度θLと同様に、撮像センサ184の角度θRも変更可能であっても良い。第3変形例では、固定されている撮像センサ184は、投影光RPの一部を撮影するが、他の実施形態において、魚眼レンズを始めとする視野角の広いレンズを用いて投影光RPの全ての領域を撮影しても良い。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこうした実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内において様々な形態で実施し得ることは勿論である。例えば、本実施例では、撮像センサ182,184の撮像領域RL,RRは、少なくとも一部で重なり合うとしたが、他の実施形態において、角度θL,θRを更に大きくすることによって、撮像センサ182,184の撮像領域RL,RRは、互いに離間するとしても良い。これによって、撮像領域RSを更に幅広く拡張することができる。
20…色分離合成光学系
21…光源
22a,22b…インテグレータレンズ
23…偏光変換素子
25a,25b…ダイクロイックミラー
28r,28g,28b…空間光変調器
29…ダイクロイックプリズム
30…投射レンズユニット
31…フロントレンズ
32…ズームレンズ
33…マスタレンズ
34…フォーカスレンズ
35…平行ガラス
40…本体筐体
41…上面
42…底面
43…前面
44…背面
45…左側面
46…右側面
49…放出口
50…反射鏡
80…スクリーン
110…CPU
112…映像投影部
114…映像調整部
120…メモリ
130…ユーザインタフェース
140…映像入力部
150…空間光変調制御部
162…ズーム駆動部
164…フォーカス駆動部
182,184…撮像センサ
Claims (8)
- 映像をスクリーンに投影するプロジェクタであって、
前記映像を表現する投影光を生成する投影光学系と、
前記投影光学系で生成された投射光を前記スクリーンへと投射する複数のレンズが配列された投射レンズユニットと、
当該プロジェクタから前記スクリーンに向かう投影光の光軸である投影光軸を挟む位置にそれぞれ設けられ、前記スクリーンを撮像する第1および第2の撮像センサと、
前記第1および第2の撮像センサによって撮影された撮像画像に基づいて、前記スクリーンに投影される映像を調整する投影調整部と、
前記投影光学系および前記投射レンズユニットの少なくとも一部を収容する本体筐体と
を備え、
前記第1および第2の撮像センサのうち少なくとも一方の光軸は、前記投影光軸へ傾向し、
前記第1および第2の撮像センサにおける光軸のうち前記投影光軸へ傾向する光軸は、前記スクリーンよりも手前で前記投影光軸と交差し、
前記第1および第2の撮像センサは、前記本体筐体に設けられた、プロジェクタ。 - 前記第1および第2の撮像センサが前記スクリーンを撮影可能な各々の撮像領域は、少なくとも一部で重なり合う請求項1に記載のプロジェクタ。
- 前記第1および第2の撮像センサが前記スクリーンを撮影可能な各々の撮像領域は、互いに離間する請求項1に記載のプロジェクタ。
- 更に、前記第1および第2の撮像センサのうち少なくとも一方の光軸が前記投影光軸へ傾向する角度を変更する角度変更部を備える請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のプロジェクタ。
- 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のプロジェクタであって、
前記本体筐体は、前記スクリーンに背を向ける後端部を有し、
前記第1および第2の撮像センサは、前記本体筐体において前記投射レンズユニットよりも前記後端部に近い位置に設けられた、プロジェクタ。 - 前記撮像センサは、前記本体筐体の外表面を構成する複数の面の一つに設けられ、該面における端縁部のうち前記後端部により近い端縁部に沿って位置する請求項5に記載のプロジェクタ。
- 前記撮像センサは、前記本体筐体の外表面を構成する複数の面の一つであって、前記スクリーンへと投影光を放出する放出口が設けられた面に設けられた請求項5または請求項6に記載のプロジェクタ。
- 前記撮像センサは、前記本体筐体の外表面を構成する複数の面の一つであって、前記スクリーンへと投影光を放出する放出口が設けられた面とは異なる外表面に設けられた請求項5または請求項6に記載のプロジェクタ。
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