JP2012018214A - 投写型映像表示装置 - Google Patents

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和伸 桶谷
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敬二 平尾
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Abstract

【課題】投写映像を自動調整する際に視聴者に負担を与えることなく、視認性を向上させた映像表示を実現できる投写型映像表示装置を提供する。
【解決手段】プロジェクタ100は、複数の色光と不可視光とを時分割で切替えて出射する光源部10,12,14と、入力映像信号に基づいて複数の色光を変調するとともに、投写映像の状態を認識するためのテストパターンに基づいて不可視光を変調する光変調部18と、光変調部18によりそれぞれ変調された複数の色光と不可視光とを、投写面Sに重ね合わせて投写する投写部22と、投写映像のうちのテストパターンを選択して撮像し、撮像データを生成する撮像部44と、撮像部44により生成された撮像データに基づいて、投写映像を調整する映像調整部32,38とを備える。
【選択図】図3

Description

この発明は、投写型映像表示装置に関し、より特定的には、投写映像の自動調整機能を備える投写型映像表示装置に関する。
投写映像の調整を自動的に行なうことが可能な投写型映像表示装置(以下、プロジェクタという)として、たとえば、特開2005−318652号公報(特許文献1)は、画像の歪みを補正する画像歪み補正回路と、投写表示された画像と投写画面近傍に設定されたスクリーンとを撮像できるイメージセンサとを備え、該イメージセンサにて撮像された画像により、プロジェクタとスクリーンとの位置関係を検出し、その検出した位置関係情報により、画像歪み補正回路によってスクリーンに目的の形状で画像を表示できるプロジェクタを開示する。
特開2005−318652号公報
上記の特許文献1に記載のプロジェクタにおいては、プロジェクタとスクリーンとの位置関係を知るために、スクリーン内に特定のテストパターンを表示させる。たとえば、プロジェクタから表示画面の4隅までの距離を算出するために、プロジェクタは、画面十字型のテストパターンを画面4隅に位置するように投写し、当該十字型テストパターンの位置でのフォーカス点を検出する。また、投写表示画面全体の位置を検出するためには、全白のテストパターンを表示させる。
このように、特許文献1に記載のプロジェクタによれば、特定のテストパターンをスクリーンに表示させることによって、プロジェクタとスクリーンとの位置関係を把握することができる。そのため、外部から入力される映像信号に基づく映像(以下、「入力映像」ともいう)をスクリーンに表示させている最中に、その投写映像の自動調整を行なうためには、当該入力映像の表示を一旦中断させてテストパターンの表示に切替える必要があった。この結果、投写映像の視認性を向上できる一方で、入力映像を視聴している視聴者に対しては、投写映像の自動調整を行なっている期間中、映像の提供が一時的に中断されるという負担を与えるという不具合が生じていた。
それゆえ、この発明は、かかる課題を解決するためになされたものであり、その目的は、投写映像を自動調整する際に視聴者に負担を与えることなく、視認性を向上させた映像表示を実現できる投写型映像表示装置を提供することである。
この発明のある局面に従う投写型映像表示装置は、入力された映像信号に基づく映像を投写面に投写する投写型映像表示装置であって、複数の色光と、不可視光とを時分割で切替えて出射する光源部と、映像信号に基づいて複数の色光を変調するとともに、投写映像の状態を認識するためのテストパターンに基づいて不可視光を変調する光変調部と、光変調部によりそれぞれ変調された複数の色光と不可視光とを、投写面に投写する投写部と、投写映像のうちのテストパターンを撮像し、撮像データを生成する撮像部とを備え、撮像部により撮像されたテストパターンに基づいて、投写映像を調整する。
上記の投写型映像表示装置によれば、投写映像の調整は、不可視光によるテストパターンを撮像した撮像データに基づいて行なわれるため、投写映像の調整のために、入力映像の表示を中断させて特定のテストパターンの表示に切替える必要がない。よって、投写映像を自動調整する際に視聴者に負担を与えることなく、視認性を向上させた映像表示を実現できる。
この発明の別の局面に従う投写型映像表示装置は、入力された映像信号に基づく映像を投写面に投写する第1のモードと、投写映像を調整する第2のモードとを備えた投写型映像表示装置であって、第1のモードの選択中、複数の色光を時分割で切替えて出射し、第2のモードの選択中、複数の色光と不可視光とを時分割で切替えて出射する光源部と、第1のモードの選択中、映像信号に基づいて複数の色光を変調し、第2のモードの選択中、映像信号に基づいて複数の色光を変調するとともに、投写映像の状態を認識するためのテストパターンに基づいて不可視光を変調する光変調部と、第1のモードの選択中、光変調部により変調された複数の色光を投写面に投写し、第2のモードの選択中、光変調部によりそれぞれ変調された複数の色光と不可視光とを投写面に投写する投写部と、第2のモードの選択中、投写映像のうちのテストパターンを撮像し、撮像データを生成する撮像部とを備え、第2のモードの選択中、撮像部により撮像されたテストパターンに基づいて、投写映像を調整する。
上記の投写型映像表示装置によれば、投写映像の調整を行なうときにのみ不可視光によるテストパターンを入力映像に重畳して投写面に表示させることから、通常の入力映像のみを表示させる場合においては、投写映像の明るさを保つことができる。
好ましくは、光源部は、光源と、光源から出射された光を受けて複数の色光および不可視光を順に出射するカラーホイールとを含む。カラーホイールは、カラーホイールの円周方向に沿って並設され、光源が出射した光を受けて複数の色光および不可視光をそれぞれ出射する複数のカラーフィルタを含む。
上記の投写型映像表示装置によれば、その一部に不可視フィルタを含むカラーホイールを回転させることにより、複数の色光による入力映像と不可視光によるテストパターンとを重ね合わせて表示させることができる。
好ましくは、光源部は、複数の色光をそれぞれ発光する複数の第1の固体光源と、不可視光を発光する第2の固体光源とを含む。投写型映像表示装置は、投写映像を調整するときに、複数の第1の固体光源および第2の固体光源を時分割で切替えて駆動させるための光源制御部をさらに備える。
上記の投写型映像表示装置によれば、複数の色光をそれぞれ発光する複数の第1の固体光源および不可視光を発光する第2の固体光源とを駆動制御することにより、投写映像の非調整時における投写映像の明るさを保つとともに、入力映像の表示を中断させることなく投写映像を調整することができる。
好ましくは、光源部は、光源と、複数の色光に対応して設けられ、それぞれ異なる色光の偏光方向を回転させる特性を有する複数の第1の波長選択型の偏光変換素子と、不可視光に対応して設けられ、不可視光の偏光方向を回転させる特性を有する第2の波長選択型の偏光変換素子とを含む。投写型映像表示装置は、投写映像を調整するときに、複数の第1の波長選択型の偏光変換素子および第2の波長選択型の偏光変換素子を時分割で切替えて駆動させるための光源制御部をさらに備える。
上記の投写型映像表示装置によれば、複数の第1の波長選択型の偏光変換素子と第2の波長変換型の偏光変換素子とを駆動制御することにより、投写映像の非調整時における投写映像の明るさを保つとともに、入力映像の表示を中断させることなく投写映像を調整することができる。
好ましくは、投写型映像表示装置は、撮像部により生成された撮像データに基づいて、投写映像を調整する映像調整部をさらに備える。映像調整部は、撮像データに基づいて投写型映像表示装置の投写面に対する傾きを算出し、当該算出した傾きに応じて映像信号を補正することにより、投写映像を調整する映像処理部と、撮像データに基づいて投写面に対する投写部の位置関係を検出し、その検出結果に基づいて投写部を駆動することにより、投写映像を調整する投写制御部とを含む。
上記の投写型映像表示装置によれば、入力映像の表示を中断させることなく、視認性の高い映像を視聴者に提供することができる。
この発明によれば、投写映像を自動調整する際に視聴者に負担を与えることなく、視認性を向上させた映像表示を実現できる。
この発明の実施の形態1に係る投写型映像表示装置の主要部の構成を模式的に示す図である。 回転軸方向から見たカラーホイールの平面図である。 本発明の実施の形態1に係るプロジェクタの制御構造を説明する図である。 光変調素子の画素領域に形成されるテストパターンの一例を示す図である。 図4に示すテストパターンが投写された場合に投写面に投写される映像の一例を示す図である。 図4に示すテストパターンが投写された場合に投写面に投写される映像に基づいて、プロジェクタの投写面に対する傾きを算出する方法を説明する図である。 本実施の形態1に係る画像歪み補正処理を説明するフローチャートである。 タイマを起動させてからの時間情報とコントラストとの関係を説明する図である。 テストパターンの構成例を示す図である。 この発明の実施の形態2に係るプロジェクタの主要部の構成を模式的に示す図である。 図10における固体光源の駆動制御を説明するタイミングチャートである。 この発明の実施の形態3に係るプロジェクタの主要部の構成を模式的に示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中の同一または相当する部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
[実施の形態1]
図1は、この発明の実施の形態1に係る投写型映像表示装置(以下、「プロジェクタ」ともいう)の主要部の構成を模式的に示す図である。
図1を参照して、プロジェクタは、光源から入射した照明光を反射型の光変調素子を用いて反射光として変調するタイプのプロジェクタであって、光学エンジン1と、投写レンズ22とを備え、その外郭を筐体(図示せず)で覆われている。なお、プロジェクタは、スピーカ等の音声を出力するための構成要素や、光学エンジン1の構成要素および音声出力手段を電気的に接続するための回路基板なども搭載されているが、図1では、これらを含む一部の構成要素の図示は省略されている。
光学エンジン1は、光源ランプ10と、コンデンサレンズ12と、カラーホイール14と、ロッドインテグレータ16と、光変調素子18と、内部全反射(Total Internal Rejection:TIR)プリズム20とを備える。
光源ランプ10は、たとえば超高圧水銀ランプ、メタルハライドランプ、キセノンランプなどからなる。光源ランプ10は、筐体に対して着脱自在な状態で装着されている。光源ランプ10から出射された光は、コンデンサレンズ12に入射される。
コンデンサレンズ12は、光源ランプ10から入射された光に集光作用を付与する。コンデンサレンズ12を透過した光は、カラーホイール14に入射する。
カラーホイール14は、光源ランプ10から出射された光を受けて、複数の色光を順に出射する。具体的には、カラーホイール14は、光源ランプ10の光軸に平行な回転軸142を含む。回転軸142は、図示しないモータに連結されており、当該モータを回転駆動することによって、カラーホイール14は回転軸142を中心として回転する。
図2は、回転軸方向から見たカラーホイール14の平面図である。
図2を参照して、カラーホイール14は、回転軸142を中心とする円周方向に並べて配置された、カラーフィルタ144,146,148を含む。
カラーフィルタ144,146,148は、それぞれ単一の色光を出射する。具体的には、カラーフィルタ144は、光源ランプ10からの光を受けて、赤色波長域の光(以下、「R光」という)を出射する。カラーフィルタ146は、光源ランプ10からの光を受けて、緑色波長域の光(以下、「G光」という)を出射する。カラーフィルタ148は、光源ランプ10からの光を受けて、青色波長域の光(以下、「B光」という)を出射する。
したがって、カラーホイール14が回転軸142を中心にして回転することにより、カラーホイール14からはR光、G光、B光がその順に周期的に出射される。これにより、ロッドインテグレータ16には、R光、G光、B光が時分割で切替えて入射される。
なお、3色の色光の出射の順番は、カラーホイール14の構成に応じて任意である。また、出射する色光は、R,G,Bの3色に限定されるものではなく、4色以上の色光を周期的に出射することも可能である。この場合、複数の色光にそれぞれ対応する複数のカラーフィルタの角度範囲は、複数の色光を混合する比率に応じて調整される。
カラーホイール14は、さらに、これらのカラーフィルタ144,146,148と円周方向に並べて配置された不可視フィルタ150を含む。不可視フィルタ150は、光源ランプ10からの光を受けて、不可視波長域の光(以下、「不可視光」という)を出射する。不可視光とは、可視光外の波長による光のことであり、具体的には、赤外光、遠赤外光、または紫外光などである。本実施の形態1では、不可視フィルタ150は、たとえば赤外光を出射する。したがって、カラーホイール14が回転することにより、カラーホイール14からは、R光、G光、B光および赤外光が時分割で出射される。このように、光源ランプ10、コンデンサレンズ12およびカラーホイール14は、複数の色光と不可視光とを時分割で出射するための「光源部」を構成する。
再び図1を参照して、カラーホイール14から周期的に出射されるR光、G光、B光および赤外光は、ロッドインテグレータ16の一方の端部に入射されると、ロッドインテグレータ16の内部を伝搬してロッドインテグレータ16の他方の端部から出射される。
ロッドインテグレータ16から出射された光は、TIRプリズム20を介して光変調素子18の光入射面に導かれる。
光変調素子18は、DMD(Digital Micromirror Device)(TI社の登録商標)であり、複数の微小ミラーによって構成されている。複数の微小ミラーは可動式であり、各微小ミラーの角度を変更することによって、TIRプリズム20から受けた光を投写レンズ22側に反射するか否かを切替える。このようにして各微小ミラーを駆動して反射角度を変更することによって出射光の輝度を変調する。
光変調素子18は、カラーホイール14が回転することによってR光、G光、B光および赤外光が順に出射されるタイミングに同期して、各微小ミラーを制御する。すなわち、カラーホイール14による色光および赤外光の出射タイミングと同期して、画像に基づく光に付す強弱の変化(模様)を切替える。
光変調素子18で反射された色光は、投写レンズ22を経てスクリーン等の投写面Sに投写される。投写面Sには、カラーホイール14の回転に応じて、R、G、Bの色光による画像が順に投写される。投写面S上に投写される各色の色光による画像は、人間の目には、それらの色光による画像が重ね合わせて生成されるカラー画像として認識される。
さらに、光変調素子18で反射された赤外光は、投写レンズ22を経て投写面Sに投写される。赤外光による画像は、カラー画像に重ね合わせて投写される。しかしながら、この赤外光による画像は人間の目には認識されず、その結果、視聴者にはカラー画像のみが認識されることとなる。
本実施の形態1に係るプロジェクタは、赤外光による画像として、所定のテストパターンを投写面Sに表示させる。テストパターンとは、後述するように、投写映像の状態(画像の歪み状態、表示サイズ、表示位置およびフォーカス状態など)を認識するために予めプロジェクタ内部の記憶部に記憶されている画像である(図4参照)。本実施の形態1に係るプロジェクタは、投写面Sに表示されたテストパターンに基づいて投写映像の状態を認識し、その認識した結果に基づいて投写映像を自動調整する自動調整機能を有している。
[投写映像の自動調整]
以下に、投写映像を自動調整するためのプロジェクタの制御構造について、図面を参照して説明する。
図3は、本発明の実施の形態1に係るプロジェクタの制御構造を説明する図である。
図3を参照して、本実施の形態1に係るプロジェクタ100は、光学エンジン1(図1)と、映像信号受付部30と、映像信号処理部32と、表示制御部34と、光源制御部36と、レンズ制御部38と、アクチュエータ39と、記憶部40,42と、撮像部44と、撮像データ取得部46と、撮像データ解析部48とを備える。
映像信号受付部30は、図示しない入力部から与えられる映像信号を受信して出力する。映像信号受付部30は、受信したアナログ映像信号をデジタル信号に変換するADC(Analog Digital Converter)機能と、HDCP(High-Bandwidth Digital Content Protection System)に従う認証機能および暗号の復号機能とを有する。なお、HDCPとは、HDMI(High Definition Multimedia Interface)に従って伝送されるデータの暗号化を実現するために用いられる。これにより、デジタル伝送路上を伝送される映像信号などのコンテンツが不正にコピーされるのを防止できる。ここでは、デジタル伝送路は、HDMIに従ってデータ・信号を伝送する経路であるとしているが、DVI(Digital Visual Interface)に従って伝送経路であってもよい。
映像信号処理部32は、映像信号受付部30から出力された映像信号を表示のための信号に処理して出力する。具体的には、映像信号処理部32は、映像信号受付部30からの映像信号を、表示制御部34を介して1フレーム(1画面)ごとに記憶部40に書込むとともに、記憶部40に記憶された映像を表示制御部34を介して読出す。そして、この書込みと読出しの処理の過程において、各種の画像処理を施すことにより、映像信号処理部32は、入力された映像信号を変換して投写映像用の表示映像信号を生成する。
なお、映像信号処理部32が行なう画像処理には、プロジェクタ100からの投写光の光軸と投写面Sとの相対的な傾きによって生じる画像歪みを補正するための画像歪み補正処理や、投写面Sに表示される投写映像の表示サイズを拡大または縮小させるための画像サイズ調整処理などが含まれる。
表示制御部34は、記憶部40に記憶された表示映像信号を読出し、この表示映像信号に従って光学エンジン1による映像の表示動作を制御するための制御信号を生成する。生成された制御信号は、光学エンジン1、光源制御部36およびレンズ制御部38へそれぞれ出力される。
具体的には、表示制御部34は、表示映像信号に応じて、光学エンジン1内部の光変調素子18を駆動制御する。詳細には、表示制御部34は、カラーホイール14からR光、G光、B光が順に出射されるタイミングに同期して光変調素子18を構成する複数の微小ミラーを制御する。これにより、光変調素子18は、表示映像信号に基づいてR光、G光、B光を変調してR、G、Bの色光ごとの画像を順に出射する。
さらに、表示制御部34は、カラーホイール14から赤外光が出射されるタイミングに同期して光変調素子18を構成する複数の微小ミラーを制御する。具体的には、表示制御部34は、記憶部42に予め記憶されているテストパターンを読出し、その読出したテストパターンに基づいて複数の微小ミラーを制御する。これにより、光変調素子18は、テストパターンに基づいて赤外光を変調して赤外光による画像を出射する。この結果、投写面Sには、入力された映像信号に基づく画像(以下、「入力映像」という)と赤外光によるテストパターンとが重ね合わせて表示される。
表示制御部34は、光源ランプ10の出射光量を制御するための制御信号を生成して光源制御部36へ出力する。具体的には、視聴者がリモコンまたは操作パネル等を操作して投写映像の明るさの調整を指示すると、その指示に基づく操作信号が表示制御部34に入力される。表示制御部34は、当該操作信号に応じた光源ランプ10の出射光量の指令値を生成して光源制御部36へ出力する。光源制御部36は、表示制御部34から与えられる出射光量の指令値に従って光源ランプ10の駆動電力を変化させる。これにより、光源ランプ10の出射光量が調整され、投写面S上の投写映像の明るさが変化する。
なお、光源ランプ10の出射光量の調整は、視聴者の指示に従って行なう構成とする以外に、記憶部40から読出した表示映像信号の平均的な明るさに応じて出射光量を自動的に制御する構成としてもよい。
表示制御部34は、さらに、光学エンジン1内部の投写レンズ22の位置を光軸方向または光軸に垂直な方向に変化させるための制御信号を生成してレンズ制御部38へ出力する。具体的には、投写レンズ22は、投写光を投写面Sに結像させるためのレンズ群と、これらレンズ群の一部を光軸方向に変化させて投写映像のズーム状態およびフォーカス状態を調整するためアクチュエータ39とを備えている。
また、投写レンズ22は、投写面Sへの投写画面位置を垂直方向および水平方向に調整できるように、TIRプリズム20の光軸中心から一定範囲、シフト(移動)可能に構成されている。この投写レンズ22のシフト動作は、上記のアクチュエータ39で行なわせることができる。
表示制御部34は、後述する投写映像の自動調整を行なうことによって最良フォーカス位置を判定し、その判定結果をレンズ制御部38へ出力する。レンズ制御部38は、この判定結果に基づいてアクチュエータ39を駆動することにより、フォーカス調整を行なう。
さらに、表示制御部34は、投写映像の自動調整を行なうことによって最も良好な投写面Sへの投写画面位置を判定し、その判定結果をレンズ制御部38へ出力する。レンズ制御部38は、この判定結果に基づいてアクチュエータ39を駆動することにより投写レンズ22を一定範囲内でシフトさせて投写画面位置を調整する。
撮像部44は、プロジェクタ100の前方(映像の投写方向)を撮像する。撮像部44は、たとえばCCD(Charge Couple Device)センサ、あるいはCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサ等からなる撮像素子と、撮像素子の前方に配置される撮像レンズ等とを備えている。
撮像部44は、撮像データ取得部46の指示に基づいて、投写面Sの少なくとも投写映像を含む範囲を撮像する。このとき撮像部44は、投写面Sに表示された赤外光によるテストパターンを撮像する。撮像部44は、その撮像された画像を表す画像データ(以下、「撮像データ」という)を生成する。撮像部44で生成された撮像データは、撮像データ取得部46へ出力される。
撮像データ取得部46は、表示制御部34の指示に基づいて、撮像部44に投写面Sの撮像を指示する。表示制御部34は、たとえば、プロジェクタ100の配置が変更されたことが図示しない傾斜センサによって検出された場合、あるいは、視聴者がリモコン等を操作して投写映像の自動調整の実行を指示した場合において、撮像データ取得部46に撮像データの取得を指示する。そして、撮像データ取得部46は、撮像部44で生成された撮像データを撮像データ解析部48へ出力する。
撮像データ解析部48は、撮像データに基づいて、投写映像の調整に必要な各種処理を行なう。具体的には、撮像データ解析部48は、撮像画像内におけるテストパターンの形状を認識する。そして、撮像データ解析部48は、このテストパターンの形状に基づいて、投写面Sに対するプロジェクタ100の傾斜角度を求める。撮像データ解析部48は、この傾きに起因する画像歪みを相殺可能な形状を導出し、その形状を表す形状情報を映像信号処理部32へ出力する。
映像信号処理部32は、撮像データ解析部48から入力される形状情報に基づいて、投写映像の歪みを解消すべく、表示映像信号を補正する。具体的には、映像信号処理部32は、光変調素子18の画素領域内に、撮像データ解析部48から入力される形状情報に基づく形状、すなわち画像歪みを相殺可能な形状の画像形成領域を設定する。そして、この画像形成領域内に入力画像が形成されるように、表示映像信号を補正する。さらに、映像信号処理部32は、画像形成領域の外側の領域を無効とすべく、画像形成領域外の画素については、黒色の画素値、つまり、光透過率が最小となる画素値に設定する。映像信号処理部32は、上記のように補正した表示映像信号を表示制御部34へ出力する。
また、撮像データ解析部48は、撮像データからコントラストデータを算出し、このコントラストデータに基づいて最良フォーカス位置(合焦レンズ位置)を判定する。そして、その判定結果を、表示制御部34を介してレンズ制御部38へ出力する。レンズ制御部38は、この判定結果に基づいてアクチュエータ39を駆動することにより、フォーカス調整を行なう。
(画像歪み補正)
次に、本実施の形態1に係るプロジェクタの画像歪み補正について、その概略を説明する。
図4は、光変調素子18の画素領域に形成されるテストパターンの一例を示す図である。なお、図4のテストパターンは、予め記憶部42(図3)に記憶されている。
図4を参照して、光変調素子18は、映像光を形成する領域である画素領域Tを有している。この画素領域Tに形成されるテストパターンPは、水平方向に対して傾きを有しており、かつ、互いに交差する4本の線分L1〜L4と、当該4本の線分L1〜L4に基づく4個の交点X1〜X4とを有している。
図5は、図4に示すテストパターンが投写された場合に投写面Sに投写される映像の一例を示す図である。
図5を参照して、投写面Sには、光変調素子18の画素領域Tの全域で形成された投写映像Rが表示されている。図5の例において、プロジェクタ100は、投写面Sに対して傾斜して配置されている。具体的には、投写レンズ22の光軸Lは投写面Sの法線方向に対して傾きθを有している。その結果、投写映像Rには、水平方向および垂直方向の少なくとも一方に歪む、いわゆる画像歪みが生じている。
なお、投写映像Rとしては、R,G,Bの色光による入力映像(図示せず)と、赤外光によるテストパターン(図中のPtに相当)とが重ね合わせて表示されている。
ここで、投写映像の自動調整が指示されると、プロジェクタ100は、この状態で、撮像部44により投写面Sを撮像する。撮像部44は、投写映像Rのうちの赤外光によるテストパターンPtを撮像する。そして、撮像部44は、この撮像結果を撮像データ取得部46(図3)へ出力する。このとき、撮像部44は、撮像データの信号値を撮像領域Qの左上から水平方向に沿って右下まで、順次、撮像データ取得部46へ出力する。
撮像データ取得部46は、撮像部44から出力された撮像データを、ライン単位で読出し、ラインごとに投写面Sにおける反射光の明度が所定値以上変化した位置を検出して記憶する。そして、全てのラインについての検出が終了すると、撮像領域QにおけるテストパターンPのエッジ部分に該当する座標群Psが特定される。
撮像データ解析部48(図3)は、特定された座標群Psを含む撮像データから、テストパターンPtに含まれる交点X1〜X4のうち3つ以上の交点の座標を取得する。そして、撮像データ解析部48は、その取得された3つ以上の交点の座標に基づいて、投写面Sに対するプロジェクタ100の傾きθを算出する。
図6は、図4に示すテストパターンが投写された場合に投写面Sに投写される映像に基づいて、プロジェクタ100の投写面に対する傾きを算出する方法を説明する図である。
図6を参照して、光変調素子18の画素領域T上に形成されるテストパターンPと、撮像データに含まれる座標群Psとは、xy平面上に存在している。投写映像Rに含まれるテストパターンPtは、投写面S上に存在している。
まず、撮像データ解析部48は、テストパターンPtにおける交点X1の座標X1(x1,y1)を算出する。具体的には、テストパターンPにおける交点X1の座標(xtp,ytp)と、プロジェクタ100における所定の投写方向と、所定のズーム倍率(すなわち、画角)とに基づいて、座標X1(xtp,ytp)と座標X1(x1,y1,z1)とを通る直線L1の式を算出する。また、撮像データ解析部48は、座標群Psにおける交点X1の座標(xps,yps)と、撮像部44の所定の設置方向と、所定の画角とに基づいて、座標X1(xps,yps)と座標X1(x1,y1,z1)とを通る直線L2の式を算出する。
次に、撮像データ解析部48は、xyz座標における直線L1およびL2の式に基づいて、直線L1と直線L2との交点である座標X1(x1,y1,z1)を算出する。さらに、撮像データ解析部48は、同様の方法によって、画像Ptにおける交点X2の座標X2(x2,y2,z2)、交点X3の座標X3(x3,y3,z4)および交点X4の座標X4(x4,y4,z4)を算出する。
次に、撮像データ解析部48は、xyz座標における投写面Sの法線ベクトルNsを算出する。投写面Sは、法線ベクトルNsを(k1,k2,k3)としたとき、式(1)で表わすことができる。
k1・x+k2・y+k3・z+k4=0 (1)
したがって、上記の交点X1〜X4の座標X1(x1,y1,z1)〜座標X4(x4,y4,z4)のうちの3つの座標を式(1)にそれぞれ代入し、その結果に基づいてk1,k2,k3を算出することにより、法線ベクトルNsを算出することができる。そして、撮像データ解析部48は、この算出された法線ベクトルNsに基づいて、投写レンズ22の光軸Lの投写面Sに対する傾きθを算出する。撮像データ解析部48は、この傾きθに起因する画像歪みを相殺可能な形状を導出し、その形状を表す形状情報を映像信号処理部32へ出力する。
映像信号処理部32は、光変調素子18の画素領域T内に、入力された形状情報に基づいて画像形成領域を定める。そして、映像信号処理部32は、表示映像信号に基づく画像をこの画像形成領域内に収めるように、表示映像信号を補正する。さらに、映像信号処理部32は、画素形成領域の外側の領域の画素を黒色の画素値に設定する。そして、表示制御部34が補正された表示映像信号に応じて光変調素子18を駆動制御すると、画素形成領域の歪んだ形状が画像歪みによって相殺され、投写面Sには、画像歪みが補正された本来の形状(矩形状)の画像が表示される。
図7は、本実施の形態1に係る画像歪み補正処理を説明するフローチャートである。図7のフローチャートは、投写映像の自動調整が指示されたときに、図3の制御構造において予め格納したプログラムを実行することで実現できる。
図7を参照して、プロジェクタ100は、光源部から時分割で出射されるR,G,Bの色光および赤外光を変調することにより、入力映像と赤外光によるテストパターンとを重ね合わせて投写面Sに表示させる(ステップS01)。
投写映像の自動調整が指示されると、撮像データ取得部46は、撮像部44に指示をして投写面Sの投写映像Rを含む範囲を撮像させる(ステップS02)。撮像部44は、投写映像Rのうちの赤外光によるテストパターンPt(図4)を撮像し、その撮像結果を撮像データ取得部46へ出力する。
撮像データ取得部46は、撮像部44から出力された撮像データを、ライン単位で読出し、撮像領域QにおけるテストパターンPのエッジ部分に該当する座標群Psを特定する。そして、撮像データ解析部48は、特定された座標群Psを含む撮像データから、画像Ptに含まれる交点X1〜X4の座標X1〜X4を算出する(ステップS03)。
次に、撮像データ解析部48は、その取得された3つ以上の交点の座標に基づいて、投写面Sの法線ベクトルNsを算出し(ステップS04)、その算出した法線ベクトルNsに基づいて、投写レンズ22の光軸Lの投写面に対する傾きθを算出する(ステップS05)。撮像データ解析部48は、この傾きθに起因する画像歪みを相殺可能な形状を導出し、その形状を表す形状情報を映像信号処理部32へ出力する。
映像信号処理部32は、光変調素子18の画素領域T内に、入力された形状情報に基づいて画像形成領域を定める。そして、映像信号処理部32は、表示映像信号に基づく画像をこの画像形成領域内に収めるように、表示映像信号を補正する(ステップS06)。このとき、映像信号処理部32は、画素形成領域の外側の領域の画素を黒色の画素値に設定する。
最後に、表示制御部34が補正された表示映像信号に応じて光変調素子18を駆動制御する。これにより、画素形成領域の歪んだ形状が画像歪みによって相殺され、投写面Sには、画像歪みが補正された本来の形状(矩形状)の画像が表示される(ステップS07)。
ここで、図7のフローチャートに示される画像歪み補正処理は、人間の目には認識されない赤外光によるテストパターンを撮像した撮像データに基づいて実行される。そのため、画像歪み補正処理の実行中においても、視聴者に対しては入力映像を提供し続けることができる。
(フォーカス自動調整)
次に、本実施の形態1に係るプロジェクタのフォーカス自動調整について、その概略を説明する。
フォーカス自動調整は、投写レンズ22をその光軸方向に所定の可動範囲内で移動させたときに投写面Sに表示されるテストパターンに基づく画像を撮像し、その撮像データから最良フォーカス位置を判定することにより行なう。
具体的には、フォーカス自動調整が指示されると、表示制御部は34、レンズ制御部38に指示をして、アクチュエータ39に駆動信号を供給させる。アクチュエータ39は、レンズ制御部38からの駆動信号に従って投写レンズ22を光軸方向にその可動範囲で移動させる。なお、レンズ制御部38から繰り出し方向駆動信号がアクチュエータ39に与えられると、投写レンズ22が繰り出し方向に移動し、引き込み方向駆動信号がアクチュエータ39に与えられると、投写レンズ22が引き込み方向に移動する。
レンズ制御部38は、最初に、アクチュエータ39に対して繰り出し方向駆動信号を与える。表示制御部34は、レンズ制御部38に指示を与えるとともに、撮像部44に指示をして投写面Sの投写映像Rを含む範囲を撮像させる。撮像部44は、投写映像Rのうちのテストパターンを撮像し、その撮像結果を撮像データ取得部46へ出力する。
撮像データ解析部48は、撮像データ取得部46から出力される撮像データをサンプリングしてコントラストデータを生成する。撮像データ解析部48は、撮像データのサンプリングを開始するときに、タイマ(図示せず)を起動させる。そして、撮像データ解析部48は、一定時間間隔でコントラストデータを生成して図示しないメモリに格納する。撮像データ解析部48は、最も良好なコントラストデータを判定し、このコントラストデータが得られた時の時間情報(合焦レンズ位置情報)取得する。なお、タイマを起動させてからの時間情報とコントラストとの間には図8に示すような山なりの関係がある。
レンズ制御部38は、アクチュエータ39に繰り出し方向駆動信号を与えた全時間から時間情報を減算した時間だけ、アクチュエータ39に引き込み方向駆動信号を与える。これによりフォーカス調整を終了する。
なお、さらに高い精度でフォーカス調整を行なう場合には、その後に所定範囲内で投写レンズ22を駆動しつつ撮像データのサンプリングを行なうことにより、新たな最良フォーカス位置を判定して、この判定結果にてアクチュエータ39を駆動してフォーカス調整を行なう。たとえば、図8において、時間t1だけアクチュエータ39に引き込み方向駆動信号を与えつつ撮像データのサンプリングを行ない、次に、時間t1+t2だけアクチュエータ39に対して繰り出し方向駆動信号を与えつつサンプリングを行なう。そして、その間で最も良好なコントラストデータを判定し、このコントラストデータが得られたときの時間情報によりフォーカス調整を行なう。
(その他の処理)
投写映像の自動調整としては、上述した画像歪み補正およびフォーカス調整の他にも、投写レンズ22の投写画面位置を調整するレンズシフト調整を行なうことができる。このレンズシフト調整は、投写面Sに表示されるテストパターンを撮像した撮像データから、最も良好な投写面Sへの投写画面位置を判定することにより行なう。表示制御部34は、最も良好な投写画面位置を判定した結果をレンズ制御部38へ出力する。レンズ制御部38は、この判定結果に基づいてアクチュエータ39を駆動することにより投写レンズ22を一定範囲内でシフトさせて投写画面位置を調整する。
また、上記撮像データから投写面Sの枠を検出し、その枠内に投写映像が収まるように、上記のレンズシフト調整を実行するとともに、投写面Sに表示される投写映像の表示サイズを拡大または縮小させるための画像サイズ調整処理を行なうことも可能である。
(テストパターンの構成例)
なお、投写映像の状態を認識するためのテストパターンは、図4で示したような、互いに交差する4本の線分と、当該4本の線分に基づく4個の交点とを有する構成に限定されるものでなく、たとえば、図9(a)に示すようなクロスハッチや、図9(b),(c)に示すようなストライプからなる構成としてもよい。これらのテストパターンを撮像した撮像データから、投写映像の歪み具合や、投写面Sと投写映像との相対的な位置や大きさの関係を認識することができる。
以上のように、この発明の実施の形態1に係るプロジェクタによれば、投写映像の自動調整は、人間の目には認識されない赤外光によるテストパターンを撮像した撮像データに基づいて実行される。そのため、当該自動調整の実行中においても、視聴者に対しては入力映像を提供し続けることができる。したがって、従来のプロジェクタのように、投写映像の状態を認識するために、入力映像の表示を一旦中断して全白パターン等の特定のテストパターンの表示に切替えるといった手続が不要となる。これにより、投写映像を自動調整する際に視聴者に負担を与えることなく、視認性を向上させた映像表示が可能となる。
[実施の形態2]
図10は、この発明の実施の形態2に係るプロジェクタの主要部の構成を模式的に示す図である。
図10を参照して、本実施の形態2に係るプロジェクタは、光学エンジン2と、投写レンズ22とを備える。本実施の形態2に係る光学エンジン2は、図1に示す本実施の形態1に係る光学エンジン1と比較して、光源ランプ10、コンデンサレンズ12およびカラーホイール14に代えて、固体光源501〜504と、クロスダイクロイックプリズム52と、ダイクロイックミラー54とを含む点で相違する。
固体光源501〜504は、LED(Light Emitting Diode)やLD(Laser Diode)などの固体光源からなり、互いに異なる波長帯域の光を発光する。本実施の形態2では、固体光源501はR光を発光し、固体光源502はG光を発光し、固体光源503はB光を発光する。固体光源501〜503からそれぞれ出射されたR光、G光、B光は、クロスダイクロイックプリズム52に入射される。
クロスダイクロイックプリズム52は、2つのダイクロイックミラー520,522を有している。ダイクロイックミラー520,522は、X字型に直交するように配置されている。ダイクロイックミラー522は、G光およびB光を透過させる一方、R光を反射させる。ダイクロイックミラー520は、R光およびG光を透過させる一方、B光を反射させる。このように、クロスダイクロイックプリズム52は、R光、G光およびB光を合成する機能を有している。クロスダイクロイックプリズム52で色合成されたR光、G光およびB光は、ダイクロイックミラー54に入射される。
固体光源504は、不可視光(たとえば、赤外光)を発光する。固体光源504から出射された赤外光は、ダイクロイックミラー54に入射される。
ダイクロイックミラー54は、R光、G光およびB光を透過させる一方、赤外光を反射させる。ダイクロイックミラー54を透過したR光、G光およびB光と、ダイクロイックミラー54によって反射された赤外光とは、コンデンサレンズ12に入射される。
コンデンサレンズ12は、ダイクロイックミラー54から入射された光に集光作用を付与する。コンデンサレンズ12を透過した光は、ロッドインテグレータ16の一方の端部に入射されると、ロッドインテグレータ16の内部を伝搬してロッドインテグレータ16の他方の端部から出射される。ロッドインテグレータ16から出射された光は、TIRプリズム20を介して光変調素子18の光入射面に導かれる。
上記の構成において、固体光源501〜504は、図示しない光源制御部36(図3)の制御により、時分割で切替えて駆動される。これにより、固体光源501〜504からは、R光、G光、B光および赤外光が時分割で出射され、クロスダイクロイックプリズム52およびダイクロイックミラー54およびコンデンサレンズ12を介してロッドインテグレータ16に入射される。すなわち、本実施の形態2に係るプロジェクタにおいて、固体光源501〜504、クロスダイクロイックプリズム52、ダイクロイックミラー54およびコンデンサレンズ12は、複数の色光と不可視光とを時分割で出射するための「光源部」を構成する。
光変調素子18は、固体光源501〜504からR光、G光、B光および赤外光が順に出射されるタイミングに同期して、各微小ミラーを制御する。すなわち、固体光源501〜504からの色光および赤外光の出射タイミングと同期して、画像に基づく光に付す強弱の変化(模様)を切替える。
光変調素子18で反射された色光は、投写レンズ22を経て投写面Sに投写される。投写面Sには、固体光源501〜503の駆動に応じて、R、G、Bの色光による画像が順に投写される。投写面S上に投写される各色の色光による画像は、人間の目には、それらの色光による画像が重ね合わせて生成されるカラー画像として認識される。
さらに、投写面Sには、固体光源504の駆動に応じて、赤外光による画像がカラー画像に重ね合わせて投写される。。
本実施の形態2に係るプロジェクタは、先の実施の形態1に係るプロジェクタと同様に、赤外光によるテストパターンを、入力映像に重畳させて投写面Sに表示させる。そして、この投写面Sに表示されたテストパターンに基づいて投写映像の状態を認識し、その認識した結果に基づいて投写映像を自動調整する。
(作用および効果)
ここで、本実施の形態2に係るプロジェクタにおいては、固体光源501〜504をそれぞれ駆動制御することにより、投写映像の自動調整を行なうときにのみ固体光源504を駆動させてテストパターンを投写面Sに表示させることができる。
図11は、図10における固体光源501〜504の駆動制御を説明するタイミングチャートである。図11(a)は、投写映像の自動調整を行なう場合において固体光源501〜504を駆動させるタイミングを示している。図11(b)は、表示映像信号に基づく映像を投写させる場合において固体光源501〜504を駆動させるタイミングを示している。
図11(a)を参照して、1周期は、R光、G光およびB光による画像を順に投写して1フレーム分の映像を表示するための期間に相当する。投写映像の自動調整を行なう場合には、この1周期内で、固体光源501〜504を時分割で切替えて駆動させる。
なお、赤外光を発光する固体光源504を駆動させる期間は、赤外光によるテストパターンの明るさに比例する。本実施の形態2では、当該期間は、テストパターンを撮像したときに撮像部44(図3)に含まれる撮像素子が受光する光量が、当該撮像素子が受光可能な光量の下限値以上となるように設定される。そして、R光、G光、G光をそれぞれ発光する固体光源501〜503は、1周期から固体光源504を駆動させる期間を差し引いた残りの期間内で、時分割に交互に駆動される。
これに対して、入力映像のみを投写させる場合には、図11(b)に示すように、1周期内で、固体光源501〜503を時分割で切替えて駆動させる一方で、固体光源504を停止させた状態とする。したがって、図11(a)と比較して、固体光源501〜503を駆動させる期間をより長くすることができる。これにより、投写映像の自動調整を行なわないときの投写映像の明るさを保つことができる。
すなわち、本実施の形態2に係るプロジェクタでは、投写映像の自動調整を行なう場合にのみ固体光源504を駆動させて赤外光によるテストパターンを表示させ、通常の入力映像を表示させるときには固体光源504を停止させておくことにより、投写映像の明るさを保つことができる。
[実施の形態3]
図12は、この発明の実施の形態3に係るプロジェクタの主要部の構成を模式的に示す図である。
図12を参照して、本実施の形態3に係るプロジェクタは、光学エンジン3と、投写レンズ22とを備える。本実施の形態3に係る光学エンジン3は、図1に示す本実施の形態1に係る光学エンジン1と比較して、光源ランプ10、コンデンサレンズ12およびカラーホイール14に代えて、光源ランプ10、偏光ビームスプリッタ60、カラーセレクト装置62およびコンデンサレンズ12を含む点で相違する。
偏光ビームスプリッタ60は、透光性の基板に偏光分離膜を設けた構成からなる。偏光ビームスプリッタ60は、第1の偏光方向を有する光を透過し、第2の偏光方向を有する光を反射する機能を有する。よって、光源ランプ10から出射された光のうち当該第1の偏光方向を有する光が透過してカラーセレクト装置62に入射される。
カラーセレクト装置62は、偏光方向を回転させる波長成分を時分割で切替えながら、経時的に光の複数の異なる波長成分の偏光方向を回転させる装置である。本実施の形態3では、カラーセレクト装置62は、複数の波長選択型の偏光変換素子62R,62G,62B,62IRから構成される。偏光変換素子62Rは、上記第1の偏光方向を有する光に含まれるR光の偏光状態を選択的に90°回転させる。偏光変換素子62Gは、上記第1の偏光方向を有する光に含まれるG光の偏光状態を選択的に90°回転させる。偏光変換素子62Bは、上記第1の偏光方向を有する光に含まれるB光の偏光状態を選択的に90°回転させる。
また、偏光変換素子62IRは、上記第1の偏光方向を有する光に含まれる赤外光の偏光状態を選択的に90°回転させる。
カラーセレクト装置62は、図示しない光源制御部36(図3)の制御により、偏光変換素子62R,62G,62B,62IRを時分割で駆動させることにより、偏光方向を回転させる波長成分(R光、G光、B光および赤外光)を時分割で切替える。カラーセレクト装置62を透過したR光、G光、B光および赤外光は、コンデンサレンズ12に入射される。
コンデンサレンズ12は、カラーセレクト装置62から入射された光に集光作用を付与する。コンデンサレンズ12を透過した光は、ロッドインテグレータ16の一方の端部に入射されると、ロッドインテグレータ16の内部を伝搬してロッドインテグレータ16の他方の端部から出射される。ロッドインテグレータ16から出射された光は、TIRプリズム20を介して光変調素子18の光入射面に導かれる。
上記の構成において、カラーセレクト装置62における複数の偏光変換素子62R,62G,62B,62IRを時分割で切替えて駆動される。これにより、カラーセレクト装置62からは、R光、G光、B光および赤外光が時分割で出射され、コンデンサレンズ12を介してロッドインテグレータ16に入射される。すなわち、本実施の形態3に係るプロジェクタにおいて、光源ランプ10、偏光ビームスプリッタ60、カラーセレクト装置62およびコンデンサレンズ12は、複数の色光と不可視光とを時分割で出射するための「光源部」を構成する。
光変調素子18は、カラーセレクト装置62からR光、G光、B光および赤外光が順に出射されるタイミングに同期して、各微小ミラーを制御する。すなわち、カラーセレクト装置62からの色光および赤外光の出射タイミングと同期して、画像に基づく光に付す強弱の変化(模様)を切替える。
光変調素子18で反射された色光は、投写レンズ22を経て投写面Sに投写される。投写面Sには、偏光変換素子62R,62G,62Bの駆動に応じて、R、G、Bの色光による画像が順に投写される。さらに、投写面Sには、偏光変換素子62IRの駆動に応じて、赤外光による画像がカラー画像に重ね合わせて投写される。
本実施の形態3に係るプロジェクタは、先の実施の形態1に係るプロジェクタと同様に、赤外光によるテストパターンを、入力映像に重畳させて投写面Sに表示させる。そして、この投写面Sに表示されたテストパターンに基づいて投写映像の状態を認識し、その認識した結果に基づいて投写映像を自動調整する。
また、本実施の形態3に係るプロジェクタにおいても、先の実施の形態2に係るプロジェクタと同様に、偏光変換素子62R,62G,62B,62IRをそれぞれ駆動制御することにより、投写映像の自動調整を行なうときにのみ偏光変換素子62IRを駆動させてテストパターンを投写面Sに表示させることができる。よって、通常の入力映像のみを表示させるときには偏光変換素子62IRを停止させておくことにより、投写映像の明るさを保つことができる。
上述した実施の形態1〜3では、光変調素子としてDMDを用いたプロジェクタを採用したが、これに限定されるものではない。たとえば、反射型ライトバルブの一種である反射型液晶素子(LCOS:Liquid Crystal on Silicon)を用いたプロジェクタに本発明の技術を採用してもよい。あるいは、透過型の液晶ライトバルブ等の透過型の光変調装置を用いることも可能である。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1,2,3 光学エンジン、10 光源ランプ、12 コンデンサレンズ、14 カラーホイール、16 ロッドインテグレータ、18 光変調素子、20 TIRプリズム、22 投写レンズ、30 映像信号受付部、32 映像信号処理部、34 表示制御部、36 光源制御部、38 レンズ制御部、39 アクチュエータ、40,42 記憶部、44 撮像部、46 撮像データ取得部、48 撮像データ解析部、52 クロスダイクロイックプリズム、54 ダイクロイックミラー、60 偏光ビームスプリッタ、62 カラーセレクト装置、62R,62G,62B,62IR 偏光変換素子、100 プロジェクタ、142 回転軸、144,146,148 カラーフィルタ、150 不可視フィルタ、501〜504 固体光源、520,522 ダイクロイックミラー、S 投写面。

Claims (6)

  1. 入力された映像信号に基づく映像を投写面に投写する投写型映像表示装置であって、
    複数の色光と、不可視光とを時分割で切替えて出射する光源部と、
    前記映像信号に基づいて前記複数の色光を変調するとともに、投写映像の状態を認識するためのテストパターンに基づいて前記不可視光を変調する光変調部と、
    前記光変調部によりそれぞれ変調された前記複数の色光と前記不可視光とを、前記投写面に投写する投写部と、
    前記投写映像のうちの前記テストパターンを撮像し、撮像データを生成する撮像部とを備え、
    前記撮像部により撮像された前記テストパターンに基づいて、前記投写映像を調整することを特徴とする、投写型映像表示装置。
  2. 入力された映像信号に基づく映像を投写面に投写する第1のモードと、投写映像を調整する第2のモードとを備えた投写型映像表示装置であって、
    前記第1のモードの選択中、複数の色光を時分割で切替えて出射し、前記第2のモードの選択中、前記複数の色光と不可視光とを時分割で切替えて出射する光源部と、
    前記第1のモードの選択中、前記映像信号に基づいて前記複数の色光を変調し、前記第2のモードの選択中、前記映像信号に基づいて前記複数の色光を変調するとともに、投写映像の状態を認識するためのテストパターンに基づいて前記不可視光を変調する光変調部と、
    前記第1のモードの選択中、前記光変調部により変調された前記複数の色光を前記投写面に投写し、前記第2のモードの選択中、前記光変調部によりそれぞれ変調された前記複数の色光と前記不可視光とを前記投写面に投写する投写部と、
    前記第2のモードの選択中、前記投写映像のうちの前記テストパターンを撮像し、撮像データを生成する撮像部とを備え、
    前記第2のモードの選択中、前記撮像部により撮像された前記テストパターンに基づいて、前記投写映像を調整することを特徴とする、投写型映像表示装置。
  3. 前記光源部は、
    光源と、
    前記光源から出射された光を受けて前記複数の色光および前記不可視光を順に出射するカラーホイールとを含み、
    前記カラーホイールは、前記カラーホイールの円周方向に沿って並設され、前記光源が出射した光を受けて前記複数の色光および前記不可視光をそれぞれ出射する複数のカラーフィルタを含む、請求項1または2に記載の投写型映像表示装置。
  4. 前記光源部は、
    前記複数の色光をそれぞれ発光する複数の第1の固体光源と、
    前記不可視光を発光する第2の固体光源とを含み、
    前記投写映像を調整するときに、前記複数の第1の固体光源および前記第2の固体光源を時分割で切替えて駆動させるための光源制御部をさらに備える、請求項1または2に記載の投写型映像表示装置。
  5. 前記光源部は、
    光源と、
    前記複数の色光に対応して設けられ、それぞれ異なる色光の偏光方向を回転させる特性を有する複数の第1の波長選択型の偏光変換素子と、
    前記不可視光に対応して設けられ、不可視光の偏光方向を回転させる特性を有する第2の波長選択型の偏光変換素子とを含み、
    前記投写映像を調整するときに、前記複数の第1の波長選択型の偏光変換素子および前記第2の波長選択型の偏光変換素子を時分割で切替えて駆動させるための光源制御部をさらに備える、請求項1または2に記載の投写型映像表示装置。
  6. 前記撮像部により生成された前記撮像データに基づいて、前記投写映像を調整する映像調整部をさらに備え、
    前記映像調整部は、
    前記撮像データに基づいて前記投写型映像表示装置の前記投写面に対する傾きを算出し、当該算出した傾きに応じて前記映像信号を補正することにより、前記投写映像を調整する映像処理部と、
    前記撮像データに基づいて前記投写面に対する前記投写部の位置関係を検出し、その検出結果に基づいて前記投写部を駆動することにより、前記投写映像を調整する投写制御部とを含む、請求項1から5のいずれか1項に記載の投写型映像表示装置。
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