JP5308750B2 - ラック空調システム - Google Patents

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本発明は、ラック空調システムに係り、特にサーバラックなど発熱機器を格納するラックの冷却に好適なラック空調システムに関する。
近年、社会のIT化の進展に伴い、情報通信機器の高速化、大容量化、高密度化が急速に進んでいる。これらの機器は、米国IEA規格に準ずる19インチサーバラックに格納され、情報通信機械室(データセンタ)に収容されるのが一般的である。サーバラックは前面から冷気を吸込み、上面又は背面から排気するタイプが多く、各ラックは同方向を向けて横一列に配置される。機械室内にはこのようなラック列が、隣接する列の吸気面と吸気面、排気面と排気面とを対向させて、複数列配置される。ここに、吸気面に挟まれた通路は二重床から冷気が供給されていることから、コールドアイルと呼ばれる。同様に、排気面に挟まれた通路はラックからの排気で温度が上がるため、ホットアイルと呼ばれる。この場合、ホットアイルからコールドアイルへ空気が回り込むと冷却効率の低下を招くため、回り込みを低減する工夫(例えば、特許文献1)や、コールドアイルの上方に空調機を設置し、コールドアイルに直接、冷気を供給するように空調機を設置する方法が提案されている(例えば、特許文献2)。
しかしながら、上記のようなラック空調においては、ホットアイル側のラック上部やラック列端部から、コールドアイル側への気流の回り込みが防止できず、室全体を均一に空調する従来の方式(アンビエント空調方式)では適切に対応できないという問題が多発する。
このような問題に対応するために、ラック列間に構成される空間を閉鎖空間とし、その上部に局所空調機を設ける技術が提案されている(例えば、特許文献3)。図12は、この方式によるラック空調システム100を示すものである。機械室101内のサーバラック列104a、104b間に形成されるコールドアイル105の上面及び側面を、室内空間103から区画(アイルキャッピング)する。そして、コールドアイル105の上方に局所空調機102を設置する。これにより、各サーバラックは二重床空間106を介してパッケージ型空調機107から供給される冷気及び局所空調機102から供給される冷気により冷却される。このようなアイルキャッピング方式によれば高温排気の回り込みを防ぐことができ、冷却効率の向上が図れる。
特開2004−184070号公報 特開2003−166729号公報 特開2002−156136号公報
しかしながら、従来のアイルキャッピング方式では、冷気供給量の過不足が生じるとアイルキャッピングの隙間を介して高温排気の流入、冷気の流出が生じて冷却効率の低下や、冷気供給不足による情報通信機器の高温障害を招く、という問題がある。冷気供給量の過不足を把握するため、アイルキャッピング内外の圧力差を差圧計で計測して風量制御する方法があるが、装置構成が複雑となりコストアップ要因となる。
本発明は、このような問題を解決するためのものであって、簡易な構成によりキャッピング空間の風量バランスを把握でき、空調機を適切に制御できるラック空調システムを提供するものである。
本発明は以下の内容をその要旨とする。すなわち、本発明に係るラック空調システムは、
(1)複数のサーバラック列により、コールドアイルとホットアイルとが形成される室内において、ラック列を構成するサーバラックを冷却するラック空調システムであって、コールドアイル空間とホットアイル空間とを区画するアイル区画手段と、 アイル区画手段に設けられた開口部と、コールドアイル空間に冷気を供給する一又は複数の空調機と、開口部を介して、コールドアイル空間とホットアイル空間の間に発生する気流を検知する気流検知手段と、気流検知手段の検知結果に基づいて、気流方向を判定する気流方向判定手段と、気流方向判定手段の判定に基づいて、空調機の冷却風量を制御する風量制御手段と、を備えて成ることを特徴とする。
本発明において、「アイル区画手段」は、コールドアイル空間を他の室内空間から区画するものであっても、逆にホットアイル空間を他の室内空間から区画するものであってもよい。
本発明において、「一又は複数の空調機」とは、アンビエント空調機のみ、局所空調機のみ、アンビエント空調機と局所空調機の両方、等の種々の組み合わせを含む概念である。
なお、以下本欄において、「前記空調機」というときは、アンビエント空調機及びラック型空調機を総称するものである。
(2)上記発明において、空調機は、アンビエント空調機と、前記ラック列内に配置される一又は複数のラック型空調機と、を含んで成ることを特徴とする。
アンビエント空調機と局所空調機の組み合わせとすることにより、局所的な冷気供給過不足に対してより適切な対応が可能となる。
さらに、ラック列を構成する各サーバラックと同一モジュールのラック型空調機を用いることにより、アイルの区画が容易となり、より高度の空調制御が可能となる。
(3)上記発明において、前記気流方向判定手段を、前記空調機が備えて成ることを特徴とする。
(4)気流検知手段が、前記開口部に配設される温度センサであることを特徴とする請求項1乃至3に記載のラック空調システム。
(5)前記気流検知手段が、前記開口部に配設される温度センサと、コールドアイル空間及びホットアイル空間に、それぞれ配設される温度センサであることを特徴とする。
このように温度センサを配置することにより、予め設定された高温側と低温側の閾値によって制御するのではなく、開口部の温度センサがコールドアイル側の空気温度に近ければ風量過剰、ホットアイル側の温度に近ければ風量不足、と判断できる。これにより、より高精度の冷気供給量管理が可能となる。
なお、一般的な機械室の場合、コールドアイル側の空気温度はほぼ均一と考えられるが、コールドアイル・キャッピングの場合には、ホットアイル側については、位置による温度差が比較的大きいと考えられる。従って、ホットアイル側の温度センサは、開口部からあまり離れず、かつ、冷気の影響を受けない位置に配置することが適当である。
(6)上記発明において、前記コールドアイル空間に配設されるコールドアイル側温度センサに替えて、前記空調機の吹き出し温度センサを用いて成ることを特徴とする。
(7)前記気流検知手段が、前記開口部に配設されるプロペラファンであり、前記気流方向判定手段が、該プロペラファンの回転方向を判定する手段であることを特徴とする。
プロペラファンを用いる方式は、温度センサ方式と異なり、気流を直接的に計測する方式であるため、過不足の有無を視覚的に把握できるという特徴を有する。さらに、プロペラファンに渦巻状の塗装をすることで、回転方向についても視覚的に判断できる。
また、プロペラファンの回転速度から、風量の過不足の度合を把握することができ、どの度合に応じて空調機の風量の調整度合を制御することが可能となる。
(8)前記気流検知手段が、前記開口部に配設される超音波風速計であることを特徴とする。
超音波風速計は、風速と風向を把握することが可能であるから、プロペラファンと同様に、風量過不足の有無のみならず、定量的な把握ができる。従って、過不足の度合に応じた空調機風量の増減制御も可能となるという特徴を有する。
また、本発明に係るラック空調システムの運転方法は、上記各ラック空調システムにおいて、
(9)前記気流方向判定手段の判定結果に基づいて、前記空調機の運転台数又は/及び前記各空調機の風量を増減することにより、冷気供給量を制御することを特徴とする。
(10)前記気流方向判定手段の判定結果に基づいて、前記ラック型空調機の運転台数又は/及び前記各空調機の風量を増減することにより、冷気供給量を制御することを特徴とする。
(11)前記気流方向判定手段の判定結果に基づいて、前記アンビエント空調機の運転台数又は/及び風量を増減して、冷気供給量を制御することを特徴とする。
上記(10)、(11)の各発明は、アイルキャッピング空間への供給風量全体を制御することを目的とするものである。このために、当該ラック列に含まれるラック型空調機の合計風量を調整するものである。その手段として、(a)アンビエント空調機又は/及びラック型空調機単体のファン風量を(インバーター等の手段で)可変する方法、(b)アンビエント空調機又は/及びラック型空調機の運転台数を増減する方法、(a)、(b)の複合、によることができる。
本発明に係るラック空調システムは、さらに、
(12)上記(1)乃至(8)において、前記コールドアイル空間は、キャッピングにより他の室内空間から区画され、かつ、前記アンビエント空調機から供給される冷気を二重床構造に構成された床面から吹き出す吹出部と、吹出部に配設される床面ファンと、を備え、前記風量制御手段は、前記気流方向判定手段の判定結果に基づいて、前記空調機及び/又は前記床面ファンの稼動シーケンスを定める手段を、さらに備えて成ることを特徴とする。
本発明は、例えば空調機として部屋全体に十分な風量を供給可能なアンビエント空調機のみ備えたシステムにおいて、コールドアイル空間の風量を当該床面ファンにより制御する構成を含む概念である。
(13)上記(12)において、前記風量制御手段は、前記気流方向判定手段の判定結果に基づいて、前記アンビエント空調機、前記ラック型空調機及び前記床面ファンの稼動シーケンスを定める手段を、さらに備えて成ることを特徴とする。
(14)上記(1)乃至(8)において、前記ホットアイル空間は、キャッピングにより他の室内空間から区画され、かつ、前記サーバラックから排出される高温排気を、天井空間を介して前記空調機に還気するための吸込部と、吸込部に配設される排気ファンと、を備え、前記風量制御手段は、前記気流方向判定手段の判定結果に基づいて、前記空調機及び前記排気ファンの稼動シーケンスを定める手段を、さらに備えて成ることを特徴とする。
(15)上記(14)において、前記風量制御手段は、前記気流方向判定手段の判定結果に基づいて、前記アンビエント空調機、前記ラック型空調機及び前記排気ファンの稼動シーケンスを定める手段を、さらに備えて成ることを特徴とする。
(16)上記(12)乃至(15)において、前記稼動シーケンスが、前記アンビエント空調機、前記ラック型空調機、前記床面ファン又は前記排気ファンの稼動順序、風量増減、運転台数の組み合わせを含んで成ることを特徴とする。
(17)上記各発明において、前記ラック列を構成するサーバラックの消費電力を計測する消費電力計測手段と、消費電力計測手段の計測値に基づいて、冷却能力を制御すべき一又は複数のラック型空調機を選択する手段と、を、さらに備えて成ることを特徴とする。
本発明において、消費電力の計測単位は、サーバラック単位、ラック列単位、アイルキャッピング単位のいずれの場合をも含む。
(18)さらに各サーバラックの消費電力に基づいて冷却能力制御を行うことを特徴とする。
上記各発明によれば、簡易な構成によりキャッピング空間の風量バランスを把握でき、空調機を適切に制御することができる。
また、アンビエント空調機(ベース空調機)とラック列内に配置されるラック型空調機を併置させる発明にあっては、アイルごとに風量バランス制御を行うことができ、さらなる省エネ化が可能となる。
また、各サーバラックの消費電力消費電力計測手段を備えた発明にあっては、風量バランス制御に加え、冷却能力を制御することが可能となる。
以下、本発明に係るラック空調システムの実施形態について、図1乃至11を参照してさらに詳細に説明する。重複説明を避けるため、各図において同一構成には同一符号を用いて示している。なお、本発明の範囲は特許請求の範囲記載のものであって、以下の実施形態に限定されないことはいうまでもない。
(第一の実施形態)
図1は、本発明の一実施形態に係るラック空調システム1の断面構成を示す図である。図2は、同平面構成を示す図である。図3は、ラック列の一部俯瞰図である。
図1乃至3を参照して、ラック空調システム1は、情報通信機械室5内に収容されるサーバラック2を、アンビエント空調機4により冷却するものである。サーバラック2は、同一モジュールで構成されており、これを横一列に並べることによりラック列3が形成されている。
機械室5内部は、床パネル5d及び天井パネル5eにより3つの空間に区画されており、床パネル5dの下部には二重床空間5cが、天井パネル5eの上部には天井空間5bが形成されている。空調機4の室内ユニット4aと二重床空間5cとは往き側ダクト7aを介して結ばれている。また、天井空間5bと室内ユニット4aとは、戻り側ダクト7bを介して結ばれている。
空調機4は、蒸発器4e及び送風機4cを備えた室内ユニット4a、圧縮機、凝縮器(いずれも不図示)等を主要構成とする室外ユニット4b、及びこれらを接続する冷媒配管4dを備えている。このような構成により、冷凍サイクル運転により発生させた冷熱を、室内ユニット4aに導入する室内空気と熱交換させて冷却し、送風機4cにより機械室内に供給する。空調機4は、室内ユニット4a内部に制御部4fを備えており、通常の冷房運転制御のほかに、後述する温度センサS1の検知値に基づいて風量制御を行うように構成されている。
サーバラック2には、ラックマウントサーバ2aが格納されている。ラックマウントサーバ2aの発生熱は、各サーバが備える冷却ファン(図示せず)により、前面から吸気した空気とともに背面に排気される。その結果として、サーバラック2は前面から冷気を吸込み、背面から排気するように構成されている。
ラック列3を構成する各サーバラックは、隣接する列の吸気面と吸気面、排気面と排気面が対向するように配置されている。吸気面側空間の天井面及び側面は、アイルキャッピング8により残りの室内空間と区画されている。これにより、吸気面側にはコールドアイル空間6aが、排気面側にはホットアイル空間6bが形成されている。アイルキャッピング8の天井面8aには開口部8cが設けられており、その中央に気流検知用温度センサS1が配設されている。温度センサS1の出力信号は、室内ユニット4aの制御部4fに送られるように構成されている。アイルキャッピング8の側面8bには扉8dが設けられており、メンテナンス時の出入を可能としている。
ラック列3の一端側には、列内ラックへの電力供給用の配電盤ユニット(PDU)9が配設されている。PDU9は、サーバラック2と同一モジュールに構成されている。
ラック空調システム1は以上のように構成されており、次に、ラック列3の冷却は以下のように行われる。すなわち、空調機4に導入される室内空気は蒸発器4eにおいて熱交換して冷気となり、送風機4cによって往き側ダクト7aを介して二重床空間5cに送出される。供給冷気は、床パネル5dに複数設けられた吹出部5fを介してコールドアイル空間6aに供給され、さらに各サーバラックに吸込まれて、サーバ2aを冷却した後に高温排気となってホットアイル空間6bに排出される。排気はさらにホットアイル空間6bを上昇して、天井パネル5eの吸込部5gから天井空間5bに導かれ、戻り側ダクト7bを介して空調機4に戻される。以上のような室内空気の循環により、各サーバラックの冷却が行われる。
次に図4を参照して、コールドアイル空間6aにおける冷気供給量制御について説明する。なお、以下の制御は空調機4の制御部4fにより行われる。運転開始時において、空調機4はデフォルト風量で運転されている(S101)。運転中は、センサS1により所定のインターバルで開口部8cの温度Taが計測されている(S102)。Taが高温側限界レベルとして定める上限温度(例えば30℃)以上となったか否かが判定される(S103)。Ta≧30℃のときは、ホットアイル空間6b側からコールドアイル空間6a側への気流が発生、すなわち冷気供給不足と判定され、空調機4の風量が1段階アップされる(S104)。なお、風量が既に最大風量に至っているときは、その風量が維持される。
S102においてTa<30℃のときは、次いでTaが低温側限界レベルとして定める下限温度(例えば20℃)以下となったか否かが判定される(S105)。下限温度より高いときは(S105においてNO)、その風量が維持される。
Ta≦20℃のときは、コールドアイル空間6a側からホットアイル空間6b側への気流が発生、すなわち冷気供給過剰と判定され、空調機4の風量が1段階ダウンされる(S106)。なお、風量が既に最小風量に達しているときは、その風量が維持される。以上の制御により、コールドアイル空間への冷気供給量バランスを維持することができる。
なお、コールドアイル空間ごとに気流検知手段による判定結果が相反することがあり得る。この場合、本実施形態ではアンビエント空調機(ベース空調機)のみで風量制御をおこなっているため、キャッピング空間ごとに供給風量を増減させることは困難である。
この場合、風量過多は省エネに反するが、風量不足は冷却障害となるので、どちらかといえば風量過多の方が安全である。このため、実際には全てのアイルキャッピング空間の風量不足が解消するように、ベース空調機の風量を増加させるように制御することになる。
また、風量過多となるキャッピング空間について、二重床の吹出部の開口率を調整して供給風量を減少させることにより、解消させることができる。開口率の調整は、開口率が調整できる開口床パネルを用いる、開口率の異なる床パネルに入れ替える、または、開口の無い通常の床パネルと入れ替えることで開口床パネルの枚数を変更する、等の方法がある。
また、外部からの信号を受けて開口率を変化させることができる開口パネルを用いることにより、キャッピング空間ごとの風量配分を自動的に調整することもできる。さらに、このような開口パネルに替えて、ファン付き床パネルを用いることもできる。
なお、本実施形態ではコールドアイルをキャッピングする例を示したが、ホットアイル・キャッピングとし、これに開口部を設けることによりアイル間の気流を検知して、風量バランスを制御する形態とすることもできる。
この場合には、風量過多よりも風量不足の方が安全サイドであるため、風量過多を解消するようにベース空調機の風量を増加させる。また、複数のホットアイル空間がある場合は、すべてのキャッピング空間の風量が不足となるように制御することにより対応する。
なお、本実施形態では気流検知手段としてキャッピング開口部に温度センサを配設する例を示したが、これに替えて開口部にプロペラファンを設け、プロペラファンの回転方向を検出して、気流を判定する形態とすることも可能である。以下の実施形態についても同様である。
(第二の実施形態)
次に、図5、6を参照して本発明の他の実施形態について説明する。図5を参照して、ラック空調システム20の構成が上述の第一の実施形態に係るラック空調システム1と異なる点は、開口部8cの温度センサS1に加えて、コールドアイル側に温度センサS2、ホットアイル側に温度センサS3を備えており、それぞれの位置における温度Tc、Thを計測していることである。なお、温度センサS3は設置位置による温度差の影響を排除するため、開口部8cから0.5〜1m離して配置されている。その他の構成は、ラック空調システム1と同一である。冷気供給量制御における相違は、第一の実施形態では温度センサS1の検知値Taに基づいて判定するのに対して、本実施形態では、開口部の温度Taがコールドアイル側の温度Tcに近ければ風量過剰、ホットアイル側の温度Thに近ければ風量不足、と判定する点である。
次に図6をも参照して、ラック空調システム20における冷気供給量制御のフローについて説明する。運転開始時において、空調機4はデフォルト風量で運転されている(S201)。運転中は、センサS1、S2、S3により所定のインターバルで、それぞれの位置における温度Ta、Tc、Thが計測されている(S202)。次いで、ΔTh=Th−Taと、ΔTc=Ta−Tcと、が比較される(S203)。ΔTh<ΔTcのときは、ホットアイル側からコールドアイル側への気流が発生、すなわち冷気供給不足と判定され、空調機4の風量が1段階アップされる(S204)。また、ΔTh>ΔTcのときは、コールドアイル側からホットアイル側への気流が発生、すなわち冷気供給過剰と判定され、空調機4の風量が1段階ダウンされる(S204)。なお、ΔTh=ΔTcのときは、風量バランス良好と判定され、その風量が維持される。
(第三の実施形態)
さらに、図7乃至10を参照して本発明の他の実施形態について説明する。本実施形態は、コールドアイル空間内に配置するラック型空調機により冷気供給量を制御するシステムに係る。
図7は、本発明の一実施形態に係るラック空調システム30の断面構成を示す図である。図8は、同平面構成を示す図である。図9は、ラック列の一部俯瞰図である。
ラック空調システム30が上述のラック空調システム1と異なる点は、ラック列34内にサーバラックと同一モジュールのラック型空調機(室内機)31(i)(i=1〜6)を備えていることである。空調機31(i)は各列について3台配置され、吸気、排気方向が各ラックと逆向きに構成されている。すなわち、ホットアイル空間33側の高温排気を吸込み、コールドアイル空間36側に冷却空気を供給する。各室内機に対応する室外機32(i)は、室外に配設されている。ラック列35側についても同様に構成されている。その他の構成は上述の実施形態と同一であるので、重複説明を省略する。
次に図10を参照して、ラック空調システム30における冷気供給量制御のフローについて説明する。なお、本制御は機械室内に配設される制御部(図示せず)により、温度センサS1の検出出力に基づく、空調機31(i)の風量制御により行われる。 本実施形態においては、空調機4は一定風量で稼動しており、コールドアイル空間ごと独立にラック型空調機31(i)による風量制御が行われる。以下、ラック列34側を例に説明する。
初期状態では、アンビエント空調機4は一定風量で運転され(S301)、ラック型空調機31(i)は全て運転停止状態にある(S302)。以下、温度センサS1の計測値に基づいて空調機31(i)の運転台数の増減制御が行われることになるが、初期状態ではi=0とする(S303)。制御中は、所定のインターバルで開口部8cにおける温度Taが計測されている(S304)。次に、Taが高温側限界レベルとして定める上限温度(例えば30℃)以上となったか否かが判定される(S305)。Ta≧30℃のときは、コールドアイル空間36への冷気供給不足と判定され、運転台数を順次増加させるため、i=i+1とする(S306)。これにより、ラック型空調機31(1)がデフォルト風量で運転開始される(S307)。次いで、S304に戻って引き続き温度Taが計測される。この場合、依然としてTa≧30℃のときは、空調機31(1)に加えてラック型空調機31(2)も運転開始されることになる(S305−S307)。
なお、S307において、i>6のときは、空調機31(1)〜31(6)全てが運転継続となる。この場合は、空調機4の風量アップにより対応することができる。
一方、冷気供給が改善された結果、S305においてTa<30℃となったときは、次いでTaが下限温度(例えば20℃)以下となったか否かが判定される(S308)。下限温度以下のときは(S308においてYES)、空調機41(i)の運転が停止される。次いで、i=i−1とし(S310)、S304に戻って引き続き温度Taが計測される。
なお、S307において、i<1のときは、空調機31(1)〜31(6)全てが運転停止状態となる。この場合、空調機4の風量ダウンにより対応することができる。
なお、本実施形態では、空調機31(i)について風量固定でON−OFF制御としたが、各空調機の風量を増減させる制御形態とすることもできる。
(第四の実施形態)
さらに、本発明の他の実施形態について説明する。本実施形態は、各コールドアイル空間の風量バランス制御に加えて、さらにサーバラックに搭載されるICT機器の消費電力に基づいて、空調機の冷却能力制御をも行うシステムである。
本実施形態に係るラック空調システムの構成は、上述のラック空調システム30と基本的に同一であるので、これを援用する。但し、各キャッピングゾーンに収容されるサーバラックの消費電力を把握し、空調機の冷却能力制御を行う制御部(図示せず)を、さらに備えている点が異なる。なお、冷気供給量制御については、ラック空調システム30と同一方式で行われるものとする。
次に図11をも参照して、本ラック空調システムにおける冷房出力制御フローについて説明する。以下、ラック列34側を例に説明する。初期状態ではアンビエント空調機4は一定冷房出力で運転され(S401)、ラック型空調機31(i)(i=1〜6)の全てが、各ラックの標準消費電力Eavに基づいて定められるデフォルト冷房出力で(S402)運転されているものとする。
以下、PDU9における消費電力計測値に基づいて空調機31(i)の冷房出力の増減制御が行われることになるが、初期状態ではi=0とする(S403)。
制御中はPDU9により常時、各ラックの消費電力Erが計測され、制御部に出力される(S404)。これに基づき、ラック列内の総消費電力ΣErが演算される(S405)。次に、ΣErが、デフォルト冷房出力で対応可能な上限消費電力(Emax)以上か否かが判定される(S406)。ΣEr≧Emaxのときは、コールドアイル空間36への冷房出力不足と判定され、冷房出力を順次増加させるため、i=i+1とする(S406)。これにより、空調機41(1)の冷房出力が1段階アップされる(S407)。さらにS404に戻って、引き続き各ラックの消費電力Erが計測される。この場合、依然としてΣEr≧Emaxのときは、空調機31(1)に加えてラック型空調機31(2)の冷房出力も1段階アップされることになる(S405−S407)。
なお、S407において、i>6のときは、空調機31(1)〜31(6)全てが運転状態となる。この場合は、空調機4の冷房出力アップにより対応可能となる。
一方、各ラックの消費電力が低下した結果、S405においてΣEr<Emaxとなったときは、次いで、ΣErが標準消費電力総和(ΣEav)以下となったか否かが判定される(S408)。ΣEr≦ΣEavのときは、空調機31(i)の冷房出力が1段階ダウンされる(S409)。次いで、i=i−1とし(S410)、S404に戻って引き続き各ラックの消費電力Erが計測される。S408においてNO、すなわちΣEr>ΣEavのときは、S404に戻って引き続き消費電力Erが計測される。
なお、S410においてi<1のときは、空調機31(1)〜31(6)全てが運転停止状態となる。この場合、空調機4の冷房出力ダウンにより対応することができる。
なお、本実施形態では、消費電力の計測単位をサーバラック単位としたが、ラック列単位、アイルキャッピング単位とすることもできる。
(第五の実施形態)
さらに、図12乃至14を参照して本発明の他の実施形態について説明する。本実施形態は、コールドアイル・キャッピングの場合において、ラック型空調機、床ファン、アンビエント空調機の風量を順次増減させて、コールドアイルへの冷気供給量を制御するシステムに係る。
図12は、本実施形態に係るラック空調システム50の断面構成を示す図である。図13は、同平面構成を示す図である。図14は、ラック空調システム50の冷気供給制御フローを示す図である。
ラック空調システム50が上述のラック空調システム30と異なる点は、各空調機内蔵のファンに加えて、コールドアイル床面5dの穴あきパネルで構成される吹出部5fに、冷気供給促進のための床ファン53(1)〜53(6)が配設されていることである。また、気流検知手段として、温度センサに替えてプロペラの回転方向及び回転速度により、冷気供給の過不足度合いを判定可能な風向センサ56を備えていることである。ここに、風向センサ56の検出値ΔR>0のときは、コールドアイル側からホットアイル側への気流が発生しており、冷気供給過多であることを示している。一方、ΔR<0のときは、ホットアイル側からコールドアイル側への気流が発生しており、冷気供給不足であることを示している。
また、ラック型空調機54(1)〜54(6)が、図13に示すように配設されていることである。さらに制御指令を司る制御部57を備えており、風向センサ56の出力に基づいて各ラック型空調機、各床ファン及びアンビエント空調機4に対して運転指令を行い、以下の制御を行うように構成されていることである。
その他の構成はラック空調システム30と同一であるので、重複説明を省略する。
次に図14を参照して左側コールドアイル51を例に、本実施形態の制御フローについて説明する。
運転開始時は、アンビエント空調機4及びラック型空調機54(1)〜54(3)はデフォルト風量で運転され、床ファン53(1)〜53(3)は全て運転停止状態にある(S501)。以下、運転開始から相当時間経過した状態を想定する。運転中は、風向センサ56の検出値(ΔR)に基づいて気流方向が検知されている(S502)。
+α≧ΔR≧−αのときは(S502においてYES)、風量バランスがとれていると判定され、その状態で運転が継続される(S515)。
S502においてΔR>α、すなわち、コールドアイル側からホットアイル側への気流が閾値α以上のときは冷気供給過多と判定され、最初にラック型空調機54(1)〜54(3)の風量が全て最小となるまで(S503においてNO)、順次各ラック型空調機の風量を1段階ずつダウンさせていく(S504)。全てのラック型空調機の風量が最小に至っても冷気供給過多の状態が継続するときは(S503においてYES)、次に床ファン53(1)〜53(3)のうち運転状態の床ファンがあれば(S505においてNO)、順次、これを運転停止させていく(S506)。
全ての床ファンが運転停止状態となってもΔR>αのときは(S505においてYES)、アンビエント空調機4の風量が最小となるまで(S507においてNO)、風量を1段階ずつダウンさせていく(S508)。風量最小に至ったときは(S507においてYES)、その状態で運転を継続する(S515)。
一方、S502においてΔR<−α、すなわち、ホットアイル側からコールドアイル側への気流が閾値以上のときは冷気供給不足と判定され、最初にラック型空調機54(1)〜54(3)の風量が全て最大となるまで(S509においてNO)、順次、各ラック型空調機の風量を1段階ずつアップさせていく(S510)。全てのラック型空調機が風量最大に至っても冷気供給不足の状態が継続するときは(S509においてYES)、次に床ファン53(1)〜53(3)のうち運転停止状態の床ファンがあれば(S511においてNO)、順次、これを運転させる(S512)。全ての床ファン53が運転状態となってもΔR<−αのときは(S511においてYES)、アンビエント空調機4の風量が最大となるまで(S513においてNO)、風量を1段階ずつアップさせていく(S514)。風量最大に至ったときは(S513においてYES)、その状態で運転を継続し(S515)、さらにS502に戻って風向センサ56の検出値に従い、上記制御を繰り返す。
なお、本実施形態では風向センサの検出値に基づいて、複数のラック型空調機、床ファンについて1台ずつ順次、風量増減又は運転/停止を行う例を示したが、一斉に増減等する形態としてもよい。
また、風量制御の順序について、ラック型空調機→床ファン→アンビエント空調機の順としたが、順序を変更することも可能である。
また、床ファンについては運転台数の増減により風量制御することとしたが、各床ファンの回転数制御による形態としてもよい。
また、本実施形態では各コールドアイルに対して独立に冷気供給制御する例を示したが、室内の全てのコールドアイルを一括して制御する形態としてもよい。
また、S505において、全ての床ファンが運転停止状態となってもΔR>αのときに、アンビエント空調機の風量を絞る制御としたが(S507)、これに先立ち床ファンを逆回転させて、コールドアイルへの冷気供給を減らす制御を加える形態としてもよい。
(第六の実施形態)
さらに、図15乃至17を参照して本発明の他の実施形態について説明する。本実施形態は、ホットアイル・キャッピングの場合において、円滑な給気・還気循環を行うことにより、両アイルの圧力バランスを図るための制御システムに係る。
ICT装置からの高温排気はホットアイル空間に排出され、天井開口部から天井空間を経てアンビエント空調機に還気する。この場合、天井空間への排気が円滑に行われないと、コールドアイル側に対してホットアイル側の気圧が高まり、その結果、高温排気がラックの隙間からコールドアイル側に流入したり、ICT装置の排気が阻害される等の弊害が生じる。本実施形態ではこのような弊害を防止するため、ホットアイルからの排気状況を気流検知手段により検知し、ラック型空調機、排気ファン、アンビエント空調機の風量を順次増減させることにより、両アイルの圧力バランスを図るものである。
図15は、本実施形態に係るラック空調システム60の断面構成を示す図である。図16は、ラック空調システム60の平面構成を示す図である。図17は、ラック空調システム60の冷気供給制御フローを示す図である。
ラック空調システム60が上述のラック空調システム50と異なる点は、コールドアイル・キャッピングではなく、ホットアイル・キャッピング61により他の室内空間と区画されていることである。また、床ファンに替えて、各ホットアイル52a〜52cの天井吸込部63に、排気ファン62(1)〜62(6)が配設されていることである。その他の構成はラック空調システム50と同一であるので、重複説明を省略する。
次に図17を参照して、本実施形態の制御フローについて中央のホットアイル12を例に説明する。
運転開始時は、アンビエント空調機4及びラック型空調機54(3)〜54(5)はデフォルト風量で運転され、排気ファン62(3)、62(4)は全て運転停止状態にある(S601)。以下、運転開始から相当時間経過した状態を想定する。
運転中は、風向センサ56の検出値(ΔR)に基づいて気流方向が検知されている(S602)。+α≧ΔR≧−αのときは(S602においてYES)、両アイルの圧力バランスがとれていると判定され、その状態で運転が継続される(S615)。
S602においてΔR>αのときはコールドアイル側気圧(Pa)がホットアイル側気圧(Ph)に対して高すぎると判定され、これを是正するため最初にラック型空調機54(3)〜54(5)の風量が全て最小となるまで(S603においてNO)、順次各ラック型空調機の風量を1段階ずつダウンさせていく(S604)。全てのラック型空調機の風量が最小に至ってもPa>Phの状態が継続するときは(S603においてYES)、次に排気ファン62(3)、 (4)のうち運転状態の排気ファンがあれば(S605においてNO)、順次、これを運転停止させる(S606)。
全ての排気ファンが運転停止状態となってもΔR>αのときは(S605においてYES)、アンビエント空調機4の風量が最小となるまで(S607においてNO)、風量を1段階ずつダウンさせていく(S608)。風量最小に至ったときは(S607においてYES)、その状態で運転を継続する(S615)。
一方、S602においてΔR<−α、すなわち、ホットアイル側からコールドアイル側への気流が閾値以上のときは、ホットアイル側気圧(Ph)がコールドアイル側気圧(Pa)に対して高すぎると判定され、最初にラック型空調機54(3)〜54(5)の風量が全て最大となるまで(S609においてNO)、順次、各ラック型空調機の風量を1段階ずつアップさせていく(S610)。全てのラック型空調機が風量最大に至ってもPh>Paの状態が継続するときは(S609においてYES)、次に排気ファン62(3)、(4)のうち運転停止状態の排気ファンがあれば(S611においてNO)、順次、これを運転させる(S612)。全ての排気ファンが運転状態となってもΔR<−αのときは(S611においてYES)、アンビエント空調機4の風量が最大となるまで(S613においてNO)、風量を1段階ずつアップさせていく(S614)。風量最大に至ったときは(S613においてYES)、その状態で運転を継続し(S615)、さらにS602に戻って風向センサ56の検出値に従い、上記制御を繰り返す。
なお、本実施形態では風向センサの検出値に基づいて、複数のラック型空調機、天井排気ファンについて1台ずつ順次、風量増減又は運転/停止を行う例を示したが、一斉に増減等する形態としてもよい。
また、風量制御の順序について、ラック型空調機→天井排気ファン→アンビエント空調機の順としたが、順序を変更することも可能である。
また、天井排気ファンについては運転台数の増減により風量制御することとしたが、各天井排気ファンの回転数制御による形態としてもよい。
また、本実施形態では各ホットアイルに対して独立に冷気供給制御する例を示したが、室内の全てのホットアイルを一括して制御する形態としてもよい。
本発明は、熱源、冷媒、空調方式、建築構造等の種類を問わずラック空調システムに広く適用可能である。
ラック空調システム1の断面構成を示す図である。 ラック空調システム1の平面構成を示す図である。 ラック空調システム1のラック列の一部俯瞰図である。 ラック空調システム1における冷気供給量制御フローを示す図である。 第二の実施形態に係るラック空調システム20の断面構成を示す図である。 ラック空調システム20における冷気供給量制御フローを示す図である。 ラック空調システム30の断面構成を示す図である。 ラック空調システム30の平面構成を示す図である。 ラック空調システム30のラック列の一部俯瞰図である。 ラック空調システム30における冷気供給量制御フローを示す図である。 ラック空調システム40における冷却能力制御フローを示す図である。 第五の実施形態に係るラック空調システム50の断面構成を示す図である。 ラック空調システム50の平面構成を示す図である。 ラック空調システム50における冷気供給量制御フローを示す図である。 第六の実施形態に係るラック空調システム60の断面構成を示す図である。 ラック空調システム60の平面構成を示す図である。 ラック空調システム60における排気量制御フローを示す図である。 従来のラック空調システム100を示す図である。
符号の説明
1、20、30、40、50、60・・・ラック空調システム
2・・・サーバラック
3、33、34・・・ラック列
4・・・アンビエント空調機
5・・・情報通信機械室
5b・・・天井空間
5c・・・二重床空間
5d・・・床パネル
5e・・・天井パネル
6a、36、51・・・コールドアイル空間
6b、33、52・・・ホットアイル空間
8、55・・・コールドアイル・キャッピング
8c・・・開口部
9・・・配電盤ユニット(PDU)
31(1)〜(6)、41、54(1)〜(6)・・・ラック型空調機
53(1)〜(6)・・・床ファン
56・・・風向センサ
61・・・ホットアイル・キャッピング
62(1)〜(6)・・・排気ファン
S1〜S3・・・温度センサ

Claims (17)

  1. 複数のサーバラック列により、コールドアイルとホットアイルとが形成される室内において、ラック列を構成するサーバラックを冷却するラック空調システムであって、
    コールドアイル空間とホットアイル空間とを区画するアイル区画手段と、
    アイル区画手段に設けられた開口部と、
    コールドアイル空間に冷気を供給する一又は複数の空調機と、
    開口部を介して、コールドアイル空間とホットアイル空間の間に発生する気流を検知する気流検知手段と、
    気流検知手段の検知結果に基づいて、気流方向を判定する気流方向判定手段と、
    気流方向判定手段の判定に基づいて、空調機の冷却風量を制御する風量制御手段と、
    を備え
    前記空調機は、アンビエント空調機と、前記ラック列内に配置される一又は複数のラック型空調機と、を含んで成る、
    ことを特徴とするラック空調システム。
  2. 前記気流方向判定手段を、前記空調機が備えて成ることを特徴とする請求項に記載のラック空調システム。
  3. 前記気流検知手段が、前記開口部に配設される温度センサであることを特徴とする請求項に記載のラック空調システム。
  4. 複数のサーバラック列により、コールドアイルとホットアイルとが形成される室内において、ラック列を構成するサーバラックを冷却するラック空調システムであって、
    コールドアイル空間とホットアイル空間とを区画するアイル区画手段と、
    アイル区画手段に設けられた開口部と、
    コールドアイル空間に冷気を供給する一又は複数の空調機と、
    開口部を介して、コールドアイル空間とホットアイル空間の間に発生する気流を検知する気流検知手段と、
    気流検知手段の検知結果に基づいて、気流方向を判定する気流方向判定手段と、
    気流方向判定手段の判定に基づいて、空調機の冷却風量を制御する風量制御手段と、
    を備え、
    前記気流検知手段が、前記開口部に配設される温度センサと、コールドアイル空間及びホットアイル空間に、それぞれ配設される温度センサであることを特徴とするラック空調システム。
  5. 請求項において、前記コールドアイル空間に配設されるコールドアイル側温度センサに替えて、前記空調機の吹き出し温度センサを用いて成ることを特徴とするラック空調システム。
  6. 複数のサーバラック列により、コールドアイルとホットアイルとが形成される室内において、ラック列を構成するサーバラックを冷却するラック空調システムであって、
    コールドアイル空間とホットアイル空間とを区画するアイル区画手段と、
    アイル区画手段に設けられた開口部と、
    コールドアイル空間に冷気を供給する一又は複数の空調機と、
    開口部を介して、コールドアイル空間とホットアイル空間の間に発生する気流を検知する気流検知手段と、
    気流検知手段の検知結果に基づいて、気流方向を判定する気流方向判定手段と、
    気流方向判定手段の判定に基づいて、空調機の冷却風量を制御する風量制御手段と、
    を備え、
    前記気流検知手段が、前記開口部に配設されるプロペラファンであり、前記気流方向判定手段が、該プロペラファンの回転方向を判定する手段であることを特徴とするラック空調システム。
  7. 複数のサーバラック列により、コールドアイルとホットアイルとが形成される室内において、ラック列を構成するサーバラックを冷却するラック空調システムであって、
    コールドアイル空間とホットアイル空間とを区画するアイル区画手段と、
    アイル区画手段に設けられた開口部と、
    コールドアイル空間に冷気を供給する一又は複数の空調機と、
    開口部を介して、コールドアイル空間とホットアイル空間の間に発生する気流を検知する気流検知手段と、
    気流検知手段の検知結果に基づいて、気流方向を判定する気流方向判定手段と、
    気流方向判定手段の判定に基づいて、空調機の冷却風量を制御する風量制御手段と、
    を備え、
    前記気流検知手段が、前記開口部に配設される超音波風速計であることを特徴とするラック空調システム。
  8. 請求項1乃至7のいずれかに記載のラック空調システムにおいて、
    前記気流方向判定手段の判定結果に基づいて、前記空調機の運転台数又は/及び前記各空調機の風量を増減することにより、冷気供給量を制御することを特徴とするラック空調システムの運転方法。
  9. 請求項乃至7のいずれかに記載のラック空調システムにおいて、
    前記気流方向判定手段の判定結果に基づいて、前記ラック型空調機の運転台数又は/及び前記各ラック型空調機の風量を増減することにより、冷気供給量を制御することを特徴とするラック空調システムの運転方法。
  10. 請求項1乃至7のいずれかに記載のラック空調システムにおいて、
    前記気流方向判定手段の判定結果に基づいて、前記アンビエント空調機の風量を増減して、冷気供給量を制御することを特徴とするラック空調システムの運転方法。
  11. 前記コールドアイル空間は、キャッピングにより他の室内空間から区画され、かつ、前記アンビエント空調機から供給される冷気を二重床構造に構成された床面から吹き出す吹出部と、吹出部に配設される床面ファンと、を備え、
    前記風量制御手段は、前記気流方向判定手段の判定結果に基づいて、前記空調機及び/又は前記床面ファンの稼動シーケンスを定める手段を、さらに備えて成ることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載のラック空調システム。
  12. 前記風量制御手段は、前記気流方向判定手段の判定結果に基づいて、前記アンビエント空調機、前記ラック型空調機及び前記床面ファンの稼動シーケンスを定める手段を、さらに備えて成ることを特徴とする請求項11に記載のラック空調システム。
  13. 前記ホットアイル空間は、キャッピングにより他の室内空間から区画され、かつ、前記サーバラックから排出される高温排気を、天井空間を介して前記空調機に還気するための吸込部と、吸込部に配設される排気ファンと、を備え、
    前記風量制御手段は、前記気流方向判定手段の判定結果に基づいて、前記空調機及び前記排気ファンの稼動シーケンスを定める手段を、さらに備えて成ることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載のラック空調システム。
  14. 前記風量制御手段は、前記気流方向判定手段の判定結果に基づいて、前記アンビエント空調機、前記ラック型空調機及び前記排気ファンの稼動シーケンスを定める手段を、さらに備えて成ることを特徴とする請求項13に記載のラック空調システム。
  15. 前記稼動シーケンスが、前記アンビエント空調機、前記ラック型空調機、前記床面ファン又は前記排気ファンの稼動順序、風量増減、運転台数の組み合わせを含んで成ることを特徴とする請求項11乃至14のいずれかに記載のラック空調システム。
  16. 前記ラック列を構成するサーバラックの消費電力を計測する消費電力計測手段と、
    消費電力計測手段の計測値に基づいて、冷却能力を制御すべき一又は複数のラック型空調機を選択する手段と、
    を、さらに備えて成ることを特徴とする請求項1乃至11乃至15のいずれかに記載のラック空調システム。
  17. 請求項乃至10のいずれかにおいて、さらに各サーバラックの消費電力に基づいて冷却能力制御を行うことを特徴とするラック空調システムの運転方法。
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