JP5472168B2 - 発熱源冷却システム - Google Patents
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Description
発熱源を収納するラックを列状に並べて構成する一対のラック列を室内の床に設置し、当該一対のラック列が対向する側に冷気エリアが形成され、当該一対のラック列が対向しない側に暖気エリアが形成されている前記室内において、前記発熱源を冷却する発熱源冷却システムであって、
前記一対のラック列間の両側面開口部のそれぞれに冷気供給装置と、
前記ラック列を構成する各ラックまたは前記冷気供給装置を制御する制御装置と、
を備え、
前記冷気供給装置は、前記一対のラック列が対向しない側に形成されている暖気エリアから暖気を吸入して、前記一対のラック列が対向する側に形成されている冷気エリアへ冷気を供給し、前記一対のラック列間の両側面開口部における前記冷気エリアと前記暖気エリアとを隔離するように設置される
ことを特徴とする。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の発熱源冷却システムの一構成例であり、一対のラック列と、ラック列間の両側面開口部に冷気供給装置を備えたデータセンタを、上からみた断面図である。
図2〜4を用いて、第2の実施形態を説明する。
図2は、データセンタを横からみたもので、図1のA−A’の断面図である。図4は、発熱源冷却システムのシステム構成図である。
サーバラック3は床52に設置され、サーバなどの発熱源31、ファン32を有する。ファン32には、ファン32の回転数を検知するセンサである第2の計測手段35と、ファン32を駆動するアクチュエータ36がついており、ファン32およびアクチュエータ36とで第2の通流手段を構成する(図4を参照)。第2の計測手段35とアクチュエータ36は、制御装置37と通信可能であり、通常は発熱源31の発熱量に応じてファン34の回転数が制御される。ラック制御装置37は、アクチュエータ36に指令を与えてファン32の回転数を制御し、サーバラック3は、暖気エリア42へ所定の風量の暖気を排出する。サーバラック3が排出する暖気量は、ファン32の回転数から算出できる。
図2および図3に示すように、サーバラック3と天井51との間には、冷気エリア41と暖気エリア42が空間的に導通する隙間7が存在する。よって、これらの隙間7を通過する気流によって冷気エリア41の冷気と暖気エリア42の暖気とが混合することが、発熱源冷却システムのエネルギー効率悪化の一因となっている。
あるいは、冷気供給装置8は、当該冷気供給装置8が冷気エリア41へ供給する供給冷気量を計測する第1の計測手段85と、暖気エリア42から吸入した暖気を冷却して所定の風量を冷気エリア41へ送出する第1の通流手段と、を有する。各サーバラック3は、当該サーバラック3が暖気エリア42へ排出する風量を計測する第2の計測手段35を有する。
<第3の実施形態>
図5は、第3の実施形態を説明する図であり、データセンタを横からみたもので、図1のB−B’の断面図である。
図6は、第4の実施形態を説明する図であり、データセンタを横からみたもので、図1のB−B’の断面図である。
31 発熱源
32 ファン
35 第2の計測手段
36 アクチュエータ
37 ラックファン制御装置
41 冷気エリア
42 暖気エリア
43 側方空間
44 アイルキャップ
51 天井
52 床
7 隙間
8 冷気供給装置
84 ファン
85 第1の計測手段
86 アクチュエータ
87 空調ファン制御装置
9 抵抗体
Claims (6)
- 発熱源を収納するラックを列状に並べて構成する一対のラック列を室内の床に設置し、当該一対のラック列が対向する側に冷気エリアが形成され、当該一対のラック列が対向しない側に暖気エリアが形成されている前記室内において、前記発熱源を冷却する発熱源冷却システムであって、
前記一対のラック列間の両側面開口部のそれぞれに冷気供給装置と、
前記ラック列を構成する各ラックまたは前記冷気供給装置を制御する制御装置と、
を備え、
前記冷気供給装置は、前記一対のラック列が対向しない側に形成されている暖気エリアから暖気を吸入して、前記一対のラック列が対向する側に形成されている冷気エリアへ冷気を供給し、前記一対のラック列間の両側面開口部における前記冷気エリアと前記暖気エリアとを隔離するように設置される
ことを特徴とする発熱源冷却システム。 - 前記冷気供給装置は、当該冷気供給装置が前記冷気エリアへ供給する供給冷気量を計測する第1の計測手段を有し、
前記ラック列を構成する各ラックは、当該ラックが前記暖気エリアへ排出する風量を計測する第2の計測手段と、前記冷気エリアから導入した冷気を前記発熱源との熱交換により所定の風量の暖気として前記暖気エリアへ排出する第2の通流手段と、を有し、
前記制御装置は、前記第2の計測手段の計測値の合計値が、前記第1の計測手段の計測値の合計値と略同量となるように、前記第2の通流手段を制御する、
ことを特徴とする請求項1に記載の発熱源冷却システム。 - 前記冷気供給装置は、当該冷気供給装置が前記冷気エリアへ供給する供給冷気量を計測する第1の計測手段と、前記暖気エリアから吸入した暖気を冷却して所定の風量を前記冷気エリアへ送出する第1の通流手段と、を有し、
前記ラック列を構成する各ラックは、当該ラックが前記暖気エリアへ排出する風量を計測する第2の計測手段を有し、
前記制御装置は、前記第1の計測手段の計測値の合計値が、前記第2の計測手段の計測値の合計値と略同量となるように、前記第1の通流手段を制御する、
ことを特徴とする請求項1に記載の発熱源冷却システム。 - 前記冷気エリアと前記暖気エリアとが導通した状態であって、冷気および暖気が前記冷気供給装置を介さずに前記冷気エリアと前記暖気エリア間を移動可能である漏れ気流風路に、当該風路を通過する気流を検知する気流検知センサを備え、
前記冷気供給装置は、前記暖気エリアから吸入した暖気を冷却して所定の風量を前記冷気エリアへ送出する第1の通流手段を有し、
前記制御装置は、前記気流検知センサが検知する気流量を小さくするように、前記冷気供給装置の第1の通流手段を制御して、前記冷気エリアへ供給する供給冷気量の合計値を調整する
ことを特徴とする請求項1記載の発熱源冷却システム。 - 前記冷気エリアと前記暖気エリアとが導通した状態であって、冷気および暖気が前記冷気供給装置を介さずに前記冷気エリアと前記暖気エリア間を移動可能である漏れ気流風路に、当該風路を通過する気流を検知する気流検知センサ備え、
前記ラック列を構成する各ラックは、前記冷気エリアから導入した冷気を前記発熱源との熱交換により所定の風量の暖気として前記暖気エリアへ排出する第2の通流手段を有し、
前記制御装置は、前記気流検知センサが検知する気流量を小さくするように、前記各ラックの第2の通流手段を制御して、前記暖気エリアへ排出する排出暖気量の合計値を調整する
ことを特徴とする請求項1記載の発熱源冷却システム。 - 前記冷気エリアと前記暖気エリアとが導通した状態であって、冷気および暖気が前記冷気供給装置を介さずに前記冷気エリアと前記暖気エリア間を移動可能である漏れ気流風路に、前記冷気エリアと前記暖気エリア間の気流の移動を抑制する抵抗体を備える
ことを特徴とする請求項1記載の発熱源冷却システム。
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