JP2012037193A - 空調システム - Google Patents

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Abstract

【課題】消費電力のより一層の削減が可能な空調システムを提供する。
【解決手段】計算機室11の機器設置エリアの床下に設けられたフリーアクセスフロアを通風路壁15eで仕切って、空調機14とグリル13とを連絡する通風路15aを形成する。また、通風路15a間を連絡する通風路15bを設け、通風路15a,15bの分岐部に可動壁15cを配置する。そして、ラック12内の計算機の稼動状態を表す信号に基づいて可動壁15cの位置及びグリル13の開口率を調整し、負荷が大きい計算機を収納したラック12に、空調機14の冷風を優先的に供給する。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の計算機が設置された計算機室を空調する空調システムに関する。
近年、インターネットを始めとする通信インフラの充実にともない、多数の計算機を同一室内に設置して一括管理するデータセンター等の施設が増加している。これらの施設では、計算機室内に多数のラックを設置し、それぞれのラックに複数の計算機を収納している。そして、それらの計算機にジョブを有機的に配分し、大量のジョブを効率的に処理している。
計算機室では、計算機からジョブの処理にともなって多量の熱が発生する。そのため、熱による計算機の故障や誤動作を防止するために、計算機を冷却する手段が必要となる。
一般的なデータセンターの計算機室では、ラックが設置される機器設置エリアの床下に、電源ケーブルや信号ケーブルが配置されるフリーアクセスフロアが設けられている。フリーアクセスフロアには空調機から低温のエアーが供給され、この低温のエアーは機器設置エリアの床に設けられたグリル(通風口)を介して機器設置エリアに送られる。
機器設置エリアには、多数のラックが列毎に並んで配置されている。一般的なラックでは、ラックの前面から低温のエアーを導入して計算機を冷却し、それにより温度が上昇したエアーを背面又は上面から排出するようになっている。ラックから排出された高温のエアーは、計算機室の上部を通って空調機に戻り、再度冷却されてフリーアクセスフロアに供給される。以下、ラックの前面(吸気側の面)を吸気面と呼び、ラックの背面(排気側の面)を排気面と呼ぶ。
ところで、データセンターでは、計算機を冷却するために多大な電力を消費しており、消費電力の削減が要求されている。このような要求に対応すべく、データセンターでは、空調機自体の省電力化とともに、ラックの配置を工夫して効率的な冷却が行われるようにしている。例えば、一般的なデータセンターでは多数のラックを列毎に並べ、且つ隣り合う列のラックを吸気面と吸気面又は排気面と排気面とが向き合うように配置し、吸気面側の床にグリルを配置している。
このように、グリルを介して低温のエアーが供給されるエリアと、ラックから高温のエアーが排出されるエリアとを空間的に分離することによって、冷却効率の向上を図っている。低温のエアーが供給されるラック吸気面側のエリアはコールドアイルと呼ばれており、高温のエアーが排出されるラック排気面側のエリアはホットアイルと呼ばれている。
特開2009−193247号公報 特開平10−47747号公報 特開2006−277102号公報 特開2009−140421号公報
しかしながら、省エネルギー及び地球温暖化防止の観点から、データセンター等の施設で消費する電力のより一層の削減が要望されている。
以上から、消費電力のより一層の削減が可能な空調システムを提供することを目的とする。
一観点によれば、機器設置エリアと前記機器設置エリアの床下に設けられたフリーアクセスフロアとを有する計算機室を空調する空調システムにおいて、計算機を収納し、前記機器設置エリアに複数のラックグループに分けて配置された複数のラックと、前記フリーアクセスフロアに温度調整されたエアーを供給する空調機と、前記ラックグループ毎に前記ラックの吸気面側の床に設けられて前記機器設置エリアと前記フリーアクセスフロアとを連絡する複数のグリルと、前記フリーアクセスフロア内を区画して前記空調機のエアー吹き出し口と前記ラックグループ毎の前記グリルとの間を連絡する通風路を形成する通風路壁と、前記通風路の分岐箇所に設置されて前記通風路を通るエアーの分岐割合を調整可能なエアー分岐部と、前記ラックに収納された計算機から稼働状態を表す稼働状態情報を取得して制御信号を出力する主制御部と、前記主制御部からの制御信号により前記エアー分岐部を駆動する駆動部とを有する空調システムが提供される。
上記観点の空調システムによれば、フリーアクセスフロア内を通風路壁で区画して通風路を形成する。空調機から吹き出されたエアーは、この通風路を通ってグリルに移送される。従って、通風路以外の余分なエリアが冷却されず、冷却効率が向上する。
また、上記観点の空調システムによれば、ラックに収納された計算機の稼動状態に応じて可動壁を移動する。これにより、空調機の負荷を抑制しつつ、発熱が大きい計算機に優先的に冷風が供給することができ、空調機で消費される電力が削減される。
図1は、実施形態の空調システムが適用される計算機室の一例を表す模式図(平面図)である。 図2は、同じくその計算機室のラック周辺部を表した模式図である。 図3は、同じくその計算機室内のエアーの流れを表す模式図である。 図4は、グリルの一例を表した組み立て図である。 図5は、実施形態に係る空調システムの制御系を表すブロック図である。 図6は、実施形態に係る空調システムの動作を説明するフローチャートである。 図7は、可動壁の移動例(その1)を表す説明図である。 図8は、可動壁の移動例(その2)を表す説明図である。 図9は、実施形態の変形例1の説明図である。 図10は、実施形態の変形例2の説明図である。
以下、実施形態について、添付の図面を参照して説明する。
図1は、実施形態の空調システムが適用される計算機室の一例を表す模式図(平面図)であり、図2は同じくその計算機室のラック周辺部を表した模式図、図3は同じくその計算機室内のエアーの流れを表す模式図である。
図1のように、計算機室11には多数のラック12と複数の空調機14とが設置されている。計算機室11は、図2,図3のように、ラック12が設置される機器設置エリア11aと、機器設置エリア11aの床下に設けられたフリーアクセスフロア(床下空間)11bと、機器設置エリア11aの天井裏に設けられた排気流路11cとを有する。
各ラック12には、それぞれ複数の計算機18aと、それらの計算機18aをネットワークに接続するためのネットワークスイッチ18bとが収納されている。
本実施形態ではラック12は列毎に並び、且つ隣り合う列のラック12は吸気面と吸気面又は排気面と排気面とが向かい合うように配置されている。そして、図3のように、排気面側(ホットエリア)の天井には、機器設置エリア11aと排気流路11cとを連絡する開口部24が設けられている。また、ラック12の吸気面側(コールドアイル)の床には、機器設置エリア11aとフリーアクセスフロア11bとを連絡するグリル(通気口)13が設けられている。
本実施形態では、グリル13を挟んで2列に並んだラックを1つのグループ(以下、ラックグループという)とする。図1に表した例では、6列に並んだラック12を2列ずつ3つのラックグループに分け、各ラックグループ毎に1台の空調機14を配置している。これらの空調機14は、図3のように排気流路11cからエアーを取り込んで冷却し、フリーアクセスフロア11bに冷却後のエアーを供給する。
フリーアクセスフロア11b内には通風路壁15eが設置され、それらの通風路壁15eにより主通風路15a及び副通風路15bが形成されている。主通風路15aはラックグループ毎に設けられており、空調機14のエアー吹き出し口とグリル13との間を連絡している。また、副通風路15bは、空調機14のエアー吹き出し口近傍において各主通風路15a間を連絡している。
主通風路15aと副通風路15bとの分岐箇所には、可動壁(エアー分岐部)15cが設けられている。これらの可動壁15cは、後述する可動壁駆動インターフェースからの信号により図1中に矢印で表す方向に移動(回転)し、空調機14から送り出されたエアーの一部を副通風路15bを介して他のラックグループに移送する。
なお、通風路壁15eは断熱性が高い部材を含んで形成されていることが好ましいが、簡易的にはカーテンなどを用いてフリーアクセスフロア11bを仕切り、通風路15a,15bとしてもよい。要するに、空調機14からフリーアクセスフロア11bに供給される低温のエアーが、通風路15a,15b以外のエリアに拡散しないようにすればよい。
図4はグリル13の一例を表した組み立て図である。グリル13は、格子状に配列した開口部を有する天板13aと、その天板13aの下に取り付けられた開口率調整部13cとを備えている。開口率調整部13cは複数の羽根状の部材13dを有し、後述するグリル開口率制御インターフェースからの信号に応じて羽根状の部材13dの角度を変えることにより、開口率(すなわち、グリル13を通るエアーの量)を変化させることができる。なお、グリル13は図4に表した構造のものに限定されるものではなく、開口率制御インターフェースからの信号により開口率(又はグリル13を通るエアーの量)が変化するものであればよい。
図5は、本実施形態に係る空調システムの制御系を表すブロック図である。
この図5のように、本実施形態に係る空調システム10は、主制御部20と、グリル開口率制御インターフェース(グリル開口率制御部)21と、可動壁駆動インターフェース(駆動部)22と、空調機制御インターフェース23とを有する。また、主制御部20は、各ラック12内の計算機18aとネットワークスイッチ18bを介して接続されている。
各計算機18aは、与えられたジョブを実行するとともに、ネットワークスイッチ18bを介して主制御部20に稼動状態を表す情報を定期的に送信する。ここでは、稼動状態を表す情報として、CPU(Central Processing Unit)負荷率及びCPU温度を送信するものとする。なお、稼働状態を表す情報として、計算機18aの消費電力、CPUの消費電力及び計算機18aから排出されるエアーの温度などを送信するようにしてもよい。また、稼働状態を表す情報として、計算機18aに投入されるジョブの量、又はそのジョブを実行することによるCPU負荷率の推測値などを用いてもよい。
計算機18aから主制御部20に送られる情報には、宛先である主制御部20のMAC(Media Access Control)アドレス(宛先アドレス)と、送信元である計算機18aのMACアドレス(送信元アドレス)とが含まれる。また、主制御部20には、どのMACアドレスの計算機18aがどのラック12に収納されているのかを表す情報(MACアドレス情報)と、どのラック12がどこに配置されているかを表す情報(ラック位置情報)とが予め記憶されている。主制御部20は、これらの情報と各計算機18aのCPU負荷率の情報とを用いて、ラック12毎の平均CPU負荷率と、ラックグループ毎の平均CPU負荷率とを算出する。
そして、主制御部20は、そのラック12毎の平均CPU負荷率とラックグループ毎の平均CPU負荷率とに基づいて、グリル開口率制御インターフェース21、可動壁駆動インターフェース22及び空調機制御インターフェース23に制御信号を送信する。
グリル開口率制御インターフェース21は、主制御部20からの制御信号によりグリル13の開口率調整部13c(図4参照)を駆動してグリル開口率を変化させる。また、可動壁駆動インターフェース22は、主制御部20からの制御信号により可動壁15cを移動(回転)させる。更に、空調機制御インターフェース23は、主制御部20からの制御信号により、空調機14の設定温度やエアーの吹き出し風量等を調整する。
なお、本実施形態ではMACアドレスを用いて個々の計算機18aを特定するものとしているが、IP(Internet Protocol)アドレスを用いて個々の計算機18aを特定するようにしてもよい。
以下、本実施形態に係る空調システム10の動作について、図6のフローチャートを参照して説明する。ここでは、初期状態において可動壁15cは、図1のように各副通風路15bの端部を閉鎖するように配置されているものとする。
まず、ステップS11において、主制御部20は、ネットワークを介して各計算機18aのCPU負荷率及びCPU温度の情報を取得する。その後、ステップS12に移行し、主制御部20は各計算機18aのCPU負荷率の情報とMACアドレス情報とから、各ラック12の平均CPU負荷率RLを算出する。更に、主制御部20は、各ラック12の平均CPU負荷率RLとラック位置情報とから、各ラックグループの平均CPU負荷率RGを算出する。ここで、ラック12の平均CPU負荷率RLはそのラック12内の全ての計算機18aのCPU負荷率の平均値であり、ラックグループの平均CPU負荷率RGはそのラックグループ内の全ての計算機18aのCPU負荷率の平均値である。
次に、ステップS13に移行し、主制御部20は、各ラックグループの平均CPU負荷率RGが予め設定された第1の閾値以上か否かを判定する。ここで、全てのラックグループの平均CPU負荷率RGが第1の閾値よりも低い場合(NOの場合)は、可動壁15cを移動させる必要がないことを意味する。この場合は、ステップS13からステップS15に直接移行する。
一方、ステップS13において、各ラックグループの平均CPU負荷率RGのうちの少なくとも1つが第1の閾値よりも高いと判定した場合(YESの場合)は、ステップS14に移行する。ステップS14において、主制御部20は、可動壁駆動インターフェース22に制御信号を送信し、各ラックグループの平均CPU負荷率に応じて可動壁15cを移動させる。
例えば、図1に表す中央のラックグループの平均CPU負荷率RGが最も高く且つ第1の閾値以上であるとする。この場合、図7のように、主制御部20は両側の空調機14から送り出されるエアーの一部が副通風路15bを通って中央の主通風路15aに流れるように、各可動壁15cを移動させる。
また、例えば右側のラックグループの平均CPU負荷率RGが最も高く且つ第1の閾値以上の場合は、図8のように、主制御部20は中央の空調機14から送り出されるエアーの一部が右側の主通風路15aに供給されるように、可動壁15cの位置を調整する。更に、中央のラックグループの平均CPU負荷率が左側のラックグループの平均CPU負荷率よりも高いときは、左側の空調機14から送り出されたエアーの一部が中央の通風路15aに供給されるように、左側のラックグループの可動壁15cの位置も調整する。このようにして可動壁15cの位置を調整した後、ステップS15に移行する。
ステップS15では、各ラック12の平均CPU負荷率RLが、予め設定された第2の閾値以上か否かを判定する。ここで、全てのラック12の平均CPU負荷率RLが第2の閾値よりも低い場合(NOの場合)は、グリル開口率を変化させる必要がないことを意味する。この場合は、ステップS15からステップS17に直接移行する。
一方、ステップS15において、各ラック12の平均CPU負荷率のうちの少なくとも1つが第2の閾値よりも高いと判定した場合(YESの場合)は、ステップS16に移行する。ステップS16では、ラックグループ毎に、各ラック12の平均CPU負荷率に応じて各グリル13の開口率を調整する。すなわち、主制御部20は、ラックグループ毎に、CPU負荷率が高いラック12の前のグリル13ほど開口率が高くなるように、グリル開口率制御インターフェース21を介して各グリル13の開口率を調整する。このようにしてグリル開口率を調整した後、ステップS17に移行する。
ステップS17において、主制御部20は、計算機18aのCPU温度の最高値が予め設定された適正範囲内か否かを判定する。ここで、計算機18aのCPU温度の最高値が適正範囲内と判定した場合(YESの場合)は、ステップS11に戻って上述の処理を継続する。
一方、ステップS17において計算機18aのCPU温度の最高値が適正範囲から外れていると判定した場合(NOの場合)は、ステップS18に移行する。
ステップS18において、主制御部20は、計算機18aのCPU温度の最高値が適正範囲内になるように空調機14を調整する。例えば計算機18aのCPU温度の最高値が適正範囲よりも高い場合は、可動壁15cの移動やグリル13の開口率の調整だけでは冷却が不足すると考えられる。この場合、主制御部20は、空調機制御インターフェース23を介して空調機14を制御し、空調機14の設定温度を低くしたり、空調機14の吹き出し風量を多くする。
逆に、計算機18aのCPU温度の最高値が適正範囲よりも低い場合は、冷却が過度であると考えられる。この場合、主制御部20は、空調機制御インターフェース23を介して空調機14を制御し、空調機14の設定温度を高くしたり、吹き出し風量を少なくする。このようにして空調機14の調整を行った後、ステップS11に戻って処理を継続する。この処理は、オペレータにより停止されるまで繰り返し続けられる。
本実施形態においては、上述したように、フリーアクセスフロア11bが通風路壁15eで仕切られており、空調機14から出力される低温のエアーが通るエリアが主通風路15a及び副通風路15b内に限定されている。これにより、通風路壁15eがない場合、すなわちフリーアクセスフロア11b全体を冷却する場合に比べて、通風路15a,15b以外の余分なエリアを冷却しない分だけ冷却効率が向上する。
また、本実施形態においては、各ラックグループの主通風路15a間を副通風路15bにより連絡し、各ラックグループの平均CPU負荷率に応じて可動壁15cを移動させている。更に、本実施形態においては、ラックグループ毎に各ラック12の平均CPU負荷率に応じて各グリル13の開口率を制御している。これにより、特定の空調機14のみに多大な負荷がかかることが回避され、複数の空調機14を効率的に運転することができる。その結果、消費電力が削減されるという効果を奏する。
更にまた、本実施形態では、CPUの負荷率を取得して空調機14、可動壁15c及びグリル13等の空調設備を制御しているので、ラックの排気温度を測定して空調設備を制御する場合に比べて応答速度が速く、計算機18a(CPU)の熱による故障や誤動作をより確実に防止できるという利点もある。
(変形例1)
上述した実施形態において、図9の模式図のように、各ラック12間に仕切り部材26aを設けてもよく、更に各ラック12の吸気面が向かい合ったコールドアイルの中央部に仕切り部材26bを設けてもよい。これにより、ラック12毎に流量が調整された低温のエアーがそれぞれのラック12に確実に供給されるようになり、冷却効率がより一層向上する。
また、図9のように、ラック12の背面側に仕切り部材27を設けて、ラック12から排出されたエアーが吸気面側に回り込むことを防止してもよい。
なお、仕切り部材26,27は板状の部材により形成してもよく、布(カーテン)等により形成してもよい。
(変形例2)
図10は、実施形態の空調システムが適用される計算機室の他の例を表す模式平面図である。なお、図10において図1と同一物には同一符号を付して、重複する部分の説明は省略する。また、空調システムの制御系の構成及びその動作は前述の通り(図5,図6参照)であるので、ここではその説明は省略する。
変形例2の計算機室31では、図10のように2組のラックグループ毎に2台の空調機14を用意し、それら2台の空調機14を、ラック12が配置されたエリアを挟んで対向する位置に配置している。各ラックグループは2列のラック列からなり、それらのラック列はグリル13を挟んで配置された複数のラック12からなる。
計算機室31のフリーアクセスフロアには通風路壁35eが設けられており、それらの通風路壁35eにより通風路35a,35bが形成されている。通風路35aは各空調機14の吹き出し口と左側のラックグループのグリル13とを連絡する通風路であり、通風路35bは各空調機14の吹き出し口と右側のラックグループのグリル13とを連絡する通風路である。そして、各空調機14の吹き出し口近傍には可動壁35cが設けられており、この可動壁35cが可動壁駆動インターフェース22(図5参照)からの信号により図中矢印で示す方向に移動する。この可動壁35cの移動により、通風路35a,35bを流れるエアーの割合が変化する。
このような構成を有する計算機室31に実施形態に係る空調システムを適用した場合も、各空調機14を効率的に運転することができ、消費電力が削減されるという効果を奏する。また、空調機14の冷却能力が十分に大きい場合は、一方の空調機14が故障しても他方の空調機14だけで2組のラックグループを冷却できるという利点もある。
以下、ラック内の発熱量の変化に対するラックの排気温度の変化について調べた結果について説明する。
(実験1)
実験1では、計算機室内に幅が700mm、奥行きが1050mm、高さが2000mmのラックを設置し、そのラックの内部に模擬熱源を設置した。また、計算機室内に一定温度のエアーを一定流量で供給する空調機を設置した。
そして、空調機から計算機室内に温度が22℃のエアーを約7200m3/hの流量で供給しつつ、ラック内の模擬熱源に3kWの熱負荷(電力)を与えた。その状態を維持してラック及び計算機室内の温度が安定するまで待った後、ラックの吸気面及び排気面のエアーの温度を測定した。その結果、吸気面のエアーの温度は22.2℃であり、排気面側のエアーの温度は26.5℃であった。
次に、模擬熱源の熱負荷を9kWに増加させて、ラックの吸気面及び排気面のエアーの温度の変化を測定した。その結果、ラックの吸気面のエアーの温度は22.2℃で一定であったが、ラックの排気面のエアーの温度は26.5℃から36.9℃まで一旦上昇し、その後36.4℃まで下がって一定(定常状態)となった。すなわち、ラックの排気面側のエアーの温度は0.5℃(=36.9℃−36.4℃)のオーバーシュートが発生した。なお、ラックの排気面側のエアーの温度が一定になるまでに約10分間の時間を要した。
ラック毎の熱負荷の変化(CPU負荷率)を検知してすぐに空調機の風量や設定温度を変化させることができれば、オーバーシュートをなくすることができる。従来は、オーバーシュートが発生することを見込んで空調機の設定温度を低くしている。しかし、前述した実施形態の空調システムでは、ラック毎のCPU負荷率を取得し、それに応じて各ラックに供給される低温エアーの量を調整しているので、応答速度が速く、オーバーシュートを防止できる。従って、オーバーシュートの分だけ設定温度を低くすることができ、その分消費電力を削減できる。
(実験2)
実験2では、ラック内の熱負荷に応じてラックに供給するエアーの流量を変化させてラックの冷却を行い、ラック内の発熱量の変化に対するラックの排気温度の変化について調べた。
ここでも、実験1で使用したラック及び空調機を使用し、ラックの内部に模擬熱源を設置した。なお、実験2ではラック内に設けたファンの回転数を増減させることにより、ラック内を流れるエアーの流速(流量)を調整した。
まず、模擬熱源に無負荷(0W)の状態から110Wの熱負荷を与えるとともに、ラック内部に26.2℃のエアーを風速2.5m/sで供給しながら、ラックの排気面のエアーの温度変化を測定した。その結果、ラックの排気面側のエアーの温度は約6分間で安定し、安定後の温度は37.8℃であった。
次に、模擬熱源に無負荷(0W)の状態から70Wの熱負荷を与えるとともに、ラック内部に26.2℃のエアーを風速2.0m/sで供給してラックの排気面側のエアーの温度変化を測定した。その結果、ラックの排気面側のエアーの温度は約6分間で安定し、その時の温度は34.9℃であった。
以上の結果から、熱負荷に応じてエアーの供給量を変化させることにより、短時間(約6分間)でラック内の温度を一定にできることが確認できた。なお、模擬熱源の熱負荷が例えば70Wから110Wに増加した場合には、ラック内のエアーの風速を2.0m/sから2.5m/sに増加させれば、より速く定常状態にでき、オーバーシュートの発生も防げるものと期待できる。
以上の実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)機器設置エリアと前記機器設置エリアの床下に設けられたフリーアクセスフロアとを有する計算機室を空調する空調システムにおいて、
計算機を収納し、前記機器設置エリアに複数のラックグループに分けて配置された複数のラックと、
前記フリーアクセスフロアに温度調整されたエアーを供給する空調機と、
前記ラックグループ毎に前記ラックの吸気面側の床に設けられて前記機器設置エリアと前記フリーアクセスフロアとを連絡する複数のグリルと、
前記フリーアクセスフロア内を区画して前記空調機のエアー吹き出し口と前記ラックグループ毎の前記グリルとの間を連絡する通風路を形成する通風路壁と、
前記通風路の分岐箇所に設置されて前記通風路を通るエアーの分岐割合を調整可能なエアー分岐部と、
前記ラックに収納された計算機から稼働状態を表す稼働状態情報を取得して制御信号を出力する主制御部と、
前記主制御部からの制御信号により前記エアー分岐部を駆動する駆動部と
を有することを特徴とする空調システム。
(付記2)更に、前記主制御部からの信号により前記グリルの開口率を制御部するグリル開口率制御部を有することを特徴とする付記1に記載の空調システム。
(付記3)前記稼働状態を表す情報は、少なくともCPUの負荷率の情報を含むことを特徴とする付記1又は2に記載の空調システム。
(付記4)前記主制御部は、前記稼働状態を表す信号から各ラックグループ毎の平均CPU負荷率を計算し、その結果に基づいて前記駆動部を介して前記エアー分岐部を制御することを特徴とする付記3に記載の空調システム。
(付記5)前記主制御部は、前記稼働状態を表す信号から各ラック毎の平均CPU負荷率を計算し、その結果に基づいてグリル開口率制御部を介して各グリルの開口率を制御することを特徴とする付記3又は4に記載の空調システム。
(付記6)前記エアー分岐部が、前記通風路内に配置されて前記通風路内を移動する可動壁を含んで形成されていることを特徴とする付記1乃至5のいずれか1項に記載の空調システム。
(付記7) 前記主制御部は、MACアドレス又はIPアドレスにより個々の計算機を特定することを特徴とする付記1乃至6のいずれか1項に記載の空調システム。
(付記8)前記通風路壁は断熱材を含んで形成されていることを特徴とする付記1乃至7のいずれか1項に記載の空調システム。
(付記9)前記複数のグリルは、それぞれ仕切り部材により仕切られていることを特徴とする付記1乃至8のいずれか1項に記載の空調システム。
(付記10)前記ラックグループ内のラックは2列に並び且つ吸気面同士を向かい合わせて配置されていることを特徴とする付記1乃至9のいずれか1項に記載の空調システム。
10…空調システム、11…計算機室、11a…機器設置エリア、11b…フリーアクセスフロア、11c…排気流路、12…ラック、13…グリル、14…空調機、15a…主通風路、15b…副通風路、15c…可動壁、15e…通風路壁、18a…計算機、18b…ネットワークスイッチ、20…主制御部、21…グリル開口率制御インターフェース、22…可動壁駆動インターフェース、23…空調機制御インターフェース、26,27…仕切り部材、31…計算機室、35a,35b…通風路、35e…通風路壁。

Claims (5)

  1. 機器設置エリアと前記機器設置エリアの床下に設けられたフリーアクセスフロアとを有する計算機室を空調する空調システムにおいて、
    計算機を収納し、前記機器設置エリアに複数のラックグループに分けて配置された複数のラックと、
    前記フリーアクセスフロアに温度調整されたエアーを供給する空調機と、
    前記ラックグループ毎に前記ラックの吸気面側の床に設けられて前記機器設置エリアと前記フリーアクセスフロアとを連絡する複数のグリルと、
    前記フリーアクセスフロア内を区画して前記空調機のエアー吹き出し口と前記ラックグループ毎の前記グリルとの間を連絡する通風路を形成する通風路壁と、
    前記通風路の分岐箇所に設置されて前記通風路を通るエアーの分岐割合を調整可能なエアー分岐部と、
    前記ラックに収納された計算機から稼働状態を表す稼働状態情報を取得して制御信号を出力する主制御部と、
    前記主制御部からの制御信号により前記エアー分岐部を駆動する駆動部と
    を有することを特徴とする空調システム。
  2. 更に、前記主制御部からの信号により前記グリルの開口率を制御部するグリル開口率制御部を有することを特徴とする請求項1に記載の空調システム。
  3. 前記稼働状態を表す情報は、少なくともCPUの負荷率の情報を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の空調システム。
  4. 前記主制御部は、前記稼働状態を表す信号から各ラックグループ毎の平均CPU負荷率を計算し、その結果に基づいて前記駆動部を介して前記エアー分岐部を制御することを特徴とする請求項3に記載の空調システム。
  5. 前記主制御部は、前記稼働状態を表す信号から各ラック毎の平均CPU負荷率を計算し、その結果に基づいてグリル開口率制御部を介して各グリルの開口率を制御することを特徴とする請求項3又は4に記載の空調システム。
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