JP2012172853A - 空調システム及び空調方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来に比べて消費電力を削減できる空調システム及び空調方法を提供する。
【解決手段】計算機室11は、機器設置エリア11a、フリーアクセスフロア11b及び排気流路11cを有し、機器設置エリア11aには計算機18を収納したラック12が設置されている。また、設置エリア11aは、仕切り壁26,27により、空調機14から冷風が供給されるコールドアイルと、ラック12から暖気が排出されるホットアイルと、それ以外の中間室とに分離されている。コールドアイル及び中間室にはそれぞれ温度計32a,32b及び圧力計33a,33bが設置されている。コールドアイル及び中間室の温度に応じて空調機14の送風量及びファン18aの回転数を制御して、コールドアイルから中間室へのエアー(冷気)の漏れを防止する。
【選択図】図3

Description

本発明は、空調システム及び空調方法に関する。
近年、高度情報化社会の到来にともなって計算機で多量のデータが扱われるようになり、多数の計算機を同一室内に設置して一括管理することが多くなっている。例えばデータセンターでは、計算機室内に多数のラック(サーバーラック)を設置し、それぞれのラックに複数の計算機(サーバ)を収納している。そして、それらの計算機にジョブを有機的に配分し、大量のジョブを効率的に処理している。
計算機からは、ジョブの処理にともなって多量の熱が発生する。そのため、熱による計算機の故障や誤動作を防止するために、計算機を冷却する手段が必要となる。
一般的なデータセンターの計算機室では、ラックが設置される機器設置エリアの床下に、電源ケーブルや信号ケーブルが配置される空間が設けられている。以下、この床下の空間を、フリーアクセスフロアという。フリーアクセスフロアには空調機から低温のエアーが供給され、この低温のエアーは機器設置エリアの床に設けられたグリル(通風口)を介して機器設置エリアに送られる。
機器設置エリアには、多数のラックが列毎に並んで配置されている。一般的なラックでは、ラックの前面から低温のエアーを導入して計算機を冷却し、それにより温度が上昇したエアーを背面又は上面から排出するようになっている。ラックから排出された高温のエアーは、計算機室の上部を通って空調機に戻り、再度冷却されてフリーアクセスフロアに供給される。以下、ラックの前面(吸気側の面)を吸気面と呼び、ラックの背面(排気側の面)を排気面と呼ぶ。
ところで、データセンターでは、計算機を冷却するために多大な電力を消費しており、二酸化炭素排出量の削減及び環境保護の観点から消費電力の削減が要求されている。このような要求に対応すべく、データセンターでは、空調機自体の省電力化とともに、ラックの配置を工夫して効率的な冷却が行われるようにしている。例えば、一般的なデータセンターでは多数のラックを列毎に並べ、且つ隣り合う列のラックを吸気面と吸気面又は排気面と排気面とが向き合うように配置し、吸気面側の床にグリルを配置している。
このように、グリルを介して低温のエアーが供給されるエリアと、ラックから高温のエアーが排出されるエリアとを空間的に分離することによって、冷却効率の向上を図っている。低温のエアーが供給されるラック吸気面側のエリアはコールドアイルと呼ばれており、高温のエアーが排出されるラック排気面側のエリアはホットアイルと呼ばれている。
特開2009−257721号公報 特開2010−108359号公報 特開2009−257730号公報
従来に比べて消費電力を削減できる空調システム及び空調方法を提供することを目的とする。
開示の技術の一観点によれば、計算機が収納され、一方の面側から前記計算機を冷却するエアーを取り入れて他方の面側から前記計算機を冷却した後のエアーを排出するラックと、前記ラック内に設けられて前記計算機内にエアーを通流させるファンと、前記ラックが設置された計算機室と、前記計算機室内に設けられ、前記ラックの前記一方の面側の空間を囲んで第1の空間とする第1の仕切り壁と、前記計算機室内に設けられ、前記ラックの前記他方の面側の空間を囲んで第2の空間とする第2の仕切り壁と、前記ラックから前記第2の空間に排出されたエアーを吸い込み前記第1の空間内に温度調整されたエアーを供給する空調機と、前記第1の空間内の温度及び圧力を検出する第1の検出部と、前記計算機室内であって前記第1の仕切り壁及び前記第2の仕切り壁により前記第1の空間及び前記第2の空間から分離された第3の空間内の温度及び圧力を検出する第2の検出部と、前記第1の検出部及び前記第2の検出部による検出温度及び検出圧力に応じて前記空調機の送風量及び前記ファンの回転数を制御する制御部とを有する空調システムが提供される。
上記一観点によれば、ラックの吸気面側の空間(第1の空間)のエアーが第3の空間に漏れることを防止できる。これにより、電力の無駄が回避され、計算機室の空調に要する電力が削減される。
図1は、データセンターの計算機室の一例を表した模式図である。 図2は、同じくその計算機室の斜視図である。 図3は、第1の実施形態に係る空調システムの構成を表した模式図である。 図4は、同じくその制御機構を表したブロック図である。 図5は、制御部の動作を説明するフローチャートである。 図6は、第2の実施形態に係る空調システムの構成を表した模式図である。 図7は、同じくその制御機構を表したブロック図である。 図8は、その他の実施形態を説明する説明図である。
以下、実施形態について説明する前に、実施形態の理解を容易にするための予備的事項について説明する。
図1はデータセンターの計算機室の一例を表した模式図、図2は同じくその斜視図である。なお、図1中の矢印は、エアーの流れを表している。
図1のように、計算機室11は、ラック12が設置される機器設置エリア11aと、機器設置エリア11aの床下に設けられたフリーアクセスフロア(床下空間)11bと、機器設置エリア11aの天井裏に設けられた排気流路(プレナム)11cとを有する。
また、計算機室11には空調機14が設置されている。この空調機14は排気流路11cからエアー(暖気)を取り入れて所定温度に調整し、フリーアクセスフロア11bに所定温度に調整後のエアー(冷気)を供給する。
各ラック12には、それぞれ複数の計算機18が収納されている。各計算機18内(又はラック12内)にはファン(図示せず)が設けられており、ファンの回転によりラック12の吸気面側からエアーを取り込んで計算機18を冷却し、それにより温度が上昇したエアーがラック12の排気面側から排出される。ラック12は列毎に並び、且つ隣り合う列のラック12は吸気面と吸気面又は排気面と排気面とが向かい合うように配置されている。
図1のように、ラック12の排気面側(ホットアイル)の天井には、機器設置エリア11aと排気流路11cとを連絡する開口部24が設けられている。また、ラック12の吸気面側(コールドアイル)の床には、機器設置エリア11aとフリーアクセスフロア11bとを連絡するグリル(通気口)13が設けられている。
図1に例示した計算機室11では、ラック12の吸気面側には仕切り壁26が設けられており、この仕切り壁26によりコールドアイルが他の領域と分離されている。また、ラック12の排気面側には仕切り壁27が設けられており、この仕切り壁27によりホットアイルが他の領域から分離されている。以下、機器設置エリア11a内の空間のうちホットアイル及びコールドアイル以外の空間、すなわち仕切り壁26,27によりコールドアイル及びホットアイルから分離された空間を、中間室と呼ぶ。
図1のように、コールドアイル及びホットアイルを仕切り壁26,27で中間室と分離することにより、グリル13を介して機器設置エリア11aに供給される冷気をラック12内に効率的に導入することができ、空調機14を効率的に運転することができる。
しかしながら、図1に例示する空調システムでは、以下に説明する問題点がある。すなわち、図1の計算機室11では、仕切り壁26,27によりコールドアイル及びホットアイルを中間室から分離している。通常、仕切り壁26,27は、例えばラック12又は計算機18のメンテナンス時に容易に外せる構造としているため、仕切り壁26,27とラック12とを気密的に接続することは困難である。そのため、仕切り壁26,27とラック12との間には隙間が存在する。
仕切り壁26,27とラック12との間に隙間が存在すると、その隙間を介して中間室へ冷気や暖気が漏れてしまう。特に、計算機18のCPU負荷率が高くなるとCPUの発熱量が多くなり、空調機14の送風量(吹き出し風量)が増加する。これにより、コールドアイルの圧力が上昇して、コールドアイルから中間室への冷気の漏れ量が増加する。コールドアイルやホットアイルから中間室へ冷気や暖気が漏れると、冷却効率が低下して電力を無駄に消費することになる。
(第1の実施形態)
図3は、第1の実施形態に係る空調システムの構成を表した模式図、図4は同じくその制御機構を表したブロック図である。なお、図3において、図1,図2と同一物には同一符号を付している。
計算機室11は、機器設置エリア11aと、フリーアクセスフロア11bと、排気流路11cとを有する。機器設置エリア11aには複数のラック12が設置されており、各ラック12にはそれぞれ複数の計算機18が収納されている。
機器設置エリア11aの床には機器設置エリア11aとフリーアクセスフロア11bとを連絡するグリル(通風口)13が設けられており、機器設置エリア11aの天井には機器設置エリア11aと排気流路11cとを連絡する開口部24が設けられている。
また、計算機室11には空調機14が設置されている。この空調機14は、排気流路11cからエアー(暖気)を取り入れて所定温度に調整し、フリーアクセスフロア11bに所定温度に調整後のエアー(冷気)を供給する。
ラック12の吸気面側にはコールドアイル(第1の空間)を囲む仕切り壁26が設けられており、排気面側にはホットアイル(第2の空間)を囲む仕切り壁27が設けられている。これらの仕切り壁26,27により、中間室(第3の空間)がコールドアイル及びホットアイルから分離されている。
本実施形態においては、仕切り壁26で仕切られたコールドアイル内に温度計32a及び圧力計33aを配置している。また、中間室内に、温度計32b及び圧力計33bを配置している。更に、仕切り壁27で仕切られたホットアイル内に温度計32c及び圧力計33cを配置している。
ここでは、温度計32aの温度(測定値)をT1、温度計32bの温度(測定値)をT2、温度計32cの温度(測定値)をT3とする。また、圧力計33aの圧力(測定値)をP1、圧力計33bの圧力(測定値)をP2、圧力計33cの圧力(測定値)をP3とする。これらの温度計32a,32b,32c及び圧力計33a,33b,33cは、図4のように制御部35に接続されている。
制御部35は空調機14にも接続されており、この制御部35からの信号により空調機14の送風量が調整できるようになっている。また、各ラック12に収納された計算機18にもそれぞれファン18aが設けられており、これらのファン18aの回転数も制御部35から制御できるようになっている。
更に、本実施形態では、中間室内に給気口36が設けられており、この給気口36を介して中間室内に外気を導入できるようになっている。中間室は給気口36を介して屋外の空間と連絡しているため、中間室内の温度及び圧力は屋外の温度及び圧力と同じである。従って、例えば温度計32bは屋外の温度を測定するようにしてもよい。
なお、本実施形態では制御部35により各計算機18内のファン18aの回転数を制御するものとしているが、計算機18内のファン18aとは別に各ラック12に設けられたファン(ラックファン)の回転数を制御するようにしてもよい。要するに、制御部35からの信号により各ラック12内を通るエアーの量を制御部35で制御できるようにすればよい。
図5は、制御部35の動作を説明するフローチャートである。なお、計算機18及び空調機14が稼働している間はコールドアイルの温度T1がホットアイルの温度T3以上となることはない。また、空調機14及びファン18aが稼動している間は、コールドアイルから計算機18内を通ってホットアイルにエアーが流れるので、コールドアイルの圧力P1がホットアイルの圧力P3以下となることもない。従って、ここではコールドアイルの温度T1がホットアイルの温度T3の温度以上となる条件(T1≧T3)、及びコールドアイルの圧力P1がホットアイルの圧力P3以下となる条件(P1≦P3)を除外している。
まず、ステップS11において、制御部35は温度計32a,32b,32c及び圧力計33a,33b,33cから温度T1,T2,T3及び圧力P1,P2,P3を取得する。
次に、ステップS12に移行し、制御部35は、コールドアイル、中間室及びホットアイルの温度T1,T2,T3が、T3>T1≧T2の条件を満たすか否かを判定する。コールドアイルの温度T1より中間室の温度(外気温)T2が高い場合は、ステップS13に移行する。
ステップS13において、制御部35は、コールドアイル、中間室及びホットアイルの圧力P1,P2,P3が、P2=P1>P3の条件を満たすか否かを判定する。
コールドアイルの圧力P1と中間室の圧力P2とが同じである場合は、コールドアイルから中間室への冷気の漏れが抑えられる。この場合は、ステップS12からステップS11に戻り、処理を継続する。
一方、コールドアイルの圧力P1と中間室の圧力P2とが異なる場合は、コールドアイルから中間室に、又は中間室からコールドアイルへのエアー漏れが多くなり、冷却効率が低下する。この場合は、次のステップS14に移行し、制御部35は、コールドアイル、中間室及びホットアイルの圧力P1,P2,P3がP2=P1>P3の条件を満たすように、空調機14の送風量及びファン18aの回転数の少なくとも一方を変更する。
例えば、空調機14の送風量を一定としてファン18aの回転数を増やせば、コールドアイルの圧力P1は減少する。また、ファン18aの回転数を一定として空調機14の送風量を増やせば、コールドアイルの圧力P1は増加する。
このようにして空調機14の送風量及びファン18aの回転数の少なくとも一方を調整した後、ステップS14からステップS11に戻って処理を継続する。
ステップS12でコールドアイル、中間室及びホットアイルの温度T1,T2,T3が、T3>T1≧T2の条件を満たす場合、すなわち中間室の温度(外気温)T2がコールドアイルの温度T1以下の場合は、ステップS12からステップS15に移行する。
ステップS15では、コールドアイル、中間室及びホットアイルの圧力P1,P2,P3が、P2>P1>P3の条件を満たすか否かを判定する。
中間室の温度(外気温)T2がコールドアイルの温度T1以下の場合、コールドアイルの圧力P1を中間室の圧力P2よりも低くすることにより、仕切り壁26とラック18との間の隙間を介して中間室の冷気(外気)をコールドアイルに導入することができる。これにより、空調機14の負荷が軽減され、消費電力を削減できる。従って、ステップS15でYESと判定した場合、すなわち中間室の温度T2がコールドアイルの温度T1以下であり、且つコールドアイルの圧力P1が中間室の圧力P2よりも低い場合は、ステップS11に戻ってこの状態を維持する。
一方、ステップS15でNOと判定した場合は、ステップS16に移行して中間室及びホットアイルの圧力P1,P2,P3がP2>P1>P3の条件を満たすように、空調機14の送風量及びファン18aの回転数の少なくとも一方を変更する。その後、ステップS11に戻って処理を継続する。
本実施形態では、上述したように、コールドアイルの温度T1が中間室の温度T2よりも高い場合は、コールドアイルの圧力P1と中間室の圧力P2とが同じになるように空調機14の送風量又はファン18aの回転数を制御する。これにより、コールドアイルに供給された冷気の中間室への漏れを抑えることができ、空調設備で消費する電力の無駄が回避され、消費電力を削減することができる。
また、本実施形態では、中間室の温度(外気温)T2がコールドアイルの温度T1と同じ又はそれ以下の場合に、空調機14の送風量又はファン18aの回転数を制御して、コールドアイルの圧力P1を中間室の圧力P2よりも低くする。これにより、中間室の冷気(外気)を計算機18の冷却に使用することができ、空調機14の負荷が軽減される。その結果、空調に要する消費電力をより一層削減することができる。
なお、外気を計算機室11内に導入する場合は、導入する外気の分だけ計算機室11から屋外へエアーを排出することが必要になる。従って、例えば排気流路11c内に開閉自在の排気ダクトを設け、外気を室内に導入するときだけ排気ダクトを開にして、排気流路11cを通るエアーの一部を屋外に排出することが好ましい。
以下、本実施形態の効果をシミュレーションした結果について説明する。
まず、比較例として、コールドアイル、ホットアイル及び中間室の温度測定、圧力測定及び圧力制御を行わない場合の冷却効率を調べた。
すなわち、シミュレーションモデルとして、幅が7.5m、奥行きが3m、高さが4.6mであり、図1のように機器設置エリア11a、フリーアクセスフロア11b及び排気流路(プレナム)11cを有する計算機室11を設定した。機器設置エリア11aの高さは3m、フリーアクセスフロア11bの高さは0.6m、排気流路11cの高さは1mとした。
また、図2のように、計算機室11にはラック(サーバラック)12を5台並べて配置するものとした。1台のラック12の幅は0.6m、奥行きは0.9m、高さは2mである。機器設置エリア11aは、仕切り壁26,27によりホットアイル、コールドアイル及び中間室に分離されているものとした。また、空調機14の送風量は14000m3/hであるとし、コールドアイルの圧力P1は中間室の圧力P2(P2=1気圧)よりも15Pa高いとした。
この場合、コールドアイルから中間室へ流れるエアーの流速は5m/secとなり、仕切り壁26とラック12との間の隙間の総面積を0.07m2とすると、1時間当たり1260m3の冷気がコールドアイルから中間室に漏れ出すことになる。
つまり、コールドアイル、ホットアイル及び中間室の温度測定、圧力測定及び圧力制御を行わない場合は、空調機14から供給される冷気の約10%がラック12を通らないことになり、冷却効率が悪いことがわかる。仕切り壁26とラック12との間の隙間の面積が上記の値よりも大きい場合、及びコールドアイルと中間室との圧力差が上記の値よりも大きい場合は、更に冷却効率が低下する。
なお、この場合、コールドアイルからホットアイルに流れるエアーの流量は、12740m3/hとなるので、ラック12の吸気面及び排気面の開口率を50%とすると、ラック12を通過するエアーの流速は約1.18m/secとなる。
次に、実施形態の冷却効率を調べた。シミュレーションモデルとなる計算機室11は比較例と同じものとした。但し、計算機室11には、図3のように屋外と連絡する給気口36が設けられているものとした。
空調機14の風量が10800m3/hの場合、コールドアイル内の圧力P1を中間室の圧力P2(P2=1気圧)と同じにするためには、ラック12内を通るエアーの流速を1m/secとすることが必要になる。すなわち、ラック12内を通るエアーの流速が1m/secとなるようにファン18aの回転を調整すれば、コールドアイルの圧力P1は中間室P2の圧力と略同じになり、コールドアイルから中間室への冷気の漏れが回避される。
この場合、比較例に比べて空調機14の風量を約10%削減でき、その分の電力が削減される。
次に、中間室からコールドアイルに冷気を導入する場合について説明する。
空調機14の送風量が12740m2/hであり、コールドアイルの圧力P1が中間室の圧力P2(P2=1気圧)よりも15Pa低く、仕切り壁26とラック12との隙間の総面積が0.07m2であるとする。この場合、中間室からコールドアイルに1時間当たり1260m3のエアーが導入され、コールドアイルから計算機12内を通ってホットアイルに1時間当たり14000m3のエアーが流れることになる。すなわち、コールドアイルの温度T1と中間室(外気)の温度T2が同じだとすると、外気を導入しない場合に比べて空調機14の送風量を更に10%程度削減できる。
(第2の実施形態)
図6は、第2の実施形態に係る空調システムの構成を表した模式図、図7は同じくその制御機構を表したブロック図である。なお、図6,図7において、図3,図4と同一物には同一符号を付している。
本実施形態では、図6のように、中間室に設けられた給気口36に通じるダクト内に給気ファン37が設けられている。また、排気流路11cには屋外に連絡する排気口38が設けられており、この排気口38に通じるダクト内には開閉自在のダンパー39が設けられている。図7のように、給気ファン37及びダンパー39は制御部35に接続されており、制御部35からの信号により給気ファン38の回転数及びダンパー39の開口率を制御できるようになっている。
制御部35は、中間室の温度T2がコールドアイルT1の温度T1よりも高い(T1<T2)ときに、コールドアイルの圧力P1が中間室の圧力P2と一致する(P1=P2)するように空調機14、ファン18a,37及びダンパー39を制御する。これにより、コールドアイルに供給された冷気が中間室に漏れることがなくなり、空調設備で消費する電力の無駄が回避され、消費電力を削減することができる。
また、制御部35は、中間室の温度T2がコールドアイルの温度T1以下(T1≧T2)のときに、コールドアイルの圧力P1が中間室の圧力P2よりも低くなるように空調機14、ファン18a,37及びダンパー39を制御する。これにより、中間室のエアー(外気)を計算機18の冷却に使用することができ、空調機14の負荷が軽減される。その結果、空調に要する消費電力をより一層削減することができる。
第1の実施形態では、中間室と外気との間が単に給気口36を介して連絡されているだけであるので、屋外の圧力(大気圧)と中間室の圧力P2とは同じである。従って、第1の実施形態では、コールドアイルから中間室へのエアーの漏れを回避するためにコールドアイルの圧力P1を大気圧又はそれ以下にしており、制御の幅が狭い。
これに対し、第2の実施形態では、給気ファン37の回転数とダンパー39の開口率とを制御することにより、中間室の圧力P2を大気圧と異なる値とすることができる。これにより、第1の実施形態に比べて制御の幅が広くなり、コールドアイル、ホットアイル及び中間室の圧力差の制御が容易になるという利点がある。
(その他の実施形態)
図8は、その他の実施形態を説明する説明図である。なお、本実施形態においても、図3を参照して説明する。
ラック12に収納された複数の計算機18は、ネットワークスイッチ41及びLANケーブル42を介して集中管理装置(制御部)43に接続されている。また、コールドアイル、中間室及びホットアイルに設置された温度計32a,32b,32c及び圧力計33a,33b,33cも、LANケーブル42を介して集中管理装置43に接続されている。更に、空調機14もLANケーブル42を介して集中管理装置43に接続されており、集中管理装置43からの信号により送風量が変化するようになっている。
集中管理装置43は、ネットワークスイッチ41及びLANケーブル42を介して各計算機18のCPU負荷率、CPU温度及びファンの回転数等の情報を取得する。そして、集中管理装置43は、それらの情報に基づいて各計算機18に投入するジョブ(ジョブスケジュール)を決定し、各計算機18にそれぞれジョブを投入する。
また、集中管理装置43は、LANケーブル42を介して温度計32a,32b,32c及び圧力計33a,33b,33cからコールドアイル、中間室及びホットアイルの温度及び圧力を取得する。
本実施形態においても、集中管理装置43は、中間室の温度T2がコールドアイルの温度T1よりも高いときに、コールドアイルの圧力P1が中間室の圧力P2と同じになるように、空調機14の送風量及びラック12内のファンの回転数を制御する。また、集中管理装置43は、中間室の温度T2がコールドアイルの温度T1と同じ又はそれ以下のときに、コールドアイルの圧力P1が中間室の圧力P2よりも低くなるように、空調機14の送風量及びラック12内のファンの回転数を制御する。
本実施形態においては、前述したように、集中管理装置43により各計算機18のCPU稼働率及びCPU温度の情報を取得し、各計算機18に投入するジョブを決定している。従って、集中管理装置43では、投入されたジョブを実行する際の計算機18のCPU稼働率及びCPU温度を予測し、更に計算機18を冷却するのに必要な空調機14の送風量を予測することが可能になる。
集中管理装置43は、これらの予測に基づいて、各計算機18にジョブを投入する前、又はジョブの投入と同時に、空調機14の送風量及び各ラック12内のファンの回転数を制御して、コールドアイルのエアーが中間室に漏れないようにする。これにより、コールドアイル、中間室及びホットアイルの圧力差制御の応答性が向上する。
以上の実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)計算機が収納され、一方の面側から前記計算機を冷却するエアーを取り入れて他方の面側から前記計算機を冷却した後のエアーを排出するラックと、
前記ラック内に設けられて前記計算機内にエアーを通流させるファンと、
前記ラックが設置された計算機室と、
前記計算機室内に設けられ、前記ラックの前記一方の面側の空間を囲んで第1の空間とする第1の仕切り壁と、
前記計算機室内に設けられ、前記ラックの前記他方の面側の空間を囲んで第2の空間とする第2の仕切り壁と、
前記ラックから前記第2の空間に排出されたエアーを吸い込み前記第1の空間内に温度調整されたエアーを供給する空調機と、
前記第1の空間内の温度及び圧力を検出する第1の検出部と、
前記計算機室内であって前記第1の仕切り壁及び前記第2の仕切り壁により前記第1の空間及び前記第2の空間から分離された第3の空間内の温度及び圧力を検出する第2の検出部と、
前記第1の検出部及び前記第2の検出部による検出温度及び検出圧力に応じて前記空調機の送風量及び前記ファンの回転数を制御する制御部と
を有することを特徴とする空調システム。
(付記2)前記制御部は、前記第1の空間内の温度T1が前記第3の空間内の温度T2よりも低いときに、前記第1の空間内の圧力P1が前記第3の空間内の圧力P2と同じになるように、前記空調機の送風量及び前記ファンの回転数を制御することを特徴とする付記1に記載の空調システム。
(付記3)前記制御部は、前記第3の空間内の温度T2が前記第1の空間内の温度T1以下のときに、前記第1の空間内の圧力P1が前記第3の空間内の圧力P2よりも低くなるように、前記空調機の送風量及び前記ファンの回転数を制御することを特徴とする付記1又は2に記載の空調システム。
(付記4)更に、前記第2の空間内の温度及び圧力を検出する第3の検出部を有し、前記制御部は前記第1の検出部、前記第2の検出部及び前記第3の検出部による検出温度及び検出圧力に応じて前記空調機の送風量及び前記ファンの回転数を制御することを特徴とする付記1に記載の空調システム。
(付記5)前記計算機室には、前記第3の空間と屋外の空間とを連絡する給気口が設けられていることを特徴とする付記1乃至4のいずれか1項に記載の空調システム。
(付記6)更に、前記第3の空間内の圧力を制御する圧力制御機構が設けられていることを特徴とする付記1乃至4のいずれか1項に記載の空調システム。
(付記7)前記制御部は、更に前記計算機に投入するジョブに応じて前記空調機の送風量及び前記ファンの回転数を制御することを特徴とする付記1乃至6のいずれか1項に記載の空調システム。
(付記8)計算機が収納されたラックと空調機とが設置された計算機室の空調方法において、
前記ラックの吸気面側及び前記ラックの排気面側をそれぞれ仕切り壁により囲んで前記計算機室内を前記ラックの吸気面側の第1の空間と前記ラックの排気面側の第2の空間とそれ以外の第3の空間とに分離し、
前記第1の空間内の温度及び圧力を測定するとともに前記第3の空間内の温度及び圧力を測定して制御部に入力し、前記制御部により前記空調機の送風量及び前記ラック内に設けられたファンの回転数を制御して、前記第1の空間から前記第3の空間へのエアーの漏れを防止することを特徴とする空調方法。
(付記9)前記制御部は、前記第1の空間内の温度T1が前記第3の空間内の温度T2よりも低いときに、前記第1の空間内の圧力P1が前記第3の空間内の圧力P2と同じになるように、前記空調機の送風量及び前記ファンの回転数を制御することを特徴とする付記8に記載の空調方法。
(付記10)前記制御部は、前記第3の空間内の温度T2が前記第1の空間内の温度T1以下のときに、前記第1の空間内の圧力P1が前記第3の空間内の圧力P2よりも低くなるように、前記空調機の送風量及び前記ファンの回転数を制御することを特徴とする付記8又は9に記載の空調方法。
11…計算機室、11a…機器設置エリア、11b…フリーアクセスフロア、11c…排気流路、12…ラック、13…グリル、14…空調機、18…計算機、18a…ファン、24…開口部、26,27…仕切り壁、32a,32b,32c…温度計、33a,33b,33c…圧力計、35…制御部、36…給気口、37…給気ファン、38…排気口、39…ダンパー、41…ネットワークスイッチ、42…LANケーブル、43…集中管理装置。

Claims (5)

  1. 計算機が収納され、一方の面側から前記計算機を冷却するエアーを取り入れて他方の面側から前記計算機を冷却した後のエアーを排出するラックと、
    前記ラック内に設けられて前記計算機内にエアーを通流させるファンと、
    前記ラックが設置された計算機室と、
    前記計算機室内に設けられ、前記ラックの前記一方の面側の空間を囲んで第1の空間とする第1の仕切り壁と、
    前記計算機室内に設けられ、前記ラックの前記他方の面側の空間を囲んで第2の空間とする第2の仕切り壁と、
    前記ラックから前記第2の空間に排出されたエアーを吸い込み前記第1の空間内に温度調整されたエアーを供給する空調機と、
    前記第1の空間内の温度及び圧力を検出する第1の検出部と、
    前記計算機室内であって前記第1の仕切り壁及び前記第2の仕切り壁により前記第1の空間及び前記第2の空間から分離された第3の空間内の温度及び圧力を検出する第2の検出部と、
    前記第1の検出部及び前記第2の検出部による検出温度及び検出圧力に応じて前記空調機の送風量及び前記ファンの回転数を制御する制御部と
    を有することを特徴とする空調システム。
  2. 前記制御部は、前記第1の空間内の温度T1が前記第3の空間内の温度T2よりも低いときに、前記第1の空間内の圧力P1が前記第3の空間内の圧力P2と同じになるように、前記空調機の送風量及び前記ファンの回転数を制御することを特徴とする請求項1に記載の空調システム。
  3. 前記制御部は、前記第3の空間内の温度T2が前記第1の空間内の温度T1以下のときに、前記第1の空間内の圧力P1が前記第3の空間内の圧力P2よりも低くなるように、前記空調機の送風量及び前記ファンの回転数を制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の空調システム。
  4. 前記制御部は、更に前記計算機に投入するジョブに応じて前記空調機の送風量及び前記ファンの回転数を制御することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の空調システム。
  5. 計算機が収納されたラックと空調機とが設置された計算機室の空調方法において、
    前記ラックの吸気面側及び前記ラックの排気面側をそれぞれ仕切り壁により囲んで前記計算機室内を前記ラックの吸気面側の第1の空間と前記ラックの排気面側の第2の空間とそれ以外の第3の空間とに分離し、
    前記第1の空間内の温度及び圧力を測定するとともに前記第3の空間内の温度及び圧力を測定して制御部に入力し、前記制御部により前記空調機の送風量及び前記ラック内に設けられたファンの回転数を制御して、前記第1の空間から前記第3の空間へのエアーの漏れを防止することを特徴とする空調方法。
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