JP5306015B2 - 走査型プローブ顕微鏡用プローブ及び走査型プローブ顕微鏡 - Google Patents

走査型プローブ顕微鏡用プローブ及び走査型プローブ顕微鏡 Download PDF

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本発明は、走査型プローブ顕微鏡(SPM)に用いられるプローブに関し、特に複数のプローブを備えたいわゆる走査型マルチプローブ顕微鏡(MPSPM)に好適に用いられるプローブに関するものである。
従来、走査型プローブ顕微鏡に用いられるプローブとしては、特許文献1又は特許文献2に示すように、チューニングフォーク(音叉型振動子)を用いたプローブが考えられている。これらのチューニングフォークを用いたプローブは、チューニングフォークのアーム部に平行又は垂直に探針部が設けられ、試料走査時において、探針部の先端が試料表面に対して略垂直となるように構成されている。
しかしながら、このようなプローブを走査型マルチプローブ顕微鏡(MPSPM)に用いた場合には、探針部の先端を近づける際に、探針部の先端以外の部分又はチューニングフォーク等の探針部以外の可動部材が接触する等して、探針部の先端を例えば数nm以下に近づけるといったことができないという問題がある。
特開2004−239677号公報 特開2007−120975号公報
そこで本発明は、上記問題点を一挙に解決するためになされたものであり、複数のプローブを用いた場合において探針部の先端を可及的に近づけることをその主たる所期課題とするものである。
すなわち本発明に係る走査型プローブ顕微鏡用プローブは、音叉型振動子と、前記音叉型振動子の一方のアーム部の側面全体が固定されるとともに、前記音叉型振動子を支持する支持体と、前記音叉型振動子の他方のアーム部の側面に固定されるとともに、先端が先鋭化された探針部とを有し、前記探針部が、前記他方のアーム部の延伸方向に対して前記音叉型振動子の外側に傾斜して固定され、前記探針部の先端が、前記2つのアーム部の先端よりも前方に設けられていることを特徴とする。
このようなものであれば、探針部の先端が他の部分よりも外側に位置することになるので、複数のプローブを用いた場合において、探針部の先端を可及的に近づけることができる。
探針部の構成を簡単にするとともに、探針部の先端を近づけやすくするためには、前記探針部が、略直線形状をなすものであることが望ましい。
さらに、本発明に係る走査型プローブ顕微鏡は、試料が載置される試料ステージと、前記試料ステージに載置された試料に対向して設けられ、音叉型振動子、前記音叉型振動子の一方のアーム部の側面全体が固定されるとともに、前記音叉型振動子を支持する支持体、及び前記音叉型振動子の他方のアーム部の側面に固定されるとともに、先端が先鋭化された探針部を有する複数のプローブと、前記試料及び前記探針部間に作用する物理量を測定する物理量測定部と、を備え、前記複数のプローブの少なくとも1つにおいて、前記探針部が、前記他方のアーム部の延伸方向に対して前記音叉型振動子の外側に傾斜して固定され、前記探針部の先端が、前記2つのアーム部の先端よりも前方に設けられていることを特徴とする。
このように構成した本発明によれば、複数のプローブを用いた場合において探針部の先端を可及的に近づけることができる。
本発明の第1実施形態に係る走査型プローブ顕微鏡の全体構成図である。 同実施形態のプローブの構成を模式的に示す側面図である。 4つのプローブの探針部先端を近接させた状態を示す平面図である。 同実施形態のプローブの下方から見た斜視図である。 同実施形態のプローブの側面図である。 第2実施形態に係るプローブの底面図である。
<第1実施形態>
以下に本発明に係る走査型プローブ顕微鏡(SPM)の第1実施形態について図面を参照して説明する。
本実施形態に係る走査型プローブ顕微鏡100は、図1に示すように、試料Sが載置され、XY方向に移動可能である試料ステージ2と、当該試料ステージ2に載置された試料Sに対向して設けられ、振動子33及び当該振動子33に固定された探針部34を有する複数のプローブ3(図2参照)と、試料ステージ2をXY方向に移動させるステージ移動機構4と、各プローブ3毎に設けられ、プローブ3を試料Sの表面に平行なXY方向及び垂直なZ方向に移動させるプローブ移動機構5と、プローブ3の振動子33をその固有振動数(共振周波数)で共振させる交流電源(不図示)と、振動子33の振動振幅又は振動周波数のシフト量を電圧に変換して出力するシフト量検出部(物理量検出部)6と、前記各移動機構4、5を制御するとともにシフト量検出部6からの電圧信号を受け付けて試料Sの表面画像を生成する情報処理装置7と、を備えている。
まず、プローブ3以外の構成について簡単に説明する。
ステージ移動機構4及びプローブ移動機構5は、ピエゾ微動素子を用いて構成され、情報処理装置7により印加される電圧値が制御されることにより試料ステージ2及び各プローブ3を移動させる。
シフト量検出部6は、探針部34又は試料ステージ2をXY方向に移動したときに、試料Sの表面と各探針部34との相互作用により生じる物理量として、振動子33の振動振幅又は振動周波数のシフト量を検出するものである。
情報処理装置77は、CPU、メモリ、入出力チャンネル、キーボード等の入力手段、ディスプレイ等を備えた汎用乃至専用のものであり、入出力チャンネルにはA/Dコンバータ、D/Aコンバータ、増幅器(図示しない)などのアナログ−デジタル変換回路が接続されている。
そして、CPU及びその周辺機器が、前記メモリの所定領域に格納されたプログラムに従って協働動作することにより、この情報処理装置7は、ステージ移動機構4及びプローブ移動機構5などを制御するとともに、表面画像を生成等する。
次に、プローブ3について説明する。
プローブ3は、図2に示すように、プローブ移動機構5に装着される取付支柱31と、当該取付支柱31の先端部に設けられる支持体32と、この支持体32に固定される振動子33と、振動子33に固定される探針部34と、を備えている。
取付支柱31は、試料Sの表面に対して傾斜するようにプローブ移動機構5に取り付けられる。これによって、各プローブ移動機構5を可及的に離しながらも、プローブ3同士を近づける構成としている。つまり、プローブ3同士を近接させた場合に各プローブ移動機構5が互いに接触することを防止している。
支持体32は、充分な絶縁膜を持つ導体又は半導体が好ましく、例えば、概略矩形形状をなす板状部材より成っている。そして、支持体32の上面32a後ろ側から斜め上方に取付支柱31が延設されている。これにより、プローブ3をプローブ移動機構5に取り付けた状態において、支持体32の下面32bが試料表面に対して略平行となるように設けられる。
振動子33は、水晶振動子により構成されたチューニングフォーク(音叉型振動子)であり、その一方のアーム部331の外面が支持体32の下面32bに長手方向に沿って接着剤などにより固定される。つまり、振動子33の一方のアーム部331が上方、他方のアーム部332が下方に位置するように試料表面に対して略平行に支持板32の下面32bに固定される。なお、振動子33に設けられた電極からの配線35は、支持体32の側面に手作業で塗布された銀ペースト等の導電性接着剤36を介して外部に取り出している。
探針部34は、タングステン(W)又は白金イリジウム(Pt−Ir)等から形成された略直線形状をなすものであり、振動子33の他方のアーム部332の下面又は側面に固定されている。その長さは2mm以上であり、好ましくは例えば2〜5mmである。また、探針部34は、その先端34Aが化学エッチング及び機械研磨により先鋭化されている。より詳細には、探針部34は、先端に行くに従って漸次縮径する形状をなし、その断面中心線34Cが略直線となる形状である。
しかして、本実施形態の全てのプローブ3は、試料Sに対向して配置された状態において、探針部34の先端34Aが、試料表面に対して傾斜して設けられるとともに、振動子33及び支持体32よりも試料表面の面方向外側に設けられ、試料表面に略垂直な上方から視認可能であることを特徴とする。
つまり、探針部34は、振動子33の他方のアーム部332(試料表面に対して略平行に延設されている。)の下面において、当該アーム部332の延伸方向に対して振動子33の外側に傾斜して(具体的には外側に30度傾斜させて)固定されている。このとき、探針部34の断面中心線34Cが試料表面の法線方向に対して60度傾斜するように設けられる。なお、傾斜角度はこれらに限られない。
また、探針部34の先端34Aは、振動子33及び支持体32の試料表面に対する鉛直投影範囲外に位置するようにしている。具体的には、探針部34の先端34Aは、振動子33及び支持体32の先端よりも前方に設けられることにより、試料表面に略垂直な上方又は下方から視認可能に構成されている。つまり、探針部34の先端34Aの上部空間又は下部空間には、探針部34における先端以外の部分及びその他の可動部材が存在しないように構成している。より詳細には、探針部34の先端34Aは、振動子33及び支持体32の外接円よりも外側に位置するように構成されている。
このような構成によって、2以上のプローブ3を接近させる際に、探針部34の先端34Aが接触する前に、その他の部材が接触することがないようにしている。本実施形態の4つのプローブ3は、図3に示すように、隣接するプローブ同士が90度ずつ回転して設けられているが、4つのプローブ3の探針部34の先端34Aをそれぞれ接触させたとしても、探針部34の先端34A以外の部分が接触しない。
このように構成した本実施形態に係る走査型プローブ顕微鏡100によれば、複数のプローブ3を用いた場合において、探針部34の先端34A以外の部分又はその他の部材が接触する前に探針部34の先端34A同士を接触させることができるので、探針部34の先端34Aを可及的に近づけることができる。
<第2実施形態>
次に本発明に係る走査型プローブ顕微鏡の第2実施形態について図面を参照して説明する。なお、前記実施形態に対応する部材には、同一の符号を付している。
本実施形態の走査型プローブ顕微鏡100は、前記第1実施形態とはプローブ3の基本構成が異なる。つまり、前記実施形態のプローブ3の基本構成では、振動子33の接着が不安定となり易く、安定供給が難しいという問題がある。その結果、振動子33において安定した共振が得にくい。また、配線35を行う際に銀ペースト36を手作業により塗布しているので、加工精度にばらつきが生じてしまい、さらに銀ペースト36の粘性等の調整も煩雑であるという問題がある。
本実施形態のプローブ3は、このような問題を解決するためになされたものであり、図4及び図5に示すように、2本のリードピン37が上面32aから下面32bにかけて貫通して設けられた支持体32と、この支持体32の側面32cに固定される振動子33と、この振動子33に固定される探針部34とを備えている。なお、探針部34の構成及び具体的な配置態様は、前記実施形態と同様である。
支持体32は、例えばコバール(鉄にニッケル、コバルトを配合した合金)やステンレス鋼等から形成されたものであり、上下方向に沿って概略等断面形状をなすものである。なお、図4及び図6において、支持体32は、長手方向両端部が半円形状をなす断面形状であるが、これに限られず、例えば矩形状をなすものであっても良い。また、長手方向に沿った側面32cの一方は、振動子33が固定される固定平面としての役割を果たす。
また、支持体32には、2つのリードピン37がそれぞれ挿入される貫通孔32hが上下方向に沿って形成されている。図5等において貫通孔32hは長手方向に沿って設けられているが、これに限られない。この貫通孔32hに挿入されたリードピン37は、ガラス封止により固定される。このように支持体32に固定されたリードピン37は、支持体32をプローブ移動機構5に取り付けるための取付支柱としても用いられる。そして、このリードピン37は、支持体32の上面側において、探針部34が設けられている方向とは反対方向に湾曲している。これにより、複数の探針部34の先端34Aをそれぞれ接触させたとしても、プローブ移動機構5が互いに干渉しないようにしている。なお、リードピン37を取付支柱として用いることなく、前記実施形態と同様に別途取付支柱を設ける構成としても良い。
振動子33は、前記実施形態同様チューニングフォーク(音叉型振動子)であり、支持体32の側面32cに一方のアーム部331が例えばエポキシ系の接着剤等により固定される。具体的に振動子33は、一方又は他方のアーム部331、332が支持体下面32bの平面方向に沿うように固定されるとともに、その一方のアーム部331の側面全体が側面32cに接着剤により固定される。この一方のアーム部331が固定された状態において、振動子33は、側面32cに沿って設けられるとともに、他方のアーム部332は、支持体32の下面32bよりも外側に延出して設けられることになる。
このように構成されたプローブ3において、振動子33に設けられた電極とリードピン37との配線は、ワイヤボンディング装置により行う。つまり、配線のされていないプローブ3を、その振動子33の電極が形成された側面が、ワイヤを繰り出すキャピラリに対向するように上向きにワイヤボンディング装置内に配置する。なお、このとき、リードピン37はほぼ水平方向に延びるように配置されることになる。その結果、振動子33に設けられた電極と、リードピン37の上端部側面とがAuワイヤ35により電気的に接続される。
このように構成した本実施形態に係る走査型プローブ顕微鏡100によれば、前記実施形態のプローブ3に比べて、一方のアーム部331の側面全体を支持体32の側面32cに固定しているので、振動子33の接着を安定させることができ、安定供給が可能となる。したがって、プローブ3の振動子33において安定した共振を得ることができる。また、外部への配線をリードピン37を用いて行うとともに、当該リードピン37と振動子33との金ワイヤ35の配線をワイヤボンディング装置を用いて行うこともできる。この場合、自動で配線を行うことができ、加工精度のばらつきを抑えることができる。
なお、本発明は前記実施形態に限られるものではない。
例えば、前記実施形態では、複数のプローブ全てにおいて、探針部の先端が、試料表面に対して傾斜して設けられるとともに、振動子及び支持体よりも試料表面の面方向外側に設けられ、試料表面に略垂直な上方から視認可能としているが、少なくとも1つのプローブが上記構成であれば、従来に比べて探針部の先端同士を近づけることができるという効果を奏する。
また、探針部の形状としては、略直線形状をなすものの他、屈曲又は湾曲したものであっても良い。このとき、探針部の先端の断面中心線が、試料表面の法線方向に対して傾斜するように構成すれば良い。
さらに、前記実施形態の振動子としては、音叉型振動子の他に、圧電素子を用いたものであっても良い。
また、取付支柱と支持体は一体として構成されていても良く、一部に充分な絶縁膜(体)を持つ導体又は半導体であれば良い。
その上、走査型プローブ顕微鏡(SPM)は、トンネル電流である走査型トンネル電流顕微鏡(STM)、原子間力を検出する原子間力顕微鏡(AFM)、走査型ケルビンフォース顕微鏡(KFM)、近接場光を検出する近接場光学顕微鏡(NSOM)、磁力を検出する磁気力顕微鏡(MFM)、摩擦力を検出する摩擦力顕微鏡(FFM)、超音波を検出する走査型近接場超音波顕微鏡(SNAM)、イオン伝導を検出する走査型イオン顕微鏡(SICM)等であっても良い。
加えて、前記実施形態では、プローブが4つであったが、2又は3つであっても良いし、5以上であっても良い。
さらに、前記実施形態の探針部を光ファイバにより構成し、ラマン分光分析装置として構成しても良い。
その他、前記実施形態の探針部の先端に光を当てて、探針部先端でのラマン光補強の効果を得る場合に、試料表面に対して略垂直に設けるよりも前方に突き出ている方が、光路を考える上で構成を簡単にすることができる。このように用いる場合には、1つのプローブでも効果を奏する。
さらに加えて、前記実施形態では、振動子をそれらのアーム部が上下に位置するように設けられているが、左右に位置するように設けても良い。また、アーム部が試料表面側に延設されるようにしても良い。さらに、アーム部が試料表面に対して傾斜して延設されるようにしても良い。
また、前記実施形態では、試料表面が鉛直上向きとなるように配置され、プローブが試料表面の鉛直上方に設けられる構成であったが、その他、試料表面が鉛直下向きとなるように配置され、プローブが試料表面の鉛直下方に設けられる構成しても良い。
その他、前述した実施形態や変形実施形態の一部又は全部を適宜組み合わせてよいし、本発明は前記実施形態に限られず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であるのは言うまでもない。
100・・・走査型プローブ顕微鏡
S ・・・試料
2 ・・・試料ステージ
3 ・・・プローブ
33 ・・・振動子
34 ・・・探針部
34A・・・先端
6 ・・・物理量測定部(シフト量検出部)

Claims (3)

  1. 音叉型振動子と、
    前記音叉型振動子の一方のアーム部の側面全体が固定されるとともに、前記音叉型振動子を支持する支持体と、
    前記音叉型振動子の他方のアーム部の側面に固定されるとともに、先端が先鋭化された探針部とを有し、
    前記探針部が、前記他方のアーム部の延伸方向に対して前記音叉型振動子の外側に傾斜して固定され、前記探針部の先端が、前記2つのアーム部の先端よりも前方に設けられている走査型プローブ顕微鏡用プローブ。
  2. 前記探針部が、略直線形状をなすものである請求項1記載の走査型プローブ顕微鏡用プローブ。
  3. 試料が載置される試料ステージと、
    前記試料ステージに載置された試料に対向して設けられ、音叉型振動子、前記音叉型振動子の一方のアーム部の側面全体が固定されるとともに、前記音叉型振動子を支持する支持体、及び前記音叉型振動子の他方のアーム部の側面に固定されるとともに、先端が先鋭化された探針部を有する複数のプローブと、
    前記試料及び前記探針部間に作用する物理量を測定する物理量測定部と、を備え、
    前記複数のプローブの少なくとも1つにおいて、前記探針部が、前記他方のアーム部の延伸方向に対して前記音叉型振動子の外側に傾斜して固定され、前記探針部の先端が、前記2つのアーム部の先端よりも前方に設けられている走査型プローブ顕微鏡。
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