JP5303926B2 - 柱状体への紙巻き方法及び紙巻き品 - Google Patents
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Description
また、該柱状体の外径が、15mm〜200mmであることが好ましい(請求項3)。
図1は本発明の紙巻き品を示す模式的な断面図、図2は本発明の紙巻き品を示す模式的な斜視図、図3は巻装する紙の上に柱状体を静置した状態を示す模式的な斜視図、図4は長尺紙を示す模式的な斜視図、図5は紙に巻き癖を付ける装置を示す模式的な断面図、図6は紙に巻き癖を付ける装置の扱き部材近傍を拡大して示す模式的な断面図、図7は曲率半径の具体的な測定方法の模式的な斜視図、図8は側面部が湾曲した型の模式的な断面図、図9は巻き癖を付けた紙に柱状体を載せている状態を示す模式的な断面図、図10は型に柱状体を入れた状態を示す模式的な断面図、図11は型に柱状体を入れた状態を示す模式的な斜視図、図12は上部にテーパを設けた型を示す模式的な断面図である。
本実施形態に係る紙巻き品は、図1、図2に示すように、柱状体としてのドラム1と、紙としての黒紙2と、留め部としての留め部材3とを備えている。より具体的には、本実施形態に係る紙巻き品は、ドラム1と、ドラム1の外周表面を覆うように巻装された黒紙2とを備え、巻装された黒紙2の巻き端の一部分を留め部材3によって内側の黒紙2に留めた構成となっている。
本実施形態の紙巻き品を製造する方法に制限はないが、通常は、大きく分けて、黒紙2を用意する過程と、黒紙2に巻き癖を付ける過程と、巻き癖を付けた黒紙2をドラム1に巻装する過程と、黒紙2の巻き端を内側の黒紙2に留め部材3によって留める過程とを経て製造される。以下、この製造方法について、説明する。
本実施形態の紙巻き品に用いられる黒紙2は、例えば、図4に示すように、ドラム1の円周方向の長さを幅Wとし、巻き芯41を有しているロール状に巻かれた長尺紙4を、ドラム1の軸方向長さL0に応じて、所望の長さLとなるように切断することで得られる。このように、長尺紙4を切断した黒紙2を用意することで、軸方向の長さL0が異なるドラム1の場合でも、ドラム1の外径R0が同じであれば、同じロール状の長尺紙4を用いることが出来る。
仮に、ドラム1の軸方向の長さL0に合わせた幅を有する長尺紙を黒紙2として用意した場合、ドラム1の軸方向の長さL0に応じた種類の異なる長尺紙4を要し、製造コスト高の要因となる。しかし、本実施形態によれば、長尺紙4の種類を減らすことができ、紙巻き品の製造コストを低下させることできる。さらに、ドラム1に巻装する黒紙2は、重ね合わせ部分があるので、ドラム1の円周長が数ミリメートル程度異なっていても、同じロール状の長尺紙4を用いることが出来る。さらに、ドラム1の円周長の方が、ドラム1の軸方向の長さL0よりも通常は短いので、長尺紙4を切断する場合に、ドラム1本あたりの長尺紙4の幅方向の切断長さが短くなるため、切断刃の長さを従来よりも短くすることが出来るとともに、より短い切断刃を採用したとしても、切断刃の劣化を従来よりも抑えることが出来る。また、長尺紙4の幅Wはドラム1の円周長に対応することから、長尺紙4の幅Wを短くできるため、長尺紙4を収納する装置を小さくするという利点も得られる。
次に、黒紙2に、図5に示すような装置を用いて巻き癖を付ける。図5に示す装置は、黒紙2の両面から黒紙2を押さえる紙押さえ61及び紙押さえ62と、紙押さえ61及び紙押さえ62の両側に対向して設置された一対の扱き部材7及び型8とを備えている。
本過程においては、図9に示すように、黒紙2の巻き癖を付けていない部分にドラム1を当てた後、図10に示すような断面半円状のくぼみを有する型9に黒紙2とともにドラム1を入れることにより、黒紙2をドラム1に巻装する。この時、型9が有する半円状のくぼみ部分の半径の長さは、ドラム1の半径に黒紙2の厚さを加えた程度の長さである。この長さであることにより、ドラム1に黒紙2を密着させることが出来る。
そして、本過程において、黒紙2の巻き端の一部分を、留め部材3によって内側の黒紙2に留める。留め部材3を形成する手段としては、人手によっても良いし、装置によっても良い。この際、巻き端の留めていない部分のはね上がりは、上記の範囲にある。また、重ね合わせ部の上側の黒紙2に留め部材3で先に留め、次に黒紙2を巻き方向に引張しながら下側の黒紙2に留めることで、黒紙2をより密着させてドラム1に巻装することが出来る。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。図13は紙に巻き癖を付ける第2実施形態に係る装置を示す模式的な断面図である。図13において、図5と同じ符号で示す部分は図5と同様なものを示し、これらの説明は一部省略する。また、第2実施形態においては、下記の黒紙に巻き癖を付ける過程が第1実施形態と異なり、それ以外は第1実施形態と同様に実施する。
次に、本発明の第3実施形態について説明する。図14は、黒紙2をカールさせた状態で加熱することにより巻き癖を付ける装置を示す模式的な断面図である。図14において、図1と同じ符号で示す部分は図1と同様なものを示し、これらの説明は一部省略する。また、第3実施形態においては、下記の黒紙2に巻き癖を付ける過程が第1実施形態と異なり、それ以外は第1実施形態と同様に実施する。
次に、本発明の第4実施形態について説明する。図15は、黒紙2をカールさせた状態で蒸気に晒すことにより巻き癖を付ける装置の模式的な断面図である。図15において、図14と同じ符号で示す部分は図14と同様なものを示し、これらの説明は一部省略する。また、第4実施形態においては、下記の黒紙2に巻き癖を付ける過程が第1実施形態と異なり、それ以外は第1実施形態と同様に実施する。
次に、本発明の第5実施形態について説明する。図16は、第5実施形態に係る巻き癖を付ける装置を示した模式的な斜視図である。図16において、図14と同じ符号を示す部分は図14と同様なものを示し、これらの説明は一部省略する。また、第5実施形態においては、下記の黒紙2に巻き癖を付ける過程が第1実施形態と異なり、それ以外は第1実施形態と同様に実施する。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明は上記の構成に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記の構成を適宜変更して実施することが出来る。
また、例えば、紙も黒紙に限らず、ドラム表面を遮光し、感光膜の露出及び/又は傷付き等を防止するという本発明の効果を著しく損なわない範囲で、任意の色、厚さ等のものを用いることが出来る。
また、例えば、留め部も留め部材に限らず、紙の端部を内側の紙に留めることができれば、粘着テープ等の任意のもので形成することが出来る。
2 黒紙
3 留め部材
4 長尺紙
41 巻き芯
5 平板
7 扱き部材
8 型
9 半円状のくぼみを有する型
10 テーパ
11 ゴム板
12 紙押さえ
13 扱き部材
14 柱状体
15 型
16 柱状体
17 型
17a 穴部
18 蒸気発生装置
19 高湿空気発生装置
20 土台
21 巻き端、黒紙の縁部
22 黒紙の縁部
61、62 紙押さえ
71 扱き部材の側部
81 切り欠き
82 段差
83 切り欠きの側面部
Claims (3)
- 柱状体の円周方向の長さを幅とするロール状に巻かれた長尺紙を、該柱状体の軸方向長さに応じて切断して該柱状体に巻装する紙巻き方法であって、
該紙の幅が、該柱状体の円周長に10mmを加えた長さ以上、該柱状体の円周長の1.5倍の長さから4mmを減した長さ未満であり、
該紙の幅方向の中央付近に該巻き癖を付けない部分を設け、
該巻き癖を付けない該紙の円周方向の範囲の幅が、該柱状体の円周長の30%以上50%以下を除く範囲である
ことを特徴とする、紙巻き方法。 - 該柱状体が、電子写真感光体ドラムである
ことを特徴とする、請求項1に記載の紙巻き方法。 - 該柱状体の外径が、15mm〜200mmである
ことを特徴とする、請求項1又は2に記載の紙巻き方法。
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