JPS595450Y2 - ストリツプの巻取装置 - Google Patents

ストリツプの巻取装置

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Publication number
JPS595450Y2
JPS595450Y2 JP8568078U JP8568078U JPS595450Y2 JP S595450 Y2 JPS595450 Y2 JP S595450Y2 JP 8568078 U JP8568078 U JP 8568078U JP 8568078 U JP8568078 U JP 8568078U JP S595450 Y2 JPS595450 Y2 JP S595450Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spool
winding
strip
clamping plate
roll
Prior art date
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Expired
Application number
JP8568078U
Other languages
English (en)
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JPS554825U (ja
Inventor
寛 富
輝彦 林
Original Assignee
日本冶金工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日本冶金工業株式会社 filed Critical 日本冶金工業株式会社
Priority to JP8568078U priority Critical patent/JPS595450Y2/ja
Publication of JPS554825U publication Critical patent/JPS554825U/ja
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Publication of JPS595450Y2 publication Critical patent/JPS595450Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は極薄ストリップの巻取装置に関するものである
従来、ストリップの巻取装置として種々の形式のものが
既知であり、例えば、特公昭42−10070号公報に
は外周にゴムまたはポリウレタン等の弾性材料を被覆し
たスプールを巻取りロールの外周に巻胴として設け、こ
の巻胴を包囲してベルトラッパーを設け、このベルトラ
ッパーによってストリップをスプールの弾性材料上に巻
付けるよう構成された巻取装置が記載されている。
上述した既知の形式の巻取装置はスプールに被覆されて
いる弾性材料がストリップにより損傷または摩耗され、
これがためスプールを頻繁に交換する必要があるばかり
でなく、極薄のストリップのスプール上への巻込に際し
てのストリップ先端の折れ曲りによる巻込不良、スプー
ル被覆弾性材料の摩耗による巻取不良、スリップによる
巻取不良およびストリップ先端がスプールに対して曲っ
て巻込まれる等のように巻込および巻取りが確実に行な
われず、上述した巻込不良は特に焼鈍酸洗後の比較的軟
質の極薄ストリップの巻取時における不良品の発生率を
高くする原因となるため問題であった。
本考案の目的は、上述した欠点を除去しようとするもの
で、ゴム等の弾性材料の被覆を施してない鉄その他の金
属製スプールを巻取ロールの外周に着脱可能に取付けて
用い、ストリップの巻取不良を殆んど完全になくして確
実に巻取り得るよう適切に構成配置した巻取装置を提供
しようとするにある。
これがため、本考案によれば、巻取りロールの外周に着
脱可能に取付けた円筒形金属スプールと、このスプール
の周りに接して設けられたベルトラッパーと、前記スプ
ールの外周面に幅方向に形式された挿込溝に一端が挿入
されてスプールに取付けられた挟持板とを具えることを
特徴とする。
以下、本考案を図面につき説明する。
図面において、1は従来既知の拡開型テンションロール
のヨウな巻取ロール、2は巻取ロール1の外周に着脱可
能に取付けられた鉄その他の金属製スプールで、例えば
巻取ロール1の外周に嵌込み、巻取ロールの拡開によっ
て一体に回転し得るよう固定することができる。
3はスプール2の周りにストリップ巻込口4を残して包
囲して設けた既知の適当なベルトラッパー、5はガイド
テーブルで、シリンダ装置6によってガイドテーブル5
の位置を調整することによってストリップを持ち上げて
巻込まれるストリップに適当な角度をもたせて巻込みを
容易にすることができる。
図示の例では、スプール2の外周面にその幅全体に延び
る■字形溝6を形成し、この溝6に薄い金属挾持板7の
一端7aを差込み、ガムテープ8のような貼着材で貼着
することによってスプール2の外周面上の所定位置に挟
持板7を位置ずれしないよう固定する。
■字形溝6の深さは5mm程度、開口幅は2.5mm程
度とし、これに挟持板7として巻取るべきストリップの
寸法に応じて例えば厚さ0.2〜0.6mm、幅102
0 mm、長さ400 mm程度の大きさのステンレス
鋼板を差込んで取付けるのが良い。
溝6の幅を上述したように挟持板7の厚さより相当大き
°くすることによって巻取後のコイルを後述するように
スプール2から抜き取る際に容易に抜き取ることができ
る。
また、挟持板7をガムテープにより貼着する代りに、楔
等を溝6に差し込んで挟持板7の差込端7aを溝6内に
固定することもできる。
挟持板7の材料としては上述したステンレス鋼板以外に
も、適当な強度を有するものであれば任意の材料を用い
ることができる。
上述の構成による巻取装置は焼鈍酸洗後の例えば0.2
〜Q、4mm厚さの極薄の仕上ストリップを巻取るのに
用いられ、その巻取作業に際しては、先ず、巻取ロール
1を停止した状態で、挟持板7の差込端7aをスプール
2の溝6内に差込み、この差込端部をガス8テープ8に
よってスプール2に貼着固定する。
次で、焼鈍酸洗ラインのライン速度で送り込まれるスト
リップ10の先端を図示のようにスプール2と挾持板7
との間に案内して送入すると同時にこの送入ライン速度
とほぼ同期して巻取ロール1を回転し、これによりベル
トラッパー3の働きによって挟持板7を・ストリップ1
0の先端部分に圧着し、ス)−1Jツブ先端部分を挟持
板7とスプール2の外周面との間に挟持し、その摩擦力
によりストリップ10を確実に巻込み、スプール2の周
りにストリップを巻取ることができる。
かようにして所要量のストリップを巻取った後は、この
ストリップコイルをスプール2とともに巻取ロール1上
から取り外す。
スプール2上のコイルは挟持板7とともにスプールから
容易に抜き取ることができ、抜き取り後、挟持板をコイ
ルから取り外す。
本考案によれば、ス) IJツブの先端部を金属製スプ
ールの表面に挟持板とによって挟持して摩擦力により保
持させることにより、ストリップ先端部の折れ曲り、ス
リップ、先端部り等の発生を防止してほとんど皆無にす
ることができ、ストリップの巻込みおよび巻取を硬実に
行なうことができる。
さらにまた、弾性材料の損傷または摩耗によるスプール
の取替えおよび補修の問題がなくなり、また弾性材料の
損傷または摩耗に起因する巻取不良の発生をなくすこと
ができ、また、ストリップの先端部を挟持板によってス
プール表面に確実に保持するので、従来のようにスプー
ル上に巻取られたストリップの先端を巻込口4において
押し込み装置によって押し込む必要もなく、ストリップ
の巻込みを確実に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による装置の線図的側面図 第2図はス
プール表面に形成した挟持板差込溝部分の拡大部分断面
図、第3図は挾持板をガムテープで貼着した状態を示す
線図的平面図である。 1・・・・・・巻取ロール、2・・・・・・スプール、
3・・・・・・ベルトラッパー、4・・・・・・ストリ
ップ巻込口、5・・・・・・ガイドテーブル、6・・・
・・・シリンダ装置、7・・・・・・挾持板、8・・・
・・・ガムテープ、10・・・・・・ストリップ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 巻取りロールの外周に着脱可能に取付けた円筒形金属ス
    プールと、このスプールの周りに接して設けられたベル
    トラッパーと、前記スプールの外周面に幅方向に形式さ
    れた挿込溝に一端が挿入されてスプールに取付けられた
    挾持板とを具えることを特徴とするストリップの巻取装
    置。
JP8568078U 1978-06-22 1978-06-22 ストリツプの巻取装置 Expired JPS595450Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8568078U JPS595450Y2 (ja) 1978-06-22 1978-06-22 ストリツプの巻取装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP8568078U JPS595450Y2 (ja) 1978-06-22 1978-06-22 ストリツプの巻取装置

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Publication Number Publication Date
JPS554825U JPS554825U (ja) 1980-01-12
JPS595450Y2 true JPS595450Y2 (ja) 1984-02-18

Family

ID=29009546

Family Applications (1)

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JP8568078U Expired JPS595450Y2 (ja) 1978-06-22 1978-06-22 ストリツプの巻取装置

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JPS554825U (ja) 1980-01-12

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