JPS5829076Y2 - 金属ストリップ品質検査用コイル巻戻し装置 - Google Patents

金属ストリップ品質検査用コイル巻戻し装置

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JPS5829076Y2
JPS5829076Y2 JP10435678U JP10435678U JPS5829076Y2 JP S5829076 Y2 JPS5829076 Y2 JP S5829076Y2 JP 10435678 U JP10435678 U JP 10435678U JP 10435678 U JP10435678 U JP 10435678U JP S5829076 Y2 JPS5829076 Y2 JP S5829076Y2
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JP
Japan
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coil
strip
unwinding
belt
tail pulley
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JP10435678U
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JPS5523314U (ja
Inventor
真次 秋田
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日本鋼管株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、金属ストリップの品質検査のためストリップ
コイル等を板状に巻戻す際に用いるコイル巻戻し装置の
改良に関する。
コイル状にした金属ストリップの品質検査を行う場合、
コイルを一定の長さだけ巻戻す必要があるが、このよう
なコイル巻戻しに際し、従来では第1図に示すような巻
戻し装置が用いられている。
即ち、1は巻戻すべきストリップコイル4を保持するた
めのペイオフリール、13はペイオフリール1下方のコ
イル巻戻し側に昇降可能に位置しコイル巻戻し時には上
昇してストリップコイル4表面に常に当接しストリップ
コイル4の緩みを防止するスナバ−ロール、12は巻戻
されたストリップ4aが送り出される巻戻しテーブルで
あって、ストリップコイル4を巻戻す場合には、コイル
カー(図示せず)でストリップコイル4をペイオフリー
ル1に装入し、次いでスナバ−ロール13を上昇させて
ストリップコイル4外表面に当接させ、しかる後にペイ
オフリール1及びスナバ−ロール13を回転させるもの
であり、スナバ−ロール13はストリップコイル4の巻
戻しによるストリップコイル4の径の縮小に伴いストリ
ップコイル4の径方向に徐々に移動しストリップコイル
4の表面に常に当接し得るようになっているので、巻戻
されるストリップ4aは第1図の矢印に示すようにスナ
バ−ロール13の接触部からスナバ−ロール13の局面
を伝わり巻戻しテーブル12上に順次送り出されるもの
である。
しかしながら、このような従来の巻戻し装置では、図に
示すようにスナバ−ロール13と巻戻しテーブル12と
は一定の間隔及び段差を有し、その間に適当なガイドが
ないため巻戻されたストリップ4aの先端が巻戻しテー
ブル12の表面にひっかかり、ストリップ4aが損傷す
るという欠点があるとともに、ストリップコイル4から
巻戻されるストリップ4aが巻戻しテーブル12上に送
り出されて巻戻しテーブル12上を摺動するため、巻戻
しテーブル12との接触によってストリップ4a表面に
疵をつけやすいなど、品質検査を実施した故にストリッ
プに損傷や疵を生じさせるという不合理な問題があった
本考案は以上のような不利、難点を解消すべく考案され
たものであって、コイル巻戻し時にストリップ先端が巻
戻しテーブルにひっかかって損傷したり、ストリップ表
面が巻戻しテーブルに接触して疵ついたりすることがな
い金属ストリップ品質検査用コイル巻戻し装置の提供を
目的とし、このためコイル巻戻しを行うペイオフリール
の巻戻し側にテールプーリがコイル巻戻し側のペイオン
リール斜め下方に位置し且つテーブルベルト上面がスト
リップの巻戻しテーブルとなるようにして、テーブルベ
ルト張力調整用のベルトテンションロールを有するベル
トコンベアを設け、前記テールプーリをテーブルベルト
を介してコイル外周に接するスナバ−ロールとするとと
もに、前記テールプーリをペイオフリール方向に昇降可
能に構成したことをその基本的特徴とする。
次に本考案の一実施例を図面に基づいて具体的に説明す
ると、第2図は本考案によるコイル巻戻し装置の一実施
例を概略的に示すものであって、1は巻戻すべきコイル
を保持するためのペイオフリールであり、また2はコイ
ル巻戻し側の前記ペイオフリール1より下方に配置され
たベルトコンベアーであって、このベルトコンベアー2
は、長さ方向両端のベルトドライブプーリ7及びテール
プーリ3と、テーブルベルト5を支持するベルトロー2
8と、テーブルベルト5の張力を調整するタメのベルト
テンションロール6と、これらに巻装されるテーブルベ
ルト5とからなり、そのテールプーリ3がコイル巻戻し
側のペイオフリール1斜め下方に位置し且つテーブルベ
ルト5が巻戻されるストリップの巻戻しテーブルとなる
よう配設されている。
このベルトコンベアー2の前記テールプーリ3はテーブ
ルベルトを介してコイル外周に接することでスナバロー
ルの役目を果たすものであって、油圧装置(図示せず)
等を介して前記ペイオフリール1方向に対して上下昇降
可能となっている。
次に本考案によるストリップ品質検査用コイル巻戻し装
置の使用方法を説明する。
1ず、巻戻すべきストリップコイル4をコイルカー(図
示せず)によってペイオフリール1に装入するものであ
るが、この際にはベルトコンベアー2の前記テールプー
リ3はコイル4の装入作業の妨げとならない位置に降下
している。
そしてこのストリップコイル4の装入作業が完了した後
にテールプーリ3を上昇させテーブルベルト5をストリ
ップコイル4下部の表面に当接させる。
しかして、かかる状態でペイオフリール1及びベルトコ
ンベアー2をそれぞれ第2図中の矢印A及びB方向に回
転0作動せしめるものである。
かくすれば巻戻されるストリップ4aは第2図中の矢印
Cで示すようにストリップコイル4とテールプーリ3と
の接触点から、該テールプーリ3の周面を伝わる如くし
てテーブルベルト5上に順次送り出されるとともに、該
テーブルベルト5により矢印入方向に順次搬送される。
そして本考案ではこのテーブルベルト5が品質検査用の
巻戻しテーブルを構成し、この上でストリップの品質検
査が行われる。
なお、ストリップコイル4は巻戻しが進むにつれその径
が縮小してゆくが、このストリップコイル4の径の縮小
に伴い、前記テールプーリ3は前記油圧装置等を介して
ペイオフリール1方向に上昇し、ストリップコイル4の
巻戻し中はストリップコイル4の表面に常に当接するよ
うになっている。
又このように前記テールプーリ3が上昇することに伴い
テーブルベルト5をその上昇分だけ延長させる必要があ
るが、このテーブルベルト5の調整は前記ベルトテンシ
ョンロール6によって行われる。
さらに、コイル巻戻し時においてはスト1J77’4B
の送り出し速度とテーブルベルト5の移動速度とが一致
する必要があり、このためストリップコイル4の径の縮
小に伴うストリップ4aノ送す出し速度に合せ、テーブ
ルベルト5の移動速度は適宜調整される。
以上のような構造によれば、テールプーリ3はストリッ
プコイル4の径の縮小に伴いペイオフリール1方向で徐
々に上昇し、コイル巻戻し中は常にストリップコイル4
の表面に当接する状態にあるため、ストリップコイル4
の緩みを適正に防止することができ、またスナバロール
の役目を果たすテールプーリ3と巻戻されたストリップ
4aが送り出されるテーブルベルト5とが一体的に構成
され、両者に間隔あるいは段差などがなく、またテーブ
ルベルト5自体が矢印入方向に移動するため巻戻される
ストリップ4aの先端がテーブルベルト5にひっかかっ
て損傷するということもなく、さらにはストリップ4a
は巻戻された後、直ちに移動するテーブルベルト5によ
って相対速度がほぼゼロの関係で搬送されるので、スト
リップ4aが巻戻しテーブルたるテーブルベルト5上を
摺動するということはなく、このためストリップ4aの
表面が疵つけられるということが効果的に防止される。
以上述べたような本考案の金属ストリップ品質検査用コ
イル巻戻し装置によれば、コイル巻戻しを行うペイオフ
リール1の巻戻し側に、テールプーリ3がコイル巻戻し
側のペイオフリール斜め下方に位置し且つテーブルベル
ト5がストリップの巻戻しテーブルとなるようにして、
テーブルベルト張力調整用のベルトテンションロール6
を有スるベルトコンベア2を設け、前記テールプーリ3
をテーブルベルト5を介してコイル外周に接するスナバ
−ロールとするとともに、前記テールプーリ3をペイオ
フリール方向に昇降可能に構成したので、コイル巻戻し
時におけるコイルの緩みを適正に防止できるだけでなく
、スナバ−ロールたるテールプーリとテーブルベルトと
が一体的に構成され、両者間に間隔0段差がなく、また
ストリップが送り出されるテーブルベルトもストリップ
送り出し方向と同一方向に移動するため、ストリップ先
端がテーブルベルトにひっかかり損傷するということが
ないとともに、巻戻されたストリップが移動するテーブ
ルベルトにより、相対速度がほぼゼロの関係で搬送され
るため、ストリップ表面を疵つけるということがないな
どの実用的効果を有し、このため、品質検査の実施によ
シストリップに損傷や疵を生じさせるなどという従来の
如き不合理を解消できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のコイル巻戻し装置を示す概略説明図、第
2図は本考案によるコイル巻戻し装置の一実施例を示す
概略説明図である。 図中、1はペイオフリール、2はベルトコンベアー、3
はテールプーリ、4はコイル、5はテーブルベルト、6
はベルトテンションロールでアル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コイル巻戻しを行うペイオフリールの巻戻し側に、テー
    ルプーリがコイル巻戻し側のペイオフリール斜め下方に
    位置し且つテーブルベルト上面が金属ストリップの巻戻
    しチーフルとなるようにして、テーブルベルト張力調整
    用のベルトテンションロールを有するベルトコンベアを
    設け、前記テールプーリをテーブル12上を介してコイ
    ル外周に接するスナバ−ロールとするとともに、前記テ
    ールプーリをペイオフリール方向に昇降可能に構成して
    なる金属ストリップ品質検査用コイル巻戻り装置。
JP10435678U 1978-07-31 1978-07-31 金属ストリップ品質検査用コイル巻戻し装置 Expired JPS5829076Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10435678U JPS5829076Y2 (ja) 1978-07-31 1978-07-31 金属ストリップ品質検査用コイル巻戻し装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10435678U JPS5829076Y2 (ja) 1978-07-31 1978-07-31 金属ストリップ品質検査用コイル巻戻し装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5523314U JPS5523314U (ja) 1980-02-15
JPS5829076Y2 true JPS5829076Y2 (ja) 1983-06-25

Family

ID=29045670

Family Applications (1)

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JP10435678U Expired JPS5829076Y2 (ja) 1978-07-31 1978-07-31 金属ストリップ品質検査用コイル巻戻し装置

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