JPH06227716A - ベルト式のシート移送装置及びシート移送方法 - Google Patents

ベルト式のシート移送装置及びシート移送方法

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JPH06227716A
JPH06227716A JP5270107A JP27010793A JPH06227716A JP H06227716 A JPH06227716 A JP H06227716A JP 5270107 A JP5270107 A JP 5270107A JP 27010793 A JP27010793 A JP 27010793A JP H06227716 A JPH06227716 A JP H06227716A
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belt
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moving web
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    • B65H2301/5151Cutting handled material transversally to feeding direction

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  • Replacement Of Web Rolls (AREA)
  • Winding Of Webs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ウエブをロールへ初めて巻くとき紙を損傷す
るような不適切な移送をなくすことによってウエブを新
ロールへ確実に、かつ、連続的に移送することができる
ロール取り替え装置と方法。 【構成】 コア10上で移動するウエブWの先行端をス
タートさせる装置と方法において、ベルト12に均等な
張力を保持するために、搖動腕17,18に支持された
2個のローラ13,14を含む4個のローラ13,1
4,15,16にエンドレスベルト12が支持される。
ローラ13,14,15,16は支持梁に支持され、支
持梁を降下させることによりベルト12はウエブが巻か
れるコア10の大部分を包囲する。ウエブWの切断され
た先行端は、ベルト12とコア10との間のニップへ送
られ、ベルト12がコア10を包囲する全スパンにわた
ってコア10に巻取られるように、エアージェット5
0、リフト装置又は支持ドラムに接近するベルト12に
よってベルト12とコア10との間へ送られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワインダーにおける改
良、特に、紙のような連続ウエブをロールに巻く型のワ
インダーにおける改良に関する。
【0002】
【従来の技術、発明が解決しようとする課題】本発明
は、巻取り機械およびリール巻き機械の改良に関し、特
にコア上でウエブの先行端をスタートさせるのに有効な
機械の改良に関する。ドラムに支持された複数のコアに
中断無しにウエブ材を連続して順次巻きつけるリール巻
き機械又は巻取り機械においては、1個のロールを巻き
終わったとき、そのウエブを新ロールに確実に移送する
ロール変換装置を備える必要がある。新ロールは、ウエ
ブの尾部端を前ロールから切断し、その切断端をコアへ
案内又は導くことによってスタートする。これは、普
通、巻き終ったロールと新コアとのあいだに生じるニッ
プ点へウエブの一部を導くことによって行われる。
【0003】ウエブを中断させることなくコアのまわり
に巻取るように作動する典型的なウエブ移送装置では、
ドラムからのシートを新コアへ分離させる手段としてエ
アージェット又はテープに依存している。エアージェッ
トによる移送は、最初にウエブがコアに巻取られる前の
非支持状態のウエブにしわや折りたたみ部が形成される
ので、正常な状態を逸脱した移送を生じさせることが多
い。これによって、新ロールのスタートが不均一とな
り、ロールを形成する層に順次影響が与えられる。
【0004】テープを使用する場合、オペレータがこれ
を引っ張る必要がある。この方法は安全性に欠けること
が多く、また、しばしばミルのパルプ再生システムへ再
生不可能なテープが入り込むことによりそのシステムを
汚染することがある。このテープによるやりかたは、ま
た、ウエブを新コアへスタートさせるためにウエブ取り
技術を使用するので円すい形ロールが製造されることに
なる。これらのエアージェットとテープによる移送方法
は、コアに近い部分のロールの構造を傷つけることにな
る。
【0005】直径が不均一であることは、クロスマシン
方向の均一な巻込み張力を発生するニップ圧に悪影響を
与える。ロールの層が種々の異なる張力レベルで巻かれ
ると、しばしば、コルゲーションの形態をとるウエブの
欠陥が生じる。また、コアの近くで生じるウエブの周方
向の張力は、ウエブの連続するラップがロールへ巻かれ
るときに減小する。張力が残り、かつ、ロールの形成時
層と層とのあいだの滑りを防ぐように、最初のラップを
充分に強く巻くことが重要である。最初のスタート時、
コアの巻きが不適切であったり不十分であったりする
と、販売可能なウエブ材は最小限に減ってしまう。ま
た、コアへの移送にミスがあると、高速度操作により損
紙として廃棄しなければならない膨大な量の紙が発生
し、かつ、機械を停止させなければならず、結果的に多
額の費用を費やすことになる。移送がうまく行われて
も、張力が不適切であったりコルゲーションが生じたり
することにより最初の巻きが不適切であれば、不適切な
移送により生じるウエブの欠陥のために、ユーザーは半
径方向へ2ないし5インチにわたるウエブ材を廃棄処分
にしなければならない。現在使用されている装置におけ
る移送効率は90%を割ることがしばしばである。
【0006】従って、本発明の目的は移送ミスをなく
し、ウエブをロールへ初めて巻くとき紙を痛めつけるよ
うな不適切な移送をなくすことによってウエブを新ロー
ルへ確実に移送するロール取り替え装置と方法を提供す
ることである。
【0007】本発明のもうひとつの目的は、しわやコル
ゲーションを生じさせないで、しかも、ウエブに所望の
均一の張力をかけてウエブをコアのまわりに連続的に巻
くことにより、滑らかで、かつ、完全な第一のラップを
確実にするようなコアにウエブの巻きをスタートさせる
ウエブの巻き移送装置を提供することである。
【0008】本発明のさらにもうひとつの目的は、新コ
アにたいするウエブの最初の巻きつけが滑らかに行わ
れ、かつ、新しい巻きロールを連続的に制御することが
できるウエブの改良型制御装置を備えた改良されたリー
ル機械又は巻取り機を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段、作用】本発明は、中断さ
れない状態でウエブを新コアにきれいにしかも確実に移
送することができる。ウエブ又はウエブの一部は、前に
巻かれたロールの尾部端から分離後すぐに案内され、そ
して第一ラップが完成するまで新しく切断された端部の
先行端の制御が確実に行われる。基本的に、ウエブは新
コアの周囲全体にわたって拘束される。連続ベルトが備
えられ、このベルトはコアの上に降され、そしてコアに
より又は別のベルト駆動装置により駆動される。その連
続ベルトは支持ドラムのすぐ近くでコアとベルトとの間
にニップ点を形成し、コアの実質的に周囲全体にわたっ
てウエブの確実な支持がただちに始まり、その状態が保
持される。ウエブは、好ましくはコア支持ドラム上にあ
るコアの上流にあるベルト式ウエブガイドと一線に並ん
だ狭いクロスマシン部分に分割される。ウエブの一部分
が分離されるとき、ウエブは確実に制御されながらベル
トとコアとの間にニップ点へ送られ、ベルトはウエブを
そのベルトとコアとの間に保持しながらコアの大部分の
まわりを走行し、そして、ウエブをその全幅にわたって
裂き、又はカットしてウエブの全幅がコアのまわりに巻
かれることによって移送が完了する。コアと支持ドラム
との間にクロスマシン方向の均等なニップ圧の分布が得
られ、コアに巻かれたウエブの輪郭は一段と均一にな
る。
【0010】このベルト式シート移送装置は、また、ク
ロスマシン方向の一段と均等なニップ圧の輪郭を提供す
る。典型的なものでは、コアの端部に強く負荷がかか
り、そのコアは中心部近くが支持ドラムからたわむ。こ
の移送装置は、コアの中心線において支持ドラウとコア
との間のニップの所でニップ圧の一部分をかける。これ
は2個のドラムと2個の巻取りによるワインダーの場合
のライダーロールの働きに似ている。クロスマシン方向
のニップ圧の輪郭は一段と均等になるので、その結果、
ロールの構造もよくなり、巻取り効果も上昇する。
【0011】別にベルト駆動装置を付加することによっ
て、コアを機械速度まで加速させ、ベルトが支持ドラム
によりニップを通って確実に駆動されるまでそれをコア
と接触状態に保持するために同じような形態を使用する
ことができる。現在、コアは、それがわずかに回転され
た後コアとの接触から離れるような駆動装置により機械
速度まで加速される。その結果、コアはそれが駆動され
た支持ドラムとニップ接触するまで減速し始める。ニッ
プが形成されるときにコアとウエブとの速度が厳密に一
致していなければ、ウエブは切れてしまう。典型的なも
のでは、コアはこの減速を補償するためにオーバースピ
ードとなる。しかしながら、コアが異なることによっ
て、その支持摩擦及び風損摩擦の量は種々異なる。
【0012】本発明に含まれる構成と方法とともに、本
発明の他の目的、利点、特徴は、本明細書と図面に示さ
れた実施例に関連してなされる以下の説明から一層明ら
かとなるであろう。
【0013】
【実施例】図1に示すように、ウエブが巻かれるコア1
0は、支持ドラム11によって摩擦駆動される関係にあ
る。ウエブWはベルト12で包囲されたコアのまわりに
巻かれる。ベルトは所定の張力をかけた状態に保持さ
れ、図1に示すように、コア10の大部分を包む。
【0014】包囲ベルト12は、好ましくは、わずかに
中高に形成された下部主ローラ13,14を含む複数の
ローラに支持される。ベルトを四辺形に支持するために
上部ローラ15,16が備えられ、その結果、これらの
ローラのまわりをエンドレスのベルトが走行する。この
ベルトは、コアと接触することにより又は別の駆動装置
により駆動される。そのために、コアが適所に置かれ、
それがドラム11との接触により回転をし始めるとき、
ベルトはコアのまわりを走行するので、ベルトの直線速
度、ドラムの表面速度、コアの表面速度は全て同じとな
る。
【0015】下部ローラ13,14は、搖動腕17,1
8に支持される。これらの搖動腕の上端は、水平に保持
されるクロス梁21に取りつけられる。この梁は、横方
向へ伸びる腕22,23によって水平に保持されるよう
に支持される。これらの腕は、動力機構24によって図
1の実線位置から点線位置まで移動する。ロールが形成
される時、搖動腕はロールの直径の増大に合わせるよう
に互いに離れる方向へ移動し、図6に示す位置までクロ
ス梁に支持されながら上昇する。
【0016】ベルトは、ねじりばね装置19により均等
な所定の張力に保持される。このねじりばね装置は、図
1と図7に示すように、スプロケット27へ回転トルク
を供給する。2本の搖動腕17,18は、スプロケット
27,28により回転される軸に取りつけられる。これ
らのスプロケットは、クロスチエン29により互いに接
続され、そのクロスチエン29は、搖動腕17,18の
各々が図7の矢印線で示されるように、同一垂直角を保
持するように共に外方及び内方へ搖動することを確実に
する。反時計方向へのトルクをスプロケット27へかけ
るねじりばね19は、両方の搖動腕を外方へ押しやり、
ベルトの張力を保持する。かくして、下部ローラ13,
14は、コアに乗っかることによって始動し、コアが図
6に示す位置までロールが形成されるまでロールの表面
に乗り続ける。支持腕22,23は、ロールが形成され
る時、図6の位置でコアをベルトで包囲した状態に保持
するため下方へわずかに力をかける。ウエブWは、支持
ドラム11の表面に乗り、そして、コア10に巻かれる
ロール20に乗る。支持腕22,23は、枠組25に支
持される動力機構24によって確実に制御される。
【0017】コアに巻き始める時、そのコアはここには
図示していない機構によって支持ドラム11上に位置ず
けられ、それからコアの上にエンドレスのベルト12が
下降し、すべての要素がウエブの先行端の移送に適した
表面移動速度にもたらされる。勿論、ウエブWは支持ド
ラム11の表面を移動し、コアへスタートするウエブが
カットされて先行端が形成されねばならない。その先行
端をカットする機構が図8に示されている。
【0018】図8に示されるように、移動するウエブW
は支持ドラム11に近ずき、先行端W−1は、例えばウ
オータージェット30,31のような切断装置によりカ
ットされる。先行端は、旋回コア10に巻かれるように
ドラム11の上を移動する。フェルト12とコア10と
の間にニップN−B(図1〜5)が形成される。ウエブ
の先行端W−1をニップN−Bを引き込むために、例え
ば図2,図3及び図5に示すような手段をいくつか使用
することができる。
【0019】図2に示すように、ウエブの先行端をつか
み、それを上向きにニップN−Bへ導くためにナイフ又
はリフトフィンガー26を使用することができる。先行
端は、ベルト12とコア10との間に直ちにしっかりと
挟まれ、そして支持され、それからコア10のまわりに
完全に引き入れられる。ウエブは確実に制御され、コア
の表面に滑らかに載置されることは、図1から明らかで
ある。ウエブの先行端はコアのまわりを移動し続け、し
わやコルゲーションを生じさせないで滑らかに連続的に
リール巻きが行われる。ウエブ全体がコアに巻かれるよ
うに、ウエブの残りの幅はそれからカット又は裂かれ
る。包囲用のエンドレスのベルト12は、コアを包囲し
続け、図6に示すように、巻きロール20の径が増大す
る時、支持ドラム上で巻きロールのコアの位置を制御し
続ける。
【0020】図3の装置では、ベルト12とそこへ接近
するウエブとの間に摩擦接触が生じるように搖動腕がド
ラム11の表面にわずかに接近して位置ずけられる。こ
れにより、ウエブはW−1で示すようにループをなして
押し上げられるので、先行端はベルト12とコア10の
表面との間のニップN−Bに捕捉される。先行端の折り
目を除けば、ウエブは滑らかに保持され、コアの表面に
巻かれる。
【0021】図5の装置では、エアージェット50が搖
動腕17により支持され、ウエブの先行端はコアの巻き
が滑らかにスタートするようにドラム11からニップN
−Bへ持ち上げられる。
【0022】搖動腕の位置に拘らず、ベルトは所定の圧
力のもとに保持され、ねじりばね19は、スプロケット
27,28に作用するエンドレスチエン29と関連して
搖動腕17,18を付勢する。
【0023】図4の装置には、ベルトの所定の張力を保
持する変形例が示されている。この装置では、搖動腕3
2,33は、その下端にエンドレスのベルト36を支持
する第一の下部ローラ34,35を有する。上部ローラ
37,38はベルトの上方の部分を支持する。
【0024】引っ張りローラ39は、上部ローラ37と
38との間のベルトスパンに対して下向きに配置され
る。この引っ張りローラ39は、シリンダ40に接続さ
れたピストン杆41によって押し下げられる。図4の実
線位置で示す作動位置において、引っ張りローラ39は
ベルト36に張力を保持する位置にある。ロールが完成
すると、新コアを装着する前に、この装置は図4の点線
位置で示す直立位置となり、ピストン杆41が伸びてロ
ーラ39によりベルト36に張力が保持される。
【0025】作動時、図1に示すように、コア10は支
持ドラム11上に支持され、ローラ13と14との間を
伸長するスパンをもつエンドレスのベルト12は、コア
の上へ下降する。コアと支持ドラム11との間の摩擦に
よって、コアはその回転速度に達し、コアの上へ下降さ
れたベルト12又は別の駆動装置が、ベルトを移動速度
にする。それから、ウエブWの先行端は、図2,図3又
は図5に示すような装置によってベルトとコアとの間の
ニップN−Bに押入される。ウエブの先行端は、さら
に、コア10の表面とベルト12との間に制御されなが
ら捕捉されるので、その先行端はコアの周囲の大部分の
まわりに滑らかに送られ、コアに滑らかに連続して巻か
れる。ベルトは、滑らかな巻きを保証し、かつ、支持ド
ラム11上で巻きロールの位置を制御するため巻きロー
ル上に保持され、その結果、ロールの直径は図6に示す
ように大きくなる。ロールが完全に巻かれると、クロス
梁21は支持腕22,23により持ち上げられ、巻き終
ったロール20は図示しない他の装置によって運び出さ
れる。新コアは、図8に示される切断機構によって形成
されるウエブの先行端を捕捉するために支持ドラム11
に対して位置ずけられる。ウエブの先行端は、それか
ら、図1に示すやり方でコアに巻かれるので、新ロール
がスタートする。しかも、この操作は、ウエブを、完全
に制御された状態で完成されたロールから新しいコアへ
移送しながら連続して繰り返して行うことが可能であ
り、従来の装置で生じていた移送の失敗が回避される。
これを行なうのにオペレータの注意力は最少ですみ、か
つ、コアに滑らかな最初の巻きが保証される。コアに最
初に巻かれるウエブの品質がそのまま保持されるので、
コアに最初に巻かれる紙ウエブは、例えばしわやひだや
制御されない不均等な張力のようなウエブの欠陥がない
ので廃棄する必要が無い。
【0026】
【発明の効果】本発明は、特許請求の範囲の各請求項に
記載された構成を有しているために、以上説明したよう
に、移送ミスをなくし、かつ、ウエブを新しいコアへ確
実に、かつ、連続的に移紙に傷損を与えることなく移送
することができ、しかも、コアのまわりにウエブを滑ら
かに巻取ることができる。従って、本発明では、オペレ
ータの注意力は最少ですみ、かつ、ウエブに欠陥を生ず
ることなくウエブを確実に、かつ、連続的に新しいコア
のまわりに巻取ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の原理にしたがって作動するよ
うに構成された移送装置を有する巻取り機械の側面図で
ある。
【図2】図2は、ウエブの先行端をベルトニップへ転向
させる本発明の一つの型式の機構の部分立面図である。
【図3】図3は、ウエブの先行端をベルトニップへ転向
させる本発明の他の機構の部分立面図である。
【図4】図4は、図1に示される装置を変形した本発明
に係る装置の他の型式の概略側面図である。
【図5】図5は、ウエブの先行端をベルトニップへ転向
させる本発明の更に他の機構の部分立面図である。
【図6】図6は、ロールのサイズが大きくなるときの本
発明に係る装置の位置を示す概略立面図である。
【図7】図7は、ベルトの張力を保持する本発明に係る
装置の一つの型式を示す概略立面図である。
【図8】図8は、本発明に係る装置においてコアに巻か
れるウエブの先行端をカットする状態を示す概略平面図
である。
【符号の説明】
10 コア 11 支持ドラム 12 ベルト 13,14 下部主ローラ 15,16 上部ローラ 17,18 搖動腕 19 ねじりばね装置 20 巻きロール 21 クロス梁 22,23 支持腕 24 動力機構 25 枠組 26 リフトフィンガー 27,28 スプロケット 29 クロス 32,33 搖動腕 34,35 下部ローラ 36 ベルト 37,38 上部ローラ 39 引っ張りローラ 40 シリンダ 41 ピストン杆 50 エアージェット W ウエブ W−1 ウエブの先行端 N−B ニップ

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロールを形成するようにウエブが巻き始
    められる回転するコアを包囲するエンドレスのベルト;
    前記ベルトがかけられてローラ間にコアを包囲するスパ
    ンを形成する互いに間隔をおいて位置する複数のロー
    ラ;制御された張力をベルトに与える作動手段;前記ロ
    ーラと前記ベルトとを支持して、ベルトがコアの大部分
    を包囲するコアスタート位置へ前記ローラを移動させる
    キャリア;及び前記コアと前記ベルトとの間のベルトニ
    ップへウエブの先行端を送り、ベルトがコアを包囲する
    全範囲にわたって前記先行端がコアとベルトとの間に包
    囲されるようにする供給手段;とを組合せたことを特徴
    とする回転駆動ドラムに支持されたコアに連続する移動
    ウエブの巻きをスタートさせるワインダー。
  2. 【請求項2】 前記キャリアは、ベルトがコアを包囲す
    るように垂直移動して、間隔をおいて位置する複数のロ
    ーラをコア上へ移動させることを特徴とする請求項1に
    記載の回転駆動ドラムに支持されたコアに連続する移動
    ウエブの巻きをスタートさせるワインダー。
  3. 【請求項3】 前記供給手段は、前記コアと前記ベルト
    との間のニップへ送るためウエブの狭いストリップをカ
    ットすることを特徴とする請求項1に記載の回転駆動ド
    ラムに支持されたコアに連続する移動ウエブの巻きをス
    タートさせるワインダー。
  4. 【請求項4】 ウエブの先行端をカットする流体ジェッ
    トを有することを特徴とする請求項3に記載の回転駆動
    ドラムに支持されたコアに連続する移動ウエブの巻きを
    スタートさせるワインダー。
  5. 【請求項5】 前記間隔をおいて位置する複数のローラ
    の一つは、駆動ドラムと共にウエブに接触する関係にも
    たらされ ウエブの先行端をベルトとコアとの間のニッ
    プヘ押込むことを特徴とする請求項1に記載の回転駆動
    ドラムに支持されたコアに連続する移動ウエブの巻きを
    スタートさせるワインダー。
  6. 【請求項6】 ウエブを駆動ドラムから持ち上げ、ウエ
    ブをベルトとコアとの間のニップへガイドする機械的ガ
    イドを有することを特徴とする請求項1に記載の回転駆
    動のドラムに支持されたコアに連続する移動ウエブの巻
    きをスタートさせるワインダー。
  7. 【請求項7】前記間隔をおいて位置する複数のローラと
    ともにベルト用四角形支持体を形成する複数の第2のベ
    ルト支持ローラを有することを特徴とする請求項1に記
    載の回転駆動ドラムに支持されたコアに連続する移動ウ
    エブの巻きをスタートさせるワインダー。
  8. 【請求項8】 ベルトに制御された張力を保持するため
    の前記間隔をおいて位置する複数のローラを支持する第
    一の揺動可能な腕を有することを特徴とする請求項1に
    記載の回転駆動ドラムに支持されたコアに連続する移動
    ウエブの巻きをスタートさせるワインダー。
  9. 【請求項9】 前記間隔をおいて位置するローラは中高
    であることを特徴とする請求項1に記載の回転駆動ドラ
    ムに支持されたコアに連続する移動ウエブの巻きをスタ
    ートさせるワインダー。
  10. 【請求項10】 ウエブがロールをなして巻き始められ
    る回転するコアを包囲するエンドレスのベルト;前記ベ
    ルトがかけられてローラ間にコアを包囲するスパンを形
    成する互いに間隔をおいて位置する第一のローラ;キャ
    リア梁上の間隔をおいて位置する位置に取り付けられて
    ベルトを支持する互いに間隔をおいて位置する複数の第
    2のローラ;前記キャリア梁から下方へ伸び前記間隔を
    おいて位置する複数の第1のローラが取り付けられてい
    る揺動可能な腕;及び移動するウエブが巻かれるコアを
    包囲するよう間隔をおいて位置する前記ローラが前記ベ
    ルトを包囲するスパンをもたらすように前記キャリヤ梁
    を下降させる手段;とを組み合わせたことを特徴とする
    回転駆動ドラムに支持されたコアに連続する移動ウエブ
    の巻きをスタートさせるワインダー。
  11. 【請求項11】 キャリア梁を下方へ移動させてベルト
    がコアを包囲するようにキャリヤ梁に接続された揺動可
    能な支持腕を有することを特徴とする請求項10に記載
    の回転駆動ドラムに支持されたコアに連続する移動ウエ
    ブの巻きをスタートさせるワインダー。
  12. 【請求項12】 キャリア梁に支持され、ベルトに所定
    の一定の張力を保持するためエンドレスのベルトに張力
    をかける引っ張りローラを有することを特徴とする請求
    項10に記載の回転駆動ドラムに支持されたコアに連続
    する移動ウエブの巻きをスタートさせるワインダー。
  13. 【請求項13】 引っ張りローラに力をかける流体ピス
    トンおよびシリンダを有することを特徴とする請求項1
    2に記載の回転駆動ドラムに支持されたコアに連続する
    移動ウエブの巻きをスタートさせるワインダー。
  14. 【請求項14】 ベルトに所定の張力を保持するために
    腕に広がり力をかけるために接続された引っ張りばねを
    有することを特徴とする請求項11に記載の回転駆動ド
    ラムに支持されたコアに連続する移動ウエブの巻きをス
    タートさせるワインダー。
  15. 【請求項15】 腕に所定の引っ張りを保持することに
    よってベルトに所定の張力を保持するため腕に接続され
    た引っ張り手段を有することを特徴とする請求項10に
    記載の回転駆動ドラムに支持されたコアに連続する移動
    ウエブの巻きをスタートさせるワインダー。
  16. 【請求項16】 コアの周囲の半分以上の範囲にわたっ
    てエンドレスのベルトでコアを包囲し;コアとベルトと
    の間のベルトニップへウエブの先行端を送り、ベルトの
    コアを包囲する全範囲にわたって同先行端をベルトとコ
    アとの間に包囲し;所定の張力をかけてコアを包囲する
    ためベルトに所定の張力を保持する;工程で成ることを
    特徴とする回転駆動ドラムに支持されたコアに移動ウエ
    ブの先行端をスタートさせる方法。
  17. 【請求項17】 前記張力を保持するためベルトの複数
    のロールの間隔を広げる工程をさらに有することを特徴
    とする請求項16に記載の回転駆動ドラムに支持された
    コアに移動ウエブの先行端をスタートさせる方法。
  18. 【請求項18】 コアを包囲するためベルトをコア上に
    垂直方向に降ろす工程をさらに有することを特徴とする
    請求項16に記載の回転駆動ドラムに支持されたコアに
    移動ウエブの先行端をスタートさせる方法。
  19. 【請求項19】 コア上にロールが形成され、かつ、コ
    アが移動ウエブで巻かれる時にコアをベルトで包囲し続
    ける工程をさらに有することを特徴とする請求項16に
    記載の回転駆動ドラムに支持されたコアに移動ウエブの
    先行端をスタートさせる方法。
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