JP2505487Y2 - シ―ト巻換装置 - Google Patents

シ―ト巻換装置

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JP2505487Y2 JP1990120569U JP12056990U JP2505487Y2 JP 2505487 Y2 JP2505487 Y2 JP 2505487Y2 JP 1990120569 U JP1990120569 U JP 1990120569U JP 12056990 U JP12056990 U JP 12056990U JP 2505487 Y2 JP2505487 Y2 JP 2505487Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、長尺のシートを所定長さずつ巻芯に巻き
取らせるためのシート巻換装置に関し、詳しくは、幅の
広いフィルム状シートの巻き取りに好適な巻換装置に関
するものである。
[従来の技術] この種の巻換装置には、巻芯を直接駆動してシートを
巻き取るターレットワインダなどの軸芯駆動方式と、第
3図のように複数本のロール91〜93のうち2本のロール
91、92上で巻芯Bを回転させると同時に、シートSを表
面駆動しながら巻芯Bに巻き取らせるサーフェイスワイ
ンダなどの表面駆動方式とがある。なお、図中の符号94
はカッター、95はダンサーロール、96はシート送り装
置、Aは繰出ドラムである。
また、前者すなわち軸芯駆動方式の巻換装置には、イ
グニッションモータなどにより一定速度で巻芯を回転さ
せるものと、シートの巻径に対応して回転速度を電気的
に制御しながら巻芯を回転させるものとがある。
[考案が解決しようとする課題] 上記した軸芯駆動方式の巻換装置のうち、巻芯の回転
速度を制御しないものは、シートの巻径が増大するに従
ってシートの搬送速度が速くなるという問題があり、ま
た巻径の変化にしたがって回転速度を制御するものは、
高価で設備コストが多大になるという問題がある。
一方、従来の表面駆動方式の巻換装置は、巻径が変化
してもシートの送りが一定で、回転速度を制御する必要
がないため安価であるという利点がある。しかし、例え
ば第3図の巻取装置においては、3つのロール91〜93の
うち左寄りの2つのロール91、92間で、巻芯(紙管)B
を回転させて所定長さのシートSを巻き取らせた後、各
ロール91、92の回転を停止してから巻芯Bを右寄りの2
つのロール92、93間に移動させて、カッター94で切断す
るが、切断したときに、シートSの切断端部がロール9
1、92上からダンサーロール95側に滑り落ちる。このた
め、作業者がシートSの切断端部側を引き上げて、ロー
ル91、92上の別の巻芯Bに巻き付けてセットする必要が
あり、非常に手間がかかるうえに、セットの際に巻芯B
に巻き付けるシートSの端部の長さが長くなりすぎる
と、折れ皺が付き品質低下の原因になるという問題があ
る。なお、前記シートSの滑り落ちは、とくに、粘着性
の少ないシートの場合に生じていた。
この考案は上述の点に鑑みなされたもので、電気的制
御が不要で安価な表面駆動方式を用いて、シートの切断
後にシートが滑らず、巻芯に対し常に最適な長さのシー
ト端部を巻き付けることができ、また巻き付けの際に巻
き皺が生じないシート巻換装置を提供することを目的と
している。
[課題を解決するための手段] 上記した目的を達成するために本考案のシート巻換装
置は、a)繰出ドラムに巻き付けられ連続したシートを
所定長さ巻芯に巻き取らせて切断することにより、複数
の巻芯に所定長さのシートを順次巻き取らせるシート巻
取装置において、b)前記シートの搬送方向に一定の間
隔をあけて配置された一対のコンベヤロール(41)(4
2)間に無端コンベヤベルト(43)を掛け渡したベルト
コンベヤ装置(4)と、該ベルトコンベヤ装置(4)の
上流側に配備され、前記ベルトコンベヤ装置(4)のコ
ンベヤベルト(43)の回走速度と等しい速度で前記繰出
ドラムから繰り出されるシートを一定の速度で搬送する
送り装置(18)と、前記ベルトコンベヤ装置(4)の上
方に配置される支持アーム(31)の先端部に巻芯が回動
自在に且つ着脱自在に装着される巻芯支持装置(3)
と、前記ベルトコンベヤ装置(4)の下流側に配備され
たシート切断装置(7)とを設け、c)前記繰出ドラム
に対して前記ベルトコンベヤ装置(4)側に繰り出され
たシートを、上方に案内して前記繰出ドラムの上部側へ
案内し、さらに前記繰出ドラムに巻装されているシート
上に接触させて前記送り装置(18)へ導けるように、少
なくとも下部ガイドロール(17)とその上部ガイドロー
ル(16)とをそれぞれ設けると共に、d)前記繰出ドラ
ムと前記ベルトコンベヤ装置(4)との間に、前記下部
ガイドロール(17)に近接して対向ガイドロール(48)
を設け、e)前記コンベヤロール(41)(42)のうちの
上流側のコンベヤロール(41)の近傍に、テンションロ
ール(51)を昇降自在に設けると共に、このテンション
ロール(51)とこれの上流側に配置した別のガイドロー
ル(49)との間に、ダンサーロール(52)を一定の負荷
重により下向きに付勢しかつ昇降自在に設け、f)前記
支持アーム(31)は、前記無端コンベヤベルト(43)上
のシートに対して前記巻芯を自重により押付け可能に先
端側が上下方向に回転自在に基端部で枢支され、前記支
持アーム(31)の先端側を昇降するための昇降手段を備
えると共に、前記巻芯に対して接触・離反可能な巻付ロ
ールを備えている。
[作用] 上記構成を有する本考案のシート巻換装置によれば、
例えば繰出ドラムに巻き付けられた長尺のシートを、順
次、複数の巻芯に所定長さずつ巻き取らせる場合に、作
業者が巻芯にシートの端部を巻き付けた後、送り装置お
よびベルトコンベヤ装置を駆動し、前記シートの端部は
巻芯に巻き付けられた状態で、支持アームの自重により
下方のコンベヤベルト上に圧接され、コンベヤベルトの
回走(回転)に伴って巻芯に巻き付けられていく。また
シートの巻芯への巻付開始時には巻付ロールを巻芯上の
シートの周面に接触させて巻付圧を保持することによ
り、皺の発生が防止できる。巻芯にシートが巻付けられ
た後は、巻付ロールの巻芯上のシートの周面から離反さ
せると同時に、テンションロールをコンベヤベルトのや
や上方へ上昇させ、シートとコンベヤベルト間の摩擦抵
抗を軽減させる。その後はダンサーロールによってシー
トに一定の張力を付与させることにより、巻取時の皺の
発生を防止できる。
このようにして、巻芯に巻き取られたシートがあらか
じめ設定された長さに達すると、巻芯を支持アームから
取り外して下流側に移動させ、支持アームに別の巻芯を
取り付けてその巻芯を無端コンベヤベルト上のシートに
一定の負荷重の下に載置した状態でシートを切断する。
このときシートは、コンベヤベルト上で巻芯に押圧され
定位置に保持されているので、シートの切断端部が下流
側へ滑り落ちることがない。したがって、シートの端部
を巻芯に巻き付けた際に、巻芯に巻き付けられるシート
の端部の長さが常に一定でシートに折れ皺が入らない巻
き付けが行われる。
また上記したシートの巻取作業の間に、作業者は、上
記した近接配置した前記下部ガイドロールとその対向ガ
イドロール間の付近で、シートの一面(例えば表面)と
シートの他面(例えば裏面)とを同時に見て、外観検査
を行うことができる。
[実施例] 以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図はシート巻換装置の正面図で、本実施例では、
繰出ドラムAに巻き付けられた長尺シート(例えば、56
0m)Sを、短尺(例えば、20m)のシートに小分けして
巻芯としての紙管Bに巻き取る場合を示す。シートS
は、例えば、厚みが0.5〜2.0mm程度と薄く、幅が500〜1
500mm程度と広いフィルム状シートである。
同図において、左側に繰出ドラムAの支持装置1が設
けられ、右側に巻芯支持装置3、ベルトコンベヤ装置
4、包装装置6および切断装置7などが設けられてい
る。
支持装置1は繰出ドラムAを両側から挟み込んで支軸
1aにより回動自在に支持する構造からなり、紙面に直交
する方向に走行可能な台車11のフレーム12上に配設され
る。支持装置1の下方の台車11上には、繰出ドラムAの
回転駆動用モータ13が設置され、モータ13の駆動軸13a
と前記支軸1aの一端部とが減速機構14を介して接続され
ている。フレーム12上の右端から立設された略L字状の
垂直フレーム15の上端部および下部先端に、ガイドロー
ル16、17がそれぞれ回動自在に配設されている。
さらに台車11上の右側フレーム脚部12aに、シートS
の定速送り装置18が設けられている。この送り装置18
は、いわゆるS字ロールと呼ばれる上下一対のロール18
a、18bからなり、上部ロール18aが台車11上に設置され
た駆動モータ19に減速機構20を介して接続され、駆動ロ
ールに構成されている。なお、符号21は車輪、22は軌道
である。
前記巻芯支持装置3は一対のL字状の支持アーム31を
備え、各支持アーム31の基端部31aが、基台2に固設さ
れたベッド32上の後部(図の左寄り)に回転可能に枢着
されている。また、支持アーム31の先端部31b間には、
前記紙管Bがチャック(図示せず)を介して回動自在か
つ着脱自在に支持される。支持アーム31の先端部寄りに
立設された支持具33に、シリンダ装置34がピストンロッ
ド34aを下向きにして配備されている。さらに、ピスト
ンロッド34aの先端には、巻付ロール35が回転可能に装
着され、シリンダ装置34の伸縮動により紙管Bに接触・
離反する。
支持アーム31の先端部寄りに、上向きのシリンダ装置
36のピストンロッド36aが連結されている。そして、シ
リンダ装置36の下端が、基台2上に立設された支持杆37
の上端に枢支連結され、シリンダ装置36の伸縮動により
支持アーム31の先端部側(紙管B)が上下動する。
ベルトコンベヤ装置4が、ベッド32上の中央部に設置
されている。同コンベヤ装置4は、ベッド32の前後方向
に間隔をあけて回動自在に配設された一対のコンベヤロ
ール41、42と、これらのコンベヤロール41、42間に掛け
渡された無端コンベヤベルト43の上部回走面を支持する
補助ロール44とからなる。そして、図の右側のコンベヤ
ロール42は、中央よりやや右寄りのベッド脚32aに設置
された駆動モータ45に減速機構45aを介して接続され、
駆動ロールに構成されている。この駆動モータ45の回転
速度は前記送り装置18の駆動モータ19の回転速度と連係
され、コンベヤベルト43の回走速度と駆動ロール18aの
周速とが等しくなるように設定されている。
左側のベッド脚32bにおいて前記駆動ロール18aからの
シートSが水平になる位置に、シートSの送り方向を変
更するための変向用ガイドロール46が回動自在に配設さ
れ、またベッド32上の左端より前記垂直フレーム15側の
下部ガイドロール17に向けて延設された支持部材47の先
端に、対向ガイドロール48が回動自在に装着されてい
る。さらにベッド32上で前記支持アーム31の基端部31a
の付近に、ガイドロール49が回動自在に配設されてい
る。
ベルトコンベヤ装置4の左側(上流側)コンベヤロー
ル42の直ぐ左方(後方)に、テンションロール51が、シ
リンダ装置(図示せず)により昇降自在に配設されてい
る。また、テンションロール51とその左方(後方)の前
記ガイドロール49との間に、ダンサーロール52が昇降自
在に配設され、一定の負荷重により下向きに付勢されて
いる。
包装装置6がベッド32上の前部(図の右側)に、切断
装置7がベッド32上の包装装置6と前記ベルトコンベヤ
装置4との間に、それぞれ配設されている。
包装装置6は一定の間隔をあけて配置された一対のロ
ール61、62からなり、一方のロール62が右端のベッド脚
32cに設置された駆動モータ63に減速機構64を介して接
続され、駆動ロールに構成されている。
切断装置7は上下動可能なカッター71を備え、切断時
にシートSの上方にカッター71が突出するように構成さ
れている。カッター71には、シートSの幅方向に走行し
て切断するローラ方式のカッターや、シートSの全幅に
わたる刃部を有する長尺刃方式のカッターなどが用いら
れる。また、前記ベルトコンベヤ装置4のベルト43の上
部回走面と包装装置6の後部(図の左側)ロール61の上
端との間には、前記カッター71を挟んで2つの搬送用ロ
ール72、73が配備されている。
前記駆動ロール18aと反転用ガイドロール46間には、
レーザー光線方式のピンホール検査器8が配備され、こ
の検査器8によりシートSが水平に搬送されながらピン
ホールが検査される。なお、検査器8は、基台2上に立
設されたフレーム81上に設けられている。
次に、上記した実施例のシート巻換装置について使用
態様を説明する。
まず、第1図において、シートSの端部を支持アーム
31の先端の紙管Bに、その円周長さの80%ほど巻き付け
た状態で、送り装置18およびベルトコンベヤ装置4を駆
動させる。そして、作業者が第1図の目Eの位置から、
ガイドロール16、17間に位置するシートSの一面(例え
ば表面)と、ガイドロール48、49間に位置するシートS
の他面(例えば裏面)とを同時に見ながら、外観検査を
行う。従来の装置(第3図)では、繰出ドラムAに巻き
取られたシートSの周面は線状にしか見えないため、シ
ートSの一面(本例では裏面に相当)しか検査できなか
ったが、本装置ではシートSの両面を同時に検査できる
という利点がある。また、本装置はシートSの送りに表
面駆動方式を採用しているので、シートSの送り速度が
一定に保たれ、上記のような外観検査を行う上で非常に
有利である。
前記シートSの端部は紙管Bに巻き付けられた状態
で、前記支持アーム31の自重により下方のベルト43上に
圧接され、ベルト43の回走(回転)に伴って紙管Bに巻
き付けられていく。またシートSの紙管Bへの巻付開始
時から2周巻き付けられるまでは、前記巻付ロール35が
紙管B上のシートSの周面に接触して巻付圧が保持さ
れ、皺の発生が防止される。さらにその間、前記テンシ
ョンロール51が下降し、シートSをベルトコンベヤ装置
4のベルト43(上部回走面)に添接させる。
そして、2周巻付後に、シリンダ装置34により巻付ロ
ール35が上昇して、紙管B上のシートSの周面から離反
すると同時に、テンションロール51もやや上昇して、シ
ートSがベルト43の上方へ浮く。この結果、シートSと
ベルト43間の摩擦抵抗が軽減される。その後はダンサー
ロール52によってシートSに一定の張力が付与され、巻
取時の皺の発生が防止される。
このようにして、紙管Bに巻き取られたシートSがあ
らかじめ設定された長さに達すると、自動的にチャック
(図示せず)が外れて、第2図(a)のように支持アー
ム31の先端から紙管Bが搬送ロール72、73上を通って包
装装置6の2つのロール61、62間に転がり、送り装置18
およびベルトコンベヤ装置4の駆動が停止する。同時
に、支持アーム31の先端部31bがシリンダ装置36により
上昇するので、空の紙管Bをチャック(図示せず)によ
り装着すると、シリンダ装置36による上昇保持作用が解
除され、支持アーム31の自重により紙管Bがベルト43上
のシートSに下降し、シートSを押圧する。同時に、前
記テンションロール51が下降し、シートSをベルト43上
に添接させてシートSの滑り落ちを防止する。この状態
で、切断装置7のカッター71が上昇し、シートSを切断
する。
そこで、第2図(b)のように、作業者が紙管Bにシ
ートSの端部を巻き付けた後、送り装置18およびベルト
コンベヤ装置4が駆動され、上記したシートSの巻取作
業が開始される。上記したシートSの切断後、シートS
はベルト43上に固定されているので、作業者が紙管Bに
シートSの端部を巻き付けるときには、常に紙管Bの全
周の80%にシートSの端部が巻き付けられ、折れ皺等が
生じない。そして、シートSの巻取作業の開始後、作業
者は駆動モータ63により駆動ロール62を回転させ、包装
紙P(第2図(b))により紙管Bに巻き取られたシー
トSを包装すればよい。
ところで、前記ベルトコンベヤ装置4のコンベヤロー
ル41、42間に架け渡す無端ベルト43には、シートSに相
応する広幅のベルトを用いる代わりに、細幅の複数本の
ベルトをシートSの幅方向に間隔をあけてコンベヤロー
ル41、42間に架け渡してもよい。
[考案の効果] 以上説明したことから明らかなように、この考案のシ
ート巻換装置は下記のような効果がある。
(1) ベルトコンベヤ装置などの表面駆動方式のシー
ト送り装置を用いて一定の速度でシートを送るようにし
たので、電気的制御が不要で、製造コストが安い。ま
た、同様の理由により、シートの外観検査が容易で確実
に行えるうえに、シートの巻取作業中に、シートの両面
が同時に見えるので、シートの表裏を検査できる。
(2) ベルトコンベヤ装置のベルト面上でシートを巻
芯で押圧して添接した状態で、シートを切断することが
できるので、切断後にシートが滑らず、巻芯に対し常に
最適な長さのシート端部を巻き付けることができるた
め、巻芯にシートの端部を接着するなどの処理を施さな
くても、巻き付けの際のシートの折れ皺を防止できる。
(3) 巻芯へのシートの巻き付けが巻付ロールにより
確実に行われ、またシートの巻き皺がテンションロール
により確実に防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のシート巻換装置の実施例を示す正面
図、第2図(a)はシートの切断直前の状態を示す第1
図の一部正面図、同図(b)はシートの切断直後の状態
を示す第1図の一部正面図である。第3図は従来の一般
的なシート巻換装置の概要を示す正面図である。 1……繰出ドラム支持装置、3……巻芯支持装置、4…
…ベルトコンベヤ装置、6……包装装置、7……切断装
置、18……表面駆動式送り装置、31……支持アーム、35
……巻付ロール、43……無端コンベヤベルト、51……テ
ンションロール、52……ダンサーロール、71……カッタ
ー、A……繰出ドラム、B……紙管(巻芯)、S……シ
ート。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】繰出ドラムに巻き付けられ連続したシート
    を所定長さ巻芯に巻き取らせて切断することにより、複
    数の巻芯に所定長さのシートを順次巻き取らせるシート
    巻取装置において、 前記シートの搬送方向に一定の間隔をあけて配置された
    一対のコンベヤロール(41)(42)間に無端コンベヤベ
    ルト(43)を掛け渡したベルトコンベヤ装置(4)と、
    該ベルトコンベヤ装置(4)の上流側に配備され、前記
    ベルトコンベヤ装置(4)のコンベヤベルト(43)の回
    走速度と等しい速度で前記繰出ドラムから繰り出される
    シートを一定の速度で搬送する送り装置(18)と、前記
    ベルトコンベヤ装置(4)の上方に配置される支持アー
    ム(31)の先端部に巻芯が回動自在に且つ着脱自在に装
    着される巻芯支持装置(3)と、前記ベルトコンベヤ装
    置(4)の下流側に配備されたシート切断装置(7)と
    を設け、 前記繰出ドラムに対して前記ベルトコンベヤ装置(4)
    側に繰り出されたシートを、上方に案内して前記繰出ド
    ラムの上部側へ案内し、さらに前記繰出ドラムに巻装さ
    れているシート上に接触させて前記送り装置(18)へ導
    けるように、少なくとも下部ガイドロール(17)とその
    上部ガイドロール(16)とをそれぞれ設けると共に、 前記繰出ドラムと前記ベルトコンベヤ装置(4)との間
    に、前記下部ガイドロール(17)に近接して対向ガイド
    ロール(48)を設け、 前記コンベヤロール(41)(42)のうちの上流側のコン
    ベヤロール(41)の近傍に、テンションロール(51)を
    昇降自在に設けると共に、このテンションロール(51)
    とこれの上流側に配置した別のガイドロール(49)との
    間に、ダンサーロール(52)を一定の負荷重により下向
    きに付勢しかつ昇降自在に設け、 前記支持アーム(31)は、前記無端コンベヤベルト(4
    3)上のシートに対して前記巻芯を自重により押付け可
    能に先端側が上下方向に回転自在に基端部で枢支され、
    前記支持アーム(31)の先端側を昇降するための昇降手
    段を備えると共に、前記巻芯に対して接触・離反可能な
    巻付ロールを備えたことを特徴とするシート巻換装置。
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