JPH08504731A - 巻取ウェブロールのリール方法及び装置 - Google Patents

巻取ウェブロールのリール方法及び装置

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JPH08504731A JP6525494A JP52549494A JPH08504731A JP H08504731 A JPH08504731 A JP H08504731A JP 6525494 A JP6525494 A JP 6525494A JP 52549494 A JP52549494 A JP 52549494A JP H08504731 A JPH08504731 A JP H08504731A
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Abstract

(57)【要約】 抄紙機で製造される紙等の移動するウェブをリールする方法及び装置であって、一以上のリールスプール(18)を支持する間隔をおいて水平に配された一対のレール(12,12′)を含む。リールスプール(18a)の一つは、初期位置(33)に送られ、機械の速度に合わせて回転される。支持ドラム(48)は、回転するリールスプールの下から並進的に実質的に垂直に(52,54,56)動かされ、接触ニップ線(N1)に沿って係合する。入ってくるウェブ(W)は、回転駆動されるリールスプールとニップ状態に導かれ巻取ウェブロール(8)を形成するべくウェブのリール工程を始める。一定の直径に達すると、ウェブロール(8)は初期位置(33)から巻取位置(41)に水平に送られ、その間レール(12,12′)上に回転支持されている。巻取位置(41)において支持ドラム(48)は接触ニップ線に沿ってウェブロール(8)に係合する。支持ドラム(48)は、所要の巻取ウェブロール直径が達成されるまで全巻取工程中連続的にリールスプール(18)上に形成される巻取ウェブロールに接触している。リールスプール/巻取ウェブロールは、巻取ウェブロールの形成中いつでも三つの力の制御又は影響下にある。即ち;1)リールスプールに与えられる駆動手段からのトルク、2)支持ドラムからのニップ圧、3)駆動されるリールスプール上に入ってくるウェブの張力。支持ドラムは、リール工程中いつでも巻取ウェブロールを好ましくは部分的に支持し、そして巻取ウェブロールは巻取ウェブロール形成中はいつでも支持レール(12,12′)上に水平にある。

Description

【発明の詳細な説明】 巻取ウェブロールのリール方法及び装置 〔技術分野〕 本発明は、巻取ウェブロールのリール装置に関する。より詳しくは、本発明は 、巻取ウェブロールの形成中実質的にいつも捩り、ニップ圧及びウェブ張力のも とで維持される巻取ウェブロールをリールするための改良された方法及び装置に 関する。更に詳しくは、本発明は、抄紙機の改良されたリール巻取、及びリール スプールに入る紙をリールする改良された方法であって、リールスプールはリー ル工程中間隔をおいて水平に配された一対のレール上に連続的に支持されており 、一方支持ドラムは実質的に垂直な並進的な動きによって巻取られる紙ウェブロ ールをニップし部分的に下から支持している。 〔背景技術〕 抄紙機のリール装置は、過去30年以上概念的に変りはない。かかる先行技術型 の抄紙機リール装置は、米国特許3743199号に示され説明されたいわゆるポープ 型(Pope-type)リール装置が例となる。ポープ型リール装置は満足に稼動して いるが、これとその他の先行技術型リール装置はリール速度が増し完成した巻取 紙ロールの所要の直径が大きくなるにつれて益々重大かつ有害となる不具合を有 している。 そこで、ポープ型リール装置では、新しいリールスプールは、最初の数回の紙 ウェブの巻付がリールスプール上で行われている間、先ず一対の一次アームと係 合する。新しく始った巻取ウェブロールは、それから入ってくる紙ウェブが新し い巻取ロールに巻付を継続すると、支持ドラムとのニップ係合に入ってくる。巻 取紙ロールが直径を増し始めると、支持ドラムの周辺で一次アームにより回転さ せられ、実質的に水平に配された一対の支持レール上に移送される。現行のほと んどすべてのポープ型リール装置では、リールスプールが一次アーム内に保持さ れている間は、それにトルクが適用されないか又は適用することが出来ない。リ ールスプールが支持レール上に支持されるべく回し降ろされると、支持ドラムと のニップ係合にある巻取紙ロールを、巻取が行われている紙ロールの回転軸線を 通る実質的に水平な面におけるニップをもって、一対の二次アームが引続き維持 する。巻取紙ロールの巻取には通常二次アームに移送後トルクが適用される。 かくして、巻取紙ロールは、入ってくるウェブが新しいリールスプールに初期 巻付が行われる位置から支持ドラムとのニップ係合になる点まで、複雑な平坦で ない移動路を通り、それから支持レール上に支持される点まで一次アームによっ て支持ドラム周辺に回り降ろされ、巻取直径が増すにつれてレール上を水平に動 く。 この複雑な移動路は、中心巻取トルクをリールスプールに適用することのでき る巻取ロール形成工程中の時期を限定するという困難性を引起す。最善の巻取紙 ロール構造を得るため、トルクは形成されるロールに当初から与えられねばなら ない。独国特許出願4007329A1に示され説明された、一次アームの回転によりト ルクを与える機構は複雑、高価で、機構の重量に対する補償がなけれは、良いと いうよりは有害になることがある。更に、リールスプールが一次アームに支持さ れている間にリールスプールにトルクを適用する場合には、ポープ型リール装置 では、形成されるロールに対し、それが一次アームから支持レール上に送られ支 持ドラムにニップ圧を与えるべく二次アームに係合する時に、トルク移動を行う 必要がある。 かくして、先行技術型装置では、間欠的か又は巻取ロールが二次アームと係合 する時かのいずれかにトルクが適用される。ニッブ圧は、ロールが一次アーム中 に支持ざれている間は実質的に重力により与えられ、ロールが二次アーム中に支 持されている間は液圧又は空圧で作動される機構により与えられる。結局、リー ルと上流工程間の高度な巻取ロール、ニップ、その他の張力分離機構なしには、 良好なロール構造のために必要とされるシ一ト/ウェブの張力は走行性の問題の ため達成不可能である。 先行技術のリール装置における更なる不具合は、巻取中の紙ロールが、その直 径及び重量が共に増しつつある形成の中間及び最終段階において支持レール上の リールスプール軸受部のみで支持されていることにある。リール工程の始めに新 しいリールスプールに巻取られる紙は、巻取ロール直径及びコア近辺に働く圧力 が増し、ウェブ張力と巻取ロール重量が増し、リールスプールが変形ずるにつれ て、破れ、裂け、しわになり、またその他の欠陥を示す傾向がある。この変形は また、巻取ウェブロールの面を横切る非定常なニップ分布を創出する。この非定 常性は、折返し効率及び紙欠陥における更なる問題を創出する。かかる欠陥は一 般に、抄紙機による全生産の1%〜5%に達する損失を引起す。 時にコアと呼ばれているリールスプール上の初期の紙巻付が十分に硬くないと 、層対層の滑りが生ずる。巻取紙ロールは、リールエ程中のウェブ欠陥の誘発を 避けるため、リールスプールからの半径方向の種々の距離における張力に関して 適正に構成されねばならない。リールスプール/コア上の初期紙ウェブ巻付は、 層対層の滑りと破れを避けるため、十分に硬くすることが不可避である。同時に 、巻取張力はウェブシートの張力を超えてはならない。各後続のウェブ巻付によ り誘引される半径方向の歪は、その下の層の巻取張力を減少させる。巻取ウェフ ロール全体において各巻付部は、この効果を最少とするため、前の巻付よりもわ ずかに小さな張力で巻取るべきである。ロール硬さの急な変化もまた、ロール内 のシート欠陥を減ずるために避けなければならない。 巻取ロール硬さに影響を及ぼす三つのパラメータは、1)スプール/コアに適 用されるトルク、2)巻取ウェブロールと支持ロール間のリニアニップ圧、3) 入ってくるウェブがロールに巻取られる時の張力であることが知られている。現 行のリール装置は、巻取ウェブロールと支持ロール間にニップ圧を与えるために 、複雑、高価でしかも効果のない制御機構を採用している。巻取を行いながら急 激に変化する移動路を通って巻取ウェブロールを送る間に二組のローディングア ーム(即ち、一次アームと二次アーム)を使用することは、この困難性を創らな いまでも悪化させている。巻取ロールの急激に変化する移動路はまた、かかる装 置におけるリールスプール上の中心巻取トルクの使用を制限する。典型的に現行 のリール装置では、駆動は、リールスプール上に数センチメートルのウェブ巻取 が行われた後、ロールが水平な直線のレール上で形成される間にのみ、使用され てきた。巻取ウェブロールの最善の構成を得るには、トルクはリール工程の始め からリールスプールに連続的に与えられねばならない。 クレープ紙又はカーボンレス・コピー紙といった等級の紙をリールするなどの 用途には、紙製品の損傷を防止するため低いレベルのニップ圧を与えなければな らない。中心巻取トルクを有しない従来のポープ型リール装置では、クレープ紙 及びカーボンレス・コピー紙の損傷を防止するために必要とされる低いニップ圧 は、巻取られるウェブロールを駆動するために十分な摩擦力を与えない。 〔発明の開示〕 本発明は、現行の先行技術型のリール装置について説明された上記の不具合を 解消する。本発明では、巻取られて巻取ウェブロールとなる空のリールスプール は縦列に貯えられ、巻取られてウェブロールとなるリールが支持されるのと同じ 支持レール上に一列に並べられている。かくして、空のリールスプールは、巻取 ウェブロールをリールする時にリール装置内の支持位置と対比して異る高さから 貯えたり、回収したり、送ったり、位置決めしたりする必要がない。 巻取られるリールスプールは、リール工程中いつでも間隔をおいて水平に延び る一対の支持レール上に水平に支持されている。これらの同じ支持レールが、紙 のようなウェブ材料を後続のロールに巻取るべく新しいリールスプールの供給を 支持する。リール工程中、支持ドラムは巻取ウェブロールと下から係合し、それ が部分的に巻取ウェブロールの重量を支持することにより、リールスプール又は コア近くの紙にかかる圧力を40%も減少させる。 支持ドラムは、ウェブがリールスプール上に巻取られて巻取ロールとなる時に ウェブと係合すべく実質的に垂直な並進的な動きをするように設けられている。 入ってくるウェブは支持ドラムの上流でそのウェブ張力を制御され、それから支 持ドラム表面の弧状部分上にもたらされ、支持ドラムと巻取ウェブロール間の接 触の圧力ニップ線の間で巻取られるロールに巻付けられる。 巻取ロール軸線を通る水平面から下方に測られる巻取ウェブロールと支持ドラ ム間の支持の角度は、望みに応じて可変である。これは、ウェブ形成が増して巻 取ロールが変形するにつれて、より均一なニップ圧形状を形成することを可能に する。 巻取工程の始めに、新しいリールスプールはその初期位置の上流部において支 持レール上に回転自在に支持されている。リールスプールを速度に合わせるべく トルクが適用される。予定されたある点において、リールスプールは支持ドラム とのニップ係合に入るその初期位置より下流部へ短い距離移動される。これによ りドラムは、完成ロールと支持ドラム間のニップ係合をはずれて、その上方に偏 した支持力に反して下方へ動かされる。入ってくるウェブは、新しいリールスプ ールが支持レール上に回転自在に支持されているその初期位置の下流部において 新しいリールスプール上に導かれる。ウェブは、リールスプール上に最初に巻付 けられると同時に張力を与えられる。入ってくるウェブが新しいリールスプール に最初に適用されるこの点において、リールスプールは、支持ドラムの軸線を通 る垂直面に相対的に上流方向で測られる支持ドラムの上流部のその初期位置にあ ることが好ましい。 新しいロールが巻取を始めた時、完成したロールはそれが最後にリール装置か ら除去されるブレーキ位置へ水平の支持レールに沿って移動される。新しく巻取 を始めた巻取ウェブロールは、リールスプール上に入ってくるウェブが巻付けを 行う最初の位置から巻取ウェブロールが所要の完成直径に達する時の巻取位置の 端まで、入ってくるウェブがニップされるニップ圧線に沿って、一部は継続的に 係合する支持レール上で支持され、一部は支持ドラムで支持されながら、支持ド ラムの頂上の上を越えて所要の巻取角度に送られる。支持ドラムと入ってくるウ ェブを巻取リールスプールは共に駆動される。また、入ってくるウェブは支持ド ラムの表面上で張力の制御が行われ、それで新しいウェブロールとして巻取られ るリールスプールは、事実上新しいリールスプールにウェブを最初に巻付ける時 から巻取ウェブロールが望みの最終の直径に達する時までいつでも捩れ、ニップ 圧及びウェブ張力のもとに維持される。 リープスプールの高さは、それらが支持レール上の貯留位置にある時から完成 した巻取ウェブロールがブレーキステーンョンから除去される時まで、リールサ イクルの全域において不変である。更に、巻取ウェブロールは巻取が行われてい る間は部分的に支持ドラムによって支持されている。リールスプールは、実質的 に、入ってくるウェブが新しいリールスプールに適用される時から巻取ウェブロ ールが望みの完成直径に達する時まで、トルクとウェブ張力を受け、また形成の 間中断なしに支持ドラムによりニップされ、またその後支持されるので、巻取ウ ェブロールの構造は非常にうまく制御ずることができる。 支持ドラムと巻取ウェブロール間の圧カニップは、支持ドラムの並進的な支持 か又は支持レールの下流端部近辺に旋回するように設けられ、支持レール上に並 進的にリールスプールを動かすための搬送具を支持する間隔をおいて平行する二 対の搬送具ビームの支持端部かのいずれかと連絡するロードセルによって検知さ れる。ロードセルは支持ドラムと巻取ウェブロール間のニップ圧に基く信号を発 信し、この信号はそれらの相対位置と動きを制御するために使用される。これは 支持ドラム又は巻取ウェブロール、又はその双方が、巻取ウェブロールの直径が 増すにつれて望みのニップ圧ロードを与えるべくニップ線に沿ってロードされる ことを可能にする。 ニップ圧の適用は、支持ドラムのロード制御との組合せによる巻取ウェブロー ルの位置制御によるか又は巻取ウェブロールのロード制御との組合せによる支持 ドラムの位置制御により行うことができる。位置制御においては、ウェブロール が巻取られる回転自在に支持されたリールスプールの位置が制御され、そして支 持ドラムが望みのニップロードを提供すべく実質的に垂直に追従される。 従って、本発明の目的は、巻取ウェブロールにウェブをリールするための改良 されたリール装置、及びリール方法を提供することである。 本発明の別の目的は、欠陥のない巻取ウェブロールを生産するための改良され たリール装置、及びリール方法を提供することである。 本発明の更に別の目的は、トルク、ニップ圧及びウェブ張力が巻取られるウェ ブロールに全リール工程中移転や中断なしに適用され制御され得る巻取ウェブロ ールを生産するための改良されたリール装置、及びリール方法を提供することで ある。 本発明の目的、特徴及び利点は、リール工程中いつもリールスプールが同じ高 さに維持される、移動するウェブをリールスプール上にリールする装置及び方法 を提供することである。 本発明の更に別の目的、特徴及び利点は、巻取ロールのリール工程中実質的に いつでも、巻取られるロールがロールの巾を横切って少くとも部分的に支持され る巻取ウェブロールをリールする装置及び方法を提供することである。 本発明の一特徴は、支持ドラムがニップロードを制御することにより固定され た巻取ウェブロールの位置制御を行うか、又は支持ドラム位置が制御されること により巻取ウェブロールのロード制御を行うかの選択にある。 本発明の利点は、大直径の高品質の巻取ロールを生産する装置及び方法を提供 することである。 本発明の他の目的、特徴及び利点は、好ましい実施例と添付図而とにより当業 界の熟練者に容易に明らかになろう。 〔図面の簡単な説明〕 図1は、リールスプールの貯留及び位置決め装置、及び支持ドラムの並進的搭 載を示す新リール装置の側面図である。 図2は、巻取られるウェブロールと、新しいリールスプールのその貯留位置へ の供給を示す新リール装置の側面図である。 図3は、巻取られるウェブロールが望みの直径になり次第、新しい巻取ウェブ ロールに入ってくるウェブを巻き始めるべく新しいリールスプールが支持ドラム とニップ係合する初期位置に移動された状態の新リール装置の側面図である。 図4は、ウェブの巻取を行う新しいリールスプールがレール上に支持され支持 ドラムとニップ係合しながら巻取位置に移動しつつある新リール装置の側面図で ある。 図5は、ウェブを巻取中のスプールがその巻取位置にある新リール装置の側面 図である。 図6は、並進的な動きを与えるべく旋回ピボット上に設けられた支持ドラムを 示す新リール装置の側面図である。 図7は、垂直面に対しある角度で並進的に動くべく設けられた支持ドラムを示 す新リール装置の側面図である。 図8は、連続するリールスプールが交互に一方端から駆動される方法を示す平 面略図である。 図9は、図8のA−A面に沿ったリールスプールの一方端での駆動装置と支持 ドラムを回転させる駆動装置とを示す端面図である。 図10は、工程サイクル中のリールスプール支持搬送具をガイドする旋回搬送ビ ームを示す平面略図である。 図11は、新リール装置と先行技術のポープ型リール装置とにおける巻取ウェブ ロールの直径の関数としてのニップ圧の比較を示すチャー卜である。 図12は、先行技術のいわゆるポープ型リール装置の側面図である。 〔発明を実施するための最良の形態〕 図1を参照し、符号10で示される本発明のリール装置は、複数のフレーム柱部 材16とレール支持ビーム17を含む、フレーム14上に設けられた水平に配され横方 向に間隔を有する平行な一対の支持レール12,12′を有する。これらのレール12 ,12′は図8の平面図にも示されている。リール装置の一方端には、複数の空リ ールスプール18a,18b,l8cがべアリング箱20,20′;21,21′;23,23′と共にレー ル上に支持されている。ベアリング箱は、リールスプールのレール上における水 平な並進的な動きを可能とすべくレール上を移動するが、静止している時は、リ ールスプールはべアリング箱内に支持されたまま回転することができる。 仮想線で示された一対のクレーンフック22,22′は、リール工程のために連続 的にリールスプールを提供する貯留位置であるリール装置の上流端へ新しいリー ルスプールをロードするため製紙工場で利用可能である。衝撃吸収装置24が各新 しいリールスプールをクレーンフックから受けとるべくリール装置の最終上流端 に設けられている。スプール挿入装置26は、空圧作動によるロッドのないジリン ダ28を含み、リールスプールを支持レールに沿って並進的に、横向きに送るべく 支持レールを支えるフレーム17上に設けられている。これは各スプールの端にあ る伸長シュラウド27を押すことで達成される。リールスプールを動かすこのよう な装置は業界で知られており、それ故更に説明は行わない。複数の空のリールス プールはかくして、支持レール上に縦列に水平に支持される。方向矢30の下流方 向の最後の空のリールスプール18aは、リールスプールの一方端における対応す るスプール搬送具32a,32a′内にベアリング箱20,20′と共に支持されている。 この説明において、リール装置は二つの実質的に同一の側面を有しておりかつ リールスプールはその両端が類似であるので、簡単のため装置の一側面のみが示 される。例えば、装置の一方側面における一方端でリールスプールを支持するス プール搬送具32,32′がある、という具合である。ダッシュ符号(′)は便 宜上、リールスプールの如き装置の一部分の相違する端部又は側部を区別するた めに使用され、アルファベット接尾語は便宜上、リールスプールの如き対応する 類似の部分の間の区別のために使用される。 符号34で示されるスプールガイド装置は、支持レール12,12′の上流近辺の貯 留位置のリールスプールの上方に機械を横切る支持ビーム36によって装置上に支 持されている。スプールガイド装置は、軸線40周りに旋回するスプール止め38を 含み、液圧シリンダ42により旋回される。スプール挿入装置と協力してこの装置 を動かすことにより、装置の一方側面の支持搬送具内に支持されたリールスプー ルは並進的水平的に貯留位置から初期位置へ送られ、その間スプール止めの末端 部は次のスプール18bが所望された時まで前進しないよう防止している。引続き より詳細に説明ずるが、空の搬送具に新しいリールスプールがロードされてしま うと、液圧シリンダ42は矢印44の示ず反時計方向にスプール止めを動かすべく 引込まれ、それにより新しいリールスプールが後に説明する方法で下から上方に 動く一対のスプール搬送具により受取られるように下流方向へ前進することがで きる。 スプールガイド装置には、新しいリールスブールにウェブ巻取を開始すべき時 がくると入ってくるウェブWを新しいリールスプールとの巻付け係合に誘導する ために使用されるウェブWの折返し装置46も設けられている。べアリング箱を含 むリールスプール自体;クレーン;スプールガイド装置;スプール止め;及びウ ェブ折返し装置は、本発明の要部を構成する部分ではなく、抄紙機械の従来のリ ール工程の説明のためにのみ記述したものである。 支持レール12,12′が設けられたフレームの下には、並進的に動き得る支持フ レーム50内に設けられた支持ドラム48がある。支持ドラム48の並進的な動きは、 矢52により示された実質的に垂直な方向の直線であるか又はわずかに曲線である こともできるが、また図6に示された如き旋回フレーム50aに設けられた支持ド ラムによる弧状移動路54に沿う実質的な垂直であることもある。あるいは、支持 ドラムの並進的な動きは、矢56の方向に角度をもって配設された支持フレーム50 b内に設けられた支持ドラムの回転軸線58を通る垂直面Pに対し角度φをもった 直線とすることもできる。矢56の方向にあるこの動きは、実質的に垂直であると 考えられる。これは図7に示されている。 図9により明白に示されているが、支持ドラム48は、モータ64により駆動され る支持ドラム駆動軸62により矢60(図1)の方向に回転駆動される。駆動軸は、 方向矢52で示される支持ドラムの並進的往復動を可能にするためはめ込み式のス プライン軸になっている。支持ドラムは、新しく始ったリールスプールと支持ド ラム間、又は巻取られるウェブロールと支持ドラム間、又はその双方において、 ニップがある間はいつでも回転自在に駆動される。 支持ドラムを矢52,54,56の方向に並進的に実質的に上下に垂直に動かすために 一対の液圧シリンダ68,70がフレーム50に設けられている。モータ64は、矢60の 方向に支持ドラムを回転させるべくトルクを与える。一つ又はそれ以上のロード セル72,72a,72′,72a′が装置の一方側面のべアリング箱74と対応するフレーム5 0との間に設けられている。液圧シリンダ68は支持ドラムのマクロの動きと力を 与え、液圧シリンダ70は支持ドラムと巻取ウェブロール間のニップ圧に対しミク ロの動きと調整を与える。 支持ドラム48のフレームの一方側の端部は、支持ドラムが並進的に動く時の垂 直アラインメントの維持を助けるため、図1に示すように交差軸53により機械的 に連結されている。 図10を参照すると、巻取ウェブロール8はリールスプール18上に巻取られ、最 初の対のスプール搬送具32,32′中のベアリング箱19,19′と共に横向きにガイド されている。新しいリールスプール18aは、第二の対のスプール搬送具32a,32a ′中に支持されたべアリング箱20,20′を有している。各スプール搬送具は、そ れぞれ内部又は外部の対の支持ガイドビーム78,78′;80,80′の内部ビーム及び 外部ビームの各々一つによって支持され、支持ガイドビームはレール支持ビーム に、その最下流端近辺においてロード検知ピン82,82′で旋回するように取付け られている。連続するリールスプール18,18aは、リール装置の一方側面で、当該 リール装置の側面における内部及び外部支持ガイドビーム上の搬送具中に支持さ れる対応端部を有する。他方の対応端部は、外部及び内部支持ガイドビーム上の 搬送具中に支持されている。このようにして、各リールスプールは外部支持ガイ ドビーム上で搬送具中に支持される一方端と内部支持ガイドビーム上で搬送具中 に支持される他方端とを有ずる。このように配置する理由は後述する。このよう にして、交互に対をなして連続的に配列された搬送具は、それぞれ対をなす支持 ビーム78,80′:80,78′上に滑り接触して並進的に支持されている。ガイドビ ーム78,80は通常、水平にレール12,12′と平行に延びている。しかしながら、完 成した巻取ウェブロールが一対のスプール搬送具から除かれてしまうと、これら のスプール搬送具を支持するガイドビームは、それぞれ各対の内部及び外部ビー ム78,78′及び80,80′の各ビームに取付けられた対の液圧シリンダ79,79′及び8 1,81′によって、図1の二点鎖線76,77で示された如く、下方に旋回される。 各対のガイドビームの−ガイドビーム78,80及び78′,80′はレール支持ビーム 17の一方側面でロードセル検知ピン82,82′によって旋回するように枢支されて いる。最初の対のスプール支持搬送具32,32′は、支持ガイドビーム78,80′上に 設けられ、別の対のスプール搬送具32a,32a′は、支持ガイドビーム80,78′上に 設けられている。二対のリニアアクチュエータ84,84′及び86,86′が支持ガイド ビームと共に連れ延びるように、ロード検知ピンの対応端部上方にアクチュエー タ搭載アーム88,88′及び90,90′と共に設けられている。リニアアクチュエータ は、その往復動する末端部92,92′及び94,94′が対応する支持ガイドビーム上に 摺動自在に設けられたスプール搬送具に連結されている。この配置は、巻取ウェ ブロールに対するニップ圧ロードの水平ロード成分を対応するロード検知ピンが 検知し、次いで巻取ウェフロールとそれを支持ガイドビーム上に並進的にガイド するスプール搬送具に対して水平ロードを指示する信号として与えることを可能 にする。 図8及び図9を参照すると、連続するリールスプールが、ガイドレールに沿っ て並進的に送られる間に回転駆動される方法が示されている。各リールスプール が並進して水平にガイドされるガイドレール12,12′と平行に並進的な動きをす るために間隔をおいた一対のレール98,98′及び100,100′上に別々の前方及び後 方モータ96,96′が設けられている。各モータは、モータ軸と同軸に延び、リー ルスプールの端部と係合し及び係合をはずれるべく往復動することができる継手 102,102′を有する。係合した時は、駆動モータはリールスプールがガイドレー ル12,12′に沿って並進して動く時リールスプールに始動速度とトルクを与える 。リールスプールが望みの直径を有ずる巻取ウェブロールに巻取られると、その 特定のリールスプールを駆動している駆動モータは、その継手のリールスプー ルとの係合をはずし、リール装置の他方側で駆動モータにより駆動されていない 次のリールスプールとの係合のため復動ずる。この往復動は矢104,106によって 示される。 図9に示された如く、支持ドラム48を回転駆動する駆動モータ64は往復動せず 、一方端においてユニバーサル継手108,110を有ずるスプラインされた駆動軸62 を使用し支持ドラムにトルクを与える一方、同時に支持ドラムが垂直又は垂直に 角度φを有する直線又は弧状移動路54において移動することを可能とする。 前記の装置の運転では、図1〜図5及び図10、並びに図6及び図7を参照する と、複数のリールスプール18a,18b,18cがリール装置の上流端のガイドレール12, 12′上のリール装置の貯留位置(図1及び図2)において回転可能に支持されて いる。2つのリールスプール18b,18cは、ガイドレール上に回転可能に支持され べアリング箱と共に貯留位置にある。リールスプール18aもベアリング箱20,20′ と共にガイドレール12,12′上に回転可能に支持されているが、そのベアリング 箱もまた外部及び内部ガイドビーム80,78′(図10)上で並進的な案内及び支持 のためにスプール搬送具32a,32a′(図1)に係合されている。 巻取ウェブロールが完了ずるか、搬送具に支持された新しいリールスプールが 移動してくるウェブの先端部を新しいリールスプールに巻付け始めようというい ずれかの時に、リールスプール挿入装置26は、図2の符号31で示される貯留 位置から図3の符号33により示される初期位置へ矢30の下流方向へ新しいリール スプールを移動させる。初期位置33は実際には、例えば約15cmの長さの短い距離 で延びており、上流部33aと下流部33bとがある。初期位置33の上流部33aでは 、新しいリールスプールは、支持ドラム48とはニップ係合していない。この位置 では、リールスプールは、リールスプールに回転速度とトルクを与える駆動モー タ96,96′と係合する。巻取られるウェブロールを支持する搬送具をガイドして いない対の支持ガイドビームは上方に移動され、それでその対の搬送具はリール スプールをレール上に支持したまま実質的に水平にガイドすべくリールスプール との係合に入る。 回転するリールスプール18aを支持する対の搬送具はそれから、リールスプー ルが図3に示された支持ドラムによってN1においてニップ係合される初期位置 のウェブ移送部33bへリールスプールを下流へ短い距離横向きに移動する。連続 運転におけるこの時に、ウェブはニップN1の上流で切断され、その移動するウ ェブの切断端がニップN1へガイドされる。折返し装置46は、ウェブの切断部を 新しいリールスプールに巻付けるようガイドすべく、リールスプールの周辺で下 流方向へ旋回すべく賦勢される。これは、巻取中のウェブロール8が望みの直径 に達した時に行われる。搬送具は、対応する対のアクチュエータ84,86′又は86, 84’によって移動される。 巻取ウェブロールの除去を行うため、対応する内部及び外部ガイドビーム78,8 0′上に摺動支持されスプール搬送具32,32′と結合された対の往復動するアクチ ュエータは、巻取ウェブロール8を支持ドラムとのニップN2からガイドレール1 2,12′上の図4において符号35で示されるブレーキ及び除去位置である下流方向 へ動かすようにガイドする。スプールガイド装置34内の液圧シリンダ42は、貯留 位置にある別のスプールがレール上を下流へ転がるのを防止するため、止め38を 引きよせている。 新しいスプールがウェブ移送位置33bで搬送具におかれ上記の如く図3に示さ れたN1において支持ドラム48とニップ係合すると、折返し装置46は、ニップN1 の上流で切断又は裂かれた入ってくるウェブを回転するスプールとの巻付け係合 にガイドするため、初期位置の下流部においてスプール18aの周辺部を下方へ旋 回すべく賦勢される。ほぼこの時点で、ただし、折返し装置がリールスプール18 a上に位置する直前又はわずか後に、所要の直径に達した巻取ウェブロール8は 、その特定の対のスプール搬送具に内部又は外部支持ガイドビーム上で結合され るリニアアクチュエータによってニップ線N2に沿うドラムとのニップ係合を離 れるよう、矢30の方向で下流側へ移動される。アクチュエータ84,86′又は86,84 ′は、かくして完成した巻取ウェブロールが支持ドラムとのニップ係合N2をは ずれ、その巻取位置から、停止しクレーンフック22,22′により持上げるなどに より除去されるリール装置の下流端におけるブレーキ及び除去位置へ水平に下流 に移動することを可能にする。巻取られるウェブロールがまだ巻取中に支持ドラ ムに働くニップN1の下方への力により、支持ドラムがそれに働く偏向力に抗す るN1の力で押下げられ又は低くさせられ、巻取ウェブロールを支持ドラムとの ニ ップ係合N2からはずす。 完成した巻取ウェブロールが支持ドラムとのニップ圧接触N2からはずれる時 、支持ドラム48は、入ってくるウェブが巻取られ始めた新しいリールスプール18 aが支持ドラムとのニップ圧接触を残す程度に、図4に示された矢52の下方に下 げられ、その間丁度完成した巻取ウェブロールをガイドしていない他方の対の支 持ガイドビーム上で作動するアクチュエータ84,86′又は86,84′が、初期位置に あるリールスプールが搭載されている対の搬送具32a,32a′を支持ドラムの回転 軸線58を通る垂直面の下流側において図5の符号41で示される巻取位置へ支持ド ラム表面の上方部分を通りガイドビーム88,78′上を横向きに送りガイドするべ く賦勢される。かくして、新しいリールスプールがニップN1で初期位置でのス タートを行い、それからニップN2での巻取位置に送られる間、新しいリールス プールが、支持レール12,12′に沿って水平に動き得るように、図1、図6及び 図7に示された実施例における並進的な下向きの移動路52,54,56のいずれかに沿 って下方に動く支持ドラムと常にニップ接触している。リールスプールがなおも 支持レール上に支持されている巻取位置において、新しくスタートした巻取ウェ ブロールは、それが巻取を続けている間、支持ドラムとのニップ圧接触N2を維 持する。 いつでも巻取ウェブロールは、その初期位置のウェブ移送部からその巻取位置 への移動の間はその初期位置から、また巻取ウェブロールが巻取位置にある間は その間中、支持ドラムとのニップ圧係合を維持している。この問中はまた、リー ル装置の前側又は後側のいずれかに連結された駆動モータは、巻込みウェブ張力 を制御すべくリールスプールに対するトルクを維持する。入ってくるウェブもま た、支持ドラム48のウェブ上流において張力を生み出ずトラベルオーバーロール 49によってウェブ張力を維持される。 新しくスタートしたリールスプール18aがその搬送具中でウェブ移送位置(図 3)から矢30の下流方向へ並進的に水平に動くにつれて、先にウェブ巻取工程を 始めるために下方に回転した折返し装置46は図4に示された如く上方へはずされ る。 図5において、巻取ウェブロールはニップN2に沿った支持ドラムとのニップ 係合を行いつつ、矢41で示された巻取位置において巻取紙を継続する。 図6を参照すると、支持ドラム48はそのべアリング箱74aをピン51を通るフレ ーム上に枢着されたピボットアーム50a上に設ける如くに枢着することもできる 。その実質的に垂直の並進的な動きはそれ故、二方向矢54で示される弧状移動路 に沿うものとなる。 図7を参照すると、支持ドラムフレーム50bは、支持ドラムの回転軸線58を通 る垂直面Pに対して角度φを有して実質的に垂直に追従する傾斜上に設けること もできる。 図1〜図4、図6及び図7に示されたすべての構成において、支持ドラムを所 要位置へ及びそこから動かす一次力は液圧シリンダ68であるが、支持ドラムが所 要の位置にある時の所要のニップ圧ロードの変化はより小さな液圧シリンダ70が 与える。 リールスプールの一方端にべアリング箱を支持している連続した対の搬送具は 、対応する交互の対の支持ビーム78,80′及び80,78′と摺動接触して支持されて いる。それ故、水平のレール12,12′上に垂直に支持された巻取ウェブロールが 、往復動する末端部92又は94で搬送具に取付けられ、搬送具を除去位置に滑らせ る対応する対のリニアアクチュエータ84,86の作動により巻取位置から除去位置 へ送られるにつれて、他方の対の支持ビーム78,80′又は80,78′は、その支持ビ ームをフレーム支持ブーム17に結合しているピボットピンを有するロード検知ピ ン82,82′周りに下向きに旋回される。これは、完成した巻取ウェブロールを支 持していない他方の対の搬送具がまさに完成したばかりの巻取ウェブロールを支 持する搬送具の下を通り初期位置の下へ上流に移ることを可能にする。新しいリ ールスプールはそれから、又は既にその前に、挿入装置26により、初期位置の上 流部33aの最近接部である第一の貯留部(即ち、図1のスプール18a)に送られ る。この時下方に旋回された対の支持ビームは、第一の貯留位置にある新しいリ ールスプールが他方の対の搬送具に受けとられ新しいウェブロールの巻取のため に初期位置の上流部33aに新しいリールスプールを送ることで始まる工程を始め るべく、上方に送られる。新しいリールスプールは、対応する対のアクチュエー タ84,86′、又は86,84′の作動によりニップN1を作るべく初期位置の下流部 33bへ送られる。移動する紙ウェブは、適当な手段(図示されていない)により 切断され、完成した巻取ウェブロールは支持レール12,12′上の除去位置から取 出される。 ニップN1は、ウェブ移送位置における新しいリールスプールと支持ドラム48 との間で創出される。先に作られた巻取ウェブロールと支持ドラム48間のニップ N2の所要の型式の制御に応じて、支持ドラムは新しいリールスプールとのニッ プN1の所要の位置を確立するため上げるか下げるかされる。ウェブ折返し装置4 6は、入ってくるウェブの先に切断された端部が新しいリールスプールとのニッ プN1における巻付け係合に入るように促すべく賦勢される。移動ウェブはニッ プN1が維持されている間に新しいリールスプールの巻付けを始めるので、支持 ドラム48を、所要の圧力でのニップN1に維持するため、それぞれ対応する図1 〜図5、又は図6又は図7に示された実施例に従って移動路52,54,56のいずれか に沿って垂直下方に動かすことができる。対応するアクチュエータ84,86′又は 86,84′の力もまた、ニップN1のロードに影響を与える。ニップN1は、支持ド ラムの回転軸線58を通る垂直面Pの上流にあり、ニップN2は垂直面Pの下流に ある。 巻取ロールの直径に基ずき予定されたある時点で、巻取ロールは初期位置から 巻取位置へ下流に送られる。その重量は支持ドラムに働く上向きの偏向力よりも 大きい。この巻取られるウェブロールの横向きの動きとその重量との組合せは、 支持ドラムを圧力シリンダの力に抗して押し下げることになり、それによってス タートしたばかりの巻取ウェブロールは支持ドラム表面の上部周辺部の上を通っ て上述の巻取位置41へ動くことができる。巻取ウェブロールはそれで、所要のニ ップ圧による支持ドラムとのニップ係合を維持される。 新しくスタートしたリールスプールがその初期位置から送られ又は送られ始め た時において、先に巻取られたばかりのウェブロールが対応するリニアアクチュ エータにより除去位置に送られ又は送られ始めた対の支持ビーム78,80′又は80, 78′は、巻取ウェブロールが除去された後に下向きに下げられ、巻取られた巻取 ウェブロールを支持していた搬送具は、対応する対のアクチュエータ84,86′又 は86,84′によって順に初期位置へ前送りされる。かくして、対応する支持ビー ムの内/外及び外/内の対の各々について一対が設けられた二対の搬送具が、巻 取ウェブロールに巻取られる連続する新しいリールスプールを受取るべく支持ビ ーム上を往復動するのが見られる。対の支持ビームは上方及び下方に交互に旋回 するので、それらが支持ずる対の搬送具は往復動の間交差することはない。搬送 具が下げられる時、それらが横向きにガイドしているリールスプールは、レール 上に支持されたままである。 巻取ウェブロールがそのウェブ移送及び巻取位置にある時の圧力ニップN1及 びN2は、支持ドラム及び搬送具を使用する三つの作動制御装置のいずれかによ り創出され制御されることかできる。これらは、位置制御、ロード制御、もしく は位置及びロード制御の組合せである。 巻取ウェブロール搬送具32,32′が位置制御され支持ドラムがロード制御され る構成では、一対の搬送具が巻取ウェブロールの機械方向のアラインメント、ぞ の水平位置及びニップ線N1及びN2の支持ドラム48に対する巻取角度、もしくは 角度位置を制御する。かかる角度位置は、図3に示された、支持ドラムの軸線58 を通る垂直面PとN1及び軸線58を通る直線との間の角度α1と垂直面PとN2 及び軸線58を通る直線との間の角度α2である。巻取ウェブロールの位置を制御 する好ましいアクチュエータは、電気サーボ/ステッパーモータと組合わされた 、リニアローラベアリングでガイドされる精密ボールスクリューである。これら の構成部分はすべてアクチュエータ84,84′及び86,86′によって略式で示されて いる。他の形式の搬送具アクチュエーション手段は、例えば、モータ駆動べルト 又はチェーン、液圧又は空圧シリンダ、及びそれらの類似物を含む。この構成に おいて、支持ドラム48はそれから、巻取ウェブロールと支持ドラム間のニップ圧 をニップ線N1とN2に沿って維持、調整するべくロード制御される。支持ドラム を作動させる好ましい方法は、液圧シリンダ68,70を用いるものである。他の形 の支持ドラム作動は、例えば、電気サーボ/スチッパーモータと組合わされたリ ニアローラベアリングでガイドされる精密ボールスクリュー、又は駆動ベルトも しくはチェーン、又はそれらの類似物を含む。ロードセル72,72′又は82,82′は 、例えばPLC5系の制御装置から得られるアレン・ブラドレー(Allen Bradley) 制御装置の如き制御装置が所要レベルのニップ圧を達成すべくシリンダ70,70′ に対する液圧を変化させるようにフィードバックを与える。これは好ましい形の 制御である。 支持ドラム48が位置制御され搬送具32,32′又は32a,32a′がロード制御される 構成では、一対の搬送具がニップ線N1又はN2のいずれかに沿うニップ圧のレベ ルを制御ずる。搬送具ロードを制御する好ましい作動装置は、上述のロード制御 に類似している。また上述の類似の方法で、ロードセル72,72′又は82,82′は、 例えばインドロマット(Indromat)CLM系の制御装置の如き実用のサーボコント ローラが例えぼ巻取ウェブロール支持搬送具を作動するボールスクリューに対す るトルク出力のレベルをニップ線N1及びN2に沿う望みのニップレベルを維持す るべく制御するようにフィードバックを与える。支持ドラムは、それからその位 置及びドラム配置を維持し、支持ドラム表面周りでニップ線N1及びN2の望みの 角度位置を与えるべく位置制御される。この構成において、支持ドラム48の好ま しい作動又は位置制御の方法は、シリンダ68,70の如き液圧によるものである。 考えられる他の作動方法は、例えば、電気サーボ/ステッパーモータと組合わさ れたリニアローラベアリングによりガイドされる精密ボールスクリュー、又はモ ータ駆動のベルトもしくはチェーン、又はその類似物を含む。 搬送具の位置制御では、協動する対のリニアアクチュエータ84,86′又は86,84 ′は、そのアクチュエータが搭載されている対応する支持ガイドビーム78,80′ 及び80,78′(この支持ビームはロード検知ピン82,82′周りに旋回するように設 けられている)がロードアクチュエータの往復動する又は可動の端部92,92′又 は94,94′にある搬送具(この搬送具の中に巻取られるウェブロールのリールス プールを支持するベアリング箱か支持されている)を水平に配列された支持レー ル12,12′に沿う横方向の固定位置を維持するように、支持レールに沿って搬送 具と巻取ウェブロールの横位置を制御すべく連続的に位置決めされる。ニップN1 でリールスプールを支持する支持ドラム、及び/又は搬送具のロードは、それ からニップN1及びN2を制御ずる。かくして、ニップN2の場合には、アクチュ エータは、ロールと支持ドラム間の望みの巻取角度関係を維持するため連続的に 位置が再調整されると共にその長さは漸次減少される。支持ドラム上のロードは 、ロードピン82の如き計測装置から受ける信号に応じて増加される。この方 法で、ニップN2は、巻取ウェブロール直径の増加に応じて制御され、支持レー ルに沿うその横向きの位置は連続的に位置調整される。 類似の方法により、ニップN1も、ウェブ移送位置にあるリールスプールをニ ップN1で支持する搬送具を連続的に位置決めし、支持ドラムシリンダ70の液圧 を制御することにより制御することができる。 ニップN2は、水平及び垂直成分からなる。ロード検知ピンからの信号は、ニ ップN2の水平成分の関数であり、例えば、アレン・ブラドレ−PLC5系の比例積 分微分制御装置(proportional integral differential controller)の如き制 御装置113に配線112,112′を経由して送られ、ここから更に液圧シリンダ68,70 の一方又は双方に対し、巻取ウェブロール8の直径の関数としてのニップN2を 、増加であれ減少であれ、維持するよう、支持ドラムを移動路52,54,56のいずれ かに沿って並進的に実質的に垂直に動かすべく、配線114,116を経由して信号を 送る。普通、リニアアクチュエータ84,86′又は86,84′は、ウェブロールが巻取 られているリールスプールの横方向の位置を時々刻又はその増分に応じて一定に 維持しているので、ニップN2を同一又はより低い強さに維持するためには支持 ドラムの徐々に下に向う並進的な動きを必要とする。逆に、巻取ウェブロールの 横方向位置が一定に維持され、巻取られるウェブロールの直径が増加しつつある 時は、増分時期の間ニップ圧N2を上げるためには支持ドラムの実質的に垂直な 位置を維持するか押上げるかすることができよう。 ある場合には、支持ドラムのフレーム50,50a,50bの動きをロックして支持ドラ ム48の垂直位置を固定してウェブロールを巻取ることが望ましいこともある。こ のロックは、機械的に又は圧力シリンダ68,70に液圧流体の一定量を維持するこ とで実施できる。リニアアクチュエータ84,86′又は86,84′は必要に応じ、固定 された支持ドラム48とのニップN2を制御するため水平に上流方向に巻取ウェブ ロールを送るべく賦勢される。ニップN2の所要垂直成分はかくして、支持ドラ ムを支持するベアリング箱74,74′及びそのそれぞれのフレーム50,50a,50bを介 して、ロードセル72,72a又は代りに、ロードピン82,82′によって計測される。 ロードセルで発せられる信号はそれから、配線120,120′を経由し、又は代わり に、もしアクチュエータ84,86の制御を望む場合には、その場合に制御装置118 に連絡される配線112,112′を経由して制御装置118に送られる。制御装置118は 、例えばアレン・ブラドレ−PLC5系の比例積分微分制御装置で、同制御装置は、 巻取ウェブロールの直径の関数等として所望に応じてニップN2を増し又は減少 して維持するよう巻取ウェブロールを横向きに支持する搬送具に対する力をそれ ぞれ増し又は減じるべく、対応ずるリニアアクチュエータ84,86′又は86,84′に 配線125,125′及び126,126′を経由して順に信号を送る。 位置制御及びロード制御構成は、それぞれロード検知ピン82,82′及びロード セル72,72aからの信号を使用したが、本発明の範囲内においていずれの制御構成 もニップN2を制御する他のロード検知計測手段からの信号を利用することがで きる。信号配線は、勿論、使用する制御装置に応じて再配置されるであろう。か くして、位置制御構成では、巻取ウェブロールの位置は固定され、ニップN2の 水平成分は巻取ウェブロールの直径の如きある望みのパラメータによって計測さ れ変化させられる。ロード制御構成では、支持ドラムの位置は固定され、巻取ウ ェブロールに抗する力はニップN2に合わせて変えられる。位置制御構成ではそ れ故、ニップN2の水平成分はニップロードを制御するべく計測される。ニップ N2を制御するために単独又は他のパラメータと組合わせて使用される他のパラ メータは、例えば、ウェブの巻取張力、リールスプールに適用されるトルク、紙 の等級、及びウェブ層間の摩擦係数である。 組合せ制御では、対のリニアアクチュエータ84,86′又は86,84′は巻取ウェブ ロールと支持ドラム間の望みの巻取角度関係を与えるべく制御され、液圧シリン ダ68,70は巻取ウェブロールに抗するニップ線N1及びN2に沿うニップ力を制御 するよう支持ドラムを実質的に垂直に並進的に上下に動かすべく制御される。こ れらの成分の制御は、例えば、巻取ウェブロールの回転軸線25を通る平面Aにお けるニップN2の位置を巻取ウェブロールの回転軸線25を通る平面Aと交差する 水平面Aから下方に特定の角度位置に維持するよう制御装置113,118を配線124を 経由して結合することにより統合される。この角度はβで示されている。組合せ 制御は、好ましい制御構成であり、ニップN2の位置が角度βで無限に調整可能 であるのみならず、ニップN2の大きさも、巻取ウェブロール直径の関数の如く 、望み通りに制御される。 従って、組合せ制御では、巻取ウェブロールの位置は、一定の巻取角度βが望 まれる場合巻取ウェブロールの直径が増すにつれて支持レール12,12′に沿って 下流方向にゆるやかに移動することが可能となる。同時に、支持ドラムの位置は 、巻取ウェブロールの直径が増すにつれて並進的に実質的に垂直に下方に動くこ とが可能となる。巻取ウェブロール又は支持ドラムの動きの率は、例えば、巻取 ウェブロールの直径とその特定の直径において望まれるニップ圧N2の双方の関 数である。しかしこのような動きは、例えば、望みの角度β、又は巻取ウェブロ ール直径、角度β及びニップN2の組合せの関数でもあり得る。 図11を参照すると、ロール直径の関数としての支持ドラムに抗する巻取ウェブ ロールのニップロードは、先行技術のポープ型リール装置については曲線128に より示されており、本発明のリール装置により製造された巻取ウェブロールにつ いては曲線130で示されている。容易に理解されるように、先行技術のポープ型 リール装置の初期ニップロードは、始めが129で非常に高く激しく、それから時 々刻々に比較的低いレベルの131に急激に滅少し、その後初期ロードのほぼ半分 に急激に増加して132に短時間維持され、それから比較的低いレベルに減少して そこで次第に最終の低いレベルに減少する。ニップロードは激変的であり、巻取 ウェブロールの巻取張力の変化の原因となる。 対照的に、本発明のリール装置で巻取られるウェブロールのニップロードは、 当初、ポープ型リール装置で生産されたニップの初期強さの約20%である134の レベルにある。ニップレベルはそれから非常に徐々に滑らかに減少し最終の低い レベルになる。 図12を参照し、そこに示された先行技術のポープ型リール装置は、始めに新し いリールスプールを受けとりそれを支持ドラム137とのニップ係合にもたらす一 対の一次アーム136を有する。その後、ウェブがニップの間を通りリールスプー ルに巻付き、入ってくるウェブを巻取るリールスプールは支持ドラム137とニッ プ係合したままその表面上を下方に送られ水平のレール140,140′上に貯留され る。この点で、二次アーム138,138′がリールスプールと係合し、巻取ウェブロ ールが直径を増していく間支持ドラムとのニップ係合を保持する。 あらゆる型のリール装置に共通の巻取ウェブロールや空のリールスブールとい った他の部材は対応する200シリーズの符号で示される。こうして、ポープ型リ ール装置の巻取ウェブロールは208で示される。 かくして、上述の目的を達成し、上述の特徴と利点を提供する改良されたウェ ブリール装置が開示され説明された。当然ながら、方法及び装置の修正は、本発 明を表現する請求の範囲の精神と範囲を逸脱することなく当業界の熟練者には実 現可能である。 例えば、巻取ウェブロールは次の新しいリールスプールが初期位置でスタート を始めた後、巻取位置から除去されると説明されたが、巻取ウェブロールは、ス タートした新しいリールスプールが支持ドラムとのニップ係合にもたらされる少 し前、同時、又は少し後に巻取位置から除去し得るようにすることもできる。 また、搬送具支持ビームは、装置の下流端近辺に旋回するように設けられてい ると説明されたが、搬送具支持ビームをその上流部近辺、又は装置の貯留端に枢 着しても、同じ原理で運転することも可能であるのは明らかである。 本発明の概念の範囲内に入ると考えられる別の面は、好ましい実施例では、新 しいリールスプールが初期位置より上流の部分において搬送具と係合する貯留位 置の最後の位置から下流方向に送られる旨説明されているが、明らかに、初期位 置の上流部に貯留位置における最終位置を設けることができよう。必要なことは 、新しいリールスプールが駆動モータがリールスプールと係合する時搬送具に支 持ざれるべく利用可能であり、また、リールスプールは貯留場所において他のリ ールスプールから干渉されることなく回転し運転速度へもたらされるべく自由に なっていることである。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年5月1日 【補正内容】 及びカーボンレス・コピー紙の損傷を防止するために必要とされる低いニップ圧 は、巻取られるウェブロールを駆動するために十分な摩擦力を与えない。 WO 93/06033号公報は、本発明の先行技術の情況を示す典型例である。この公 報に記載された装置は、巻取ウェブロールの巻取中相互にニップ係合を保持され る被駆動ドラム(4)と被駆動リールドラム(7)を含む。しかし、新しいリール ドラムは、初めその上部周辺表面の部分で被駆動ドラム(4)との係合に導かれ 、それから水平レールによって支持されるべく下方に回転される。被駆動ドラム (4)は、リールドラム(7)に対して並進的に動かず、またリールドラムは被駆 動ドラムが接触のニップ線に沿ってリールドラムに連続的に係合したまゝ並進的 に実質的に水平に動く間は、水平に動がない。 〔発明の開示〕 本発明は、現行の先行技術型のリール装置について説明された上記の不具合を 解消する。本発明では、巻取られて巻取ウェブロールとなる空のリールスプール は縦列に貯えられ、巻取られてウェブロールとなるリールが支持されるのと同じ 支持レール上に一列に並べられている。かくして、空のリールスプールは、巻取 ウェブロールをリールする時にリール装置内の支持位置と対比して異る高さから 貯えたり、回収したり、送ったり、位置決めしたりする必要がない。 巻取られるリールスプールは、リール工程中いつでも間隔をおいて水平に延び る一対の支持レール上に水平に支持されている。これらの同じ支持レールが、紙 のようなウェブ材料を後続のロールに巻取るべく新しいリールスプールの供給を 支持する。リール工程中、支持ドラムは巻取ウェブロールと下から係合し、ぞれ が部分的に巻取ウェブロールの重量を支持することにより、リールスプール又は コア近くの紙にかかる圧力を40%も減少させる。 支持ドラムは、ウェブがリールスプール上に巻取られて巻取ロールとなる時に ウェブと係合すべく実質的に垂直な並進的な動きをするように設けられている。 入ってくるウェブは支持ドラムの上流でそのウェブ張力を制御され、それから支 持ドラム表面の弧状部分上にもたらされ、支持ドラムと巻取ウェブロール間の接 触の圧力ニップ線の間で巻取られるロールに巻付けられる。 巻取ロール軸線を通る水平面から下方に測られる巻取ウェブロールと支持ドラ ム間の支持の角度は、望みに応じて可変である。これは、ウェブ形成が増して巻 取ロールが変形するにつれて、より均一なニップ圧形状を形成することを可能に する。 巻取工程の始めに、新しいリールスプールはその初期位置の上流部において支 持レール上に回転自在に支持されている。リールスプールを速度に合わせるべく トルクが適用される。予定されたある点において、リールスプールは支持ドラム とのニップ係合に入るその初期位置より下流部へ短い距離移動される。これによ りドラムは、完成ロールと支持ドラム間のニップ係合をはずれて、その上方に偏 方向矢52で示される支持ドラムの並進的往復動を可能にするためはめ込み式のス プライン軸になっている。支持ドラムは、新しく始ったリールスプールと支持ド ラム間、又は巻取られるウェブロ−ルと支持ドラム間、又はその双方において、 ニップがある間はいつでも回転自在に駆動される。 支持ドラムを矢52,54,56の方向に並進的に実質的に上下に垂直に動かすために 一対の液圧シリンダ68,70がフレーム50に設けられている。モータ64は、矢60の 方向に支持ドラムを回転させるべくトルクを与える。一つ又はそれ以上のロード セル72,72a,72′,72a′が装置の一方側面のベアリング箱74と対応するフレーム5 0との間に設けられている。液圧シリンダ68は支持ドラムのマクロの動きと力を 与え、液圧シリンダ70は支持ドラムと巻取ウェブロール間のニップ圧に対しミク ロの動きと調整を与える。 支持ドラム48のフレームの一方側の端部は、支持ドラムが並進的に動く時の垂 直アラインメントの維持を助けるため、図1に示すように交差軸58により機械的 に連結されている。 図10を参照すると、巻取ウェブロール8はリールスプール18上に巻取られ、最 初の対のスプール搬送具32,32′中のベアリング箱19,19′と共に横向きにガイド されている。新しいリールスプール18aは、第二の対のスプール搬送具32a,32a′ 中に支持されたベアリング箱20,20′を有している。各スプール搬送具は、それ ぞれ内部又は外部の対の支持ガイドビーム78,78′;80,80′の内部ビーム及び外 部ビームの各々一つによって支持され、支持ガイドビームはレール支持ヒームに 、その最下流端近辺においてロード検知ピン82,82′で旋回するように取付けら れている。連続するリールスプール18,18aは、リール装置の一方側面で、当該リ ール装置の側面における内部及び外部支持ガイドビーム上の搬送具中に支持され る対応端部を有する。他方の対応端部は、外部及び内部支持ガイドビーム上の搬 送具中に支持されている。このようにして、各リールスプールは外部支持ガイド ビーム上で搬送具中に支持される一方端と内部支持ガイドビーム上で搬送具中に 支持される他方端とを有する。このように配置する理由は後述する。このように して、交互に対をなして連続的に配列された搬送具は、それぞれ対をなす支持ビ ーム78,80′;80,78′上に滑り接触して並進的に支持されている。ガイドビ ーム78,80は通常、水平にレール12,12′と平行に延びている。しかしながら、完 成した巻取ウェブロールがー対のスプール搬送具から除かれてしまうと、これら のスプール搬送具を支持するガイドビームは、それぞれ各対の内部及び外部ビー ム78,78′及び80,80′の各ビームに取付けられた対の液圧シリンダ79,79′及び8 1,81′によって、図1の二点鎖線76,77で示された如く、下方に旋回される。 各対のガイドビームの一ガイドビーム78,80及び78',80′はレール支持ビーム1 7の一方側面でロードセル検知ピン82,82′によって旋回するように枢支されてい る。最初の対のスプール支持搬送具32,32′は、支持ガイドビーム78,80′上に設 けられ、別の対のスプール搬送具32a,32a′は、支持ガイドビーム80,78′上に設 けられている。二対のリニアアクチュエータ84,84′及び86,86’が支持ガイドビ ームと共に連れ延びるように、それぞれ内部及び外部支持ビーム78,78′及び80, 80′に対して設けられている。リニアアクチュエータは、その往復動する末端部 92,92′及び94,94′が対応する支持ガイドビーム上に摺動自在に設けられたスプ ール搬送具に連結されている。この配置は、巻取ウェブロールに対するニップ圧 ロードの水平ロード成分を対応するロード検知ピンが検知し、次いで巻取ウェブ ロールとそれを支持ガイドビーム上に並進的にガイドするスプール搬送具に対し て水平ロードを指示する信号として与えることを可能にする。 図8及び図9を参照すると、連続するリールスプールが、ガイドレールに沿っ て並進的に送られる間に回転駆動される方法が示されている。各リールスプール が並進して水平にガイドされるガイドレール12,12′と平行に並進的な動きをす るために間隔をおいた一対のレール98,98′及び100,100′上に別々の前方及び後 方モータ96,96′が設けられている。各モータは、モータ軸と同軸に延び、リー ルスプールの端部と係合し及び係合をはずれるべく往復動することができる継手 102,102′を有する。係合した時は、駆動モータはリールスプールがガイドレー ル12,12′に沿って並進して動く時リールスプールに始動速度とトルクを与える 。リールスプールが望みの直径を有する巻取ウェブロールに巻取られると、その 特定のリールスプールを駆動している駆動モータは、その継手のリールスプール との係合をはずし、リール装置の他方側で駆動モータにより駆動されていない 次のリールスプールとの係合のため復動する。この往復動は矢104,106によって 示される。 図9に示された如く、支持ドラム48を回転駆動する駆動モータ64は往復動せず 、一方端においてユニバーサル継手108,110を有するスプラインされた駆動軸62 を使用し支持ドラムにトルクを与える一方、同時に支持ドラムが垂直又は垂直に 角度φを有する直線又は弧状移動路54において移動することを可能とする。 前記の装置の運転では、図1〜図5及び図10、並びに図6及び図7を参照する と、複数のリールスプール18a,18b,18cがリール装置の上流端のガイドレール12, 12′上のリール装置の貯留位置(図1及び図2)において回転可能に支持されて いる。2つのリールスプール18b,18cは、ガイドレール上に回転可能に支持され ベアリング箱と共に貯留位置にある。リールスプール18aもベアリング箱20,20 ′と共にガイドレール12,12′上に回転可能に支持されているが、そのベアリン グ箱もまた外部及び内部ガイドビーム80,78′(図10)上で並進的な案内及び支 持のためにスプール搬送具32a,32a′(図1)に係合されている。 巻取ウェブロールが完了するか、搬送具に支持された新しいリールスプールが 移動してくるウェブの先端部を新しいリールスプールに巻付け始めようというい ずれかの時に、リールスプール挿入装置26は、図2の符号31で示される貯留位置 から図3の符号33により示される初期位置へ矢30の下流方向へ新しいリールスプ ールを移動させる。初期位置33は実際には、例えば約15cmの長さの短い距離で延 びており、上流部33aと下流部33bとがある。初期位置33の上流部33aでは、新 しいリールスプールは、支持ドラム48とはニップ係合していない。この位置では 、リールスプールは、リールスプールに回転速度とトルクを与える駆動モータ96 ,96′と係合する。巻取られるウェブロールを支持する搬送具をガイドしていな い対の支持ガイドビームは上方に移動され、それでその対の搬送具はリールスプ ールをレール上に支持したまま実質的に水平にガイドすべくリールスプールとの 係合に入る。 回転するリールスプール18aを支持する対の搬送具はそれから、リールスプー ルが図3に示された回転駆動される支持ドラムによってN1においてニップ係合 される初期位置のウェブ移送部33bへリールスプールを下流へ短い距離横向きに 移動する。連続運転におけるこの時に、ウェブはニップN1の上流で切断され、 その移動するウェブの切断端がニップN1へガイドされる。折返し装置46は、ウ ェブの切断部を新しいリールスプールに巻付けるようガイドすべく、リールスプ ールの周辺で下流方向へ旋回すべく賦勢される。これは、巻取中のウェブロール 8が望みの直径に達した時に行われる。搬送具は、対応する対のアクチュエータ 84,86′又は86,84′によって移動される。 巻取ウェブロールの除去を行うため、対応する内部及び外部ガイドビーム78,8 0′上に摺動支持されスプール搬送具32,32′と結合された対の往復動するアクチ ュエータは、巻取ウェブロール8を回転駆動される支持ドラムとのニップN2か らガイドレール12,12′上の図4において符号35で示されるブレーキ及び除去位 置である下流方向へ動かすようにガイドする。スプールガイド装置34内の液圧シ リンダ42は、貯留位置にある別のスプールがレール上を下流へ転がるのを防止す るため、止め38を引きよせている。 新しいスプールがウェブ移送位置33bで搬送具におかれ上記の如く図3に示さ れたN1において支持ドラム48とニップ係合すると、折返し装置46は、ニップN1 の上流で切断又は裂かれた入ってくるウェブを回転するスプールとの巻付け係合 にガイドするため、初期位置の下流部においてスプール18aの周辺部を下方へ旋 回すべく賦勢される。ほぼこの時点で、ただし、折返し装置がリールスプール18 a上に位置する直前又はわずか後に、所要の直径に達した巻取ウェブロール8は 、その特定の対のスプール搬送具に内部又は外部支持ガイドビーム上で結合され るリニアアクチュエータによってニッブ線N2に沿うドラムとのニップ係合を離 れるよう、矢30の方向で下流側へ移動される。アクチュエータ84,86′又は86,84 ′は、かくして完成した巻取ウェブロールが支持ドラムとのニップ係合N2をは ずれ、その巻取位置から、停止しクレーンフック22,22′により持上げるなどに より除去されるリール装置の下流端におけるブレーキ及び除去位置へ水平に下流 に移動することを可能にする。巻取られるウェブロールがまだ巻取中に支持ドラ ムに働くニップN1の下方への力により、支持ドラムがそれに働く偏向力に抗す るN1の力で押下げられ又は低くさせられ、巻取ウェブロールを支持ドラムとの ニップ係合N2からはずす。 完成した巻取ウェブロールが支持ドラムとのニップ圧接触N2からはずれる時 、支持ドラム48は、入ってくるウェブが巻取られ始めた新しいリールスプール18 aが支持ドラムとのニップ圧接触を残す程度に、図4に示された矢52の下方に下 げられ、その間丁度完成した巻取ウェブロールをガイドしていない他方の対の支 持ガイドビーム上で作動するアクチュエータ84,86′又は86,84′が、初期位置に あるリールスプールが搭載されている対の搬送具32a,32a′を支持ドラムの回転 軸線58を通る垂直面の下流側において図5の符号41で示される巻取位置へ支持ド ラム表面の上方部分を通りガイドビーム88,78′上を横向きに送りガイドするべ く賦勢される。かくして、新しいリールスプールがニップN1で初期位置でのス タートを行い、それからニップN2での巻取位置に送られる間、新しいリールス プールが、支持レール12,12′に沿って水平に下流へ動き得るように、図1、図 6及び図7に示された実施例における並進的な下向きの移動路52,54,56のいずれ かに沿って下方に動く支持ドラムと常にニップ接触している。リールスプールが なおも支持レール上に支持されている巻取位置において、新しくスタートした巻 取ウェブロールは、それが巻取を続けている間、支持ドラムとのニップ圧接触N2 を維持する。 いつでも巻取ウェブロールは、その初期位置のウェブ移送部からその巻取位置 への移動の間はその初期位置から、また巻取ウェブロールが巻取位置にある間は その間中、支持ドラムとのニップ圧係合を維持している。この間中はまた、リー ル装置の前側又は後側のいずれかに連結された駆動モータは、巻込みウェブ張力 を制御すべくリールスプールに対するトルクを維持する。入ってくるウェブもま た、支持ドラム48のウェブ上流において張力を生み出すトラベルオーバーロール 49によってウェブ張力を維持される。 新しくスタートしたリールスプール18aがその搬送具中でウェブ移送位置(図 3)から矢30の下流方向へ並進的に水平に動くにつれて、先にウェブ巻取工程を 始めるために下方に回転した折返し装置46は図4に示された如く上方へはずされ る。 図5において、巻取ウェブロールはニッブN2に沿った支持ドラムとのニップ ムの内/外及び外/内の対の各々について一対が設けられた二対の搬送具が、巻 取ウェブロールに巻取られる連続する新しいリールスプールを受取るべく支持ビ ーム上を往復動するのが見られる。対の支持ビームは上方及び下方に交互に旋回 するので、それらが支持する対の搬送具は往復動の間交差することはない。搬送 具が下げられる時、それらが横向きにガイドしているリールスプールは、レール 上に支持されたままである。 巻取ウェブロールがそのウェブ移送及び巻取位置にある時の圧力ニップN1及 びN2は、支持ドラム及び搬送具を使用する三つの作動制御装置のいずれかによ り創出され制御されることができる。これらは、位置制御、ロード制御、もしく は位置及びロード制御の組合せである。 巻取ウェブロール搬送具32,32′が位置制御され支持ドラムがロード制御され る構成では、一対の搬送具が巻取ウェブロールの機械方向のアラインメントその 水平位置及びニップ線N1及びN2の支持ドラム48に対する巻取角度、もしくは角 度位置を制御する。かかる角度位置は、図3に示された、支持ドラムの軸線58を 通る垂直面PとN1及び軸線58を通る直線との間の角度a1と垂直面pとN2及び 軸線58を通る直線との間の角度a2である。巻取ウェブロールの位置を制御する 好ましいアクチュエータは、電気サーボ/ステッパーモータと組合わされた、リ ニアローラベアリングでガイドされる精密ボールスクリューである。これらの構 成部分はすべてアクチュエータ84,84′及び86,86′によって略式で示されている 。他の形式の搬送具アクチュエーション手段は、例えば、モータ駆動ベルト又は チェーン、液圧又は空圧シリンダ、及びそれらの類似物を含む。この構成におい て、支持ドラム48はそれから、巻取ウェブロールと支持ドラム間のニップ圧をニ ップ線N1とN2に沿って維持、調整するべくロード制御される。支持ドラムを作 動させる好ましい方法は、液圧ンリンダ68,70を用いるものである。他の形の支 持ドラム作動は、例えば、、電気サーボ/ステッパーモータと組合わされたリニ アローラベアリングでガイドされる精密ボールスクリュー、又は駆動ベルトもし くはチェーン、又はそれらの類似物を含む。ロードセル72,72′又は82,82′は、 例えばPLC5系の制御装置から得られるアレン・ブラドレー(Allen Bradley)制 御装置の如き制御装置が所要レベルのニップ圧を達成すべくシリンダ70,70′ 請求の範囲(補正) 1.回転可能に支持された(12,12′)3リールスプール(18)を初期位置(3 3)に送り;回転軸線(25)を有するリールスプール(18)を初期位置(33)に おいて回転可能に支持し;リールスプール(18)を回転させ駆動するべく初期位 置にあるリールスプールにトルクを適用し;ウェブを巻取ウェブロール(8)に 巻取り始めるべく移動するウェブ(W)を初期位置にあるリールスプールにもた らす;工程を含む移動するウェブを巻取ウェブロールにリールする方法において ; 初期位置にあるリールスプールを、実質的に垂直に並進的に可動の回転駆動さ れる支持ドラム(48)とその間の接触ニップ圧線(N1)に沿って係合させ; 巻取られるウェブロール(8)を、初期位置のニップ係合(N1)から巻取位置 のニップ係合(N2)へのウェブロールの移動の間連続的に回転可能に支持し(12 ,12′)かつ、回転駆動される支持ドラム(48)とのニップ係合を維持したまゝ 、初期位置(33)から巻取位置(41)へ実質的に水平に送り; リールスプール(18)上のトルクと支持ドラム(48)及び巻取位置(41)にあ る巻取ウェブロール(8)間のニップ圧(N2)とを、巻取ウェブロールが予定の 直径に達するまで所要の水準に維持する; 工程より成ることを特徴とする移動するウェブを巻取ウェブロールにリールす る方法。 2.支持ドラム(48)が、巻取ウェブロールの回転軸線(25)を通る水平面( H)下の点でニップ圧線(N1,N2)において巻取ウェブロール(8)と係合する請 求の範囲1に記載された移動するウェブを巻取ウェブロールにリールする方法。 3.リールスプール(18)の初期位置(33)が支持ドラム(48)の回転軸線( 58)を通る垂直面(P)の上流にある請求の範囲1に記載された移動するウェブ を巻取ウェブロールにリールする方法。 4.支持ドラム(48)が支持ドラム(48)の回転軸線(58)を通る垂直面(P )の下流においてニップ圧線(N2)に沿って巻取位置にある巻取ウェブロール( 8)と係合する請求の範囲1に記載された移動するウェブを巻取ウェブロールに リールする方法。 5.支持ドラム(48)がリールスプール(18)又は巻取ウェブロール(8)と 、その 間の接触のニップ線に沿って係合すべく並進的に実質的に垂直に動く請求の範囲 1に記載された移動するウェブを巻取ウェブロールにリールする方法。 6.支持ドラム(48)が巻取ウェブロール(8)と、その間のニップ圧線に沿 って係合するべく弧状移動路(54)に沿って実質的に垂直に動く請求の範囲1に 記載された移動するウェブを巻取ウェブロールにリールする方法。 7.トルクがリール工程中支持ドラム(48)上に維持される請求の範囲1に記 載された移動するウェブを巻取ウェブロールにリールする方法。 8.巻取ウェブロール(8)が巻取位置(41)に送られ接触のニップ圧線に沿 って支持ドラム(48)と係合した後、水平支持体(12)に沿って巻取ウェブロー ル(8)位置を制御し; 巻取ウェブロール(8)がリール工程中に直径を増すのに応じて所要のニップ 圧を与えるべく、支持ドラム(48)を実質的に垂直に動かし巻取ウェブロールに 支持ドラムを押当てる; 更なる工程を含む請求の範囲1に記載された移動するウェブを巻取ウェブロー ルにリールする方法。 9.支持ドラム(48)が巻取ウェブロール(8)と接触のニップ圧線(N2)に 沿って係合した後固定位置において支持ドラムを維持し; 巻取ウェブロール(8)がリール工程中直径を増し並進的に実質的に水平に動 くのに応じて所要のニップ圧(N2)を与えるべく、巻取位置(41)にある巻取ウ ェブロールを支持ドラム(48)に抗して動かし支持ドラムに巻取ウェブロールを 押当てる; 工程を更に含む請求の範囲1に記載された移動するウェブを巻取ウェブロール にリールする方法。 10.巻取られるウェブロール(W)がその巻取位置(41)において支持ドラム (48)とのニップ圧係合(N2)を維持され; 巻取ウェブロール(8)が、回転自在に支持されている(20,20′)間に、選択 的に、実質的に水平に並進的に(12,12′)可動であり; 支持ドラム(48)が選択的に、実質的に垂直に(52,54,56)並進的に可動であ り; 巻取ウェブロール(8)又は支持ドラム(48)の一方又は双方を、それらがリ ール工程中いつでも巻取ウェブロール(8)回転軸線(25)を通る水平面(H)か ら所要の 圧力ニップ線の角度(β)と所要のニップ圧(N2)を与えるように動かすような 方法で巻取ウェブロールと支持ドラムの動きが統合されて制御される; 請求の範囲1に記載された移動するウェブを巻取ウェブロールにリールする方 法。 11.ニップ圧ロードを望みに応じて変えるべくニップ圧ロード(N1,N2)を計 測し対応して支持ドラム(48)又は巻取ウェブロール(8)の一方に連絡するロ ーディング力を調整する; 工程を更に含む請求の範囲1に記載された移動するウェブを巻取ウェブロール にリールする方法。 12.1以上のリールスプールが前記初期位置(33)にあるリールスプール(18 )と実質的に同じ水平面(H)上の貯留位置(31)に水平に支持されるように、 1以上の追加的なリールスプールを前記初期位置(33)にあるリールスプール( 18)の上流で実質的に縦列に支持するリールスプール支持手段(12)を設け; 前記初期位置(33)から進行するリールスプールの動きに応じて、貯留位置( 31)にある前記1以上の追加的なリールスプールから一つの新しいリールスプー ルに選択的に係合し前記初期位置(33)に位置決めする; 工程を更に含む請求の範囲1に記載された移動するウェブを巻取ウェブロール にリールする方法。 13.並進する第一及び第二リールスプール(18,18a)を対応支持し、第一リー ルスプール支持手段(32,32′)は第一リールスプール(18)をその巻取位置(4 1)において支持し、第二手段(32a,32a′)は第二リールスプール(18a)とそ の初期位置(33)における回転のため係合動作の用意ができた、第一及び第二リ ールスプール搬送手段(32,32′;32a,32a′)を設け; 巻取られるウェブロールが所要の直径に達した時に、第一リールスプール搬送 手段(32,32′)を巻取ロール除去位置(35)に送り; 入ってくるウェブが第二リールスプール上に巻取られ始め、巻取ウェブロール (8)が所要の直径に巻上がった時に、第二リールスプール搬送手段(32a,32a′ )をその初期位置から巻取位置に送る; 工程を更に含む請求の範囲1に記載された移動するウェブを巻取ウェブロール にリールする方法。 14.初期位置(33)が、リールスプールを回転させ駆動するトルクを適用する 上流部(33a)とリールスプールをニップ(N1)で支持ドラムと係合させる下流 位置(33b)とを有する距離領域(33a,33b)をリールスプールの支持体に沿って 有する請求の範囲1に記載された移動するウェブを巻取ウェブロールにリールす る方法。 15.フレーム(14,16);フレーム(14,16)上に設けられ、リールスプール( 18)を初期位置(33)において及び初期位置から巻取位置(41)への実質的に水 平な並進的動きのために支持する間隔をおいて実質的に水平に配された平行な一 対のレール(12,12′)を含むレール手段;初期位置(33)にあるリールスプー ル(18)の初期位置(33)から巻取位置(41)への水平な並進的動きの間及びリ ールスプール(18)が巻取位置にある間、リールスプールを回転駆動するべくリ ールスプールにトルクを適用する駆動手段(96,96′);支持ドラム;支持ドラ ムに作動的に連結され支持ドラムを回転駆動する駆動手段;及びフレーム上に設 けられ、移動するウェブを巻取ウェブロール(8)に巻き始めるべく初期位置に おける巻付けのために移動するウェブをリールスプール(18)にもたらすウェブ 折り返し手段(46);を含む移動するウェブを巻取ウェブロールにリールする装 置において; リールスプール(18)を回転自在に支持(19,19′;20,20′)しながら、リー スプールと係合し、初期位置から巻取位置までレールに平行してリールスプール を並進的に支持する搬送手段(32,32′)と; フレーム(14,16)上に設けられ、並進する搬送手段(32,32′)を支持する支 持ビーム手段(78,78′;80,80′)と; 支持ビーム手段上に設けられ、支持ビーム手段上の搬送手段(32,32′)を移 動する搬送作動手段(84,84′;86,86′)と; 初期位置(33)にあるリールスプール(18)に係合し、リール工程中初期位置 から巻取位置まで接触のニップ圧線(N1,N2)に沿って連続的に巻取ウェブロー ル(8)と係合する支持ドラム(48)の実質的に垂直な並進的動きを与える支持 手段; を有することを特徴とする移動するウェブをリールスプール上に巻取ウェブロ ールにリールする装置。 16.支持手段は、実質的に垂直に並進する支持ドラム(48)を設けた位置決め フ レーム手段(50)からなる請求の範囲15に記載された移動するウェブを巻取ウェ ブロールにリールする装置。 17.支持手段は、弧状の移動径路(54)に沿って実質的に垂直に並進する支持 ドラム(48)を設けたピボット旋回装置(50a,51)からなる請求の範囲15に記載 された移動するウェブを巻取ウェブロールにリールする装置。 18.支持ビーム手段は、並進する第一及び第二搬送手段(32,32′;32a,32a′ )と係合しそれらを並進的に対応支持する第一及び第二リールスプール搬送ガイ ドビーム手段(78,78′;80,80′)を含み; 前記第一搬送手段(32,32′)は、巻取位置においてウェブを巻取りつつある リールスプール(18)に係合し、前記第二搬送手段(32a,32a′)は初期位置(3 3)においてリールスプールと係合し; 搬送作動手段(32)は、第一及び第二搬送ガイドビーム手段と作動的に連結さ れ、第一及び第二搬送手段を往復動させるアクチュエータ(84,84′;86,86′) を含む; 請求の範囲15に記載された移動するウェブを巻取ウェブロールにリールする装 置。 19.第一及び第二搬送手段は、貯留位置(31)にあるリールスプール(18)と 係合しリールスブールを初期位置(33)に送るべく作動する請求の範囲18に記載 された移動するウェブを巻取ウェブロールにリールする装置。 20.フレーム(14,16)と第一及び第二搬送ガイドビーム手段間に作動するよ うに設けられ、巻取ウェブロール(8)と支持ドラム(48)間のニップ圧ロード 力を計測し、ロード力の関数である信号(112,112′)を与えるロードセル手段 (82,82′)と; 巻取中のウェブロールを支持する搬送手段に連結されたアクチュエータ(84,8 4′;86,86′)に連絡し、信号を受信して支持ドラム(48)に対して巻取ウェブ ロール(8)の位置を制御する制御手段(113); を更に含む請求の範囲18に記載された移動するウェブを巻取ウェブロールにリ ールする装置。 21.支持ドラム(48)と支持ドラム位置決めフレーム手段(50)間に作動する ように設けられ、巻取中のウェブロールと支持ドラム間のニップ圧ロード力を計 測し ロード力の関数である信号(120,122)を与えるロードセル手段(72,72a)と; 支持手段(50)に連絡され、信号を受信して巻取中のウェブロールに対して支 持ドラムの位置を制御する制御手段(118); を更に含む請求の範囲18に記載された移動するウェブを巻取ウェブロールにリ ールする装置。 22.フレーム(14,16)と第一及び第二搬送ガイドビーム手段(78,78′;30,80 ′)間に作動するように設けられ、巻取ウェブロール(8)と支持ドラム(48) 間のニップ圧ロード力の第一成分を計測し、ロード力の関数である第一信号(11 2,112′)を与える第一ロードセル手段(82,82′)と; 巻取中のウェブロールを支持する搬送手段に連結されたアクチュエータ(34,8 4′;86,86′)に連絡し、第一信号を受信して支持ドラム(48)に対してウェブ ロールの位置を制御する第一制御手段(113)と; 支持ドラム(48)と支持ドラム位置決めフレーム手段(50)間に作動するよう 設けられ、巻取中のウェブロールと支持ドラム(48)間のニップ圧ロード力の第 二成分を計測し、ロード力の第二成分の関数である第二信号(120,122)を与え る第二ロードセル手段(72,72a)と; 支持手段に連絡し、第二信号を受信して巻取中のウェブロールに対して支持ド ラム(48)の位置を制御する第二制御手段(118); を更に含む請求の範囲18に記載された移動するウェブを巻取ウェブロールにリ ールする装置。 23.入ってくるウェブに支持ドラム(48)の上流において張力を与える、入っ てくるウェブがその上を走行するロールを含む、ウェブ張力手段(49)を更に含 む請求の範囲15に記載された移動するウェブを巻取ウェブロールにリールする装 置。 24.第一及び第二搬送ガイドビーム手段は、レール手段(12)の下流端近辺で フレーム(16)にピボット旋回するように取付けられ、上流へ少くとも初期位置 (33)まで延び、かつウェブを巻取ウェブロール(8)に巻取中の第一リールス プール(18)をレールに沿って下流に送り、第二搬送手段(32a,32a′)を実質 的に上流方向へ第二リールスプールを受けとり支持ドラムとのニップ係合にもた らずべく上方へのその後の動きをする位置へ送る第一搬送手段(32,32′)をガ イドするよう に、互いにバイパスすべく第一及び第二搬送手段(32,32′;32a,32a′)を反対 方向に並進的に動かすべく構成され配されることを特徴とする請求の範囲18に記 載された移動するウェブを巻取ウェブロールにリールする装置。 25.複数の新しいリールスプール(18a,18b,18c)を水平に支持するレールを 含み、初期位置(33)の上流のレール(12,12′)の端部近辺にある初期位置に あるリールスプール(18)の貯留場所(31)と; 新しいリールスプールと選択的に係合し、先行するリールスプールの初期位置 (33)から巻取位置(41)への動きに応じて新しいリールスプールを初期位置に 送る手段(28); を更に含む請求の範囲15に記載された移動するウェブを巻取ウェブロールにリ ールする装置。 26.初期位置(33)は、リールスプールが速度を得るべくトルクを適用されて いる間リールスプールを回転可能に支持する上流部(33a)と、回転するリール スプールが移動するウェブの端部を受けとり巻付けを行うべく支持ドラム(48) とのニップ係合(N1)にある下流部(33b)とを有することを特徴とする請求の 範囲15に記載された移動するウェブを巻取ウェブロールにリールする装置。
───────────────────────────────────────────────────── 【要約の続き】 ロールの形成中いつでも三つの力の制御又は影響下にあ る。即ち;1)リールスプールに与えられる駆動手段か らのトルク、2)支持ドラムからのニップ圧、3)駆動 されるリールスプール上に入ってくるウェブの張力。支 持ドラムは、リール工程中いつでも巻取ウェブロールを 好ましくは部分的に支持し、そして巻取ウェブロールは 巻取ウェブロール形成中はいつでも支持レール(12,1 2′)上に水平にある。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.リールスプール(18)を初期位置(33)に送り; 回転軸線(25)を有するリールスプール(18)を初期位置(33)において回転 可能に支持し; リールスプール(18)を回転させ駆動するべく初期位置にあるリールスプール にトルクを適用し; 初期位置にあるリールスプールを、可動の回転駆動される支持ドラム(48)と 、その間の接触ニップ圧線(N1)に沿って係合させ; ウェブを巻取ウェブロール(8)に巻取り始めるべく移動するウェブ(W)を初 期位置にあるリールスプールにもたらし; 巻取られるウェブロール(8)を、回転可能に支持し(12)支持ドラム(48) とのニップ係合を維持したまま、初期位置(33)から巻取位置(41)へ実質的に 水平に送り; リールスプール(18)上のトルクと支持ドラム(48)及び巻取位置(41)にあ る巻取ウェブロール(8)間のニップ圧(N2)とを、巻取ウェブロールが予定の 直径に達するまで所要の水準に維持する; 工程を有する移動するウェブを巻取ウェブロールにリールする方法。 2.支持ドラム(48)が、巻取ウェブロールの回転軸線(25)を通る水平面( H)下の点でニップ圧線(N1,N2)において巻取ウェブロール(8)と係合する請 求の範囲1に記載された移動するウェブを巻取ウェブロールにリールする方法。 3.リールスプール(18)の初期位置(33)が支持ドラム(48)の回転軸線( 58)を通る垂直面(P)の上流にある請求の範囲1に記載された移動するウェブ を巻取ウェブロールにリールする方法。 4.支持ドラム(48)が支持ドラム(48)の回転軸線(58)を通る垂直面(P )の下流においてニップ圧線(N2)に沿って巻取位置にある巻取ウェブロール( 8)と係合する請求の範囲1に記載された移動するウェブを巻取ウェブロールに リールする方法。 5.支持ドラム(48)がリールスプール(18)又は巻取ウェブロール(8)と 、その間の接触のニップ線に沿って係合すべく並進的に実質的に垂直に動く請求 の範囲1に記載された移動するウェブを巻取ウェブロールにリールする方法。 6.支持ドラム(48)が巻取ウェブロール(8)と、その間のニップ圧線に沿 って係合するべく弧状移動路(54)に沿って実質的に垂直に動く請求の範囲1に 記載された移動するウェブを巻取ウェブロールにリールする方法。 7.トルクがリール工程中支持ドラム(48)上に維持される請求の範囲1に記 載された移動するウェブを巻取ウェブロールにリールする方法。 8.巻取ウェブロール(8)が巻取位置(41)に送られ接触のニップ圧線に沿 って支持ドラム(48)と係合した後、水平支持体(12)に沿って巻取ウェブロー ル(8)位置を制御し; 巻取ウェブロール(8)がリール工程中に直径を増すのに応じて所要のニップ 圧を与えるべく、支持ドラム(48)を実質的に垂直に動かし巻取ウェブロールに 支持ドラムを押当てる; 更なる工程を含む請求の範囲1に記載された移動するウェブを巻取ウェブロー ルにリールする方法。 9.支持ドラム(48)が巻取ウェブロール(8)と接触のニップ圧線(N2)に 沿って係合した後固定位置において支持ドラムを維持し; 巻取ウェブロール(8)がリール工程中直径を増し並進的に実質的に水平に動 くのに応じて所要のニップ圧(N2)を与えるべく、巻取位置(41)にある巻取ウ ェブロールを支持ドラム(48)に抗して動かし支持ドラムに巻取ウェブロールを 押当てる 工程を更に含む請求の範囲1に記載された移動するウェブを巻取ウェブロール にリールする方法。 10.巻取られるウェブロール(W)がその巻取位置(41)において支持ドラム (48)とのニップ圧係合(N2)を維持され; 巻取ウェブロール(8)が、回転自在に支持されている(20,20′)間に、選択 的に、実質的に水平に並進的に(12,H)可動であり; 支持ドラム(48)が選択的に、実質的に垂直に(52,54,56)並進的に可動であ り; 巻取ウェブロール(8)又は支持ドラム(48)の一方又は双方を、それらがリ ール工程中いつでも巻取ウェブロール(*)回転軸線(25)を通る水平面(H)か ら所要の圧カニップ線の角度(β)と所要のニップ圧(N2)を与えるように動か すような方法で巻取ウェブロールと支持ドラムの動きが統合されて制御される; 請求の範囲1に記載された移動するウェブを巻取ウェブロールにリールする方 法。 11.ニップ圧ロードを望みに応じて変えるべくニップ圧ロード(N1,N2)を計 測し対応して支持ドラム(48)又は巻取ウェブロール(8)の一方に連絡するロ ーディング力を調整ずる; 工程を更に含む請求の範囲1に記載された移動するウェブを巻取ウェブロール にリールする方法。 12.1以上のリールスプールが前記初期位置(33)にあるリールスプール(18 )ど実質的に同じ水平面(H)上の貯留位置(31)に水平に支持されるように、 1以上の追加的なリールスプールを前記初期位置(33)にあるリールスプール( 18)の上流で実質的に縦列に支持するリールスプール支持手段(12)を設け; 前記初期位置(33)から進行するリールスプールの動きに応じて、貯留位置(31 )にある前記1以上の追加的なリールスプールから一つの新しいリールスプール に選択的に係合し前記初期位置(33)に位置決めする; 工程を更に含む請求の範囲1に記載された移動するウェブを巻取ウェブロール にリールする方法。 13.並進する第1及び第二リールスプール(18,l8a)を対応支持し、第一リー ルスプール支持手段(32,32′)は第一リールスプール(18)をその巻取位置(4 1)において支持し、第二手段(32a,32a′)は第二リールスプール(18a)とそ の初期位置(33)における回転のため係合動作の用意ができた、第一及び第二リ ールスプール搬送手段(32,32′;32a,32a′)を設け; 巻取られるウェブロールが所要の直径に達した時に、第一リールスプール搬送 手段(32,32′)を巻取ロール除去位置(35)に送り; 入ってくるウェブが第二リールスプール上に巻取られ始め、巻取ウェブロール (8)が所要の直径に巻上がった時に、第二リールスプール搬送手段(32a,32a ′)をその初期位置から巻取位置に送る; 工程を更に含む請求の範囲1に記載された移動するウェブを巻取ウェブロール にリールする方法。 14.初期位置(33)が、リールスプールを回転させ駆動するトルクを適用する 上 流部(33a)とリールスプールをニップ(N1)で支持ドラムと係合させる下流位 置(33b)とを有する距離領域(33a,33b)をリールスプールの支持体に沿って有 する請求の範囲1に記載された移動するウェブを巻取ウェブロールにリールする 方法。 15.フレーム(14,16)と; フレーム(14,16)上に設けられ、リールスプール(18)を初期位置(33)に おいて及び初期位置から巻取位置(41)への実質的に水平な並進的動きのために 支持する、間隔をおいて実質的に配された平行な一対のレール(12,12′)を含 むレール手段と; リールスプール(18)を回転自在に支持(19,19′;20,20′)しながら、リー ルスプールと係合し、初期位置から巻取位置までレールに平行してリールスプー ルを並進的に支持する搬送手段(32,32′)と; フレーム(14,16)上に設けられ、並進する搬送手段(32,32′)を支持する支 持ビーム手段(78,78′;80,80′)と; 支持ビーム手段上に設けられ、支持ビーム手段上の搬送手段(32,32′)を移 動する搬送作動手段(84,84′;86,86′)と; 初期位置(33)にあるリールスプール(18)の初期位置(33)から巻取位置( 41)への水平な並進的動きの間及びリールスプール(18)が巻取位置にある間、 リールスプールを回転駆動するべくリールスプールにトルクを適用する駆動手段 (96,96′)と; フレーム上に設けられ、移動するウェブを巻取ウェブロール(8)に巻き始め るベク初期位置における巻付けのために移動するウェブをリールスプール(18) にもたらすウェブ折返し手段(46)と; 初期位置(33)にあるリールスプール(18)に係合し、リール工程中初期位置 から巻取位置まで接触のニップ圧線(N1,N2)に沿って連続的に巻取ウェブロー ル(8)と係合する並進的に動き得る支持ドラム(48)を含む支持手段; の組合せてなる移動するウェブをリールスプール上に巻取ウェブロールにリー ルする装置。 16.支持手段は、実質的に垂直に並進する支持ドラム(48)を設けた位置決め フレーム手段(50)からなる請求の範囲15に記載された移動するウェブを巻取ウ ェブ ロールにリールする装置。 17.支持手段は、弧状の移動径路(54)に沿って実質的に垂直に並進する支持 ドラム(48)を設けたピボット旋回装置(50a,51)からなる請求の範囲15に記載 された移動するウェブを巻取ウェブロールにリールする装置。 18.支持ビーム手段は、並進する第一及び第二搬送手段(32,32′;32a,32a′ )と係合しそれらを並進的に対応支持ずる第一及び第二リールスプール搬送ガイ ドビーム手段(78,78′:80,80′)を含み; 前記第一搬送手段(32,32′)は、巻取位置においてウェブを巻取りつつある リールスプール(18)に係合し、前記第二搬送手段(32a,32a′)は初期位置(33 )においてリールスプールと係合し; 搬送作動手段(32)は、第一及び第二搬送ガイドビーム手段と作動的に連結さ れ、第一及び第二搬送手段を往復動させるアクチュエータ(84,84′;86,86′) を含む; 請求の範囲15に記載された移動するウェブを巻取ウェブロールにリールする装 置。 19.第一及び第二搬送手段は、貯留位置(31)にあるリールスプール(18)と 係合しリールスプールを初期位置(33)に送るべく作動する請求の範囲18に記載 された移動するウェブを巻取ウェブロールにリールする装置。 20.支持ドラム(48)に作動的に連結され、支持ドラムを回転駆動する駆動手 段(64)を更に含む請求の範囲15に記載された移動するウェブを巻取ウェブロー ルにリールする装置。 21.フレーム(14,16)と第一及び第二搬送ガイドビーム手段間に作動するよ うに設けられ、巻取ウェブロール(8)と支持ドラム(48)間のニップ圧ロード 力を計測し、ロード力の関数である信号(112,112′)を与えるロードセル手段 (82,82′)と; 巻取中のウェブロールを支持する搬送手段に連結されたアクチュエータ(84,8 4′;86,86′)に連絡し、信号を受信して支持ドラム(48)に対して巻取ウェブ ロール(8)の位置を制御する制御手段(113); を更に含む請求の範囲18に記載された移動ずるウェブを巻取ウェブロールにリ ールする装置。 22.支持ドラム(48)と支持ドラム位置決めフレーム手段(50)間に作動する ように設けられ、巻取中のウェブロールと支持ドラム間圧ロード力を計測しロー ド力の関数である信号(120,122)を与えるロードセル手段(72,72a)と; 支持手段(50)に連絡され、信号を受信して巻取中のウェブロールに対して支 持ドラムの位置を制御する制御手段(118); を更に含む請求の範囲18に記載された移動するウェブを巻取ウェブロールにリ ールする装置。 23.フレーム(14,16)と第一及び第二搬送ガイドビーム手段(78,78′;80,8 0′)間に作動するように設けられ、巻取ウェブロール(8)と支持ドラム(48) 間のニップ圧ロード力の第一成分を計測し、ロード力の関数である第一信号(11 2,112′)を与える第一ロードセル手段(82,82′)と; 巻取中のウェブロールを支持する搬送手段に連結されたアクチュエータ(84,8 4′:86,86′)に連絡し、第一信号を受信して支持ドラム(48)に対してウェ ブロールの位置を制御する第一制御手段(113)と; 支持ドラム(48)と支持ドラム位置決めフレーム手段(50)間に作動するよう 設けられ、巻取中のウェブロールと支持ドラム(48)間のニップ圧ロード力の第 二成分を計測し、ロード力の第二成分の関数である第二信号(120,122)を与え る第二ロードセル手段(72,72a)と; 支持手段に連絡し、第二信号を受信して巻取中のウェブロールに対して支持ド ラム(48)の位置を制御する第二制御手段(118): を更に含む請求の範囲18に記載された移動するウェブを巻取ウェブロールに リールする装置。 24.入ってくるウェブに支持ドラム(48)の上流において張力を与える、入っ てくるウェブがその上を走行するロールを含む、ウェブ張力手段(49)を更に含 む請求の範囲15に記載された移動するウェブを巻取ウェブロールにリールする装 置。 25.第一及び第二搬送ガイドビーム手段は、レール手段(12)の下流端近辺で フレーム(16)にピボット旋回するように取付けられ、上流へ少くとも初期位置 (33)まで延び、かつウェブを巻取ウェブロール(8)に巻取中の第一リールス プール(18)をレールに沿って下流に送り、第二搬送手段(32a,32a′)を実質 的に上流方 向へ第二リールスプールを受けとり支持ドラムとのニップ係合にもたらすべく上 方へのその後の動きをする位置へ送る第一搬送手段(32,32′)をガイドするよ うに、互いにバイパスすべく第一及び第二搬送手段(32,32′:32a,32a′)を反 対方向に並進的に動かすべく構成され配されることを特徴とする請求の範囲18に 記載された移動するウェブを巻取ウェブロールにリールする装置。 26.複数の新しいリールスプール(18a,18b,18c)を水平に支持するレールを 含み、初期位置(33)の上流のレール(12,12′)の端部近辺にある初期位置にあ るリールスプール(18)の貯留場所(31)と; 新しいリールスプールと選択的に係合し、先行するリールスプールの初期位置 (33)から巻取位置(41)への動きに応じて新しいリールスプールを初期位置に 送る手段(28); を更に含む請求の範囲15に記載された移動するウェブを巻取ウェブロールに リールする装置。 27.初期位置(33)は、リールスプールが速度を得るべくトルクを適用されて いる間リールスプールを回転可能に支持ずる上流部(33a)と、回転するリール スプールが移動するウェブの端部を受けとり巻付けを行うべく支持ドラム(48) とのニップ係合(N1)にある下流部(33b)とを有することを特徴とずる請求の 範囲15に記載された移動するウェブを巻取ウェブロールにリールする装置。
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