JP5303581B2 - 光半導体装置 - Google Patents
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Description
第1の実施の形態においては、本発明に係る光半導体装置の一例として分布反射器について説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態に係る分布反射器100の模式的断面図である。図1に示すように、分布反射器100は、半導体基板101上の中央部に半導体基板101の幅よりも小さい幅を有するストライプメサ状のメサ半導体領域102が設けられた構造を有する。したがって、メサ半導体領域102は半導体基板101の中央部から突出した構造を有する。
続いて、本発明の第2の実施の形態に係る分布反射器100aについて説明する。図3は、分布反射器100aの模式的断面図である。分布反射器100aが図1の分布反射器100と異なる点は、さらに周辺半導体領域107が形成されている点である。図3に示すように、周辺半導体領域107は、メサ半導体領域102の側面と所定の間隔を空けて形成されている。すなわち、分布反射器100aは、メサ半導体領域102と周辺半導体領域107との間に溝が形成された構造を有する。周辺半導体領域107は、例えば、InP等からなる。なお、絶縁膜103は、メサ半導体領域102の上面および側面ならびに周辺半導体領域107の上面および側面に形成されている。
続いて、本発明の第3の実施の形態に係る分布反射器100bについて説明する。図4は、分布反射器100bの模式的断面図である。分布反射器100bが図3の分布反射器100aと異なる点は、メサ半導体領域102と周辺半導体領域107との間の溝にメサ半導体領域102よりも低い熱伝導率を有する絶縁性樹脂108が充填されている点である。絶縁性樹脂108は、例えば、ポリイミド等からなる。
続いて、本発明の第4の実施の形態に係るレーザチップ200について説明する。図5は、レーザチップ200の全体構成を示す斜視図であり、図6(a)はレーザチップ200の平面図である、図6(b)は図6(a)のA−A線断面図である。以下、図5、図6(a)および図6(b)を参照しつつレーザチップ200の説明を行う。
続いて、本発明の第5の実施の形態に係るレーザモジュール300について説明する。図7は、レーザモジュール300の全体構成を示す模式図である。図7に示すように、レーザモジュール300は、温度制御装置301上にキャリアが搭載され、キャリア上にレーザチップ302およびサーミスタが載置された構造を有する。レーザチップ302は、第4の実施の形態に係るレーザチップ200と同様のものである。
続いて、本発明の第6の実施の形態に係るレーザモジュール300aについて説明する。図8は、レーザモジュール300aの全体構成を示す模式図である。レーザモジュール300aが図7のレーザモジュール300と異なる点は、レーザチップ302が温度制御装置301上において配置される箇所である。図8に示すように、レーザチップ302のうちPCチップ構造γおよびSG−DFBチップ構造βは温度制御装置301上に載置され、SG−DRチップ構造αは温度制御装置301上に載置されていない。
実施例1においては、第1の実施の形態に係る分布反射器100を作製した。半導体基板101およびクラッド領域105はInPからなり、光導波路層106はInGaAsP系結晶からなる。メサ半導体領域102の幅Wは、10μmとした。また、メサ半導体領域102の上端から光導波路層106の下端までの距離D1は3μmとし、光導波路層106の下端から半導体基板101までの距離D2は17μmとした。したがって、メサ半導体領域102の高さ(D1+D2)は20μmである。半導体基板101およびメサ半導体領域102全体の高さは100μmである。また、半導体基板101の幅は300μmであり、半導体基板101の高さは80μmとした。
実施例2においては、実施例1と同様に分布反射器100を作製した。実施例2に係る分布反射器100は、メサ半導体領域102の幅Wが20μmである他は、実施例1の分布反射器100と同様である。
実施例3においては、実施例1と同様に分布反射器100を作製した。実施例3に係る分布反射器100は、メサ半導体領域102の幅Wが40μm、メサ半導体領域102の高さが30μm(D1=3μm、D2=27μm)、半導体基板101の高さが70μmである他は、実施例1の分布反射器100と同様である。
比較例においては、図9に示す分布反射器400を作製した。図9は分布反射器400の模式的断面図である。図9に示すように、分布反射器400は、第1の実施の形態に係る分布反射器100において半導体基板101上に半導体基板101と等しい幅を有する半導体領域401が積層された構造を有する。すなわち、分布反射器400は、分布反射器100のメサ半導体領域102を半導体基板101の幅に拡げた構造を有する。分布反射器400における距離D1は3μmとし、距離D2は17μmとし、分布反射器400のヒータ104を除く高さは100μmとした。また、比較例に係る半導体基板101および半導体領域401の幅は300μmとした。
ヒータ104に一定の電力を供給して各分布反射器を加熱し、各分布反射器における温度分布を測定した。図10は、実施例1および比較例に係る分布反射器における温度分布を示す図である。図10の横軸は各分布反射器のヒータ104の底面からの距離zを示す。各分布反射器の底面(基板底面)においてはz=−100μmである。図10の縦軸は各分布反射器における底面の温度との温度差dTを示す。したがって、各分布反射器の底面においてはdT=0である。図10の実線は実施例に係る分布反射器の温度差dTを示し、図10の破線は比較例に係る分布反射器の温度差dTを示す。
3,106 光導波路層
9 薄膜抵抗体
20,102 メサ半導体領域
100,100a,100b 分布反射器
103 絶縁膜
104 ヒータ
105 クラッド領域
106 光導波路層
108 絶縁性樹脂
200,302 レーザチップ
300,300a レーザモジュール
301 温度制御装置
Claims (11)
- 半導体基板と、
前記半導体基板上において、上面および側面を備えて画定され、光導波路層を備えたストライプ状の半導体領域と、
前記半導体領域の前記光導波路層より上部に設けられたヒータと、
前記半導体領域の両側に前記光導波路層と並行に形成されたメサ溝と、を備え、
前記半導体領域の幅は、前記ヒータが設けられた全ての領域に渡って前記半導体基板の幅より狭く画定され、
前記光導波路層は、前記半導体領域の側面の下端より上側に設けられ、
前記半導体領域の側面の下端の位置から前記光導波路層の位置までの距離は、前記半導体領域の幅の0.5倍以上であることを特徴とする光半導体装置。 - 前記半導体領域の幅は、前記光導波路層が位置する領域における幅であることを特徴とする請求項1記載の光半導体装置。
- 前記半導体領域は、前記光導波路層を挟んで設けられた上部クラッド層と下部クラッド層とを備え、
前記光導波路層は、InGaAsPからなり、
前記上部クラッド層、前記下部クラッド層および前記半導体基板は、InPからなることを特徴とする請求項1または2記載の光半導体装置。 - 前記半導体領域の側面側には、空間領域が位置することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の光半導体装置。
- 前記半導体領域の側面は、前記半導体領域の熱伝導率よりも小さい熱伝導率を有する絶縁部材によって覆われていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の光半導体装置。
- 前記絶縁部材は、ポリイミドであることを特徴とする請求項5記載の光半導体装置。
- 光導波路層を備えるとともに伝搬光に対して利得を有する利得部をさらに備え、
前記利得部の光導波路層と前記半導体領域の光導波路とは、光結合していることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の光半導体装置。 - 前記利得部は、前記半導体領域の幅より広い幅を有することを特徴とする請求項7記載の光半導体装置。
- 前記利得部および前記半導体領域を搭載する温度制御装置をさらに備えることを特徴とする請求項7または8記載の光半導体装置。
- 前記利得部の少なくとも一部が前記温度制御装置上に搭載されていることを特徴とする請求項7または8記載の光半導体装置。
- 前記半導体領域の側面の下端は、前記半導体基板の面より低い位置に設けられることを特徴とする請求項1記載の光半導体装置。
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