JP5300111B1 - 異常接触検出方法、電子部品保持装置、及び電子部品搬送装置 - Google Patents

異常接触検出方法、電子部品保持装置、及び電子部品搬送装置 Download PDF

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Abstract

本発明は、電子部品の受け渡し中に電子部品の異常接触を検出できる異常接触検出方法を提供することを目的とする。本発明に係る異常接触検出方法は、昇降用モータ(4)によってロッド(32)を介して保持部(2)へ降下力(Fr)を作用させ、ボイスコイルモータ(37)によって降下力(Fr)に対してロッド(32)が受ける反作用力(Fcr)と同等な対抗推力(Fopp)をロッド(32)に付与し、電子部品(D)がキャリアテープ(61)に接触しながら降下する際に生じる抵抗力(Fd)に応答した、ロッド(32)のボイスコイルモータ(37)に対する相対的な浮き上がりを検出し、ロッド(32)の浮き上がりを検出したことを以て、降下途中での電子部品(D)のキャリアテープ(61)への接触を検出するものである。

Description

本発明は、電子部品をユニットに対して受け渡す際の異常接触を検出する異常接触検出方法、その方法を利用した電子部品保持装置、及びこれを備える電子部品搬送装置に関する。
半導体素子等の電子部品は、ダイシング、マウンティング、ボンディング、及びシーリング等の各組み立て工程を経て個片に分離された後、各種検査等の工程が行われる。この工程は、一般的にはテストハンドラーと呼ばれる電子部品搬送装置で行われる。この電子部品搬送装置は電子部品保持装置を備え、電子部品保持装置の保持手段によって電子部品を保持しつつ、各工程処理ユニットに対して搬送して処理を行うものである。工程処理を終えた電子部品は、工程処理ユニットの一つであるテーピングユニットにてキャリアテープのポケットに収容される。
テーピングユニットにおいて、電子部品がポケットに対して異常接触した場合、電子部品の電極リード端子の曲がりやクラック等を引き起こすおそれが生じる。異常接触とは、ポケットの縁に電子部品が接触しながらポケットへの挿入工程が続行されることを指す。この異常接触は、一般的に、電子部品の保持手段、電子部品、又はキャリアテープのポケットの何れかにおいて位置ズレが発生していることが原因である。
そのため、テーピングユニットでは、キャリアテープのポケットに電子部品が適切な姿勢で収納されたか、電子部品のリード電極が異常に曲がっていたか、電子部品に傷があるか等の不良を検査する。電子部品の不良を検査する方法は、従来から各種提案されている(例えば、特許文献1参照)。
例えば、電子部品のポケットへの挿入後、キャリアテープを所定ピッチ分巻き取ることで、外観検査位置に電子部品を移動させ、撮像手段で撮像するとともに、画像解析により不良を検査する。不良が検出された場合には、不良製品が収納されているポケットを保持手段の直下に戻し、保持手段を用いて電子部品をポケットから取り除く。また、メインテーブルを1/2ピッチ逆回転させて保持手段を収容位置から退避させ、その収容位置に除去手段を移動させて電子部品を除去する手法も提案されている。
国際公開 WO2010/089275号公報
このように、提案されている手法の多くは、一度、電子部品をポケットに挿入した後に行われている。電子部品の不良を検出している。ポケットに挿入した後では、電子部品の外観検査可能な範囲は限られてくる。例えば、ポケットに挿入された電子部品を撮像手段によって上方から撮影し、画像解析により不良を検査する場合には、電子部品から延びる電極リード端子の微妙な曲がりを検出することは困難となる。また、そもそも電子部品の裏側は撮影できないため、電子部品の裏側で発生したクラックの検出も難しい。
そこで、電子部品の不良発生の一因となる異常接触を電子部品の受け渡し中に検出することで、不良が発生している可能性のある電子部品をキャリアテープのポケットに挿入しない技術が望まれる。尚、電子部品の受け渡し中における異常接触の検知技術を確立することができれば、電子部品の搬送工程においては、電子部品の異常接触が引き起こされる可能性のある受け渡し工程が多く存在するため、当該技術の応用範囲は広いものと予想される。
本発明は、上記のような従来技術の問題点を解決するために提案されたもので、電子部品の受け渡し中に電子部品の異常接触を検出できる異常接触検出方法を提供することを目的とする。
本発明に係る異常接触検出方法は、ボイスコイルモータに支持されたロッドと一緒に当該ロッドを介して電子部品の保持手段を降下させる昇降用モータを有する電子部品保持装置による前記電子部品の異常接触検出方法であって、前記昇降用モータによって、前記ロッドを介して前記保持手段へ降下力を作用させ、前記ボイスコイルモータによって、前記降下力に対する前記ロッドが受ける反作用と同等な対抗推力を前記ロッドに付与し、
前記保持手段の降下中に生じた異常な抵抗力に応答した、前記ロッドの前記ボイスコイルモータに対する相対的な浮き上がりを検出し、前記ロッドの浮き上がりを検出したことを以て、前記降下途中で前記電子部品に対する異常接触を検出すること、を特徴とする。
前記電子部品を保持した前記保持手段をキャリアテープのポケットへ向けて降下させ、前記電子部品が前記キャリアテープに接触しながら降下する際に生じる抵抗力に応答した、前記ロッドの前記ボイスコイルモータに対する相対的な浮き上がりを検出し、前記ロッドの浮き上がりを検出したことを以て、前記降下途中での前記キャリアテープへの接触を検出するようにしてもよい。
前記ロッドの前記浮き上がりが生じると、前記降下を中止し、前記保持手段を上昇させるようにしてもよい。
前記ロッドの前記浮き上がりが生じると、前記降下途中における前記電子部品の接触を報知するようにしてもよい。
また、本発明に係る電子部品保持装置は、電子部品を受け渡しする電子部品保持装置であって、前記電子部品を保持しつつ、外力によって受渡箇所へ向けて昇降可能な保持手段と、前記保持手段の降下力を発生させる昇降用モータと、前記保持手段に対して昇降可能に設けられ、前記保持手段と当接して、前記昇降用モータが発生させた前記降下力を前記保持手段へ伝達するロッドと、前記保持手段に作用する降下力によって生じる前記ロッドへの反作用と同等な対抗推力を前記ロッドに付与するボイスコイルモータと、前記保持手段の降下中に生じた異常な抵抗力に応答した、前記ロッドの前記ボイスコイルモータに対する相対的な浮き上がりを検出する検出手段と、を備えること、を特徴とする。
前記保持手段は、前記電子部品を保持しつつ、前記受渡箇所であるキャリアテープのポケットへ向けて降下させ、前記検出手段は、前記電子部品が前記キャリアテープに接触しながら降下する際に生じる抵抗力に応答した、前記ロッドの前記ボイスコイルモータに対する相対的な浮き上がりを検出するようにしてもよい。
前記保持手段は、前記検出手段により、前記ロッドの前記浮き上がりが検出されると、前記降下を中止し、前記保持手段を上昇させるようにしてもよい。
本発明に係る電子部品搬送装置は、電子部品を搬送経路上に並べられた各種の工程処理ユニットに搬送するとともに、前記工程処理ユニットに前記電子部品を受け渡しする電子部品搬送装置であって、前記電子部品を保持しつつ、外力によって昇降可能な保持手段と、前記保持手段を前記搬送経路に沿って周回させるとともに、前記保持手段を前記工程処理ユニットの受渡箇所上方に停止させる搬送用モータと、前記保持手段の降下力を発生させる昇降用モータと、前記受渡箇所上方に停止した保持手段の上方に昇降可能に設けられ、前記保持手段と当接して、前記昇降用モータが発生させた前記降下力を前記保持手段へ伝達するロッドと、前記保持手段に作用する前記降下力によって生じる前記ロッドへの反作用と同等な対抗推力を前記ロッドに付与するボイスコイルモータと、前記保持手段の降下中に生じた異常な抵抗力に応答した、前記ロッドの前記ボイスコイルモータに対する相対的な浮き上がりを検出する検出手段と、を備えること、を特徴とする。
前記保持手段は、前記電子部品を保持しつつ、前記受渡箇所であるキャリアテープのポケットへ向けて降下させ、前記検出手段は、前記電子部品が前記キャリアテープに接触しながら降下する際に生じる抵抗力に応答した、前記ロッドの前記ボイスコイルモータに対する相対的な浮き上がりを検出するようにしてもよい。
電子部品の不良品排出手段を更に備え、前記保持手段は、前記検出手段により、前記ロッドの前記浮き上がりが検出されると、前記降下を中止し、前記保持手段を上昇させ、前記不良品排出手段へ前記電子部品を移送するようにしてもよい。
前記ロッドの前記浮き上がりが生じると、前記降下途中における前記電子部品の接触を報知する報知手段を更に備えるようにしてもよい。
本発明によれば、電子部品の不良発生の一因となる異常接触を電子部品の受け渡し中に検出でき、当該異常接触により不良が発生している可能性のある電子部品をより確実に除去することが可能となる。
本実施形態に係る電子部品保持装置の全体構成を示す側面図である。 ボイスコイルモータの内部構成を示す側面図である。 電子部品保持装置が備える検出部の外部構成を示す拡大側面図である。 検出部の全体構成を示す図である。 電子部品保持装置の制御部を示すブロック図である。 電子部品保持装置の制御部の制御動作を示すフローチャートである。 通常時の電子部品保持装置の各部に掛かる力を示す側面図である。 通常時の検出部の状態を示す側面図である。 電子部品がキャリアテープに接触した時の電子部品保持装置の各部に掛かる力を示す側面図である。 電子部品がキャリアテープに接触した時の検出部の状態を示す側面図である。 本実施形態に係る電子部品搬送装置の全体構成を示す上面図である。 本実施形態に係る電子部品搬送装置の全体構成を示す側面図である。 異常接触検出時における電子部品搬送装置の制御部の構成を示すブロック図である。 異常接触検出時における電子部品搬送装置の制御部の処理を示すフローチャートである。 パーツフィーダの部分拡大図である。 位置補正ユニットの部分拡大図である。 テストコンタクト装置の部分拡大図である。
以下、本発明に係る電子部品搬送装置の電子部品保持装置による異常接触検出方法の実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。
(電子部品保持装置)
図1は、電子部品保持装置1の全体構成を示す側面図である。図1に示す電子部品保持装置1は、電子部品Dを工程処理ユニット74(図11参照)に受け渡す装置である。工程処理ユニット74は、電子部品Dに工程処理を施す装置であり、テーピングユニット6が含まれる。テーピングユニット6は、電子部品Dを収納するポケット62がエンボス加工されたキャリアテープ61を間欠的に移送する。
テーピングユニット6に対して、電子部品保持装置1は、電子部品Dをポケット62内に挿入し、ポケット62内で電子部品Dを離脱させる。このとき、電子部品保持装置1は、電子部品Dがポケット62に適切に挿入されないことにより生じた不良製品が、そのままキャリアテープ61に梱包されることを防止する。すなわち、電子部品保持装置1は、ポケット62への挿入段階で電子部品Dの異常接触を検出する。異常接触検出方法は、キャリアテープ61と電子部品Dとが接触しつつ挿入工程が続行される際に生じる抵抗力を感知するものである。
この電子部品保持装置1は、主に保持部2と押圧体3と昇降用モータ4で構成されている。保持部2は、電子部品Dを保持しつつ、外力によって昇降する。昇降用モータ4は、保持部2の下降力を発生させ、また保持部2の下降終点及び下降速度を制御している。押圧体3は、主に昇降用モータ4が発生させた下降力を保持部2に伝達する。
保持部2は、例えば吸着ノズルである。この保持部2は、内部が中空のパイプであり、先端に開口を有する。後端に接続された継手25を介してパイプ内部と空気圧回路とが連通しており、真空の発生により電子部品Dを先端で吸着し、真空破壊により電子部品Dを離脱させる。大気解放により電子部品Dを離脱させてもよいし、真空破壊と大気解放を順次切り替えて電子部品Dを離脱させるようにしてもよい。
この保持部2は、ポケット62に対する高さが固定されたアーム21に支持され、ポケット62の上方に位置している。アーム21は、ポケット62の開口面に対して略平行に延びており、先端にポケット62の開口面に対して垂直な軸受け22が貫設されている。保持部2は、開口が設けられた先端をポケット62に向けて軸受け22に挿入され、摺動可能にアーム21に支持されている。
アーム21の軸受け22上縁には、圧縮バネ23が設けられている。圧縮バネ23は、保持部2の突出部分に挿入されている。保持部2の突出部分は、軸受け22の上縁から突出した部分である。保持部2の後端側には、フランジ24が設けられており、圧縮バネ23は、このフランジ24を介して保持部2をポケット62から離反させる方向に付勢している。保持部2に対するポケット62に向かう外力が解除されると、保持部2は、ポケット62から離反するように上昇する。
押圧体3は、保持部2を押し下げる方向に摺動可能にリニアガイド31に支持されている。リニアガイド31のレール部分は、ポケット62と垂直な方向に延び、高さは固定されている。押圧体3の下端には、ロッド32が延設されている。ロッド32は、保持部2の後端に向かい合わせて配置され、保持部2と軸線が共通する。押圧体3がリニアガイド31を摺動して下降し、ロッド32の下端が保持部2の後端に当接することにより、保持部2に下降方向への外力が伝達される。
この押圧体3は、略コの字形状のフレーム33を有する。押圧体3は、フレーム33の背の部分でリニアガイド31に支持され、フレーム33の下腕33aにロッド32を備えている。フレーム33の下腕33aは、ポケット62の開口面に対して水平に延び、その先端と保持部2の軸線とが交わる部分にロッド32が取り付けられる。ロッド32は、下腕33aの延び方向と直交して取り付けられ、下腕33aの上下から先端及び後端が突出している。
フレーム33の上腕33bには、その上面にカムフォロア34が設置されている。このカムフォロア34は、昇降用モータ4の回転力を伝達し、押圧体3を押し下げるために設置されている。昇降用モータ4は、例えばサーボモータである。昇降用モータ4の回転軸には、円筒カム41が固定されている。円筒カム41とカムフォロア34とは当接しており、カムフォロア34は、円筒カム41のカム面に沿って従動する。
昇降用モータ4の回転力は、この円筒カム41とカムフォロア34とによってリニアガイド31に沿った直線方向の力に変換され、押圧体3は、保持部2を押し出しながら降下する。保持部2を下降させる際、昇降用モータ4は、ロッド32と一緒に保持部2を所定速度で下降させる回転速度及びトルクで回転軸を回転させる。また、保持部2が所定の下降終点に到達するように設定された回転量だけ回転軸を回転させる。保持部2の下降終点は、電子部品Dがポケット62の底面に到達する地点又は底面から一定距離離間した上方地点である。昇降用モータ4の回転速度、トルク、及び回転量は、昇降用モータ4に対する電力供給で制御される。
ここで、押圧体3は、キャリアテープ61と電子部品Dとが接触しつつ挿入工程が続行されることで生じる抵抗力を感知する検出機構を更に備えている。この検出機構は、ロッド32の摺動機構、ロッド32に推力を与えるボイスコイルモータ37、及びロッド32のボイスコイルモータ37に対する相対的な浮き上がりを検出する検出部38である。尚、ボイスコイルモータ37に対する相対的な浮き上がりは、言い換えると、ボイスコイルモータ37へのロッド32の埋入である。
具体的には、フレーム33の下腕33aには、ポケット62の開口面に対して垂直な軸受け35が貫設されている。ロッド32は、この軸受け35に挿入されており、ロッド32の軸線方向に摺動可能となっている。尚、フレーム33の下腕33aの下面には、ロッド32をボイスコイルモータ37から進出させる付勢力を有する圧縮バネ36が設けられており、ボイスコイルモータ37の推力を補助している。
ボイスコイルモータ37は、フレーム33の上腕33bの下面に固定されている。このボイスコイルモータ37は、ロッド32の後端側を支持し、ロッド32を進出及び後退させる。ボイスコイルモータ37は、電流と推力とが比例関係にあるリニアモータであり、図2に示すように、磁石37a及び環状コイル37bを有する。環状コイル37bとロッド32とは連結されており、ロッド32は、環状コイル37bと連動する。磁石37aは環状コイル37bに近接して磁場を与えている。環状コイル37bが通電すると、環状コイル37bは電磁場内に置かれることとなり、環状コイル37bにローレンツ力が生じる。これにより、環状コイル37bに連結されたロッド32には、保持部2に向かう方向に推力を与えられることとなる。
ボイスコイルモータ37は、ロッド32が保持部2に下降力Frを伝達することによって生じる当該ロッド32への反作用力Fcrと同等な対抗推力Foppを発生させる。すなわち、ボイスコイルモータ37は、ロッド32の平衡状態を保つ静推力を発生させ、過不足のない力でロッド32のボイスコイルモータ37に対する位置を維持させる。
検出部38は、図3に示すように、空気口38aと該空気口38aを開閉する蓋部38bとにより構成される。空気口38aは、ロッド32の進退方向と直交する開口であり、フレーム33の下腕33aの上面に設けられている。蓋部38bは、空気口38aの真上に位置し、ロッド32と連動して移動するようにロッド32の周面から突設されている。突設位置は、ロッド32が保持部2に当接していない状態において、蓋部38bが空気口38aを被覆する高さである。空気口38aは、図4に示すように、空気圧回路38eに接続されたパイプ38cの一端となっており、パイプ38c内部には流量計38dが設けられる。流量計38dとしては、例えば、パイプ内に突出するオリフィスと、オリフィスが区切る2つの領域の差圧を検出する差圧検出部である。
この検出部38は、空気口38aを通じた空気の流入又は流出を検出することにより、ロッド32がボイスコイルモータ37に対して相対的に浮き上がったことを検出する。ロッド32が浮き上がれば、蓋部38bが空気口38aから離れるからである。
図5は、このような機械的な構成を有する電子部品保持装置1の制御部5を示すブロック図である。この制御部5は、モータ制御部51と、VCM(ボイスコイルモータ)制御部52と、異常接触判定部53とを備える。
モータ制御部51は、昇降用モータ4のトルク、回転速度、及び回転量を制御する。昇降用モータ4がサーボモータである場合には、モータ制御部51は、エンコーダやトルク検出器を有する。VCM制御部52は、ボイスコイルモータ37の推力を制御する。異常接触判定部53は、検出部38からの信号に基づき、電子部品Dのポケット62に対する異常接触を判定する。尚、この制御部5は、電子部品保持装置1の構成の一部として設けられていてもよいし、後述する電子部品搬送装置7の制御部75の一部として設けられていてもよい。
図6は、この制御部5の制御動作を示すフローチャートであり、以下、制御部5の制御動作とともに電子部品保持装置1の状態を説明する。
まず、キャリアテープ61に電子部品Dを挿入する段階では、予め、保持部2の軸線がポケット62の底面中心を通るように、保持部2とポケット62の位置決めがなされている。具体的には、保持部2はテーピングユニット6の設置位置で停止し、テーピングユニット6はキャリアテープ61を巻出すことで、空のポケット62を保持部2の停止位置に移動させている。また、保持部2のパイプ内部には負圧が発生しており、保持部2の先端には電子部品Dが吸着されている。
挿入段階では、ステップS01において、モータ制御部51は、昇降用モータ4の駆動を開始させる。モータ制御部51は、保持部2がロッド32と一緒に当該ロッド32を介して下降する力を昇降用モータ4に発生させる。
この昇降用モータ4の駆動により、円筒カム41は回転し、円筒カム41のカム面に当接しているカムフォロア34は、ポケット62に向かう推力を受ける。ポケット62に向かう推力は、保持部2へ向かう押圧体3の移動力となり、押圧体3は、リニアガイド31に沿って下降する。押圧体3が下降すると、ロッド32が保持部2の後端に当接する。モータ制御部51が昇降用モータ4を更に駆動させることにより、押圧体3は、保持部2を押し下げる。保持部2は、圧縮バネ23の押し上げ付勢力に抗して下降を開始する。
このとき、図7に示すように、保持部2はロッド32から下降力Frを受けており、ロッド32は、その反作用力Fcrを受けることとなる。この反作用力Fcrは、保持部2を押し上げる圧縮バネ23が設けられている場合には、伸び方向に付勢された圧縮バネ23の弾性力に対する抗力に等しい。また、ロッド32を押し下げる圧縮バネ36が設けられている場合には、ロッド32が受ける反作用力Fcrは、この圧縮バネ36の弾性力を保持部2の圧縮バネ23の弾性力から差し引いた力に対する抗力に等しい。
また、挿入段階では、ステップS02において、VCM制御部52は、ボイスコイルモータ37の駆動を開始させ、ロッド32に反作用力Fcrと同等の対抗推力Foppを発生させる。このボイスコイルモータ37の駆動開始は、昇降用モータ4の推力発生と同時、若しくは、ロッド32が保持部2に当接する直前である。反作用力Fcrと同等の対抗推力はFopp、反作用力Fcrと大きさは同じであるが、向きが反対の推力である。厳密には、圧縮バネ23が圧縮されるに従って、反作用力Fcrは増大するが、VCM制御部52により、対抗推力Foppを反作用力Fcrに比例して増大するように制御してもよい。
このとき、図7に示すように、ロッド32は、反作用力Fcrを受けているが、ボイスコイルモータ37から対抗推力Foppを受けているため、ロッド32に作用する力は釣り合い、ロッド32は平衡状態を維持し、ボイスコイルモータ37に対して進退しない。また、図8に示すように、ロッド32の平衡状態が維持されている場合には、蓋部38bは空気口38aに被さっており、空気口38aからは空気の流入又は流出はない。
次に、ステップS03において、異常接触判定部53は、検出部38がロッド32の浮き上がりを検出したかを判定する。
ロッド32が平衡状態を維持している際には、ロッド32によるボイスコイルモータ37に対する相対的な浮き上がりはないため、蓋部38bは空気口38aに被さったままである。そのため、流量計の値に変化はなく、検出部38は不変値を異常接触判定部53に出力する。異常接触判定部53は、予め記憶している閾値と検出部38の出力値とを比較することで、当該出力値が不変値であることを確認し、当該確認を以てロッド32の浮き上がりが検出されていないこととする。
一方、保持部2の位置、電子部品Dの保持姿勢、若しくはポケット62の位置の何れかが位置ズレしているために、図9に示すように、保持部2の下降途中に電子部品Dとキャリアテープ61とが接触している場合がある。このとき、ロッド32には、キャリアテープ61を歪ませながら電子部品Dと保持部2が下降し続ける際の抵抗力Fdが掛かる。
ボイスコイルモータ37は、ロッド32に対して|Fcr|=|Fopp|となる対抗推力Foppのみを与えているため、|Fopp|<|Fcr+Fd|となり、ロッド32に対して浮き上がり力Ffが発生し、平衡状態は崩れる。そのため、ロッド32は、ボイスコイルモータ37に対して相対的に浮き上がり、ポケット62とは逆の方向に移動する。
図10に示すように、ロッド32が浮き上がると、空気口38aを被覆していた蓋部38bは、空気口38aから離れる。蓋部38bから開放された空気口38aには、空気が流入又は流出し、流量計38dの値は変化する。異常接触判定部53は、閾値と検出部38の出力値とを比較することで、当該出力値が変化値であることを確認し、当該確認を以てロッド32の浮き上がりが検出されたこととする。
ロッド32の浮き上がりが検出されれば(ステップS03,Yes)、それは電子部品Dがポケット62に異常接触していることを示す。そのため、ステップS04において、次に説明する電子部品搬送装置7によって処置動作が実施される。
一方、ロッド32の浮き上がりが検出されなければ(ステップS03,No)、ステップS05において、モータ制御部51は、保持部2の下降量が設定値に達したかを判定する。設定値は、電子部品Dのポケット62の底面への到達に対応する。保持部2の下降量が設定値に達していなければ(ステップS05,No)、異常接触判定部53は、保持部2が下降終点に達するまで(ステップS05,Yes)、検出器がロッド32の浮き上がりを検出したかを判定する(ステップS03)。
ロッド32の浮き上がりが検出されず(ステップS03,No)、且つ保持部2の下降量が設定値に達すれば(ステップS05,Yes)、異常接触検出処理は終了し、電子部品保持装置1は、電子部品Dをポケット62へ収納させる残りの動作を実施する。すなわち、保持部2に電子部品Dを離脱させ、保持部2を上昇させる。具体的には、保持部2のパイプ内部における真空を破壊して電子部品Dを離脱させる。そして、円筒カム41を更に回転させることで、カムフォロア34を介した押圧体3の押し込みを解除し、それにより保持部2をロッド32から解放して、圧縮バネ23の付勢力により、保持部2を上昇させる。
(電子部品搬送装置7)
次に、このような電子部品保持装置1が搭載され、異常接触が検出された場合の処置を行う電子部品搬送装置7について説明する。図11は、電子部品搬送装置7の全体構成を示す上面図であり、図12は側面図である。
電子部品搬送装置7は、電子部品Dの搬送経路71を形成し、その搬送経路71に沿って並べられた各工程処理ユニット74に対して順番に電子部品Dを搬送する。この搬送経路71は、ターンテーブル72と電子部品保持装置1とにより形成されている。ターンテーブル72は、中心が搬送用モータ73の回転軸で支持されており、搬送用モータ73の駆動に従って間欠的に所定角度回転する。搬送用モータ73は、例えばダイレクトドライブモータである。
電子部品保持装置1は、このターンテーブル72の外周縁に円周等配位置となるように複数設置されている。具体的には、ターンテーブル72の外周縁にアーム21が固定され、保持部2は、このアーム21に支持されている。また、リニアガイド31は、ターンテーブル72の外周縁上方に固定され、押圧体3は、そのリニアガイド31に支持されることにより、ターンテーブル72の上方に位置し、昇降用モータ4は、リニアガイド31を固定する不動のブロックに設置されている。
テーピングユニット6を含む各工程処理ユニット74は、ターンテーブル72の外周縁に沿って並べられている。その他の工程処理ユニット74としては、パーツフィーダ、位置補正ユニット、テストコンタクト装置、マーキングユニット、外観検査装置、分類ソート機構、不良品排出装置74a等のうちの一又は複数種類が選択的に配置される。
本実施形態では、テーピングユニット6の後段、すなわちターンテーブル72の回転方向においてテーピングユニット6の一つ下流に、梱包されなかった電子部品Dを電子部品検査装置から排出する不良品排出装置74aが設置される。
保持部2の配置間隔は、ターンテーブル72の1ピッチの回転角度と等しい。換言すると、ダイレクトドライブモータは、保持部2の配置間隔と同一のピッチでターンテーブル72を間欠回転させる。押圧体3は、保持部2の停止位置と一致する箇所に設けられている。また、処理ユニットも保持部2の停止位置と一致する箇所に設けられている。尚、保持部2の停止位置の数≧搬送処理ユニットの数であれば、これらの数は同数でなくともよく、搬送処理ユニットが配置されていない保持部2の停止位置が存在していてもよい。
このような電子部品搬送装置7において、電子部品Dを保持した保持部2は、ターンテーブル72の間欠回転に従って、順に円周等配位置に設定された停止位置に移動する。保持部2が停止位置に位置すると、保持部2の上方に存在する駆動部は、保持部2を下降させる。保持部2の下降先には、工程処理ユニット74が存在しており、電子部品Dは、下降先の工程処理ユニット74により、工程処理が施される。工程処理が終了すると、押圧体3は保持部2を上昇させ、ターンテーブル72は、次の停止位置に保持部2を移動させる。
キャリアテープ61以外の工程処理ユニット74に対して電子部品Dを受け渡す際には、ボイスコイルモータ37は、電子部品Dを工程処理ユニット74のステージに押し付け、その押し付け荷重を所定値にコントロールする。
図13は、このような電子部品搬送装置7における異常接触検出時の制御部75の構成を示すブロック図である。電子部品搬送装置7は、ターンテーブル72、電子部品保持手段、及び各工程処理ユニット74を制御する制御部75を有している。この制御部75は、異常接触検出時において、異常接触を報知する報知部75aと、不良製品を排出する排出制御部75bとを備える。
報知部75aは、異常接触を報知する。この報知部75aは、通信回線で接続されたディスプレイ、スピーカ、プリンタ、又はパトランプ等の人間の五感に伝達可能な装置であれば、何れでもよい。また、報知部75aは、データを記憶するメモリを有し、異常接触がされたことをメモリに記録し、ユーザによる閲覧要求が発生したときに異常接触を報知するようにしてもよい。
排出制御部75bは、ポケット62に異常接触した電子部品Dをキャリアテープ61に梱包せずに、不良品排出装置74aに当該不良製品を排出させる。図14は、この排出制御部75bの動作を示すフローチャートである。
異常接触判定部53において電子部品Dが異常接触したと判定されると、ステップS11において、報知部75aは、異常接触を報知する。具体的には、異常接触を示すデータをメモリに書き込み、当該データをディスプレイやプリンタに出力する。また、スピーカに警告音を発生させ、パトランプを点灯させる。
また、異常接触判定部53において電子部品Dが異常接触したと判定されると、排出制御部75bは、ポケット62に電子部品Dを挿入しようとしている電子部品保持装置1の動作を中止させる。すなわち、ステップS12において、昇降用モータ4の回転を停止させることで、保持部2の下降を途中停止させる。そして、ステップS13において、押圧体3を上昇させて圧縮バネ23の付勢力を解放することで、保持部2を電子部品Dの保持状態のまま上昇させる。
更に、排出制御部75bは、異常接触した電子部品Dを電子部品搬送装置7から排出させる。すなわち、ステップS14において、ターンテーブル72を1ピッチだけ回転させ、異常接触した電子部品Dを保持している保持部2を不良品排出装置74aの上方に位置させる。そして、ステップS15において、保持部2を下降させて電子部品Dを離脱させることにより、異常接触した電子部品Dを不良品排出装置74aに渡す。
最後に、ステップS16において、排出制御部75bは、不良品排出装置74aを制御して、異常接触した電子部品Dを電子部品搬送装置7から排出させる。
(効果)
以上説明したように、本実施形態の異常接触検出方法は、昇降用モータ4によってロッド32を介して保持部2へ降下力Frを作用させ、ボイスコイルモータ37によって降下力Frに対してロッド32が受ける反作用力Fcrと同等な対抗推力Foppをロッド32に付与する。そして、電子部品Dがキャリアテープ61に接触しながら降下する際に生じる抵抗力Fdに応答した、ロッド32のボイスコイルモータ37に対する相対的な浮き上がりを検出し、ロッド32の浮き上がりを検出したことを以て、降下途中でのキャリアテープ61への接触を検出する。
当該方法は、ボイスコイルモータ37を異常接触検出の一構成として機能させている。すなわち、ロッド32が受ける反作用力Fcrと同等な対抗推力Foppをロッド32に掛けることで、ロッド32に掛かる総合的な荷重を0ニュートンとし、電子部品Dがキャリアテープ61に接触しながら降下する際に生じる抵抗力Fdを感知している。
ロッド32に掛かる総合的な荷重を0ニュートンとするのは、ボイスコイルモータ37が好適である。ボイスコイルモータ37は、電流値に比例した推力を発生させることができ、その推力は他のモータと比べて微小ピッチで調節可能である。そのため、反作用力Fcrと対抗推力Foppとを精度よく合わせることが容易であり、キャリアテープ61といった柔らかい素材からの小さい抵抗力Fdを検出可能となる。
これにより、電子部品Dの不良発生の一因となるキャリアテープ61との異常接触を極めて簡単且つ精度よく検出することができ、当該異常接触により不良が発生している可能性のある電子部品Dをより確実に除去することが可能となる。更には、その他の工程処理ユニット74における工程処理において適切な荷重を電子部品Dに与えることに利用されていたボイスコイルモータ37を転用又は併用でき、特別な機械的構成は必要としない。
また、従来は、ポケット62に電子部品Dを挿入した後、そのポケット62を検査ポジションに移動させ、不良製品であると確認されると、ポケット62を保持部2の位置に戻し、保持部2により不良製品をピックアップさせていた。また、そのために保持部2を備えるターンテーブル72を逆回転させるという工程も必要とされていた。
一方、本実施形態の異常接触検出方法では、ロッド32の浮き上がりが生じると、電子部品Dのポケット62への挿入を中止し、保持部2を上昇させることにより、ポケット62から電子部品Dを取り除くようにしてもよい。この異常接触検出方法によれば、電子部品Dの異常接触が発生したときは、この従来の電子部品Dの排除工程を経る必要がなくなる。
そのため、異常接触に関する不良製品の排除工程については必要時間を飛躍的に短縮できる。また、搬送経路71を巡る他の電子部品Dに対して、異常接触に関する不良製品を排除する工程が与える時間的影響をかなり減らすことができる。
尚、異常接触以外の要因で電子部品Dに不良が発生する場合もあるため、この従来の検査態様は併用することができる。また、ロッド32の浮き上がりが生じると、キャリアテープ61への降下途中における電子部品Dの接触を報知し、ユーザにより電子部品Dを取り除かせるようにしてもよい。
(他の工程処理ユニット74)
このように、キャリアテープ61といった柔らかい素材からの小さい抵抗力Fdを検出可能となった本実施形態に係る異常接触検出方法は、キャリアテープ61への梱包時における電子部品Dの異常接触を検出する事に非常に好適である。但し、他の工程処理ユニットへの電子部品Dの受け渡し時においても当然に適用可能である。
例えば、図15は、パーツフィーダの部分拡大図である。図15に示すパーツフィーダは、電子部品Dを電子部品搬送装置7に供給するユニットである。このパーツフィーダは、搬送経路81と中継台82とを備えている。
搬送経路81は、その延び方向に対する斜めの方向に揺動し、その揺動作用によって電子部品Dを終端まで移動させる。中継台82は、搬送経路81上の電子部品Dを保持部2へ中継するエスケープ機構であり、電子部品Dを搬送経路81から受け取って、平行移動により電子部品Dを保持部2の停止位置に位置させる。この中継台82は、搬送経路81の終端と向かい合わせて配置されている。中継台82の先端には、電子部品Dの載置面82aが形成されている。中継台82には、載置面82aに面するように、載置面82aよりも一段高い障壁82bが形成されている。
このパーツフィーダにおいて、障壁82bは、載置面82aに載置された電子部品Dの姿勢を揃える機能を一つに有するが、搬送経路81と中継台82との電子部品Dの受け渡し時や、中継台82の平行移動時に、電子部品Dが障壁82bに乗り上げてしまったり、立て掛けられてしまったりする場合も稀に発生する。
このとき、電子部品Dの最高部は、電子部品Dが障壁82bに乗り上げずに適正に載置面82aに載置されているときと比べて高くなる。そのため、載置面82aに適正に載置されていることを前提に降下してきた保持部2は、降下途中に電子部品Dと異常接触する。
そこで、電子部品保持装置1では、保持部2の降下中に生じた当該異常接触による抵抗力Rに応答して、ロッド32がボイスコイルモータ37に対して相対的に浮き上がり、当該浮き上がりが検出部38によって検出される。このため、電子部品Dと保持部2との衝突が検出され、この衝突により不良となり得る電子部品Dを抽出可能となる。
また、図16は、位置補正ユニットの部分拡大図である。この位置補正ユニットは、電子部品Dの姿勢を補正するガイド部材83を備えている。ガイド部材83には、底部に近づくほど窄まる角錘台状の穴83aが形成されている。保持部2によって電子部品Dをガイド部材83の穴83aに挿入すると、電子部品Dの姿勢が穴83aの内壁形状に合わせて変化する。この姿勢変化を起こさせることによって、位置補正ユニットは、電子部品Dを所望の姿勢に補正している。
このガイド部材83に電子部品Dを挿入する際には、予め電子部品Dを挿入する深さが調整されている。換言すると、電子部品Dの大きさに合わせて保持部2の下降量が予め決定されている。但し、電子部品Dの大きさや厚みのバラツキや、電子部品Dが保持部2に保持されている姿勢のバラツキ等によって、ガイド部材83と電子部品Dとが異常接触することが稀に発生する。
このとき、電子部品Dが其の大きさよりも狭い穴径に挿入されようとするために、ガイド部材83の内壁を用いた姿勢変化時に生じる通常の抵抗力よりも大きな異常な抵抗力Rが発生する。
そこで、電子部品保持装置1では、昇降用モータ4によって、ロッド32を介して保持部2へ降下力を作用させておく。この下降力には、ガイド部材83の内壁を用いた姿勢変化時に生じる通常の抵抗力を加味しておく。また、ボイスコイルモータ37によって、この降下力に対するロッド32が受ける反作用と同等な対抗推力をロッド32に付与しておく。
そして、保持部2の降下中に生じた異常接触による抵抗力Rに応答して、ロッド32がボイスコイルモータ37に対して相対的に浮き上がり、当該浮き上がりが検出部38によって検出される。このため、電子部品Dとガイド部材83との衝突が検出され、この衝突により不良となり得る電子部品Dを抽出可能となる。
また、図17は、テストコンタクト装置の部分拡大図である。テストコンタクト装置は、電子部品Dを通電させて電気特性をテストする装置であり、内部に通電用の電極が露出したソケット84を備えている。
このテストコンタクト装置において、ソケット84内に電子部品Dを挿入した時に、電子部品Dがソケット84の内側壁に乗り上げてしまったり、立て掛けられてしまったりする場合も稀に発生する。
このとき、電子部品Dの最高部は、ソケット84内に適正に挿入されているときと比べて高くなる。そのため、ソケット84に適正に挿入されていることを前提に降下してきた保持部2は、降下途中に電子部品Dと異常接触する。
そこで、電子部品保持装置1では、保持部2の降下中に生じた当該異常接触による抵抗力Rに応答して、ロッド32がボイスコイルモータ37に対して相対的に浮き上がり、当該浮き上がりが検出部38によって検出される。このため、電子部品Dと保持部2との衝突が検出され、この衝突により不良となり得る電子部品Dを抽出可能となる。
(他の実施形態)
以上のように本発明の実施形態を説明したが、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。そして、この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、本実施形態では、昇降用モータ4としてサーボモータを用いる場合を例に説明したが、モータとしては、ステッピングモータ等公知の何れも適用が可能である。また、保持部2として吸着ノズルを例に採り説明したが、静電吸着方式、ベルヌーイチャック方式、又は電子部品Dを機械的に挟持するチャック機構を配してもよい。
更に、圧縮バネ23、36の両方を備えることも、何れか一方を備えることも、両方を備えないものであってもよく、その態様に応じてロッド32が受ける反作用力Fcrと同等な対抗推力Foppを発生させればよい。すなわち、降下力Frとは、圧縮バネ23、36のない保持部2のみを降下させる力、圧縮バネ23に抗して保持部2のみを降下させる力、又は圧縮バネ23、36の弾性力の差分に抗して保持部2のみを降下させる力を含み、反作用力Fcrは、その降下力Frに対応する意である。
また、電子部品保持装置1の制御部5は、電子部品保持装置1が備えていてもよいし、電子部品搬送装置7が備える制御部75に同様の処理を行わせるようにしてもよい。
更に、一つのターンテーブル72に各種の工程処理ユニット74を配置する場合を例に挙げたが、搬送機構としては、直線搬送方式であってもよく、また複数のターンテーブル72で一の搬送経路71を構成するようにしてもよい。各種の工程処理ユニット74は、上記した種類に限られず、各種の工程処理ユニット74と置き換えることが可能であり、配置順序も適宜変更可能である。
1 電子部品保持装置
2 保持部
21 アーム
22 軸受け
23 圧縮バネ
24 フランジ
25 継手
3 押圧体
31 リニアガイド
32 ロッド
33 フレーム
33a 下腕
33b 上腕
34 カムフォロア
35 軸受け
36 圧縮バネ
37 ボイスコイルモータ
37a 磁石
37b 環状コイル
38 検出部
38a 空気口
38b 蓋部
38c パイプ
38d 流量計
38e 空気圧回路
4 昇降用モータ
41 円筒カム
5 制御部
51 モータ制御部
52 VCM制御部
53 異常接触判定部
6 テーピングユニット
61 キャリアテープ
62 ポケット
7 電子部品搬送装置
71 搬送経路
72 ターンテーブル
73 搬送用モータ
74 工程処理ユニット
74a 不良品排出装置
75 制御部
75a 報知部
75b 排出制御部
81 搬送経路
82 中継台
82a 載置面
82b 障壁
83 ガイド部材
83a 穴
84 ソケット
D 電子部品

Claims (11)

  1. ボイスコイルモータに支持されたロッドと一緒に当該ロッドを介して電子部品の保持手段を降下させる昇降用モータを有する電子部品保持装置による前記電子部品の異常接触検出方法であって、
    前記昇降用モータによって、前記ロッドを介して前記保持手段へ降下力を作用させ、
    前記ボイスコイルモータによって、前記降下力に対する前記ロッドが受ける反作用と同等な対抗推力を前記ロッドに付与し、
    前記保持手段の降下中に生じた異常な抵抗力に応答した、前記ロッドの前記ボイスコイルモータに対する相対的な浮き上がりを検出し、
    前記ロッドの浮き上がりを検出したことを以て、前記降下途中で前記電子部品に対する異常接触を検出すること、
    を特徴とする異常接触検出方法。
  2. 前記電子部品を保持した前記保持手段をキャリアテープのポケットへ向けて降下させ、
    前記電子部品が前記キャリアテープに接触しながら降下する際に生じる抵抗力に応答した、前記ロッドの前記ボイスコイルモータに対する相対的な浮き上がりを検出し、
    前記ロッドの浮き上がりを検出したことを以て、前記降下途中での前記キャリアテープへの接触を検出すること、
    を特徴とする請求項1記載の異常接触検出方法。
  3. 前記ロッドの前記浮き上がりが生じると、前記降下を中止し、前記保持手段を上昇させること、
    を特徴とする請求項1又は2に記載の異常接触検出方法。
  4. 前記ロッドの前記浮き上がりが生じると、前記降下途中における前記電子部品の接触を報知すること、
    を特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の異常接触検出方法。
  5. 電子部品を受け渡しする電子部品保持装置であって、
    前記電子部品を保持しつつ、外力によって受渡箇所へ向けて昇降可能な保持手段と、
    前記保持手段の降下力を発生させる昇降用モータと、
    前記保持手段に対して昇降可能に設けられ、前記保持手段と当接して、前記昇降用モータが発生させた前記降下力を前記保持手段へ伝達するロッドと、
    前記保持手段に作用する降下力によって生じる前記ロッドへの反作用と同等な対抗推力を前記ロッドに付与するボイスコイルモータと、
    前記保持手段の降下中に生じた異常な抵抗力に応答した、前記ロッドの前記ボイスコイルモータに対する相対的な浮き上がりを検出する検出手段と、
    を備えること、
    を特徴とする電子部品保持装置。
  6. 前記保持手段は、
    前記電子部品を保持しつつ、前記受渡箇所であるキャリアテープのポケットへ向けて降下させ、
    前記検出手段は、
    前記電子部品が前記キャリアテープに接触しながら降下する際に生じる抵抗力に応答した、前記ロッドの前記ボイスコイルモータに対する相対的な浮き上がりを検出すること、
    を特徴とする請求項5記載の電子部品保持装置。
  7. 前記保持手段は、
    前記検出手段により、前記ロッドの前記浮き上がりが検出されると、前記降下を中止し、前記保持手段を上昇させること、
    を特徴とする請求項5又は6に記載の電子部品保持装置。
  8. 電子部品を搬送経路上に並べられた各種の工程処理ユニットに搬送するとともに、前記工程処理ユニットに前記電子部品を受け渡しする電子部品搬送装置であって、
    前記電子部品を保持しつつ、外力によって昇降可能な保持手段と、
    前記保持手段を前記搬送経路に沿って周回させるとともに、前記保持手段を前記工程処理ユニットの受渡箇所上方に停止させる搬送用モータと、
    前記保持手段の降下力を発生させる昇降用モータと、
    前記受渡箇所上方に停止した保持手段の上方に昇降可能に設けられ、前記保持手段と当接して、前記昇降用モータが発生させた前記降下力を前記保持手段へ伝達するロッドと、
    前記保持手段に作用する前記降下力によって生じる前記ロッドへの反作用と同等な対抗推力を前記ロッドに付与するボイスコイルモータと、
    前記保持手段の降下中に生じた異常な抵抗力に応答した、前記ロッドの前記ボイスコイルモータに対する相対的な浮き上がりを検出する検出手段と、
    を備えること、
    を特徴とする電子部品搬送装置。
  9. 前記保持手段は、
    前記電子部品を保持しつつ、前記受渡箇所であるキャリアテープのポケットへ向けて降下させ、
    前記検出手段は、
    前記電子部品が前記キャリアテープに接触しながら降下する際に生じる抵抗力に応答した、前記ロッドの前記ボイスコイルモータに対する相対的な浮き上がりを検出すること、
    を特徴とする請求項8記載の電子部品搬送装置。
  10. 電子部品の不良品排出手段を更に備え、
    前記保持手段は、
    前記検出手段により、前記ロッドの前記浮き上がりが検出されると、前記降下を中止し、前記保持手段を上昇させ、前記不良品排出手段へ前記電子部品を移送すること、
    を特徴とする請求項8又は9に記載の電子部品搬送装置。
  11. 前記ロッドの前記浮き上がりが生じると、前記降下途中における前記電子部品の接触を報知する報知手段を更に備えること、
    を特徴とする請求項8乃至10の何れかに記載の電子部品搬送装置。
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