JP5298563B2 - 発券機 - Google Patents

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Description

本発明は、料理のオーダを受け付け該当する券を発券する発券機に関する。
従来、タッチパネル等の表示部を有し、この表示部に料理の選択ボタンを表示して、客が選択ボタンを押すと対応する食券を発行する発券機が用いられている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−57383号公報
従来の発券機では、食べたいと思う料理がすぐに提供されるのかどうかを客が知ることができないという問題があった。そのため、すぐに提供されるものと思って選んだ料理の調理時間が予想外に長くかかるというようなことも起こり得た。このような場合、例えばグループで来た客のうちの一人だけが調理時間の長くかかる料理を選んでしまうと、その一人の客の食事が終わるまでグループ客全員が店に留まることになり、客にとっては時間を無駄にしてしまうことになり、店にとっては客の回転率の低下につながり、客にも店にも好ましくなかった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、その目的は、料理の提供可能時間を知らせてどの料理がすぐに提供されるかを知ることのできる発券機を提供することにある。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、料理毎に設けられた選択ボタンが操作されることにより料理を特定する操作表示部を有し、所望の選択ボタンが操作されると特定された料理に該当する券を発券する発券機において、料理毎に調理にかかる時間を表す調理時間情報と、オーダを受け付けてから未だ客に料理が提供されていないオーダ情報である未提供オーダ情報とを記憶する記憶手段と、前記調理時間情報と前記未提供オーダ情報とに基づいて前記選択ボタンの各々に料理の客への提供可能時間を表示する表示手段と、を備えることを特徴とする。
この構成によれば、料理毎に客への料理の提供可能時間が案内表示されるので、どの料理がすぐに提供されるかをオーダ前に知ることができる。これにより、調理時間が長くかかる料理を客が知らずに選んでしまって時間を無駄にしてしまうことを回避することができるとともに、店にとっては客に必要以上に長時間テーブルを占有されることがなく客の回転率を向上させることができる。
また、本発明は、上記の発券機において、前記表示手段は、客への料理の提供可能時間で料理を分類して前記表示をすることを特徴とする。
この構成によれば、例えば、5分で提供できる料理、10分で提供できる料理、15分で提供できる料理、のように提供可能時間で料理を分類して表示が行われるので、忙しいとか時間に余裕があるとか客の状況に合った料理を簡単に探し出してオーダすることができる。
また、本発明は、上記の発券機において、前記記憶手段がオーダを受け付けてから未だ客に料理が提供されていないオーダ数である前記未提供オーダ情報、料理毎の同時調理可能数とを更に記憶し、前記調理時間情報、前記同時調理可能数、及び前記オーダ数に基づいて、次にオーダされる料理が客に提供されるまでの時間を算出する算出手段を備え、前記表示手段は、前記算出された時間に基づく前記表示をすることを特徴とする。
この構成によれば、店の混み具合等によって変化し得る(例えば、店が混んでいれば調理に時間がかかり、店が空いていれば標準時間で調理できる)料理が提供されるまでの時間を、料理の調理時間情報に実際のオーダ状況(同時調理可能数とオーダ数)を加味して計算するので、料理の正確な提供可能時間を求めて案内表示をすることができる。
本発明に係る発券機によれば、料理の提供可能時間を知らせることができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳しく説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の一実施形態による発券機を用いた販売システムの構成図である。この販売システムは食堂等に導入される。発券機10は食券を発行する発券機であり、LAN(Local Area Network)等のネットワーク20に接続される。管理装置30は、ネットワーク20を介して発券機10と通信を行い、発券機10の動作の管理と発券機10内の情報管理を行う。また、発券機10から売上実績データを収集して、その管理や売上情報に基づく商品の発注指示を行う。
発券機10は、CPU1と、RAM2と、ROM3と、通信部4と、紙幣識別部5と、コイン投入口51と、紙幣投入口52と、貨幣払出部7と、払出口71と、食券印字発行部8と、操作表示パネル9と、を備えている。
CPU1(中央処理装置)は、発券機10の処理動作を統括して制御する。RAM2(ランダムアクセスメモリ)は、後述する商品ファイルやオーダ実績ファイルを記憶する。また、CPU1の演算処理などで使用する記憶エリアを提供する。ROM3(リードオンリメモリ)は、CPU1が実行するプログラムを記憶する。貨幣識別部5は、コイン投入口51および紙幣投入口52から利用者(客)によって投入された紙幣や貨幣の種類を識別する。貨幣払出部7は、釣銭あるいは払い戻し金として貨幣を払出口71から払い出す。食券印字発行部8は、ロール状のシートに料理名等を印字し切断してこれを食券として発行する。なお、食券印字発行部8は、単票の券に印字を行って食券として発行するようにしてもよい。操作表示パネル9は、タッチパネルを用いて構成されており、料理の選択ボタンを選択可能に表示する。利用者が所望の料理の選択ボタンをタッチすることによって、当該料理の選択が入力される。なお、操作表示パネル9には、料理の選択ボタンの他に取消キーや同一料理を複数枚まとめて購入することを指示するキーなども表示される。通信部4は、ネットワーク20を介して管理装置30との間で通信を実行する。
図2は、発券機10の外観構成を示した図である。同図において、発券機10の前面には操作表示パネル9が配置される。利用者は、操作表示パネル9により料理を選択し、選択した料理の代金をコイン投入口51や紙幣投入口52から貨幣を投入することにより支払う。釣銭や払い戻し金は、払出口71から払い出される。
図3は、RAM2に記憶される商品ファイルの一例である。商品ファイルには、品番、商品名、値段、調理時間、同時調理可能数、などが商品(料理)毎に関連付けられて記憶されている。ここで、品番は商品を一意に特定する番号、商品名は料理の名前、値段は商品の販売価格、調理時間はその料理を1つ調理するのにかかる時間(固定値)、同時調理可能数は同じ料理を同時に調理できる数、である。例えば、調理場にその料理を調理する調理設備(調理釜など)が4個ある場合、同時調理可能数は「4」である。
図4は、本実施形態における操作表示パネル9の表示例を示したものである。本実施形態では、操作表示パネル9の各料理の選択ボタンに、商品ファイルに記憶されている各料理の商品名と値段が表示されるとともに、更に、商品ファイルに記憶されている当該料理の調理時間が表示される。例えば、図3の商品ファイルによれば、「うどん」の選択ボタンには商品名「うどん」と値段「¥100」と調理時間「10分」が表示され、「カレーライス」の選択ボタンには商品名「カレーライス」と値段「¥250」と調理時間「5分」が表示される。図4の操作表示パネル9の表示を見て客が希望の料理の選択ボタンをタッチし、コイン投入口51や紙幣投入口52から代金を投入することで、タッチされた選択ボタンの料理の食券が食券印字発行部8から発行され、また必要に応じて釣銭が払出口71から払い出される。
本実施形態によれば、以上のように選択ボタンにその料理の調理時間が表示されているので、客は、料理をオーダする前にどの料理がどのくらいの時間で提供されるかの目安(実際に調理に取り掛かってから完成するまでの時間であり、調理に取り掛かるまでの待ち時間を含まない)を知ることができる。例えば、調理設備の数が十分にある店では、注文が入ればすぐに調理に取り掛かれるので、本実施形態はそのような店に有効である。
(第2の実施形態)
本実施形態は、上述した第1の実施形態とは操作表示パネル9の表示態様のみが異なり、それ以外の構成(図1〜図3)は共通である。以下、共通部分の説明は省略する。
図5及び図6は、本実施形態における操作表示パネル9の表示例を示したものである。本実施形態では、まず操作表示パネル9に図5のような各料理の提供可能時間毎の選択画面が表示される。図5では、10分以内に提供可能な商品(料理)を選択するためのボタン、15分以内に提供可能な商品を選択するためのボタン、20分以内に提供可能な商品を選択するためのボタン、及び25分以内に提供可能な商品を選択するためのボタン、が表示されている。客が図5の操作表示パネル9において希望する提供可能時間のボタンをタッチすると、タッチされたボタンの提供可能時間に対応する調理時間の料理が商品ファイルから選び出され、選び出された料理の選択ボタンのみが図6のように操作表示パネル9に表示される。図6は、10分以内に提供可能な商品を選択するためのボタンがタッチされた場合の表示例を示しており、図3の商品ファイルに従って、調理時間が10分である「うどん」の選択ボタンと、調理時間が5分である「カレーライス」の選択ボタンと、調理時間が5分である「サラダ」の選択ボタンと、が表示される。
図6の操作表示パネル9の表示を見て客が希望の料理の選択ボタンをタッチし、コイン投入口51や紙幣投入口52から代金を投入することで、タッチされた選択ボタンの料理の食券が食券印字発行部8から発行され、また必要に応じて釣銭が払出口71から払い出される。また、図6の操作表示パネル9には「戻る」ボタンも表示され、この「戻る」ボタンをタッチすることで図5の選択画面に戻り、もう一度提供可能時間を選び直すこともできる。
本実施形態によれば、提供可能時間で料理を分類して表示が行われるので、客は、忙しいとか時間に余裕があるとかの状況に合った料理を簡単に探し出してオーダすることができる。
(第3の実施形態)
本実施形態は、実際のオーダ状況によって変わり得る料理の提供可能時間を正確に計算して表示する構成を追加した点が、上述した第1及び第2の実施形態と異なり、それ以外の構成(図1〜図3)は共通である。以下、共通部分の説明は省略する。
図7は、RAM2に記憶されるオーダ実績ファイルの一例である。オーダ実績ファイルには、品番、未提供オーダ数、オーダ受付時刻、オーダ完了予定時刻、待ち時間、未提供オーダ番号、次オーダ番号、表示待ち時間、が記憶される。品番以外のデータは、オーダが入るごとに随時内容が更新されていく(詳しくは後述)。ここで、未提供オーダ番号は現時刻においてまだ調理が完了しておらず客に料理が提供されていない(即ち、現在調理中、又は調理待ち(調理を開始していない)の状態)未提供オーダのオーダ番号(オーダ番号はオーダ毎に割り当てられる一意の番号)、未提供オーダ数は料理毎の未提供オーダの数、オーダ受付時刻はオーダを受けた時刻、オーダ完了予定時刻はオーダされた料理の調理が完了して客に料理が提供可能となる予定の時刻、待ち時間はそのオーダを受けてから料理が提供されるまでの時間、次オーダ番号は調理中のオーダの調理が完了したら次に調理対象となるオーダのオーダ番号、である。表示待ち時間の欄は、未提供オーダ数が同時調理可能数以上の場合に次に受けるオーダについての待ち時間を計算するための欄であり、この計算で求められた待ち時間が操作表示パネル9の各料理の選択ボタンに表示される。表示待ち時間の欄を用いた待ち時間の計算の具体例を図8で説明する。
図8(A)は、品番001について、未提供オーダ数が同時調理可能数未満である場合の例を示したものである。この例では、10時0分に最初のオーダが入り、1行目にオーダ受付時刻「10:00」、オーダ完了予定時刻「10:10」、待ち時間「10分」、オーダ番号「1001」が記憶されている。その後、10時1分に次のオーダが入り、2行目にオーダ受付時刻「10:01」、オーダ完了予定時刻「10:11」、待ち時間「10分」、オーダ番号「1002」が記憶され、更に10時2分に次のオーダが入り、3行目にオーダ受付時刻「10:02」、オーダ完了予定時刻「10:12」、待ち時間「10分」、オーダ番号「1003」が記憶されている。この状態では未提供オーダ数は3であり品番001の同時調理可能数(商品ファイル参照)の4を超えていないため、受注している3つのオーダは受注と同時に調理開始可能である。よって、待ち時間はいずれも10分であり、操作表示パネル9の商品名「うどん」(品番「001」)の選択ボタンには、待ち時間が10分と表示される。なお、この場合、表示待ち時間の欄は使用しない。
図8(B)は、品番001について、未提供オーダ数が同時調理可能数と等しい場合の例を示したものである。この例では、図8(A)の状態の後、更に10時3分に新しいオーダが入って、4行目にオーダ受付時刻「10:03」、オーダ完了予定時刻「10:13」、待ち時間「10分」、オーダ番号「1004」が記憶されている。図8(A)の場合と同様に、このオーダ番号「1004」のオーダも受注と同時に調理開始可能であり、待ち時間は10分である。このとき、未提供オーダ数と同時調理可能数とが等しくなったため、表示待ち時間の欄のオーダ受付時刻には、次に受ける仮オーダのオーダ受付時刻として現在時刻の「10:03」が入力される。この仮オーダについては、未提供オーダ数が同時調理可能数と等しいのですぐには調理に取り掛かれず、調理中のオーダの調理が終わって調理設備が空いた時点で調理が開始される。この例においては、オーダ番号「1001」のオーダが10時10分に調理完了となるので、上記の仮オーダは、10時10分に調理が開始されて10時20分に調理が完了する予定となる。表示待ち時間の欄のオーダ完了予定時刻には、このようにして求まった仮オーダの調理完了予定の時刻「10:20」が入力される。表示待ち時間の欄の待ち時間には、仮オーダのオーダ完了予定時刻からオーダ受付時刻を引いた時間が入力される。この例では、仮オーダは10時3分に受け付けられて10時20分に調理が完了するので、待ち時間は17分となる。したがって、操作表示パネル9の商品名「うどん」(品番「001」)の選択ボタンには、待ち時間が17分と表示される。
図8(C)は、品番001について、未提供オーダ数が同時調理可能数より多い場合の例を示したものである。この例では、図8(B)の状態の後、更に10時4分に新しいオーダが入って、5行目にオーダ受付時刻「10:04」、オーダ完了予定時刻「10:20」、待ち時間「16分」、オーダ番号「1005」が記憶されている。このオーダ番号「1005」のオーダについては、実際に受注が入った時刻である10時4分に再度、上述した図8(B)の場合と同様の計算が行われることによって、待ち時間が16分と求められる。また、表示待ち時間の欄には、上述した図8(B)の場合と同様にして、各データが次のように入力される。即ち、オーダ受付時刻には、次に受ける仮オーダのオーダ受付時刻として現在時刻の「10:04」が入力される。この仮オーダについては、調理中のオーダの調理が終わって調理設備が空いた時点で調理が開始される。この例ではオーダ番号「1002」のオーダが10時11分に調理完了となった時点で仮オーダの調理が開始可能となる。よって、この仮オーダは、10時21分に調理が完了する予定となる。オーダ完了予定時刻には、このようにして求まった仮オーダの調理完了予定の時刻「10:21」が入力される。待ち時間には、仮オーダのオーダ完了予定時刻からオーダ受付時刻を引いた時間が入力される。この例では、仮オーダは10時4分に受け付けられて10時21分に調理が完了するので、待ち時間は17分となる。したがって、操作表示パネル9の商品名「うどん」(品番「001」)の選択ボタンには、待ち時間が17分と表示される。
次に、本実施形態における発券機10の動作を図9のフローチャートを参照して説明する。
発券機10は、操作表示パネル9に各料理の選択ボタンを表示し、客による料理の選択入力を受け付ける(ステップS1)。図10に本実施形態における操作表示パネル9の表示例を示す。操作表示パネル9の各選択ボタンの近傍には、その選択ボタンの料理の待ち時間が表示される。表示される待ち時間の値は、以下に述べるステップS5,ステップS7,ステップS8において決まる値である。なお、図10の操作表示パネル9には、「次画面」ボタンも表示され、この「次画面」ボタンをタッチすると、1画面には収まりきらないその他の料理の選択ボタンを表示させることができる。
図10の操作表示パネル9の表示を見て客が希望の料理の選択ボタンをタッチすると、発券機10はタッチされた料理を特定し、特定した料理の新たなオーダとしてオーダ番号を割り当ててオーダ実績ファイルに記憶するとともに、その料理の未提供オーダ数を1だけ増やしてその値をオーダ実績ファイルに記憶する(ステップS2)。コイン投入口51や紙幣投入口52から客が代金を投入すると、発券機10はステップS2で特定した料理の食券を食券印字発行部8から発行し、また必要に応じて釣銭を払出口71から払い出す(ステップS3)。
CPU1は、ステップS2で特定した料理について、オーダ実績ファイルにおける未提供オーダ数が商品ファイルにおける同時調理可能数未満であるか否かを判断する(ステップS4)。
未提供オーダ数が同時調理可能数未満である場合、CPU1は、オーダ実績ファイルにおいて、ステップS2で記憶したオーダ番号と対応させて、現時刻をオーダ受付時刻として記憶し、商品ファイルに記憶されているその料理の調理時間をオーダ受付時刻に加算した時刻をオーダ完了予定時刻として記憶し、オーダ完了予定時刻とオーダ受付時刻との差分(即ちこの場合はその料理の調理時間)を待ち時間として記憶する。これによりオーダ実績ファイルは上述した図8(A)のような状態となる。発券機10は、操作表示パネル9において、ステップS2で特定した料理の待ち時間として商品ファイルに記憶されているその料理の調理時間を表示する(ステップS5)。
未提供オーダ数が同時調理可能数未満ではない場合、CPU1は、未提供オーダ数が同時調理可能数と同数であるか、未提供オーダ数が同時調理可能数より多いかを判断する(ステップS6)。
未提供オーダ数が同時調理可能数と同数である場合、CPU1は、オーダ実績ファイルにおいて、ステップS2で記憶したオーダ番号と対応させて、現時刻をオーダ受付時刻として記憶し、商品ファイルに記憶されているその料理の調理時間をオーダ受付時刻に加算した時刻をオーダ完了予定時刻として記憶し、オーダ完了予定時刻とオーダ受付時刻との差分(即ちこの場合はその料理の調理時間)を待ち時間として記憶する。ここまでの処理はステップS5と同じであり、オーダ実績ファイルは図8(B)の4行目(オーダ番号「1004」)までが記憶された状態となる。CPU1は更に、オーダ実績ファイルにおいて、表示待ち時間の欄に、次に受ける仮オーダのオーダ受付時刻として現時刻を記憶し、その料理の未提供オーダのうちオーダ番号が最先のオーダのオーダ完了予定時刻に商品ファイルに記憶されているその料理の調理時間を加算した時刻を仮オーダのオーダ完了予定時刻として記憶し、この仮オーダのオーダ完了予定時刻とオーダ受付時刻との差分を仮オーダの待ち時間として記憶する。図8(B)の例では、仮オーダのオーダ受付時刻は「10:03」であり、仮オーダのオーダ完了予定時刻は、最先のオーダ即ちオーダ番号「1001」のオーダのオーダ完了予定時刻「10:10」及び品番「001」の調理時間「10分」から「10:20」となり、仮オーダの待ち時間は「10:20」と「10:03」の差分である「17分」となる。発券機10は、操作表示パネル9において、このようにして求めた仮オーダの待ち時間をステップS2で特定した料理の待ち時間として表示する(ステップS7)。
未提供オーダ数が同時調理可能数より多い場合、CPU1は、オーダ実績ファイルにおいて、ステップS2で記憶したオーダ番号と対応させて、現時刻をオーダ受付時刻として記憶し、その料理の未提供オーダのうちN(=その料理の同時調理可能数)個前に受注したオーダ(つまり、このオーダの調理が完了するとステップS2で記憶したオーダ番号のオーダの調理が開始可能となる)のオーダ完了予定時刻に商品ファイルに記憶されているその料理の調理時間を加算した時刻をオーダ完了予定時刻として記憶し、オーダ完了予定時刻とオーダ受付時刻との差分を待ち時間として記憶する。図8(C)の例では、オーダ実績ファイルの5行目に示されるように、オーダ受付時刻は「10:04」であり、オーダ完了予定時刻は、4(=品番「001」の同時調理可能数)個前に受注したオーダ番号「1001」のオーダ完了予定時刻「10:10」に品番「001」の調理時間「10分」を加算して「10:20」となり、待ち時間は「10:20」と「10:04」の差分である「16分」となる。
CPU1は更に、オーダ実績ファイルにおいて、表示待ち時間の欄に、次に受ける仮オーダのオーダ受付時刻として現時刻を記憶し、その料理の未提供オーダのうちN−1個前に受注したオーダのオーダ完了予定時刻に商品ファイルに記憶されているその料理の調理時間を加算した時刻を仮オーダのオーダ完了予定時刻として記憶し、この仮オーダのオーダ完了予定時刻とオーダ受付時刻との差分を仮オーダの待ち時間として記憶する。図8(C)の例では、仮オーダのオーダ受付時刻は「10:04」であり、仮オーダのオーダ完了予定時刻は、3(=4−1)個前に受注したオーダ番号「1002」のオーダ完了予定時刻「10:11」に品番「001」の調理時間「10分」を加算して「10:21」となり、仮オーダの待ち時間は「10:21」と「10:04」の差分である「17分」となる。発券機10は、操作表示パネル9において、このようにして求めた仮オーダの待ち時間をステップS2で特定した料理の待ち時間として表示する(ステップS8)。
上記ステップS5,ステップS7,ステップS8の後、CPU1は、オーダ実績ファイルにおいてオーダ完了予定時刻になったオーダがあればそのデータを削除し、また未提供オーダ数をその分だけ減じる(ステップS9)。
以上のように、本実施形態によれば、実際のオーダ状況を考慮することで、料理が提供されるまでの正確な時間を客に知らせることができる。
以上、図面を参照してこの発明の一実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等をすることが可能である。
例えば、図9のフローチャートにおいて、食券を発行する毎にステップS4以降で操作表示パネル9に表示する待ち時間の計算を行っているが、これに限らず、リアルタイム(例えば1分毎)で待ち時間の計算を行うようにしてもよい。リアルタイムで待ち時間の計算を行えば、店の混雑時に未提供オーダ数が多くなり待ち時間が長く表示されるようになった後、店が空いて未提供オーダ数が減ることで直ちに待ち時間の表示が商品ファイルの調理時間にまで短くなるので、実際のオーダ状況をより柔軟に反映させた待ち時間の表示を行うことができる。
また、ステップS9では完了予定時刻になったらオーダを削除するようにしたが、これに代えて、厨房に配置されネットワーク接続されたキッチンプリンタに調理が完了した品番と数を店員が入力すると、未提供オーダ数をその分マイナスするという処理を行うようにしてもよい。なお、この場合、注文時にはキッチンプリンタに調理指示書を発行し出力させることができる。
また、図4のような料理の選択ボタンの表示は、待ち時間の程度毎に表示色を変えると見やすくなる。例えば、待ち時間10分以内は青、15分以内は黄、それ以上は赤で表示を行う。
また、操作表示パネル9の各料理の選択ボタンには、料理の画像などを表示してもよい。
また、管理装置30の機能を発券機10に組み込んだ構成としてもよい。
また、発券機に限らず、客あるいは店員が操作して注文を入力する注文入力端末であれば本発明を適用可能である。例えば、飲食店のテーブルに客が操作する注文入力端末が設置されており、客がその注文入力端末を操作することで、オーダが厨房等の管理装置へ送信されるような販売システムや、店員が携帯型の注文入力端末を持って店内の客から注文を取り、オーダを管理装置へ送信するような販売システムへの適用が考えられる。
また、1店舗で複数の発券機や注文入力端末を利用する構成としてもよい。
本発明の一実施形態による発券機を用いた販売システムの構成図である。 発券機の外観構成を示した図である。 商品ファイルの一例である。 第1の実施形態における操作表示パネルの表示例である。 第2の実施形態における操作表示パネルの表示例である。 第2の実施形態における操作表示パネルの表示例である。 オーダ実績ファイルの一例である。 オーダ実績ファイルの一例である。 第3の実施形態における発券機の動作を示すフローチャートである。 第3の実施形態における操作表示パネルの表示例である。
符号の説明
1…CPU 2…RAM 3…ROM 4…通信部 5…貨幣識別部 7…貨幣払出部 8…食券印字発行部 9…操作表示パネル 10…発券機 20…ネットワーク 30…管理装置 51…コイン投入口 52…紙幣投入口 71…払出口

Claims (2)

  1. 料理毎に設けられた選択ボタンが操作されることにより料理を特定する操作表示部を有し、所望の選択ボタンが操作されると特定された料理に該当する券を発券する発券機において、
    料理毎に調理にかかる時間を表す調理時間情報と、オーダを受け付けてから未だ客に料理が提供されていないオーダ情報である未提供オーダ情報とを記憶する記憶手段と、
    前記調理時間情報と前記未提供オーダ情報とに基づいて前記選択ボタンの各々に料理の客への提供可能時間を表示する表示手段と、
    を備えることを特徴とする発券機。
  2. 前記記憶手段がオーダを受け付けてから未だ客に料理が提供されていないオーダ数である前記未提供オーダ情報、料理毎の同時調理可能数とを更に記憶し、
    前記調理時間情報、前記同時調理可能数、及び前記オーダ数に基づいて、次にオーダされる料理が客に提供されるまでの時間を算出する算出手段を備え、
    前記表示手段は、前記算出された時間に基づく前記表示をする
    ことを特徴とする請求項1に記載の発券機。
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