以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
[第1の実施形態]
図1は、第1の実施形態における、POSシステムを用いた会計処理の流れを示す概念図である。登録用レジスタ(登録装置)21は、顧客が購入しようとする商品に付されたバーコードを店員の操作によりスキャンして、バーコードに示された商品情報を登録する。
顧客が購入しようとする全ての商品のバーコードについて商品情報の登録が完了すると、登録用レジスタ21は、取引コードを示すバーコードを、印刷媒体である精算用シートに印刷する。取引コードは、各取引の識別情報である。店員は、発行された精算用シートを顧客に手渡し、精算用レジスタ31において精算するよう案内する。
精算用シートを受け取った顧客は、精算用レジスタ(精算装置)31に移動し、その精算用レジスタ31が備えるスキャナ部を用いて精算用シートに印刷されたバーコードを読み取らせる。そして、顧客は、精算用レジスタ31の操作部を操作することで、読み取られた取引コードの取引を精算する。
これにより、顧客が購入しようとする商品の商品情報の登録を店員である店員が行うことを前提としているので、最も時間の掛かる商品登録操作を慣れた店員が行う為、迅速に商品登録を行うことができ、また顧客による不正な商品登録を防止することができる。
なお、精算用シートを発行する登録用レジスタ21の設置台数と、購入金額の精算を行う精算用レジスタ31の設置台数を同数にする必要はない。例えば、登録用レジスタ21の台数は、精算用レジスタ31の台数よりも少なくともよい。
また、精算用レジスタ31の設置台数を削減し、精算用レジスタ31が設置される面積を削減すれば、販売者は削減した面積を売り場面積として有効活用できる。仮に登録用レジスタ21と精算用レジスタ31の少なくとも一方の台数が削減された場合でも、従来のPOSシステムよりも会計処理にかかる時間を削減することができる。そのため、顧客が他の会計処理が完了することを待つ状態(いわゆるレジ待ち)を緩和又は解消することができる。
次に、POSシステム1の構成について説明する。
図2は、本発明の第1の実施形態におけるPOSシステム1の構成を示す概略ブロック図である。POSシステム1はストアコントローラ11、N台(Nは1以上の整数、例えば2)の登録用レジスタ21と、M台(Mは1以上の整数、例えば2)の精算用レジスタ31とを含んで構成される。ストアコントローラ11と、登録用レジスタ21と、精算用レジスタ31とは、LAN(Local Area Network)12により接続されている。なお、ストアコントローラ11と、登録用レジスタ21や精算用レジスタ31とは、必ずしもLAN12で接続しておく必要はない。その場合に、データのやりとりは、電気配線を活用して高速通信を実現する電力線通信などを用いて行うことができる。また、ストアコントローラ11の機能を、登録用レジスタ21が有するようにして、ストアコントローラ11を省略することも可能である。
ストアコントローラ11は、POSシステム1全体を制御するコンピュータであり、商品毎の商品コード、価格情報及び商品名情報等、商品に関する情報を含む商品マスタ(商品ファイル)等、種々の情報を記憶する。商品コードとは、各商品を識別する情報、例えばJAN(Japanese Article Number)コードである。ストアコントローラ11は、各登録用レジスタ21及び各精算用レジスタ31に、商品マスタを適宜送信する。
また、ストアコントローラ11は、登録用レジスタ21から精算情報を受信すると、受信した精算情報を記憶する。精算情報(取引情報)は、ある取引において顧客が購入しようとする全ての商品の購入情報、即ち、その商品の識別情報(商品コード)と、購入しようとする数量と、合計金額と、その取引を識別する取引コードと、登録した登録用レジスタを識別するレジ番号の情報と、顧客のステータス情報とを含む情報である。ステータス情報は、例えば、使用言語等、顧客のステータスを示す情報である。例えば、ステータス情報「0」は使用言語が日本語であることを示し、ステータス情報「1」は使用言語が英語であることを示し、ステータス情報「2」は使用言語が中国語であることを示し、ステータス情報「8」は顧客が子供であることを示し、ステータス情報「9」は顧客が老人であることを示す。なお、ステータス情報のデフォルト値は「0」である。
また、ストアコントローラ11は、精算用レジスタ31から取引コードを含む精算情報要求を受信すると、受信した取引コードに対応する精算情報をその精算用レジスタ31に送信する。精算情報要求は、精算情報を要求するデータであり、取引コードを含む。
顧客の購入対象の商品を登録する登録用レジスタ21は、顧客が購入しようとする商品に付されたバーコードを店員の操作により読み取るスキャナを有する。スキャナは、登録用レジスタ21に読み取った情報を出力することができれば、登録用レジスタ21に内蔵されていなくても別体であってもよい。また、登録用レジスタ21は、商品情報の登録中に、顧客のステータス情報を入力するステータス情報入力手段を有する。登録用レジスタ21は、スキャナにより読み取った情報とステータス情報とに基づいて精算情報を生成し、生成した精算情報をストアコントローラ11に送信する。そして、登録用レジスタ21は、取引コードを示すバーコードを精算用シートに印刷する。
登録用レジスタ21により登録された商品の精算情報に基づいて顧客自らが精算を行うことができる精算用レジスタ31は、精算用シートに印刷されたバーコードを読み取るスキャナを有している。精算用レジスタ31は、顧客の操作により、精算用シートに印刷されたバーコードをスキャナで読み取り、バーコードから取引コードを取得する。そして、精算用レジスタ31は、取得した取引コードを含む精算情報要求を生成してストアコントローラ11に送信し、当該取引コードに対応する精算情報をストアコントローラ11から取得する。精算用レジスタ31は、取得した精算情報に含まれるステータス情報に基づき、表示部に表示する操作画面の表示態様を切り替える。例えば、精算用レジスタ31は、ステータス情報が「0」である場合、日本語の通常の操作画面を表示部に表示する。また、精算用レジスタ31は、ステータス情報が「1」である場合、操作画面の表示言語を英語に変更する。また、精算用レジスタ31は、ステータス情報が「2」である場合、操作画面の表示言語を中国語に変更する。また、精算用レジスタ31は、ステータス情報が「8」である場合、操作画面の表示態様を子供用のものに変更する。また、精算用レジスタ31は、ステータス情報が「9」である場合、操作画面の表示態様を老人用のものに変更する。そして、精算用レジスタ31は、取得した精算情報に含まれる商品に関する情報や合計金額を操作画面に表示し、精算を促す表示を操作画面に表示する。
精算用レジスタ31に対する精算処理の流れは例えば次のように行うことができる。(1)まず、決済方法を選択する。現金、クレジットカード、電子マネー等のいずれかまたは併用する旨を顧客の操作に応じて選択する。(2)次に、決済を実行する。精算用レジスタ31が有する紙幣や硬貨の投入排出口への現金投入や釣り銭の支払い、カード読み取り機でのカード読み取り等によって決済を実行する。(3)次に、精算用レジスタ31が有する印刷部を用いて、レシートを発行する。レシートには、例えば、購入した商品の一覧、購入合計金額、受領金額、釣り金額等が印字される。(4)そして、精算用レジスタ31は、精算処理を終了し、空き状態となる。
次に登録用レジスタ21の構成について説明する。図3は、本実施形態における登録用レジスタ21の構成を示す概略ブロック図である。登録用レジスタ21は、CPU(Central Processing Unit)201、ROM(Read Only Memory)202、RAM(Random Access Memory)203、スキャナ部204、第1表示部205、第2表示部206、操作部207、通信部208、印刷部209、音源部210、タイマー部211、撮影部212、及びハードディスク(記憶部)213と、を含んで構成される。これらは、バス221を介して相互に通信することができる。
ROM202は、読み出し専用メモリであり、登録用レジスタ21を動作させるプログラムを予め記憶する。
CPU201は、中央演算処理装置であり、ROM202に記憶されているプログラムを読み出して実行することにより、登録用レジスタ21の動作を制御する。例えば、CPU201は、スキャナ部204が読み取った情報に基づいて、商品情報を登録して精算情報を生成する。また、CPU201(関連付手段)は、商品情報の登録中に操作部207を介して入力されたステータス情報を、登録中の取引の精算情報に関連付ける。そして、CPU201は、通信部208を介して、生成した精算情報をストアコントローラ11に送信する。また、CPU201は、取引コードを示すバーコードを印刷部209に印刷させる。
スキャナ部204は、商品に付されているバーコード(商品コード)を光学的に読み取る。
RAM203は、随時読み出し書き込みメモリであり、種々の情報を記憶する。例えば、RAM203は、スキャナ部204によって読み取られた商品コード等の商品情報、操作キーが操作された履歴情報及び商品マスタ等を記憶する。
第1表示部205は、店員に対面する位置に設けられ、店員に対する情報、例えば商品マスタから抽出された商品情報(例えば、商品名情報、価格情報を含む)を表示する。第1表示部205は、例えば、操作入力を受け付ける液晶タッチパネルである。ここで、第1表示部205を構成する画面に表示された操作キー(プリセットボタン)が押下されることにより、予め設定登録された商品情報(商品コード等)について操作入力を受け付ける。
第2表示部206は、商品登録を待っている顧客に対面する位置に設けられ、顧客に対する情報、例えば、購入しようとする商品を登録する際に価格情報(商品情報)を表示する。
操作部207は、登録用レジスタ21を動作させるための操作手段(例えば、商品登録の完了を宣言する完了キー、訂正キー、プリセットキー、数字キー、品券キー、言語変更ボタン等)を備える。例えば、操作部207は、店員が操作キー(プリセットキー)を押下すると、そのキーに対応して予め設定登録された商品情報(商品コード等)について、操作入力を受け付ける。なお、言語変更ボタンは、顧客のステータス情報を入力するステータス入力手段である。
通信部208は、LAN12を介して、ストアコントローラ11または精算用レジスタ31と通信する。
音源部210は、操作入力により音声を発生させる。音源部210は、例えば、スキャナ部204による読み込みが正常に行われた場合や、完了キーが押下された場合に合図音を出力する。
印刷部209は、取引コードを示すバーコードを、印刷媒体である精算用シートに印刷する。図4は、本実施形態における登録用レジスタ21が発行する精算用シートの例を示す。精算用シートには、例えば、印刷日時(2010年10月15日 12時00分00秒)と、取引を識別する取引コード(取引番号 01123)と、商品の購入数量(お買上点数 2点)と、取引コードを示すバーコードとが印刷されている。
図3に戻り、タイマー部211は、時刻情報を逐次に生成する。時刻情報には、時分の他、年月日の情報を含んでもよい。タイマー部211は、計測した時刻情報を、例えば第1表示部205、印刷部209、及びハードディスク212に出力する。
撮影部212は、登録用レジスタ21の近傍を撮影し、得られた画像情報をハードディスク213に出力する。
ハードディスク213は、後述する登録情報ファイルを記憶する。また、タイマー部211から入力した時刻情報と、撮影部212から入力した画像情報とを対応付けて記憶する。
図5は、本実施形態における登録用レジスタ21のハードディスク213に記憶される登録情報ファイルの一例を示す概略図である。登録情報ファイルには、取引毎に、当該取引を識別する取引コード、その取引に含まれる商品コード、その数量、その取引における合計金額、その取引をする顧客のステータス情報が記憶されている。1取引における取引コード、商品コード、数量、合計金額、及びステータス情報が、精算情報である。
次に精算用レジスタ31の構成について説明する。図6は、本実施形態における精算用レジスタ31の構成を示す概略ブロック図である。
精算用レジスタ31は、CPU301と、ROM302と、RAM303と、スキャナ部304と、表示部305と、操作部306と、通信部307と、印刷部308と、音源部309と、タイマー部310と、電子マネー読取部311と、釣銭釣札部312と、クレジットカード読取部313と、を含んで構成される。これらは、バス321を介して相互に通信することができる。
ROM302は、読み出し専用メモリであり、精算用レジスタ31を動作させるプログラムを予め記憶する。ROM302は、顧客が行うべき操作を案内するガイダンス情報を表示する動画ファイルを、前述のプログラムに基づき顧客による精算用レジスタ31への操作入力に対してCPU301が行った判定結果ごとに予め記憶する。
RAM303は、随時読み出し書き込みメモリであり、種々の情報を記憶する。例えば、RAM303は、ストアコントローラ11から取得した商品マスタや精算情報等を記憶する。
スキャナ部304は、印刷媒体である精算用シートから取引コードを示すバーコードを光学的に読み取り、読み取った情報をCPU301に出力する。
表示部305は、精算用レジスタ31への操作入力に応じてCPU301が行った判定結果に対応する動画ファイルをROM302から読み出し、読み出した動画ファイルに基づく画像を画面に表示する。例えば、表示部305は、操作を案内するガイダンス画面を表示する。読み出した動画ファイルに音声信号が含まれる場合には、CPU301は、その音声信号を音源部210に出力する。音源部210が、CPU301から入力された音声信号に基づきガイダンス音声を再生するためである。また、例えば、表示部305は、登録情報に基づき購入しようとする商品情報、その数量情報及び精算金額を画面に表示する。また、例えば、表示部305は、釣銭釣札部312の現金投入口に投入された現金の投入金額を画面に表示する。
また、表示部305は、支払い方法を顧客に選択させるための操作キー「現金」、「クレジット」及び「電子マネー」を画面に表示する。これらの操作キーのいずれかが押下された場合、表示部305は、押下された操作キーに対応する支払い方法を示す支払方法情報をCPU301に出力する。表示部305はまた、精算を実行させる指示を受け付けるための操作キー「レシート発行」を画面に表示する。操作キー「レシート発行」が押下されたことにより、精算を実行させる指示入力を受け付けた場合、表示部305は、精算を実行させる精算実行信号をCPU301に出力する。
CPU301は、中央演算処理装置であり、ROM302に記憶されているプログラムを読み出して実行することにより、精算用レジスタ31の動作を制御する。例えば、CPU301は、スキャナ部304から入力された取引コードに基づいて、精算情報要求を生成する。そして、CPU301は、通信部307を介して、生成した精算情報要求をストアコントローラ11に送信して精算情報をストアコントローラ11から取得する。CPU301(表示制御手段)は、取得した精算情報から顧客のステータス情報を抽出し、抽出したステータス情報に基づいて、表示部305に表示する操作画面の表示態様を切り替える。例えば、CPU301(表示制御手段)は、操作画面における表示言語を、ステータス情報が示す使用言語に切り替える。また、CPU301は、取得した精算情報から、購入しようとする商品の商品コード、購入数量情報及び精算金額情報を抽出し、表示部305の画面に表示させる。CPU301はまた、表示部305又は操作部306から入力された支払方法情報に基づいて支払方法を判定する。
支払方法情報が「現金」を示す場合、CPU301は、釣銭釣札部312から入力した現金の種別情報及び数量情報に基づき投入金額を算出する。CPU301は、算出した投入金額情報を表示部305の画面に表示させる。ここで、CPU301は、投入金額が精算金額と等しいかそれ以上の場合、操作キー「レシート発行」を、表示部305の画面に表示させる。これにより、投入金額が精算金額未満である場合には、「レシート発行」キーが表示されないので、操作に不慣れな顧客が、誤ってキーを押下してしまうことを防止できる。
支払方法情報が「電子マネー」を示す場合、CPU301は、電子マネー読み取り部311から入力した金額情報を投入金額として表示部305の画面に表示させる。ここで、CPU301は、入力された金額情報が精算金額と等しいかそれ以上の場合、操作キー「レシート発行」を、表示部305の画面に表示させる。これにより、入力した金額情報が精算金額未満である場合には、「レシート発行」キーが表示されないので、操作に不慣れな顧客が、誤ってキーを押下してしまうことを防止できる。
なお、支払方法情報が「クレジットカード」を示す場合、CPU301は、操作キー「レシート発行」を表示部305の画面に表示させる。
CPU301は、表示部305又は操作部306から精算実行信号を入力されると、入力された支払方法情報に応じた精算処理を実行する。例えば、支払方法情報が「現金」を示す場合であって投入金額が精算金額と等しいかそれより多い場合には、投入金額と精算金額との差額情報を算出し、差額情報を釣銭釣札部312に送信する。支払方法情報が「電子マネー」を示す場合であって入力された金額情報が精算金額と等しいかそれより多い場合には、入力された金額情報から精算金額と等しい額が差し引かれた金額情報を電子マネー読取部311に送信する。支払方法情報が「クレジットカード」を示す場合、CPU301はクレジットカードによる支払いに応じた精算処理を実行する。CPU301は、精算処理の実行が完了すると精算済みを示す精算済レシートを印刷部308に出力する。
また、CPU301は、通信部307を介して、ストアコントローラ11と接続して、ストアコントローラ11から商品マスタを受信する。
通信部307は、LAN12を介して、ストアコントローラ11または登録用レジスタ21と通信する。
印刷部308は、CPU301から入力された精算情報とタイマー部310から入力された時刻情報に基づき精算済シート(領収証)を印刷する。
音源部309は、エラー等が発生した場合に、エラー等を報知する警告音(例えば、ブザー音)を発生させる。また、音源部309は、表示部305に表示するガイダンス画面に付随する音声ガイダンスを出力してもよい。
タイマー部310は、時刻情報を逐次に生成する。時刻情報には、時分の他、年月日の情報を含む。タイマー部310は、例えば、表示部305や印刷部308に生成した時刻情報を出力する。
電子マネー読取部311は、電子マネーカード(媒体)を挿入可能な構造を有しており、挿入された電子マネーカードに記憶されている金額情報を無線により読み取り、読み取った金額情報をCPU301に出力する。電子マネー読取部311は、CPU301から入力された精算金額と等しい額が差し引かれた金額情報を電子マネーカードに記憶させる。
釣銭釣札部312は、現金投入口と現金払出口を有する。釣銭釣札部312は、現金投入口に現金が投入された場合、投入された現金の種別情報及び数量情報をCPU301に出力する。また、釣銭釣札部312は、CPU301から入力された差額情報に応じた金額の釣銭又は釣札を現金払出口から払い出す。
クレジットカード読取部313は、クレジットカード(媒体)を挿入可能な構造を有しており、挿入されたクレジットカードに記憶されている情報を、磁気を用いて読み取り、読み取った情報をCPU301に出力する。
図7は、本実施形態おける精算用レジスタ31が表示する操作画面の一例を示すイメージ図である。本図は、支払方法として「クレジットカード」が選択された場合に表示される操作画面の表示例である。図7(a)は、ステータス情報がでフィルとの「0」(使用言語が日本語)である場合における操作画面の表示例である。図7(a)に示す表示例では、操作画面におけるガイダンスを日本語で行っている。すなわち、精算用レジスタ31は、顧客のステータス情報が「0」である場合、日本語でガイダンスする通常の操作画面を表示する。図7(b)は、ステータス情報が「1」(使用言語が英語)である場合における操作画面の表示例である。図7(b)に示す表示例では、操作画面におけるガイダンスを英語で行っている。すなわち、精算用レジスタ31は、顧客のステータス情報が「1」である場合、英語でガイダンスする操作画面を表示する。
次に、登録用レジスタ21の動作手順を、図8を用いて説明する。
図8は、本実施形態における登録用レジスタ21が実行する登録処理の動作手順を示すフローチャートである。
CPU201は、前回の取引の完了キーが押されてから最初にスキャナ部204により、顧客が購入しようとする各商品に付されているバーコードを光学的に読み取られると、商品情報の登録を行う(ステップS101)。具体的には、CPU201は、各取引を識別する取引コードを「1」だけカウントアップし、該カウントアップした取引コードをハードディスク213が記憶する登録情報ファイルに新たに記憶する。そして、CPU201は、以後に登録される商品の商品コードや数量を記憶する準備をし、一品目に登録された商品の商品コードと数量とを登録情報ファイルに記憶し、その後に登録される商品の商品コードも順次記憶する。
また、スキャナ部204は、読み取ったバーコードで示される商品コードをRAM203の所定エリアに一時記憶させる。CPU201は、RAM203に入力された商品コードに対応する商品名情報をRAM203に記憶された商品マスタから読み出し、読み出した商品名情報を第1表示部205及び第2表示部206に表示する。また、CPU201はRAM203に一時記憶された商品コードに基づき、商品コード毎の数量をカウントし、カウントした数量情報をRAM203に一時記憶させる。CPU201は、RAM203から商品毎の数量情報と価格情報を読み出し、読み出した数量情報と価格情報とから合計金額を算出し、算出した合計金額をRAM203、第1表示部205及び第2表示部206に出力する。第1表示部205及び第2表示部206は、CPU201から入力された商品名情報及び合計金額を表示する。これにより、店員及び顧客は、購入しようとする物品及び購入金額を確認できる。
続いて、CPU201は、操作部207に設けられた完了キーが押下されたか否かを判定する(ステップS102)。完了キーは、読み取りの完了を指示するキーである。CPU201は、完了キーが押下された場合(ステップS102:Yes)、1件の取引における購入物品と物品ごとの数量を確定する。そして、CPU201は、当該取引における合計金額を算出して登録情報ファイルに記憶し、また、完了キーが押下された日時データを登録情報ファイルに記憶する。そして、CPU201は、RAM203に一時記憶された商品コード等をクリアし、ステップS103の処理に進む。
CPU201は、完了キーが押下されていない場合(ステップS102:No)、スキャナ部204における読み取りを繰り返すように、ステップS101に戻る。これにより、店員が完了キーを押下するまで商品情報の登録が行われる。
次に、CPU201は、操作部207に設けられた言語変更ボタンが押下されたか否かを判定する(ステップS103)。言語変更ボタンは、顧客の使用言語を変更するためのキーである。CPU201は、言語変更ボタンが押下された場合(ステップS103:Yes)、顧客の使用言語をデフォルトの日本語から他の言語に変更する(ステップS104)。具体的には、CPU201は、例えば、数字キー等により、使用言語の入力を受け付け、入力された使用言語を登録情報ファイルのステータス情報に記憶する。
一方、CPU201は、言語変更ボタンが押下されていない場合(ステップS103:No)、ステータス情報をデフォルトの「0」にし、登録情報ファイルに記憶する。
続いて、CPU201は、精算用シートを発行する(ステップS105)。具体的には、CPU201は、登録情報ファイルに記憶した取引コードを示すバーコードを生成し、生成したバーコードを印刷部209に出力する。印刷部209は、CPU201から入力されたバーコードを印刷媒体である精算用シートに印刷し発行する。精算用シートの一例は、前述のように図4に示したものである。
最後に、CPU201は、登録情報ファイルに記憶した当該取引の精算情報をストアコントローラ11に送信する(ステップS106)。その後、本登録処理を終了する。
次に、精算用レジスタ31の動作手順を、図9を用いて説明する。
図9は、本実施形態における精算用レジスタ31が実行する決済処理の動作手順を示すフローチャートである。
スキャナ部304は、印刷媒体である精算用シートに印字されたバーコードを光学的に読み取り、読み取ったコード情報をCPU301に出力する(ステップS201)。
CPU301は、スキャナ部304から入力されたコード情報(取引コード)に基づき、精算情報要求を生成する。そして、CPU301は、通信部307を介して、生成した精算情報要求をストアコントローラ11に送信し、ストアコントローラ11から精算情報を取得する(ステップS202)。
そして、CPU301は、取得した精算情報に含まれるステータス情報に基づいて、操作画面の表示を切り替える(ステップS203)。例えば、CPU301は、ステータス情報が「0」である場合、図7(a)に示すような日本語でガイダンスする通常の操作画面を表示部305に表示する。また、CPU301は、ステータス情報が「1」である場合、図7(b)に示すような英語でガイダンスする操作画面を表示部305に表示する。
続いて、CPU301は、CPU301は、表示部305から入力した支払方法情報に応じた精算処理を実行する(ステップS204)。その後、本決済処理を終了する。
なお、本実施形態では、登録用レジスタ21は、取引コードを示すバーコードを精算用シートに印刷しているが、これに限らず、例えば、精算情報を示すコード情報(2次元コード、1次元コード等)を精算用シートに印刷してもよい。この場合、精算用レジスタ31は精算情報をコード情報(2次元コード、1次元コード等)から読み出すことができるため、登録用レジスタ21及び精算用レジスタ31はLAN12に接続されている必要はない。コード情報が示す精算情報には、顧客が購入する全ての商品の識別情報と、その数量と、合計金額と、取引コードとに加えて、ステータス情報が含まれる。
また、登録用レジスタ21は、精算用シートにステータス情報を示すコード情報(バーコード、2次元コード等)を印刷してもよい。具体的には、登録用レジスタ21は、取引コードを示すバーコードとは別に、ステータス情報を示すバーコードを精算用シートに印刷してもよい。例えば、登録用レジスタ21は、上段に取引コードを示すバーコードを印刷し、下段にステータス情報を示すバーコードを印刷して2段になっているバーコードを印刷してもよい。なお、本実施形態では、精算用レジスタ31はコード情報(バーコード)をスキャナ部304により読み取っているが、これに限らず、カメラによりコード情報(1次元コード、2次元コード等)を認識してもよい。
このように、本実施形態によれば、店員の操作する登録用レジスタ21においてステータス情報の入力を受け付け、入力したステータス情報は精算情報と関連付けられる。そして、精算用レジスタ31において、精算情報に関連づけられたステータス情報に応じて操作画面の表示態様が切り替わる。これにより、顧客は画面の操作説明をスムーズに理解することができ、顧客に対する利便性を高めるとともに、精算効率を高めることができる。
また、上述した実施形態では、精算用レジスタ31はステータス情報に基づいて画面の表示言語を切り替えているため、顧客は、精算用レジスタ31で画面変更ボタンを押さなくとも理解可能な言語で精算用レジスタ31を操作することができ、顧客に対する利便性を高めるとともに、精算効率を高めることができる。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
本実施形態におけるPOSシステム1の構成は、図2に示す第1の実施形態におけるPOSシステム1の構成と同様である。本実施形態におけるPOSシステム1が第1の実施形態におけるPOSシステム1と異なる点は、登録用レジスタ21が、顧客の精算を行う精算用レジスタ31を選択し、選択した精算用レジスタ31にストアコントローラ11を介してステータス情報を含む精算情報を送信する点である。他の処理は、第1の実施形態と同様である。
具体的には、登録用レジスタ21は、複数ある精算用レジスタ31それぞれから進捗情報を受信して管理する。進捗情報とは、精算用レジスタ31における精算処理の進捗状況を表す情報である。進捗状況は、待機状態、決済中、レシート発行中、空き状態、会計保留、トラブル発生中などの状況に分けられている。この進捗状況に基づき、登録用レジスタ21は、どの精算用レジスタ31を選択するのかという判定処理を行う。例えば、登録用レジスタ21は、空き状態の精算用レジスタ31を優先して選択する。また、空き状態の精算用レジスタ31が無ければ、レシート発行中のものを選択する。上記の待機状態、決済中、レシート発行中という3つの進捗状況は、精算処理中の段階を示すものであり、待機状態から決済中、決済中からレシート発行中へと進捗状況は移行する。よって、決済中よりもレシート発行中の方が進捗は進んでいることになり、空き状態のものが無ければ、レシート発行中のものを選択することで、一番早く空きそうな精算用レジスタ31を選択することができる。
登録用レジスタ21は、上記のようにして選択した精算用レジスタ31へ、入力されたステータス情報を含む精算情報を送信する。このとき、登録用レジスタ21は、どの精算用レジスタ31へ精算情報を送信したかを店員又は顧客に分かるよう表示する。例えば、店員に対し表示した場合には、店員が顧客へ口頭で伝えることなどができる。この場合の表示方法は任意である。例えば、登録用レジスタ21において店員に向けて設置されているタッチパネルなどに、各精算用レジスタ31の進捗情報を表示するとともに、送信した精算用レジスタ31に対応する進捗情報を強調表示することで行うようにすることができる。また、登録用レジスタ21が有する顧客側に向けられた表示部に、送信先の精算用レジスタ31を示す案内を表示するようにしてもよい。また、該当する精算用レジスタ31を案内するレシート(例えば、精算用レジスタ31の番号が印字された番号札レシート等)を発行し顧客に手渡すようにしてもよい。
なお、精算用レジスタ31の選択は、店員が手動で行ってもよい。例えば、進捗情報を見て店員が判断し、タッチパネル上で選んだ精算用レジスタ31ボタンを押下することで精算用レジスタ31を選択するようにしてもよい。また、店員の判断を助けるために、進捗情報の表示において、空いている(あるいは空きそうな)精算用レジスタ31を強調して表示してもよい。
一方、精算用レジスタ31は、進捗情報を登録用レジスタ21へ随時送信する。また、精算用レジスタ31は、登録用レジスタ21から上記の精算情報を受信すると、顧客が当該精算用レジスタ31のところへ来ればよいことが分かるように、報知(つまり顧客への案内)する。報知の例としては、例えば、精算用レジスタ31が有する表示部の画面全体に所定の番号等の文字情報等を表示することである。この番号等の文字情報は、登録用レジスタ21が(あるいは登録用レジスタ21を操作している店員が)顧客に別途報知しておいた情報である。顧客は例えば知らされた自分の番号を表示している精算用レジスタ31のところへ行けばよいことになる。また、他の報知例としては、精算用レジスタ31が有する所定のランプを点灯することで案内することなどがある。例えば、特定の色で点灯し、顧客は指定された色の精算用レジスタ31のところへ行くようにする。また、点滅などであってもよい。また、別の報知例としては、会員カードNoを精算用レジスタ31の画面に表示することがある。この会員カードNoは、例えば登録用レジスタ21で読み取っておく。顧客は自分の会員カードNoを報知している精算用レジスタ31へ行くことになる。
また、精算用レジスタ31は、報知の後、待機状態になる。すなわち、精算用レジスタ31は、報知を行った後、受信した精算情報に対応する精算処理の開始の指示などを待機する状態となる。待機状態の解除の例としては、例えば、顧客が精算用レジスタ31の表示画面をタッチ(あるいは何らかのボタン押下)すると、自動で精算の処理を開始することがある。タッチするまでは画面に何も表示しないか、上記の報知例のように例えば番号のみ表示しておく。あるいは、精算用レジスタ31は、人感知センサを用いて顧客が近づいたか否かを検知して、精算処理を開始してもよい。この場合にも、検知するまでは、画面を無表示としたり、番号表示としたりすることができる。精算用レジスタ31は、人感知センサで人の接近を検知したら精算処理を開始する。あるいは、人感知センサの代わりにカメラを使用することもできる。例えば、精算用レジスタ31と登録用レジスタ21にカメラを設置し、顔認識で同一人物が近づいた場合のみ精算処理を開始するようにしてもよい。
精算用レジスタ31は、待機状態が解除されると、受信した精算情報に含まれるステータス情報に基づいて、操作画面の表示態様を切り替える。表示態様の切り替え方法は、第1の実施形態と同様である。精算用レジスタ31は、顧客が待機状態を解除すると、当該顧客のステータス情報に基づいて表示態様を切り替えるため、顧客が精算用レジスタ31の操作を開始するときから顧客のステータス情報に応じた表示をすることができる。その後の精算用レジスタ31における精算処理の流れは第1の実施形態と同様である。
このように、本実施形態では、登録用レジスタ21が精算用レジスタ31を選択し、選択した精算用レジスタ31にステータス情報を含む精算情報を送信している。これにより、顧客が精算用シートを精算用レジスタ31に読み取らせる必要がないため、第1の実施形態の効果に加えて、顧客が精算用レジスタ31の操作を開始する初めから、精算用レジスタ31は顧客のステータス情報に応じた表示態様で表示することができる。
[第3の実施形態]
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。図10は、本実施形態におけるPOSシステム2の構成を示したブロック図である。本実施形態では、POSシステム2の例として、飲食店等で用いられるオーダリングシステムを用いて説明する。図示する例では、POSシステム2は、ストアコントローラ501と、X台(Xは1以上の整数、例えば2)の登録装置502と、精算装置503と、Y台(Yは1以上の整数、例えば2)のキッチンプリンタ504と、アクセスポイント505とを備えている。
ストアコントローラ501と、精算装置503と、アクセスポイント505とは、有線ネットワークで接続されており、互いにデータの送受信を行うことができる。アクセスポイント505は、無線通信を行う機器である登録装置502とキッチンプリンタ504とを有線ネットワークに接続する。これにより、ストアコントローラ501と、登録装置502と、精算装置503と、キッチンプリンタ504と、アクセスポイント505とは、互いにデータの送受信を行うことができる。
ストアコントローラ501は、POSシステム2の全体を制御するコンピュータであり、メニューデータや、オーダファイルや、言語ファイルなど、種々の情報を記憶する。ストアコントローラ501は、各登録装置502及び精算装置503に、メニューデータと言語ファイルとを適宜送信する。
また、ストアコントローラ501は、登録装置502からオーダ情報(取引情報)を受信する。オーダ情報は、例えば、取引コードと、テーブル番号と、メニューコードと、数量と、ステータス情報とを含む情報である。また、ストアコントローラ501は、オーダ情報をオーダファイルに記憶する。
取引コードは、取引を一意に特定する番号である。本実施形態では、登録装置502が、新たな取引を開始する際に取引コードを生成する。テーブル番号は、料理の配膳先のテーブルを一意に特定する番号である。本実施形態では、登録装置502はテーブル毎に配置されており、テーブル番号は登録装置502に予め設定されている。メニューコードは、メニューを一意に特定する番号である。本実施形態では、メニューコードとメニュー名との関係は、メニューデータに記憶されている。メニューデータについては後述する。
ステータス情報は、例えば、使用言語等、顧客のステータスを示す情報である。例えば、ステータス情報「0」は使用言語が日本語であることを示し、ステータス情報「1」は使用言語が英語であることを示し、ステータス情報「2」は使用言語が中国語であることを示す。なお、ステータス情報のデフォルト値は「0」である。
また、ストアコントローラ501は、登録装置502から受信したオーダ情報をキッチンプリンタ504に対して送信する。また、ストアコントローラ501は、精算装置503から取引コードを含む精算情報要求を受信すると、受信した取引コードに対応する精算情報を生成し、精算装置503に対して送信する。精算情報要求は、精算情報を要求するデータであり、取引コードを含む。精算情報は、オーダファイルに記憶されているオーダ情報のうち、取引コードに関連付けられているオーダ情報を全て含むデータである。
登録装置502は、タッチパネル式のディスプレイを備えており、入力を受け付ける。また、登録装置502は、入力に基づいたオーダ情報をストアコントローラ501に対して送信する。
精算装置503は、精算用シートに印刷されたバーコードを読み取るスキャナを有している。精算装置503は、店員の操作により、精算用シートに印刷されたバーコードをスキャナで読み取り、バーコードから取引コードを取得する。そして、精算装置503は、取得した取引コードを含む精算情報要求を生成してストアコントローラ501に送信し、当該取引コードに対応する精算情報をストアコントローラ501から取得する。そして、精算装置503は、ストアコントローラ501から取得した精算情報に基づいて精算処理を行う。
また、精算装置503は、店員用表示部と顧客用表示部とを備える。精算装置503は、取得した精算情報に含まれるステータス情報に基づき、顧客用表示部に表示する画面の表示態様を切り替える。例えば、精算装置503は、ステータス情報が「0」である場合、日本語の精算確認画面を顧客用表示部に表示する。また、精算装置503は、ステータス情報が「1」である場合、英語の精算確認画面を顧客用表示部に表示する。また、精算装置503は、ステータス情報が「2」である場合、中国語の精算確認画面を顧客用表示部に表示する。
次に、POSシステム2を用いた注文精算処理の流れについて説明する。登録装置502は、タッチパネル式のディスプレイを備えており、初期状態では言語選択画面を表示している。言語選択画面は、登録装置502がディスプレイに表示する言語の選択指示の入力を受け付ける画面である。顧客は、登録装置502のタッチパネルを操作し、登録装置502に表示させる言語を選択する。登録装置502は、選択された言語に応じたステータス情報を生成する。
登録装置502は、ステータス情報で指定されるメニュー画面を表示する。顧客は、登録装置502のタッチパネルを操作し、注文する料理名および数量等を入力する。登録装置502は、入力された料理名を一意に特定するメニューコードと、数量と、取引コードと、ステータス情報と、テーブル番号とを関連付けてストアコントローラ501に対して送信する。
ストアコントローラ501は、登録装置502から受信したメニューコードと、数量と、取引コードと、ステータス情報と、テーブル番号とを関連付けて記憶する。また、ストアコントローラ501は、受信した取引コードをバーコードに変換する。また、ストアコントローラ501は、受信したメニューコードで一意に特定される料理名と、数量と、テーブル番号と、バーコード形式に変換した取引コードとをキッチンプリンタ504に対して送信する。キッチンプリンタ504は、料理名と、数量と、テーブル番号とを印字した伝票を出力する。また、キッチンプリンタ504は、受信したテーブル番号とバーコード形式の取引コードとを印字した精算用シートを出力する。調理担当者は、キッチンプリンタ504が出力した伝票に基づいて調理する。配膳担当者は、キッチンプリンタ504が出力した伝票に基づいて料理を配膳する。このとき、配膳担当者は、キッチンプリンタ504が出力した精算用シートを顧客に届ける。
顧客は、食事終了後、精算用シートを店員に渡す。店員は、精算装置503を操作し、精算用シートに印刷されたバーコードを読み取らせる。精算装置503は、店員の操作により、精算用シートに印刷されたバーコードをスキャナで読み取り、バーコードから取引コードを取得する。そして、精算装置503は、取得した取引コードを含む精算情報要求を生成してストアコントローラ501に送信し、当該取引コードに対応する精算情報をストアコントローラ501から取得する。そして、精算装置503は、ストアコントローラ501から取得した精算情報に基づいて精算処理を行う。また、精算装置503は、精算処理時に、店員用画面には所定の言語の精算確認画面を表示し、顧客用画面には精算情報に含まれるステータス情報で指定された言語の精算確認画面を表示する。
次に、登録装置502の外観について説明する。図11は、本実施形態における登録装置502の外観を示した概略図である。登録装置502はタブレット型の端末である。図示する例では、登録装置502は表示部605と操作部607とを備えている。表示部605と操作部607とは、液晶タッチパネルである。
次に、登録装置502の構成について説明する。図12は、本実施形態における登録装置502の構成を示したブロック図である。図示する例では、登録装置502は、CPU601と、ROM602と、RAM603と、表示部605と、操作部607と、通信部608と、音源部610とを備えている。これらは、バス621を介して相互に通信することができる。
ROM602は、読み出し専用メモリであり、登録装置502を動作させるプログラムを予め記憶する。CPU601は、中央演算処理装置であり、ROM602に記憶されているプログラムを読み出して実行することにより、登録装置502の動作を制御する。RAM603は、随時読み出し書き込みメモリであり、種々の情報を記憶する。例えば、RAM203は、操作部607が入力を受け付けたデータや、メニューデータや、言語ファイルなどを記憶する。
表示部605および操作部607は、液晶タッチパネルである。表示部605は、注文画面等を表示する。操作部607は、入力を受け付ける。通信部608は、無線通信を用いて、アクセスポイント505と通信を行う。音源部610は、操作入力により音声を発生させる。
次に、精算装置503の外観について説明する。図13は、本実施形態における精算装置503の外観を示した概略図である。図示する例では、精算装置503は、第1表示部705と、第2表示部706とを備えている。第1表示部705および第2表示部706は、例えば液晶ディスプレイである。第1表示部705は、店員に対面する位置に設けられ、店員に対する情報を表示する。第2表示部706は、精算処理の完了を待っている顧客に対面する位置に設けられ、顧客に対する情報を表示する。
次に、精算装置503の構成について説明する。図14は、本実施形態における精算装置503の構成を示したブロック図である。図示する例では、精算装置503は、CPU701と、ROM702と、RAM703と、スキャナ部704と、第1表示部705と、第2表示部706と、操作部707と、通信部708と、印刷部709と、音源部710と、タイマー部711と、電子マネー読取部712と、釣銭釣札部713と、クレジットカード読取部714とを備えている。これらは、バス721を介して相互に通信することができる。
CPU701は、中央演算処理装置であり、ROM702に記憶されているプログラムを読み出して実行することにより、精算装置503の動作を制御する。ROM702は、読み出し専用メモリであり、精算装置503を動作させるプログラムを予め記憶する。RAM703は、随時読み出し書き込みメモリであり、種々の情報を記憶する。例えば、RAM703は、操作部707が入力を受け付けたデータや、メニューデータや、言語ファイルなどを記憶する。スキャナ部704は、印刷媒体である精算用シートから取引コードを示すバーコードを光学的に読み取り、読み取った情報をCPU701に出力する。
第1表示部705および第2表示部706は、例えば液晶ディスプレイである。第1表示部705は、店員に対面する位置に設けられ、店員に対する情報を表示する。第2表示部706は、精算処理の完了を待っている顧客に対面する位置に設けられ、顧客に対する情報を表示する。操作部707は、例えばキーを備え、入力を受け付ける。
通信部708は、有線ネットワークを介して他の装置と通信を行う。印刷部709は、レシート(領収証)を印刷する。音源部710は、エラー等が発生した場合に、エラー等を報知する警告音(例えば、ブザー音)を発生させる。タイマー部711は、時刻情報を逐次に生成する。時刻情報には、時分の他、年月日の情報を含む。
電子マネー読取部712は、電子マネーカード(媒体)を挿入可能な構造を有しており、挿入された電子マネーカードに記憶されている金額情報を無線により読み取り、読み取った金額情報をCPU701に出力する。電子マネー読取部712は、CPU701から入力された精算金額と等しい額が差し引かれた金額情報を電子マネーカードに記憶させる。
釣銭釣札部713は、現金投入口と現金払出口を有する。釣銭釣札部713は、現金投入口に現金が投入された場合、投入された現金の種別情報及び数量情報をCPU701に出力する。また、釣銭釣札部713は、CPU701から入力された差額情報に応じた金額の釣銭又は釣札を現金払出口から払い出す。
クレジットカード読取部714は、クレジットカード(媒体)を挿入可能な構造を有しており、挿入されたクレジットカードに記憶されている情報を、磁気を用いて読み取り、読み取った情報をCPU701に出力する。
次に、ストアコントローラ501の構成について説明する。図15は、本実施形態におけるストアコントローラ501の構成を示したブロック図である。図示する例では、ストアコントローラ501は、CPU801と、ROM802と、RAM803と、通信部808と、ハードディスク809とを備えている。これらは、バス821を介して相互に通信することができる。
ROM802は、読み出し専用メモリであり、ストアコントローラ501を動作させるプログラムを予め記憶する。RAM803は、随時読み出し書き込みメモリであり、種々の情報を記憶する。通信部808は、有線ネットワークを介して他の装置と通信を行う。ハードディスク809は、メニューデータや、オーダファイルや、言語ファイルなど、種々の情報を記憶する。
次に、登録装置502の表示部605が表示する画面例について説明する。図16は、本実施形態における登録装置502の表示部605が表示する言語選択画面を示した概略図である。図示する例では、言語選択画面には、「日本語」ボタン1501と、「English」ボタン1502と、「中文」ボタン1503とが表示されている。「日本語」ボタン1501は、使用言語を日本語とする指示(ステータス情報)の入力を受け付けるボタンである。「English」ボタン1502は、使用言語を英語とする指示(ステータス情報)の入力を受け付けるボタンである。「中文」ボタン1503は、使用言語を中国語とする指示(ステータス情報)の入力を受け付けるボタンである。
図17は、本実施形態における登録装置502の表示部605が表示する日本語の注文画面を示した概略図である。図示する例では、日本語の注文画面には、品名ボタン1601と、会計ボタン1602と、取消ボタン1603と、変更ボタン1604と、確定ボタン1605とが表示されている。品名ボタン1601は、注文する料理の入力を受け付けるボタンである。会計ボタン1602は、会計指示の入力を受け付けるボタンである。取消ボタン1603は、注文する料理の取り消し指示の入力を受け付けるボタンである。変更ボタン1604は、注文する料理の数量を変更する指示の入力を受け付けるボタンである。確定ボタン1605は、注文する料理を確定する指示の入力を受け付けるボタンである。
図示する例は日本語の注文画面であるため、各ボタンの名称は日本語で表示されている。例えば、「品名」ボタン1601には、品名として、「サラダ」や、「ステーキ」や、「カレー」が記載されている。また、「会計」ボタン1602には、「会計」と記載されている。その他のボタンにも日本語の名称が記載されている。
図18は、本実施形態における登録装置502の表示部605が表示する英語の注文画面を示した概略図である。図示する例では、英語の注文画面には、「品名」ボタン1601と、「会計」ボタン1602と、「取消」ボタン1603と、「変更」ボタン1604と、「確定」ボタン1605とが表示されている。
図示する例は英語の注文画面であるため、各ボタンの名称は英語で表示されている。例えば、「品名」ボタン1601には、品名として、「Salad」や、「Steak」や、「Curry」が記載されている。また、「会計」ボタン1602には、「Check」と記載されている。その他のボタンにも英語の名称が記載されている。
次に、精算装置503の第2表示部706が表示する画面例について説明する。図19は、本実施形態における精算装置503の第2表示部706が表示する日本語の精算確認画面を示した概略図である。日本語の精算確認画面には、品名1801と、数量1802と、単価1803と、合計金額1804とが表示されている。図示する例では、品名1801として「カレー」が表示されている。また、数量1802として「2」が表示されている。また、単価1803として「1000円」が表示されている。また、合計金額1804として「2000円」が表示されている。
図20は、本実施形態における精算装置503の第2表示部706が表示する英語の精算確認画面を示した概略図である。英語の精算確認画面には、品名1801と、数量1802と、単価1803と、合計金額1804とが表示されている。図示する例では、品名1801として「Curry」が表示されている。また、数量1802として「2」が表示されている。また、単価1803として「1000Yen」が表示されている。また、合計金額1804として「2000Yen」が表示されている。
次に、キッチンプリンタ504が出力する伝票について説明する。図21は、本実施形態におけるキッチンプリンタ504が出力する伝票を示した概略図である。伝票には品名2001と、数量2002と、テーブル番号2003とが印字されている。図示する例では、品名2001として「カレー」が印字されている。また、数量2002として「2」が表示されている。また、テーブル番号2003として「11」が表示されている。
次に、キッチンプリンタ504が出力する精算用シートについて説明する。図22は、本実施形態におけるキッチンプリンタ504が出力する精算用シートを示した概略図である。精算用シートにはテーブル番号2101と、バーコード2102とが印字されている。図示する例では、テーブル番号2101として「11」が印字されている。また、バーコード2102は、取引コードを変換したバーコードである。
次に、精算装置503が出力するレシートについて説明する。図23は、本実施形態における精算装置503が出力する日本語レシートを示した概略図である。日本語レシートには、品名2301と、数量2302と、単価2303と、合計金額2304とが表示されている。図示する例では、品名2301として「カレー」が表示されている。また、数量2302として「2」が表示されている。また、単価2303として「1000円」が表示されている。また、合計金額2304として「2000円」が表示されている。
図24は、本実施形態における精算装置503が出力する英語レシートを示した概略図である。英語レシートには、品名2301と、数量2302と、単価2303と、合計金額2304とが表示されている。図示する例では、品名2301として「Curry」が表示されている。また、数量2302として「2」が表示されている。また、単価2303として「1000Yen」が表示されている。また、合計金額2304として「2000Yen」が表示されている。
次に、ストアコントローラ501と、登録装置502と、精算装置503とが記憶するメニューデータについて説明する。図25は、本実施形態におけるメニューデータのデータ構造を示した概略図である。メニューデータは、メニューコードと、日本語メニュー名と、英語メニュー名と、中国語メニュー名と、価格とのデータ項目を有し、各データ項目の値を関連付けて記憶する。
図示する例では、行2401のメニューコードは「0001」である。また、行2401の日本語メニュー名は「サラダ」である。また、行2401の英語メニュー名は「Salad」である。また、行2401の中国語メニュー名は「沙拉」である。また、行2401の価格は「500」である。これは、メニューコードは「0001」で特定される日本語メニュー名は「サラダ」であり、英語メニュー名は「Salad」であり、中国語メニュー名は「沙拉」であり、価格は「500」であることを示している。その他の行のデータは、図示する通りである。
次に、ストアコントローラ501が記憶するオーダファイルについて説明する。図26は、本実施形態におけるオーダファイルのデータ構造を示した概略図である。オーダファイルは、取引コードと、テーブル番号と、メニューコードと、数量と、ステータス情報とのデータ項目を有し、各データ項目の値を関連付けて記憶する。
図示する例では、行2501の取引コードは「1234」である。また、行2501のテーブル番号は「11」である。また、行5401のメニューコードは「0002」である。また、行2501の数量は「2」である。また、行2501のステータス情報は「0」である。これは、取引コード「1234」で特定される取引では、テーブル番号「11」における取引であり、注文されたメニューのメニューコードは「0002」であり、数量は「2」であり、ステータス情報は「0」であることを示している。その他の行のデータは、図示する通りである。
次に、ストアコントローラ501が記憶する言語ファイルについて説明する。図27は、本実施形態における言語ファイルのデータ構造を示した概略図である。言語ファイルは、ステータス情報と、言語とのデータ項目を有し、各データ項目の値を関連付けて記憶する。
図示する例では、行2701のステータス情報は「0」である。また、行2701の言語は「日本語」である。これは、ステータス情報「0」で特定される言語は「日本語」であることを示している。その他の行のデータは、図示する通りである。
次に、登録装置502の動作手順について説明する。図28は、本実施形態における登録装置502の動作手順を示したフローチャートである。
(ステップS301)表示部605は、言語選択画面を表示する。その後、ステップS302の処理に進む。
(ステップS302)顧客は、登録装置502の液晶タッチパネル(操作部607)を操作し、使用する言語を選択入力する。操作部607は、言語の選択入力(ステータス情報の入力)を受け付ける。CPU601は、操作部607が受け付けた言語の選択入力と、言語ファイルとに基づいて、ステータス情報を特定する。例えば、操作部607が受け付けた言語の選択入力が「日本語」である場合、CPU601は、ステータス情報を「0」と特定する。また、例えば、操作部607が受け付けた言語の選択入力が「英語」である場合、CPU601は、ステータス情報を「1」と特定する。その後、ステップS303の処理に進む。
(ステップS303)CPU601は、ステップS302の処理で特定したステータス情報で指定される言語のメニュー画面を表示部605に表示させる。例えば、ステータス情報が「0」の場合、CPU601は、図16に示した日本語のメニュー画面を表示部605に表示させる。また、例えば、ステータス情報が「1」の場合、CPU601は、図17に示した英語のメニュー画面を表示部605に表示させる。その後、ステップS304の処理に進む。
(ステップS304)顧客は、登録装置502の液晶タッチパネル(操作部607)を操作し、注文する料理名と数量とを入力し、その後、「確定」ボタン1605を押下する。なお、このとき、顧客は注文する料理名を間違えた場合や数量を変更する場合、「取消」ボタン1603や「変更」ボタン1604を操作し、取消や数量の変更を行うことができる。操作部607は、注文する料理名と数量の入力と、「確定」ボタン1605の入力を受け付ける。また、操作部607が「確定」ボタン1605の入力を受け付けた場合、CPU601は、通信部608を制御し、注文する料理名と、数量と、予め定められているテーブル番号と、取引を一意に特定する取引コードと、ステータス情報とをストアコントローラ501に対して送信する。その後、ステップS305の処理に進む。
(ステップS305)顧客は、食事が完了し、会計を行う場合、登録装置502の液晶タッチパネル(操作部607)を操作し、「会計」ボタン1602を押下する。CPU601は、操作部607が「会計」ボタン1602の入力を受けつけたか否かを判定する。「会計」ボタン1602の入力を受けつけたとCPU601が判定した場合にはステップS306の処理に進み、それ以外の場合にはステップS304の処理に戻る
(ステップS306)CPU601は、通信部608を制御し、会計指示情報をストアコントローラ501に対して送信する。その後、処理を終了する。
次に、ストアコントローラ501の動作手順について説明する。図29は、本実施形態におけるストアコントローラ501の動作手順を示したフローチャートである。なお、ストアコントローラ501は、登録装置502毎に、下記の処理を実行する。
(ステップS401)CPU801は、登録装置502から受信した料理名と、個数と、取引コードと、ステータス情報とを関連付けてハードディスク809が記憶しているオーダファイルに記憶させる。また、CPU801は、取引コードをバーコード形式に変換する。また、CPU801は、通信部808を制御し、受信した料理名と、個数と、テーブル番号と、バーコード形式に変換した取引コードとをキッチンプリンタ504に対して送信する。その後、ステップS402の処理に進む。なお、キッチンプリンタ504は、受信した料理名と、個数と、テーブル番号と、バーコード形式に変換した取引コードとに基づいて、伝票と精算用シートとを印字する。
(ステップS402)CPU801は、登録装置502から会計指示情報を受信したか否かを判定する。登録装置502から会計指示情報を受信したと判定した場合、ステップS403の処理に進み、それ以外の場合にはステップS401の処理に戻る。
(ステップS403)CPU801は、ハードディスク809が記憶しているオーダファイルに記憶されている情報に基づいて精算情報を生成する。その後、ステップS404の処理に進む。
(ステップS404)CPU801は、精算装置503から精算情報要求を受信した場合、ステップS403の処理で生成した精算情報を、精算情報要求を送信した精算装置503に対して送信する。その後、処理を終了する。
次に、精算装置503の動作手順について説明する。図30は、本実施形態における精算装置503の動作手順を示したフローチャートである。
(ステップS501)精算処理を行う場合、顧客は店員に精算用シートを渡す。店員は、精算装置503を操作し、精算用シートに印刷されたバーコードをスキャナ部704に読み取らせる。CPU701は、スキャナ部704が読み取ったバーコードから取引コードを取得する。その後、ステップS502の処理に進む。
(ステップ502)CPU701は、ステップS501の処理で取得した取引コードを含む精算情報要求を生成する。また、CPU701は、通信部708を制御し、生成した精算情報要求をストアコントローラ501に対して送信する。その後、ステップS503の処理に進む。
(ステップS503)通信部708は、ストアコントローラ501から送信された精算情報を受信する。その後、ステップS504の処理に進む。
(ステップS504)CPU701は、ステップS503の処理で受信した精算情報に基づいて精算処理を行う。また、CPU701は、精算処理時に、店員用画面である第1表示部705には所定の言語(例えば日本語)の精算画面を表示し、顧客用画面である第2表示部706にはステータス情報で指定された言語の精算確認画面を表示させる。例えば、第1表示部705に表示させる精算画面は、従来知られている精算装置が表示する精算画面と同様である。また、例えば、ステータス情報が「0」の場合、CPU701は、図19に示した日本語の精算確認画面を第2表示部706に表示させる。また、例えば、ステータス情報が「1」の場合、CPU701は、図20に示した英語の精算確認画面を第2表示部706に表示させる。その後、ステップS505の処理に進む。
(ステップS505)CPU701は、ステータス情報で指定された言語のレシートを印刷部709に出力させる。例えば、ステータス情報が「0」の場合、CPU701は、図23に示した日本語のレシートを印刷部709に出力させる。また、例えば、ステータス情報が「1」の場合、CPU701は、図24に示した英語のレシートを印刷部709に出力させる。その後、処理を終了する。
上述したとおり、本実施形態によれば、登録装置502の操作部607は、言語選択の入力(ステータス情報の入力)を受け付ける。そして、登録装置502のCPU601は、ステータス情報に基づいて、表示部605に表示するメニュー画面を切り替える。例えば、CPU601は、ステータス情報が「0」である場合、日本語のメニュー画面を表示部605に表示させる。また、例えば、CPU601は、ステータス情報が「1」である場合、英語のメニュー画面を表示部605に表示させる。また、例えば、CPU601は、ステータス情報が「2」である場合、中国語のメニュー画面を表示部605に表示させる。これにより、登録装置502は、顧客のステータスに応じた適切な画面を表示することができる。従って、顧客は画面に表示されている内容をスムーズに理解でき、顧客に対する利便性を向上させることができる。
また、精算装置503のCPU701は、精算用シートに印刷されたバーコードをスキャナ部704に読み取らせることで、取引コードを取得する。そして、CPU701は、取得した取引コードを含む精算情報要求を生成してストアコントローラ501に送信し、当該取引コードに対応する精算情報をストアコントローラ501から取得する。精算情報には、登録装置502に入力されたステータス情報が含まれている。
また、CPU701は、精算情報に含まれているステータス情報に基づいて、顧客用画面である第2表示部706に表示する精算確認画面を切り替える。例えば、CPU701は、ステータス情報が「0」である場合、日本語の精算確認画面を第2表示部706に表示させる。また、例えば、CPU701は、ステータス情報が「1」である場合、英語の精算確認画面を第2表示部706に表示させる。また、例えば、CPU701は、ステータス情報が「2」である場合、中国語の精算確認画面を第2表示部706に表示させる。
これにより、登録装置502と精算装置503とが分離しているPOSシステム2において、顧客が精算装置503で特別な操作を行わなくとも、その顧客のステータスに応じた適切な画面を精算装置503で表示することができる。従って、顧客は画面に表示されている内容をスムーズに理解でき、顧客に対する利便性を向上させることができる。
また、CPU701は、精算情報に含まれているステータス情報に基づいて、出力させるレシートを切り替える。例えば、CPU701は、ステータス情報が「0」である場合、日本語のレシートを印刷部709に出力させる。また、例えば、CPU701は、ステータス情報が「1」である場合、英語のレシートを印刷部709に出力させる。また、例えば、CPU701は、ステータス情報が「2」である場合、中国語のレシートを印刷部709に出力させる。
これにより、登録装置502と精算装置503とが分離しているPOSシステム2において、顧客が精算装置503で特別な操作を行わなくとも、その顧客のステータスに応じた適切なレシートを出力(印字)することができる。従って、顧客はレシートの印字内容をスムーズに理解することができ、顧客に対する利便性を高めることができる。
なお、精算装置503が出力するレシートは、顧客向けのレシートだけではなく、店舗用のレシートも出力するようにしてもよい。この場合、顧客向けには、精算情報に含まれているステータス情報に基づいた言語のレシートを出力し、店舗用には、所定の言語(例えば日本語)のレシートを出力する。また、取引情報をジャーナルファイルとして保存するようにしてもよい。この場合、ステータス情報に関わらず、ジャーナルファイルの言語を所定の言語(例えば日本語)とする。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
例えば、上述した実施形態では、言語として日本語と、英語と、中国語とを例に用いて説明したが、これに限らない。例えば、フランス語やドイツ語など、どのような言語を用いてもよい。
また、例えば、上述した実施形態では、日本語、英語などの顧客の使用言語を変更する例を説明したが、これに限らず、顧客のステータス(年齢、性別等の客層)に応じて表示態様を変えるものであればよい。
例えば、顧客が小さい子供だった場合、顧客が子供である旨の情報を予め登録用レジスタ21で入力しておくことにより、精算用レジスタ31では子供用にメッセージの一部または全部がひらがなとなっている操作画面を表示部305に表示する。これにより、通常のメッセージでは漢字が読めないような小さな子供でも、メッセージを読むことができ、スムーズに精算処理をすすめることができる。
また、顧客が老人であった場合、顧客が老人である旨の情報を予め登録用レジスタ21で入力しておくことにより、精算用レジスタ31では老人用にメッセージの文字の大きさを通常より大きくする、または音声ガイダンスを通常より大きな音量で読んだり、ゆっくり読んだりする。これにより、顧客にとって、通常のメッセージでは文字が小さいため読み難い場合であっても、文字が大きくなっているためメッセージを読むことができるようになる。また、顧客にとって、通常の音声では聞き取りにくい場合であっても、大きな音声又はゆっくりとした音声でガイダンスが読み上げられるため、スムーズに精算処理を進めることができる。
また、単にいくつかの画面例がある場合に、店員が顧客にとって一番ふさわしいと思われる画面を(登録中の顧客との対話などから判断して)登録用レジスタ21で入力・選択すると、精算用レジスタ31で選択された画面が表示されるようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、ステータス情報によって、画面自体を切り替えたが、画面上のメッセージ部分のみを変更する形式としてもよい。
また、上述した実施形態では、操作部207が言語変更ボタンを備えているが、これに限らず、例えば、第1表示部205に表示する登録画面に言語変更ボタンを表示してもよい。
また、上述した実施形態では、商品情報の登録が完了した後にステータス情報を入力しているが、これに限らず、商品情報の登録を開始してから、精算用シートを発行するまでの間にステータス情報を入力できればよい。
なお、上記に説明したPOSレジスタ(登録用POSレジスタ又は精算用POSレジスタ)及びPOSシステムを実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより、実行処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものであってもよい。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory))のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
(付記1)顧客の購入対象の商品を登録する登録装置と、当該登録装置により登録された商品の取引情報に基づいて精算を行うことができる精算装置と、を有するPOSシステムであって、前記登録装置は、前記顧客の商品を登録する際に、前記顧客のステータス情報を入力するステータス入力手段と、前記取引情報とともに前記ステータス入力手段によって入力された前記ステータス情報を出力する出力手段と、を備え、前記精算装置は、表示部と、前記出力手段が出力した取引情報と前記ステータス情報に基づいて、前記表示部の表示態様を切り替える表示制御手段と、を備えることを特徴とするPOSシステム。
付記1によれば、登録装置において商品の登録時に顧客のステータス情報を入力し、取引情報とともに入力したステータス情報を出力する。精算装置は取引情報を読み込むと同時にステータス情報を読み込み、登録装置で指定されたステータス情報に応じた画面を表示する。これにより、登録装置と精算装置とが分離しているPOSシステムにおいて、顧客が精算装置で特別な操作を行わなくとも、その顧客のステータスに応じた適切な画面を精算装置で表示することができる。よって、顧客は画面の表示内容をスムーズに理解することができ、顧客に対する利便性を高めるとともに、精算効率を高めることができる。
(付記2)
前記登録装置の前記出力手段は、前記取引情報と前記ステータス入力手段によって入力された前記ステータス情報とを関連付け、前記精算装置の前記表示制御手段は、前記取引情報に関連付けられた前記ステータス情報に基づいて、前記表示部の表示態様を切り替えることを特徴とする付記1に記載のPOSシステム。
付記2によれば、登録装置において商品の登録時に顧客のステータス情報を入力する。そのステータス情報は取引情報と関連付けられる。精算装置は取引情報を読み込むと同時にステータス情報を読み込み、登録装置で指定されたステータス情報に応じた画面を表示する。これにより、登録装置と精算装置とが分離しているPOSシステムにおいて、顧客が精算装置で特別な操作を行わなくとも、その顧客のステータスに応じた適切な画面を精算装置で表示することができる。よって、顧客は画面の表示内容をスムーズに理解することができ、顧客に対する利便性を高めるとともに、精算効率を高めることができる。
(付記3)前記ステータス情報は顧客の使用言語を示す情報であり、前記精算装置の前記表示制御手段は、前記表示部における表示言語を前記ステータス情報の使用言語に切り替えることを特徴とする付記1または2に記載のPOSシステム。
(付記4)前記精算装置は、レシートを印字する印字手段と、前記ステータス情報に基づいて、前記レシートに印字する言語を切り替える印字制御手段と、を備えることを特徴とする付記1または2に記載のPOSシステム。
付記4によれば、ステータス情報に基づいた言語のレシートを印字することができる。これにより、登録装置と精算装置とが分離しているPOSシステムにおいて、顧客が特別な操作を行わなくとも、その顧客のステータスに応じた適切なレシートを印字することができる。よって、顧客はレシートの印字内容をスムーズに理解することができ、顧客に対する利便性を高めることができる。
上記の各付記によれば、登録装置において商品の登録時に顧客のステータス情報を入力し、取引情報とともに入力したステータス情報を出力する。精算装置は取引情報を読み込むと同時にステータス情報を読み込み、登録装置で指定されたステータス情報に応じた画面を表示する。これにより、登録装置と精算装置とが分離しているPOSシステムにおいて、顧客が特別な操作を行わなくとも、その顧客のステータスに応じた適切な操作画面を精算装置で表示することができる。よって、顧客は画面の操作説明をスムーズに理解することができ、顧客に対する利便性を高めるとともに、精算効率を高めることができる。