JP5297083B2 - はんだバンプ形成方法 - Google Patents

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Description

本発明は、はんだバンプ形成方法に係り、特に配線基板、チップサイズパッケージ(Chip Size Package)等のパッケージ、半導体チップ等の基板に設けられた複数のパッド上にそれぞれ1つの導電性ボールを載置してはんだボールを形成するはんだバンプ形成方法に関する。
図1は、従来の基板の断面図である。
図1を参照するに、従来の基板10は、基板本体11と、貫通電極12と、複数のパッド13,16と、ソルダーレジスト14,17と、はんだバンプ19とを有する。ここでは、基板10として、半導体パッケージとして用いられる配線基板を例に挙げて以下の説明を行う。
貫通電極12は、基板本体11を貫通するように設けられている。貫通電極12の下端部は、パッド13と接続されており、貫通電極12の上端部は、パッド16と接続されている。貫通電極12は、パッド13とパッド16とを電気的に接続するためのものである。
複数のパッド13は、基板本体11の下面11Aに設けられている。複数のパッド13は、基板10の外部接続端子となる接続部13Aを有する。複数のパッド13は、貫通電極12の下端部と接続されている。
ソルダーレジスト14は、接続部13A以外の部分の複数のパッド13を覆うように、基板本体11の下面11Aに設けられている。ソルダーレジスト14は、接続部13Aを露出する開口部14Aを有する。
複数のパッド16は、基板本体11の上面11Bに設けられている。複数のパッド16は、バンプ形成領域16Aを有する。バンプ形成領域16Aは、はんだバンプ19を形成する領域であると共に、はんだバンプ19となる導電性ボールをバンプ形成領域16A上に仮固定するためのフラックスが形成される領域である。
ソルダーレジスト17は、バンプ形成領域16A以外の部分の複数のパッド16を覆うように、基板本体11の上面11Bに設けられている。ソルダーレジスト17は、バンプ形成領域16Aを露出する開口部17Aを有する。
はんだバンプ19は、複数のパッド16のバンプ形成領域16Aに設けられている。はんだバンプ19は、基板10の接続端子である。はんだバンプ19は、例えば、電子部品(例えば、半導体チップ等)と電気的に接続される。
図2〜図7は、従来のはんだバンプ形成工程を示す図である。図2〜図7において、図1に示す従来の基板10と同一構成部分には同一符号を付す。
図2〜図7を参照して、従来のはんだバンプ形成方法について説明する。始めに、図2に示す工程では、基板10が形成される基板形成領域Jを複数有した基材21を準備し、その後、周知の手法により、基材21に貫通電極12、複数のパッド13,16、及びソルダーレジスト14,17を形成する。基材21は、後述する図7に示す工程において、切断位置Kに沿って切断されることにより、図1に示す基板本体11となるものである。
次いで、図3に示す工程では、複数のパッド16のバンプ形成領域16A上を覆うようにフラックス23を形成する。
次いで、図4に示す工程では、導電性ボール載置用装置24のステージ25上に、図3に示す構造体を固定すると共に、図3に示す構造体の上方に複数の導電性ボール載置用穴26A(複数のパッド16のバンプ形成領域16Aにそれぞれ1つの導電性ボール28を載置するための穴)を有した導電性ボール載置用マスク26を配置する。その後、導電性ボール載置用マスク26の上方から複数の導電性ボール28を供給すると共に、導電性ボール載置用マスク26及びステージ25を振動させることにより、フラックス23が形成された複数のパッド16のバンプ形成領域16A上にそれぞれ1つの導電性ボール28を載置する。
次いで、図5に示す工程では、導電性ボール載置用装置24のステージ25から図4に示す構造体を取り外す。次いで、図6に示す工程では、図5に示す導電性ボール28をリフロー処理することにより、複数のパッド16のバンプ形成領域16A上にはんだバンプ19を形成する。
次いで、図7に示す工程では、図6に示す構造体を切断位置Kに沿って切断する。これにより、複数の基板10が製造される(例えば、特許文献1参照。)。
特開平11−297886号公報
しかしながら、基板10の製造工程上、製造された基板10毎に、パッド16やソルダーレジスト17の開口部(バンプ形成領域16Aを露出する開口部)の基板本体11上の位置や大きさにばらつきが生じてしまう。
これに対し、導電性ボール載置用マスク26に設けられた複数の導電性ボール載置用穴26Aは、略設計どおりの位置に形成される。
図8は、従来のはんだバンプ形成方法の問題点を説明するための図である。
このため、従来のはんだバンプ形成方法のように、導電性ボール載置用マスク26を用いて複数のパッド16上に導電性ボール28を載置する場合、図8に示すように、バンプ形成領域16Aに対する導電性ボール載置用穴26Aの相対的な位置ずれが生じ、導電性ボール28が搭載されないパッド16が発生してしまうという問題があった。この問題は、パッド16や導電性ボール28が微細化するに従い顕著となる。
また、従来のはんだバンプ形成方法では、導電性ボール載置用マスク26を用いていたため、基板10の製造コストが増加してしまうという問題があった。
そこで本発明は、上述した問題点に鑑みなされたものであり、製造コストを低減できると共に、複数のパッドにそれぞれ1つの導電性ボールを確実に載置することのできるはんだバンプ形成方法を提供することを目的とする。
本発明の一観点によれば、複数のパッド上に載置された導電性ボールをリフロー処理することにより、はんだバンプを形成するはんだバンプ形成方法であって、前記複数のパッドを露出する複数の開口部を備えており、各開口部は1つの導電性ボールのみ搭載可能な大きさを有するソルダーレジストを、前記複数のパッド上に形成する工程と、前記ソルダーレジストの各開口部から露出する前記複数のパッド上に粘着性付与化合物と化学反応可能な金属膜を形成する金属膜形成工程と、前記粘着性付与化合物を含んだ溶液と前記金属膜とを化学反応させて、前記金属膜上に有機系粘着層を形成する有機系粘着層形成工程と、前記ソルダーレジストの各開口部から露出する前記有機系粘着層上に1つの前記導電性ボールを供給することにより、前記有機系粘着層及び前記金属膜を介して、前記複数のパッドに前記導電性ボールを載置する導電性ボール載置工程と、前記複数のパッドに載置された導電性ボールをリフロー処理してはんだバンプを形成するリフロー処理工程と、
を含むことを特徴とするはんだバンプ形成方法が提供される。
本発明によれば、複数のパッド上に粘着性付与化合物と化学反応可能な金属膜を形成後、粘着性付与化合物を含んだ溶液と金属膜とを化学反応させて、金属膜上に有機系粘着層を形成することにより、有機系粘着層が形成される部分の金属膜の面積が狭い場合でも金属膜上に略均一な厚さの有機系粘着層を形成することが可能となる。これにより、複数のパッド上に導電性ボールを載置する際、従来、必要であった導電性ボール載置用マスクを用いることなく、有機系粘着層及び金属膜を介して、複数のパッド上にそれぞれ1つの導電性ボールを確実に載置することができる。また、導電性ボール載置用マスクが不要となることにより、複数のパッドが形成された構造体の製造コストを低減することができる。
また、前記粘着性付与化合物としては、ナフトトリアゾール系誘導体、ベンゾトリアゾール系誘導体、イミダゾール系誘導体、ベンゾイミダゾール系誘導体、メルカプトベンゾチアゾール系誘導体、及びベンゾチアゾールチオ脂肪酸系誘導体のうち、少なくとも一種を含んでもよい。このような粘着性付与化合物を用いることにより、金属膜上に導電性ボールを仮固体する有機系粘着層を形成することができる。
さらに、前記金属膜として、Cu膜又はNi膜を用いてもよい。これにより、金属膜と粘着性付与化合物とを化学反応させることができる。
また、前記金属膜として前記Ni膜を用いる場合、前記金属膜形成工程と前記有機系粘着層形成工程との間に、前記金属膜上にAu層を形成するAu層形成工程と、前記有機系粘着層形成工程の直前に前記Au層を除去するAu層除去工程と、を設けてもよい。このように、酸化されやすいNi膜を金属膜として用いる場合、金属膜上にAu層を形成することにより、Ni膜の酸化を防止することができる。
さらに、導電性ボール載置工程では、前記有機系粘着層が形成された前記複数のパッド上に前記複数の導電性ボールを振り掛け、前記複数のパッドを振動又は揺動させることにより、前記複数のパッド上にそれぞれ1つの前記導電性ボールを載置してもよい。これにより、複数のパッド上にそれぞれ1つの導電性ボールを載置することができる。
また、前記金属膜形成工程の前に、前記複数のパッド上にめっき膜(拡散防止膜)を形成するめっき膜形成工程を設けると共に、前記めっき膜上に前記金属膜を形成してもよい。このように、複数のパッド上にめっき膜を形成することにより、例えば、複数のパッドの材料としてCuを用いた場合、複数のパッドに含まれるCuがはんだバンプに拡散することを防止できる。
さらに、前記めっき膜は、めっき法により形成されたNi膜、Pd膜、Au膜のうち少なくとも1つの膜から構成してもよい。これにより、複数のパッドに含まれるCuがはんだバンプに拡散することを防止できる。
本発明によれば、パッド上に形成された金属膜を化学反応させることにより、導電性ボールを仮固定する有機系粘着層を形成するため、導電性ボール載置用マスクを用いることなく、微細な導電性ボールを正確に配置することが可能となるため、製造コストを低減できると共に、複数のパッドにそれぞれ1つの導電性ボールを確実に載置することができる。
次に、図面に基づいて本発明の実施の形態について説明する。
(第1の実施の形態)
図9は、本発明の第1の実施の形態に係る基板の断面図である。
図9を参照するに、本実施の形態の基板100は、基板本体101と、貫通電極102と、複数のパッド103,107と、ソルダーレジスト104,108と、めっき膜105,109と、金属膜111と、はんだバンプ112とを有する。本実施の形態では、基板100として、半導体パッケージとして用いられる配線基板を例に挙げて以下の説明を行う。
基板本体101は、板状とされており、複数の貫通孔115を有する。貫通電極102は、複数の貫通孔115に設けられている。貫通電極102の下端部は、パッド103と接続されており、貫通電極102の上端部は、パッド107と接続されている。貫通電極102は、パッド103とパッド107とを電気的に接続するためのものである。貫通電極102としては、例えば、めっき法により形成されたCuめっき膜を用いることができる。
複数のパッド103は、貫通電極102の下端部の形成位置に対応する部分の基板本体101の下面101Aに設けられている。複数のパッド103は、平面視円形状とされており、めっき膜105が形成される接続部117を有する。接続部117は、めっき膜105を介して、例えば、マザーボード等の実装基板(図示せず)と電気的に接続される。接続部117は、平面視円形状とされている。複数のパッド103としては、例えば、パターニングされたCu膜を用いることができる。複数のパッド103の厚さは、例えば、15μmとすることができる。複数のパッド103の直径R1は、例えば、120μmとすることができる。この場合、接続部117の直径R2は、例えば、80μmとすることができる。なお、パッド103及び接続部117の平面形状は、本実施の形態の形状に限定されない。パッド103及び接続部117の平面形状は、例えば、矩形や多角形等の形状、或いは他の形状としてもよい。
ソルダーレジスト104は、接続部117以外の部分の複数のパッド103を覆うように、基板本体101の下面101Aに設けられている。ソルダーレジスト104は、接続部117の面117Aを露出する開口部118を有する。
めっき膜105は、開口部118に露出された部分の接続部117を覆うように設けられている。めっき膜105としては、例えば、接続部117の面117AにNi層、Au層の順に積層したNi/Au積層膜、接続部117の面117AにNi層、Pd層、Au層の順に積層したNi/Pd/Au積層膜、接続部117の面117AにPd層、Au層の順に積層したPd/Au積層膜、及び接続部117の面117Aに形成したAu層等を用いることができる。めっき膜105としてNi/Pd/Au積層膜を用いる場合、例えば、無電解めっき法により、Ni層(例えば、厚さ3μm以上)、Pd層(例えば、厚さ0.1μm以下)、Au層(例えば、厚さ0.01μm〜0.5μm)を順次積層させることでNi/Pd/Au積層膜を形成する。
複数のパッド107は、貫通電極102の上端部の形成位置に対応する部分の基板本体101の上面101Bに設けられている。複数のパッド107は、平面視円形状とされており、めっき膜109が形成される接続部121を有する。接続部121は、めっき膜109及び金属膜111を介して、はんだバンプ112と電気的に接続されている。接続部121は、平面視円形状とされている。複数のパッド107としては、例えば、パターニングされたCu膜を用いることができる。複数のパッド107の厚さは、例えば、15μmとすることができる。はんだバンプ112となる導電性ボールの直径が90μmの場合、複数のパッド107の直径R3は、例えば、120μmとすることができる。また、この場合、接続部121の直径R4は、例えば、80μmとすることができる。なお、パッド107及び接続部121の平面形状は、本実施の形態の形状に限定されない。パッド107及び接続部121の平面形状は、例えば、矩形や多角形等の形状、或いは他の形状としてもよい。
ソルダーレジスト108は、接続部121以外の部分の複数のパッド107を覆うように、基板本体101の上面101Bに設けられている。ソルダーレジスト108は、パッド107の接続部121の面121Aを露出する開口部122を有する。開口部122は、円筒形状の開口部である。開口部122の直径は、1つの導電性ボールのみ搭載可能な大きさにすることができる。はんだバンプ112となる導電性ボールの直径が90μmの場合、開口部122の直径は、例えば、80μmとすることができる。なお、開口部122の形状は、本実施の形態の形状に限定されない。開口部122の平面形状は、矩形や多角形、或いは他の形状としてもよい。
めっき膜109は、開口部122に露出された接続部121の面121Aを覆うように設けられている。めっき膜109は、パッド107を形成する金属の成分が、はんだバンプ112に拡散することを防止し、かつ、はんだとパッド107との接合性を向上させるための膜である。めっき膜109は、特に、金属膜111,151の厚さが薄く、導電性ボールのリフローの際にはんだ中に完全に拡散する場合に有効である。
めっき膜109としては、例えば、開口部122に露出された接続部121の面121AにNi層、Au層の順に積層したNi/Au積層膜、接続部121の面121AにNi層、Pd層、Au層の順に積層したNi/Pd/Au積層膜、接続部121の面121AにPd層、Au層の順に積層したPd/Au積層膜、及び接続部121の面121Aに形成したAu層等を用いることができる。めっき膜109としてNi/Pd/Au積層膜を用いる場合、例えば、無電解めっき法により、Ni層(例えば、厚さ3μm以上)、Pd層(例えば、厚さ0.1μm以下)、Au層(例えば、厚さ0.01μm〜0.5μm)を順次積層させることでNi/Pd/Au積層膜を形成する。
金属膜111は、パッド107と接触する面とは反対側のめっき膜109の面を覆うように設けられている。金属膜111は、ナフトトリアゾール系誘導体、ベンゾトリアゾール系誘導体、イミダゾール系誘導体、ベンゾイミダゾール系誘導体、メルカプトベンゾチアゾール系誘導体、及びベンゾチアゾールチオ脂肪酸系誘導体のうち、少なくとも一種を含む粘着性付与化合物と化学反応可能な金属膜である。金属膜111は、上記粘着性付与化合物を含んだ溶液と反応することにより、後述する導電性ボール(導電性ボールをリフロー処理させることではんだバンプ112となる)を金属膜111に仮固定するための有機系粘着層を形成するための膜である。
金属膜111としては、例えば、Cu膜、Ni膜等を用いることができる。金属膜111としてCu膜を用いた場合、Cu膜の厚さは、例えば、0.1μm〜1.0μmとすることができる。金属膜111は、例えば、めっき法により形成することができる。
はんだバンプ112は、めっき膜109と接触する面とは反対側の金属膜111の面に設けられている。はんだバンプ112は、例えば、半導体チップ等の電子部品(図示せず)と電気的に接続される。
上記構成とされた基板100(基板のパッドの構成)は、例えば、配線基板、チップサイズパッケージ(Chip Size Package)等のパッケージ、半導体チップ等に用いることができる。
なお、本実施の形態の基板100では、めっき膜109に設けられた金属膜111の厚さが厚い場合(例えば、0.5μm以上。はんだバンプ112を形成する際、金属膜111の一部のみがはんだ中に拡散する場合)を例に挙げて説明したが、金属膜111の厚さが薄い場合(例えば、0.5μm未満)の場合は、後述する図19に示す工程において、導電性ボール129のリフロー処理の際、全ての金属膜111がはんだ中へと拡散するため、はんだバンプ112を形成後に金属膜111は残らない。
つまり、後述する図10に示すように、完成体である基板123には、めっき膜109を覆う金属膜111は存在しない。
図10は、本発明の第1の実施の形態の変形例に係る基板の断面図である。図10において、第1の実施の形態の基板100と同一構成部分には同一符号を付す。
図10を参照するに、第1の実施の形態の変形例の基板123は、第1の実施の形態の基板100に設けられた金属膜111の全部がはんだバンプ112に拡散した以外は、基板100と同様に構成される。
図11〜図20は、本発明の第1の実施の形態に係るはんだバンプ形成工程を示す図である。図11〜図20において、第1の実施の形態の基板100と同一構成部分には同一符号を付す。
図11〜図20を参照して、第1の実施の形態の基板100を製造する場合を例に挙げて、本実施の形態のはんだバンプ形成方法について説明する。
始めに、図11に示す工程では、基板100が形成される基板形成領域Aを複数有した基材125に、周知の手法により、貫通孔115、貫通電極102、及び複数のパッド103,107を形成し、その後、基材125の面125Aに接続部117の面117Aを露出する開口部118を有したソルダーレジスト104と、基材125の面125B(面125Aの反対側の面)に接続部121の面121Aを露出する開口部122を有したソルダーレジスト108とを形成する。
基材125は、切断位置Bにおいて切断されることにより、複数の基板本体101となる。基材125としては、例えば、シリコン基板や、ガラスエポキシ基板等を用いることができる。貫通電極102、接続部117を有した複数のパッド103、及び接続部121を有した複数のパッド107は、例えば、めっき法により形成する。貫通電極102及び複数のパッド103,107としては、例えば、Cu膜を用いることができる。複数のパッド103,107の厚さは、例えば、15μmとすることができる。複数のパッド103の直径R1は、例えば、120μmとすることができる。この場合、接続部117の直径R2は、例えば、80μmとすることができる。また、後述する図16に示す工程で用いられる導電性ボール129の直径が90μmの場合、複数のパッド107の直径R3は、例えば、120μmとすることができる。この場合、接続部121の直径R4は、例えば、80μmとすることができる。開口部118は、その直径が接続部117の直径R2と略等しくなるように形成する。また、開口部122の直径は、例えば、接続部121の直径R4と略等しくなるように形成することができる。
次いで、図12に示す工程では、接続部117,121を洗浄処理及び活性化処理した後、めっき法により、接続部117の面117Aにめっき膜105を形成すると共に、接続部121の面121Aにめっき膜109を形成する(めっき膜形成工程)。洗浄及び活性化処理には、例えば、接続部117,121の面117A,121Aの脱脂処理、脱脂処理後の接続部117,121の面117A,121Aのエッチング処理、エッチング処理後の接続部117,121の面117A,121Aの酸洗浄処理、酸洗浄処理後の接続部117,121の面117A,121Aの活性化処理等が含まれる。
めっき膜105,109としては、例えば、Ni層、Au層の順に積層したNi/Au積層膜、Ni層、Pd層、Au層の順に積層したNi/Pd/Au積層膜、Pd層、Au層の順に積層したPd/Au積層膜、及びAu層等を用いることができる。めっき膜105,109としてNi/Pd/Au積層膜を用いる場合、例えば、無電解めっき法により、Ni層(例えば、厚さ3μm以上)、Pd層(例えば、厚さ0.1μm以下)、Au層(例えば、厚さ0.01μm〜0.5μm)を順次積層させることでNi/Pd/Au積層膜を形成する。
次いで、図13に示す工程では、めっき法により、開口部122に露出された部分のめっき膜109の面を覆うように、ナフトトリアゾール系誘導体、ベンゾトリアゾール系誘導体、イミダゾール系誘導体、ベンゾイミダゾール系誘導体、メルカプトベンゾチアゾール系誘導体、及びベンゾチアゾールチオ脂肪酸系誘導体のうち、少なくとも一種を含む粘着性付与化合物と化学反応可能な金属膜111を形成する(金属膜形成工程)。
上記粘着性付与化合物と化学反応可能な金属膜111としては、例えば、Cu膜、Ni膜等を用いることができる。金属膜111は、例えば、めっき法により形成することができる。金属膜111としてCu膜を用いた場合、金属膜111の厚さは、例えば、0.1μm〜1.0μmとすることができる。このように、金属膜111となるCu膜の厚さを薄くすることにより、電気的な特性に悪影響を及ぼすCu−Pd化合物の影響を小さくすることができる。
次いで、図14に示す工程では、上記粘着性付与化合物を含んだ溶液と金属膜111とを化学反応させて、開口部122に露出された部分の金属膜111を覆うように有機系粘着層127を形成する(有機系粘着層形成工程)。具体的には、ナフトトリアゾール系誘導体、ベンゾトリアゾール系誘導体、イミダゾール系誘導体、ベンゾイミダゾール系誘導体、メルカプトベンゾチアゾール系誘導体、及びベンゾチアゾールチオ脂肪酸系誘導体の少なくとも一種を0.05重量%〜20重量%含んだ溶液に、図13に示す構造体を浸漬させるか、或いは、上記溶液を開口部122に露出された部分の金属膜111に塗布することで有機系粘着層127を形成する。有機系粘着層127は、後述する図16に示す工程において、金属膜111上に導電性ボール129を仮固定するためのものである。有機系粘着層127の厚さは、例えば、50nmとすることができる。
このように、複数のパッド107に粘着性付与化合物と化学反応可能な金属膜111を形成後、粘着性付与化合物を含んだ溶液と金属膜111とを化学反応させて、開口部122に露出された部分の金属膜111に有機系粘着層127を形成することにより、有機系粘着層127が形成される金属膜111の面の面積が狭い場合でも金属膜111上に略均一な厚さの有機系粘着層127を形成することが可能となる。これにより、複数のパッド107上に導電性ボールを載置する際、従来、必要であった導電性ボール載置用マスク26(図4及び図8参照)を用いることなく、有機系粘着層127及び金属膜111を介して、複数のパッド107上にそれぞれ1つの導電性ボールを確実に載置することができる。また、導電性ボール載置用マスク26が不要となることにより、複数のはんだバンプ112が形成された基板100の製造コストを低減することができる。
次いで、図15に示す工程では、有機系粘着層127が形成された側の図14に示す構造体上に複数の導電性ボールを落下可能なように、図14に示す構造体を導電性ボール供給装置130のステージ131上に固定する。導電性ボール供給装置130は、ステージ131と、ステージ131を振動させる振動装置132と、振動装置132を介して、ステージ131を支持する支持体133と、ステージ131の上方に配置され、ステージ131に固定された構造体上に複数の導電性ボール129(図16参照)を落下させる導電性ボール収容体134とを有した構成とされている。
次いで、図16に示す工程では、ステージ131の上方に配置された導電性ボール収容体134から複数の導電性ボール129を落下させると共に、複数のパッド107を備えた構造体を振動させる(ステージ131を振動させる)ことにより、金属膜111及び有機系粘着層127が形成された複数のパッド107上にそれぞれ1つの導電性ボール129を載置する(導電性ボール載置工程)。
導電性ボール129としては、例えば、Sn−Ag−Cu合金よりなるはんだボールやSn−Ag合金よりなるはんだボール等を用いることができる。また、導電性ボール129の直径は、例えば、80μm〜90μmとすることができる。
次いで、図17に示す工程では、複数の導電性ボール129を落下させることを停止した状態で、ステージ131上に固定された構造体を振動させることにより、金属膜111上に載置されなかった余分な導電性ボール129をソルダーレジスト108上から除去或いは回収する。
次いで、図18に示す工程では、図17に示す導電性ボール129が載置された構造体をステージ131から取り外す。
次いで、図19に示す工程では、図18に示す複数の導電性ボール129をリフロー処理して、金属膜111にそれぞれ1つのはんだバンプ112を形成する。これにより、基材125に設けられた複数の基板形成領域Aに基板100に相当する構造体が形成される。図19に示す工程において、有機系粘着層127は、リフロー処理の際に揮発する。
図19に示す工程における複数の導電性ボール129をリフロー処理は、フラックスを用いることなく行う。
このように、フラックスを用いることなく、複数の導電性ボール129のリフロー処理を行うことにより、フラックスの塗布処理や、導電性ボール129のリフロー処理後に行うフラックスの洗浄工程(有機溶剤を用いて行う洗浄工程)が不要になるため、基板100の製造工程が簡略化されるため、基板100の製造コストを低減することができる。
また、フラックスを使用しないことにより、従来必要であったリフロー炉の定期的なクリーニング作業が不要となる。
さらに、フラックスを使用しないことにより、はんだバンプ112の表面や基板100の表面にフラックスの残渣が発生することがなくなるため、フラックスによるはんだバンプ112及びパッド107の腐食を防止することが可能となるので、基板100及び基板100に実装される半導体チップの電気的接続信頼性、及び半導体チップと基板100との間の電気的接続信頼性を向上させることができる。
なお、先に説明したように、図19に示す工程において、めっき膜109に設けられた金属膜111の厚さが厚い場合(例えば、0.5μm以上)は、図19に示すように、めっき膜109に金属膜111が残るが、金属膜111の厚さが薄い場合(例えば、0.5μm未満)の場合は、導電性ボール129のリフロー処理の際、全ての金属膜111がはんだ中へと拡散するため、はんだバンプ112を形成後に金属膜111は残らない。
次いで、図20に示す工程では、図19に示す構造体を切断位置Bに沿って切断する。これにより、複数の基板100が製造される。
本実施の形態のはんだバンプ形成方法によれば、複数のパッド107に粘着性付与化合物と化学反応可能な金属膜111を形成後、粘着性付与化合物を含んだ溶液と金属膜111とを化学反応させて、開口部122に露出された部分の金属膜111に有機系粘着層127を形成することにより、有機系粘着層127が形成される金属膜111の面の面積が狭い場合でも金属膜111上に略均一な厚さの有機系粘着層127を形成することが可能となる。これにより、複数のパッド107上に導電性ボール129を載置する際、従来、必要であった導電性ボール載置用マスク26(図5参照)を用いることなく、有機系粘着層127及び金属膜111を介して、複数のパッド107上にそれぞれ1つの導電性ボール129を確実に載置することができる。また、導電性ボール載置用マスク26が不要となることにより、複数のはんだバンプ112が形成された基板100の製造コストを低減することができる。
図21〜図23は、本発明の第1の実施の形態の変形例に係るはんだバンプ形成工程を示す図である。図21〜図23において、先に説明した図11〜図20に示す構造体と同一構成部分には同一符号を付す。
図21〜図23を参照して、第1の実施の形態の基板100を製造する場合を例に挙げて、本実施の形態の変形例に係るはんだバンプ形成方法について説明する。
始めに、先に説明した図11〜図18に示す工程と同様な処理を行うことにより、図18に示す構造体を形成する。次いで、図21に示す工程では、導電性ボール129に含まれるはんだを半溶融させて、金属膜111を介して、パッド107に導電性ボール129を仮固定する。
このように、導電性ボール129に含まれるはんだを半溶融させて、金属膜111を介して、パッド107に導電性ボール129を仮固定することにより、後述する図22に示す工程において、導電性ボール129を覆うフラックス147を形成する際、パッド107から導電性ボール129が脱落することを防止できる。
次いで、図22に示す工程では、図21に示す構造体の導電性ボール129が仮固定された側の面及び導電性ボール129を覆うように、フラックス147を形成する。フラックス147は、例えば、塗布法により形成する。
次いで、図23に示す工程では、リフロー処理により、導電性ボール129をリフローさせてはんだバンプ112を形成する。このとき、フラックス147の大部分が揮発するため、図23に示す工程を処理した後のフラックス147の厚さは、図22に示す構造体に設けられたフラックス147の厚さよりも薄くなる。
次いで、図23に示す工程のフラックス147を洗浄により除去し、その後、先に説明した図20に示す工程の処理を行うことで、複数の基板100が製造される。
本実施の形態の変形例に係るはんだバンプ形成方法によれば、導電性ボール129をリフローさせてはんだバンプ112を形成する際にフラックス147を用いることにより、はんだバンプ112とパッド107との接合強度、及びはんだの濡れ性を十分に確保することができる。なお、本実施の形態の変形例に係るはんだバンプ形成方法を用いるか否かは、導電性ボール129を構成するはんだの組成により判断するとよい。
また、有機系粘着層127に導電性ボール129が単に接着された状態(図18に示す状態)で、フラックスを塗布した場合、有機系粘着層127がフラックスにより溶解し、パッド107から導電性ボール129が脱落してしまうため、図21に示すように、導電性ボール129を半溶解させて仮止めを行うとよい。
また、図19に示すように、フラックス無しのリフロー工程を行う場合、有機系粘着層127が完全に揮発せず、残留してしまうことがある。このような場合、第1の実施の形態の変形例を適用することで、フラックスにより有機系粘着層127が完全に除去され、はんだの接合強度が向上するので好適である。
(第2の実施の形態)
図24は、本発明の第2の実施の形態に係る基板の断面図である。図24において、第1の実施の形態の基板100と同一構成部分には同一符号を付す。
図24を参照するに、第2の実施の形態の基板150は、第1の実施の形態の基板100に設けられためっき膜109及び金属膜111の代わりに金属膜151を設けた以外は基板100と同様に構成される。
金属膜151は、基板本体101の上面101Bと接触する面とは反対側の接続部121の面121Aを覆うように設けられている。金属膜151は、第1の実施の形態で説明した粘着性付与化合物と化学反応可能な膜である。金属膜151は、第1の実施の形態で説明した粘着性付与化合物を含んだ溶液と反応することにより、導電性ボール129を金属膜151に仮固定するための有機系粘着層を形成するための膜である。金属膜151としては、例えば、めっき法により形成されたNi膜等を用いることができる。金属膜151としてNi膜を用いる場合、金属膜151の厚さは、例えば、3μm以上(例えば、3μm〜8μm)とすることができる。
上記構成とされた基板150(基板のパッドの構成)は、例えば、配線基板、チップサイズパッケージ(Chip Size Package)等のパッケージ、半導体チップ等に用いることができる。
なお、本実施の形態の基板150では、接続部121に設けられた金属膜151の厚さが厚い場合(例えば、0.5μm以上。はんだバンプ112を形成する際、金属膜151の一部のみがはんだ中に拡散する場合)を例に挙げて説明したが、金属膜151の厚さが薄い場合(例えば、0.5μm未満)の場合は、導電性ボール129のリフロー処理してはんだバンプ112を形成する際、全ての金属膜151がはんだ中へと拡散するため、はんだバンプ112を形成後に金属膜151は残らない。つまり、後述する図25に示すように、完成体である基板180には、金属膜151は存在しない。
図25は、本発明の第2の実施の形態の変形例に係る基板の断面図である。図25において、第2の実施の形態の基板150と同一構成部分には同一符号を付す。
図25を参照するに、第2の実施の形態の変形例の基板180は、第2の実施の形態の基板150に設けられた金属膜151の全部がはんだバンプ112に拡散した以外は、基板150と同様に構成される。
図26〜図30は、本発明の第2の実施の形態に係るはんだバンプ形成工程を示す図である。図26〜図30において、第2の実施の形態の基板150と同一構成部分には同一符号を付す。
始めに、図26に示す工程では、第1の実施の形態で説明した図11及び図12に示す工程と同様な処理を行って、図26に示す構造体を形成する。次いで、図27に示す工程では、めっき法により、開口部122に露出された部分の接続部121の面121Aを覆うように、ナフトトリアゾール系誘導体、ベンゾトリアゾール系誘導体、イミダゾール系誘導体、ベンゾイミダゾール系誘導体、メルカプトベンゾチアゾール系誘導体、及びベンゾチアゾールチオ脂肪酸系誘導体のうち、少なくとも一種を含む粘着性付与化合物と化学反応可能な金属膜151を形成する(金属膜形成工程)。上記粘着性付与化合物と化学反応可能な金属膜151としては、例えば、Ni膜等を用いることができる。金属膜151としてNi膜を用いる場合、金属膜151の厚さは、例えば、3μm以上(例えば、3μm〜8μm)に設定することができる。
また、金属膜151は、めっき膜105の形成時に、同時に形成してもよい。例えば、Ni/Pd/Au積層膜からなる場合、めっき法により、面117AにNi層を形成する際に面121Aに同時にNi層(Ni膜)を形成し、次いで、面121Aをマスクして、面117AにPd層、Au層を順次形成することで、めっき膜105と金属膜151とを同時に形成する。
次いで、図28に示す工程では、上記粘着性付与化合物を含んだ溶液と金属膜151とを化学反応させて、開口部122に露出された部分の金属膜151を覆うように有機系粘着層155を形成する(有機系粘着層形成工程)。具体的には、ナフトトリアゾール系誘導体、ベンゾトリアゾール系誘導体、イミダゾール系誘導体、ベンゾイミダゾール系誘導体、メルカプトベンゾチアゾール系誘導体、及びベンゾチアゾールチオ脂肪酸系誘導体の少なくとも一種を0.05重量%〜20重量%含んだ溶液に、図27に示す構造体を浸漬させるか、或いは、上記溶液を開口部122に露出された部分の金属膜151に塗布することで有機系粘着層155を形成する。有機系粘着層155は、後述する図29に示す工程において、導電性ボール129を仮固定するための粘着層である。有機系粘着層155の厚さは、例えば、50nmとすることができる。
このように、複数のパッド107に粘着性付与化合物と化学反応可能な金属膜151を形成後、粘着性付与化合物を含んだ溶液と金属膜151とを化学反応させて、開口部122に露出された部分の金属膜151に有機系粘着層155を形成することにより、有機系粘着層155が形成される金属膜151の面の面積が狭い場合でも金属膜151上に略均一な厚さの有機系粘着層155を形成することが可能となる。これにより、複数のパッド107上に導電性ボール129を載置する際、従来、必要であった導電性ボール載置用マスク26(図4及び8参照)を用いることなく、有機系粘着層155及び金属膜151を介して、複数のパッド107上にそれぞれ1つの導電性ボール129を確実に載置することができる。また、導電性ボール載置用マスク26が不要となることにより、複数のはんだバンプ112が形成された基板150の製造コストを低減することができる。
次いで、図29に示す工程では、導電性ボール供給装置130のステージ131の上方に配置された導電性ボール収容体134から複数の導電性ボール129を落下させると共に、複数のパッド107を備えた構造体を振動させる(ステージ131を振動させる)ことにより、金属膜151及び有機系粘着層155が形成された複数のパッド107上にそれぞれ1つの導電性ボール129を載置する(導電性ボール載置工程)。
その後、第1の実施の形態で説明した図17〜図20に示す工程と同様な処理を行うことにより、図30に示すように、複数の基板150が製造される。
本実施の形態のはんだバンプ形成方法によれば、複数のパッド107に粘着性付与化合物と化学反応可能な金属膜151を形成後、粘着性付与化合物を含んだ溶液と金属膜151とを化学反応させて、開口部122に露出された部分の金属膜151に有機系粘着層155を形成することにより、有機系粘着層155が形成される金属膜151の面の面積が狭い場合でも金属膜151上に略均一な厚さの有機系粘着層155を形成することが可能となる。これにより、複数のパッド107上に導電性ボール129を載置する際、従来、必要であった導電性ボール載置用マスク26(図4及び8参照)を用いることなく、有機系粘着層155及び金属膜151を介して、複数のパッド107上にそれぞれ1つの導電性ボール129を確実に載置することができる。また、導電性ボール載置用マスク26が不要となることにより、複数のはんだバンプ112が形成された基板150の製造コストを低減することができる。
図31及び図32は、本発明の第2の実施の形態の変形例に係るはんだバンプ形成工程を示す図である。
図31及び図32を参照して、第2の実施の形態の変形例に係るはんだバンプ形成方法について説明する。始めに、先に説明した図26及び図27に示す工程と同様な処理を行って、図27に示す構造体を形成する。
次いで、図31に示す工程では、めっき法により、開口部122に露出された金属膜151の面を覆うようにAu膜161を形成する。このように、金属膜151の面を覆うようにAu膜161を形成することにより、金属膜151として
酸化されやすいNi膜を用いた場合、Ni膜が酸化されることを防止することができる。したがって、金属膜151(この場合、Ni膜)の面を覆うようにAu膜161を形成することは、金属膜151が形成された構造体をしばらく放置する場合(金属膜151を形成後に有機系粘着層155を直ぐに形成しない場合)に有効である。
次いで、図32示す工程では、図31に示すAu膜161を除去する。その後、先に説明した図28〜図30に示す工程と同様な処理を行うことにより、複数の基板150が製造される。
以上、本発明の好ましい実施の形態について詳述したが、本発明はかかる特定の実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲内に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
例えば、第1及び第2の実施の形態では、導電性ボール129を落下させることにより、有機系粘着層127,155に導電性ボール129を載置する場合を例に挙げて説明したが、後述する図33及び図34に示す方法や、図35及び図36に示す方法を用いて、有機系粘着層127,155に導電性ボール129を載置してもよい。
図33及び図34は、他の導電性ボール載置方法を説明するための図であり、図35及び図36は、その他の導電性ボール載置方法を説明するための図である。
図33及び図34に示すように、複数の導電性ボール129を収容した導電性ボール収容体171に図14に示す構造体或いは図28に示す構造体を挿入し、その後、挿入した構造体を抜き出すことにより、有機系粘着層127,155に導電性ボール129を接着してもよい。
また、図35及び図36に示すように、複数の導電性ボール129が載置された板体173上に、図14に示す構造体或いは図28に示す構造体を押し当てることにより、有機系粘着層127,155に導電性ボール129を接着することで、導電性ボール129を載置してもよい。
本発明は、配線基板、チップサイズパッケージ(Chip Size Package)等のパッケージ、半導体チップ等の基板に設けられた複数のパッド上にそれぞれ1つの導電性ボールを載置してはんだボールを形成するはんだバンプ形成方法に適用可能である。
従来の基板の断面図である。 従来のはんだバンプ形成工程を示す図(その1)である。 従来のはんだバンプ形成工程を示す図(その2)である。 従来のはんだバンプ形成工程を示す図(その3)である。 従来のはんだバンプ形成工程を示す図(その4)である。 従来のはんだバンプ形成工程を示す図(その5)である。 従来のはんだバンプ形成工程を示す図(その6)である。 従来のはんだバンプ形成方法の問題点を説明するための図である。 本発明の第1の実施の形態に係る基板の断面図である。 本発明の第1の実施の形態の変形例に係る基板の断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係るはんだバンプ形成工程を示す図(その1)である。 本発明の第1の実施の形態に係るはんだバンプ形成工程を示す図(その2)である。 本発明の第1の実施の形態に係るはんだバンプ形成工程を示す図(その3)である。 本発明の第1の実施の形態に係るはんだバンプ形成工程を示す図(その4)である。 本発明の第1の実施の形態に係るはんだバンプ形成工程を示す図(その5)である。 本発明の第1の実施の形態に係るはんだバンプ形成工程を示す図(その6)である。 本発明の第1の実施の形態に係るはんだバンプ形成工程を示す図(その7)である。 本発明の第1の実施の形態に係るはんだバンプ形成工程を示す図(その8)である。 本発明の第1の実施の形態に係るはんだバンプ形成工程を示す図(その9)である。 本発明の第1の実施の形態に係るはんだバンプ形成工程を示す図(その10)である。 本発明の第1の実施の形態の変形例に係るはんだバンプ形成工程を示す図(その1)である。 本発明の第1の実施の形態の変形例に係るはんだバンプ形成工程を示す図(その2)である。 本発明の第1の実施の形態の変形例に係るはんだバンプ形成工程を示す図(その3)である。 本発明の第2の実施の形態に係る基板の断面図である。 本発明の第2の実施の形態の変形例に係る基板の断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係るはんだバンプ形成工程を示す図(その1)である。 本発明の第2の実施の形態に係るはんだバンプ形成工程を示す図(その2)である。 本発明の第2の実施の形態に係るはんだバンプ形成工程を示す図(その3)である。 本発明の第2の実施の形態に係るはんだバンプ形成工程を示す図(その4)である。 本発明の第2の実施の形態に係るはんだバンプ形成工程を示す図(その5)である。 本発明の第2の実施の形態の変形例に係るはんだバンプ形成工程を示す図(その1)である。 本発明の第2の実施の形態の変形例に係るはんだバンプ形成工程を示す図(その2)である。 他の導電性ボール載置方法を説明するための図(その1)である。 他の導電性ボール載置方法を説明するための図(その2)である。 その他の導電性ボール載置方法を説明するための図(その1)である。 その他の導電性ボール載置方法を説明するための図(その2)である。
符号の説明
100,123,150,180 基板
101 基板本体
101A 下面
101B 上面
102 貫通電極
103,107 パッド
104,108 ソルダーレジスト
105,109 めっき膜
111,151 金属膜
112 はんだバンプ
115 貫通孔
117,121 接続部
117A,121A,125A,125B 面
118,122 開口部
125 基材
127,155 有機系粘着層
129 導電性ボール
130 導電性ボール供給装置
131 ステージ
132 振動装置
133 支持体
134 導電性ボール収容体
147 フラックス
161 Au膜
171 導電性ボール収容体
173 板体
A 基板形成領域
B 切断位置
R1〜R4 直径

Claims (11)

  1. 複数のパッド上に載置された導電性ボールをリフロー処理することにより、はんだバンプを形成するはんだバンプ形成方法であって、
    前記複数のパッドを露出する複数の開口部を備えており、各開口部は1つの導電性ボールのみ搭載可能な大きさを有するソルダーレジストを、前記複数のパッド上に形成する工程と、
    前記ソルダーレジストの各開口部から露出する前記複数のパッド上に粘着性付与化合物と化学反応可能な金属膜を形成する金属膜形成工程と、
    前記粘着性付与化合物を含んだ溶液と前記金属膜とを化学反応させて、前記金属膜上に有機系粘着層を形成する有機系粘着層形成工程と、
    前記ソルダーレジストの各開口部から露出する前記有機系粘着層上に1つの前記導電性ボールを供給することにより、前記有機系粘着層及び前記金属膜を介して、前記複数のパッドに前記導電性ボールを載置する導電性ボール載置工程と、
    前記複数のパッドに載置された導電性ボールをリフロー処理してはんだバンプを形成するリフロー処理工程と、
    を含むことを特徴とするはんだバンプ形成方法。
  2. 前記複数のパッド上にそれぞれ1つの前記導電性ボールを載置することを特徴とする請求項1記載のはんだバンプ形成方法。
  3. 前記粘着性付与化合物は、ナフトトリアゾール系誘導体、ベンゾトリアゾール系誘導体、イミダゾール系誘導体、ベンゾイミダゾール系誘導体、メルカプトベンゾチアゾール系誘導体、及びベンゾチアゾールチオ脂肪酸系誘導体のうち、少なくとも一種を含むことを特徴とする請求項1又は2記載のはんだバンプ形成方法。
  4. 前記金属膜は、Cu膜又はNi膜であることを特徴とする請求項1ないし3のうち、いずれか一項記載のはんだバンプ形成方法。
  5. 前記金属膜として前記Ni膜を用いる場合、前記金属膜形成工程と前記有機系粘着層形成工程との間に、前記金属膜上にAu層を形成するAu層形成工程と、
    前記有機系粘着層形成工程の直前に前記Au層を除去するAu層除去工程と、を設けたことを特徴とする請求項4記載のはんだバンプ形成方法。
  6. 前記導電性ボール載置工程では、前記有機系粘着層が形成された前記複数のパッド上に前記複数の導電性ボールを振り掛け、前記複数のパッドを振動又は揺動させることにより、前記複数のパッド上にそれぞれ1つの前記導電性ボールを載置することを特徴とする請求項1ないし5のうち、いずれか一項記載のはんだバンプ形成方法。
  7. 前記金属膜形成工程の前に、前記複数のパッド上にめっき膜を形成するめっき膜形成工程を設けると共に、前記めっき膜上に前記金属膜を形成することを特徴とする請求項1ないし6のうち、いずれか一項記載のはんだバンプ形成方法。
  8. 前記めっき膜は、Ni膜、Pd膜、Au膜のうち少なくとも1つの膜からなることを特徴とする請求項7記載のはんだバンプ形成方法。
  9. 前記導電性ボールがはんだからなることを特徴とする請求項1乃至8いずれか一項に記載のはんだバンプ形成方法。
  10. 前記導電性ボール載置工程と、前記リフロー処理工程の間に、
    前記導電性ボールに含まれるはんだを半溶融させて、前記金属膜を介して、前記複数のパッドに前記導電性ボールを仮固定する工程と、
    前記導電性ボールを覆うようにフラックスを形成する工程と、を有し、
    前記リフロー処理工程後に、フラックスを洗浄により除去する工程を有することを特徴とする請求項1乃至9いずれか一項に記載のはんだバンプ形成方法。
  11. 前記複数のパッドは、配線基板、チップサイズパッケージ、又は半導体チップのいずれかに設けられたものであることを特徴とする請求項1ないし10のうち、いずれか一項記載のはんだバンプ形成方法。
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