JP5292841B2 - 画像形成装置及び画像形成方法 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置及び画像形成方法に係り、特に、2次転写部への通紙中の中間転写ベルトの速度が変動していないときに、次の画像の1次転写を行うことを可能とした画像形成装置及び画像形成方法に関する。
一般に、従来技術による中間転写方式の画像形成装置は、2次転写ユニットに紙が突入するときに、紙の先端部が中間転写ベルトに接触することにより中間転写ベルトに外力が加わるため、中間転写ベルトの速度が一時的に変動するという現象を生起させてしまう。このため、中間転写ベルトと感光体との間で表面速度に差が生じることになる。同様に、2次転写ユニットから紙が搬出される瞬間にも、中間転写ベルトに加わっていた外力が減少するため、中間転写ベルトの一時的な速度の変動が生じる。これらの中間転写ベルトの速度が変動したときに、画像形成装置が感光体から中間転写ベルトへ画像を転写する1次転写動作を行っていると、画像に伸び縮みを与えて画像ムラ(ショックジター)が起こってしまうという問題を発生させることになる。
前述したような問題を解決するための従来技術として、例えば、特許文献1等に記載された技術が知られている。この従来技術による画像形成装置は、中間転写ベルトから紙へ画像を転写する2次転写動作中に1次転写を行わず、1次転写と2次転写とを交互に行うというものである。
図7は従来技術による画像形成装置での1次転写及び2次転写の動作順序の制御を制御するフローチャートであり、図7により従来技術での1次転写及び2次転写の動作を説明する。
(1)感光体への画像の形成後、画像形成装置は、感光体から中間転写ベルトへ画像を転写する1次転写の動作を開始し、1次転写を終了させる(ステップ701、702)。
(2)1次転写の終了後、画像形成装置は、中間転写ベルトから紙へ画像を転写する2次転写の動作を開始し、2次転写を終了させる(ステップ703、704)。
(3)その後、画像形成装置は、次の画像を感光体に形成したジョブがあるか否か、すなわち、ジョブエンドか否かを判定し、ジョブエンドであれば、ここでの処理を終了し、次のジョブがあれば、ステップ701から処理に戻って、次の画像の1次転写の動作を開始する(ステップ705)。
前述で説明した動作から判るように、従来技術による画像形成装置は、1次転写と2次転写とを順に行うために、画像が紙の上に転写される迄に中間転写ベルトを2回転させていることになる。
特開2002−278212号公報
しかし、前述した従来技術による画像形成装置は、2次転写動作中には1次転写を行わないため、1次転写と2次転写とを行うために中間転写ベルトを2回転させていることになるので、転写速度を低下させてしまうという問題点を有している。
本発明の目的は、前述した従来技術の問題点を解決し、ショックジターを防止しつつ、転写速度を低下させることのない画像形成装置及び画像形成方法を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明の第1の手段は、感光体上に書き込まれた潜像をトナー像として現像し、該トナー像を中間転写体に転写し、該中間転写体と2次転写装置との間で前記トナー像を記録用紙に転写する画像形成装置であって、前記感光体上で現像された第1の画像が転写される記録用紙が前記中間転写体と2次転写装置の間に通紙されている時間のうち、前記記録用紙が前記中間転写体と2次転写装置との間に搬入される際に生起する前記中間転写体の速度変動時間を除いた第1の時間を演算する第1の時間演算手段と、前記第1の画像よりも後に前記感光体上に現像される第2の画像の前記感光体から前記中間転写体へのトナー像の転写が行われる領域の中間転写体への転写にかかる第2の時間が、前記第1の時間よりも短い場合に、前記第1の時間に前記第2の画像の中間転写体への転写を行うように、前記感光体への書き込みを制御する書き込み制御手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明の第2の手段は、第1の手段において、前記第1の時間演算手段は、用紙の形状及び前記中間転写体の速度とより前記第1の時間を1次転写可能時間として算出することを特徴とする。
また、本発明の第3の手段は、第1の手段において、記録用紙の種類に応じて前記中間転写体の速度を設定することが可能であり、用紙の種類を検知する用紙種検知手段を有し、前記第1の時間演算手段は、前記用紙種検知手段による検知結果より前記第1の時間を1次転写可能時間として算出することを特徴とする。
また、本発明の第の手段は、第1の手段において、前記書き込み制御手段は、次に前記感光体上に現像される第2の画像の前記感光体から前記中間転写体へのトナー像の転写が行われる領域の中間転写体への転写にかかる第2の時間が、前記第1の時間よりも短い場合に、前記第1の時間に前記第2の画像の中間転写体への転写を行う1次転写の指示を行うことを特徴とする。
また、本発明の第の手段は、第1の手段において、前記書き込み制御手段は、次に前記感光体上に現像される第2の画像の前記感光体から前記中間転写体へのトナー像の転写が行われる領域の中間転写体への転写にかかる第2の時間が、前記第1の時間よりも長い場合、2次転写動作の終了後に次の画像の1次転写が行われるように前記感光体への書き込みタイミングを指示することを特徴とする。
また、本発明の第の手段は、第1ないし第の手段のうちいずれか1の手段において、前記記録用紙による前記中間転写体の速度変動時間を測定記憶する速度変動記憶手段を有し、使用可能な記録用紙のうち、最も速度変動時間が長い記録用紙の速度変動時間を記憶させることを特徴とする。
また、本発明の第の手段は、第1ないし第の手段のうちいずれか1の手段において、前記記録用紙による前記中間転写体の速度変動時間を測定記憶する速度変動記憶手段を有し、最初の記録用紙に2次転写が行われた際の前記中間転写体の速度変動時間を記憶させることを特徴とする。
また、本発明の第の手段は、第の手段において、前記速度変動時間は、装置への電源投入後あるいは給紙部挿入後の最初の記録用紙に2次転写された際に再測定されることを特徴とする。
また、本発明の第の手段は、感光体上に書き込まれた潜像をトナー像として現像し、該トナー像を中間転写体に転写し、該中間転写体と2次転写装置との間で前記トナー像を記録用紙に転写する画像形成方法であって、前記感光体上で現像された第1の画像が転写される記録用紙が前記中間転写体と2次転写装置の間に通紙されている時間のうち、前記記録用紙が前記中間転写体と2次転写装置との間に搬入される際に生起する前記中間転写体の速度変動時間を除いた第1の時間を演算し、前記第1の画像よりも後に前記感光体上に現像される第2の画像の前記感光体から前記中間転写体へのトナー像の転写が行われる領域の中間転写体への転写にかかる第2の時間が、前記第1の時間よりも短い場合に、前記第1の時間に前記第2の画像の中間転写体への転写を行うように、前記感光体への書き込みを制御することを特徴とする。
本発明によれば、2次転写により中間転写ベルトが速度変動している期間に、次の画像の1次転写動作を行わないようにして、中間転写ベルトが速度変動していない2次転写動作中に次の画像の1次転写動作を行うことができるので、ショックジターを防止して、高速な転写動作を行わせることができる。
以下、本発明による画像形成装置及び画像形成装置の実施形態を図面により詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態による画像形成装置における感光体、中間転写ベルト及び2次転写装置の構成を示す斜視図である。
図1に示す画像形成装置は、カラー画像を形成する画像形成装置であり、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(K)の各単色トナー画像が形成される感光体1〜4と、各感光体上に形成された各単色トナー画像が重ね合わされてフルカラーの合成カラー画像として転写される中間転写ベルト13と、中間転写ベルト13上に転写されたフルカラーの合成カラー画像を記録用紙の上に転写する2次転写装置16とにより構成される。 また、感光体1〜4は、エンコーダ5〜8を有するモータ9〜12に連結されて回転制御され、中間転写ベルト13は、中間転写ベルト駆動用ローラ17に連結されるエンコーダ14を持つ図示しないモータにより回転制御される。
前述において、画像形成装置のスタートキーが押されると、画像形成装置は、中間転写ベルト13の回動を開始させ、また、それと同時に各感光体1〜4が回転を開始させて、各感光体上に潜像を書き込み、その潜像をトナー像として現像し、Y、C、M、Kの各単色トナー画像を形成する動作を開始する。そして、それらの各感光体上に形成された各色のトナー画像は、時計回り方向に回動する中間転写ベルト13上に重ね合わせて順次転写されて1次転写が行われ、中間転写ベルト13上にフルカラーの合成カラー画像が形成される。
一方、前述したスタートキーの押下により、図示しない選択された給紙トレイあるいは手差しトレイから用紙が繰り出され、繰り出された用紙は、搬送路を通り、図1に示しているレジストローラ15に突き当たって一旦停止する。その後、レジストローラ15は、中間転写ベルト13上の合成カラー画像に合わせた正確なタイミングで回転制御されて回転を開始し、一旦停止状態にあった用紙を中間転写ベルト13と2次転写装置16との間に送り込まれ、2次転写装置16により2次転写が行われ、記録用紙上にカラー画像が転写される。
前述した転写動作中、中間転写ベルト13は、その速度がエンコーダ14によって常に検出され、また、感光体1〜4も、それらの速度がエンコーダ5〜8によって検出され、両者の表面速度は常に一定で等しくなるように制御されている。
従来技術の欄で説明したように、用紙先端が中間転写ベルト13と2次転写装置16との間に搬入された瞬間、中間転写ベルト13に外力が加わるため、一時的に中間転写ベルト13の速度に変動が発生し、中間転写ベルト13と感光体1〜4の表面速度との間に差が生じる。同様に、用紙後端が中間転写ベルト13と2次転写装置16との間から搬出される瞬間、中間転写ベルトに加わっていた外力が失われるため、一時的に中間転写ベルト13の速度に変動が発生する。このときに、画像形成装置が、前述した1次転写動作を行っていると、中間転写ベルト13上に形成される画像にジターと呼ばれるズレが生じ、最終的に2次転写された用紙上に色ずれが発生することになる。
図2は用紙位置と中間転写ベルトの速度変動との関係を説明する図である。
図2に示すように、用紙の先端が中間転写ベルト13と2次転写装置16の間に時刻t0で搬入されると、用紙突入の影響により中間転写ベルト13の速度が低下する。しかし、前述で説明したように、中間転写ベルト13の速度は一定に保たれるように制御されているため、中間転写ベルト13の速度の変動は、振動しながら徐々に小さくなり、一定時間T1後の時刻t1には用紙搬入前の速度で安定する。逆に、用紙が中間転写ベルト13と2次転写装置16の間から時刻t2で搬出されると、その影響で速度が上昇する。しかし、この場合にも、前述と同様の理由により、一定時間T3後の時刻t3には用紙搬出前の速度で安定する。そして、時刻t1とt2との間の時間T2では、中間転写ベルト13は、安定した速度で回動させられている。
前述した図2の説明から判るように、2次転写部への通紙中であっても、中間転写ベルト13が安定した速度で回動させられている時間T2の間で1次転写を行うようにすれば、用紙突入によるジターを回避することができる。すなわち、従来技術のように、1次転写と2次転写とを交互に行う必要をなくし、中間転写ベルトの速度が変動している一定期間T1とT3とだけを1次転写を行わないようなシーケンスとすることにより、用紙突入によるジターを回避することができる。
前述したような処理のために本発明の実施形態は、図示していないが、図1に示す機構を制御するための通常の画像形成装置にも備えられているコントローラを有し、このコントローラ内に、2次転写部への通紙中に速度変動を発生していない前述した時間T2を求める1次転写可能時間演算部と、次の画像の一次転写時間を演算する1次転写時間演算部と、これらの演算結果により、2次転写部への通紙中の速度変動を発生していない時間に次の画像の一次転写が開始されるように感光体への書き込みを開始させる開始信号生成部とが備えられる。
本発明の実施形態では、2次転写部への通紙中に速度変動を発生していない前述した時間T2を1次転写可能時間演算部により演算し、また、同時に、次の画像について1次転写時間演算部によって、次に1次転写及び2次転写を行う画像(第2画像とする)の1次転写動作パターンとしての1次転写時間T4を演算し、その後に、書き込み開始信号生成部によって、T1〜T4の演算結果を基に感光体への書き込みの開始信号を生成して、書き込みや1次転写動作を実行するようにしている。
図3は1次転写可能時間演算部での演算動作を説明するフローチャートであり、次に、これについて説明する。
(1)装置への電源投入時、1次転写可能時間演算部は、各給紙トレイに入っている記録用紙のサイズを検出する。図3に示す例では、給紙トレイが3つあるものとしているが、給紙トレイの数は幾つあってもよい(ステップ301〜303)。
(2)次に、記録用紙に2次転写を行う時間(図2により説明した時間T1+T2)を求める。通常、2次転写を行う際の中間転写ベルトの速度(プロセス線速)が機種固有のものであるため、検出した用紙サイズの長さをプロセス線速で除算することにより、記録用紙に2次転写を行う時間(図2により説明した時間T1+T2)を求めることができる(ステップ304〜306)。
(3)そして、求められた時間T1+T2から、図2により説明した用紙の先端が中間転写ベルト13と2次転写装置16の間に搬入された後の速度が元の速度に安定するまでの一定時間T1を減算することにより、2次転写中に速度変動を発生していない時間T2を求める。このときの時間T1は、画像形成装置に使用可能な用紙のうち、最も中間転写ベルトの速度変動が大きい用紙の速度変動値を予め記憶させておいた値とする(ステップ307〜309)。
(4)その後、求められた時間T2を各給紙トレイ毎にメモリに格納して、1次転写可能時間演算部での処理を終了する(ステップ310〜312)。
前述した処理において、画像形成装置が用紙の厚さによってプロセス線速を変更して設定するモード(厚紙モード)を有しているような場合、画像形成装置に各給紙トレイの用紙のサイズと厚さを検知する手段を設け、検出した用紙サイズの長さを用紙の厚さに対応して設定されるプロセス線速で除算することにより、時間T1+T2を求めるようにすることができる。また、前述した演算の処理は、装置への電源の投入時、あるいは、給紙トレイが挿入された際に行うようにされる。
図4は1次転写時間演算部での次画像(第2画像)についての1次転写時間の演算を行う演算動作を説明するフローチャート、図5は第2画像の例を示す図であり、次に、これらについて説明する。
(1)いま、第2画像が、図5に示す例のように、用紙全体の副走査方向の一部にだけ画像があるものとすると、1次転写を行わなければならない領域は、副走査方向のLの領域だけになる。そこで、1次転写時間演算部は、領域Lの長さ、すなわち、副走査方向の長さを検出し、検出した第2画像の副走査方向の長さをプロセス線速で除算することにより、第2画像の1次転写動作パターンT4(第2画像の1次転写動作に要する時間)を求める。モノクロ画像の場合、この除算結果がT4となる。また、カラー画像の場合、4つの感光体で1次転写が行われるため、(第2画像の副走査方向の長さ+感光体間距離)をプロセス線速で除算したものをT4として求める(ステップ401)。
(2)前述の処理で求めた第2画像の1次転写動作パターンT4である第2画像の1次転写動作に要する時間T4をメモリに格納して、1次転写時間演算部での処理を終了する(ステップ402)。
図6は書き込み開始信号生成部での書き込み開始信号を生成する処理動作を説明するフローチャートであり、次に、これについて説明する。
(1)画像形成装置は、画像形成動作を開始すると、まず、最初の画像の感光体への書き込みを行って、感光体から中間転写ベルトへの転写(1次転写)を行う(ステップ601)。
(2)次に、ジョブエンドか否か、すなわち、次に転写すべき画像があるか否かを判定し、次の画像がなく、ジョブエンドである場合、1時転写の処理により中間転写ベルト上に転写されている画像を、用紙に転写する2次転写を開始して、その2次転写の動作を終了する(ステップ603、604)。
(3)ステップ603の判定で、ジョブエンドでなく、次に転写すべき第2画像がある場合、図4の処理を行ってその2次画像の1次転写動作に要する時間T4を算出する。図3の処理で算出した2次転写中に速度変動を発生していない時間T2と第2画像の1次転写動作に要する時間T4とを比較し、時間T2が時間T4より大きいか否かを判定する(ステップ606)。
(4)ステップ606の判定で、時間T2が時間T4より大きかった場合、書き込み開始信号生成部は、2次転写動作中に第2画像の1次転写が可能と判断し、時間T2のときに第2画像を1次転写するタイミングで第2画像の感光体への書き込みを開始させる(ステップ607、608)。
(5)そして、ステップ607での2次転写の開始で、2次転写部への通紙の開始後、用紙の先端が中間転写ベルト13と2次転写装置16の間に搬入された後の速度が元の速度に安定するまでの一定時間T1経過後に、第2画像の1次転写が開始される(ステップ609)。
(6)その後、書き込み開始信号生成部は、2次転写の終了を待って2次転写の終了後、ステップ603からの処理に戻って処理を繰り返す(ステップ610)。
(7)ステップ606の判定で、時間T2が時間T4より大きくなかった場合、書き込み開始信号生成部は、2次転写部への通紙中に第2画像の1次転写が不可能と判断し、ステップ601、602の処理の終了後、そのまま2次転写を行った後に動作を終了させ、ステップ601からの処理に戻って、処理を繰り返す(ステップ611、612)。
前述した本発明の実施形態での1次転写可能時間演算部と、1次転写時間演算部と、書き込み開始信号生成部とによる処理は、プログラムにより構成し、コントローラが備えるCPUに実行させることができ、また、それらのプログラムは、FD、CDROM、DVD等の記録媒体に格納して提供することができ、また、ネットワークを介してディジタル情報により提供することができる。
なお、前述した本発明の実施形態では、第2の画像を次ぎに1次転写を行う画像であるとして説明したが、用紙サイズが小さい場合には、次ぎの次ぎの画像になることもある。その場合には、図6により説明したステップ606の処理で、T4を算出した後、T4の1次転写の間に2次転写部に来る用紙があるかどうかについて判定する。そして、なかった場合(2枚目であった場合)には、そのまま書き込み開始信号を出力し、感光体へ書き込む1次転写を行う。また、あった場合には、その用紙のサイズに対応した時間T2をメモリから読み出し、時間T2が時間T4より大きいか否かを判定する。その後は、その判定の結果により、ステップ607以降、あるいは、ステップ611以降と同様な処理を行う。
本発明の一実施形態による画像形成装置における感光体、中間転写ベルト及び2次転写装置の構成を示す斜視図である。 用紙位置と中間転写ベルトの速度変動との関係を説明する図である。 1次転写可能時間演算部での演算動作を説明するフローチャートである。 1次転写時間演算部での次画像(第2画像)についての1次転写時間の演算を行う演算動作を説明するフローチャートである。 第2画像の例を示す図である。 書き込み開始信号生成部での書き込み開始信号を生成する処理動作を説明するフローチャートである。 従来技術による画像形成装置での1次転写及び2次転写の動作順序の制御を制御するフローチャートである。
符号の説明
1〜4 感光体
5〜8、14 エンコーダ
9〜12 モータ
13 中間転写ベルト
15 レジストローラ
16 2次転写装置
17 中間転写ベルト駆動用ローラ

Claims (9)

  1. 感光体上に書き込まれた潜像をトナー像として現像し、該トナー像を中間転写体に転写し、該中間転写体と2次転写装置との間で前記トナー像を記録用紙に転写する画像形成装置であって、
    前記感光体上で現像された第1の画像が転写される記録用紙が前記中間転写体と2次転写装置の間に通紙されている時間のうち、前記記録用紙が前記中間転写体と2次転写装置との間に搬入される際に生起する前記中間転写体の速度変動時間を除いた第1の時間を演算する第1の時間演算手段と、
    前記第1の画像よりも後に前記感光体上に現像される第2の画像の前記感光体から前記中間転写体へのトナー像の転写が行われる領域の中間転写体への転写にかかる第2の時間が、前記第1の時間よりも短い場合に、前記第1の時間に前記第2の画像の中間転写体への転写を行うように、前記感光体への書き込みを制御する書き込み制御手段とを備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1記載の画像形成装置において、
    前記第1の時間演算手段は、用紙の形状及び前記中間転写体の速度とより前記第1の時間を1次転写可能時間として算出することを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1記載の画像形成装置において、
    記録用紙の種類に応じて前記中間転写体の速度を設定することが可能であり、用紙の種類を検知する用紙種検知手段を有し、
    前記第1の時間演算手段は、前記用紙種検知手段による検知結果より前記第1の時間を1次転写可能時間として算出することを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1記載の画像形成装置において、
    前記書き込み制御手段は、次に前記感光体上に現像される第2の画像の前記感光体から前記中間転写体へのトナー像の転写が行われる領域の中間転写体への転写にかかる第2の時間が、前記第1の時間よりも短い場合に、前記第1の時間内に前記第2の画像の中間転写体への転写を行う1次転写の指示を行うことを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1記載の画像形成装置において、
    前記書き込み制御手段は、次に前記感光体上に現像される第2の画像の前記感光体から前記中間転写体へのトナー像の転写が行われる領域の中間転写体への転写にかかる第2の時間が、前記第1の時間よりも長い場合、2次転写動作の終了後に次の画像の1次転写が行われるように前記感光体への書き込みタイミングを指示することを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1ないしのうちいずれか1記載の画像形成装置において、
    前記記録用紙による前記中間転写体の速度変動時間を測定記憶する速度変動記憶手段を有し、
    使用可能な記録用紙のうち、最も速度変動時間が長い記録用紙の速度変動時間を記憶させることを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1ないしのうちいずれか1記載の画像形成装置において、
    前記記録用紙による前記中間転写体の速度変動時間を測定記憶する速度変動記憶手段を有し、
    最初の記録用紙に2次転写が行われた際の前記中間転写体の速度変動時間を記憶させることを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項記載の画像形成装置において、
    前記速度変動時間は、装置への電源投入後あるいは給紙部挿入後の最初の記録用紙に2次転写された際に再測定されることを特徴とする画像形成装置。
  9. 感光体上に書き込まれた潜像をトナー像として現像し、該トナー像を中間転写体に転写し、該中間転写体と2次転写装置との間で前記トナー像を記録用紙に転写する画像形成方法であって、
    前記感光体上で現像された第1の画像が転写される記録用紙が前記中間転写体と2次転写装置の間に通紙されている時間のうち、前記記録用紙が前記中間転写体と2次転写装置との間に搬入される際に生起する前記中間転写体の速度変動時間を除いた第1の時間を演算し、
    前記第1の画像よりも後に前記感光体上に現像される第2の画像の前記感光体から前記中間転写体へのトナー像の転写が行われる領域の中間転写体への転写にかかる第2の時間が、前記第1の時間よりも短い場合に、前記第1の時間に前記第2の画像の中間転写体への転写を行うように、前記感光体への書き込みを制御することを特徴とする画像形成方法。
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