JP2001154561A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001154561A
JP2001154561A JP34129499A JP34129499A JP2001154561A JP 2001154561 A JP2001154561 A JP 2001154561A JP 34129499 A JP34129499 A JP 34129499A JP 34129499 A JP34129499 A JP 34129499A JP 2001154561 A JP2001154561 A JP 2001154561A
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JP34129499A
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Hiroshi Sawara
広 佐原
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Canon Inc
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 中間転写ベルトを使用した画像形成装置にお
いて、ユーザが高画質を重視する場合と高生産性を重視
する場合とを適宜選択できるようにする。 【解決手段】 中間転写ベルト31の回転方向(矢印R
31方向)に沿っての一次転写部Taから二次転写部T
eまでの距離をL、中間転写ベルト31上に転写される
トナー像の最大長さをXmax としたときに、距離Lとト
ナー像の最大長さXmax との間に、L≦Xmax が成り立
つ画像形成装置において、一次転写が行われた中間転写
ベルト31の回転と同一回転中に二次転写が開始される
高生産モードと、一次転写が行われた中間転写ベルト3
1の回転と同一回転中には二次転写が開始されないで次
の回転以降に二次転写が開始される高画質モードとを有
し、高生産モードと前記高画質モードとをユーザが任意
に選択可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、像担持体上に形成
したトナー像を、中間転写体上に一次転写した後、転写
材上に二次転写する複写機、プリンタ等の画像形成装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の複写機、プリンタ等のカラーの画
像形成装置において、複数の画像形成部を有し、それぞ
れの画像形成部で形成した色の異なるトナー像を、一
旦、順次に中間転写体上に一次転写して重ね合わせた
後、一括で転写材上に二次転写する、いわゆる中間転写
方式のものが知られている。
【0003】図5に、中間転写体方式の画像形成装置の
概略構成を示す。
【0004】同図に示す画像形成装置は、原稿の画像情
報を読み取るリーダ部1Rと、リーダ部1Rが読み込ん
だ画像情報に応じてトナー像を形成するプリンタ部1P
とを備えており、さらに、プリンタ部1Pには、それぞ
れ色の異なるトナー像を形成する複数の画像形成部10
と、給搬送手段20と、中間転写体30と、定着装置4
0とが設けられている。
【0005】各画像形成部10において、感光ドラム
(像担持体)11は、その表面に光・磁気・電荷等を利
用して静電潜像が形成され、静電潜像は、トナーが付着
されてトナー像として現像される。これらトナー像は、
それぞれの一次転写部Taにおいて、転写ブレード(一
次転写帯電器)35により順次に中間転写体30に一次
転写され、中間転写体30上で重ね合わされる。これら
中間転写体30上のトナー像は、中間転写ベルト31と
二次転写ローラ(二次転写部材)36との間の二次転写
部Teに供給された転写材Pに一括で二次転写される。
二次転写後の転写材Pは、定着装置7によって表面にト
ナー像が定着される。
【0006】上述の中間転写体30としては、複数のロ
ーラに張架されて無端回動するベルト状の中間転写ベル
ト31(またはドラム軸を中心に回転する円筒状の中間
転写ドラム)が使用される。中間転写ベルト31は、複
数の画像形成部10に近接し、感光ドラム11上に形成
されたトナー像を、一次転写部Taにおいて、画像形成
部10および中間転写ベルト31に対向するように配置
された転写ブレード35によって中間転写ベルト31上
に一次転写させる。複数の感光ドラム11から中間転写
ベルト31上に順次に一次転写されたトナー像は、中間
転写ベルト31表面において重ね合わされ、中間転写ベ
ルト31の矢印R31方向の回転により、転写材102
に転写される二次転写位置Teまで搬送される。中間転
写ベルト31上のトナー像は、給搬送手段20によって
給紙されたきた転写材Pに二次転写位置Teにおいて、
二次転写ローラ36によって一括で二次転写され、さら
に定着装置30において転写材P表面に定着される。こ
れにより、フルカラー画像を得る。
【0007】なお、単色画像を得る場合は、その色に対
応する画像形成部11から中間転写ベルト31上に単色
のトナー像が一次転写され、以下、フルカラー画像を形
成する場合と同様のプロセスを経る。これにより、単色
画像を得ることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述の中間転写体方式
の画像形成装置においては、二次転写部Te、給搬送手
段20、定着装置40等の配置に比較的自由度があり、
画像形成装置の小型化には有利とされている。
【0009】しかしながら、画像形成装置の小型化によ
って中間転写ベルト31上の一次転写部Taと二次転写
部Teとの距離が短く設定されると、形成するトナー像
によっては、一次転写中のトナー像について同時にその
先端側を二次転写したり、二次転写中に次のトナー像の
一次転写が行われたりする場合がある。
【0010】このような場合、二次転写時には転写材P
の搬送に伴って中間転写ベルト31に局所的速度変動
(以下「通紙ショック」という。)が発生する。
【0011】図6を参照して、この通紙ショックを説明
する。一次転写部Taで中間転写ベルト31上に形成さ
れたトナー像Tは、中間転写ベルト31の回転速度V1
で二次転写部Teまで搬送される。一方、転写材Pは、
レジストローラ対25a、25bによって速度V2で二
次転写部Teに搬送される。速度V1、V2は、可能な限
り等速度に設定するが、各部品精度、駆動源の回転精度
などの理由により、速度差が発生するのはやむを得な
い。したがって、二次転写部Teでは、速度V1と速度
2の微少な速度差を、レジストローラ対25a、25
b及び二次転写部Teの挟持力によってバランスをとり
ながら、二次転写を行っている。ところが、転写材Pが
レジストローラ対25a、25bを抜けると速度差によ
るバランスが崩れ、転写材Pに局所的な速度変動が発生
する。この局所的な速度変動が中間転写ベルト31に伝
播して一次転写中のトナー像Tに影響を及ぼし、画質の
低下を招いていた。特に転写材Pが厚紙であったり、剛
性の高い(腰の強い)紙であったりする場合、転写材P
自体も速度V1と速度V2との微少な速度差に対して反発
するために、レジストローラ対25a、25bを抜けた
ときの局所的な速度変動はより大きく発生し、したがっ
て、画質の低下も顕著に現れる傾向にあった。
【0012】そこで、従来では、一次転写動作と二次転
写動作とを同時期に行わないように、一次転写部Ta
から二次転写部Teまでの距離を、形成するトナー像T
の長さよりも長く設定したり、中間転写ベルト31を
複数回回転させて、トナー像Tの一次転写と二次転写と
をそれぞれ別の回転時に行ったりする手法がとられてき
た。これら、によると、通紙ショックの影響はな
く、画質の低下は免れるものの、によると、一次転写
部Taと二次転写部Teとの距離を離すことによって画
像形成装置の小型化を妨げられ、また、によると、中
間転写ベルト31を複数回回転させることによって生産
性(単位時間当たり画像形成枚数)が低下したりすると
いう問題があった。
【0013】一方、ユーザの所望する画像には、写真な
どのように高画質が要求される画像から、モノクロの文
書などのように画質の優劣はさほど問題にされない画像
まで様々な画像があり、ユーザにとっては、高画質を重
視する場合と高生産性を重視する場合とに大別できる場
合が多い。
【0014】本発明は、上述事情に鑑みてなされたもの
であり、ユーザが高画質を重視する場合と高生産性を重
視する場合とを適宜選択できるようにした画像形成装置
を提供することを目的とするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの請求項1に係る本発明は、表面にトナー像が形成さ
れる像担持体と、前記像担持体上のトナー像が一次転写
部を介して転写されるとともに、転写されたトナー像を
二次転写部を介して転写材に転写する中間転写体とを備
え、前記中間転写体の回転方向に沿っての前記一次転写
部から前記二次転写部までの距離をL、前記中間転写体
上に転写されるトナー像の最大長さをX maxとしたとき
に、前記距離Lとトナー像の最大長さXmaxとの間に、
L≦Xmaxが成り立つ画像形成装置において、一次転写
が行われた前記中間転写体の回転と同一回転中に二次転
写が開始される高生産モードと、一次転写が行われた前
記中間転写体の回転と同一回転中には二次転写が開始さ
れないで次の回転以降に二次転写が開始される高画質モ
ードと、を有し、前記高生産モードと前記高画質モード
とをユーザが任意に選択可能である、ことを特徴とす
る。
【0016】請求項2に係る本発明は、請求項1の画像
形成装置において、前記中間転写体の回転方向に沿って
の前記一次転写部の上流側に、前記像担持体とは別の像
担持体を備え、前記別の像担持体と前記中間転写体との
間に前記一次転写部とは別の一次転写部が形成される、
ことを特徴とする。
【0017】請求項3に係る本発明は、請求項1または
2の画像形成装置において、前記中間転写体上に形成さ
れるトナー像の長さXがL>Xの場合は、前記高生産モ
ードが自動的に選択され、前記中間転写体上に形成され
るトナー像の長さXがL≦Xの場合は、前記高生産モー
ドと前記高画質モードとをユーザが任意に選択可能であ
る、ことを特徴とする。
【0018】請求項4に係る本発明は、請求項1または
2の画像形成装置において、前記中間転写体上に形成さ
れるトナー像の長さXがL>Xの場合であっても、連続
して画像形成を行って複数の転写材に転写を行うとき
は、前記高生産モードと前記高画質モードとをユーザが
任意に選択可能である、ことを特徴とする。
【0019】請求項5に係る本発明は、請求項1、2、
3、または4の画像形成装置において、前記中間転写体
は、駆動ローラと、少なくとも1個の従動ローラとに掛
け渡された無端状の中間転写ベルトである、ことを特徴
とする。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面に沿って、本発明の実
施の形態について説明する。
【0021】〈実施の形態1〉図1に、本発明に係る画
像形成装置の一例を示す。同図に示す画像形成装置は、
4個の画像形成部(画像形成ステーション)を備えた中
間転写体方式の、4色フルカラーの画像形成装置であ
り、同図はその概略構成を示す縦断面図である。
【0022】画像形成装置本体Mは、上部に配置された
リーダ部1Rとその下部に配置されたプリント部1Pと
によって構成されている。
【0023】リーダ部1Rは、原稿載置台61に画像面
を下方に向けて載置された原稿(不図示)のその画像面
を光源(不図示)によって照射し、そのときの反射光を
ミラー62、レンズ63等によってCCD64に導き、
このCCDによって原稿の画像情報として読み取るもの
である。
【0024】プリント部1Pは、4個の画像形成部1
0、給紙ユニット(給搬送手段)20と、中間転写ユニ
ット(中間転写体)30と、定着ユニット(定着手段)
40と、中間転写体クリーニングユニット(中間転写体
クリーニング手段)50と、制御ユニット(制御手段)
60とを主要構成部材として構成されている。なお、以
下において、各画像形成部10を区別する必要がない場
合には単に「画像形成部10」といい、特に区別する必
要がある場合には、それぞれ「画像形成部10a、10
b、10c、10d」というものとする。これらは、こ
の順に、例えば、ブラック、マゼンタ、シアン、イエロ
ーのトナー像を形成するものである。
【0025】以下、画像形成部10から順に詳述する。
【0026】各画像形成部10a、10b、10c、1
0dは、像担持体としてドラム形の電子写真感光体(以
下「感光ドラム」という。)11a、11b、11c、
11dを備えている。感光ドラム11a〜11dは、そ
の中心で軸支され、駆動手段(不図示)によってそれぞ
れ矢印方向に所定のプロセススピード(周速度)で回転
駆動される。感光ドラム11a〜11dの外周面に対向
してその回転方向に沿ってほぼ順に、一次帯電器12
a、12b、12c、12d、露光器(光学系)13
a、13b、13c、13d、現像装置14a、14
b、14c、14dが配置されている。感光ドラム11
a〜11dは、その表面が一次帯電器12a〜12dに
よって、所定の極性、所定の電位に均一に帯電される。
帯電後の感光ドラム11a〜11d表面は、露光器13
a〜13dによるレーザビームの照射により、静電潜像
が形成される。このレーザビームは、上述のCCD64
が読み取った画像情報に基づいて形成された記録画像信
号に応じて変調されるものである。さらに、ブラック、
マゼンタ、シアン、イエローの各色の現像剤(以下「ト
ナー」という。)をそれぞれ収納した現像装置14a、
14b、14c、14dによって静電潜像にトナーを付
着させてトナー像として現像(顕像化)する。各感光ド
ラム11a、11b、11c、11dと中間転写ベルト
31との間には、一次転写部Ta、Tb、Tc、Tdが
形成されている。感光ドラム11a、11b、11c、
11dの回転方向に沿っての一次転写部Ta、Tb、T
c、Tdの下流側には、クリーニング装置15a、15
b、15c、15dが配設されている。これらクリーニ
ング装置15a〜15dは、中間転写ベルト31に転写
されないで、感光ドラム11a〜11d表面に残ったト
ナー(残留トナー)を除去して感光ドラム11a〜11
d表面を清掃する。以上の各画像形成プロセスにより、
各感光ドラム11a〜11d上に順次にトナー像が形成
される。
【0027】給紙ユニット20は、転写材Pを収納する
ための給紙カセット21a、21b、及び手差しトレイ
27、給紙カセット21a、21b内または手差しトレ
イ27から転写材Pを1枚ずつ送り出すためのピックア
ップローラ22a、22b、26、各ピックアップロー
ラ22a、22b、26から送り出された転写材Pをレ
ジストローラ対25a、25bまで搬送するための給送
ローラ対23および給紙ガイド24、そして画像形成部
10の画像形成タイミングに合わせて転写材Pを二次転
写部Teへ送り出すためのレジストローラ対25a、2
5bを備えている。
【0028】中間転写ユニット30について詳細に説明
する。中間転写ベルト31は、例えば、その材質として
は、PET(ポリエチレンテレフタレート)やPVdF
〔ポリフッ化ビニリデン)などが使用され、無端状のベ
ルトに形成されている。中間転写ベルト31は、3本の
ローラ、すなわち、中間転写ベルト31に駆動を伝達す
る駆動ローラ32、ばね(不図示)の付勢によって中間
転写ベルト31に適度な張力を与えるテンションローラ
33、中間転写ベルト31を挟んで二次転写部Teに対
向する従動ローラ34に掛け渡されている。これらロー
ラのうち駆動ローラ32とテンションローラ33との間
に、一次転写が行われる一次転写平面Aが形成される。
駆動ローラ32は、金属ローラの表面に厚さ数mmのゴム
(ウレタンまたはクロロプレン)をコーティングして中
間転写ベルト31とのスリップを防いでいる。駆動ロー
ラ32は、パルスモータ(不図示)によって矢印方向に
回転駆動され、これにより、中間転写ベルト31は、矢
印R31方向に回転駆動される。各感光ドラム11a〜
11dと中間転写ベルト31とが対向する一次転写部T
a〜Tdには、中間転写ベルト31の裏面に当接するよ
うに、転写ブレード(一次転写帯電器)35a〜35d
が配置されている。従動ローラ34に対向して二次転写
ローラ36が配置され、この二次転写ローラ36と中間
転写ベルト31との間のニップによって二次転写部Te
が形成されている。二次転写ローラ36は、中間転写ベ
ルト31に対して適度な圧力で加圧されている。
【0029】定着ユニット40は、内部にハロゲンヒー
タなどの熱源を有する定着ローラ41aと、この定着ロ
ーラ41aに加圧される加圧ローラ41b(この加圧ロ
ーラ41bも熱源を備える場合もある)、定着ローラ4
1aと加圧ローラ41bとの間の定着ニップ部へ転写材
Pを導くためのガイド43、また、定着ニップ部から排
出されてきた転写材Pをさらに画像形成装置本体M外部
に導き出すための内排紙ローラ対44、外排紙ローラ対
45、排出された転写材Pを積載する排紙トレイ46な
どを備えている。
【0030】中間転写体クリーニングユニット50は、
中間転写ベルト31の回転方向に沿っての、二次転写部
Teの下流側に配設されている。中間転写体クリーニン
グユニット50は、二次転写時に転写材Pに転写されな
いで中間転写ベルト31上に残ったトナーを除去するク
リーニングブレード51と、除去されたトナーを廃トナ
ーとして回収する廃トナーボックス52とを有してい
る。
【0031】制御ユニット60は、上述の各ユニット等
の動作を制御するための制御基板や、モータドライブ基
板(いずれも不図示)などを備えている。
【0032】次に、上述構成の画像形成装置の動作につ
いて説明する。
【0033】画像形成動作開始信号が発せられると、ま
ずピックアップローラ22aにより、給紙カセット21
aから転写材Pが1枚ずつ送り出される。送り出された
転写材Pは、給紙ローラ対23によって給紙ガイド24
の間を案内されてレジストローラ対25a、25bまで
搬送される。そのとき、レジストローラ対25a、25
bは停止されており、転写材先端は両ローラのニップ部
に突き当たる。その後、レジストローラ対25a、25
bは、画像形成部10がトナー像の形成を開始するタイ
ミングに合わせて回転を始める。この回転時期は、転写
材Pと画像形成部10から中間転写ベルト31上に一次
転写されたトナー像とが二次転写部Teにおいてちょう
ど一致するようにそのタイミングが設定されている。
【0034】一方、画像形成部10では、画像形成動作
開始信号が発せられると、前述したプロセスにより中間
転写ベルト31の回転方向に沿って一番上流にある画像
形成部10dの感光ドラム11d上に形成されたトナー
像が、高電圧が印加された転写ブレード35dによって
一次転写部Tdにおいて中間転写ベルト31に一次転写
される。一次転写されたトナー像は、次の画像形成部1
0cの一次転写部Tcまで搬送される。そこでは画像形
成部10d、10c間をトナー像が搬送される時間だけ
遅延して画像形成が行われており、画像形成部10dで
転写されたトナー像の上にレジストを合わせて、画像形
成部10cで形成された次のトナー像が転写されること
になる。以下も同様の工程が繰り返され、結局4色のト
ナー像が順次に中間転写ベルト31上に一次転写され
て、中間転写ベルト31上で重ね合わされる。
【0035】その後、転写材Pがレジストローラ対25
a、25bによって所定のタイミングで二次転写部Te
に進入し、中間転写ベルト31に接触すると、転写材P
の通過に合わせて二次転写ローラ36に、高電圧が印加
させる。そして前述したプロセスにより中間転写ベルト
31上に形成された4色のトナー像が転写材Pの表面に
一括で転写される。その後、転写材Pは搬送ガイド43
によって定着ローラ41aと加圧ローラ41bとの間の
定着ニップ部まで正確に案内される。そして、転写材P
は、定着ローラ41a、加圧ローラ41bの熱と、定着
ニップ部の圧力によって紙表面にトナー像が定着され
る。その後、内排紙ローラ対44、外排紙ローラ対45
により搬送され、排紙トレイ46上に排出される。これ
により、転写材Pに対する4色フルカラーの画像形成が
終了する。
【0036】図2、図3を参照して、本実施の形態にお
ける特徴的な部分について説明する。図2は、図1にお
ける画像形成装置の感光ドラム11a、11b、11
c、11d、中間転写ベルト31等の拡大図である。ま
た、図3は、感光ドラム11a、11b、11c、11
d、中間転写ベルト31等の、本実施の形態における特
徴的な動作に関するフローチャートである。
【0037】まず、図2において、本発明が実施された
画像形成装置は、複数の一次転写部Ta、Tb、Tc、
Tdのうち、中間転写ベルト31の回転方向(矢印R3
1方向)の沿っての最下流にある一次転写部Taから、
二次転写部Teまでの距離をLとすると、この距離L
が、その画像形成装置によって形成されるトナー像の最
大長さXmax(トナー像のサイズのうち、中間転写ベル
ト31の回転方向に沿って長さの最大のもの。以下同
じ。)よりも小さい、つまりL≦Xmaxであることを特
徴とする。
【0038】また、転写材Pにトナー像を転写するため
の手順として、以下の2つを有する。以下の2つの手順
は、いずれも、形成されるトナー像の長さXが、距離L
よりも長い場合、つまりL≦Xである場合を基準に定義
している。
【0039】第1の手順は、前述したプロセスにより一
次転写部Td、Tc、Tb、Taにおいてトナー像が中
間転写ベルト31上に順次に一次転写されて、中間転写
ベルト31上で4色のトナー像が重ね合わされる。これ
らトナー像が、中間転写ベルト31の回転によって二次
転写部Teに到達するタイミングで、レジストローラ対
25a、25bから転写材Pが搬送され、二次転写部T
eにおいて、中間転写ベルト31上の4色のトナー像
が、転写材Pに一括で二次転写される。ここで、トナー
像の長さXが、距離Lよりも長い場合、二次転写中のト
ナー像は、まだすべての一次転写が終了しているわけで
はない。したがって、二次転写部Teでの転写材Pの搬
送による通紙ショックが一次転写中のトナー像に影響を
及ぼすが、画像形成開始から、転写材Pに二次転写する
までの時間は最も早く、高い生産性を確保できる。この
第1の手順を「高生産モード」という。言い換えると、
「高生産モード」とは、一次転写が行われた中間転写ベ
ルト31の回転と同一回転中に二次転写が開始されるモ
ードである。
【0040】第2の手順は、トナー像の長さXが距離L
よりも長い場合、前述したプロセスにより一次転写部T
d、Tc、Tb、Taにおいてトナー像が中間転写ベル
ト31上に順次に一次転写されて、中間転写ベルト31
上で4色のトナー像が重ね合わされる。これらトナー像
の先端が中間転写ベルト31の回転によって二次転写部
Teに到達しても二次転写は行わず、一次転写が完全に
終了するまで中間転写ベルト31を複数回回転する。そ
して一次転写が完全に終了した後、トナー像の先端が、
二次転写部Teに最初に到達するタイミングで、レジス
トローラ対25a、25bから転写材Pが搬送され、二
次転写部Teにおいて、中間転写ベルト31上の4色の
トナー像が、転写材Pに一括で二次転写される。このと
き、中間転写ベルト31が複数回回転するために、画像
形成開始から、転写材Pに二次転写するまでの時間はか
かってしまうが、二次転写が行われるときは、一次転写
は完全に終了しているために、通紙ショックの影響がな
く、高品質な画像を形成することができる。この第2の
手順を「高画質モード」という。言い換えると、「高画
質モード」とは、一次転写が行われた中間転写ベルト3
1の回転と同一回転中には二次転写が開始されないで次
の回転以降に二次転写が開始されるモードである。
【0041】さらに、図3を用いて動作手順について説
明する。
【0042】まず、ユーザが画像形成装置本体Mを操作
する際に、操作パネル(不図示)の表示等の手段によっ
て、「高画質モード」か「高生産モード」かを選択する
ように促す(S1)。ここでユーザが「高画質モード」
を選択した場合、一次転写後(S2)、前述した「高画
質モード」の手順(G1、G2)によってトナー像を転
写材Pに転写し、ユーザの所望した高画質な画像を得る
(S3)。一方、ユーザが「高生産モード」を選択した
場合、一次転写後(S2)、前述した「高生産モード」
の手順(F1)によってトナー像を転写材Pに転写し、
生産性を高めることができる(S3)。
【0043】〈実施の形態2〉図4を参照して、本実施
の形態2の特徴的な部分を説明する。同図は、感光ドラ
ム11a、11b、11c、11d、中間転写ベルト3
1等の、本実施の形態における特徴的な動作に関するフ
ローチャートである。
【0044】本実施の形態は、ユーザが出力しようとし
ているトナー像の長さXが、一次転写部Taから二次転
写部Teまでの距離Lよりも明らかに短い場合に、前述
した「高生産モード」の手順で転写材Pに転写しても、
二次転写部Teにおける通紙ショックが一次転写中のト
ナー像に影響を及ぼす心配がないため、ユーザが「高画
質モード」「高生産モード」を選択する必要がなくなる
ことを考慮したものである。
【0045】したがって、本実施の形態では、最初に、
例えば、画像情報等に基づいて、トナー像の長さXを検
知して、ユーザに転写手順を問う必要があるか否かを判
定する(P1)。その結果、トナー像の長さXが一次転
写部Taから二次転写部Teまでの距離Lよりも短い場
合は、、ユーザに転写手順を問うことなく(P2)、
「高生産モード」の手順(F1)によって、トナー像を
出力する。手順P1において、トナー像の長さXが一次
転写部Taから二次転写部Tbまでの距離Lよりも長い
場合は、ユーザに転写手順を問い(S1)、ユーザの選
択した手順によってトナー像を出力する。この手順は、
実施の形態1と同様である。
【0046】本実施の形態によれば、ユーザが転写工程
を選択するまでもないトナー像(トナー像の長さXが距
離Lよりも短い場合)は、ユーザに転写手順を問うこと
なく、転写・出力することによって、操作性・生産性を
向上させることができる。
【0047】さらに、本実施の形態において、トナー像
の長さXを検知して、ユーザに転写手順を問う必要があ
るか否かを判定(P1)するのを、通紙ショックが顕著
に出やすい転写材Pの種類(例えば150〜250g/
m 2の厚紙など)に限定して行えば、より一層操作性・
生産性を向上させることができる。
【0048】前述の実施の形態1、2においては、中間
転写体としてベルト状の中間転写ベルト31を使用する
例を説明したが、中間転写体としてはこれに限らず、例
えばドラム状の中間転写ドラムを使用するようにしても
よい。
【0049】また、上述では、画像形成部が4個ある例
を説明したが、本発明は、原理的には、画像形成部は少
なくとも1個あれば適用することが可能である。
【0050】さらに、上述では、本発明を、電子写真方
式の画像形成装置に適用する例について説明したが、本
発明は、これに限らず他の方式の画像形成装置、例え
ば、静電記録方式の画像形成装置に対しても適用するこ
とができる。
【0051】<実施の形態3>図7を参照して、本実施
の形態3の特徴的な部分を説明する。同図は、感光ドラ
ム11a、11b、11c、11d、中間転写ベルト3
1等の、本実施の形態における特徴的な動作に関するフ
ローチャートである。
【0052】本実施の形態は、ユーザが出力しようとし
ているトナー像の長さXが一次転写部Taから二次転写
部Teまでの距離Lより明らかに短くても、同一画像を
複数枚(n枚)出力する場合において、中間転写ベルト
上に形成される複数の同一画像の1枚目の先端から最終
枚目の最後端までの長さY; Xn+Z(n−1 ) (Z:中間転写ベルト上に一次転写される画像間 距離) が一次転写部Taから二次転写部Teまでの距離Lより
も長い場合には、前述した「高生産モード」の手順で複
数の転写材Pに転写すると、二次転写部Teにおける通
紙ショックが何枚目か後の一次転写中のトナー像に影響
を及ぼすことを考慮したものである。
【0053】したがって本実施の形態では、最初に、例
えば、画像情報等に基づいて、トナー像の長さXを検知
して、ユーザに転写手段を問う必要があるか否かを判定
する(P1)。その結果、トナー像の長さXが一次転写
部から二次転写部までの距離Lよりも短い場合は、次に
ユーザが装置操作部において入力した出力枚数情報に基
づいて、中間転写ベルト上に形成される複数の同一画像
の1枚目の先端から最終枚目の最後端までの長さYを算
出してユーザに転写手段を問う必要があるか否かを判定
する(P1′)。その結果、中間転写ベルト上に形成さ
れる複数の同一画像の1枚目の先端から最終枚目の最後
端までの長さYが一次転写部Taから二次転写部Teま
での距離Lよりも短い場合は、ユーザに転写手順を問う
ことなく(P2)、「高生産モード」の手順(F1)に
よって、画像を出力する。
【0054】手順P1もしくはP1′において、トナー
像の長さX、もしくは中間転写ベルト上に形成される複
数の同一画像の1枚目の先端から最終枚目の最後端まで
の長さYが、一次転写部Taから二次転写部Teまでの
距離Lよりも長い場合は、ユーザに転写手順を問い(S
1)、ユーザの選択した手順によって画像を出力する。
この手順は、実施の形態1および2と同様である。
【0055】本実施の形態によれば、ユーザが転写工程
を選択するまでもないトナー像(トナー像長さXが距離
Lより短い場合)であっても、複数枚出力することによ
り通紙ショックによる影響が画像に及ぼす場合(中間転
写ベルト上に形成される複数の同一画像の1枚目の先端
から最終枚目の最後端までの長さYが、距離Lよりも長
い場合)は、ユーザに転写手順を問い、ユーザの所望す
る高品質な画像を得ることができる。
【0056】さらに実施の形態2と同様、本実施の形態
においても、トナー像長さXを検知して、ユーザに転写
手順を問う必要が有るか否かを判定(P1)するのを、
通紙ショックが顕著に出やすい記録材の種類(例えば1
50〜250g/m2の厚紙など)に限定して行えば、
より一層操作性・生産性を向上させることができる。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
中間転写体を有する画像形成装置において、高画質のト
ナー像を形成する高画質モードと、高生産性でトナー像
を形成する高生産モードとを備え、ユーザが任意にこれ
らのモードを選択することによって、ユーザの使用状況
に応じて高画質・高生産性を一台の画像形成装置で出力
しわけることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1における画像形成装置の概略構成
を示す縦断面図。
【図2】実施の形態1における画像形成部、中間転写体
ユニット等の概略図。
【図3】実施の形態1の画像形成装置におけるトナー像
の転写動作手順についてのフローチャート。
【図4】実施の形態2の画像形成装置におけるトナー像
の転写動作手順についてのフローチャート。
【図5】従来の画像形成装置の概略構成を示す縦断面
図。
【図6】通紙ショックを説明するための模式図。
【図7】実施の形態3の画像形成装置におけるトナー像
の転写動作手順についてのフローチャート。
【符号の説明】
10、10a、10b、10c、10d画像形成部 11a、11b、11c、11d像担持体(感光ドラ
ム) 31 中間転写体(中間転写ベルト) 32 駆動ローラ 34 従動ローラ L 中間転写体の回転方向に沿っての一次転写
部から二次転写部までの距離 P 転写材 Ta、Tb、Tc、Td一次転写部 Te 二次転写部 X トナー像の長さ Xmax トナー像の最大長さ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面にトナー像が形成される像担持体
    と、前記像担持体上のトナー像が一次転写部を介して転
    写されるとともに、転写されたトナー像を二次転写部を
    介して転写材に転写する中間転写体とを備え、前記中間
    転写体の回転方向に沿っての前記一次転写部から前記二
    次転写部までの距離をL、前記中間転写体上に転写され
    るトナー像の最大長さをXmaxとしたときに、前記距離
    Lとトナー像の最大長さXmaxとの間に、L≦Xmaxが成
    り立つ画像形成装置において、 一次転写が行われた前記中間転写体の回転と同一回転中
    に二次転写が開始される高生産モードと、 一次転写が行われた前記中間転写体の回転と同一回転中
    には二次転写が開始されないで次の回転以降に二次転写
    が開始される高画質モードと、を有し、 前記高生産モードと前記高画質モードとをユーザが任意
    に選択可能である、 ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記中間転写体の回転方向に沿っての前
    記一次転写部の上流側に、前記像担持体とは別の像担持
    体を備え、前記別の像担持体と前記中間転写体との間に
    前記一次転写部とは別の一次転写部が形成される、 ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記中間転写体上に形成されるトナー像
    の長さXがL>Xの場合は、前記高生産モードが自動的
    に選択され、 前記中間転写体上に形成されるトナー像の長さXがL≦
    Xの場合は、前記高生産モードと前記高画質モードとを
    ユーザが任意に選択可能である、 ことを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】 前記中間転写体上に形成されるトナー像
    の長さXがL>Xの場合であっても、連続して画像形成
    を行って複数の転写材に転写を行うときは、前記高生産
    モードと前記高画質モードとをユーザが任意に選択可能
    である、 ことを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装
    置。
  5. 【請求項5】 前記中間転写体は、駆動ローラと、少な
    くとも1個の従動ローラとに掛け渡された無端状の中間
    転写ベルトである、 ことを特徴とする請求項1、2、3、または4に記載の
    画像形成装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7113714B2 (en) 2003-10-03 2006-09-26 Seiko Epson Corporation Image forming apparatus and method having multiple print modes
JP2009186900A (ja) * 2008-02-08 2009-08-20 Ricoh Co Ltd 画像形成装置及び画像形成方法
US7634207B2 (en) 2006-07-28 2009-12-15 Fuji Xerox Co., Ltd. Image forming apparatus and image forming method
JP2013064955A (ja) * 2011-09-20 2013-04-11 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置および処理プログラム

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