JP5284104B2 - 口内清涼剤 - Google Patents

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Description

本発明は、口内清涼剤並びにこれを含有する飲料及び食品に関する。
ホップは、ビール等発泡性アルコール飲料の醸造において酵母や麦芽と並ぶ重要な原料である。民間療法においては、ホップは鎮静剤や抗催淫剤として使用される。ホップには、抗酸化作用を有するフムロンやルプロン等の結晶性苦味配糖体(特許文献1〜3)、ルチンやイソケルシトリン等のフラボノイド配糖体が含まれており、ホップ中のポリフェノールが、飲食品及び化粧品用の抗酸化剤として利用できることが報告されている(特許文献4)。
また最近では、食事への関心が非常に高まり、栄養摂取や空腹を満たすことのための食事から、料理及び食材の味を吟味し、複数の料理の味を比較しながら食べ、食事自体を楽しむようにライフスタイルが変化してきた。このため、食前及び食中に飲む飲料についても関心が高まり、食事の種類と飲料の効果・効能との関係からより適切な飲料が選択されるようになってきた。
特開平04−202138号公報 特開平06−025081号公報 特開平06−312924号公報 特開平09−2917号公報
しかしながら、食後の口内をリフレッシュして清涼感を与え、次に口に入れる料理及び食材の味をはっきりと感じ取れるようにしたり、美味しく感じ取れるようにする口内清涼作用のある飲食物は知られていなかった。
また、ビール等発泡性アルコール飲料の醸造に使用されるホップペレット(ホップ毬花を乾燥させ、粉砕後に篩分し、篩を通過して微粉となったものを固めたものをいう)又はホップエキス(ホップ毬花から、有機溶媒抽出又は超臨界流体抽出された抽出物をいう)の製造過程あるいはビール等発泡性アルコール飲料の醸造過程で副産物として大量に廃棄されるホップの未利用組織又はホップ残渣は、土壌改良用の肥料や家畜の餌として二次利用されるが、これらの需要は廃棄される量に比べてはるかに低く、そのほとんどが産業廃棄物となるのが現状である。さらに、廃棄されるホップの未利用組織又はホップ残渣の二次利用は、コストの面で採算が合わず、より付加価値の高い利用法が望まれている。
そこで本発明の目的は、食事の際に、口の中に残った味を一旦洗い流し、リフレッシュすることにより、次に口に入れる料理及び食材の味をはっきりと感じ取れるようにできる、ホップ由来の口内清涼剤を提供することにある。本発明の目的はまた、上記口内清涼剤を含有する飲料及び食品を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、ホップ組織の水抽出物を有効成分とする口内清涼剤を提供する。
本発明者らは、ホップ組織の水抽出物が、油分の多い食事をした後に生じる口内の油分等の残存感を特に効果的に改善し、その後に食べる料理の味を美味しく感じさせることを見出した。ホップは、ビールの醸造に主に用いられ、醸造以外の種々の用途にも古くから利用されている植物であるため、ホップ由来の口内清涼剤は人体に対する安全性が優れると考えられる。上記ホップ組織の水抽出物は、熱による影響を受けず、口内清涼作用を安定的に維持できる。
上記水抽出物は、冷水抽出物であることが好ましい。ホップ組織の冷水抽出物は、苦味成分が少ないため、幅広く飲料及び食品に含有させて利用できる。
上記ホップ組織は、乾燥されたホップ苞の粉砕物であることが好ましく、また、乾燥されたホップ毬花の粉砕物であって、ルプリンの大きさ以下の粉砕物の少なくとも一部が除かれたものであることが好ましい。
ビール等発泡性アルコール飲料の醸造で使用するホップは、茎や葉を除いた毬花を乾燥させ、粉砕後に篩分して篩を通過したものを固めてホップペレットとして使用するが、篩を通過しなかった粉砕物は廃棄されることになる。この廃棄される粉砕物は、ルプリンの大きさ以下の粉砕物の少なくとも一部が除かれたものであり、その大部分はホップ苞であるため、その水抽出物はより効果的に口内清涼作用を発揮でき、この粉砕物を口内清涼剤の抽出に用いれば産業廃棄物の減少にも貢献できる。
また、上記ホップ組織は、乾燥されたホップ毬花から、有機溶媒抽出又は超臨界流体抽出される物質の少なくとも一部が除かれたホップ残渣とすることができる。ビールの醸造で使用するホップ毬花は、ホップペレットとして使用する他に、ホップエキスの抽出のために使用されるが、ホップエキスを抽出した後に残るホップ残渣は廃棄されることになる。この廃棄されるホップ残渣は、有機溶媒抽出又は超臨界流体で抽出される物質の少なくとも一部が除かれたものであるため、その水抽出物はより効果的に口内清涼作用を発揮でき、このホップ残渣を口内清涼剤の抽出に用いれば産業廃棄物の減少にも貢献できる。
さらに、上記の乾燥されたホップ毬花の粉砕物は、乾燥されたホップ毬花の凍結物の粉砕物であることが好ましい。乾燥されたホップ毬花を凍結後に粉砕すると、粉砕効率が増し、粉砕時に生じる熱の影響を受けにくくなるため、口内清涼作用を安定的に維持できる。また、ルプリンの大きさ以下の粉砕物が容易に篩を通過するようになるため、ルプリンの大きさを越える粉砕物の純度が高まり、口内清涼作用を発揮する成分の純度も高めることができる。
また、本発明の口内清涼剤は、アストラガリン、アストラガリンマロニルグルコシド、イソケルシトリン、イソケルシトリンマロニルグルコシド、ケルセチンマロニルグルコシド、ケンフェロールルチノシド、ケンフェロールマロニルグルコシド、ルチン及びフロロアシルフェノン配糖体からなる群より選ばれるフラボノイド配糖体の少なくとも一つ、好ましくは少なくとも二つ、より好ましくは総てを含有することが好ましい。また、本発明の口内清涼剤は、これらのフラボノイド配糖体のそれぞれを、0.001質量%〜5質量%含有することが好ましい。尚、上記フロロアシルフェノン配糖体には、フロロイソブチロフェノングルコシド、フロロ−2−メチルブチロフェノングルコシド及びフロロイソバレロフェノングルコシドが含まれる。
上記口内清涼剤は、脂肪吸着除去剤であることが好ましい。
「脂肪吸着除去剤」とは、脂肪の粘膜への吸着を阻害する作用を有するもののことをいい、舌に存在する味覚受容体細胞の先端に分布する化学受容体に油分が吸着するのを防いで、口内清涼作用を発揮できる。「脂肪吸着除去剤」による効果は、飲食品の分野においては、「油切効果」という用語で置き換えることができ、口の中に残った油分を一旦洗い流してリフレッシュし、次に口に入れる料理及び食材の味をはっきりと感じ取れるようにしたり、美味しく感じ取れるようにする効果のことをいう。
尚、上述した本発明の口内清涼剤は、口内清涼作用と安全性に優れることから、飲料及び食品に含有させて利用できる。
本発明によれば、食事の際、口の中に残った味を一旦洗い流してリフレッシュして清涼感を与え、次に口に入れる料理及び食材の味をはっきりと感じ取れるようにすることができる。また、本発明の口内清涼剤は、天然の植物由来であるため人体への安全性にも優れている。
さらに本発明の口内清涼剤は、ビール等発泡性アルコール飲料の醸造の際の副産物として産出され、廃棄されるホップを原料とできるため、産業廃棄物の減少に貢献し、ホップの付加価値を高めて有効利用できる。
コク・キレセンサーのセンサー部へのオレイン酸の吸着に及ぼすホップ冷水抽出物の作用を調べた結果である。 コク・キレセンサーのセンサー部へのリノール酸の吸着に及ぼすホップ冷水抽出物の作用を調べた結果である。 ホップ冷水抽出物に含まれるフラボノイドをLC−MS分析した結果である。 コク・キレセンサーのセンサー部へのリノール酸の吸着に及ぼす各品種のスペントホップ冷水抽出物又はスペントホップ熱水抽出物の作用を調べた結果である。 コク・キレセンサーのセンサー部へのリノール酸の吸着に及ぼす各品種のホップペレット冷水抽出物の作用を調べた結果である。
以下、本発明に係る口内清涼剤の好適な実施形態について説明する。
本明細書における「味覚」とは、動物の五感の一つで、口に入れた食べ物の化学的特性に応じで認識される感覚である。その受容器は、ヒトの場合、主に舌に存在する。「味」とは、味覚が他の要素である嗅覚、視覚、記憶等で拡張され、知覚心理学的な感覚とされたもののことをいい、風味とも呼ばれる。味覚は、嗅覚と同様に、主に化学受容体に物質が結合することによって検出される。この化学受容体は、味覚受容体細胞の表面に分布し、味覚受容体細胞は、ヒトの場合は主に舌に分布する。
また、「口内清涼剤」とは、食事の際、口の中に残った味を一旦洗い流してリフレッシュして清涼感を与え、次に口に入れる料理及び食材の味をはっきりと感じ取れるようにしたり、美味しく感じ取れるようにするもののことをいい、その作用を「口内清涼作用」という。
本発明に使用するホップは、例えば、チェコ産ザーツ種、ドイツ産ハラタウ・トラディション種及び国産フラノ18号等のビール醸造用ホップ品種が例示でき、口内清涼作用の強いホップ抽出物を得るには、チェコ産ザーツ種が好ましい。
本発明におけるホップ組織とは、ホップのいずれかの組織又はその一部を意味する。水抽出に用いるホップ組織は、葉、茎及び毬花のいずれでもよく、毬花が好ましく、ホップ苞がより好ましい。ホップ苞は、毬花を構成する苞葉のことであって、毬花からルプリン部分(黄色の顆粒)の少なくとも一部を取り除いて得ることができる。このため、本発明の水抽出に用いるホップ組織は、ビール等発泡性アルコール飲料の醸造に用いるホップペレットを加工する際に規定の大きさに粉砕されずに廃棄されるホップ苞であってもよく、後述するホップ毬花を超臨界流体又は有機溶媒で抽出した後に残るホップ残渣であってもよい。
本発明の口内清涼剤は、ホップ組織の水抽出物を有効成分として含有するものであり、この有効成分は、ホップ組織を水抽出する工程を備える製造方法により得られる。水抽出の温度としては、特に限定されるものではないが、例えば、熱水又は冷水による抽出を例示でき、更に冷水による抽出がより好ましい。「熱水」とは、70℃以上の水を意味し、熱水の温度は、90℃超〜100℃以下が好ましく、95℃±3℃(さらには95±2℃)がより好ましい。「冷水」とは室温以下の水を意味し、通常、0℃超30℃以下の水のことをいう。冷水の温度は、0℃超10℃以下が好ましく、5±3℃(さらには5±2℃)がより好ましい。なお、抽出時間を短縮するためには、水に少量のアルコール、好ましくはエタノールを、10質量%以下添加して抽出効率を上げることができる。
ホップ組織から口内清涼剤を抽出する方法としては、植物から天然物を水抽出する方法が広く採用でき、例えば、ホップ組織と一定量の熱水又は冷水とを容器に入れ、適宜撹拌しながら所定時間静置し、抽出液を濾過して残渣を取り除く方法が挙げられる。混入する残渣や不純物等を完全に取り除くためには、濾過した抽出液をさらに遠心分離すればよく、その上清(以下、遠心上清)を口内清涼剤として使用できる。なお、得られた口内清涼剤は、濃縮し、乾燥して使用することもできる。
また、ホップ組織の水抽出物である口内清涼剤は、合成吸着剤を充填したカラムに通して、精製して使用することもできる。合成吸着剤としては、例えば、Amberlite XAD−4、7及び16(オルガノ社)、活性炭、ポリビニルポリピロリドン(PVPP;ポリフェノール吸着剤)が挙げられ、この中でもAmberlite XAD−4が好ましく用いられる。具体的には、ホップ組織の水抽出物を、合成吸着剤を充填したカラムに通し、その吸着成分を、例えば、水及びメタノールの混合溶媒で溶出させ、溶出した画分を口内清涼剤として使用できる。
本発明の口内清涼剤は、乾燥されたホップ苞の粉砕物の水抽出物を有効成分とすることが好ましく、また、乾燥されたホップ毬花の粉砕物からルプリンの大きさ以下の粉砕物の少なくとも一部が除かれたものの水抽出物を有効成分とすることが好ましい。水抽出に用いる乾燥ホップ毬花の粉砕物は、例えば、ホップ毬花を乾燥して乾燥ホップ毬花を得る乾燥工程と、その乾燥工程により得られた乾燥ホップ毬花を粉砕して粉砕物を得る粉砕工程と、その粉砕工程により得られた粉砕物からルプリンの大きさ以下の粉砕物を取り除く選別工程と、を備える製造方法により得られる。
乾燥工程では、ホップ毬花を100℃以下の温度で乾燥させ、ホップ毬花を保存可能な程度にまで水分を除去できればよく、55℃以下の温度で水分含量を7〜9%まで乾燥することが好ましい。粉砕工程では、乾燥工程で得られた乾燥ホップ毬花を効率的に微粉状に粉砕できればよく、例えば、ピンミル、ハンマーミル、ボールミル等の粉砕機を用いればよい。選別工程では、粉砕工程で得られた粉砕物をふるいにかけ、例えば、長径が0.1mm以上の粉砕物を「ルプリンを超える大きさ」のものとして選別することができる。この場合において、篩を通過させない大きさを長径0.3mm以上とすることが好ましく、長径0.5mm以上とすることがより好ましい。乾燥ホップ毬花の粉砕物からルプリンの大きさ以下の粉砕物を取り除くには、例えば、目開き0.1、0.3又は0.5mmの篩で乾燥ホップ毬花の粉砕物を篩い分け、篩を通過しなかった粉砕物を回収すればよい。尚、乾燥ホップ毬花の粉砕物からルプリンの大きさ以下の粉砕物の少なくとも一部が除かれたものの水抽出物は、こうして選別された乾燥ホップ毬花の粉砕物を、上述した水で抽出する工程で記載した方法で抽出すればよい。
さらに、本発明の口内清涼剤を調製するために使用する乾燥されたホップ毬花の粉砕物は、乾燥されたホップ毬花の凍結物の粉砕物であることが好ましい。乾燥されたホップ毬花を凍結する方法は、特に制限されないが、−10℃以下が好ましく、−35℃以下がより好ましい。
また、本発明の口内清涼剤は、乾燥されたホップ毬花から、有機溶媒抽出又は超臨界流体抽出される物質の少なくとも一部が除かれたホップ残渣の水抽出物を有効成分とすることができる。有機溶媒抽出に用いる有機溶媒としては、例えば、アルコール又はヘキサンが挙げられ、炭素数1〜4の低級アルコールが好ましく、エタノールがより好ましい。超臨界流体抽出に用いる超臨界流体としては、例えば、二酸化炭素、水、メタン、エタン、エチレン、プロパン、ペンタン、メタノール、エタノールが挙げられ、二酸化炭素が好ましい。
本発明の口内清涼剤は、脂肪吸着除去剤として飲料又は食品に添加することができる。上記飲料及び食品は、ホップ組織の水抽出物を有効成分とする口内清涼剤のみからなるものでもよい。例えば、ホップ組織の水抽出物又はこの水抽出物の凍結乾燥品をそのまま上記飲料及び食品として使用できる。
本発明の飲料及び食品は、上記の口内清涼剤を含んでおり、当該分野で通常使用される添加物を含んでいてもよい。この添加物としては、例えば、リンゴファイバー、大豆ファイバー、肉エキス、黒酢エキス、ゼラチン、コーンスターチ、蜂蜜、動植物油脂、グルコース等の単糖類、スクロース、フルクトース及びマンニトール等の二糖類、デキストロース及びデンプン等の多糖類、エリスリトール、キシリトール及びソルビトール等の糖アルコール類、ビタミンC等のビタミン類が挙げられ、これらの添加物は単独種又は複数種であってもよい。
さらに、口内清涼剤又は脂肪吸着除去剤は、特定保健用食品、特殊栄養食品、栄養補助食品、健康食品、機能性食品や病者用食品等の飲食物に配合することもできる。
以下、実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。また、特に明記しない限り、「%」は「質量%」を表す。
1.スペントホップから調製されたホップ冷水抽出物の作用
(ホップ組織の冷水抽出物の調製)
ホップ組織の冷水抽出物の口内清涼作用を調べるために、乾燥されたホップ毬花から製造され、ルプリンを豊富に含有するホップペレット(チェコ産ザーツ種:SSAタイプ90)の製造過程で副産物として生じたスペントホップからホップ冷水抽出物を調製した。スペントホップとは、乾燥されたホップ毬花の粉砕物からルプリンの大きさ以下の粉砕物の少なくとも一部が取り除かれた画分のことである。
まず、ホップ毬花を50℃で水分含量が8%になるまで乾燥させ、専用の粉砕機で粉砕し、目開き0.3mmのふるいを通過しなかった0.3mm以上の組織をスペントホップとして回収した。スペントホップは、5%となるように20℃の冷水中で懸濁し、4℃の低温室で1晩静置することにより冷水抽出した。その後、各冷水抽出物を濾過(ADVANTEC No.5A)することにより残渣を取り除き、凍結乾燥後の粉末をホップ組織の冷水抽出物とした。以下の実験には、ホップ組織の冷水抽出物の濃度が0.2%となるように蒸留水に溶解して用いた。
(食後における口内清涼作用についての官能検査試験)
健常人19名を、A班(10名)とB班(9名)の2グループにランダムに分け、A班には餃子を、B班にはコンソメスープを一口ずつ飲食させた後に盲目的に水又は0.2%ホップ冷水抽出物を順不同で飲ませ、口内のさっぱり度を5段階で評価させた。この評価では、数値が大きい程さっぱり度が高いことを意味している。その後、引き続いてA班には餃子を、B班にはコンソメスープを飲食させて、それぞれを美味しく感じたか否かを3段階で評価させた。餃子又はコンソメスープが美味しくなったと感じたとき+1、まずくなったと感じたときは−1、変わらないと感じたときは±0とした。尚、温度の影響を取り除くために、水及び0.2%ホップ冷水抽出物は、いずれも予め4℃に調整しておいて、飲む直前に提供した。
尚、餃子は、「餃子の王将」から購入したものをそのまま使用し、コンソメスープは、5.3gの固形コンソメ(味の素社)を300mlの湯に溶かして調製した。
表1は、A班の官能検査結果を、表2はB班の官能検査結果を示した表である。
Figure 0005284104
Figure 0005284104
その結果、口内のさっぱり度は、A班とB班のいずれの班においても、0.2%ホップ冷水抽出物を飲んだ方が水を飲んだときよりも顕著に高いことが判明した。また、A班において、餃子を食べた後に繰り返し餃子を食べることにより、餃子の味をまずく感じた者が1名いたが、その者は最初の餃子を食べた後に水を飲んだ者であり、0.2%ホップ冷水抽出物を飲んだ者の中には餃子の味をまずく感じた者はいなかった。B班においては、コンソメスープを飲んだ後に繰り返しコンソメスープを飲むことにより、コンソメスープの味を美味しく感じた者が6名おり、その打ち分けは、最初のコンソメスープを飲んだ後に水で口内をリフレッシュした者が2名、0.2%ホップ冷水抽出物で口内をリフレッシュした者が4名であった。これらの結果より、0.2%ホップ冷水抽出物には口内清涼作用及び味覚改善作用があることが示唆された。
(コク・キレセンサーによる脂肪酸の検出に及ぼすホップ冷水抽出物の作用)
ホップ組織の冷水抽出物が水溶液中の脂肪酸に及ぼす影響について、コク・キレセンサー(相互薬工(株)製)を用いて調べた。かかるコク・キレセンサーは、1Hzの振動数の変化が成分約1ngの着脱に相当するよう設計されており、ビール成分のみでなく、脂肪酸のセンサー部への吸着性についても判断できる特性を有している。したがって、コク・キレセンサーでは、50ppmのオレイン酸又はリノール酸を添加すれば、これらの脂肪酸のセンサー部への吸着量の増加を振動数の増加として捉えることができる。本実験では、センサー部に吸着した脂肪酸を舌に存在する味覚受容体細胞の化学受容体を覆っている脂肪酸であると想定して、50ppmのオレイン酸又はリノール酸に0.02%となるようにホップ冷水抽出物を混合してコク・キレセンサーに添加した場合の脂肪酸のセンサー部への吸着量を測定した。
図1は、コク・キレセンサーのセンサー部へのオレイン酸の吸着に及ぼすホップ冷水抽出物の作用を調べた結果である。(A)は50ppmのオレイン酸溶液を、(B)は50ppmのオレイン酸に0.02%となるようにホップ冷水抽出物を混合した溶液を、それぞれコク・キレセンサーに添加した場合の振動数の経時的変化を示したグラフである。縦軸は脂肪酸の吸着量に相当する振動数変化であり、横軸はコク・キレセンサーに添加した後の時間(秒)である。グラフの傾きは、オレイン酸のセンサー部への吸着速度を示している。
その結果、0.02%のホップ冷水抽出物の添加により、オレイン酸のセンサー部への吸着は顕著に抑制された。
図2は、コク・キレセンサーのセンサー部へのリノール酸の吸着に及ぼすホップ冷水抽出物の作用を調べた結果である。(A)は50ppmのリノール酸溶液を、(B)は50ppmのリノール酸に0.02%となるようにホップ冷水抽出物を混合した溶液を、それぞれコク・キレセンサーに添加した場合の振動数の経時的変化を示したグラフである。縦軸は脂肪酸の吸着量に相当する振動数変化であり、横軸はコク・キレセンサーに添加した後の時間(秒)である。グラフの傾きは、リノール酸のセンサー部への吸着速度を示している。
その結果、0.02%のホップ冷水抽出物の添加により、リノール酸のセンサー部への吸着は顕著に抑制された。
以上の結果より、口内清涼作用及び味覚改善作用を有するホップ冷水抽出物には、脂肪吸着阻害作用及び脂肪吸着除去作用があることが示唆された。
2.スペントホップから調製されたホップ冷水抽出物に含まれる成分分析
(ホップ冷水抽出物中に含まれるフラボノイドのLC−MSによる分析)
ホップ冷水抽出物中に含まれるフラボノイド成分を調べるため、以下の条件下で、ホップ冷水抽出物のLC−MS分析を行った。
LC−MSの分析条件:
・溶離液:A液 0.05%TFA水溶液、B液 アセトニトリル
・グラジエント条件:0〜16min、B液10%〜50%
・流量:0.2mL/min
・カラム温度:40℃
・カラム:Waters Symmetry C18 2.1×150mm 3.5μm
・マススペクトル:(SIR;m/z197、m/z211、m/z287、m/z303)
図3の(A)〜(D)は、ホップ冷水抽出物中に含まれるフラボノイドをLC−MS分析した結果である。
この結果、ホップ冷水抽出物には、アストラガリン、イソケルシトリン、ケルセチンマロニルグルコシド、ケンフェロールルチノシド、ケンフェロールマロニルグルコシド及びルチン並びにフロロアシルフェノン配糖体であるフロロイソブチロフェノングルコシド、フロロ−2−メチルブチロフェノングルコシド及びフロロイソバレロフェノングルコシドが含まれていることが判明した。
3.各ホップ品種のホップペレット又はスペントホップから調製されたホップ冷水抽出物の脂肪吸着阻害作用及び脂肪吸着除去作用
(ホップペレット又はスペントホップの冷水抽出物の調製)
チェコ産ザーツ種ホップのスペントホップから調製されたホップ冷水抽出物には、脂肪吸着阻害作用及び脂肪吸着除去作用のあることが明らかとなったので、その他の品種のホップペレット又はスペントホップから調製したホップ冷水抽出物についても同様の作用があるか否かについて試験した。その際、チェコ産ザーツ種のホップについては、スペントホップ熱水抽出物も同時に調製して調べた。
ホップ品種としては、チェコ産のザーツ種、ドイツ産のハラタウ・マグナム種及びハラタウ・トラディション種、ニュージーランド産のパシフィック・ハラタウ種を用い、各品種のホップ毬花からホップペレットを製造すると共に、その製造過程で副産物として生じたスペントホップを回収し、各品種のホップペレット冷水抽出物、スペントホップ冷水抽出物及びチェコ産ザーツ種のスペントホップ熱水抽出物を調製した。
具体的には、各ホップ品種のホップ毬花を50℃で水分含量が8%になるまで乾燥させ、専用の粉砕機で粉砕し、目開き0.3mmのふるいを通過した組織をホップペレットとし、通過しなかった0.3mm以上の組織をスペントホップとして回収した。
各品種のホップペレット又はスペントホップの冷水抽出物を得るためには、まず、各品種のホップペレット又はスペントホップをそれぞれ5%となるように20℃の冷水中で懸濁し、4℃の低温室で1晩静置することにより冷水で抽出した。
一方、チェコ産ザーツ種のスペントホップ熱水抽出物を得るためには、まず、スペントホップを5%となるように95℃の熱水で1時間加熱攪拌し、抽出した。
その後、各冷水抽出物及び熱水抽出物は、濾過(ADVANTEC No.5A)することにより残渣を取り除き、凍結乾燥後の粉末をそれぞれホップペレット冷水抽出物、スペントホップ冷水抽出物又はスペントホップ熱水抽出物とした。
以下の実験には、ホップペレット冷水抽出物、スペントホップ冷水抽出物又はスペントホップ熱水抽出物の濃度が0.2%となるように蒸留水に溶解して用いた。
(コク・キレセンサーによるリノール酸の検出に及ぼす各品種のホップペレット冷水抽出物、スペントホップ冷水抽出物又はスペントホップ熱水抽出物の作用)
まず、50ppmのリノール酸に0.02%となるようにホップペレット冷水抽出物、スペントホップ冷水抽出物又はスペントホップ熱水抽出物を加えて十分に混合し、その後、この混合液を上記のコク・キレセンサー(相互薬工(株)製)に添加して、リノール酸のセンサー部への吸着量を測定した。
図4は、コク・キレセンサーのセンサー部へのリノール酸の吸着に及ぼす各品種のスペントホップ冷水抽出物又はスペントホップ熱水抽出物の作用を調べた結果であり、図5は、コク・キレセンサーのセンサー部へのリノール酸の吸着に及ぼす各品種のホップペレット冷水抽出物の作用を調べた結果である。コントロールは50ppmのリノール酸溶液をコク・キレセンサーに添加した場合の振動数の経時的変化を示している。縦軸は脂肪酸の吸着量に相当する振動数変化であり、横軸はコク・キレセンサーに添加した後の時間(秒)である。グラフの傾きは、リノール酸のセンサー部への吸着速度を示している。
その結果、各品種のホップペレット冷水抽出物、スペントホップ冷水抽出物又はスペントホップ熱水抽出物の添加により、リノール酸のセンサー部への吸着は顕著に抑制された。
以上の結果より、各品種のホップペレット冷水抽出物、スペントホップ冷水抽出物又はスペントホップ熱水抽出物には、いずれも脂肪吸着阻害作用及び脂肪吸着除去作用があり、口内清涼作用及び味覚改善作用があることが示唆された。
本発明によれば、食事の際、口の中に残った味を一旦洗い流してリフレッシュして清涼感を与え、次に口に入れる料理及び食材の味をはっきりと感じ取れるようにすることができる。

Claims (5)

  1. ホップ組織の冷水抽出物を有効成分とし、
    アストラガリン、アストラガリンマロニルグルコシド、イソケルシトリン、イソケルシトリンマロニルグルコシド、ケルセチンマロニルグルコシド、ケンフェロールルチノシド、ケンフェロールマロニルグルコシド、ルチン及びフロロアシルフェノン配糖体からなる群より選ばれるフラボノイド配糖体の少なくとも一つを含有し、
    脂肪吸着除去剤である、口内清涼剤。
  2. 前記ホップ組織は、乾燥されたホップ苞の粉砕物である、請求項1記載の口内清涼剤。
  3. 前記ホップ組織は、乾燥されたホップ毬花の粉砕物から、ルプリンの大きさ以下の粉砕物の少なくとも一部が除かれたものである、請求項1記載の口内清涼剤。
  4. 前記乾燥されたホップ毬花の粉砕物は、乾燥されたホップ毬花の凍結物の粉砕物である、請求項記載の口内清涼剤。
  5. 前記ホップ組織は、乾燥されたホップ毬花から、有機溶媒抽出又は超臨界流体抽出される物質の少なくとも一部が除かれたホップ残渣である、請求項1記載の口内清涼剤。
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