JP2003334046A - 大麦若葉及び/又はケールを含有する粉末飲料並びに飲料 - Google Patents

大麦若葉及び/又はケールを含有する粉末飲料並びに飲料

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JP2003334046A
JP2003334046A JP2002146294A JP2002146294A JP2003334046A JP 2003334046 A JP2003334046 A JP 2003334046A JP 2002146294 A JP2002146294 A JP 2002146294A JP 2002146294 A JP2002146294 A JP 2002146294A JP 2003334046 A JP2003334046 A JP 2003334046A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大麦若葉やケールに含まれる栄養成分を効果
的に摂取することができるとともに、湯や水に対する溶
解性や分散性に優れ、しかも長期間保存しても風味など
が劣化することなく嗜好性に優れた大麦若葉及び/又は
ケールを含有する粉末飲料並びに飲料を提供することに
ある。 【解決手段】 以下の(a)〜(c)の各成分が必須成
分として含有されてなることを特徴とする粉末飲料とす
る。 (a)大麦(Hordeum vulgare)の若葉の微粉末及び/
又はケール(Brassica oleracea L.var.acephala)の微
粉末 (b)不醗酵茶の微粉末及び/又は半醗酵茶の微粉末 (c)多糖類の微粉末

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は大麦若葉及び/又は
ケールを含有する粉末飲料並びに飲料に関し、その目的
は、大麦若葉やケールに含まれる栄養成分を効果的に摂
取することができるとともに、湯や水に対する溶解性や
分散性に優れ、しかも長期間保存しても風味などが劣化
することなく嗜好性に優れた大麦若葉及び/又はケール
を含有する粉末飲料並びに飲料を提供することにある。
【0002】
【従来の技術】健康茶などの健康飲料に用いられる食用
植物であって、最近注目を集めているのが大麦若葉やケ
ールである。大麦若葉は、結実前の若葉であり、豊富に
栄養素が含まれている。またケールは、キャベツの改良
種で、葉にはキャベツと同様にビタミンU、Cが多く含
まれている。大麦若葉やケールに含まれる豊富な栄養素
を合理的に摂取することができるように、微粉末に加工
した大麦若葉やケールに湯や水を注いで飲用することが
行われている。
【0003】しかしながら、大麦若葉やケールは、苦味
や臭みが強いために、嗜好性に劣り美味しく飲用するこ
とが困難であった。そこで、本願発明者は、先に、特開
平11−221060号公報及び特開平11−3325
30号公報において、大麦若葉やケールに、不醗酵茶及
び/又は半発酵茶を加えた飲料を開示している。大麦若
葉やケールに不醗酵茶や半醗酵茶を加えることにより、
大麦若葉やケールの苦味や臭みを解消して、嗜好性に優
れた飲料を得ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
11−221060号公報及び特開平11−33253
0号公報に開示された飲料には、以下のような問題が存
在した。まず、これらの飲料は、湯や水を注いで飲用す
る際に、経時的に大麦若葉やケールが沈殿して分散性や
溶解性に劣るといった問題が存在した。また湯や水を注
いだ状態で保存すると、経時的に風味や味が劣化すると
いう問題が存在した。さらには、不醗酵茶や半発酵茶を
加えることにより、大麦若葉やケールの苦味や臭みをあ
る程度解消することができるものの、その効果は充分満
足できるものではなく、誰もが美味しく飲用することは
できなかった。
【0005】本発明は、大麦若葉やケールに含まれる栄
養成分を効果的に摂取することができるとともに、湯や
水に対する溶解性や分散性に優れ、しかも長期間保存し
ても風味などが劣化することなく嗜好性に優れた大麦若
葉及び/又はケールを含有する粉末飲料並びに飲料を提
供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
以下の(a)〜(c)の各成分が必須成分として含有さ
れてなることを特徴とする粉末飲料に関する。 (a)大麦(Hordeum vulgare)の若葉の微粉末及び/
又はケール(Brassica oleracea L.var.acephala)の微
粉末 (b)不醗酵茶の微粉末及び/又は半醗酵茶の微粉末 (c)多糖類の微粉末
【0007】請求項2に係る発明は、前記必須成分に加
えて、クマ笹(Sasa veitchii)、甘草(Glycyrrhiza g
labra)、アシタバ(Angelica keiskei)、クコ(Lyciu
m chinense)、ハトムギ(Coix lachryma-jobi L.)、
イチョウ(Ginkgo biloba L.)の葉、カキ(Diospyros
kaki L.)の葉、ウコン(Curcuma domestica)、エビス
グサ(Cassia occidentalis L.)、杜仲(Eucommiaceae
ulmoides)の葉、ルイボス(Aspalathus linears)の
葉、羅布麻(Apocynum venetum L.)の葉、ぎん茶(Tha
e sinensis)、小麦(Triticum aestivum)、大豆(Gly
cine hispidaMax.)、ニンジン(Daucus carota L.)、
ブロッコリー(Brassica oleracea L.)、モロヘイヤ
(Corchorus Scapsularis L.)、セロリー(Apium grav
eolens L.)、アルファルファ(Medicago sativa
L.)、胚芽、玄米、卵殻、クロロフィルの中から選択さ
れる少なくとも1種又は2種以上が含有されてなること
を特徴とする請求項1に記載の粉末飲料に関する。
【0008】請求項3に係る発明は、前記請求項1又は
2に記載の粉末飲料に、湯又は水が配合されてなること
を特徴とする飲料に関する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る大麦若葉及び
/又はケールを含有する粉末飲料(以下、単に粉末飲料
という。)について詳述する。本発明に係る粉末飲料
は、以下の(a)〜(c)の各成分を必須成分として含
有する。 (a)大麦(Hordeum vulgare)の若葉の微粉末及び/
又はケール(Brassica oleracea L.var.acephala)の微
粉末 (b)不醗酵茶の微粉末及び/又は半醗酵茶の微粉末 (c)多糖類の微粉末
【0010】<(a)成分>大麦(Hordeum vulgare)
はイネ科の越年草で、その穂の形によって六条種と二条
種に分けられ、また、成熟粒が潁と密着しているものを
皮ムギ、たやすく分離するものを裸ムギと呼んでいる。
二条皮ムギは俗にビールムギと呼ばれており、日本で
は、このビールムギの他、六条オオムギと裸ムギの3種
の大麦が主に栽培されている。本発明においては、六条
オオムギ、裸ムギ、ビールムギの3種の大麦は勿論、他
の種類の大麦も全て好適に使用することができるが、麦
茶に通常用いられている六条オオムギや裸ムギが特に好
ましく用いられる。
【0011】本発明においては、大麦の若葉、より詳し
くは結実前の若葉の微粉末が用いられる。大麦の若葉に
はビタミンBが特に多く含まれているので、摂取する
ことによりビタミンBを補給することができ、また微
粉末として用いることにより、大麦の若葉に含まれてい
るビタミンBなどの栄養成分を無駄なく合理的に摂取
することができる。
【0012】ケール(Brassica oleracea L.var.acepha
la)はアブラナ科アブラナ属に属する多年生草木で、ヨ
ーロッパの海岸沿いなどに野生している。もともとはキ
ャベツ(Brassica oleracea L.var.capitata)の改良種
であり、現在ではギリシャやローマで栽培され、その葉
が食されている。日本では、主に鑑賞用或いは飼料用と
して利用されているが、葉にはビタミンU、Cが多く含
まれており、胃炎や胃潰瘍の予防、肝機能や便秘の改善
に有効であることから、最近では青汁の原料としても利
用されている。本発明においては、このケールの微粉末
が用いられる。
【0013】本発明では、大麦若葉の微粉末、ケールの
微粉末のいずれか一方のみを配合してもよく、大麦若葉
の微粉末及びケールの微粉末を共に配合しても構わな
い。(a)成分の配合量は特に限定されないが、10〜
90重量%、好ましくは30〜75重量%、より好まし
くは50〜65重量%とされる。この理由は、(a)成
分の配合量が10重量%未満の場合、(a)成分配合に
よる効果が得られず、また90重量%を超えて配合する
と、(a)成分が本来有する風味及び味を改善すること
が困難となるために、いずれの場合も好ましくないから
である。
【0014】<(b)成分>本発明においては、茶(Th
ae sinensis)のうちの、不醗酵茶及び/又は半醗酵茶
の微粉末が用いられる。(a)成分である大麦若葉やケ
ールは臭みが強いため、単独では嗜好性に劣るが、不醗
酵茶及び/又は半醗酵茶の微粉末を混合することによ
り、大麦若葉やケールの臭みが緩和され、飲用しやすく
なるとともに、不醗酵茶や半醗酵茶に含まれる栄養成分
も同時に摂取することができる。尚、茶は一般に製造方
法等により、不醗酵茶(緑茶)、半醗酵茶(ウーロン
茶)、醗酵茶(紅茶)の3種類に分けることができ、茶
の葉に含まれる酸化酵素(ポリフェノールオキシダー
ゼ)を加熱により失活させて製造される通常の緑茶を不
醗酵茶、製造の最終段階まで加熱せず、酵素作用を十分
利用して製造される通常の紅茶を醗酵茶、不醗酵茶と醗
酵茶の中間の製法により製造されるウーロン茶などを半
醗酵茶と呼ぶ。
【0015】不醗酵茶は加熱の方法により更に細かく分
類され、蒸熱処理により酵素を失活させて得られる緑茶
は蒸し製茶と呼ばれ、また、釜炒りにより酵素を失活さ
せて得られる緑茶は釜炒り製茶と呼ばれている。本発明
においては、煎茶、玉露、抹茶、番茶、ほうじ茶、かぶ
せ茶、玉緑茶、緑だん茶等の蒸し製茶、青柳茶、嬉野
茶、中国緑茶等の釜炒り製茶、更にウーロン茶などの半
醗酵茶のうちの任意の1種又は2種以上を好適に使用す
ることができる。
【0016】(b)成分の配合量は特に限定されない
が、5〜89.5重量%、好ましくは22〜69.5重
量%、より好ましくは32〜49重量%とされる。5重
量%未満の場合、大麦若葉やケールの苦味があまり緩和
されないため嗜好性に劣り、89.5重量%を超えて配
合すると大麦若葉やケールの微粉末を飲用することによ
る効果が十分に発揮されず、いずれの場合も好ましくな
いからである。
【0017】<c成分>多糖類としては、食品素材とし
て使用することができるものであれば、特に限定される
ことなく使用することができるが、澱粉、化工デンプ
ン、カルボキシメチルセルロースナトリウム、アラビア
ガム、グアガム、ローカストビーンガム、トラガントガ
ム、カラヤガム、グルコマンナン、キサンタンガム、寒
天、カラギーナン、アルギン酸、シクロデキストリン、
プルランなどを例示することができる。特に本発明で
は、多糖類として、デンプン、グアガム、プルランのう
ちの一種以上を使用することが好ましい。この理由は、
これらの多糖類は、他の多糖類に比べて、大麦若葉又は
ケールの呈味性の改善効果に優れるからである。
【0018】(c)成分の配合量は特に限定されない
が、0.5〜5重量%、より好ましくは0.5〜3重量
%、より好ましくは1〜3重量%とされる。この理由
は、0.5重量%未満の配合量では、大麦若葉やケール
が本来有する風味や味を改善することができず、しかも
粉末飲料の溶解性や分散性を高めることができないから
である。また5重量%を超えて配合したとしても、それ
以上の効果が得られないばかりか、逆に風味や味などの
嗜好性が悪化するために、好ましくないからである。
【0019】さらに、本発明においては、上記必須成分
以外に、任意の成分として、クマ笹(Sasa veitchi
i)、甘草(Glycyrrhiza glabra)、アシタバ(Angelic
a keiskei)、クコ(Lycium chinense)、ハトムギ(Co
ix lachryma-jobi L.)、イチョウ(Ginkgo biloba
L.)の葉、カキ(Diospyros kaki L.)の葉、ウコン(C
urcuma domestica)、エビスグサ(Cassia occidentali
s L.)、杜仲(Eucommiaceaeulmoides)の葉、ルイボス
(Aspalathus linears)の葉、羅布麻(Apocynum venet
um L.)の葉、ぎん茶(Thae sinensis)、小麦(Tritic
um aestivum)、大豆(Glycine hispida Max.)、ニン
ジン(Daucus carota L.)、ブロッコリー(Brassica o
leracea L.)、モロヘイヤ(Corchorus Scapsularis
L.)、セロリー(Apium graveolens L.)、アルファル
ファ(Medicago sativa L.)、胚芽、玄米、卵殻、クロ
ロフィルの中から選択される少なくとも1種又は2種以
上の成分の微粉末を配合することも可能である。
【0020】クマ笹、甘草、アシタバ、クコ、ハトム
ギ、イチョウ、カキ、ウコン、エビスグサ、杜仲、ルイ
ボス及び羅布麻は、健康茶の原料として知られている植
物である。これらの植物は、後述するような薬効が知ら
れているため、本発明において前記必須成分とともに使
用することにより、飲料に種々の薬効が付与され、健康
増進作用を向上させることができる。
【0021】クマ笹(Sasa veitchii)は本州中国地方
から九州にかけて自生するイネ科植物で、鑑賞用として
庭園などで植栽されている。クマ笹の桿や葉には、トリ
テルペン類が含まれており、清涼、解熱、止渇、利尿薬
などに有効であるため、桿や葉を用いるのが好ましい。
【0022】甘草(Glycyrrhiza glabra)は中国原産の
マメ科植物で、その根茎が甘草茶の原料として使用され
ている。甘草の根茎にはグルクロン酸が多く含まれてお
り、胃潰瘍、胃炎などに有効である。使用部位は特に限
定されないが、甘草茶の原料として使用されており、薬
効成分が含まれている根茎を用いるのが最も好ましい。
【0023】アシタバ(Angelica keiskei)はセリ科の
多年草で、日本では本州の中部及び関東地方太平洋側の
近海地で栽培されている。アシタバには、フラボノイ
ド、ビタミンB12や鉄分が多く含まれており、動脈硬
化、便秘や貧血に有効である。使用部位は特に限定され
ず、葉部、茎部、根茎、果実部など全部位が使用可能で
ある。
【0024】クコ(Lycium chinense)はナス科の落葉
小低木で、その葉がクコ茶の原料として用いられてい
る。葉にはビタミンB、B、Cや、必須アミノ酸、
カルシウム、リンなども多く含まれているため、疲労回
復効果を有しており、また高血圧や動脈硬化、便秘など
にも有効である。また、クコの実や根も使用することが
可能で、特に実は滋養強壮のために好ましく使用するこ
とができる。
【0025】ハトムギ(Coix lachryma-jobi L.)はイ
ンド、マライ、中国南部など熱帯アジアに産するイネ科
の一年生草本である。ハトムギはカリウムを多く含有し
ており、新陳代謝を促進する作用を有しているので、肌
荒れやシミなどに有効で、美肌効果が期待できる植物で
ある。また、高血圧予防、疲労回復、神経痛等にも有効
である。
【0026】イチョウ(Ginkgo biloba L.)はイチョウ
科の落葉高木で、本発明においては葉が使用される。イ
チョウの葉にはフラボノイド成分が含まれており、イチ
ョウの葉を使用することにより動脈硬化を予防すること
ができる。従って、動脈硬化に伴う老化防止にも有効で
ある。また、カキ(Diospyros kaki L.)はカキノキ科
に属する果樹で、その葉は古くから高血圧症状に対する
漢方薬として利用されている。カキの葉にはビタミンC
が多量に含まれているため、風邪の予防に有効で、ま
た、タンニンも多く含まれているため、高血圧や動脈硬
化の予防にも有効である。
【0027】ウコン(Curcuma domestica)はショウガ
科の多年草で、日本では南九州や沖縄で栽培されてお
り、その根茎がウコン茶の原料として使用されている。
ウコンの根茎は成人病治療に有効で、肝臓薬としても知
られている。従って、ウコンを配合することにより、肝
臓薬としての効果も得ることができる。使用部位は特に
限定されないが、ウコン茶の原料として使用されてお
り、薬効成分が含まれている根茎を用いるのが最も好ま
しい。
【0028】エビスグサ(Cassia occidentalis L.)は
マメ科の1年草で、その種子を原料とするお茶はハブ茶
として飲用されている。エビスグサの種子にはアントラ
キノン類であるフスチオン、クリソファノールなどが有
効成分として含まれており、これらの有効成分は便秘、
肝臓病、高血圧などに有効である。また、種子だけでな
く、葉にも種子と同様の有効成分が含まれているため、
葉を使用することも可能である。
【0029】杜仲(Eucommiaceae ulmoides)はトチュ
ウ科の落葉樹でその樹皮は中国において、古来より生薬
として用いられている。また、杜仲の葉を原料とした杜
仲茶は最近日本においても愛飲されており、本発明にお
いては葉が使用される。葉にも樹皮と同様の成分が含ま
れており、血圧降下や、肥満防止、ストレス解消などの
効果が得られる。
【0030】ルイボス(Aspalathus linears)は南アフ
リカ原産のマメ科植物で、葉を使用したルイボスティ
は、南アフリカで、古来より病気に効くお茶として飲用
されており、本発明においてもルイボスの葉が使用され
る。また、ルイボスティがアトピー性皮膚炎などに有効
であることが最近になってわかっている。
【0031】羅布麻(Apocynum venetum L.)はキョウ
チクトウ科の多年生宿根草本で、主に中国の西北・華北
・華東・東北地方の砂質土壌や林の緑の湿地に生じる植
物である。この羅布麻の葉を半醗酵させたものが羅布麻
茶であり、本発明においても葉が使用される。羅布麻の
葉には、カルシウム、鉄分、SOD(スーパーオキシド
消去活性)、マグネシウムなどが多く含まれており、鎮
静作用や強壮作用を有していることがわかっている。
【0032】また、羅布麻茶に似た健康茶として知られ
ているぎん茶(Thae sinensis)も好適に使用すること
ができる。ぎん茶は主に沖縄で栽培されており、カルシ
ウム、鉄などのミネラル類や、ビタミンA、C、Eなど
のビタミン類が多く含まれている。
【0033】本発明においては、小麦、大豆、ニンジ
ン、ブロッコリー、モロヘイヤ、セロリー、アルファル
ファなどの栄養価の高い食品を使用することも可能で、
これにより、本発明に係る飲料の栄養価をより高めるこ
とができるとともに、大麦若葉やケールの微粉末の臭み
をより緩和することができる。
【0034】小麦(Triticum aestivum)もイネ科の植
物で、世界各地で最も主要な食用作物として古くから栽
培され、その殆どが製粉によって小麦粉として消費され
ている。小麦粉の主成分は澱粉であり、カロリー源とし
て有用であるとともに、タンパク質を比較的多く含有し
ているため、小麦の微粉末を配合することにより、栄養
強化を行うことができる。
【0035】大豆(Glycine hispida Max.)は中国原産
のマメ科植物で、タンパク質、脂質、炭水化物が豊富に
含有された食品である。従って、大豆を配合することに
より、総合的に栄養価を高めることができる。
【0036】モロヘイヤ(Corchorus Scapsularis L.)
はシナノキ科の一年草で、エジプトを中心とするアラブ
の熱帯地方で栽培される緑黄色野菜の一種である。モロ
ヘイヤはカルシウムなどの各種ミネラル、ビタミン
、Bなどのビタミン類やカロチンを豊富に含有し
ている。ブロッコリー(Brassica oleracea L.)はアブ
ラナ科の1〜2年生草本で、ビタミンKなどのビタミン
類やタンパク質、鉄分を豊富に含有している。
【0037】ニンジン(Daucus carota L.)は、セリ科
の1〜2年生草本で、根が食用とされている。根部は、
カロチノイド色素の含有率が高く、カロチン供給源の代
表的な食品とされているが、本発明においては、根部だ
けでなく葉部も好ましく使用することができ、ニンジン
を配合することにより、カロチンを強化することができ
る。セロリー(Apium graveolens L.)もまたセリ科の
1〜2年生草本で、ビタミン類を多く含んでいるため、
ビタミンを強化することができる。
【0038】アルファルファ(Medicago sativa L.)
は、マメ科の多年生牧草で、日本では主に北海道で栽培
されている。アルファルファは、ビタミン、タンパク
質、無機成分に富むため飼料価値が高く、粉末状のもの
は特に消化吸収の点においても優れているため、主に家
畜の飼料として使用されている。また、アルファルファ
のもやしは主成分である繊維とビタミンが人体によいと
言われており、通常、もやしが食されている。
【0039】更に本発明においては、胚芽、卵殻、玄
米、クロロフィルを配合することも可能である。胚芽は
ビタミンBなどのビタミン類、ミネラルに富んでお
り、玄米は精白による栄養分の損失がない分、脂肪、タ
ンパク質、ミネラル、ビタミンB、B に富んでい
るため、各種栄養成分の補給源として有効であり、更
に、卵殻はその93%が炭酸カルシウムであるので、カ
ルシウムの補給源として有効である。また、クロロフィ
ルは潰瘍に有効であるとともに、悪臭を防ぐ効果も有し
ている。
【0040】上述した任意の成分を配合する場合、その
配合量は特に限定されないが、10重量%以下、好まし
くは0.1〜5重量%とするのが望ましい。これは、1
0重量%を超えて配合すると、大麦若葉やケール配合に
よる効果が発揮されず、また、不醗酵茶や半醗酵茶が有
する独特の芳香性が失われてしまい好ましくないからで
ある。
【0041】さらに、上述した各成分に加えて、通常の
食品に配合される成分、例えば、ショ糖、ブドウ糖、果
糖、液糖、ソルビトール、マルチトール、キシロース、
ラクチュロース、ガラクトオリゴ糖、ステビオシド、グ
リチルリチン、フィロズルチン、アスパルテームなどの
甘味料、或いは着色料、保存料、酸化防止剤などを適宜
任意に配合することができる。
【0042】本発明に係る粉末飲料を飲用するには、前
述した粉末飲料に、水又は湯を注ぐことにより飲料とし
て飲用することができる。使用する水又は湯の量は、特
に限定されないが、粉末飲料1重量部に対して、5〜2
00重量倍、好ましくは10〜100重量倍、より好ま
しくは10〜50重量倍程度使用すればよい。またこう
して調製した飲料を凍結することもできる。凍結するこ
とにより、長期間保存することができる。凍結した飲料
を飲用するには、自然解凍或いは電子レジなどを使用し
て解凍することにより、通常の飲料として飲用すること
ができる。
【0043】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づき説明するが、
本発明はこれらの実施例に何ら限定されるものではな
い。 <試料の調製>表1及び表2に記載の組成に従って、各
成分を十分に混合することにより、実施例1〜10及び
比較例1〜10の粉末飲料を調製した。尚、大麦若葉と
しては、結実前の大麦若葉を十分に乾燥して、微粉砕し
たものを使用した。ケールとしては、ケールの葉を十分
乾燥して、微粉砕したものを使用した。煎茶及び玉露は
市販されているものを微粉砕して使用した。デンプン、
プルラン、グアガムは、それぞれ、微粉砕したものを使
用した。
【0044】
【表1】
【表2】
【0045】<試験例1:呈味試験>上記調製した実施
例1〜10及び比較例1〜10の各試料(約2g)に、
約50mLの熱湯を加えて飲料を調製した。得られた飲
料を10名のパネラーに飲用してもらい、以下の基準で
採点してもらった。10名のパネラーの点数の平均点を
算出した。結果を表3及び表4に記載する。 <評価基準> 苦味や嫌な臭みが強く、飲用に適さない・・・1点 苦味や嫌な臭みがやや強い・・・2点 苦味や嫌な臭みがやや有るが、飲用することはできる・
・・3点 苦味や嫌な臭みは殆どなく、飲用することができる・・
・4点 苦味や嫌な臭みは全く無く、美味しく飲用することがで
きる・・・5点
【0046】
【表3】
【表4】
【0047】表3及び表4の結果の通り、本発明に係る
粉末飲料は、大麦若葉/ケールの微粉末に加えて、半発
酵茶/不醗酵茶の微粉末及び多糖類の微粉末を配合して
いることにより、大麦若葉やケールのみを配合した場
合、および大麦若葉やケールに加えて、半発酵茶や不醗
酵茶を配合した場合に比べて、嫌な風味や臭いなど無
く、嗜好性に優れ、美味しく飲用することができる。
【0048】<試験例2:分散(溶解)性試験>上記調
製した実施例1〜10及び比較例1〜10の各試料(約
2g)に、約50mLの熱湯を加えて、良く攪拌して飲
料を調製した。10分経過した後に、各飲料の分散(溶
解)性について、以下の評価基準に従い評価した。結果
を表5及び表6に記載する。 <評価基準> 微粉末が完全に沈殿している・・・1点 微粉末の沈殿が少し見られる・・・2点 微粉末が程好く分散している・・・3点
【0049】
【表5】
【表6】
【0050】表5及び表6の結果に示される通り、本発
明に係る飲料は、大麦若葉/ケールの微粉末に加えて、
不醗酵茶/半発酵茶の微粉末、及び多糖類の微粉末を含
有していることにより、大麦若葉/ケール及び不醗酵茶
/半発酵茶を含有する飲料に比べて、微粉末の分散性や
溶解性に優れることが分かる。
【0051】<試験例3:保存性試験>上記調製した実
施例1〜10及び比較例2,3,7,8の各試料(約2
g)に、約50mLの水を加えて、良く攪拌して飲料を
調製した。直ちに、約−20℃に冷却して凍結した。こ
れを約−18℃に冷却した冷蔵庫で4週間保存した。4
週間後、冷蔵庫から各試料を取り出し、電子レンジで解
凍した。また上記調製した実施例1〜10及び比較例
2,3,7,8の各試料(約2g)に、約50mLの水
を加えて、良く攪拌して飲料を別途調製した。解凍して
得られた試料と別途調製した試料の風味について、実施
例1〜10及び比較例2,3,7,8の飲料毎に、10
名のパネラーにより以下の評価基準で比較した。10名
のパネラーの平均値を算出した。結果を表7及び表8に
記載する。 <評価基準> 解凍した試料の風味は、別途調製した試料に比べてかな
り劣る・・・1点 解凍した試料の風味は、別途調製した試料に比べて若干
劣る・・・2点 解凍した試料の風味と別途調製した試料の風味は殆ど同
じである・・・3点
【0052】
【表7】
【表8】
【0053】表7及び表8の結果に示される通り、本発
明に係る飲料は、大麦若葉/ケールの微粉末及び不醗酵
茶/半発酵茶の微粉末に加えて、多糖類の微粉末を含有
していることにより、水を加えた状態で長期間保存した
場合であっても、殆ど風味が劣化せずに、美味しく飲用
することができる。
【0054】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明に係る粉末飲
料及び飲料は、大麦若葉やケールに含まれる栄養成分を
効果的に摂取することができ、嫌な風味などなく嗜好性
に優れる。また湯や水に対する溶解性や分散性に優れ、
しかも長期間保存しても風味などが劣化することがな
い。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A23L 2/39 A23L 2/00 Q Fターム(参考) 4B017 LC03 LE01 LG06 LG08 LG10 LG13 LG15 LG20 4B018 LB08 LE03 MD48 MD49 MD50 MD51 MD52 MD53 MD54 MD58 MD61 MD63 MD89 ME02 4B027 FB13 FC06 FE02 FE06 FK04 FK08

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 以下の(a)〜(c)の各成分が必須成
    分として含有されてなることを特徴とする粉末飲料。 (a)大麦(Hordeum vulgare)の若葉の微粉末及び/
    又はケール(Brassica oleracea L.var.acephala)の微
    粉末 (b)不醗酵茶の微粉末及び/又は半醗酵茶の微粉末 (c)多糖類の微粉末
  2. 【請求項2】 前記必須成分に加えて、クマ笹(Sasa v
    eitchii)、甘草(Glycyrrhiza glabra)、アシタバ(A
    ngelica keiskei)、クコ(Lycium chinense)、ハトム
    ギ(Coix lachryma-jobi L.)、イチョウ(Ginkgo bilo
    ba L.)の葉、カキ(Diospyros kaki L.)の葉、ウコン
    (Curcuma domestica)、エビスグサ(Cassia occident
    alis L.)、杜仲(Eucommiaceae ulmoides)の葉、ルイ
    ボス(Aspalathus linears)の葉、羅布麻(Apocynum v
    enetum L.)の葉、ぎん茶(Thaesinensis)、小麦(Tri
    ticum aestivum)、大豆(Glycine hispida Max.)、ニ
    ンジン(Daucus carota L.)、ブロッコリー(Brassica
    oleracea L.)、モロヘイヤ(Corchorus Scapsularis
    L.)、セロリー(Apium graveolens L.)、アルファル
    ファ(Medicago sativa L.)、胚芽、玄米、卵殻、クロ
    ロフィルの中から選択される少なくとも1種又は2種以
    上が含有されてなることを特徴とする請求項1に記載の
    粉末飲料。
  3. 【請求項3】 前記請求項1又は2に記載の粉末飲料
    に、湯又は水が配合されてなることを特徴とする飲料。
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