JP5284067B2 - 原稿読取装置 - Google Patents

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Description

本発明は、原稿の画像を読み取る原稿読取装置に関する。
近年、原稿読取装置の原稿の大容量積載に対応するため、1枚ずつ原稿を給送する動作に伴って原稿束が積載されるトレイを昇降させる装置が増加している(特許文献1参照。)。
特許文献1に開示された装置では、トレイに積載された原稿の最上位の原稿を検知する紙面検知センサを持つ。そして、トレイは下降して停止した状態で待機している。
下降位置で待機していたトレイの上に原稿が載置され、原稿の読取開始が指示されると、最上位の原稿が給紙位置に来るように紙面検知センサ検知結果に基づいてトレイを上昇させる初期動作を実行する。
次に原稿読取動作を開始し、積載された原稿のうちの最上位から1枚ずつ給紙して搬送する。読取動作中、何枚か給紙することによって最上位の紙面位置が紙面検知センサで検知されなくなったらトレイを上昇させる。以上を繰り返して最終の原稿まで給送する。最終の原稿を送り出して読取が終了すると、トレイが下降して元の待機状態に戻る。
トレイの昇降はモータによって行われる。ここで、通常、モータの駆動は、ギア、カップリング、トレイの下面と接するリフトアーム等によって構成される伝達機構によって伝達される。カップリングのガタ、ギアのバックラッシュ、リフトアームとトレイとの間の遊び等が原因で、モータがトレイを上昇するように回転を始めてからも実際にトレイが上昇し始めるまでに時間がかかってしまうことで応答性が悪くなることが考えられる。
上記の構成では、原稿の読取開始が指示されてから読取動作を行うために最初の原稿を給送し始めるまでの間に、初期動作として最上位の原稿が給紙位置に来るようにトレイを上昇させる動作を実行する。したがって、この初期動作の過程でカップリングのガタ、ギアのバックラッシュ、リフトアームとトレイとの間の遊び等は解消される。よって読取動作が開始された後、原稿の積載枚数の減少に伴ってトレイを上昇させるときには、応答性よくトレイを上昇させることができる。
また、最上位シートの位置を検知する検知センサの出力に関わりなく、用紙が満載されるカセットを装置本体に装着したときに、シートが積載される積載板を上昇させる予備駆動を行うものもある(特許文献2参照。)。モータとリフトアップされるトレイとの間の駆動を伝達する伝達機構に生じる遊びを解消するためである。
特許3747986号公報 特開2007−168908号公報
積載された原稿の紙面の位置を検知する検知手段として、原稿を1枚給送する毎に上下動するピックアップローラを保持するアーム部材にフラグを形成する。そして、そのフラグの位置を検知センサで検知することで原稿の紙面位置を検知するものがある。このような検知手段を用いた場合には、紙面と接するようにピックアップローラを下ろしている僅かな間でしか紙面の位置を検知することができない。つまり、上記検知手段では継続的に紙面位置を検知することができない。
したがって、例えばこのような検知手段を用いた場合には、何枚かの原稿の給送が行われて積載量が減少し紙面位置が下がったことが検知手段によって検知されたとき、トレイを上昇させるためにモータを所定量だけ駆動する制御を行う。
ここで、特許文献1のようなトレイを昇降させる装置で、例えば上記の検知手段を用いることで原稿の積載量が減少した際にモータを所定量だけ駆動してトレイを上昇させるようにした場合、以下のような課題がある。
即ち、トレイが最下の待機位置にあるにもかかわらず、検知手段が紙面を検知するほど大量の原稿をセットして読取動作が開始される場合を考える。この場合には検知手段が既に紙面を検知しているため読取のために原稿を給送する前に、初期動作としてトレイの上昇は行われない。よって、給送動作によって積載される原稿の枚数が減少したことに伴って、検知手段が紙面を検知しなくなったときに初めてトレイの上昇が行われることになる。
ここで、トレイを上昇させる駆動を発生するモータとトレイとの間の伝達機構に生じた遊びが原因で、トレイの上昇を指示、即ちモータが回転開始を行ってから実際にトレイが上昇し始めるまでには遊びを解消するだけのモータの回転を要する。
そして、給送動作によって原稿の積載量が減少したことに伴って検知手段が紙面を検知しなくなったときに初めてトレイの上昇が行われると、モータを所定量だけ駆動しても伝達機構にある遊びを解消できずに、トレイが上昇しない。伝達機構に存在する遊びが大きいと、遊び解消されるまでに原稿の送り出しが順次繰り返され、紙面位置が下がりすぎて原稿を送り出すのに必要な給紙圧がピックアップローラに生じなくなって不送りになる等の給送不良が発生する恐れがある。
なお、トレイを上昇させる駆動を発生するモータとトレイとの間の伝達機構に生じた遊びとは、上述のようにカップリングのガタ、ギアのバックラッシュ、リフトアームとトレイの下面との間の遊びが考えられる。ジャム処理等のためにトレイを装置本体に開閉自在として、トレイの開閉時に伝達機構における幾つかのギアやリフトアームを一緒に開閉するような場合には、その伝達機構の構成上、遊びが多く発生してしまう。
特許文献2に示されるような、紙の給送動作に先立って一律に紙の積載板を上昇させる予備駆動を行うような技術を適用することも考えられる。しかしながら、セットされた原稿が大量で最上位の原稿が予備駆動の前に既に高い位置にあり、予備駆動によって更に高い位置に最上位の原稿が位置してしまうことで、例えば給送不良が生じる恐れがある。駆動の伝達機構に実際に存在している遊びの量は、伝達機構の状態によって異なるので、実際にどれだけの遊びが存在しているかが不明であるからである。つまり実際に存在している遊びが少ないときに伝達機構に存在し得る遊びを全て解消する程の予備駆動を行うと、積載板が大きく上昇してしまう。特に、上記のように紙の給送動作に先立って一律に紙の積載板を上昇させる構成を考えた場合に、伝達機構に生じ得る遊びが大きいと、発生している可能性のある大きな遊びを解消するように予備駆動時におけるモータを回転量も多くする必要がある。よって最上位の原稿が高い位置に行き過ぎることで給送不良等の問題が発生する恐れも強くなる。
上記問題を解決するため、本発明の画像読取装置は、昇降可能な原稿積載部に積載された原稿を最上位から一枚づつ給送し、給送された原稿の画像を順次読み取る原稿読取動作を行う原稿読取装置において、前記原稿積載部に積載された原稿のうちの最上位の原稿が、給送可能な給送位置より上にあるか否かを判断する紙面判断部と、前記原稿積載部を昇降させる駆動力を発生するモータと、前記モータからの駆動力を前記原稿積載部へ伝達するための伝達機構と、前記原稿積載部が所定の位置よりも下にあるか否かを判断する原稿積載部判断部と、記紙面判断部と前記原稿積載部判断部の判断に基づいて前記モータの動作を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記原稿読取動作の開始時前記紙面判断部が前記原稿積載部に積載された最上位の原稿が前記給送位置より上にあると判断し、かつ、前記原稿積載部判断部が前記原稿積載部が前記所定の位置よりも下にあると判断している場合に前記原稿積載部を上昇させずに前記原稿読取動作を開始するとともに、原稿が給送されたことにより前記紙面判断部が前記原稿積載部に積載された原稿が前記給送位置よりも上にあると判断しなくなった場合、前記原稿積載部判断部が前記原稿積載部が前記所定位置よりも下にあると判断しなくなるまで前記原稿積載部を上昇させることを特徴とする。
大量の原稿がトレイに積載された場合にも、最上位の原稿の位置をより適切に保つことができるので原稿の安定した給送を行うことができる。
以下、本発明の一実施形態を図面を参照して説明する。
[装置構成]
図1は、本発明に係る原稿読取装置の構成を示す断面図である。画像読取装置は画像が読み取られる原稿を搬送する自動原稿送り装置(以下ADF)100と、ADF100によって搬送される原稿の画像を読み取るリーダ部150とによって構成される。
図1に示すようにADF100は、複数枚の原稿で構成される原稿束Sを載置する昇降可能な原稿トレイ101を備える。またADF100は、原稿束S上で回転し、原稿束Sの最上位の原稿と接する上下動可能に支持されたピックアップローラ102を有する。
ADF100は、ピックアップローラ102によって給送された原稿を一枚ずつに分離するための分離ローラ103と、分離ローラ103によって分離されたシートを搬送する搬送ローラ対104とが設けられている。搬送ローラ対104の下流には、搬送ローラ対104によって搬送されるシートの先端が突き当てられるレジストローラ105が設けられている。レジストローラ105は原稿の先端が突き当てられるときに停止しているので、原稿にはループ形成され、搬送における先端の斜行が補正される。
レジストローラ105の下流側には、送り出しローラ106、第1リードローラ107、中間搬送ローラ108、第2リードローラ109が搬送方向に沿って順に配設されている。第2リードローラ109の下流側には、原稿を原稿排紙トレイ112上へ排出するための排紙ローラ111が設けられている。
原稿排紙トレイ112と原稿トレイ101と上下方向に並んで設けられ、原稿排紙トレイ112が原稿トレイ101の下方に位置している。
原稿の画像を読み取る読取手段としてのリーダ部150は、原稿の画像情報を光学的に読み取り、光電変換して画像データとして入力するためのものである。
リーダ部150の上部には、ADF100によって搬送される原稿が上面を通過する流し読みガラス151と、原稿が上面に載置されるプラテンガラス152が設けられている。
リーダ部150の内部には、移動可能に保持されたスキャナユニット159が設けられている。スキャナユニット159には、光源としてのランプ153と、原稿からの反射光を折り返すミラー154と、が設けられている。リーダ部150の内部には更に、スキャナユニット159からの光を折り返すミラー155、156、およびCCDセンサ158に光を集光するためのレンズ157と、が設けられている。
リーダ部150の上部であって流し読みガラス151とプラテンガラス152との間には、白板160が設けられている。白板160は、白板160の表面を読み取ることで、シェーディングによる白レベルの基準データを作成するためのものであり、基準データをもとに画像信号の変動等を検出する。
図2は、原稿トレイ101の周辺の構成並びに原稿トレイ101を昇降させる駆動を伝達するための伝達機構を説明するための模式図である。
最上位の原稿と接する給送回転体としてのピックアップローラ102は、移動部材としてのピックアップアーム102aの先端に回転自在に保持されている。ピックアップアーム102aは、装置本体に回転自在に保持されている。
201は検知部としての紙面検知センサである。紙面検知センサ201は、最上位の原稿の位置に応じた信号を出力する。ピックアップローラ102を保持するピックアップアーム102aに形成されたフラグ部材210を検出するとオン信号、検出しなければオフ信号を紙面検知センサ201は発する。即ち、ピックアップローラ102が原稿と接する当接位置いる状態で、積載された原稿のうちの最上位の原稿の位置が所定位置よりも高い場合に紙面検知センサ201はオン信号を発生する。積載された原稿のうちの最上位の原稿の位置が所定位置よりも低い場合には紙面検知センサ201はオフ信号を発生する。
204は、先端が原稿トレイ101の下部と接するトレイ上下アームである。トレイ上下アーム204は原稿トレイユニットUのフレームに回動自在に取り付けられている。202は下限検知センサである。下限検知センサ202は、原稿トレイ101の下面と接し、原稿トレイ101を昇降させるトレイ上下アーム204の位置を検知する。203はトレイ上下アーム204の回動軸である。
回動軸203は後述するトレイ駆動ユニット302により駆動されて回転する。一端を回動軸203に連結されたトレイ上下アーム204が、回動軸203に駆動が伝達されて回転することで、他端が上下すると、原稿トレイ101をトレイ上下アームの他端を押し上げて原稿トレイ101を上昇させる。
なおトレイ上下アーム204に形成されたフラグは下限検知センサ202を通過するようになっている。原稿トレイ101が下がりきった位置から所定の高さに達するまではオン信号、原稿トレイ101の上面がそれより上になるとオフ信号を下限検知センサ202が発成する。本実施形態ではトレイ上下アーム204の位置を検知することで原稿トレイ101が下限位置にあるかどうかを検知している。
205は原稿有無検知センサであり、原稿トレイ101の上に原稿が置かれていたらオン信号、なければオフ信号を発する。
次に、原稿トレイ101を昇降させる駆動伝達系の構成並びに原稿トレイユニットUの回動について図3を用いて説明する。
トレイ駆動ユニット302は、リフタモータ461および出力ギア302aを含み、原稿トレイ101を昇降するための駆動力を発生する。トレイ駆動ユニット302は装置本体に取り付けられている。トレイ駆動ユニット302の出力ギア302aは原稿トレイユニットUの回動軸203に形成された入力ギア301と噛合う。
原稿トレイユニットUは、装置本体に端部が回動自在に取り付けられた原稿トレイ開閉アーム206を備える。原稿トレイユニットUは、原稿トレイ開閉アーム206の回動軸を中心に装置本体に回動自在である。即ち、ユーザは、図3(a)に示した作動位置の状態から、開放位置である図3(b)に示した位置にトレイ駆動ユニット302を移動させることができる。図3(b)での開放位置では、原稿トレイユニットUの入力ギア301と、トレイ駆動ユニット302の出力ギア302aとの噛合は解除される。
図3(b)のように原稿トレイユニットUを開くことで、原稿排紙トレイ112にユーザが容易にアクセスしやすくなる。なお、原稿トレイユニットUを開いたとき、入力ギア301とトレイ駆動ユニット302の出力ギア302aのかみ合わせがはずれるので、原稿トレイユニットUにおいてトレイ上下アーム204は最も下方の位置まで回動する。ここで、原稿トレイユニットUの開閉によって入力ギア301とトレイ駆動ユニット302の出力ギアとの噛み合わせが一旦外れた後は、トレイ駆動ユニット302の駆動が開始しても、即時に原稿排紙トレイ112の上昇が開始されない。なぜなら、トレイ上下アーム204の端部が原稿排紙トレイ112の下面に当接したり、入力ギア301とトレイ駆動ユニット302の出力ギア302aとのバックラッシが解消したりするまでに時間がかかるからである。トレイ駆動ユニット302の駆動が開始してから原稿トレイ101の上昇が開始されるまでに必要なリフタモータ461の回転量は毎回異なる。直前に原稿トレイユニットUが開閉されたかトレイ駆動ユニット302による原稿トレイ101の上下動がなされたかどうかで、トレイ上下アーム204の位置やバックラッシの量が異なるからである。
図4は、本発明の実施形態に係る原稿読取装置の制御ブロック図である。
図4において401はCPUである。CPU401はADF100およびリーダ部150の制御を行っている。CPU401にはプログラム格納のためのROM403や,作業領域用のランダムアクセスメモリ(以下、RAM)402が接続される。ROM403にはリーダ部150およびADF100の制御用プログラムが格納されており、RAM402には、上記制御で使用される入力データや作業用データが格納されている。
リーダ部150には、ランプ153、CCDセンサ158、光学系モータ463、それぞれの制御部からなる表面画像読取部406が接続されている。CPU401は表面画像読取部406を用いて、リーダ部150における画像読み取りの制御を行う。また、407はADF100の裏面読取部113における画像読取を行うための裏面画像読取部であり、ランプ471、CMOSセンサ472、ガラス駆動用のモータ473とそれぞれの制御部から構成される。CPU401は裏面画像読取部407を用いてADF100における原稿裏面読取の制御を行う。408は画像処理部であり、表面画像読取部406および裏面画像読取部407で読み取られた画像信号を入力して信号制御部481で各処理を行い、必要に応じて画像メモリ482に一時格納し、出力制御部483で出力タイミングを生成して出力する。
ADF100はまた、原稿搬送部405、トレイ昇降制御部404を有する。CPU401から入力ポート、出力ポートを制御する。原稿搬送部405の出力ポートには搬送用のローラを駆動する搬送系モータ451、ソレノイド452、クラッチ453が接続されている。またピックアップローラ102の回転およびピックアップローラ102の上下動のために駆動を発生するためのピックアップモータ454が接続されている。また入力ポートには、原稿搬送部405の出力ポートには、原稿の搬送タイミングを生成するための各種センサ455、ピックアップローラの位置を検出するセンサ456が接続される。一方、トレイ昇降制御部404では出力ポートにトレイ駆動ユニット302を駆動するリフタモータ461が接続されている。リフタモータ461としてはステッピングモータを用いている。またトレイ昇降制御部404の入力ポートには紙面検知センサ201、下限検知センサ202、原稿有無検知センサ205、原稿トレイが立っていることを検出するトレイ開閉センサ462が接続されている。
CPU401は、ROM403に格納された制御プログラムにしたがって上記出力ポートの出力を制御し、モータおよび各負荷を駆動して紙搬送を実行する。同時に原稿画像データの先端を示し、画像読取タイミングの先端基準となる画先信号を生成して、紙搬送と画像入力のタイミングを同期させて画像読取を実行する。
画像メモリ482に格納されたデータはコントローラから要求された出力タイミングに同期して出力制御部483で読み出され、順次図示しないコントローラ部へ転送される。
この例においては画像読取素子としては表面画像読取部406にCCDセンサ158、裏面画像読取部407でCMOSセンサ472を使用しているが、素子はこれに限るものではなく、画像読み取りセンサであれば何を使ってもよい。
[動作説明]
搬送される原稿を読み取る動作について図1で説明する。ピックアップローラ102で送り出された原稿は分離ローラ103によって一枚に分離されて給送される。そして、レジストローラ105によって搬送された後に、送り出しローラ106および流し読みガラス151に対応した位置にある第1リードローラ107により流し読みガラス151上に送られる。流し読みガラス151に面した画像がリーダ部150により読み取られる。そして、中間搬送ローラ108を通過し、第2リードローラ109と移動ガラス110の間を移動して、排紙ローラ111を介し原稿排紙トレイ112へ排出される。ここで、流し読みガラス151から排紙ローラ111までの搬送経路に設けられた裏面読取部113によって、移動ガラス110に面した原稿の裏面画像を読み取られる。
次に、原稿読取装置における原稿トレイ101の上下動作について説明する。図5は、本発明の実施形態に係る原稿読取装置において原稿トレイ101の動作状態を模式的に示す断面図である。
初期状態では、ユーザが原稿束Sをセットするのを妨げないよう、ピックアップローラ102が上方の退避位置に位置している。なお、直前に原稿トレイユニットUが立てらたか否かは不明なのでトレイ上下アーム204の状態も不明となる。
ADF100に原稿の給送開始が指示されると、図5(a)のように、CPU401は初めにピックアップローラ102を下ろして紙面の高さに連動動作するようにし、紙面検知センサ201で紙面高さを検知できる状態にする。次にトレイ駆動ユニット302を駆動して原稿束Sを載置した原稿トレイ101を上昇させ、可動範囲最下部の待機位置から紙面検知センサ201により原稿束Sの最も上の原稿が検知される高さまでリフトアップする。この初期上昇動作の間、リフタモータ461の回転によりまずトレイ駆動ユニット302と入力ギア301がかみ合って回動軸203が回転開始する。そして、最下限まで下がっていたトレイ上下アーム204が原稿トレイ101の下面に接するまで上昇し、その後実際に原稿トレイ101の表面がトレイ上下アーム204に連動して上昇する。所定の高さまで上昇すると、一枚づつ原稿を給送し、給送された原稿の画像を順次読み取る原稿読取動作の実行を開始する(図5(b))。
一枚づつ原稿を給送する原稿読取動作の実行中に、何枚か原稿が給送されて積載された最上位の紙面が下がると、紙面検知センサ201がオフ信号を出力する。紙面検知センサ201がオフ信号を出力すると、原稿トレイ101は再上昇動作を行い、紙面が常に給紙可能な高さに達するようにする(図5(c))。
ここで原稿読取動作中、ピックアップローラ102は給紙開始タイミングでは最上位の原稿と接する給送位置まで下方へ移動して回転し、上位の原稿を分離ローラ103に給送した後、重送防止のため上方の退避位置へ移動する。即ちピックアップローラ102は原稿を一枚給送する毎に、上下動を繰り返す。
なお、ここで、紙面検知センサ201で紙面検知可能なのはピックアップローラ102が原稿と接する当接位置まで下りて最上位の原稿と接している間だけである。ピックアップローラ102が上方の退避位置への移動のために原稿と接していないときには紙面検知センサ201からの出力信号としては紙面が検知されたのと同じものとなる。つまり、原稿トレイ101は紙面検知センサ201の状態を見ながら上昇させることができない。従って、ピックアップローラ102が下りた状態で紙面が下がっていることを検出した後、紙面検知センサ201をモニタせずに、トレイ駆動ユニット302のリフタモータ461を所定量だけ回転させるようにCPU401が制御する。この動作によって原稿トレイ101上の原稿が所定高さだけ上昇して停止されるようになる。
原稿束がなくなる等で原稿読取動作を終了すると(図5(d))、CPUは原稿トレイ101を下降させ、下限検知センサ202がオンしてから所定高さ分下がった待機位置で停止して、トレイ駆動ユニット302のリフタモータ461の電源をオフする。同時にピックアップローラ102を上昇させて上の待機位置で停止させて初期状態に戻る。
次に、ユーザが原稿を原稿トレイ101いっぱいに積載した場合について説明する。図6は原稿トレイ101に積載された原稿の枚数が多い場合の動作を説明するための模式断面図である。
原稿束Sが詰め込まれた状態では、下限検知センサ202、紙面検知センサ201が両方ともオンの状態で動作を開始する(図6(a))。この状態では、これ以上原稿トレイ101を上昇させると装置の上限に原稿が当たったり、原稿の位置が高すぎることで給紙不良が発生したりする可能性がある。したがって、トレイ駆動ユニット302を駆動させることなく、即ち上述の初期上昇動作を実行することなく原稿読取動作を開始する。既述した通常の時のように初期上昇動作を行わないため、この段階ではトレイ上下アーム204が降りた状態のままジョブを開始する場合もある。
ここで数枚原稿の給送を行い、紙面が下がって紙面検知センサ201の出力が初めてオフになったとする(図6(b))。CPU401は回動軸203を上昇方向に回転させて原稿トレイ101を上昇させようとする。初期上昇動作がなされていないため、実際に紙面が上がり始めるまでには、例えば、
・入力ギア301がトレイ駆動ユニット302の出力ギア302aとかみ合うまでの距離D1
・トレイ上下アーム204が原稿トレイ101の下面に当たるまでの距離D2
の合計に相当する分、トレイ駆動ユニット302のモータの回転が余分に必要となり、上記が終了するまで原稿トレイ101の上面は上昇を開始しない。トレイ駆動ユニット302のモータが回転してから実際に原稿トレイ101が上昇し始めるまでに必要なモータの回転量は、動作開始前のユーザ操作などの条件によって毎回異なる。また通常動作と同様ピックアップローラ102は上下していて、紙面検知センサ201をモニタしながら上昇することもできない。
そこで、満載で原稿読取動作を開始した後の1回目のリフタ上昇時は、下限検知センサ202の出力がオフになるまで上昇する(図6(c))。
紙面検知センサ201がオフになる紙面高さと、原稿トレイ101が下限に位置する時のトレイ面高さとの間の距離Δ1よりも、下限検知センサ202がオフになるトレイ面高さと原稿が移動可能な最上面との間の距離Δ2が大きくなるよう配置されている。従って、一旦紙面検知センサ201がオフになった状態から原稿トレイ101を上昇させる際、下限検知センサ202がオフした高さで停止すれば原稿束が装置上限にあたることなく給送動作を継続可能である。この場合、紙面検知センサ201がオンになる高さを超えて上昇したとしても、原稿束が装置上限にあたることなく給送動作を継続可能である。
また、下限検知センサ202は給紙動作に関わらず常時モニタ可能である。よって、下限検知センサ202がオフになるまで動作させることで、原稿トレイ101が、確実に上昇開始したことを保証することができる。つまり、前述のように仮に駆動伝達系に遊びのある状態からリフタモータ461が回転を始めたなら、遊びが解消される、例えば上述のd1+d2分、リフタモータ461が駆動された後にリフタモータ461の回転を終了させることになる。従って、この後、原稿の給送が行われて紙面検知センサ102がオフした場合は、通常動作と同様にリフタモータ461を所定量上昇する制御を適用可能になり、以降は図5(b)から同様の通常制御と共通動作となる。
図7は、ADFの動作制御の流れを示すフローチャートである。S101でスタートし、CPU401は、不図示の操作部への入力に伴って発生される読取開始信号を受信したかどうかを判断する(S102)。
CPU401は読取開始信号を受信したら原稿トレイ101を上昇させるためのJOB開始時初期化のための動作を実行する(S103)。JOB開始時初期化は、読取動作を実行する前に原稿トレイ101を原稿の給送に適した位置まで上昇させる動作である。
CPU401がJOB開始時初期化のための動作を実行したら、原稿トレイ101を上昇させるためのジョブ中リフトアップ動作の実行および原稿を一枚給送するためにピックアップモータ454の制御を行う(S104、S105)。なお、ジョブ中リフトアップ動作に先立ってピックアップローラ102が最上位の原稿と接している給送状態にあるときに紙面検知センサ201からの出力信号をCPU401はチェックしている。そして、CPU401は、紙面検知センサ201からの出力信号に基づいて、ジョブ中リフトアップ動作を行う。ジョブ中リフトアップ動作は、原稿読取動作を実行中に原稿の給送によって原稿の積載量の減少に伴って原稿トレイ101を上昇させる動作であり、その流れは後述する。
そして、原稿の給送が行われるとピックアップローラ102を上昇させるようにピックアップモータ454をCPU401が制御する(S105)。CPU401は原稿有無検知センサ205からの出力に基づいて最終の原稿が給送されたかどうかを判断する(S107)。最終原稿が給送されたと判断した場合には(S107のY)、次のジョブに備えて原稿トレイ101を最下位置の待機位置まで下降させるようにCPU401はリフタモータ461を制御して下降動作を実行させる(S108)。ここでの原稿トレイ101を最下位置の待機位置まで下降させる動作は、既述のように下限検知センサ202からの出力に基づく動作である。
S107において最終原稿が給送されていないとCPU401が判断したら、ピックアップローラ102を下降させるようにピックアップモータをCPU401が制御し(S109)、S104に戻る。
[原稿トレイ上昇アルゴリズム]
原稿トレイ101の上昇に係るアルゴリズムを説明する。まず、図7のS103であるジョブ開始時初期化動作における原稿トレイ101のリフトアップ制御の流れを図8のフローチャートを用いて説明する。
ジョブ開始前は、原稿トレイ101は最下の待機位置にあり、下限検知センサ202はオンの状態である。初めにCPU401がピックアップローラ102を下降させるようにピックアップモータをCPU401が制御する(S701)。そして、紙面検知センサ201の検知を有効にする。この状態で紙面検知センサ201の入力をCPU401がチェックし、紙面検知センサ201からの信号がオン出力だった場合は(S702のY)、原稿満載状態と判断してCPU401が初期上昇動作を行わない。一方、紙面検知センサ201からの信号がオフの場合は、リフタモータ461を駆動して原稿トレイ101を上昇させる(S703)。そして、紙面検知センサ201からの信号がオンに変化したら(S704)、CPU401はリフタモータ461の駆動を停止して(S705)、JOB開始時初期化動作を終了する。つまり、最上位の原稿を給送位置へ移動させるために紙面検知センサ201からの信号をモニタしながら原稿トレイ101を上昇させる。
次に、図7のS105である原稿読取動作中における原稿トレイ101の上昇動作であるJOB中リフトアップ動作について図9のフローチャートを用いて説明する。
ピックアップローラ102が下降していて最上位の原稿と接している給送位置にあるときに、紙面検知センサ201からの出力信号をCPU401はチェックする。既述のように原稿を一枚送りだすごとにピックアップローラ102は上昇/下降を繰り返し、下方の給紙位置にピックアップローラ102が位置しているときに紙面検知センサ201からの出力信号状態をCPU401はチェックする。即ち、ピックアップローラ102が原稿を一枚送りだす毎に紙面検知センサ201からの出力信号をCPU401がチェックする。ここで、CPU401は以前のチェック結果をRAM402に記憶させている。
S801において、ピックアップローラ102が下降した状態で紙面検知センサ201の出力を読み取る。本実施形態では、RAM402に記憶された以前の紙面検知センサ201から信号と今回の紙面検知センサ201からの出力とによって、3回連続紙面検知センサ201の出力がオフとなったかどうかをCPU401が判断する(S801)。即ち、ピックアップローラ102が下降したタイミングで原稿3枚分連続して紙面検知センサ201からのオフ信号を受信して初めてCPU401は原稿の紙面が所定位置より下降したと判断する。これは、常に上下動するピックアップローラ102のチャタリングによる誤検知を防止するためである。
3回連続紙面検知センサ201の出力がオフとなることで、最上位の原稿が所定位置よりも下降したとCPU401が判断すると(S801のY)、CPU401は、現在の下限検知センサ202の出力をチェックする(S802)。
ここで下限検知センサ202がオンだった場合は(S802のY)、満載状態でジョブがスタートした後、最初の原稿トレイ101の上昇である。つまり、ジョブ開始時の初期化動作が実行されていない状態で原稿読取動作が開始されている。そこで下限検知センサ202からの信号がオンだった場合は、下限検知センサ202をモニタしながら原稿トレイ101を上昇させるようにリフタモータ461をCPU401が制御する(S803)。そして、下限検知センサ202からの信号がオフとなったところで(S805)、CPU401はリフタモータ461の駆動を停止させる(S806)。
ここで下限検知センサ202からの信号がオフに切り替わった状態では、最上位の原稿が給紙可能な高さまで上昇し、かつ次回のリフタモータ461の駆動開始時に原稿トレイ101が即時に移動する。なぜなら下限検知センサ202はリフタモータ461からの駆動を原稿トレイ101へ伝達する駆動伝達系における最終部材であるトレイ上下アーム204の位置を検知するものである。したがって、駆動伝達系におけるギア間のバックラッシが解消するとともに原稿トレイ101の下面とトレイ上下アーム204との相対位置も確定した状態で下限検知センサ202からのオフ信号を発生されるからである。
一方、S802において、下限検知センサ202からの信号オフの場合は(S802のN)、原稿トレイ101を上昇される初期上昇動作が済んでから原稿読取動作を実行した状態である。したがって、S802において、下限検知センサ202からの信号オフの場合は、紙面が給紙位置高さに達するまでの距離に相当する所定量だけリフタモータ461を駆動する(S804)。本実施形態では、S804で所定量だけリフタモータ461を駆動するにあたってリフタモータ461を所定ステップ(所定パルス)だけ動作させている。このようにリフタモータ461の駆動は所定ステップだけであり、紙面検知センサ201および下限検知センサ202からの信号はモニタせずにリフトアップ動作を実行する。そして、リフタモータ461の駆動を停止させてJOB中動作は終了する。
S804で所定量だけリフタモータ461を駆動させるのに所定ステップだけ駆動する形態を例示したが、所定時間だけリフタモータ461を駆動するように構成してもよい。
なお、上記の実施形態では、本発明でのセンサとしての下限検知センサ202がトレイ上下アーム204に形成されたフラグの位置を検知している。そして下限検知センサ202からの信号によって原稿トレイ101が下限位置にあることやリフタモータ461からの伝達機構による原稿トレイ101への駆動の伝達が保証されたことを確認する形態を例示した。しかしながら、本発明のセンサとして、原稿トレイ101自体に形成されたフラグ、若しくは、原稿トレイ101と接し原稿トレイ101の昇降に連動するフラグの位置を検知するセンサであってもよい。
本発明の実施形態に係る原稿読取装置におけるADFおよびリーダ部の断面図。 本発明の実施形態に係る原稿読取装置における原稿トレイの構成断面図。 本発明の実施形態に係る原稿読取装置における原稿トレイの開閉時背面断面図。 本発明の実施形態に係る原稿読取装置の制御ブロック図。 通常動作時における原稿トレイの動作の一例を示す図。 原稿満載時における原稿トレイの動作の一例を示す図。 ADFの動作制御の流れを示すフローチャート。 原稿トレイの上昇に係るジョブ開始時初期化の流れを示すフローチャート。 ジョブ中リフトアップ動作の流れを示すフローチャート。
符号の説明
100 ADF
101 原稿トレイ
S 原稿束
102 ピックアップローラ
454 ピックアップモータ
455 搬送系センサ
456 ピックアップセンサ
461 リフタモータ

Claims (11)

  1. 昇降可能な原稿積載部に積載された原稿を最上位から一枚づつ給送し、給送された原稿の画像を順次読み取る原稿読取動作を行う原稿読取装置において、
    前記原稿積載部に積載された原稿のうちの最上位の原稿が、給送可能な給送位置より上にあるか否かを判断する紙面判断部と、
    前記原稿積載部を昇降させる駆動力を発生するモータと、
    前記モータからの駆動力を前記原稿積載部へ伝達するための伝達機構と、
    前記原稿積載部が所定の位置よりも下にあるか否かを判断する原稿積載部判断部と、
    前記紙面判断部と前記原稿積載部判断部の判断に基づいて前記モータの動作を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記原稿読取動作の開始時前記紙面判断部が前記原稿積載部に積載された最上位の原稿が前記給送位置より上にあると判断し、かつ、前記原稿積載部判断部が前記原稿積載部が前記所定の位置よりも下にあると判断している場合に前記原稿積載部を上昇させずに前記原稿読取動作を開始するとともに、原稿が給送されたことにより前記紙面判断部が前記原稿積載部に積載された原稿が前記給送位置よりも上にあると判断しなくなった場合、前記原稿積載部判断部が前記原稿積載部が前記所定位置よりも下にあると判断しなくなるまで前記原稿積載部を上昇させることを特徴とする原稿読取装置。
  2. 前記制御部は、前記原稿読取動作の開始時に、前記紙面判断部が前記原稿積載部に積載された最上位の原稿が前記給送位置より上にあると判断し、かつ、前記原稿積載部判断部が前記原稿積載部が前記所定の位置よりも下にあると判断している場合には、前記原稿積載部を上昇させずに前記原稿読取動作を開始するとともに、原稿が給送されたことにより前記紙面判断部が前記原稿積載部に積載された原稿が前記給送位置よりも上にあると判断しなくなった場合、前記原稿積載部判断部が前記原稿積載部が前記所定の位置よりも下にあると判断しなくなるまで前記原稿積載部を上昇させた後、前記原稿積載部の上昇停止させることを特徴とする請求項1に記載の原稿読取装置。
  3. 前記給送位置にある原稿を給送する給送ローラと、
    前記給送ローラを保持し、前記給送ローラを前記給送位置にある原稿と当接する当接位置と前記給送位置にある原稿から退避した退避位置との間を移動させる移動部を有し、
    前記制御部は前記給送ローラと前記移動部の動作を制御することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の原稿読取装置。
  4. 前記移動部は、前記給送ローラが原稿を一枚給送するごとに、前記給送ローラを前記給送位置から前記退避位置に移動させることを特徴とする請求項3に記載の原稿読取装置。
  5. 前記移動部は、前記給送ローラを保持するローラ保持アームを有し、
    前記紙面判断部は、前記ローラ保持アームが所定の位置よりも上にあることを検知するローラ保持アーム検知部を有し、前記ローラ保持アーム検知部が前記ローラ保持部アームが前記所定の位置よりも上にあることを検知した場合には、前記前記原稿積載部に積載された原稿のうちの最上位の原稿が、前記給送位置より上にあると判断することを特徴とする請求項3または請求項4に記載の原稿読取装置。
  6. 前記伝達機構は、前記原稿積載部を昇降させるための原稿積載部アームを有し、
    前記原稿積載部判断部は、前記原稿積載部アームが所定の位置よりも下にあることを検知する原稿積載部アーム検知部を有し、前記原稿積載部アーム検知部が前記原稿積載部アームが前記所定の位置よりも下にあることを検知した場合には、前記前記原稿積載部が前記所定の位置よりも下にあると判断することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の原稿読取装置。
  7. 前記制御部は、原稿の給送が終了した後に前記原稿積載部を下降させ、前記原稿積載部判断部の判断に基づいて、前記原稿積載部の下降を停止させることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の原稿読取装置。
  8. 前記制御部は、前記紙面判断部が前記原稿積載部に積載された最上位の原稿が前記給送位置より上にあると判断し、かつ、前記原稿積載部判断部が前記所定の位置よりも下にあると判断していない場合に、原稿が給送されたことにより前記紙面判断部が前記原稿積載部に積載された原稿が前記給送位置よりも上にあると判断しなくなった場合、前記原稿積載部を所定の量だけ上昇させることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の原稿読取装置。
  9. 前記制御部は、前記原稿読取動作の開始時に、前記紙面判断部が前記原稿積載部に積載された最上位の原稿が前記給送位置より下にあると判断した場合には、前記紙面判断部により前記最上位の原稿が前記給送位置よりも上にあると判断されるまで前記原稿積載部を上昇させることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の原稿読取装置。
  10. 前記紙面判断部は、前記ローラ保持アーム検知部が前記所定の位置よりも上にはないことを複数回連続で検知した場合には、前記原稿積載部に積載された最上位の原稿が前記給送位置よりも上にはないと判断し、前記制御部は、前記原稿積載部を前記所定の量だけ上昇させることを特徴とする請求項8または9に記載の原稿読取装置。
  11. 前記制御部は、読み取り開始信号を受信したことに応じて、前記原稿読取動作を開始する請求項1乃至10のいずれか1項に記載の原稿読取装置。
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