JP7508762B2 - 画像読取装置 - Google Patents
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Description
本発明は画像読取装置に関する。
特許文献1に従来の画像読取装置の一例である原稿搬送装置が開示されている。この原稿搬送装置は、複合機の一部を構成しており、原稿搬送制御部に制御されて、原稿セットトレイに支持された原稿をピックアップローラ及び原稿搬送路等によって読取位置に搬送し、その原稿の画像を画像読取部に読み取らせるようになっている。
原稿セットトレイは、リフト板(本発明の「可動板」に相当)を含んでいる。リフト板は、原稿セットトレイに支持される原稿の積載枚数に応じて上下方向に移動するように構成されている。ピックアップローラは、上下方向に移動可能である。リフト板は、予め定められた待機位置から上昇し、原稿セットトレイに支持された原稿を予め定められた給送位置(本発明の「給送可能位置」に相当)まで持ち上げるようになっている。
さらに、この原稿搬送装置は、上限検知センサ(本発明の「第2センサ」に相当)を備えている。上限検知センサは、ピックアップローラと共に持ち上げられる検知片を検知することにより、原稿セットトレイに支持された原稿が給送位置にあるか否かを検知する。
原稿搬送制御部は、上限検知センサの検知結果に基づいて、少なくともリフト板を制御する。また、原稿搬送制御部は、記憶部に記憶された枚数超過判断の判断基準となる閾値量に対して、リフト板が待機位置から上昇して上限検知センサが検知片を検知するまでの移動量が小さい場合、原稿セットトレイに支持された原稿が満載であると判断するようになっている。
しかし、上記の原稿搬送装置では、原稿セットトレイに支持された原稿が満載であるか否かを判断するためにリフト板を上昇させる動作が必須であることから、その判断の所要時間を短縮することが難しいという問題がある。
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、供給トレイに支持されたシートが満載であるか否かを判断するための所要時間を短縮できる画像読取装置を提供することを目的とする。
本発明の画像読取装置は、供給されるシートを支持するための供給トレイであって、前記供給トレイに支持されるシートの積載枚数に応じて上下方向に移動するように構成された可動板を含む前記供給トレイと、
前記供給トレイから搬送されるシートを案内する搬送ガイドと、
上下方向に移動可能に設けられ、前記供給トレイに支持されたシートを前記搬送ガイドに沿って給送する給送ローラと、
前記搬送ガイドに沿って搬送されるシートの画像を読み取るための読取センサと、
を備えた画像読取装置であって、
前記可動板は、原点位置と、前記原点位置よりも上方の位置であって前記供給トレイに支持された最上位のシートと前記給送ローラとの位置関係を所定の範囲内に維持する給送可能位置と、の間で移動可能であり、
前記可動板が前記原点位置にあるか否かを検知する第1センサと、
前記可動板が前記給送可能位置にあるか否かを検知する第2センサと、
前記第1センサ及び前記第2センサの検知結果に基づいて、少なくとも前記可動板を制御する制御部と、
をさらに備え、
前記制御部は、前記可動板が前記原点位置にあることを前記第1センサが検知する状態において、前記可動板が前記給送可能位置にあることを前記第2センサが検知したときに、前記供給トレイに支持されたシートが満載であると判断するように構成されていることを特徴とする。
前記供給トレイから搬送されるシートを案内する搬送ガイドと、
上下方向に移動可能に設けられ、前記供給トレイに支持されたシートを前記搬送ガイドに沿って給送する給送ローラと、
前記搬送ガイドに沿って搬送されるシートの画像を読み取るための読取センサと、
を備えた画像読取装置であって、
前記可動板は、原点位置と、前記原点位置よりも上方の位置であって前記供給トレイに支持された最上位のシートと前記給送ローラとの位置関係を所定の範囲内に維持する給送可能位置と、の間で移動可能であり、
前記可動板が前記原点位置にあるか否かを検知する第1センサと、
前記可動板が前記給送可能位置にあるか否かを検知する第2センサと、
前記第1センサ及び前記第2センサの検知結果に基づいて、少なくとも前記可動板を制御する制御部と、
をさらに備え、
前記制御部は、前記可動板が前記原点位置にあることを前記第1センサが検知する状態において、前記可動板が前記給送可能位置にあることを前記第2センサが検知したときに、前記供給トレイに支持されたシートが満載であると判断するように構成されていることを特徴とする。
本発明の画像読取装置では、2つのセンサ、すなわち第1センサ及び第2センサによって、可動板を上向きに移動させる動作を省いて、供給トレイに支持されたシートが満載であるか否かを判断する。
したがって、本発明の画像読取装置では、供給トレイに支持されたシートが満載であるか否かを判断するための所要時間を短縮できる。
以下、本発明を具体化した実施例について図面を参照しつつ説明する。
(実施例)
図1に示すように、実施例の画像読取装置1は、本発明の画像読取装置の具体的態様の一例である。図1では、操作パネル8Pが配置される側を装置の前方と規定し、操作パネル8Pに向かった場合に左に来る側を左方と規定して、前後、左右及び上下の各方向を表示する。そして、図3以降の各図に示す各方向は、全て図1に示す各方向に対応させて表示する。以下、図1等に基づいて、画像読取装置1が備える各構成要素について説明する。
図1に示すように、実施例の画像読取装置1は、本発明の画像読取装置の具体的態様の一例である。図1では、操作パネル8Pが配置される側を装置の前方と規定し、操作パネル8Pに向かった場合に左に来る側を左方と規定して、前後、左右及び上下の各方向を表示する。そして、図3以降の各図に示す各方向は、全て図1に示す各方向に対応させて表示する。以下、図1等に基づいて、画像読取装置1が備える各構成要素について説明する。
<全体構成>
図1~図3に示すように、画像読取装置1は、本体部8及び開閉部9を備えている。本体部8は、扁平な略箱状体である。図1に示すように、本体部8の前面には、タッチパネル等である操作パネル8Pが設けられている。本体部8内の下部分には、画像形成ユニット5が収容されている。画像形成ユニット5は、インクジェット方式又はレーザ方式等によりシートに画像を形成する。
図1~図3に示すように、画像読取装置1は、本体部8及び開閉部9を備えている。本体部8は、扁平な略箱状体である。図1に示すように、本体部8の前面には、タッチパネル等である操作パネル8Pが設けられている。本体部8内の下部分には、画像形成ユニット5が収容されている。画像形成ユニット5は、インクジェット方式又はレーザ方式等によりシートに画像を形成する。
図3に示すように、本体部8内の上部分には、読取ユニット3が設けられている。読取ユニット3は、原稿の画像を読み取る際に使用される。
開閉部9には、供給トレイ91、排出トレイ96及び自動搬送機構4が設けられている。供給トレイ91及び排出トレイ96は、開閉部9の右部分に設けられている。図4~図6に示すように、供給トレイ91は、供給されるシートSHを支持する。自動搬送機構4は、供給トレイ91に対してシートSHの搬送方向D1の下流側に設けられた搬送ガイド30を含んでいる。搬送ガイド30に案内されて搬送されるシートSHの搬送方向D1は、供給トレイ91から左向きに進み、開閉部9の左端部側で下向きにUターンし、排出トレイ96まで右向きに進む方向である。
自動搬送機構4は、供給トレイ91に支持されたシートSHを搬送ガイド30に沿って搬送方向D1に順次搬送し、排出トレイ96に排出しながら、その搬送途中のシートSHの画像を読取ユニット3に読み取らせる際に使用される。
図2に示すように、本体部8内には、制御部7が収容されている。制御部7は、CPU、ROM、RAMを主とするマイクロコンピュータとして構成されている。ROMには、CPUが画像読取装置1の各種動作を制御するためのプログラム等が格納されている。RAMは、CPUが上記プログラムを実行する際に用いるデータや信号を一時的に記録する記憶領域、又はデータ処理の作業領域として使用される。制御部7は、画像形成ユニット5、読取ユニット3、自動搬送機構4及び操作パネル8P等を制御する。
図3に示すように、本体部8の上面にはプラテンガラスが配設され、そのプラテンガラスの上面によって大面積の原稿支持面8Aが形成されている。また、本体部8の上面における原稿支持面8Aよりも左方には別のプラテンガラスが配設され、その別のプラテンガラスの上面によって、前後方向に細長い読取面8Bが形成されている。
原稿支持面8Aは、静止した状態の原稿の画像を読取ユニット3が読み取る際に、その原稿を下から支持する。読取対象の原稿には、用紙、OHPシート等であるシートの他、書籍等が含まれる。
読取面8Bは、自動搬送機構4によって1枚ずつ搬送されるシートSHの画像を読取ユニット3が読み取る際に、その搬送されるシートSHに下から接触する。本体部8の上面における原稿支持面8Aと読取面8Bとの間には、ガイド凸部8Hが設けられている。ガイド凸部8Hは、読取面8Bに接触しながら搬送されるシートSHをすくい上げて右向きに上り傾斜するように案内する。
なお、本実施例においては、原稿支持面8Aを使用して画像が読み取られる対象を原稿と記載し、自動搬送機構4により搬送しながら画像が読み取られる対象をシートと記載する。原稿とシートとは、実質的に同じものであってもよい。
図1に示すように、開閉部9は、本体部8の後端部に配設された図示しないヒンジによって、左右方向に延びる開閉軸心X9周りに揺動可能に支持されている。図3に示すように、開閉部9は、閉じた状態では原稿支持面8A及び読取面8Bを上方から覆っている。図示は省略するが、開閉部9は、その前端部が上方かつ後方に変位するように開閉軸心X9周りに揺動することにより、原稿支持面8A及び読取面8Bを露出させる開放位置に変位する。これにより、ユーザは、読取対象の原稿を原稿支持面8Aに支持させることができる。
なお、開閉部9の構成や内部構造等について説明する際には、上下方向及び前後方向について、閉じた状態の開閉部9の姿勢を基準とする。
読取ユニット3は、図2及び図3に示すように本体部8内の上部分に収容された読取センサ3Sと、図2に示す走査機構駆動源3Mと、走査機構駆動源3Mに駆動される図示しない走査機構とを有している。読取センサ3Sとしては、CIS(Contact Image Sensor)やCCD(Charge Coupled Device)等の周知の画像読取センサが使用される。
図3に示すように、読取センサ3Sは、原稿支持面8A及び読取面8Bの下方に位置している。図示しない走査機構は、原稿支持面8Aに支持される原稿の画像を読み取る際に走査機構駆動源3Mによって駆動され、読取センサ3Sを本体部8内における原稿支持面8Aの下方で左右方向に往復動させる。また、図示しない走査機構は、自動搬送機構4によって搬送されるシートSHの画像を読取センサ3Sが読み取る際に走査機構駆動源3Mによって駆動され、読取センサ3Sを本体部8内における読取面8Bの下で停止させる。読取センサ3Sが読取面8Bの下で停止する位置は、予め定められた静止読取位置である。
<ベース部材、第1シュート部材、第2シュート部材及びカバー部材の構成>
開閉部9は、ベース部材39、第1シュート部材35、第2シュート部材37及びカバー部材38を備えている。第2シュート部材37は、本発明の「第1センサを保持する内部フレーム」の一例である。
開閉部9は、ベース部材39、第1シュート部材35、第2シュート部材37及びカバー部材38を備えている。第2シュート部材37は、本発明の「第1センサを保持する内部フレーム」の一例である。
ベース部材39は、開閉部9の底壁を形成している。ベース部材39の右部分には、排出トレイ96が形成されている。また、ベース部材39の左部分には、読取面8B及びガイド凸部8Hに対向する領域が略矩形状に切り欠かれてなる矩形穴39Hが形成されている。
ベース部材39における矩形穴39Hよりも左方に位置する部分には、搬送面39G1が形成されている。搬送面39G1の左端部は、下向きから向きを変えて右向きに下り傾斜するように湾曲している。そして、搬送面39G1は、矩形穴39Hの左端縁まで下り傾斜している。
ベース部材39における矩形穴39Hよりも右方に位置する部分には、搬送面39G2が形成されている。搬送面39G2は、ガイド凸部8Hに隣接する位置から右向きに上り傾斜している。
第2シュート部材37は、ベース部材39の左部分の上方に配設されている。第2シュート部材37には、押圧部材保持部37F及び案内面37G1、37G2が形成されている。
押圧部材保持部37Fは、読取面8Bに対向する位置で上向きに凹む凹部である。押圧部材保持部37Fには、押圧部材37Pが上下方向に変位可能に保持されている。押圧部材37Pは、読取面8Bに接触しながら搬送されるシートSHを上から押圧して、そのシートSHが読取面8Bから浮き上がることを抑制する。
案内面37G1は、押圧部材保持部37Fよりも左方に位置している。案内面37G1の左端部は、ベース部材39の搬送面39G1の左端部に沿って湾曲している。そして、案内面37G1は、ベース部材39の搬送面39G1の下り傾斜する部分に沿って、右向きに下り傾斜している。
案内面37G2は、押圧部材保持部37Fよりも右方に位置している。案内面37G2は、本体部8のガイド凸部8Hと、ベース部材39の搬送面39G2とに沿って右向きに上り傾斜している。
第1シュート部材35は、第2シュート部材37の上方に配設されている。図3及び図7に示すように、第1シュート部材35には、搬送面36及び規制面60が形成されている。
搬送面36は、供給トレイ91に対して搬送方向D1の下流側に位置して左向きに緩やかに上り傾斜するように延びている。搬送面36における搬送方向D1の上流側の端部、すなわち右端部を搬送端部36Eとする。搬送面36の幅方向は、前後方向である。搬送面36の左端部は、左向きから下向きに向きを変えるように湾曲している。
図3及び図8に示すように、規制面60は、搬送面36の搬送端部36Eから搬送方向D1と交差するように下向きに延びており、供給トレイ91に支持されるシートSHの先端縁に当接可能である。規制面60の下端60Eは、搬送面36の搬送端部36Eよりも下方かつ右方に位置している。
図3に示すように、カバー部材38は、第1シュート部材35の上方に配設されている。カバー部材38には、下向きに突出する複数のリブ38Rの下端縁からなる案内面38Gが形成されている。案内面38Gの右端部は、第1シュート部材35における搬送面36の搬送端部36Eよりも左方にずれた位置で搬送面36に上から対向している。案内面38Gは、第1シュート部材35の搬送面36に沿って左向きに緩やかに上り傾斜するように延びている。案内面38Gの左端部は、第1シュート部材35の搬送面36の左端部に沿って湾曲している。
第1シュート部材35の搬送面36及び規制面60と、カバー部材38の案内面38Gと、ベース部材39の搬送面39G1、39G2と、第2シュート部材27の案内面37G1、37G2とによって、搬送ガイド30が構成されている。
搬送面36、39G1、39G2及び案内面38G、37G1、37G2は、搬送方向D1に沿って延びており、供給トレイ91から排出トレイ96に向けてシートSHを搬送するための搬送経路を規定している。
<供給トレイの構成>
図1及び図3に示すように、供給トレイ91は、排出トレイ96よりも上方の位置で、排出トレイ96に重なるように設けられている。
図1及び図3に示すように、供給トレイ91は、排出トレイ96よりも上方の位置で、排出トレイ96に重なるように設けられている。
供給トレイ91は、供給トレイ本体92及び可動板50を有している。供給トレイ本体92は、開閉部9の右端部側から左向きに緩やかに下り傾斜している。可動板50は、供給トレイ本体92の左端部に隣接するように配置されている。可動板50は、第1シュート部材35の規制面60に向かって略平板状に延びている。
可動板50の左部分は、カバー部材38の右部分に上から覆われている。図4~図6に示すように、供給トレイ91は、供給トレイ本体92及び可動板50によって、自動搬送機構4に供給されるシートSHを支持する。
図7に示すように、開閉部9は、サイドフレーム95A、95Bを有している。前方のサイドフレーム95Aは、開閉部9の前端部側に位置している。後方のサイドフレーム95Bは、開閉部9の後端部側に位置している。可動板50は、前後方向に延びる回動軸心X50周りに回動可能にサイドフレーム95A、95Bに支持されている。
図3及び図7に示すように、可動板50における搬送方向D1の下流側に位置する先端縁50Eは、規制面60に対向している。
図3及び図8に示すように、第1シュート部材35の下側には、フレーム部材65が配置されている。フレーム部材65は、規制面60の下端60Eに下から隣接する状態で、前後方向及び左右方向に略平板状に延びている。
フレーム部材65には、複数のストッパ69が形成されている。各ストッパ69は、フレーム部材65の上面から上向きに突出し、かつ左右方向に延びるリブである。各ストッパ69は、規制面60の下端60Eに右から隣接しており、前後方向に並んでいる。各ストッパ69の上面は、面一である。
図3及び図4に示すように、フレーム部材65のストッパ69が可動板50の先端縁50Eに下から当接することにより、可動板50は、原点位置に当て止められる。可動板50が原点位置にある状態で、可動板50の先端縁50Eは、規制面60の下端60E側と対向している。
図6に示すように、可動板50が上向きに揺動すると、可動板50の先端縁50Eは、搬送面36の搬送端部36E側と対向する。つまり、可動板50の先端縁50Eは、可動板50の回動にかかわらず、規制面60に対向する状態が維持される。
図1、図3及び図7に示すように、可動板50上には、2つの幅規制ガイド59A、59Bがそれぞれ前後方向にスライド可能に設けられている。前方の幅規制ガイド59Aと後方の幅規制ガイド59Bとが互いに接近又は離間することにより、供給トレイ91に支持されるサイズの異なる複数種類のシートSHを前後から挟む。これにより、様々なサイズのシートSHを供給トレイ91における幅方向の中央部を基準として位置決めできる。
図2及び図3に示すように、可動板50には、第3センサS3が設けられている。第3センサS3は、供給トレイ91に支持されるシートSHが有ることを検知したときに、ON信号を検知信号として制御部7に伝達する。その一方、第3センサS3は、供給トレイ91に支持されるシートSHが無いことを検知したときに、OFF信号を検知信号として制御部7に伝達する。
<アーム、第2駆動源及び駆動列の構成>
自動搬送機構4は、図3~図6及び図8~図10に示すアーム70と、図2、図7及び図8に示す第2駆動源M2と、図7及び図8に示す駆動列80とを有している。
自動搬送機構4は、図3~図6及び図8~図10に示すアーム70と、図2、図7及び図8に示す第2駆動源M2と、図7及び図8に示す駆動列80とを有している。
図3及び図8に示すように、アーム70は、可動板50の下面側に配置されている。図9に示すように、アーム70は樹脂製の一体成形品であり、回動軸73、延出部74、当接部71及び被検知部72を有している。
回動軸73は、前後方向に延びる回動軸心X70を中心とする円柱軸である。延出部74は、回動軸73から回動軸心X70の径外方向に突出し、かつ回動軸心X70に沿って前後方向に略平板状に延びている。
当接部71は、延出部74の先端から上向きに突出し、かつ回動軸心X70に沿って前後方向に延びる断面略半円形状のリブである。被検知部72は、延出部74の先端における当接部71よりも下方の部位に接続し、当接部71よりも回動軸心X70の径外方向に突出している。被検知部72の幅方向の長さW72は、後述する第1センサS1のアクチュエータS1Aに当接可能な大きさであればよいので、当接部71の幅方向の長さW71よりも大幅に小さく設定されている。
図8に示すように、回動軸73が規制面60の下端60Eから右方に離れた位置でフレーム部材65に支持されることにより、アーム70は、回動軸心X70周りに回動可能となっている。
フレーム部材65には、アーム70の延出部74及び当接部71に干渉しないように凹む逃げ部65Aが形成されている。延出部74及び当接部71は、回動軸73に対して左方に位置して、逃げ部65A内に進入している。
逃げ部65Aにおける被検知部72に対応する位置には、切り欠き部65Bが形成されている。被検知部72は、当接部71よりも左方に突出して切り欠き部65B内に進入している。
第2駆動源M2及び駆動列80は、前方のサイドフレーム95Aに組み付けられている。第2駆動源M2は、制御部7に制御されて正転又は逆転し、駆動力を発生する。本実施例では、第2駆動源M2は直流モータであり、給電が止まると第2駆動源M2の駆動軸に保持力が作用しなくなる。
駆動列80は、ウォームギヤ81、ウォームホイールギヤ82、ギヤ群83及び平歯ギヤ84を有している。
ウォームギヤ81は、第2駆動源M2の駆動軸に一体回転可能に固定されている。ウォームホイールギヤ82は、ウォームギヤ81と噛み合っている。平歯ギヤ84は、アーム70の回動軸73の前端に一体回転可能に固定されている。ギヤ群83の一端側はウォームホイールギヤ82と噛み合い、ギヤ群83の他端側は平歯ギヤ84と噛み合っている。
駆動列80及びアーム70は、以下のようにして、第2駆動源M2からの駆動力を可動板50に伝達し、可動板50を上下方向に移動させる。
図3及び図4に示すアーム70の位置は、下限位置である。アーム70は、下限位置において、原点位置にある可動板50から下方に離れている。また、アーム70が下限位置にある状態で、被検知部72は、ストッパ69よりも下方に位置している。
第2駆動源M2が正転してその駆動力が駆動列80によってアーム70に伝達されることにより、アーム70が上向きに回動する。そして、図5及び図6に示すように、アーム70の当接部71が可動板50の先端縁50Eと回動軸心X70との間で可動板50に当接することにより、アーム70が可動板5を押し上げる。これにより、可動板50は、図3及び図4に示す位置から回動軸心X50周りに回動し、図5、図6の順に示すように上向きに移動する。図5及び図6に示す可動板50の位置は、後述する給送可能位置である。
その一方、第2駆動源M2が逆転してその駆動力が駆動列80によってアーム70に伝達されることにより、アーム70が下向きに回動し、可動板5がアーム70に追従する。これにより、可動板50は、図6に示す位置から回動軸心X50周りに下向きに回動し、図5に示す位置を経由して図3及び図4に示す原点位置まで移動する。
制御部7に制御されて第2駆動源M2が停止し、第2駆動源M2の駆動軸に保持力が作用しなくなると、可動板50の自重がアーム70、平歯ギヤ84、ギヤ群83を経由してウォームギヤ81及びウォームホイールギヤ82に伝達され、ウォームギヤ81及びウォームホイールギヤ82がセルフロックする。これにより、可動板50が落下することなくその位置に維持される。
<第1センサの構成、及び可動板が原点位置にあるか否かの判断の仕方>
図3に示すように、フレーム部材65と第2シュート部材37との間には、可動板50が原点位置にあるか否かを検知するための第1センサS1が配置されている。第1センサS1はマイクロスイッチであり、図示しない複数の内部接点が収容されたスイッチ本体S1Bと、アクチュエータS1Aと、複数の端子S1Cとを有している。
図3に示すように、フレーム部材65と第2シュート部材37との間には、可動板50が原点位置にあるか否かを検知するための第1センサS1が配置されている。第1センサS1はマイクロスイッチであり、図示しない複数の内部接点が収容されたスイッチ本体S1Bと、アクチュエータS1Aと、複数の端子S1Cとを有している。
スイッチ本体S1Bは、第2シュート部材37から上向きに突出するスイッチ保持部37Sに保持されている。この状態で、アクチュエータS1Aは、スイッチ本体S1Bの上面から回動軸心X70に向かって右向きに上り傾斜するように延びている。複数の端子S1Cは、スイッチ本体S1Bの各内部接点に接続しているとともに、スイッチ本体S1Bの下面から前後方向に並びながら下向きに突出している。各端子S1Cは、ワイヤハーネスW1のコネクタと嵌合することにより、制御部7に接続されている。
アクチュエータS1Aの先端側は、フレーム部材65の切り欠き部65Bを通過して、アーム70の被検知部72に接近するように突出している。
図3、図4及び図10に示すように、アクチュエータS1Aは、下限位置に到達したアーム70の被検知部72に当接して押し下げられることで各内部接点を接続する。この状態では、第1センサS1は、ON信号を検知信号として制御部7に伝達する。制御部7は、第1センサS1のON信号を受信したときに、可動板50が原点位置にあると判断する。
図5及び図6に示すように、アーム70が下限位置から上向きに回動して、被検知部72がアクチュエータS1Aから上方に離間することにより、アクチュエータS1Aは、上向きに移動して各内部接点を遮断する。この状態では、第1センサS1は、OFF信号を検知信号として制御部7に伝達する。制御部7は、第1センサS1のOFF信号を受信したときに、可動板50が原点位置にないと判断する。
つまり、第1センサS1は、アーム70が下限位置にあるか否かを検知することにより、可動板50が原点位置にあるか否かを検知する。
実際には、アーム70が下限位置から上向きに回動しても、当接部71が可動板50に当接するまでは可動板50が原点位置にある。しかしながら、制御部7は、アクチュエータS1A及び内部接点等の誤差の影響を抑制するため、第1センサS1のOFF信号を受信したときに、実際には可動板50がまだ原点位置にあっても可動板50が原点位置にないと判断し、他の判断との整合性をとることで不具合がないようにしている。
<給送ローラ、分離ローラ及び分離パッド等の構成>
図3に示すように、自動搬送機構4は、供給トレイ91に支持されるシートSHを搬送ガイド30に沿って給送するための給送ローラ41、分離ローラ42及び分離パッド42Aを有している。
図3に示すように、自動搬送機構4は、供給トレイ91に支持されるシートSHを搬送ガイド30に沿って給送するための給送ローラ41、分離ローラ42及び分離パッド42Aを有している。
また、図2に示すように、自動搬送機構4は、駆動力を発生する第1駆動源M1と、第1駆動源M1からの駆動力を給送ローラ41及び分離ローラ42に伝達する図示しない駆動力伝達部とを有している。
図3に示すように、分離ローラ42は、第1シュート部材35における搬送面36の搬送端部36Eよりも搬送方向D1の下流側、かつ搬送面36の上方に配置されている。分離ローラ42の回転軸42Sには、ホルダ42Fが回動可能に支持されている。ホルダ42Fは、回転軸42Sから離間して搬送面36の搬送端部36Eを越えるように右方に突出している。
給送ローラ41は、ホルダ42Fの右端部に回転可能に保持されている。給送ローラ41は、可動板50に上から対向する位置に設けられている。回転軸42Sと、ホルダ42F内に設けられた図示しない伝達ギヤ群とは、第1駆動源M1からの駆動力を給送ローラ41に伝達して、供給トレイ91に支持された最上位のシートSHを搬送ガイド30の搬送面36に向けて給送する方向に給送ローラ41を回転させる。給送ローラ41は、ホルダ42Fの回動に伴って上下方向に移動可能である。
分離パッド42Aは、分離ローラ42の真下の位置で、搬送面36から露出するように第1シュート部材35に支持されている。分離パッド42Aは、分離ローラ42に向けて押圧されている。
分離ローラ42は、分離ローラ42と分離パッド42Aとのニップ位置に到達したシートSHに対して搬送方向D1の下流側に向かう搬送力を付与する。分離パッド42Aは、ニップ位置に到達したシートSHが複数枚であれば、分離ローラ42に接触するシートSH以外のシートSHに対し、そのシートSHの搬送を止める力を付与する。
<第2センサの構成、及び可動板の給送可能位置にあるか否かの判断の仕方>
図3に示すように、ホルダ42Fの右端部の上方には、可動板50が給送可能位置にあるか否かを検知するための第2センサS2が配置されている。本実施例では、第2センサS2はフォトインタラプタであり、発光部から受光部に至る光路S2Pの開放又は遮断に対応する検知信号を出力する。図2に示すように、第2センサS2は、制御部7に接続されている。なお、第2センサS2を第1センサS1と同様のマイクロスイッチとすることもできる。
図3に示すように、ホルダ42Fの右端部の上方には、可動板50が給送可能位置にあるか否かを検知するための第2センサS2が配置されている。本実施例では、第2センサS2はフォトインタラプタであり、発光部から受光部に至る光路S2Pの開放又は遮断に対応する検知信号を出力する。図2に示すように、第2センサS2は、制御部7に接続されている。なお、第2センサS2を第1センサS1と同様のマイクロスイッチとすることもできる。
図3~図6に示すように、ホルダ42Fの右端部の上面には、被検知部42Pが上向きに突出するように設けられている。図5、図6及び図10に示すホルダ42Fの位置は、上限位置である。ホルダ42Fが上限位置にある状態では、被検知部42Pが光路S2Pを遮断する。
図3に示すように可動板50が原点位置にあって供給トレイ91にシートSHが無い状態、又は図4に示すように可動板50が原点位置にあって供給トレイ91に最大積載枚数よりも少ないシートSHが支持された状態、すなわちシートSHが満載でない状態では、給送ローラ41の下端が搬送面36の搬送端部36Eよりもある程度低い位置にあり、被検知部42Pが光路S2Pを開放している。この状態では、第2センサS2は、OFF信号を検知信号として制御部7に伝達する。
後述する図11及び図12のプログラムの実行中において、制御部7が第2駆動源M2を正転させて、図5及び図6に示すように、シートを支持する供給トレイ91の可動板50を原点位置から上向きに移動させると、供給トレイ91に支持された最上位のシートSHに当接する給送ローラ41がホルダ42Fと共に押し上げられる。そして、被検知部42Pが光路S2Pを遮断し、第2センサS2がON信号を検知信号として制御部7に伝達する。制御部7は、第2センサS2のON信号を受信したときに、少し間を空けてから第2駆動源M2を停止させることで、可動板50を図5及び図6に例示する給送可能位置に位置させる。
つまり、給送可能位置は、ピンポイントの位置ではなく、所定の範囲内で変化する位置であり、供給トレイ91に支持されるシートSHの積載枚数の多少によっても変化する位置である。
こうして、可動板50は、図3及び図4に示す原点位置と、図5及び図6に例示する給送可能位置と、の間で移動可能となっている。
可動板50が図5及び図6に例示する給送可能位置にある状態では、供給トレイ91に支持された最上位のシートSHと、搬送面36の搬送端部36Eとの高低差がその最上位のシートSHを搬送面36に向けて引っ掛かりなく給送可能な適正範囲内にある。このため、給送ローラ41は、その最上位のシートSHを分離ローラ42と分離パッド42Aとの間に向けて、好適に送り出すことができる。
後述する図11及び図12のプログラムの実行中において、制御部7は、可動板50を原点位置から上向きに移動させてから、第2センサS2のOFF信号を受信したときに可動板50が給送可能位置にないと判断し、第2センサS2のON信号を受信したときに可動板50が給送可能位置にあると判断する。
つまり、第2センサS2は、ホルダ42Fが上限位置にあるか否かを検知することにより、可動板50が給送可能位置にあるか否かを検知する。
また、後述する図11及び図12のプログラムの実行中において、制御部7は、可動板50が原点位置にある状態で、第2センサS2のON信号を受信したときに供給トレイ91に支持されたシートSHが満載であると判断し、第2センサS2のOFF信号を受信したときに供給トレイ91に支持されたシートSHが満載でないと判断する。
図10に示す例では、可動板50が原点位置にあり、供給トレイ91に支持されたシートSHが満載である。ホルダ43Fの被検知部42Pと第2センサS2の光路S2Pとの位置関係は、供給トレイ91に支持されたシートSHが満載の状態で被検知部42Pが光路S2Pを遮断するように設定されている。これにより、第2センサS2がON信号を制御部7に伝達する。
図4に示す例では、可動板50が原点位置にあり、供給トレイ91に支持されたシートSHが満載ではないので、第2センサS2がOFF信号を制御部7に伝達する。
つまり、第1センサS1及び第2センサS2は、供給トレイ91に支持されたシートSHの満載検知を兼ねている。
<第1、2搬送ローラ及び排出ローラ等の構成>
図3に示すように、自動搬送機構4は、分離ローラ42及び分離パッド42Aによって1枚ずつに分離されたシートSHを搬送ガイド30に沿って搬送するための第1搬送ローラ43、第1ピンチローラ43P、第2搬送ローラ44、第2ピンチローラ44P、排出ローラ47及び排出ピンチローラ47Pを有している。
図3に示すように、自動搬送機構4は、分離ローラ42及び分離パッド42Aによって1枚ずつに分離されたシートSHを搬送ガイド30に沿って搬送するための第1搬送ローラ43、第1ピンチローラ43P、第2搬送ローラ44、第2ピンチローラ44P、排出ローラ47及び排出ピンチローラ47Pを有している。
第1駆動源M1からの駆動力は、上述した図示しない駆動力伝達部により、第1搬送ローラ43、第2搬送ローラ44及び排出ローラ47にも伝達される。
第1搬送ローラ43は、第1シュート部材35の搬送面36における搬送方向D1の中間部に支持されている。第1ピンチローラ43Pは、カバー部材38の案内面38G側に支持され、第1搬送ローラ43に向けて押圧されている。第1搬送ローラ43は、分離ローラ42及び分離パッド42Aによって1枚ずつに分離されたシートSHを第1ピンチローラ43Pと共にニップし、第2搬送ローラ44及び第2ピンチローラ44Pに向けて、そのシートSHを搬送する。
第2搬送ローラ44は、第2シュート部材37の案内面37G1における搬送方向D1の中間部に支持されている。第2ピンチローラ44Pは、ベース部材39の搬送面39G1側に支持され、第2搬送ローラ44に向けて押圧されている。第2搬送ローラ42は、第1搬送ローラ43及び第1ピンチローラ43Pによって搬送されるシートSHを第2ピンチローラ44Pと共にニップし、読取面8Bに向けて、すなわち、静止読取位置に停止する読取センサ3Sに向けて、そのシートSHを搬送する。
排出ローラ47は、第2シュート部材37の案内面37G2の右端部に支持されている。排出ピンチローラ47Pは、ベース部材39の搬送面39G2の右端部に支持され、排出ローラ47に向けて押圧されている。排出ローラ47は、読取面8B上を通過して搬送面39G2及び案内面37G2によって案内されるシートSHを排出ピンチローラ47Pと共にニップして、排出トレイ96に向けて排出する。
<画像読取動作>
この画像読取装置1では、原稿支持面8Aに支持された原稿の画像を読み取る場合、制御部7が読取ユニット3の走査機構駆動源3Mを制御して図示しない走査機構を作動させ、読取センサ3Sを原稿支持面8Aの左端縁の下方である読取開始位置から右端縁の下方である読取終了位置までの間で左右方向に移動させる。これにより、読取センサ3Sは、原稿支持面8Aに支持された原稿の画像を読み取る。その後、制御部7は、読取ユニット3の走査機構駆動源3Mを制御して図示しない走査機構を逆向きに作動させ、読み取りを終えた読取センサ3Sを読取ユニット3内における右端から左端に移動させて読取待機位置に復帰させる。
この画像読取装置1では、原稿支持面8Aに支持された原稿の画像を読み取る場合、制御部7が読取ユニット3の走査機構駆動源3Mを制御して図示しない走査機構を作動させ、読取センサ3Sを原稿支持面8Aの左端縁の下方である読取開始位置から右端縁の下方である読取終了位置までの間で左右方向に移動させる。これにより、読取センサ3Sは、原稿支持面8Aに支持された原稿の画像を読み取る。その後、制御部7は、読取ユニット3の走査機構駆動源3Mを制御して図示しない走査機構を逆向きに作動させ、読み取りを終えた読取センサ3Sを読取ユニット3内における右端から左端に移動させて読取待機位置に復帰させる。
また、この画像読取装置1では、供給トレイ91に支持されたシートSHを自動搬送機構4によって搬送し、そのシートSHの画像を読み取る動作を実行するため、制御部7が電源投入時から図11及び図12に示すプログラムを実行する。
初めに、制御部7は、図11に示すステップS101において、第1センサS1がONか否かを判断する。アーム70が下限位置にあれば、第1センサS1がONとなるので、ステップS105に移行する。その一方、アーム70が下限位置になければ、第1センサS1がOFFとなるので、ステップS102に移行する。
制御部7は、ステップS102に移行すると、どの位置にあるか不明であるアーム70を図3等に示す下限位置に復帰させ、また、どの位置にあるか不明である可動板50を図3等に示す原点位置に復帰させるため、第2駆動源M2を逆転させてアーム70及び可動板50を下向きに移動させる。
次に、制御部7は、ステップS103に移行して、第1センサS1がONか否かを判断する。第1センサS1がONでなければ、ステップS103において「No」となるので、ステップS103を繰り返す。そして、第1センサS1がONになると、ステップS103において「Yes」となるので、ステップS104に移行する。
制御部7は、ステップS104に移行すると、第2駆動源M2を停止させてアーム70を下限位置に決める。この状態では、可動板50は、ストッパ69によって原点位置に当て止められている。そして、制御部7は、ステップS105に移行する。
ステップS101又はステップS104からステップS105に移行すると、制御部7は、可動板50が原点位置にあり、アーム70が下限位置にある状態で待機する。この状態において、ユーザにより、供給トレイ91にシートSHを支持させる作業が行われる。
次に、制御部7は、ステップS106に移行して、第2センサS2がONか否かを判断する。第2センサS2がONでなければ、ステップS106において「No」となるので、ステップS108に移行する。その一方、第2センサS2がONであれば、ステップS106において「Yes」となるので、ステップS107に移行する。そして、シートが満載であることを報知した後、ステップS106に戻る。この報知により、ユーザは、供給トレイ91に支持されたシートSHの一部を抜き取って満載の状態を解消できる。
制御部7は、ステップS106からステップS108に移行すると、自動搬送機構4を用いた画像読取操作のジョブの開始指令を受けたか否かを判断する。ステップS108において「No」の場合、開始指令を受けるまでステップS106~S108を繰り返して待機する。その一方、ステップS108において「Yes」の場合、ステップS109に移行する。
制御部7は、ステップS109に移行すると、第3センサS3がONか否かを判断する。供給トレイ91にシートSHが支持されている場合、ステップS109において「Yes」となるので、ステップS111に移行する。
その一方、供給トレイ91にシートSHが支持されていない場合、ステップS109において「No」となるので、制御部7はステップS110に移行して、供給トレイ91にシートSHが無いことを報知した後、ステップS106に戻る。そして、ユーザによって供給トレイ91にシートSHが支持されて開始指令を受けるまで待機を継続する。
制御部7は、ステップS109からステップS111に移行すると、可動板50を給送可能位置に移動させるため、第2駆動源M2を正転させ、アーム70を上向きに移動させる。アーム70は、当接部71が原点位置にある可動板50に当接するまで単独で移動し、当接部71が可動板50に当接した後、可動板50と共に上向きに移動する。
次に、制御部7は、ステップS112に移行して、第2センサS2がONか否かを判断する。第2センサS2がOFFの場合、ステップS112において「No」となり、ステップS112を繰り返す。そして、第2センサS2がONになると、ステップS112において「Yes」となり、ステップS113に移行する。
制御部7は、ステップS113に移行すると、少し間を空けてから第2駆動源M2を停止させることで、可動板50を図5及び図6に例示する給送可能位置に位置させる。
次に、制御部7は、図12に示すステップS114に移行して、読取ユニット3の走査機構駆動源3Mを制御して図示しない走査機構を作動させ、読取センサ3Sを読取面8Bの下方である静止読取位置に停止させる。そして、制御部7は、第1駆動源M1及び読取センサ3Sを作動させて、自動搬送機構4を用いた画像読取動作を実行する。
具体的には、制御部7は、第1駆動源M1によって、給送ローラ41、分離ローラ42、第1搬送ローラ43、第2搬送ローラ44及び排出ローラ47を駆動し、供給トレイ91に支持されたシートSHを搬送ガイド30に沿って順次搬送する。
そして、制御部7は、搬送面36、39G1、39G2上を搬送されるシートSHが読取面8B上を通過する際、静止読取位置に停止した読取センサ3Sによって、そのシートSHの画像を読み取る。そして、制御部7は、画像が読み取られたシートSHを排出ローラ47及び排出ピンチローラ47Pによって排出トレイ96に向けて排出する。
制御部7は、画像読取動作の実行中、ステップS115~S119を実行する。制御部7は、ステップS115において、第3センサS3がONか否かを判断する。供給トレイ91にシートSHが支持されている場合、ステップS115において「Yes」となるので、ステップS116に移行する。
その一方、供給トレイ91にシートSHが支持されていない場合、ステップS115において「No」となるので、ステップS120に移行する。
制御部7は、ステップS115からステップS116に移行すると、第2センサS2がONか否かを判断する。供給トレイ91に支持された最上位のシートSHと、搬送面36の搬送端部36Eとの高低差が適正範囲内にある場合、すなわち可動板50が給送可能位置にある場合、第2センサS2がONとなるので、ステップS116において「Yes」となり、ステップS115、S116を繰り返す。
その一方、供給トレイ91に支持されたシートSHの積載枚数の減少によって、供給トレイ91に支持された最上位のシートSHと、搬送面36の搬送端部36Eとの高低差が適正範囲から外れた場合、すなわち可動板50が給送可能位置から外れた場合、第2センサS2がOFFとなるので、ステップS116において「No」となり、ステップS117に移行する。
制御部7は、ステップS117に移行すると、可動板50を給送可能位置に維持するため、第2駆動源M2を正転させる。
次に、制御部7は、ステップS118に移行して、第2センサS2がONか否かを判断する。第2センサS2がOFFの場合、ステップS118において「No」となり、ステップS118を繰り返す。その一方、第2センサS2がONの場合、ステップS118において「Yes」となり、ステップS119に移行する。
制御部7は、ステップS119に移行すると、少し間を空けてから第2駆動源M2を停止させることで、可動板50を給送可能位置に維持する。そして、制御部7は、供給トレイ91に支持されたシートSHが無くなるまで、ステップS115~S119を繰り返す。
制御部7は、ステップS115からステップS120に移行すると、第1駆動源M1及び第2駆動源M2を停止させて、自動搬送機構4を用いた画像読取動作を終了する。また、制御部7は、読取ユニット3の走査機構駆動源3Mを制御して図示しない走査機構を作動させ、読取センサ3Sを読取待機位置に復帰させる。
その後、制御部7は、図11に示すステップS102~S104を実行して、可動板50を原点位置に戻すとともに、アーム70を下限位置に戻した後、ステップS105に移行して待機する。
<作用効果>
実施例の画像読取装置1では、図10に示すように、2つのセンサ、すなわち第1センサS1及び第2センサS2によって、可動板50を上向きに移動させる動作を省いて、供給トレイ91に支持されたシートSHが満載であるか否かを判断する。
実施例の画像読取装置1では、図10に示すように、2つのセンサ、すなわち第1センサS1及び第2センサS2によって、可動板50を上向きに移動させる動作を省いて、供給トレイ91に支持されたシートSHが満載であるか否かを判断する。
したがって、実施例の画像読取装置1では、供給トレイ91に支持されたシートSHが満載であるか否かを判断するための所要時間を短縮できる。
また、この画像読取装置1では、図5等に示すように、ホルダ42Fは、供給トレイ91に支持される最上位のシートSHに当接する給送ローラ41と共に移動する。第2センサS2は、そのホルダ42Fが上限位置にあるか否かを検知することにより、可動板50が給送可能位置にあるか否かを検知する。このような第2センサS2が供給トレイ91に支持されたシートSHが満載であるか否かの検知も兼ねることにより、満載検知を精度良く行うことができるとともに、製造コストの低廉化を実現できる。
さらに、この画像読取装置1では、図3等に示すように、第1センサS1は、アーム70が下限位置にあるか否かを検知することにより、可動板50が原点位置にあるか否かを検知する。この構成により、第1センサS1が可動板50を直接検知する場合と比較して、第1センサS1を可動板50から離れた位置に配置できる等、第1センサS1のレイアウトの自由度を向上させることができる。
また、この画像読取装置1では、可動板50を原点位置に当て止めるストッパ69がフレーム部材65に形成されている。そして、アーム70は、下限位置において、原点位置にある可動板50から下方に離れている。ここで、仮に、可動板50を原点位置に当て止めるストッパ69がなく、アーム70が可動板50に当接したままで下限位置に到達したときに可動板50を原点位置に決める構成を想定する。この場合、第1センサS1の検知誤差によって原点位置がばらつくおそれがある。この点、上記構成によれば、可動板50の原点位置に対する第1センサS1の検知誤差の影響を排除できる。
さらに、この画像読取装置1では、ストッパ69は、可動板50の先端縁50Eに下から当接することによって可動板50を原点位置に当て止める。そして、アーム70の当接部71は、可動板50の先端縁50Eと回動軸心X70との間で可動板50に当接可能である。また、被検知部72は、当接部71よりも回動軸心X70の径外方向に突出し、アーム70が下限位置にある状態でストッパ69よりも下方に位置して第1センサS1に検知されることが可能である。この構成により、第1センサS1をストッパ69の下方に配置できるので、可動板50の移動範囲を設定するときに第1センサS1の配置スペースが制約になることを抑制できる。
また、この画像読取装置1では、図9に示すように、被検知部72の幅方向の長さW72が当接部71の幅方向の長さW71よりも小さい。これにより、図3及び図8等に示すように、被検知部72をフレーム部材65の切り欠き部65Bに容易に進入させることができ、第1センサS1の周辺に配置された部材に被検知部72が干渉することを抑制できる。
さらに、この画像読取装置1では、図3等に示すように、第1センサS1がマイクロスイッチである。そして、第1センサS1は、アクチュエータS1Aがスイッチ本体S1Bの上面から回動軸心X70に向かって延び、かつ複数の端子S1Cがスイッチ本体S1Bの下面から前後方向に並びながら下向きに突出する姿勢で、第2シュート部材37のスイッチ保持部37Sに保持されている。この構成により、第1センサS1の各端子S1Cに接続されるワイヤハーネスW1を第1センサS1の周辺で引き回すときの配置スペースを確保し易い。具体的には、第2シュート部材37には、搬送ガイド30の一部を構成する案内面37G2が右向きに上り傾斜するように形成されているが、そのような案内面37G2に対して、スイッチ保持部37Sに保持された第1センサS1の各端子S1Cを上方に離し易くなる。その結果、案内面37G2と第1センサS1の各端子S1Cとの間に、ワイヤハーネスW1の配置スペースを容易に確保できる。
以上において、本発明を実施例に即して説明したが、本発明は上記実施例に制限されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更して適用できることはいうまでもない。
本発明は例えば、画像読取装置又は複合機等に利用可能である。
1…画像読取装置、SH…シート、91…供給トレイ、50…可動板
30…搬送ガイド、41…給送ローラ、3S…読取センサ
S1…第1センサ、S2…第2センサ、7…制御部、42F…ホルダ
X70…回動軸心、70…アーム、69…ストッパ
50E…可動板における給送ローラ側の先端縁
71…当接部、72…被検知部
W72…被検知部の幅方向の長さ、W71…当接部の幅方向の長さ
S1A…アクチュエータ、S1C…端子
37…内部フレーム(第2シュート部材)
30…搬送ガイド、41…給送ローラ、3S…読取センサ
S1…第1センサ、S2…第2センサ、7…制御部、42F…ホルダ
X70…回動軸心、70…アーム、69…ストッパ
50E…可動板における給送ローラ側の先端縁
71…当接部、72…被検知部
W72…被検知部の幅方向の長さ、W71…当接部の幅方向の長さ
S1A…アクチュエータ、S1C…端子
37…内部フレーム(第2シュート部材)
Claims (7)
- 供給されるシートを支持するための供給トレイであって、前記供給トレイに支持されるシートの積載枚数に応じて上下方向に移動するように構成された可動板を含む前記供給トレイと、
前記供給トレイから搬送されるシートを案内する搬送ガイドと、
上下方向に移動可能に設けられ、前記供給トレイに支持されたシートを前記搬送ガイドに沿って給送する給送ローラと、
前記搬送ガイドに沿って搬送されるシートの画像を読み取るための読取センサと、
を備えた画像読取装置であって、
前記可動板は、原点位置と、前記原点位置よりも上方の位置であって前記供給トレイに支持された最上位のシートと前記給送ローラとの位置関係を所定の範囲内に維持する給送可能位置と、の間で移動可能であり、
前記可動板が前記原点位置にあるか否かを検知する第1センサと、
前記給送ローラが上限位置にあるか否かを検知する第2センサと、
前記第1センサ及び前記第2センサの検知結果に基づいて、少なくとも前記可動板と前記給送ローラとを制御する制御部と、
をさらに備え、
前記制御部は、前記可動板が前記原点位置にあることを前記第1センサが検知する状態において、前記給送ローラが前記上限位置にあることを前記第2センサが検知したときに、前記供給トレイに支持されたシートが満載であると判断し、
前記制御部は、満載であると判断すると、前記第2センサによって前記給送ローラが前記上限位置にあると検知されなくなるまで前記第2センサによる前記給送ローラの位置の検知を実施しながら待機し、前記第2センサによって前記給送ローラが前記上限位置にないと検知され、かつ、画像読取操作の開始指令を受けたと判断すると、前記可動板を前記給送可能位置に移動させ、再度前記第2センサによって前記給送ローラが前記上限位置にあると検知されると、前記可動板の移動を停止して前記給送ローラを回転させるように構成されていることを特徴とする画像読取装置。 - 前記制御部は、前記供給トレイに支持されたシートが満載であると判断すると、シートが満載であることを報知する請求項1記載の画像読取装置。
- 前記可動板に下から当接可能な位置に配置され、前記供給トレイに支持されるシートの幅方向に延びる回動軸心周りに回動して前記可動板を上下方向に移動させるアームを備え、
前記第1センサは、前記アームが下限位置にあるか否かを検知することにより、前記可動板が前記原点位置にあるか否かを検知する請求項1又は2記載の画像読取装置。 - 前記可動板を前記原点位置に当て止めるストッパを備え、
前記アームは、前記下限位置において、前記原点位置にある前記可動板から下方に離れている請求項3記載の画像読取装置。 - 前記ストッパは、前記可動板における前記給送ローラ側の先端縁に下から当接することによって前記可動板を前記原点位置に当て止め、
前記アームは、
前記可動板の前記先端縁と前記回動軸心との間で前記可動板に当接可能な当接部と、
前記当接部よりも前記回動軸心の径外方向に突出し、前記アームが前記下限位置にある状態で前記ストッパよりも下方に位置して前記第1センサに検知されることが可能な被検知部と、
を有している請求項4記載の画像読取装置。 - 前記被検知部の前記幅方向の長さは、前記当接部の前記幅方向の長さよりも小さい請求項5記載の画像読取装置。
- 前記第1センサは、アクチュエータ及び複数の内部接点を有し、前記アクチュエータが前記下限位置に到達した前記アームの前記被検知部に当接することで各前記内部接点を接続又は遮断するマイクロスイッチであり、
前記アクチュエータが前記回動軸心に向かって延び、かつ各前記内部接点に接続する複数の端子が下向きに突出する姿勢で前記第1センサを保持する内部フレームを備えている請求項6記載の画像読取装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019036534A JP7508762B2 (ja) | 2019-02-28 | 画像読取装置 |
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---|---|---|---|---|
JP2010132412A (ja) | 2008-12-04 | 2010-06-17 | Canon Inc | 原稿読取装置 |
JP2013035689A (ja) | 2011-08-08 | 2013-02-21 | Toshiba Corp | 画像形成装置 |
JP2017024899A (ja) | 2015-07-28 | 2017-02-02 | キヤノン株式会社 | シート給送装置及び画像形成装置 |
JP2019014581A (ja) | 2017-07-07 | 2019-01-31 | キヤノン株式会社 | シート搬送装置 |
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