JP4234056B2 - 自動原稿搬送装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置の本体に装着される自動原稿搬送装置に関する。
従来、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置の本体に装着された自動原稿搬送装置において、使用者が原稿テーブル上の正規位置に原稿をセットしてから、可動原稿テーブル昇降モータ(例えば、スティッピングモータ)を駆動して揺動部を上昇させ、原稿の上面がピックアップローラに当接した後、本体からの給紙開始信号で給紙モータを駆動して、ピックアップローラを給紙方向に回転させ、原稿テーブル上の原稿を順次送り出す。その後、原稿テーブル上の最終原稿の後端が第1搬送ローラや第2搬送ローラ等の送出手段を通過した時点で、可動原稿テーブル昇降モータを駆動し、可動原稿テーブル(原稿載置部)を下降させるようになっている。
特許文献1に記載の従来技術では、可動原稿テーブルの上昇停止位置(給紙適正位置)は、ピックアップローラに連動するように設けられたフィラーが、給紙適正位置センサで検知することで決定される。また、可動原稿テーブルの下降停止位置は、可動原稿テーブルに設けられたフィラーで検知することで行われる。
更に、可動原稿テーブルの移動量は、可動原稿テーブル昇降モータの駆動パルス数を利用することによって、任意に変化させることができる。例えば、可動原稿テーブルの上昇停止位置から下降停止位置までの距離(最大移動量)をLとして、その余裕度をαとすると、可動原稿テーブルの上昇時間に距離(L+α)だけ上昇させても、給紙適正位置センサがフィラーを検知しない場合は、可動原稿テーブルの上昇異常と判断して、可動原稿テーブルを停止させる。あるいは、可動原稿テーブルの下降時に距離(L+α)だけ下降させても、最下降位置センサがフィラーを検知しない場合は、可動原稿テーブルの下降異常と判断して可動原稿テーブルを停止させる。
ただし、可動原稿テーブルの異常表示を行なうのは、3回連続して異常と判断した場合であり、1回目及び2回目に異常と判断した場合は、原稿のジャム表示を行っている。また、可動原稿テーブルの異常表示は、電源ON・OFFカバーでのみクリアされるが、原稿のジャム表示は、自動原稿搬送装置のリフトアップ・ダウン、給紙カバーと排紙カバーの開閉等でクリアされるようになっている。これは、可動原稿テーブルの異常を検出した場合でも、可動原稿テーブルを数回駆動させることによって正常に戻る場合もあるからである。
一方、特許文献2に記載の従来技術では、可動原稿テーブルの適正移動量を予め記憶させておき、パルスカウンタや位置検知センサで、可動原稿テーブルの移動量が記憶した数値内にあるか否かを判断して、可動原稿テーブルの異常検知を行っている。
特開平9−166831号公報 特開2000−38225号公報
しかし、特許文献1に記載の従来技術では、可動原稿テーブルにフィラーを設けてあるため、例えば、ジャム紙を取り除くために、可動原稿テーブルの下降時に使用者が意図的に可動原稿テーブルを上方に移動させる場合、揺動部が最下降位置にあるにも拘らず、揺動部の下降動作が続き、揺動部が最下降位置で押し付けられて破損するおそれがある。
一方、特許文献2に記載の従来技術では、可動原稿テーブルの移動量をパルスカウンタ等で制御しているので、制御機構が複雑になるという問題がある。
本発明は、原稿載置部を上下動させる揺動部の破損を簡易な構成で防ぐことができる自動原稿搬送装置を得ることを目的とする。
請求項に記載された発明は、原稿の載置位置と上方に位置する給紙位置との間で移動可能に設けられた原稿載置部と、原稿載置部を上下に移動させる揺動部と、揺動部を駆動する駆動モータと、揺動部と原稿載置部との接触を検知する接触検知部と、制御部とを備え、制御部は接触検知部が非接触状態を検知したとき、駆動モータの駆動を停止させて、揺動部の移動を停止させることを特徴とする。
請求項に記載された発明は、原稿の載置位置と上方に位置する給紙位置との間で移動可能に設けられた原稿載置部と、原稿載置部を上下に移動させる揺動部と、揺動部を駆動する駆動モータと、揺動部が最下降位置にあることを検知する最下降位置検知部と、制御部とを備え、揺動部と原稿載置部との何れか一方は磁性体を備え、他方は磁石を備えており、原稿搬送時には揺動部と原稿載置部との間は磁力により固定されており、制御部は最下降位置検知部により揺動部が最下降位置にあることを検知したとき、駆動モータの駆動を停止させて揺動部の移動を停止させることを特徴とする。
請求項に記載された発明は、原稿の載置位置と上方に位置する給紙位置との間で移動可能に設けられた原稿載置部と、原稿載置部を上下に移動させる揺動部と、揺動部の駆動モータと、揺動部と原稿載置部との接触を検知する接触検知部と、制御部とを備え、揺動部と原稿載置部との何れか一方は磁性体を備え、他方は磁石を備えており、原稿搬送時には揺動部と原稿載置部との間は磁力により固定されており、制御部は接触検知部が非接触状態を検知したとき、駆動モータの駆動を停止させて、揺動部の移動を停止させることを特徴とする。
本発明によれば、最下降位置検知部により揺動部が最下降位置にあることを検知したとき、モータの駆動を停止して、揺動部の移動を停止させるので、原稿載置部の下降時に、例えばジャム紙を取り除くために、使用者が原稿載置部を上方に移動させた場合であっても、揺動部が最下降位置から下降動作を続けることがなく、揺動部の破損を防ぐことができる。
下、添付した図面を参照しながら本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明の参考例に係る自動原稿搬送装置の一部を抜き出して示す断面図、図2は本発明の自動原稿搬送装置の全体を概略的に示す断面図、図3は本発明の自動原稿搬送装置における原稿の搬送状態を示す動作図、図4は本発明の自動原稿搬送装置の制御ブロック図、図5は本発明の第実施形態に係る自動原稿搬送装置の揺動部周辺を抜き出して示す断面図、図6は図5に示す昇降板の平面図、図7は第実施形態に係る自動原稿搬送装置の揺動部周辺を抜き出して示す断面図、図8は第実施形態に係る自動原稿搬送装置の揺動部周辺を抜き出して示す断面図である。
自動原稿搬送装置200は、原稿束Pをセットする原稿セット部Aと、セットされた原稿束Pから一枚毎に原稿を分離して給紙する分離給紙部Bと、給装された原稿の表面を突き当てて原稿を整合させ、整合後の原稿を搬送するレジスト部Cと、搬送される原稿をターンさせて、原稿面を読取り側(下方)に向けて搬送するターン部Dと、原稿の表面画像を読取りガラスの下方に位置する原稿読取り装置(図示せず)に読取りを行わせる読取り搬送部Eと、読取り後の原稿の表裏を反転するための第1スイッチバック部Fと、第1スイッチバック部Fでスイッチバックした原稿を再びレジスト部Cに戻すための中間搬送部G、再びターン部Dから読取り搬送部Eにより原稿の裏面の読取りをした後、一時原稿を待機させる第2スイッチバック部H、第2スイッチバック部Hから原稿を機外に排出する反転排紙トレイI、読取り完了後の原稿を積載保持するスタック部Jと、これら搬送動作の駆動を行う駆動部101〜107と、一連の動作を制御するコントローラ100とから構成されている。
原稿セット部Aは、原稿束Pをセットする原稿テーブル3と、可動原稿テーブル(原稿載置部)2とを備えており、セットした原稿束Pの幅方向はサイドガイドで両側から規制している。原稿のセットは、原稿セットフィラー4及び原稿セットセンサ5により検知され、検知信号は本体制御部212に送信されるようになっている。原稿テーブル3のテーブル面には原稿長さ検知センサ40、41が設けられており、原稿の搬送方向の長さを検知している。
尚、本実施の形態では、原稿長さ検知センサ40、41には、反射型センサが用いられているが、これに限定されず、例えば原稿1枚でも検知可能なアクチェータタイプのセンサを用いても良い。また、原稿長さ検知センサ40、41の配置は、少なくとも同一原稿サイズの縦か横かを判断可能に配置するのが望ましい。
可動原稿テーブル2は、図示しない底板上昇モータ105により、図に示すa−b方向に上下動可能な構成となっている。原稿がセットされたことを原稿セットフィラー4及び原稿セットセンサ5が検知すると、底板上昇モータ105が駆動して、可動原稿テーブル2が支点を中心に上方に移動し、原稿束Pの最上面がピックアップローラ7に接触するようになっている。
また、ピックアップローラ7は図示しないピックアップモータ101により、図に示すc−d方向に動作するようになっており、可動原稿テーブル2が上昇すると、テーブル上の原稿に押されてピックアップローラ7はc方向に上がり、上昇検知センサ8によって上限を検知できるようになっている。
本体操作部211によりプリントキーが押されると、本体制御部212からI/Fを介してコントローラ100に原稿給紙信号が送信され、ピックアップローラ7は、給紙モータ102の正転によりコロが回転駆動し、原稿テーブル3上の原稿をピックアップするようになっている。
給紙ベルト9は、給紙モータ102の正転により給紙方向と逆方向に回転駆動され、原稿束Pのうち最上部の原稿と、それ以外の原稿とを分離して最上部の原稿のみを給紙する構成となっている。リバースローラ10は給紙ベルト9に所定圧で接触している。そして給紙ベルト9と直接接しているとき、又は原稿1枚分を介して接触している状態では、リバースローラ10は給紙ベルト9の回転に連れ回りして時計方向に回転して、余分な原稿を押し戻すように働き、重送を防止している。
原稿は、リバースローラ10により分離されて給紙ベルト9によって更に搬送され、突当てセンサ11を通過して、プルアウトローラ12まで搬送される。原稿は突当てセンサ11の検知によって先端が検知され、突当てセンサ11から所定の距離だけ搬送される。そして、プルアウトローラ12に原稿の先端が所定量の撓みをもって押し当てられた状態で給紙モータ102が停止し、給紙ベルト9の駆動が停止する。原稿の先端はプルアウトローラ12のニップ部に進入し、先端の整合(スキュー補正)が行われる。
プルアウトローラ12は、上述したようにスキュー補正機能を有するとともに、分離後に原稿をターンローラ14まで搬送するものであり、給紙モータ102の逆転により駆動される。尚、このときプルアウトローラ12とターンローラ14は駆動されるが、ピックアップローラ7及び給紙ベルト9は停止している。
プルアウトローラ12とターンローラ14との間には、原稿幅センサ13が設けられており、原稿の搬送方向に直交する幅方向のサイズを検知する。また、原稿の搬送方向長さは、原稿の先端及び後端を突当てセンサ11で読取ることで、モータパルスから原稿長さを検知する。プルアウトローラ12及びターンローラ14の駆動により、レジスト部Cからターン部Dに原稿が搬送される際には、レジスト部Cでの原稿の搬送速度を読取搬送部Eでの搬送速度より高速に設定しており、処理時間の短縮化を図っている。原稿の先端が読取入口センサ15により検出されると、原稿搬送速度を読取り搬送速度と同速にするために減速を開始すると同時に、読取モータ103を駆動して読取入口ローラ16、読取ローラ19、及び読取出口ローラ21を駆動するようになっている。
原稿の先端をレジストセンサ17で検知すると、読取モータ103のパルスカウントにより検出された原稿先端が読取部201に到達するタイミングで、本体制御部212に対して画像面の幅走査方向の有効画像領域を示すゲート信号が読取部201を原稿後端が抜けるまで送信される。
片面原稿読取りの場合には、下反転切替爪23、両面切替爪30は、図中実線で示す位置にあり、読取り搬送部Eを通過した原稿は、排紙トレイJへ搬送される。この際、排紙センサ22により原稿の先端が検知されると、排紙モータ104を正転駆動して排紙ローラ28を反時計方向に回転させる。また、排紙センサ22により原稿の後端を検知し、原稿が排紙ローラ28のニップ部から抜ける直前に排紙モータ104を減速させることで、排紙トレイ29上に原稿が急に飛び出さないようにしている。
可動原稿テーブル(原稿載置部)2について説明する。可動原稿テーブル2の下部には、可動原稿テーブル2を上下に移動させる揺動部50を備えている。揺動部50は、フィラー53を備えており、駆動源(スティッピングモータ)にて駆動・回転され回転軸51の軸中央にねじ止めされている。そして、回転軸51が回転することで、揺動部50が上下に移動し、それに連動して可動原稿テーブル2が上下動するようになっている。また、可動原稿テーブル2の下側位置には底板HPセンサ(最下降検知部)6が設けられており、揺動部50が最下降位置までくると、揺動部50に設けられたフィラー53が底板HPセンサ6の凹み部分を横切ることで、揺動部50が最下降位置にあることを検知するようになっている。
次に片面原稿読取りの場合の、次原稿の先出し動作について説明する。原稿の先端が突き当てセンサ11により検知されると、原稿の後端がプルアウトローラ12を抜けたタイミングで給紙モータ102を一旦停止させ、その後再び給紙モータ102を正転方向に駆動する。この動作により、次原稿の給紙動作が開始される(図3(ア)、(イ))。
このとき、ターンローラ14の駆動は停止しているが、タイミングプーリにはワンウェイクラッチが内蔵されているため、ターンローラ14は連れ回りするようになっている。給紙された次原稿は、プルアウトローラ12に突き当てられた状態で待機している。先行する原稿が、所定の位置(本実施の形態では、読取入口センサ15を原稿後端が抜けて、読取入口ローラ16の近傍位置)に到達すると、給紙モータ102が逆転駆動することで、次原稿がプルアウトローラ12から搬送されるようになっている。
次に両面原稿読取りの場合について説明する。原稿の第1面(表面)の読取りまでは、片面原稿読取りの場合と同様である。先出し動作については、第1面の読取動作中は行わず、次原稿は原稿テーブル2上にある。原稿の先端がレジストセンサ17を通過すると、両面切替爪30は図示しない両面切替爪SOL112がONすることにより、i→j方向に移動する。原稿の第1面は読取搬送部Eの読取部201により読取られ、下反転切替爪23から排紙ローラ28、両面切替爪30の上部を通過し、第1スイッチバック反転部Fに導かれる(図3(ウ))。
原稿の先端が排紙センサ22を通過するタイミングで、排紙モータ104が正転駆動し、排紙ローラ28が反時計方向に回転すると同時に、上反転モータ107が正転駆動し、上反転モータ31も反時計方向に回転する。排紙センサ22により原稿の後端を検知すると、排紙モータ104、上反転モータ107は読取搬送速度よりも高速になるとともに、読取モータ103は停止する。
また、排紙センサ22により原稿後端を検知後、原稿後端が排紙ローラ28を抜けるタイミングで、両面切替爪SOL112をOFFすることにより、両面切替爪41がj→i方向に復帰する。次に上反転センサ32が原稿後端を検知すると、その後上反転モータ107を正転駆動から逆転駆動に変えることで、上反転ローラ31の回転が反時計方向から時計方向に変わる。これにより、スイッチバック動作が開始する(図3(エ))。
スイッチバック動作では、給紙モータ102を逆転駆動することで、中継ローラ33、プルアウトローラ12、及びターンローラ14を送り方向に回転させる。原稿は中間搬送部Gを経て再びレジスト部C、ターン部Dへ送り込まれ、読取入口センサ15が原稿の先端を検知すると、そして、読取入口ローラ16に原稿の先端が所定量の撓みをもって押し当てられた状態で給紙モータ102が停止し、先端の整合(スキュー補正)が行われる(図3(オ))。
そして、再び給紙モータ102を逆転駆動、読取モータ103を正転駆動させることで、原稿は読取搬送部Eに送り込まれる。レジストセンサ17が原稿の先端を検知すると、下反転切替爪23は下反転切替爪SOL110をONすることにより、図中f→e方向に移動する。次に読取部201により原稿の第2面の読取りが開始され、排紙センサ22が原稿の先端を検知すると、下反転モータ106が正転駆動し、下反転ローラ25は反時計方向に回転する。原稿は下反転切替爪23の下部を通過し、第2スイッチバック部Hに導かれる(図3(カ))。
そして、第2面の読取りが終了した原稿の後端を排紙センサ22が検知すると、下反転切替爪23は下反転モータ106のパルスカウントにより、下反転切替爪SOL110をOFFすることにより、図中e→f方向に復帰させるとともに、下反転モータ106を停止させることにより、原稿の後端を下反転ローラ25に保持され待機状態となる(図3(キ))。
次に、両面原稿読取りの先出し動作について説明する。第1面の読取を完了した原稿がスイッチバック部Fから中間搬送部Gに搬送され、上反転センサ32により原稿後端が検知されると、給紙モータ102のパルスカウントにより、原稿後端がプルアウトローラ12を抜けたタイミングで、給紙モータ102の回転を切り替え、次原稿の給紙が開始さる。
これ以降は片面読取時の場合と同様の動作であり、同じタイミング(紙間)にて動作する。次原稿はレジスト部Cのプルアウトローラ12で先端の整合が行われ(図3(カ))、ターン部Dから読取搬送部Eに搬送される。レジストセンサ17が次原稿の先端を検知すると、両面切替爪41はi→j方向に移動する。原稿の第1面が読取搬送部Eの読取部201により読取られ、読取出口ローラ21、下反転切替爪23から排紙ローラ28、両面切替爪30の上部を通過し、第1スイッチバック反転部Fに導かれる(図3(ク)、(ケ))。
次原稿は、上述した動作と同様に第2面の読取りが行われる。このような動作により、第1及び第2面の読取りが完了し、第2スイッチバック部Hにて待機状態にある原稿を次原稿が追い抜く形となる。上述の両面切替爪41は、j→iに復帰するタイミングで下反転切替爪24を図示しない下反転切替爪SOL111をONすることによりh→g方向に移動させる。また、下反転モータ106を逆転方向に駆動させることで、下反転ローラ25、補助ローラ27は時計方向に回転し、原稿を反転排紙トレイIからスタック部Jに搬送させる。
下反転モータ106のパルスカウントにより原稿先端が排紙ローラ28に搬送されたタイミングで下反転切替爪SOL111をOFFすることにより、下反転切替爪24をg→h方向に復帰させる。下反転センサ26により原稿後端を検知すると、片面排紙時と同様に、排紙モータ104のパルスカウンタにより、原稿後端が排紙ローラ28の上下ローラ対のニップ部から抜ける直前に排紙モータ104の駆動速度を減速させて、排紙トレイ29上に排出される原稿が急に飛び出さないようにしている(図3(コ))。以上の動作を所定の枚数繰り返すことで、作業は完了する。
次に、可動原稿テーブル2の動作について説明する。使用者がコピーをとるために、原稿テーブル3に原稿をセットすると、原稿セットセンサ5がそれを検知し、検知情報がコントローラによってシリアル通信手段を介し、原稿セット信号として本体制御部212へ送信される。更に、コントローラは本体制御部212に設けられたコピースタートボタンの押下げにより、本体側から送信された給紙開始信号を受信するようになっている。給紙開始信号の受信により、スティッピングモータの駆動により回転軸51が正方向に回転し、揺動部50が上方の移動して可動原稿テーブル2を給紙位置まで移動させる。そして、原稿最上面がピックアップローラ7に接し、ローラの回転により原稿を給紙している。
そして、原稿の給紙が終了すると、揺動部50の駆動モータが逆転方向に回転して、揺動部50を下側に移動させて、可動原稿テーブル2を原稿の載置位置まで下降させる。揺動部50が最下降位置までくると、揺動部50に設けられたフィラー53が底板HPセンサ6の凹み部分を横切ることで、揺動部50が最下降位置にあることを検知する。係る検知結果はコントローラによって、シリアル通信手段を介し、可動原稿テーブル停止信号として本体制御部212へ送信され、それと同時に可動原稿テーブル2を上下動させる駆動源(スティッピングモータ)の駆動を停止させる。
このように、本参考例によれば、揺動部50にフィラー53を設けてあり、フィラー53が底板HPセンサ6に接触すると、揺動部50の下降動作を停止させるので、可動原稿テーブル2の下降時に、例えばジャム紙を取り除くために、使用者が意図的に可動原稿テーブル2を上方に移動させる場合があっても、回転軸51がそのまま回転を続けることがない。よって、回転軸51が回転を続けることによる揺動部50の破損を防ぐことが可能である。
次に、本発明の実施の形態を説明するが、その説明にあたり上述した部分と同一の作用効果を奏する部分には、同一の符号を付することにより、その部分の詳細な説明を省略する。
図5及び図6は、本発明の第実施形態を示している。第実施形態では、揺動部50における可動原稿テーブル2との接触する位置に、圧電センサ(接触検知部)60を設けている点が参考例と異なる。自動原稿搬送装置200の動作中に、圧電センサ60が異常(非接触状態)を検知した場合、検知結果がコントローラにより本体制御部212へ送信され、自動原稿搬送装置200の搬送動作を停止させるようになっている。
このように、揺動部50の可動原稿テーブル2との当接部分に圧電センサ60を設けることで、揺動部50と可動原稿テーブル2とが非接触状態になった場合をすぐに検知できる。よって、可動原稿テーブル2の下降時において、可動原稿テーブル2を持ち上げて揺動部50と可動原稿テーブル2とが非接触状態になった場合、自動原稿搬送装置200の搬送動作を停止させることで、回転軸51が回転を続けることによる揺動部50の破損を防ぐことが可能である。
図7は、本発明の第実施形態を示している。第実施形態では、揺動部50と可動原稿テーブル2との何れか一方に磁石63を設け、他方を磁性体にして、揺動部50と可動原稿テーブル2とが接離自在に設けている点が参考例と異なる。詳しく説明すると、可動原稿テーブル2の搬送方向に案内レール55を備えており、案内レール55に沿って係止部61を設けている。この係止部61に磁石63を設けており、揺動部50を磁性体としている。
この場合、原稿搬送時には係止部61と揺動部50との間は磁力により固定されており、ジャム発生時には磁力に抗して係止部61と揺動部50とを引き離すことができ、ジャム発生時におけるジャム紙の抜き取りがし易くなる。また、係止部61と揺動部50とを引き離して底板HPセンサ6により揺動部50が最下降位置にあることを検知したとき、駆動モータの駆動を停止させて揺動部50の移動を停止させることができる。
図8は、本発明の第実施形態を示している。第実施形態では、案内レール55に沿って移動する係止部61に磁石を設けてあるとともに、揺動部50における係止部61との接触部分50aに形成した凹部に出没自在なキースイッチ(接触検知部)62を設けている。原稿搬送動作中は、可動原稿テーブル3と揺動部50とは係止部61に設けた磁石63の磁力により固定されている。そして、ジャムの発生時において、磁力に抗して係止部61と揺動部50とを引き離して、可動原稿テーブル2を持ち上げてジャム紙を取り除く。このとき、係止部61と揺動部50とが離れたことをキースイッチ62が検知すると、検知結果はコントローラによって、シリアル通信手段を介し、可動原稿テーブル停止信号として本体制御部212へ送信され、それと同時に可動原稿テーブル2を上下動させる駆動源(スティッピングモータ)の駆動を停止させる。
このように、係止部61と揺動部50とが離れたことをキースイッチ62が検知して、原稿の搬送動作を停止するので、スティッピングモータが駆動し続けることによるモータの故障を防止できる。
尚、本発明は上述した実施の形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。
及び実施形態では、揺動部50を磁性体にし、係止部61に磁石を設けてあるが、揺動部50に磁石63を設け、係止部61を磁性体としてもよい。
実施形態では、接触検知部として圧電センサ60を用いたが、これに限定されず、電流のON・OFFにより接触状態を検知するリレースイッチであってもい。
本発明の参考例に係る自動原稿搬送装置の一部を抜き出して示す断面図である。 本発明の自動原稿搬送装置の全体を概略的に示す断面図である。 本発明の自動原稿搬送装置における原稿の搬送状態を示す動作説明図である。 本発明の自動原稿搬送装置の制御ブロック図である。 本発明の第実施形態に係る自動原稿搬送装置の揺動部周辺を抜き出して示す断面図である。 図5に示す昇降板の平面図である。 実施形態に係る自動原稿搬送装置の揺動部周辺を抜き出して示す断面図である。 実施形態に係る自動原稿搬送装置の揺動部周辺を抜き出して示す断面図である。
符号の説明
2 可動原稿テーブル(原稿載置部)
50 揺動部
51 回転軸
60 接触検知部
200 自動原稿搬送装置
212 制御部

Claims (3)

  1. 原稿の載置位置と上方に位置する給紙位置との間で移動可能に設けられた原稿載置部と、原稿載置部を上下に移動させる揺動部と、揺動部を駆動する駆動モータと、揺動部と原稿載置部との接触を検知する接触検知部と、制御部とを備え、制御部は接触検知部が非接触状態を検知したとき、駆動モータの駆動を停止させて、揺動部の移動を停止させることを特徴とする自動原稿搬送装置。
  2. 原稿の載置位置と上方に位置する給紙位置との間で移動可能に設けられた原稿載置部と、原稿載置部を上下に移動させる揺動部と、揺動部を駆動する駆動モータと、揺動部が最下降位置にあることを検知する最下降位置検知部と、制御部とを備え、揺動部と原稿載置部との何れか一方は磁性体を備え、他方は磁石を備えており、原稿搬送時には揺動部と原稿載置部との間は磁力により固定されており、制御部は最下降位置検知部により揺動部が最下降位置にあることを検知したとき、駆動モータの駆動を停止させて、揺動部の移動を停止させることを特徴とする特徴とする自動原稿搬送装置。
  3. 原稿の載置位置と上方に位置する給紙位置との間で移動可能に設けられた原稿載置部と、原稿載置部を上下に移動させる揺動部と、揺動部の駆動モータと、揺動部と原稿載置部との接触を検知する接触検知部と、制御部とを備え、揺動部と原稿載置部との何れか一方は磁性体を備え、他方は磁石を備えており、原稿搬送時には揺動部と原稿載置部との間は磁力により固定されており、制御部は接触検知部が非接触状態を検知したとき、駆動モータの駆動を停止させて揺動部の移動を停止させることを特徴とする自動原稿搬送装置。
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