JP5282454B2 - 廃棄物容器管理方法及び廃棄物容器管理システム - Google Patents
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Description
なお、集積所は、作業場所内に設けられた集積所であってもよいし、中間処理施設、最終処分場、再資源化施設等の外部施設であってもよい(他の発明も同様)。
この方法によれば、実際に容器を使用している排出者や容器に入っている廃棄物の品目が看板の内容と異なっている場合であっても、看板のICタグに実際の排出者名や廃棄物品目等を書き込むことによって、回収実績として正しい情報を蓄積することができる。
この方法によれば、回収場所の名前を把握していなくても、容器の現在位置としての回収場所の識別情報を特定することができる。
この方法によれば、携帯端末を用いることによって、まず、空の容器の看板から排出者の希望する回収場所が分かるので、当該回収場所に容器を搬送することができる。次に、回収場所において、廃棄物の入った容器のICタグに廃棄物の分量を記録するので、正確な回収実績情報を蓄積することができる。そして、回収場所において、廃棄物の入った容器の看板が不要になるので、看板を空の容器に付け替えることによって、当該排出者は、廃棄物の回収、集積、分別の処理を待つことなく、すぐに新たな容器を使用することができる。以上によれば、作業場所における容器の移動及び廃棄物の分別処理を正しく効率的に実施することができる。
この方法によれば、容器のICタグの当該看板属性情報を消去するので、その容器から廃棄物を処分した後、その空になった容器を任意の回収場所に再配置することができる。例えば、各回収場所における空の容器の台数に応じて適切に容器を再配置することができる。
なお、本発明は、廃棄物容器管理システムを含む。その他、本願が開示する課題及びその解決方法は、発明を実施するための最良の形態の欄、及び図面により明らかにされる。
<< 第1の実施の形態 >>
≪廃棄物コンテナ管理システムの構成と概要≫
図1は、第1の実施の形態に係る廃棄物コンテナ管理システム1の構成を示す図である。廃棄物コンテナ管理システム1は、物流センタC及び作業場所Gに亘って適用され、廃棄物の管理業務を支援するものである。物流センタCは、作業場所Gにおける資機材の搬入/揚重スケジュールの調整や廃棄物搬出の管理、揚重設備のオペレーション等を担当する部署である。作業場所Gは、例えば、5階建ての大規模商業施設の新築工事の現場であり、各階の各工区に分散して廃棄物の回収場所P1、P2、・・・、Pnが設けられ、各回収場所Pに廃棄物を回収、搬送するためのコンテナ4が設置される。また、地上階には集積所Sが設けられ、コンテナ4で搬送された廃棄物の集積、分別処理が行われる。集積所Sは、廃棄物集積ヤードやゼロエミステーションとも呼ばれる。
図5は、PC2の記憶部25に記憶されるデータの構成を示す図である。図5(a)は、看板タグ対応情報25Aの構成を示す。看板タグ対応情報25Aは、分別看板5の番号と、ICタグ7のIDとを対応付けるために設定されるものであり、看板番号25A1及びタグID25A2を含むレコードからなる。看板番号25A1は、分別看板5に固有の番号であり、印字部6に含まれるものである。タグID25A2は、ICタグ7に固有のIDであり、ICタグ7の記憶部73に記憶されるものである。
図8は、第1の実施の形態に係る廃棄物コンテナ管理業務の流れを示す図である。
物流センタCの担当者が、専門工事会社の利用申込みに応じて分別看板5を発行する。まず、PC2の廃棄物管理プログラムを用いて、看板属性情報25Bを登録する。そして、看板属性情報25Bのうち、看板番号25B1、会社名25B2及び分別品目25B3を印字部6としてカラープリンタで普通紙に印刷し、その普通紙にICタグ7を貼付した後、ラミネート加工したものを分別看板5とする。
分別看板5のICタグ7に固有のタグID73A1と、PC2に登録した看板番号25B1とを関係付ける。USB接続タイプのICタグR/WをPC2に接続し、そのICタグR/Wで読み取ったタグIDと、PC2の画面で選択した看板番号とを対応付け、その対応付けを示す看板タグ対応情報25AをPC2のHDD(Hard Disk Drive)等の記憶装置に記憶させる。
PC2から携帯端末3に看板タグ対応情報25A及び看板属性情報25Bを転送する。
物流センタCの担当者が、集積所Sで空のコンテナ4に分別看板5を貼付し、携帯端末3を用いてそのコンテナ4の回収場所(階、工区)を確認し、その回収場所にコンテナ4を搬送し、設置する。回収場所の確認にあたっては、分別看板5のICタグ7に携帯端末3のICタグR/Wを近付けて、図8(b)に示す画面の「ICタグ読込」ボタンを選択すると、図8(c)に示す画面(分別看板5の詳細情報=看板属性情報35B)が表示される。
物流センタCの担当者(揚重機のオペレータ等)が、専門工事会社の職長の確認をとって、廃棄物で一杯になったコンテナ4を回収し、集積所Sに搬送する。そのとき、廃棄物の分量35B8を携帯端末3に入力する。これは、例えば、翌日に当該コンテナ4の回収を予定している場合に、施工階と地上階との間を昇降することで回収場所Pから集積所Sにコンテナ4を搬送する揚重機の運用計画や、集積所Sから最終処分場等の外部施設に廃棄物を運搬する搬送車の配車計画を調整するために、各専門工事会社の有する廃棄物の分量を把握することを目的とする。なお、専門工事会社から当日ではなく、翌日を指定して当該コンテナ4の回収を依頼される場合もある。この場合、翌日の回収依頼内容が入力された携帯端末3を物流センタCに持ち帰って、各携帯端末3からPC2に回収依頼内容を転送し、PC2で回収依頼一覧表のデータを作成し、印刷するようにしてもよい。
コンテナ4の回収の際、実際の専門工事会社名や分別品目が分別看板5の印字部6の内容と一致するか否かを確認し、異なる場合には、確認用の携帯端末3に実際の専門工事会社名や分別品目を入力し、例外情報73BとしてICタグ7に書き込む。そのとき、回収場所は現在位置を入力し、次回設置場所及び移動のみか否か(移動フラグ)は、職長に問い合わせて設定する。職長の依頼がなければ、現在と同じ場所に設定する方法も考えられる。なお、現在位置(回収場所)の入力に際しては、携帯端末3の操作ボタンを用いてもよい。また、各階、各工区に回収場所識別タグを設置し、携帯端末3に回収場所識別タグに固有のIDと、回収場所の名前(階番号、工区名等の識別情報)との対応付けを示す情報を記憶しておき、その回収場所識別タグのIDを携帯端末3で読み取ることによって階番号や工区名を特定してもよい。
「移動のみ」のボックスがチェックされている場合には、コンテナ4を次回設置場所に搬送し、設置する。回収場所や次回設置場所は、上記と同様に設定するが、新たに依頼がなければ予め設定された場所のままでもよい。
物流センタCの担当者は、集積所Sにおいて、搬送されて来たコンテナ4を処理する。回収用の携帯端末3を用いて、コンテナ4に貼付された分別看板5のICタグ7を読み取り、廃棄物の回収及び分別処理を実施したことを示す回収実績情報を記録し、物流センタCに戻って、携帯端末3からPC2に転送する。回収実績情報とは、廃棄物の分量35B8を携帯端末3に入力し、看板属性情報35Bに追加したものであり、タイミングによっては、複数の回収実績情報(履歴情報)が携帯端末3に記録され、一括してPC2に転送される。
物流センタCの担当者は、分別看板5を廃棄物の入っているコンテナ4から空のコンテナ4に付け替える。そして、携帯端末3を用いてICタグ7を読み取り、次回設置場所を確認し、その場所にコンテナ4を搬送し、設置する。これによれば、廃棄物の分別処理等の完了を待つことなく、当該専門工事会社が希望する次の設置場所に早くコンテナ4を搬送することができる。次に、携帯端末3を用いて、回収場所や次回設置場所を書き換える。設定内容は、(3)の実際と分別看板5とが異なる場合と同様である。その後、(3)の処理を行う。
なお、集積所Sにおいて、搬送されて来たコンテナ4の廃棄物をすぐに排出でき、かつ、空になった当該コンテナ4をすぐに次の設置場所に搬送できる場合には、分別看板5を付け替えることなく、同じコンテナ4(分別看板5が元々取り付けられているコンテナ4)をそのまま使い回すことになる。
物流センタCの担当者は、作業場所G全体を随時巡回しながら、確認用の携帯端末3を用いて、コンテナ4に貼付された分別看板5のICタグ7を読み取り、コンテナ4の実際の設置場所等が廃棄物コンテナ管理システムの1の情報と一致しているか否かを確認する。設置場所等が異なっている場合には、相違点を確認用の携帯端末3に入力、記録する。そして、物流センタCに戻って、携帯端末3からPC2にデータ転送して、廃棄物コンテナ管理システム1の情報を更新する。
これによれば、コンテナ4の運用状況を正しく把握することによって、コンテナ4の数量の最適化や不正利用の発見につなげることができる。
図9は、廃棄物コンテナ管理システム1の処理を示すフローチャートである。ここでは、図8の業務の流れに応じたPC2及び携帯端末3の動作を中心に説明する。
続いて、第2の実施の形態に係る廃棄物コンテナ管理システムについて、第1の実施の形態との相違点を中心に説明する。
図10は、第2の実施の形態に係る廃棄物コンテナ管理システム1aの構成を示す図である。廃棄物コンテナ管理システム1aにおいては、分別看板5にICタグ7が貼付されているのに加えて、コンテナ4a自体にもICタグ8が貼付されている。携帯端末3aは、PC2及びICタグ7に加えて、ICタグ8とも通信を行う。回収場所Pでは、廃棄物で満杯になったコンテナ4aのICタグ8に看板属性情報35B等を書き込む。一方、集積所Sでは、回収場所Pから搬送されて来たコンテナ4aのICタグ8から看板属性情報35B等を読み取る。なお、携帯端末3aのハードウェア構成は、図3と同様である。
図11は、ICタグ8のハードウェア構成を示す図である。ICタグ8は、通信部81、処理部82及び記憶部83を備える。各部の詳細は、図4のICタグ7の説明と同様である。
図12は、ICタグ8の記憶部83に記憶されるデータの構成を示す図である。図12(a)は、固有情報83Aの構成を示す。固有情報83Aは、ICタグ7に固有の情報であり、タグID83A1を含む。タグID83A1は、ICタグ8に固有のIDである。
図12(b)は、看板属性情報83Bの構成を示す。看板属性情報83Bは、コンテナ4aに掛けられた分別看板5の属性を示すものであり、看板番号83B1、会社名83B2、分別品目83B3、回収場所83B4、回収工区83B5、次回設置場所83B6、次回設置工区83B7、分量83B8及び移動フラグ83B9を含む。各項目の詳細は、図5(b)の看板属性情報25Bと同様である。
図12(c)は、搬出情報83Cの構成を示す。搬出情報83Cは、当該ICタグ8が貼付されたコンテナ4aが回収場所Pから搬出されるときの情報であり、階番号83C1及び搬出日時83C2を含む。階番号83C1は、回収場所Pのある階の番号である。搬出日時83C2は、当該コンテナ4aが回収場所Pから搬出された日時である。
図13は、第2の実施の形態に係る廃棄物コンテナ管理業務の流れを示す図である。
物流センタCの担当者が、専門工事会社の利用申込みに応じて分別看板5を発行する。まず、PC2の廃棄物管理プログラムを用いて、看板属性情報25Bを登録する。そして、看板属性情報25Bのうち、看板番号25B1、会社名25B2及び分別品目25B3を印字部6としてカラープリンタで普通紙に印刷し、その普通紙にICタグ7を貼付した後、ラミネート加工したものを分別看板5とする。
分別看板5のICタグ7に固有のタグID73A1と、PC2に登録した看板番号25B1とを関係付ける。USB接続タイプのICタグR/WをPC2に接続し、そのICタグR/Wで読み取ったタグIDと、PC2の画面で選択した看板番号とを対応付け、その対応付けを示す看板タグ対応情報25AをHDD等の記憶装置に記憶させる。
PC2から携帯端末3aに看板タグ対応情報25A及び看板属性情報25Bを転送する。
物流センタCの担当者が、集積所Sで空のコンテナ4に分別看板5を貼付し、携帯端末3aを用いてそのコンテナ4の回収場所(階、工区)を確認し、その回収場所にコンテナ4を搬送し、設置する。回収場所の確認にあたっては、分別看板5のICタグ7に携帯端末3aのICタグR/Wを近付けて、図8(b)に示す画面の「ICタグ読込」ボタンを選択すると、図8(c)に示す画面(分別看板5の詳細情報=看板属性情報35B)が表示される。
物流センタCの担当者は、各回収場所Pに設置されているコンテナ4aの台数を確認しながら、集積所Sにある空のコンテナ4aを適切な回収場所Pに設置する。例えば、各回収場所Pにある空のコンテナ4aの台数が極力同じになるように調整する。
物流センタCの担当者が、作業場所Gの各回収場所Pを巡回し、廃棄物で満杯になったコンテナ4a及びその回収場所Pをリストアップし、回収コンテナ一覧とする。
回収コンテナ一覧に含まれるコンテナ4aごとに、携帯端末3aを用いて看板属性情報35B等をICタグ8に書き込む。看板属性情報35Bの特定にあたっては、コンテナ4aに掛けられた分別看板5のICタグ7に携帯端末3aを近付けて、図8(b)に示す画面の「ICタグ読込」ボタンを選択すると、図8(c)に示す画面(分別看板5の詳細情報=看板属性情報35B)が表示される。なお、回収場所は現在位置を設定し、次回設置場所は設定不要である。また、満杯のコンテナ4aを対象とするので、廃棄物の分量(%単位)は100を設定し、移動フラグはリセットする。また、ICタグ8には、看板属性情報35Bに加えて、階番号及び搬出日時を書き込むものとする。
分別看板5を満杯のコンテナ4aから取り外し、空のコンテナ4aに取り付ける。満杯のコンテナ4aを回収し、集積所Sに搬送する。一方、分別看板5を取り付けた空のコンテナ4aを、満杯のコンテナ4aがあった回収場所Pに設置する。これによれば、施工階において集積所Sへの搬送が確定したコンテナ4aから空のコンテナ4aに分別看板5を付け替えることによって、廃棄物の処分のためにコンテナ4aとともに分別看板5が集積所Sに搬送されることがなくなり、施工階でそのまま利用できるので、コンテナ4aの回転効率を高めることができる。
その際、実際の専門工事会社名や分別品目が分別看板の印字内容と一致するか否かを確認し、異なる場合には、確認用の携帯端末3aに実際の専門工事会社名や分別品目を入力し、コンテナ4aのICタグ8に反映する。
物流センタCの担当者は、集積所Sにおいて、搬送されて来たコンテナ4aを処理する。回収用の携帯端末3aを用いて、コンテナ4aに貼付されたICタグ8を読み取り、回収実績情報を記録し、物流センタCに戻って、携帯端末3aからPC2にデータ転送する。満杯のコンテナ4aから廃棄物を分別、廃棄する。
物流センタCの担当者は、携帯端末3aを用いて、空になったコンテナ4aに貼付されたICタグ8の情報を消去する。そして、(3)と同様に空のコンテナ4aを適切な回収場所Pに再設置する。
物流センタCの担当者は、作業場所G全体を随時巡回しながら、確認用の携帯端末3aを用いて、コンテナ4aに貼付された分別看板5のICタグ7を読み取り、コンテナ4の実際の設置場所等が廃棄物コンテナ管理システム1aの情報と一致しているか否かを確認する。設置場所等が異なっている場合には、相違点を確認用の携帯端末3aに入力、記録する。そして、物流センタCに戻って、携帯端末3aからPC2にデータ転送して、廃棄物コンテナ管理システム1aの情報を更新する。
図14は、廃棄物コンテナ管理システム1aの処理を示すフローチャートである。ここでは、図13の業務の流れに応じたPC2及び携帯端末3aの動作を中心に説明する。
作業場所Gにおける回収場所Pの確認(S1302)に際して、携帯端末3aは、分別看板5のICタグ7から看板属性情報35Bを表示する(S1407)。詳細には、「ICタグ読込」ボタンが選択されると、携帯端末3aが、まず、最寄りのICタグ7のタグID73A1を読み取り、記憶部35の看板タグ対応情報35Aを参照して当該タグID35A2に対応する看板番号35A1を特定し、記憶部35の看板属性情報35Bのうち、当該看板番号35B1のレコードを読み出し、表示部32に表示する。
携帯端末3aは、担当者の手によって作業場所Gから物流センタCへ移動する(S1411)。そして、PC2に有線接続され、回収実績情報を通信部31経由でPC2に転送する(S1412)。一方、PC2は、携帯端末3aから通信部21経由で回収実績情報を受信し、記憶部25に記憶する(S1413)。
さらに、第2の実施の形態によれば、回収場所Pにおいて、廃棄物の入ったコンテナ4aの分別看板5が不要になるので、分別看板5を空のコンテナ4aに付け替えることによって、当該専門工事会社は、廃棄物の回収、集積、分別の処理を待つことなく、すぐに新たなコンテナ4aを使用することができる。
以上、本発明を実施するための最良の形態について説明したが、上記実施の形態は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明はその趣旨を逸脱することなく変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物も含まれる。例えば、以下のような実施の形態が考えられる。
2 PC(コンピュータ)
3、3a 携帯端末
35 記憶部
35A 看板タグ対応情報
35B 看板属性情報
4、4a コンテナ(容器)
5 分別看板(看板)
6 印字部
7 ICタグ(看板のICタグ)
73 記憶部
73A1 タグID
73B 例外情報
8 ICタグ(容器のICタグ)
83 記憶部
83A1 タグID
83B 例外情報
C 物流センタ
G 作業場所
P、P1、P2、…、Pn 回収場所
S 集積所
Claims (10)
- コンピュータ及び携帯端末を用いて、作業場所から排出される廃棄物を集積所に搬送するためのものであり、前記廃棄物の排出者の間で使い回される容器を管理する方法であって、
前記コンピュータが、前記排出者ごとに発行される看板に固有の看板番号、排出者名、廃棄物品目、回収場所及び次回設置場所を含む看板属性情報を取得し、記憶するステップと、
前記コンピュータが、前記看板として使われる用紙に看板番号、排出者名及び廃棄物品目を含む情報を印刷するステップと、
前記コンピュータが、前記看板番号と、前記看板に取り付けられたICタグに固有のタグIDとの対応付けを示す看板タグ対応情報を取得し、記憶するステップと、
前記携帯端末が、前記コンピュータから前記看板タグ対応情報及び前記看板属性情報を取得し、記憶するステップと、
前記携帯端末が、空の容器に取り付けられた看板のICタグからタグIDを取得し、前記看板タグ対応情報を参照して当該タグIDに対応する看板番号を特定し、当該看板番号を含む前記看板属性情報のうち、回収場所を表示するステップと、
前記携帯端末が、前記集積所に搬送された容器に取り付けられた看板のICタグからタグIDを取得し、前記看板タグ対応情報を参照して当該タグIDに対応する看板番号を特定し、当該看板番号を含む前記看板属性情報を読み出し、前記廃棄物の分量を取得し、当該看板属性情報に当該分量を追加し、回収実績情報として記憶するステップと、
前記コンピュータが、前記携帯端末から前記回収実績情報を取得し、記憶するステップと、
前記携帯端末が、前記集積所において、廃棄物の入った容器から空の容器に付け替えられた、又は、廃棄物が排出されて空になった容器に元々取り付けられている前記看板のICタグからタグIDを取得し、前記看板タグ対応情報を参照して当該タグIDに対応する看板番号を特定し、当該看板番号を含む前記看板属性情報のうち、次回設置場所を表示するステップと、
を実行することを特徴とする廃棄物容器管理方法。 - 請求項1に記載の廃棄物容器管理方法であって、
前記携帯端末が、前記回収場所において、実際の排出者名及び廃棄物品目が前記看板に印刷された情報と異なる場合に、実際の排出者名、廃棄物品目、回収場所及び次回設置場所を含む例外情報を取得し、前記看板の前記ICタグに送信するステップと、
前記ICタグが、前記携帯端末から前記例外情報を受信し、記憶するステップと、
前記携帯端末が、前記集積所において、前記ICタグに前記例外情報が含まれている場合に、前記ICタグから当該例外情報を取得し、回収実績情報として記憶するステップと、
をさらに実行することを特徴とする廃棄物容器管理方法。 - 請求項2に記載の廃棄物容器管理方法であって、
前記携帯端末が、前記回収場所において回収場所を取得する場合には、当該回収場所に設置されている回収場所識別タグからIDを読み取り、当該IDに基づいて当該回収場所の識別情報を特定する
ことを特徴とする廃棄物容器管理方法。 - コンピュータ及び携帯端末を用いて、作業場所から排出される廃棄物を集積所に搬送するためのものであり、前記廃棄物の排出者の間で使い回される容器を管理する方法であって、
前記コンピュータが、前記排出者ごとに発行される看板に固有の看板番号、排出者名、廃棄物品目、回収場所及び次回設置場所を含む看板属性情報を取得し、記憶するステップと、
前記コンピュータが、前記看板として使われる用紙に看板番号、排出者名及び廃棄物品目を含む情報を印刷するステップと、
前記コンピュータが、前記看板番号と、前記看板に取り付けられたICタグに固有のタグIDとの対応付けを示す看板タグ対応情報を取得し、記憶するステップと、
前記携帯端末が、前記コンピュータから前記看板タグ対応情報及び前記看板属性情報を取得し、記憶するステップと、
前記携帯端末が、空の容器に取り付けられた看板のICタグからタグIDを取得し、前記看板タグ対応情報を参照して当該タグIDに対応する看板番号を特定し、当該看板番号を含む前記看板属性情報のうち、回収場所を表示するステップと、
前記携帯端末が、前記回収場所において、廃棄物の入った容器に取り付けられた看板のICタグからタグIDを取得し、前記看板タグ対応情報を参照して当該タグIDに対応する看板番号を特定し、当該看板番号を含む前記看板属性情報を特定し、前記廃棄物の分量を取得し、当該看板属性情報に当該分量を追加して、前記容器に取り付けられたICタグに送信するステップと、
前記容器のICタグが、前記携帯端末から前記看板属性情報を受信し、記憶するステップと、
前記携帯端末が、前記集積所に搬送された前記容器のICタグから前記看板属性情報を取得し、回収実績情報として記憶するステップと、
前記コンピュータが、前記携帯端末から前記回収実績情報を取得し、記憶するステップと、
を実行することを特徴とする廃棄物容器管理方法。 - 請求項4に記載の廃棄物容器管理方法であって、
前記携帯端末は、前記集積所に搬送された前記容器のICタグから前記看板属性情報を取得した後、当該ICタグに記憶されている当該看板属性情報を消去する
ことを特徴とする廃棄物容器管理方法。 - 作業場所から排出される廃棄物を集積所に搬送するためのものであり、前記廃棄物の排出者の間で使い回される容器を管理するシステムであって、
コンピュータ及び携帯端末を備え、
前記コンピュータが、
前記排出者ごとに発行される看板に固有の看板番号、排出者名、廃棄物品目、回収場所及び次回設置場所を含む看板属性情報を取得し、記憶する手段と、
前記看板として使われる用紙に看板番号、排出者名及び廃棄物品目を含む情報を印刷する手段と、
前記看板番号と、前記看板に取り付けられたICタグに固有のタグIDとの対応付けを示す看板タグ対応情報を取得し、記憶する手段と、
前記携帯端末から回収実績情報を取得し、記憶する手段と、
を備え、
前記携帯端末が、
前記コンピュータから前記看板タグ対応情報及び前記看板属性情報を取得し、記憶する手段と、
空の容器に取り付けられた看板のICタグからタグIDを取得し、前記看板タグ対応情報を参照して当該タグIDに対応する看板番号を特定し、当該看板番号を含む前記看板属性情報のうち、回収場所を表示する手段と、
前記集積所に搬送された容器に取り付けられた看板のICタグからタグIDを取得し、前記看板タグ対応情報を参照して当該タグIDに対応する看板番号を特定し、当該看板番号を含む前記看板属性情報を読み出し、前記廃棄物の分量を取得し、当該看板属性情報に当該分量を追加し、回収実績情報として記憶する手段と、
前記集積所において、廃棄物の入った容器から空の容器に付け替えられた、又は、廃棄物が排出されて空になった容器に元々取り付けられている前記看板のICタグからタグIDを取得し、前記看板タグ対応情報を参照して当該タグIDに対応する看板番号を特定し、当該看板番号を含む前記看板属性情報のうち、次回設置場所を表示する手段と、
を備える
ことを特徴とする廃棄物容器管理システム。 - 請求項6に記載の廃棄物容器管理システムであって、
前記携帯端末は、
前記回収場所において、実際の排出者名及び廃棄物品目が前記看板に印刷された情報と異なる場合に、実際の排出者名、廃棄物品目、回収場所及び次回設置場所を含む例外情報を取得し、前記看板の前記ICタグに送信する手段と、
前記集積所において、前記ICタグに前記例外情報が含まれている場合に、前記ICタグから当該例外情報を取得し、回収実績情報として記憶する手段と、
をさらに備えることを特徴とする廃棄物容器管理システム。 - 請求項7に記載の廃棄物容器管理システムであって、
前記携帯端末は、前記回収場所において回収場所を取得する場合には、当該回収場所に設置されている回収場所識別タグからIDを読み取り、当該IDに基づいて当該回収場所の識別情報を特定する
ことを特徴とする廃棄物容器管理システム。 - 作業場所から排出される廃棄物を集積所に搬送するためのものであり、前記廃棄物の排出者の間で使い回される容器を管理するシステムであって、
コンピュータ及び携帯端末を備え、
前記コンピュータは、
前記排出者ごとに発行される看板に固有の看板番号、排出者名、廃棄物品目、回収場所及び次回設置場所を含む看板属性情報を取得し、記憶する手段と、
前記看板として使われる用紙に看板番号、排出者名及び廃棄物品目を含む情報を印刷する手段と、
前記看板番号と、前記看板に取り付けられたICタグに固有のタグIDとの対応付けを示す看板タグ対応情報を取得し、記憶する手段と、
前記携帯端末から回収実績情報を取得し、記憶する手段と、
を備え、
前記携帯端末は、
前記コンピュータから前記看板タグ対応情報及び前記看板属性情報を取得し、記憶する手段と、
空の容器に取り付けられた看板のICタグからタグIDを取得し、前記看板タグ対応情報を参照して当該タグIDに対応する看板番号を特定し、当該看板番号を含む前記看板属性情報のうち、回収場所を表示する手段と、
前記回収場所において、廃棄物の入った容器に取り付けられた看板のICタグからタグIDを取得し、前記看板タグ対応情報を参照して当該タグIDに対応する看板番号を特定し、当該看板番号を含む前記看板属性情報を特定し、前記廃棄物の分量を取得し、当該看板属性情報に当該分量を追加して、前記容器に取り付けられたICタグに送信する手段と、
前記集積所に搬送された前記容器のICタグから前記看板属性情報を取得し、回収実績情報として記憶する手段と、
を備える
ことを特徴とする廃棄物容器管理システム。 - 請求項9に記載の廃棄物容器管理システムであって、
前記携帯端末は、前記集積所に搬送された前記容器のICタグから前記看板属性情報を取得した後、当該ICタグに記憶されている当該看板属性情報を消去する
ことを特徴とする廃棄物容器管理システム。
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