JP2006215857A - 産業廃棄物等監視システムおよび監視方法 - Google Patents

産業廃棄物等監視システムおよび監視方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2006215857A
JP2006215857A JP2005028685A JP2005028685A JP2006215857A JP 2006215857 A JP2006215857 A JP 2006215857A JP 2005028685 A JP2005028685 A JP 2005028685A JP 2005028685 A JP2005028685 A JP 2005028685A JP 2006215857 A JP2006215857 A JP 2006215857A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tag
information
waste
industrial waste
collection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005028685A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Miyazaki
毅 宮崎
Shigeaki Takahara
成明 高原
Mieko Takao
美絵子 高尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KOSHIDA TEC KK
Original Assignee
KOSHIDA TEC KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KOSHIDA TEC KK filed Critical KOSHIDA TEC KK
Priority to JP2005028685A priority Critical patent/JP2006215857A/ja
Publication of JP2006215857A publication Critical patent/JP2006215857A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Near-Field Transmission Systems (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Refuse Collection And Transfer (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)

Abstract

【課題】産業廃棄物入り廃棄物容器を焼却されるに至るまで完全に監視して適正処理の確認を行うことができる産業廃棄物等監視システムおよび監視方法の提供。
【解決手段】必要情報を一括管理するデータ管理センター11のデータ処理装置と、収集運搬業者31の収集用運搬車両の乗員が所持して、排出事業者21のもとにあるICタグ付き廃棄物容器のICタグに対しての必要情報の書き込みと読み取りとが自在な無線接続機能付きの携帯情報端末と、ICタグから読み込んだICタグ情報を受信する無線接続機能を備えて該ICタグ情報をデータ管理センター11側へと送信する収集用運搬車両側のGPS携帯電話と、処分業者41のもとに搬入されたICタグ付き廃棄物容器が焼却炉内へと投入される直前に、そのICタグからICタグ情報を最終的に読み取ってデータ管理センター11側へと送信するゲート型タグリーダとで少なくとも構成した。
【選択図】図3

Description

本発明は、産業廃棄物等監視システムおよび監視方法に関する技術である。
近時、産業廃棄物の処理に関しては、環境汚染を招く不法投棄の問題のほか、リサイクル促進に伴う省資源を実現する観点からも大きな社会問題となってきており、かかる観点に立脚した具体的な解決手法についての種々の提案も既になされてきている。
この場合、産業廃棄物とは、各種の事業活動を行っている事業所から事業活動の結果として排出される特定の廃棄物をいい、その具体的な内容等は、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律(以下、「廃棄物処理法」という。)」により定められている。
このうち、医療施設や医療研究機関などの各種医療関係機関から排出される使用済みの注射針、カテーテル、脱脂綿、ガーゼなどを含む各種の感染性廃棄物は、「爆発性、毒性、感染性その他の人の健康又は生活環境に係る被害を生ずるおそれがある性状を有するもの」として廃棄物処理法により特別管理産業廃棄物と(以下、「感染性産業廃棄物」という。)され、その具体的な内容は政令に委ねることで指定されている。
また、感染性産業廃棄物を取り扱う業者は、適正処理の観点から各種医療関係機関(以下、単に「排出事業者」という。)の委託先の業者が収集運搬業者と処分業者とに区分けされ、特別厳格な基準に基づいて許可を与える体制がとられている。
さらに、産業廃棄物(特別管理産業廃棄物を含む)自体の実際の処理に関しては、不法投棄などの違法な処分を未然に防ぐ観点から、産業廃棄物管理票制度が設けられており、発行され産業廃棄物管理票(以下、単に「マニフェスト伝票」という。)によりその処理過程を監視することができる体制がとられている。
しかし、上記した業者の厳格な許可制度やマニフェスト伝票発行制度のもとにおいても、現実には、マニフェスト伝票の改ざんが行われており、排出事業者が実際のマニフェスト伝票の記入や管理を収集運搬業者に任せていることとも相俟って、依然として感染性産業廃棄物の不法投棄等が横行しており、一般市民の健康な生活に重大な脅威を及ぼす結果となっている。
このような問題を解決する手法としては、マニフェスト伝票発行制度の運営の適正化を図ることで、感染性産業廃棄物の不法投棄に伴う自然環境と生活環境の破壊とを防止する廃棄物処理方法も下記特許文献1に開示されているように既に提案されている。
特開平8−277020号公報
しかし、特許文献1に開示されている廃棄物処理方法による場合は、一つはICカードを再使用するために回収するようにしたこと、他の一つは中間処理が確実に行われたことを厳格にチェックする体制が必ずしも十分に機能しているとはいえないこと、の二点により結果的に感染性産業廃棄物の不法投棄を防ぐ上で未だ十分とはいえない不都合があった。
本発明は、特許文献1を含む従来技術の上記課題に鑑み、感染性産業廃棄物を含む産業廃棄物入りのICタグ付き廃棄物容器が確実に焼却処分されるに至るまで完全に追跡しながら監視することで、産業廃棄物の不法投棄を確実に阻止することができる産業廃棄物等監視システムおよび監視方法を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成すべくなされたものであり、そのうちの第1の発明(第1の監視システム)は、ICタグ付き廃棄物容器に付設されたICタグに対しての必要情報の読取りと書込みとを自在に形成された無線接続機能付きの携帯情報端末と、該携帯情報端末が前記ICタグから読み取ったICタグ情報を受信する無線接続機能を備えて該ICタグ情報の送信を自在に形成されたGPS携帯電話と、該GPS携帯電話がその現在位置情報とともに送信する前記ICタグ情報を受信して一括管理すべくデータ管理センター側に設置されるデータ処理装置とで少なくとも構成したことを最も主要な特徴とする。
また、第2の発明(第2の監視システム)は、産業廃棄物処理に関する必要情報を一括管理すべくデータ管理センターに設置されるデータ処理装置と、収集運搬業者の管理下にある収集用運搬車両の乗員が所持して、産業廃棄物を排出する排出事業者のもとにある産業廃棄物入りのICタグ付き廃棄物容器のICタグに対しての必要情報の読取りと書込みとが自在な無線接続機能付きの携帯情報端末と、該携帯情報端末を介して前記ICタグから読み取ったICタグ情報を受信する無線接続機能を備えて該ICタグ情報をデータ管理センターの前記データ処理装置へと送信すべく同じ収集用運搬車両側に用意されるGPS携帯電話と、前記収集用運搬車両により処分業者のもとへと搬入された産業廃棄物入りの前記ICタグ付き廃棄物容器が焼却炉内へと投入される直前に、そのICタグからICタグ情報を最終的に読み取って前記データ処理装置へと送信するゲート型タグリーダとで少なくとも構成したことを最も主要な特徴とする。
さらに、第3の発明(監視方法)は、産業廃棄物処理に関する必要情報を一括管理するデータ処理装置を備えるべくデータ管理センターと、産業廃棄物入りのICタグ付き廃棄物容器を排出する排出事業者と、該排出事業者から産業廃棄物入りのICタグ付き廃棄物容器を回収する収集用運搬車両を管理する収集運搬業者と、搬入された産業廃棄物入りのICタグ付き廃棄物容器を焼却処分する処分業者との関与のもとで少なくとも構成され、前記収集運搬業者は、前記排出事業者のもとにある産業廃棄物入りのICタグ付き廃棄物容器のICタグに対しての必要情報の読取りと書込みとが自在な無線接続機能付きの携帯情報端末と、該携帯情報端末を介して前記ICタグから読み取ったICタグ情報を受信する無線接続機能を備えて該ICタグ情報をデータ管理センターの前記データ処理装置への送信が自在なGPS携帯電話とをその管理下にある収集用運搬車両の乗員に所持させ、データ管理センターは、前記GPS携帯電話を介して前記携帯情報端末側からデータ処理装置側に送信された今回回収予定情報の応答要求を受けて、前記ICタグに書き込む情報とともに今回回収予定を前記GPS携帯電話を介して前記携帯情報端末へと返信し、該当する排出事業者のもとに収集用運搬車両を乗り付けた乗員は、前記携帯情報端末を介して産業廃棄物入りのICタグ付き廃棄物容器のICタグに対する必要情報の読取りと書込みと前記ICタグ付き廃棄物容器自体の回収とを行うとともに、読み取ったICタグ情報は、前記GPS携帯電話を介して現在位置情報とともに前記データ処理装置へと送信し、前記収集用運搬車両により産業廃棄物入りのICタグ付き廃棄物容器が搬入された処分業者は、そのICタグからICタグ情報をゲート型タグリーダを介して最終的に読み取ってその現在位置情報とともに前記データ処理装置へと送信した直後に、前記ICタグ付き廃棄物容器自体を焼却炉内に投入して焼却することを最も主要な特徴とする。
第3の発明(監視方法)において、前記処分業者のもとに産業廃棄物入りのICタグ付き廃棄物容器を搬入する前に、該ICタグ付き廃棄物容器を積替保管所に一旦保管しておく場合には、その搬入時と搬出時との各時点で前記携帯情報端末を介して前記ICタグに対する必要情報の読取りと書込みとを行うとともに、読み取ったICタグ情報は、その都度前記GPS携帯電話を介して現在位置情報とともに前記データ処理装置へと送信しておくのが望ましい。
また、上記各発明のいずれにおいても、前記ICタグは、ICタグ付き廃棄物容器内の産業廃棄物が感染性廃棄物であることを識別させるために該ICタグ付き廃棄物容器に表示されるバイオハザードマークと一体的に組み合わせたものを用いることができる。
本発明によれば、排出事業者から排出された産業廃棄物入りのICタグ付き廃棄物容器については、そのICタグからICタグ情報を読み取って、その時々の現在位置情報とともにデータ管理センター側のデータ処理装置へと送信することで監視することができるので、産業廃棄物入りのICタグ付き廃棄物容器が適正処理されることを確実なものとすることができる。
この場合、ICタグとして、ICタグ付き廃棄物容器内の産業廃棄物が感染性廃棄物であることを識別させるために該ICタグ付き廃棄物容器に表示されるバイオハザードマークと一体的に組み合わせて形成されたものが用いられている場合には、特に危険な感染性廃棄物が適正に処理されていることを確認することができる。
本発明のうち、第1の発明に係る産業廃棄物等監視システムは、例えば図4に示されているようにICタグ付き廃棄物容器22に付設されたICタグ23に対しての必要情報の読取りと書込みとを自在に形成された無線接続機能(本明細書では、例えば登録商標「Bluetooth」として利用されているものを含む無線接続機能をいうものとする。)付きの携帯情報端末33としてのハンディーターミナル34と、該ハンディーターミナル34がICタグ23から読み取ったICタグ情報を受信する同じ無線接続機能を備えて該ICタグ情報の送信を自在に形成された例えばKDDI社のau携帯電話などのようなGPS携帯電話35と、該GPS携帯電話35がその現在位置情報とともに送信するICタグ情報を受信して一括管理すべく図3に示すデータ管理センター11側に設置されるサーバなどからなるデータ処理装置とで構成されている。
図1は、その際における処理手順の一例を示すフローチャート図であり、まず、ICタグ23に書き込んでおく必要のある情報は、図3に示す無線通信網2を通じてGPS携帯電話35によりデータ管理センター11側の管理データからダウンロードする。
GPS携帯電話35がダウンロードした管理データは、その無線接続機能を用いてハンディーターミナル34側にICタグ23への書込み情報として送信する。
ICタグ23への書込み情報が送られたハンディーターミナル34は、その書込み情報(各自固有のコード、自社証明コード、容器の種類等)をICタグ付き廃棄物容器22に付設されたICタグ23に書き込んだ上で、その読み込みを行った後、該ハンディーターミナル34に内蔵されている無線接続機能を用いて、GPS携帯電話35に対し読み取った情報をICタグ情報として送信する。
該GPS携帯電話35は、例えばKDDI社などが導入しているBREWアプリケーションのようなプリケーションプラットホーム(以下、「所定アプリケーション」という。)内のメモリにハンディーターミナル34側から送られたICタグ情報を蓄積・保持させておき、通信圏内にあればICタグ情報をその現在位置情報とともに例えばKDDI社のau網などのような無線通信網2を介してデータ管理センター11側のデータ処理装置へと送信することで、常時、ICタグ付き廃棄物容器22の現況を把握してこれを監視することができることになる。
図2は、この場合におけるICタグ付き廃棄物容器22の現在位置を確認する際の手法を示すフローチャート図であり、そのうちの(a)はデータ管理センター11側から収集用運搬車両32側に対し現在位置情報を求める場合を、(b)は収集用運搬車両32側からデータ管理センター11側に対し定期的に現在位置情報を送信する場合をそれぞれ示す。
すなわち、図2(a)によれば、データ管理センター11は、例えば図3に示す無線通信網2を介して収集用運搬車両32の乗員が所持するGPS携帯電話35に対し現在位置情報要求の指示を送信する。該現在位置情報要求の指示を受けたGPS携帯電話35は、そのGPS機能により現在位置を測位し、その結果を無線通信網2を介してデータ管理センター11のデータ処理装置へと自動的に送信し返すことで、データ管理センター11側にてその現在位置を確認することができるようになっている。
また、図2(b)によれば、GPS携帯電話35が備えるGPS機能により現在位置を定期的に測位し、その結果を無線通信網2を介してデータ管理センター11のデータ処理装置へと送信することで、その時々の現在位置をデータ管理センター11側で確認することができるようになっている。なお、この場合、図2(b)に示されているようにGPS携帯電話35が備える所定アプリケーションのメモリにその時々の位置情報を保存させておき、所定時間毎にまとめてデータ管理センター11のデータ処理装置へと送信するようにすることもできる。
図3は、第2の発明に係る産業廃棄物等監視システムの概略構成例を示すブロック図であり、その全体は、産業廃棄物処理に関する必要情報を一括管理すべくデータ管理センター11に設置されるデータ処理装置と、収集運搬業者31の管理下にある収集用運搬車両32の乗員が所持する無線通信機能付きの携帯情報端末33およびGPS携帯電話34と、排出事業者21が排出した産業廃棄物入りのICタグ付き廃棄物容器22のICタグ23からICタグ情報を読み取ってデータ管理センター11のデータ処理装置へと送信すべく処分業者41が設置するゲート型タグリーダ42とで少なくとも構成されている。
このうち、データ管理センター11のデータ処理装置は、インターネット等の通信ネットワーク1を介することで排出事業者21、収集運搬業者31および処分業者41のそれぞれが備える各端末装置との間で廃棄物処理に関する必要情報の送受を自在にして設置されている。
図4は、産業廃棄物が感染性産業廃棄物である場合を例に、ICタグ付き廃棄物容器22の排出から焼却に至るまでの相互関係を模式的に示す説明図である。この場合、ICタグ23は、ICタグ付き廃棄物容器22内の産業廃棄物が感染性廃棄物であることを識別させるためのバイオハザードマーク24が描示されている貼着シート片25の適宜位置に設置することで、バイオハザードマーク24と一体的に組み合わせたものが用いられている。
まず、データ管理センター11では、そのデータ処理装置を介して個々の排出事業者21側から感染性産業廃棄物の回収依頼を受けた後、その依頼内容を収集運搬業者31と処分業者41との間で協議・決定した上で回収予定を登録して確定したことを通知する廃棄物管理処理を行う。その後、収集運搬業者31は、確定した回収内容に基づき配車計画を立て車両管理処理を行う。
図5は、この際におけるデータ管理センター11側と収集運搬業者31側との間で行われる回収予定に関する業務連絡の処理手順例を示すフローチャート図である。
この場合、収集運搬業者31は、図4に示すように排出事業者21のもとにある感染性産業廃棄物入りのICタグ付き廃棄物容器22のICタグ23に対しての必要情報の読取りと書込みとが自在な無線接続機能付きの携帯情報端末33である例えばハンディターミナル34と、該ハンディターミナル34を介してICタグ23から読み取ったICタグ情報を受信する無線接続機能を備えて該ICタグ情報をデータ管理センター11のデータ処理装置への送信が自在なGPS携帯電話35とを、その管理下にある収集用運搬車両32のドライバー等の乗員に予め所持させてある。
図6は、携帯情報端末33として用いられるハンディーターミナル34の操作ボタンの配置例を示す説明図であり、その前面上部には、LCDからなる表示部34aが、上側に位置する左右の両側面には、ICタグデータ読み書きスイッチ34bがそれぞれ配設されている。
この場合、図中の操作ボタンS1は、データの書き込み操作に、操作ボタンS2は、データ送信操作に、操作ボタンENTは、確定操作にそれぞれ用いられる。また、操作ボタン0〜9は、数字入力操作に用いられるテンキーである。さらに、操作ボタンF1は、回収予定などの必要なダウンロード操作を行う際に、操作ボタンF2は、印刷操作を行う際にそれぞれ用いられる。また、操作ボタンF3は、顧客先の要望に対応させるべく、各種のプログラム別に割り当てて操作するためのものである。さらに、操作ボタンBSは、1文字ずつ入力文字を訂正する際に、操作ボタンCLは、表示部49aの表示枠ごとに入力訂正を行う際に、操作ボタンSFは、例えば数字を英文字に変更するなど、テンキー(0〜9)の入力変更を行う際にそれぞれ用いられる。
データ管理センター11側と収集運搬業者31側との間で行われる今回回収予定に関する業務連絡は、まず、収集運搬業者31側の乗員がハンディーターミナル34にて乗員特定のために付与された乗員コードと収集運搬車両32を特定するために付与されている車両コードとを読み込んだ後、ハンディーターミナル34の操作ボタンF1を押すことで、ハンディーターミナル34が備える無線接続機能により今回回収予定情報の応答要求がGPS携帯電話35側に送信され、該GPS携帯電話35側の所定アプリケーションを経由し、無線通信網2を通じてデータ管理センター11のデータ処理装置側に対し今回回収予定情報の応答要求(ダウンロード要求)が送信される。
このような応答要求(ダウンロード要求)を受けたデータ管理センター11側では、そのデータ処理装置の廃棄物管理システムが確定・保持している廃棄物管理処理情報に基づいて定まる今回回収予定情報をGPS携帯電話35側に無線通信網2と所定アプリケーションとを経由して送信し、該GPS携帯電話35は、その無線接続機能によりハンディーターミナル34側に今回回収予定情報を送り、その表示部34aに表示させることで、収集運搬業者31側でこれを目視確認することができることになる。
このようにして収集運搬業者31側で今回回収予定情報を確認した後は、その管理下にある特定の収集用運搬車両32を該当する排出事業者21に送り込み、その乗員が所持するハンディーターミナル34を用いて排出事業者21から提示された施設特定カード(施設コードや正式名称等が予め保持されている排出者カード、処理施設カードおよび積替え保管所カードを含む)や立会人である担当者特定カードのほか、該当する収集用運搬車両32を特定する車両カードなどを読み込んで必要情報を確認するとともに、感染性産業廃棄物入りのICタグ付き廃棄物容器22のICタグ23に対する所要の書込み、読取り作業を行った後にこれを回収する。
しかも、ハンディーターミナル34が読み取ったICタグ情報は、その無線接続機能を介して同じ収集用運搬車両32側に用意されているGPS携帯電話35へと送信され、該GPS携帯電話35から無線通信網2を経由してデータ管理センター11のデータ処理装置側へとGPSが測位した現在位置情報とともに送信されるので、データ管理センター11側で常にこれを監視することができることになる。なお、収集用運搬車両32は、このような読み込み処理を行った上で、図示しないモバイルプリンタにより預かり証をプリントアウトして排出事業者21側に発行し、しかる後に処分業者41へと向かうことになる。
産業廃棄物処理施設(以下、「中間処理施設」という。)を管理している処分業者41側へと収集用運搬車両32を乗り付けた乗員は、ハンディーターミナル34で予め付与されている処理施設カードと処分業者41が所持する立会人カードとから所定の必要情報を読み込むとともに、中間処理施設保管庫にICタグ付き廃棄物容器22を搬入した後に再びハンディーターミナル34で処理業者情報を読み込み、しかる後、GPS携帯電話35から無線通信網2を経由してデータ管理センター11のデータ処理装置側へとGPSが測位した現在位置情報とともに送信される。なお、乗員側は、図示しないモバイルプリンタで搬入実績証をプリントアウトしてこれを処分業者41に引き渡すことになる。
一方、処分業者41は、感染性産業廃棄物入りのICタグ付き廃棄物容器22を中間処理施設保管庫から搬出して、廃棄物自動搬送路を形成している無端搬送ベルト45上に載置し、焼却炉43の投入口44の直前に設置されているゲート型タグリーダ42を通過させた上で焼却炉43内にICタグ付き廃棄物容器22を投入し、焼却処分を行う。なお、焼却処分以外の中間処分としては、例えばオートクレーブを用いるなどして滅菌や殺菌を行うこともできる。
この場合、処分業者41が備えるゲート型タグリーダ42は、焼却炉43へと向かう無端搬送ベルト45における投入口44の直前位置にてICタグ付き廃棄物容器22のICタグ23からICタグ情報を全て読み取るとともに、該Cタグ情報は、無線通信網2を経由してデータ管理センター11のデータ処理装置側へと焼却処分情報として送信することができるので、データ管理センター11側で最終的な焼却処分に至るまでこれを監視することができることになる。
次に、第3の発明に係る産業廃棄物等監視方法を第1および第2の発明に係る産業廃棄物等監視システムの作用ととともに、以下に説明する。
図7は、第3の発明に係る産業廃棄物等監視方法の処理手順の概要を示すフローチャート図であり、図8〜図13は、図7における対応各処理ステップの詳細フローチャート図である。
すなわち、図7によれば、まず、STでは、排出事業者21、収集運搬業者31および処分業者41は、産業廃棄物を焼却処分する際に必要な依頼・引取りの細目について相談し、その内容が合意に達した時点で引取事前登録をする。
図8によれば、上記STでは、排出事業者21が自己の端末装置に事業者名、品名等の必要情報を入力し、収集運搬業者31と処分業者41とは各自の端末装置でその内容を確認し、その受け入れが可能であれば収集運搬業者31と処分業者41とは各自の端末装置で受け入れが可能であることを入力し、通信ネットワーク1を介してデータ管理センター11のデータ処理装置側に確定データとして送られる。
データ管理センター11がそのデータ処理装置で確定データとして受け取った必要情報は、予め定めてある廃棄物管理システム内の変換テーブルで共通のナンバーやコードに変換し、自己のサーバーのマニフェストデータベースに送信して記録される。このため、排出事業者21、収集運搬業者31および処分業者41の相互間で合意に達し事前登録されたことを確認することができる。
図7のSTでは、収集運搬業者31が配車計画を立てる。図9によれば、このステップでは、データ管理センター11のデータ処理装置側の廃棄物管理システムに登録して確定している必要情報が車両管理システム側に送信され、通信ネットワーク1を介して車両管理システムの配車画面メニューに入り、配車計画画面から各車両を廃棄物管理システム側の回収予定データにあてがい、配車予定登録を行う。
図7のSTでは、回収を担当するドライバーなどの乗員が所持する無線接続機能付きのハンディターミナル34が備える操作ボタンF1を押すことで、既に述べた図5に示す業務連絡が行われる。すなわち、ハンディターミナル34の操作ボタンF1を押すことにより、ハンディーターミナル34が備える無線接続機能により今回回収予定情報の応答要求が、GPS携帯電話35側に送信され、該GPS携帯電話35の所定アプリケーションから無線通信網2を経由してデータ管理センター11のデータ処理装置側に対し今回回収予定情報の応答要求(ダウンロード要求)が送信される。
このような応答要求(ダウンロード要求)を受けたデータ管理センター11側では、そのデータ処理装置の廃棄物管理システムが確定・保持している廃棄物管理処理情報に基づいて定まる今回収回収定情報をGPS携帯電話35側に無線通信網2と所定アプリケーションとを経由して送信し、該GPS携帯電話35は、その無線接続機能によりハンディーターミナル34側に今回回収予定情報を送り、その表示部34aに表示させることで、収集運搬業者31側でこれを目視確認することことができる。なお、乗員側のハンディーターミナル34とデータ管理センター11側でソフトウェア上のプロトコルにより互いに受送信されたことの確認をし、STの処理を終える。
図7のSTでは、データ管理センター11が収集運搬車両32の現在位置を管理し、その状態はそれぞれの端末装置を介して排出事業者21、収集運搬業者31および処分業者41が確認することができる。すなわち、図10によれば、このステップでは、ハンディーターミナル34からGPS携帯電話35を経て現在の処理段階に関する状態情報を送信することになる。この場合、状態情報に変化があれば新たな状態情報をハンディーターミナル34に登録した後に、しかし状態情報に変化がなければ直ちに、GPS携帯電話35を介してハンディーターミナル34内に保持されている各種状態を、GPS携帯電話35が測位した収集運搬車両32の現在位置情報を付加してデータ管理センター11のデータ処理装置に送信する。
この場合、排出事業者21、収集運搬業者31および処分業者32との間では、図11に示されているように契約形態の別に応じて、それぞれの各端末装置側に対して「位置及び履歴データの閲覧可」または「履歴デーやのみ閲覧可」の情報提供内容を振り分けた状態でネットワーク1のサイト上に表示された内容にしたがって各事業者がアクセスして現在位置を確認することができるようになっている。
図7のSTでは、収集運搬車両32で該当する排出事業者21の施設に乗り付けた乗員は、該排出事業者21から感染性産業廃棄物入りのICタグ付き廃棄物容器22を受け取り、これを回収する。図12によれば、このステップでは、乗員がハンディーターミナル34を用いて排出事業者21が所持する認証カード等から事業者・場所コード等の所定情報の読み取りと、ICタグ付き廃棄物容器22のICタグ23に対する必要情報の書き込みとを行う。しかる後、同じハンディーターミナル34を用いてICタグ23自身の固有番号、容器コード、システムコード、重量等の読み取りを行い、これを保存した上で、ICタグ付き廃棄物容器22を収集運搬車両32に積み込む。
しかも、乗員は、ハンディーターミナル34と連動する図示しないモバイルプリンタを用いて必要情報をプリントアウトし、排出事業者21側に預かり証として引き渡し、内容に誤りがない場合、ハンディーターミナル34で排出事業者21が所持する立会人カードを読み込み、GPS携帯電話35を介してデータ管理センター11のデータ処理装置側へと現在の位置情報とともにその引取データを送信してSTの処理を終える。なお、修正を行う場合は、ハンディーターミナル34の表示部34a画面上において修正画面を選択した後、再度ICタグ付き廃棄物容器22のICタグ23に対する必要情報の書き込みと読み込みとを行うところから作業を行う。
図7のSTでは、感染性産業廃棄物入りのICタグ付き廃棄物容器22を積み込んだ収集運搬車両32は、次の排出先があればその排出事業者21のもとに赴き、STと同じ処理を行う。一方、次の排出先がなければ、処分業者41の中間処理施設へと向かうか、積替保管所へと収集運搬車両32を向かわせる。なお、次のステップである図7のSTでは、処分業者41の中間処理施設へと直接向かう場合を例にその処理内容を説明する。
すなわち、図7のSTでは、処分業者41の中間処理施設に到着した収集用運搬車両32の乗員は、ICタグ付き廃棄物容器22を中間処理施設の保管庫に取り敢えず搬入する。図13によれば、乗員がハンディーターミナル34を用いて処分業者41が所持する処理施設カードを読み込んでこれを特定した上で、ICタグ付き廃棄物容器22のICタグ23自身の固有番号、容器コード、システムコード、重量等の必要情報を読み込み、これをハンディーターミナル34内にデータとして保存する。また、乗員は、ハンディーターミナル34と連動する図示しないモバイルプリンタを用いて必要情報をプリントアウトし、処分業者41に搬入実績証として引き渡し、入力内容に誤りがない場合、ハンディーターミナル34で処分業者41側が所持する立会人カードを読み込む。しかる後、データをデータ管理センター11へとICタグ情報と現在位置情報とを含む今回の荷下ろし情報をGPS携帯電話35を介して送信してSTの処理を終え、次の排出先がなければ収集運搬車両32は収集運搬業者31のもとに戻る。なお、入力内容に誤りがある場合は、ハンディーターミナル34での表示部34a画面上において修正画面を選択した後、再度ICタグ付き廃棄物容器22のICタグ23に対する必要情報の読み込みを行うところから作業を行う。
図7のSTでは、搬入されたICタグ付き廃棄物容器22の処分業者41による焼却処分が行われる。図14によれば、このステップでは、処分業者41により無端搬送ベルト45上にICタグ付き廃棄物容器22が載置され、焼却炉43の投入口44の直前に固定した状態のもとで設置されているゲート型タグリーダ42を通過して投入口44から焼却炉53内へと投入される。ゲート型タグリーダ42は、ICタグ付き廃棄物容器22が通過する際にそのICタグ23に書き込まれている全ての必要情報をICタグ情報として読み込んだ上で、ゲート型タグリーダ42側に付設されている通信ユニットと無線通信網2とを経由して焼却処理認証情報としてデータ管理センター11の端末装置11側に送信されてSTの処理を終える。
このようにして、STからSTまでの処理を終えることで、感染性産業廃棄物はこれを収容するICタグ付き廃棄物容器22とともに確実に焼却処分されるに至るまでデータ管理センター11側で監視することができるので、適正処理を確認することができる。
以上は、本発明を図面に基づいて説明したものであり、その具体的な内容はこれに限定されるものではない。例えば、データ管理センター11は、廃棄物管理システムの一環としてデータ処理装置に予め保持させてあるマニフェスト情報データベースから各事業者(排出事業者21,収集運搬業者231,処分業者41)および今回回収予定に関する必要情報を呼び出し、これをマニフェスト運営機関が設置する端末装置に送信するなど、必要な前処理を行うようにしてもよい。
そして、このようにマニフェスト運営機関との連携をとる場合には、その端末装置が事業者等に関する可否を判断し、可であればデータ管理センター11のデータ処理装置側に対し電子マニフェストとマニフェストナンバーとを交付するなど、必要な情報交換が行われることになる。
また、データ管理センター11のデータ処理装置側では、その保持する廃棄物管理システムにてこれを受信した上で、変換テーブルを通して各事業者向けに各自固有のナンバーやコードに変換するようにしてもよい。これにより各事業者は、通信ネットワーク1のサイト(web)上から上記廃棄物管理システムを利用して情報をダウンロードすることができ、マニフェスト運営機関側と連携がとれるなど、必要情報の送受が可能となる。
一方、処分業者41のもとに産業廃棄物入りのICタグ付き廃棄物容器22を搬入する前に、該ICタグ付き廃棄物容器22を図示しない積替保管所に一旦保管しておく場合には、図13の処理手順に準じた処理をその搬入時と搬出時との各時点で行われることになる。
すなわち、その搬入時には、乗員がハンディーターミナル34を用いて積替保管所職員が所持する事業者・積替保管施設カードを読み込んでこれを特定した上で、ICタグ付き廃棄物容器22のICタグ23自身の固有番号、容器コード、システムコード、重量等の必要情報を読み込み、これをハンディーターミナル34内にデータとして保存する。また、乗員は、ハンディーターミナル34と連動する図示しないモバイルプリンタを用いて必要情報をプリントアウトし、積替保管所職員に搬入実績証として引き渡し、入力内容に誤りがない場合、ハンディーターミナル34で積替保管所職員が所持する立会人カードを読み込む。しかる後、データをデータ管理センター11へとICタグ情報と現在位置情報とを含む今回の荷下ろし情報をGPS携帯電話35を介して送信して処理を終える。
また、積替保管所からICタグ付き廃棄物容器22を搬出する際には、乗員がハンディーターミナル34を用いて積替保管所職員が所持する事業者・積替保管施設カードを再び読み込んでこれを特定した上で、ICタグ付き廃棄物容器22のICタグ23自身の固有番号、容器コード、システムコード、重量等の必要情報を読み込み、これをハンディーターミナル34内にデータとして保存する。また、乗員は、ハンディーターミナル34と連動する図示しないモバイルプリンタを用いて必要情報をプリントアウトし、積替保管所職員に預かり証として引き渡し、入力内容に誤りがない場合、ハンディーターミナル34で積替保管所職員が所持する立会人カードを読み込む。しかる後、データをデータ管理センター11へとICタグ情報と現在位置情報とを含む今回の引取り情報をGPS携帯電話35を介して送信して処理を終え、処分業者41のもとへと向かうことになる。
なお、本発明における産業廃棄物には、病院等から排出される感染性産業廃棄物のほか、企業等の事業体から排出される各種の機密文書やコンピュータ端末などの機密保持性の高い廃棄物等を含む。また、廃棄物容器は、廃棄物等の種類により合成樹脂や段ボールを用いて形成したものを適宜用いることができる。また、ICタグ23は、ICタグ付き廃棄物容器22内の産業廃棄物が感染性廃棄物である場合には、ICタグ23とバイオハザードマーク24とを廃棄物容器の適宜の部位に各別に配設しておくこともできる。
本発明のうち、第1の発明に係る産業廃棄物等監視システムにおける処理手順の一例を示すフローチャート図。 図1においけるICタグ付き廃棄物容器の現在位置確認手法を示すフローチャート図であり、そのうちの(a)はデータ管理センター側から収集用運搬車両側に対し現在位置情報を求める場合を、(b)は収集用運搬車両側からデータ管理センター側に対し定期的に現在位置情報を送信する場合をそれぞれ示す。 第2の発明に係る産業廃棄物等監視システムの概略構成例を示すブロック図。 産業廃棄物が感染性産業廃棄物である場合を例に、ICタグ付き廃棄物容器の排出から焼却に至るまでの相互関係を模式的に示す説明図。 データ管理センター側と収集運搬業者側との間で行われる回収予定に関する業務連絡の処理手順例を示すフローチャート図。 携帯情報端末がハンディーターミナルである場合の操作ボタンの配置例を示す説明図。 第3の発明に係る産業廃棄物等監視方法の処理手順の概要を示すフローチャート図。 図7における処理ステップSTの詳細フローチャート図。 図7における処理ステップSTの詳細フローチャート図。 図7における処理ステップSTの詳細フローチャート図。 図10の処理の現況を事業者側で確認できるようにする場合の処理手順を示すフリーチャート図。 図7における処理ステップSTの詳細フローチャート図。 図7における処理ステップSTの詳細フローチャート図。 図7における処理ステップSTの詳細フローチャート図。
符号の説明
1 通信ネットワーク
2 無線通信網
11 データ管理センター
21 排出事業者
22 ICタグ付き廃棄物容器
23 ICタグ
24 バイオハザードマーク
25 貼着シート片
31 収集運搬業者
32 収集用運搬車両
33 携帯情報端末
34 ハンディーターミナル
34a 表示部
34b ICタグデータ読み書きスイッチ
35 GPS携帯電話
41 処分業者
42 ゲート型タグリーダ
43 焼却炉
44 投入口
45 無端搬送ベルト

Claims (6)

  1. ICタグ付き廃棄物容器に付設されたICタグに対しての必要情報の読取りと書込みとを自在に形成された無線接続機能付きの携帯情報端末と、該携帯情報端末が前記ICタグから読み取ったICタグ情報を受信する無線接続機能を備えて該ICタグ情報の送信を自在に形成されたGPS携帯電話と、該GPS携帯電話がその現在位置情報とともに送信する前記ICタグ情報を受信して一括管理すべくデータ管理センター側に設置されるデータ処理装置とで少なくとも構成したことを特徴とする産業廃棄物等監視システム。
  2. 産業廃棄物処理に関する必要情報を一括管理すべくデータ管理センターに設置されるデータ処理装置と、
    収集運搬業者の管理下にある収集用運搬車両の乗員が所持して、産業廃棄物を排出する排出事業者のもとにある産業廃棄物入りのICタグ付き廃棄物容器のICタグに対しての必要情報の読取りと書込みとが自在な無線接続機能付きの携帯情報端末と、
    該携帯情報端末を介して前記ICタグから読み取ったICタグ情報を受信する無線接続機能を備えて該ICタグ情報をデータ管理センターの前記データ処理装置へと送信すべく同じ収集用運搬車両側に用意されるGPS携帯電話と、
    前記収集用運搬車両により処分業者のもとへと搬入された産業廃棄物入りの前記ICタグ付き廃棄物容器が焼却炉内へと投入される直前に、そのICタグからICタグ情報を最終的に読み取って前記データ処理装置へと送信するゲート型タグリーダとで少なくとも構成したことを特徴とする産業廃棄物等監視システム。
  3. 前記ICタグは、ICタグ付き廃棄物容器内の産業廃棄物が感染性廃棄物であることを識別させるために該ICタグ付き廃棄物容器に表示されるバイオハザードマークと一体的に組み合わせた請求項1または2に記載の産業廃棄物等監視システム。
  4. 産業廃棄物処理に関する必要情報を一括管理するデータ処理装置を備えるべくデータ管理センターと、産業廃棄物入りのICタグ付き廃棄物容器を排出する排出事業者と、該排出事業者から産業廃棄物入りのICタグ付き廃棄物容器を回収する収集用運搬車両を管理する収集運搬業者と、搬入された産業廃棄物入りのICタグ付き廃棄物容器を焼却処分する処分業者との関与のもとで少なくとも構成され、
    前記収集運搬業者は、前記排出事業者のもとにある産業廃棄物入りのICタグ付き廃棄物容器のICタグに対しての必要情報の読取りと書込みとが自在な無線接続機能付きの携帯情報端末と、該携帯情報端末を介して前記ICタグから読み取ったICタグ情報を受信する無線接続機能を備えて該ICタグ情報をデータ管理センターの前記データ処理装置への送信が自在なGPS携帯電話とをその管理下にある収集用運搬車両の乗員に所持させ、
    データ管理センターは、前記GPS携帯電話を介して前記携帯情報端末側からデータ処理装置側に送信された今回回収予定情報の応答要求を受けて、前記ICタグに書き込む情報とともに今回回収予定を前記GPS携帯電話を介して前記携帯情報端末へと返信し、
    該当する排出事業者のもとに収集用運搬車両を乗り付けた乗員は、前記携帯情報端末を介して産業廃棄物入りのICタグ付き廃棄物容器のICタグに対する必要情報の読取りと書込みと前記ICタグ付き廃棄物容器自体の回収とを行うとともに、読み取ったICタグ情報は、前記GPS携帯電話を介して現在位置情報とともに前記データ処理装置へと送信し、
    前記収集用運搬車両により産業廃棄物入りのICタグ付き廃棄物容器が搬入された処分業者は、そのICタグからICタグ情報をゲート型タグリーダを介して最終的に読み取ってその現在位置情報とともに前記データ処理装置へと送信した直後に、前記ICタグ付き廃棄物容器自体を焼却炉内に投入して焼却することを特徴とする産業廃棄物等監視方法。
  5. 前記処分業者のもとに産業廃棄物入りのICタグ付き廃棄物容器を搬入する前に、該ICタグ付き廃棄物容器を積替保管所に一旦保管しておく場合は、その搬入時と搬出時との各時点で前記携帯情報端末を介してICタグに対する必要情報の読取りと書込みとを行うとともに、読み取ったICタグ情報は、その都度前記GPS携帯電話を介して現在位置情報とともに前記データ処理装置へと送信する請求項4に記載の産業廃棄物等監視方法。
  6. 前記ICタグは、ICタグ付き廃棄物容器内の産業廃棄物が感染性廃棄物であることを識別させるために該ICタグ付き廃棄物容器に表示されるバイオハザードマークと一体的に組み合わせた請求項4または5に記載の産業廃棄物等監視方法。

JP2005028685A 2005-02-04 2005-02-04 産業廃棄物等監視システムおよび監視方法 Pending JP2006215857A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005028685A JP2006215857A (ja) 2005-02-04 2005-02-04 産業廃棄物等監視システムおよび監視方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005028685A JP2006215857A (ja) 2005-02-04 2005-02-04 産業廃棄物等監視システムおよび監視方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006215857A true JP2006215857A (ja) 2006-08-17

Family

ID=36979045

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005028685A Pending JP2006215857A (ja) 2005-02-04 2005-02-04 産業廃棄物等監視システムおよび監視方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006215857A (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009301424A (ja) * 2008-06-16 2009-12-24 Ohbayashi Corp 廃棄物容器管理方法及び廃棄物容器管理システム
JP2010061271A (ja) * 2008-09-02 2010-03-18 Japan Atomic Energy Agency Rfidによる廃棄物管理方法
US8056817B2 (en) 2007-02-21 2011-11-15 Advanced Custom Engineered Systems & Engineered Co. System for monitoring items in a container
US8146798B2 (en) 2008-11-07 2012-04-03 Advanced Custom Engineered Systems & Equipment Co. Method and apparatus for monitoring waste removal and administration
US8185277B2 (en) 2008-11-07 2012-05-22 Advanced Custom Engineered Systems & Equipment Co. Waste removing and hauling vehicle
WO2014201532A1 (pt) * 2013-06-17 2014-12-24 Gomes De Barros Jo O Luis Usina móvel para processamento de resíduos, geração de gás combustível, energia e cinzas
US9251388B2 (en) 2013-05-15 2016-02-02 Advanced Custom Engineered Systems & Equipment, Co. Method for deploying large numbers of waste containers in a waste collection system
CN107771161A (zh) * 2015-05-06 2018-03-06 克朗设备公司 包括标签读取器和读取器模块的工业车辆
US10515237B2 (en) 2015-05-06 2019-12-24 Crown Equipment Corporation Tag reader with diagnostic tag and an industrial vehicle incorporating the same
CN111277653A (zh) * 2020-01-19 2020-06-12 浙江蓝景科技有限公司 渔船废弃物排放管理平台
US11074557B2 (en) 2016-03-31 2021-07-27 Advanced Custom Engineered Systems & Equipment Co. Systems and method for interrogating, publishing and analyzing information related to a waste hauling vehicle
JP2022104272A (ja) * 2020-12-28 2022-07-08 小僧com株式会社 廃棄物管理システム

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0944716A (ja) * 1995-07-31 1997-02-14 Jiyamutekusu:Kk 感染性医療廃棄物情報管理システム
JP2001301928A (ja) * 2000-04-26 2001-10-31 Mitsubishi Electric Corp 配送管理システム、配送管理センタ装置、配送管理端末装置、配送計画送信方法、及び記録媒体
JP2002009613A (ja) * 2000-06-27 2002-01-11 Fuji Xerox Co Ltd 回路機能の再構成方法、及びプログラマブル論理回路装置
JP2002297748A (ja) * 2001-03-29 2002-10-11 Ttt Kk 医療廃棄物の管理方法
JP2003212303A (ja) * 2002-01-17 2003-07-30 Nisscom Corp 廃棄物処理情報システム
JP2003246409A (ja) * 2002-02-19 2003-09-02 Seiko Epson Corp 廃棄物処理義務者管理システム、義務者情報登録要求端末、義務者情報登録端末、廃棄物処理義務者管理プログラム及び端末用プログラム、並びに廃棄物処理義務者管理方法
JP2003319979A (ja) * 2002-05-07 2003-11-11 Shimizu Corp 医療廃棄物処理システム

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0944716A (ja) * 1995-07-31 1997-02-14 Jiyamutekusu:Kk 感染性医療廃棄物情報管理システム
JP2001301928A (ja) * 2000-04-26 2001-10-31 Mitsubishi Electric Corp 配送管理システム、配送管理センタ装置、配送管理端末装置、配送計画送信方法、及び記録媒体
JP2002009613A (ja) * 2000-06-27 2002-01-11 Fuji Xerox Co Ltd 回路機能の再構成方法、及びプログラマブル論理回路装置
JP2002297748A (ja) * 2001-03-29 2002-10-11 Ttt Kk 医療廃棄物の管理方法
JP2003212303A (ja) * 2002-01-17 2003-07-30 Nisscom Corp 廃棄物処理情報システム
JP2003246409A (ja) * 2002-02-19 2003-09-02 Seiko Epson Corp 廃棄物処理義務者管理システム、義務者情報登録要求端末、義務者情報登録端末、廃棄物処理義務者管理プログラム及び端末用プログラム、並びに廃棄物処理義務者管理方法
JP2003319979A (ja) * 2002-05-07 2003-11-11 Shimizu Corp 医療廃棄物処理システム

Cited By (31)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11907318B2 (en) 2007-02-21 2024-02-20 Advanced Custom Engineered Systems & Equipment Co. Waste container monitoring system
US11017049B2 (en) 2007-02-21 2021-05-25 Advanced Custom Engineered Systems & Equipment Co. Waste container monitoring system
US8056817B2 (en) 2007-02-21 2011-11-15 Advanced Custom Engineered Systems & Engineered Co. System for monitoring items in a container
US11461424B2 (en) 2007-02-21 2022-10-04 Advanced Custom Engineered Systems & Equipment Co. Waste container monitoring system
US10585964B2 (en) 2007-02-21 2020-03-10 Advanced Custom Engineered Systems & Equipment Co. System for monitoring a container
US8210428B2 (en) 2007-02-21 2012-07-03 Advanced Custom Engineered Systems & Equipment Co. Method for handling discarded identification numbers
JP2009301424A (ja) * 2008-06-16 2009-12-24 Ohbayashi Corp 廃棄物容器管理方法及び廃棄物容器管理システム
JP2010061271A (ja) * 2008-09-02 2010-03-18 Japan Atomic Energy Agency Rfidによる廃棄物管理方法
US8185277B2 (en) 2008-11-07 2012-05-22 Advanced Custom Engineered Systems & Equipment Co. Waste removing and hauling vehicle
US11267646B2 (en) 2008-11-07 2022-03-08 Advanced Custom Engineered Systems & Equipment Co. Method and apparatus for monitoring waste removal and administration
US8714440B2 (en) 2008-11-07 2014-05-06 Advanced Custom Engineered Systems & Equipment Co. Method and apparatus for monitoring waste removal and administration
US11767164B2 (en) 2008-11-07 2023-09-26 Advanced Custom Engineered Systems & Equipment Co. Method and apparatus for monitoring waste removal and administration
US10501264B2 (en) 2008-11-07 2019-12-10 Advanced Custom Engineered Systems & Equipment Co. Method and apparatus for monitoring waste removal and administration
US8146798B2 (en) 2008-11-07 2012-04-03 Advanced Custom Engineered Systems & Equipment Co. Method and apparatus for monitoring waste removal and administration
US9546040B2 (en) 2008-11-07 2017-01-17 Advanced Custom Engineered Systems & Equipment Co. Method and apparatus for monitoring waste removal and administration
US11286108B2 (en) 2008-11-07 2022-03-29 Advanced Custom Engineered Systems & Equipment Co. Method and apparatus for monitoring waste removal and administration
US11144736B2 (en) 2013-05-15 2021-10-12 Advanced Custom Engineered Systems & Equipment Co. Method for deploying large numbers of waste containers in a waste collection system
US10635864B2 (en) 2013-05-15 2020-04-28 Advanced Custom Engineered Systems & Equipment Company Method for deploying large numbers of waste containers in a waste collection system
US11640575B2 (en) 2013-05-15 2023-05-02 Advanced Custom Engineered Systems & Equipment Co. Method for deploying large numbers of waste containers in a waste collection system
US9251388B2 (en) 2013-05-15 2016-02-02 Advanced Custom Engineered Systems & Equipment, Co. Method for deploying large numbers of waste containers in a waste collection system
WO2014201532A1 (pt) * 2013-06-17 2014-12-24 Gomes De Barros Jo O Luis Usina móvel para processamento de resíduos, geração de gás combustível, energia e cinzas
US11288463B2 (en) 2015-05-06 2022-03-29 Crown Equipment Corporation Tag reader with diagnostic tag
CN107771161B (zh) * 2015-05-06 2021-03-19 克朗设备公司 包括标签读取器和读取器模块的工业车辆
US11726496B2 (en) 2015-05-06 2023-08-15 Crown Equipment Corporation Tag layout for industrial vehicle operation
US10515237B2 (en) 2015-05-06 2019-12-24 Crown Equipment Corporation Tag reader with diagnostic tag and an industrial vehicle incorporating the same
US11797785B2 (en) 2015-05-06 2023-10-24 Crown Equipment Corporation Tag reader with diagnostic tag
CN107771161A (zh) * 2015-05-06 2018-03-06 克朗设备公司 包括标签读取器和读取器模块的工业车辆
US11074557B2 (en) 2016-03-31 2021-07-27 Advanced Custom Engineered Systems & Equipment Co. Systems and method for interrogating, publishing and analyzing information related to a waste hauling vehicle
US11727363B2 (en) 2016-03-31 2023-08-15 Advanced Custom Engineered Systems & Equipment Company Systems and method for interrogating, publishing and analyzing information related to a waste hauling vehicle
CN111277653A (zh) * 2020-01-19 2020-06-12 浙江蓝景科技有限公司 渔船废弃物排放管理平台
JP2022104272A (ja) * 2020-12-28 2022-07-08 小僧com株式会社 廃棄物管理システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006215857A (ja) 産業廃棄物等監視システムおよび監視方法
US20050209825A1 (en) Waste treatment information management system
CN104978648A (zh) 一种实现自动化称重交接收运的设备与方法
JP2016024567A (ja) 廃棄物管理シールおよび当該シールを用いる産業廃棄物の処理管理方法
JP3707205B2 (ja) 廃棄物処理情報管理方法およびシステム
CN113570086A (zh) 基于物联网的废弃危险化学品全过程监管系统
JP2004086821A (ja) 廃棄物の廃棄処理管理方法,その廃棄処理管理システム,及びその廃棄処理管理装置
US20200372457A1 (en) Waste Shipping Manifest with Integrated Audit Data
JP2006344120A (ja) 廃棄物管理システムおよび方法
JP7045119B1 (ja) コンテナ管理サーバ、コンテナ管理方法、及びコンテナ管理プログラム
KR100910214B1 (ko) 무선인식기술을 이용한 유해성 특수폐기물 관리 시스템 및 방법
US20040215351A1 (en) System for disposing of waste and method of doing the same
JP2006318440A (ja) 医療廃棄物処理管理システム
JP2007302358A (ja) 書類の廃棄処理方法及びその情報処理システム
JP6798870B2 (ja) 高圧ガス容器の管理システム
JP3772463B2 (ja) 廃棄物処理情報システム用キット
CN111967552A (zh) 一种快递配送方法、装置及快递柜
JP5294364B1 (ja) 廃棄物処理システム
KR100743802B1 (ko) 렌탈 물품 관리 시스템
JP3110256U (ja) 産業廃棄物等監視システム
JP2000095303A (ja) 廃棄物処理管理システム
JP2005066458A (ja) 廃棄物情報管理システム
JP2002251449A (ja) 産業廃棄物の処理プロセスを監視し管理するシステム
JP2002157392A (ja) 文書捺印管理システム
JP2004145737A (ja) 廃棄物管理システムおよび廃棄物管理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080204

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100728

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100818

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20101228