JP2003246409A - 廃棄物処理義務者管理システム、義務者情報登録要求端末、義務者情報登録端末、廃棄物処理義務者管理プログラム及び端末用プログラム、並びに廃棄物処理義務者管理方法 - Google Patents

廃棄物処理義務者管理システム、義務者情報登録要求端末、義務者情報登録端末、廃棄物処理義務者管理プログラム及び端末用プログラム、並びに廃棄物処理義務者管理方法

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JP2003246409A
JP2003246409A JP2002042237A JP2002042237A JP2003246409A JP 2003246409 A JP2003246409 A JP 2003246409A JP 2002042237 A JP2002042237 A JP 2002042237A JP 2002042237 A JP2002042237 A JP 2002042237A JP 2003246409 A JP2003246409 A JP 2003246409A
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Shinya Taniguchi
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    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/82Recycling of waste of electrical or electronic equipment [WEEE]

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  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Refuse Collection And Transfer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 廃棄物を処理すべき廃棄物処理義務者の管理
が容易となり、もって廃棄物の不法投棄を防止し適正な
処分を図ることができる廃棄物処理義務者管理システム
を提供する。 【解決手段】 廃棄対象物100には、複数のRFID
非接触型ICタグ102を埋め込んでおく。登録要求端
末200は、入力部206で入力した義務者IDおよび
タグ情報読取部202で読み取ったタグ情報を登録要求
とともに登録サーバ300に送信し、その送信により登
録更新IDを受信したときは、受信した登録更新IDを
表示する。登録サーバ300は、登録要求を受信した場
合は、受信した義務者IDと対応する義務者身元情報が
義務者身元情報登録DB304に記憶されていると判定
したときは、登録更新IDを生成し、受信した義務者I
Dを、受信したタグ情報および生成した登録更新IDと
対応付けて義務者ID登録DB306に登録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、廃棄物の処理を管
理するシステム、端末およびプログラム、並びに方法に
係り、特に、廃棄物を処理すべき廃棄物処理義務者の管
理が容易となり、もって廃棄物の不法投棄を防止し適正
な処分を図ることができる廃棄物処理義務者管理システ
ム、義務者情報登録要求端末、義務者情報登録端末、廃
棄物処理義務者管理プログラムおよび端末用プログラ
ム、並びに廃棄物処理義務者管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】家電等の大型製品は、排出事業者(また
は最終ユーザ)、収集運搬業者および処分業者を経て、
廃棄物として処分される。このように一つの廃棄物が多
数の者を経て処分されるため、廃棄物が不法投棄された
場合には投棄者を特定しづらく、不法投棄を招きやす
い。そこで、廃棄物の不法投棄を防止し適正な処分を図
るため、廃棄物の管理には、現在、マニフェスト制度と
呼ばれる管理システムが導入されている。マニフェスト
制度は、平成9年の産業物処理法の改正に伴って導入さ
れたものであり、排出事業者が産業廃棄物の処分を委託
する際に、マニフェスト(ごみ処理のプロセスをチェッ
クする管理表)に、産業廃棄物の名称、収集運搬業者
名、処分業者名などを記入し、これを用いて産業廃棄物
の流れを把握・管理する仕組みである。
【0003】マニフェスト制度による廃棄物の管理は、
具体的に次のようにして行われる。まず、排出事業者
は、廃棄物の引き渡し時に、マニフェストに必要事項を
記入して収集運搬業者に交付するとともに、廃棄物とマ
ニフェストを確認してもらい、交付したマニフェストの
一部(A票)を収集運搬業者から返却してもらう。次
に、収集運搬業者は、廃棄物の受取り時に、必要事項を
確認の上、マニフェストに記入・押印して、交付された
マニフェストの一部(A票)を排出事業者に返却する。
また、廃棄物の引き渡し時に、マニフェストを処分業者
に交付するとともに、廃棄物とマニフェストを確認して
もらい、交付したマニフェストの一部(B1票およびB
2票)を処分業者から返却してもらう。また、返却を受
けたマニフェストの一部(B2票)を排出事業者に返送
する。
【0004】次に、処分業者は、廃棄物の受取り時に、
必要事項を確認の上、マニフェストに記入・押印して、
交付されたマニフェストの一部(B1票およびB2票)
を収集運搬業者に返却する。また、廃棄物の処分終了
後、交付されたマニフェストの他の一部(D票およびE
票)を排出事業者に、さらに他の一部(C2票)を収集
運搬業者に返送する。
【0005】そして、排出事業者は、収集運搬業者から
返送されたB2票とA票の照合を行うとともに、処分業
者から返送されたD票およびE票とA票およびB2票の
照合を行う。なお、A票、B2票、D票およびE票は、
5年間保存する。また、収集運搬業者は、処分業者から
返送されたC2票とB1票の照合を行う。なお、B1票
およびC2票は、同様に5年間保存する。
【0006】また、処分業者は、同様にC1票を5年間
保存する。(ただし、中間処理業者にあっては、中間処
理した後、E票を排出事業者に返送する。)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
マニフェスト制度による廃棄物管理方法にあっては、排
出事業者、収集運搬業者または処分業者が廃棄物を適正
に処理したか否かを管理するものであるため、排出事業
者、収集運搬業者または処分業者がマニフェストの記載
内容を偽り、製品の製造番号等を廃棄物から取り除き不
法投棄した場合には、投棄者を特定することが困難であ
るという問題があった。
【0008】そこで、本発明は、このような従来の技術
の有する未解決の課題に着目してなされたものであっ
て、廃棄物を処理すべき廃棄物処理義務者の管理が容易
となり、もって廃棄物の不法投棄を防止し適正な処分を
図ることができる廃棄物処理義務者管理システム、義務
者情報登録要求端末、義務者情報登録端末、廃棄物処理
義務者管理プログラムおよび端末用プログラム、並びに
廃棄物処理義務者管理方法を提供することを目的として
いる。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に記載の廃棄物処理義務者管理システムは、
廃棄物を処理すべき廃棄物処理義務者を管理するシステ
ムであって、タグ情報を記憶可能でかつ当該タグ情報を
非接触で読取可能な非接触型タグを、廃棄物の対象とな
り得る廃棄対象物に付しておき、前記非接触型タグから
前記タグ情報を非接触で読み取るタグ情報読取手段と、
前記廃棄物処理義務者に関する義務者情報を入力する義
務者情報入力手段と、前記義務者情報を記憶するための
義務者情報記憶手段と、前記義務者情報入力手段で入力
した義務者情報を前記タグ情報読取手段で読み取ったタ
グ情報と対応付けて前記義務者情報記憶手段に登録する
義務者情報登録手段とを備える。
【0010】このような構成であれば、廃棄物処理義務
者の登録を行う場合は、廃棄対象物に付されている非接
触型タグからタグ情報読取手段でタグ情報を読み取ると
ともに、廃棄物処理義務者に関する義務者情報を義務者
情報入力手段から入力する。タグ情報の読取および義務
者情報の入力が行われると、義務者情報登録手段によ
り、入力された義務者情報が、読み取られたタグ情報と
対応付けられて義務者情報記憶手段に登録される。
【0011】したがって、非接触型タグが付されている
廃棄対象物が不法投棄された場合は、その廃棄対象物に
付されている非接触型タグからタグ情報を読み取って義
務者情報記憶手段の登録内容と照合すれば、廃棄物処理
義務者を特定できる可能性がある。ここで、非接触型タ
グを廃棄対象物に付することには、非接触型タグを廃棄
対象物の表面または内面に付着することのほか、非接触
型タグを廃棄対象物に埋め込むことも含まれる。以下、
本発明に記載の廃棄物処理義務者管理システム、廃棄物
処理義務者管理プログラム、並びに廃棄物処理義務者管
理方法において同じである。
【0012】また、義務者情報には、廃棄物処理義務者
を識別するための義務者識別情報、廃棄物処理義務者の
身元を示す義務者身元情報、その他廃棄物処理義務者に
関する情報が含まれる。以下、本発明に記載の廃棄物処
理義務者管理プログラム、および廃棄物処理義務者管理
方法において同じである。また、義務者情報記憶手段
は、義務者情報またはタグ情報をあらゆる手段でかつあ
らゆる時期に記憶するものであり、義務者情報またはタ
グ情報をあらかじめ記憶してあるものであってもよい
し、義務者情報またはタグ情報をあらかじめ記憶するこ
となく、本システムの動作時に外部からの入力等によっ
て義務者情報またはタグ情報を記憶するようになってい
てもよい。また、義務者情報記憶手段は、非接触型タグ
とは別に構成してもよいし、非接触型タグの内蔵メモリ
として構成してもよい。以下、本発明に記載の廃棄物処
理義務者管理プログラムにおいて同じである。
【0013】また、本システムは、単一の装置として実
現するようにしてもよいし、複数の端末を通信可能に接
続したネットワークシステムとして実現するようにして
もよい。後者の場合、各構成要素は、それぞれ通信可能
に接続されていれば、複数の端末のうちどの端末に属し
ていてもよい。以下、本発明に記載の廃棄物処理義務者
管理システムにおいて同じである。
【0014】さらに、本発明に記載の廃棄物処理義務者
管理システムは、上記の廃棄物処理義務者管理システム
において、前記義務者情報登録手段は、前記廃棄物処理
義務者の更新を行う場合は、前記廃棄物処理義務者とし
て現在登録されている者に関する第1義務者情報と、前
記廃棄物処理義務者として新たに登録しようとする者に
関する第2義務者情報とを前記義務者情報入力手段から
入力し、前記義務者情報記憶手段の義務者情報のうち前
記タグ情報読取手段で読み取ったタグ情報に対応するも
のと、前記義務者情報入力手段で入力した第1義務者情
報とが所定関係を満たしているときは、前記義務者情報
入力手段で入力した第2義務者情報を、前記義務者情報
記憶手段の義務者情報のうち前記タグ情報読取手段で読
み取ったタグ情報に対応するものに代えてまたは加えて
前記義務者情報記憶手段に登録するようになっている。
【0015】このような構成であれば、廃棄物処理義務
者の更新を行う場合は、廃棄対象物に付されている非接
触型タグからタグ情報読取手段でタグ情報を読み取ると
ともに、第1義務者情報および第2義務者情報を義務者
情報入力手段から入力する。この読取および入力によ
り、義務者情報記憶手段の義務者情報のうち読み取られ
たタグ情報に対応するものと、入力された第1義務者情
報とが所定関係を満たしていると、義務者情報登録手段
により、入力された第2義務者情報が、義務者情報記憶
手段の義務者情報のうち読み取られたタグ情報に対応す
るものに代えてまたは加えて義務者情報記憶手段に登録
される。
【0016】したがって、廃棄物処理義務者の更新を行
うには、廃棄物処理義務者として新たに登録しようとす
る者に関する第2義務者情報のほかに、廃棄物処理義務
者として現在登録されている者に関する第1義務者情報
を入力する必要がある。ここで、所定関係を満たすこと
としては、例えば、照合対象の情報と被照合対象の情報
とが一致していること、照合対象の情報を用いて所定演
算式により演算を行った結果が被照合対象の情報と一致
していること、または照合対象の情報を用いて所定演算
式により演算を行った結果と被照合対象の情報を用いて
所定演算式により演算を行った結果が一致することが挙
げられる。以下、本発明に記載の廃棄物処理義務者管理
システムにおいて同じである。
【0017】さらに、本発明に記載の廃棄物処理義務者
管理システムは、廃棄物を処理すべき廃棄物処理義務者
に関する義務者情報を登録する義務者情報登録端末と、
前記義務者情報の登録を要求する義務者情報登録要求端
末とを通信可能に接続し、前記廃棄物処理義務者を管理
するシステムであって、タグ情報を記憶可能でかつ当該
タグ情報を非接触で読取可能な非接触型タグを、廃棄物
の対象となり得る廃棄対象物に付しておき、前記義務者
情報登録要求端末は、前記非接触型タグから前記タグ情
報を非接触で読み取るタグ情報読取手段と、前記廃棄物
処理義務者を識別するための義務者識別情報を入力する
義務者識別情報入力手段とを有し、前記義務者識別情報
入力手段で入力した義務者識別情報および前記タグ情報
読取手段で読み取ったタグ情報を前記義務者情報登録端
末に送信するようになっており、前記義務者情報登録端
末は、前記廃棄物処理義務者の身元を示す義務者身元情
報を前記義務者識別情報と対応付けて記憶するための義
務者身元情報記憶手段と、前記義務者識別情報を記憶す
るための義務者識別情報記憶手段と、前記義務者識別情
報を前記タグ情報と対応付けて前記義務者識別情報記憶
手段に登録する義務者識別情報登録手段とを有し、前記
義務者識別情報および前記タグ情報を受信したときは、
受信した義務者識別情報およびタグ情報に基づいて前記
義務者識別情報登録手段による登録を行うようになって
おり、前記義務者識別情報登録手段は、受信した義務者
識別情報と対応する義務者身元情報が前記義務者身元情
報記憶手段に記憶されていると判定したときは、受信し
た義務者識別情報を、受信したタグ情報と対応付けて前
記義務者識別情報記憶手段に登録するようになってい
る。
【0018】このような構成であれば、廃棄物処理義務
者の登録を行う場合は、義務者情報登録要求端末におい
て、廃棄対象物に付されている非接触型タグからタグ情
報読取手段でタグ情報を読み取るとともに、廃棄物処理
義務者を識別するための義務者識別情報を義務者識別情
報入力手段から入力する。義務者情報登録要求端末で
は、タグ情報の読取および義務者識別情報の入力が行わ
れると、入力された義務者識別情報および読み取られた
タグ情報が義務者情報登録端末に送信される。
【0019】義務者情報登録端末では、義務者識別情報
およびタグ情報を受信すると、義務者識別情報登録手段
により、受信した義務者識別情報と対応する義務者身元
情報が義務者身元情報記憶手段に記憶されているか否か
が判定される。その結果、記憶されていると判定される
と、受信した義務者識別情報が、受信したタグ情報と対
応付けられて義務者識別情報記憶手段に登録される。
【0020】したがって、非接触型タグが付されている
廃棄対象物が不法投棄された場合は、その廃棄対象物に
付されている非接触型タグからタグ情報を読み取って義
務者識別情報記憶手段の登録内容と照合すれば、廃棄物
処理義務者を特定できる可能性がある。また、登録適格
は、義務者身元情報記憶手段に身元が登録されている者
にしか与えられていないので、身元不明者による登録を
防止することができる。
【0021】ここで、義務者識別情報は、廃棄物処理義
務者を識別するための情報であって、これには、例え
ば、数値、文字その他の記号からなる義務者ID、また
は廃棄物処理義務者の生体特徴を示す生体情報が含まれ
る。以下、本発明に記載の廃棄物処理義務者管理システ
ム、義務者情報登録要求端末、義務者情報登録端末、廃
棄物処理義務者管理プログラム、並びに端末用プログラ
ムにおいて同じである。
【0022】また、義務者身元情報記憶手段は、義務者
身元情報をあらゆる手段でかつあらゆる時期に記憶する
ものであり、義務者身元情報をあらかじめ記憶してある
ものであってもよいし、義務者身元情報をあらかじめ記
憶することなく、本システムの動作時に外部からの入力
等によって義務者身元情報を記憶するようになっていて
もよい。また、義務者身元情報記憶手段は、非接触型タ
グとは別に構成してもよいし、非接触型タグの内蔵メモ
リとして構成してもよい。これらのことは、義務者識別
情報記憶手段に義務者識別情報またはタグ情報を記憶す
る場合についても同様である。以下、本発明に記載の義
務者情報登録端末において同じである。
【0023】さらに、本発明に記載の廃棄物処理義務者
管理システムは、上記の廃棄物処理義務者管理システム
において、前記義務者情報登録要求端末は、出力手段
と、前記廃棄物処理義務者の更新を行うために必要な登
録更新IDを入力する登録更新ID入力手段とを有し、
前記廃棄物処理義務者の登録を行う場合は、前記義務者
識別情報入力手段で入力した義務者識別情報および前記
タグ情報読取手段で読み取ったタグ情報を登録要求とと
もに前記義務者情報登録端末に送信し、その送信により
前記登録更新IDを受信したときは、受信した登録更新
IDを前記出力手段に出力する一方、前記廃棄物処理義
務者の更新を行う場合は、前記廃棄物処理義務者として
現在登録されている者に関する登録更新IDを前記登録
更新ID入力手段から入力し、前記廃棄物処理義務者と
して新たに登録しようとする者に関する義務者識別情報
を前記義務者識別情報入力手段から入力し、前記登録更
新ID入力手段で入力した登録更新ID、前記義務者識
別情報入力手段で入力した義務者識別情報および前記タ
グ情報読取手段で読み取ったタグ情報を更新要求ととも
に前記義務者情報登録端末に送信し、その送信により前
記登録更新IDを受信したときは、受信した登録更新I
Dを前記出力手段に出力するようになっており、前記義
務者情報登録端末は、前記義務者識別情報および前記タ
グ情報に基づいて前記登録更新IDを生成する登録更新
ID生成手段を有し、前記登録要求とともに前記義務者
識別情報および前記タグ情報を受信したときは、受信し
た義務者識別情報およびタグ情報に基づいて前記登録更
新ID生成手段による生成および前記義務者識別情報登
録手段による登録を行い、前記登録更新ID生成手段で
生成した登録更新IDを前記義務者情報登録要求端末に
送信する一方、前記更新要求とともに前記登録更新I
D、前記義務者識別情報および前記タグ情報を受信した
ときは、受信した義務者識別情報およびタグ情報に基づ
いて前記登録更新ID生成手段による生成を行い、受信
した登録更新ID、義務者識別情報およびタグ情報に基
づいて前記義務者識別情報登録手段による更新を行い、
前記登録更新ID生成手段で生成した登録更新IDを前
記義務者情報登録要求端末に送信するようになってお
り、前記義務者識別情報登録手段は、前記登録要求を受
信した場合は、受信した義務者識別情報と対応する義務
者身元情報が前記義務者身元情報記憶手段に記憶されて
いると判定したときは、受信した義務者識別情報を、受
信したタグ情報および前記登録更新ID生成手段で生成
した登録更新IDと対応付けて前記義務者識別情報記憶
手段に登録する一方、前記更新要求を受信した場合は、
前記義務者識別情報記憶手段の登録更新IDのうち受信
したタグ情報に対応するものと、受信した登録更新ID
とが同一であると判定したときは、受信した義務者識別
情報を、前記義務者識別情報記憶手段の義務者識別情報
のうち受信したタグ情報に対応するものに代えてまたは
加えて前記義務者識別情報記憶手段に登録するようにな
っている。
【0024】このような構成であれば、廃棄物処理義務
者の登録を行う場合は、義務者情報登録要求端末におい
て、廃棄対象物に付されている非接触型タグからタグ情
報読取手段でタグ情報を読み取るとともに、義務者識別
情報を義務者識別情報入力手段から入力する。義務者情
報登録要求端末では、タグ情報の読取および義務者識別
情報の入力が行われると、入力された義務者識別情報お
よび読み取られたタグ情報が登録要求とともに義務者情
報登録端末に送信される。
【0025】義務者情報登録端末では、登録要求ととも
に義務者識別情報およびタグ情報を受信すると、登録更
新ID生成手段により、受信した義務者識別情報および
タグ情報に基づいて登録更新IDが生成される。そし
て、義務者識別情報登録手段により、受信した義務者識
別情報と対応する義務者身元情報が義務者身元情報記憶
手段に記憶されているか否かが判定される。その結果、
記憶されていると判定されると、受信した義務者識別情
報が、受信したタグ情報および生成された登録更新ID
と対応付けられて義務者識別情報記憶手段に登録され
る。また、生成された登録更新IDが義務者情報登録要
求端末に送信される。
【0026】義務者情報登録要求端末では、登録更新I
Dを受信すると、受信した登録更新IDが出力手段に出
力される。この登録更新IDは、廃棄物処理義務者の更
新を行う場合に用いられるので、廃棄物処理義務者は、
出力により取得した登録更新IDを必要な時まで保管す
る。一方、廃棄物処理義務者の更新を行う場合は、義務
者情報登録要求端末において、廃棄対象物に付されてい
る非接触型タグからタグ情報読取手段でタグ情報を読み
取るとともに、登録更新IDを登録更新ID入力手段か
ら、義務者識別情報を義務者識別情報入力手段からそれ
ぞれ入力する。登録更新IDの入力は、廃棄物処理義務
者として現在登録されている者が直接行うか、その者か
ら登録更新IDを知得して、廃棄物処理義務者として新
たに登録しようとする者が行う。
【0027】義務者情報登録要求端末では、タグ情報の
読取並びに登録更新IDおよび義務者識別情報の入力が
行われると、入力された登録更新IDおよび義務者識別
情報並びに読み取られたタグ情報が更新要求とともに義
務者情報登録端末に送信される。義務者情報登録端末で
は、更新要求とともに登録更新ID、義務者識別情報お
よびタグ情報を受信すると、登録更新ID生成手段によ
り、受信した義務者識別情報およびタグ情報に基づいて
登録更新IDが生成される。そして、義務者識別情報登
録手段により、義務者識別情報記憶手段の登録更新ID
のうち受信したタグ情報に対応するものと、受信した登
録更新IDとが同一であるか否かが判定される。その結
果、同一であると判定されると、受信した義務者識別情
報が、義務者識別情報記憶手段の義務者識別情報のうち
受信したタグ情報に対応するものに代えてまたは加えて
義務者識別情報記憶手段に登録される。また、生成され
た登録更新IDが義務者情報登録要求端末に送信され
る。
【0028】義務者情報登録要求端末では、登録更新I
Dを受信すると、受信した登録更新IDが出力手段に出
力される。したがって、廃棄物処理義務者の更新を行う
には、廃棄物処理義務者として新たに登録しようとする
者に関する義務者識別情報のほかに、廃棄物処理義務者
として現在登録されている者に関する登録更新IDを入
力する必要がある。
【0029】ここで、出力手段は、例えば、CRT(Ca
thode Ray Tube)等の表示手段、スピーカ等の音声出力
手段、プリンタ等の印刷手段、FDD(Flexible Disk
Drive)等の情報書込手段、若しくはモデム等の通信手
段であってもよく、またはこれらの手段に登録更新ID
を出力するための処理であってもよい。以下、本発明に
記載の廃棄物処理義務者管理システムにおいて同じであ
る。
【0030】さらに、本発明に記載の廃棄物処理義務者
管理システムは、廃棄物を処理すべき廃棄物処理義務者
に関する義務者情報を登録する義務者情報登録端末と、
前記義務者情報の登録を要求する義務者情報登録要求端
末とを通信可能に接続し、前記廃棄物処理義務者を管理
するシステムであって、タグ情報を記憶可能でかつ当該
タグ情報を非接触で読取可能な非接触型タグを、廃棄物
の対象となり得る廃棄対象物に付しておき、前記義務者
情報登録要求端末は、前記非接触型タグから前記タグ情
報を非接触で読み取るタグ情報読取手段と、前記廃棄物
処理義務者を識別するための義務者識別情報を入力する
義務者識別情報入力手段とを有し、前記義務者識別情報
入力手段で入力した義務者識別情報および前記タグ情報
読取手段で読み取ったタグ情報を前記義務者情報登録端
末に送信するようになっており、前記義務者情報登録端
末は、前記義務者識別情報を記憶するための義務者識別
情報記憶手段と、前記義務者識別情報を前記タグ情報と
対応付けて前記義務者識別情報記憶手段に登録する義務
者識別情報登録手段とを有し、前記義務者識別情報およ
び前記タグ情報を受信したときは、受信した義務者識別
情報およびタグ情報に基づいて前記義務者識別情報登録
手段による登録を行うようになっており、前記義務者識
別情報登録手段は、受信した義務者識別情報を、受信し
たタグ情報と対応付けて前記義務者識別情報記憶手段に
登録するようになっている。
【0031】このような構成であれば、廃棄物処理義務
者の登録を行う場合は、義務者情報登録要求端末におい
て、廃棄対象物に付されている非接触型タグからタグ情
報読取手段でタグ情報を読み取るとともに、廃棄物処理
義務者を識別するための義務者識別情報を義務者識別情
報入力手段から入力する。義務者情報登録要求端末で
は、タグ情報の読取および義務者識別情報の入力が行わ
れると、入力された義務者識別情報および読み取られた
タグ情報が義務者情報登録端末に送信される。
【0032】義務者情報登録端末では、義務者識別情報
およびタグ情報を受信すると、義務者識別情報登録手段
により、受信した義務者識別情報が、受信したタグ情報
と対応付けられて義務者識別情報記憶手段に登録され
る。したがって、非接触型タグが付されている廃棄対象
物が不法投棄された場合は、その廃棄対象物に付されて
いる非接触型タグからタグ情報を読み取って義務者識別
情報記憶手段の登録内容と照合すれば、廃棄物処理義務
者を特定できる可能性がある。
【0033】ここで、義務者識別情報記憶手段は、義務
者識別情報またはタグ情報をあらゆる手段でかつあらゆ
る時期に記憶するものであり、義務者識別情報またはタ
グ情報をあらかじめ記憶してあるものであってもよい
し、義務者識別情報またはタグ情報をあらかじめ記憶す
ることなく、本システムの動作時に外部からの入力等に
よって義務者識別情報またはタグ情報を記憶するように
なっていてもよい。また、義務者識別情報記憶手段は、
非接触型タグとは別に構成してもよいし、非接触型タグ
の内蔵メモリとして構成してもよい。以下、本発明に記
載の義務者情報登録端末において同じである。
【0034】さらに、本発明に記載の廃棄物処理義務者
管理システムは、上記の廃棄物処理義務者管理システム
において、前記義務者情報登録要求端末は、前記廃棄物
処理義務者の登録を行う場合は、前記義務者識別情報入
力手段で入力した義務者識別情報および前記タグ情報読
取手段で読み取ったタグ情報を登録要求とともに前記義
務者情報登録端末に送信する一方、前記廃棄物処理義務
者の更新を行う場合は、前記廃棄物処理義務者として現
在登録されている者に関する第1義務者識別情報、およ
び前記廃棄物処理義務者として新たに登録しようとする
者に関する第2義務者識別情報を前記義務者識別情報入
力手段から入力し、前記義務者識別情報入力手段で入力
した第1義務者識別情報および第2義務者識別情報並び
に前記タグ情報読取手段で読み取ったタグ情報を更新要
求とともに前記義務者情報登録端末に送信するようにな
っており、前記義務者識別情報登録手段は、前記登録要
求とともに前記義務者識別情報および前記タグ情報を受
信した場合は、受信した義務者識別情報を、受信したタ
グ情報と対応付けて前記義務者識別情報記憶手段に登録
する一方、前記更新要求とともに前記第1義務者識別情
報、前記第2義務者識別情報および前記タグ情報を受信
した場合は、前記義務者識別情報記憶手段の義務者識別
情報のうち受信したタグ情報に対応するものと、受信し
た第1義務者識別情報とが同一であると判定したとき
は、受信した第2義務者識別情報を、前記義務者識別情
報記憶手段の義務者識別情報のうち受信したタグ情報に
対応するものに代えてまたは加えて前記義務者識別情報
記憶手段に登録するようになっている。
【0035】このような構成であれば、廃棄物処理義務
者の登録を行う場合は、義務者情報登録要求端末におい
て、廃棄対象物に付されている非接触型タグからタグ情
報読取手段でタグ情報を読み取るとともに、義務者識別
情報を義務者識別情報入力手段から入力する。義務者情
報登録要求端末では、タグ情報の読取および義務者識別
情報の入力が行われると、入力された義務者識別情報お
よび読み取られたタグ情報が登録要求とともに義務者情
報登録端末に送信される。
【0036】義務者情報登録端末では、登録要求ととも
に義務者識別情報およびタグ情報を受信すると、義務者
識別情報登録手段により、受信した義務者識別情報が、
受信したタグ情報と対応付けられて義務者識別情報記憶
手段に登録される。一方、廃棄物処理義務者の更新を行
う場合は、義務者情報登録要求端末において、廃棄対象
物に付されている非接触型タグからタグ情報読取手段で
タグ情報を読み取るとともに、第1義務者識別情報およ
び第2義務者識別情報を義務者識別情報入力手段から入
力する。第1義務者識別情報の入力は、廃棄物処理義務
者として現在登録されている者が直接行うか、その者か
ら義務者識別情報を知得して、廃棄物処理義務者として
新たに登録しようとする者が行う。
【0037】義務者情報登録要求端末では、タグ情報の
読取並びに第1義務者識別情報および第2義務者識別情
報の入力が行われると、入力された第1義務者識別情報
および第2義務者識別情報並びに読み取られたタグ情報
が更新要求とともに義務者情報登録端末に送信される。
義務者情報登録端末では、更新要求とともに第1義務者
識別情報、第2義務者識別情報およびタグ情報を受信す
ると、義務者識別情報登録手段により、義務者識別情報
記憶手段の義務者識別情報のうち受信したタグ情報に対
応するものと、受信した第1義務者識別情報とが同一で
あるか否かが判定される。その結果、同一であると判定
されると、受信した第2義務者識別情報が、義務者識別
情報記憶手段の義務者識別情報のうち受信したタグ情報
に対応するものに代えてまたは加えて義務者識別情報記
憶手段に登録される。
【0038】したがって、廃棄物処理義務者の更新を行
うには、廃棄物処理義務者として新たに登録しようとす
る者に関する義務者識別情報のほかに、廃棄物処理義務
者として現在登録されている者に関する義務者識別情報
を入力する必要がある。さらに、本発明に記載の廃棄物
処理義務者管理システムは、廃棄物を処理すべき廃棄物
処理義務者を管理するシステムであって、前記廃棄物処
理義務者を識別するための義務者識別情報を記憶可能で
かつ当該義務者識別情報を非接触で読取可能な非接触型
タグを、廃棄物の対象となり得る廃棄対象物に付してお
き、前記義務者識別情報を入力する義務者識別情報入力
手段と、前記非接触型タグのタグ情報を非接触で書き換
えるタグ情報書換手段と、前記義務者識別情報入力手段
で入力した義務者識別情報を前記タグ情報書換手段によ
り前記非接触型タグに登録する義務者識別情報登録手段
とを備える。
【0039】このような構成であれば、廃棄物処理義務
者の登録を行う場合は、廃棄物処理義務者を識別するた
めの義務者識別情報を義務者識別情報入力手段から入力
する。義務者識別情報の入力が行われると、義務者識別
情報登録手段により、入力された義務者識別情報がタグ
情報書換手段により非接触型タグに登録される。したが
って、非接触型タグが付されている廃棄対象物が不法投
棄された場合は、その廃棄対象物に付されている非接触
型タグから義務者識別情報を読み取れば、廃棄物処理義
務者を特定できる可能性がある。
【0040】さらに、本発明に記載の廃棄物処理義務者
管理システムは、上記の廃棄物処理義務者管理システム
において、前記義務者識別情報を前記非接触型タグから
非接触で読み取る義務者識別情報読取手段を備え、前記
義務者識別情報登録手段は、前記廃棄物処理義務者の更
新を行う場合は、前記廃棄物処理義務者として現在登録
されている者に関する第1義務者識別情報と、前記廃棄
物処理義務者として新たに登録しようとする者に関する
第2義務者識別情報とを前記義務者識別情報入力手段か
ら入力し、前記義務者識別情報読取手段で読み取った義
務者識別情報と、前記義務者識別情報入力手段で入力し
た第1義務者識別情報とが所定関係を満たしているとき
は、前記義務者識別情報入力手段で入力した第2義務者
識別情報を、前記タグ情報書換手段により前記非接触型
タグの義務者識別情報に代えてまたは加えて登録するよ
うになっている。
【0041】このような構成であれば、廃棄物処理義務
者の更新を行う場合は、廃棄対象物に付されている非接
触型タグから義務者識別情報読取手段で義務者識別情報
を読み取るとともに、第1義務者識別情報および第2義
務者識別情報を義務者識別情報入力手段から入力する。
この読取および入力により、読み取られた義務者識別情
報と、入力された第1義務者識別情報とが所定関係を満
たしていると、義務者識別情報登録手段により、入力さ
れた第2義務者識別情報が、タグ情報書換手段により非
接触型タグの義務者識別情報に代えてまたは加えて登録
される。
【0042】したがって、廃棄物処理義務者の更新を行
うには、廃棄物処理義務者として新たに登録しようとす
る者に関する第2義務者識別情報のほかに、廃棄物処理
義務者として現在登録されている者に関する第1義務者
識別情報を入力する必要がある。さらに、本発明に記載
の廃棄物処理義務者管理システムは、上記の廃棄物処理
義務者管理システムにおいて、前記廃棄対象物には、複
数の前記非接触型タグを付するようにした。
【0043】このような構成であれば、廃棄対象物に
は、複数の非接触型タグが付されているので、非接触型
タグが故意または偶発的に取り除かれる可能性がさらに
少なくなる。ここで、非接触型タグは、廃棄対象物に複
数付してあればよいが、廃棄対象物から非接触型タグを
不正に除去するのを防止する観点からは、廃棄対象物の
不規則な位置に付することが好ましく、さらには、各廃
棄対象物ごとに異なる位置に付することが好ましい。
【0044】一方、上記目的を達成するために、本発明
に記載の義務者情報登録要求端末は、本発明に記載の廃
棄物処理義務者管理システムにおける義務者情報登録端
末と通信可能に接続する端末であって、前記非接触型タ
グから前記タグ情報を非接触で読み取るタグ情報読取手
段と、前記廃棄物処理義務者を識別するための義務者識
別情報を入力する義務者識別情報入力手段とを備え、前
記義務者識別情報入力手段で入力した義務者識別情報お
よび前記タグ情報読取手段で読み取ったタグ情報を前記
義務者情報登録端末に送信するようになっている。
【0045】このような構成であれば、本発明に記載の
廃棄物処理義務者管理システムにおける義務者情報登録
要求端末と同等の作用が得られる。一方、上記目的を達
成するために、本発明に記載の義務者情報登録端末は、
本発明に記載の廃棄物処理義務者管理システムにおける
義務者情報登録要求端末と通信可能に接続する端末であ
って、前記廃棄物処理義務者の身元を示す義務者身元情
報を前記義務者識別情報と対応付けて記憶するための義
務者身元情報記憶手段と、前記義務者識別情報を記憶す
るための義務者識別情報記憶手段と、前記義務者識別情
報を前記タグ情報と対応付けて前記義務者識別情報記憶
手段に登録する義務者識別情報登録手段とを備え、前記
義務者識別情報および前記タグ情報を受信したときは、
受信した義務者識別情報およびタグ情報に基づいて前記
義務者識別情報登録手段による登録を行うようになって
おり、前記義務者識別情報登録手段は、受信した義務者
識別情報と対応する義務者身元情報が前記義務者身元情
報記憶手段に記憶されていると判定したときは、受信し
た義務者識別情報を、受信したタグ情報と対応付けて前
記義務者識別情報記憶手段に登録するようになってい
る。
【0046】このような構成であれば、本発明に記載の
廃棄物処理義務者管理システムにおける義務者情報登録
端末と同等の作用が得られる。さらに、本発明に記載の
義務者情報登録端末は、本発明に記載の廃棄物処理義務
者管理システムにおける義務者情報登録要求端末と通信
可能に接続する端末であって、前記義務者識別情報を記
憶するための義務者識別情報記憶手段と、前記義務者識
別情報を前記タグ情報と対応付けて前記義務者識別情報
記憶手段に登録する義務者識別情報登録手段とを備え、
前記義務者識別情報および前記タグ情報を受信したとき
は、受信した義務者識別情報およびタグ情報に基づいて
前記義務者識別情報登録手段による登録を行うようにな
っており、前記義務者識別情報登録手段は、受信した義
務者識別情報を、受信したタグ情報と対応付けて前記義
務者識別情報記憶手段に登録するようになっている。
【0047】このような構成であれば、本発明に記載の
廃棄物処理義務者管理システムにおける義務者情報登録
端末と同等の作用が得られる。一方、上記目的を達成す
るために、本発明に記載の廃棄物処理義務者管理プログ
ラムは、廃棄物を処理すべき廃棄物処理義務者を管理す
るプログラムであって、タグ情報を記憶可能でかつ当該
タグ情報を非接触で読取可能な非接触型タグを、廃棄物
の対象となり得る廃棄対象物に付しておき、前記非接触
型タグから前記タグ情報を非接触で読み取るタグ情報読
取手段と、前記廃棄物処理義務者に関する義務者情報を
入力する義務者情報入力手段と、前記義務者情報を記憶
するための義務者情報記憶手段とを備えるコンピュータ
に対して、前記義務者情報入力手段で入力した義務者情
報を前記タグ情報読取手段で読み取ったタグ情報と対応
付けて前記義務者情報記憶手段に登録する義務者情報登
録手段として実現される処理を実行させるためのプログ
ラムである。
【0048】このような構成であれば、コンピュータに
よってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラ
ムに従ってコンピュータが処理を実行すると、本発明に
記載の廃棄物処理義務者管理システムと同等の作用が得
られる。さらに、本発明に記載の廃棄物処理義務者管理
プログラムは、廃棄物を処理すべき廃棄物処理義務者を
管理するプログラムであって、前記廃棄物処理義務者を
識別するための義務者識別情報を記憶可能でかつ当該義
務者識別情報を非接触で読取可能な非接触型タグを、廃
棄物の対象となり得る廃棄対象物に付しておき、前記義
務者識別情報を入力する義務者識別情報入力手段と、前
記非接触型タグのタグ情報を非接触で書き換えるタグ情
報書換手段とを備えるコンピュータに対して、前記義務
者識別情報入力手段で入力した義務者識別情報を前記タ
グ情報書換手段により前記非接触型タグに登録する義務
者識別情報登録手段として実現される処理を実行させる
ためのプログラムである。
【0049】このような構成であれば、コンピュータに
よってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラ
ムに従ってコンピュータが処理を実行すると、本発明に
記載の廃棄物処理義務者管理システムと同等の作用が得
られる。一方、上記目的を達成するために、本発明に記
載の端末用プログラムは、コンピュータからなる本発明
に記載の義務者情報登録要求端末に実行させるためのプ
ログラムであって、前記義務者識別情報入力手段で入力
した義務者識別情報および前記タグ情報読取手段で読み
取ったタグ情報を前記義務者情報登録端末に送信する処
理を実行させるためのプログラムである。
【0050】このような構成であれば、義務者情報登録
要求端末によってプログラムが読み取られ、読み取られ
たプログラムに従って義務者情報登録要求端末が処理を
実行すると、本発明に記載の義務者情報登録要求端末と
同等の作用が得られる。さらに、本発明に記載の端末用
プログラムは、コンピュータからなる本発明に記載の義
務者情報登録端末に実行させるためのプログラムであっ
て、前記義務者識別情報および前記タグ情報を受信した
場合は、受信した義務者識別情報と対応する義務者身元
情報が前記義務者身元情報記憶手段に記憶されていると
判定したときは、受信した義務者識別情報を、受信した
タグ情報と対応付けて前記義務者識別情報記憶手段に登
録する処理を実行させるためのプログラムである。
【0051】このような構成であれば、義務者情報登録
端末によってプログラムが読み取られ、読み取られたプ
ログラムに従って義務者情報登録端末が処理を実行する
と、本発明に記載の義務者情報登録端末と同等の作用が
得られる。さらに、本発明に記載の端末用プログラム
は、コンピュータからなる本発明に記載の義務者情報登
録端末に実行させるためのプログラムであって、前記義
務者識別情報および前記タグ情報を受信したときは、受
信した義務者識別情報を、受信したタグ情報と対応付け
て前記義務者識別情報記憶手段に登録する処理を実行さ
せるためのプログラムである。
【0052】このような構成であれば、義務者情報登録
端末によってプログラムが読み取られ、読み取られたプ
ログラムに従って義務者情報登録端末が処理を実行する
と、本発明に記載の義務者情報登録端末と同等の作用が
得られる。一方、上記目的を達成するために、本発明に
記載の廃棄物処理義務者管理方法は、廃棄物を処理すべ
き廃棄物処理義務者を管理する方法であって、タグ情報
を記憶可能でかつ当該タグ情報を非接触で読取可能な非
接触型タグを、廃棄物の対象となり得る廃棄対象物に付
しておき、前記非接触型タグから前記タグ情報を非接触
で読み取るタグ情報読取ステップと、前記廃棄物処理義
務者に関する義務者情報を入力する義務者情報入力ステ
ップと、前記義務者情報入力ステップで入力した義務者
情報を前記タグ情報読取ステップで読み取ったタグ情報
と対応付けて義務者情報記憶手段に登録する義務者情報
登録ステップとを含む。
【0053】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
を図面を参照しながら説明する。図1ないし図8は、本
発明に係る廃棄物処理義務者管理システム、義務者情報
登録要求端末、義務者情報登録端末、廃棄物処理義務者
管理プログラムおよび端末用プログラム、並びに廃棄物
処理義務者管理方法の第1の実施の形態を示す図であ
る。
【0054】本実施の形態は、本発明に係る廃棄物処理
義務者管理システム、義務者情報登録要求端末、義務者
情報登録端末、廃棄物処理義務者管理プログラムおよび
端末用プログラム、並びに廃棄物処理義務者管理方法
を、図1に示すように、複数のRFID(Radio Freque
ncy IDentification)非接触型ICタグ102を廃棄対
象物100に埋め込み、RFID非接触型ICタグ10
2から非接触でタグ情報を読み取り、義務者IDをタグ
情報と対応付けて登録することにより廃棄物処理義務者
を管理する場合について適用したものである。
【0055】まず、本発明を適用するシステムの構成を
図1を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明を
適用するシステムの構成を示す機能ブロック図である。
本発明に係るシステムは、図1に示すように、複数のR
FID非接触型ICタグ102を埋め込んだ廃棄対象物
100と、廃棄対象物100に埋め込まれたRFID非
接触型ICタグ102からタグ情報を非接触で読み取る
登録要求端末200と、登録要求端末200からの登録
要求に応じて廃棄物処理義務者に関する義務者情報を登
録する登録サーバ300とで構成されている。
【0056】次に、廃棄対象物100の構成を詳細に説
明する。廃棄対象物100には、図1に示すように、複
数のRFID非接触型ICタグ102が埋め込まれてい
る。RFID非接触型ICタグ102は、タグ情報を記
憶した内蔵メモリを有し、内蔵メモリのタグ情報を非接
触で読取可能となっている。
【0057】内蔵メモリは、図2に示すように、廃棄対
象物100の製造者を記憶した記憶領域400と、廃棄
対象物100の種類を記憶した記憶領域402と、廃棄
対象物100の製造番号を記憶した記憶領域404と、
更新可能な情報を記憶した記憶領域406とをタグ情報
の記憶領域として有している。図2は、RFID非接触
型ICタグ102の内蔵メモリのデータ構造を示す図で
ある。
【0058】次に、登録要求端末200の構成を詳細に
説明する。登録要求端末200は、図1に示すように、
RFID非接触型ICタグ102からタグ情報を非接触
で読み取るタグ情報読取部202と、LCD(Liquid C
rystal Display)等からなる表示部204と、キーパネ
ル等からなる入力部206と、登録サーバ300と無線
通信を行う通信部208とで構成されている。
【0059】登録要求端末200は、CPU、ROM、
RAMおよびI/F等をバス接続した一般的なコンピュ
ータと同一機能を有して構成されており、ROMの所定
領域に格納されている所定のプログラムを起動させ、そ
のプログラムに従って、図3および図4のフローチャー
トに示す義務者情報登録要求処理および義務者情報更新
要求処理を実行するようになっている。
【0060】初めに、義務者情報登録要求処理を図3を
参照しながら説明する。図3は、義務者情報登録要求処
理を示すフローチャートである。義務者情報登録要求処
理は、登録サーバ300に対して義務者情報の登録を要
求する処理であって、CPUにおいて実行されると、図
3に示すように、まず、ステップS100に移行するよ
うになっている。
【0061】ステップS100では、タグ情報読取部2
02によりRFID非接触型ICタグ102からタグ情
報を読み取り、ステップS102に移行して、廃棄物処
理義務者を一意に識別するための義務者IDを入力部2
06から入力し、ステップS104に移行して、入力し
た義務者IDおよび読み取ったタグ情報を登録要求とと
もに登録サーバ300に送信し、ステップS106に移
行する。
【0062】ステップS106では、登録完了通知を受
信したか否かを判定し、登録完了通知を受信したと判定
したとき(Yes)は、ステップS108に移行して、廃棄
物処理義務者の更新を行うために必要な登録更新IDを
受信し、ステップS110に移行して、受信した登録更
新IDを表示部204に表示し、ステップS112に移
行して、廃棄物処理義務者の登録が完了した旨を表示部
204に表示し、一連の処理を終了して元の処理に復帰
させる。
【0063】一方、ステップS106で、登録完了通知
を受信しないと判定したとき(No)は、一連の処理を終了
して元の処理に復帰させる。次に、義務者情報更新要求
処理を図4を参照しながら説明する。図4は、義務者情
報更新要求処理を示すフローチャートである。義務者情
報更新要求処理は、登録サーバ300に対して義務者情
報の更新を要求する処理であって、CPUにおいて実行
されると、図4に示すように、まず、ステップS150
に移行するようになっている。
【0064】ステップS150では、タグ情報読取部2
02によりRFID非接触型ICタグ102からタグ情
報を読み取り、ステップS152に移行して、廃棄物処
理義務者として現在登録されている者に関する登録更新
IDを入力部206から入力し、ステップS154に移
行して、廃棄物処理義務者として新たに登録しようとす
る者に関する義務者IDを入力部206から入力し、ス
テップS156に移行して、入力した登録更新IDおよ
び義務者ID並びに読み取ったタグ情報を更新要求とと
もに登録サーバ300に送信し、ステップS158に移
行する。
【0065】ステップS158では、更新完了通知を受
信したか否かを判定し、更新完了通知を受信したと判定
したとき(Yes)は、ステップS160に移行して、新た
な登録更新IDを受信し、ステップS162に移行し
て、受信した登録更新IDを表示部204に表示し、ス
テップS164に移行して、廃棄物処理義務者の更新が
完了した旨を表示部204に表示し、一連の処理を終了
して元の処理に復帰させる。
【0066】一方、ステップS158で、更新完了通知
を受信しないと判定したとき(No)は、一連の処理を終了
して元の処理に復帰させる。次に、登録サーバ300の
構成を詳細に説明する。登録サーバ300は、図1に示
すように、登録要求端末200と無線通信を行う通信部
302と、廃棄物処理義務者の身元を示す義務者身元情
報を登録するための義務者身元情報登録データベース
(以下、データベースのことを単にDBと略記する。)
304と、義務者IDを登録するための義務者ID登録
DB306と、義務者身元情報登録DB304または義
務者ID登録DB306のなかから情報を検索するDB
アクセス部308と、義務者IDおよびタグ情報に基づ
いて登録更新IDを生成する登録更新ID生成部310
とで構成されている。
【0067】義務者身元情報登録DB304には、図5
に示すように、各廃棄物処理義務者ごとに1つのレコー
ドが登録されている。各レコードは、廃棄物処理義務者
になり得る会社の社名を登録するフィールド420と、
その会社の代表者を登録するフィールド422と、その
会社に付与された義務者IDを登録するフィールド42
4とを含んで構成されている。図5は、義務者身元情報
登録DB304のデータ構造を示す図である。なお、以
下、フィールド420〜422に登録する情報を義務者
身元情報という。
【0068】義務者ID登録DB306には、図6に示
すように、各廃棄対象物100ごとに1つのレコードが
登録されている。各レコードは、廃棄対象物100の製
造者を登録するフィールド440と、廃棄対象物100
の種類を登録するフィールド442と、廃棄対象物10
0の製造番号を登録するフィールド444と、義務者I
Dを登録するフィールド446と、登録更新IDを登録
するフィールド448とを含んで構成されている。図6
は、義務者ID登録DB306のデータ構造を示す図で
ある。なお、以下、フィールド440〜444に登録す
る情報をタグ情報という。
【0069】また、登録サーバ300は、CPU、RO
M、RAMおよびI/F等をバス接続した一般的なコン
ピュータと同一機能を有して構成されており、ROMの
所定領域に格納されている所定のプログラムを起動さ
せ、そのプログラムに従って、図7および図8のフロー
チャートに示す義務者情報登録処理および義務者情報更
新処理を実行するようになっている。
【0070】初めに、義務者情報登録処理を図7を参照
しながら説明する。図7は、義務者情報登録処理を示す
フローチャートである。義務者情報登録処理は、登録要
求端末200からの登録要求に応じて義務者情報を登録
する処理であって、CPUにおいて実行されると、図7
に示すように、まず、ステップS200に移行するよう
になっている。
【0071】ステップS200では、登録要求を受信し
たか否かを判定し、登録要求を受信したと判定したとき
(Yes)は、ステップS202に移行して、義務者IDお
よびタグ情報を受信し、ステップS204に移行して、
受信した義務者IDと対応する義務者身元情報を義務者
身元情報登録DB304のなかから検索し、ステップS
206に移行する。
【0072】ステップS206では、該当の義務者身分
情報が索出されたか否かを判定し、該当の義務者身分情
報が索出されたと判定したとき(Yes)は、ステップS2
08に移行して、受信した義務者IDおよびタグ情報に
基づいて、登録更新ID生成部310により登録更新I
Dを生成し、ステップS210に移行する。ステップS
210では、受信した義務者IDを、受信したタグ情報
および生成した登録更新IDと対応付けて義務者ID登
録DB306に登録し、ステップS212に移行して、
登録完了通知を登録要求端末200に送信し、ステップ
S214に移行して、生成した登録更新IDを登録要求
端末200に送信し、一連の処理を終了して元の処理に
復帰させる。
【0073】一方、ステップS204で、該当の義務者
身分情報が索出されないと判定したとき(No)、およびス
テップS200で、登録要求を受信しないと判定したと
き(No)はいずれも、一連の処理を終了して元の処理に復
帰させる。次に、義務者情報更新処理を図8を参照しな
がら説明する。図8は、義務者情報更新処理を示すフロ
ーチャートである。
【0074】義務者情報更新処理は、登録要求端末20
0からの更新要求に応じて義務者情報を更新する処理で
あって、CPUにおいて実行されると、図8に示すよう
に、まず、ステップS250に移行するようになってい
る。ステップS250では、更新要求を受信したか否か
を判定し、登録要求を受信したと判定したとき(Yes)
は、ステップS252に移行して、登録更新ID、義務
者IDおよびタグ情報を受信し、ステップS254に移
行して、受信した義務者IDと対応する義務者身元情報
を義務者身元情報登録DB304のなかから検索し、ス
テップS256に移行する。
【0075】ステップS256では、該当の義務者身分
情報が索出されたか否かを判定し、該当の義務者身分情
報が索出されたと判定したとき(Yes)は、ステップS2
58に移行して、受信したタグ情報と同一のタグ情報を
義務者ID登録DB306のなかから検索し、ステップ
S260に移行する。ステップS260では、該当のタ
グ情報が索出されたか否かを判定し、該当のタグ情報が
索出されたと判定したとき(Yes)は、ステップS262
に移行して、受信した登録更新IDと、索出されたタグ
情報に対応付けられた登録更新IDとが同一であるか否
かを判定し、それらが同一であると判定したとき(Yes)
は、ステップS264に移行する。
【0076】ステップS264では、受信した義務者I
Dおよびタグ情報に基づいて、登録更新ID生成部31
0により登録更新IDを生成し、ステップS266に移
行して、受信した義務者IDおよび生成した登録更新I
Dを、索出されたタグ情報に対応付けられた義務者ID
および登録更新IDに代えて義務者ID登録DB306
に登録し、ステップS268に移行して、更新完了通知
を登録要求端末200に送信し、ステップS270に移
行して、生成した登録更新IDを登録要求端末200に
送信し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
【0077】一方、ステップS262で、受信した登録
更新IDと、索出されたタグ情報に対応付けられた登録
更新IDとが同一でないと判定したとき(No)、ステップ
S260で、該当のタグ情報が索出されないと判定した
とき(No)、ステップS256で、該当の義務者身分情報
が索出されないと判定したとき(No)、およびステップS
250で、更新要求を受信しないと判定したとき(No)は
いずれも、一連の処理を終了して元の処理に復帰させ
る。
【0078】次に、本実施の形態の動作を説明する。排
出事業者が廃棄対象物100を購入した場合は、排出事
業者が廃棄物処理義務者となるので、廃棄対象物100
について廃棄物処理義務者の登録を行う。廃棄物処理義
務者の登録は、例えば、販売店において行うことができ
る。廃棄物処理義務者の登録を行うには、排出事業者
は、登録要求端末200において、廃棄対象物100に
付されているRFID非接触型ICタグ102からタグ
情報読取部202でタグ情報を読み取るとともに、自己
の義務者IDを入力部206から入力する。
【0079】登録要求端末200では、タグ情報の読取
および義務者IDの入力が行われると、ステップS10
4を経て、入力された義務者IDおよび読み取られたタ
グ情報が登録要求とともに登録サーバ300に送信され
る。登録サーバ300では、登録要求とともに義務者I
Dおよびタグ情報を受信すると、ステップS204を経
て、受信した義務者IDと対応する義務者身元情報が義
務者身元情報登録DB304のなかから検索される。そ
の結果、該当の義務者身分情報が索出されると、ステッ
プS208,S210を経て、受信した義務者IDおよ
びタグ情報に基づいて、登録更新ID生成部310によ
り登録更新IDが生成され、受信した義務者IDが、受
信したタグ情報および生成された登録更新IDと対応付
けられて義務者ID登録DB306に登録される。そし
て、ステップS212,S214を経て、登録完了通知
が登録要求端末200に送信され、生成された登録更新
IDが登録要求端末200に送信される。
【0080】登録要求端末200では、登録完了通知を
受信すると、ステップS108〜S112を経て、登録
更新IDを受信し、受信した登録更新IDおよび廃棄物
処理義務者の登録が完了した旨が表示部204に表示さ
れる。この登録更新IDは、廃棄物処理義務者の更新を
行う場合に用いられるので、排出事業者は、表示された
登録更新IDを必要な時まで保管する。
【0081】したがって、RFID非接触型ICタグ1
02が付されている廃棄対象物100が不法投棄された
場合は、その廃棄対象物100に付されているRFID
非接触型ICタグ102からタグ情報を読み取って義務
者ID登録DB306の登録内容と照合すれば、廃棄物
処理義務者を特定できる可能性がある。また、登録適格
は、義務者身元情報登録DB304に身元が登録されて
いる者にしか与えられていないので、身元不明者による
登録を防止することができる。
【0082】次に、排出事業者が廃棄対象物100を廃
棄するために、排出事業者が収集運搬業者に廃棄対象物
100を引き渡す場合は、収集運搬業者が新たな廃棄物
処理義務者となるので、廃棄対象物100について廃棄
物処理義務者の更新を行う。廃棄物処理義務者の更新を
行うには、収集運搬業者は、登録要求端末200におい
て、廃棄対象物100に付されているRFID非接触型
ICタグ102からタグ情報読取部202でタグ情報を
読み取るとともに、自己の義務者IDを入力部206か
ら入力する。また、タグ情報を読み取った後に、排出事
業者は、自己の登録更新IDを入力部206から入力す
る。
【0083】登録要求端末200では、タグ情報の読取
並びに登録更新IDおよび義務者IDの入力が行われる
と、ステップS156を経て、入力された登録更新ID
および義務者ID並びに読み取られたタグ情報が更新要
求とともに登録サーバ300に送信される。登録サーバ
300では、更新要求とともに登録更新ID、義務者I
Dおよびタグ情報を受信すると、ステップS254を経
て、受信した義務者IDと対応する義務者身元情報が義
務者身元情報登録DB304のなかから検索される。そ
の結果、該当の義務者身分情報が索出されると、ステッ
プS258を経て、受信したタグ情報と同一のタグ情報
が義務者ID登録DB306のなかから検索される。そ
の結果、該当のタグ情報が索出され、さらに、受信した
登録更新IDと、索出されたタグ情報に対応付けられた
登録更新IDとが同一であると、ステップS264,S
266を経て、受信した義務者IDおよびタグ情報に基
づいて、登録更新ID生成部310により登録更新ID
が生成され、受信した義務者IDおよび生成された登録
更新IDが、索出されたタグ情報に対応付けられた義務
者IDおよび登録更新IDに代えて義務者ID登録DB
306に登録される。そして、ステップS268,S2
70を経て、更新完了通知が登録要求端末200に送信
され、生成された登録更新IDが登録要求端末200に
送信される。
【0084】登録要求端末200では、更新完了通知を
受信すると、ステップS160〜S164を経て、登録
更新IDを受信し、受信した登録更新IDおよび廃棄物
処理義務者の更新が完了した旨が表示部204に表示さ
れる。この登録更新IDは、廃棄物処理義務者の更新を
行う場合に用いられるので、収集運搬業者は、表示され
た登録更新IDを必要な時まで保管する。
【0085】したがって、廃棄物処理義務者の更新を行
うには、廃棄物処理義務者として新たに登録しようとす
る者に関する義務者IDのほかに、廃棄物処理義務者と
して現在登録されている者に関する登録更新IDを入力
する必要がある。なお、収集運搬業者が廃棄対象物10
0の処分を依頼するために、収集運搬業者が処分業者に
廃棄対象物100を引き渡す場合は、処分業者が新たな
廃棄物処理義務者となるので、上記と同じ要領で、廃棄
対象物100について廃棄物処理義務者の更新を行えば
よい。
【0086】このようにして、本実施の形態では、登録
要求端末200は、廃棄物処理義務者の登録を行う場合
は、入力部206で入力した義務者IDおよびタグ情報
読取部202で読み取ったタグ情報を登録要求とともに
登録サーバ300に送信し、その送信により登録更新I
Dを受信したときは、受信した登録更新IDを表示部2
04に表示するようになっており、登録サーバ300
は、登録要求を受信した場合は、受信した義務者IDと
対応する義務者身元情報が義務者身元情報登録DB30
4に記憶されていると判定したときは、登録更新IDを
生成し、受信した義務者IDを、受信したタグ情報およ
び生成した登録更新IDと対応付けて義務者ID登録D
B306に登録するようになっている。
【0087】これにより、RFID非接触型ICタグ1
02が付されている廃棄対象物100が不法投棄された
場合は、その廃棄対象物100に付されているRFID
非接触型ICタグ102からタグ情報を読み取って義務
者ID登録DB306の登録内容と照合することによ
り、廃棄物処理義務者を特定できる可能性がある。ま
た、非接触による検出を行うことから、RFID非接触
型ICタグ102が故意または偶発的に取り除かれる可
能性が少ない。したがって、従来に比して、廃棄物処理
義務者の管理を比較的容易かつ確実に行うことができ
る。さらに、義務者身元情報登録DB304に身元が登
録されている者にしか登録適格が与えられていないの
で、身元不明者による登録を防止することができ、廃棄
物処理義務者の管理をさらに確実に行うことができる。
【0088】さらに、本実施の形態では、登録要求端末
200は、廃棄物処理義務者の更新を行う場合は、廃棄
物処理義務者として現在登録されている者に関する登録
更新ID、および廃棄物処理義務者として新たに登録し
ようとする者に関する義務者IDを入力部206から入
力し、入力部206で入力した登録更新IDおよび義務
者ID並びにタグ情報読取部202で読み取ったタグ情
報を更新要求とともに登録サーバ300に送信し、その
送信により登録更新IDを受信したときは、受信した登
録更新IDを表示部204に表示するようになってお
り、登録サーバ300は、更新要求を受信した場合は、
義務者ID登録DB306の登録更新IDのうち受信し
たタグ情報に対応するものと、受信した登録更新IDと
が同一であると判定したときは、受信した義務者ID
を、義務者ID登録DB306の義務者IDのうち受信
したタグ情報に対応するものに代えて義務者ID登録D
B306に登録するようになっている。
【0089】これにより、廃棄物処理義務者の更新を行
うには、廃棄物処理義務者として新たに登録しようとす
る者に関する義務者IDのほかに、廃棄物処理義務者と
して現在登録されている者に関する登録更新IDを入力
する必要があるので、廃棄物処理義務者の更新を比較的
高い信頼性をもって行うことができる。したがって、廃
棄物処理義務者の管理をさらに確実に行うことができ
る。さらに、更新時においては、廃棄物処理義務者とし
て現在登録されている者に関する情報として、義務者I
Dではなく登録更新IDを用いるので、義務者IDが盗
用されて他者により登録が行われる可能性を低減するこ
ともできる。
【0090】さらに、本実施の形態では、廃棄対象物1
00には、複数のRFID非接触型ICタグ102を埋
め込むようにした。これにより、RFID非接触型IC
タグ102が故意または偶発的に取り除かれる可能性が
さらに少なくなるので、廃棄物処理義務者の管理をさら
に確実に行うことができる。
【0091】上記第1の実施の形態において、RFID
非接触型ICタグ102は、非接触型タグに対応し、義
務者IDおよび登録更新IDは、義務者情報に対応し、
登録更新IDは、第1義務者情報に対応している。ま
た、義務者IDは、第2義務者情報に対応し、義務者I
Dは、義務者識別情報に対応し、登録要求端末200
は、義務者情報登録要求端末に対応している。
【0092】また、上記第1の実施の形態において、タ
グ情報読取部202は、タグ情報読取手段に対応し、タ
グ情報読取部202による読取は、タグ情報読取ステッ
プに対応し、表示部204は、出力手段に対応し、入力
部206は、義務者情報入力手段、義務者識別情報入力
手段、または登録更新ID入力手段に対応している。ま
た、入力部206による入力は、義務者情報入力ステッ
プに対応し、登録サーバ300は、義務者情報登録端末
に対応し、義務者ID登録DB306は、義務者情報記
憶手段に対応している。
【0093】また、上記第1の実施の形態において、義
務者身元情報登録DB304は、義務者身元情報記憶手
段に対応し、義務者ID登録DB306は、義務者識別
情報記憶手段に対応し、DBアクセス部308は、義務
者情報登録手段、または義務者識別情報登録手段に対応
している。また、DBアクセス部308による登録は、
義務者情報登録ステップに対応し、登録更新ID生成部
310は、登録更新ID生成手段に対応している。
【0094】次に、本発明の第2の実施の形態を図面を
参照しながら説明する。図9ないし図13は、本発明に
係る廃棄物処理義務者管理システム、義務者情報登録要
求端末、義務者情報登録端末、廃棄物処理義務者管理プ
ログラムおよび端末用プログラム、並びに廃棄物処理義
務者管理方法の第2の実施の形態を示す図である。な
お、以下、上記第1の実施の形態と異なる部分について
のみ説明し、重複する部分については同一の符号を付し
て説明を省略する。
【0095】本実施の形態は、本発明に係る廃棄物処理
義務者管理システム、義務者情報登録要求端末、義務者
情報登録端末、廃棄物処理義務者管理プログラムおよび
端末用プログラム、並びに廃棄物処理義務者管理方法
を、図9に示すように、廃棄物処理義務者を管理する場
合について適用したものであり、上記第1の実施の形態
と異なるのは、義務者IDに代えて生体情報を用いる
点、および登録更新IDを用いない点にある。
【0096】まず、登録要求端末200の構成を図9を
参照しながら詳細に説明する。図9は、本発明を適用す
るシステムの構成を示す機能ブロック図である。登録要
求端末200は、図9に示すように、タグ情報読取部2
02と、表示部204と、入力部206と、通信部20
8と、廃棄物処理義務者の生体特徴を示す生体情報を入
力する生体情報入力部210とで構成されている。ここ
で、生体情報入力部210としては、例えば、指紋セン
サその他のバイオメトリックデバイスを採用することが
できる。また、生体情報としても、指紋だけでなく、虹
彩、網膜、声紋、顔などを利用してもよく、その場合、
生体情報入力部210も、それぞれの情報を読み取るこ
とが可能なセンサその他のバイオメトリックデバイスを
採用することが出来る。
【0097】また、登録要求端末200は、ROMの所
定領域に格納されている所定のプログラムを起動させ、
そのプログラムに従って、図10および図11のフロー
チャートに示す義務者情報登録要求処理および義務者情
報更新要求処理を実行するようになっている。初めに、
義務者情報登録要求処理を図10を参照しながら説明す
る。図10は、義務者情報登録要求処理を示すフローチ
ャートである。
【0098】義務者情報登録要求処理は、CPUにおい
て実行されると、図10に示すように、まず、ステップ
S300に移行するようになっている。ステップS30
0では、タグ情報読取部202によりRFID非接触型
ICタグ102からタグ情報を読み取り、ステップS3
02に移行して、生体情報入力部210から生体情報を
入力し、ステップS304に移行して、入力した生体情
報および読み取ったタグ情報を登録要求とともに登録サ
ーバ300に送信し、ステップS306に移行する。
【0099】ステップS306では、登録完了通知を受
信したか否かを判定し、登録完了通知を受信したと判定
したとき(Yes)は、ステップS308に移行して、廃棄
物処理義務者の登録が完了した旨を表示部204に表示
し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。一
方、ステップS306で、登録完了通知を受信しないと
判定したとき(No)は、一連の処理を終了して元の処理に
復帰させる。
【0100】次に、義務者情報更新要求処理を図11を
参照しながら説明する。図11は、義務者情報更新要求
処理を示すフローチャートである。義務者情報更新要求
処理は、CPUにおいて実行されると、図11に示すよ
うに、まず、ステップS350に移行するようになって
いる。ステップS350では、タグ情報読取部202に
よりRFID非接触型ICタグ102からタグ情報を読
み取り、ステップS352に移行して、廃棄物処理義務
者として現在登録されている者の生体情報(以下、現義
務者の生体情報という。)を生体情報入力部210から
入力し、ステップS354に移行して、廃棄物処理義務
者として新たに登録しようとする者の生体情報(以下、
新義務者の生体情報という。)を生体情報入力部210
から入力し、ステップS356に移行して、入力した現
義務者の生体情報および新義務者の生体情報並びに読み
取ったタグ情報を更新要求とともに登録サーバ300に
送信し、ステップS358に移行する。
【0101】ステップS358では、更新完了通知を受
信したか否かを判定し、更新完了通知を受信したと判定
したとき(Yes)は、ステップS360に移行して、廃棄
物処理義務者の更新が完了した旨を表示部204に表示
し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。一
方、ステップS358で、更新完了通知を受信しないと
判定したとき(No)は、一連の処理を終了して元の処理に
復帰させる。
【0102】次に、登録サーバ300の構成を詳細に説
明する。登録サーバ300は、図9に示すように、通信
部302と、義務者身元情報登録DB304と、生体情
報を登録するための生体情報登録DB312と、義務者
身元情報登録DB304または生体情報登録DB312
のなかから情報を検索するDBアクセス部308とで構
成されている。
【0103】義務者身元情報登録DB304には、図5
に示すようなデータ構造において、義務者IDに代えて
生体情報が登録されている。また、生体情報登録DB3
12には、図6に示すようなデータ構造において、義務
者IDおよび登録更新IDに代えて生体情報が登録され
ている。また、登録サーバ300は、ROMの所定領域
に格納されている所定のプログラムを起動させ、そのプ
ログラムに従って、図12および図13のフローチャー
トに示す義務者情報登録処理および義務者情報更新処理
を実行するようになっている。
【0104】初めに、義務者情報登録処理を図12を参
照しながら説明する。図12は、義務者情報登録処理を
示すフローチャートである。義務者情報登録処理は、C
PUにおいて実行されると、図12に示すように、ま
ず、ステップS400に移行するようになっている。ス
テップS400では、登録要求を受信したか否かを判定
し、登録要求を受信したと判定したとき(Yes)は、ステ
ップS402に移行して、生体情報およびタグ情報を受
信し、ステップS404に移行して、受信した生体情報
と対応する義務者身元情報を義務者身元情報登録DB3
04のなかから検索し、ステップS406に移行する。
【0105】ステップS406では、該当の義務者身分
情報が索出されたか否かを判定し、該当の義務者身分情
報が索出されたと判定したとき(Yes)は、ステップS4
08に移行して、受信した生体情報を、受信したタグ情
報と対応付けて生体情報登録DB312に登録し、ステ
ップS410に移行して、登録完了通知を登録要求端末
200に送信し、一連の処理を終了して元の処理に復帰
させる。
【0106】一方、ステップS404で、該当の義務者
身分情報が索出されないと判定したとき(No)、およびス
テップS400で、登録要求を受信しないと判定したと
き(No)はいずれも、一連の処理を終了して元の処理に復
帰させる。次に、義務者情報更新処理を図13を参照し
ながら説明する。図13は、義務者情報更新処理を示す
フローチャートである。
【0107】義務者情報更新処理は、CPUにおいて実
行されると、図13に示すように、まず、ステップS4
50に移行するようになっている。ステップS450で
は、更新要求を受信したか否かを判定し、登録要求を受
信したと判定したとき(Yes)は、ステップS452に移
行して、現義務者の生体情報、新義務者の生体情報およ
びタグ情報を受信し、ステップS454に移行して、受
信した新義務者の生体情報と対応する義務者身元情報を
義務者身元情報登録DB304のなかから検索し、ステ
ップS456に移行する。
【0108】ステップS456では、該当の義務者身分
情報が索出されたか否かを判定し、該当の義務者身分情
報が索出されたと判定したとき(Yes)は、ステップS4
58に移行して、受信したタグ情報と同一のタグ情報を
生体情報登録DB312のなかから検索し、ステップS
460に移行する。ステップS460では、該当のタグ
情報が索出されたか否かを判定し、該当のタグ情報が索
出されたと判定したとき(Yes)は、ステップS462に
移行して、受信した現義務者の生体情報と、索出された
タグ情報に対応付けられた生体情報とが同一であるか否
かを判定し、それらが同一であると判定したとき(Yes)
は、ステップS464に移行する。
【0109】ステップS464では、受信した新義務者
の生体情報を、索出されたタグ情報に対応付けられた生
体情報に代えて生体情報登録DB312に登録し、ステ
ップS466に移行して、更新完了通知を登録要求端末
200に送信し、一連の処理を終了して元の処理に復帰
させる。一方、ステップS462で、受信した現義務者
の生体情報と、索出されたタグ情報に対応付けられた生
体情報とが同一でないと判定したとき(No)、ステップS
460で、該当のタグ情報が索出されないと判定したと
き(No)、ステップS456で、該当の義務者身分情報が
索出されないと判定したとき(No)、およびステップS4
50で、更新要求を受信しないと判定したとき(No)はい
ずれも、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
【0110】次に、本実施の形態の動作を説明する。排
出事業者が廃棄対象物100を購入した場合は、排出事
業者が廃棄物処理義務者となるので、廃棄対象物100
について廃棄物処理義務者の登録を行う。廃棄物処理義
務者の登録は、例えば、販売店において行うことができ
る。廃棄物処理義務者の登録を行うには、排出事業者
は、登録要求端末200において、廃棄対象物100に
付されているRFID非接触型ICタグ102からタグ
情報読取部202でタグ情報を読み取るとともに、自己
の生体情報を生体情報入力部210から入力する。
【0111】登録要求端末200では、タグ情報の読取
および生体情報の入力が行われると、ステップS304
を経て、入力された生体情報および読み取られたタグ情
報が登録要求とともに登録サーバ300に送信される。
登録サーバ300では、登録要求とともに生体情報およ
びタグ情報を受信すると、ステップS404を経て、受
信した生体情報と対応する義務者身元情報が義務者身元
情報登録DB304のなかから検索される。その結果、
該当の義務者身分情報が索出されると、ステップS40
8,S410を経て、受信した生体情報が、受信したタ
グ情報と対応付けられて生体情報登録DB312に登録
され、登録完了通知が登録要求端末200に送信され
る。
【0112】登録要求端末200では、登録完了通知を
受信すると、ステップS308を経て、廃棄物処理義務
者の登録が完了した旨が表示部204に表示される。し
たがって、RFID非接触型ICタグ102が付されて
いる廃棄対象物100が不法投棄された場合は、その廃
棄対象物100に付されているRFID非接触型ICタ
グ102からタグ情報を読み取って生体情報登録DB3
12の登録内容と照合すれば、廃棄物処理義務者を特定
できる可能性がある。また、登録適格は、義務者身元情
報登録DB304に身元が登録されている者にしか与え
られていないので、身元不明者による登録を防止するこ
とができる。
【0113】次に、排出事業者が廃棄対象物100を廃
棄するために、排出事業者が収集運搬業者に廃棄対象物
100を引き渡す場合は、収集運搬業者が新たな廃棄物
処理義務者となるので、廃棄対象物100について廃棄
物処理義務者の更新を行う。廃棄物処理義務者の更新を
行うには、収集運搬業者は、登録要求端末200におい
て、廃棄対象物100に付されているRFID非接触型
ICタグ102からタグ情報読取部202でタグ情報を
読み取るとともに、自己の生体情報(新義務者の生体情
報)を生体情報入力部210から入力する。また、タグ
情報を読み取った後に、排出事業者は、自己の生体情報
(現義務者の生体情報)を生体情報入力部210から入
力する。
【0114】登録要求端末200では、タグ情報の読取
並びに現義務者の生体情報および新義務者の生体情報の
入力が行われると、ステップS356を経て、入力され
た現義務者の生体情報および新義務者の生体情報並びに
読み取られたタグ情報が更新要求とともに登録サーバ3
00に送信される。登録サーバ300では、更新要求と
ともに現義務者の生体情報、新義務者の生体情報および
タグ情報を受信すると、ステップS454を経て、受信
した新義務者の生体情報と対応する義務者身元情報が義
務者身元情報登録DB304のなかから検索される。そ
の結果、該当の義務者身分情報が索出されると、ステッ
プS458を経て、受信したタグ情報と同一のタグ情報
が生体情報登録DB312のなかから検索される。その
結果、該当のタグ情報が索出され、さらに、受信した現
義務者の生体情報と、索出されたタグ情報に対応付けら
れた生体情報とが同一であると、ステップS464,S
466を経て、受信した新義務者の生体情報が、索出さ
れたタグ情報に対応付けられた生体情報に代えて生体情
報登録DB312に登録され、更新完了通知が登録要求
端末200に送信される。
【0115】登録要求端末200では、更新完了通知を
受信すると、ステップS360を経て、廃棄物処理義務
者の更新が完了した旨が表示部204に表示される。し
たがって、廃棄物処理義務者の更新を行うには、廃棄物
処理義務者として新たに登録しようとする者の生体情報
のほかに、廃棄物処理義務者として現在登録されている
者の生体情報を入力する必要がある。
【0116】このようにして、本実施の形態では、登録
要求端末200は、廃棄物処理義務者の登録を行う場合
は、生体情報入力部210で入力した生体情報およびタ
グ情報読取部202で読み取ったタグ情報を登録要求と
ともに登録サーバ300に送信するようになっており、
登録サーバ300は、登録要求を受信した場合は、受信
した生体情報と対応する義務者身元情報が義務者身元情
報登録DB304に記憶されていると判定したときは、
受信した生体情報を、受信したタグ情報と対応付けて生
体情報登録DB312に登録するようになっている。
【0117】これにより、RFID非接触型ICタグ1
02が付されている廃棄対象物100が不法投棄された
場合は、その廃棄対象物100に付されているRFID
非接触型ICタグ102からタグ情報を読み取って生体
情報登録DB312の登録内容と照合することにより、
廃棄物処理義務者を特定できる可能性がある。また、非
接触による検出を行うことから、RFID非接触型IC
タグ102が故意または偶発的に取り除かれる可能性が
少ない。したがって、従来に比して、廃棄物処理義務者
の管理を比較的容易かつ確実に行うことができる。さら
に、義務者身元情報登録DB304に身元が登録されて
いる者にしか登録適格が与えられていないので、身元不
明者による登録を防止することができ、廃棄物処理義務
者の管理をさらに確実に行うことができる。
【0118】さらに、本実施の形態では、登録要求端末
200は、廃棄物処理義務者の更新を行う場合は、現義
務者の生体情報および新義務者の生体情報を生体情報入
力部210から入力し、生体情報入力部210で入力し
た現義務者の生体情報および新義務者の生体情報並びに
タグ情報読取部202で読み取ったタグ情報を更新要求
とともに登録サーバ300に送信するようになってお
り、登録サーバ300は、更新要求を受信した場合は、
生体情報登録DB312の生体情報のうち受信したタグ
情報に対応するものと、受信した現義務者の生体情報と
が同一であると判定したときは、受信した新義務者の生
体情報を、生体情報登録DB312の生体情報のうち受
信したタグ情報に対応するものに代えて生体情報登録D
B312に登録するようになっている。
【0119】これにより、廃棄物処理義務者の更新を行
うには、廃棄物処理義務者として新たに登録しようとす
る者の生体情報のほかに、廃棄物処理義務者として現在
登録されている者の生体情報を入力する必要があるの
で、廃棄物処理義務者の更新を比較的高い信頼性をもっ
て行うことができる。したがって、廃棄物処理義務者の
管理をさらに確実に行うことができる。
【0120】さらに、本実施の形態では、廃棄対象物1
00には、複数のRFID非接触型ICタグ102を埋
め込むようにした。これにより、RFID非接触型IC
タグ102が故意または偶発的に取り除かれる可能性が
さらに少なくなるので、廃棄物処理義務者の管理をさら
に確実に行うことができる。
【0121】上記第2の実施の形態において、RFID
非接触型ICタグ102は、非接触型タグに対応し、生
体情報は、義務者情報に対応し、現義務者の生体情報
は、第1義務者情報に対応している。また、新義務者の
生体情報は、第2義務者情報に対応し、生体情報は、義
務者識別情報に対応し、登録要求端末200は、義務者
情報登録要求端末に対応している。
【0122】また、上記第2の実施の形態において、タ
グ情報読取部202は、タグ情報読取手段に対応し、タ
グ情報読取部202による読取は、タグ情報読取ステッ
プに対応し、生体情報入力部210は、義務者情報入力
手段、または義務者識別情報入力手段に対応している。
また、生体情報入力部210による入力は、義務者情報
入力ステップに対応し、登録サーバ300は、義務者情
報登録端末に対応し、生体情報登録DB312は、義務
者情報記憶手段に対応している。
【0123】また、上記第2の実施の形態において、義
務者身元情報登録DB304は、義務者身元情報記憶手
段に対応し、生体情報登録DB312は、義務者識別情
報記憶手段に対応し、DBアクセス部308は、義務者
情報登録手段、または義務者識別情報登録手段に対応し
ている。また、DBアクセス部308による登録は、義
務者情報登録ステップに対応している。
【0124】次に、本発明の第3の実施の形態を図面を
参照しながら説明する。図14ないし図16は、本発明
に係る廃棄物処理義務者管理システム、義務者情報登録
要求端末、義務者情報登録端末、廃棄物処理義務者管理
プログラムおよび端末用プログラム、並びに廃棄物処理
義務者管理方法の第3の実施の形態を示す図である。な
お、以下、上記第2の実施の形態と異なる部分について
のみ説明し、重複する部分については同一の符号を付し
て説明を省略する。
【0125】本実施の形態は、本発明に係る廃棄物処理
義務者管理システム、義務者情報登録要求端末、義務者
情報登録端末、廃棄物処理義務者管理プログラムおよび
端末用プログラム、並びに廃棄物処理義務者管理方法
を、図14に示すように、廃棄物処理義務者を管理する
場合について適用したものであり、上記第2の実施の形
態と異なるのは、義務者身元情報登録DB304を用い
ない点にある。
【0126】まず、登録サーバ300の構成を図14を
参照しながら詳細に説明する。図14は、本発明を適用
するシステムの構成を示す機能ブロック図である。登録
サーバ300は、図14に示すように、通信部302
と、生体情報登録DB312と、生体情報登録DB31
2のなかから情報を検索するDBアクセス部308とで
構成されている。また、ROMの所定領域に格納されて
いる所定のプログラムを起動させ、そのプログラムに従
って、図15および図16のフローチャートに示す義務
者情報登録処理および義務者情報更新処理を実行するよ
うになっている。
【0127】初めに、義務者情報登録処理を図15を参
照しながら説明する。図15は、義務者情報登録処理を
示すフローチャートである。義務者情報登録処理は、C
PUにおいて実行されると、図15に示すように、ま
ず、ステップS500に移行するようになっている。ス
テップS500では、登録要求を受信したか否かを判定
し、登録要求を受信したと判定したとき(Yes)は、ステ
ップS502に移行して、生体情報およびタグ情報を受
信し、ステップS504に移行して、受信したタグ情報
と同一のタグ情報が生体情報登録DB312に登録され
ていないか否かを判定し、同一のタグ情報が登録されて
いないと判定したとき(Yes)は、ステップS506に移
行する。
【0128】ステップS506では、受信した生体情報
を、受信したタグ情報と対応付けて生体情報登録DB3
12に登録し、ステップS508に移行して、登録完了
通知を登録要求端末200に送信し、一連の処理を終了
して元の処理に復帰させる。一方、ステップS504
で、受信したタグ情報と同一のタグ情報が生体情報登録
DB312に登録されていると判定したとき(No)、およ
びステップS500で、登録要求を受信しないと判定し
たとき(No)はいずれも、一連の処理を終了して元の処理
に復帰させる。
【0129】次に、義務者情報更新処理を図16を参照
しながら説明する。図16は、義務者情報更新処理を示
すフローチャートである。義務者情報更新処理は、CP
Uにおいて実行されると、図16に示すように、まず、
ステップS550に移行するようになっている。ステッ
プS550では、更新要求を受信したか否かを判定し、
登録要求を受信したと判定したとき(Yes)は、ステップ
S552に移行して、現義務者の生体情報、新義務者の
生体情報およびタグ情報を受信し、ステップS554に
移行して、受信したタグ情報と同一のタグ情報を生体情
報登録DB312のなかから検索し、ステップS556
に移行する。
【0130】ステップS556では、該当のタグ情報が
索出されたか否かを判定し、該当のタグ情報が索出され
たと判定したとき(Yes)は、ステップS558に移行し
て、受信した現義務者の生体情報と、索出されたタグ情
報に対応付けられた生体情報とが同一であるか否かを判
定し、それらが同一であると判定したとき(Yes)は、ス
テップS560に移行する。
【0131】ステップS560では、受信した新義務者
の生体情報を、索出されたタグ情報に対応付けられた生
体情報に代えて生体情報登録DB312に登録し、ステ
ップS562に移行して、更新完了通知を登録要求端末
200に送信し、一連の処理を終了して元の処理に復帰
させる。一方、ステップS558で、受信した現義務者
の生体情報と、索出されたタグ情報に対応付けられた生
体情報とが同一でないと判定したとき(No)、ステップS
556で、該当のタグ情報が索出されないと判定したと
き(No)、およびステップS550で、更新要求を受信し
ないと判定したとき(No)はいずれも、一連の処理を終了
して元の処理に復帰させる。
【0132】次に、本実施の形態の動作を説明する。排
出事業者が廃棄対象物100を購入した場合は、排出事
業者が廃棄物処理義務者となるので、廃棄対象物100
について廃棄物処理義務者の登録を行う。廃棄物処理義
務者の登録は、例えば、販売店において行うことができ
る。廃棄物処理義務者の登録を行うには、排出事業者
は、登録要求端末200において、廃棄対象物100に
付されているRFID非接触型ICタグ102からタグ
情報読取部202でタグ情報を読み取るとともに、自己
の生体情報を生体情報入力部210から入力する。
【0133】登録要求端末200では、タグ情報の読取
および生体情報の入力が行われると、ステップS304
を経て、入力された生体情報および読み取られたタグ情
報が登録要求とともに登録サーバ300に送信される。
登録サーバ300では、登録要求とともに生体情報およ
びタグ情報を受信すると、ステップS506,S508
を経て、受信した生体情報が、受信したタグ情報と対応
付けられて生体情報登録DB312に登録され、登録完
了通知が登録要求端末200に送信される。
【0134】登録要求端末200では、登録完了通知を
受信すると、ステップS308を経て、廃棄物処理義務
者の登録が完了した旨が表示部204に表示される。し
たがって、RFID非接触型ICタグ102が付されて
いる廃棄対象物100が不法投棄された場合は、その廃
棄対象物100に付されているRFID非接触型ICタ
グ102からタグ情報を読み取って生体情報登録DB3
12の登録内容と照合すれば、廃棄物処理義務者を特定
できる可能性がある。
【0135】次に、排出事業者が廃棄対象物100を廃
棄するために、排出事業者が収集運搬業者に廃棄対象物
100を引き渡す場合は、収集運搬業者が新たな廃棄物
処理義務者となるので、廃棄対象物100について廃棄
物処理義務者の更新を行う。廃棄物処理義務者の更新を
行うには、収集運搬業者は、登録要求端末200におい
て、廃棄対象物100に付されているRFID非接触型
ICタグ102からタグ情報読取部202でタグ情報を
読み取るとともに、自己の生体情報(新義務者の生体情
報)を生体情報入力部210から入力する。また、タグ
情報を読み取った後に、排出事業者は、自己の生体情報
(現義務者の生体情報)を生体情報入力部210から入
力する。
【0136】登録要求端末200では、タグ情報の読取
並びに現義務者の生体情報および新義務者の生体情報の
入力が行われると、ステップS356を経て、入力され
た現義務者の生体情報および新義務者の生体情報並びに
読み取られたタグ情報が更新要求とともに登録サーバ3
00に送信される。登録サーバ300では、更新要求と
ともに現義務者の生体情報、新義務者の生体情報および
タグ情報を受信すると、ステップS554を経て、受信
したタグ情報と同一のタグ情報が生体情報登録DB31
2のなかから検索される。その結果、該当のタグ情報が
索出され、さらに、受信した現義務者の生体情報と、索
出されたタグ情報に対応付けられた生体情報とが同一で
あると、ステップS560,S562を経て、受信した
新義務者の生体情報が、索出されたタグ情報に対応付け
られた生体情報に代えて生体情報登録DB312に登録
され、更新完了通知が登録要求端末200に送信され
る。
【0137】登録要求端末200では、更新完了通知を
受信すると、ステップS360を経て、廃棄物処理義務
者の更新が完了した旨が表示部204に表示される。し
たがって、廃棄物処理義務者の更新を行うには、廃棄物
処理義務者として新たに登録しようとする者の生体情報
のほかに、廃棄物処理義務者として現在登録されている
者の生体情報を入力する必要がある。
【0138】このようにして、本実施の形態では、登録
要求端末200は、廃棄物処理義務者の登録を行う場合
は、生体情報入力部210で入力した生体情報およびタ
グ情報読取部202で読み取ったタグ情報を登録要求と
ともに登録サーバ300に送信するようになっており、
登録サーバ300は、登録要求を受信したときは、受信
した生体情報を、受信したタグ情報と対応付けて生体情
報登録DB312に登録するようになっている。
【0139】これにより、RFID非接触型ICタグ1
02が付されている廃棄対象物100が不法投棄された
場合は、その廃棄対象物100に付されているRFID
非接触型ICタグ102からタグ情報を読み取って生体
情報登録DB312の登録内容と照合することにより、
廃棄物処理義務者を特定できる可能性がある。また、非
接触による検出を行うことから、RFID非接触型IC
タグ102が故意または偶発的に取り除かれる可能性が
少ない。したがって、従来に比して、廃棄物処理義務者
の管理を比較的容易かつ確実に行うことができる。
【0140】さらに、本実施の形態では、登録要求端末
200は、廃棄物処理義務者の更新を行う場合は、現義
務者の生体情報および新義務者の生体情報を生体情報入
力部210から入力し、生体情報入力部210で入力し
た現義務者の生体情報および新義務者の生体情報並びに
タグ情報読取部202で読み取ったタグ情報を更新要求
とともに登録サーバ300に送信するようになってお
り、登録サーバ300は、更新要求を受信した場合は、
生体情報登録DB312の生体情報のうち受信したタグ
情報に対応するものと、受信した現義務者の生体情報と
が同一であると判定したときは、受信した新義務者の生
体情報を、生体情報登録DB312の生体情報のうち受
信したタグ情報に対応するものに代えて生体情報登録D
B312に登録するようになっている。
【0141】これにより、廃棄物処理義務者の更新を行
うには、廃棄物処理義務者として新たに登録しようとす
る者の生体情報のほかに、廃棄物処理義務者として現在
登録されている者の生体情報を入力する必要があるの
で、廃棄物処理義務者の更新を比較的高い信頼性をもっ
て行うことができる。したがって、廃棄物処理義務者の
管理をさらに確実に行うことができる。
【0142】さらに、本実施の形態では、廃棄対象物1
00には、複数のRFID非接触型ICタグ102を埋
め込むようにした。これにより、RFID非接触型IC
タグ102が故意または偶発的に取り除かれる可能性が
さらに少なくなるので、廃棄物処理義務者の管理をさら
に確実に行うことができる。
【0143】上記第3の実施の形態において、RFID
非接触型ICタグ102は、非接触型タグに対応し、生
体情報は、義務者情報に対応し、現義務者の生体情報
は、第1義務者情報、または第1義務者識別情報に対応
している。また、新義務者の生体情報は、第2義務者情
報、または第2義務者識別情報に対応し、生体情報は、
義務者識別情報に対応し、登録要求端末200は、義務
者情報登録要求端末に対応している。
【0144】また、上記第3の実施の形態において、タ
グ情報読取部202は、タグ情報読取手段に対応し、タ
グ情報読取部202による読取は、タグ情報読取ステッ
プに対応し、生体情報入力部210は、義務者情報入力
手段、または義務者識別情報入力手段に対応している。
また、生体情報入力部210による入力は、義務者情報
入力ステップに対応し、登録サーバ300は、義務者情
報登録端末に対応し、生体情報登録DB312は、義務
者情報記憶手段に対応している。
【0145】また、上記第3の実施の形態において、生
体情報登録DB312は、義務者識別情報記憶手段に対
応し、DBアクセス部308は、義務者情報登録手段、
または義務者識別情報登録手段に対応している。また、
DBアクセス部308による登録は、義務者情報登録ス
テップに対応している。
【0146】次に、本発明の第4の実施の形態を図面を
参照しながら説明する。図17ないし図19は、本発明
に係る廃棄物処理義務者管理システム、義務者情報登録
要求端末、義務者情報登録端末、廃棄物処理義務者管理
プログラムおよび端末用プログラム、並びに廃棄物処理
義務者管理方法の第4の実施の形態を示す図である。な
お、以下、上記第2の実施の形態と異なる部分について
のみ説明し、重複する部分については同一の符号を付し
て説明を省略する。
【0147】本実施の形態は、本発明に係る廃棄物処理
義務者管理システム、義務者情報登録要求端末、義務者
情報登録端末、廃棄物処理義務者管理プログラムおよび
端末用プログラム、並びに廃棄物処理義務者管理方法
を、図17に示すように、廃棄物処理義務者を管理する
場合について適用したものであり、上記第2の実施の形
態と異なるのは、登録サーバ300を用いない点にあ
る。
【0148】まず、登録要求端末200の構成を図17
を参照しながら詳細に説明する。図17は、本発明を適
用するシステムの構成を示す機能ブロック図である。登
録要求端末200は、図17に示すように、タグ情報読
取部202と、表示部204と、入力部206と、生体
情報入力部210と、RFID非接触型ICタグ102
のタグ情報を非接触で書き換えるタグ情報書換部212
とで構成されている。また、ROMの所定領域に格納さ
れている所定のプログラムを起動させ、そのプログラム
に従って、図18および図19のフローチャートに示す
義務者情報登録要求処理および義務者情報更新要求処理
を実行するようになっている。
【0149】初めに、義務者情報登録要求処理を図18
を参照しながら説明する。図18は、義務者情報登録要
求処理を示すフローチャートである。義務者情報登録要
求処理は、CPUにおいて実行されると、図18に示す
ように、まず、ステップS600に移行するようになっ
ている。ステップS600では、タグ情報読取部202
によりRFID非接触型ICタグ102からタグ情報を
読み取り、ステップS602に移行して、RFID非接
触型ICタグ102にタグ情報が登録されているか否か
を判定し、タグ情報が登録されていないと判定したとき
(No)は、ステップS604に移行する。
【0150】ステップS604では、生体情報入力部2
10から生体情報を入力し、ステップS606に移行し
て、入力した生体情報および読み取ったタグ情報をタグ
情報書換部212によりRFID非接触型ICタグ10
2に登録し、ステップS608に移行して、廃棄物処理
義務者の登録が完了した旨を表示部204に表示し、一
連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
【0151】一方、ステップS602で、RFID非接
触型ICタグ102にタグ情報が登録されていると判定
したとき(Yes)は、一連の処理を終了して元の処理に復
帰させる。次に、義務者情報更新要求処理を図19を参
照しながら説明する。図19は、義務者情報更新要求処
理を示すフローチャートである。
【0152】義務者情報更新要求処理は、CPUにおい
て実行されると、図19に示すように、まず、ステップ
S650に移行するようになっている。ステップS65
0では、タグ情報読取部202によりRFID非接触型
ICタグ102からタグ情報を読み取り、ステップS6
52に移行して、RFID非接触型ICタグ102にタ
グ情報が登録されているか否かを判定し、タグ情報が登
録されていると判定したとき(Yes)は、ステップS65
4に移行する。
【0153】ステップS654では、現義務者の生体情
報を生体情報入力部210から入力し、ステップS65
6に移行して、新義務者の生体情報を生体情報入力部2
10から入力し、ステップS658に移行する。ステッ
プS658では、読み取ったタグ情報に含まれる生体情
報と、入力した現義務者の生体情報とが同一であるか否
かを判定し、それらが同一であると判定したとき(Yes)
は、ステップS660に移行して、入力した新義務者の
生体情報を、読み取ったタグ情報に含まれる生体情報に
代えてタグ情報書換部212によりRFID非接触型I
Cタグ102に登録し、ステップS662に移行して、
廃棄物処理義務者の更新が完了した旨を表示部204に
表示し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
【0154】一方、ステップS658で、読み取ったタ
グ情報に含まれる生体情報と、入力した現義務者の生体
情報とが同一でないと判定したとき(No)、およびステッ
プS652で、RFID非接触型ICタグ102にタグ
情報が登録されていないと判定したとき(No)はいずれ
も、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。次
に、本実施の形態の動作を説明する。
【0155】排出事業者が廃棄対象物100を購入した
場合は、排出事業者が廃棄物処理義務者となるので、廃
棄対象物100について廃棄物処理義務者の登録を行
う。廃棄物処理義務者の登録は、例えば、販売店におい
て行うことができる。廃棄物処理義務者の登録を行うに
は、排出事業者は、登録要求端末200において、廃棄
対象物100に付されているRFID非接触型ICタグ
102からタグ情報読取部202でタグ情報を読み取る
とともに、自己の生体情報を生体情報入力部210から
入力する。
【0156】登録要求端末200では、タグ情報の読取
および生体情報の入力が行われると、ステップS60
6,S608を経て、タグ情報書換部212により、入
力された生体情報および読み取られたタグ情報がRFI
D非接触型ICタグ102に登録され、廃棄物処理義務
者の登録が完了した旨が表示部204に表示される。し
たがって、RFID非接触型ICタグ102が付されて
いる廃棄対象物100が不法投棄された場合は、その廃
棄対象物100に付されているRFID非接触型ICタ
グ102からタグ情報を読み取れば、廃棄物処理義務者
を特定できる可能性がある。
【0157】次に、排出事業者が廃棄対象物100を廃
棄するために、排出事業者が収集運搬業者に廃棄対象物
100を引き渡す場合は、収集運搬業者が新たな廃棄物
処理義務者となるので、廃棄対象物100について廃棄
物処理義務者の更新を行う。廃棄物処理義務者の更新を
行うには、収集運搬業者は、登録要求端末200におい
て、廃棄対象物100に付されているRFID非接触型
ICタグ102からタグ情報読取部202でタグ情報を
読み取るとともに、自己の生体情報(新義務者の生体情
報)を生体情報入力部210から入力する。また、タグ
情報を読み取った後に、排出事業者は、自己の生体情報
(現義務者の生体情報)を生体情報入力部210から入
力する。
【0158】登録要求端末200では、タグ情報の読取
並びに現義務者の生体情報および新義務者の生体情報の
入力が行われると、ステップS660,S662を経
て、タグ情報書換部212により、入力された新義務者
の生体情報が、読み取られたタグ情報に含まれる生体情
報に代えてRFID非接触型ICタグ102に登録さ
れ、廃棄物処理義務者の更新が完了した旨が表示部20
4に表示される。
【0159】したがって、廃棄物処理義務者の更新を行
うには、廃棄物処理義務者として新たに登録しようとす
る者の生体情報のほかに、廃棄物処理義務者として現在
登録されている者の生体情報を入力する必要がある。こ
のようにして、本実施の形態では、登録要求端末200
は、廃棄物処理義務者の登録を行う場合は、生体情報入
力部210で入力した生体情報およびタグ情報読取部2
02で読み取ったタグ情報をタグ情報書換部212によ
りRFID非接触型ICタグ102に登録するようにな
っている。
【0160】これにより、RFID非接触型ICタグ1
02が付されている廃棄対象物100が不法投棄された
場合は、その廃棄対象物100に付されているRFID
非接触型ICタグ102からタグ情報を読み取ることに
より、廃棄物処理義務者を特定できる可能性がある。ま
た、非接触による検出を行うことから、RFID非接触
型ICタグ102が故意または偶発的に取り除かれる可
能性が少ない。したがって、従来に比して、廃棄物処理
義務者の管理を比較的容易かつ確実に行うことができ
る。
【0161】さらに、本実施の形態では、登録要求端末
200は、廃棄物処理義務者の更新を行う場合は、現義
務者の生体情報および新義務者の生体情報を生体情報入
力部210から入力し、読み取ったタグ情報に含まれる
生体情報と、入力した現義務者の生体情報とが同一であ
ると判定したときは、入力した新義務者の生体情報を、
読み取ったタグ情報に含まれる生体情報に代えてタグ情
報書換部212によりRFID非接触型ICタグ102
に登録するようになっている。
【0162】これにより、廃棄物処理義務者の更新を行
うには、廃棄物処理義務者として新たに登録しようとす
る者の生体情報のほかに、廃棄物処理義務者として現在
登録されている者の生体情報を入力する必要があるの
で、廃棄物処理義務者の更新を比較的高い信頼性をもっ
て行うことができる。したがって、廃棄物処理義務者の
管理をさらに確実に行うことができる。
【0163】さらに、本実施の形態では、廃棄対象物1
00には、複数のRFID非接触型ICタグ102を埋
め込むようにした。これにより、RFID非接触型IC
タグ102が故意または偶発的に取り除かれる可能性が
さらに少なくなるので、廃棄物処理義務者の管理をさら
に確実に行うことができる。
【0164】上記第4の実施の形態において、RFID
非接触型ICタグ102は、非接触型タグに対応し、現
義務者の生体情報は、第1義務者識別情報に対応し、新
義務者の生体情報は、第2義務者識別情報に対応し、生
体情報は、義務者識別情報に対応している。また、タグ
情報読取部202は、義務者識別情報読取手段に対応
し、生体情報入力部210は、義務者識別情報入力手段
に対応し、タグ情報書換部212は、タグ情報書換手段
に対応している。
【0165】また、上記第4の実施の形態において、ス
テップS606,S660は、義務者識別情報登録手段
に対応している。なお、上記第1の実施の形態において
は、義務者IDをタグ情報と対応付けて登録するように
構成したが、これに限らず、義務者IDに代えて生体情
報を用いて構成してもよい。
【0166】また、上記第1の実施の形態においては、
登録更新IDを用いて廃棄物処理義務者の更新を行うよ
うに構成したが、これに限らず、義務者IDを用いて廃
棄物処理義務者の更新を行うように構成してもよい。ま
た、上記第2ないし第4の実施の形態においては、生体
情報をタグ情報と対応付けて登録するように構成した
が、これに限らず、生体情報に代えて義務者IDを用い
て構成してもよい。
【0167】また、上記第1ないし第4の実施の形態に
おいて、図3、図4、図7、図8、図10ないし図1
3、図15、図16、図18および図19のフローチャ
ートに示す処理を実行するにあたってはいずれも、RO
Mにあらかじめ格納されている制御プログラムを実行す
る場合について説明したが、これに限らず、これらの手
順を示したプログラムが記憶された記憶媒体から、その
プログラムをRAMに読み込んで実行するようにしても
よい。
【0168】ここで、記憶媒体とは、RAM、ROM等
の半導体記憶媒体、FD、HD等の磁気記憶型記憶媒
体、CD、CDV、LD、DVD等の光学的読取方式記
憶媒体、MO等の磁気記憶型/光学的読取方式記憶媒体
であって、電子的、磁気的、光学的等の読み取り方法の
いかんにかかわらず、コンピュータで読み取り可能な記
憶媒体であれば、あらゆる記憶媒体を含むものである。
【0169】また、上記第1の実施の形態においては、
本発明に係る廃棄物処理義務者管理システム、義務者情
報登録要求端末、義務者情報登録端末、廃棄物処理義務
者管理プログラムおよび端末用プログラム、並びに廃棄
物処理義務者管理方法を、図1に示すように、複数のR
FID非接触型ICタグ102を廃棄対象物100に埋
め込み、RFID非接触型ICタグ102から非接触で
タグ情報を読み取り、義務者IDをタグ情報と対応付け
て登録することにより廃棄物処理義務者を管理する場合
について適用したが、これに限らず、本発明の主旨を逸
脱しない範囲で他の場合にも適用可能である。
【0170】また、上記第2ないし第4の実施の形態に
おいては、本発明に係る廃棄物処理義務者管理システ
ム、義務者情報登録要求端末、義務者情報登録端末、廃
棄物処理義務者管理プログラムおよび端末用プログラ
ム、並びに廃棄物処理義務者管理方法を、図9、図14
および図17に示すように、複数のRFID非接触型I
Cタグ102を廃棄対象物100に埋め込み、RFID
非接触型ICタグ102から非接触でタグ情報を読み取
り、生体情報をタグ情報と対応付けて登録することによ
り廃棄物処理義務者を管理する場合について適用した
が、これに限らず、本発明の主旨を逸脱しない範囲で他
の場合にも適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用するシステムの構成を示す機能
ブロック図である。
【図2】 RFID非接触型ICタグ102の内蔵メモ
リのデータ構造を示す図である。
【図3】 義務者情報登録要求処理を示すフローチャー
トである。
【図4】 義務者情報更新要求処理を示すフローチャー
トである。
【図5】 義務者身元情報登録DB304のデータ構造
を示す図である。
【図6】 義務者ID登録DB306のデータ構造を示
す図である。
【図7】 義務者情報登録処理を示すフローチャートで
ある。
【図8】 義務者情報更新処理を示すフローチャートで
ある。
【図9】 本発明を適用するシステムの構成を示す機能
ブロック図である。
【図10】 義務者情報登録要求処理を示すフローチャ
ートである。
【図11】 義務者情報更新要求処理を示すフローチャ
ートである。
【図12】 義務者情報登録処理を示すフローチャート
である。
【図13】 義務者情報更新処理を示すフローチャート
である。
【図14】 本発明を適用するシステムの構成を示す機
能ブロック図である。
【図15】 義務者情報登録処理を示すフローチャート
である。
【図16】 義務者情報更新処理を示すフローチャート
である。
【図17】 本発明を適用するシステムの構成を示す機
能ブロック図である。
【図18】 義務者情報登録要求処理を示すフローチャ
ートである。
【図19】 義務者情報更新要求処理を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
100 廃棄対象物 102 RFID非接触型ICタグ 200 登録要求端末 202 タグ情報読取部 204 表示部 206 入力部 208 通信部 210 生体情報入力部 212 タグ情報書換部 300 登録サーバ 302 通信部 304 義務者身元情報登録DB 306 義務者ID登録DB 308 DBアクセス部 310 登録更新ID生成部 312 生体情報登録DB
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06K 19/00 G06K 19/00 Q Fターム(参考) 3E025 EA10 EB10 4D004 AA22 DA16 5B035 BB09 BC00 CA23 5B058 CA15 YA20

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 廃棄物を処理すべき廃棄物処理義務者を
    管理するシステムであって、 タグ情報を記憶可能で且つ当該タグ情報を非接触で読取
    可能な非接触型タグを、廃棄物の対象となり得る廃棄対
    象物に付しておき、 前記非接触型タグから前記タグ情報を非接触で読み取る
    タグ情報読取手段と、前記廃棄物処理義務者に関する義
    務者情報を入力する義務者情報入力手段と、前記義務者
    情報を記憶するための義務者情報記憶手段と、前記義務
    者情報入力手段で入力した義務者情報を前記タグ情報読
    取手段で読み取ったタグ情報と対応付けて前記義務者情
    報記憶手段に登録する義務者情報登録手段とを備えるこ
    とを特徴とする廃棄物処理義務者管理システム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記義務者情報登録手段は、前記廃棄物処理義務者の更
    新を行う場合は、前記廃棄物処理義務者として現在登録
    されている者に関する第1義務者情報と、前記廃棄物処
    理義務者として新たに登録しようとする者に関する第2
    義務者情報とを前記義務者情報入力手段から入力し、 前記義務者情報記憶手段の義務者情報のうち前記タグ情
    報読取手段で読み取ったタグ情報に対応するものと、前
    記義務者情報入力手段で入力した第1義務者情報とが所
    定関係を満たしているときは、前記義務者情報入力手段
    で入力した第2義務者情報を、前記義務者情報記憶手段
    の義務者情報のうち前記タグ情報読取手段で読み取った
    タグ情報に対応するものに代えて又は加えて前記義務者
    情報記憶手段に登録するようになっていることを特徴と
    する廃棄物処理義務者管理システム。
  3. 【請求項3】 廃棄物を処理すべき廃棄物処理義務者に
    関する義務者情報を登録する義務者情報登録端末と、前
    記義務者情報の登録を要求する義務者情報登録要求端末
    とを通信可能に接続し、前記廃棄物処理義務者を管理す
    るシステムであって、 タグ情報を記憶可能で且つ当該タグ情報を非接触で読取
    可能な非接触型タグを、廃棄物の対象となり得る廃棄対
    象物に付しておき、 前記義務者情報登録要求端末は、前記非接触型タグから
    前記タグ情報を非接触で読み取るタグ情報読取手段と、
    前記廃棄物処理義務者を識別するための義務者識別情報
    を入力する義務者識別情報入力手段とを有し、前記義務
    者識別情報入力手段で入力した義務者識別情報及び前記
    タグ情報読取手段で読み取ったタグ情報を前記義務者情
    報登録端末に送信するようになっており、 前記義務者情報登録端末は、前記廃棄物処理義務者の身
    元を示す義務者身元情報を前記義務者識別情報と対応付
    けて記憶するための義務者身元情報記憶手段と、前記義
    務者識別情報を記憶するための義務者識別情報記憶手段
    と、前記義務者識別情報を前記タグ情報と対応付けて前
    記義務者識別情報記憶手段に登録する義務者識別情報登
    録手段とを有し、前記義務者識別情報及び前記タグ情報
    を受信したときは、受信した義務者識別情報及びタグ情
    報に基づいて前記義務者識別情報登録手段による登録を
    行うようになっており、 前記義務者識別情報登録手段は、受信した義務者識別情
    報と対応する義務者身元情報が前記義務者身元情報記憶
    手段に記憶されていると判定したときは、受信した義務
    者識別情報を、受信したタグ情報と対応付けて前記義務
    者識別情報記憶手段に登録するようになっていることを
    特徴とする廃棄物処理義務者管理システム。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記義務者情報登録要求端末は、出力手段と、前記廃棄
    物処理義務者の更新を行うために必要な登録更新IDを
    入力する登録更新ID入力手段とを有し、前記廃棄物処
    理義務者の登録を行う場合は、前記義務者識別情報入力
    手段で入力した義務者識別情報及び前記タグ情報読取手
    段で読み取ったタグ情報を登録要求とともに前記義務者
    情報登録端末に送信し、その送信により前記登録更新I
    Dを受信したときは、受信した登録更新IDを前記出力
    手段に出力する一方、前記廃棄物処理義務者の更新を行
    う場合は、前記廃棄物処理義務者として現在登録されて
    いる者に関する登録更新IDを前記登録更新ID入力手
    段から入力し、前記廃棄物処理義務者として新たに登録
    しようとする者に関する義務者識別情報を前記義務者識
    別情報入力手段から入力し、前記登録更新ID入力手段
    で入力した登録更新ID、前記義務者識別情報入力手段
    で入力した義務者識別情報及び前記タグ情報読取手段で
    読み取ったタグ情報を更新要求とともに前記義務者情報
    登録端末に送信し、その送信により前記登録更新IDを
    受信したときは、受信した登録更新IDを前記出力手段
    に出力するようになっており、 前記義務者情報登録端末は、前記義務者識別情報及び前
    記タグ情報に基づいて前記登録更新IDを生成する登録
    更新ID生成手段を有し、前記登録要求とともに前記義
    務者識別情報及び前記タグ情報を受信したときは、受信
    した義務者識別情報及びタグ情報に基づいて前記登録更
    新ID生成手段による生成及び前記義務者識別情報登録
    手段による登録を行い、前記登録更新ID生成手段で生
    成した登録更新IDを前記義務者情報登録要求端末に送
    信する一方、前記更新要求とともに前記登録更新ID、
    前記義務者識別情報及び前記タグ情報を受信したとき
    は、受信した義務者識別情報及びタグ情報に基づいて前
    記登録更新ID生成手段による生成を行い、受信した登
    録更新ID、義務者識別情報及びタグ情報に基づいて前
    記義務者識別情報登録手段による更新を行い、前記登録
    更新ID生成手段で生成した登録更新IDを前記義務者
    情報登録要求端末に送信するようになっており、 前記義務者識別情報登録手段は、前記登録要求を受信し
    た場合は、受信した義務者識別情報と対応する義務者身
    元情報が前記義務者身元情報記憶手段に記憶されている
    と判定したときは、受信した義務者識別情報を、受信し
    たタグ情報及び前記登録更新ID生成手段で生成した登
    録更新IDと対応付けて前記義務者識別情報記憶手段に
    登録する一方、前記更新要求を受信した場合は、前記義
    務者識別情報記憶手段の登録更新IDのうち受信したタ
    グ情報に対応するものと、受信した登録更新IDとが同
    一であると判定したときは、受信した義務者識別情報
    を、前記義務者識別情報記憶手段の義務者識別情報のう
    ち受信したタグ情報に対応するものに代えて又は加えて
    前記義務者識別情報記憶手段に登録するようになってい
    ることを特徴とする廃棄物処理義務者管理システム。
  5. 【請求項5】 廃棄物を処理すべき廃棄物処理義務者に
    関する義務者情報を登録する義務者情報登録端末と、前
    記義務者情報の登録を要求する義務者情報登録要求端末
    とを通信可能に接続し、前記廃棄物処理義務者を管理す
    るシステムであって、 タグ情報を記憶可能で且つ当該タグ情報を非接触で読取
    可能な非接触型タグを、廃棄物の対象となり得る廃棄対
    象物に付しておき、 前記義務者情報登録要求端末は、前記非接触型タグから
    前記タグ情報を非接触で読み取るタグ情報読取手段と、
    前記廃棄物処理義務者を識別するための義務者識別情報
    を入力する義務者識別情報入力手段とを有し、前記義務
    者識別情報入力手段で入力した義務者識別情報及び前記
    タグ情報読取手段で読み取ったタグ情報を前記義務者情
    報登録端末に送信するようになっており、 前記義務者情報登録端末は、前記義務者識別情報を記憶
    するための義務者識別情報記憶手段と、前記義務者識別
    情報を前記タグ情報と対応付けて前記義務者識別情報記
    憶手段に登録する義務者識別情報登録手段とを有し、前
    記義務者識別情報及び前記タグ情報を受信したときは、
    受信した義務者識別情報及びタグ情報に基づいて前記義
    務者識別情報登録手段による登録を行うようになってお
    り、 前記義務者識別情報登録手段は、受信した義務者識別情
    報を、受信したタグ情報と対応付けて前記義務者識別情
    報記憶手段に登録するようになっていることを特徴とす
    る廃棄物処理義務者管理システム。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 前記義務者情報登録要求端末は、前記廃棄物処理義務者
    の登録を行う場合は、前記義務者識別情報入力手段で入
    力した義務者識別情報及び前記タグ情報読取手段で読み
    取ったタグ情報を登録要求とともに前記義務者情報登録
    端末に送信する一方、前記廃棄物処理義務者の更新を行
    う場合は、前記廃棄物処理義務者として現在登録されて
    いる者に関する第1義務者識別情報、及び前記廃棄物処
    理義務者として新たに登録しようとする者に関する第2
    義務者識別情報を前記義務者識別情報入力手段から入力
    し、前記義務者識別情報入力手段で入力した第1義務者
    識別情報及び第2義務者識別情報並びに前記タグ情報読
    取手段で読み取ったタグ情報を更新要求とともに前記義
    務者情報登録端末に送信するようになっており、 前記義務者識別情報登録手段は、前記登録要求とともに
    前記義務者識別情報及び前記タグ情報を受信した場合
    は、受信した義務者識別情報を、受信したタグ情報と対
    応付けて前記義務者識別情報記憶手段に登録する一方、
    前記更新要求とともに前記第1義務者識別情報、前記第
    2義務者識別情報及び前記タグ情報を受信した場合は、
    前記義務者識別情報記憶手段の義務者識別情報のうち受
    信したタグ情報に対応するものと、受信した第1義務者
    識別情報とが同一であると判定したときは、受信した第
    2義務者識別情報を、前記義務者識別情報記憶手段の義
    務者識別情報のうち受信したタグ情報に対応するものに
    代えて又は加えて前記義務者識別情報記憶手段に登録す
    るようになっていることを特徴とする廃棄物処理義務者
    管理システム。
  7. 【請求項7】 廃棄物を処理すべき廃棄物処理義務者を
    管理するシステムであって、 前記廃棄物処理義務者を識別するための義務者識別情報
    を記憶可能で且つ当該義務者識別情報を非接触で読取可
    能な非接触型タグを、廃棄物の対象となり得る廃棄対象
    物に付しておき、 前記義務者識別情報を入力する義務者識別情報入力手段
    と、前記非接触型タグのタグ情報を非接触で書き換える
    タグ情報書換手段と、前記義務者識別情報入力手段で入
    力した義務者識別情報を前記タグ情報書換手段により前
    記非接触型タグに登録する義務者識別情報登録手段とを
    備えることを特徴とする廃棄物処理義務者管理システ
    ム。
  8. 【請求項8】 請求項7において、 前記義務者識別情報を前記非接触型タグから非接触で読
    み取る義務者識別情報読取手段を備え、 前記義務者識別情報登録手段は、前記廃棄物処理義務者
    の更新を行う場合は、前記廃棄物処理義務者として現在
    登録されている者に関する第1義務者識別情報と、前記
    廃棄物処理義務者として新たに登録しようとする者に関
    する第2義務者識別情報とを前記義務者識別情報入力手
    段から入力し、 前記義務者識別情報読取手段で読み取った義務者識別情
    報と、前記義務者識別情報入力手段で入力した第1義務
    者識別情報とが所定関係を満たしているときは、前記義
    務者識別情報入力手段で入力した第2義務者識別情報
    を、前記タグ情報書換手段により前記非接触型タグの義
    務者識別情報に代えて又は加えて登録するようになって
    いることを特徴とする廃棄物処理義務者管理システム。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至8のいずれかにおいて、 前記廃棄対象物には、複数の前記非接触型タグを付する
    ようにしたことを特徴とする廃棄物処理義務者管理シス
    テム。
  10. 【請求項10】 請求項3及び5のいずれかに記載の廃
    棄物処理義務者管理システムにおける義務者情報登録端
    末と通信可能に接続する端末であって、 前記非接触型タグから前記タグ情報を非接触で読み取る
    タグ情報読取手段と、前記廃棄物処理義務者を識別する
    ための義務者識別情報を入力する義務者識別情報入力手
    段とを備え、 前記義務者識別情報入力手段で入力した義務者識別情報
    及び前記タグ情報読取手段で読み取ったタグ情報を前記
    義務者情報登録端末に送信するようになっていることを
    特徴とする義務者情報登録要求端末。
  11. 【請求項11】 請求項3記載の廃棄物処理義務者管理
    システムにおける義務者情報登録要求端末と通信可能に
    接続する端末であって、 前記廃棄物処理義務者の身元を示す義務者身元情報を前
    記義務者識別情報と対応付けて記憶するための義務者身
    元情報記憶手段と、前記義務者識別情報を記憶するため
    の義務者識別情報記憶手段と、前記義務者識別情報を前
    記タグ情報と対応付けて前記義務者識別情報記憶手段に
    登録する義務者識別情報登録手段とを備え、 前記義務者識別情報及び前記タグ情報を受信したとき
    は、受信した義務者識別情報及びタグ情報に基づいて前
    記義務者識別情報登録手段による登録を行うようになっ
    ており、 前記義務者識別情報登録手段は、受信した義務者識別情
    報と対応する義務者身元情報が前記義務者身元情報記憶
    手段に記憶されていると判定したときは、受信した義務
    者識別情報を、受信したタグ情報と対応付けて前記義務
    者識別情報記憶手段に登録するようになっていることを
    特徴とする義務者情報登録端末。
  12. 【請求項12】 請求項5記載の廃棄物処理義務者管理
    システムにおける義務者情報登録要求端末と通信可能に
    接続する端末であって、 前記義務者識別情報を記憶するための義務者識別情報記
    憶手段と、前記義務者識別情報を前記タグ情報と対応付
    けて前記義務者識別情報記憶手段に登録する義務者識別
    情報登録手段とを備え、 前記義務者識別情報及び前記タグ情報を受信したとき
    は、受信した義務者識別情報及びタグ情報に基づいて前
    記義務者識別情報登録手段による登録を行うようになっ
    ており、 前記義務者識別情報登録手段は、受信した義務者識別情
    報を、受信したタグ情報と対応付けて前記義務者識別情
    報記憶手段に登録するようになっていることを特徴とす
    る義務者情報登録端末。
  13. 【請求項13】 廃棄物を処理すべき廃棄物処理義務者
    を管理するプログラムであって、 タグ情報を記憶可能で且つ当該タグ情報を非接触で読取
    可能な非接触型タグを、廃棄物の対象となり得る廃棄対
    象物に付しておき、 前記非接触型タグから前記タグ情報を非接触で読み取る
    タグ情報読取手段と、前記廃棄物処理義務者に関する義
    務者情報を入力する義務者情報入力手段と、前記義務者
    情報を記憶するための義務者情報記憶手段とを備えるコ
    ンピュータに対して、 前記義務者情報入力手段で入力した義務者情報を前記タ
    グ情報読取手段で読み取ったタグ情報と対応付けて前記
    義務者情報記憶手段に登録する義務者情報登録手段とし
    て実現される処理を実行させるためのプログラムである
    ことを特徴とする廃棄物処理義務者管理プログラム。
  14. 【請求項14】 廃棄物を処理すべき廃棄物処理義務者
    を管理するプログラムであって、 前記廃棄物処理義務者を識別するための義務者識別情報
    を記憶可能で且つ当該義務者識別情報を非接触で読取可
    能な非接触型タグを、廃棄物の対象となり得る廃棄対象
    物に付しておき、 前記義務者識別情報を入力する義務者識別情報入力手段
    と、前記非接触型タグのタグ情報を非接触で書き換える
    タグ情報書換手段とを備えるコンピュータに対して、 前記義務者識別情報入力手段で入力した義務者識別情報
    を前記タグ情報書換手段により前記非接触型タグに登録
    する義務者識別情報登録手段として実現される処理を実
    行させるためのプログラムであることを特徴とする廃棄
    物処理義務者管理プログラム。
  15. 【請求項15】 コンピュータからなる請求項10記載
    の義務者情報登録要求端末に実行させるためのプログラ
    ムであって、 前記義務者識別情報入力手段で入力した義務者識別情報
    及び前記タグ情報読取手段で読み取ったタグ情報を前記
    義務者情報登録端末に送信する処理を実行させるための
    プログラムであることを特徴とする端末用プログラム。
  16. 【請求項16】 コンピュータからなる請求項11記載
    の義務者情報登録端末に実行させるためのプログラムで
    あって、 前記義務者識別情報及び前記タグ情報を受信した場合
    は、受信した義務者識別情報と対応する義務者身元情報
    が前記義務者身元情報記憶手段に記憶されていると判定
    したときは、受信した義務者識別情報を、受信したタグ
    情報と対応付けて前記義務者識別情報記憶手段に登録す
    る処理を実行させるためのプログラムであることを特徴
    とする端末用プログラム。
  17. 【請求項17】 コンピュータからなる請求項12記載
    の義務者情報登録端末に実行させるためのプログラムで
    あって、 前記義務者識別情報及び前記タグ情報を受信したとき
    は、受信した義務者識別情報を、受信したタグ情報と対
    応付けて前記義務者識別情報記憶手段に登録する処理を
    実行させるためのプログラムであることを特徴とする端
    末用プログラム。
  18. 【請求項18】 廃棄物を処理すべき廃棄物処理義務者
    を管理する方法であって、 タグ情報を記憶可能で且つ当該タグ情報を非接触で読取
    可能な非接触型タグを、廃棄物の対象となり得る廃棄対
    象物に付しておき、 前記非接触型タグから前記タグ情報を非接触で読み取る
    タグ情報読取ステップと、前記廃棄物処理義務者に関す
    る義務者情報を入力する義務者情報入力ステップと、前
    記義務者情報入力ステップで入力した義務者情報を前記
    タグ情報読取ステップで読み取ったタグ情報と対応付け
    て義務者情報記憶手段に登録する義務者情報登録ステッ
    プとを含むことを特徴とする廃棄物処理義務者管理方
    法。
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