JP2015056159A - 作業工程管理システム、作業工程管理方法、情報処理装置、携帯端末、およびプログラム - Google Patents

作業工程管理システム、作業工程管理方法、情報処理装置、携帯端末、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ライン生産方式やセル生産方式などの印刷現場の望む生産方式にあった担当者割当を行う作業工程管理システムを提供する。
【解決手段】製品を製造するための作業工程を管理する作業工程管理システムであって、製品を製造するための作業工程それぞれに対する担当者候補を管理する担当者候補管理手段と、作業者の情報および当該作業者の作業状況を管理する作業状況管理手段と、前記担当者候補と前記作業状況に基づいて、着目する作業工程の担当者候補に含まれ、かつ、作業可能な状況である作業者を、当該着目する作業工程の担当者として割り当てる担当者割当手段とを備える。
【選択図】図8

Description

本発明は、作業工程管理システム、作業工程管理方法、情報処理装置、携帯端末、およびプログラムに関し、特に印刷作業現場において、印刷製品の製造を行う際の担当者の割り当て技術に関する。
印刷製造に関する分野において、印刷業務の複雑化、多様化に応じて、印刷製造に用いる印刷機や加工機などのデバイスも複雑化、多様化している。そのため、各印刷作業者がある印刷製品に対する全ての作業内容を熟知することは困難となってきている。そこで、印刷製品の製造に関わる印刷工程、加工工程といった製造作業を作業工程として予め定め、定められた作業工程を分担して行うことが一般に行われている。一般の印刷現場では、印刷現場にある各デバイスに担当者を割り当て、印刷製品の各作業工程をどのデバイスで作業するか決めることで、担当者を割り当てる方式が多く採られている(ライン生産方式)。担当の割り当ては印刷作業者のスキルや経験、その時の作業負荷など、様々な状況を考慮して行われる。
作業担当者の割り当てに関する技術として、例えば、特許文献1では、作業予定の作業エリア名、作業名、作業予定日の温度、湿度を加味して、担当者の平均作業量に従って作業割り当て候補順を設定し、作業の割り当てを決定している。
また、Web経由で顧客からの印刷注文を受け、印刷製品を製造し、納品するWeb to Printが普及してきている。Web to Printでは、顧客から注文される印刷製品の種類や内容が多岐にわたるため、それに伴って作業者の作業内容も多岐にわたる。多品種少量生産に対応するために印刷会社はセル生産方式で製造を行う場合がある。セル生産方式とは、1人または数人の作業員が製品の製造に関わる全工程(1人が多工程)を担当する方式を言う。セル生産方式の大きなメリットの一つとして、製造する製品を容易に変更でき、多品種少量生産への対応に優れている。
特開2010−271748号公報
従来の印刷現場では、担当者に作業を割り当てる方式は、ライン生産などの生産方式に沿って行うことが多かった。しかし、製品の種類や発注元の顧客、作業可能な作業者の人数などによっては、印刷現場で決められた生産方式とは異なる方式で、作業を割り当てて作業を行いたい場合がある。例えば、セル生産方式の印刷現場において、専門担当者が休暇でいない場合に、その日にいる作業者で分担して作業を行いたいことがある。他にも、例えば、専門担当者がセル生産方式に従って作業を行うが、その作業のうち時間のかかる一部作業だけを他の作業者に分担して行いたいことがある。
また、従来の印刷ワークフローソフトでは、決められた割り当て方式とは異なる方式で作業を行う場合について十分に考慮されていないため、印刷現場で運用上の工夫を行って対応をしていた。運用上の工夫で対応することは手間がかかり、また、人手によるミスも起こりやすくなる。
上述したようにセル生産方式を採用する印刷現場もでてきており、印刷現場の生産方式にあった担当者割り当てを行うことが求められていた。
本願発明は、上記の課題を鑑み、セル生産方式を採用している印刷現場に合った担当者割当を自動的に行う作業工程管理方法を提供することを目的とする。また、本願発明は、セル生産方式およびライン生産方式が混在した印刷現場の望む生産方式に合った担当者割当を自動的に行う作業工程管理方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本願発明は以下の構成を有する。すなわち、製品を製造するための作業工程を管理する作業工程管理システムであって、製品を製造するための作業工程それぞれに対する担当者候補を管理する担当者候補管理手段と、作業者の情報および当該作業者の作業状況を管理する作業状況管理手段と、前記担当者候補と前記作業状況に基づいて、着目する作業工程の担当者候補に含まれ、かつ、作業可能な状況である作業者を、当該着目する作業工程の担当者として割り当てる担当者割当手段とを備える。
本発明によれば、印刷現場において作業者が作業を行う際に、柔軟な作業割り当てが容易になり、また、作業者の運用上の手間を減らすことが可能となる。
本願発明に係る作業工程管理システムの構成例を示すブロック図。 本願発明に係る処理の概要を示すフローチャート。 本願発明に係る情報処理装置の構成例を示すブロック図。 本願発明に係る作業工程管理プログラムと作業指示操作プログラムの構成例を示すブロック図。 印刷作業者、製品仕様、作業工程、デバイスのテーブルの構成例を示す図。 製品仕様(A4くるみ冊子)の構成を示す概念図。 オーダージョブのテーブルの構成例を示す図。 事前準備情報の保存処理および生産指示情報の作成処理のフローチャート。 生産処理のフローチャート 作業指示一覧および作業指示詳細の画面例を示す図。 第二の実施形態に係る優先順位、商流情報のテーブルの構成例を示す図。 第二の実施形態に係る事前準備情報の保存処理および生産指示情報の作成処理のフローチャート。 第三の実施形態に係る印刷作業者のテーブルの構成例を示す図。 第三の実施形態に係る生産指示情報の作成処理のフローチャート。 第四の実施形態に係る生産指示情報の作成処理のフローチャート。 第四の実施形態に係る生産処理のフローチャート。 第四の実施形態に係るオーダージョブテーブルの構成例を示す図。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
<第一の実施形態>
[作業工程管理システムのシステム構成]
以下、本発明に係る第一の実施形態について説明する。まず、図1を用いて本実施形態に係る作業工程管理システムの構成を説明する。本実施形態において、作業工程管理システム101は、クライアントPC102、管理サーバ103、スマートデバイス104、印刷サーバ105、印刷機106、加工サーバ107、および加工機108を有する。クライアントPC102は、作業者からの入力を受け付けて印刷注文を発行する。管理サーバ103は、クライアントPC102から受け付けた印刷注文に基づき、生産指示を生成し、生産指示の管理を行う。スマートデバイス104は、作業者からの入力を受け付けて生産指示に含まれる作業指示の実行および作業指示のステータスを変更するためのデバイスであり、例えば、タブレット、スマートフォンなど、管理サーバ103等と通信可能な携帯端末が挙げられる。
印刷サーバ105は、作業指示に従って印刷に必要な前処理を行った後に印刷指示を発行する。印刷サーバ105では、印刷ワークフロー、印刷データ加工、印刷データ生成などのプログラムが、必要に応じて実行される。ここでの印刷ワークフローのプログラムは、印刷ジョブが業務の流れに沿って効率的に処理されるように管理を行うためのプログラムを指す。印刷機106は、発行された印刷指示に従い印刷物を印刷する。加工サーバ107は、作業指示に従って加工に必要な前処理を行ったのちに加工指示を発行する。加工サーバ107では、加工ワークフローのプログラムが、必要に応じて実行される。ここでの加工ワークフローのプログラムは、加工ジョブが業務の流れに沿って効率的に処理されるように管理を行うためのプログラムを指す。加工機108は、発行された加工指示に従い印刷物を加工する。
作業工程管理システム101に含まれる各装置は、ネットワーク109に接続され、相互に通信可能とする。なお、図1では、クライアントPC102、スマートデバイス104、管理サーバ103、印刷サーバ105、および加工サーバ107がネットワーク109を介して接続されているが、各機能を一台のサーバ等に集約し、物理的に一台で構成しても良い。
[作業工程管理システムにおける処理の流れ]
次に、図2のフローチャートを用いて、作業工程管理システム101における作業工程管理方法の処理全体の流れを説明する。
S201において、作業工程管理システム101は、印刷作業者の指示によって、管理サーバ103で生産指示の管理に必要な事前準備情報を作成し、保存する。本実施形態において、事前準備情報には、印刷作業現場で使用される印刷機106、加工機108などのデバイス情報、作業を行う作業者に関する情報、製造される製品の製品情報が含まれる。製品情報には、製品の仕上がり仕様などに加え、印刷製品を作成するための作業手順、作業内容などの情報が含まれる。
S202において、作業工程管理システム101は、発注者の指示によって、クライアントPC102でオーダージョブを作成し、管理サーバ103にオーダージョブを送信する。オーダージョブには、発注元や発注者、製品や配送にかかる料金、注文された製品、納期や出荷先などの情報が含まれる。さらに、オーダージョブには、オーダーを印刷現場で処理するために必要な製品やコンテンツの情報、作業工程やステータスなどの作業に関わる情報が含まれる。
S203において、作業工程管理システム101は、印刷管理者の指示によって、管理サーバ103に保存されているオーダージョブを基に、生産指示情報を作成し、スマートデバイス104に送信する。印刷管理者は印刷物の製造を行う印刷作業者に作業指示を出す作業者であり、印刷作業者と同一であってもよい。生産指示情報には、印刷管理者が印刷作業者に対して生産指示を行う際に必要となる情報が含まれる。例えば、生産指示情報は、製品を製造するために必要となる作業指示情報、製造を担当する作業者の情報、製造の進捗を示す情報などを含む。
S204において、作業工程管理システム101は、印刷作業者の指示によって、生産指示情報を基に、印刷サーバ105、印刷機106、加工サーバ107、加工機108で印刷ジョブ、加工ジョブを生成する。印刷作業者は生成されたジョブに従って、印刷処理、加工処理を実行する。印刷作業者はS201〜S204の処理の流れに従って印刷製品の製造作業を行う。
[情報処理装置の構成]
次に、図3を用いて、本実施形態に係る情報処理装置301の構成例を説明する。図3は、クライアントPC102、管理サーバ103、スマートデバイス104、印刷サーバ105、および加工サーバ107として機能する情報処理装置の構成例を示す。
CPU302は、RAM303に格納されている制御プログラムに従って情報処理装置301全体の制御を行う。RAM303は、CPU302が実行する情報処理装置301の制御プログラムや、ドキュメントや画像などのデータを格納する内部記憶部である。Net I/F(ネットワークインタフェース)304は、CPU302の制御の下にネットワークとの接続を行ってデータなどの送受信を行う。外部記憶装置305は、データを保存する磁気ディスクなどの外部記憶装置である。更に情報処理装置301は、ディスプレイ306、キーボード307、及びマウスなどのポインティングデバイス308を備える。キーボード307は、ディスプレイ306、ポインティングデバイス308を用いて実現するスクリーンキーボードであってもよい。
RAM303に格納されているプログラムは、所定の動作を行うために、同じくRAM303に格納されているOS(Operating System)の機能を必要に応じて使用する。また、プログラムは、CPU302に実行されることで、RAM303に一時記憶するデータの内容の読み書きを行ったり、外部記憶装置305上でデータの読み書きを行ったり、Net I/F304を通じてデータの送受信を行ったりする。また、プログラムは、キーボード307やポインティングデバイス308からの入力を受け取ったり、ディスプレイ306に表示を行ったりする。
[作業工程管理プログラムの構成]
図4(a)は、作業工程管理プログラム401の構成例を示すブロック図である。作業工程管理プログラム401は、管理サーバ103にインストールされ、OSの機能を必要に応じて使用して動作するプログラムである。制御部402は、作業工程管理プログラム401全体の制御を行い、各処理部へ処理の指示を行う。画面表示部403は、制御部402からの指示を受け、画面表示を行う。入力受付部404は、作業者からの入力を受け付けて、制御部402に送信する。
生産管理部405は、制御部402から指示を受け、オーダージョブの管理を行う。生産管理部405では、作業者情報、製品仕様情報、デバイス情報などの事前準備情報の管理や、オーダージョブの管理、オーダージョブに基づく生産指示情報の管理などを行う。担当者候補管理部406は、制御部402から指示を受け、担当者候補情報の管理を行う。担当者候補情報とは、製品仕様、デバイスなどのオーダー構成情報それぞれに設定された担当者候補を指す。オーダー構成情報とは、オーダージョブに含まれる様々な要素を指し、例えば、製品仕様、作業工程、デバイスなどの製造に関わるものや、商流、納期、発注者など注文に関わるものがある。
作業状況管理部407は、制御部402から指示を受け、作業状況情報の管理を行う。作業状況情報とは、印刷現場作業者が現在作業可能な状態にあるか否かを示す情報を指す。本実施形態では、作業者が作業をしている「作業中」という状況であるか、作業をしてない「空き」という状況であるかを作業状況情報として持つ。なお、作業状況情報は、作業可能か否かが判定できる情報ならばどのような情報でもよい。例えば、認証機能を持ったデバイスからログイン情報を取得し、各作業者に対して、ログインしていれば「作業中」、していなければ「空き」と判定を行った一覧情報であってもよい。作業状況管理部407は、印刷現場作業者の状況情報を管理する。
担当者割当部408は、制御部402から指示を受け、オーダージョブに含まれる着目する作業工程に対して担当者を割り当てる。担当者割当部408は、担当者候補管理部406から担当者候補情報を読み込み、作業状況管理部407から印刷現場作業者の状況情報を読み込む。そして、担当者割当部408は、これらの読み込んだ情報に基づいてオーダージョブに含まれる着目する作業工程に対して担当者を割り当てる。情報保持部409は、制御部402からの指示を受け、作業工程管理プログラムに関わる情報を保持する。
図4(b)は、作業工程管理プログラム401と連携して動作する作業指示操作プログラム410の構成例を示すブロック図である。作業指示操作プログラム410は、スマートデバイス104にインストールされ、OSの機能を必要に応じて使用して動作する。作業指示操作プログラム制御部411は、プログラム全体の制御を行い、各処理部へ処理の指示を行う。作業指示画面表示部412は、作業指示操作プログラム制御部411からの指示を受け、画面表示を行う。作業指示操作受付部413は、作業者からの操作を受け付けて、作業指示操作プログラム制御部411に送信する。
作業指示管理部414は、作業指示操作プログラム制御部411から指示を受け、オーダージョブの管理を行う。作業指示管理部414では、印刷作業者が印刷作業を行う際に必要となるオーダージョブの作業指示情報を作業指示一覧、作業指示詳細として管理する。作業指示管理部414は、作業指示操作受付部413からの指示を受けて、オーダージョブの作業指示情報を変更し、作業指示画面表示部412を用いて画面表示を行う。また、作業指示管理部414は、作業指示操作受付部413からの指示を受けて、印刷サーバ105、加工サーバ107に印刷実行、加工実行のコマンドを送る。作業指示情報保持部415は、作業指示操作プログラム制御部411からの指示を受け、作業指示操作プログラム410に関わる情報を保持する。
[データ構造]
以下に、印刷作業者情報、製品仕様情報、作業工程情報、およびデバイス情報を含む製品情報に関するデータテーブルの一例を示す。図5(a)(b)(c)(d)はそれぞれ、印刷作業者情報、製品仕様情報、作業工程情報、デバイス情報のテーブルの構成例を示す図である。各テーブルは他のテーブルから参照されるためのID(識別子)を保持する。
印刷作業者情報テーブル501は、作業者ID、作業者名、及び作業状況を含む。作業者IDは作業者を一意に示す識別番号を表し、作業者名は印刷現場で作業を行う作業者の名称を表す。例えば、作業者IDが「A001」の作業者は「佐藤」という名称であることを示している。作業状況は、作業者の現在の作業状況ステータスを表し、作業を行っていれば「作業中」、行っていなければ「空き」という値を持つ。
製品仕様情報テーブル502は、製品仕様ID、製品仕様名、作業工程ID、工程フロー組み立て情報、及び担当者候補IDを含む。製品仕様IDは製品仕様を一意に示す識別番号を表し、製品仕様名は各作業工程によって製造される製品仕様の名称を表す。作業工程IDは製品仕様に含まれる作業工程のIDを表す。例えば、製品仕様ID「WORK_PROC_02」の製品仕様は、作業工程ID「PROC_05」「PROC_06」で示される作業工程を含んでいることを示している。工程フロー組み立て情報は、各作業工程の作業順を表す。例えば、「<PROC_05、PROC_06>」は、作業工程ID「PROC_05」で示される作業工程の作業の次に、作業工程ID「PROC_06」で示される作業工程の作業を行うことを示している。
担当者候補IDは、製品仕様の製造担当候補となっている印刷作業者の作業者IDを示す。なお、担当者候補は複数であってもよい。製品仕様の製造担当とは、製品仕様に含まれる全ての作業工程の担当となることを指す。
作業工程情報テーブル503は、作業工程ID、作業工程名、デバイスID、作業指示、及びジョブチケットを含む。作業工程IDは作業工程を一意に示す識別番号を表し、作業工程名は作業指示によって行われる作業の名称を表す。デバイスIDは、作業工程を行う際に使用するデバイスのIDを表す。作業指示は、作業工程を行う際に必要となる作業指示情報を表す。例えば、作業工程ID「PROC_01」で示される作業工程は、印刷方法として「両面印刷」、印刷の色として「モノクロ」、印刷の向きとして「縦」、用紙サイズとして「SRA4」、用紙名称として「普通紙」を設定することが示されている。
作業指示情報は、その作業工程を行う際に必要な情報であればどのような形式でもよく、作業を説明した文章でもよいし、作業時に確認する情報が箇条書きされたものでもよいし、作業を表す画像や映像、音声指示のようなものであってもよい。ジョブチケットは、作業工程を行う際にデバイスに指示する設定情報をファイルに記述したものである。処理実行時には、このジョブチケットを基に、オーダージョブに合わせて入稿ファイルの名称などの情報を変更して、使用される。
デバイス情報テーブル504は、デバイスID、デバイス名、及び担当者候補IDを含む。デバイスIDはデバイスを一意に示す識別番号を表し、デバイス名は作業工程を行う際に使用するデバイスの名称を表す。担当者候補IDは、デバイスを用いて作業を行う作業工程の担当候補となっている印刷作業者の作業者IDを示す。なお、担当者候補は、複数人いてもよい。
[製品仕様]
本願発明に係る製品仕様の概念について、図5に示す情報に基づき、図6を用いて説明する。
製品仕様601は、製品仕様情報テーブル502で製品仕様ID「WORK_PROC_01」で示される製品仕様を表す。製品仕様601は、A4くるみ冊子を製造するための製品仕様を示しており、作業工程602〜605を順に行うことで製造が行われる。作業工程602は、作業工程情報テーブル503で作業工程ID「PROC_01」で示される作業工程を示しており、くるみ冊子の本文部分の印刷工程を示している。作業工程602では、デバイスとして「プリンタA」を使用し、作業指示として「印刷方法:両面印刷」「印刷の色:モノクロ」「印刷の向き:縦」「用紙サイズ:SRA4」「用紙名称:普通紙」を設定して作業を行うという情報を持つ。
同様に603〜605は、作業工程情報テーブル503で作業工程ID「PROC_02」「PROC_03」「PROC_04」で示される作業工程を示している。線分606〜608は、製品仕様情報テーブル502で製品仕様ID「WORK_PROC_01」で示される製品仕様の工程フロー組み立て情報から作成された作業順を表す線分である。例えば、線分606は、作業工程602の「PROC_01」の作業の後、作業工程604の「PROC_03」の作業を行うことを示している。このA4くるみ冊子の例では、「PROC_01」と「PROC_02」の作業の後、「PROC_03」を行い、最後に「PROC_04」を行うことを示している。
[オーダージョブテーブル]
図7は、オーダージョブを実現する場合のオーダージョブテーブルの構成例を示す図である。
オーダージョブテーブル701は、ジョブID、注文情報、製品仕様ID、作業工程担当者、及びステータスを含む。ジョブIDはジョブを一意に示す識別番号を表す。注文情報は、オーダージョブの注文に関わる情報を表し、発注者や配送先、納期、入稿ファイルなどの情報を含む。製品仕様IDは、オーダージョブに含まれる製品仕様を表す。作業工程担当者は、オーダージョブに含まれる製品仕様の各作業工程の担当者を表す情報である。例えば、「<PROC_05,A003>」の記述は、製品仕様には「PROC_05」の作業工程が含まれており、「A003」の作業者IDで示される作業者が担当者になっていることを表す。
ステータスは、オーダージョブの現在のステータスを表す情報であり、「未着手」「作業中」「完了」などのステータスを工程ごとに有する。作業工程の作業に対して、「未着手」は着手していないことを示し、「作業中」は作業を行っている状況であることを示し、「完了」は作業を完了していることを示す。例えば、「<PROC_01,完了><PROC_02,完了><PROC_03,未着手><PROC_04,未着手>」が示されているとする。この場合、「PROC_01」「PROC_02」の作業工程は「完了」しており、「PROC_03」「PROC_04」の作業工程は「未着手」であることを示している。各ステータスは作業者からの入力や作業の状況に応じて変更される。
[処理フロー]
以下に本実施形態に係るシステムの処理フローについて説明する。以下の処理は、CPU302により各処理部のプログラムがRAM303に読み出され、実行されることで実現される。
(事前準備情報保存処理)
本実施形態に係る作業工程管理プログラム401による事前準備情報を保存する処理について図8(a)のフローチャートを用いて説明する。この処理は図2で示したS201の処理に対応している。
S801において、生産管理部405は、入力受付部404からの作業者の指示を受け付け、情報保持部409に作業者情報、製品仕様情報、及びデバイス情報を保存する。作業者情報、製品仕様情報、及びデバイス情報は、図5で示す各テーブルに保存される。S802において、担当者候補管理部406は、入力受付部404からの作業者の指示を受け付け、製品仕様情報テーブル502に示される各製品仕様の担当者候補を決定し、情報保持部409に保存する。
S803において、担当者候補管理部406は、入力受付部404からの作業者の指示を受け付け、デバイス情報テーブル504に示される各デバイスの担当者候補を決定し、情報保持部409に保存する。なお、S802、S803で設定する担当者候補は一人に限らず、複数人いてもよい。本実施形態では、S801〜S803の処理により、図5に示すテーブルの情報が情報保持部409に保存されているものとして以下説明する。
(生産指示情報作成処理)
本実施形態の作業工程管理プログラム401による生産指示情報を作成する処理について図8(b)のフローチャートを用いて説明する。この処理は図2で示したS203の処理に対応している。
S804において、担当者割当部408は、情報保持部409に保存されている製品仕様情報およびデバイス情報を読み出し、製品仕様情報およびデバイス情報それぞれの担当者候補情報を読み出す。S805において、担当者割当部408は、情報保持部409に保存されている作業状況情報を読み出す。本実施形態では、作業状況情報として、印刷作業者情報テーブル501に示すように、作業者の作業状況が「空き」、すなわち作業者全員が作業可能であるという状況であるとして、以下説明する。
S806において、担当者割当部408は、S804およびS805で読み出した担当者候補情報と作業状況情報を用いて、オーダージョブの担当者を判定し、担当者を決定する。決定された担当者の情報は、オーダージョブの作業工程担当者として情報保持部409に保存される。
S806におけるオーダージョブの担当者の判定について、図8(c)のS808〜S812を用いて説明する。S808において、担当者割当部408は、作業状況情報を用いて、各作業者の作業状況が作業可能となっているか否かを判定する。作業可能と判定される作業者が存在する場合(S808にてYES)、担当者割当部408は、作業可能と判定された作業者の情報を保持し、S809に進む。作業可能と判定される作業者が存在しない場合(S808にてNO)、S811に進む。
S809において、担当者割当部408は、担当者候補情報を用いて、S808で作業可能と判定された作業者が製品仕様情報の担当者候補に含まれるか否かを判定する。具体的には、作業者の作業者IDが、製品仕様情報が示す担当者候補IDに含まれているか否かを判定する。含まれていれば(S809にてYES)、S812に進み、含まれていなければ(S809にてNO)S810に進む。
S810において、担当者割当部408は、担当者候補情報を用いて、S808で作業可能と判定された作業者がデバイス情報の担当者候補に含まれるか否かを判定する。具体的には、作業者の作業者IDが、デバイス情報が示す担当者候補IDに含まれているか否かを判定する。含まれていれば(S810にてYES)S812に進み、含まれていなければ(S810にてNO)S811に進む。
S811において、担当者割当部408は、入力受付部404を介して印刷管理者から作業者の指示を受け付け、担当者を決定する。S812において、担当者割当部408は、S809もしくはS810で含まれていると判定された作業者を担当者に決定する。決定された担当者の情報は、オーダージョブの作業工程担当者として情報保持部409に保存される。
図7のオーダージョブテーブル701に示すオーダージョブ「#1」の場合について図5に基づいて例示する。この場合、S808により作業者は全員作業可能(作業状況:空き)と判定され、S809に進む。S809により、製品仕様ID「WORK_PROC_02」の担当者候補である作業者ID「A003」が含まれていると判定され、S812に進む。S812により、作業者ID「A003」がオーダージョブ「#1」の担当者に決定する。このとき、製品仕様に含まれる全ての作業工程の担当者に作業者ID「A003」が設定され、オーダージョブの作業工程担当者が「<PROC_05,A003><PROC_06,A003>」に更新される。
S807において、生産管理部405は、入力受付部404からの作業者の指示を受け付け、情報保持部409に保存されているオーダージョブに基づき、生産指示情報を作成し、生産指示を発行する。
(生産処理)
本実施形態の作業工程管理プログラム401と作業指示操作プログラム410による生産処理について図9のフローチャートを用いて説明する。この処理は図2で示したS204の処理に対応している。
S901において、生産管理部405は、作業指示管理部414の要求を受けて、オーダージョブを作業指示管理部414に送信する。作業指示管理部414は、受信したオーダージョブを作業指示一覧として画面に表示する。作業指示一覧は、印刷作業者が担当となっているオーダージョブの作業指示情報を一覧として表示し、印刷作業者によるオーダージョブの選択を受け付けるための画面である。
図10(a)に、印刷作業者が選択可能なオーダージョブの一覧を表示する作業指示一覧画面の例を示す。表示画面1001は、オーダージョブを作業指示一覧として表示し、表示したオーダージョブの選択を受け付ける画面である。表示画面1001にはオーダージョブの概要が一覧表示される。領域1002は、一つのオーダージョブの概要を表示する領域である。
領域1003は、オーダージョブの説明を表示する領域である。領域1003は、オーダージョブに含まれる製品仕様名、次に作業を行う作業工程名、担当者割当方式を示す情報、担当者の情報が表示される。次に作業を行う作業工程(次工程)は、オーダージョブのステータスが「未着手」となっている作業工程のうち、作業順が最も早いものを指す。
担当者割当方式とは、製品仕様に含まれる作業工程に対して、どのようなパターンで担当者が割り当てられているかを示す情報である。担当者の割り当て方式として、例えば、製品仕様に含まれるすべての作業工程に同じ担当者が割り当てられたり、製品仕様に含まれる全ての作業工程に対しそれぞれ異なる担当者が割り当てられたりする方式がある。ここでは前者の方式を「セル生産」、後者の方式を「ライン生産」と呼ぶ。担当者の割り当て方式は、ここに示した例に限らず印刷現場で担当者の割り当て方がパターンとして示せるものであればどのようなものでもよい。つまり、担当者候補を割り当てる単位が生産方式に応じて異なることとなる。
選択ボタン1004は、オーダージョブの選択を受け付けるためのボタンである。選択ボタン1004を押下することで、領域1002に示すオーダージョブが選択される。
S902において、作業指示管理部414は、印刷作業者によるオーダージョブの選択を受け付け、オーダージョブ選択情報を保存する。オーダージョブ選択情報には、選択した作業者の作業者ID、オーダージョブID、および次に作業する作業工程などの情報が含まれる。S903において、作業指示管理部414は、オーダージョブ選択情報に対応するオーダージョブの作業指示詳細情報を表示する。
図10(b)は、作業指示詳細を表示し、表示したオーダージョブの作業工程のジョブ実行、作業完了の指示を受け付けるユーザインタフェースとして表示画面の一例を示す。表示画面1005は、作業指示詳細を表示し、表示したオーダージョブの作業工程のジョブ実行、作業完了の指示を受け付ける画面である。この例では、製品仕様名「A4くるみ冊子」のオーダージョブのステータスが「未着手」となっている作業工程のうち、作業順が最も早い作業工程「PROC_03」の場合について示している。領域1006は、オーダージョブの製品仕様を表す図が表示される領域である。この例では、製品仕様601に示したくるみ冊子の概念図が表示されている。
矢印1007は、領域1006で示される製品仕様に含まれる作業工程のうち、詳細を表示している作業工程を示す矢印である。この例では「PROC_03」で示される作業工程「くるみ製本」が矢印によって示されており、複数の作業工程からなるフローのうち、いずれに位置するかを示している。領域1008は、矢印1007で示される作業工程の作業指示の詳細を表示する領域である。この例では、作業工程情報テーブル503の「PROC_03」で示される作業工程の作業指示(設定値)が表示されている。ジョブ実行ボタン1009は、領域1008で表示される作業工程の実行の指示を受け付けるためのボタンである。作業完了ボタン1010は、領域1008で表示される作業工程の作業完了の指示を受け付けるためのボタンである。ジョブ実行ボタン1009や作業完了ボタン1010が押下されたことに応じて、ジョブの実行およびジョブの作業完了が管理サーバ103へ通知されることとなる。
S904において、作業指示管理部414は、印刷作業者による作業工程の処理実行、すなわちジョブ実行ボタン1009の押下を受け付け、作業工程の処理実行要求を生産管理部405に送信する。生産管理部405は、処理実行要求を受け付けると、作業工程に含まれるジョブチケットファイルを読み込み、オーダージョブが有する入稿ファイルなどの情報に合わせて、ジョブチケットを編集する。そして、生産管理部405は、印刷サーバ105に対して印刷指示が記述された印刷ジョブチケットと入稿ファイル、もしくは加工サーバ107に対して加工指示が記述された加工ジョブチケットを送ることで処理実行を行う。処理実行を受けて、印刷サーバ105もしくは加工サーバ107は、印刷機106もしくは加工機108に実行を指示し、作業が実行される。ジョブ実行ボタン1009の押下により、生産管理部405は、作業工程のステータスを「未着手」から「作業中」に変更する。また、生産管理部405は、作業工程の担当者の作業状況ステータスを「作業中」に変更する。
S905において、作業指示管理部414は、印刷作業者による作業完了ボタン1010の押下を受け付け、生産管理部405に作業工程の完了情報を送信する。生産管理部405は、作業工程の完了情報を受け付けて、作業工程のステータスを「作業中」から「完了」に変更する。また、作業工程の担当者の作業状況ステータスを「空き」に変更する。
S906において、生産管理部405は、オーダージョブのステータスが「未着手」となっている作業工程のうち、作業順が最も早い作業工程の担当者を読み出す。印刷作業者が次の作業工程の担当者であれば(S906にてYES)、生産管理部405は、オーダー選択情報を更新し、S903に進み、次の作業工程の作業指示詳細を表示する。印刷作業者が次の作業工程の担当者でなければ(S906にてNO)、本処理フローを終了する。このように、担当者割当情報に従って画面の遷移先を変更する。
S901〜S906のフローを繰り返すことで印刷作業者は生産処理を行う。
以上、本実施形態によれば、担当者候補と作業状況から、印刷現場の望む生産方式にあった担当者割当を行うことが容易に可能である。これにより、印刷現場の望む生産方式にあった担当者割当を行い、作業工程を管理することで、柔軟な作業割り当てが容易になる。また、印刷作業者の運用上の手間を減らすことが可能となる。
<第二の実施形態>
第一の実施形態においては、担当者候補と作業状況から、印刷現場の望む生産方式にあった担当者割当を行うことが容易に可能であることを示した。印刷製品には、ハガキ印刷のように年賀状や暑中見舞いなどの時期によって大きく注文数が異なる製品がある。こういった製品を扱う印刷現場では、時期に応じて作業者を増減し、合わせて生産方式も変更することがある。その場合、担当者の割り当てを求める際に考慮する担当者候補が時期によって異なってしまう。
そこで、第二の実施形態では、担当者の割り当てを求める際に用いる担当者候補の優先順位を指定できるようにする。これにより、担当者割当方式を柔軟に変更できるようになる。なお、システムの構成は第一の実施形態と同様なため説明を省略する。
[データ構造]
図11(a)を用いて、本実施形態に係るオーダー構成情報が有する担当者候補の優先順位を実現するデータテーブルについて説明する。優先順位テーブル1101は、オーダー構成情報、および優先順位を含む。オーダー構成情報は、製品仕様、デバイスなどの製造に関わる情報や、商流、納期、発注者など注文に関わる情報を指す。オーダー構成情報は、製品仕様情報テーブル502やデバイス情報テーブル504のように、それぞれテーブルで表現され、担当者候補を有する。各オーダー構成情報のテーブルは、オーダージョブに含まれるオーダー構成情報の値によって参照される。優先順位は、各オーダー構成情報が有する担当者候補の優先順位を表す。この例では、数字が小さいほど優先順位が高く、担当者候補の判定順は、商流、製品仕様、デバイスの順となる。オーダージョブの担当者を決定する際に、この優先順位に従って担当者候補の判定を行う。
図11(b)を用いて、本実施形態に係る商流情報のデータテーブルについて説明する。図11(b)に示す商流情報テーブル1102は、オーダー構成情報の一つである「商流」について表したものである。商流情報テーブル1102は、商流ID、商流名、及び担当者候補IDを含む。商流IDは商流を一意に示す識別番号を表し、商流名は商流の名称を表す。ここでは、特定のサービスや発注者からの注文や注文の流れなどを総称して「商流」と呼ぶ。担当者候補IDは、商流の担当候補となっている印刷作業者の作業者IDを有する。商流の担当とは、指定された担当者が、特定の商流からのオーダージョブに含まれる製造作業すべての担当となることを指す。つまり、オーダージョブに含まれるすべての作業工程の担当となる。
印刷作業者情報、製品情報、オーダージョブのテーブルについては第一の実施形態と同様なため説明を省略する。
[処理フロー]
(事前準備情報保存処理)
本実施形態の作業工程管理プログラム401による事前準備情報を保存する処理について図12(a)を用いて説明する。S1201〜S1203は図8で示したS801〜S803の処理と同様のため説明を省略する。
S1204において、生産管理部405は、入力受付部404からの作業者の指示を受け付け、情報保持部409にオーダー構成情報が有する担当者候補の優先順位の設定を保存する。本実施形態では、図11(a)で示す優先順位の情報が情報保持部409に保存されているとして以下説明する。
(生成指示情報作成処理)
本実施形態の作業工程管理プログラム401による生産指示情報を作成する処理について図12(b)を用いて説明する。S1206、S1209は図8で示したS805、S807の処理と同様のため説明を省略する。
S1205において、担当者割当部408は、情報保持部409に保存されている商流情報、製品仕様情報、およびデバイス情報を読み出し、商流情報、製品仕様情報、およびデバイス情報それぞれの担当者候補情報を読み出す。
S1207において、担当者割当部408は、情報保持部409に保存されている担当者候補の優先順位を読み込み、優先順位に従って判定順序を決定する。この例の場合、商流、製品仕様、デバイスの順に判定が行われる。S1208において、担当者割当部408は、S1205およびS1206で読み出した担当者候補情報と作業状況情報を用いて、オーダージョブの担当者を判定し、担当者を決定する。
S1208のオーダージョブの担当者を判定する処理について、図12(c)を用いて説明する。S1210、S1214、S1215は、図8で示したS808、S811、S812と同様のため説明を省略する。S1211〜S1213の処理で、担当者割当部408は、S1207で決定した判定順序に従って判定を行う。担当者候補の優先順位が変わればS1211〜S1213の判定の順番もそれに合わせて変更される。本実施形態では、担当者割当部408は、S1211で優先順位が1番の処理を行い、S1212で優先順位が2番の処理、S1213で優先順位が3番の処理を行う。
S1211において、担当者割当部408は、S1210で作業可能と判定された作業者が商流情報の担当者候補に含まれるか否かを判定する。具体的には、作業者の作業者IDが、商流情報が示す担当者候補IDに含まれているか否かを判定する。含まれていれば(S1211にてYES)S1215に進み、含まれていなければ(S1211にてNO)S1212に進む。S1212、S1213の処理は優先順位が異なる他のオーダー構成情報を対象とする以外はS1211と同様であるため説明を省略する。
作業工程管理プログラム401と作業指示操作プログラム410による生産処理については第一の実施形態と同様なため説明を省略する。
以上、第二の実施形態によれば、担当者候補の優先順位を指定することで、柔軟に担当者割当方式を変更することができる。これにより、様々な担当者割当方式を必要とする印刷現場であっても、担当者割当方式を柔軟に変更し、印刷現場に合った担当者の割り当てを行うことができる。
<第三の実施形態>
第二の実施形態においては、担当者候補の優先順位を指定することで、柔軟に担当者割当方式を変更することができることを示した。第三の実施形態では、担当者候補と作業状況から複数の担当者が求められた場合に、担当者の中からより適した担当者を決定するようにする。これにより、担当者の割り当てを求める際に、複数の担当者が求められた場合でも担当者を一意に決定できるようになる。なお、システムの構成は第一の実施形態と同様なため説明を省略する。
[データ構造]
図13を用いて、本実施形態に係る印刷作業者情報を実現するデータテーブルについて説明する。印刷作業者情報テーブル1301は、作業者ID、作業者名、作業状況、及び熟練度を含む。作業者IDは作業者を一意に示す識別番号を表し、作業者名は印刷現場で作業を行う印刷作業者の名称を表す。作業状況は、作業者の現在の作業状況ステータスを表し、作業を行っていれば「作業中」、行っていなければ「空き」という情報が設定される。
熟練度は作業者の印刷業務に対する熟練を表す数値である。熟練の数値は、各製品の製造回数などの作業実績や経験年数などから計算してもよいし、印刷管理者が決定してもよい。ここでは、経験年数を熟練度とした例を示している。なお、本実施形態では、熟練度としたが担当者間の順序付けができるような指標であればどのようなものでもよい。例えば、その日担当となっているオーダージョブの数を指標として、担当オーダージョブが少ない順に順序付けするようにしてもよい。また、作業工程の種類ごとに熟練度を設定してもよい。
製品情報、オーダージョブ、及びオーダー構成情報が有する担当者候補の優先順位、商流情報のテーブルについては第二の実施形態と同様であるため説明を省略する。
[フローチャート]
作業工程管理プログラム401による事前準備情報を保存する処理については第二の実施形態と同様なため説明を省略する。
(生産指示情報作成処理)
本実施形態に係る作業工程管理プログラム401による生産指示情報を作成する処理について図14(a)を用いて説明する。S1401〜S1403、S1407は図12で示したS1205〜S1207、S1209の処理と同様のため説明を省略する。
S1404において、担当者割当部408は、S1401およびS1402で読み出した担当者候補情報と作業状況情報を用いて、オーダージョブの担当者を判定し、担当者を決定する。
S1404におけるオーダージョブの担当者を決定する処理について、図14(b)を用いて説明する。S1408、S1412は図12で示したS1210、S1214と同様のため説明を省略する。なお、S1409〜S1411の処理の流れは、第二の実施形態と同様に、優先順位テーブルにて定義された優先順位に基づいて、設定されるものとする。すなわち、S1409では優先順位が1番の商流について実施され、その後、製品仕様、デバイスと続く。
S1409において、担当者割当部408は、S1408で作業可能と判定された作業者が商流情報の担当者候補に含まれるか否かを判定し、含まれていればその作業者の情報を保持する。具体的には、作業者の作業者IDが商流情報の持つ担当者候補IDに含まれているか否かを判定し、含まれていればその作業者の情報を保持する。この処理をS1408で作業可能と判定されたすべての作業者に対して行う。1以上の作業者が含まれていると判定されれば(S1409にてYES)、S1413に進み、作業者が含まれていなければ(S1409にてNO)S1410に進む。
S1410において、担当者割当部408は、S1409と同様に、作業者が製品仕様情報の担当者候補に含まれるか否かを判定し、含まれていればその作業者の情報を保持する。この処理をS1408で作業可能と判定されたすべての作業者に対して行う。1以上の作業者が含まれていると判定されれば(S1410にてYES)、S1413に進み、含まれていなければ(S1410にてNO)S1411に進む。
S1411において、担当者割当部408は、S1409と同様に、作業者がデバイス情報の担当者候補に含まれるか否かを判定し、含まれていればその作業者の情報を保持する。この処理をS1408で作業可能と判定されたすべての作業者に対して行う。1以上の作業者が含まれていると判定されれば(S1411にてYES)、S1413に進み、含まれていなければ(S1411にてNO)S1412に進む。
S1413において、担当者割当部408は、S1409〜S1411のいずれかで保持された作業者を担当者として情報保持部409に保存する。
S1405において、担当者割当部408は、S1412またはS1413で保存された担当者の情報を参照し、担当者が複数人いるか否かを判定する。複数人いる場合は(S1405にてYES)S1406に進み、いない場合は(S1405にてNO)S1407に進む。S1406において、担当者割当部408は、S1404で求められた複数担当者の中から担当者を一意に決定する。
S1406における複数担当者の中から担当者を一意に決定する処理について、図14(c)を用いて説明する。S1414において、担当者割当部408は、複数担当者の中の一人の担当者の作業者IDと熟練度をそれぞれ「担当者_MAX」、「熟練度_MAX」として保持する。
S1415において、担当者割当部408は、複数担当者として求められたすべての担当者について判定を行ったか否かを判定する。すべての担当者について判定を行っていれば(S1415にてYES)、担当者割当部408は、「担当者_MAX」の作業者IDで示される作業者を担当者に決定し、本処理フローを終了する。
すべての担当者について判定を行っていなければ(S1415にてNO)、S1416にて、担当者割当部408は、次の未判定の担当者について判定を行う。S1416において、担当者割当部408は、印刷作業者情報テーブル1301に含まれる作業者の熟練度を情報保持部409から読み出し、「熟練度_MAX」と数値の比較を行う。「熟練度_MAX」の数値のほうが大きければ(S1416にてYES)S1415に進み、そうでなければ(S1416にてNO)S1417に進む。
S1417において、担当者割当部408は、担当者の作業者IDと熟練度を情報保持部409から読み出し、「担当者_MAX」、「熟練度_MAX」を更新し、保持する。S1417の処理の後、S1415に進む。以上により、作業が可能な担当者候補が複数存在する場合には、最も熟練度が高い作業者が担当として割り当てられることとなる。なお、熟練度に対して閾値を設け、その閾値より熟練度が小さい作業候補者は割り当てないように制御しても構わない。
なお、本実施形態では、S1406の処理はS1414〜S1417で決定される場合について説明したが、担当者割当部408が、入力受付部404からの作業者の指示を受け付け、担当者を決定するようにしてもよい。
作業工程管理プログラム401と作業指示操作プログラム410による生産処理については第二の実施形態と同様なため説明を省略する。
以上、本実施形態では、担当者候補と作業状況以外の条件も加味した担当者の割り当てを行うようにした。こうすることで、担当者の割り当てを求める際に、複数の担当者が求められた場合でも担当者を一意に決定することができる。
<第四の実施形態>
第三の実施形態においては、担当者の割り当てを求める際に、複数の作業者が候補として求められた場合でも担当者を一意に決定することができることを示した。生産依頼時に担当者の割り当てを行う場合に、担当者の割り当てがなされてから、実際に担当者が作業を開始するまでに時間がかかる場合がある。例えば、朝一番にその日行う作業の担当者割り当てを行ってしまうような場合がある。その場合、担当者を割り当てた時点に想定した状況と異なった場合、担当者の割り当てをやり直すこととなってしまう。
そこで、第四の実施形態では、生産依頼時に複数の担当者が求められた場合に、生産依頼時には担当者を決定せず、生産時に担当者を決定できるようにする。これにより、予め割り当てた複数の担当者の中から、生産時の印刷現場の状況に合わせて担当者を決定することができる。なお、システムの構成は第一の実施形態と同様なため説明を省略する。また、本実施形態で用いるテーブルについては第三の実施形態と同様なため説明を省略する。
[フローチャート]
作業工程管理プログラム401による事前準備情報を保存する処理については第三の実施形態と同様なため説明を省略する。
(生産指示情報作成処理)
本実施形態に係る作業工程管理プログラム401による生産指示情報を作成する処理について図15を用いて説明する。S1501〜S1504は図14で示したS1401〜S1404の処理と同様のため説明を省略する。
S1505において、生産管理部405は、入力受付部404からの作業者の指示を受け付け、情報保持部409に保存されているオーダージョブに基づき、生産指示情報を作成し、生産指示を発行する。具体的には、生産管理部405は、オーダージョブのステータスを参照して次の作業工程を判定し、次の作業工程の作業工程担当者に対して生産指示を発行する。このとき、次の作業工程の作業工程担当者が複数いる場合は、生産管理部405は、複数の作業工程担当者に対して生産指示を発行する。
(生産処理)
本実施形態に係る作業工程管理プログラム401と作業指示操作プログラム410による生産処理について図16のフローチャートを用いて説明する。S1601、S1602、S1604〜S1607の処理は図9のS901〜S906と同様なため説明を省略する。
S1603において、作業指示管理部414は、オーダージョブ選択情報を生産管理部405に送信する。生産管理部405は、受信したオーダージョブ選択情報に含まれる作業者IDに基づき、オーダージョブの担当者を決定する。生産管理部405は、決定した担当者でオーダージョブテーブルを更新し、作業指示管理部414にオーダージョブを送信する。
オーダージョブの担当者の決定処理について、図17を用いて説明する。オーダージョブテーブル1701の作業工程担当者は、「<PROC_05,A001><PROC_05,A003><PROC_06,A003>」となっており、作業工程「PROC_05」の担当者が複数求められている。また、ステータスが「<PROC_05,未着手><PROC_06,未着手>」となっているため、次に作業を行う作業工程は「PROC_05」である。このとき、作業工程担当者「A001」「A003」の作業工程一覧画面にはそれぞれ、「PROC_05」を次に作業を行う作業工程として、ジョブID「#3」のオーダージョブが表示される。
作業者ID「A003」の作業者による作業指示の選択を受け付けると、S1603の処理により、次に作業を行う作業工程である「PROC_05」の作業担当者を「A003」に確定する。具体的にはオーダージョブの作業工程担当者から、「A003」以外の作業者を消去する。オーダージョブテーブル1702はS1603の処理が行われた後のオーダージョブテーブル1701の状態を示している。S1603の結果、作業工程担当者が「<PROC_05,A003><PROC_06,A003>」となっている。これによって、「A001」の作業工程一覧画面には、ジョブID「#3」のオーダージョブが表示されなくなる。
以上、本実施形態によれば、生産依頼時に複数の担当者が求められた場合でも、生産依頼時に担当者を一意に決定せず、生産時に担当者を決定することができる。これにより、生産依頼と生産作業に時間的なずれがあっても、印刷現場の状況に合った担当者の割り当てを行うことができる。
<その他の実施形態>
上述した各実施形態では、オーダー構成情報として、製品仕様とデバイスを用いる場合(第一の実施形態)と、商流と製品仕様とデバイスを用いる場合(第二〜第四の実施形態)について述べた。しかし、作業工程、納期、発注者など他の要素を追加して実現しても良い。また、商流と製品仕様など、オーダー構成情報を用いた判定ができれば、どのような組合せであってもよい。
上述した各実施形態では、オーダージョブの担当者情報をテーブルに保存する際に、作業工程ごとに担当者を記録することで実現しているが、製品仕様ごとに担当者を記録する形であってもよい。例えば、オーダージョブテーブルに製品仕様担当者を管理する領域を設ける。そして、製品仕様ごとに担当者が割り当てられた場合は、この領域に「<WORK_PROC_01,A003>」のように保存すればよい。この例では、「WORK_PROC_01」という製品仕様全体の担当者が「A003」であることを示しており、オーダージョブテーブル701のオーダージョブ「#1」の担当者割当と等価である。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (18)

  1. 製品を製造するための作業工程を管理する作業工程管理システムであって、
    製品を製造するための作業工程それぞれに対する担当者候補を管理する担当者候補管理手段と、
    作業者の情報および当該作業者の作業状況を管理する作業状況管理手段と、
    前記担当者候補と前記作業状況に基づいて、着目する作業工程の担当者候補に含まれ、かつ、作業可能な状況である作業者を、当該着目する作業工程の担当者として割り当てる担当者割当手段と
    を備えることを特徴とする作業工程管理システム。
  2. 前記担当者候補管理手段は、1の製品を製造するための複数の作業工程、および、作業工程にて用いられるデバイスを単位として、1または複数の担当者候補を対応づけて管理することを特徴とする請求項1に記載の作業工程管理システム。
  3. 前記担当者候補管理手段は、前記着目する作業工程に担当者を割り当てる際に、当該着目する作業工程が含まれる前記1の製品を製造するための複数の作業工程に対応づけられた担当者候補を、当該着目する作業工程にて用いられるデバイスに対応づけられた担当者候補よりも優先して割り当てることを特徴とする請求項2に記載の作業工程管理システム。
  4. 前記担当者候補管理手段は更に、製品の発注者を単位として、1または複数の担当者候補を対応づけて管理することを特徴とする請求項2に記載の作業工程管理システム。
  5. 前記担当者候補管理手段は更に、1または複数の担当者候補が対応づけられている単位に対する優先順位を管理し、当該優先順位に基づいて担当者候補を決定することを特徴とする請求項4に記載の作業工程管理システム。
  6. 作業工程が割り当てられた作業者に対し、当該割り当てられた作業工程の作業内容を示す表示画面を表示する表示手段を更に有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の作業工程管理システム。
  7. 前記表示画面は、作業工程が割り当てられた作業者から、当該割り当てられた作業工程の作業を開始する旨、および、当該割り当てられた作業工程の作業が完了した旨の通知を受け付け可能なように構成されることを特徴とする請求項6に記載の作業工程管理システム。
  8. 前記表示画面は、割り当てられた作業工程の作業が完了した旨の通知を受け付けたことにより、次の割り当てられた作業工程の作業内容に更新して表示することを特徴とする請求項7に記載の作業工程管理システム。
  9. 前記担当者割当手段は、着目する作業工程の担当者候補に含まれ、かつ、作業可能な状況である作業者が複数存在する場合、当該複数の担当者候補に当該着目する作業工程を割り当て、当該複数の担当者候補のうち、前記表示画面を介して当該作業工程の作業を開始する旨の通知を受け付けた担当者候補を作業者として確定することを特徴とする請求項8に記載の作業工程管理システム。
  10. 前記表示手段は、作業内容として、複数の作業工程からなるワークフローにおいて、割り当てられた作業工程がいずれに位置するかの情報、および、作業における設定値を示すことを特徴とする請求項6乃至9のいずれか一項に記載の作業工程管理システム。
  11. 前記作業工程管理システムは、携帯端末を含み、
    前記表示手段は、前記携帯端末にて実現されることを特徴とする請求項6乃至10のいずれか一項に記載の作業工程管理システム。
  12. 前記担当者割当手段は、前記着目する作業工程の担当者候補に含まれ、かつ、作業可能な状況である作業者が存在しない場合、当該着目する作業工程に割り当てるユーザからの指定を受け付けることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか一項に記載の作業工程管理システム。
  13. 前記作業状況管理手段は、前記作業者の情報として、作業工程の作業に関する熟練度の情報を管理し、
    前記担当者割当手段は、前記熟練度の情報に基づいて、作業者を割り当てることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか一項に記載の作業工程管理システム。
  14. 前記担当者割当手段は、前記着目する作業工程の担当者候補に含まれ、かつ、作業可能な状況である作業者が複数存在する場合、前記熟練度の情報に基づいて、当該着目する作業工程に作業者を割り当てることを特徴とする請求項13に記載の作業工程管理システム。
  15. 製品を製造するための作業工程を管理する情報処理装置であって、
    製品を製造するための作業工程それぞれに対する担当者候補を管理する担当者候補管理手段と、
    作業者の情報および当該作業者の作業状況を管理する作業状況管理手段と、
    前記担当者候補と前記作業状況に基づいて、着目する作業工程の担当者候補に含まれ、かつ、作業可能な状況である作業者を、当該着目する作業工程の担当者として割り当てる担当者割当手段と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  16. 請求項15に記載の情報処理装置と通信可能な携帯端末であって、
    作業工程が割り当てられた作業者に対し、当該割り当てられた作業工程の作業内容を示す表示画面を表示する表示手段を有することを特徴とする携帯端末。
  17. 製品を製造するための作業工程を管理する作業工程管理方法であって、
    担当者候補管理手段が、製品を製造するための作業工程それぞれに対する担当者候補を管理する担当者候補管理工程と、
    作業状況管理手段が、作業者の情報および当該作業者の作業状況を管理する作業状況管理工程と、
    担当者割当手段が、前記担当者候補と前記作業状況に基づいて、着目する作業工程の担当者候補に含まれ、かつ、作業可能な状況である作業者を、当該着目する作業工程の担当者として割り当てる担当者割当工程と
    を有することを特徴とする作業工程管理方法。
  18. コンピュータを、
    製品を製造するための作業工程それぞれに対する担当者候補を管理する担当者候補管理手段、
    作業者の情報および当該作業者の作業状況を管理する作業状況管理手段、
    前記担当者候補と前記作業状況に基づいて、着目する作業工程の担当者候補に含まれ、かつ、作業可能な状況である作業者を、当該着目する作業工程の担当者として割り当てる担当者割当手段
    として機能させるためのプログラム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017049774A (ja) * 2015-09-01 2017-03-09 株式会社東芝 電子機器及び方法
JP2017199150A (ja) * 2016-04-26 2017-11-02 株式会社ジェイテクト 作業指示システム

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