JPH1081332A - 物流用パレット、物流管理システムおよび物流管理方法 - Google Patents

物流用パレット、物流管理システムおよび物流管理方法

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JPH1081332A
JPH1081332A JP15919397A JP15919397A JPH1081332A JP H1081332 A JPH1081332 A JP H1081332A JP 15919397 A JP15919397 A JP 15919397A JP 15919397 A JP15919397 A JP 15919397A JP H1081332 A JPH1081332 A JP H1081332A
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physical distribution
pallet
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JP15919397A
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Mitsuaki Ogawa
光昭 小川
Osamu Matsumoto
修 松本
Yoshiki Ito
義樹 伊藤
Kenichi Akimoto
研一 秋元
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NIPPON TOKUSHU KOGYO KK
Original Assignee
NIPPON TOKUSHU KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 物流用パレットの所在を把握し、再使用率を
向上させること。 【解決手段】 対象となる物流パレットの管理情報を表
示したバーコードラベルあるいは非接触認識素子を付し
た物流パレット。上記バーコードラベル又は非接触認識
素子からの情報に基づいた物流管理ネットワークを設置
したことを特徴とする物流管理システム。上記ネットワ
ークは、バーコードラベル又は非接触認識素子の管理情
報を衛星通信端末機を使って上記物流管理ネットワーク
の管理センターへ送信し、これらの情報を関係者にVA
Nあるいは電話回線で配信し、該関係者はパソコン端末
でこれら管理することにより、物流対象品の所在を把握
し、再使用率を向上させように構成したシステムであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はバーコードラベル又は非
接触認識素子を付した物流用パレット、物流管理ネット
ワークを利用した物流管理システム、およびそのシステ
ムを利用した物流管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】パレットの流通は大手製造メーカーが製
品の搬送時に省力化のためにフォークリフトを使用する
ことで広く使用されるようになった。しかしこのパレッ
トが一方通行になり製品発送元に帰ってこないために、
消耗品的な位置づけになり、コストの負担を招いてい
る。物流パレットは、製造メーカーが自社で制作して使
用するものと、パレットのレンタル専門業者が存在し、
これらの専門業者も年間量の10%が行方不明になって
いることで原価の上昇を招き頭痛の種となっている。こ
れらのパレットの所在を把握し、再使用率を向上させる
ことが急務になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような状況下、本
発明は、物流用パレットなどの耐用年数の長い、回収し
て何回も使用することにより資源の無駄を少なくできる
物流品を対象とし、その所在を把握し、再使用率を向上
させることを目的とする。すなわち、本発明はバーコー
ドラベル又は非接触認識素子を付した物流対象品、特に
物流用パレット、物流管理ネットワークを利用した物流
管理システム、特に通信衛星を使用した物流用パレット
用管理システムおよびそのシステムを利用した物流管理
方法の提供を目的とする。
【0004】
【発明を解決するための手段】本発明において使用する
用語「SCMSシステム」は、SatelliteCo
mmunication Management Sy
stemの略で、図1に概略を示すように、廃棄物処理
の流れを、衛星通信を使い情報の収集を行うことによ
り、排出事業者・収集運搬業者・中間処理業者間の廃棄
物処理の管理を可能とし、収集した情報から必要な情報
を速やかに作成し提供することを目的とするシステムを
意味する。本発明において使用する用語「VAN」は、
Value Added Networkの略で、付加
価値通信網と呼ばれるものである。本発明においては、
上記「SCMSシステム」を、物流パレットの管理に応
用して物流管理システムとして使用するものである。廃
棄物の処理と異なり、有価物である物流パレット等の管
理であり、車両の運行管理は必ずしも必要としないの
で、応用に際し、車両に衛星通信端末を必ず搭載する必
要はないものとし、発送現場と到着現場に衛星通信端末
を地上端末の位置づけで設置することで対応している。
本発明の特に物流パレットの管理用に開発した物流管理
ネットワークシステムは、他の物流システムにも使用で
きる。すなわち、物流用パレットと同様に、耐用年数の
長い、回収して何回も使用することにより資源の無駄を
少なくできる物流品を対象とすることができる。目的に
よっては多少のソフトの開発は必要であるが、基本的に
は大差のないものになる。なお、「SCMSシステム」
の詳細はにいては、参考例に示した。
【0005】本発明は、伝達、通信処理、データ処理の
対象となる物流パレットの管理情報を表示したバーコー
ドラベルあるいは非接触認識素子を付した物流パレット
を要旨としている。上記管理情報は、物流管理ネットワ
ークの管理センターへ送信するための、好ましくは衛星
通信を利用する物流管理ネットワークの管理センターへ
衛星通信端末機を使って送信するためのデータである。
【0006】また、本発明は、伝達、通信処理、データ
処理の対象となる物流対象品の管理情報を表示するバー
コードラベル又は非接触認識素子からの情報に基づいた
物流管理ネットワークを設置したことを特徴とする物流
管理システムを要旨としている。上記物流管理ネットワ
ークにおいて、情報の伝達のほか、通信処理、データ処
理を行う。上記物流管理ネットワークは、物流対象品の
バーコードラベル又は非接触認識素子の管理情報を衛星
通信端末機を使って上記物流管理ネットワークの管理セ
ンターへ送信し、これらの情報を関係者にVANあるい
は電話回線で配信し、該関係者はパソコン端末でこれら
管理することにより、物流対象品の所在を把握し、再使
用率を向上させように構成したシステムである。上記物
流管理ネットワークシステムにおいて、好ましくは物流
対象品の発送時及び又は到着時に、当該場所にある地上
端末のハンディターミナルで管理情報を読み取り衛星通
信端末機を使って物流管理ネットワークの管理センター
へ送信する。物流対象品は、好ましくは物流パレットで
ある。
【0007】上記管理情報は、物流用パレット等の物流
対象品の移動場所および所在場所の確認のための情報で
あり、より具体的には、所属会社名、製造年月日、品
番、管理番号等の認識情報である。本発明の物流用パレ
ットは通常使用されるいかなる材質ものでもよいが、好
ましくは木製またはプラスチック製パレットである。
【0008】さらにまた、本発明は、上記バーコードラ
ベル又は非接触認識素子が表示する管理情報を利用し
て、好ましくは本発明の物流管理システムを利用して、
物流用パレット等の物流対象品の所在を把握し、再使用
率を向上させることを特徴とする物流管理方法を要旨と
している。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、物流パレットについて本発
明を説明する。物流パレッの発送、到着、保管、返送の
各業務、その間の運送業務、および管理センター(衛星
システム導入会社、図1のSCMS管理センター参照)
においてどのような役割をもち機能するかについて説明
する。
【0010】本発明で用いる用語「物流パレット」は、
物品の積み重ね、積み降ろし、荷積みまたは荷下ろしな
どフォークリフトを使用する際に現在広く使用されてい
る物流パレットを指している。本発明において、物流パ
レットに付属するバーコード又は非接触認識素子(チッ
プ)は、物流パレットに埋め込む方法を採る。すなわ
ち、本発明の物流パレットは、伝達、通信処理、データ
処理の対象となる物流パレットの管理情報を表示したバ
ーコードラベルあるいは非接触認識素子を付した物流パ
レットである。一般に、物流パレットは材質にもよるが
2年から5年位の耐用年数があり、単価は6000円〜
8000円/枚である。形状、サイズは木製、プラスチ
ック製とも同様のものである。例えば、耐衝撃性プラス
ッチク製では、形状、寸法(JISサイズ)もいくつか
の射出成型品、例えば片面使用型・4方差し、片面使用
型・2方差し、単面使用型・4方差しなどが市販されて
いる。物流パレットの管理情報は、移動場所の確認ある
いは物流パレットの所在場所の確認のための情報、より
具体的には例えば所属会社名、製造年月日、品番、管理
番号等に関するデータである。
【0011】物流パレッの発送現場において、物流パレ
ットは該物品とともに搬送されるので、まず、その物流
パレット搬送時に該バーコードラベル及び非接認識触素
子が認識する管理情報を読みとり当該データを記憶す
る。到着現場に置いても同様に行う。上記管理情報の読
みとりは、バーコード及び非接触認識素子のデータを読
みとるハンディターミナルを使用する。すなわち、発送
場所及び到着場所に用意された衛星通信端末機に接続し
た読取機によってバーコード及び非接触認識素子のデー
タを読みとり、該衛星通信端末機を使ってネットワーク
センターに送信する。これらのデータはネットワークセ
ンターで集中管理される。ネットワークセンターにおい
て、情報の伝達のほか、通信処理、データ処理を行う。
ネットワークセンターで集中管理されるこれらの情報は
関係者にVANあるいは電話回線で配信される。関係者
はパソコン端末でこれらを管理する。衛星通信端末機に
入力された上記管理情報に基づき物流パレッ発送場所ご
との発送量の数値管理を行うことができる。発送場所別
の数値管理が行えることで、物流パレットの移動場所を
正確に把握し、回収を確実に行うことができる。
【0012】物流パレットは有価物であり、こうした有
価物の管理であるため、車両の運行管理は必須ではな
く、必要に応じ採用する。その場合、車両の運行管理に
ついてはオムニトラックス(高軌道静止衛星)及びオー
ブコム(低軌道周回衛星)を利用することができ、衛星
通信端末機は、車両に必ず搭載する必要はない。発送現
場と到着現場に衛星通信端末を地上端末の位置づけで設
置することができる。廃棄物のように運搬車両が許可制
でなく、あらゆる運送会社が利用できるようにするため
である。車載端末を搭載しない場合は、利害関係者の所
在地に地上端末を置くことで経費削減を図る。
【0013】車載端末機を搭載した車両の場合は、発送
後、リアルタイムに物流パレットがどこにあるか、どこ
を搬送中か、いつ到着現場に引き渡されたか、またはど
こに滞留しているかが掌握できることで、運送業者の状
況がつかめるので、発送現場としての管理責任は十分に
果たすことができる。車載端末機を搭載した車両の場合
は車両の運行管理も、物流管理ソフトとの整合性が必要
ではあるが、「廃棄物処理の流れを、衛星通信を使い情
報の収集を行うことにより、排出事業者・収集運搬業者
・中間処理業者間の廃棄物処理の管理を可能とし、収集
した情報から必要な情報を速やかに作成し提供すること
を目的とするSCMSシステム」同様に行うことができ
る。
【0014】車両には通信衛星の端末機に接続するバー
コードの読み取り装置を備え、物流パレットを積むたび
にデータを記録する。運搬中も30分ごとに衛星通信で
車両の位置を確認し、到着時に再び物流パレットのバー
コードラベル又は非接触認識素子のデータを記録する。
通信衛星の端末機に入力されたバーコードラベルまたは
非接触認識素子が認識する情報に基づき必要事項を記入
された伝票を受け取り、出発時から到着時の間の走行情
報を自動で通信衛星を通じて記録する。位置情報、走行
経路の記録、運転日報の自動作成等のオムニトラックス
(高軌道静止衛星)及びオーブコム(低軌道周回衛星)
の運行管理システムを運用できる。複数の物流パレット
あるいは運搬車を発送場所から到着場所ヘ搬送した後
に、その場所で、個々の物流パレットに付したバーコー
ドラベル又は非接触認識素子のデータを再び読み取り、
処理日時の情報とともにネットワークセンターに送信す
る。
【0015】本発明において使用する情報ネットワーク
は、物流用パレットのバーコードラベル又は非接触認識
素子の管理情報を衛星通信端末を使って上記物流用パレ
ット情報のネットワークのセンターへ送信し、これらの
情報を関係者にVANあるいは電話回線で配信し、該関
係者はパソコン端末でこれら管理することにより、物流
用パレットの所在を把握し、再使用率を向上させように
構成したシステムである。ネットワークセンターにおい
て、データはすべて通信衛星を通じて大型コンピュータ
ーに記録し、情報を集中管理し、情報の伝達のほか、通
信処理、データ処理を行い、発送場所、到着場所、運送
業者等へ随時報告する。
【0016】衛星通信端末機に入力された上記管理情報
に基づき物流パレッ発送場所ごとの発送量の数値管理を
行うことができる。発送場所別の数値管理が行えること
で、物流パレットの移動場所を正確に把握し、回収を確
実に行うことができる。この一連のシステムから取り出
せる情報から回収に必要なデータを取り出し転記するな
ど回収効率の改善に利用できる。個々の物流パレットに
関し、発送時点のデータ及び到着時点のデータを通信衛
星から受信し、物流パレットの所在場所を正確に把握
し、データのチェックを行い、回収等で不適合があれ
ば、プリントアウトし、発送場所、到着場所、関係業者
に連絡の上確認を行うよう指示をすることで、回収等を
確実に行うことができる。処理コストについても、耐用
年数2年〜5年位、商品単価6000円〜8000円/
枚のパレットの現状の取り扱い量の10%のロスを基に
算出すると十分に見合う費用で運用できる。
【0017】
【実施例】以下、本発明をその一実施例により詳細に説
明する。以下の説明においては、通信衛星を使用した物
流パレットの管理システムの使用態様について説明する
が、本発明は耐用年数の長い、回収して何回も使用する
ことにより資源の無駄を少なくできる他の物流品に対し
て同様に適用できることは言うまでもない。
【0018】参考例1 通信衛星を使用した特別管理廃棄物処理情報システム用
のキットの使用態様について説明する。排出事業所 排出事業所の業務フローの概略を図2に示す。 1.管理する発生源別のコードを設定する(排出事業所
から注文を受け管理部所ごとにバーコードを作成し納品
する) 2.発生源にバーコードを配布する。感染性廃棄物を対
象としていることが明確なようにそれを表示するマーク
をバーコードと並べて表示するラベルとする。 3.容器ごとにバーコードラベルを発生源で貼付 4.容器に感染性廃棄物が満杯になった時点で保管庫に
院内移動を行い保管する
【0019】収集・運搬業者 収集・運搬業者の業務フローの概略を図3に示す。 1.定期収集 2.収集時にバーコードリーダーにて容器ごとに読み込
み。 3.容器ごとに重量の計量 4.通信衛星の端末に2、3の情報を入力(ハンディー
ターミナル) 5.マニフェスト伝票の受取 6.出発時から入庫時の間の走行情報を自動で通信衛星
を通じて記録。 位置情報、走行経路の記録、運転日報の自動作成等のオ
ムニトラックスの運行管理システムを運用できる。 7.管理センターから収集・運搬と搬入の不適合の連絡
があった場合は排出事業所又は自社で確認し原因を解明
する。
【0020】中間処理業者 中間処理業者の業務フローの概略を図4に示す。 1.収集・運搬業者の搬入時に搬入された感染性廃棄物
を固体別にバーコードリーダーにて読み込み。 2.工場内に中間処理を行うまで一時保管する。 3.保管された感染性廃棄物を中間処理を行う時点で再
度バーコードを読み取り処理日時の情報をシステムに送
信する。 4.管理センターから不適合の連絡があった場合は、収
集・運搬業者又は自社で確認し、データの修正を行う。 5.車両運行管理データを関係者に提供できる。
【0021】管理センター(衛星システム導入会社,図
1および図6のSCMS管理センター) 管理センターの業務フロー(マニフェスト)の概略を図
5に、業務フロー(運行管理)の概略を図6に示す。 1.収集・運搬業者が収集した時点のデータを通信衛星
から受信する。 2.中間処理業者から搬入、中間処理済みのデータを取
り込む。 3.収集、搬入、処理のデータのチェックを行い、不適
合があれば、プリントアウトし、関係業者に連絡の上確
認を行うよう指示をする。 4.3の確認ができない場合は管轄の行政又は排出事業
所に連絡し、関係者によって原因を明確にする。
【0022】行政(国、都道府県) 1.管理センターのシステムより感染性廃棄物の情報を
地上管理システムとオンラインで結び、リアルタイムで
収集・運搬、中間処理の実態の管理ができる。 2.感染性廃棄物の管理が確実、且つ簡単に行えるた
め、行政報告書の提出の必要性が無く、業務の簡素化が
可能である。 3.排出事業所、処理会社からの行政報告がなければ、
報告書の保管が必要なく業務の簡素化が図れる。 4.現在ほとんど行っていない排出事業所と業者のマニ
フェストのチェックが簡単に実行でき、行政報告書の保
管、管理等の簡素化が図れる。
【0023】設備機器 1.車載設備(収集・運搬車両1台当たり) 車載通信装置およびGPS測位システム ハンディーターミナルおよびバーコードリーダー 2.センター設備(JQTRACS用)−管理会社用 JQTRACS用PC 運行管理汎用ソフトウエア(JQTRACS) 専用ターミナル FEP配信制御ルーチン インターフェイスおよび通信ソフト データ入力画面カスタマイズ JQTRACS変更 地上系通信設備(横浜ネットワークセンターとの通信) 3.中間処理工場設備 通信装置およびGPS測位システム ハンディーターミナルおよびバーコードリーダー 通信アダプタ 専用ターミナル(工場搬入時用、中間処理時用各1台、
合計2台)
【0024】参考例2携帯端末機能仕様 SCMSystemの中の、廃棄物の収集・管理を行う
車載機器の内、携帯端末の機能仕様について説明する。
車載機器の構成を図7に示す。携帯端末以外は常時車両
に搭載されており、各機能は以下のとおりである。 GPSアンテナ:GPS衛星から信号を受信し、車両の
位置情報を衛星通信装置に送信する。 衛星通信アンテナ:通信衛星と送受信する。 衛星通信制御装置:通信衛星との双方向通信を制御す
る。 車載表示端末:携帯端末からの情報と車両からの運行情
報を表示し、かつ衛星通信制御装置に送信する。また、
指令局(オフィス)からの送信情報を表示する。 携帯端末通信装置:携帯端末からの情報を車載表示端末
に送信する。 携帯端末(BHT,バーコードハンディターミナル):
廃棄物の各種情報(収集、搬入、処理等)を収集し、携
帯端末通信装置に転送する。 携帯端末の機能概要を表1に示す。
【0025】
【表1】
【0026】表1の各機能について説明する。業務の選択 (1)表示項目 表示の開始:新規使用前の携帯端末の「PW」キーを押
し下げた時 表示の終了:設定する業務の数字をテンキーで入力した
後に「ENT」キーを押し下げた時 表示の仕方:選択された業務名が反転表示する。 携帯端末上での画面イメージを図8に示す。 (2)操作項目 設定する業務をテンキーで入力した後に「ENT」キー
を押し下げる。 (3)その他 業務の定義:車両─車両を運転するものが行う収集、積
替え、搬出業務 保管─倉庫等の保管責任者(管理者)が行う業務 搬入─処理工場の搬入責任者(管理者)が行う業務 処理─処理工場の処理作業責任者(管理者)が行う業務 最終─最終処理工場の搬入責任者(管理者)が行う業務 設定確定後は、変更の操作がなされるまで設定を保持す
る。 設定の変更:「PW」キーを押し下げると、『担当者コ
ード入力画面』(図9)が表示され、その画面のまま、
「SF」キーを押しながらテンキーにてパスワード
(「3738」)を押し下げる。すると『業務選択画
面』(図8)が表示されるので、所望業務の数字をテン
キーにて入力する。 操作は新規使用前に管理者が設定する。
【0027】情報の入力 1.担当者コード入力 (1)表示項目 表示の開始:「PW」キーを押し下げた時、又は「担当
者」キーを押し下げた時 表示の終了:入力域にテンキーにて該当数字を入力後、
「ENT」キーを押し下げた時 表示の仕方:入力した値を左づめで表示(5桁) 携帯端末上での画面イメージを図9に示す。 (2)操作項目 入力域にテンキーにて該当数字(5桁)を入力後、「E
NT」キーを押し下げる。 (3)その他 該当桁数より少ない時は[0]を左頭に用い、5桁で表
示する。(例.00123)。また、多く入力した時は
はみ出した分を受け付けず、その際にはブザー音を鳴ら
す。入力はバーコード、テンキーの両方の入力が可能。
新規に入力するまでは、前回入力した値を記憶し、かつ
表示する。前回入力した値と同一(担当者が同一)であ
れば「ENT」キーを押し下げることにより確定する。
確定後、間違えたことに気付いた時は、「担当者」キー
を押し下げると、『担当者コード入力画面』(図9)が
表示されるので、再度正確な数字を入力する。またその
際は、最新の入力値に更新される。
【0028】2.モードの選択 (1)表示項目 表示の開始:『業務選択画面』(図8)で[1:車両]
を選択した後の車両業務のモードにおいて、『担当者コ
ード入力画面』(図9)で入力域にテンキーにて該当数
字を入力後、「ENT」キーを押し下げた時 表示の終了:所望の数字をテンキーで入力した後に「E
NT」キーを押し下げた時、「担当者」キーを押し下げ
た時 表示の仕方:選択された数字と業務名が反転表示する 携帯端末上での画面イメージを図10に示す。 (2)操作項目 設定する業務をテンキーで入力した後に「ENT」キー
を押し下げる。 (3)その他 業務の定義:収集─排出業者から廃棄物を収集する業務 積替─運搬車両を変更する際に廃棄物を積替える業務 搬出─保管所または、処理工場から搬出する業務 設定確定後は、変更の作業がなされるまで設定を保持す
る。 設定の変更:『モード選択画面』(図10)で他のモー
ドを選択した後に「ENT」キーを押し下げる。
【0029】3.入力画面1 (1)表示項目 表示の開始:『業務選択画面』(図8)で[1:車両]
を選択し、かつ、『モード選択画面』(図10)で
[1:収集]を選択した後に「ENT」キーを押し下げ
た時、又は「入力」キーを押し下げた時、又は「荷姿」
キーを押し下げた時 表示の終了:『入力画面1』(図11)でマニフェスト
伝票番号と荷姿コードの入力域にバーコードで入力、も
しくはテンキーにて入力後、「ENT」キーを押し下げ
た時、又は「担当者」キーを押し下げた時 表示の仕方:入力した値を左づめで表示 「荷姿」キーを押し下げた後に『入力画面1』(図1
1)を表示した時は、荷姿コードの入力域にカーソルが
移動して、入力待ちの状態となる。また、その際にマニ
フェスト伝票番号は以前入力した値を記憶かつ表示す
る。 端末上での画面イメージを図11に示す。 (2)操作項目 入力域にバーコードもしくはテンキーにて該当数字(マ
ニフェスト番号:10桁、荷姿コード:2桁)を入力す
る。バーコードで入力した際は、読み込まれた時点で確
定される。また、テンキーで入力した際は「ENT」キ
ーを押し下げた時に確定される。また、「↑」、「↓」
キーにてカーソルを移動することも可能。
【0030】4.入力画面2 (1)表示項目 表示の開始:『業務選択画面』(図9)で[1:車両]
を選択し、かつ、『モード選択画面』(図10)で
[1:収集]を選択し、かつ、『重量入力選択画面』
(図12)で[1:毎回重量入力]を選択した後、「E
NT」キーを押し下げた時 表示の終了:『入力画面2』(図13)でハザードマー
ク番号と重量の入力域にバーコードで入力、もしくはテ
ンキーにて入力後、「ENT」キーを押し下げた時、
「担当者」キーを押し下げた時 表示の仕方:入力した値を左づめで表示 重量は小数点1桁まで表示可能。また、整数値で入力し
た後の表示は小数点1桁の値を0(例.入力:1 →
表示:1.0)と表示する。バーコードで入力した際は
読み込み確定した時点で画面上に表示する。重量の確定
を「ENT」キーで行った時は、画面上の入力域全てが
クリアされ、次の入力待ちの状態となり、重量の確定を
バーコードのトリガキー(次のハザードマークをバーコ
ードで読み込んだ時)で行った時は、ハザードマークの
入力域には次のハザードマークの値が表示され、また重
量の入力域はクリアされ、入力待ちの状態となる。 携帯端末上での画面イメージを図13に示す。 (2)操作項目 入力域にバーコードもしくはテンキーにて該当数字(ハ
ザードマーク番号:10桁、重量:小数点含む最大5桁
例.999.9)を入力する。バーコードで入力した
際は、読み込まれた時点で確定。また、テンキーで入力
した際は、「ENT」キーを押し下げた時に確定され
る。重量は、所望の数字をテンキーで入力後、「EN
T」キーを押し下げる方法と、所望の数字をテンキーで
入力後、次のハザードマークをバーコードで読み込んだ
時点で確定する2通りの方法がある。重量の入力が必要
ない時は[0]を入力する。また、「↑」、「↓」キー
にてカーソルを移動することも可能。 (3)その他 同一のハザードマークを入力(バーコード、テンキー双
方)した時は、受け付けず、また、その際には注意を促
す『エラーメッセージ画面1』(図14)とブザー音に
て知らせる。
【0031】5.入力画面3 (1)表示項目 表示の開始:収集モード(『業務選択画面』(図8)で
[1:車両]を選択かつ、『モード選択画面』(図1
0)で[1:収集]を選択)において、『重量入力選択
画面』(図12)で[2:一括重量入力]を選択した
後、「ENT」キーを押し下げた時 表示の終了:『入力画面3』(図15)でハザードマー
ク番号の入力域にバーコードで入力、もしくはテンキー
にて入力後、「ENT」キーを押し下げた時、又は「担
当者」キーを押し下げた時 表示の仕方:入力した値を左づめで表示(10桁) バーコードで入力した際は読み込み確定した時点で画面
上に表示する。ハザードマーク番号の確定を「ENT」
キーで行った時は、画面上の入力域がクリアされ、次の
入力待ちの状態となる。また、確定をバーコードのトリ
ガキー(次のハザードマークをバーコードで読み込んだ
時)で行った時は、入力域には次のハザードマークの値
が表示される。 携帯端末上での画面イメージを図15に示す。 (2)操作項目 入力域にバーコードもしくはテンキーにて該当数字(1
0桁)入力する。バーコードで入力した際は、読み込ま
れた時点で確定。また、テンキーで入力した際は「EN
T」キーを押し下げた時に確定される。 (3)その他 同一のハザードマークを入力(バーコード、テンキー双
方)した時は、受け付けず、また、その際には注意を促
す『エラーメッセージ画面1』(図14)とブザー音に
て知らせる。
【0032】6.入力画面4 (1)表示項目 表示の開始:収集モードにおいて、『入力画面3』(図
15)で入力後「重量」キーを押し下げた時 表示の終了:『入力画面4』(図16)で重量の入力域
にテンキーにて所望の数字を入力後、「ENT」キーを
押し下げた時、又は「担当者」キーを押し下げた時 表示の仕方:入力した値を左づめで表示 重量は小数点1桁まで表示可能。また、整数値で入力し
た後の表示は小数点1桁の値を0(例.入力:1 →
表示:1.0)と表示する。 携帯端末上での画面のイメージを図16に示す。 (2)操作項目 入力域にテンキーにて該当数字(小数点含む最大5桁
例.999.9)を入力後「ENT」キーを押し下げ
る。重量の入力の必要が無い時は[0]を入力する。 (3)その他 入力域にテンキーにて該当数字を入力後「ENT」キー
を押し下げる毎に重量は積算される。
【0033】7.車両ID入力画面 (1)表示項目 表示の開始:『業務選択画面』(図8)で[3:搬入]
を選択し、搬入モードに設定した携帯端末(BHT)に
おいて、『担当者コード入力画面』(図9)でテンキー
にて該当数字を入力した後、「ENT」キーを押し下げ
た時 表示の終了:『車両ID入力画面』(図17)で車両I
D(衛星通信制御装置ID)の入力域にバーコードで入
力、もしくはテンキーにて入力後、「ENT」キーを押
し下げた時、又は「担当者」キーを押し下げた時 表示の仕方:入力した値を左づめで表示 バーコードで入力した際は読み込み確定した時点で画面
上に表示する。 携帯端末上での画面イメージを図17に示す。 (2)操作項目 入力域にバーコードもしくはテンキーにて該当数字(最
大7桁)を入力する。バーコードで入力した際は、読み
込まれた時点で確定。また、テンキーで入力した際は
「ENT」キーを押し下げた時に確定される。
【0034】8.作業区分入力画面 (1)表示項目 表示の開始:『業務選択画面』(図8)で[4:処理]
を選択し、処理モードに設定した携帯端末(BHT)に
おいて、『担当者コード入力画面』(図9)でテンキー
にて該当数字を入力した後、「ENT」キーを押し下げ
た時、又は「作業」キーを押し下げた時 表示の終了:『作業区分入力画面』(図18)で作業区
分の入力域にバーコードで入力、もしくはテンキーにて
入力後、「ENT」キーを押し下げた時、又は「担当
者」キーを押し下げた時 表示の仕方:入力した値を左づめで表示(2桁) バーコードで入力した際は読み込み確定した時点で画面
上に表示する。 携帯端末上での画面イメージを図18に示す。 (2)操作項目 入力域にバーコードもしくはテンキーにて該当数字(2
桁)を入力する。バーコードで入力した際は、読み込ま
れた時点で確定。また、テンキーで入力した際は「EN
T」キーを押し下げた時に確定される。
【0035】情報の集計 1.合計表示画面1 (1)表示項目 表示の開始:『業務選択画面』(図8)で[1:車両]
を選択かつ、『モード選択画面』(図10)で[1:収
集]を選択し、収集モードに設定した携帯端末(BH
T)において、「合計」キーを押し下げた時 表示の終了:携帯端末(BHT)を携帯端末通信装置上
に固定した後、「転送」キーを押し下げた時、又は「入
力」キーを押し下げた時、又は「担当」キーを押し下げ
た時 表示の仕方:収集した情報の合計(個数、重量)をマニ
フェスト内の荷姿毎に表示。表示はマニフェスト毎に、
また、マニフェスト内では荷姿毎に表示し、画面をスク
ロールすることにより収集結果の確認が可能。スクロー
ルが可能な時(複数画面が存在する時)は、黒三角、逆
黒三角の様な上下の意味を示す矢印(図形)を表示。総
重量は小数点1桁まで表示。 携帯端末上での画面イメージを図19に示す。 (2)操作項目 「↑」キーまたは、「↓」キーを押し下げることにより
画面のスクロールを行う。 (3)その他 荷姿コードを[01]と入力したときの総重量のみ、次
の処理を行う。 総重量=積算重量−(2Kg×総個数) 理由:コンテナ(容器)の重量が2Kgである 『重量入力選択画面』(図12)で[2:一括重量入
力]を選択した時は、総重量を総個数で割った平均重量
を各ハザードマーク番号毎に重量データを割り振り、小
数点以下1桁で格納する。また、平均重量が小数点1桁
以内に割り切れなかった時は、以下の処理を行い、各ハ
ザードマーク番号毎に計算処理後の重量を格納する。総
重量:N(小数点第1位以上で表現される数)、総個
数:M(整数)とした時に平均重量をn(=N/M)と
定義する。但しnは小数点第2位以下を切り捨てるもの
とする。従って、 a=N−n×M (a:小数点以下第1位以上で表現
される余数) と表現される。ここで、aをb,c(b:整数部、c:
小数点第1位部)とすると総重量Nは以下の様になる。 (n1,n2,nb・・・nM:各ハザードマーク毎に格納
される重量) 従って、各ハザードマーク番号毎の重量データは上記n
1〜nMが各々格納される。
【0036】具体的な数値を用いた例を示す。 例.総重量:100Kg、総個数51個の時、 100/51=1.96... となるため、まず全個数に小数点第2位以下を切り捨て
た値1.9を重量(n=1.9)として格納する。ま
た、 100−(1.9×51)=3.1 となるため、1個目〜3個目には重量nに1を足した値
2.9が各々の重量となり、また、4個目には0.1を
足した値2が重量となる。以上まとめると、全51個中
1個目〜3個目の重量は2.9Kg、4個目の重量は2
Kg、以下残り全ての重量は各々1.9Kgとなり、格
納される。
【0037】2.合計表示画面2 (1)表示項目 表示の開始:積替、搬出、保管モードに設定した携帯端
末(BHT)において、[合計」キーを押し下げた時 表示の終了:携帯端末(BHT)を携帯端末通信装置上
に固定した後、「転送」キーを押し下げた時、又は「入
力」キーを押し下げた時、又は「担当者」キーを押し下
げた時 表示の終了:入力したコンテナの総個数を表示 携帯端末上での画面イメージを図20に示す。 (2)操作項目 「合計」キーを押し下げる。
【0038】3.合計表示画面3 (1)表示項目 表示の開始:『業務選択画面』(図9)で[3:搬入]
または[5:最終]を選択し、搬入モードに設定した携
帯端末(BHT)において、「合計」キーを押し下げた
時 表示の終了:携帯端末(BHT)を携帯端末通信装置上
に固定した後、「転送」キーを押し下げた時、又は「入
力」キーを押し下げた時、又は「担当者」キーを押し下
げた時 表示の仕方:搬入したコンテナの総個数を車両ID毎に
表示 画面をスクロールすることにより結果の確認が可能。ス
クロールが可能な時(複数画面が存在する時)は、黒三
角の様な上下の意味を示す矢印(図形)を表示 携帯端末上での画面のイメージを図21に示す。 (2)操作項目 「↑」キーまたは、「↓」キーを押し下げることにより
画面スクロールを行う。
【0039】4.合計表示画面4 (1)表示項目 表示の開始:『業務選択画面』(図9)で[4:処理]
を選択し、処理モードに設定した携帯端末(BHT)に
おいて、「合計」キーを押し下げた時 表示の終了:携帯端末(BHT)を携帯端末通信装置上
に固定した後、「転送」キーを押し下げた時、又は「入
力」キーを押し下げた時、又は「担当者」キーを押し下
げた時 表示の仕方:処理したコンテナの総個数を作業区分毎に
表示 画面をスクロールすることにより結果の確認が可能。ス
クロールが可能な時(複数画面が存在する時)は、黒三
角の様な上下の意味を示す矢印(図形)を表示 携帯端末上での画面イメージを図22に示す。 (2)操作項目 「↑」キーまたは、「↓」キーを押し下げることにより
画面のスクロールを行う。
【0040】5.転送 (1)表示項目 表示の開始:携帯端末(BHT)を携帯端末通信装置上
に固定した後、「転送」キーを押し下げた時 表示の終了:携帯端末内の情報が携帯端末通信装置を介
し、車載表示端末に転送が完了した時 表示の仕方:[転送中」と表示 携帯端末上での画面イメージを図23に示す。 (2)操作項目 携帯端末(BHT)を携帯端末通信装置上に固定した
後、「転送」キーを押し下げる。 (3)その他 携帯端末(BHT)を携帯端末通信装置から外さない限
りは、転送が最優先される。携帯端末(BHT)を携帯
端末通信装置から外すと転送は一時中断し、再度、携帯
端末通信装置に乗せると、転送が再開される。この時、
一度転送されたものが再度転送されることはない。
【0041】6.消去 (1)表示項目 表示の開始:転送が終了した時 表示の終了:携帯端末内の情報の転送が終了し、一括消
去が終了した時 表示の仕方:[消去中]と表示 携帯端末上での画面イメージを図24に示す。 (2)操作項目 なし (3)その他 携帯端末(BHT)を携帯端末通信装置から外さない限
りは、消去が最優先される。携帯端末(BHT)を携帯
端末通信装置から外すと、消去は一時中断し、再度、携
帯端末通信装置に乗せると消去が再開される。消去が終
了すると自動的に電源が切れる。
【0042】7.その他 (1)キーの機能 各キーの説明を以下に記す。 「PW」:電源の入、切を行う。電源を切る際には、長
押し(0.5秒以上)しないと受け付けない。 「BS」:入力した値を右端から1文字ずつ消去する 「C」:入力の訂正を行う時に押し下げる。その際にカ
ーソルは入力域の先頭に移動する。 「SF」:管理モードに入る時に押し下げる。 「合計」:入力した廃棄物の合計を表示させる。入力の
終了確定を行う。但し、入力途中の段階でキーを押し下
げた時は、入力途中の項目はクリアされ、確定されな
い。 「転送」:転送機能を起動する。但し、携帯端末を携帯
端末通信装置上に乗せない限り機能しない。 「重量/作業」:重量−『入力画面4』(図16)を表
示させる。但し、『重量入力選択画面』(図12)にて
[2:一括重量入力]を選択した時のみ機能する。 作業−作業区分を変更する際に押し下げる。『作業区分
入力画面』(図18)を表示させる。但し、処理モード
の時のみ機能する。 「荷姿」:荷姿コードを変更する際に押し下げる。『入
力画面1』(図11)を表示させる。但しその際は、荷
姿コードの入力域にカーソルが移動し、入力待ちの状態
となる。また、「↑」、「↓」キーにてカーソルを移動
することは可能。但し、収集モードの時のみ機能する。
また、入力途中の段階でキーを押し下げた時は、入力途
中の項目はクリアされる。 「入力」:各入力画面を表示させる。但し、「合計」キ
ーを押し下げない限り機能しない。 「担当者」:『担当者コード入力画面』(図9)を表示
させる。但し、入力途中の段階でキーを押し下げた時
は、入力途中の項目はクリアされる。 「前画面」:一つ前に作業を行った画面に戻る。主に入
力の訂正を行う時に用いる。 「↑」、「↓」:入力画面(図11、13)上ではカー
ソルを上下に移動させる。合計表示画面(図19、2
1、22)上では画面を上下にスクロールさせる。 「1」〜「0」:数値を選択または入力する時に押し下
げる。 「・」:小数点を入力する時に押し下げる。 「ENT」:入力の確定を行う。 各キーは携帯端末(BHT)上では以下のキーと対比す
る。 「合計」=「M1」、「重量/作業」=「M2」、「前
画面」=「F1」、「担当者」=「F2」、「荷姿」=
「F5」、「転送」=「6」、「入力」=「F7」、
「↑」=「F4」、「↓」=「F8」。 注1)「前画面」キーは「転送」キーが押し下げられる
以前の全てのモード、かつ『業務選択画面』を除く全て
の画面上で機能する。 注2)「F3」は空。
【0043】(2)ブザー 携帯端末(BHT)のキーを操作する時には、受け付け
音(”ピッ”)を出す。また、間違った操作を行った時
には警告音(”ピッ、ピッ、ピッ”)を発する。 (3)入力年月日 収集モードの時は、マニフェスト伝票番号を入力した時
の年月日時分秒を格納する。積替、搬出、保管モードの
時は、担当者コードを入力した時の年月日時分秒を格納
する。搬入、最終モードの時は、車両IDを入力した時
の年月日時分秒を格納する。処理モードの時は、作業区
分コードを入力した時の年月日時分秒を格納する。 (4)リジウム機能 作業の途中で「PW」キーを押し下げ電源が切れても、
携帯端末は電源が切れる直前の状態を記憶しており、次
に電源を立ち上げた時には、切れる直前の画面で立ち上
がる。 (5)オートパワーオフ機能 転送が終了して一括消去後自動的に電源が切れる。但
し、「転送」キーが押されていない限りは機能しない。 (6)環境設定 BHT−5000取扱説明書に基づく。
【0044】参考例3車載表示端末(REGIO:レギオ)機能仕様 SCMSystemの中の、廃棄物の収集・管理を行う
車載機器の内、車載端末の機能仕様について説明する。 機能 基本機能(ハード、ソフト)は、レギオ取扱説明書に基
づく。また、携帯端末からの情報は、車載表示端末上に
おいて以下の様に表示する。 (1)表示項目 表示の開始:携帯端末からの情報が車載表示端末に転送
された後に、車載表示端末の『メニュー画面』(図3
8)において[4:送信履歴]を選択した時 表示の終了:車載表示端末の「メニュー」キー又は「訂
正」キーを押し下げた時、キーを操作しない時間が、設
定された時間を超過した時 表示の仕方:各モード毎に必要項目を表示 車載表示端末上の画面イメージを図39〜45に示す。 (2)操作項目 レギオ取扱説明書に基づく。
【0045】参考例4メッセージ配信装置仕様 メッセージ配信装置は、オムニトラックスネットワーク
管理システムにおいて、車載端末から受信したメッセー
ジをお客様の運行管理システムなどを構成するホストコ
ンピューターやサーバ、あるいはクライアント装置など
に、そのシステムでの利用条件に従って配信する装置で
ある。廃棄物追跡・管理システムにおいても、マニフェ
スト情報や車両運行情報をマニフェスト管理・集計シス
テムや運行管理システムに適切に配信するための機能を
本配信装置に追加するものとする。 システム構成 SCMSystemのネットワーク構成メッセージ配信
装置の位置づけを図46に示す。 機能 1.アカウントの登録 (1)アカウントの登録 SCMSystemにおけるマニフェスト管理・集計シ
ステム(AS/400)および運行管理システム(JQ
TRACS)をアカウントマスタに登録する。これらの
システムには、本出願人が登録されているアカウントグ
ループに属するアカウント(マスタ×1、サブ×102
3)のうちの一つが事前に割り当てられる。 (2)アカウント種別の登録 マニフェスト情報や運行情報を正しく配信するため、ア
カウントの登録の際にそのアカウントがマニフェスト管
理・集計システムであるか否かの種別を登録する。(ア
カウント種別の登録はアカウントの新規登録時のみ可能
とする。) 2.車載端末の登録 SCMSystemで使用される車載端末(MCT)
を、原則としてその車両が所属する収集・運搬業者に設
置された運行管理システムのアカウントをオーナーとし
てMCTマスタに登録する。(ただし、収集・運搬業者
に運行管理システムが設置されない場合はこの限りでは
ない。) 3.メッセージ配信先アカウントの登録 車載端末から受信した以下のそれぞれの情報について配
信すべきアカウントを登録する。 (1)車両運行情報:メッセージ配信先テーブルに登録す
る。(マニフェスト情報を除く作業状況報告およびその
他のメッセージ。) (2)車両位置情報:位置情報配信先テーブルに登録す
る。 4.メッセージの配信 車載端末から受信した情報をそれぞれ以下の条件に従っ
て配信する。 (1)マニフェスト情報:配信先テーブルの登録内容の如
何に関わらず、マニフェスト管理・集計システムのアカ
ウントにのみ配信する。 (2)車両運行情報:当該車載端末に対応するメッセージ
配信先テーブルに登録されたアカウントに配信する。
(マニフェスト管理・集計システムには配信しない。) (3)車両位置情報:当該車載端末に対応する位置情報配
信先テーブルに登録されたアカウントに配信する。(マ
ニフェスト管理・集計システムには配信しない。)
【0046】参考例5プロトコル 1.マニフェスト管理・集計システム〜メッセージ配信
装置間プロトコル マニフェスト管理・集計システムとメッセージ配信装置
間のプロトコルは、基本的にオムニトラックシステムが
用意している顧客システムインターフェースであるカス
トマーインターフェースプロトコル(CIP)を基本と
するが、別途以下を定めるものとする。 (1)接続回線 種 別 : 一般専用回線(9600bps) 同期方式: 非同期(Async) (2)パケット種別 CIPで用意されているパケットのうち以下のパケット
のみを使用する。 ・Sign−On (Type=101) ・Sign−On Ack (Type=102) ・Get Message (Type=113) ・Return Message (Type=115,Subtype=0
05,Binary Date Type=005) ・No Return Message (Type=114) ・Sign−Off (Type=103) ・Sign−Off Ack(Type=104) (3)送受信シーケンス 2.マニフェスト管理・集計システム〜携帯端末間プロ
トコル (1)情報種別 マニフェスト管理・集計システムと携帯端末間で伝送さ
れる情報は、携帯端末からマニフェスト管理・集計シス
テムに送信されるマニフェスト情報のみで、データ区分
により以下の種類に分けられる。 データ区分 送信元 収集情報 収集運搬車両 積替情報 収集運搬車両 保管情報 保管場所 搬出情報 収集運搬車両 搬入情報 中間処理工場 処理情報 中間処理工場 最終処理情報 最終処分場 ※マニフェスト管理・集計システムから携帯端末に送信
する情報はない。 (2)転送タイミング 携帯端末より随時マニフェスト管理・集計システムに送
信される。 (3)フォーマット 上記各データ区分別のフォーマットを表2〜5に示す。
【0047】
【表2】
【0048】
【表3】
【0049】
【表4】
【0050】
【表5】
【0051】実施例1 通信衛星を使用した物流パレットの管理ネットワークシ
ステムの使用態様について説明する。物流パレットの発送現場 (企業A) 1.企業Aは、発送場所別のコードを設定する。企業A
名、製造年月日、品番、管理番号等の認識情報を表示し
たバーコードシールまたは非接触識別素子(チップ)を
作成する。 2.企業Aで使用する物流パレットに、図47に示すよ
うに、上記のバーコードシールまたは非接触識別素子
(チップ)を埋め込む。木製パレットとか使用中のプラ
スッチク製パレットでは、ドリル等でチップを埋め込む
ための窪みを加工する。新規なプラスッチク製パレット
の場合は、成型時にチップを埋め込むための窪みを作っ
て置くことができる。 3.あるいは、企業Aは、リース契約をして、すでに企
業A名、製造年月日、品番、管理番号等の認識情報を表
示したバーコードシールまたは非接触識別素子(チッ
プ)を埋め込んだ物流パレットをリース会社より供給を
受ける。 4.管理センターから不適合等の連絡があった場合は企
業Aまたは企業Bで確認し原因を解明する。管理センタ
ーからVANあるいは電話回線で配信されてくるデータ
はパソコン端末で管理する。企業Aは、使われた物流パ
レットの発送場所ごとの発送量の数値管理を行うことが
できる。発送場所別の数値管理が行えることで、物流パ
レットの移動場所を正確に把握し、回収を確実に行うこ
とができる。
【0052】物流パレットの運送 運送会社(企業B) 1.物流パレッの発送現場において、発送時、企業Aま
たは企業Bは、バーコードラベル及び非接認識触素子が
認識する管理情報を衛星通信端末機に接続した読取機に
よって読みとり当該データを記憶する。当該データを該
衛星通信端末機を使ってネットワークセンターに送信す
る。 2.必要により該管理情報に基づき必要事項を記入され
た伝票を受け取る。 3.車載端末を搭載している場合は、車両の運行管理に
ついてはオムニトラックス(高軌道静止衛星)及びオー
ブコム(低軌道周回衛星)を利用することができる。非
接触認識素子が認識する情報に基づき必要事項を記入さ
れた伝票を受け取り、出発時から到着時の間の走行情報
を自動で通信衛星を通じて記録する。 4.管理センターから不適合等の連絡があった場合は企
業Aまたは企業Bはで確認し原因を解明する。管理セン
ターからVANあるいは電話回線で配信されてくる場合
は、データはパソコン端末で管理する。
【0053】物流パレットの到着現場(企業C) 1.物流パレッの到着現場において、到着時、企業Bま
たは企業Cは、バーコードラベル及び非接認識触素子が
認識する管理情報を衛星通信端末機に接続した読取機に
よって読みとり当該データを記憶する。当該データを到
着日時等の情報とともに衛星通信端末機を使ってネット
ワークセンターに送信する。 2.管理センターから不適合等の連絡があった場合は企
業Bまたは企業Cで確認し原因を解明する。管理センタ
ーからVANあるいは電話回線で配信されてくるデータ
はパソコン端末で管理する。自社に到着した物流パレッ
トの発送場所ごとの発送量の数値管理を行うことがで、
物流パレットの所在場所を正確に把握し、回収に協力す
ることができる。 3.車両運行管理データがある場合は関係者に提供でき
る。
【0054】管理センター(衛星システム導入会社,図
1のSCMS管理センター) 1.物流パレットの発送現場(企業A)及び又は運送会
社(企業B)が送信した発送時点のデータを通信衛星か
ら受信する。 2.物流パレットの到着現場(企業C)及び又は運送会
社(企業B)が送信した到着時点のデータを通信衛星か
ら受信する。 3.発送および到着データのチェックを行う。これらの
データはネットワークセンターで集中管理される。ネッ
トワークセンターにおいて、情報の伝達のほか、通信処
理、データ処理を行う。 4.ネットワークセンターで集中管理されるこれらの情
報を関係者にVANあるいは電話回線で配信する。不適
合がある場合も、必要によりプリントアウトし、関係者
に連絡の上確認を行うよう指示をする。
【0055】リース会社の物流パレットが使われる場合 1.管理センターのシステムより、リースした物流パレ
ットの情報を地上管理システムとオンラインで結び、リ
アルタイムであるいは定期的に、所在場所を知ることが
できる。 2.移動場所および所在場所の確認ができるため、物流
パレットの管理が確実、且つ簡単に行える。 3.リース先の物流パレットの管理の実態を簡単知るこ
とができ、回収のための的確な指示を出すことができる
ため回収率を上げることができる。
【0056】設備機器 参考例にその詳細を示す「SCMSシステム」を、物流
パレットの管理に応用して物流管理システムとして使用
するものであり、設備機器も同じである。ただ、廃棄物
の処理と異なり、有価物である物流パレット等の管理で
あり、車両の運行管理は必ずしも必要としないので、車
両に衛星通信端末を必ず搭載する必要はないものとし、
発送現場と到着現場に衛星通信端末を地上端末の位置づ
けで設置することで対応している。 1.発送現場設備〔発送場所(利害関係者の所在地)設
備〕 衛星通信端末機(地上端末機) ハンディーターミナルおよび読取機(バーコードリーダ
ー) VAN、電話回線、専用回線等 パソコン端末機 2.必要により、車載設備(運送車両1台当たり) 車載通信装置およびGPS測位システム ハンディーターミナルおよびバーコードリーダー 2.センター設備(JQTRACS用)−管理会社用 オフィスコンピューターおよびその周辺機器 JQTRACS用PC 運行管理汎用ソフトウエア(JQTRACS) 専用ターミナル FEP配信制御ルーチン インターフェイスおよび通信ソフト データ入力画面カスタマイズ JQTRACS変更 地上系通信設備 VAN、電話回線、専用回線等 3.到着現場設備〔到着場所(利害関係者の所在地)設
備〕 衛星通信端末機(地上端末機) ハンディーターミナルおよび読取機(バーコードリーダ
ー) VAN、電話回線、専用回線等 パソコン端末機
【0057】
【発明の効果】物流用パレットなどの耐用年数の長い、
回収して何回も使用することにより資源の無駄を少なく
できる物流品を対象とし、その所在を把握し、再使用率
を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】SCMSシステム(Satellite Communication
Management Systemの略)の概略を説明する図面であ
る。
【図2】排出事業所の業務フローの概略を説明する図面
である。
【図3】収集・運搬業者の業務フローの概略を説明する
図面である。
【図4】中間処理業者の業務フローの概略を説明する図
面である。
【図5】管理センターの業務フロー(マニフェスト)の
概略を説明する図面である。
【図6】管理センターの業務フロー(運行管理)の概略
を説明する図面である。
【図7】参考例2の廃棄物の収集・管理を行う車載機器
の構成を示した図面である。
【図8】参考例2の携帯端末上で業務を選択する際の業
務選択画面の画面イメージである。
【図9】参考例2の携帯端末上で業務を選択する際の担
当者コード入力画面の画面イメージである。
【図10】参考例2の携帯端末上で情報を入力する際の
モード選択画面の画面イメージである。
【図11】参考例2の携帯端末上で情報を入力する際の
入力画面1の画面イメージである。
【図12】参考例2の携帯端末上で情報を入力する際の
重量入力選択画面の画面イメージである。
【図13】参考例2の携帯端末上で情報を入力する際の
入力画面2の画面イメージである。
【図14】参考例2の携帯端末上で情報を入力する際の
エラーメッセージ画面1の画面イメージである。
【図15】参考例2の携帯端末上で情報を入力する際の
入力画面3の画面イメージである。
【図16】参考例2の携帯端末上で情報を入力する際の
入力画面4の画面イメージである。
【図17】参考例2の携帯端末上で情報を入力する際の
車両ID入力画面の画面イメージである。
【図18】参考例2の携帯端末上で情報を入力する際の
作業区分入力画面の画面イメージである。
【図19】参考例2の携帯端末上で情報集計する際の合
計表示画面1の画面イメージである。
【図20】参考例2の携帯端末上で情報集計する際の合
計表示画面2の画面イメージである。
【図21】参考例2の携帯端末上で情報集計する際の合
計表示画面3の画面イメージである。
【図22】参考例2の携帯端末上で情報集計する際の合
計表示画面4の画面イメージである。
【図23】参考例2の携帯端末上で情報を転送する際の
転送画面図の画面イメージである。
【図24】参考例2の携帯端末上で情報を消去する際の
転送画面の画面イメージである。
【図25】参考例2の携帯端末上でのキー押し下げに伴
う画面遷移を示した図面である。
【図26】参考例2の携帯端末を用いた業務の設定(選
択)のフローチャートを示した図面である。
【図27】参考例2の携帯端末を用いた車両業務のフロ
ーチャートを示した図面である。
【図28】参考例2の携帯端末を用いたコンテナ入力処
理のフローチャートを示した図面である。
【図29】参考例2の携帯端末を用いたコンテナ入力処
理のフローチャートを示した図面である。
【図30】参考例2の携帯端末を用いた積替業務および
搬出業務のフローチャートを示した図面である。
【図31】参考例2の携帯端末を用いた積替業務および
搬出業務のフローチャートを示した図面である。
【図32】参考例2の携帯端末を用いた保管業務のフロ
ーチャートを示した図面である。
【図33】参考例2の携帯端末を用いた保管業務のフロ
ーチャートを示した図面である。
【図34】参考例2の携帯端末を用いた搬入業務および
最終業務のフローチャートを示した図面である。
【図35】参考例2の携帯端末を用いた搬入業務および
最終業務のフローチャートを示した図面である。
【図36】参考例2の携帯端末を用いた処理業務のフロ
ーチャートを示した図面である。
【図37】参考例2の携帯端末を用いた処理業務のフロ
ーチャートを示した図面である。
【図38】参考例3の車載表示端末のメニュー画面を示
した図面である。
【図39】参考例3の車載表示端末の収集モード送信履
歴の画面イメージである。
【図40】参考例3の車載表示端末の積替モード送信履
歴の画面イメージである。
【図41】参考例3の車載表示端末の搬出モード送信履
歴の画面イメージである。
【図42】参考例3の車載表示端末の保管モード送信履
歴の画面イメージである。
【図43】参考例3の車載表示端末の搬入モード送信履
歴の画面イメージである。
【図44】参考例3の車載表示端末の処理モード送信履
歴の画面イメージである。
【図45】参考例3の車載表示端末の最終処理モード送
信履歴の画面イメージである。
【図46】参考例4のSCMSystemのネットワー
ク構成メッセージ配信装置の位置づけを示した図面であ
る。
【図47】本発明のバーコードラベルあるいは非接触認
識素子を付した物流パレットの該略図である。
フロントページの続き (72)発明者 秋元 研一 東京都新宿区百人町2丁目9−12 日本特 殊工業株式会社内

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝達、通信処理、データ処理の対象とな
    る物流パレットの管理情報を表示したバーコードラベル
    あるいは非接触認識素子を付した物流パレット。
  2. 【請求項2】 上記管理情報が、物流管理ネットワーク
    の管理センターへ送信するためのデータである請求項1
    の物流用パレット。
  3. 【請求項3】 上記管理情報が、衛星通信を利用する物
    流管理ネットワークの管理センターへ衛星通信端末機を
    使って送信するためのデータである請求項1または2の
    物流用パレット。
  4. 【請求項4】 上記管理情報が、物流用パレットの移動
    場所および所在場所の確認のための情報である請求項
    1、2または3の物流用パレット。
  5. 【請求項5】 上記管理情報が、所属会社名、製造年月
    日、品番、管理番号等の認識情報である請求項1ないし
    4のいずれかの物流用パレット。
  6. 【請求項6】 木製またはプラスチック製パレットであ
    る請求項1ないし5のいずれかの物流用パレット。
  7. 【請求項7】 伝達、通信処理、データ処理の対象とな
    る物流対象品の管理情報を表示するバーコードラベル又
    は非接触認識素子からの情報に基づいた物流管理ネット
    ワークを設置したことを特徴とする物流管理システム。
  8. 【請求項8】 上記物流管理ネットワークにおいて、情
    報の伝達のほか、通信処理、データ処理を行う請求項7
    の物流管理システム。
  9. 【請求項9】 上記物流管理ネットワークは、物流対象
    品のバーコードラベル又は非接触認識素子の管理情報を
    衛星通信端末機を使って上記物流管理ネットワークの管
    理センターへ送信し、これらの情報を関係者にVANあ
    るいは電話回線で配信し、該関係者はパソコン端末でこ
    れら管理することにより、物流対象品の所在を把握し、
    再使用率を向上させように構成したシステムである請求
    項7または8の物流管理システム。
  10. 【請求項10】 物流対象品の発送時及び又は到着時
    に、当該場所にある地上端末のハンディターミナルで管
    理情報を読み取り衛星通信端末機を使って物流管理ネッ
    トワークの管理センターへ送信する請求項7、8または
    9の物流管理システム。
  11. 【請求項11】 上記管理情報が、物流対象品の移動場
    所および所在場所の確認のための情報である請求項7な
    いし10のいずれかの物流管理システム。
  12. 【請求項12】 上記管理情報が、所属会社名、製造年
    月日、品番、管理番号等の認識情報である請求項7ない
    し11のいずれかの物流管理システム。
  13. 【請求項13】 物流対象品が物流パレットである請求
    項7ないし12のいずれかの物流管理システム。
  14. 【請求項14】 木製またはプラスチック製パレットで
    ある請求項13の物流管理システム。
  15. 【請求項15】 物流対象品に付したバーコードラベル
    又は非接触認識素子が表示する管理情報を利用して物流
    対象品の所在を把握し、再使用率を向上させることを特
    徴とする物流管理方法。
  16. 【請求項16】 伝達、通信処理、データ処理の対象と
    なる物流対象品の管理情報を表示するバーコードラベル
    又は非接触認識素子からの情報に基づいた物流管理ネッ
    トワークを使用する請求項15の物流管理方法。
  17. 【請求項17】 上記物流管理ネットワークにおいて、
    情報の伝達のほか、通信処理、データ処理を行う請求項
    16の物流管理方法。
  18. 【請求項18】 上記物流管理ネットワークは、物流対
    象品のバーコードラベル又は非接触認識素子の管理情報
    を衛星通信端末を使って上記物流管理ネットワークの管
    理センターへ送信し、これらの情報を関係者にVANあ
    るいは電話回線で配信し、該関係者はパソコン端末でこ
    れら管理することにより、物流対象品の所在を把握し、
    再使用率を向上させように構成したシステムである請求
    項16または17の物流管理方法。
  19. 【請求項19】 物流対象品の発送時及び又は到着時
    に、当該場所にある地上端末のハンディターミナルで管
    理情報を読み取り衛星通信端末機を使って物流管理ネッ
    トワークの管理センターへ送信する請求項16、17ま
    たは18の物流管理方法。
  20. 【請求項20】 上記管理情報が、物流対象品の移動場
    所および所在場所の確認のための情報である請求項16
    ないし19のいずれかの物流管理方法。
  21. 【請求項21】 上記管理情報が、所属会社名、製造年
    月日、品番、管理番号等の認識情報である請求項16な
    いし20のいずれかの物流管理方法。
  22. 【請求項22】 物流対象品が物流パレットである請求
    項16ないし21のいずれかの物流管理方法。
  23. 【請求項23】 木製またはプラスチック製パレットで
    ある請求項22の物流管理方法。
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