JP5280249B2 - カップ型容器 - Google Patents

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Description

本発明は、カップ型容器に関するものであり、該容器の容易な開封を実現しようとするものである。
プリンやゼリー、アイスクリーム等の水菓子類やコーヒーや牛乳等の飲料を入れるのに用いられるカップ型の容器は、口部にアルミ製あるいは樹脂製のシートを貼り付けることによって密封するようになっている。
ところで、かかるシートには、容器の開封を容易ならしめるために、摘み片が設けられているものの、そのサイズが小さいために力を入れにくく、容器の開封がしにくいという不具合があった。
上記のような不具合の解消を図った先行技術としては、容器の口部を取り囲むリングを配置し、シートの一部分を該リングに融着一体化し、その部位の反対側からリングを切断、それを把手として機能させることでシートを引き剥がすようにしたリング付きの容器が知られている(特許文献1参照)。しかしながら、従来のリング付き容器は、該リングと密封用のシートがどの部位で一体化しているか目視でもって判別しにくく(どの部位を把持して開封してよいかわかり難い)、その改善が求められていた。
実公平3−3503号公報
本発明の課題は、従来のカップ型容器において生じていた不具合を解消するとともに比較的小さな力を付与するのみで簡単に開封ができるカップ型容器を提案するところにある。
本発明は、上方に向けて開放された口部を有するカップ型断面形状をなす容器本体と、この容器本体の口部の外周縁に一体連結するフランジ部とを備え、該フランジ部にフィルムを融着して容器本体の口部を密閉するカップ型容器であって、
前記フランジ部に、少なくともフィルムの一部分が融着され、該フランジ部からの切り離し可能に連結する切り離し舌片を設け、
該切り離し舌片に、引き伸ばしによる弾性変形によってプルリングを形成する偏平環状体を設け
前記偏平環状体は、フランジ部の端縁に切り離し可能に連結して開封前における初期姿勢を維持するもぎりリブを有することを特徴とするカップ型容器である。
切り離し舌片に密封用のシートの一部を熱融着、あるいは接着剤にて貼着しておき、偏平環状体をプルリングにして引っ張ることによって切り離し舌片を破断して密閉用のシートを引き剥がすようにしたため、どの部位を把持して開封すればよいか明確であり、しかも、比較的小さな力でもって簡単に開封することができる。
本発明にしたがうカップ型容器の実施の形態を模式的に示した外観斜視図である。 本発明にしたがうカップ型容器の要部拡大図である。 本発明にしたがうカップ型容器の要部拡大図である。
以下、図面を用いて本発明をより具体的に説明する。
図1は、本発明にしたがうカップ型容器の実施の形態を模式的に示した外観斜視図である。
図における1は容器本体である。この容器本体1は、底部を形成する壁部1aと、この壁部1aの縁部に一体連結してその内側に内容物の収納空間Mを形成する周壁1bと、この周壁1bの上端部に一体連結するフランジ部1cから構成されており、該フランジ部1cの内側において容器の口部を形成している。ここに、容器本体1は、円形状や角形状等のカップ型が好ましく、とくに容器形体については限定されない。
2は、容器本体1のフランジ部1cと少なくとも切り離し舌片の一部分に熱融着あるいは貼着されて容器の口部を密閉するフィルムであり、フィルム2としては、樹脂のシートやアルミ製のシートが適用される。3はフランジ部1cの切欠凹部1c(図3参照)に設けられた切り離し舌片である。この切り離し舌片3は複数箇所のもぎりリブ4によって切欠凹部1cに破断可能に一体連結しており、フィルム2の一部分(重ね合わせ部2a)は図2に示すように、その上面部に張り付いた状態(融着や接着剤による貼着等)になっている。
上記のフィルム2については、容器本体1の口部を閉塞し、かつ、少なくとも切り離し舌片3の一部分を覆っていればよいので、切り離し舌片3の一部分を覆う形状(フィルム2の一部から外側へ向けて突出した形状等)にして熱融着あるいは貼着してもよい。
5は切り離し舌片3と一体に成形され、フランジ部1cの外縁端に設けた例で示した偏平環状体である。この偏平環状体5は、図2の仮想線で示したように手指による引き伸ばしにて弾性変形させることができるようになっており、これによって手指を掛けるためのプルリングを形成する。偏平環状体5には、その両側部に屈曲部や蛇腹部等の伸縮手段を設けて、該偏平環状体5を引き伸ばした際に弾性変形し易い形状としてもよい。
6は偏平環状体5とフランジ部1cの外縁端を切り離し可能に連結するもぎりリブである。このリブ6によって容器の開封前における偏平環状体5の初期姿勢を維持する。
上記の構成になる容器においては、偏平環状体5を弾性変形させて手指を掛けて引き起こす(手前側に折り曲げる)ことで切り離し舌片3がフランジ部1cから切り離され、フィルム2の全域にわたる引き剥しが可能となる。
本発明にしたがうカップ型容器は、基本的には合成樹脂によって成形(射出成形等)されるものであり、偏平環状体5は切り離し舌片3とともに容器本体1と一体に成形される。
切り離し舌片3をフランジ部1cの切欠凹部1cにつなぎ止めておくもぎりリブ4は、該切り離し舌片3の幅方向端部の両側に設けておくのが最もよい(もぎりリブ4を起点に切り離し舌片3を回動させやすくなる)が、図3に示すように、切欠凹部1cの切り込み端に設けることも可能であり、この点については限定されない。
偏平環状体5は容器本体1と同種の合成樹脂で形成されていれば弾性変形が期待できるのでプルリングを形成することができるが、ゴムやエラストマーの如き別部材を用いて構成することも可能であり、この点については限定されない。
どこの部位から開封を開始してよいか一目でわかる易開封性のカップ型容器が提供できる。
1 容器本体
1a 壁部
1b 周壁
1c フランジ部
2 フィルム
2a 重ね合わせ部
3 切り離し舌片
4 もぎりリブ
5 偏平環状体
6 もぎりリブ
M 収納空間

Claims (1)

  1. 上方に向けて開放された口部を有するカップ型断面形状をなす容器本体と、この容器本体の口部の外周縁に一体連結するフランジ部とを備え、該フランジ部にフィルムを融着して容器本体の口部を密閉するカップ型容器であって、
    前記フランジ部に、少なくともフィルムの一部分が融着され、該フランジ部からの切り離しを可能に連結する切り離し舌片を設け、
    該切り離し舌片に、引き伸ばしによる弾性変形によってプルリングを形成する偏平環状体を設け
    前記偏平環状体は、フランジ部の端縁に切り離し可能に連結して開封前における初期姿勢を維持するもぎりリブを有することを特徴とするカップ型容器。
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