JP5277765B2 - 記録計 - Google Patents

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Description

本発明は、工業用及び計測用の記録計に関し、特にイベント発生に伴うレンジ切り替えを自動的に行う記録計に関する。
記録計は各種の測定値をテープや記録紙などに記録する計器をいい、近年はペーパーレスで長時間の記録が可能なものが主流となっている。また、このような記録計は測定開始に先立ち測定レンジが設定されるが、このレンジ設定の方法は記録計のパネルに取り付けられたキーを用いて行う他、種々の方法がある。記録計の先行技術文献としては例えば特許文献1が知られている。
特開平11―337586号公報
以下、図4を参照して従来の記録計におけるレンジの設定方法を説明する。図4(A)はキー12を利用して記録計10のレンジを設定する例である。(B)はイーサーネット(登録商標、Ethernet(登録商標))又は、RS422/485等の汎用通信を使ってパーソナルコンピュータ(PC)20で記録計10のレンジを設定する例である。
(C)はPLC(プログラマブル・ロジック・コントローラ)30と記録計10をイーサーネット、RS422/485等の汎用通信を使って接続し、専用ソフトウエア又はユーザが作成したプログラムを用いてレンジを変更する例である。
次に、図5を参照して従来の記録計10の構成を説明する。この図で、CPU110は、記録計10全体の動作を制御する。ROM120には記録計10を動作させるためのプログラム、記録計10に必要な機能を実行するためのプログラムの他、所定のレンジ(例えば、1v〜10v、10v〜100v)を記録したファイル等が記録されている。
RAM130にはチャネルごとに第1のレンジが記録されている。アナログ測定入力モジュール140には図示しない測定部が接続される。通信部141はイーサーネットやRS422/485等の汎用通信を介してPC等との間でデータのやり取りを行う。キー/表示部142は、レンジの設定を行うキー12と各種測定値を表示する表示部からなる。
図6はRAM130のマッピング例である。図6によれば、3つのチャネル1,2,3ごとに一つのレンジ(第1のレンジ)が設定されている。
次に、図6を参照して図5の動作を説明する。まず、キー/表示部142を介してレンジの設定を行う。例えば、RAM130に記憶するチャネル1用の第1のレンジ131として1Vレンジ(−1V〜+1V)を設定する。記録計10は、この設定された1Vレンジに従い、ROM120にインストールされたプログラムを用いて、アナログ測定入力モジュール140を介して測定部を動作させ、測定を開始する。
記録計10がレンジ外のデータ(例えば1.5v)を取得する場合、レンジを変更する必要が生じ、キー/表示部142を介して設定レンジを変更し(例えば、2Vレンジ(−2V〜+2V)に切り換える)、その後測定を再開する。
具体的には、図4(A)のキー12を用いて設定レンジを変更するか、通信部141を介して図4(B)のPC20、又は図4(C)のPLC30で設定レンジを変更する。また、その他の方法としては、CPU110がROM120から「所定のレンジを記録したファイル」を読み出し、この内容を第1のレンジ131の代わりにRAM130に書き込むことにより設定レンジを変更しても差し支えない。
このように、従来の記録計では、チャネルごとに一つのレンジを保存していた。
しかし、従来の記録計10は、各チャネルに対して1つのレンジしか保存できないため、設定レンジ外のデータが入力される等のイベントが生じた場合には、その都度レンジの設定をやりなおさなければならず、操作が煩雑であった。なお、ここでのイベントとは、デジタル入力,アラーム発生、タイマー・イベント,マッチ・タイム・イベント,ユーザ・ファンクション・キー入力等をいい、単に設定レンジ内のデータが入力されることは含まれない。
本発明は、これらの問題点に鑑みてなされたものであり、イベント発生に伴うレンジ切り替えを自動的に行う記録計を提供することを目的とする。
この様な課題を達成するために本発明は次の構成を備える。
(1)各種測定条件を記憶する記録計において、
優先順位が設定された複数のレンジをチャネルごとに格納する記憶部と、
イベントが発生した場合に前記レンジを切り換えるCPUと
を備えたことを特徴とする記録計。
(2)前記CPUは、前記イベントの内容に対応した前記優先順位に従って前記レンジを切り換えることを特徴とする請求項1記載の記録計。
(3)前記優先順位は、通常動作を行う前記レンジを最も高く設定することを特徴とする請求項1又は2記載の記録計。
(4) 前記レンジは表示ゾーンであり、前記レンジが切り換えられた際に、対応した前記表示ゾーンに従って表示を行うことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の記録計。
本発明では次のような効果がある。チャネルごとに複数のレンジ設定を記憶するRAMを備えたので、イベントが発生しても自動的にレンジが変更され、測定を継続することができる。
以下、図1を参照して本発明による記録計の構成例を説明する。ただし、図5と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。本発明では、各チャネルに対して、複数のレンジの内容を保存するため、RAM130には第1のレンジ131の他、新たに第2のレンジ132,第3のレンジ133が記憶される。また、各レンジには優先順位が設けられ、ここでは第1のレンジ131が最も高く、以下第2のレンジ132、第3のレンジ133の順とする。
次に、本発明の記録計の動作を説明する。まず、CPU110は第1のレンジ131の設定内容をロードし、アナログ測定入力モジュール140を起動して測定を開始する。そして、アラーム発生等のイベントが発生した場合にCPU110は、指定された所定のレンジ設定(第2のレンジ132,第3のレンジ133)に切り換える。
図2に本発明の記録計の動作例を示す。例えば、アラームの設定で閾値(例えば第1のレンジ131の内容が100mVレンジの場合に閾値を100mVとする。)を設定し、その値を超えた場合にアラームを発生させる。CPU110は、このアラームの発生を認識し、予めアラームの発生により切り換えられるように優先順位が設定された第2のレンジ132にレンジを切り換える。
なお、第3のレンジ133の閾値の内容は自由に設定できるが、例えば閾値を20mVとし、第3のレンジとして20mVレンジ(−20mV〜+20mV)を設定し、更に分解能を上げるような設定としても良い。
また、閾値となる値は、電圧に限られず、電流の他、表示ゾーンの切り替えに利用されるデータ等でも差し支えない。
さらに、図1では3種類のレンジ設定が可能な記録計100の構成を示したが、第4、第5のレンジをRAM130に設けると共に、それぞれのレンジに閾値を設定しても良い。
このように、チャネルごとに複数のレンジを記憶するRAM130を備えたので、アラーム発生時に自動的にレンジが切り替わり、入力に適したレンジでの測定が可能となる。
次に、図3を参照して本発明の応用例を説明する。図3の記録計101にタイマー150を設け、このタイマー150で所定の時間(例えば100秒)を設定する。そして、タイマー150で設定した時間が経過することをイベントの発生条件として利用しても良い。また、記録計101に時計160を設け、イベント発生時の時刻を表示部170に表示しても良い。
このように時計160を設けることによりイベント発生時の時刻を把握することができ、後に行うデータの解析が容易となる。
また、記録計101にデジタル入力モジュール180を更に備え、図示しない外部のデジタル入力を測定し、そのデジタル値をイベントの発生条件としても差し支えない。
さらに、プリンタや表示機能を持った記録計では、記録及び表示ゾーンの設定がなされるが、表示ゾーンの切り換えについてもイベントの発生を条件としても差し支えない。
つまり、RAM130が複数の表示ゾーンとその優先順位を記憶する。そして、このRAM130に記憶された表示ゾーンの優先順位は、通常動作を行う表示ゾーンの設定が最も高く設定され、表示ゾーンの切り換えに利用されるデータが入力されイベントが発生すると、CPU110の命令に基づいてその内容に応じた所定の表示ゾーンに切り換えられる。
このように、イベント発生により表示ゾーンを切り換えることにより、常に実際の測定値に最適な表示ゾーンで測定値を表示することができる。
本発明の記録計の構成図である。 本発明によるレンジ変更の概念図である。 本発明の応用例である。 (A)はキー12を利用して記録計のレンジを設定する例であり、(B)はPCで記録計のレンジを設定する例であり、(C)はPLCで記録計のレンジを設定する例である。 従来の記録計の構成図である。 従来の記録計のレンジ設定の概念図である。
符号の説明
100 記録計
101 記録計
110 CPU
120 ROM
130 RAM
131 第1のレンジ設定
132 第2のレンジ設定
133 第3のレンジ設定
140 入力モジュール
150 タイマー
160 時計
170 表示部
180 通信部





Claims (4)

  1. 各種測定条件を記憶する記録計において、
    優先順位が設定された複数のレンジをチャネルごとに格納する記憶部と、
    イベントが発生した場合に前記レンジを切り換えるCPUと
    を備えたことを特徴とする記録計。
  2. 前記CPUは、前記イベントの内容に対応した前記優先順位に従って前記レンジを切り換えることを特徴とする請求項1記載の記録計。
  3. 前記優先順位は、通常動作を行う前記レンジを最も高く設定することを特徴とする請求項1又は2記載の記録計。
  4. 前記レンジは表示ゾーンであり、前記レンジが切り換えられた際に、対応した前記表示ゾーンに従って表示を行うことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の記録計。
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