JP2008151712A - 炉心監視装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】的確な予測監視を行うことができる炉心監視装置を提供する。
【解決手段】原子炉炉心の状態量を取得して炉心特性を演算し、炉心特性実績データを生成する炉心特性実績演算部1と、この炉心特性実績演算部1で生成した炉心特性実績データを記憶する炉心特性実績データベース2と、運転計画データを記憶する運転計画データベース4と、炉心特性実績データベース2に炉心特性実績データが記憶されたとき、その記憶された最新の炉心特性実績データ及び運転計画データベース4に記憶された運転計画データに基づいた計算モデルにより炉心特性の経時変化を予測演算し、炉心特性予測データを生成する炉心特性予測演算部5と、この炉心特性予測データ演算部5で生成した炉心特性予測データを記憶する炉心特性予測データベース6と、炉心特性予測データベース6に記憶された炉心特性予測データを表示する表示部9とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、運転計画に従って運転する原子炉炉心を監視する炉心監視装置に関する。
原子炉においては、一般に、所望の発電機出力を得るための運転計画を設定し、この運転計画及び計画時点における炉心特性情報に基づいた計算モデルによって炉心特性の経時変化を予測演算して安全性を確認する。そして、この運転計画に従って運転する原子炉炉心を監視するため、例えば、検出器等から取得した原子炉炉心の状態量に基づき炉心特性の実績値を演算し、運転制限値(例えば最大線出力密度や最小限界出力比といった熱的制限値)に達しないように監視する監視装置が知られている。
また、従来、例えば運転計画の設定時に演算した炉心特性の予測値(運転計画データ)から実績値(運転実績データ)が逸脱したときに運転計画の再立案が必要と判定し、警報信号を出力する運転実績偏差判定手段を備えた装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。この運転実績偏差判定手段は、炉心特性の予測値と実績値とを対比して表示する表示手段と、炉心特性の予測値と実績値との偏差が所定の限界値を越えるとき、警報信号を出力するとともに、再立案に必要なデータを作成する評価手段とを備えている。
特開平8−166487号公報(6頁〜7頁、図2〜図5)
しかしながら、上記従来技術には以下のような課題が存在する。
すなわち、上記従来技術の表示手段は、運転計画の設定時に演算した炉心特性の予測値と実績値とを対比して表示することにより、炉心特性の予測値と実績値とのずれを確認することが可能となっている。ところが、運転計画の設定時に演算した炉心特性の予測値が得られるものの、実績値のずれに伴い修正されるべき予測値が得られなかった。すなわち、例えば炉心特性の実績値が予測値からずれたときに、将来的な炉心特性はどのように変化するか、はたして運転制限値にどれくらいまで近づくのか、運転計画を早期に変更したほうがよいかどうか等の的確な予測判断(予測監視)は、例えば監視者の経験等に依らなければならず、容易ではなかった。
本発明の目的は、的確な予測監視を行うことができる炉心監視装置を提供することにある。
(1)上記目的を達成するために、運転計画に従って運転する原子炉炉心を監視する炉心監視装置において、前記原子炉炉心の状態量を取得して炉心特性を演算し、炉心特性実績データを生成する炉心特性実績データ生成手段と、前記炉心特性実績データ生成手段で生成した炉心特性実績データを記憶する炉心特性実績データ記憶手段と、少なくとも1つの運転計画データを記憶する運転計画データ記憶手段と、前記炉心特性実績データ記憶手段に炉心特性実績データが記憶されたとき、その記憶された最新の炉心特性実績データ及び前記運転計画データ記憶手段に記憶された運転計画データに基づいた計算モデルにより炉心特性の経時変化を予測演算し、炉心特性予測データを生成する炉心特性予測データ生成手段と、前記炉心特性予測データ生成手段で生成した炉心特性予測データを記憶する炉心特性予測データ記憶手段と、前記炉心特性予測データ記憶手段に記憶された炉心特性予測データを表示する表示手段とを備える。
本発明においては、炉心特性実績データ生成手段は、例えば設定時間毎にあるいは監視者の指示により原子炉炉心の状態量を取得して炉心特性を演算し、生成した炉心特性実績データを炉心特性実績データ記憶手段に記憶する。また、炉心特性予測データ生成手段は、炉心特性実績データ記憶手段に炉心特性実績データが記憶されたとき(例えば炉心特性実績データが記憶される度に又は所定の回数毎に)、その記憶された最新の炉心特性実績データ及び運転計画データ記憶手段に記憶された運転計画データ(詳細には、現状の運転計画データ及び他の運転計画データのうち少なくとも1つ)に基づいた計算モデルにより炉心特性の経時変化を予測演算し、生成した炉心特性予測データを炉心特性予測データ記憶手段に記憶する。そして、表示手段は、例えば現状の運転計画における炉心特性予測データを表示する。この炉心特性予測データは、運転計画設定時に演算された数値とは異なり、最新の炉心特性実績データに基づいて演算された精度の高い数値であるため、監視者は的確な予測監視を行うことができる。また、表示手段は、例えば他の運転計画に変更した場合の炉心特性予測データを表示する。これにより、監視者は運転計画の変更判断を的確に行うことができる。
(2)上記(1)において、好ましくは、前記表示手段は、前記炉心特性実績データ記憶手段に記憶された炉心特性実績データとともに、前記炉心特性予測データ記憶手段に記憶された炉心特性予測データを表示する。
(3)上記(1)において、好ましくは、前記炉心特性予測データと予め設定された運転制限値との関係を表す値が所定のしきい値を越えたかどうかを判定する判定手段を備え、前記表示手段は、前記判定手段で所定のしきい値を越えたと判定されたことを表示する。
(4)上記(1)において、好ましくは、前記運転計画データ記憶手段に記憶された複数の運転計画データのうち少なくとも1つを選択可能な入力手段を備え、前記炉心特性予測データ生成手段は、前記炉心特性実績データ記憶手段に記憶された最新の炉心特性実績データ及び前記入力手段で選択した運転計画データに基づいた計算モデルにより炉心特性の経時変化を予測演算し、炉心特性予測データを生成する。
(5)上記(1)において、好ましくは、前記炉心特性予測データ生成手段は、前記炉心特性実績データ記憶手段に記憶された最新の炉心特性実績データ及び前記運転計画データ記憶手段に記憶された現状の運転計画データに基づいた計算モデルにより炉心特性の経時変化を予測演算して、炉心特性予測データを生成する。
本発明によれば、的確な予測監視を行うことができる。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の炉心監視装置の一実施形態の機能構成を表すブロック図である。
この図1において、炉心監視装置は、例えば運転計画に従って運転する原子炉炉心(図示せず)を運転員(監視者)が監視するためのものであり、炉心特性実績演算部1と、炉心特性実績データベース2と、運転計画設定部3と、運転計画データベース4と、炉心特性予測演算部5と、炉心特性予測データベース6と、運転員が入力操作可能な入力部7と、表示制御部8と、及び表示部(モニタ)9とを備えている。
炉心特性実績演算部1は、定期的に(例えば1時間毎に)あるいは入力部7での指示入力に応じて、例えば検出器等から取得した原子炉炉心の状態量に基づいて炉心特性を演算し、炉心特性実績データ(詳細には、例えば日時、発電機出力、炉心熱出力、炉心流量、制御棒の挿入パターン、最大線出力密度及びその制限値に対する比率、最小限界出力比及びその制限値に対する比率等を含むデータ)を作成し、この作成した炉心特性実績データを炉心特性実績記データベース2に記憶するようになっている。
運転計画設定部3は、例えば所望の発電機出力を得るための運転計画データ(詳細には、発電機出力、炉心熱出力、炉心流量、及び制御棒の挿入パターン等を含むデータ)を作成し、この作成した運転計画データを運転計画データベース4に記憶するようになっている。なお、本実施形態の運転計画データベース4には、現状の運転計画データのみならず、他の運転計画データも複数記憶されている。
炉心特性予測演算部5は、例えば炉心特性実績データベース2に炉心特性実績データが記憶される度に(若しくは所定の回数毎でもよい)、その記憶された最新の炉心特性実績データ及び運転計画データベース4に記憶された運転計画データ(例えば発電機出力、炉心熱出力、炉心流量、及び制御棒の挿入パターンなど)に基づいた計算モデルにより、所定の期間(予め設定された期間又は入力部7で設定入力された期間であり、例えば1日〜2ヶ月程度)における炉心特性の経時変化を予測演算するようになっている。なお、この予測演算に用いられる運転計画データは、入力部7での設定入力に応じて、運転計画データベース4に記憶された現状の運転計画データ及び他の運転計画データのうちの少なくとも1つが選択されるようになっている。この炉心特性予測演算部5の制御手順を図2により説明する。図2は、炉心特性予測演算部5の制御処理内容を表すフローチャートである。
この図2において、まずステップ100において、例えば炉心特性実績データベース2の情報により、炉心特性実績データが更新されたかどうかを判定する。例えば炉心特性実績データが更新されていない場合は、ステップ100の判定が満たされず、この手順が繰り返し行われる。一方、例えば炉心特性実績データが更新された場合は、ステップ100の判定が満たされ、ステップ110に移る。
ステップ110では、最新の炉心特性実績データを炉心特性実績データベース2から読み込み、ステップ120に進んで、入力部7で設定入力された運転計画データを運転計画データベース4から読み込む。そして、ステップ130に進み、読み込んだ炉心特性実績データの時刻を起点として、読み込んだ炉心特性実績データ及び運転計画データに基づいた計算モデルにより、所定の期間における炉心特性の経時変化を予測演算する。そして、ステップ140に進み、炉心特性予測データ(詳細には、計算モデルに入力した運転計画データの一部も含まれ、例えば予測期間の起点時刻及び終点時刻、発電機出力の経時変化、炉心熱出力の経時変化、炉心流量の経時変化、制御棒の挿入パターンの経時変化、最大線出力密度及びその制限値に対する比率の経時変化、最小限界出力比及びその制限値に対する比率の経時変化等を含むデータ)を生成して、炉心特性予測データベース6に記憶する。なお、入力部7で設定入力された運転計画データが複数ある場合は、各運転計画データに対し上述のステップ110〜140の手順が繰り返し行われる。
表示制御部8は、炉心特性実績データベース2に記憶された最新の炉心特性実績データ及び炉心特性予測データベース6に記憶された炉心特性予測データを読み込むとともに、入力部7での操作入力に応じて表示部(モニタ)9の画面表示を制御するようになっている。図3は、表示部9に表示される監視画面の一例を表す図である。
この図3において、監視画面10は、炉心特性実績データを表示する現状監視領域10aと、炉心特性予測データを表示する予測監視領域10bとで構成されている。現状監視領域10aには、日時、その日時における発電機出力、炉心熱出力、炉心流量、最大選出力密度及びその制限値に対する比率(MFLPD、運転制限値内であれば1.0より小さく運転制限値に近づくほど1.0に近づく指標値)、最小限界出力比及びその制限値に対する比率(MFLCPR、運転制限値内であれば1.0より小さく運転制限値に近づくほど1.0に近づく指標値)等が表示されている。予測監視領域10bには、運転計画の種類(シナリオ)、予測期間の起点時刻及び終点時刻、その予測期間におけるMFLPDの最大値及びMFLCPRの最大値が表示されている。
また、表示制御部8は、MFLPDの最大値及びMFLCPRの最大値に対し、それぞれ予め設定された所定のしきい値を越えたかどうかを判定する機能を有している。そして、例えば所定のしきい値を越えない場合は予測監視領域10bの予測情報欄に「---」と表示し、一方、例えば所定のしきい値を越えた場合は予測情報欄10bに「制限値余裕減少」と表示させるようになっている。これにより、例えば現状の運転計画において「制限値余裕減少」と表示された場合、運転員は現状の運転計画を変更すべきと判断することができ、例えば他の運転計画において「制限値余裕減少」と表示された場合、運転員はその運転計画に変更すべきではないと判断することができるようになっている。
また、表示制御部8は、入力部7での操作入力に応じて、上記炉心特性予測データの詳細を表示する予測詳細画面を表示部9に表示させるようになっている。図4は、表示部9に表示される予測詳細画面の一例を表す図であり、図5は、表示部9に表示される予測詳細画面の他の例を表す図である。
図4に示す予測詳細画面11は、任意の予測時刻(例えば入力部7で入力された時刻等)における炉心特性予測値を表示する画面であり、運転計画の種類、予測期間の起点時刻、及び予測時刻、その予測時刻における発電機出力、炉心熱出力、炉心流量、最大線出力密度及びその制限値に対する比率(MFLPD)、最小限界出力比及びその制限値に対する比率(MFLCPR)を表示している。また、予測詳細画面11の制御棒表示領域11aには、予測時刻における制御棒の挿入深さ(図4中「N」で示す)が炉心領域毎に表示されており、出力分布表示領域11bには、予測時刻における炉心軸方向の出力分布が表示されている。
図5に示す予測詳細画面12は、任意の運転計画における任意の炉心特性予測値の経時変化を上下に表示する画面であり、入力部7で入力された運転計画及び炉心特性(図5では、発電機出力及びMFLPDを例示している)の経時変化を表示するようになっている。
以上のように構成された本実施形態においては、例えば表示部9に表示された監視画面10の監視表示領域10aにより、運転員は炉心特性実績データを確認して原子炉炉心を監視することができる。また、例えば現状の運転計画における炉心特性の経時変化を予測することを意図して入力部7で設定入力した場合、監視画面10の予測監視領域10bには、現状の運転計画における炉心特性予測データが表示される。この炉心特性予測データは、運転計画設定時に演算された数値とは異なり、最新の炉心特性実績データに基づいて演算された精度の高い数値であるため、運転員は的確な予測監視を行うことができる。すなわち、現状の運転計画のまま運転した場合に炉心特性はどのように変化するか、はたして運転制限値にどれくらいまで近づくのか、早期に運転計画を変更したほうがよいかどうか等の予測判断を行うことができる。
また、例えば他の運転計画に変更した場合の炉心特性の経時変化を予測することを意図して入力部7で設定入力した場合、監視画面10の予想監視領域10bには、他の運転計画における炉心特性予測データが表示される。これにより、例えば現状の運転計画における炉心特性予想データと他の運転計画における炉心特性予想データとを比較し、運転計画を変更すべきかどうかの判断を的確に行うことができる。また、例えば監視画面10の予想監視領域10bに複数の他の運転計画における炉心特性予想データを表示した場合、それら炉心特性予想データを比較して、変更すべき運転計画の判断の一助とすることができる。また、例えば表示部9に予想詳細画面11又は12を表示して、炉心特性予想データの詳細を確認することができ、変更すべき運転計画の判断の一助とすることができる。
また、例えば運転計画の種類を入力部7で予め設定入力しておけば、炉心特性予測演算部5は、炉心特性実績データが更新される度に、その最新の炉心特性実績データ及び設定入力された運転計画データに基づいた計算モデルにより炉心特性の経時変化を予測演算して、生成した炉心特性予測データを炉心特性データベース6に記憶し、表示制御部8は、表示部9の監視画面10に表示する炉心特性予測データを自動更新するので、運転員の負担を軽減することができる。
なお、上記一実施形態においては、炉心特性実績データとともに炉心特性予測データを表示する監視画面10を例にとって説明したが、これに限られず、例えば炉心特性実績データのみを表示する画面と炉心特性予測データを表示する画面とに分け、入力部7での操作入力に応じて切り替えるようにしてもよい。この場合も、上記同様の効果を得ることができる。
また、上記一実施形態においては、監視画面10の予測監視領域10bに、最大線出力密度及びその制限値に対する比率(MFLPD)、最小出力限界比及びその制限値に対する比率(MFLPD)を表示する場合を例にとって説明したが、これに限られない。すなわち、これに代えて、例えば最大線出力密度及び線出力密度、最小限界出力比及び限界出力比を表示してもよい。また、例えば安定性減幅比等の他の炉心特性を表示してもよい。これらの場合も、上記同様の効果を得ることができる。
また、上記一実施形態においては、炉心監視装置の機能構成を図1により説明し具体的な装置構成について言及しなかったが、例えば図6に示すように、上記炉心特性実績演算部1及び炉心特性実績データベース2を有する監視計算装置13と、上記運転計画設定部3、運転計画データベース4、炉心特性予測演算部5、及び炉心特性予測データベース6を有する予測計算装置14と、上記入力部7、表示制御部8、及び表示部9を有する表示装置15とを備え、これら監視計算装置13、予測計算装置14、及び表示装置15を互いにデータ通信が可能なようにLAN16等で接続した構成としてもよい。この場合、炉心特性実績演算部1を有する監視計算装置13と炉心特性予測演算部5を有する予測計算装置14とを別体とするので、予測演算の時間短縮化を図ることが可能である。
本発明の炉心監視装置の一実施形態の機能構成を表すブロック図である。 本発明の炉心監視装置の一実施形態を構成する炉心特性予測演算部の制御処理内容を表すフローチャートである。 本発明の炉心監視装置の一実施形態を構成する表示装置に表示される監視画面の一例を表す図である。 本発明の炉心監視装置の一実施形態を構成する表示装置に表示される予想詳細画面の一例を表す図である。 本発明の炉心監視装置の一実施形態を構成する表示装置に表示される予想詳細画面の他の例を表す図である。 本発明の炉心監視装置の一実施形態の装置構成を一例として表すブロック図である。
符号の説明
1 炉心特性実績演算部(炉心特性実績データ生成手段)
2 炉心特性実績データベース(炉心特性実績データ記憶手段)
4 運転計画データベース(運転計画データ記憶手段)
5 炉心特性予測演算部(炉心特性予測データ生成手段)
6 炉心特定予測データベース(炉心特性予測データ記憶手段)
7 入力部(入力手段)
8 表示制御部(判定手段)
9 表示部(表示手段)

Claims (5)

  1. 運転計画に従って運転する原子炉炉心を監視する炉心監視装置において、
    前記原子炉炉心の状態量を取得して炉心特性を演算し、炉心特性実績データを生成する炉心特性実績データ生成手段と、
    前記炉心特性実績データ生成手段で生成した炉心特性実績データを記憶する炉心特性実績データ記憶手段と、
    少なくとも1つの運転計画データを記憶する運転計画データ記憶手段と、
    前記炉心特性実績データ記憶手段に炉心特性実績データが記憶されたとき、その記憶された最新の炉心特性実績データ及び前記運転計画データ記憶手段に記憶された運転計画データに基づいた計算モデルにより炉心特性の経時変化を予測演算し、炉心特性予測データを生成する炉心特性予測データ生成手段と、
    前記炉心特性予測データ生成手段で生成した炉心特性予測データを記憶する炉心特性予測データ記憶手段と、
    前記炉心特性予測データ記憶手段に記憶された炉心特性予測データを表示する表示手段とを備えたことを特徴とする炉心監視装置。
  2. 請求項1記載の炉心監視装置において、前記表示手段は、前記炉心特性実績データ記憶手段に記憶された炉心特性実績データとともに、前記炉心特性予測データ記憶手段に記憶された炉心特性予測データを表示することを特徴とする炉心監視装置。
  3. 請求項1記載の炉心監視装置において、前記炉心特性予測データと予め設定された運転制限値との関係を表す値が所定のしきい値を越えたかどうかを判定する判定手段を備え、前記表示手段は、前記判定手段で所定のしきい値を越えたと判定されたことを表示することを特徴とする炉心監視装置。
  4. 請求項1記載の炉心監視装置において、前記運転計画データ記憶手段に記憶された複数の運転計画データのうち少なくとも1つを選択可能な入力手段を備え、前記炉心特性予測データ生成手段は、前記炉心特性実績データ記憶手段に記憶された最新の炉心特性実績データ及び前記入力手段で選択した運転計画データに基づいた計算モデルにより炉心特性の経時変化を予測演算し、炉心特性予測データを生成することを特徴とする炉心監視装置。
  5. 請求項1記載の炉心監視装置において、前記炉心特性予測データ生成手段は、前記炉心特性実績データ記憶手段に記憶された最新の炉心特性実績データ及び前記運転計画データ記憶手段に記憶された現状の運転計画データに基づいた計算モデルにより炉心特性の経時変化を予測演算して、炉心特性予測データを生成することを特徴とする炉心監視装置。
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