JP5274789B2 - 車両用制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ドアの開閉に連動してシートなどの可動部材を移動させる車両用制御装置に関する。
従来、車両の乗降性の向上を目的とし、ドアの開閉に連動させて、シートのアームレストを乗降の邪魔に成りにくい位置に移動させるようにした装置(特許文献1参照)や、シートや、ステアリングホイールなどを移動させるようにした装置が知られている。
実開平5−86671号公報
しかしながら、上述の従来技術では、ドアの開閉に連動してON/OFF動作を行うスイッチにより、アームレストを移動させるアクチュエータの駆動を行うようにしていたため、アームレストなどの可動部材を移動させたくない状況において可動部材が移動する不具合があった。
具体的には、例えば、ガソリンスタンドなどにおいて、運転者が着座した状態でサービスなどのために店員が車外からドアを開けた場合、運転者が着座している状態で運転者の意志に反してのアームレストなどの可動部材が移動するという問題があった。
本発明は、上述の従来の問題点に着目して成されたもので、乗員の乗降に応じて可動部材を移動させる車両用制御装置において、乗員の意志に反した可動部材の移動を防止し、製品品質の向上を図ることができる車両用制御装置を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために本発明は、車体に開閉可能に設けられたドアと、このドアの開閉を検出するドア開閉検出手段と、前記ドアの車外側に設けられたアウトサイドハンドルと車内側に設けられたインサイドハンドルとのいずれか一方のハンドル操作を検出して前記ドアの開操作が車外側からの操作であるか車内側からの操作であるかを検出するドア操作検出手段と、前記ドアの開閉に連動して駆動手段が駆動することで移動される運転席用の可動部材と、前記ドア開閉検出手段、前記ドア操作検出手段およびイグニッションスイッチからの入力に基づいて、前記駆動手段を駆動させる制御を実行する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記イグニッションスイッチがONからOFFに切り換えられ、かつ前記ドアが開かれ、車内側からのドア開操作であることを実行条件とし、降車意思があるとして前記可動部材を使用時の位置である使用時位置から乗降時の位置である乗降時位置へ移動させる降車時処理と、前記イグニッションスイッチがONからOFFに切り換えられ、かつ前記ドアが開かれ、前記車外側からの操作で前記ドアが開かれたことを実行条件とし、降車意思が無いとして前記降車時処理をキャンセルして前記可動部材を移動させないようにするキャンセル処理と、前記イグニッションスイッチがOFFからONに切り換えられたことを実行条件とし、前記可動部材を乗降時位置から使用時位置へ移動させる乗車時処理と、を実行することを特徴とする車両用制御装置とした。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の車両用制御装置において、前記可動部材が、車両前後方向へスライド可能に車体に支持された運転席用シートであり、前記駆動手段が、前記運転席用シートを車両前後方向へスライドさせる手段であり、前記使用時位置が、運転者が運転時の位置として設定した位置であり、一方、前記乗降時位置は、前記運転席用シートを最も車両後方までスライドさせた位置であることを特徴とする車両用制御装置とした。
本発明の車両用制御装置では、乗員の乗車状態において、可動部材は使用に最適な使用時位置に配置されている。
この状態からドアが開かれた際に、ドア操作検出手段により車内側からの操作でドアが開かれたことが検出された場合は、可動部材を乗降時位置へ移動させる降車時処理を実行する。
したがって、可動部材は、乗員の乗降に最適の位置に配置され、乗降をスムーズに行うことができる。
一方、乗員の乗車状態でドアが開かられた際に、ドア操作検出手段により車外側からの操作でドアが開かれたことが検出された場合には、降車時処理をキャンセルするキャンセル処理を実行し、可動部材は移動されない。
すなわち、乗員が着座した状態で、例えば、ガソリンスタンドの店員などの外部の人間が車外からドアを開いた場合、可動部材は、使用時位置に保持され、乗員の意志に反した可動部材の移動を防止できる。
このように、本発明では、乗員の意志に反した可動部材の移動を防止でき、制御品質を向上させることができる。
また、本発明では、ドアが開かれた際に、ドア操作検出手段によりアウトサイドハンドルとインサイドハンドルとのいずれかのハンドル操作が成されたことが検出された場合には、車外側と車内側のうちのドア操作検出手段が設けられた側の操作として検出することができる。
一方、ドアが開かれた際に、ドア操作検出手段によるハンドル操作の検出が成されない場合には、車外側と車内側のうちのドア操作検出手段が設けられていない側からの操作として検出することができる。
このように、アウトサイドハンドルとインサイドハンドルとの一方に設けられたドア操作検出手段により、車外側からの操作と車内側からの操作との検出が可能であるため、ドアのアウトサイドハンドルとインサイドハンドルとの両方にドア操作検出手段を設けたものと比較して必要な検出手段の数を少なくして、コストおよび重量を軽減できる。
請求項2に記載の発明では、降車時に、イグニッションスイッチをONからOFFへ切り換え、さらに、車内側からの操作でドアを開くと、降車時処理が実行され、運転席用シートが、乗降時位置に向けて車両後方へ自動的にスライドされる。
したがって、運転席用シートの車両前方にスペースが確保され、運転者は、スムーズに降車を行うことができる。
また、次回の乗車時にあっても、運転席用シートが乗車時位置に留まっていることで、運転者は、スムーズに乗車を行うことができる。
そして、運転者がイグニッションスイッチをOFFからONに切り換えると、乗車時処理が実行され、運転席用シートは、乗降時位置から使用時位置へ向けて車両前方へ自動的にスライドされる。
一方、このように運転者が乗車し運転席用シートを使用時位置に配置した状態で、ガソリンスタンドなどで、イグニッションスイッチをOFFに切り換えた状態で、車外からドアを開いた場合には、キャンセル処理が実行され、運転席用シートは、使用時位置に保持される。
よって、イグニッションスイッチをOFFとして、車外からドアが開かれても、運転者の意思に反して運転席用シートが乗降時位置へスライドされることがない。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
この実施の形態の車両用制御装置は、車体に開閉可能に設けられたドア(12)と、このドア(12)の開閉を検出するドア開閉検出手段(4)と、前記ドア(12)の開操作が車外側からの操作であるか車内側からの操作であるかを検出するドア操作検出手段(5)と、前記ドア(12)の開閉に連動して駆動手段(21,23,24)が駆動することで移動される可動部材(SE,ST)と、前記ドア開閉検出手段(4)およびドア操作検出手段(5)からの入力に基づいて、前記駆動手段(21,23,24)を駆動させる制御を実行する制御手段(2)と、を備え、前記制御手段(2)は、車内側からの操作で前記ドア(12)が開かれたことを実行条件とし、前記可動部材(SE,ST)を、使用時の位置である使用時位置から、乗降時の位置である乗降時位置へ移動させる降車時処理と、車外側からの操作で前記ドア(12)が開かれたことを実行条件とし、前記降車時処理をキャンセルして前記可動部材(SE,ST)を移動させないようにするキャンセル処理と、を実行することを特徴とする車両用制御装置である。
以下に、図1〜図3に基づいて、この発明の最良の実施の形態の実施例1の車両用制御装置Aについて説明する。
この実施例1の車両用制御装置Aは、図1に示す運転席用シート(可動部材)SEのスライドおよびシートバック11の揺動と、ステアリングホイール(可動部材)STのチルトおよびテレスコピックを制御するもので制御回路(制御手段)2を備えている。
そして、制御回路2には、入力側にイグニッションスイッチ3、ドアスイッチ(ドア開閉検出手段)4、ドアノブスイッチ(ドア操作検出手段)5、スライド操作スイッチ6、揺動操作スイッチ7、チルト操作スイッチ8、テレスコピック操作スイッチ9が接続され、出力側に駆動手段としてのシートスライドアクチュエータ21、シートバック揺動アクチュエータ22、チルトアクチュエータ23、テレスコピックアクチュエータ24が接続されている。
イグニッションスイッチ3は、周知の図外のエンジンを点火させる際に投入させるスイッチであり、エンジン駆動とエンジン停止の識別を行うための信号を得るのに用いられている。
ドアスイッチ4は、運転席ドア12(図2参照)と車体との間に設けられ、運転席ドア12の閉状態でOFFとなり、開状態でONとなるスイッチである。
ドアノブスイッチ5は、図2に示すように、運転席ドア12のアウトサイドハンドル13に設けられ、人がアウトサイドハンドル13を握ることによる電位の変化を読み取って出力する静電容量タイプのスイッチである。すなわち、ドアノブスイッチ5は、アウトサイドハンドル13によりドア開操作を行ったことを検出して出力する。
スライド操作スイッチ6は、図1に示す運転席用シートSEを、矢印FRで示す車両前後方向にスライドさせる操作を行うスイッチであり、揺動操作スイッチ7は、運転席用シートSEのシートバック11を、その下端部を中心として矢印RDで示す方向に揺動させる操作を行うスイッチである。
すなわち、運転席用シートSEは、シートクッション10が図外のフロアに対して車両前後方向(矢印FR方向)にスライド可能に支持されており、この車両前後方向のスライドはシートスライドアクチュエータ21を駆動させることで行われる。そして、シートスライドアクチュエータ21の駆動は、スライド操作スイッチ6を操作することで実行される。
さらに、運転席用シートSEは、シートバック11がシートクッション10に対して下端部を支点として車両前後方向(矢印RD方向)に揺動可能に支持されており、この車両前後方向の揺動はシートバック揺動アクチュエータ22を駆動させることで行われる。そして、シートバック揺動アクチュエータ22の駆動は、揺動操作スイッチ7を操作することで実行される。
したがって、運転席用シートSEは、運転者がスライド操作スイッチ6および揺動操作スイッチ7を操作することで、車両前後方向の位置およびシートバック11の傾斜角度を、運転者の好みの位置に設定することができる。
そして、この位置は、使用時位置として制御回路2のメモリ部分に記憶させることが可能となっている。
チルト操作スイッチ8は、図1に示すステアリングホイールSTを矢印UDで示す上下方向に揺動させる操作を行うスイッチであり、テレスコピック操作スイッチ9は、ステアリングホイールSTを矢印NLで示す軸方向にスライドさせる操作を行うスイッチである。
すなわち、ステアリングホイールSTは、周知の図示を省略したチルト機構により矢印UDに示すように、車体に対して上下に移動可能に支持されており、この上下移動は、チルト操作スイッチ8を操作してチルトアクチュエータ23を正逆駆動させることで行われる。
さらに、ステアリングホイールSTは、周知の図示を省略したテレスコピック機構により矢印NLに示すようにステアリングホイールSTの軸方向に移動して図外の運転者との車両前後方向の間隔を変更可能に支持されており、この軸方向の移動は、テレスコピック操作スイッチ9を操作してテレスコピックアクチュエータ24を正逆駆動させることで行われる。
なお、このように上下動(チルト)および軸方向移動(テレスコピック)させて、運転者が最適に調節した位置は、使用時位置として制御回路2のメモリ部分に記憶させることが可能となっている。
制御回路2は、運転者の乗降時には、乗降を容易とすべく、運転席用シートSEを、最も車両後方にスライドさせた乗降時位置に自動的にスライドさせ、かつ、ステアリングホイールSTを車両上方へ揺動(チルトアップ)させるとともに、車両前方へスライドさせて図外の運転者とステアリングホイールSTとの間隔を広げた乗降時位置に自動的に移動させる乗降時制御を実行するもので、この乗降時制御を図3のフローチャートに基づいて以下に説明する。
ステップS1では、イグニッションスイッチ3がONからOFFに切り換わったか判定し、切り換わった場合にはステップS2に進んで、運転席ドア12が開いたか判定し、運転席ドア12が開いた場合には、ステップS3に進んで、ドアノブスイッチ5がOFFであるか否か判定し、OFFの場合には、さらにステップS4に進んで、降車時処理を実行し、シートスライドアクチュエータ21、チルトアクチュエータ23、テレスコピックアクチュエータ24を駆動させ、運転席用シートSEならびにステアリングホイールSTを乗降時位置へスライドさせる。
また、ステップS2において運転席ドア12が閉じている場合、およびステップS3においてドアノブスイッチ5がONである場合には、ステップS5に進んで、降車時処理を禁止(キャンセル処理)し、シートスライドアクチュエータ21、チルトアクチュエータ23、テレスコピックアクチュエータ24を非駆動状態とする。
また、ステップS1において、イグニッションスイッチ3がONからOFFに切り換わっていない場合、ステップS6に進んで、イグニッションスイッチ3がOFFからONに切り換わったか判定し、OFFからONに切り換わった場合には、ステップS7に進んで、乗車時処理を実行し、各アクチュエータ21,22,23,24を駆動させ、運転席用シートSEを記憶された使用時位置にスライドさせる。
次に、実施例1の動作を説明する。
(降車時)
まず、降車時について説明する。
運転者が運転席用シートSEおよびステアリングホイールSTを使用時位置に配置させて走行後、降車する場合、イグニッションスイッチ3をOFFとし、運転席ドア12を開くと、フローチャートのステップS1→S2→S3→S4の処理に基づいて、シートスライドアクチュエータ21、チルトアクチュエータ23、テレスコピックアクチュエータ24が駆動され、運転席用シートSEが車両後方の乗降時位置へスライドされる。
このため、運転席用シートSEとステアリングホイールSTとの間隔が確保され、運転者はスムーズに降車することができる。
(乗車時)
上述のように、運転席用シートSEとステアリングホイールSTとの間隔が広がった乗降時位置に配置された状態で、運転者が運転席ドア12を開いて乗車する場合、降車時と同様に、スムーズに乗車することができる。
その後、運転者がエンジンを駆動するべくイグニッションスイッチ3をONにすると、フローチャートのステップS1→S6→S7の処理に基づいて、シートスライドアクチュエータ21、チルトアクチュエータ23、テレスコピックアクチュエータ24が駆動され、自動的に運転席用シートSEならびにステアリングホイールSTが記憶された使用時位置に移動される。
したがって、運転者が両スイッチ6,7を操作すること無しに、運転席用シートSEならびにステアリングホイールSTが自動的に運転に最適な位置に移動する。
(乗車中の車外からのドア開時)
運転者が運転席用シートSEに着座した状態で、ガソリンスタンドなどでサービスの提供のために車外の人間が車外からアウトサイドハンドル13を操作して運転席ドア12を開いた場合、フローチャートのステップS1→S2→S3→S5の処理に基づいて、降車時処理が禁止され、シートスライドアクチュエータ21、チルトアクチュエータ23、テレスコピックアクチュエータ24は非駆動状態に維持される。
したがって、イグニッションスイッチ3をOFFとしている状態で運転席ドア12が開かれても、運転者の意思に反して運転席用シートSEやステアリングホイールSTが乗降時位置に移動することがない。
以上説明したように、実施例1の車両制御装置にあっては、運転者の乗降に応じ、自動的に可動部材としての運転席用シートSEおよびステアリングホイールSTを使用時位置と乗降時位置に自動的に移動させ、運転者の手間を省きながら乗降性の確保および運転操作性の確保ができ、しかも、ガソリンスタンドなどにおいて外部からのサービスの提供などのために、車外から運転席ドア12を開いた場合には、運転者の意思に反して運転席用シートSEおよびステアリングホイールSTが移動して運転者に不快感を与える不具合を防止できる。
よって、従来よりも制御品質を向上させることができる。
以上、図面を参照して、本発明の実施の形態および実施例1を詳述してきたが、具体的な構成は、この実施の形態および実施例1に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
例えば、実施例1では、可動部材として運転席用シートSEおよびステアリングホイールSTを示したが、可動部材は、乗降時に使用に最適な位置から乗降に最適な位置へ移動させる部材であれば、これに限定されるものではない。具体的には、可動部材として、運転席およびそれ以外のシートに設けられ、駆動手段により肘を載せるのに最適に寝た使用位置と乗降に邪魔にならないように起立した乗降時位置とに移動可能なアームレストや、サイドミラーなどを用いることができる。
したがって、可動部材としてアームレストを用いた場合、運転席用シート以外のシートに設けられたアームレストは、運転席ドア以外のドア、例えば、助手席ドアやサイドドアの開閉に連動するようにしてもよい。
また、実施例1では、ドア操作検出手段として車外側からの開操作を検出するドアノブスイッチ5を示したが、これに限定されず、車内側からの開操作を検出するスイッチを設けてもよい。この場合、図3のステップS2において、「ドアノブスイッチON?」であるか否か判定すればよい。
あるいは、ドア操作検出手段として、車外側からの開操作を検出するスイッチと、車内側からの開操作を検出するスイッチをそれぞれ設けてもよい。この場合、ステップS2では、各スイッチからの信号に基づいて、車内からの開操作であるか、車外からの開操作であるか、を判定し、車内からの開操作との判定の場合にステップS3に進み、車外からの開操作との判定の場合にステップS5に進むようにすればよい。
さらに、このような操作を検出する手段として、実施例1では、静電容量タイプのスイッチを用いた例を示したが、これに限定されず、ハンドルが回動した場合にON/OFFが切り換わるスイッチを用いてもよい。
本発明の最良の実施の形態の実施例1の車両用制御装置Aを示すブロック図である。 実施例1の車両用制御装置Aを搭載した車両の運転席ドア12の外観を示す側面図である。 実施例1の車両用制御装置Aによる乗降時制御における処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
2 制御回路(制御手段)
3 イグニッションスイッチ
4 ドアスイッチ(ドア開閉検出手段)
5 ドアノブスイッチ(ドア操作検出手段)
21 シートスライドアクチュエータ(駆動手段)
23 チルトアクチュエータ(駆動手段)
24 テレスコピックアクチュエータ(駆動手段)
12 運転席ドア
13 アウトサイドハンドル
A 車両用制御装置
SE 運転席用シート(可動部材)
ST ステアリングホイール(可動部材)

Claims (2)

  1. 車体に開閉可能に設けられたドアと、
    このドアの開閉を検出するドア開閉検出手段と、
    前記ドアの車外側に設けられたアウトサイドハンドルと車内側に設けられたインサイドハンドルとのいずれか一方のハンドル操作を検出して前記ドアの開操作が車外側からの操作であるか車内側からの操作であるかを検出するドア操作検出手段と、
    前記ドアの開閉に連動して駆動手段が駆動することで移動される運転席用の可動部材と、
    前記ドア開閉検出手段、前記ドア操作検出手段およびイグニッションスイッチからの入力に基づいて、前記駆動手段を駆動させる制御を実行する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、
    前記イグニッションスイッチがONからOFFに切り換えられ、かつ前記ドアが開かれ、車内側からのドア開操作であることを実行条件とし、降車意思があるとして前記可動部材を使用時の位置である使用時位置から乗降時の位置である乗降時位置へ移動させる降車時処理と、
    前記イグニッションスイッチがONからOFFに切り換えられ、かつ前記ドアが開かれ、前記車外側からの操作で前記ドアが開かれたことを実行条件とし、降車意思が無いとして前記降車時処理をキャンセルして前記可動部材を移動させないようにするキャンセル処理と、
    前記イグニッションスイッチがOFFからONに切り換えられたことを実行条件とし、前記可動部材を乗降時位置から使用時位置へ移動させる乗車時処理と、
    を実行することを特徴とする車両用制御装置。
  2. 前記可動部材が、車両前後方向へスライド可能に車体に支持された運転席用シートであり、
    前記駆動手段が、前記運転席用シートを車両前後方向へスライドさせる手段であり、
    前記使用時位置が、運転者が運転時の位置として設定した位置であり、一方、前記乗降時位置は、前記運転席用シートを最も車両後方までスライドさせた位置であることを特徴とする請求項1に記載の車両用制御装置。
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