JP5271310B2 - 急速充電装置情報収集・提供システム、および、電動車両 - Google Patents

急速充電装置情報収集・提供システム、および、電動車両 Download PDF

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Description

本発明は、走行用のモータを備えた電動車両に案内可能な急速充電装置の場所などを収集する技術などに関する。
近年、走行用のモータを備えた電気自動車が注目されている。電気自動車は、走行用のモータに供給する電力を蓄えておく蓄電池をあわせて備えている。この蓄電池の残量が少なくなると車両を走行させることができなくなるので、適宜充電される。ところで、現状のガソリンスタンドなどは、地図に表示され、車載のナビゲーション装置によりガソリンスタンドの位置を確認することができる。今後普及が予想される電気自動車についても同様であり、充電スタンドなどが地図上に表示され、車載のナビゲーション装置により充電スタンドなどの位置を、確認できるようなシステムが提供される。
例えば、特許文献1には、「電気自動車の蓄積されている燃料に応じた走行可能距離を算出し、取得した位置を用いて走行可能距離内に存在する電気自動車用の充電スタンドの情報を抽出し電気自動車に情報提供すること。」という充電スタンド情報提供サーバなどの技術が開示されている。
特開2007−148590号公報
しかし、ここで情報提供(公開)されるのは、営業用や公共用というように、公開を前提とした充電スタンドである。また、情報提供された充電スタンドが急速充電装置を備えないような場合は、充電に相当の時間を要し、提供された情報が意味をなさない場合もある。
そこで、本発明は、有用な情報を電動車両のユーザに供することを可能とするための急速充電装置情報収集・提供システムなどを提供することを目的とする。
本願の発明者らは、このような点に鑑み、電動車両用の充電スタンドについて、一般には公開されていない急速充電装置、特にプライベートな急速充電装置の情報を収集することが有用であることに着目し、本発明を完成するに至った。
即ち、前記課題を解決した本発明(請求項1)は、蓄電池を搭載した電動車両から送信される充電時の当該電動車両の位置情報を含む送信情報に基づいて、急速充電装置の設置場所の情報を収集・提供する急速充電装置情報収集・提供システムである。
この急速充電装置情報収集装置は、前記電動車両が送信する前記送信情報を受信する受信処理部と、住所データおよび営業用または公共用の急速充電装置の場所が登録された急速充電場所情報のうちの少なくとも一方から取得される場所に関する情報と、前記受信した送信情報に含まれる位置情報とに基づいて、前記電動車両に充電を行ったのが営業用または公共用以外のプライベートな急速充電装置であるか否かを判定する用途判定部と、前記プライベートと判定された急速充電装置を記憶装置に登録する登録処理部と、を含んで構成される。
そして、さらに、前記電動車両から電欠の際に送信される電欠通知に含まれる当該電動車両の位置情報に基づいて前記記憶装置を検索し、当該電動車両から所定距離内の近傍のプライベートな急速充電装置を抽出し、抽出したその位置を前記電動車両に送信し、当該電動車両に備わる車載装置の表示部にその位置を表示可能なように緊急時案内をする緊急時案内処理部とを含んで構成されることを特徴とする。
即ち、この発明においては、車両の位置情報を含む送信情報を受信した急速充電装置情報収集・提供システムは、受信した送信情報を住所データベースおよび急速充電場所情報の少なくとも一方と照らし合わせることにより、車両が充電したのが、プライベートな急速充電スタンドであるか否かを判定し、収集(登録)することができる。さらに、収集した情報を電欠を起こした車両に提供することができる。
また、前記課題を解決した本発明(請求項2)は、蓄電池を搭載した電動車両から送信される、充電時の当該電動車両の位置情報と、充電時の情報を含む送信情報に基づいて、急速充電装置の設置場所の情報を収集し、さらに、この情報を提供する急速充電装置情報収集・提供システムである。
前記電動車両が送信する前記送信情報を受信する受信処理部と、前記送信情報に含まれる充電時の情報に認証・課金に関する情報がある場合は、前記電動車両に充電を行ったのが営業用または公共用の急速充電装置であると判定し、ない場合は、営業用または公共用以外のプライベートな急速充電装置であると判定する用途判定部と、前記プライベートと判定された急速充電装置を記憶装置に登録する登録処理部と、を含んで構成される。
そして、さらに、前記電動車両から電欠の際に送信される電欠通知に含まれる当該電動車両の位置情報に基づいて前記記憶装置を検索し、当該電動車両から所定距離内の近傍のプライベートな急速充電装置を抽出し、抽出したその位置を前記電動車両に送信し、当該電動車両に備わる車載装置の表示部にその位置を表示可能なように緊急時案内をする緊急時案内処理部を含んで構成されることを特徴とする。
即ち、この発明においては、認証・課金に関する情報に基づいて、プライベートな急速充電装置か否かを判定する。認証・課金に関する情報は、課金を行った旨や行う旨のフラグでもよい。
た、前記課題を解決した本発明(請求項)は、前記電動車両は、前記送信情報に対応付けて充電状況に関する情報を送信するものであり、前記制御装置は、受信した前記充電状況に関する情報に基づいて、前記電動車両への充電が急速充電装置によるものであるか否かを判定する急速充電判定部を含んで構成されることを特徴とする。
つまり、急速充電であるか否かは、電動車両側で判定してもよいし、急速充電装置情報収集装置側で判定してもよい。判定の手法としては、充電時の電圧・電流の監視などがあげられる。
また、前記課題を解決した本発明(請求項4)は、自身の位置を算出する位置算出部と、自身が搭載する蓄電池が急速充電装置により急速充電されているか否かを判定する急速充電判定部と、住所データおよび営業用または公共用の急速充電装置の場所が登録された急速充電場所情報のうちの少なくとも一方から取得される場所に関する情報と、前記算出した位置情報とに基づいて、充電を行っている急速充電装置が営業用または公共用以外のプライベートな急速充電装置であるか否かを判定する用途判定部と、前記急速充電判定部の判定結果が急速充電であり、かつ、前記用途判定部の判定結果がプライベートである場合に、前記位置情報を、プライベートな急速充電装置の情報を収集する急速充電装置情報収集装置に送信する送信処理部と、を含んで構成され、そして、さらに、前記蓄電池の残量が少ない電欠時に、自身の現在の位置情報を含む電欠通知を、前記プライベートな急速充電スタンドの位置情報が記憶装置に登録されている情報提供サーバに、電欠通知として送信する送信処理部と、前記送信される電欠通知に含まれている位置情報に基づいて、前記情報提供サーバが、前記記憶装置を検索・抽出・送信する、当該電動車両から所定距離内の近傍にあるプライベートな急速充電装置の位置情報を含む緊急時案内を受信する受信処理部と、前記受信した緊急時案内に含まれる位置情報に基づき、自身に備わる車載装置の表示部に前記プライベートな急速充電装置の位置を表示する表示処理部と、を含んで構成される車載制御装置を搭載したことを特徴とする電動車両である。
即ち、この発明においては、位置情報に基づいて、電動車両側でプライベートか否かの判定を行う。
また、前記課題を解決した本発明(請求項5)は、自身の位置を算出する位置算出部と、自身が搭載する蓄電池が急速充電装置により急速充電されているか否かを判定する急速充電判定部と、急速充電装置から認証情報または課金情報の入力を要求されたときは、当該急速充電装置は、プライベートではない急速充電装置と判定する用途判定部と、前記急速充電判定部の判定結果が急速充電であり、かつ、前記用途判定部の判定結果がプライベートである場合に、前記位置情報を、プライベートな急速充電装置の情報を収集する急速充電装置情報収集装置に送信する送信処理部と、を含んで構成され、そして、さらに、前記蓄電池の残量が少ない電欠時に、自身の現在の位置情報を含む電欠通知を、前記プライベートな急速充電スタンドの位置情報が記憶装置に登録されている情報提供サーバに、電欠通知として送信する送信処理部と、前記送信される電欠通知に含まれている位置情報に基づいて、前記情報提供サーバが、前記記憶装置を検索・抽出・送信する、当該電動車両から所定距離内の近傍にあるプライベートな急速充電装置の位置情報を含む緊急時案内を受信する受信処理部と、前記受信した緊急時案内に含まれる位置情報に基づき、自身に備わる車載装置の表示部に前記プライベートな急速充電装置の位置を表示する表示処理部と、を含んで構成される車載制御装置を搭載したことを特徴とする電動車両である。
この発明では、認証情報が要求されたかなどにより、急速充電装置がプライベートなものであるか否かを判定する。
また、前記課題を解決した本発明(請求項6)は、蓄電池の電力によりモータを駆動して走行する電動車両であって、前記蓄電池の蓄電電力を検知する蓄電電力検知部と、自身の位置を算出する位置算出部と、自身の周辺の急速充電装置の場所を乗員に通知する通知部と、電欠が検知されたときに、無線通信装置を介して自身の位置情報を送信し、外部の情報提供サーバから、プライベートな急速充電装置の場所の情報を取得し、乗員に通知する電欠時処理部と、を含んで構成され、そして、さらに、自身が搭載する蓄電池が急速充電装置により急速充電されているか否かを判定する急速充電判定部と、前記急速充電装置がプライベートか否かを判定する用途判定部と、前記急速充電判定部の判定結果が急速充電であり、かつ、前記用途判定部の判定結果がプライベートである場合に、前記位置情報を、プライベートな急速充電装置の情報を収集する急速充電装置情報収集装置に送信する送信処理部と、を含んで構成される車載制御装置を搭載したことを特徴とする電動車両である。
この発明では、電欠が検知された際にはその位置を知らせ、外部の情報提供装置から、地図には掲載されていないプライベートな急速充電装置の位置を知らせてもらい、乗員に通知する。なお、「電欠を検知」とは、電欠になると推定するという意味合いである。
また、前記課題を解決した本発明(請求項7)は、プライベートな急速充電装置の場所の情報を記憶する構成(受信処理部・用途判定部・登録処理部)を備え、さらに、電欠を検知した電動車両から送信される車両の位置情報に基づいて、その車両の近傍のプライベートな急速充電スタンドの場所の情報を、前記電動車両に送信し、プライベートな急速充電装置の場所を通知する案内処理部を備えることを特徴とする急速充電装置情報収集・提供システムである。
この発明では、電欠を検知した電動車両の位置情報に基づいて、その近辺のプライベートな急速充電装置の場所をその電動車両に送信する。
なお、その他の解決手段(請求項8、9に対応などは)は、後記する[発明を実施するための形態]において説明する。
本発明によれば、有用な情報を電動車両のユーザに提供可能にするための急速充電装置情報収集・提供システムなどを提供することができる。
本発明に係る第1実施形態の全体構成を説明する図である。 第1実施形態の情報収集サーバの構成を示すブロック図である。 第1実施形態の車両に搭載される車載装置の構成を示すブロック図である。 第1実施形態の情報収集サーバが記憶装置に記憶している情報類の構成を示す図であり、(a)は一般急速充電スタンド情報の構成を示し、(b)は非公開急速充電スタンド情報の構成を示し、(c)は住所DBの構成を示し、(d)は電話DBの構成を示す。 第1実施形態の車載装置と情報収集サーバの動作を示すフローチャートである。 第1実施形態の変形例その1の車載装置と情報収集サーバの動作を示すフローチャートである。 第1実施形態の変形例その2の情報収集サーバの構成を示すブロック図である。 第1実施形態の変形例その2の車載装置2の構成を示すブロック図である。 第1実施形態の変形例その3の情報収集サーバの構成を示すブロック図である。 第1実施形態の変形例その3の情報収集サーバが記憶装置に記憶している車両別急速充電回数情報の構成を示す図である。 第1実施形態の変形例その4の情報収集サーバの構成を示すブロック図である。 第1実施形態の変形例その4の情報収集サーバが記憶装置に記憶している情報類の構成を示す図であり、(a)は一般急速充電スタンド情報の構成を示し、(b)は非公開急速充電スタンド情報の構成を示す。 本発明に係る第2実施形態の全体構成を説明する図である。 第2実施形態の情報提供サーバの構成を示すブロック図である。 第2実施形態の車両に搭載される車載装置の構成を示すブロック図である。 第2実施形態の車載装置と情報提供サーバの動作を示すフローチャートである。 第2実施形態で画面表示されるナビ画面であり、(a)は通常時のナビ画面を、(b)は電欠時のナビ画面を示す。 第2実施形態の車載制御装置で電欠を判定する際に参照する電欠リスクの判定テーブルである。
以下、本発明である、急速充電装置情報収集・提供システムなどを実施するための形態(以下「実施形態」という)について、添付図面を参照して詳細に説明する。
これから説明する実施形態は、いずれも電動車両に急速充電する急速充電装置に関するものである。このうち、(1)第1実施形態はプライベートな目的で設置されている急速充電装置の情報を収集する技術に関する。(2)第2実施形態は、収集した急速充電装置の情報を活用する技術に関する。
≪第1実施形態≫
まず、プライベートな目的で設置されている急速充電装置の情報を収集する実施形態である第1実施形態を説明する。
図1は、第1実施形態の全体構成を説明する図である。この図1に示すように、「急速充電装置情報収集装置」としての情報収集サーバ1と、電動車両(適宜「車両」という)Vの車載装置2とがネットワークNを介して接続される。なお、車両Vは、高電圧バッテリ(蓄電池)B、モータM、インバータIなど搭載した電気自動車である。ちなみに、この車両Vのユーザ(乗員)は、例えば、本出願人がサービスを提供しているインターナビ(登録商標)のユーザでもある。
この図1において、符号3で示されるのは急速充電スタンドであり1台以上の急速充電装置30を備える(図1では「急速充電スタンド」ついて、「急速」の文字を省略して記載している)。図1のうち、符号3Aで示されるのが、営業用や公共用の急速充電スタンド3である。以下、これを、適宜「一般急速充電スタンド3A」という。一方、符号3Bで示されるのが、企業・団体・個人などが、自身の保有する車両に充電するためのプライベートな急速充電スタンド3である。以下、これを、適宜「非公開急速充電スタンド3B」という。なお、急速充電装置30は、車両V(高電圧バッテリB)に20分程度の短時間で充電を行う充電装置である。ちなみに、充電装置には、8時間かそれ以上の時間をかけて車両Vに充電する普通充電装置もある。
非公開急速充電スタンド3Bは、非公開であっても、車両Vの電欠(いわゆるガス欠)の際などに有効に活用できる可能性がある。そこで、この第1実施形態では、非公開急速充電スタンド3Bの設置場所の情報を収集することとする。なお、情報収集サーバ1は、前記のインターナビの情報センタの一部を構成するというような意味合いを有する。
(情報収集サーバ)
図2は、情報収集サーバ1の構成を示すブロック図である。この図2に示すように、情報収集サーバ1は、情報処理を行う制御装置11、ネットワークNと接続を行う送受信装置12、情報を記憶する記憶装置13などを備える。
制御装置11は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、各種の入出力インタフェイス、電源回路などを備える(いずれも図示は省略)。この制御装置11は、ソフトウェア構成として、送受信処理部11a、用途判定部11b、連絡先取得部11c、登録処理部11dなどを備える。これらのブロック(各部)は、ハードディスクなどの外部記憶装置から該当するプログラムがRAM上に読み出されて配備され、CPUにより実行されるものとする。
このうち、(1)送受信処理部11aは、送受信装置12を介して情報を送受信する機能を有する。ちなみに、車両Vから情報(送信情報)を収集する際に、相手(車両V)と通信のネゴシエーションを行うため、受信機能ばかりでなく、送信機能も必要となる。また、(2)用途判定部11bは、送受信処理部11aが車両Vから受信した情報と記憶装置13に記憶されている情報(一般急速充電スタンド情報13a)とを用いて、車両Vが急速充電した(している)急速充電スタンド3(急速充電装置30)の用途がプライベートであるか否かを判定する機能を有する。また、(3)連絡先取得部11cは、用途がプライベートと判定された急速充電スタンド3の住所と連絡先を記憶装置13に記憶されている情報(住所DB13cと電話DB13d)から取得する機能を有する。また、(4)登録処理部11dは、用途がプライベートと判定された急速充電スタンド3を、非公開急速充電スタンド3Bとして、記憶装置13(非公開急速充電スタンド情報13b)に登録する機能を有する。登録に際しては、住所と電話番号(連絡先)は、前記した連絡先取得部11cが取得したものを用いる。
なお、上記の説明において、DBはデータベースの略である。
送受信装置12は、ネットワークNを介して車載装置2と通信する機能を有する。記憶装置13は、営業用の充電装置や公共の充電装置の位置などが登録された一般急速充電スタンド情報13aを記憶している。また、登録処理部11dにより登録(追記など)される非公開急速充電スタンド情報13bを記憶している。
記憶装置13は外部記憶装置であり、例えばハードディスクである。この記憶装置13には、一般急速充電スタンド情報13a、非公開急速充電スタンド情報13b、住所DB13c、電話DB13dなどが記憶されている。
図4(a)に示す一般急速充電スタンド情報13aには、既に知られている充電スタンド3のうち、営利目的のものと公共のもの(つまりプライベートではないもの)が、一般急速充電スタンド3Aとして登録されている。図4(a)に示すように、一般急速充電スタンド情報13aは、充電スタンドID、位置情報(緯度経度)、住所、用途、連絡先などのフィールドを有している。
なお、一般急速充電スタンド情報13aにおける位置情報(緯度経度、場所に関する情報)は、1点の緯度経度ではなく、領域で示されるものである。例えば、充電スタンドIDがN0001である一般急速充電スタンド3Aの敷地が四角形であれば、4つの頂点の緯度経度が位置情報(緯度経度)のフィールドに登録されている。また、敷地が多角形であれば、各頂点の緯度経度が位置情報(緯度経度)のフィールドに登録されている。この点は、後記する非公開急速充電スタンド情報13bや住所DB13cでも同じである。
図4(b)に示す非公開急速充電スタンド情報13bには、既に知られている充電スタンド3のうち、プライベートなものが、非公開急速充電スタンド3Bとして登録されている。図4(b)に示すように、非公開急速充電スタンド情報13bは、充電スタンドID、位置情報(緯度経度)、住所、所有者、連絡先、日付などのフィールドを有している。なお、この非公開急速充電スタンド情報13bは、営利目的や公共目的ではないので、一般の地図には表示されないものである。本実施形態では、用途判定部11bがプライベートであると判定した急速充電装置30が設置されている場所を非公開急速充電スタンド3Bとして、非公開急速充電スタンド情報13bに登録(追記)する。
ちなみに、非公開急速充電スタンド情報13bに、住所、所有者、連絡先が記述されているのは、例えば、車両Vが電欠間際になった場合、かつ、その近辺に一般急速充電スタンド3Aがない場合に、緊急措置として、所有者に連絡を取り、そこに設置されている急速充電装置30の使用許可を得るためなどに利用される。この点については、後記する別の実施形態で詳細に説明する。
図4(c)に示す住所DB13cは、用途判定部11bが、位置情報(緯度経度)に基づいて、未知の急速充電スタンド3の用途を判定する際などに必要となるDBである。即ち、住所DB13cは、非公開急速充電スタンド情報13bにおける住所と所有者(名前)を割り出すのに必要となるDBであり、住所ID、位置情報(緯度経度)、住所、名前が登録されている。
図4(d)に示す電話DB13dは、連絡先取得部11cが、未知の急速充電スタンド3の連絡先を取得する際に必要となるDBであり、住所に対応付けて、名前と電話番号が登録されている。
(車載装置)
図3は、車載装置2の構成を示すブロック図である。この図3に示すように、車載装置2は、情報処理を行う車載制御装置21、GPS(Global Positioning System)衛星Sからの電波を受信するGPS受信装置22、外部の充電装置から高電圧バッテリBが充電される際の電圧と電流を検知する電圧・電流計23、ネットワークN(そのアクセスポイント)とワイヤレスで接続を行う無線通信装置24などを備える。
なお、図3において、破線で示す「用途判定部21e」と「記憶装置25(住所DB25a)」は、後記する変形例その5で説明する。
車載制御装置21は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、各種の入出力インタフェイス、電源回路などを備える(いずれも図示は省略)。この車載制御装置21は、ソフトウェア構成として、位置算出部21a、急速充電判定部21b、送受信処理部21cなどの各機能ブロックを備える。これらの機能ブロックは、電源ONにより、ROMから該当するプログラムがRAMに読み出されて配備され、CPUにより実行されるものとする。なお、これらのブロックの全部又は一部は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)のような、ハードウェアとして構成されてもよい。
このうち、(1)位置算出部21aは、GPS受信装置22が受信アンテナを介して最低4つ(3つ)のGPS衛星Sからほぼ同時に受信した電波に含まれるデータを、GPS受信装置22から取得し、このデータ(衛星の軌道情報、時刻情報)を利用して、周知の方程式により自身の位置(受信アンテナの位置)の緯度・経度(高度)を算出する機能を有する。さらに、位置算出部21aは、トンネル内や山やビルの陰や建物内などで、GPS受信装置22がGPS衛星Sからの電波を受信できないときのために、車速やヨーレートなどを用いた慣性航法により相対的な位置を把握する機能を有する。これら機能により、ナビゲーションシステムは、該ナビゲーションシステムを搭載する車両Vの位置(緯度・経度)を、例えば、数m〜10mの精度で把握する。
また、(2)急速充電判定部21bは、電圧・電流計23で検知される充電時の電流と電圧に基づいて、充電が急速充電であるか否かを判定する機能を有する。なお、急速充電と普通充電とは、別々のコネクタが使用されるので、使用されるコネクタ(充電回路)に基づいて、急速充電か否かを判定することができる。なお、この判定は一例であり、電圧や電流ではなく、急速充電スタンドからコネクタを介して取得される情報(電子データなど)に基づいて、充電が急速充電であるか否かを判定するようなものでもよい。
また、(3)送受信処理部21cは、無線通信装置24を介して情報を送受信する機能を有する。ちなみに、情報収集サーバ1に情報を送信する際に、相手と通信のネゴシエーションを行うため、受信機能ばかりでなく、送信機能も必要となる。なお、本実施形態では、送受信処理部21cは、急速充電処理部21bが急速充電であると判定したときに、位置算出部21aで算出された車両Vの現在位置(緯度経度)を送信情報として、情報収集サーバ1に送信するものとする。
表1は、後記する図5のフローチャートにおけるステップS10の急速充電通知の際のIP(Internet Protocol)パケットであるが、本実施形態では、車載装置2と情報収集サーバ1とはIP通信を行うものとし、車載装置2から送信するIPパケットには、送信元IPアドレスとして当該車載装置2のIPアドレスが、あて先IPアドレスとして情報収集サーバ1のIPアドレスが設定され、さらに、データとして、急速充電が行われている(行われた)場所の緯度経度が設定されている。情報収集サーバ1としては、車両Vから情報(緯度経度)が送信されたときは、その場所で急速充電が行われていると認識するものとする。つまり、情報収集サーバ1は、後記する急速充電通知と終了通知の受信用であり、交通情報や、各種問い合わせなどの送信先としては設定されていないものとする。もちろん、情報収集サーバ1が、IPパケットの内容を読んで、その内容から、受信したIPパケットが急速充電通知であることを認識するようにしてもよい。
Figure 0005271310
無線通信装置24としては、3G回線などによる携帯電話、移動体向けのMobile−WiMAX(IEEE 802.16e)、移動体向けの無線LAN(IEEE 802.11aやIEEE 802.11j)などに準拠したハードウェアが、ネットワークNのアクセスポイントとの通信に適用可能である。
(動作・作用)
次に、第1実施形態の動作・作用を、図1〜図4を参照しつつ、図5のフローチャートに即して説明する。
まず、車載装置2を搭載した車両Vが充電スタンド3に立ち寄るとする。情報収集サーバ1としては、この時点では、車両Vが充電スタンド3に立ち寄ったことも、立ち寄った充電スタンドが一般急速充電スタンド3Aであるか非公開急速充電スタンド3Bであるか、それ以外の充電スタンド3であるかも分からない。
充電スタンド3にて、車両Vの高電圧バッテリBへの充電が開始されると、例えば、電圧・電流計23により、車載装置2(車載制御装置21)は、充電が開始されたことを検知する(ステップS2)。充電の開始を検知すると、車載制御装置21は、GPS受信装置22で受信したGPS衛星からの電波に含まれるデータ(衛星の軌道情報、時刻情報)に基づいて車両Vの現在位置(緯度経度)を算出する(ステップS4)。なお、位置算出部21aは、適宜タイミングで自身の位置を、慣性航法を併用して算出しており、GPS衛星Sからの電波が受信できない屋内に車両Vが停止しているときは、慣性航法を併用して算出した車両停止時の位置を現在位置(緯度経度)とする。
次に、車載制御装置21は、電圧・電流計23により、充電状況を監視する(ステップS6)。なお、この監視は、充電中は絶えず行っているものとする。ステップS6の次は、急速充電判定部21bにより、急速充電であるか否かを判定する(ステップS8)。つまり、充電装置が、急速充電装置30であるか否かを判定する。急速充電装置30の場合、通常の普通充電装置が8時間以上かけて充電するところを、20分程度で充電するため、通常の普通充電装置に比べて、充電時の電圧、電流とも高い値である。
急速充電ではない場合(S8→No)は、処理を終了する。一方、急速充電である場合(S8→Yes)は、送受信処理部21cが無線通信装置24を介して急速充電通知をネットワークN経由で情報収集サーバ1に送信する(ステップS10)。急速充電通知は、前記した表1のとおりのフォーマットを有しており、送信されるデータには、ステップS4で算出した現在位置の緯度経度が設定されている。
情報収集サーバ1(制御装置11)は、車載装置2から送信された急速充電通知を、送受信装置12を介して送受信処理部11aで受信する(ステップS12)。ちなみに、事前に、車載端末2から情報(IPパケット)が送信されたときは、急速充電通知か終了通知のどちらかであることが取り決められており、送受信処理部11aは、IPパケットにデータとして緯度経度が含まれていれば、急速充電通知と認識する。情報収集サーバ1(送受信処理部11a)は、急速充電通知としてのIPパケットに含まれている送信元IPアドレスと緯度経度を対にして、RAMに一時記憶しておく(ステップS14(緯度経度を一時記憶))。
急速充電通知を送信した後、車載装置2(車載制御装置21)は、充電が終了したか否かを判定する(ステップS16)。ここでの判定を、急速充電判定部21bが行うものとする。急速充電が終了しない場合(S16→No)は、ステップS16の処理を継続する。一方、急速充電が終了した場合(S16→Yes)は、処理を後続のステップS18に進める。
ステップS18では、送受信処理部21cが無線通信装置24を介して終了通知をネットワークN経由で情報収集サーバ1に送信する。終了通知は、予め取り決められた値として、IPパケットのデータに例えば、「999」が設定されている。
情報収集サーバ1は、車載装置2から送信された終了通知(送信情報)を、送受信装置12を介して送受信処理部11aで受信する(ステップS20)。IPパケットにデータとして例えば「999」が含まれていれば、終了通知と認識する。情報収集サーバ1は、終了通知を受信すると、ステップS22の処理を行う。
ステップS22の処理は、車両Vが急速充電を行ったのは、プライベートな急速充電スタンド3(プライベートな急速充電装置30)であるか否かを、用途判定部11bが判定するものであり、その手順としては、まず、(1)用途判定部11bが、ステップS20で受信した終了通知のIPパケットの送信元IPアドレスに基づいて、先にRAMに記憶しておいた車両Vの位置情報(緯度経度)を取得する。次に、(2)用途判定手段11bは、取得した車両Vの位置情報(緯度経度)が、一般急速充電スタンド情報13aの位置情報(緯度経度)のどれかに該当するか否かを判定する。ここで前記のとおり、一般急速充電スタンド情報13aにおける位置情報(緯度経度)は領域で示されるものであり、一方、車両Vの位置情報(緯度経度)は1点の座標で示されるものである。例えば、車両Vの位置情報(緯度経度)が、一般急速充電スタンド情報13aのスタンドID=N0001の位置情報(緯度経度)の領域内にあるとすれば、位置情報(緯度経度)が該当し、用途判定部11bは、車両Vが充電しているのは、プライベートではない一般急速充電スタンド3Aであると判定する(S22→No)。一方、一般急速充電スタンド情報13aには、車両Vの位置情報(緯度経度)に該当する位置情報(緯度経度)を持った一般急速充電スタンド3Aがない場合は、用途判定部11bは、車両Vが充電しているのは、プライベートな急速充電スタンド3(非公開急速充電スタンド3B)であると判定する(S22→Yes)。
なお、用途判定は、一般急速充電スタンド情報13aではなく、住所DB13cを参照することで行うこともできる。例えば、車両Vの位置情報(緯度経度)から、車両Vが住所DB13cの住所ID=J0001の「A宅配便」で急速充電を行っていることがわかれば、その急速充電は、プライベートな急速充電スタンド3(非公開急速充電スタンド3B)によるものであると判定することができる。つまり、「A宅配便」という名前から、プライベートであると判定できる。また、例えば、車両Vの位置情報(緯度経度)から、車両Vが住所DB13cの住所ID=J0002の「○○市公共駐車場」で急速充電を行っていることがわかれば、その急速充電は、プライベートではない急速充電スタンド3(一般急速充電スタンド3A)によるものであると判定することができる。つまり、「○○市公共駐車場」という名前から、プライベートではないと判定できる。
用途判定の後は、連絡先取得部11cが、住所DB13cを参照して、車両Vの位置情報(緯度経度)に該当する住所や名前を取得する。あわせて、電話DB13dを参照して、住所や名前に対応する電話番号(連絡先)を取得する(ステップS24)。
次に、用途判定し、かつ、連絡先を取得した急速充電スタンド3について、登録処理部11dが、情報を非公開急速充電スタンド情報13bに登録する(ステップS26)。
そして、ステップS26の登録が終わると、また、ステップS22がNoであると、ステップS14でRAMに一時記憶した送信元IPアドレスと緯度経度の対のデータを削除する(ステップS28)。なお、削除するのは、処理が終了した車両Vについてのものであり、処理が終了していない他の車両Vのものについては、その処理が終わるまでは消去しない。
なお、住所DB13cを用いても用途を判定できない場合や、電話DB13dを用いても連絡先が分からない場合などは、情報収集サーバ1が、その旨を管理者に通知するものとし、管理者が、その通知に基づいて別途手作業を行い、一般急速充電スタンド情報13aや非公開急速充電スタンド情報13bの穴埋めを行うものとする。ちなみに、急速充電スタンド3の情報を、情報収集サーバ1が、急速充電スタンド3(急速充電装置30)からネットワークを介して取得し、記憶装置13に記憶するようにしてもよい。
(第1実施形態の効果など)
以上説明した第1実施形態によれば、一般には公開されないプライベートな急速充電スタンド3B(急速充電装置30)の存在を検知し、それを即座にDB化するので、その有用性は高く、様々に利用することができる。
なお、急速充電判定部21bは、外部の充電装置と接続されたとき、その充電装置とのネゴシエーションにより得られる情報などに基づいて、急速充電が行われるか否かを判定してもよい。また、充電スタンド3の用途について、充電スタンド3(急速充電装置30)との間で、認証処理や課金処理(認証・課金処理)がなされる場合などは、認証・課金処理が行われたことを情報収集サーバ1に送信して、プライベートではない急速充電スタンド3(一般急速充電スタンド3A)であると情報収集サーバ1(用途判定部11b)に判定させてもよい。この点については、詳細を後記する。
また、ステップS10にて急速充電通知を送信することとしたが、ステップS18で終了通知を送信する際に位置情報(緯度経度)を送信することとして、つまり、終了通知が急速充電通知をかねることとして、情報収集サーバ1が終了通知の受信により処理を行うようにして、ステップS10〜S14を廃止するようにしてもよい。
また、ステップS22〜ステップS26は、ステップS20(終了通知の受信)よりも前に行ってもよい。こうすることにより、非公開急速充電スタンド情報13bの更新タイミングが早まるので、情報のリアルタイム性が増す。この点は、次に説明する第1実施形態の変形例その1でも同じである。
≪第1実施形態の変形例その1≫
次に、第1実施形態の変形例その1を説明する(適宜図1〜図5参照)。前記した第1実施形態では、一般急速充電スタンド情報13aに登録されていなければ、プライベートな急速充電スタンド3(非公開急速充電スタンド3B)と判定したが、この変形例その1では、既知の急速充電スタンド3であるか否かを判定し、その後に用途を判定するものである。なお、前記した第1実施形態と共通する部分については、同じ符号を付して説明を適宜省略する。
図6は、第1実施形態の変形例その1の車載装置と情報収集サーバの動作を示すフローチャートである。このフローチャートにおいて、図5のフローチャートと異なる点を説明すると、ステップS20で終了通知を受信すると、車両Vが充電しているのが、既知の急速充電スタンド3であるか否かを、用途判定部11bが、一般急速充電スタンド情報13aと非公開急速充電スタンド情報13bを参照して判定する(ステップS21)。
なお、この判定においては、前記と同様、車両Vの位置情報(緯度経度)が、一般急速充電スタンド情報13aと非公開急速充電スタンド情報13bに登録されている位置情報(緯度経度)の領域内にあるか否かで判定する。
車両Vが急速充電を行ったのが既知の急速充電スタンド3ではなければ(S21→No)、つまり、未知の充電スタンド3であれば、用途判定手段11bが、その未知の急速充電スタンド3の用途判定をする(ステップS23)。この用途判定においては、用途判定部11bは、車両Vの位置情報(緯度経度)が、住所DB13cの位置情報(緯度経度)のどれに該当するか否かで判定する。例えば、車両Vの位置情報(緯度経度)が、住所DB13cの住所ID=J0001の住所の位置情報(緯度経度)の領域内にあるとすれば、その住所の居住者の名前は「A宅配便」であり、用途判定手段11bは、その名前から、急速充電スタンド3(急速充電装置30)の用途はプライベートであると判定する。つまり、この場合、企業・団体・個人などが、自身が保有する車両に充電するためのプライベートな急速充電スタンド3Bであると判定する。また、例えば、車両Vの位置情報(緯度経度)が、住所DB13cの住所ID=J0002の住所の位置情報(緯度経度)の領域内にあるとすれば、その住所の居住者の名前は「○○市公共駐車場」であり、用途判定手段11bは、その名前から、急速充電スタンド3(急速充電装置30)の用途はプライベートではないと判定する。
次に、ステップS23で用途判定し、かつ、ステップS24(説明省略)で連絡先を取得した急速充電スタンド3について、登録処理部11dが、情報を一般急速充電スタンド情報13aや非公開急速充電スタンド情報13bに登録する(ステップS27)。ちなみに、登録処理部11dは、用途がプライベートであると判定された急速充電スタンド3については、非公開急速充電スタンド3Bとして、非公開急速充電スタンド情報13bに登録する。また、用途がプライベートではない判定された急速充電スタンド3については、一般急速充電スタンド3Aとして、一般急速充電スタンド情報13aに登録する。
そして、ステップS27の登録が終わると、また、ステップS21がYesであると、ステップS14でRAMに一時記憶した送信元IPアドレスと緯度経度の対のデータを削除する(ステップS28)。なお、削除するのは、処理が終了した車両Vについてのものであり、処理が終了していない他の車両Vのものについては、その処理が終わるまでは消去しない。
以上説明した変形例その1によれば、第1実施形態よりも、プライベートであるか否かをより正確に判定することができ、また、その結果を、一般急速充電スタンド情報13aや非公開急速充電スタンド情報13bに反映することができる。
≪第1実施形態の変形例その2≫
次に、第1実施形態の変形例その2を説明する(適宜図1〜図5参照)。この変形例その2は、情報収集サーバ1で、車両Vへの充電が、急速充電か否かを判定するものである。なお、前記した第1実施形態と共通する部分については、同じ符号を付して説明を適宜省略する。
図7は、第1実施形態の変形例その2の情報収集サーバ1の構成を示すブロック図である。また、図8は、第1実施形態の変形例その2の車載装置2の構成を示すブロック図である(破線部分は後記する変形例その6の構成)。変形例その2について、第1実施形態と異なる部分を説明すると、図7に示すように、情報収集サーバ1の制御装置11は、急速充電判定部11eを備える。つまり、変形例その2では、車両Vが急速充電されたか否かは、車両Vではなく、情報収集サーバ1で判定する。このため、図8に示すように、車載制御装置21には、第1実施形態で存在した急速充電判定部21b(図3)は存在しない。一方、図8に示すように、この変形例その2では、車載制御装置2に充電情報取得部21dが存在し、電圧・電流計23を介して充電状況を監視する。そして、監視したデータを送受信処理部21cが送信し、情報収集サーバ1(制御装置11)の急速充電判定部11eで急速充電と判定する。判定の手法は、前記の第1実施形態と同じである。
≪第1実施形態の変形例その3≫
次に、第1実施形態の変形例その3を説明する(適宜図1〜図5参照)。この変形例その3は、車両Vごとの急速充電回数を計測するものである。なお、前記した第1実施形態と共通する部分については、同じ符号を付して説明を適宜省略する。
図9は、第1実施形態の変形例その3の情報収集サーバ1の構成を示すブロック図である。また、図10は、情報収集サーバ1が記憶装置13に記憶している車両別急速充電回数情報13eの構成を示す図である。変形例その3について、第1実施形態と異なる部分を説明すると、図9に示すように、情報収集サーバ1の制御装置11は、急速充電回数計測部11fを備える。この急速充電回数計測部11fは、急速充電が行われるごとに、車両ID別に急速充電回数をカウントアップしていく機能を有するものである。また、情報収集サーバ1は、記憶装置13に車両別急速充電回数情報13eを記憶している。
図10に示すように、車両別充電回数情報13eは、車両IDに対応付けて、車両製造番号、メーカ名、製造年、急速充電回数、その他履歴(保守点検情報・・・)を記憶している。なお、車両IDは、例えば、情報収集サーバ1の管理者が各車両Vに割り振った一意なものである。また、車両製造番号は、転売などにより車両Vのナンバプレートなどが変わっても、変化しない普遍的なものである。
この変形例その3では、例えば、図5のステップS10の急速充電通知やステップS18の終了通知の際に、IPパケットのデータに、その車両Vに一意に割り振られた車両IDを付加して送信する。これを受信した情報収集サーバ1(制御部11)では、急速充電回数計測部11fの処理により、車両IDに基づいて、車両Vごとに、車両別急速充電回数をカウントアップしていく。なお、図9(図10)の車両別充電回数情報13eがIPアドレスに対応付けられている場合は、急速充電通知や終了通知の際の車両IDの付加は省略できる。ただし、無線通信装置24が取り替えられたような場合は、IPアドレスが変わってしまうので、急速充電通知などには、下記の表2のように、例えば車両IDを付加するのがよい。ちなみに、IPアドレスが通信装置のMACアドレス(Media Access Control address)に基づいて作成されるものであれば、当然無線通信装置24を交換するとIPアドレスが変わってしまう。
Figure 0005271310
この変形例その3によれば、車両Vごとの急速充電回数を把握することができる。急速充電は、高電圧バッテリBに対して、普通充電よりも負荷をかけるので、例えば、この回数を車両Vごとに把握しておくことで、車両Vの転売などの際の下取り業者の価格評価に有用な情報となる。ちなみに、この回数の計測は、車両Vの所有者とは関係のない者の手で行われるので、データの客観性が高いといえる。つまり、有用であるといえる。また、普通充電の充電回数も合わせて計測しておくことで、さらに、情報収集サーバ1が収集する情報の有用性が高まる。
なお、高電圧バッテリBが交換された場合などは、交換後に、急速充電回数計測部11fで交換後の新たな高電圧バッテリBについて、新たに急速充電回数が計測されるように、車載制御装置21が高電圧バッテリBを自動検知して、その旨の情報を情報収集サーバ1に送信するように、車載制御装置21を設定しておいてもよい。なお、自動検知は、例えば、高電圧バッテリBに付されたICタグなどの情報を読み取ることで行うようにすることができる。
≪第1実施形態の変形例その4≫
次に、第1実施形態の変形例その4を説明する(適宜図1〜図5参照)。この変形例その4は、充電スタンド3に設置されている急速充電装置30の台数を計測するものである。なお、前記した第1実施形態と共通する部分については、同じ符号を付して説明を適宜省略する。
図11は、第1実施形態の変形例その4の情報収集サーバ1の構成を示すブロック図である。また、図12は、第1実施形態の変形例4の情報収集サーバ1が記憶装置13に記憶している情報類の構成を示す図であり、(a)は一般急速充電スタンド情報13aの構成を示し、(b)は非公開急速充電スタンド情報13bの構成を示す。変形例その4について、第1実施形態と異なる部分を説明すると、図11に示すように、情報収集サーバ1の制御装置11は、充電装置台数計測部11gを備える。また、図12(a)に示すように、一般急速充電スタンド情報13aに、設置台数のフィールドを備える。また、図12(b)に示すように、非公開急速充電スタンド情報13bにも、設置台数のフィールドを備える。
図5のフローチャートにおいて、情報収集サーバ1は、ステップS14〜S28の一連の処理(車両V側の処理を除く)を1つのトランザクションとする。変形例その4では、充電装置台数計測部11が、このことを利用して急速充電スタンド3に設置されている急速充電装置30の数を計測する。
例えば、情報収集サーバ1が、車両ID=C0001である車両Vに対する前記のトランザクション(T1)と、車両ID=C0002である車両Vに対するトランザクション(T2)と、車両ID=C0n1である車両Vに対するトランザクション(T3)と、車両ID=C0m8である車両Vに対するトランザクション(T4)とを、並列して(時間的にオーバラップして)実行しているとする。つまり、情報収集サーバ1は、4台の車両Vに対して、同じトランザクションを4つ並列して行っているとする。そして、このうち、T1とT4のトランザクションが同じ場所(例えば「○○充電ステーション」)にいると認識される2台分の車両Vのものであることが、RAMに一時記憶しているデータ(緯度経度・車両ID(IPアドレス))から分かれば、その場所(その急速充電スタンド3)には、少なくとも2台の急速充電装置30があるということが分かる。
ちなみに、図5のステップS10の急速充電通知がステップS2の充電開始検知後直ちに行われるとした場合、1つのトランザクションの時間の長さと、車両Vへの急速充電時間の長さは、ほぼ同じ値になるといえる。
変形例その4ではこの考えに基づき、充電装置台数計測部11gが、急速充電スタンド3ごとにこの計測を行う。この計測の際には、車両Vから取得した位置情報(緯度経度)を用い、同じ場所(同じ急速充電スタンド3)であるかを判定する。そして、急速充電スタンド3ごとに数が計測されれば、登録処理部11dが、一般急速充電スタンド情報13aと、非公開急速充電スタンド情報13bの該当する充電スタンドIDのところの「設置台数」のフィールドに計測した数字を書き込んでいく。ちなみに、書込みは(更新は)、現在書き込まれている値よりも値が上回った場合に行うものとする。これによれば、的確に最大の設置台数を把握することができる。
なお、以前の値よりも設置台数が少ない計測が連続する場合や、例えば、以前はピーク時に例えば6を何度も計測していたものが、ピーク時でも例えば4を超えなくなった場合は、設置台数が削減されたか、故障などにより使えなくなったものと推定することができる(台数を減らす更新をする)。
この変形例4によれば、急速充電スタンド3からの情報の提供によらずとも、急速充電スタンド3に設置されている急速充電装置30の台数を把握することができる。さらには、この変形例4では、リアルタイムに情報を収集することが可能であるので、急速充電スタンド3からの情報の提供によらずとも、リアルタイムでの急速充電スタンド3の空き情報を、有用な情報として、急速充電を考えている車両V(そのユーザ)などに配信することができる。
なお、前記の台数の数え方は一例であり、様々な数え方を適用することができる。また、台数の計測のタイミングとしてとしては、ステップS12での急速充電通知の受信の際や、ステップS20での終了通知の受信の際などが例として考えられる。
≪第1実施形態の変形例その5≫
次に、第1実施形態の変形例その5を説明する(適宜図1〜図5参照)。この変形例その5は、車両V(車載制御装置21)で急速充電スタンド3(急速充電スタンド30)の用途(プライベートなものであるか否か)を判定するものである。
図3について、破線部分である用途判定部21eは、情報収集サーバ1(制御装置11)の用途判定部11bと同様に、急速充電スタンド3の用途を判定するものである。記憶装置25の住所DB25aは、情報収集サーバ1の記憶装置13に記憶されている住所DB13cと同様のものである(この情報は一般急速充電スタンド情報13aに置き換えることも可能)。つまり、用途判定部21eの判定の動作は、既に説明したとおりであり、異なるのは車両Vで用途を判定し、例えば、急速充電通知の際に用途判定結果を通知し、情報提供サーバ1での用途判定を簡略化、または省略化させるものである。なお、用途がプライベートである場合に急速充電通知(ステップS10)を行うという取り決め(通信規約)が、車載装置2と情報提供サーバ1との間にあれば、用途判定結果を急速充電通知(IPパケット、表1・表2参照)に含ませる必要は特にない。
ちなみに、用途判定の手法としては、急速充電装置30(急速充電スタンド3)から、認証情報の入力を要求された場合や、課金情報の入力を要求された場合に、急速充電装置30が、プライベートではない(つまり一般急速充電スタンド3Aである)と判定するようにしてもよい。
なお、図8の車載装置にも図3のような用途判定部21eを備えるようにしてもよい。
≪第1実施形態の変形例その6≫
次に、第1実施形態の変形例その6を、図8などを参照して説明する(適宜図1などを参照)。この変形例その6は、車両V(車載制御装置21)が、急速充電スタンド(急速充電装置30)との間で認証・課金処理を行う機能を有するものである。そして、情報収集サーバ1が、認証・課金処理の有無に基づいて、車両Vが急速充電を行ったのが、プライベートなものであるか否かを判定(認識)するものである。なお、前記した第1実施形態と共通する部分については、同じ符号を付して説明を適宜省略する。
図8について、破線部分を中心に説明すると、変形例その6の車載制御装置21は、認証・課金処理部21f、表示処理部21gをさらに備える。また、車載装置2としては、充電装置用IF(Inter Face)25、入力装置26、表示装置27をさらに備える。
このうち、充電装置用IF25は、急速充電装置30などの充電装置と通信をするためのインタフェイスであり、有線・無線の別を問わない。入力装置26は、ユーザが暗証番号などの入力に用いるためや、画面表示に従って操作する際の操作入力に用いるためのものである。表示装置27は、液晶パネルなどの薄型ディスプレイである。なお、タッチパネルの場合は、入力装置26と表示装置27は一体にされている。
次に、認証・課金処理部21fは、急速充電装置30との間で(充電装置用IF25を介して)行う認証・課金処理を実行する機能を有するものである。この認証・課金処理部21fは、車載制御装置21が常時備えている処理部でもよいが、ここでは、急速充電装置30と車載制御装置21とが充電装置用IFを介して接続されたときに、急速充電装置30から送り込まれるアプレットのような小さなプログラムが車載制御装置21のRAM上に展開・配備されるものとする(充電が終了した際にはRAM上から消滅)。表示処理部21gは、認証・課金処理の際の案内画面などを表示装置27に表示する処理を行う機能を有する。
なお、車載装置2側で行う認証処理は、例えば、急速充電装置30が充電装置用IF25を介して行う認証の要求に対して、表示装置27を介してユーザIDおよび/または暗証番号(認証情報)の入力をユーザに促すこと、入力装置26を介して入力され認証情報を、充電装置用IF25を介して急速充電装置30へ送信すること、などの処理である。また、車載装置2側で行う課金処理は、例えば、急速充電装置30が充電装置用IF2を介して行う課金の要求に対して、表示装置27を介してクレジットカード番号(課金情報)の入力をユーザに促すこと、入力装置26を介して入力されたクレジットカード番号などを、充電装置用IF25を介して急速充電装置30に送信すること、などの処理である。
ちなみに、入力装置26がICカードリーダ・ライタである場合に、電子マネー対応のICカードに対しては、車載装置2側で行う認証・課金処理は、急速充電装置30が充電装置用IF25を介して行うICカードの読み出し書き込みの要求に応答して、入力装置(ICカードリーダ)25を介してICカードを読み書きすることである(ICカードにチャージされている残高を減らすなどの処理)。
この変形例その6では、例えば、認証・課金処理部21fが認証・課金処理を行ったこと(行うこと)を送信処理部21cに通知するものとする(または送信処理部21cが検知するものとする)。そして、送信処理部21cが送信情報(急速充電通知や終了通知など)に、認証・課金処理を行った旨(行う旨)を書き込んで情報収集サーバ1に送信するものとする。これにより、情報収集サーバ1に急速充電装置30(急速充電スタンド3)が、プライベートなものであることを認識させるようにする。ちなみに、急速充電スタンド3がプライベートである場合に送信情報を送信し、プライベートではない場合には送信情報を送信しない、という取り決めであれば、送信情報に、プライベートである旨を書き込む必要は特にない。
なお、この変形例その6の変形例としては、急速充電装置30に、認証・課金処理に関してユーザが操作する部分(入力装置)や、ICカードリーダ・ライタなどを備えることとしてもよい。そして、急速充電装置30に対してユーザが行った認証・課金の情報(認証・課金があった旨の情報)を、車載制御装置21が、充電装置用IF25を介して急速充電装置30から取得するようにしてもよい。この場合は、車載装置2には、最低限、充電装置用IF装置25があればよい。
≪第2実施形態≫
次に、情報収集サーバ1(図1など参照)で収集した有用な情報を活用する実施形態である第2実施形態を説明する。なお、前記した第1実施形態と共通する部分については、同じ符号を付して説明を適宜省略する。
図13は、本発明に係る第2実施形態の全体構成を説明する図である。この図13に示すように、「急速充電装置情報収集装置」としての情報提供サーバ4と、車両Vの車載装置5とがネットワークNを介して接続される。ちなみに、この車両Vのユーザも、第1実施形態と同様、例えば、本出願人がサービスを提供しているインターナビのユーザである。
(情報提供サーバ)
図14は、情報提供サーバ4の構成を示すブロック図である。この図14に示すように、情報収集サーバ4は、情報処理を行う制御装置41、ネットワークNと接続を行う送受信装置42、情報を記憶する記憶装置43などを備える。
制御装置41は、CPU、RAM、各種の入出力インタフェイス、電源回路などを備える(いずれも図示は省略)。この制御装置41は、ソフトウェア構成として、送受信処理部41a、緊急時案内処理部(案内処理部)41bなどを備える。これらのブロックは、ハードディスクなどの外部記憶装置から該当するプログラムがRAM上に読み出されて配備され、CPUにより実行されるものとする。
このうち、(1)送受信処理部41aは、送受信装置42を介して情報を送受信する機能を有する。また、(2)緊急時案内処理部41bは、電欠間際の車両Vから送信される電欠通知に対して、非公開急速充電スタンド情報13bを参照して、車両Vにプライベートな急速充電スタンド3である非公開急速充電スタンド3B(図1など参照)を案内する機能を有する。
送受信装置42は、ネットワークNを介して車載装置5と通信する機能を有する。記憶装置43は、第1実施形態と同じ、非公開急速充電スタンド情報13b(図4(b))を記憶している。
(車載装置)
図15は、第2実施形態の車載装置5の構成を示すブロック図である。この図15に示すように、車載装置5は、情報処理を行う車載制御装置51、GPS(Global Positioning System)衛星Sからの電波を受信するGPS受信装置22、外部の充電装置から高電圧バッテリBが充電される際の電圧と電流を検知する電圧・電流計23、ネットワークNとワイヤレスで接続を行う無線通信装置24、入力装置55、表示装置56、記憶装置57などを備える。
図15に示すように、車載制御装置51は、ソフトウェア構成として、位置算出部21a(第1実施形態参照)のほかに、電池残量算出部(蓄電電力検知部)51b、送受信処理部21c、ナビゲーション処理部(通知部)51d、電欠時処理部51e、表示処理部(通知部)51fなどの各機能ブロックを備える。
このうち、電池残量算出部51bは、電圧・電流計23からの電流と電圧の値に基づいて、高電圧バッテリBの残量(例えばSOC(State Of Charge))を算出する機能を有する。また、ナビゲーション処理部51dは、ルート探索、経路案内などの一般的なナビゲーション処理の機能を有する。電欠時処理部51eは、電池残量算出部51bで算出した残量が所定値以下になった場合など(つまり電欠間際の場合)に、情報提供サーバ4に対して電欠通知を行い、緊急時に充電可能なプライベートな急速充電スタンドを案内してもらうようにするなどの機能を有する。表示処理部51fは、ナビゲーション処理部51dの結果や、電欠時処理部51eの結果を表示装置56に表示する処理を行う機能を有する。なお、入力装置55は、ルート探索などの際に、ユーザの指示を入力するものである。
記憶装置57に記憶されている地図DB57aは、ナビゲーション処理を行うに際して必要な地図データが記憶されている一般的なものであり、プライベートではない急速充電スタンド3(一般急速充電スタンド3A)も、他の地物などのデータとともに登録されている。ただし、プライベートな急速充電スタンド3(非公開急速充電スタンド3B)は、その性質上、一般車である車両Vの地図DB57aには登録されていない。このため、情報提供サーバ4での処理が必要となる。ちなみに、地図DB57aは、第1実施形態の一般急速充電スタンド情報13aや住所DB13cをかねるものである。
(動作・作用)
次に、第2実施形態の動作・作用を、図14、図15を参照しつつ、図16のフローチャートに即して説明する。また、図17のナビ画面を適宜参照する。
車両Vのユーザが行楽などで、ナビ画面に案内されて車両Vを目的地に向かわせるとする。電欠ではない通常時のナビ画面は、図17(a)のように表示装置56に表示される。この表示は、車載制御装置5のナビゲーション処理部51dが記憶装置57の地図DB57aを参照して画面データを作成し、これを表示処理部51dが表示装置56に画面表示するものとする。
図17(a)のナビ画面は、電欠ではない通常時のナビ画面なので、一般急速充電スタンド3Aが表示されている。一方、ナビ画面には、非公開急速充電スタンド3Bは表示されていない。これは、車両Vが非公急速充電スタンド3Bの情報を持ち合わせていないからである。つまり、記憶装置57の地図DB57aには、非公開急速充電スタンド3Bの情報は登録されていない。なお、図17(a)において、車両Vは画面中央に位置している。また、破線で示した円は、車両Vを中心に半径2kmの仮想の円である(2kmという数値は一例である)。
車両Vでは、電池残量検出部51bが、随時、高電圧バッテリBの残量を、電圧・電流計23から得られる電圧と電流に基づいて算出している。電欠時処理部51eは、電池残量算出部が算出した残量が電欠(電欠間際)と判定できる所定値以下になると、電欠を検知する(ステップS42)。なお、電欠と判定できる所定値は、目的に応じて適宜設定可能であるが、本実施形態では、過去の電費の実績データから、例えば、残り数kmしか走行できないというような値であるとする。
ちなみに電欠は、思ったよりも渋滞していたとか、豪雨や強風などにより走行抵抗が増したとか、積荷が重いとか、種々の原因で発生する。
電欠を検知すると、電欠時処理部51eは、電欠である旨(あと数kmしか走行できないこと)を、表示処理部51fを介して表示装置56に表示して通知する(ステップS44)。ちなみに、図17(a)や(b)のように、破線で円を描き、その円よりも遠くには走行できないことを目安として表示するようにしてもよい。
あわせて、電欠処理部51eは、位置算出部21aに指示して第1実施形態で説明したように現在位置を算出させる(ステップS46)。そして、送受信処理部21cに電欠通知の送信を指示する。送受信処理部21cは、車両Vの位置情報(緯度経度)を含む電欠通知を、無線通信装置24を介してネットワークN経由で情報提供サーバ4に送信する(ステップS48)。なお、電欠通知のIPパケットのフォーマットは、表1や表2のものと同じでよい。
情報提供サーバ4は、送受信処理部41aが送受信装置42を介して車両Vからの電欠通知を受信する(ステップS50)。電欠通知を受信すると、緊急時案内処理部41bが、記憶装置43に記憶されている非公開急速充電スタンド情報13bから、電欠通知に含まれている車両Vの位置情報(緯度経度)に近い(例えば破線の円に対応した距離以内の)、非公開急速充電スタンド3Bを検索して抽出する(ステップS52、非公開スタンド抽出)。
そして、緊急時案内を、送受信処理部41aが送受信装置42を介してネットワークN経由で車両Vに送信する(ステップS54)。なお、緊急時案内のあて先は、電欠通知の送信元のIPアドレスである。
車両Vの車載装置5では、送受信処理部21cが無線通信装置24を介して緊急時案内を受信する(ステップS56)。緊急時案内には、車両Vに近い非公開急速充電スタンド3Bの位置情報(緯度経度)が含まれているので、電欠時処理部51eがナビゲーション処理部51dに指示して電欠時のナビ画面を作成させる(ステップS58)。そして、表示処理部51fが、作成された電欠時のナビ画面を表示装置56に表示する(ステップS60)。
図17(b)は、電欠時のナビ画面の一例を示す図であるが、通常時のナビ画面では表示されていなかった非公開急速充電スタンド3Bも、画面上に表示される。これにより、ユーザは、非公開急速充電スタンドに向かうことができる。
なお、情報提供サーバ4の管理者と、非公開急速充電スタンド3Bの管理者とは事前に契約などが成されており、車両Vは、図17(b)の破線の円内にある3つの非公開急速充電スタンド3Bのいずれに向かっても、急速充電できる。
ちなみに、図17(b)において、破線の円外にも非公開急速充電スタンド3Bが3つ存在する。しかし、本実施形態では、この3つの非公開急速充電スタンド3Bは、緊急時案内には含まれないので、車両Vの表示装置56に表示されることはない。図17(b)において、「×印」は、表示されないことを示している。即ち、円外の3つの非公開急速充電スタンド3Bは、緊急時のナビ画面の範囲内には存在するが、車両Vの近くではないので、プライバシ保護の観点から、表示されない。例えば、悪意を持って非公開急速充電スタンド3Bの情報を収集しようとしても、限られた範囲の非公開急速充電スタンド3Bの情報しか取得できないので、手間がかかることになる。
(第2実施形態の効果など)
以上説明した第2実施形態によれば、電欠時にも、ユーザは、適切に急速充電を行うことができるようになる。
なお、ステップS52の「非公開スタンドの抽出」の処理で、非公開急速充電スタンド情報13bを参照(検索)するが、この非公開急速充電スタンド情報13bには、図4(b)に示すように「連絡先」が記載されているので、情報提供サーバ41の緊急時案内処理部41bが、サーバの管理者に連絡先を知らせ、サーバの管理者から非公開急速充電スタンド3Bの管理者に連絡を取るようにしてもよい(使用許可をもらうために)。ちなみに、情報提供サーバ4にSIPサーバ(Session Initiation Protocol Server)の機能を持たせることで、自動で非公開急速充電スタンド3Bの管理者に連絡を取れるようになる。なお、連絡先としての電話番号は一例であり、電子メールのアドレスなどでもよい。
図18は、電欠リスクの判定テーブルであるが、この図を参照するようにして、電欠リスクの判定(図16のステップS42の電欠検知を)をしてもよい。ちなみに、図18のテーブルにおいて、「電欠リスク大」であるのは、直近の急速充電設備(一般急速充電スタンド3A)にも、直近の普通充電設備にも、知人宅にも到達できない(×)場合である。また、「電欠リスクなし」であるのは、目的地が自宅やオフィスであり、そこまでの距離が、走行可能距離よりも短い場合である。ちなみに、走行可能距離は、現在の高電圧バッテリBの残量と電費とをかけ合わせることにより求まる。
≪まとめ≫
以上説明した第1実施形態(その変形例)と第2実施形態は、本発明を実施するうえでの一例を示すものであり、本発明が前記した実施形態に限定して解釈されるものではないことはいうまでもない。また、第1実施形態と第2実施形態を、変形例を含めて適宜組み合わせて実施することもできる。
例えば、情報収集サーバ1を充電スタンド(充電装置)からの情報を収集できるように構成し、得られた情報に基づいて、その充電スタンドが急速充電スタンド3であるか否かや、非公開急速充電スタンド3Bであるか否かなどを判定(推定)することも可能である。また、直接、一般開急速充電スタンド3Aであるという情報や非公開急速充電スタンド3Bであるという情報を、急速充電スタンド3(急速充電装置30)から収集するようにしてもよい。また、情報収集サーバ1と情報提供サーバ4を一つの筐体に収めるようにしてもよい。
また、車々間で急速充電を行うような場合、給電側の車両Vからも場所を通知(給電していることを明示して)すれば、給電をしている車両Vと急速充電している車両Vとが同じ場所にいることが情報収集サーバ1で認識され、それは、急速充電スタンド3ではないことが認識される。つまり、誤った情報を登録することを防止できる。さらには、地図情報と照合して、路上であるような場合は、この状況を緊急事態と認識し、管理者などが、サービス車両を現場に向かわせるように指示することもできる。
本発明は、今後ますます普及する電気自動車を便利なものとする技術として、大いなる利用可能性を有する。
V 車両(電動車両)
1 情報収集サーバ(急速充電装置情報収集装置、第1実施形態)
11 制御装置
11a 送受信処理部(受信処理部)
11b 用途判定部
11d 登録処理部
13 記憶装置
13a 一般急速充電スタンド情報(営業用または公共用の急速充電装置の場所が登録された急速充電場所情報)
13b 非公開急速充電スタンド情報
13c 住所DB(営業用または公共用の急速充電装置の場所が登録された急速充電場所情報)
2 車載装置(第1実施形態)
21 車載制御装置
21a 位置算出部
21b 急速充電判定部21b
21c 送受信処理部(送信処理部)
21d 充電情報取得部(変形例その2)
21e 用途判定部
3 急速充電スタンド
3A 一般急速充電スタンド
3B 非公開急速充電スタンド
30 急速充電装置
4 情報提供サーバ(情報提供装置、第2実施形態)
41 制御装置
41b 緊急時案内処理部(案内処理部)
5 車載装置(第2実施形態)
51 車載制御装置
51b 電池残量算出部(蓄電電力検知部)
51d ナビゲーション処理部(通知部)
51e 電欠時処理部

Claims (9)

  1. 蓄電池を搭載した電動車両から送信される充電時の当該電動車両の位置情報を含む送信情報に基づいて、急速充電装置の設置場所の情報を収集し、さらに、この情報を提供する急速充電装置情報収集・提供システムであって、
    前記電動車両が送信する前記送信情報を受信する受信処理部と、
    住所データおよび営業用または公共用の急速充電装置の場所が登録された急速充電場所情報のうちの少なくとも一方から取得される場所に関する情報と、前記受信した送信情報に含まれる位置情報とに基づいて、前記電動車両に充電を行ったのが営業用または公共用以外のプライベートな急速充電装置であるか否かを判定する用途判定部と、
    前記プライベートと判定された急速充電装置の位置情報を記憶装置に登録する登録処理部と、
    前記電動車両から電欠の際に送信される電欠通知に含まれる当該電動車両の位置情報に基づいて前記記憶装置を検索し、当該電動車両から所定距離内の近傍のプライベートな急速充電装置を抽出し、抽出したその位置を前記電動車両に送信し、当該電動車両に備わる車載装置の表示部にその位置を表示可能なように緊急時案内をする緊急時案内処理部と、
    を含んで構成されることを特徴とする急速充電装置情報収集・提供システム。
  2. 蓄電池を搭載した電動車両から送信される、充電時の当該電動車両の位置情報と、充電時の情報を含む送信情報に基づいて、急速充電装置の設置場所の情報を収集し、さらに、この情報を提供する急速充電装置情報収集・提供システムであって、
    前記電動車両が送信する前記送信情報を受信する受信処理部と、
    前記送信情報に含まれる充電時の情報に認証・課金に関する情報がある場合は、前記電動車両に充電を行ったのが営業用または公共用の急速充電装置であると判定し、ない場合は、営業用または公共用以外のプライベートな急速充電装置であると判定する用途判定部と、
    前記プライベートと判定された急速充電装置の位置情報を記憶装置に登録する登録処理部と、
    前記電動車両から電欠の際に送信される電欠通知に含まれる当該電動車両の位置情報に基づいて前記記憶装置を検索し、当該電動車両から所定距離内の近傍のプライベートな急速充電装置を抽出し、抽出したその位置を前記電動車両に送信し、当該電動車両に備わる車載装置の表示部にその位置を表示可能なように緊急時案内をする緊急時案内処理部と、
    を含んで構成されることを特徴とする急速充電装置情報収集・提供システム。
  3. 前記電動車両は、前記送信情報に対応付けて充電状況に関する情報を送信するものであり
    受信した前記充電状況に関する情報に基づいて、前記電動車両への充電が急速充電装置によるものであるか否かを判定する急速充電判定部を含んで構成されること、
    を特徴とする請求項1に記載の急速充電装置情報収集・提供システム。
  4. 自身の位置を算出する位置算出部と、
    自身が搭載する蓄電池が急速充電装置により急速充電されているか否かを判定する急速充電判定部と、
    住所データおよび営業用または公共用の急速充電装置の場所が登録された急速充電場所情報のうちの少なくとも一方から取得される場所に関する情報と、前記算出した位置情報とに基づいて、充電を行っている急速充電装置が営業用または公共用以外のプライベートな急速充電装置であるか否かを判定する用途判定部と、
    前記急速充電判定部の判定結果が急速充電であり、かつ、前記用途判定部の判定結果がプライベートである場合に、前記位置情報を、プライベートな急速充電装置の情報を収集する急速充電装置情報収集装置に送信する送信処理部と、
    前記蓄電池の残量が少ない電欠時に、自身の現在の位置情報を含む電欠通知を、前記プライベートな急速充電スタンドの位置情報が記憶装置に登録されている情報提供サーバに、電欠通知として送信する送信処理部と、
    前記送信される電欠通知に含まれている位置情報に基づいて、前記情報提供サーバが、前記記憶装置を検索・抽出・送信する、当該電動車両から所定距離内の近傍にあるプライベートな急速充電装置の位置情報を含む緊急時案内を受信する受信処理部と、
    前記受信した緊急時案内に含まれる位置情報に基づき、自身に備わる車載装置の表示部に前記プライベートな急速充電装置の位置を表示する表示処理部と、
    を含んで構成される車載制御装置を搭載したことを特徴とする電動車両。
  5. 自身の位置を算出する位置算出部と、
    自身が搭載する蓄電池が急速充電装置により急速充電されているか否かを判定する急速充電判定部と、
    急速充電装置から認証情報または課金情報の入力を要求されたときは、当該急速充電装置は、プライベートではない急速充電装置と判定する用途判定部と、
    前記急速充電判定部の判定結果が急速充電であり、かつ、前記用途判定部の判定結果がプライベートである場合に、前記位置情報を、プライベートな急速充電装置の情報を収集する急速充電装置情報収集装置に送信する送信処理部と、
    前記蓄電池の残量が少ない電欠時に、自身の現在の位置情報を含む電欠通知を、前記プライベートな急速充電スタンドの位置情報が記憶装置に登録されている情報提供サーバに、電欠通知として送信する送信処理部と、
    前記送信される電欠通知に含まれている位置情報に基づいて、前記情報提供サーバが、前記記憶装置を検索・抽出・送信する、当該電動車両から所定距離内の近傍にあるプライベートな急速充電装置の位置情報を含む緊急時案内を受信する受信処理部と、
    前記受信した緊急時案内に含まれる位置情報に基づき、自身に備わる車載装置の表示部に前記プライベートな急速充電装置の位置を表示する表示処理部と、
    を含んで構成される車載制御装置を搭載したことを特徴とする電動車両。
  6. 蓄電池の電力によりモータを駆動して走行する電動車両であって、
    前記蓄電池の蓄電電力を検知する蓄電電力検知部と、
    自身の位置を算出する位置算出部と、
    自身の周辺の急速充電装置の場所を乗員に通知する通知部と、
    電欠が検知されたときに、無線通信装置を介して自身の位置情報を送信し、外部の情報提供サーバから、プライベートな急速充電装置の場所の情報を取得し、乗員に通知する電欠時処理部と、
    さらに、
    自身が搭載する蓄電池が急速充電装置により急速充電されているか否かを判定する急速充電判定部と、
    前記急速充電装置がプライベートか否かを判定する用途判定部と、
    前記急速充電判定部の判定結果が急速充電であり、かつ、前記用途判定部の判定結果がプライベートである場合に、前記位置情報を、プライベートな急速充電装置の情報を収集する急速充電装置情報収集装置に送信する送信処理部と、
    を含んで構成される車載制御装置を搭載し
    前記電欠時処理部は、
    前記蓄電池の残量が少ない電欠時に、自身の現在の位置情報を含む電欠通知を、前記プライベートな急速充電スタンドの位置情報が記憶装置に登録されている前記情報提供サーバに、電欠通知として送信し、
    前記送信される電欠通知に含まれている位置情報に基づいて、前記情報提供サーバが、前記記憶装置を検索・抽出・送信する、当該電動車両から所定距離内の近傍にあるプライベートな急速充電装置の位置情報を含む緊急時案内を受信し、
    前記受信した緊急時案内に含まれる位置情報に基づき、自身に備わる車載装置の表示部に前記プライベートな急速充電装置の位置を表示する
    ことを特徴とする電動車両。
  7. 蓄電池を搭載した電動車両から送信される充電時の当該電動車両の位置情報を含む送信情報に基づいて、急速充電装置の設置場所の情報を収集する受信処理部と、
    前記急速充電装置がプライベートか否かを判定する用途判定部と、
    前記プライベートと判定された急速充電装置の位置情報記憶装置に登録する登録処理部と、
    電欠を検知した電動車両から送信される車両の位置情報に基づいて、その車両の近傍のプライベートな急速充電スタンドの場所の情報を、前記電動車両に送信し、プライベートな急速充電装置の場所を通知する案内処理部と、
    を備えることを特徴とする急速充電装置情報収集・提供システム
  8. 前記電動車両は、前記急速充電装置による充電が行われた場合にのみ、前記急速充電装置の設置場所の情報を送信すること、
    を特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項または請求項7に記載の急速充電装置情報収集・提供システム。
  9. 前記電動車両は、前記急速充電装置による充電が行われた場合にのみ、前記急速充電装置の設置場所の情報を送信すること、
    を特徴とする請求項4ないし請求項6のいずれか1項に記載の電動車両。
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