JP5268549B2 - 建物の防犯システム - Google Patents

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Description

本発明は、建物の防犯システムに関する。
近年、電動機(モータ)を動力源として走行する電気自動車やハイブリッド自動車が普及しつつある。このような電気自動車やハイブリッド自動車では、一般の家庭用電力(商用電力等)を用いて車載バッテリの充電を実施する、いわゆるプラグイン方式の実用化が検討されている。この場合、自動車と建物とを接続ケーブルを介して電気的に接続し、その接続状態において建物から自動車へ家庭用電力を供給することで車載バッテリの充電を実行する。
この種のプラグイン方式に関する充電技術としては、室内に設けられ車載バッテリへの充電状況を監視する室内コントローラと、充電対象の自動車に設けられ車載バッテリの充電状況を検知する車載コントローラとを備えた充電システムが知られている(例えば、特許文献1)。ここで、室内コントローラは、車載コントローラとの間で通信可能とされている。これによれば、車載バッテリの充電中は、車載コントローラから充電電圧等の充電情報が逐次室内コントローラに送信され、その情報が室内に設けられたディスプレイに表示される。そのため、居住者は室内にいながら車載バッテリの充電状況を監視できるとしている。
また、この特許文献1の技術では、車載バッテリの充電中において、接続ケーブルの抜けや断線、あるいは過電流が流れる等の異常が発生した場合にはその異常を車載コントローラ等が検知し、異常信号を室内コントローラに送信することとしている。そして、室内コントローラは、その異常信号に基づいてスピーカから警告音を発したり異常の内容をディスプレイに表示したりする。これにより、居住者は室内にいながら異常があった旨を知ることができるため、異常事態に対して迅速な処置をとることが可能となる。
特開平9−233720号公報
ここで、建物からの電力供給により自動車への充電が行われている場合には、その電力そのものが盗まれたり、充電中の自動車が盗まれたりするおそれがある。このように電力又は自動車が盗まれる場合には、充電中の自動車から一旦接続ケーブルが外されることとなるため、上記特許文献1の技術では、居住者は異常(ケーブル外れ)が発生したことを知ることができる。
しかしながら、自動車の盗難の場合には、接続ケーブルが外された後即座にその自動車により走り去られる可能性が高いため、居住者が異常があった旨の通報を受け外に出てみたときにはすでに自動車が盗まれた後となっていることが考えられる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、建物からの給電により車両の充電を行う場合において、防犯性を高めることができる建物の防犯システムを提供することを主たる目的とするものである。
上記課題を解決すべく、第1の発明の建物の防犯システムは、車両に電気的に接続され、その接続状態において当該車両に電力を供給することで当該車両への充電を行う建物に適用され、前記建物に電気的に接続された接続車両の周りに人が所定時間存在することを検知する人検知手段と、前記接続車両の周りに存在する人に対して警告を行う警告手段と、前記接続車両への充電時において、前記人検知手段が当該接続車両の周りに人が所定時間存在することを検知した場合に、前記警告手段が警告を行うように制御する制御手段と
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、建物に電気的に接続された接続車両への充電時において、その接続車両の周りに人が所定時間存在する場合に、その接続車両の周りに存在する人に対して警告を行うことができる。これにより、接続車両への充電時に、電力や車両を盗難する等の不正な行為を行おうとしている不審者が現れてもその不審者に対して警告を行うことができるため、かかる不正な行為が行われるのを未然に回避することが期待できる。すなわち、接続車両への充電時において、防犯性を高めることができる。
また、接続車両の周りに所定時間存在する人に対して警告を行うこととしているため、一時的に接続車両の周りを通り過ぎる人や動物等に対しては、警告が行われないようにされている。これにより、不審者以外の者に警告を行うのを極力回避することができるため警告精度を向上させることができる。
第2の発明の建物の防犯システムは、第1の発明において、人により携帯される携帯機の識別情報を取得する取得手段と、前記取得手段により取得した識別情報があらかじめ登録されている識別情報であるか否かを判定する識別手段を備え、前記制御手段は、前記識別手段により前記携帯機の識別情報が登録されている識別情報であると判定された場合には、前記警告手段に警告を行わせないことを特徴とする。
本発明によれば、人(例えば居住者等)により所持される携帯機から識別情報を取得し、その取得した識別情報があらかじめ登録されている識別情報である場合には警告を行わせないようにする。すなわち、接続車両への充電時において、携帯機を所持する人が車両の周りに所定時間存在する場合には警告が行われない。これにより、居住者等が車両への充電時においても警告を気にすることなく車両を掃除したり、点検したりすることができる。
第3の発明の建物の防犯システムは、第1又は第2の発明において、前記接続車両があらかじめ登録されている登録車両であるか否かを判定する車両判定手段を備え、前記制御手段は、前記車両判定手段により前記接続車両が登録車両であると判定された場合に、当該接続車両への充電を許可することを特徴とする。
本発明によれば、登録車両が建物と電気的に接続された場合には車両への充電が許可される。換言すると、非登録車両が建物と接続された場合には充電が許可されない。これにより、非登録車両へ充電が行われるのを防止することができるため、電力が盗まれるのを回避することができる。
第4の発明の建物の防犯システムは、第3の発明において、屋内に設けられ、異常が生じたことを通知する通知手段を備え、前記制御手段は、前記警告手段が警告を行う場合に、異常があったことを前記通知手段により通知させることを特徴とする。
本発明によれば、警告手段が警告を行う場合に屋内に設けられた通知手段により異常があったことを通知させることができる。すなわち、接続車両の周りに人が所定時間存在する場合に通知手段によりその旨を通知させることができる。これにより、居住者は、接続車両の周りに不審者等が現れたことを屋内にいながら知ることができる。したがって、その不審者等により電力や車両等が盗難されるのを未然に防止する処置をとることが可能となる。
第5の発明の建物の防犯システムは、第4の発明において、建物と前記接続車両との接続状況に異常が生じたことを検知する接続検知手段を備え、前記制御手段は、前記接続検知手段により接続異常が検知された場合には、前記通知手段に接続異常があったことを通知させることを特徴とする。
本発明によれば、建物と接続車両との接続状況に異常が生じた場合に、屋内に設けられた通知手段により異常があった旨を通知させることができる。これにより、居住者は接続状況の異常を屋内にいながら知ることができるため、通常屋外にて生じることが想定される接続異常に対して迅速に対処することができる。なお、接続状況の異常としては、建物と接続車両とを接続するケーブルの断線・外れ等が挙げられる。
ここで、接続検知手段により接続状況の異常が検知された場合に、さらに第1の発明における警告手段により警告を行うようにしてもよい。これにより、不審者により建物と接続車両とを接続するケーブルを外されたり断線させられたりした場合にその不審者に対して警告を行うことができるため、車両の盗難等の被害に遭うのを未然に防止する効果が期待できる。
第6の発明の建物の防犯システムは、第5の発明において、前記車両の位置を監視する車両位置監視手段を備え、前記制御手段は、少なくとも前記接続車両への充電時において前記接続検知手段により接続異常が検知された場合に、前記車両位置監視手段に前記車両位置の監視を自動で開始させることを特徴とする。
本発明によれば、少なくとも接続車両への充電時において建物と接続車両との接続状況に異常が検知された場合に、車両位置監視手段に対して車両の位置の監視を自動で開始させることができる。これにより、接続車両への充電時に車両が盗難された場合にはその後の車両の行方(位置)を監視することができるため、車両を居住者の元に取り戻すことが期待できる。また、接続状況に異常が生じた場合に、車両位置の監視が自動で開始されるため居住者の利便性を高めることができる。
第7の発明の建物の防犯システムは、第1乃至第6のいずれかの発明において、前記接続車両の充電状況を監視する監視手段を備えることを特徴とする。
本発明によれば、監視手段により接続車両の充電状況を監視することができる。ここで、充電状況としては、充電量(残存容量)、充電残り時間、充電電圧等が挙げられる。これにより、充電状況に応じた充電制御を実行することが可能となる。
また、この場合、制御手段は、監視手段により監視される充電状況を上記通知手段に通知させるとよい。そうすれば、監視手段により監視される接続車両の充電状況を屋内に設けられた通知手段により通知することができる。これにより、居住者は接続車両の充電状況を屋内にいながら把握することができる。したがって、目的地へ行くのに必要な電力が充電された時点で充電を終了させる等充電状況に応じた対応をとることが可能となる。
以下に、本発明を具体化した一実施の形態について図面を参照しつつ説明する。なお、図1は本実施形態における防犯システムの概略を示す全体構成図である。
図1に示すように、建物10には、分電盤11が設けられている。分電盤11には図示しない送電線や電力メータを介して商用電力が供給される。分電盤11には、電力線12を介して建物10内の各電気負荷L(例えば、家電装置、照明器具等)が接続されている。これにより、分電盤11から各電気負荷Lに電力が供給される。
また、分電盤11には、電力線13を介して充電管理装置14が接続されており、充電管理装置14には、建物10の外部に電力を出力するための電力出力端子15が電力線16を介して接続されている。これにより、分電盤11から電力線13,16及び充電管理装置14を介して電力出力端子15に電力が供給される。そして、本実施形態では建物10に隣接して駐車場29が設けられており、この駐車場29に駐車された自動車30(詳細は後述する)が電力出力端子15と電気的に接続されている場合に、電力出力端子15から電力が自動車30に供給され自動車30が充電されるようになっている。なおここで、駐車場29は車庫であってもよいし、建物10の一部として形成された付属車庫であってもよい。
建物10には、当該建物10における防犯管理を統括的に行う防犯管理装置20が設けられている。防犯管理装置20は、制御手段としてのコントローラ21を備えている。
建物10には、人検知手段としての人感センサ23や窓センサ24が設けられている。人感センサ23は、駐車場29及び駐車場29周辺の所定の領域に人が存在することを検知するセンサであり、例えば駐車場29に面した建物10の軒下に設けられている。窓センサ24は、建物10に設けられた窓25に異常が生じたことを検知するセンサであり、例えば建物10の各窓25にそれぞれ設けられている。なお、窓25の異常の具体例としては、例えば窓25の鍵が施錠状態から解錠状態になった場合、窓25が割られた場合等が挙げられる。
建物10には、警告手段としての警告灯26が設けられている。警告灯26は、駐車場29又は駐車場29周辺に存在する不審者に対して点滅することにより警告を発する発光装置である。警告灯26は、例えば駐車場29に面した建物10の外壁面に設けられている。
建物10には、建物側通信装置27が設けられている。建物側通信装置27は、居住者が携帯する携帯型通信機32との間で通信可能とされており、例えば駐車場29に面した建物10の外壁面に設けられている。
一方、自動車30は、いわゆるプラグインハイブリッド自動車(PHV)であり、動力源としてのエンジン及び電動発電機(いずれも図示略)を備えるとともに高圧二次電池からなる車載バッテリ33を備えている。また、自動車30は、外部から電力を取り込むための電力入力端子34を備えている。したがって、車載バッテリ33は、車両走行中において電動発電機の回生電力により適宜充電されるととともに、車両停止中において電力入力端子34を介して供給される外部電源からの電力供給により充電されるようになっている。
駐車場29に駐車された自動車30と建物10とは接続ケーブル35を介して電気的に接続されるようになっている。具体的には、接続ケーブル35の両端には一対の接続プラグ36が設けられており、これら各接続プラグ36が自動車30の電力入力端子34及び建物10の電力出力端子15にそれぞれ差し込まれることにより建物10側と自動車30側とが電気的に接続される。これにより、建物10側の電力が接続ケーブル35を介して自動車30側へ供給され、車載バッテリ33が充電される。
また、自動車30には、当該自動車30の防犯管理を行うとともに車載バッテリ33の蓄電状態を管理する車両側コントローラ37と、外部装置との間で無線通信を行う車両側通信装置38とが設けられている。車両側通信装置38は、携帯型通信機32から送信される信号を受信することが可能となっている。
また、自動車30には、車両位置取得手段としてのGPS端末39が設けられている。GPS端末39は、GPS衛星から発信される電波を受信することで自身(自動車30)の位置情報を生成する構成となっている。自動車30の位置情報は必要に応じて車両側コントローラ37に入力され、車両側通信装置38から外部施設であるコントロールセンタ41に送信される。コントロールセンタ41は、自動車30の位置情報を含む各種の走行情報を取得する構成となっており、建物10側の防犯管理装置20はこのコントロールセンタ41とインターネット42を介して接続されている。したがって、自動車30の位置情報を防犯管理装置20によりコントロールセンタ41からインターネット42を介して取得することが可能となっている。
ところで、本実施形態では、建物10及び自動車30に電力線通信(PLC:Power Line Communication)機能が付加されている。そのため、建物10と自動車30とが接続ケーブル35を介して電気的に接続された状態において建物10と自動車30との間で電力線通信が可能となっている。これにより、建物10側の防犯管理装置20(コントローラ21)と自動車30側の車両側コントローラ37との間で接続ケーブル35や電力線13,16等を介して各種情報のやりとりが行われるようになっている。なお、建物10と自動車30との通信は電力線通信に限らず、その他の有線通信や、赤外線通信などの無線通信によるものであってもよい。
次に、防犯管理装置20を中心に上記防犯システムの電気的構成について図2に基づいて説明する。なお、図2は防犯システムの電気的構成を示す図である。
防犯管理装置20が有するコントローラ21は、CPU等を有する周知のマイクロコンピュータを備えてなる。コントローラ21は、識別情報としてのIDコード情報等を記憶するRAM等からなる記憶装置21aを有している。また、防犯管理装置20は、コントローラ21の他に文字入力用キーボードや入力ボタン等からなる操作装置45と、液晶ディスプレイ等からなる表示装置46とを備えており、これら各装置45,46はコントローラ21に対して接続されている。
コントローラ21には、建物側通信装置27が接続されている。コントローラ21は、建物側通信装置27を介して携帯型通信機32との間で通信可能となっている。具体的には、コントローラ21が建物側通信装置27にリクエスト信号を出力すると、そのリクエスト信号が建物側通信装置27から駐車場29及び駐車場29周辺の所定エリアに送信される。そして、そのリクエスト信号が携帯型通信機32により受信されると、その応答として携帯型通信機32から建物側通信装置27にIDコード信号(携帯型通信機32固有のID情報)が送信され、建物側通信装置27がこのIDコード信号を受信するとIDコード信号がコントローラ21に入力される。なお、本実施形態では、携帯型通信機32にあらかじめIDコード情報が記憶されている。
コントローラ21の記憶装置21aには識別情報としてのIDコード情報があらかじめ記憶されている。ここで、IDコード情報は、前述したように携帯型通信機32に記憶されている他、車両側コントローラ37にも記憶されている。記憶装置21aに記憶されているIDコード情報は、これら車両側コントローラ37及び携帯型通信機32に記憶されているIDコードに対応したものである。そして、コントローラ21は、携帯型通信機32又は車両側コントローラ37からIDコード信号が入力されると、IDコードの認証を行う。具体的には、入力されたIDコード信号が記憶装置21aに記憶されているIDコードと一致するか否かを判定する。
コントローラ21は、充電管理装置14と電気的に接続されている。充電管理装置14には、建物側接続検知センサ48が設けられている。建物側接続検知センサ48は、建物10と自動車30とが接続ケーブル35を介して電気的に接続されているか否かを検知するセンサである。コントローラ21には、建物側接続検知センサ48から検知結果が入力される。
コントローラ21は、自動車30と建物10とが接続ケーブル35を介して接続され、かつ、その接続された自動車30がIDコードの認証に基づいて居住者のものあると判定した場合に、充電セキュリティモードを実行する。また、コントローラ21は、それとともに充電セキュリティ信号を自動車30の車両側コントローラ37へ電力線通信により送信する。これにより、車両側コントローラ37がその充電セキュリティ信号を受信すると、車両側コントローラ37においても充電セキュリティモードが実行される。そして、本実施形態では、このように建物10側と自動車30側との双方において充電セキュリティモードが実行されることをもって、自動車30への電力供給が、すなわち自動車30の充電がコントローラ21により許可されるようになっている。
本実施形態では、この充電セキュリティモード時において、時刻が充電予約時刻になったときに車載バッテリ33への充電が実行されるようになっている。具体的には、コントローラ21が記憶装置21aに記憶されている充電予約時刻に基づいて充電管理装置14に充電信号を出力することにより車載バッテリ33への充電が実行される。なお、充電予約時刻は居住者による操作装置45に対する入力操作によりコントローラ21に入力され、記憶装置21aに記憶される。なお、車載バッテリ33への充電は、操作装置45による操作に基づいて実行される構成でもよい。
車載バッテリ33の充電実行時において、コントローラ21は、車載バッテリ33の残存容量(SOC)をモニタしつつ、充電管理装置14による充電(車載バッテリ33への給電)を実行する。具体的には、コントローラ21は、車載バッテリ33への充電実行時において、車両側コントローラ37に対して所定の周期で電力線通信によりリクエスト信号を送信する。車両側コントローラ37は、そのリクエスト信号の応答として車載バッテリ33の残存容量情報を電力線通信によりコントローラ21に送信し、コントローラ21は、その送信された残存容量情報を受信して車載バッテリ33の残存容量を取得する。
また、コントローラ21は、車両側コントローラ37より取得した車載バッテリ33の残存容量を表示装置46に逐次表示する。これにより、居住者は自動車30の充電状況を屋内にいながらリアルタイムで知ることができる。さらには、コントローラ21は、車載バッテリ33の充電が完了した場合にはその旨を表示装置46に表示する。これにより、居住者は車載バッテリ33の充電が完了したことを知ることができる。なお、この場合、車載バッテリ33の充電が完了した旨を居住者が携帯する携帯電話に通知させるようにしてもよい。そうすれば、居住者は外出先からでも充電が完了したことを知ることができる。
充電完了後、居住者により操作装置45に対して充電セキュリティモード解除の入力操作が行われると、充電セキュリティ解除信号がコントローラ21に入力され、充電セキュリティモードが解除される。また、それとともにコントローラ21から充電セキュリティ解除信号が自動車30側の車両側コントローラ37に電力線通信により送信され、車両側コントローラ37の充電セキュリティモードが同様に解除される。
コントローラ21の入力側には、人感センサ23や窓センサ24が接続されている。コントローラ21には、これら各センサ23,24から検知信号が入力される。
コントローラ21の出力側には、警告灯26が接続されている。コントローラ21は、充電セキュリティモード時において人感センサ23からの検知信号及び携帯型通信機32からのIDコード信号に基づいて警告灯26に対し点滅信号を出力する。
コントローラ21と電力線13との間にはPLCモデム51が接続されている。PLCモデム51は電力線通信用アダプタであり、このPLCモデム51によって電力と通信用信号との重ね合わせや分離が行われる。これにより、コントローラ21は、電力線通信により各種情報のやりとりを行うことが可能となっている。
一方、自動車30側において、車両側コントローラ37は、CPU、ROM、RAM等からなる周知のマイクロコンピュータを備えて構成されている。車両側コントローラ37には、IDコード情報があらかじめ記憶されている。
車両側コントローラ37には、車両側通信装置38が接続されている。車両側通信装置38は、携帯型通信機32から送信される各種信号を受信することが可能となっている。本実施形態の携帯型通信機32は充電スイッチ32aを有しており、このスイッチ32aが居住者によりON操作されると、携帯型通信機32から車両側通信装置38にON信号が送信される。そして、自動車30と建物10とが接続ケーブル35を介して電気的に接続されている場合に、そのON信号が車両側通信装置38により受信され車両側コントローラ37に入力されると、車両側コントローラ37はIDコードを防犯管理装置20のコントローラ21に電力線通信により送信する。そして、コントローラ21ではこのIDコード信号に基づいて前述したID認証が行われる。
車載バッテリ33と電力入力端子34とを接続する電力線52には車両側接続検知センサ53が設けられている。車両側接続検知センサ53は、建物10と自動車30とが接続ケーブル35を介して電気的に接続されているか否かを検知するセンサである。車両側接続検知センサ53は車両側コントローラ37の入力側に接続されており、車両側コントローラ37にはこの車両側接続検知センサ53から検知結果が入力される。
車両側コントローラ37の入力側には、GPS端末39が接続されている。車両側コントローラ37には、GPS端末39から自動車30の位置情報が入力される。充電セキュリティモード時において、車両側接続検知センサ53から未接続信号が車両側コントローラ37に入力されると、車両側コントローラ37は車両側通信装置38よりコントロールセンタ41に対して車両位置情報を送信する。
車両側コントローラ37の出力側には、自動車30のメインスイッチとしてのイグニッションスイッチ54が接続されている。充電セキュリティモード時において、車両側接続検知センサ53から未接続信号が車両側コントローラ37に入力されると、車両側コントローラ37はイグニッションスイッチ54に対して停止(OFF)信号を出力し、自動車30のメイン電源をOFFにする。
電力線52には、電力変換部(AC/DC)55が設けられている。これにより、自動車30への充電時において建物10側から供給される交流電力はこの電力変換部55により直流電力に変換されてから車載バッテリ33に供給される。
また、車両側コントローラ37と電力線52との間にはPLCモデム56が接続されている。PLCモデム56は電力線通信用アダプタであって、このPLCモデム56によって電力と通信用信号との重ね合わせや分離が行われる。これにより、車両側コントローラ37は、電力線通信により情報のやりとりを行うことが可能となっている。
次に、防犯管理装置20のコントローラ21によって実行される制御処理について図3に示すフローチャートに基づいて説明する。ここでは、駐車場29に駐車された自動車30の車載バッテリ33を充電する場合における建物10側の防犯制御処理について説明する。本処理は、自動車30と建物10とが接続ケーブル35により電気的に接続されたことをトリガとしてコントローラ21により実行される。この場合、自動車30と建物10とが接続ケーブル35により電気的に接続されたことは、建物側接続検知センサ48からの接続検知信号がコントローラ21に入力されたことをもって判断される。なお、本制御処理は、所定の周期で繰り返し実行される。
まずステップS11において、携帯型通信機32からのON信号に基づいて車両側コントローラ37から送信されるIDコード信号が入力されたか否かを判定する。IDコード信号が入力された場合にはステップS12に進み、IDコード信号が入力されていない場合には本処理を終了する。
ステップS12では、ステップS11において入力されたIDコード信号が記憶装置21aに記憶されているIDコードと一致しているか否かを判定する。入力されたIDコードと記憶装置21aに記憶されているIDコードとが一致していない場合にはそのまま本処理を終了し、一致している場合にはステップS13に進み、充電セキュリティモードを実行する。これにより、居住者以外の者により自動車の充電が行われるのを防止することができる。
続くステップS14では、充電セキュリティ信号を車両側コントローラ37に送信する。これにより、車両側コントローラ37が充電セキュリティ信号を受信すると、自動車30側でも建物10側と同様に充電セキュリティモードが実行される。そして、このとき建物10側と自動車30側との双方で充電セキュリティモードが実行されることをもって、自動車30への充電が許可される。
そして、続くステップS15では充電時防犯制御処理を実行し、その後のステップS16では充電後防犯制御処理を実行する。その後、本処理を終了する。
次に、ステップS15,S16の各防犯制御処理について図4及び図5のフローチャートに基づいて説明する。まず、ステップS15における充電時防犯制御処理について図4に示すフローチャートに基づいて説明する。
まずステップS21では、人感センサ23からの検知信号に基づいて、駐車場29に駐車された自動車30の周りに人がいるか否かを判定する。自動車30の周りに人がいない場合には、ステップS28に進む。一方、自動車30の周りに人がいる場合にはステップS22に進み、タイマによる計時を開始する。
続くステップS23では、タイマによる経過時間が予め設定された所定時間を経過したか否かを判定する。ここで、所定時間は、犬や猫等の動物が自動車30の周りを通り過ぎるのに要する時間よりも長い時間に設定されており、例えば1分に設定されている。この判定は所定時間が経過するまで繰り返す。そして、所定時間が経過した場合にはステップS24に進む。
ステップS24では、再び人感センサ23からの検知信号に基づいて、自動車30の周りに人がいるか否かを判定する。自動車30の周りに人がいない場合には、ステップS28に進む。一方、自動車30の周りに人がいる場合には、ステップS25に進み、建物側通信装置27よりリクエスト信号を駐車場29及び駐車場29周辺の所定エリアに送信する。なお、ここで、所定時間経過後、再度自動車30の周りに人が存在するか否かを判定することとしたのは、自動車30の近くを通り過ぎるだけの人(例えば、建物10に出入りする居住者等)や自動車30の近くを通る猫等の小動物を不審者として判定しないようにするためである。
続くステップS26では、上記リクエスト信号の応答として携帯型通信機32から送信されるIDコード信号を建物側通信装置27を通じて受信したか否かを判定する。IDコード信号を受信した場合には、ステップS27に進み、そのIDコード信号が記憶装置21aに記憶されているIDコードと一致しているか否かを判定する。
ステップS26においてIDコード信号を受信していないと判定された場合又はステップS27において携帯型通信機32からのIDコード信号が記憶装置21aに記憶されているIDコードと一致していないと判定された場合には、ステップS37〜S39の異常時処理に進む。この場合、自動車30の周りにいる人が不審者であると判断する。
ステップS37では、充電管理装置14への充電信号の出力を停止し、車載バッテリ33の充電を終了させる。これにより、電力を盗難される等の不都合な事態を未然に回避することができる。
続くステップS38では、異常事態が発生したことを通知する。具体的には、車載バッテリ33の充電前又は充電中に自動車30の周りに不審者が現れたことを通知する。この場合、表示装置46に「充電中(充電前)に不審者が現れました」等と表示したり防犯管理装置20のスピーカ(図示略)からその旨をアナウンスしたりする。これにより、車載バッテリ33の充電前又は充電中に不審者が現れたことを居住者に対して知らせることができるため、電力盗難等の不正行為を未然に防ぐ機会を居住者に対して与えることができる。
ステップS39では、警告灯26に点滅信号を出力し、警告灯26を点滅させる。これにより、車載バッテリ33の充電前又は充電中に不審者に対して警告を発することができるため、電力盗難等の不正行為が行われるのを未然に回避することができる。その後、ステップS16(図3参照)の充電後防犯制御処理を実行することなく建物側防犯制御処理を終了する。
先のステップS27において携帯型通信機32からのIDコード信号が記憶装置21aに記憶されているIDコードと一致している場合には、ステップS28に進む。ステップS28では、建物側接続検知センサ48からの検知信号に基づいて建物10と自動車30とが接続ケーブル35を介して電気的に接続されているか否かを判定する。ここで、建物10と自動車30とが接続ケーブル35を介して電気的に接続されていないと判定された場合には、ステップS35,S36の異常時処理に進む。
ステップS35では、充電管理装置14への充電信号の出力を停止し、車載バッテリ33の充電を終了させる。これにより、電力を盗難される等の不都合な事態を未然に回避することができる。
続くステップS36では、異常事態が発生したことを通知する。具体的には、車載バッテリ33の充電前又は充電中に建物10と自動車30との接続状況に異常が発生したことを通知する。この場合、表示装置46に「充電中(又は充電前)に接続ケーブルが外れました」等と表示したり防犯管理装置20のスピーカ(図示略)からその旨のアナウンスをしたりする。これにより、車載バッテリ33の充電前又は充電中に接続ケーブル35が外れたり断線したりする等の接続異常が発生したことを居住者に対して知らせることができる。したがって、居住者に対して、例えば外れた接続ケーブル35を再接続する等の、充電再開のための処置をとることを促すことができる。その後、ステップS16(図3参照)の充電後防犯制御処理を実行することなく建物側防犯制御処理を終了する。
一方、ステップS28において建物10と自動車30とが接続ケーブル35を介して電気的に接続されていると判定された場合には、ステップS29に進む。ステップS29では、現時刻が充電予約時刻を経過しているか否かを判定する。具体的には、例えば、コントローラ21に内蔵されたタイマ(図示略)等から現在の時刻情報を取得し、その取得した時刻情報に基づいて判定する。現時刻が充電予約時刻を経過していない場合には、ステップS21に戻り、現時刻が充電予約時刻を経過するまで繰り返しステップS21〜S29の処理を実行する。但し、ステップS26〜S28のいずれかにおいて否定判定され、異常時処理に移行した場合にはその限りでない。一方、現時刻が充電予約時刻を経過している場合には、ステップS30に進む。なお、充電予約時刻は、居住者による操作装置45に対する操作によりコントローラ21に入力され、記憶装置21aに記憶される。
ステップS30では、充電管理装置14に充電信号を出力し、車載バッテリ33への電力供給を実行する。これにより、車載バッテリ33への充電が実行される。なお、このとき車載バッテリ33の充電が実行されている場合には、そのまま充電を継続して実行する。
続くステップS31では、車載バッテリ33の残存容量情報を取得する。具体的には、車両側コントローラ37にリクエスト信号を送信し、そのリクエスト信号の応答として車両側コントローラ37から送信される車載バッテリ33の残存容量情報を受信する。これにより、車載バッテリ33の残存容量情報を取得する。
ステップS32では、ステップS31において取得した残存容量情報に基づいて車載バッテリ33が満充電になったか否かを判定する。車載バッテリ33が満充電になっていない場合には、ステップS21に戻り、車載バッテリ33が満充電になるまで繰り返しステップS21〜S32の処理を実行する。但し、ステップS26〜S28のいずれかにおいて否定判定され、異常時処理に移行した場合にはその限りでない。一方、車載バッテリ33が満充電になっている場合には、ステップS33に進む。
ステップS33では、充電管理装置14への充電信号の出力を停止し、車載バッテリ33への電力供給を停止させる。これにより、車載バッテリ33の充電が完了する。
ステップS34では、車載バッテリ33の充電が完了した旨を通知する。具体的には、防犯管理装置20の表示装置46に充電が完了した旨を表示する。これにより、居住者は車載バッテリ33の充電が完了したことを知ることができる。その後、本処理を終了する。
次に、ステップS16における充電後防犯制御処理について図5に示すフローチャートに基づいて説明する。なお、本処理におけるステップS41〜S48は、充電時防犯制御処理におけるステップS21〜S28と同一の処理であるためここでは説明を省略する。
ステップS46においてIDコード信号を受信していないと判定された場合又はステップS47において携帯型通信機32からのIDコード信号が記憶装置21aに記憶されているIDコードと一致していないと判定された場合には、ステップS51,S52の異常時処理に進む。
ステップS51では、異常事態が発生したことを通知する。具体的には、車載バッテリ33の充電完了後、自動車30の周りに不審者が現れたことを通知する。この場合、表示装置46に「充電完了後に不審者が現れました」等と表示したり防犯管理装置20のスピーカ(図示略)からその旨をアナウンスしたりする。これにより、車載バッテリ33の充電完了後においても不審者が現れたことを居住者に対して知らせることができる。
続くステップS52では、警告灯26に点滅信号を出力し、警告灯26を点滅させる。これにより、車載バッテリ33の充電完了後においても不審者に対して警告を発することができるため、充電完了後の自動車30が盗難等の被害に遭うのを未然に回避することができる。そして、この異常時処理を実行後、本処理を終了する。
ステップS48において、建物10と自動車30とが接続ケーブル35を介して電気的に接続されていないと判定された場合には、ステップS50の異常時処理に進み、異常事態が発生したことを通知する。具体的には、車載バッテリ33の充電完了後、建物10と自動車30との接続状況に異常が発生したことを通知する。この場合、表示装置46に「充電完了後に接続ケーブルが外れました」等と表示したり防犯管理装置20のスピーカ(図示略)からその旨をアナウンスしたりする。これにより、車載バッテリ33の充電完了後においても接続ケーブル35が外れたり断線したりする等の接続異常が発生したことを居住者に対して知らせることができる。この異常時処理を実行後、本処理を終了する。
ステップS48において、建物10と自動車30とが接続ケーブル35を介して電気的に接続されていると判定された場合には、ステップS49に進み、充電セキュリティモードが解除されたか否かを判定する。ここで、充電セキュリティモードの解除は、居住者が車載バッテリ33の充電完了を確認した後、操作装置45に対してモード解除の操作を行うことにより実行される。具体的には、居住者により操作装置45に対してモード解除の操作が行われると解除信号がコントローラ21に入力され、コントローラ21ではその入力された解除信号に基づいて充電セキュリティモードの解除が実行される。充電セキュリティモードが解除されていない場合には、ステップS41に戻り、充電セキュリティモードが解除されるまで繰り返しステップS41〜S49の処理を実行する。但し、ステップS46〜S48のうちいずれかにおいて否定判定され、異常時処理に移行した場合には、その限りでない。一方、充電セキュリティモードが解除された場合には、そのまま本処理を終了する。
次に、自動車30の車両側コントローラ37によって実行される制御処理について説明する。ここでは、車載バッテリ33を充電する場合における自動車30側の防犯制御処理について図6に示すフローチャートに基づいて説明する。なお、本処理は、防犯管理装置20のコントローラ21からの充電セキュリティ信号を車両側コントローラ37が受信したことをトリガとして車両側コントローラ37により実行される。
まずステップS71において、車両側接続検知センサ53からの検知信号に基づいて、自動車30と建物10とが接続ケーブル35を介して電気的に接続されているか否かを判定する。自動車30と建物10とが接続ケーブル35を介して電気的に接続されている場合には、ステップS72に進み、防犯管理装置20のコントローラ21から送信されるリクエスト信号を受信したか否かを判定する。リクエスト信号を受信していない場合には、ステップS74に進む。それに対しリクエスト信号を受信した場合には、ステップS73に進む。
ステップS73では、防犯管理装置20のコントローラ21へ車載バッテリ33の残存容量情報を電力線通信により送信する。これにより、コントローラ21は、この残存容量情報を受信することにより車載バッテリ33の残存容量を取得する(図4のステップS31)。
ステップS74では、居住者による操作装置45の操作に基づいてコントローラ21から送信される充電セキュリティ解除信号を受信したか否かを判定する。充電セキュリティ解除信号を受信していない場合には、ステップS71に戻り、ステップS71で否定判定されるか又はステップS74で肯定判定されるまで繰り返しステップS71〜S74の各処理を実行する。一方、充電セキュリティ解除信号を受信した場合には、ステップS75に進み、充電セキュリティモードを解除する。その後、本処理を終了する。
一方、ステップS71において、自動車30と建物10とが電気的に接続されていない場合には、ステップS76に進み、イグニッションスイッチ54にOFF信号を出力する。なお、このOFF信号の送信及び受信は、電力線通信とは別に自動車30と建物10とが補助的に有する無線通信機器によって行われる。これにより、自動車30が盗難の被害に遭う前に自動車30を強制的に停止させることができる。
続くステップS77では、GPS端末39から入力される車両位置情報を車両側通信装置38よりコントロールセンタ41に送信する。これにより、その車両位置情報がコントロールセンタ41により受信され取得されるため、その車両位置情報を防犯管理装置20によりコントロールセンタ41からインターネット42を介して取得することが可能となる。すなわち、充電セキュリティモード時に、万が一自動車30が盗難された場合でも自動車30の行方を監視することができるため、自動車30を居住者の元に取り戻すことが期待できる。なお、コントロールセンタ41への車両位置情報の送信は、車載バッテリ33に蓄えられた電力を用いて行われるが、この場合、車載バッテリ33の残存容量がなくなるまで継続して行われる。これにより、長時間に渡って自動車30の監視を継続することができる。そして、バッテリ33の残存容量がなくなりコントロールセンタ41への送信が不可となった後、本処理はそのまま終了する。
以上、詳述した本実施形態の構成によれば、以下の優れた効果が得られる。
充電セキュリティモード時において、自動車30の周りに人が所定時間存在することを検知した場合に、警告灯26により警告を発するようにした。これにより、充電セキュリティモード時に、電力や自動車30を盗難する等の不正な行為を行おうとしている不審者が現れた場合、その不審者に対して警告を行うことができる。そのため、かかる不正な行為が行われるのを未然に回避することが期待できる。すなわち、充電セキュリティモード時において、防犯性を高めることができる。
また、ここでは自動車30の周りに人が所定時間存在することを検知した場合に警告灯26による警告を行うこととしているため、一時的に自動車30の周りを通り過ぎる人や動物等に対しては、警告が行われないようにされている。これにより、不審者以外の者に警告が行われるのを極力回避することができるため警告精度の向上を図ることができる。
さらに、自動車30の周りに人が所定時間存在することを検知した場合であっても、リクエスト信号の応答として携帯型通信機32から送信されるIDコード信号が記憶装置21aに記憶されているIDコードと一致している場合には警告を行わないようにした。これにより、充電セキュリティモード時において、携帯型通信機32を所持する居住者が自動車30の周りに所定時間存在していても警告が行われないため、居住者は充電セキュリティモード時において警告灯26による警告を気にすることなく自動車30を掃除したり点検したりすることができる。
コントローラ21が車両側コントローラ37からのIDコード信号と記憶装置21aに記憶されているIDコードとが一致していることを条件として建物10側及び自動車30側の双方で充電セキュリティモードが実行されることとし、ひいては自動車30への充電が許可されることとした。これにより、IDコードが一致しない他の自動車30に対して充電が行われるのを防止することができるため、電力が盗まれるのを回避することができる。
建物側接続検知センサ48が未接続を検知した場合に、接続異常が生じたことを防犯管理装置20の表示装置46に表示等することにより通知することとした。これにより、居住者は接続状況に異常が生じたことを屋内にて知ることができるため、通常屋外で生じることが想定される接続異常に対して迅速に対処することができる。
車載バッテリ33の充電中は、表示装置46に充電状況を逐次表示するようにした。これにより、居住者は車載バッテリ33の充電状況を屋内にいながら把握することができるため、目的地へ行くのに必要な電力が充電された時点で充電を終了させる等充電状況に応じた対応をとることが可能となる。
充電セキュリティモード時における防犯制御処理を防犯管理装置20により行うこととした。これにより、自動車30への充電に関する防犯管理を建物10内におけるその他の防犯管理とともに一括して行うことができる。
防犯管理装置20のコントローラ21と車両側コントローラ37とを電力線通信により相互に通信可能とし、その電力線通信によりIDコード信号や充電セキュリティ信号等の送受信を行う構成とした。これにより、既設の電力線13等を利用して各信号を送受信することができるため、簡素な構成で本システムを構築することができる。
本発明は上記実施形態に限らず、例えば次のように実施されてもよい。
(1)上記実施形態では、充電セキュリティモード時に自動車30の周りに人が検知された場合、コントローラ21がリクエスト信号を送信し、その応答として携帯型通信機32から送信されるIDコード信号に基づいてID認証を行うこととしたが、このID認証は必ずしも行う必要はない。但し、居住者自身が自動車30の周りにいる場合にも不審者であると判断され異常時処理が実行されるおそれがあることを考慮すると、ID認証を行うのが望ましい。
(2)上記実施形態では、接続ケーブル35を介して建物10と接続されている自動車30が居住者のものであることをID認証により確認した後、自動車30への充電を許可するようにしたが、ID認証を実施せずに自動車30への充電を許可するようにしてもよい。但し、居住者以外の者により自動車への充電が実行されるおそれがあることを考慮すると、ID認証を実施した後に自動車30への充電を実行するのが望ましい。
(3)車載バッテリ33の充電完了と同時に充電セキュリティモードを自動解除するようにしてもよい。すなわち、コントローラ21が充電完了と同時に充電セキュリティモードを解除するとともに車両側コントローラ37へ充電セキュリティ解除信号を送信するようにする。但し、接続ケーブル35を介して自動車30と建物10とが接続されている限り充電完了後にも電力盗難等の被害に遭う可能性は捨てきれない。その点を考慮すると、充電完了後も引き続き、充電セキュリティモードの解除が居住者によりなされるまでは充電セキュリティモードを継続するのが望ましい。
(4)上記実施形態では、防犯管理装置20により建物10の防犯管理を統括的に行うようにしたが、これを変更してもよい。例えば、自動車30の充電に関する防犯管理のみを担う充電防犯管理装置を設け、充電セキュリティモード時における防犯制御は充電防犯管理装置により実行し、その他の防犯制御は防犯管理装置20により実行するようにしてもよい。
また、窓施錠モニタを備えた窓施錠管理システムや居住者が所有するパソコン等の端末装置等により建物10の防犯管理を実行させるようにしてもよい。
(5)車両側接続検知センサ53が自動車30と建物10との未接続を検知した場合に、車両側コントローラ37からコントロールセンタ41に対し車両位置情報を送信しないようにしてもよい。但し、自動車30が盗難された場合のことを考慮すると、コントロールセンタ41に対し車両位置情報を送信するようにし、防犯管理装置20により車両位置を把握できるようにするのが望ましい。
(6)自動車30と建物10とのケーブル35接続時においては、防犯管理装置20から自動車30のイグニッションスイッチ54やエアコン等に電力線通信により操作信号を送信可能とし、その操作信号に基づいてイグニッションスイッチ54やエアコン等を操作できるようにしてもよい。そうすれば、居住者は、室内に居ながら自動車30の暖機運転を行ったり車内を快適な温度に設定したりすることができる。
(7)防犯管理装置20が、子機防犯モニタを備えていてもよい。この場合、建物10のリビング等に子機防犯モニタを設置し、その子機防犯モニタに充電が完了した旨や異常事態が発生したこと等を表示させるようにしてもよい。つまり、表示装置46に表示される内容を子機防犯モニタにも表示させるようにする。これにより、居住者はリビングにいながら充電に関する情報を知ることができる。
(8)上記実施形態では、警告灯26を点滅することにより不審者に対し警告を発することとしたが、スピーカにより音を発する等、他の警告手段により警告をしてもよい。
(9)充電対象となる自動車40は動力源として電動機を備える電気自動車(EV)であってもよい。この場合、電気自動車はやはりプラグイン方式のものであり、上記実施形態のように車載バッテリ33、電力入力端子34、車両側コントローラ37、GPS端末39及び車両側通信装置38を備える。
(10)上記実施形態では、自動車30と建物10との未接続が検知された場合、自動車30側では車両位置情報を車両側通信装置38よりコントロールセンタ41に送信することとしたが、この場合、建物10側においてはその車両位置情報をコントロールセンタ41からインターネット42を介して自動取得するようにし、かつ、その自動取得した車両位置情報に基づいて自動車30の位置を自動で監視するようにしてもよい。これにより、自動車30が盗難された場合に自動車30の行方を自動で監視することができるため、居住者の利便性を高めることができる。
(11)建物10側と自動車30側との双方において、車載バッテリ33の充電を実行していない充電待機時(充電未実行時)にはセキュリティレベルをLoに、車載バッテリ33の充電実行時にはセキュリティレベルをHiに切替設定できるようにし、セキュリティレベルがHiの場合に建物10と自動車30との間で接続異常があった場合に、接続異常処理(図4のステップS35,S36及び図6のS76,S77の処理)が実行されるようにしてもよい。
具体的には、車載バッテリ33の充電実行中、コントローラ21は建物10側のセキュリティレベルをHiに維持するとともに、自動車30側に対しては充電中信号を車両側コントローラ37に接続ケーブル35を介して常時送信する。それに対し、自動車30側では、コントローラ21から送信される充電中信号を車両側コントローラ37が受信するとセキュリティレベルがLoからHiに切り替えられ、また車両側コントローラ37が当該信号を受信している間はセキュリティレベルがHiに維持される。そして、セキュリティレベルHi時において、建物10と自動車30との間の接続が断たれ車両側コントローラ37に車両側接続検知センサ53から未接続信号が入力された場合、接続異常処理が、詳しくはイグニッションスイッチ54のOFF処理(図6のステップS76)及び車両位置情報の送信(図6のステップS77)が実行される。これにより、車載バッテリ33の充電中に自動車30が盗難されるのを未然に防ぐことが期待できるとともに、万が一盗難された場合においても自動車30の行方を監視することができる。
一方、建物10側においては、セキュリティレベルHi時において、建物10と自動車30との間の接続が断たれコントローラ21に建物側接続検知センサ48から未接続信号が入力された場合、接続異常処理が、詳しくは充電終了処理(図3のステップS35)及び接続異常の通知処理(図3のステップS36)が実行される。これにより、車載バッテリ33の充電中に電力や自動車30等が盗難される等の不都合な事態を未然に回避することができる。
防犯システムの概略を示す全体構成図。 防犯システムの電気的構成を示す図。 建物側の防犯制御処理を示すフローチャート。 充電時防犯制御処理を示すフローチャート。 充電後防犯制御処理を示すフローチャート。 自動車側の防犯制御処理を示すフローチャート。
符号の説明
10…建物、20…防犯管理装置、21…制御手段、識別手段、車両判定手段及び車両位置監視手段としてのコントローラ、23…人検知手段としての人感センサ、26…警告手段としての警告灯、30…車両としての自動車、32…携帯機としての携帯型通信機、33…車載バッテリ、37…車両側コントローラ、39…GPS端末、46…通知手段としての表示装置、48…接続検知手段としての建物側接続検知センサ。

Claims (8)

  1. 車両に電気的に接続され、その接続状態において当該車両に電力を供給することで当該車両への充電を行う建物に適用され、
    前記建物に電気的に接続された接続車両の周りに人が所定時間存在することを検知する人検知手段と、
    前記接続車両の周りに存在する人に対して警告を行う警告手段と、
    前記接続車両への充電時において、前記人検知手段が当該接続車両の周りに人が所定時間存在することを検知した場合に、前記警告手段が警告を行うように制御する制御手段と
    人により携帯される携帯機の識別情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得した識別情報があらかじめ登録されている識別情報であるか否かを判定する識別手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記識別手段により前記携帯機の識別情報が登録されている識別情報であると判定された場合には、前記警告手段に警告を行わせないようにするものであり、
    前記建物側には、前記制御手段及び前記識別手段を構成する建物側コントローラが設けられており、
    前記接続車両側には、車両側コントローラが設けられており、
    それら各コントローラにはそれぞれ前記携帯機の前記識別情報と対応する識別情報が予め記憶されており、
    前記携帯機は充電スイッチを有しており、この充電スイッチが居住者によりON操作されると、前記携帯機から車両側通信装置にON信号が送信され、
    前記接続車両と前記建物とが電気的に接続されている場合に、前記ON信号が前記車両側通信装置を介して前記車両側コントローラに入力されると、前記車両側コントローラはその識別情報を前記建物側コントローラに送信し、
    前記建物側コントローラは、その送信された識別情報を受信すると、当該識別情報があらかじめ記憶されている識別情報であるか否かを判定し、その結果当該記憶されている識別情報であると判定した場合には前記接続車両への充電を許可することを特徴とする建物の防犯システム。
  2. 現時刻が充電予約時刻を経過しているか否かを判定する手段を備え、
    前記建物側コントローラは、現時刻が充電予約時刻を経過している場合に、前記接続車両への充電を許可することを特徴とする請求項1に記載の建物の防犯システム。
  3. 記建物側コントローラは、建物側通信装置を介して前記接続車両が駐車される駐車場及びその周辺の所定エリアにリクエスト信号を送信可能とされており、
    前記携帯機により前記リクエスト信号が受信されると、その応答として前記携帯機から前記識別情報が送信され、
    その識別情報を前記取得手段としての建物側通信装置を介して前記建物側コントローラが受信すると、前記識別手段がその取得した識別情報があらかじめ登録されている識別情報であるか否かを判定することを特徴とする請求項1又は2に記載の建物の防犯システム。
  4. 前記建物側コントローラは、前記接続車両と前記建物とが接続ケーブルを介して接続され、かつ、その接続された前記接続車両が居住者のものと判定された場合は、充電セキュリティモードを実行するとともに、充電セキュリティ信号を前記車両側コントローラに送信し、
    前記車両側コントローラは、その充電セキュリティ信号を受信すると、充電セキュリティモードを実行し、
    前記建物側コントローラは、前記建物側と前記接続車両側との双方で前記充電セキュリティモードが実行されることをもって前記接続車両への充電を許可することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の建物の防犯システム。
  5. 前記接続車両があらかじめ登録されている登録車両であるか否かを判定する車両判定手段を備え、
    前記制御手段は、前記車両判定手段により前記接続車両が登録車両であると判定された場合に、当該接続車両への充電を許可することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の建物の防犯システム。
  6. 屋内に設けられ、異常が生じたことを通知する通知手段を備え、
    前記制御手段は、前記警告手段が警告を行う場合に、異常があったことを前記通知手段により通知させることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の建物の防犯システム。
  7. 建物と前記接続車両との接続状況に異常が生じたことを検知する接続検知手段を備え、
    前記制御手段は、前記接続検知手段により接続異常が検知された場合には、前記通知手段に接続異常があったことを通知させることを特徴とする請求項に記載の建物の防犯システム。
  8. 前記車両の位置を監視する車両位置監視手段を備え、
    前記制御手段は、少なくとも前記接続車両への充電時において前記接続検知手段により接続異常が検知された場合に、前記車両位置監視手段に前記車両位置の監視を自動で開始させる請求項に記載の建物の防犯システム。
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