JP5268022B2 - 投影装置 - Google Patents

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この発明は投影装置に関する。
電源としてバッテリを用いるハンディタイプのプロジェクタにとって消費電力の増大は大きな問題である。従来、バッテリの電圧を所定時間毎にチェックし、バッテリの放電状態が「電池残量少」及び「電池残量なし」のいずれかになるとバッテリの状態を示す電池アイコン(電池情報)を投影像に重ね合成するプロジェクタが知られている(下記公報参照)。
特開2007−78807号公報
ところで、光源の駆動電流は数百mA以上と大きく、電池の内部抵抗、電池接片の接触不良、配線抵抗等の影響を受け易く、プロジェクタの光源の点灯と同時に発生する電圧降下によって、電池電圧が点灯禁止の閾値より低下したり、システムリセット(ユーザに何らの警告もなく光源がオフになる状態)等を起こしたりすることがある。特に、システムリセットの場合には、その原因がわからないため、ユーザが対応に困るおそれがある。
この発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、その課題は電圧降下に起因する突然の消灯によってユーザが対応に困らないようにすることである。
上記課題を解決するため請求項1記載の発明は、投影用の光源を有し、光学像を投影する投影手段と、前記光源を駆動する電池の残容量を検出する電池残容量検出手段と、前記電池残容量検出手段によって検出された残容量と第1の閾値と比較し、前記電池の残容量が前記第1の閾値よりも小さいとき、その残容量と前記第1の閾値より小さい第2の閾値とを比較し、それら比較結果に基づいて前記電池の残容量を判定する第1判定手段と、前記電池残容量検出手段によって検出された残容量と前記第の閾値よりも小さい第の閾値と比較し、前記電池の残容量が前記第3の閾値よりも小さいとき、その残容量と前記第3の閾値より小さい第4の閾値とを比較し、それら比較結果に基づいて前記電池の残容量を判定する第2判定手段と、前記第1判定手段及び前記第2判定手段の判定結果に基づいて前記光源を駆動する駆動電流を決定する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記光源を点灯させる前は、前記第1判定手段の判定結果に基づいて前記光源を駆動する駆動電流を決定し、前記光源を点灯させた後は、前記第1判定手段から前記第2判定手段に切り替えて前記第2判定手段の判定結果に基づいて前記光源を駆動する駆動電流を決定し、前記制御手段は、前記光源を点灯させる前において前記第1判定手段により前記電池の残容量が前記第1の閾値以上のとき、前記光源を第1の駆動電流で駆動し、前記制御手段は、前記光源を点灯させる前において前記第1判定手段により前記電池の残容量が前記第1の閾値未満であって前記第2の閾値以上のとき、前記第1の駆動電流より小さい第3の駆動電流で前記光源を駆動することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の投影装置において、前記電池残容量検出手段は、前記電池の電池電圧を検出することを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1又は2記載の投影装置において、前記電池の残容量を表示する表示手段を備え、前記制御手段は、前記光源を点灯させる前において前記第1判定手段により前記電池の残容量が前記第1の閾値より小さい前記の閾値未満のとき、前記光源への前記駆動電流の供給を禁止するとともに、前記表示手段に前記電池の残容量が少ないことを表示させることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項記載の投影装置において、前記制御手段は、前記光源を点灯させた後において前記第2判定手段により前記電池の残容量が前記第1の閾値より小さい前記の閾値より小さい前記第の閾値未満であって前記第4の閾値以上になったとき、前記第の駆動電流より小さい第2の駆動電流で前記光源を駆動することを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項記載の投影装置において、前記制御手段は、前記第1の駆動電流から前記第の駆動電流より小さい前記第2の駆動電流へと駆動電流値を漸減させながら前記光源を駆動することを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項4記載の投影装置において、前記制御手段は、前記第2の駆動電流より大きい前記第3の駆動電流から前記第2の駆動電流へと駆動電流値を漸減させながら前記光源を駆動することを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1〜のいずれか1項記載の投影装置において、前記光源はLEDであることを特徴とする。
この発明によれば、電圧降下に起因する突然の消灯によってユーザが対応に困らないようにすることができる。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1はこの発明の第1実施形態に係る投影装置1の構成を示すブロック図、図2は投影装置1の使用状態を示す斜視図である。
投影装置1は主制御部であるCPU(制御手段)10を備えている。CPU10には、LED光源(投影用の光源)21を駆動する電池18の電圧を検出して電源18の残容量を検出する電池電圧検出回路(電池残容量検出手段)11、電源モジュール14のオン・オフを行うメインスイッチ12、電源モジュール14がオンの状態にあることを表示する表示部(表示手段)13、投影用光源駆動回路15、投影光学系(投影手段)20、表示用画像データ処理回路16、画像表示ドライバ17が接続されている。
CPU10はLED光源21を点灯させる前に電池電圧検出回路11によって検出された電池18の電圧値と第1の閾値電圧との比較結果に基づいて電池18の残容量を判定する判定手段としての機能を有する。
CPU10はメインスイッチ12が押されたとき、電源起動信号10aを出力して電源モジュール14を起動させるとともに、表示指示信号10bを出力して表示部13を表示する。表示部13は例えばLEDで構成されている。
CPU10は電池18の電圧値と第1の閾値電圧との比較結果に基づいて判定された電池18の残容量に基づいて光源21の輝度を変化させる電流値指示信号10gを出力する。
投影用光源駆動回路15はCPU10からのLED光源21の点灯を制御するLED点灯制御信号10c及び前記電流値指示信号10gに基づいてLED光源21への電力供給を制御して、LED光源21の点灯及び消灯を行う。
表示用画像データ処理回路16は外部インタフェース(外部I/F)19A及びメモリカード19Bに接続されている。外部インタフェース19Aは外部機器(図示せず)との間で映像・音声データ、プロジェクタの制御データの送受信を行う。また、メモリカード19Bは映像・音声データの書込み、読み出し等を行うための記憶メディアである。
表示用画像データ処理回路16は入力した画像信号19bの同期状態から画像信号19bが有効であるか無効であるかを判断し、画像有効/無効信号16aをCPU10へ出力する。画像信号19bには画像信号の走査タイミングを規定する各種同期信号(水平同期信号や垂直同期信号等)が含まれている。
また、画像信号19bは表示用画像データ処理回路16でA/D変換され、デジタルの画像信号16bとして画像表示ドライバ17へ出力される。
画像表示ドライバ17はCPU10からの制御信号10eを入力すると、表示用画像データ処理回路16から出力された画像信号16bに応じて、画像表示素子22を駆動するための画像信号17cを生成する。
投影光学系20はLED光源21と画像表示素子22と投影レンズ(図示せず)とを備えている。
LED光源21は、放電型光源ランプに比べて、電源を含めて小型化が可能である上、瞬時点灯・瞬時消灯が可能であること、輝度変更を短時間に繰り返しても光源に対する負荷が小さく安定な発光が可能であること、長寿命であること等、投影装置の光源として多くの利点を有する。
画像表示素子22は例えば液晶ライトバルブであり、画像表示素子22はCPU10からの制御信号10fを入力すると、LED光源21から射出された光を画像信号17cに基づいて変調することにより、画像信号17cに応じた光学像を形成する。画像表示素子22で形成された光学像は投影レンズ(図示せず)によってスクリーン5等に拡大投影される(図2参照)。
次に、この実施形態の投影装置1の動作を図3、4に基づいて説明する。
図3はこの発明の第1実施形態に係る投影装置の点灯前の電圧チェックを説明するフローチャート、図4(a)、(b)は電池電圧Vに対する駆動電流の供給方法を説明する図である。図3において、S11〜S16は各処理ステップを示す。図4(a)、(b)において、縦軸のVth1、Vth2、Vth3は電池18の閾値電圧であり、Iset1、Iset2(Iset1>Iset2)は光源21の駆動電流であり、横軸のt0、t3、t4はチェック時点である。
CPU10は光源21を点灯させる前に電池電圧検出回路11からの電池電圧検出信号11aを入力し、電池18の電圧Vをチェックする(S11)。
CPU10は、電池18の電圧Vが第1の閾値電圧Vth1以上であるか否かを判断する(S12)。
CPU10は図4(a)に示すように電池18の電圧Vが第1の閾値電圧Vth1以上であるとき(YES)(図4のt0)、LED光源21の駆動電流をIset1に設定し、図示しない別のルーチンへ進んでLED光源21を点灯させる(S13)。駆動電流Iset1によるLED光源21の点灯は電池18の電圧Vが第3の閾値電圧Vth3未満になるまで維持される。
CPU10は電池18の電圧Vが図4(b)に示すように第1の閾値電圧Vth1未満であるとき(NO)、電池18の電圧Vが第2の閾値電圧Vth2以上であるか否かを判断する(S14)。
CPU10は電池18の電圧Vが第2の閾値電圧Vth2以上であるとき(YES)(図4(b)のt0)、駆動電流をIset2(但し、Iset2<Iset1)に設定し、図示しない別のルーチンへ進んでLED光源21を点灯させる(S15)。駆動電流Iset2によるLED光源21の点灯は電池18の電圧Vが第3の閾値電圧Vth3未満になるまで維持される。
図4(b)、4(a)からわかるように、LED光源21を点灯させる前の電池18の電圧Vが第1の閾値電圧Vth1未満であるときは電池18の電圧Vが第1の閾値電圧Vth1以上であるときより電池18の電圧降下の割合が小さい。
電池18の電圧Vが第2の閾値電圧Vth2未満になったとき(NO)、LED光源21の点灯を禁止するフラグをセットし、図示しない別のルーチンへ進んでLED光源21の点灯を禁止する(S16)。このとき、電池残量が僅かとなったのでLED光源21をさせないことをユーザに音等で知らせる。
この実施形態によれば、電池18の電圧Vの変化に応じてLED光源21の駆動電流を変化させるので、電圧降下に起因する突然の消灯によってユーザが対応に困らない。
図5はこの発明の第2実施形態に係る投影装置の点灯前の電圧チェックを説明するフローチャート、図6はこの発明の第2実施形態に係る投影装置の点灯中の電圧チェックを説明するフローチャート、図7(a)、(b)、(c)は電池電圧に対する駆動電流の供給方法を説明する図であり、第1実施形態と共通する部分の説明は省略する。図5及び図6において、S21〜S26及びS201〜S205はそれぞれ各処理ステップを示す。図7(a)、(b)、(c)において、縦軸のVth1、Vth2、Vth3、Vth4は電池18の閾値電圧であり、横軸のt10〜t16はそれぞれチェック時点である。なお、閾値電圧Vth1、Vth2は点灯前の電圧検出に用いる閾値であり、閾値電圧Vth3、Vth4は点灯中の電圧検出に用いる閾値である。また、図7(c)の供給方法では駆動電流をIset2=Iset3とした。
CPU10は光源21を点灯させる前に電池電圧検出回路11からの電池電圧検出信号11aを入力し、電池18の電圧Vをチェックする(S21)。
CPU10は電池18の電圧Vが第1の閾値電圧Vth1以上であるか否かを判断する(S22)。
CPU10は、図7(a)に示すように電池18の電圧Vが第1の閾値電圧Vth1以上であるとき(YES)(図7(a)のt10)、LED光源21の駆動電流をIset1に設定し、図示しない別のルーチンへ進んでLED光源21を点灯させる(S23)。
LED光源21が点灯すると電池18の電圧Vがチェックされる(S201)。
CPU10は電池18の電圧Vが第3の閾値電圧Vth3以上であるか否かを判断する(S202)。
電池18の電圧Vが第3の閾値電圧Vth3以上であれば、図示しない別のルーチンへ進み、LED光源21の点等を継続するが、電池18の電圧Vが第3の閾値電圧Vth3未満であれば(NO)、電池18の電圧Vが第4の閾値電圧Vth4以上であるか否かを判断する(S203)。
電池18の電圧Vが第4の閾値電圧Vth4以上であるとき(YES)、駆動電流をIset2に設定する(S204)。
駆動電流Iset1によるLED光源21の点灯中に電池18の電圧Vが第4の閾値電圧Vth4以上かつ第3の閾値電圧Vth3未満になると駆動電流をIset1からIset2に切り換える。その後、電池18の電圧Vは時間とともに漸減する。駆動電流がIset1からIset2に減少するため、図7(a)に示すチェック時点t11以後の電池18の電圧降下の割合がt11以前より小さくなる。
CPU10は電池18の電圧Vが第4の閾値電圧Vth4未満のとき(NO)、LED光源21の点灯を禁止するフラグをセットし、図示しない別のルーチンへ進んでLED光源21を消灯させる(S205)。このとき、電池残量が僅かとなったのでLED光源21を消灯することをユーザに音等で知らせる。
図7(b)に示すように点灯前の電池18の電圧Vが第1の閾値電圧Vth1未満であるとき(NO)、電池18の電圧Vが第2の閾値電圧Vth2以上であるか否かを判断する(S24)。
CPU10は電池18の電圧Vが第2の閾値電圧Vth2以上であるとき(YES)(図7(b)のt10)、駆動電流をIset3(但し、Iset2<Iset3<Iset1)に設定し、図示しない別のルーチンへ進んでLED光源21を点灯させる(S25)。
点灯中の電圧チェックのルーチン(図6参照)へ進み、駆動電流Iset3によるLED光源21の点灯中に電池18の電圧Vが第3の閾値電圧Vth3未満(図7(b)のt14)になるまで駆動電流Iset3に維持される。電池18の電圧Vが第3の閾値電圧Vth3未満(t14)になったとき、駆動電流をIset3からIset2に切り換える。その後、電池18の電圧Vは時間とともに漸減する。駆動電流がIset3からIset2に減少するため、図7(b)に示すチェック時点t14以後の電池18の電圧降下の割合がt14以前より小さくなる。駆動電流Iset2によるLED光源21の点灯は電池18の電圧が第4の閾値電圧Vth4未満になるまで維持される。
電池18の電圧Vが第の閾値電圧Vth未満になったとき(NO)、LED光源21の点灯を禁止するフラグをセットし、図示しない別のルーチンへ進んでLED光源21の点灯を禁止する(S26)。このとき、電池残量が僅かとなったのでLED光源21をさせないことをユーザに音等で知らせる。
なお、閾値電圧Vth1、Vth2、Vth3、Vth4は、電池18の電圧Vを検出するタイミングにより必ずVth1>Vth2>Vth3>Vth4となるように設定されるわけではない。例えば、Vth1>Vth2=Vth3>Vth4やVth1>Vth3>Vth2>Vth4のように設定することもできる。
この実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を奏するだけでなく、点灯前だけでなく点灯中にも駆動電流が切り換えられるので第1実施形態より電池18の消耗を抑制することができる。
図8はこの発明の第3実施形態に係る投影装置の点灯中の電圧チェックを説明するフローチャート、図9(a)、(b)は電池電圧に対する駆動電流の供給方法を説明する図であり、第1実施形態と共通する部分の説明は省略する。図8において、S301〜S306はそれぞれ各処理ステップを示す。図9(a)、(b)、(c)において、縦軸のVth1、Vth2、Vth3、Vth4は電池18の閾値電圧であり、横軸のt20〜t26はそれぞれチェック時点である。
以下、図5、図8及び図9に基づいて第3実施形態を説明する。
CPU10は、光源21を点灯させる前に電池電圧検出回路11からの電池電圧検出信号11aを入力し、電池18の電圧Vをチェックする(S21)。
CPU10は、電池18の電圧Vが第1の閾値電圧Vth1以上であるか否かを判断する(S22)。
CPU10は、図9(a)に示すように電池18の電圧Vが第1の閾値電圧Vth1以上であるとき(YES)(t20)、LED光源21の駆動電流をIset1に設定し、図示しない別のルーチンへ進んでLED光源21を点灯させる(S23)。
LED光源21が点灯すると電池18の電圧Vがチェックされる(S301)。
CPU10は、電池18の電圧Vが第3の閾値電圧Vth3以上であるか否かを判断する(S302)。
CPU10は、電池18の電圧Vが第3の閾値電圧Vth3未満のとき(NO)、電池18の電圧Vが第4の閾値電圧Vth4以上であるか否かを判断する(S303)。
CPU10は、電池18の電圧Vが第4の閾値電圧Vth4以上であるとき(YES)、駆動電流がIset2であるか否かを判断する(S304)。駆動電流がIset2であるとき(YES)、図示しない別のルーチンへ進んでLED光源21点灯を継続する
駆動電流がIset2でないとき(NO)、駆動電流をIset1からIset2へ徐々に低減させる(S305)。これによってLED光源21の輝度をユーザが気が付かないように低減させることができ、ユーザに不快感を与えないようにすることができる。例えば、1秒当たり駆動電流Iset1の1%づつ駆動電流を低減させる。
CPU10は、電池18の電圧Vが第4の閾値電圧Vth4未満のとき(NO)、LED光源21の点灯を禁止するフラグをセットし、図示しない別のルーチンへ進んでLED光源21を消灯させる(S306)。このとき、電池残量が僅かとなったのでLED光源21を消灯することをユーザに音等で知らせる。
CPU10は、図9(b)に示すように点灯前の電池18の電圧Vが第1の閾値電圧Vth1未満であるとき(NO)、電池18の電圧Vが第2の閾値電圧Vth2以上であるか否かを判断する(S24)。
CPU10は電池18の電圧が第2の閾値電圧Vth2以上であるとき(YES)(図9(b)のt20)、駆動電流をIset3(ただし、Iset2<Iset3<Iset1)に設定し、図示しない別のルーチンへ進んでLED光源21を点灯させる(S25)。
LED光源21が点灯すると電池18の電圧Vがチェックされる(S301)。
CPU10は、電池18の電圧Vが第3の閾値電圧Vth3以上であるか否かを判断する(S302)。
CPU10は、電池18の電圧Vが第3の閾値電圧Vth3未満のとき(NO)、電池18の電圧Vが第4の閾値電圧Vth4以上であるか否かを判断する(S303)。
CPU10は、電池18の電圧Vが第4の閾値電圧Vth4以上であるとき(YES)、駆動電流がIset2であるか否かを判断する(S304)。駆動電流がIset2であるとき(YES)、図示しない別のルーチンへ進んでLED光源21の点灯を継続する。
駆動電流がIset2でないとき(NO)、駆動電流をIset3からIset2へ徐々に低減させる(S305)。そのため、電池18の電圧降下速度が低下する。駆動電流がIset2となった後、その駆動電流は電池18の電圧Vが第4の閾値電圧Vth4未満になるまで維持される。
電池18の電圧Vが第4の閾値電圧Vth4未満になったとき(NO)、LED光源21の点灯を禁止するフラグをセットし、図示しない別のルーチンへ進んでLED光源21を消灯させる(S306)。このとき、電池残量が僅かとなったのでLED光源21を消灯することをユーザに音等で知らせる。
この実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を奏する。また、LED光源21の駆動を駆動電流をIset3から開始したので、点灯開始時の電圧降下を小さくでき、点灯直後に電池18の電圧Vが第4の閾値電圧Vth4未満になることやシステムリセットを防止することができる。更に、電池18の電圧Vが第3の閾値電圧Vth3未満となった場合、迅速に駆動電流をIset2とすることができる。
なお、上記実施形態では、電池18の電圧Vで電池残容量を判断したが、デジタルカメラやカムコーダで実施されているように、電池の残容量(パーセント表示等)で直接判定してもよい。
次に、従来行われている駆動電流の低減方法を比較例として説明する。
図10(a)、(b)は比較例に係る電池電圧に対する駆動電流の供給方法を説明する図である。
図10(a)に示すように、電池18の電圧Vが閾値電圧Vthより十分に大きい場合、チェック時点t0においてLED光源21を点灯させたとき、予め設定された駆動電流Isetを光源21に供給すると、電池18の電圧Vは急激に低下する。そして、電池18の電圧Vが閾値電圧Vth未満になるt1まで駆動電流Isetが光源21に供給される。
図10(b)に示すように、電池18の電圧Vが閾値電圧Vthより僅かに大きい場合、チェック時点t0においてLED光源21を点灯させたとき、予め設定された駆動電流Isetを光源21に供給すると、電池18の電圧VはLED光源21を点灯した直後に閾値電圧Vth未満に低下し、t2で消灯する。
上記のように比較例によれば、電圧降下に起因してLED光源21が点灯直後に突然消灯するおそれがある。
図1はこの発明の第1実施形態に係る投影装置の構成を示すブロック図である。 図2は投影装置1の使用状態を示す斜視図である。 図3はこの発明の第1実施形態に係る投影装置の点灯前電圧チェックを説明するフローチャートである。 図4(a)、(b)は電池電圧に対する駆動電流の供給方法を説明する図である。 図5はこの発明の第2実施形態に係る投影装置の点灯前電圧チェックを説明するフローチャートである。 図6はこの発明の第2実施形態に係る投影装置の点灯中の電圧チェックを説明するフローチャートである。 図7(a)、(b)、(c)は電池電圧に対する駆動電流の供給方法を説明する図である。 図8はこの発明の第3実施形態に係る投影装置の点灯中の電圧チェックを説明するフローチャートである。 図9(a)、(b)は電池電圧に対する駆動電流の供給方法を説明する図である。 図10(a)、(b)は比較例に係る電池電圧に対する駆動電流の供給方法を説明する図である。
符号の説明
1:投影装置、10:CPU(制御手段)、11:電池電圧検出回路(電池残容量検出手段)、13:表示部(表示手段)、18:電池、20:投影光学系(投影手段)、21:LED光源(投影用の光源)。

Claims (7)

  1. 投影用の光源を有し、光学像を投影する投影手段と、
    前記光源を駆動する電池の残容量を検出する電池残容量検出手段と、
    前記電池残容量検出手段によって検出された残容量と第1の閾値と比較し、前記電池の残容量が前記第1の閾値よりも小さいとき、その残容量と前記第1の閾値より小さい第2の閾値とを比較し、それら比較結果に基づいて前記電池の残容量を判定する第1判定手段と、
    前記電池残容量検出手段によって検出された残容量と前記第の閾値よりも小さい第の閾値と比較し、前記電池の残容量が前記第3の閾値よりも小さいとき、その残容量と前記第3の閾値より小さい第4の閾値とを比較し、それら比較結果に基づいて前記電池の残容量を判定する第2判定手段と、
    前記第1判定手段及び前記第2判定手段の判定結果に基づいて前記光源を駆動する駆動電流を決定する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記光源を点灯させる前は、前記第1判定手段の判定結果に基づいて前記光源を駆動する駆動電流を決定し、前記光源を点灯させた後は、前記第1判定手段から前記第2判定手段に切り替えて前記第2判定手段の判定結果に基づいて前記光源を駆動する駆動電流を決定し、
    前記制御手段は、前記光源を点灯させる前において前記第1判定手段により前記電池の残容量が前記第1の閾値以上のとき、前記光源を第1の駆動電流で駆動し、
    前記制御手段は、前記光源を点灯させる前において前記第1判定手段により前記電池の残容量が前記第1の閾値未満であって前記第2の閾値以上のとき、前記第1の駆動電流より小さい第3の駆動電流で前記光源を駆動する
    ことを特徴とする投影装置。
  2. 前記電池残容量検出手段は、前記電池の電池電圧を検出することを特徴とする請求項1記載の投影装置。
  3. 前記電池の残容量を表示する表示手段を備え、
    前記制御手段は、前記光源を点灯させる前において前記第1判定手段により前記電池の残容量が前記第1の閾値より小さい前記の閾値未満のとき、前記光源への前記駆動電流の供給を禁止するとともに、前記表示手段に前記電池の残容量が少ないことを表示させることを特徴とする請求項1又は2記載の投影装置。
  4. 前記制御手段は、前記光源を点灯させた後において前記第2判定手段により前記電池の残容量が前記第1の閾値より小さい前記の閾値より小さい前記第の閾値未満であって前記第4の閾値以上になったとき、前記第の駆動電流より小さい第2の駆動電流で前記光源を駆動することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の投影装置。
  5. 前記制御手段は、前記第1の駆動電流から前記第の駆動電流より小さい前記第2の駆動電流へと駆動電流値を漸減させながら前記光源を駆動することを特徴とする請求項記載の投影装置。
  6. 前記制御手段は、前記第2の駆動電流より大きい前記第3の駆動電流から前記第2の駆動電流へと駆動電流値を漸減させながら前記光源を駆動することを特徴とする請求項4記載の投影装置。
  7. 前記光源はLEDであることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項記載の投影装置。
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