JP2008047407A - 照明装置およびランタン - Google Patents

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Hirotake Nozaki
弘剛 野崎
Hirobumi Suzuki
鈴木  博文
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Abstract

【課題】投射像の投射によってバッテリの容量が低減し、そのために照明用として使用できなくなることを防止する照明装置およびランタンを提供する。
【解決手段】LED光源33および/または照明用ランプ41光源と、LED光源33からの光を利用して投射像を投射するプロジェクタモジュール30と、照明用ランプ41の光を照明用として外部へ放射する照明部40と、LED光源33および照明用ランプ41に電力を供給するバッテリ51の電圧を検出するバッテリチェック回路53と、プロジェクタモジュール30によって投射像を投射しているときにバッテリチェック回路53によって検出した電圧値が第1の電圧値になると警告する警告ランプ14とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、プロジェクタ機能を備えた照明装置およびランタンに関する。
記録媒体に記録された映像をスクリーン上に投影する機能に加え、懐中電灯として使用できるプロジェクタ装置が従来技術として知られている(たとえば、特許文献1)。
特開平6−59239号公報
特許文献1に記載されているような従来のプロジェクタ装置では、バッテリで駆動する場合、バッテリの消耗により投射像を投射できなくなった後、照明用として使用できないという問題点がある。
(1)請求項1の発明の照明装置は、投射用および/または照明用の光源と、光源からの光を利用して投射像を投射する投射手段と、光源の光を照明用として外部へ放射する放射手段と、光源に電力を供給するバッテリの電圧を検出する電圧検出手段と、投射手段によって投射像を投射しているときに電圧検出手段によって検出した電圧値が第1の電圧値になると警告する警告制御手段とを備えることを特徴とする。
(2)請求項2の発明は、請求項1に記載の照明装置において、警告制御手段は、放射手段によって光を放射しているときに電圧検出手段によって検出した電圧値が第1の電圧値になっても警告しないことを特徴とする。
(3)請求項3の発明は、請求項1または2に記載の照明装置において、警告制御手段によって警告した後、電圧検出手段によって検出した電圧値が、第1の電圧値より小さい第2の電圧値になると投射手段による投射像の投射を停止する投射制御手段を備えることを特徴とする。
(4)請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の照明装置において、第1の電圧値および第2の電圧値は、放射手段によって所定時間、光を放射し続けることができる電圧値であることを特徴とする。
(5)請求項5の発明は、請求項4に記載の照明装置において、投射制御手段は、2つのモードを有し、第1のモードでは、投射手段によって投射像を投射しているときに電圧検出手段によって検出した電圧値が第2の電圧値になると、投射手段による投射像の投射を停止し、第2のモードでは、投射手段によって投射像を投射しているときに電圧検出手段によって検出した電圧値が第2の電圧値になっても、投射手段による投射像の投射を停止せず、第1のモードと第2のモードとにモードを切り替えるモード切り替え手段を備えることを特徴とする。
(6)請求項6の発明は、請求項5に記載の照明装置において、第2のモードは、電圧検出手段によって検出した電圧値が、第2の電圧値より小さく、電圧値の低下によって投射像を投射することができなくなる第3の電圧値になると投射手段による投射像の投射を停止することを特徴とする。
(7)請求項7の発明は、請求項3乃至5のいずれか1項に記載の照明装置において、投射制御手段の制御に基づいて投射手段による投射像の投射が停止すると、放射手段による光の放射を開始する放射制御手段を備えることを特徴とする。
(8)請求項8の発明は、請求項1乃至7のいずれか1項に記載の照明装置において、電圧検出手段によって検出した電圧値に基づいて放射手段によって光を放射することのできる時間を算出する放射時間算出手段を備え、投射手段は、放射時間算出手段によって算出した時間を表す情報を投射像に重畳して投射することを特徴とする。
(9)請求項9の発明のランタンは、請求項1乃至8のいずれか1項に記載の照明装置を備えることを特徴とする。
本発明によれば、投射像の投射によってバッテリの容量が低減しても、照明用として使用できなくなることはない。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について説明する。図1は、本発明の一実施の形態によるプロジェクタ付きランタン1の外観図である。プロジェクタ付きランタン1は、内蔵されているバッテリによって蛍光管11を発光させるとともに、投射像を投射することもできる。また、バッテリの容量を監視している。図1に示すように、プロジェクタ付きランタン1は、蛍光管11、ホヤ12および吊るし具13、内蔵したバッテリの容量が少なくなったことを警告する警告ランプ14を含む。さらに、プロジェクタ機能を有するため、後述するプロジェクタモジュール30の投射口15、機能切替スイッチ16、メモリカードスロット口17、TVチャンネル切替ボタン18および外部入力端子19が設けられている。
機能切替スイッチ16は回転式のスイッチであり、プロジェクタ付きランタン1の照明機能とプロジェクタ機能とを切り替える。機能切替スイッチ16には、「OFF」、「LIGHT」、「PJ1」および「PJ2」の切替位置が表示される。機能切替スイッチ16の切替位置を「OFF」にすると、プロジェクタ付きランタン1の照明機能およびプロジェクタ機能は停止する。切替位置を「LIGHT」にすると、プロジェクタ付きランタン1の照明機能は動作し、プロジェクタ機能は停止する。切替位置を「PJ1」にすると、照明機能は停止、すなわち蛍光管11は消灯し、または蛍光管11の光量は低減し、プロジェクタ機能は、後述する照明使用モードで動作する。切替位置を「PJ2」にすると、照明機能は停止し、または蛍光管11の光量は低減し、プロジェクタ機能は、後述する照明不使用モードで動作する。
メモリカードスロット口17は画像が記憶されたメモリカードを挿入する挿入口である。チャンネル切替ボタン18は、内蔵されたTVチューナが受信するチャンネルを切り替えるためのボタンである。外部入力端子19は、カメラやビデオカメラなどの外部機器に接続されたケーブルをつなぐ端子である。
図2は、図1のプロジェクタ付きランタン1の構成を説明するためのブロック図である。図2に示すように、プロジェクタ付きランタン1は制御回路20、プロジェクタモジュール30、照明部40、電源部50および入力部60を含む。
制御回路20は、制御プログラムに基づいて、プロジェクタ付きランタン1を構成する各部から入力される信号を用いて所定の演算を行い、プロジェクタ付きランタン1の各部に対する制御信号を送出する。これにより、制御回路20は、照明機能、プロジェクタ機能をそれぞれ制御するとともに、電源部50より供給される電力も制御する。なお、制御プログラムは制御回路20内の不図示の不揮発性メモリに格納されている。
プロジェクタモジュール30はプロジェクタ機能を有し、投射レンズ31と、反射型液晶素子32と、LED光源33と、レンズ駆動部34と、液晶素子駆動部35と、LED駆動部36とを含む。LED駆動部36は、制御回路20から出力されるLED駆動信号に応じてLED光源33にバッテリ51からの電流を供給する。LED光源33は、供給電流に応じた明るさで反射型液晶素子32を照明する。
液晶素子駆動部35は、画像データに応じて液晶素子駆動信号を生成し、生成した駆動信号で反射型液晶素子32を駆動する。具体的には、液晶層に対して画像信号に応じた電圧を画素ごとに印加する。電圧が印加された液晶層は液晶分子の配列が変わり、当該液晶層により光の偏光方向が変化する。このように、画像信号に応じてLED光源33からの光を変調することにより、反射型液晶素子32が光像を生成する。
レンズ駆動部34は、制御回路20から出力される制御信号に基づいて、投射レンズ31のフォーカスレンズを駆動して所定の投影距離範囲に配置された投影面上の画像のフォーカスを調整することができる。投射レンズ31は、反射型液晶素子32から射出される光像をスクリーンなどの投影面へ向けて投射する。
照明部40は照明機能を有し、照明用ランプ41と照明用ランプ駆動部42とを含む。照明用ランプ駆動部42は、制御回路11から出力される照明用ランプ駆動信号に応じて照明用ランプ41にバッテリ51からの電流を供給する。照明用ランプ41には蛍光管11のほかにハロゲンランプ、クリプトンランプなどが使用される。
電源部50はプロジェクタ付きランタン1内の各部に必要な電力を供給し、バッテリ51と電源回路52とバッテリチェック回路53と警告ランプ14とを含む。電源回路52は、バッテリ51から供給される電圧を所定電圧に変換する。バッテリ51は充電式電池、着脱可能な電池パックや乾電池などによって構成される。バッテリチェック回路53はバッテリ51の電圧を検出して、バッテリ51の容量を検出する。警告ランプ14は、点灯することによってバッテリ51の容量が少なくなったことを警告する。
入力部60は外部からの映像信号などをプロジェクタ付きランタン1に入力する機能を有し、TVチューナ61、スピーカ62、外部入出力端子63(19)、メモリカードスロット64および操作装置66を含む。TVチューナ61は、制御回路20の指令によりテレビ放送を受信する。受信したテレビ放送はプロジェクタモジュール30より投影することができる。スピーカ62はTVチューナ61が受信した音声情報を出力する。
外部入出力端子63は、制御回路20の指令により不図示のケーブルを介してカメラ、ビデオカメラなどの外部機器から画像データなどのデータを受信する。外部機器から受信された画像はプロジェクタモジュール30より投射することができる。メモリカードスロット64は装填されたメモリカード65に記憶された画像データなどを読み込む。読み込んだ画像データは制御回路20において読み込まれ、不図示のメモリに保存される。展開された画像はプロジェクタモジュール30より投射することができる。
操作装置66は、機能切替スイッチ16やTVチャンネル切替ボタン18などのボタンやスイッチで構成される。操作装置66を操作することによって、機能を切り替えたり、投射面に順次投射される画像の送り、戻し、一時停止などを行うことができる。
次にプロジェクタモジュール30の構造について図3を参照して説明する。プロジェクタモジュール30は、上述した投射レンズ31、反射型液晶素子32、LED光源33などのほかに偏光ビームスプリッタ37を含む。プロジェクタモジュール30の動作は以下の通りである。LED光源33から放射した白色光は偏光ビームスプリッタ37のスプリッタ面37aで反射され、反射型液晶素子32に導かれる。反射型液晶素子32は、赤成分用、緑成分用および青成分用の画素を有する。LED光源33より放射された白色光は反射型液晶素子32で反射され、それぞれの色成分の光に変調される。変調した反射光は偏光ビームスプリッタ37を透過し、投射レンズ31に導かれる。そして、投射像が投影面に投射される。
次に本発明の一実施の形態によるプロジェクタ付きランタン1のバッテリ管理制御処理について説明する。図4を参照して、照明使用モード、つまり機能切替スイッチ16の切替位置を「PJ1」にしたときのバッテリ管理制御処理について説明する。
バッテリ51に蓄積された電力によってプロジェクタ付きランタン1より投射像を投射すると、時間とともにバッテリ51の電圧は降下していく。バッテリチェック回路53が検出したバッテリ51の電圧が電圧値V1(たとえば、3.7V)になると、図4に示すように、プロジェクタ付きランタン1の警告ランプ14が点灯する。このとき、まだ投射像をプロジェクタ付きランタン1より投射することができる。
さらに投射像をプロジェクタ付きランタン1より投射し続けると、バッテリ51の電圧はさらに降下する。そして、バッテリチェック回路53が検出したバッテリ51の電圧が電圧値V2(たとえば、3.3V)になると、図4に示すように、プロジェクタ付きランタン1による投射像の投射が停止する。電圧値V2の値は、警告ランプ点灯後、またはプロジェクタ付きランタン1の投射の停止後、所定時間(たとえば、1〜2時間)蛍光管11(照明用ランプ41)を点灯し続けることができる電圧である。
次に、図5を参照して、機能切替スイッチ16の切替位置を「LIGHT」にしたときのバッテリ管理制御処理について説明する。
バッテリ51に蓄積された電力によって蛍光管11を点灯すると、バッテリ51の電圧は降下していく。図5に示すように、バッテリチェック回路53が検出したバッテリ51の電圧が上記電圧値V1になっても、プロジェクタ付きランタン1の警告ランプ14は点灯しない。さらにバッテリ51の電圧が降下して、バッテリチェック回路53が検出したバッテリ51の電圧が上記電圧値V2になっても、図5に示すように、蛍光管11の点灯は続く。そして、バッテリ51の電圧が、蛍光管11を点灯することができる下限の電圧値になるまで、つまりバッテリ51が消耗するまで蛍光管11の点灯は続く。
次に、図6を参照して、照明不使用モード、つまり機能切替スイッチ16の切替位置を「PJ2」にしたときのバッテリ管理制御処理について説明する。
バッテリチェック回路53が検出したバッテリ51の電圧が電圧値V1になると、機能切替スイッチ16の切替位置を「PJ1」にしたときと同様に、プロジェクタ付きランタン1の警告ランプ14が点灯する。このとき、まだプロジェクタ付きランタン1より投射することができる。さらにプロジェクタ付きランタン1より投射し続け、バッテリチェック回路53が検出したバッテリ51の電圧が電圧値V2になっても、図6に示すように、プロジェクタ付きランタン1は投射を続けることができる。
さらにプロジェクタ付きランタン1より投射し続け、バッテリチェック回路53が検出したバッテリ51の電圧が電圧値V3(たとえば、1.0V)になると、図6に示すように、プロジェクタ付きランタン1は投射を停止する。この電圧値V3の値は、プロジェクタ付きランタン1が投射像を投射することができる電圧値の下限値である。V3を設定せず、バッテリ51が消耗するまで投射してもよい。
次に本発明の一実施の形態によるプロジェクタ付きランタン1のバッテリ管理制御処理について図7および図8のフローチャートを参照して説明する。図7および図8の処理は、機能切替スイッチ16の切替位置を「OFF」以外にするとスタートするプログラムにより、制御回路20において実行される。
ステップS701では、機能切替スイッチ16の切替位置が「PJ1」であるか判定する。切替位置が「PJ1」の場合はステップS701が肯定判定され、ステップS702へ進む。切替位置が「PJ1」でない場合はステップS701が否定判定され、ステップS707へ進む。ステップS702では、プロジェクタモジュール30より投射像を投射する。
ステップS703では、バッテリチェック回路53が検出した電圧値がV1以下であるか判定する。検出した電圧値がV1以下の場合はステップS703が肯定判定され、ステップS704へ進む。検出した電圧値がV1を越える場合はステップS703を繰り返す。ステップS704では、警告ランプ14を点灯する。
ステップS705では、バッテリチェック回路53が検出した電圧値がV2以下であるか判定する。検出した電圧値がV2以下の場合はステップS705が肯定判定され、ステップS706へ進む。検出した電圧値がV2を越える場合はステップS705を繰り返す。ステップS706では、プロジェクタモジュール30の電力の供給を停止し、プロジェクタモジュール30の投射を停止する。
ステップS707では、機能切替スイッチ16の切替位置が「LIGHT」であるか判定する。切替位置が「LIGHT」の場合はステップS707が肯定判定され、ステップS708へ進む。切替位置が「LIGHT」でない場合はステップS707が否定判定され、図8のステップS801へ進む。ステップS708では、蛍光管11を点灯する。
ステップS801では、機能切替スイッチ16の切替位置が「PJ2」であるか判定する。切替位置が「PJ2」の場合はステップS801が肯定判定され、ステップS802へ進む。切替位置が「PJ2」でない場合はステップS801が否定判定され、ステップS807へ進む。ステップS802では、プロジェクタモジュール30より投射像を投射する。
ステップS803では、バッテリチェック回路53が検出した電圧値はV1以下であるか判定する。検出した電圧値がV1以下の場合はステップS803が肯定判定され、ステップS804へ進む。検出した電圧値がV1を越える場合はステップS803を繰り返す。ステップS804では、警告ランプ14を点灯する。
ステップS805では、バッテリチェック回路53が検出した電圧値がV3以下であるか判定する。検出した電圧値がV3以下の場合はステップS805が肯定判定され、ステップS806へ進む。検出した電圧値がV3を越える場合はステップS805を繰り返す。ステップS806では、プロジェクタモジュール30の電力の供給を停止し、プロジェクタモジュール30の投射を停止する。
ステップS807では、プロジェクタモジュール30の電力の供給を停止してプロジェクタモジュール30の投射を停止し、蛍光管11を消灯する。
以上説明した実施形態によれば、次の作用効果が得られる。
(1)プロジェクタモジュール30によって投射像を投射中に、照明用ランプ41を所定時間以上点灯できる電圧値V1までバッテリ51の容量が低減すると、その旨を警告するようにした。したがって、プロジェクタモジュール30の投射によってバッテリ51の容量が低減し、そのために照明ランプ41(蛍光管11)が点灯できなくなることはない。
(2)上記警告後、さらに投射を続けた場合、照明用ランプ41を所定時間以上点灯できる電圧V2(<V1)までバッテリ51の容量が低減するとプロジェクタモジュール30による投射を停止するようにした。したがって、プロジェクタモジュール30の投射を停止する操作をしなくても、バッテリ51の消耗により照明ランプ41(蛍光管11)が点灯できなることはない。
(3)上記(1),(2)のようにバッテリ残量を制御したので、プロジェクタモジュール30の投射によってバッテリ51の容量が低減しても、所定時間、照明ランプ41(蛍光管11)を点灯し続けることができ、ユーザの利便性が向上する。
(4)上記(1),(2)のようにバッテリ残量制御を行うモードに加えて、プロジェクタモジュール30による投射を行うことができる電圧値までプロジェクタモジュール30による投射をし続けるモードを選択することができるようにした。したがって、照明用としてプロジェクタ付きランタン1を使用しない場合は、バッテリ51の容量をプロジェクタ機能用として使い切ることができ、ユーザの利便性が向上する。
(5)ランタンにプロジェクタ機能を付加した。ランタンは夜間の野外活動に必須なものであるので、ランタンを忘れることは少なく、その結果、プロジェクタの携行を忘れたり、電池の充電を忘れたりすることを防止することができる。
以上説明した実施形態を次のように変形することができる。
(1)照明装置であれば、ランタンに限定されない。たとえば、懐中電灯や災害用ライトなど、ランタン以外の持ち運び可能な照明装置にも本発明を適用できる。ランタン以外の照明装置でも、プロジェクタ機能の動作によってバッテリの容量を使い切ってしまい、照明用として使用できなくなるのを防止することができる。
(2)バッテリ51の容量低減によってバッテリチェック回路53が検出する電圧値がV2になるとプロジェクタモジュール30の投射を停止したが、図9に示すように、バッテリチェック回路53が検出する電圧値がV2になるとプロジェクタモジュール30の投射の停止とともに蛍光管11を点灯するようにしてもよい。プロジェクタモジュール30による投射を停止しても周りは真っ暗にならないので、予備のバッテリを探すなど、次の作業に速やかに取り掛かることができる。
(3)プロジェクタモジュール30による投射中にバッテリ51の容量が低減すると、警告ランプ14が点灯したり、プロジェクタモジュール30による投射が停止したりしたが、図10に示すように、照明用ランプ41の点灯中にバッテリ51の容量が低減すると、警告ランプ14が点灯したり、照明用ランプ41が消灯するようにしてもよい。
図10を参照して説明すると、バッテリチェック回路53が検出したバッテリ51の電圧が電圧値V4になると、プロジェクタ付きランタン1の警告ランプ14が点灯する。このとき、まだ蛍光管11を点灯することができる。さらに蛍光管11を点灯し続け、バッテリ51の電圧はさらに降下する。そして、バッテリチェック回路53が検出したバッテリ51の電圧が、電圧値V4より小さい電圧値V5になると、図10に示すように、蛍光管11は消灯する。蛍光管11を点灯するのに必要な電圧は、プロジェクタモジュール30から投射像を投射するときに必要な電圧より低いので、電圧値V4は電圧値V1より小さく、電圧値V4は電圧値V2より小さい。
上記のようにすることによって、蛍光管11が点灯できなくなる前にバッテリ51の消耗を認識でき、バッテリ51の交換や充電を行うことができる。また、バッテリ51の消耗によって蛍光管11が点灯できなくなっても、警告ランプ14は点灯しているので、点灯ランプ14の明かりを頼りに予備バッテリなどを探すなど、次の作業を行うことができる。
(4)制御回路20においてバッテリ51の容量と照明用ランプ41の点灯による単位時間当たりの電力消費量とから照明用ランプ41を点灯し続ける時間を算出し、図11に示すように、プロジェクタモジュール30より投射像を投射するときに一緒に照明用ランプ41を点灯し続けることのできる時間71を投射像に重畳して投射してもよい。バッテリ51の容量はバッテリチェック回路53が検出した電圧値より検出する。プロジェクタ付きランタン1を照明用として使用できる時間がわかり、安心して投射像を投射することができる。
(5)バッテリ51の容量低減を警告できるものであれば、警告ランプ14の点灯に限定されない。音声によって警告するようにしてもよい。
(6)LED光源33を照明用に使用して、LED光源33と照明用ランプ41とを同一のものとしてもよい。この場合、プロジェクタ用として使用するときに比べて照明用として使用するときの光源の明るさは暗くなるので、照明用の明るさで所定時間LED光源33を点灯し続けることのできる電圧値になると、警告ランプ14が点灯する。逆に照明用ランプ41をプロジェクタ用として使用できるようにしてもよい。
以上の説明はあくまで一例であり、発明は、上記の実施形態に何ら限定されるものではない。
本発明の一実施の形態によるプロジェクタ付きランタンの外観図である。 本発明の一実施の形態によるプロジェクタ付きランタンの構成を説明するためのブロック図である。 本発明の一実施の形態によるプロジェクタモジュールの構造を説明するための図である。 機能切替スイッチの切替位置を「PJ1」にしたときのバッテリ管理制御処理について説明するための図である。 機能切替スイッチの切替位置を「LIGHT」にしたときのバッテリ管理制御処理について説明するための図である。 機能切替スイッチの切替位置を「PJ2」にしたときのバッテリ管理制御処理について説明するための図である。 本発明の一実施の形態によるプロジェクタ付きランタンのバッテリ管理制御処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の一実施の形態によるプロジェクタ付きランタンのバッテリ管理制御処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の他の実施形態における機能切替スイッチの切替位置を「PJ1」にしたときのバッテリ管理制御処理について説明するための図である。 本発明の他の実施形態における機能切替スイッチの切替位置を「LIGHT」にしたときのバッテリ管理制御処理について説明するための図である。 本発明の他の実施形態における照明用ランプを点灯し続けることができる時間の投射を説明するための図である。
符号の説明
1 プロジェクタ付きランタン
11 蛍光管
14 警告ランプ
15 投射口
16 機能切替スイッチ
30 プロジェクタモジュール
31 投射レンズ
32 反射型液晶素子
33 LED光源
41 照明用ランプ
51 バッテリ
53 バッテリチェック回路

Claims (9)

  1. 投射用および/または照明用の光源と、
    前記光源からの光を利用して投射像を投射する投射手段と、
    前記光源の光を照明用として外部へ放射する放射手段と、
    前記光源に電力を供給するバッテリの電圧を検出する電圧検出手段と、
    前記投射手段によって投射像を投射しているときに前記電圧検出手段によって検出した電圧値が第1の電圧値になると警告する警告制御手段とを備えることを特徴とする照明装置。
  2. 請求項1に記載の照明装置において、
    前記警告制御手段は、前記放射手段によって光を放射しているときに前記電圧検出手段によって検出した電圧値が前記第1の電圧値になっても警告しないことを特徴とする照明装置。
  3. 請求項1または2に記載の照明装置において、
    前記警告制御手段によって警告した後、前記電圧検出手段によって検出した電圧値が、前記第1の電圧値より小さい第2の電圧値になると前記投射手段による投射像の投射を停止する投射制御手段を備えることを特徴とする照明装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の照明装置において、
    前記第1の電圧値および前記第2の電圧値は、前記放射手段によって所定時間、光を放射し続けることができる電圧値であることを特徴とする照明装置。
  5. 請求項4に記載の照明装置において、
    前記投射制御手段は、2つのモードを有し、
    第1のモードでは、前記投射手段によって投射像を投射しているときに前記電圧検出手段によって検出した電圧値が前記第2の電圧値になると、前記投射手段による投射像の投射を停止し、
    第2のモードでは、前記投射手段によって投射像を投射しているときに前記電圧検出手段によって検出した電圧値が前記第2の電圧値になっても、前記投射手段による投射像の投射を停止せず、
    前記第1のモードと前記第2のモードとにモードを切り替えるモード切り替え手段を備えることを特徴とする照明装置。
  6. 請求項5に記載の照明装置において、
    前記第2のモードは、前記電圧検出手段によって検出した電圧値が、前記第2の電圧値より小さく、電圧値の低下によって投射像を投射することができなくなる第3の電圧値になると前記投射手段による投射像の投射を停止することを特徴とする照明装置。
  7. 請求項3乃至5のいずれか1項に記載の照明装置において、
    前記投射制御手段の制御に基づいて前記投射手段による投射像の投射が停止すると、前記放射手段による光の放射を開始する放射制御手段を備えることを特徴とする照明装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の照明装置において、
    前記電圧検出手段によって検出した電圧値に基づいて前記放射手段によって光を放射することのできる時間を算出する放射時間算出手段を備え、
    前記投射手段は、前記放射時間算出手段によって算出した時間を表す情報を前記投射像に重畳して投射することを特徴とする照明装置。
  9. 請求項1乃至8のいずれか1項に記載の照明装置を備えたランタン。
JP2006221391A 2006-08-15 2006-08-15 照明装置およびランタン Pending JP2008047407A (ja)

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KR20110086243A (ko) * 2010-01-22 2011-07-28 엘지전자 주식회사 휴대용 프로젝터의 구동 제어 방법 및 그를 이용한 휴대용 프로젝터
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