JP6136246B2 - プロジェクター、および、プロジェクターの制御方法 - Google Patents

プロジェクター、および、プロジェクターの制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6136246B2
JP6136246B2 JP2012280685A JP2012280685A JP6136246B2 JP 6136246 B2 JP6136246 B2 JP 6136246B2 JP 2012280685 A JP2012280685 A JP 2012280685A JP 2012280685 A JP2012280685 A JP 2012280685A JP 6136246 B2 JP6136246 B2 JP 6136246B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
level
discharge tube
projection
mode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012280685A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014126572A5 (ja
JP2014126572A (ja
Inventor
孝明 小澤
孝明 小澤
健文 榊原
健文 榊原
和典 前田
和典 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2012280685A priority Critical patent/JP6136246B2/ja
Priority to CN201310634578.8A priority patent/CN103905758B/zh
Priority to US14/103,133 priority patent/US9329467B2/en
Priority to EP13197527.8A priority patent/EP2749942B1/en
Publication of JP2014126572A publication Critical patent/JP2014126572A/ja
Publication of JP2014126572A5 publication Critical patent/JP2014126572A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6136246B2 publication Critical patent/JP6136246B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B21/00Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
    • G03B21/14Details
    • G03B21/20Lamp housings
    • G03B21/2053Intensity control of illuminating light
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B21/00Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
    • G03B21/14Details
    • G03B21/20Lamp housings
    • G03B21/2006Lamp housings characterised by the light source
    • G03B21/2026Gas discharge type light sources, e.g. arcs
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/26Power supply means, e.g. regulation thereof
    • G06F1/32Means for saving power
    • G06F1/3203Power management, i.e. event-based initiation of a power-saving mode
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/12Picture reproducers
    • H04N9/31Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM]
    • H04N9/3141Constructional details thereof
    • H04N9/315Modulator illumination systems
    • H04N9/3155Modulator illumination systems for controlling the light source
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B41/00Circuit arrangements or apparatus for igniting or operating discharge lamps
    • H05B41/14Circuit arrangements
    • H05B41/26Circuit arrangements in which the lamp is fed by power derived from dc by means of a converter, e.g. by high-voltage dc
    • H05B41/28Circuit arrangements in which the lamp is fed by power derived from dc by means of a converter, e.g. by high-voltage dc using static converters
    • H05B41/288Circuit arrangements in which the lamp is fed by power derived from dc by means of a converter, e.g. by high-voltage dc using static converters with semiconductor devices and specially adapted for lamps without preheating electrodes, e.g. for high-intensity discharge lamps, high-pressure mercury or sodium lamps or low-pressure sodium lamps

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Projection Apparatus (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)

Description

本発明は、プロジェクター、および、プロジェクターの制御方法に関する。
従来、プロジェクターの光源として、高圧水銀ランプ等の放電管を用いたものが知られている。この種のプロジェクターの中において、放電管に供給する電力を低下させ、省電力化を図ったものが知られている(例えば、特許文献1参照)。例えば、特許文献1記載のプロジェクターは、周辺照度等によって放電管の供給電力を低下させることで、画質を損なわないように、投射中の消費電力量の抑制を図っている。
特開2012−108216号公報
ところで、放電管の特性上、供給電力を変化させることが可能な範囲は制限されている。このため、従来のプロジェクターにおいて、供給電力を定格電力に比べて大幅に低下させる例は無かった。例えば特許文献1記載のプロジェクターは、投射中に放電管の供給電力を「高」と「低」の2段階に切り替えている。この例では、供給電力を「低」にしても投射が可能な輝度を得るため、供給電力を大幅に低下させることはできない。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、放電管を備えたプロジェクターにおいて効果的に省電力化を達成することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、光源として放電管を備えるプロジェクターであって、前記放電管に電力を供給する放電管駆動手段と、前記放電管駆動手段が前記放電管に供給する電力レベルを制御し、前記放電管駆動手段により所定電力レベルの電力を供給させる通常モードと、前記所定電力レベルより低い省電力レベルの電力を供給させる省電力モードと、を実行する電力制御手段と、を備え、前記電力制御手段は、前記省電力モードから前記通常モードに移行する場合に、前記放電管駆動手段から前記放電管に供給される電力レベルの変化を抑制すること、を特徴とする。
本発明によれば、放電管に供給する電力を省電力レベルにすることで省電力化を図ることが可能となる。また、放電管の供給電力を省電力レベルから通常時の所定電力レベルにする場合に電力レベルの変化を抑制し、急峻な電力レベルの変化を防止する。これにより、放電管の寿命への影響が懸念される電力レベルまで供給電力を低下させても、通常時の電力レベルに復帰する場合の放電管のダメージを防止できる。従って、放電管の供給電力を従来よりも大幅に低下させることが可能となり、効果的にプロジェクターの省電力化を達成できる。
また、上記構成において、前記電力制御手段は、少なくとも、前記省電力レベルより高い中間電力レベルから前記所定電力レベルに移行する間の電力レベルの変化を抑制する構成としてもよい。
この場合、通常時の供給電力レベルである所定電力レベルと省電力レベルとの間に中間電力レベルを設定し、供給電力を中間電力レベルから所定電力レベルに変化させる間に、電力レベルの変化を抑制する。つまり、供給電力を省電力レベルから中間電力レベルに変化させる間は電力レベルの変化を抑制しない制御が可能である。このため、放電管の寿命に影響を与えないように電力レベルの変化を抑制する制御と、放電管の寿命に影響しない範囲で速やかに電力レベルを変化させる制御とを両立できる。従って、効果的な省電力化を達成するとともに、放電管へのダメージを防止し、かつ、省電力モードから通常モードに移行するために要する時間を短縮できる。
また、上記構成において、前記電力制御手段は、前記放電管駆動手段が供給する電力レベルを前記中間電力レベルから前記所定電力レベルに変更する過程の電力レベルの上昇の速度を、電力レベルを前記省電力レベルから前記中間電力レベルに変更する過程よりも遅くする構成としてもよい。
この場合、放電管の供給電力を、中間電力レベルから所定電力レベルに上昇させる速度を、省電力レベルから中間電力レベルに上昇させる速度よりも低速にする。このため、省電力レベルを放電管の定格電力より大幅に低くした場合であっても、放電管のダメージを防止できる。従って、省電力レベルをより低くして、効果的な省電力化を達成できる。
また、上記構成において、前記電力制御手段は、前記通常モードから前記省電力モードに移行する場合に、前記放電管に供給される電力レベルの変化を抑制する構成としてもよい。
この場合、放電管に供給する電力を省電力レベルにする際に、電力レベルの変化を抑制し、急峻な電力レベルの変化を防止する。これにより、放電管の寿命への影響が懸念される電力レベルまで供給電力を低下させても、電力レベルを低下させる過程での放電管のダメージを防止できる。従って、放電管の供給電力を従来よりも大幅に低下させることが可能となり、効果的にプロジェクターの省電力化を達成できる。
また、上記構成において、前記電力制御手段は、前記放電管に供給される電力レベルを、前記所定電力レベルより低く前記省電力レベルより高い低輝度レベルに設定可能であり、前記通常モードから前記省電力モードに移行する場合に、前記低輝度レベルまでは電力レベルの変化を抑制せず、前記低輝度レベルから前記省電力レベルまで変更する過程で電力レベルの変化を抑制する構成としてもよい。
この場合、通常時の供給電力レベルである所定電力レベルと省電力レベルとの間に、低輝度レベルを設定し、供給電力を低輝度レベルから省電力レベルに低下させる間に、電力レベルの変化を抑制する。言い換えれば、供給電力を所定電力レベルから低輝度レベルに変化させる間は電力レベルの変化を抑制しない。このため、放電管の寿命に影響を与えないように電力レベルの変化を抑制する制御と、放電管の寿命に影響しない範囲で速やかに電力レベルを変化させる制御とを両立できる。従って、効果的な省電力化を達成するとともに、電力レベルを低下させる過程での放電管へのダメージを防止し、かつ、省電力モードに移行するために要する時間を短縮できる。
また、上記構成において、前記放電管と、前記放電管が発した光を変調する変調手段と、前記変調手段により変調された光を投射する投射光学系と、を有する投射手段と、前記投射手段を制御して光を投射させる投射制御と、前記投射手段による投射を停止させる非投射制御とを実行する投射制御手段と、を備え、前記電力制御手段は、前記投射制御手段によって前記放電管を消灯させる過程を含む前記非投射制御が実行される場合に、前記省電力モードに移行する構成としてもよい。
この場合、放電管を消灯させる過程を含むような制御が行われる場合に、放電管の供給電力を省電力レベルとする。例えば、省電力レベルを放電管の定格電力より大幅に低くした場合であっても、その後に放電管を消灯させる場合には放電管のダメージの心配がない。従って、省電力レベルを定格電力レベルより大幅に低くしても放電管へのダメージを回避できるので、より効果的な省電力化を達成できる。
また、上記構成において、前記投射制御手段は、前記非投射制御として、所定の操作に応じて前記投射手段による投射を停止するミュート動作、前記プロジェクターへの操作がない状態で投射を停止して待機するスリープ動作、及び、前記投射光学系のカバーが閉じられている間に投射を停止するカバー対応動作のうち、少なくともいずれかを実行し、前記非投射制御において投射を停止してから所定時間が経過した場合に前記放電管を消灯させる構成としてもよい。
この場合、ミュート動作、スリープ動作、またはカバー対応動作を行う場合に放電管を消灯させる前に、放電管の供給電力を低くして、効果的に省電力化を達成できる。また、ミュート動作、スリープ動作、またはカバー対応動作から通常の動作状態に復帰する場合には、電力レベルの変化が抑制されるため、省電力レベルを低く設定した場合であっても放電管の寿命への影響を防止できる。
また、上記構成において、前記電力制御手段は、前記投射制御手段により前記スリープ動作が開始されてから予め設定された時間が経過するまで、前記省電力モードに移行しない構成としてもよい。
この場合、スリープ動作が開始されてから短時間で操作が行われ、スリープ動作から通常の動作状態に復帰する場合の待ち時間を短縮できる。
また、上記構成において、前記ミュート動作、前記スリープ動作、及び前記カバー対応動作の少なくともいずれかについて、前記省電力モードに移行するか否かを設定する設定手段を備え、前記電力制御手段は、前記投射制御手段によって前記ミュート動作、前記スリープ動作、及び前記カバー対応動作のいずれかが実行され、当該動作について前記設定手段により前記省電力モードを実行するよう設定されている場合に、前記省電力モードに移行する構成としてもよい。
この場合、ミュート動作、スリープ動作、またはカバー対応動作が実行される際に放電管への供給電力を低下させるか否かを設定できる。このため、省電力モードから通常モードに復帰する場合の待ち時間とユーザーの使用傾向とを考慮した最適な動作を行わせることができる。これにより、利便性を損なうことなく、より効果的にプロジェクターの省電力化を達成できる。
また、上記目的を達成するために、本発明は、放電管を備えるプロジェクターの制御方法であって、前記放電管に供給する電力レベルを制御し、前記放電管に所定電力レベルの電力を供給させる通常モードと、前記所定電力レベルより低い省電力レベルの電力を供給させる省電力モードと、を実行し、前記省電力モードから前記通常モードに移行する場合に、前記放電管に供給される電力レベルの変化を抑制すること、を特徴とする。
本発明によれば、放電管に供給する電力を省電力レベルにすることで省電力化を図ることが可能となる。また、放電管の供給電力を省電力レベルから通常時の所定電力レベルにする場合に電力レベルの変化を抑制し、急峻な電力レベルの変化を防止する。これにより、放電管の寿命への影響が懸念される電力レベルまで供給電力を低下させても、通常時の電力レベルに復帰する場合の放電管のダメージを防止できる。従って、放電管の供給電力を従来よりも大幅に低下させることが可能となり、効果的にプロジェクターの省電力化を達成できる。
本発明によれば、放電管の供給電力を従来よりも大幅に低下させることが可能となり効果的にプロジェクターの省電力化を達成できる。
実施形態に係るプロジェクターの構成を示すブロック図である。 放電管の供給電力の変化を示す図表であり、(A)はAVミュート動作時やカバー閉動作時に通常モードから省電力モードへ移行する例を示し、(B)はスリープモードの実行時に供給電力を通常モードから省電力モードに移行する例を示し、(C)は省電力モードから通常モードに移行する例を示す。 省電力モードの要否を設定するための設定画面の例を示す図である。 プロジェクターの動作を示すフローチャートである。 プロジェクターの動作を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、実施形態に係るプロジェクター1の全体構成を示すブロック図である。プロジェクター1は、パーソナルコンピューターや各種映像プレーヤー等の外部の画像供給装置(図示略)に接続され、この画像供給装置から入力される入力画像データS1をスクリーンSC等の投射面に投射する装置である。上記の画像供給装置としては、ビデオ再生装置、DVD再生装置、テレビチューナー装置、CATVのセットトップボックス、ビデオゲーム装置等の映像出力装置、パーソナルコンピューター等が挙げられる。本実施形態では、画像供給装置から画像処理部15に、動画像のデジタル画像データが入力画像データS1として入力される場合を例に挙げて説明する。このデジタル画像データには、画像データ自体とともに、当該デジタル画像データのフォーマット(立体映像のフォーマットや、フレームレート等を含む)に関する情報が含まれる。
プロジェクター1は、静止画像および動画像(映像)のいずれであっても表示可能である。以下の説明では、画像供給装置から入力される動画像を表示出力する場合を例に挙げて説明するが、以下の説明において入力画像データS1を表示する処理は、静止画像を表示する場合にもそのまま適用可能である。
プロジェクター1は、大きく分けて光学的な画像の形成を行う投射部40(投射手段)と、この投射部40により表示する画像を電気的に処理する画像処理系とからなる。投射部40は、光源部41、光変調装置42(変調手段)、及び投射光学系43から構成されている。光源部41は、光源として、キセノンランプや超高圧水銀ランプ等の放電管45を備えている。光源部41は、放電管45が発した光を光変調装置42に導くリフレクター及び補助リフレクターを備えていてもよい。また、光源部41は、投射光の光学特性を高めるためのレンズ群(図示略)、偏光板、光源が発した光の光量を光変調装置42に至る経路上で低減させる調光素子等を備えていてもよい。
光変調装置42は、光源部41から射出された光を画像データに基づいて変調する変調手段に相当する。光変調装置42は、例えば、RGBの各色に対応した3枚の透過型または反射型の液晶ライトバルブを用いた方式、3枚のデジタルミラーデバイスを用いた方式等により構成される。また、光変調装置42は、光源が発した白色光に含まれる光のうちRGBの光を透過するカラーホイールと、1枚のデジタルミラーデバイス(DMD)とを組み合わせたDMD方式を採用してもよい。
本実施形態では、光変調装置42を、液晶ライトバルブを用いた構成とする。この光変調装置42は、複数の画素をマトリクス状に配置した透過型液晶パネルを備え、これら複数の画素により画像を形成し、放電管45が発した光を変調する。光変調装置42は、後述する光変調装置駆動部17によって駆動され、マトリクス状に配置された各画素における光の透過率を変化させることにより、画像を形成する。
投射光学系43は、投射する画像の拡大・縮小および焦点の調整を行うレンズ群、ズームの度合いを調整するズーム調整用モーター、フォーカスの調整を行うフォーカス調整用モーター等を備えている。投射光学系43は、光変調装置42で変調された光(画像光)をスクリーンSCに投射し、レンズ群を用いてスクリーンSC上に結像させる。投射光学系43が備えるレンズ群のうちプロジェクター1本体から露出するレンズを投射レンズ46とする。
投射部40には、制御部10の制御に従って投射光学系43が備える各モーターを駆動する投射光学系駆動部18、及び、制御部10の制御に従って光源部41が備える光源を駆動する光源駆動部19(放電管駆動手段)が接続されている。
また、投射レンズ46の前方、すなわち外側にはレンズカバー30が配置されている。レンズカバー30は、投射部40の投射光を遮るシャッターとして機能する。レンズカバー30は、図示しない手動のスライド機構により、図中に破線で示す閉位置Cと、実線で示す開位置Oとの間で移動可能である。閉位置Cにおいて、レンズカバー30は投射レンズ46の前方を覆って、投射レンズ46から射出される光を遮る。このため、レンズカバー30が閉位置Cに位置している間は、放電管45が点灯していても、スクリーンSCに光が届かない。レンズカバー30は、開位置Oに位置している間は、投射レンズ46から射出される光を遮らない。プロジェクター1は、カバー検出部31を備えている。カバー検出部31は、例えばスイッチ式または光学式のセンサーであり、レンズカバー30が開位置Oにあるか否かを示す検出値を制御部10に出力する。制御部10は、カバー検出部31の検出値に基づいて、レンズカバー30が開位置Oにあるか、閉位置Cにあるかを判定できる。
この例では、制御部10は、カバー検出部31の検出値を取得して、レンズカバー30が開位置Oにあるか否かを判定することにより、レンズカバー30の位置が開位置Oか閉位置Cかを特定する。このため、制御部10は、レンズカバー30が開位置O以外の位置にある場合は、レンズカバー30が閉じられていると判定する。
また、カバー検出部31は、レンズカバー30が閉位置Cにあるか否かを示す検出値を出力可能なものであってもよい。この場合、制御部10は、カバー検出部31の検出値を取得して、レンズカバー30が閉位置Cにあるか否かを判定し、レンズカバー30の位置を特定してもよい。つまり、制御部10は、レンズカバー30が閉位置Cにあればレンズカバー30が閉じられていると判定し、レンズカバー30が閉位置Cになければ(閉位置C以外の位置にある場合は)、開位置Oにあると判定する。
さらに、カバー検出部31が、レンズカバー30が開位置Oにあるか閉位置Cにあるかを示す検出値を出力してもよい。この場合、制御部10は、カバー検出部31の検出値に基づき、レンズカバー30が開位置Oにあるか閉位置Cにあるかを判定する。
画像処理系は、プロジェクター1全体を統合的に制御する制御部10を中心に構成される。この画像処理系は、記憶部11、入力処理部13、画像処理部15、及び、光変調装置駆動部17を備えている。
記憶部11は、制御部10が処理するデータや制御部10が実行するプログラム等を記憶する。
入力処理部13は、操作パネル51及びリモコン受光部52を介した操作を検出して、検出した操作に対応する操作信号を制御部10に出力する。
画像処理部15は、制御部10の制御に従って入力画像データS1を処理する。画像処理部15は、入力画像データS1に基づいてフレームメモリー16にフレーム毎の画像を描画し、描画した画像を表示するための画像信号を生成して光変調装置駆動部17に出力する。光変調装置駆動部17は、画像処理部15から出力される画像信号に基づいて光変調装置42を駆動して描画を行う。
制御部10は、記憶部11に記憶された制御プログラムを読み出して実行することにより、プロジェクター1の各部を制御する。制御部10は、入力処理部13から入力される操作信号に基づいて、ユーザーが行った操作の内容を検出する。制御部10は,検出した操作に対応して、画像処理部15、光変調装置駆動部17、投射光学系駆動部18及び光源駆動部19を制御して、スクリーンSCに映像を投射させる。
プロジェクター1の本体には、ユーザーが操作を行うための各種スイッチ及びインジケーターランプを備えた操作パネル51が配置されている。操作パネル51は入力処理部13に接続されている。操作パネル51のスイッチが操作されると、操作されたスイッチに対応する操作信号が入力処理部13から制御部10に出力される。また、入力処理部13は、制御部10の制御に従い、プロジェクター1の動作状態や設定状態に応じて操作パネル51のインジケーターランプを適宜点灯或いは点滅させる。
プロジェクター1は、ユーザーが操作するリモコン5を有する。リモコン5は各種のボタンを備えており、これらのボタンの操作に対応して赤外線信号を送信する。プロジェクター1の本体には、リモコン5が発する赤外線信号を受光するリモコン受光部52が配置されている。リモコン受光部52は、リモコン5から受光した赤外線信号をデコードして、リモコン5における操作内容を示す操作信号を生成し、制御部10に出力する。
記憶部11には、上記の制御プログラムやデータの他、OSD画像データ11Aが記憶される。OSD画像データ11Aは、入力画像データS1とは別の画像データであり、入力画像データS1に基づく画像に重畳してスクリーンSCに表示される。OSD画像データ11Aは、例えば、プロジェクター1の機能に係る設定を行う場合に表示されるメニュー画面用の画像である。本実施形態では、後述する設定画面60(図3)の画像データがOSD画像データ11Aとして記憶されている。記憶部11には複数のOSD画像データ11Aを記憶することも可能である。
制御部10は、記憶部11に記憶されているOSD画像データ11Aのうち、実行する処理の内容に適合するOSD画像データ11Aを読み出す。制御部10は、読み出したOSD画像データ11Aを、入力画像データS1に重畳して表示するための処理を、画像処理部15に実行させる。ここで、画像処理部15は、入力画像データS1のフレーム毎の画像データにOSD画像データ11Aを重畳した画像をフレームメモリー16にて描画し、画像を合成する。画像処理部15は、フレームメモリー16に描画した合成画像の表示信号を光変調装置駆動部17に出力する。そして、光変調装置駆動部17が光変調装置42の液晶パネルに描画を行い、合成画像がスクリーンSCに投射される。なお、制御部10は、入力画像データS1の表示を停止して、OSD画像データ11AのみをスクリーンSCに表示させることもできる。この場合、OSD画像データ11Aの背景は、予め設定された背景色となる。
さらに、記憶部11には、設定データ11Bが記憶される。設定データ11Bは、操作パネル51やリモコン5の操作によって設定された内容のデータである。例えば、制御部10がOSD画像データ11Aに基づき設定用画面を表示した状態で、設定対象の項目毎に、設定内容が設定データ11Bとして記憶される。
制御部10は、プロジェクター1の各部を制御する際に設定データ11Bを参照し、この設定データ11Bの設定内容に従って動作する。
制御部10は、記憶部11に記憶されたプログラムを実行して、投射制御部101、電力制御部102(電力制御手段)、設定処理部103(設定手段)、及びタイマー104として機能する。
投射制御部101は、画像処理部15、光変調装置駆動部17、投射光学系駆動部18、及び光源駆動部19を制御して、入力画像データS1に基づく画像をスクリーンSCに投射させる。以下の説明において、通常の投射状態とは、放電管45が点灯し、光変調装置42により何らかの画像が形成され、投射光がスクリーンSCに達している状態を指す。また、通常の投射状態では、光源駆動部19が放電管45に対し、放電管45の定格電力を供給する構成としてもよい。
投射制御部101は、入力画像データS1の入力が無く、かつ、入力処理部13から検出信号が入力されない間は、検出信号の入力が無い状態の継続時間(以下、非操作時間)をカウントする。投射制御部101は、時間のカウントにタイマー104を使用する。この非操作時間が、予め設定されたスリープ設定時間に達すると、投射制御部101はスリープモードに移行する。このスリープモードにおける動作は、スリープ動作に相当する。スリープモードにおいて、投射制御部101は、画像処理部15及び光変調装置駆動部17を制御して光変調装置42により描画される画像を全黒とする。また、投射制御部101は、スリープモードにおいて、光源駆動部19が放電管45に供給する電力を、通常の投射状態より一段低い電力に切り替えてもよい。さらに、投射制御部101は、スリープモードにおいて入力処理部13からの操作信号を検出する機能を除き、制御部10の機能を停止させてもよく、画像処理部15、光変調装置駆動部17、投射光学系駆動部18及び光源駆動部19の機能を停止させてもよい。この場合、操作パネル51及びリモコン5の操作が行われない間の消費電力を低減できる。スリープモードにおいて入力処理部13からの操作信号または入力画像データS1のいずれかが入力されると、投射制御部101は通常の投射状態に復帰する。
投射制御部101は、操作パネル51またはリモコン5の操作によってAVミュート動作の実行が指示されると、AVミュート動作を開始する。AVミュート動作は、スクリーンSCへの画像の投射を一時的に停止する動作である。AVミュート動作の実行中、制御部10は、画像処理部15及び光変調装置駆動部17を制御して光変調装置42により描画される画像を全黒とする。AVミュート動作は、入力画像データS1が入力されていても実行される。投射制御部101は、AVミュート動作において、光源駆動部19が放電管45に供給する電力を、通常の投射状態より一段低い電力に切り替えてもよい。さらに、投射制御部101は、AVミュート動作中は、入力処理部13からの操作信号を検出する機能を除き、制御部10の機能を停止させてもよい。また、画像処理部15、光変調装置駆動部17、投射光学系駆動部18及び光源駆動部19の機能を停止させてもよい。この場合、操作パネル51及びリモコン5の操作が行われない間の消費電力を低減できる。
AVミュート動作の実行中、投射制御部101は、リモコン5または操作パネル51の操作によりAVミュートの解除が指示された場合に、通常の投射状態に復帰する。それ以外の操作が行われても、投射制御部101はAVミュート動作を継続する。
また、投射制御部101は、通常の投射状態において、カバー検出部31の検出値を監視し、この検出値に基づいてレンズカバー30の位置を判定する。カバー検出部31が、レンズカバー30が開位置Oにあることを示す検出値を出力している場合、投射制御部101は、レンズカバー30が開位置Oにあると判定する。また、カバー検出部31が、レンズカバー30が開位置Oにないことを示す検出値を出力している場合、投射制御部101は、レンズカバー30が閉位置Cにあると判定する。投射制御部101は、レンズカバー30が閉位置Cにあると判定した場合、カバー閉動作を実行し、スクリーンSCへの画像光の投射を停止する。投射制御部101は、画像処理部15及び光変調装置駆動部17を制御して光変調装置42により描画される画像を全黒とする。カバー閉動作は、入力画像データS1が入力されていても実行される。投射制御部101は、カバー閉動作中に、光源駆動部19が放電管45に供給する電力を、通常の投射状態より一段低い電力に切り替えてもよい。
投射制御部101は、カバー閉動作の実行中に、レンズカバー30が開位置Oにあると判定した場合に、通常の投射状態に復帰する。投射制御部101は、入力画像データS1が入力されても、リモコン5または操作パネル51の操作が行われても、レンズカバー30が開位置Oにあると判定するまでカバー閉動作を継続する。そして、カバー検出部31の検出値に基づいてレンズカバー30が開位置Oにあると判定した場合に、通常の投射状態に復帰する。このため、投射制御部101は、例えばカバー閉動作中に、カバー検出部31の検出値を取得してレンズカバー30の位置を判定する機能を除き、制御部10の機能を停止させてもよい。さらに、画像処理部15、光変調装置駆動部17、投射光学系駆動部18及び光源駆動部19の機能を停止させてもよい。この場合、レンズカバー30が閉じられている間の消費電力を低減できる。
投射制御部101が実行するスリープモードの動作、AVミュート動作、及びカバー閉動作を、非投射制御と呼ぶ。
電力制御部102は、光源駆動部19を制御して、放電管45の供給電力を切り替えさせる。光源駆動部19は、放電管45に対して定格電力を出力するだけでなく、定格電力及び定格より低い電力を含む範囲で、供給電力を変化させる。ここで、光源駆動部19が放電管45に供給する電力値を電力レベルまたはレベルと称する。光源駆動部19は、出力電圧レベルを段階的に変化させてもよく、この場合の出力電圧レベルの区分の細かさは制限されない。
放電管45は、定格レベルの電力が供給されると仕様を満足する輝度で発光するが、定格レベルより少し低いレベルの電力を供給して、仕様より低輝度で発光させることも可能である。さらに、放電管45に、定格レベルより大幅に低い電力を供給して、より低輝度で発光させることも可能である。
放電管45は供給される電力が定格より極端に低い状態が継続すると、内部の放電電極の形状が不適切になるなどの不具合を生じ、輝度の低下、発光の安定性の低下、寿命の短縮等を招く。一方で、供給電力が定格より極端に低い状態が短時間であれば、このような不具合の発生を防止できる。また、放電管45の供給電力を、定格より極端に低いレベルから定格レベルに変更する場合に、レベルの上昇の速度が速いと、上述したような不具合を招くことがある。これは、放電により発光する一般的なランプに共通する現象である。このため、放電管を光源とする従来のプロジェクターは、放電管への供給電力のレベルを、定格レベルのみ、または、定格レベルと定格レベルより少し低いレベルの2段階のみとしていた。
本発明者らは、上述のように、放電管45の供給電力を定格レベルより大幅に低いレベルにしても、その状態の継続時間が所定時間以内であれば不具合を回避できることに着目した。また、供給電力を定格レベルに上昇させる場合の、電力変化の速度を調整すれば、不具合を回避できることに着目した。
そこで、電力制御部102は、光源駆動部19を制御して、通常モードと、低輝度モードと、省電力モードとの3つの動作モードを実行するものとした。通常モードは、放電管45への供給電力を定格レベルにする動作モードである。低輝度モードは、放電管45の供給電力を定格より少し低いレベルにする動作モードである。また、省電力モードは、放電管45の供給電力を定格より大幅に低いレベルにする動作モードである。
さらに、電力制御部102は、放電管45の不具合を防止するため、省電力モードの継続時間を制限する機能と、省電力モードから供給電力のレベルを上昇させる速度を制限する機能とを備えている。すなわち、電力制御部102は、省電力モードが予め設定された時間以上継続されないように、省電力モードを開始してからの時間を監視し、予め設定されたOFF時間に達した場合にプロジェクター1の電源をオフにする。
また、電力制御部102は、省電力モードから通常モードまたは低輝度モードに移行する場合に、放電管45への供給電力のレベルを変化させる速度を抑制する。この速度は、放電管45への供給電力のレベルを低輝度モードから通常モードに上げる速度よりも低速となる。
供給電力のレベルを通常モードから低輝度モードへ変化させる場合、及び、低輝度モードから通常モードへ変化させる場合、電力制御部102は、供給電力のレベルの変化を抑制しない。この場合、光源駆動部19が放電管45に供給する電力は、光源駆動部19の内部の回路が実行可能な速度で変化する。この速度を、供給電力レベルの通常の変化速度とする。これに対し、供給電力のレベルを省電力モードに下げる場合、及び、省電力モードから上げる場合、電力制御部102は、光源駆動部19が供給電力のレベルを変化させる速度を通常より遅くする。
図2は、放電管45の供給電力の変化を示す図表であり、(A)はAVミュート動作時やカバー閉動作時に通常モードから省電力モードへ移行する例を示し、(B)はスリープモードの実行時に供給電力を通常モードから省電力モードに移行する例を示し、(C)は省電力モードから通常モードに移行する例を示す。これら図2(A)〜(C)は、縦軸を放電管45の供給電力(W)とし、横軸を時間とする。また、縦軸の供給電力のレベルにおいて、定格レベル(所定電力レベル)をN、低輝度モードにおけるレベルをN’、省電力モードにおけるレベル(省電力レベル)をLとして示す。
電力制御部102は、通常モードの実行中に省電力モードに移行する場合、まず、図2(A)に示すように、光源駆動部19を制御して、放電管45の供給電力のレベルをレベルNからレベルN’に変化させる(時刻t1)。レベルNからレベルN’への変化は、上述した通常の速度で行われ、図2(A)に示すように速やかに供給電力が変化する。
続いて、電力制御部102は、放電管45への供給電力のレベルを、時刻t1からt2までの期間T1で、レベルN’からレベルLに変化させる。この期間T1における供給電力のレベルの変化速度は、上述した通常の速度より遅く、予め定められた速度(例えば10W/秒程度)である。図2(A)に示す制御は、例えば、投射制御部101がAVミュート動作やカバー閉動作を実行する際に、電力制御部102により行われる。
また、投射制御部101がスリープモードに移行した場合、電力制御部102は、放電管45の供給電力を省電力モードに移行させる制御を行う。この場合、電力制御部102は、図2(B)に示すように、放電管45の供給電力のレベルを所定の期間T2だけ維持する。上述のように省電力モードから通常動作モードへ復帰する場合には供給電力のレベルを上昇させるために時間を要する。このため、スリープモードに移行する際に省電力モードに移行すると、スリープモードから復帰するときにユーザーを待たせてしまう。この待ち時間を発生しにくくするため、電力制御部102は、投射制御部101がスリープモードに移行してから待機の期間(期間T2)を設ける。スリープモードが維持されたまま期間T2が経過した場合に、電力制御部102は、省電力モードへ移行する。この制御により、図2(B)では、期間T2が経過した時点(時刻t4)から、放電管45への供給電力のレベルが低下する。時刻t4で供給電力をレベルNからレベルN´に低下させる速度は、上述した通常の速度であり、図2(B)では速やかに低下している。
そして、図2(B)の時刻t4から後、すなわちレベルN´からレベルLに供給電力を低下させる過程において、電力制御部102は、図2(A)の期間T1と同様に、供給電力のレベルの変化速度を抑える制御を行う。
そして、電力制御部102は、省電力モードから通常モードに復帰する場合に、図2(C)に示すように、供給電力のレベルを上昇させる。
電力制御部102は、省電力モードの電力レベルLから中間レベルMまで、供給電力のレベルを上昇させる(時刻t5)。中間レベルMは、レベルLと定格レベルNとの間の所定の電力レベルである。放電管45の供給電力がレベルLからレベルMまでの間で急峻に変動しても、放電管45にダメージを生じないことが実験的に明らかになっている。電力制御部102は、通常モードに復帰するまでの時間を短くするため、レベルMまでは急峻に供給電力のレベルを変化させる。レベルLからレベルMまでの供給電力レベルの変化速度は、上述した通常の速度であり、必ずしも瞬時にレベルLからレベルMに達しなくてもよい。なお、レベルMの具体的な値は放電管45の仕様等により決定される。また、レベルMは、放電管45の仕様等から求められる限界の値であってもよいし、所定の安全率でマージンをとった値であってもよい。
そして、電力制御部102は、図2(C)の期間T3において、放電管45の供給電力のレベルの変化速度を一定以下に抑えながら、レベルMからレベルNまで供給電力を上昇させる。期間T3における変化速度は、予め設定された速度以下となっている。このため、時刻t6まで待ち時間が発生する。なお、期間T3における供給電力のレベルの変化速度は、図2(A)の期間T1における速度と同一であってもよいし、異なる速度であってもよい。図2(C)に示す動作は、スリープモード、AVミュート動作、及びカバー閉動作のいずれかの実行時に省電力モードに移行した場合に、通常の投射状態に復帰する際に電力制御部102により実行される。
これら図2(A)〜(C)に例示したように、投射制御部101が非投射制御を実行する場合、電力制御部102は、放電管45の供給電力を制御して省電力モードに移行し、プロジェクター1の省電力化を図る。
期間T1、T2(スリープ設定時間)およびT3の長さと、OFF設定時間の長さと、期間T1およびT3における供給電力のレベルの変化速度とは、いずれも予め設定され、設定データ11Bとして記憶されている。電力制御部102は、設定データ11Bの設定内容に従って上記の制御を行う。
電力制御部102は、投射制御部101が非投射制御を実行する場合に、必ず図2(A)〜(C)に示したような制御を行う構成としてもよいが、本実施形態では、非投射制御に伴って省電力モードに移行するか否かを、ユーザーが設定できる。
図3は、省電力モードの要否を設定するための設定画面60の例を示す図である。
この図3に示す設定画面60は、投射制御部101の機能により、OSD画像データ11Aに基づいて画像処理部15を制御して、スクリーンSCに表示される。
リモコン5または操作パネル51の操作により、設定メニューの表示が指示された場合、投射制御部101は、OSD画像データ11Aを読み出して、投射部40によって設定画面60を表示させる。この設定画面60が表示された状態では、リモコン5または操作パネル51の操作によって、設定画面60中の設定項目を選択し、各設定項目の内容を決定できる。設定処理部103は、この操作により決定された内容を取得し、設定項目毎に設定データ11Bとして記憶する。既に設定された内容が変更された場合、設定処理部103は、変更後の設定内容に従って設定データ11Bを更新する。
図3に例示する設定画面60では、「AVミュートタイマー」、「スリープモード」、「スリープモード時間」、「レンズカバータイマー」の設定項目が配置されている。ユーザーはリモコン5または操作パネル51を操作して設定項目を選択し、省電力モードの要否を設定する。
設定画面60の設定項目名「AVミュートタイマー」は、AVミュート動作の実行時に、AVミュート動作が所定時間継続した後にプロジェクター1の電源をオフにする機能を設定することを示している。「AVミュートタイマー」の設定値は「オン」と「オフ」である。設定値が「オン」の場合はAVミュートを所定時間継続するとプロジェクター1の電源がオフにされ、かつ、AVミュート動作が実行される際に電力制御部102が省電力モードに移行する。これに対し、設定値が「オフ」の場合は、AVミュート動作を所定時間より長く継続してもプロジェクター1の電源がオフにされない。さらに、設定値が「オフ」の場合は、電力制御部102は省電力モードに移行しない。「AVミュートタイマー」に関する所定時間は、放電管45の供給電力のレベルを省電力レベルにしても放電管45の不具合を招かない時間となっており、具体的には30分である。AVミュート動作中に省電力モードを実行する場合、放電管45の不具合を防止するため、AVミュート動作を30分継続したらプロジェクター1の電源をオフにする必要がある。このようなプロジェクター1の動作、すなわち30分経過したらプロジェクター1の電源をオフにするという動作をユーザーが選択した場合に、電力制御部102が省電力モードを実行可能となる。
設定画面60の設定項目名「スリープモード」と「スリープモード時間」は、スリープモードを所定時間継続した後にプロジェクター1の電源をオフにする機能を設定することを示している。「スリープモード」の設定値は「オン」と「オフ」であり、「オン」に設定された場合、投射制御部101がスリープモードを実行可能となり、スリープモードにおいて電力制御部102が省電力モードに移行することになる。
さらに、「スリープモード」の設定値が「オン」の場合、スリープモードを一定時間実行した後にプロジェクター1の電源をオフにする機能も有効とされる。
「スリープモード時間」の設定は、「スリープモード」が「オン」に設定された場合に有効となる。「スリープモード時間」の設定値は「10分」、「20分」、「30分」となっていて、スリープモードを30分より長く継続する設定が行えない仕様である。この仕様により、電力制御部102が省電力モードを実行する時間は、最長で30分に制限される。
言い換えれば、スリープモードの継続時間が30分以下となり、その後はプロジェクター1の電源をオフにするように設定された場合に、電力制御部102が省電力モードを実行できるようになっている。
設定画面60の設定項目名「レンズカバータイマー」は、レンズカバー30の位置が閉位置Cであると判定され、カバー閉動作が所定時間継続した後に、プロジェクター1の電源をオフにする機能を設定することを示している。「レンズカバータイマー」の設定値は「オン」と「オフ」である。「オン」に設定された場合は、カバー閉動作を所定時間継続するとプロジェクター1の電源がオフにされ、かつ、カバー閉動作が実行される際に電力制御部102が省電力モードに移行する。これに対し、設定値が「オフ」の場合は、カバー閉動作を所定時間より長く継続してもプロジェクター1の電源がオフにされない。さらに、設定値が「オフ」の場合は、電力制御部102は省電力モードに移行しない。「レンズカバータイマー」に関する所定時間は、放電管45の供給電力のレベルを省電力レベルにしても放電管45の不具合を招かない時間となっており、具体的には上記の30分である。カバー閉動作中に省電力モードを実行する場合、放電管45の不具合を防止するため、カバー閉動作を30分継続したらプロジェクター1の電源をオフにする必要がある。
このように、投射制御部101の非投射動作に関する設定画面60の設定項目は、省電力モードを実行する場合に、放電管45の不具合を防止するために必要なプロジェクター1の動作の可否をユーザーに選択させる構成となっている。そして、ユーザーによって、省電力モードに起因する放電管45の不具合を防止するために必要なプロジェクター1の動作を行うことが選択され、設定された場合に、電力制御部102が省電力モードを実行可能となる。言い換えれば、ユーザーが省電力モードの実行に付随して必要なプロジェクター1の動作を許容した場合に省電力モードを実行可能となる。
従って、省電力モードにおいて、放電管45の供給電力レベルを定格レベルより低いレベルにしても、省電力モードの継続時間が長いことに起因して放電管45の不具合を招くことがない。また、ユーザーにとっては、省電力モードを選択した場合に必要になるプロジェクター1の動作が、意図に反して実行されてしまうことがなく、ユーザーの利便性を損なうことなく、効果的に省電力化を実現できる。
図4は、プロジェクター1の動作を示すフローチャートである。この図4は、プロジェクター1のスリープモードに係る動作及びAVミュート動作に係る一連の動作を示している。
上記のように、プロジェクター1は、通常の動作状態で、操作パネル51またはリモコン5の操作や入力画像データS1の入力が無い状態が継続すると、スリープモードに移行する。また、プロジェクター1は、通常の動作状態やスリープモードの実行中に、AVミュートの実行が指示されると、この指示に従ってAVミュート動作を開始する。図4には、これらの動作を示している。
プロジェクター1の電源が投入された後、制御部10は通常の動作を実行し、操作パネル51またはリモコン5における操作、もしくは入力画像データS1の入力など、入力に対する待機状態となる(ステップS11)。投射制御部101は、ステップS11で待機を開始する際に、タイマー104の機能によって待機時間のカウントを開始する。その後、入力がなされない間はこのカウントが継続される。
投射制御部101は、所定時間毎に、入力の有無を判定する(ステップS12)。入力が無い場合(ステップS12;No)、投射制御部101は、設定データ11Bを参照して、スリープモードがオンに設定されているか否かを判定する(ステップS13)。スリープモードの設定値のオン/オフは、上述したスリープ動作の実行の要否を示す。従って、投射制御部101は、スリープモードがオフに設定されている場合(ステップS13)、ステップS12に戻る。
スリープモードがオンに設定されている場合(ステップS13;Yes)、投射制御部101は、ステップS11でカウント開始した待機時間のカウント値を参照する。そして、投射制御部101は、待機時間が、スリープ動作を開始するための設定時間に達したか否かを判定する(ステップS14)。この設定時間は、入力が無い状態でスリープ動作を開始するまでの待ち時間であり、例えば設定データ11Bに含まれている。待機時間が設定時間に達していない場合(ステップS14;No)、投射制御部101は、ステップS12に戻って待機を継続する。また、待機時間が設定時間に達したと判定した場合(ステップS14;Yes)、投射制御部101はスリープモードに移行する(ステップS15)。ステップS15で、投射制御部101はスリープモードに移行して、光変調装置42における表示を全黒とする等の制御を行う。さらに、ステップS15で、投射制御部101は、タイマー104がカウントしていた待機時間のカウント値をリセットして、スリープモードの実行時間のカウントを開始する。
スリープモードに移行した後、投射制御部101は、入力を待機する(ステップS16)。投射制御部101は、所定時間毎に、ステップS16で入力の有無を判定し、入力があった場合(ステップS16;Yes)、投射制御部101は通常の投射状態に復帰する(ステップS17)。投射制御部101は、入力に対応する動作を行うため、後述するステップS24に移行する。
また、入力が無い場合(ステップS16;No)、投射制御部101は、ステップS15でカウントを開始したスリープモードの実行時間のカウント値を参照する。そして、投射制御部101はスリープモードの実行時間が予め設定された時間に達したか否かを判定する(ステップS18)。ステップS18の判定における「予め設定された時間」は、図2(B)に示した待機期間T2に相当する。
スリープモードの実行時間が設定された時間に達していない場合(ステップS18;No)、投射制御部101はステップS16に戻る。
一方、スリープモードの実行時間が設定された時間に達した場合(ステップS18;Yes)、電力制御部102が光源駆動部19を制御して、放電管45への供給電力を通常モードから省電力モードに移行する(ステップS19)。このステップS19で、電力制御部102は、図2(B)の期間T2に示したように、光源駆動部19が供給する電力を変化させる。また、ステップS19では、投射制御部101がタイマー104によりカウントしているカウント値をリセットし、省電力モードの継続時間のカウントを開始させる。
省電力モードに移行した後、投射制御部101は、所定時間毎に入力の有無を判定し(ステップS20)、入力があった場合(ステップS20;Yes)、投射制御部101は通常の投射状態に復帰する(ステップS21)。通常の投射状態に復帰した後、投射制御部101は、入力に対応する動作を行うため、後述するステップS24に移行する。
このステップS21で、電力制御部102は、放電管45への供給電力を省電力モードから通常モードに復帰させる。電力制御部102は、図2(C)に示したように、まず省電力モードの供給電力レベル(レベルL)から中間のレベル(レベルM)まで供給電力のレベルを上げる。続いて、電力制御部102は、中間のレベルから定格電力レベルまで、抑制された速度で供給電力レベルを上昇させる。
また、入力が無い場合(ステップS20;No)、投射制御部101は、ステップS19でカウントを開始したカウント値を参照する。そして、投射制御部101は、省電力モードの継続時間のカウント値が予め設定された時間に達したか否かを判定する(ステップS22)。ステップS22の判定における「予め設定された時間」は、設定画面60(図3)で設定された「スリープモード時間」の設定値である。
投射制御部101は、省電力モードの継続時間のカウント値が設定値に達していない場合(ステップS22;No)、ステップS20に戻る。また、省電力モードの継続時間のカウント値が設定値に達した場合(ステップS22;Yes)、プロジェクター1の電源をオフにして(ステップS23)、動作を終了する。
一方、入力があった場合(ステップS12;Yes、ステップS17;Yes、ステップS20;Yes)、投射制御部101はステップS24に移行する。ステップS24で、投射制御部101は、カウントを実行しているタイマー104のカウント値をリセットする。続いて、投射制御部101は、入力の内容が、操作パネル51またはリモコン5の操作によるAVミュート動作の指示であるか否かを判定する(ステップS25)。入力内容がAVミュート動作の指示でない場合(ステップS25;No)、投射制御部101は、入力に対応した動作を実行し(ステップS26)、ステップS11に戻る。
また、入力内容がAVミュート動作の指示である場合(ステップS25;Yes)、投射制御部101はAVミュート動作を開始し、光変調装置42の表示を全黒にする等の制御を行う(ステップS27)。次いで、投射制御部101は、設定データ11Bを参照し、AVミュートタイマー設定の設定値が「オン」であるか「オフ」であるかを判定する(ステップS28)。AVミュートタイマー設定の設定値は、設定画面60(図3)において「AVミュートタイマー」の項目に基づき設定された値である。AVミュートタイマーの設定値が「オフ」である場合(ステップS28;No)、投射制御部101は、AVミュートからの復帰を指示する操作を待機する(ステップS29)。AVミュートからの復帰を指示する操作があった場合(ステップS29;Yes)、投射制御部101は、AVミュートを解除して通常の投射状態に復帰し(ステップS30)、ステップS11に戻る。
AVミュートタイマーの設定値が「オン」である場合(ステップS28;Yes)、投射制御部101は、タイマー104によりAVミュートの継続時間のカウントを開始し、電力制御部102が省電力モードに移行する(ステップS31)。このステップS31で、電力制御部102は、図2(A)の期間T1に示したように、光源駆動部19が供給する電力を変化させる。
省電力モードに移行した後、投射制御部101は、所定時間毎に、AVミュートからの復帰を指示する操作の有無を判定する(ステップS32)。復帰の指示があった場合(ステップS32;Yes)、投射制御部101は、AVミュートを解除して通常の投射状態に復帰し、タイマー104のカウント値をリセットする(ステップS33)。ここで、電力制御部102は省電力モードから通常モードに移行する(ステップS34)。電力制御部102は、図2(C)に示したように、省電力モードの供給電力レベルから中間のレベルMまで供給電力のレベルを上げ、その後、所定の速度以下で定格レベルまで上昇させる。
また、AVミュートからの復帰の指示が無い場合(ステップS32;No)、投射制御部101は、ステップS31でカウントを開始したカウント値を参照する。そして、投射制御部101は、省電力モードの継続時間のカウント値が予め設定された時間に達したか否かを判定する(ステップS35)。ステップS35の判定における「予め設定された時間」は、上述したように予め設定されている「AVミュートタイマー」に関する所定時間である。
投射制御部101は、省電力モードの継続時間のカウント値が設定値に達していない場合(ステップS35;No)、ステップS32に戻る。また、省電力モードの継続時間のカウント値が設定値に達した場合(ステップS35;Yes)、プロジェクター1の電源をオフにして(ステップS36)、動作を終了する。
図5は、プロジェクター1の動作を示すフローチャートである。この図5は、プロジェクター1のカバー閉動作に係る一連の動作を示している。
この図5の動作は、プロジェクター1が通常動作状態で、投射制御部101がカバー検出部31の検出値に基づいて、レンズカバー30が開位置Oにないことを検出した場合に(ステップS41)、開始される。この通常動作状態は、プロジェクター1の電源が投入された後の入力待機する状態、及び、入力画像データS1に基づいて画像をスクリーンSCに表示している状態を含む。
ステップS41でレンズカバー30が開位置Oにないことを検出した場合、投射制御部101は、レンズカバータイマーの設定値が「オン」か「オフ」かを判定する(ステップS42)。レンズカバータイマーの設定値は、設定画面60(図3)に基づいて設定され、設定データ11Bに含まれている。
レンズカバー設定の設定値が「オフ」である場合、投射制御部101は、カバー閉動作を実行し(ステップS43)、その後にレンズカバー30が開位置Oになるまで待機する(ステップS44)。そして、投射制御部101が、カバー検出部31の検出値に基づいてレンズカバー30が開かれたことを検出すると(ステップS44;Yes)、通常の投射状態に復帰し(ステップS45)、ステップS41に戻る。
一方、レンズカバータイマーの設定値が「オン」である場合(ステップS42;Yes)、投射制御部101は、カバー閉動作を実行する(ステップS46)。また、電力制御部102は、省電力モードに移行して放電管45の供給電力を省電力レベルに下げる(ステップS47)。このステップS47で、投射制御部101は、タイマー104のカウント値をリセットして、省電力モードの継続時間のカウントを開始させる。
その後、投射制御部101は、レンズカバー30の位置が開位置Oになったか否かを判定する(ステップS48)。レンズカバー30の位置が開位置Oとなったことを検出した場合(ステップS48;Yes)、投射制御部101は通常の投射状態に復帰して(ステップS49)、ステップS41に戻る。このステップS49で、電力制御部102は省電力モードから通常モードに移行する。電力制御部102は、図2(C)に示したように、省電力モードの供給電力レベルから中間のレベルMまで供給電力のレベルを上げ、その後、所定の速度以下で定格レベルまで上昇させる。
また、レンズカバー30が開位置Oにない場合(ステップS48;No)、投射制御部101は、ステップS47でカウントを開始したカウント値を参照する。そして、投射制御部101は、省電力モードの継続時間のカウント値が予め設定された時間に達したか否かを判定する(ステップS50)。ステップS49の判定における「予め設定された時間」は、上述したように予め設定されている「レンズカバータイマー」に関する所定時間である。
投射制御部101は、省電力モードの継続時間のカウント値が設定値に達していない場合(ステップS50;No)、ステップS48に戻る。また、省電力モードの継続時間のカウント値が設定値に達した場合(ステップS50;Yes)、プロジェクター1の電源をオフにして(ステップS51)、動作を終了する。
以上説明したように、本発明を適用した実施形態に係るプロジェクター1は、光源として放電管45を備えるプロジェクター1であって、光源駆動部19と、電力制御部102とを備えている。プロジェクター1は、光源駆動部19により、放電管45に電力を供給する。また、電力制御部102により、光源駆動部19が放電管45に供給する電力レベルを制御し、光源駆動部19により所定電力レベルの電力を供給させる通常モードと、所定電力レベルより低い省電力レベルの電力を供給させる省電力モードと、を実行する。そして、電力制御部102は、省電力モードから通常モードに移行する場合に、光源駆動部19から放電管45に供給される電力レベルの変化を抑制する。この構成により、放電管45に供給する電力を省電力レベルにすることで省電力化を図ることが可能となる。また、放電管45の供給電力を省電力レベルから通常時の所定電力レベルにする場合に電力レベルの変化を抑制し、急峻な電力レベルの変化を防止する。これにより、放電管45の寿命への影響が懸念される電力レベルまで供給電力を低下させても、通常時の電力レベルに復帰する場合の放電管45のダメージを防止できる。従って、放電管45の供給電力を従来よりも大幅に低下させることが可能となり、効果的にプロジェクター1の省電力化を達成できる。
また、電力制御部102は、少なくとも、省電力レベル(レベルL)より高い中間電力レベル(レベルM)から所定電力レベル(レベルN)に移行する間の電力レベルの変化を抑制する。これにより、レベルL〜Mにおいては電力レベルの変化を抑制しない制御が可能である。従って、放電管45の寿命に影響を与えないように電力レベルの変化を抑制する制御と、放電管45の寿命に影響しない範囲で速やかに電力レベルを変化させる制御とを両立できる。このため、効果的な省電力化を達成するとともに、放電管45へのダメージを防止し、かつ、省電力モードから通常モードに移行するために要する時間を短縮できる。
また、電力制御部102は、光源駆動部19が供給する電力レベルをレベルMからレベルNに変更する過程の電力レベルの上昇の速度を、レベルLからレベルMに変更する過程よりも遅くする。このため、省電力モードで放電管45の供給電力を、定格電力より大幅に低いレベルLにしても、放電管45のダメージを防止できる。従って、効果的な省電力化を達成できる。
また、プロジェクター1は、放電管45と、光変調装置42と、投射光学系43とを含む投射部40を備える。また、投射制御部101により、投射部40を制御して、光を投射させる投射制御と、投射手段による投射を停止させる非投射制御とを実行する。そして、電力制御部102は、投射制御部101によって放電管45を消灯させる過程を含む非投射制御が実行される場合に、省電力モードに移行する。
ここで、非投射制御としては、スリープモード、AVミュート動作、カバー閉動作が挙げられる。この場合、放電管45を消灯させる過程を含むような、ミュート動作、スリープ動作、またはカバー対応動作が行われる場合に、放電管45の供給電力を低くして、効果的に省電力化を達成できる。また、ミュート動作、スリープ動作、またはカバー対応動作から通常の動作状態に復帰する場合には、電力レベルの変化が抑制されるため、省電力レベルを低く設定した場合であっても放電管45の寿命への影響を防止できる。
また、電力制御部102は、投射制御部101がスリープモードに移行してから予め設定された時間が経過するまで、省電力モードに移行しない。このため、スリープ動作が開始されてから短時間で操作が行われ、スリープ動作から通常の動作状態に復帰する場合の待ち時間を短縮できる。
さらに、電力制御部102は、通常モードから省電力モードに移行する場合に、図2(A)の期間T1や図2(B)の期間T2のように、放電管45の供給電力のレベルを低下させる際のレベル変化を抑制する。このため、省電力レベルを、放電管45の寿命への影響が懸念されるほど低い電力レベルに設定しても、電力レベルを低下させる過程での放電管45のダメージを防止できる。
さらに、電力制御部102は、放電管45の供給電力を、所定電力レベルより低く省電力レベルより高い低輝度レベル(図2(A)のレベルN´)に設定可能である。そして、通常モードから省電力モードに移行する場合に、レベルN´までは電力レベルの変化を抑制せず、レベルN´からレベルLまで下げる過程で、電力レベルの変化を抑制する。この場合、放電管45の寿命に影響しない範囲で速やかに電力レベルを低下させる制御と、放電管45の寿命に影響を与えないように電力レベルを低速で低下させる制御とを両立できる。
また、電力制御部102は、設定画面60に基づいて設定された設定値を示す設定データ11Bに基づき、省電力モードに移行する。この場合、スリープモード、AVミュート動作、カバー閉動作が実行される際に放電管45への供給電力を低下させるか否かを設定できる。このため、省電力モードから通常モードに復帰する場合の待ち時間とユーザーの使用傾向とを考慮した最適な動作を行わせることができる。従って、利便性を損なうことなく、より効果的にプロジェクター1の省電力化を達成できる。
なお、上述した実施形態は本発明を適用した具体的態様の例に過ぎず、本発明を限定するものではなく、上記実施形態とは異なる態様として本発明を適用することも可能である。上記実施形態では、制御部10の電力制御部102が光源駆動部19を制御し、放電管45への供給電力を変更させる構成を例示したが、本発明はこれに限定されない。例えば、放電管45への供給電力を調整する手段を、光源駆動部19と放電管45との間に設けてもよい。また、プロジェクター1が備える放電管45は一つに限定されない。複数の放電管45を備えた構成において、これら複数の放電管45への供給電力をまとめて調整する手段を設けてもよいし、個別の放電管45への供給電力を独立して調整可能な構成としてもよい。さらに、本発明は、電力制御部102が、投射制御部101がスリープモード、AVミュート動作およびカバー閉動作を実行する場合に省電力モードに移行する例に限定されない。電力制御部102は、投射制御部101の他の動作に連動して、或いは、投射制御部101の動作とは独立して、省電力モードに移行してもよい。
また、例えば、上記実施形態では、光変調装置として、RGBの各色に対応した3枚の透過型または反射型の液晶ライトバルブを用いた構成を例に挙げて説明した。本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、1枚の液晶ライトバルブとカラーホイールを組み合わせた方式としてもよい。また、RGB各色の色光を変調する3枚のデジタルミラーデバイス(DMD)を用いた方式や、1枚のデジタルミラーデバイスとカラーホイールを組み合わせた方式等により構成してもよい。ここで、表示部として1枚のみの液晶パネルまたはDMDを用いる場合には、クロスダイクロイックプリズム等の合成光学系に相当する部材は不要である。また、液晶パネル及びDMD以外にも、光源が発した光を変調可能な構成であれば問題なく採用でき、その他のプロジェクターの細部構成についても任意に変更可能である。
さらに、本発明は、スクリーンに対して投写画像を観察する側から投写するフロント投写型プロジェクターに適用する場合にも適用できる。また、投写画像を観察する側とは反対の側から投写するリア投写型プロジェクターに適用する場合にも可能であり、その他、本発明の適用対象は上記実施形態に限定されない。
1…プロジェクター、5…リモコン、10…制御部、11…記憶部、11A…OSD画像データ、11B…設定データ、13…入力処理部、17…光変調装置駆動部、18…投射光学系駆動部、19…光源駆動部(放電管駆動手段)、30…レンズカバー、31…カバー検出部、40…投射部(投射手段)、41…光源部、42…光変調装置(変調手段)、43…投射光学系、45…放電管、46…投射レンズ、51…操作パネル、52…リモコン受光部、60…設定画面、101…投射制御部(投射制御手段)、102…電力制御部(電力制御手段)、103…設定処理部(設定手段)、104…タイマー、SC…スクリーン。

Claims (7)

  1. 光源として放電管を備えるプロジェクターであって、
    前記放電管が発した光を変調する変調手段、および、前記変調手段により変調された光を投射する投射光学系を有する投射手段と、
    前記放電管に電力を供給する放電管駆動手段と、
    前記放電管駆動手段が前記放電管に供給する電力レベルを制御し、前記放電管駆動手段により所定電力レベルの電力を供給させて発光させる通常モードと、前記所定電力レベルより低い低輝度電力レベルの電力を前記放電管に供給させて発光させる低輝度モードと、前記低輝度モードよりも低い省電力レベルの電力を供給させて前記投射手段により光を投射しない省電力モードと、を実行する電力制御手段と、を備え、
    前記電力制御手段は、前記通常モードから前記省電力モードに移行する場合、および、前記省電力モードから前記通常モードに移行する場合に、前記放電管駆動手段から前記放電管に供給される電力レベルの変化を抑制し、前記通常モードから前記低輝度モードに移行する場合、および、前記低輝度モードから前記通常モードに移行する場合には、前記放電管の供給電力のレベルの変化を抑制しないこと、
    を特徴とするプロジェクター。
  2. 請求項1に記載のプロジェクターであって、
    前記電力制御手段は、前記省電力モードから前記通常モードに移行する場合に、少なくとも、前記省電力レベルより高い中間電力レベルから前記所定電力レベルに移行する間の電力レベルの変化を抑制することを特徴とするプロジェクター。
  3. 請求項2に記載のプロジェクターであって、
    前記電力制御手段は、前記省電力モードから前記通常モードに移行する場合に、前記放電管駆動手段が供給する電力レベルを前記中間電力レベルから前記所定電力レベルに変更する過程の電力レベルの上昇の速度を、電力レベルを前記省電力レベルから前記中間電力レベルに変更する過程よりも遅くすることを特徴とするプロジェクター。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載のプロジェクターであって、
    前記投射手段を制御して光を投射させる投射制御と、前記投射手段による投射を停止させる非投射制御とを実行する投射制御手段を備え、
    前記投射制御手段は、前記省電力モードで、所定の操作に応じて前記投射手段による投射を停止するミュート動作、前記プロジェクターへの操作がない状態で投射を停止して待機するスリープ動作、及び、前記投射光学系のカバーが閉じられている間に投射を停止するカバー対応動作のうち、少なくともいずれかを実行し、前記省電力モード移行してから所定時間が経過した場合に前記放電管を消灯させることを特徴とするプロジェクター。
  5. 請求項に記載のプロジェクターであって、
    前記電力制御手段は、前記投射制御手段により前記スリープ動作が開始されてから予め設定された時間が経過するまで、前記省電力モードに移行しないことを特徴とするプロジェクター。
  6. 請求項またはに記載のプロジェクターであって、
    前記ミュート動作、前記スリープ動作、及び前記カバー対応動作の少なくともいずれかについて、前記省電力モードに移行するか否かを設定する設定手段を備え、
    前記電力制御手段は、前記投射制御手段によって前記ミュート動作、前記スリープ動作、及び前記カバー対応動作のいずれかが実行され、当該動作について前記設定手段により前記省電力モードを実行するよう設定されている場合に、前記省電力モードに移行することを特徴とするプロジェクター。
  7. 放電管と、前記放電管が発した光を変調する変調手段、および、前記変調手段により変調された光を投射する投射光学系を有する投射手段と、を備えるプロジェクターの制御方法であって、
    前記放電管に供給する電力レベルを制御し、前記放電管に所定電力レベルの電力を供給させて発光させる通常モードと、前記所定電力レベルより低い低輝度電力レベルの電力を前記放電管に供給させて発光させる低輝度モードと、前記低輝度モードよりも低い省電力レベルの電力を供給させて前記投射手段により光を投射しない省電力モードと、を実行し、
    前記通常モードから前記省電力モードに移行する場合、および、前記省電力モードから前記通常モードに移行する場合に、前記放電管に供給される電力レベルの変化を抑制し、前記通常モードから前記低輝度モードに移行する場合、および、前記低輝度モードから前記通常モードに移行する場合には、前記放電管の供給電力のレベルの変化を抑制しないこと、
    を特徴とするプロジェクターの制御方法。
JP2012280685A 2012-12-25 2012-12-25 プロジェクター、および、プロジェクターの制御方法 Expired - Fee Related JP6136246B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012280685A JP6136246B2 (ja) 2012-12-25 2012-12-25 プロジェクター、および、プロジェクターの制御方法
CN201310634578.8A CN103905758B (zh) 2012-12-25 2013-12-02 投影仪以及投影仪的控制方法
US14/103,133 US9329467B2 (en) 2012-12-25 2013-12-11 Projector and method for controlling projector
EP13197527.8A EP2749942B1 (en) 2012-12-25 2013-12-16 Projector and method for controlling Projector

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012280685A JP6136246B2 (ja) 2012-12-25 2012-12-25 プロジェクター、および、プロジェクターの制御方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2014126572A JP2014126572A (ja) 2014-07-07
JP2014126572A5 JP2014126572A5 (ja) 2016-02-18
JP6136246B2 true JP6136246B2 (ja) 2017-05-31

Family

ID=49999664

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012280685A Expired - Fee Related JP6136246B2 (ja) 2012-12-25 2012-12-25 プロジェクター、および、プロジェクターの制御方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US9329467B2 (ja)
EP (1) EP2749942B1 (ja)
JP (1) JP6136246B2 (ja)
CN (1) CN103905758B (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015141373A (ja) * 2014-01-30 2015-08-03 株式会社リコー 画像表示装置、画像表示システム
CN105474071A (zh) * 2014-05-27 2016-04-06 联发科技股份有限公司 投射显示系统的投射处理器
CN107155356B (zh) * 2014-09-29 2019-04-23 富士胶片株式会社 投射型显示装置及其光源控制方法
JP2016075826A (ja) * 2014-10-07 2016-05-12 株式会社リコー 画像投射装置、画像投射方法およびプログラム
CN106292992B (zh) * 2015-06-12 2020-06-23 联想(北京)有限公司 一种控制方法、装置及电子设备
KR102180479B1 (ko) 2015-07-22 2020-11-18 삼성전자주식회사 전자기기 및 전자기기의 동작 방법
JP2019041250A (ja) 2017-08-25 2019-03-14 セイコーエプソン株式会社 表示装置および表示装置の制御方法
JP6970896B2 (ja) * 2019-04-10 2021-11-24 カシオ計算機株式会社 投影装置、投影制御装置及びプログラム
JP2021135318A (ja) * 2020-02-25 2021-09-13 セイコーエプソン株式会社 表示装置の制御方法、表示装置、及び表示システムの制御方法
CN115298731A (zh) * 2020-03-17 2022-11-04 夏普Nec显示器解决方案株式会社 影像显示装置、影像显示系统、影像显示方法及程序
CN113891052B (zh) * 2020-06-17 2024-06-14 青岛海信激光显示股份有限公司 激光投影设备及其开机方法
JP7322842B2 (ja) * 2020-09-18 2023-08-08 カシオ計算機株式会社 投影装置、発光制御方法およびプログラム

Family Cites Families (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3306904B2 (ja) 1992-05-26 2002-07-24 松下電工株式会社 放電灯点灯装置
JPH08234848A (ja) 1995-02-28 1996-09-13 Sony Corp 冷却用ファンモータ制御装置及び該装置を備えた投影機器
JPH10239767A (ja) 1997-02-25 1998-09-11 Sony Corp プロジェクタ
JP3850550B2 (ja) * 1998-03-31 2006-11-29 岩崎電気株式会社 ショートアークランプ点灯装置を用いたプロジェクション装置
JP2000131668A (ja) * 1998-10-26 2000-05-12 Hitachi Ltd 液晶プロジェクタの光源調光装置
JP2001015289A (ja) * 1999-04-28 2001-01-19 Mitsubishi Electric Corp 放電灯点灯装置
JP2003029341A (ja) * 2001-07-18 2003-01-29 Canon Inc 画像表示装置および画像処理装置
JP3891051B2 (ja) * 2002-06-20 2007-03-07 セイコーエプソン株式会社 画像表示装置、この省電力モード切替方法、および、このプログラム
JP2004207018A (ja) * 2002-12-25 2004-07-22 Seiko Epson Corp 光源駆動回路、プロジェクタ、光源の点灯制御方法、及びこの方法を実行させるコンピュータ読み取り可能なプログラム
JP4357395B2 (ja) 2004-09-24 2009-11-04 三洋電機株式会社 投写型映像表示装置
US7273285B2 (en) * 2004-09-30 2007-09-25 Coretronics Corporation Method for managing lamp brightness
JP2007114407A (ja) * 2005-10-19 2007-05-10 Sharp Corp プロジェクタ
ATE496517T1 (de) * 2006-02-20 2011-02-15 Koninkl Philips Electronics Nv Verfahren und antriebsvorrichtung zum betreiben einer gasentladungslampe
EP2104404B1 (en) * 2008-03-21 2012-01-18 Seiko Epson Corporation Discharge lamp lighting apparatus, method for controlling the same, and projector
JP5293315B2 (ja) 2009-03-19 2013-09-18 セイコーエプソン株式会社 放電ランプ駆動装置、放電ランプ駆動方法、光源装置、およびプロジェクター
JP5153003B2 (ja) * 2009-08-19 2013-02-27 ウシオ電機株式会社 高圧放電ランプ点灯装置およびプロジェクタ
JP2011090938A (ja) * 2009-10-23 2011-05-06 Iwasaki Electric Co Ltd 高圧放電灯点灯装置、プロジェクタ及び高圧放電灯の点灯方法
JP4992994B2 (ja) * 2009-12-01 2012-08-08 ウシオ電機株式会社 高圧放電ランプ点灯装置およびプロジェクタ
JP2012108216A (ja) * 2010-11-16 2012-06-07 Panasonic Corp プロジェクター装置
WO2012081106A1 (ja) * 2010-12-16 2012-06-21 Necディスプレイソリューションズ株式会社 投射型表示装置およびリスタート処理方法
JP5685970B2 (ja) * 2011-02-15 2015-03-18 セイコーエプソン株式会社 プロジェクター
US8894218B2 (en) 2011-02-15 2014-11-25 Seiko Epson Corporation Projector with a plurality of drive power modes

Also Published As

Publication number Publication date
CN103905758B (zh) 2018-07-06
US9329467B2 (en) 2016-05-03
EP2749942A1 (en) 2014-07-02
US20140176918A1 (en) 2014-06-26
CN103905758A (zh) 2014-07-02
EP2749942B1 (en) 2019-01-16
JP2014126572A (ja) 2014-07-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6136246B2 (ja) プロジェクター、および、プロジェクターの制御方法
JP5075452B2 (ja) 投写型映像表示装置
JP5861324B2 (ja) プロジェクター、及び、プロジェクターの制御方法
US8573781B2 (en) Projector and control method for the same
US10495954B2 (en) Projector and method for controlling projector
US20100165302A1 (en) Projector and method of controlling the same
JP2009036870A (ja) プロジェクタ装置及びプロジェクタ装置の制御方法
JP2009135877A (ja) プロジェクタ及びその制御方法
JP2007025054A (ja) 投射型映像表示装置
JP2009198543A (ja) プロジェクタ
US20180098039A1 (en) Projection apparatus and control method thereof
JP6701747B2 (ja) 表示装置、及び、表示装置の制御方法
JP2008193251A (ja) 投射型表示装置、プログラム及び情報記憶媒体
JP2008112035A (ja) プロジェクタ
JP2007011393A (ja) 投写型映像表示装置
JP2009003318A (ja) 画像表示装置及びその制御方法
JP2009042341A (ja) 画像表示装置及びその制御方法
JP6137298B2 (ja) プロジェクター、及び、プロジェクターの制御方法
JP2010152373A (ja) 投射型表示装置、プログラム及び情報記憶媒体
JP6137299B2 (ja) プロジェクター、及び、プロジェクターの制御方法
JP7230370B2 (ja) プロジェクター、及びプロジェクターの制御方法
JP6707959B2 (ja) プロジェクター、及び、プロジェクターの制御方法
JP6314880B2 (ja) 表示装置、表示制御方法及びプログラム
JP2006133405A (ja) 光源装置、およびプロジェクタ
JP2023048339A (ja) 制御装置の制御方法、及び表示制御システム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151224

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151224

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20161026

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161101

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161226

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170404

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170417

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6136246

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees