JP5267887B2 - 読取プログラム、及び画像読取装置 - Google Patents

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本発明は、読取プログラム、及び画像読取装置に関する。
従来、原稿1枚分の読み取りの進行状況に応じて表示手段の背景の色または明るさを変更する画像読取装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−77306号公報
しかしながら、従来の画像読取装置は原稿1枚分の読み取りについての進行状況を示すものであり、原稿トレイに積載されている原稿をADF(Auto Document Feeder)によって搬送して読み取る場合に、原稿トレイに積載された全原稿の何割程度まで読み取りが進行しているかを知ることはできないという問題があった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、原稿トレイに積載されている原稿を搬送して読み取る場合の大まかな進行状況を知ることができる読取プログラム、及び画像読取装置を提供することを目的とする。
第1の発明は、読取プログラムであって、原稿トレイに積載されている原稿を搬送して読み取る画像読取装置と通信可能であり、表示装置を備えるコンピュータを、前記画像読取装置によって現在読み取られている原稿の次の原稿があるか否かを前記画像読取装置から出力される出力信号に基づいて判断する原稿有無判断手段と、前記画像読取装置による原稿の読み取りの進行状況を示す割合である進行割合を前記表示装置に表示する表示制御手段として機能させ、前記表示制御手段は、前記原稿有無判断手段によって次の原稿があると判断された場合は、現在読み取られている原稿の読み取りが完了した時点で当該原稿の読み取り開始時に比べて前記原稿トレイの最大積載可能枚数に対する1原稿分の割合だけ前記進行割合が増加しているように表示し、前記原稿有無判断手段によって次の原稿がないと判断された場合は、現在読み取られている原稿の読み取りが完了した時点で読み取り完了を示す割合まで前記進行割合が増加しているように表示する。
この発明によると、原稿トレイに積載されている原稿を1枚ずつ搬送して読み取る場合に、次の原稿がないと判断されるまでは原稿を1枚読み取るごとに原稿トレイの最大積載可能枚数に対する1原稿分の割合だけ進行割合が増加しているように表示することにより、大まかな進行状況を知ることができる。
第2の発明は、第1の発明の読取プログラムであって、前記表示制御手段は、前記画像読取装置による1原稿の読み取り中に、当該1原稿の読み取りの進行状況に応じて前記進行割合を増加させる。
この発明によると、原稿1枚分の読み取りの進行状況も併せて知ることができる。
第3の発明は、読取プログラムであって、原稿トレイに積載されている原稿を搬送して前記原稿の両面を読み取る画像読取装置と通信可能であり、表示装置を備えるコンピュータを、前記画像読取装置によって現在読み取られている原稿の次の原稿があるか否かを前記画像読取装置から出力される出力信号に基づいて判断する原稿有無判断手段と、原稿の片面をページというとき、前記原稿有無判断手段によって次の原稿がないと判断された後に、未だ読み取りが完了していないページの数である未完了ページ数を前記画像読取装置の両面読取方式に基づいて判断する未完了ページ数判断手段と、前記画像読取装置による原稿の読み取りの進行状況を示す割合である進行割合を前記表示装置に表示する表示制御手段として機能させ、前記表示制御手段は、前記原稿有無判断手段によって次の原稿があると判断された場合は、現在読み取られているページの読み取りが完了した時点で当該ページの読み取り開始時に比べて前記原稿トレイの最大積載可能枚数を2倍した最大読取可能ページ数に対する1ページ分の割合だけ前記進行割合が増加しているように表示し、前記原稿有無判断手段によって次の原稿がないと判断された場合は、現在読み取られているページの読み取りが完了した時点での前記進行割合を、全ページの読み取りが完了した時点で前記進行割合が読み取り完了を示す割合まで増加しているように決定し、現在読み取られているページの読み取りが完了した時点で前記決定した進行割合まで増加しているように表示する。
この発明によると、原稿トレイに積載されている原稿を1枚ずつ搬送して両面を読み取る場合に、次の原稿がないと判断されるまでは1ページ読み取るごとに原稿トレイの最大積載可能枚数を2倍した最大読取可能ページ数に対する1ページ分の割合だけ進行割合が増加しているように表示することにより、大まかな進行状況を知ることができる。
第4の発明は、第3の発明の読取プログラムであって、前記画像読取装置の両面読取方式は、スイッチバック方式、又は原稿の一方の面と他方の面とを別のイメージセンサによって読み取る方式であり、前記未完了ページ数判断手段は、前記画像読取装置が最後の原稿の先に読み取られる面を読み取っているときの前記未完了ページ数を2と判断し、後に読み取られる面を読み取っているときの前記未完了ページ数を1と判断する。
この発明によると、画像読取装置の両面読取方式が、スイッチバック方式、又は原稿の一方の面と他方の面とを異なるイメージセンサによって読み取る方式である場合に、未完了ページ数を判断できる。
第5の発明は、第3の発明の読取プログラムであって、前記画像読取装置の両面読取方式は、最初に全原稿について一方の面を読み取り、その後に全原稿について他方の面を読み取る方式であり、当該読取プログラムは、現在までに前記画像読取装置による読み取りが完了しているページの数である完了ページ数を取得する完了ページ数取得手段として前記コンピュータを機能させ、前記未完了ページ数判断手段は、全原稿について一方の面の読み取りが完了した時点の前記未完了ページ数をその時点の前記完了ページ数と同じ数と判断し、その後、他方の面が読み取られる毎に前記未完了ページ数から1を減じる。
この発明によると、画像読取装置の両面読取方式が、最初に全原稿について一方の面を読み取り、その後に全原稿について他方の面を読み取る方式である場合に、未完了ページ数を判断できる。
第6の発明は、第3〜第5のいずれかの発明の読取プログラムであって、現在までに前記画像読取装置による読み取りが完了しているページの数である完了ページ数を取得する完了ページ数取得手段として前記コンピュータを機能させ、前記表示制御手段は、前記原稿有無判断手段によって次の原稿がないと判断された場合は、最大読取可能ページ数をPmax、次の原稿がないと判断された原稿の先に読み取られる面を読み取っているときの前記完了ページ数をP1、そのときの前記未完了ページ数をP2とするとき、1ページ当たりに増加させる割合を以下の数1によって計算し、現在読み取られているページの読み取りが完了した時点での前記進行割合を当該計算した割合を用いて決定する。
Figure 0005267887
この発明によると、未完了ページが読み取られる毎に、最後の原稿の先に読み取られる面の読み取りを開始した時点における残りの割合をその時点における未完了ページ数で除算した割分だけ進行割合を増加させることができる。
第7の発明は、第3〜第5のいずれかの発明の読取プログラムであって、現在までに前記画像読取装置による読み取りが完了しているページの数である完了ページ数を取得する完了ページ数取得手段として前記コンピュータを機能させ、
前記表示制御手段は、前記原稿有無判断手段によって次の原稿がないと判断された場合は、前記完了ページ数をP1、前記未完了ページ数をP2とするとき、現在読み取られているページの読み取りが完了した時点での前記進行割合を以下の数2によって計算される割合に決定する。
Figure 0005267887
この発明によると、最後の原稿であると判断された後、最初の未完了ページの読み取りが完了した時点で、実際の全ページ数に対する完了ページ数の割分を正確に知ることができる。
第8の発明は、第3〜第7のいずれかの発明の読取プログラムであって、前記表示制御手段は、前記画像読取装置による1ページの読み取り中に、当該1ページの読み取りの進行状況に応じて前記進行割合を増加させる。
この発明によると、1ページ分の読み取りの進行状況も併せて知ることができる。
第9の発明は、第1〜第8のいずれかの発明の読取プログラムであって、前記表示制御手段は、前記原稿有無判断手段によって次の原稿があると判断され、かつ読み取りが完了した原稿が前記最大積載可能枚数と一致した場合は、表示している前記進行割合を消去し、前記最大積載可能枚数を超える分の原稿についての前記進行割合を前記表示装置に表示させる。
この発明によると、原稿トレイに原稿を追加した場合に、最大積載可能枚数を超える分の原稿についての読み取りの進行状況を知ることができる。
第10の発明は、第1〜第8のいずれかの発明の読取プログラムであって、前記表示制御手段は、前記原稿有無判断手段によって次の原稿があると判断され、かつ読み取りが完了した原稿が最大積載可能枚数と一致した場合は、表示している前記進行割合とは別に、前記最大積載可能枚数を超える分の原稿についての前記進行割合を前記表示装置に表示させる。
この発明によると、原稿トレイに原稿が追加した場合に、最大積載可能枚数を超える分の原稿についての読み取りの進行状況を知ることができる。
第11の発明は、画像読取装置であって、原稿が積載される原稿トレイと、前記原稿トレイに積載されている原稿を搬送する搬送手段と、前記搬送手段によって搬送される原稿を読み取る画像読取手段と、表示部と、前記画像読取手段によって現在読み取られている原稿の次の原稿があるか否かを判断する原稿有無判断手段と、前記画像読取手段による原稿の読み取りの進行状況を示す割合である進行割合を前記表示部に表示する表示制御手段と、を備え、前記表示制御手段は、前記原稿有無判断手段によって次の原稿があると判断された場合は、現在読み取られている原稿の読み取りが完了した時点で当該原稿の読み取り開始時に比べて前記最大積載可能枚数に対する1原稿分の割合だけ前記進行割合が増加しているように表示し、前記原稿有無判断手段によって次の原稿がないと判断された場合は、現在読み取られている原稿の読み取りが完了した時点で読み取り完了を示す割合まで前記進行割合が増加しているように表示する。
この発明によると、原稿トレイに積載されている原稿を1枚ずつ搬送して読み取る場合に、次の原稿がないと判断されるまでは原稿を1枚読み取るごとに原稿トレイの最大積載可能枚数に対する1原稿分の割合だけ進行割合が増加しているように表示することにより、大まかな進行状況を知ることができる。
第12の発明は、画像読取装置であって、原稿が積載される原稿トレイと、前記原稿トレイに積載されている原稿を搬送する搬送手段と、前記搬送手段によって搬送される原稿の両面を読み取る画像読取手段と、表示部と、前記画像読取手段によって現在読み取られている原稿の次の原稿があるか否かを判断する原稿有無判断手段と、原稿の片面をページというとき、前記原稿有無判断手段によって次の原稿がないと判断された後に、未だ読み取りが完了していないページの数である未完了ページ数を前記画像読取手段の両面読取方式に基づいて判断する未完了ページ数判断手段と、前記画像読取装置による原稿の読み取りの進行状況を示す割合である進行割合を前記表示部に表示する表示制御手段と、を備え、前記表示制御手段は、前記原稿有無判断手段によって次の原稿があると判断された場合は、現在読み取られているページの読み取りが完了した時点で当該ページの読み取り開始時に比べて前記原稿トレイの最大積載可能枚数を2倍した最大読取可能ページ数に対する1ページ分の割合だけ前記進行割合が増加しているように表示し、前記原稿有無判断手段によって次の原稿がないと判断された場合は、現在読み取られているページの読み取りが完了した時点での前記進行割合を、全ページの読み取りが完了した時点で前記進行割合が読み取り完了を示す割合まで増加しているように決定し、現在読み取られているページの読み取りが完了した時点で前記決定した進行割合まで増加しているように表示する。
この発明によると、原稿トレイに積載されている原稿を1枚ずつ搬送して両面を読み取る場合に、次の原稿がないと判断されるまでは1ページ読み取るごとに原稿トレイの最大積載可能枚数を2倍した最大読取可能ページ数に対する1ページ分の割合だけ進行割合が増加しているように表示することにより、大まかな進行状況を知ることができる。
本発明によれば、原稿トレイに積載されている原稿を搬送して読み取る場合の大まかな進行状況を知ることができる。
本発明の実施形態1に係るコンピュータの電気的構成を示すブロック図。 イメージスキャナの構成を簡略化して示す模式図。 イメージスキャナの電気的構成を示すブロック図。 プログレスバーの一例を示す模式図。 原稿の片面を読み取る場合のプログレスバーの進み方を説明するための模式図。 原稿の両面を読み取る場合のプログレスバーの進み方を説明するための模式図。 表示制御処理の流れを示すフローチャート。 実施形態2に係る表示制御処理の流れを示すフローチャートであって、原稿の両面を読み取るときのフローチャート。 実施形態2に係る表示制御処理の流れを示すフローチャートであって、原稿の片面を読み取るときのフローチャート。 実施形態3に係る表示制御処理の流れを示すフローチャート。 追加表示したプログレスバーを用いて表示する場合の模式図。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図7によって説明する。
(1)コンピュータの構成
図1は、本発明の実施形態1に係るコンピュータ1(以下「PC」という)の電気的構成を示すブロック図である。PC1は、CPU11、ROM12、RAM13、記憶部14、ディスプレイ駆動回路15、通信インタフェース16(通信I/F)などを備えて構成されている。
CPU11(原稿有無判断手段、表示制御手段、未完了ページ数判断手段、完了ページ数取得手段)は、ROM12や記憶部14に記憶されている各種のプログラムを実行することによってPC1の各部を制御する。ROM12にはCPU11が実行するための各種のプログラムやデータなどが記憶されている。RAM13はCPU11が各種の処理を実行するための主記憶装置として用いられる。
記憶部14は、ハードディスクやフラッシュメモリなどの不揮発性の記憶媒体を用いて各種のプログラムやデータを記憶する外部記憶装置である。記憶部14にはイメージスキャナ19用のスキャナドライバが記憶されている。
ディスプレイ駆動回路15は、液晶ディスプレイなどの表示装置17を駆動する回路であり、ケーブルを介して表示装置17と接続されている。
通信インタフェース16は例えばUSB(Universal Serial Bus)ホストインタフェースとして構成されており、USBケーブルを介して入力装置18(マウス、キーボードなど)やイメージスキャナ19と通信可能に接続されている。CPU11は後述するプログレスバーの表示に必要な各種の情報を、通信インタフェース16を介してイメージスキャナ19から取得する。
(2)イメージスキャナの構成
図2は、イメージスキャナ19(画像読取装置の一例)の構成を簡略化して示す模式図である。ここではスイッチバック方式で原稿の両面を読み取るイメージスキャナを例に説明する。また、ここでは密着型のイメージセンサ(CIS)を備えるイメージスキャナを例に説明する。
イメージスキャナ19の筐体30(図中では一部のみを図示)は概ね箱形に形成されており、上部に第1プラテンガラス31と第2プラテンガラス32とが並設されている。
原稿カバー33は、第1プラテンガラス31を覆う閉姿勢と第1プラテンガラス31を開放する開姿勢とに回動可能に筐体30に連結されている。原稿カバー33には、ADF(Auto Document Feeder)34、原稿トレイ35、排紙トレイ36などが設けられている。
ADF34(搬送手段の一例)は、給紙ローラ37、複数のローラ対38a、38b、38c、これらを駆動するADFモータ66(図3参照)、搬送路39、スイッチバック路40、フラッパ41、原稿センサ42、ジャムセンサ43などを有しており、原稿トレイ35に載置された原稿を一枚ずつ搬送する。
読取デバイス50(画像読取手段の一例)は、複数の受光素子が紙面垂直方向(主走査方向)に直線状に配列されたイメージセンサ51、RGB3色の発光ダイオードなどで構成される光源52、原稿で反射された反射光をイメージセンサ51の各受光素子に結像させるロッドレンズアレイ53、これらが搭載されるキャリッジ54などで構成されている。
イメージスキャナ19は、第1プラテンガラス31に載置されている原稿を読み取るときはFBモータ64(図3参照)によって読取デバイス50を第1プラテンガラス31に平行な副走査方向(図中のA方向)に搬送しながら原稿を1ラインずつ読み取る。一方、ADF34によって搬送される原稿を読み取るときは、イメージスキャナ19はFBモータ64によって読取デバイス50を第2プラテンガラス32の直下に移動させ、第2プラテンガラス32上を通過する原稿をイメージセンサ51によって1ラインずつ読み取る。
ADF34は原稿の一方の面(表面)が読取デバイス50に読み取られた後に原稿を自動で反転させて他方の面(裏面)が読取デバイス50に読み取られるように搬送することができる。具体的には、給紙ローラ37によって搬送路39に送り出された原稿の後端がローラ対38cに狭持されると、ローラ対38cが逆回転することによって原稿がスイッチバックされる。図2ではフラッパ41が原稿に押されて反時計回りに回動した状態を示しており、そのため搬送路39が解放されているが、搬送路39に原稿がない状態ではフラッパ41は搬送路39を閉塞する姿勢となる。スイッチバックされた原稿は搬送路39を閉塞するフラッパ41に案内されてスイッチバック路40に送り出され、裏返した状態で後端側から再び搬送路39に送り出される。これにより裏面が読み取られる。
原稿センサ42は、原稿トレイ35上の原稿の有無を検知し、原稿の有無に応じた出力信号を出力するセンサである。原稿センサ42としては、原稿トレイ35上の原稿に押されて物理的にONになるセンサや、原稿を光学的に検知する光電センサなどを用いることができる。
ジャムセンサ43は、ADF34の内部に設けられ、搬送路39内の原稿の有無を検知し、原稿の有無に応じた出力信号を出力するセンサである。ジャムセンサ43としては、搬送路39内を搬送される原稿に押されて物理的にONになるセンサや、原稿を光学的に検知する光電センサなどを用いることができる。ジャムセンサ43は搬送路39の上流の位置(例えば、給紙ローラ37とローラ対38aとの間)、下流の位置(例えば、ローラ対38bとローラ対38cとの間)などに配置することができ、本実施形態では搬送路39の上流の位置に配置されている。
また、ジャムセンサ43の出力信号がON(原稿あり)からOFF(原稿なし)に変化することを監視することにより、ジャムセンサ43を原稿の後端の通過を検出するためのセンサとして用いることもできる。本実施形態では、原稿の後端がジャムセンサ43の位置を通過するとき、原稿の先端は既に第2プラテンガラス32上に到達しており、原稿の読み取りは開始されているものとする。なお、次の原稿は先の原稿に続いて連続的に搬送されるものとする。
図3は、イメージスキャナ19の電気的構成を示すブロック図である。イメージスキャナ19は、ASIC60、CPU61、ROM62、RAM63、FBモータ64、FBモータ駆動回路65、ADFモータ66、ADFモータ駆動回路67、読取デバイス50、光源制御回路68、AFE69、原稿センサ42、ジャムセンサ43、操作部70、通信インタフェース71などを備えて構成されている。
ASIC60には、FBモータ駆動回路65、ADFモータ駆動回路67、光源制御回路68、AFE69、操作部70等が接続されている。ASIC60はCPU61の制御の下でこれらを制御するとともに、AFE69から出力された出力値(画素値)にガンマ補正やシェーディング補正、その他各種の画像処理を施して画素毎にRGB3つの画素値を持つ画像データを生成する。
AFE69(Analog Front End)は、イメージセンサ51から出力されるアナログの出力値(電圧)をデジタルの出力値(画素値)に変換する回路である。
CPU61は、ROM62に記憶されている各種のプログラムを実行することによってPC1の各部を制御する。ROM62にはCPU61が実行するための各種のプログラムやデータなどが記憶されている。RAM63はCPU61が各種の処理を実行するための主記憶装置として用いられる。
操作部70は、複数のボタンやLCD(Liquid Crystal Display)などで構成されている。
通信インタフェース71はUSBインタフェースやネットワークインタフェースなどで構成されている。
(3)プログレスバーによる進行状況の表示
次に、PCスキャンを例にプログレスバーによる進行状況の表示について説明する。PCスキャンとは、イメージスキャナ19が原稿を読み取ってPC1に画像データを出力することをいう。読み取りの指示は、PC1で実行されるスキャナドライバ、あるいはスキャナ用アプリケーションによって表示される読取設定画面や、イメージスキャナ19の操作部70において、ユーザの操作により指示される。
ユーザが読み取りを指示すると、スキャナドライバはイメージスキャナ19に原稿の読み取りを指示するとともに、イメージスキャナ19による原稿の読み取りの進行状況を示す割合である進行割合をプログレスバーによって表示装置17に表示する。プログレスバーは、処理がどの程度の割合完了したかを棒グラフによって示すプログラム部品である。
図4は、プログレスバーの一例を示す模式図である。スキャナドライバは表示装置17に進行状況表示ウィンドウ80を表示し、そのウィンドウ80にプログレスバー81を表示する。
プログレスバー81による進行状況の表示は、第1プラテンガラス31に載置されている原稿を読み取る場合と、原稿トレイ35に積載されている原稿をADF34によって搬送して読み取る場合とで異なる。
第1プラテンガラス31に載置されている原稿を読み取る場合は、イメージセンサ51の副走査方向の原稿の幅に対する、読み取りが完了した領域の副走査方向の幅の割合を示す進行状況がプログレスバー81によって表示され、1枚の原稿の読み取りが完了するとプログレスバーが100%まで進行する。
原稿トレイ35に積載されている原稿をADF34によって搬送して読み取る場合は、原稿の片面を読み取る場合と原稿の両面を読み取る場合とでプログレスバー81による進行状況の表示が異なる。
(3−1)原稿の片面を読み取る場合の進行状況の表示
図5は、原稿の片面を読み取る場合のプログレスバー81の進み方(進行割合の増加の仕方)を説明するための模式図である。原稿の片面を読み取る場合は、原稿トレイ35に積載されている全原稿の枚数に対する、読み取りが完了した原稿の枚数の割合がプログレスバー81によって表示され、全原稿の読み取りが完了するとプログレスバー81が100%まで進行する。
ところで、全原稿に対する読み取りが完了した原稿の割合を表示するためには、全原稿の枚数を取得する必要がある。しかしながら、本実施形態に係るイメージスキャナ19は原稿トレイ35に積載されている原稿の枚数を検知するようには構成されていないので、原稿トレイ35の原稿がなくなるまでは全原稿の枚数を特定できない。
そこで、本実施形態では、原稿トレイ35に次の原稿がある間は、原稿トレイ35に積載可能な最大の原稿枚数(最大積載可能枚数)の原稿が原稿トレイ35に積載されたものと仮定して、原稿が1枚読み取られるごとに、最大積載可能枚数に対する原稿1枚分の割合だけプログレスバーを進行させる。
例えば、最大積載可能枚数が20枚であり、実際に原稿トレイ35に積載された原稿の枚数(全原稿)が9枚であるとする。この場合、原稿トレイ35に原稿がある間、すなわち1枚目の原稿から8枚目の原稿までの間は、図5に示すように、1ページの読み取りが完了するごとにプログレスバー81を1/20(=5%)だけ進行させる。その結果、8枚目の原稿の読み取りが完了した時点でプログレスバー81は40%まで進行する。
原稿トレイ35の原稿がなくなると、現在読取中の原稿が最後の原稿であることが確定する。最後の原稿であることが確定した場合には、その原稿の読み取りが完了した時点で100%に達しているようにプログレスバー81を進行させる。したがって、最後の原稿1枚分でプログレスバーが60%(=100%−40%)分進行することになる。
(3−2)原稿の両面を読み取る場合の進行状況の表示
図6は、原稿の両面を読み取る場合のプログレスバー81の進み方(進行割合の増加の仕方)を説明するための模式図である。原稿の両面を読み取る場合は、原稿の片面を1ページとして、原稿トレイ35に積載されている全原稿の枚数を2倍した数である全ページ数に対する、読み取りが完了したページの数の割合がプログレスバー81によって表示され、全ページの読み取りが完了するとプログレスバー81が100%まで進行する。
ところで、原稿の両面を読み取る場合も原稿トレイ35の原稿がなくなるまでは全ページ数を特定できない。
そこで、本実施形態では、原稿トレイ35に次の原稿がある間は、原稿トレイ35に積載可能な最大の原稿枚数(最大積載可能枚数)の原稿が原稿トレイ35に積載されたものと仮定して、1ページ読み取られるごとに、最大積載可能枚数を2倍した最大読取可能ページ数に対する1ページ分の割合だけプログレスバー81を進行させる。
例えば、最大積載可能枚数が20枚であり、実際に原稿トレイ35に積載された原稿の枚数(全原稿)が9枚であるとする。この場合、原稿トレイ35に原稿がある間、すなわち1枚目の原稿から8枚目の原稿までの間は、図6に示すように、1ページの読み取りが完了するごとにプログレスバー81を1/40(=2.5%)だけ進行させる。その結果、8枚目の原稿の読み取りが完了した時点でプログレスバー81は40%まで進行する。
原稿トレイ35の原稿がなくなると、現在読取中の原稿が最後の原稿であることが確定する。ただし、原稿の両面を読み取る場合は、最後の原稿の先に読み取られる面が読み取られている場合と、後に読み取られる面が読み取られている場合とがある。
そこで、スキャナドライバは、最後の原稿であることが確定すると、先ず、未だ読み取られていないページの数である未完了ページ数をイメージスキャナ19の両面読取方式に基づいて判断する。例えば、本実施形態に係るイメージスキャナ19はスイッチバック方式で原稿を両面読み取りするものであるので、スキャナドライバは最後の原稿の先に読み取られる面を読み取っているときの未完了ページ数を2と判断する。
そして、スキャナドライバは、最大読取可能ページ数をPmax、最後の原稿の先に読み取られる面を読み取っているときの完了ページ数(読み取りが完了しているページの数)をP1、そのときの未完了ページ数をP2とするとき、未完了ページについて1ページ当たりにプログレスバー81を進行させる割合M_pを以下に示す数3により計算する。
Figure 0005267887
例えば、前述した例ではPmax=40(=20×2)、P1=16(8×2)、P2=2であるので、割合M_p=30%となる。その結果、図6に示すように、最後の原稿の先に読み取られる面の読み取りが完了するとプログレスバー81は70%(=40%+30%)まで進行し、最後の原稿の後に読み取られる面の読み取りが完了するとプログレスバー81は100%(=70%+30%)まで進行する。
(3−3)表示制御処理
次に、上述したプログレスバー81による進行状況の表示を行うための表示制御処理について説明する。
ここでは原稿の両面を読み取る場合の進行状況の表示を例に説明する。また、ここでは1ページの読み取り中に1ページ分の読み取りの進行状況に応じて当該1ページ分の割合の範囲内でプログレスバー81を進行させる場合を例に説明する。
図7は、表示制御処理の流れを示すフローチャートである。本処理はユーザの操作により読み取りが指示された場合に開始される。
S101では、スキャナドライバを実行するCPU(以下、単に「スキャナドライバ」という)は、完了ページ数(読み取りが完了したページの数)を表わす変数Fpに初期値として0を設定する。
S102では、スキャナドライバは1ページの読み取りが完了したときにプログレスバー81を進行させる割合M_pを計算する。
具体的には、スキャナドライバは全ページの読み取りが完了したときにプログレスバー81が到達する割合(読み取り完了を示す割合)をM(本実施形態では100%)、ADF34の最大読取可能ページ数(片面読み取りを実行している場合は最大積載可能数)をN_mとするとき、以下に示す式1によって割合M_pを計算する。
M_p=M/N_m ・・・ 式1
S103では、スキャナドライバは1ページの読み取りの進行状況に応じてプログレスバー81を進行させる。
具体的には、スキャナドライバは、S102で計算した割合M_pと読み取り中のページにおいて読み取りが完了している領域の割合とを乗算した積を、当該ページの読み取りを開始する前にプログレスバー81が到達していた割合に加算した割合までプログレスバー81を進行させる。
例えば、前述した割合M_pが2.5%であるとし、当該ページにおいて読み取りが完了している領域の割合が20%であるとすると、それらの積は0.5%(=2.5%×20%)となる。当該ページの読み取りを開始する前にプログレスバー81が30%まで到達していたとすると、スキャナドライバは30%に0.5%を加算した割合である30.5%までプログレスバー81を進行させる。この結果、当該ページの読み取りが完了したときには、プログレスバー81は32.5%に到達していることになる。
S104では、スキャナドライバは、未だ読み取りが完了していないページである未完了ページの数が確定したか否かを判断する。
具体的には、スキャナドライバは、先ず読み取り中の原稿の次の原稿が原稿トレイ35にあるか否かを判断する。この判断は読み取り中の原稿の後端がジャムセンサ43を通過したタイミングで行われる。より具体的には、スキャナドライバは、ジャムセンサ43の出力信号を一定時間間隔でイメージスキャナ19から取得し、出力信号がON(原稿あり)からOFF(原稿なし)に変化したタイミングで、原稿センサ42の出力信号をイメージスキャナ19から取得する。そして、原稿センサ42の出力信号がON(原稿あり)である場合には、読み取り中の原稿の次の原稿があると判断する。
ここで、読み取り中の原稿の次の原稿があるか否かを読み取り中の原稿の後端が原稿センサ42を通過したタイミングで判断する理由は、単に原稿センサ42の出力信号によって原稿トレイ35に次の原稿があるか否かを判断すると、読み取り中の原稿の一部が未だ原稿トレイ35上にあるときに原稿センサ42によってその部分が検出され、それにより次の原稿がないにもかかわらず次の原稿があると誤判断される可能性があるからである。読み取り中の原稿の後端がジャムセンサ43を通過したタイミングで判断すると、読み取り中の原稿の一部が原稿センサ42によって検出されてしまうことによる誤判断を防止できる。
スキャナドライバは、読み取り中の原稿の次の原稿がある場合は未完了ページ数を判断できないので、未完了ページ数は不明であると判断する。一方、次の原稿がない場合は、搬送中の原稿が最後の原稿であることが確定するので、スキャナドライバは未完了ページ数を2(片面読み取りを実行している場合は1)と判断する。スキャナドライバは、未完了ページ数が不明である場合はS105に進み、未完了ページ数が確定した場合はS107に進む。
S105では、スキャナドライバは1ページの読み取りが完了したか否かを判断し、完了していない場合はS103に戻って処理を繰り返し、完了している場合はS106に進む。
S106では、スキャナドライバは完了ページ数を表わす変数Fpに1を加算してS103に戻る。
S107では、スキャナドライバは、未完了ページ数を表わす変数Rpに2(片面読み取りを実行している場合は1)を設定する。
S108では、スキャナドライバは未完了ページについて1ページ当たりにプログレスバー81を進行させる割合M_pを前述した数3により計算する。
S109では、スキャナドライバは、S104と同様に、1ページの読み取りの進行状況に応じてプログレスバー81を進行させる。
S110では、スキャナドライバは1ページの読み取りが完了したか否かを判断し、完了していない場合はS109に戻って処理を繰り返し、完了している場合はS111に進む。
S111では、スキャナドライバは未完了ページ数を表わす変数Rpから1を減じる。
S112では、スキャナドライバは変数Rpが0であるか否かを判断し、変数Rpが0でない場合はS109に戻って処理を繰り返し、変数Rpが0である場合は全ページの読み取りが完了したとして処理を終了する。
(4)実施形態の効果
以上説明した本発明の実施形態1に係るスキャナドライバによると、原稿トレイ35に積載されている原稿を1枚ずつ搬送して読み取る場合に、次の原稿がないと判断されるまでは原稿を1枚読み取るごとに原稿トレイ35の最大積載可能枚数に対する1原稿分の割合だけ進行割合が増加しているように表示することにより、大まかな進行状況を知ることができる。
ところで、このスキャナドライバによると、例えば最大積載可能枚数が20枚であり、実際に原稿トレイ35に積載された原稿の枚数(全原稿)が9枚であり、現在までに読み取りが完了している原稿の数が5枚であるとすると、進行割合として25%(=5/20)が表示されるが、実際の進行割合は56%(=5/9)であるので、表示される進行割合と実際の進行割合とは必ずしも一致しない。しかしながら、従来のように原稿1枚分の読み取りの進行状況を表示する場合には、ユーザは全原稿の25%まで読み取りが完了しているか否かも知ることができない。これに対し、このスキャナドライバによると、ユーザは少なくとも25%までは読み取りが完了していることが判るので、原稿1枚分の読み取りの進行状況だけを表示する場合に比べてユーザの利便性が向上する。
更に、このスキャナドライバによると、原稿トレイ35に積載されている原稿を1枚ずつ搬送して両面を読み取る場合に、次の原稿がないと判断されるまでは1ページ読み取るごとに原稿トレイ35の最大積載可能枚数を2倍した最大読取可能ページ数に対する1ページ分の割合だけ進行割合が増加しているように表示することにより、大まかな進行状況を知ることができる。
更に、このスキャナドライバによると、イメージスキャナ19の両面読取方式がスイッチバック方式であるので、イメージスキャナ19が最後の原稿の先に読み取られる面を読み取っているときの未完了ページ数を2と判断し、後に読み取られる面を読み取っているときの未完了ページ数を1と判断することにより、未完了ページ数を判断できる。
更に、このスキャナドライバによると、現在読み取られている原稿が最後の原稿である場合は、現在読み取られているページの読み取りが完了した時点での進行割合を、数3によって計算した割合を用いて決定する。これにより、未完了ページが1ぺージ読み取られる毎に、最後の原稿の先に読み取られる面の読み取りを開始した時点における残りの割合をその時点における未完了ページ数で除算した割分だけ進行割合を増加させることができる。
更に、このスキャナドライバによると、1ページの読み取り中に、当該1ページの読み取りの進行状況に応じて進行割合を増加させるので、1ページ分の読み取りの進行状況も併せて知ることができる。
<実施形態2>
次に、本発明の実施形態2を図8ないし図9によって説明する。
実施形態2は、搬送路39上に配置されるジャムセンサ43が図2に示す下流の位置に配置されている例である。本実施形態では、原稿の後端がジャムセンサ43の位置を通過するとき、先に読み取られる面の読み取りが完了していることになる。
実施形態2では、原稿の片面を読み取るときと原稿の両面を読み取るときとで表示制御処理が一部異なる。
図8は、実施形態2に係る表示制御処理の流れを示すフローチャートであって、原稿の両面を読み取るときのフローチャートである。ここでは実施形態1の表示制御処理と実質的に同一の処理には同一の符号を付して説明を省略する。
実施形態2に係る画像読取装置では、原稿の読み取りが完了した後に未完了ページ数を判断するので、最後の原稿の先に読み取られる面についてはS102で計算した割合M_pを用いて1ページ分の読み取りの進行状況が表示される。
そして、最後の原稿の先に読み取られる面の読み取りが完了した後に後端がジャムセンサ43の位置を通過すると、S104において未完了ページ数が1として判断され、S201に進む。
S201では、スキャナドライバは、最後の原稿の後に読み取られる面の読み取りが完了した時点で進行割合が100%に達しているようにするために、割合M_pに残りの割合(100%から現在プログレスバー81が到達している割合を減じた割合)を設定する。
図9は、実施形態2に係る表示制御処理の流れを示すフローチャートであって、原稿の片面を読み取るときのフローチャートである。ここでは実施形態1の表示制御処理と実質的に同一の処理には同一の符号を付して説明を省略する。
原稿の片面を読み取る場合には、最後の原稿の後端がジャムセンサ43の位置を通過すると、S301において次ページなしと判断される。次ページなしということは全原稿の読み取りが完了しているということであるので、スキャナドライバはS302に進み、プログレスバー81が100%に到達しているか否かを判断する。S302においてプログレスバー81が100%に到達していると判断される場合とは、原稿トレイ35に積載された原稿の枚数が最大積載可能枚数と同じであった場合である。
スキャナドライバは、100%に到達している場合は処理を終了し、100%に到達していない場合はS303においてプログレスバー81を100%まで進める。したがって、原稿トレイ35に積載された原稿の枚数が最大積載可能枚数より少ない場合には、最後の原稿の読み取りが完了した時点でプログレスバー81が瞬時に100%まで進行することになる。
以上説明した本発明の実施形態2に係るスキャナドライバによると、原稿の読み取りが完了した後に最後の原稿であることが確定する場合であってもプログレスバー81によって進行状況を知ることができる。
<実施形態3>
次に、本発明の実施形態3を図10ないし図11によって説明する。
実施形態3は、読み取り途中で原稿トレイ35に原稿が追加される場合の例である。
図10は、実施形態3に係る表示制御処理の流れを示すフローチャートである。ここでは実施形態1と実質的に同一の処理には同一の符号を付して説明を省略する。
S401では、スキャナドライバは完了ページ数が最大読取可能ページ数に達しているか否かを判断する。スキャナドライバは、完了ページ数が最大読取可能ページ数に達していない場合はS103に戻り、達している場合はS402に進む。
ここで、完了ページ数が最大読取可能ページ数に達しているにも関わらずそれ以前のS104で次のページがあると判断されているということは、読み取り途中で原稿トレイ35に原稿が追加されたということである。
S402では、スキャナドライバは、最大積載可能枚数を超える分の原稿についての読み取りの進行割合をプログレスバー81によって表示するための「リロード処理」を実行する。リロード処理の詳細については後述する。
S403では、スキャナドライバは完了ページ数を0にリセットする。
次に、上述した「リロード処理」について説明する。
最大積載可能枚数を超える分の原稿についての読み取りの進行割合をプログレスバー81によって表示する方法としては、表示中のプログレスバー81を用いて表示する方法と、現在表示中のプログレスバー81とは別にプログレスバーを追加表示し、追加表示したプログレスバーを用いて表示する方法とがある。
スキャナドライバは、表示中のプログレスバー81を用いて表示する場合は、リロード処理において表示中のプログレスバー81を0%にリセットする。一方、追加表示したプログレスバーを用いて表示する場合は、スキャナドライバはリロード処理においてプログレスバーを追加表示し、追加表示したプログレスバーを0%にリセットする。
図11は、追加表示したプログレスバー82を用いて表示する場合の模式図である。追加表示したプログレスバー82を用いて表示する場合は、現在表示中のプログレスバー81は進行状況が100%に達した状態で表示され、追加表示されたプログレスバー82に、最大積載可能枚数を超える分の原稿についての読み取りの進行割合が表示される。
以上説明した本発明の実施形態3に係るスキャナドライバによると、追加された原稿のうち、元から積載されていた原稿の枚数と追加された原稿の枚数との合計が最大積載可能枚数を超える分の原稿について、読み取りの進行状況を知ることができる。
<実施形態4>
次に、本発明の実施形態4を説明する。
実施形態4では、実施形態1のS108において、完了ページ数をP1、未完了ページ数をP2とするとき、未完了ページについて1ページの読み取りが完了した時点での進行割合を以下に示す数4によって決定する。
Figure 0005267887
進行
実施形態1ではS108において進行割合を計算するとそれ以降は進行割合M_pの再計算は行わないが、実施形態4では、S112において変数Rpが0でない場合はS108に戻って進行割合を計算し直す点で実施形態1とは処理の流れが異なる。
例えば、前述した例で説明すると、最後の原稿の先に読み取られるページの読み取りが完了した時点での完了ページ数P1=17、未完了ページ数P2=1であるので、最後の原稿の先に読み取られるページの読み取りが完了した時点での進行割合は94%(=17/18)と決定される。そして、最後の原稿の後に読み取られるページの読み取りが完了した時点での進行割合は、S108に戻って進行割合が再計算されることにより、100%(=18/18)と決定される。
以上説明した本発明の実施形態4に係るスキャナドライバによると、最後の原稿であると判断された後、最初の未完了ページの読み取りが完了した時点で、実際の全ページ数に対する完了ページ数の割分を正確に知ることができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では原稿の読み取りの進行状況を示す割合(進行割合)をプログレスバーによって表示する場合を例に説明したが、進行割合は数字によって表示してもよい。
(2)上記実施形態ではイメージスキャナの両面読取方式としてスイッチバック方式を例に説明したが、原稿の一方の面を読み取るためのイメージセンサと他方の面を読み取るためのイメージセンサとを独立して設け、原稿の一方の面と他方の面とを別のイメージセンサによって読み取る方式であってもよい。その場合も、イメージスキャナが最後の原稿の先に読み取られる面を読み取っているときの未完了ページ数を2と判断し、後に読み取られる面を読み取っているときの前記未完了ページ数を1と判断すればよい。これにより、イメージスキャナの両面読取方式が原稿の一方の面と他方の面とを異なるイメージセンサ51によって読み取る方式である場合に、未完了ページ数を判断できる。
また、イメージスキャナの両面読取方式は、最初に全原稿について一方の面を読み取り、それを一旦所定のトレイ上に排紙した後、当該所定のトレイ上の全原稿について他方の面を読み取る方式であってもよい。その場合は、全原稿について一方の面の読み取りが完了した時点の未完了ページ数をその時点の完了ページ数と同じ数と判断し、その後、他方の面が読み取られる毎に未完了ページ数から1を減じればよい。これにより、イメージスキャナの両面読取方式が、最初に全原稿について一方の面を読み取り、その後に全原稿について他方の面を読み取る方式である場合に、未完了ページ数を判断できる。
(3)上記実施形態では原稿トレイに積載されている原稿を1枚ずつ搬送して両面を読み取り可能なイメージスキャナ19を例に説明したが、片面のみを読み取り可能なイメージスキャナであってもよい。
(4)上記実施形態では進行割合をPC1の表示装置17に表示する場合を例に説明したが、イメージスキャナ19にLCDなどの表示部を設け、その表示部に進行割合を表示してもよい。
(5)上記実施形態では画像読取装置としてイメージスキャナを例に説明したが、画像読取装置は、スキャナ機能、印刷機能、コピー機能、ファクシミリ機能などを備える複合機であってもよい。
1 コンピュータ、11 CPU、12 ROM、14 RAM、15 ディスプレイ駆動回路、16 通信インタフェース、17 表示装置、18 入力装置、19 イメージスキャナ、30 筐体、31 第1プラテンガラス、32 第2プラテンガラス、33 原稿カバー、35 原稿トレイ、36 排紙トレイ、37 給紙ローラ、38a〜38c ローラ対、39 搬送路、40 スイッチバック路、41 フラッパ、42 原稿センサ、43 ジャムセンサ、50 読取デバイス、51 イメージセンサ、52 光源、53 ロッドレンズアレイ、54 キャリッジ

Claims (12)

  1. 原稿トレイに積載されている原稿を搬送して読み取る画像読取装置と通信可能であり、表示装置を備えるコンピュータを、
    前記画像読取装置によって現在読み取られている原稿の次の原稿があるか否かを前記画像読取装置から出力される出力信号に基づいて判断する原稿有無判断手段と、
    前記画像読取装置による原稿の読み取りの進行状況を示す割合である進行割合を前記表示装置に表示する表示制御手段として機能させ、
    前記表示制御手段は、
    前記原稿有無判断手段によって次の原稿があると判断された場合は、現在読み取られている原稿の読み取りが完了した時点で当該原稿の読み取り開始時に比べて前記原稿トレイの最大積載可能枚数に対する1原稿分の割合だけ前記進行割合が増加しているように表示し、
    前記原稿有無判断手段によって次の原稿がないと判断された場合は、現在読み取られている原稿の読み取りが完了した時点で読み取り完了を示す割合まで前記進行割合が増加しているように表示する、読取プログラム。
  2. 請求項1に記載の読取プログラムであって、
    前記表示制御手段は、前記画像読取装置による1原稿の読み取り中に、当該1原稿の読み取りの進行状況に応じて前記進行割合を増加させる、読取プログラム。
  3. 原稿トレイに積載されている原稿を搬送して前記原稿の両面を読み取る画像読取装置と通信可能であり、表示装置を備えるコンピュータを、
    前記画像読取装置によって現在読み取られている原稿の次の原稿があるか否かを前記画像読取装置から出力される出力信号に基づいて判断する原稿有無判断手段と、
    記画像読取装置による原稿の読み取りの進行状況を示す割合である進行割合を前記表示装置に表示する表示制御手段として機能させ、
    前記画像読取装置の両面読取方式は、スイッチバック方式、又は原稿の一方の面と他方の面とを別のイメージセンサによって読み取る方式であり、
    前記表示制御手段は、
    前記原稿有無判断手段によって次の原稿があると判断された場合は、現在読み取られているページの読み取りが完了した時点で当該ページの読み取り開始時に比べて前記原稿トレイの最大積載可能枚数を2倍した最大読取可能ページ数に対する1ページ分の割合だけ前記進行割合が増加しているように表示し、
    前記原稿有無判断手段によって次の原稿がないと判断された場合は現在読み取られている原稿を最後の原稿とし当該最後の原稿の先に読み取られるページの読み取りが完了した時点での前記進行割合を、当該先に読み取られるページを読み取っているときに読み取りが完了している完了ページ数と読み取りが完了していない未完了ページ数とから決定し、当該先に読み取られるページの読み取りが完了した時点で前記決定した進行割合まで増加しているように表示し、当該最後の原稿の後に読み取られるページの読み取りが完了した時点で読み取り完了を示す割合まで前記進行割合が増加しているように表示する、読取プログラム。
  4. 請求項に記載の読取プログラムであって、
    記表示制御手段は、前記原稿有無判断手段によって次の原稿がないと判断された場合は、最大読取可能ページ数をPmax、前記最後の原稿の先に読み取られるページを読み取っているときの前記完了ページ数をP1、そのときの前記未完了ページ数をP2とするとき、1ページ当たりに増加させる割合を以下の数1によって計算し、前記最後の原稿の先に読み取られるページの読み取りが完了した時点での前記進行割合を当該計算した割合を用いて決定する、読取プログラム。
    Figure 0005267887
  5. 原稿トレイに積載されている原稿を搬送して前記原稿の両面を読み取る画像読取装置と通信可能であり、表示装置を備えるコンピュータを、
    前記画像読取装置によって現在読み取られている原稿の次の原稿があるか否かを前記画像読取装置から出力される出力信号に基づいて判断する原稿有無判断手段と、
    前記画像読取装置による原稿の読み取りの進行状況を示す割合である進行割合を前記表示装置に表示する表示制御手段として機能させ、
    前記画像読取装置の両面読取方式は、スイッチバック方式、又は原稿の一方の面と他方の面とを別のイメージセンサによって読み取る方式であり、
    前記表示制御手段は、
    前記原稿有無判断手段によって次の原稿があると判断された場合は、現在読み取られているページの読み取りが完了した時点で当該ページの読み取り開始時に比べて前記原稿トレイの最大積載可能枚数を2倍した最大読取可能ページ数に対する1ページ分の割合だけ前記進行割合が増加しているように表示し、
    前記原稿有無判断手段によって次の原稿がないと判断された場合は現在読み取られている原稿を最後の原稿とし、当該最後の原稿の先に読み取られるページの読み取りが完了した時点での前記進行割合を、当該先に読み取られるページの読み取りが完了した時点で読み取りが完了している完了ページ数と読み取りが完了していない未完了ページ数とから決定し、当該先に読み取られるページの読み取りが完了した時点で前記決定した進行割合まで増加しているように表示し、当該最後の原稿の後に読み取られるページの読み取りが完了した時点で読み取り完了を示す割合まで前記進行割合が増加しているように表示する、読取プログラム。
  6. 請求項に記載の読取プログラムであって、
    記表示制御手段は、前記原稿有無判断手段によって次の原稿がないと判断された場合は、前記最後の原稿の先に読み取られるページの読み取りが完了した時点での前記完了ページ数をP1、前記最後の原稿の先に読み取られるページの読み取りが完了した時点での前記未完了ページ数をP2とするとき、前記最後の原稿の先に読み取られるページの読み取りが完了した時点での前記進行割合を以下の数2によって計算される割合に決定する、読取プログラム。
    Figure 0005267887
  7. 請求項3乃至請求項のいずれか一項に記載の読取プログラムであって、
    前記表示制御手段は、前記画像読取装置による1ページの読み取り中に、当該1ページの読み取りの進行状況に応じて前記進行割合を増加させる、読取プログラム。
  8. 請求項1乃至請求項のいずれか一項に記載の読取プログラムであって、
    前記表示制御手段は、前記原稿有無判断手段によって次の原稿があると判断され、かつ読み取りが完了した原稿が前記最大積載可能枚数と一致した場合は、表示している前記進行割合を消去し、前記最大積載可能枚数を超える分の原稿についての前記進行割合を前記表示装置に表示させる、読取プログラム。
  9. 請求項1乃至請求項のいずれか一項に記載の読取プログラムであって、
    前記表示制御手段は、前記原稿有無判断手段によって次の原稿があると判断され、かつ読み取りが完了した原稿が最大積載可能枚数と一致した場合は、表示している前記進行割合とは別に、前記最大積載可能枚数を超える分の原稿についての前記進行割合を前記表示装置に表示させる、読取プログラム。
  10. 原稿が積載される原稿トレイと、
    前記原稿トレイに積載されている原稿を搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段によって搬送される原稿を読み取る画像読取手段と、
    表示部と、
    前記画像読取手段によって現在読み取られている原稿の次の原稿があるか否かを判断する原稿有無判断手段と、
    前記画像読取手段による原稿の読み取りの進行状況を示す割合である進行割合を前記表示部に表示する表示制御手段と、
    を備え、
    前記表示制御手段は、
    前記原稿有無判断手段によって次の原稿があると判断された場合は、現在読み取られている原稿の読み取りが完了した時点で当該原稿の読み取り開始時に比べて前記最大積載可能枚数に対する1原稿分の割合だけ前記進行割合が増加しているように表示し、
    前記原稿有無判断手段によって次の原稿がないと判断された場合は、現在読み取られている原稿の読み取りが完了した時点で読み取り完了を示す割合まで前記進行割合が増加しているように表示する、画像読取装置。
  11. 原稿が積載される原稿トレイと、
    前記原稿トレイに積載されている原稿を搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段によって搬送される原稿の両面を読み取る画像読取手段と、
    表示部と、
    前記画像読取手段によって現在読み取られている原稿の次の原稿があるか否かを判断する原稿有無判断手段と、
    記画像読取装置による原稿の読み取りの進行状況を示す割合である進行割合を前記表示部に表示する表示制御手段と、
    を備え、
    前記画像読取装置の両面読取方式は、スイッチバック方式、又は原稿の一方の面と他方の面とを別のイメージセンサによって読み取る方式であり、
    前記表示制御手段は、
    前記原稿有無判断手段によって次の原稿があると判断された場合は、現在読み取られているページの読み取りが完了した時点で当該ページの読み取り開始時に比べて前記原稿トレイの最大積載可能枚数を2倍した最大読取可能ページ数に対する1ページ分の割合だけ前記進行割合が増加しているように表示し、
    前記原稿有無判断手段によって次の原稿がないと判断された場合は現在読み取られている原稿を最後の原稿とし当該最後の原稿の先に読み取られるページの読み取りが完了した時点での前記進行割合を、当該先に読み取られるページを読み取っているときに読み取りが完了している完了ページ数と読み取りが完了していない未完了ページ数とから決定し、当該先に読み取られるページの読み取りが完了した時点で前記決定した進行割合まで増加しているように表示し、当該最後の原稿の後に読み取られるページの読み取りが完了した時点で読み取り完了を示す割合まで前記進行割合が増加しているように表示する、画像読取装置。
  12. 原稿が積載される原稿トレイと、
    前記原稿トレイに積載されている原稿を搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段によって搬送される原稿の両面を読み取る画像読取手段と、
    表示部と、
    前記画像読取手段によって現在読み取られている原稿の次の原稿があるか否かを判断する原稿有無判断手段と、
    前記画像読取装置による原稿の読み取りの進行状況を示す割合である進行割合を前記表示部に表示する表示制御手段と、
    を備え、
    前記画像読取装置の両面読取方式は、スイッチバック方式、又は原稿の一方の面と他方の面とを別のイメージセンサによって読み取る方式であり、
    前記表示制御手段は、
    前記原稿有無判断手段によって次の原稿があると判断された場合は、現在読み取られているページの読み取りが完了した時点で当該ページの読み取り開始時に比べて前記原稿トレイの最大積載可能枚数を2倍した最大読取可能ページ数に対する1ページ分の割合だけ前記進行割合が増加しているように表示し、
    前記原稿有無判断手段によって次の原稿がないと判断された場合は現在読み取られている原稿を最後の原稿とし、当該最後の原稿の先に読み取られるページの読み取りが完了した時点での前記進行割合を、当該先に読み取られるページの読み取りが完了した時点で読み取りが完了している完了ページ数と読み取りが完了していない未完了ページ数とから決定し、当該先に読み取られるページの読み取りが完了した時点で前記決定した進行割合まで増加しているように表示し、当該最後の原稿の後に読み取られるページの読み取りが完了した時点で読み取り完了を示す割合まで前記進行割合が増加しているように表示する、画像読取装置。
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