JP2018056624A - 画像読取装置、画像形成装置、画像読取方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】読み取られる画像データに異常画像が表れることを抑制すると共に、ユーザーにおける手間を軽減可能な画像読取装置、画像形成装置、及び画像読取方法を提供すること。
【解決手段】画像読取装置は、CCDと、AFE回路と、を備え、原稿載置面に載置される原稿が立体物であるか否かを判定し(ステップS11)、立体物であると判定された場合であってブック原稿でないと判定された場合に(ステップS13のNo)、ユーザー操作に応じてCCDから出力されるアナログ信号を予め定められた分圧比で分圧し(ステップS16)、AFE回路から出力される画像データの画素の濃度を前記分圧比に応じて補正する(ステップS18)。
【選択図】図6
【解決手段】画像読取装置は、CCDと、AFE回路と、を備え、原稿載置面に載置される原稿が立体物であるか否かを判定し(ステップS11)、立体物であると判定された場合であってブック原稿でないと判定された場合に(ステップS13のNo)、ユーザー操作に応じてCCDから出力されるアナログ信号を予め定められた分圧比で分圧し(ステップS16)、AFE回路から出力される画像データの画素の濃度を前記分圧比に応じて補正する(ステップS18)。
【選択図】図6
Description
本発明は、画像読取装置、画像読取装置を備える画像形成装置、及び画像読取装置で実行される画像読取方法に関する。
スキャナーのような画像読取装置は、原稿載置面に載置された原稿へ向けて光を射出する光源と、光源から射出されて原稿で反射された光の光量に応じたアナログ信号を出力する光電変換部とを備える。この種の画像読取装置では、光電変換部から出力されるアナログ信号は、アナログフロントエンド回路に入力される。例えば、アナログフロントエンド回路では、入力されたアナログ信号がライン周期でクランプされた後、デジタル信号の画像データに変換されて出力される。
ところで、画像読取装置では、エンボス加工が施されたクレジットカードのような鏡面を有する立体物の画像が読み取られる場合に、光源から射出されて前記立体物で正反射した光が光電変換部に照射されることがある。この場合、光電変換部からアナログフロントエンド回路の入力レンジを超える振幅のアナログ信号が出力されてライン周期のクランプにおけるオフセットレベルが変化し、読み取られる画像データに主走査方向に沿った筋状の異常画像が表れる。これに対し、ユーザー操作に応じて光電変換部から出力されるアナログ信号を分圧することで、読み取られる画像データに前記異常画像が表れることを抑制可能な画像読取装置が関連技術として知られている(特許文献1参照)。
しかしながら、前記関連技術では、ユーザーにおいて原稿の画像の読み取り前に原稿が鏡面を有する立体物であるか否かを確認する手間が生じる。
本発明の目的は、読み取られる画像データに異常画像が表れることを抑制すると共に、ユーザーにおける手間を軽減可能な画像読取装置、画像形成装置、及び画像読取方法を提供することにある。
本発明の一の局面に係る画像読取装置は、光電変換部と、電気回路と、カバー部材と、判定処理部と、分圧処理部と、補正処理部と、を備える。前記光電変換部は、原稿載置面に載置される原稿で反射される光の光量に応じたアナログ信号を出力する。前記電気回路は、前記光電変換部から出力される前記アナログ信号をライン周期でクランプするクランプ部、及び前記クランプ部によりクランプされた前記アナログ信号をデジタル信号の画像データに変換する信号変換部を含む。前記カバー部材は、前記原稿載置面に対して開閉可能に設けられる。前記判定処理部は、前記原稿載置面及び前記カバー部材の位置関係に基づいて、前記原稿が立体物であるか否かを判定する。前記分圧処理部は、前記判定処理部により前記原稿が立体物であると判定された場合に、前記光電変換部から出力される前記アナログ信号を予め定められた分圧比で分圧可能である。前記補正処理部は、前記分圧処理部により前記光電変換部から出力される前記アナログ信号が分圧される場合に、前記電気回路から出力される画像データの画素の濃度を前記分圧比に応じて補正する。
本発明の他の局面に係る画像形成装置は、前記画像読取装置と、画像形成部とを備える。前記画像形成部は、画像データに基づいて画像を形成可能である。
本発明の他の局面に係る画像読取方法は、原稿載置面に載置される原稿で反射される光の光量に応じたアナログ信号を出力する光電変換部と、前記光電変換部から出力される前記アナログ信号をライン周期でクランプするクランプ部、及び前記クランプ部によりクランプされた前記アナログ信号をデジタル信号の画像データに変換する信号変換部を含む電気回路と、前記原稿載置面に対して開閉可能に設けられるカバー部材と、を備える画像読取装置で実行され、判定ステップ、分圧ステップ、及び補正ステップを含む。前記判定ステップでは、前記原稿載置面及び前記カバー部材の位置関係に基づいて、前記原稿が立体物であるか否かが判定される。前記分圧ステップでは、前記判定ステップにより前記原稿が立体物であると判定された場合に、前記光電変換部から出力される前記アナログ信号が予め定められた分圧比で分圧される。前記補正ステップでは、前記分圧ステップにより前記光電変換部から出力される前記アナログ信号が分圧される場合に、前記電気回路から出力される画像データの画素の濃度が前記分圧比に応じて補正される。
本発明によれば、読み取られる画像データに異常画像が表れることを抑制すると共に、ユーザーにおける手間を軽減可能な画像読取装置、画像形成装置、及び画像読取方法が実現される。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明し、本発明の理解に供する。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
[画像形成装置10の構成]
まず、図1及び図2を参照しつつ、本発明の実施形態に係る画像形成装置10の構成について説明する。ここで、図1は画像形成装置10の構成を示す断面模式図である。
まず、図1及び図2を参照しつつ、本発明の実施形態に係る画像形成装置10の構成について説明する。ここで、図1は画像形成装置10の構成を示す断面模式図である。
画像形成装置10は、原稿から画像データを読み取るスキャン機能、及び画像データに基づいて画像を形成するプリント機能と共に、ファクシミリ機能、及びコピー機能などの複数の機能を有する複合機である。
図1及び図2に示されるように、画像形成装置10は、ADF(自動原稿搬送装置)1、画像読取部2、画像形成部3、給紙部4、制御部5、操作表示部6、及び記憶部7を備える。
画像形成部3は、画像データに基づいて電子写真方式で画像を形成することが可能である。具体的に、画像形成部3は、感光体ドラム、帯電装置、光走査装置、現像装置、転写装置、クリーニング装置、定着装置、及び排紙トレイを備える。給紙部4は、給紙カセット、シート搬送路、及び複数の搬送ローラーを備え、画像形成部3にシートを供給する。画像形成部3は、給紙部4から供給されるシートに、画像データに基づく画像を形成する。画像形成部3による画像形成後のシートは、前記排紙トレイに排出される。なお、画像形成部3は、インクジェット方式などの他の画像形成方式により画像を形成するものであってもよい。
制御部5は、不図示のCPU、ROM、RAM、及びEEPROM(登録商標)などの制御機器を備える。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。前記ROMは、前記CPUに各種の処理を実行させるための制御プログラムなどの情報が予め記憶される不揮発性の記憶装置である。前記RAMは、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される揮発性の記憶装置である。前記EEPROMは、不揮発性の記憶装置である。制御部5では、前記CPUにより前記ROMに予め記憶された各種の制御プログラムが実行される。これにより、画像形成装置10が制御部5により統括的に制御される。なお、制御部5は、集積回路(ASIC)などの電子回路で構成されたものであってもよく、画像形成装置10を統括的に制御するメイン制御部とは別に設けられた制御部であってもよい。
操作表示部6は、制御部5からの制御指示に応じて各種の情報を表示する液晶ディスプレーなどの表示部、及びユーザーの操作に応じて制御部5に各種の情報を入力する操作キー又はタッチパネルなどの操作部を有する。
記憶部7は、ハードディスクドライブ又はフラッシュメモリーなどの不揮発性の記憶装置である。なお、記憶部7は、制御部5の前記RAM又は前記EEPROMであってもよい。
ADF1は、画像読取部2によって画像データが読み取られる原稿を搬送する。具体的に、ADF1は、図1に示されるように、原稿載置部11、複数の搬送ローラー12、原稿ガイド13、及び排紙部14を備える。また、ADF1は、後述する原稿台21に対して開閉可能に支持されており、原稿台21の第1コンタクトガラス211に載置される原稿に対する原稿カバーを兼ねている。ここに、ADF1が、本発明におけるカバー部材の一例である。
ADF1では、搬送ローラー12各々が不図示のモーターで駆動される。これにより、原稿載置部11に載置された原稿が、ADF1の内部に形成された原稿搬送路を搬送される。前記原稿搬送路を搬送される原稿は、原稿ガイド13によって原稿台21の第2コンタクトガラス212上に案内された後、排紙部14に排出される。
[画像読取部2の構成]
次に、図1〜図5を参照しつつ、画像読取部2の構成について説明する。ここで、図3は原稿台21の構成を示す模式図である。また、図4は原稿台21の回動軸213を示す模式図である。また、図5は分圧回路28及び切替スイッチ29の構成を示す回路図である。
次に、図1〜図5を参照しつつ、画像読取部2の構成について説明する。ここで、図3は原稿台21の構成を示す模式図である。また、図4は原稿台21の回動軸213を示す模式図である。また、図5は分圧回路28及び切替スイッチ29の構成を示す回路図である。
画像読取部2は、原稿から画像データを読み取ることが可能である。具体的に、画像読取部2は、図1及び図5に示されるように、原稿台21、読取ユニット22、ミラー23、ミラー24、光学レンズ25、CCD26、AFE(アナログフロントエンド)回路27、分圧回路28、及び切替スイッチ29を備える。
原稿台21は、画像形成装置10の筐体の上面に設けられる。原稿台21は、図3及び図4に示されるように、第1コンタクトガラス211、第2コンタクトガラス212、及び回動軸213を備える。
第1コンタクトガラス211には、原稿が載置される。画像形成装置10では、図3に示される載置基準位置P1に合わせて、第1コンタクトガラス211に各種サイズの原稿が載置される。ここに、第1コンタクトガラス211が、本発明における原稿載置面の一例である。
第2コンタクトガラス212は、ADF1により搬送される原稿に向けて読取ユニット22から射出される光を透過する。回動軸213は、第1コンタクトガラス211の表面に沿って設けられる。回動軸213は、ADF1を回動方向D1(図3及び図4参照)に回動可能に支持する。
読取ユニット22は、図1に示されるように、第1コンタクトガラス211及び第2コンタクトガラス212の下側に設けられている。読取ユニット22は、ステッピングモーター等の駆動部を有する不図示の移動機構によって、図3に示される副走査方向D3へ移動可能に構成されている。読取ユニット22は、図1に示されるように、光源221及びミラー222を備える。
光源221は、図3に示される主走査方向D2に沿って配列された複数のLEDである。光源221は、第1コンタクトガラス211又は第2コンタクトガラス212へ向けて主走査方向D2の1ライン分の光を照射する。光源221から射出された光は、第1コンタクトガラス211又は第2コンタクトガラス212を透過して、第1コンタクトガラス211に載置された原稿又はADF1によって搬送される原稿に照射される。ミラー222は、光源221から射出されて原稿で反射された光をミラー23へ反射させる。
画像読取部2では、第1コンタクトガラス211に載置される原稿から画像データが読み取られる場合、読取ユニット22が前記移動機構によって副走査方向D3へ移動される。これにより、光源221から原稿に照射される光が副走査方向D3へ走査される。また、画像読取部2では、ADF1によって搬送される原稿から画像データが読み取られる場合、読取ユニット22が前記移動機構によって第2コンタクトガラス212の下方の位置に移動される。これにより、光源221から射出される光が第2コンタクトガラス212を透過して、ADF1によって搬送される原稿に照射される。
ミラー23は、読取ユニット22のミラー222で反射された光をミラー24へ反射させる。ミラー24は、ミラー23で反射された光を光学レンズ25へ反射させる。光学レンズ25は、ミラー24で反射された光を集光してCCD26へ入射させる。
CCD26は、主走査方向D2に沿って配列された複数の光電変換素子を有するイメージセンサーである。CCD26は、受光した光の光量に応じたアナログ信号を出力する。ここに、CCD26が、本発明における光電変換部の一例である。
画像読取部2では、第1コンタクトガラス211に載置される原稿から画像データが読み取られる場合、光源221から射出されて第1コンタクトガラス211に載置される原稿で反射された光がミラー222、ミラー23、ミラー24、及び光学レンズ25を経由してCCD26に入射される。これにより、CCD26から第1コンタクトガラス211に載置される原稿の画像に対応するアナログ信号が出力される。また、画像読取部2では、ADF1によって搬送される原稿から画像データが読み取られる場合、光源221から射出されてADF1によって搬送される原稿で反射された光がミラー222、ミラー23、ミラー24、及び光学レンズ25を経由してCCD26に入射される。これにより、CCD26からADF1によって搬送される原稿の画像に対応するアナログ信号が出力される。
CCD26から出力されるアナログ信号は、切替スイッチ29の切替状態に応じて分圧回路28を経由して、又は経由せずに、AFE回路27に入力される。なお、CCD26から出力されるアナログ信号は、AFE回路27に入力される前に、図5に示されるカップリングコンデンサ270により直流成分が除去される。
AFE回路27は、CCD26から出力されるアナログ信号に基づく処理を実行する電子回路である。図5に示されるように、AFE回路27は、クランプ部271及び信号変換部272を有する。ここに、AFE回路27が、本発明における電気回路の一例である。
クランプ部271は、CCD26から出力されるアナログ信号をライン周期でクランプする電子回路である。クランプ部271から出力されるアナログ信号は、不図示の増幅回路で増幅された後に、信号変換部272に入力される。信号変換部272は、クランプ部271によりクランプされたアナログ信号をデジタル信号の画像データに変換するアナログデジタルコンバーターである。信号変換部272から出力される画像データは、不図示の信号処理回路で予め定められた信号処理が施された後に、制御部5に入力される。
分圧回路28は、CCD26から出力されるアナログ信号を予め定められた分圧比で分圧する。図5に示されるように、分圧回路28は、第1抵抗281及び第2抵抗282を有する。
第1抵抗281は、一端が切替スイッチ29の第2バッファー292を介してCCD26に接続され、他端がカップリングコンデンサ270に接続される。第2抵抗282は、一端が第1抵抗281とカップリングコンデンサ270との間に接続され、他端がグランドに接続される。分圧回路28では、第1抵抗281の抵抗値と第2抵抗282の抵抗値との比率(前記分圧比)に応じて、CCD26から出力されるアナログ信号が分圧される。具体的に、前記分圧比は、原稿で正反射した光がCCD26に照射される場合にCCD26から出力されるアナログ信号の電圧及びAFE回路27の入力レンジに基づいて設定される。
切替スイッチ29は、CCD26から出力されるアナログ信号の分圧回路28への入力の有無を切り替える。図5に示されるように、切替スイッチ29は、第1バッファー291及び第2バッファー292を有する。
第1バッファー291は、入力端子がCCD26に接続され、出力端子がカップリングコンデンサ270に接続される。また、第1バッファー291は、図5に示されるように、制御部5と接続された制御端子291Aを有する。第1バッファー291では、制御端子291Aにハイレベルの制御信号が入力された場合に、CCD26から入力されるアナログ信号が出力される。第2バッファー292は、入力端子がCCD26に接続され、出力端子が分圧回路28の第1抵抗281に接続される。また、第2バッファー292は、図5に示されるように、制御部5と接続された制御端子292Aを有する。第2バッファー292では、制御端子292Aにローレベルの制御信号が入力された場合に、CCD26から入力されるアナログ信号が出力される。
ところで、画像形成装置10では、エンボス加工が施されたクレジットカードのような鏡面を有する立体物の画像が読み取られる場合に、光源221から射出されて前記立体物で正反射した光がCCD26に照射されることがある。この場合、CCD26からAFE回路27の入力レンジを超える振幅のアナログ信号が出力されてクランプ部271におけるオフセットレベルが変化し、読み取られる画像データに主走査方向D2に沿った筋状の異常画像が表れる。これに対し、ユーザー操作に応じてCCD26から出力されるアナログ信号の分圧回路28への入力の有無を切り替えることで、読み取られる画像データに前記異常画像が表れることを抑制可能な画像読取装置が関連技術として知られている。
しかしながら、前記関連技術では、ユーザーにおいて原稿の画像の読み取り前に原稿が鏡面を有する立体物であるか否かを確認する手間が生じる。これに対し、本発明の実施形態に係る画像形成装置10では、以下に説明するように、読み取られる画像データに前記異常画像が表れることを抑制すると共に、ユーザーにおける手間を軽減することが可能である。
具体的に、画像形成装置10では、図2及び図3に示されるように、原稿台21に距離検出部214が設けられている。
距離検出部214は、ADF1と第1コンタクトガラス211との間の離間距離を検出する。例えば、距離検出部214は、ADF1へ向けて光を射出する発光部、及び前記発光部から射出されてADF1で反射された光を受光して受光量に応じた電気信号を出力する受光部を有する反射型の光センサーである。図3に示されるように、距離検出部214は、載置基準位置P1を通過する回動軸213に平行な直線L1上の位置に設けられる。これにより、距離検出部214は、載置基準位置P1に合わせて第1コンタクトガラス211に載置された原稿の厚みを検出することが可能である。
一方、制御部5の前記ROMには、前記CPUに後述の読取制御処理(図6のフローチャート参照)を実行させるための読取制御プログラムが予め記憶されている。なお、前記読取制御プログラムは、CD、DVD、フラッシュメモリーなどのコンピューター読み取り可能な記録媒体に記録されており、前記記録媒体から読み取られて制御部5の前記EEPROMなどにインストールされるものであってもよい。
そして、制御部5は、図2に示されるように、判定処理部51、分圧処理部52、補正処理部53、及び処理実行部54を含む。具体的に、制御部5は、前記CPUを用いて前記ROMに記憶されている前記読取制御プログラムを実行する。これにより、制御部5は、判定処理部51、分圧処理部52、補正処理部53、及び処理実行部54として機能する。ここに、ADF1、画像読取部2、及び制御部5を備える装置が、本発明における画像読取装置の一例である。なお、本発明は、スキャナー装置、ファクシミリ装置、コピー機などの画像読取装置又は画像形成装置に適用可能である。
判定処理部51は、第1コンタクトガラス211及びADF1の位置関係に基づいて、第1コンタクトガラス211に載置された原稿が立体物であるか否かを判定する。
具体的に、判定処理部51は、距離検出部214により検出される前記離間距離が予め定められた第1基準距離を超える場合に、第1コンタクトガラス211に載置された原稿が立体物であると判定する。例えば、第1基準距離は、載置基準位置P1に合わせてエンボス加工が施されたクレジットカードなどのカードが第1コンタクトガラス211に載置された場合に距離検出部214により検出される前記離間距離に基づいて設定される。
また、判定処理部51は、距離検出部214により検出される前記離間距離が前記第1基準距離より長い第2基準距離を超える場合に、第1コンタクトガラス211に載置された原稿が立体物であり且つブック原稿であると判定する。例えば、第2基準距離は、載置基準位置P1に合わせて予め定められた厚み又はページ数を有するブック原稿が第1コンタクトガラス211に載置された場合に距離検出部214により検出される前記離間距離に基づいて設定される。
分圧処理部52は、判定処理部51により第1コンタクトガラス211に載置された原稿が立体物であると判定された場合に、CCD26から出力されるアナログ信号を前記分圧比で分圧可能である。
例えば、分圧処理部52は、判定処理部51により第1コンタクトガラス211に載置された原稿が立体物であり且つブック原稿でないと判定された場合に、予め定められたユーザー操作に応じてCCD26から出力されるアナログ信号を分圧する。
具体的に、分圧処理部52は、切替スイッチ29を操作して、CCD26から出力されるアナログ信号を分圧する。より具体的に、分圧処理部52は、切替スイッチ29に入力される前記制御信号の電圧レベルをハイレベルからローレベルに切り替えることで、CCD26から出力されるアナログ信号を分圧回路28に入力する。
なお、分圧処理部52は、判定処理部51により第1コンタクトガラス211に載置された原稿が立体物であり且つブック原稿でないと判定された場合に、自動でCCD26から出力されるアナログ信号を分圧してもよい。また、分圧処理部52は、判定処理部51により第1コンタクトガラス211に載置された原稿が立体物であると判定された場合に、自動でCCD26から出力されるアナログ信号を分圧してもよい。
補正処理部53は、分圧処理部52によりCCD26から出力されるアナログ信号が分圧される場合に、AFE回路27から出力される画像データの画素の濃度を前記分圧比に応じて補正する。
例えば、補正処理部53は、前記分圧比が2分の1である場合に、AFE回路27から出力される画像データの画素の濃度値を2倍に補正する。
処理実行部54は、判定処理部51により第1コンタクトガラス211に載置された原稿が立体物であり且つブック原稿であると判定された場合に、AFE回路27から出力される画像データに対して予め定められた画像処理を実行する。
例えば、処理実行部54は、AFE回路27から出力される画像データに対して、ブック原稿の中央部の画像の歪みを補正する補正処理を実行する。なお、処理実行部54は、ブック原稿から読み取られる2ページ分のページ画像を含む画像データをページ単位の画像データに分割する分割処理を実行してもよい。また、前記画像処理の内容は、ユーザー操作に応じて任意に設定可能であってよい。
[読取制御処理]
以下、図6を参照しつつ、画像形成装置10において制御部5により実行される読取制御処理の手順の一例について説明する。ここで、ステップS11、S12・・・は、制御部5により実行される処理手順(ステップ)の番号を表している。なお、前記読取制御処理は、操作表示部6におけるユーザー操作により、第1コンタクトガラス211に載置される原稿の画像を読み取る読取処理の実行が指示された場合に実行される。
以下、図6を参照しつつ、画像形成装置10において制御部5により実行される読取制御処理の手順の一例について説明する。ここで、ステップS11、S12・・・は、制御部5により実行される処理手順(ステップ)の番号を表している。なお、前記読取制御処理は、操作表示部6におけるユーザー操作により、第1コンタクトガラス211に載置される原稿の画像を読み取る読取処理の実行が指示された場合に実行される。
<ステップS11>
まず、ステップS11において、制御部5は、第1コンタクトガラス211に載置された原稿が立体物であるか否かを判定する判定処理を実行する。ここに、ステップS11の処理が、本発明における判定ステップの一例であって、制御部5の判定処理部51により実行される。
まず、ステップS11において、制御部5は、第1コンタクトガラス211に載置された原稿が立体物であるか否かを判定する判定処理を実行する。ここに、ステップS11の処理が、本発明における判定ステップの一例であって、制御部5の判定処理部51により実行される。
<ステップS12>
ステップS12において、制御部5は、ステップS11で第1コンタクトガラス211に載置された原稿が立体物であると判定されたか否かを判断する。
ステップS12において、制御部5は、ステップS11で第1コンタクトガラス211に載置された原稿が立体物であると判定されたか否かを判断する。
ここで、制御部5は、原稿が立体物であると判定されたと判断すると(S12のYes側)、処理をステップS13に移行させる。また、原稿が立体物であると判定されていなければ(S12のNo側)、制御部5は、処理をステップS121に移行させる。
<ステップS121>
ステップS121において、制御部5は、画像読取部2を用いて第1コンタクトガラス211に載置された原稿の画像データを読み取る。
ステップS121において、制御部5は、画像読取部2を用いて第1コンタクトガラス211に載置された原稿の画像データを読み取る。
<ステップS13>
ステップS13において、制御部5は、ステップS11で第1コンタクトガラス211に載置された原稿がブック原稿であると判定されたか否かを判断する。
ステップS13において、制御部5は、ステップS11で第1コンタクトガラス211に載置された原稿がブック原稿であると判定されたか否かを判断する。
ここで、制御部5は、原稿がブック原稿であると判定されたと判断すると(S13のYes側)、処理をステップS131に移行させる。また、原稿がブック原稿であると判定されていなければ(S13のNo側)、制御部5は、処理をステップS14に移行させる。
<ステップS131>
ステップS131において、制御部5は、画像読取部2を用いて第1コンタクトガラス211に載置された原稿の画像データを読み取る。
ステップS131において、制御部5は、画像読取部2を用いて第1コンタクトガラス211に載置された原稿の画像データを読み取る。
<ステップS132>
ステップS132において、制御部5は、ステップS131で読み取られた画像データに対して、前記画像処理を実行する。ここで、ステップS132の処理は、制御部5の処理実行部54により実行される。
ステップS132において、制御部5は、ステップS131で読み取られた画像データに対して、前記画像処理を実行する。ここで、ステップS132の処理は、制御部5の処理実行部54により実行される。
例えば、制御部5は、AFE回路27から出力される画像データに対して、ブック原稿の中央部の画像の歪みを補正する補正処理を実行する。これにより、第1コンタクトガラス211に載置された原稿がブック原稿である場合に、自動でブック原稿から読み取られる画像データに応じた画像処理が実行される。
なお、ステップS13、ステップS131、及びステップS132の処理は省略されてもよい。
<ステップS14>
ステップS14において、制御部5は、原稿の読取モードの選択に用いられる選択画面を操作表示部6に表示させる。例えば、前記選択画面において、ユーザーは、通常読取モード及び鏡面読取モードのいずれかの読取モードを選択可能である。これにより、ユーザーは、原稿が鏡面を有する立体物ではない場合に、CCD26から出力されるアナログ信号が分圧されることで読み取られる画像データの画質が低下することを回避可能である。
ステップS14において、制御部5は、原稿の読取モードの選択に用いられる選択画面を操作表示部6に表示させる。例えば、前記選択画面において、ユーザーは、通常読取モード及び鏡面読取モードのいずれかの読取モードを選択可能である。これにより、ユーザーは、原稿が鏡面を有する立体物ではない場合に、CCD26から出力されるアナログ信号が分圧されることで読み取られる画像データの画質が低下することを回避可能である。
<ステップS15>
ステップS15において、制御部5は、前記選択画面で選択された原稿の読取モードが鏡面読取モードであるか否かを判断する。
ステップS15において、制御部5は、前記選択画面で選択された原稿の読取モードが鏡面読取モードであるか否かを判断する。
ここで、制御部5は、前記選択画面で選択された原稿の読取モードが鏡面読取モードであると判断すると(S15のYes側)、処理をステップS16に移行させる。また、前記選択画面で選択された原稿の読取モードが鏡面読取モードでなければ(S15のNo側)、制御部5は、処理をステップS121に移行させる。
なお、ステップS14及びステップS15の処理は省略されてもよい。
<ステップS16>
ステップS16において、制御部5は、CCD26から出力されるアナログ信号を前記分圧比で分圧する。ここに、ステップS16の処理が、本発明における分圧ステップの一例であって、制御部5の分圧処理部52により実行される。
ステップS16において、制御部5は、CCD26から出力されるアナログ信号を前記分圧比で分圧する。ここに、ステップS16の処理が、本発明における分圧ステップの一例であって、制御部5の分圧処理部52により実行される。
具体的に、制御部5は、切替スイッチ29を操作して、CCD26から出力されるアナログ信号を分圧する。より具体的に、制御部5は、切替スイッチ29に入力される前記制御信号の電圧レベルをハイレベルからローレベルに切り替えることで、CCD26から出力されるアナログ信号を分圧回路28に入力する。
<ステップS17>
ステップS17において、制御部5は、画像読取部2を用いて第1コンタクトガラス211に載置された原稿の画像データを読み取る。
ステップS17において、制御部5は、画像読取部2を用いて第1コンタクトガラス211に載置された原稿の画像データを読み取る。
<ステップS18>
ステップS18において、制御部5は、ステップS17で読み取られる画像データの画素の濃度を前記分圧比に応じて補正する。ここに、ステップS18の処理が、本発明における補正ステップの一例であって、制御部5の補正処理部53により実行される。
ステップS18において、制御部5は、ステップS17で読み取られる画像データの画素の濃度を前記分圧比に応じて補正する。ここに、ステップS18の処理が、本発明における補正ステップの一例であって、制御部5の補正処理部53により実行される。
例えば、制御部5は、前記分圧比が2分の1である場合に、ステップS17で読み取られる画像データの画素の濃度値を2倍に補正する。これにより、CCD26から出力されるアナログ信号が前記分圧比で分圧されることで、原稿から読み取られる画像データが全体的に暗くなることが回避される。
<ステップS19>
ステップS19において、制御部5は、CCD26から出力されるアナログ信号の分圧を解除する。具体的に、制御部5は、切替スイッチ29に入力される前記制御信号の電圧レベルをローレベルからハイレベルに切り替えることで、CCD26から出力されるアナログ信号の分圧を解除する。
ステップS19において、制御部5は、CCD26から出力されるアナログ信号の分圧を解除する。具体的に、制御部5は、切替スイッチ29に入力される前記制御信号の電圧レベルをローレベルからハイレベルに切り替えることで、CCD26から出力されるアナログ信号の分圧を解除する。
<ステップS20>
ステップS20において、制御部5は、ステップS121、ステップS131、又はステップS17で読み取られた画像データを出力する。例えば、制御部5は、読み取られた画像データを記憶部7に記憶させる。なお、制御部5は、読み取られた画像データを予め指定された外部の情報処理装置に送信してもよい。また、制御部5は、読み取られた画像データに基づく印刷処理を実行してもよい。
ステップS20において、制御部5は、ステップS121、ステップS131、又はステップS17で読み取られた画像データを出力する。例えば、制御部5は、読み取られた画像データを記憶部7に記憶させる。なお、制御部5は、読み取られた画像データを予め指定された外部の情報処理装置に送信してもよい。また、制御部5は、読み取られた画像データに基づく印刷処理を実行してもよい。
このように、前記読取制御処理では、第1コンタクトガラス211に載置された原稿が立体物であり且つブック原稿でないと判定された場合に、ユーザー操作に応じてCCD26から出力されるアナログ信号が前記分圧比で分圧される。これにより、ユーザーが原稿の画像の読み取り前に原稿が鏡面を有する立体物であるか否かを確認することなく前記読取処理の実行操作を行った場合であっても、読み取られる画像データに前記異常画像が表れることが抑制される。従って、画像形成装置10では、読み取られる画像データに前記異常画像が表れることを抑制すると共に、ユーザーにおける手間を軽減することが可能である。
[他の実施形態]
なお、図7に示されるように、距離検出部214に替えて、以下に説明する角度検出部215を備える構成が他の実施形態として考えられる。
なお、図7に示されるように、距離検出部214に替えて、以下に説明する角度検出部215を備える構成が他の実施形態として考えられる。
角度検出部215は、ADF1の第1コンタクトガラス211に対する回動角度を検出する。例えば、角度検出部215は、前記回動角度に応じた電気信号を出力するポテンショメータのような角度センサーである。
画像形成装置10が角度検出部215を備える場合、判定処理部51は、角度検出部215により検出される前記回動角度が予め定められた第1基準角度を超える場合に、第1コンタクトガラス211に載置された原稿が立体物であると判定する。例えば、第1基準角度は、載置基準位置P1に合わせてエンボス加工が施されたクレジットカードなどのカードが第1コンタクトガラス211に載置された場合に角度検出部215により検出される前記回動角度に基づいて設定される。
また、画像形成装置10が角度検出部215を備える場合、判定処理部51は、角度検出部215により検出される前記回動角度が前記第1基準角度より大きい第2基準角度を超える場合に、第1コンタクトガラス211に載置された原稿がブック原稿であると判定する。例えば、第2基準角度は、載置基準位置P1に合わせて予め定められた厚み又はページ数を有するブック原稿が第1コンタクトガラス211に載置された場合に角度検出部215により検出される前記回動角度に基づいて設定される。
1 ADF
2 画像読取部
3 画像形成部
4 給紙部
5 制御部
6 操作表示部
7 記憶部
10 画像形成装置
21 原稿台
22 読取ユニット
23、24 ミラー
25 光学レンズ
26 CCD
27 AFE回路
28 分圧回路
29 切替スイッチ
51 判定処理部
52 分圧処理部
53 補正処理部
54 処理実行部
2 画像読取部
3 画像形成部
4 給紙部
5 制御部
6 操作表示部
7 記憶部
10 画像形成装置
21 原稿台
22 読取ユニット
23、24 ミラー
25 光学レンズ
26 CCD
27 AFE回路
28 分圧回路
29 切替スイッチ
51 判定処理部
52 分圧処理部
53 補正処理部
54 処理実行部
Claims (9)
- 原稿載置面に載置される原稿で反射される光の光量に応じたアナログ信号を出力する光電変換部と、
前記光電変換部から出力される前記アナログ信号をライン周期でクランプするクランプ部、及び前記クランプ部によりクランプされた前記アナログ信号をデジタル信号の画像データに変換する信号変換部を含む電気回路と、
前記原稿載置面に対して開閉可能に設けられるカバー部材と、
前記原稿載置面及び前記カバー部材の位置関係に基づいて、前記原稿が立体物であるか否かを判定する判定処理部と、
前記判定処理部により前記原稿が立体物であると判定された場合に、前記光電変換部から出力される前記アナログ信号を予め定められた分圧比で分圧可能な分圧処理部と、
前記分圧処理部により前記光電変換部から出力される前記アナログ信号が分圧される場合に、前記電気回路から出力される画像データの画素の濃度を前記分圧比に応じて補正する補正処理部と、
を備える画像読取装置。 - 前記カバー部材と前記原稿載置面との間の離間距離を検出する距離検出部を更に備え、
前記判定処理部は、前記距離検出部により検出される前記離間距離が予め定められた第1基準距離を超える場合に、前記原稿が立体物であると判定する、
請求項1に記載の画像読取装置。 - 前記判定処理部は、前記距離検出部により検出される前記離間距離が前記第1基準距離より長い第2基準距離を超える場合に、前記原稿がブック原稿であると判定し、
前記分圧処理部は、前記判定処理部により前記原稿が立体物であり且つブック原稿ではないと判定された場合に、前記光電変換部から出力される前記アナログ信号を前記分圧比で分圧し、
前記画像読取装置は、前記判定処理部により前記原稿がブック原稿であると判定された場合に、前記電気回路から出力される画像データに対して予め定められた画像処理を実行する処理実行部を更に備える、
請求項2に記載の画像読取装置。 - 前記カバー部材は、前記原稿載置面に沿った回動軸により回動可能に支持されており、
前記画像形成装置は、前記カバー部材の前記原稿載置面に対する回動角度を検出する角度検出部を更に備え、
前記判定処理部は、前記角度検出部により検出される前記回動角度が予め定められた第1基準角度を超える場合に、前記原稿が立体物であると判定する、
請求項1に記載の画像読取装置。 - 前記判定処理部は、前記角度検出部により検出される前記回動角度が前記第1基準角度より大きい第2基準角度を超える場合に、前記原稿がブック原稿であると判定し、
前記分圧処理部は、前記判定処理部により前記原稿が立体物であり且つブック原稿ではないと判定された場合に、前記光電変換部から出力される前記アナログ信号を前記分圧比で分圧し、
前記画像読取装置は、前記判定処理部により前記原稿がブック原稿であると判定された場合に、前記電気回路から出力される画像データに対して予め定められた画像処理を実行する処理実行部を更に備える、
請求項4に記載の画像読取装置。 - 前記分圧処理部は、前記判定処理部により前記原稿が立体物であると判定された場合に、予め定められたユーザー操作に応じて前記アナログ信号を分圧する、
請求項1〜5のいずれかに記載の画像読取装置。 - 前記光電変換部から出力される前記アナログ信号を前記分圧比で分圧する分圧回路と、
前記光電変換部から出力される前記アナログ信号の前記分圧回路への入力の有無を切り替える切替スイッチと、を更に備え、
前記分圧処理部は、前記切替スイッチを操作して前記アナログ信号を分圧する、
請求項1〜6のいずれかに記載の画像読取装置。 - 請求項1〜7のいずれかに記載の画像読取装置と、画像データに基づいて画像を形成可能な画像形成部と、
を備える画像形成装置。 - 原稿載置面に載置される原稿で反射される光の光量に応じたアナログ信号を出力する光電変換部と、前記光電変換部から出力される前記アナログ信号をライン周期でクランプするクランプ部、及び前記クランプ部によりクランプされた前記アナログ信号をデジタル信号の画像データに変換する信号変換部を含む電気回路と、前記原稿載置面に対して開閉可能に設けられるカバー部材と、を備える画像読取装置で実行される画像読取方法であって、
前記原稿載置面及び前記カバー部材の位置関係に基づいて、前記原稿が立体物であるか否かを判定する判定ステップと、
前記判定ステップにより前記原稿が立体物であると判定された場合に、前記光電変換部から出力される前記アナログ信号を予め定められた分圧比で分圧可能な分圧ステップと、
前記分圧ステップにより前記光電変換部から出力される前記アナログ信号が分圧される場合に、前記電気回路から出力される画像データの画素の濃度を前記分圧比に応じて補正する補正ステップと、
を含む画像読取方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016186814A JP2018056624A (ja) | 2016-09-26 | 2016-09-26 | 画像読取装置、画像形成装置、画像読取方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016186814A JP2018056624A (ja) | 2016-09-26 | 2016-09-26 | 画像読取装置、画像形成装置、画像読取方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018056624A true JP2018056624A (ja) | 2018-04-05 |
Family
ID=61836072
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016186814A Pending JP2018056624A (ja) | 2016-09-26 | 2016-09-26 | 画像読取装置、画像形成装置、画像読取方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2018056624A (ja) |
-
2016
- 2016-09-26 JP JP2016186814A patent/JP2018056624A/ja active Pending
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