JP5267260B2 - 積層セラミック電子部品の製造装置および製造方法 - Google Patents
積層セラミック電子部品の製造装置および製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5267260B2 JP5267260B2 JP2009073132A JP2009073132A JP5267260B2 JP 5267260 B2 JP5267260 B2 JP 5267260B2 JP 2009073132 A JP2009073132 A JP 2009073132A JP 2009073132 A JP2009073132 A JP 2009073132A JP 5267260 B2 JP5267260 B2 JP 5267260B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pattern
- photosensitive drum
- particles
- transfer roller
- forming
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Ceramic Capacitors (AREA)
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Description
図1に示した長尺シート13として、キャリアフィルムによって裏打ちされたセラミックグリーンシート41を用いる。より具体的には、溶剤中にバインダおよび分散剤を溶解させて得られたビヒクル中に、たとえばチタン酸バリウムなどのセラミック粒子を分散させたセラミックスラリーを、ダイコータによって、ポリエチレンテレフタレートなどからなるキャリアフィルム上でシート状に成形し、乾燥させることによって、キャリアフィルムによって裏打ちされたセラミックグリーンシート41を得る。用いられるセラミック粒子の径は0.05〜0.3μmであり、セラミックグリーンシート41の厚みは0.5〜5μm程度である。
Niなどの導電性金属粒子と樹脂成分とを液中に分散させた状態にある内部電極形成用液体トナーを得る。内部電極形成用液体トナーにおいて、樹脂成分は、樹脂粒子として液中に分散した状態にあっても、導電性金属粒子が付着した樹脂粒子として液中に分散した状態にあっても、導電性金属粒子をコーティングする状態にあってもよい。また、分散性向上のため、分散剤を加えてもよい。この液体トナー中において、導電性金属粒子および樹脂成分は帯電される。この内部電極形成用液体トナーは、第1のタンク8に収容される。なお、用いられる導電性金属粒子は、その表面が金属酸化膜によって覆われた状態のものであってもよい。
感光体ドラム2の表面を帯電装置4によって帯電させる。感光体ドラム2の表面は、後述する内部電極パターン42(図6参照)の表面粗さを左右するものであるため、できるだけ平滑な方が望ましい。
感光体ドラム2の表面に、露光ビーム照射装置6から露光ビーム5を照射することによって、帯電量を減少させ、形成しようとする内部電極パターン42に対応する静電潜像を感光体ドラム2上に形成する。このとき、露光ビーム5は、感光体ドラム2の幅方向に走査するように照射される。また、分解能は□2〜5μmであることが望ましい。
タンク8より、ポンプ(図示せず。)を用いて、内部電極形成用液体トナーを、矢印17で示すように、現像装置7に供給し、さらに、内部電極形成用液体トナーを、現像装置7から感光体ドラム2上に付着させる。より具体的には、感光体ドラム2上では、内部電極パターン42に対応する静電潜像に従って、液体トナー中の導電性金属粒子が樹脂成分とともに付着する。このとき、液体トナーにおいて導電性金属粒子を分散させる分散媒としての溶剤のほとんどは、矢印18で示すように、余分な液体トナーとともにタンク8に回収される。その結果、感光体ドラム2上にある内部電極パターン42の単位面積あたりの溶剤量は、タンク8内の液体トナー中の溶剤量の2〜40%に抑制される。なお、タンク8では、濃度および粘度調整を常に行ない、感光体ドラム2に供給する液体トナーの濃度および粘度を一定に保ち、感光体ドラム2への付着量を一定に保つようにする。
上記(A5)の工程において感光体ドラム2上に形成された導電性金属粒子および樹脂成分による内部電極パターン42を、感光体ドラム2から転写ローラ12に転写する。転写ローラ12の表面粗さは、内部電極パターン42の表面粗さを決定するものであるため、転写ローラ12の表面はできるだけ平滑な方が望ましい。この場合、一定圧力を印加しながら転写する方が、より平滑性が増しかつ塗膜の密度も向上するため、得られた積層セラミックコンデンサの品質向上に寄与する。転写ローラ12には弾性力を持たせ、感光体ドラム2との間での押圧力の均一化および転写量の均一化を図るようにすることが好ましい。
転写ローラ12は60〜150℃の温度に加熱されており、これによって、上記(A6)の工程において転写された内部電極パターン42を積極的に乾燥させる。なお、乾燥能力が不足する場合には、転写ローラ12の表面に向かって乾燥作用を及ぼすヒータを転写ローラ12の外側に設ける。
内部電極パターン42を、転写ローラ12に転写されてから長尺シート13上に転写されるまでの経路上で平滑化するため、表面が平滑なプレスローラ16によるプレス作用を転写ローラ12に向かって及ぼす。このとき、プレス作用16を、内部電極パターン42に含まれる樹脂成分のガラス転移温度以上に加熱しておくと、より効果的に内部電極パターン42を平滑化することができる。
転写ローラ12と圧胴15との間に、長尺シート13としての前述の(A1)の工程で用意された、キャリアフィルムによって裏打ちされたセラミックグリーンシート41を供給し、図6に示す構造物が得られるように、内部電極パターン42を転写ローラ12からセラミックグリーンシート41上に転写する。セラミックグリーンシート41の供給および搬送は、巻き出しおよび巻き取り装置(図示せず。)にて行ない、このとき、テンションコントロールを行なうことによって、内部電極パターン42において歪みが生じないようにする。
上記(A9)の工程を経て得られた、図6に示す内部電極パターン42を形成したセラミックグリーンシート41を、所定のサイズにカットして、キャリアフィルムから剥がし、複数枚積層し、さらに上下に内部電極パターンを形成していないセラミックグリーンシートを積層し、これらをプレスすることによって積層体ブロックを得る。
積層体ブロックを個々の積層セラミックコンデンサのためのチップにカットし、その後、焼成、外部電極形成、めっき等の工程を経て、積層セラミックコンデンサを得る。
実施例1における(A1)のセラミックグリーンシート準備工程と同様のセラミックグリーンシート準備工程を実施する。
実施例1における(A2)の内部電極形成用液体トナー準備工程と同様の内部電極形成用液体トナー準備工程を実施する。
チタン酸バリウムなどからなるセラミック粒子と樹脂成分とを分散させた状態にある段差吸収セラミック層形成用液体トナーを作製し、これを第2のタンク9に収容する。段差吸収セラミック層形成用液体トナーにおいて、樹脂成分は、樹脂粒子として液中に分散した状態にあっても、セラミック粒子が付着した樹脂粒子として液中に分散した状態にあっても、セラミック粒子をコーティングする状態にあってもよい。段差吸収セラミック層形成用液体トナーにあっても、必要に応じて分散剤が添加される。
実施例1における(A3)の感光体ドラム帯電工程と同様の感光体ドラム帯電工程を実施する。
実施例1における(A4)の露光ビーム照射工程と同様の露光ビーム照射工程を実施する。
実施例1における(A5)の感光体ドラム上での内部電極パターン形成工程と同様の感光体ドラム上での内部電極パターン形成工程を実施する。
実施例1における(A6)の内部電極パターンの転写ローラへの転写工程と同様の内部電極パターンの転写ローラへの転写工程を実施する。
実施例1における(A7)の転写ローラ上での内部電極パターン乾燥工程と同様の転写ローラ上での内部電極パターン乾燥工程を実施する。
実施例1における(A8)の転写ローラ上での内部電極パターンの平滑化工程と同様の転写ローラ上での内部電極パターンの平滑化工程を実施する。
たとえばクリーニングローラ(図示せず。)を用いて、感光体ドラム2をクリーニングする。
上記(B4)〜(B9)の工程を、内部電極形成用液体トナーに代えて、上記(B3)の工程で作製した第2のタンク9内の段差吸収セラミック層形成用液体トナーを用いて実施し、内部電極パターン42の段差を吸収し得る段差吸収セラミック層パターン43(図7参照)を感光体ドラム2上に形成し、これを転写ローラ12上に転写する。ここで、感光体ドラム2上にある段差吸収セラミック層パターン43の単位面積あたりの溶剤量は、第2のタンク9内の液体トナー中の溶剤量の2〜40%に抑制される。内部電極パターン42と段差吸収セラミック層パターン43との位置合わせは、感光体ドラム2の回転と露光ビーム5の照射と転写ローラ12の回転についての位相を合わせることにより決定される。また、段差吸収セラミック層パターン43を感光体ドラム2から転写ローラ12上に転写する際、大きな押圧力を印加することにより、内部電極パターン42と段差吸収セラミック層パターン43とを平滑化することも可能であるため、段差吸収セラミック層パターン43の平滑性が特に要求されない場合には、プレスローラ16を用いなくてもよい。
上記(B10)の工程と同様にして、感光体ドラム2をクリーニングする。
転写ローラ12と圧胴15との間に、キャリアフィルムで裏打ちされたセラミックグリーンシート41を供給し、内部電極パターン42および段差吸収セラミック層パターン43を同時にセラミックグリーンシート41上に転写し、図7に示すような構造物を得る。ここで、セラミックグリーンシート41の搬送および供給は、実施例1の場合と同様に行なう。
たとえばクリーニングローラ(図示せず。)を用いて、転写ローラ12をクリーニングする。
実施例1における(A10)の積層体ブロック作製工程と同様の積層体ブロック作製工程を実施する。
実施例1における(A11)のカット・焼成・外部電極形成・めっき工程と同様のカット・焼成・外部電極形成・めっき工程を実施し、積層セラミックコンデンサを得る。
実施例1における(A2)の内部電極形成用液体トナー準備工程と同様の内部電極形成用液体トナー準備工程を実施する。
実施例2における(B3)の段差吸収セラミック層形成用液体トナー準備工程と同様の段差吸収セラミック層形成用液体トナー準備工程を実施する。
チタン酸バリウムなどからなるセラミック粒子と樹脂成分とを液中に分散させた状態にあるセラミックグリーンシート成形用液体トナーを用意し、これを第3のタンク10に収容する。ここで、セラミック粒子の径は0.05〜0.3μm程度である。セラミックグリーンシート成形用液体トナーにおいて、樹脂成分は、樹脂粒子として液中に分散した状態にあっても、セラミック粒子が付着した樹脂粒子として液中に分散した状態にあっても、セラミック粒子をコーティングする状態にあってもよい。セラミックグリーンシート成形用液体トナーにあっても、必要に応じて分散剤が添加される。
実施例2における(B4)の感光体ドラム帯電工程、(B5)の露光ビーム照射工程、(B6)の感光体ドラム上での内部電極パターン形成工程、(B7)の内部電極パターンの転写ローラへの転写工程、(B8)の転写ローラ上での内部電極パターン乾燥工程、(B9)の転写ローラ上での内部電極パターンの平滑化工程、および(B10)の感光体ドラムクリーニング工程の各々と同様の工程を実施するとともに、実施例2における(B11)の感光体ドラム帯電工程〜転写ローラ上での段差吸収セラミック層パターンの平滑化工程の各々と同様の工程を実施する。
感光体ドラム2をクリーニングする。
実施例1における(A4)〜(A9)の各工程と同様の工程を、内部電極形成用液体トナーに代えて、セラミックグリーンシート成形用液体トナーを用いて実施する。この段階で、転写ローラ12上には、図7に示すような構造物が得られる。
上記(C4)〜(C6)の工程が繰り返される。これによって、図8に示すような積層体ブロックが転写ローラ12上で得られる。
転写ローラ12と圧胴15との間に長尺シート13としてのキャリアフィルムを供給し、図8に示した積層体ブロックを一挙にキャリアフィルム上に転写する。
転写ローラ12をクリーニングする。
実施例1における(A11)のカット・焼成・外部電極形成・めっき工程と同様のカット・焼成・外部電極形成・めっき工程を実施し、積層セラミックコンデンサを得る。
実施例3における(C1)の内部電極形成用液体トナー準備工程、(C2)の段差吸収セラミック層形成用液体トナー準備工程、および(C3)のセラミックグリーンシート成形用液体トナー準備工程の各々と同様の工程を実施する。
実施例3における(C4)の感光体ドラム帯電工程〜段差吸収セラミック層パターンの平滑化工程、(C5)の感光体ドラムクリーニング工程、(C6)の露光ビーム照射工程〜セラミックグリーンシート転写工程、および(C7)の積層体ブロック作製工程の各々と同様の工程を実施する。この段階で、転写ローラ12上には、図8に示すような積層体ブロックが得られる。
図8に示すような積層体ブロックを転写ローラ12から平板状部材21上に転写する。
転写ローラ12をクリーニングする。
実施例1における(A11)のカット・焼成・外部電極形成・めっき工程と同様のカット・焼成・外部電極形成・めっき工程を実施し、積層セラミックコンデンサを得る。
実施例3における(C1)の内部電極形成用液体トナー準備工程、(C2)の段差吸収セラミック層形成用液体トナー準備工程、および(C3)のセラミックグリーンシート成形用液体トナー準備工程の各々と同様の工程を実施する。
実施例3における(C4)の感光体ドラム帯電工程〜段差吸収セラミック層パターンの平滑化工程、(C5)の感光体ドラムクリーニング工程、(C6)の露光ビーム照射工程〜セラミックグリーンシート転写工程、および(C7)の積層体ブロック作製工程の各々と同様の工程を実施する。この段階で、転写ローラ12上には、図8に示すような積層体ブロックが得られる。
図8に示すような積層体ブロックを転写ローラ12からロール状部材31上に転写する。
転写ローラ12をクリーニングする。
実施例1における(A11)のカット・焼成・外部電極形成・めっき工程と同様のカット・焼成・外部電極形成・めっき工程を実施し、積層セラミックコンデンサを得る。
実施例3における(C1)の内部電極形成用液体トナー準備工程、(C2)の段差吸収セラミック層形成用液体トナー準備工程、および(C3)のセラミックグリーンシート成形用液体トナー準備工程の各々と同様の工程を実施する。
Niなどの導電性金属粒子と樹脂成分とを液中に分散させた状態にある外部電極形成用液体トナーを得る。外部電極形成用液体トナーにおいて、内部電極形成用液体トナーの場合と同様、樹脂成分は、樹脂粒子として液中に分散した状態にあっても、導電性金属粒子が付着した樹脂粒子として液中に分散した状態にあっても、導電性金属粒子をコーティングする状態にあってもよい。また、分散性向上のため、分散剤を加えてもよい。この液体トナー中において、導電性金属粒子および樹脂成分は帯電される。この外部電極形成用液体トナーは、第4のタンク11に収容される。なお、用いられる導電性金属粒子は、その表面が金属酸化膜によって覆われた状態のものであってもよい。
内部電極形成用液体トナー、外部電極形成用液体トナーおよび段差吸収セラミック層形成用液体トナーのそれぞれについて、感光体ドラム2から転写ローラ12への転写工程を実施することによって、図10(F3)に示すように、転写ローラ12上に、図9(4A)および(4B)に示した内部電極パターン54、外部電極パターン48および段差吸収セラミック層パターン55からなる第4のシート状構造物56を形成する。
外部電極形成用液体トナーおよびセラミックグリーンシート成形用液体トナーのそれぞれについて、感光体ドラム2から転写ローラ12への転写工程を実施することによって、図10(F4)に示すように、転写ローラ12上の上記第4のシート状構造物56上に、図9(3A)および(3B)に示した外部電極パターン48およびセラミックグリーンシート52からなる第3のシート状構造物53を形成する。
外部電極形成用液体トナーおよびセラミックグリーンシート成形用液体トナーのそれぞれについて、感光体ドラム2から転写ローラ12への転写工程を実施することによって、図10(F5)に示すように、転写ローラ12上の上記第3のシート状構造物53上に、図9(5A)および(5B)に示した外部電極パターン48およびセラミックグリーンシート57からなる第5のシート状構造物58を形成する。
上記(F3)〜(F5)の工程を経て得られた第4、第3および第5のシート状構造物56、53および58からなる積層構造物59を、図10(F6)に示すように、転写ローラ12から平板状部材21へ転写する。
内部電極形成用液体トナー、外部電極形成用液体トナーおよび段差吸収セラミック層形成用液体トナーのそれぞれについて、感光体ドラム2から転写ローラ12への転写工程を実施することによって、図10(F7)に示すように、転写ローラ12上に、図9(2A)および(2B)に示した内部電極パターン49、外部電極パターン48および段差吸収セラミック層パターン50からなる第2のシート状構造物51を形成する。
外部電極形成用液体トナーおよびセラミックグリーンシート成形用液体トナーのそれぞれについて、感光体ドラム2から転写ローラ12への転写工程を実施することによって、図10(F8)に示すように、転写ローラ12上の上記第2のシート状構造物51上に、図9(3A)および(3B)に示した外部電極パターン48およびセラミックグリーンシート52からなる第3のシート状構造物53を形成する。
上記(F7)および(F8)の工程を経て得られた第2および第3のシート状構造物51および53からなる積層構造物60を、図10(F9)に示すように、転写ローラ12から平板状部材21へ転写して、前述の積層構造物59上に積層する。
外部電極形成用液体トナーおよびセラミックグリーンシート成形用液体トナーのそれぞれについて、感光体ドラム2から転写ローラ12への転写工程を実施することによって、図10(F10)に示すように、転写ローラ12上に、図9(1A)および(1B)に示した外部電極パターン48およびセラミックグリーンシート46からなる第1のシート状構造物47を形成する。
内部電極形成用液体トナー、外部電極形成用液体トナーおよび段差吸収セラミック層形成用液体トナーのそれぞれについて、感光体ドラム2から転写ローラ12への転写工程を実施することによって、図10(F11)に示すように、転写ローラ12上の上記第1のシート状構造物47上に、図9(4A)および(4B)に示した内部電極パターン54、外部電極パターン48および段差吸収セラミック層パターン55からなる第4のシート状構造物56を形成する。
外部電極形成用液体トナーおよびセラミックグリーンシート成形用液体トナーのそれぞれについて、感光体ドラム2から転写ローラ12への転写工程を実施することによって、図10(F12)に示すように、転写ローラ12上の上記第4のシート状構造物56上に、図9(3A)および(3B)に示した外部電極パターン48およびセラミックグリーンシート52からなる第3のシート状構造物53を形成する。
上記(F10)〜(F128)の工程を経て得られた第1、第4および第3のシート状構造物47、56および53からなる積層構造物61を、図10(F13)に示すように、転写ローラ12から平板状部材21へ転写して、前述の積層構造物60上に積層する。
上記(F13)の工程で得られた積層体ブロックを個々の積層セラミックコンデンサのためのチップにカットし、その後、焼成、めっき等の工程を経て、積層セラミックコンデンサを得る。上記カット工程では、カット面に外部電極パターン48が露出するようにする。
2 感光体ドラム
4 帯電装置
5 露光ビーム
6 露光ビーム照射装置
7 現像装置
8,9,10,11 タンク
12 転写ローラ
13 長尺シート
15 圧胴
16 プレスローラ
21 平板状部材
31 ロール状部材
41,46,52,57 セラミックグリーンシート
42,49,54 内部電極パターン
43,50,55 段差吸収セラミック層パターン
48 外部電極パターン
Claims (32)
- パターン形成対象物上に所定の粒子を含むパターンを形成するために用いられる、積層セラミック電子部品の製造装置であって、
表面に静電潜像が形成される感光体ドラムと、
前記感光体ドラムの表面を帯電させる帯電装置と、
前記感光体ドラムの表面に露光ビームを照射して静電潜像を作製する露光ビーム照射装置と、
前記感光体ドラム上の前記静電潜像に樹脂成分とともに前記粒子を付着させることによって前記粒子を含むパターンを前記感光体ドラム上に形成する現像装置と、
前記現像装置に前記粒子を供給するタンクと、
前記感光体ドラムと対向して配置され、前記感光体ドラム上の前記パターンが転写される転写ローラと、
前記転写ローラに転写されてから前記パターン形成対象物上に転写されるまでの経路上で、前記転写ローラに向かうプレス作用を及ぼすためのプレスローラと、
を備え、
前記タンクは、前記粒子としての導電性金属粒子と樹脂成分とを液中に分散させた状態にある導体膜形成用液体トナーを収容する第1のタンクを含み、
前記帯電装置によって全体を帯電させた前記感光体ドラムに向かって、前記露光ビーム照射装置により前記露光ビームを照射することによって、形成しようとする導体膜パターンに対応する第1の静電潜像を前記感光体ドラム上に形成し、次に、前記第1のタンクから供給された前記導体膜形成用液体トナーに含まれる前記導電性金属粒子および樹脂成分を前記第1の静電潜像に付着させることによって、前記導電性金属粒子および樹脂成分による導体膜パターンを前記感光体ドラム上に形成し、次に、前記導体膜パターンを前記感光体ドラムから前記転写ローラに転写し、前記プレスローラによって前記転写ローラ上の前記導体膜パターンをプレスし、次いで、前記転写ローラから前記パターン形成対象物上に転写するように構成された、積層セラミック電子部品の製造装置。 - 前記転写ローラに関連して設けられる乾燥装置をさらに備える、請求項1に記載の積層セラミック電子部品の製造装置。
- 前記プレスローラを加熱するためのヒータをさらに備える、請求項1または2に記載の積層セラミック電子部品の製造装置。
- 前記パターン形成対象物上にセラミック層パターンをさらに形成するために用いられ、
前記タンクは、前記粒子としてのセラミック粒子と樹脂成分とを液中に分散させた状態にあるセラミック層形成用液体トナーを収容する第2のタンクをさらに含み、
前記帯電装置によって全体を帯電させた前記感光体ドラムに向かって、前記露光ビーム照射装置により前記露光ビームを照射することによって、形成しようとする前記セラミック層パターンに対応する第2の静電潜像を前記感光体ドラム上に形成し、次に、前記第2のタンクから供給された前記セラミック層形成用液体トナーに含まれる前記セラミック粒子および樹脂成分を前記第2の静電潜像に付着させることによって、前記セラミック粒子および樹脂成分によるセラミック層パターンを前記感光体ドラム上に形成し、次に、前記セラミック層パターンを前記感光体ドラムから前記転写ローラに転写し、次いで、前記転写ローラから前記パターン形成対象物上に転写するように構成された、
請求項1ないし3のいずれかに記載の積層セラミック電子部品の製造装置。 - 前記セラミック層パターンは、前記パターン形成対象物上における前記導体膜パターンが形成されない領域に形成される、請求項4に記載の積層セラミック電子部品の製造装置。
- 前記感光体ドラム上にある前記導体膜パターンの単位体積あたりの溶剤量は、前記第1のタンクに収容されている前記導体膜形成用液体トナーの単位体積あたりの溶剤量の2〜40%である、請求項1ないし5のいずれかに記載の積層セラミック電子部品の製造装置。
- 前記感光体ドラム上にある前記セラミック層パターンの単位体積あたりの溶剤量は、前記第2のタンクに収容されている前記セラミック層形成用液体トナーの単位体積あたりの溶剤量の2〜40%である、請求項4または5に記載の積層セラミック電子部品の製造装置。
- 前記パターン形成対象物は長尺シートであり、前記長尺シートを前記転写ローラに近接する状態で搬送する搬送装置をさらに備える、請求項1ないし7のいずれかに記載の積層セラミック電子部品の製造装置。
- 前記長尺シートを前記転写ローラに向かってプレスするための圧胴をさらに備える、請求項8に記載の積層セラミック電子部品の製造装置。
- 前記長尺シートはセラミックグリーンシートである、請求項8または9に記載の積層セラミック電子部品の製造装置。
- 前記長尺シートはキャリアフィルムである、請求項8または9に記載の積層セラミック電子部品の製造装置。
- 前記転写ローラは、前記感光体ドラムに近接する状態と前記パターン形成対象物に近接する状態とを選択的にとるように設けられる、請求項1ないし7のいずれかに記載の積層セラミック電子部品の製造装置。
- 前記パターン形成対象物は平板状をなす、請求項12に記載の積層セラミック電子部品の製造装置。
- 前記パターン形成対象物はロール状をなす、請求項12に記載の積層セラミック電子部品の製造装置。
- パターン形成対象物上に所定の粒子を含むパターンを形成するために用いられる、積層セラミック電子部品の製造装置であって、表面に静電潜像が形成される感光体ドラムと、前記感光体ドラムの表面を帯電させる帯電装置と、前記感光体ドラムの表面に露光ビームを照射して静電潜像を作製する露光ビーム照射装置と、前記感光体ドラム上の前記静電潜像に樹脂成分とともに前記粒子を付着させることによって前記粒子を含むパターンを前記感光体ドラム上に形成する現像装置と、前記現像装置に前記粒子を供給するタンクと、前記感光体ドラムと対向して配置され、前記感光体ドラム上の前記パターンが転写される転写ローラと、前記転写ローラに転写されてから前記パターン形成対象物上に転写されるまでの経路上で、前記転写ローラに向かうプレス作用を及ぼすためのプレスローラと、を備え、前記タンクは、前記粒子としての導電性金属粒子と樹脂成分とを液中に分散させた状態にある導体膜形成用液体トナーを収容する第1のタンクを含む、そのような積層セラミック電子部品の製造装置を用意する工程と、
前記帯電装置によって前記感光体ドラム全体を帯電させる工程と、
帯電した前記感光体ドラムに向かって、前記露光ビーム照射装置により前記露光ビームを照射することによって、形成しようとする導体膜パターンに対応する第1の静電潜像を前記感光体ドラム上に形成する工程と、
前記第1のタンクから供給された前記導体膜形成用液体トナーに含まれる前記導電性金属粒子および樹脂成分を前記第1の静電潜像に付着させることによって、前記導電性金属粒子および樹脂成分による導体膜パターンを前記感光体ドラム上に形成する工程と、
前記導体膜パターンを前記感光体ドラムから前記転写ローラに転写する工程と、
前記プレスローラによって前記転写ローラ上の前記導体膜パターンをプレスする工程と、
前記導体膜パターンを前記転写ローラから前記パターン形成対象物上に転写する工程と
を備える、積層セラミック電子部品の製造方法。 - 前記タンクとして、前記粒子としてのセラミック粒子と樹脂成分とを液中に分散させた状態にあるセラミック層形成用液体トナーを収容する第2のタンクを用意する工程と、
前記パターン形成対象物上における前記導体膜パターンが形成されない領域に、セラミック層パターンを形成する工程と
をさらに備え、
前記セラミック層パターンを形成する工程は、
前記帯電装置によって前記感光体ドラム全体を帯電させる工程と、
帯電した前記感光体ドラムに向かって、前記露光ビーム照射装置により前記露光ビームを照射することによって、形成しようとする前記セラミック層パターンに対応する第2の静電潜像を前記感光体ドラム上に形成する工程と、
前記第2のタンクから供給された前記セラミック層形成用液体トナーに含まれる前記セラミック粒子および樹脂成分を前記第2の静電潜像に付着させることによって、前記セラミック粒子および樹脂成分によるセラミック層パターンを前記感光体ドラム上に形成する工程と、
前記セラミック層パターンを前記感光体ドラムから前記転写ローラに転写する工程と、
前記セラミック層パターンを前記転写ローラから前記パターン形成対象物上に転写する工程と
を備える、
請求項15に記載の積層セラミック電子部品の製造方法。 - パターン形成対象物上にセラミック粒子を含むセラミック層パターンを形成するために用いられる、積層セラミック電子部品の製造装置であって、表面に静電潜像が形成される感光体ドラムと、前記感光体ドラムの表面を帯電させる帯電装置と、前記感光体ドラムの表面に露光ビームを照射して静電潜像を作製する露光ビーム照射装置と、前記感光体ドラム上の前記静電潜像に樹脂成分とともに前記セラミック粒子を付着させることによって前記セラミック粒子を含むセラミック層パターンを前記感光体ドラム上に形成する現像装置と、前記現像装置に前記セラミック粒子を供給するタンクと、前記感光体ドラムと対向して配置され、前記感光体ドラム上の前記セラミック層パターンが転写される転写ローラと、前記転写ローラに転写されてから前記パターン形成対象物上に転写されるまでの経路上で、前記転写ローラに向かうプレス作用を及ぼすためのプレスローラと、を備え、前記タンクは、前記セラミック粒子と樹脂成分とを液中に分散させた状態にあるセラミック層形成用液体トナーを収容している、そのような積層セラミック電子部品の製造装置を用意する工程と、
前記帯電装置によって前記感光体ドラム全体を帯電させる工程と、
帯電した前記感光体ドラムに向かって、前記露光ビーム照射装置により前記露光ビームを照射することによって、形成しようとする前記セラミック層パターンに対応する静電潜像を前記感光体ドラム上に形成する工程と、
前記タンクから供給された前記セラミック層形成用液体トナーに含まれる前記セラミック粒子および樹脂成分を前記静電潜像に付着させることによって、前記セラミック粒子および樹脂成分によるセラミック層パターンを前記感光体ドラム上に形成する工程と、
前記セラミック層パターンを前記感光体ドラムから前記転写ローラに転写する工程と、
前記プレスローラによって前記転写ローラ上の前記セラミック層パターンをプレスする工程と、
前記セラミック層パターンを前記転写ローラから前記パターン形成対象物上に転写する工程と
を備える、積層セラミック電子部品の製造方法。 - パターン形成対象物上に所定の粒子を含むパターンを形成するために用いられる、積層セラミック電子部品の製造装置であって、表面に静電潜像が形成される感光体ドラムと、前記感光体ドラムの表面を帯電させる帯電装置と、前記感光体ドラムの表面に露光ビームを照射して静電潜像を作製する露光ビーム照射装置と、前記感光体ドラム上の前記静電潜像に前記粒子を付着させることによって前記粒子を含むパターンを前記感光体ドラム上に形成する現像装置と、前記現像装置に前記粒子を供給するタンクと、前記感光体ドラムと対向して配置され、前記感光体ドラム上の前記パターンが転写される転写ローラとを備え、前記タンクは、前記粒子としての導電性金属粒子と樹脂成分とを液中に分散させた状態にある導体膜形成用液体トナーを収容する第1のタンクと、前記粒子としてのセラミック粒子と樹脂成分とを液中に分散させた状態にある段差吸収セラミック層形成用液体トナーを収容する第2のタンクとを含む、そのような積層セラミック電子部品の製造装置を用意する第1の工程と、
前記帯電装置によって前記感光体ドラム全体を帯電させる第2の工程と、
帯電した前記感光体ドラムに向かって、前記露光ビーム照射装置により前記露光ビームを照射することによって、形成しようとする前記パターンに対応する第1の静電潜像を前記感光体ドラム上に形成する第3の工程と、
前記タンクから供給された前記粒子を前記第1の静電潜像に付着させることによって、前記粒子を含むパターンを前記感光体ドラム上に形成する第4の工程と、
前記パターンを前記感光体ドラムから前記転写ローラに転写する第5の工程と
を備え、
前記第1のタンクから供給される前記導体膜形成用液体トナーに含まれる前記導電性金属粒子を前記粒子として用いながら、前記第2ないし第5の工程を実施することによって、前記転写ローラ上に導体膜パターンを転写する導体膜パターン転写工程と、
前記第2のタンクから供給される前記段差吸収セラミック層形成用液体トナーに含まれる前記セラミック粒子を前記粒子として用いながら、前記第2ないし第5の工程を実施することによって、前記転写ローラ上の前記導体膜パターンが形成されない領域に段差吸収セラミック層パターンを転写する段差吸収セラミック層パターン転写工程と、
前記導体膜パターンおよび前記段差吸収セラミック層パターンを同時に前記転写ローラから前記パターン形成対象物上に転写する同時転写工程と
が実施される、積層セラミック電子部品の製造方法。 - 前記第1の工程において用意される前記積層セラミック電子部品の製造装置は、前記粒子としてのセラミック粒子と樹脂成分とを液中に分散させた状態にあるセラミックグリーンシート成形用液体トナーを収容する第3のタンクをさらに含み、
前記第3のタンクから供給される前記セラミックグリーンシート成形用液体トナーに含まれる前記セラミック粒子を前記粒子として用いながら、前記第2ないし第5の工程を実施することによって、前記転写ローラ上にセラミックグリーンシートを成形するセラミックグリーンシート成形工程がさらに実施され、
前記同時転写工程は、前記導体膜パターン、前記段差吸収セラミック層パターンおよび前記セラミックグリーンシートを同時に前記パターン形成対象物上に転写するように実施される、
請求項18に記載の積層セラミック電子部品の製造方法。 - 前記感光体ドラム上にある前記導体膜パターンの単位体積あたりの溶剤量は、前記第1のタンクに収容されている前記導体膜形成用液体トナーの単位体積あたりの溶剤量の2〜40%である、請求項15、16、18および19のいずれかに記載の積層セラミック電子部品の製造方法。
- 前記感光体ドラム上にある前記セラミック層パターンの単位体積あたりの溶剤量は、前記第2のタンクに収容されている前記セラミック層形成用液体トナーの単位体積あたりの溶剤量の2〜40%である、請求項16ないし20のいずれかに記載の積層セラミック電子部品の製造方法。
- 前記転写ローラ上で前記導体膜パターンを乾燥する工程をさらに備える、請求項15、16、18および19のいずれかに記載の積層セラミック電子部品の製造方法。
- 前記転写ローラ上で前記セラミック層パターンを乾燥する工程をさらに備える、請求項16ないし22のいずれかに記載の積層セラミック電子部品の製造方法。
- 前記積層セラミック電子部品の製造装置は、前記転写ローラに転写されてから前記パターン形成対象物上に転写されるまでの経路上で、前記転写ローラに向かうプレス作用を及ぼすためのプレスローラをさらに備え、前記プレスローラによって前記転写ローラ上の前記導体膜パターンをプレスする工程をさらに備える、請求項18または19に記載の積層セラミック電子部品の製造方法。
- 前記プレスローラによって転写ローラ上の導体膜パターンをプレスする工程は、前記導体膜パターンを加熱する工程を含む、請求項15、16および24のいずれかに記載の積層セラミック電子部品の製造方法。
- 前記積層セラミック電子部品の製造装置は、前記転写ローラに転写されてから前記パターン形成対象物上に転写されるまでの経路上で、前記転写ローラに向かうプレス作用を及ぼすためのプレスローラをさらに備え、前記プレスローラによって前記転写ローラ上の前記セラミック層パターンをプレスする工程をさらに備える、請求項18または19に記載の積層セラミック電子部品の製造方法。
- 前記プレスローラによって転写ローラ上のセラミック層パターンをプレスする工程は、前記セラミック層パターンを加熱する工程を含む、請求項26に記載の積層セラミック電子部品の製造方法。
- パターン形成対象物上に所定の粒子を含むパターンを形成するために用いられる、積層セラミック電子部品の製造装置であって、表面に静電潜像が形成される感光体ドラムと、前記感光体ドラムの表面を帯電させる帯電装置と、前記感光体ドラムの表面に露光ビームを照射して静電潜像を作製する露光ビーム照射装置と、前記感光体ドラム上の前記静電潜像に前記粒子を付着させることによって前記粒子を含むパターンを前記感光体ドラム上に形成する現像装置と、前記現像装置に前記粒子を供給するタンクと、前記感光体ドラムと対向して配置され、前記感光体ドラム上の前記パターンが転写される転写ローラとを備え、前記タンクは、前記粒子としての導電性金属粒子と樹脂成分とを液中に分散させた状態にある内部電極形成用液体トナーを収容する第1のタンクと、前記粒子としてのセラミック粒子と樹脂成分とを液中に分散させた状態にある段差吸収セラミック層形成用液体トナーを収容する第2のタンクと、前記粒子としてのセラミック粒子と樹脂成分とを液中に分散させた状態にあるセラミックグリーンシート成形用液体トナーを収容する第3のタンクと、前記粒子としての導電性金属粒子と樹脂成分とを液中に分散させた状態にある外部電極形成用液体トナーを収容する第4のタンクとを含む、そのような積層セラミック電子部品の製造装置を用意する第1の工程と、
前記帯電装置によって前記感光体ドラム全体を帯電させる第2の工程と、
帯電した前記感光体ドラムに向かって、前記露光ビーム照射装置により前記露光ビームを照射することによって、形成しようとする前記パターンに対応する第1の静電潜像を前記感光体ドラム上に形成する第3の工程と、
前記タンクから供給された前記粒子を前記第1の静電潜像に付着させることによって、前記粒子を含むパターンを前記感光体ドラム上に形成する第4の工程と、
前記パターンを前記感光体ドラムから前記転写ローラに転写する第5の工程と
を備え、
前記第1のタンクから供給される前記内部電極形成用液体トナーに含まれる前記導電性金属粒子を前記粒子として用いながら、前記第2ないし第5の工程を実施することによって、前記転写ローラ上に内部電極パターンを転写する内部電極パターン転写工程と、
前記第4のタンクから供給される前記外部電極形成用液体トナーに含まれる前記導電性金属粒子を前記粒子として用いながら、前記第2ないし第5の工程を実施することによって、前記転写ローラ上に外部電極パターンを転写する外部電極パターン転写工程と、
前記第2のタンクから供給される前記段差吸収セラミック層形成用液体トナーに含まれる前記セラミック粒子を前記粒子として用いながら、前記第2ないし第5の工程を実施することによって、前記転写ローラ上の前記内部電極パターンおよび前記外部電極パターンのいずれもが形成されない領域に段差吸収セラミック層パターンを転写する段差吸収セラミック層パターン転写工程と、
前記内部電極パターン、前記外部電極パターンおよび前記段差吸収セラミック層パターンを同時に前記転写ローラから前記パターン形成対象物上に転写する同時転写工程と
が実施されるとともに、
前記第4のタンクから供給される前記外部電極形成用液体トナーに含まれる前記導電性金属粒子を前記粒子として用いながら、前記第2ないし第5の工程を実施することによって、前記転写ローラ上に外部電極パターンを転写する第2の外部電極パターン転写工程と、
前記第3のタンクから供給される前記セラミックグリーンシート成形用液体トナーに含まれる前記セラミック粒子を前記粒子として用いながら、前記第2ないし第5の工程を実施することによって、前記転写ローラ上の前記外部電極パターンが形成されない領域にセラミックグリーンシートを転写するセラミックグリーンシート転写工程と、
前記外部電極パターンおよび前記セラミックグリーンシートを同時に前記転写ローラから前記パターン形成対象物上に転写する第2の同時転写工程と
がさらに実施される、積層セラミック電子部品の製造方法。 - 前記パターン形成対象物は長尺シートであり、前記長尺シートは前記転写ローラに近接する状態で搬送される、請求項15ないし28のいずれかに記載の積層セラミック電子部品の製造方法。
- 前記長尺シートはセラミックグリーンシートである、請求項29に記載の積層セラミック電子部品の製造方法。
- 前記長尺シートはキャリアフィルムである、請求項29に記載の積層セラミック電子部品の製造方法。
- 前記転写ローラを、前記感光体ドラムに近接する状態から前記パターン形成対象物に近接する状態へと移動させる工程をさらに備える、請求項15ないし28のいずれかに記載の積層セラミック電子部品の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009073132A JP5267260B2 (ja) | 2008-08-08 | 2009-03-25 | 積層セラミック電子部品の製造装置および製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008205382 | 2008-08-08 | ||
JP2008205382 | 2008-08-08 | ||
JP2009073132A JP5267260B2 (ja) | 2008-08-08 | 2009-03-25 | 積層セラミック電子部品の製造装置および製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010062520A JP2010062520A (ja) | 2010-03-18 |
JP5267260B2 true JP5267260B2 (ja) | 2013-08-21 |
Family
ID=42188961
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009073132A Active JP5267260B2 (ja) | 2008-08-08 | 2009-03-25 | 積層セラミック電子部品の製造装置および製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5267260B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5413301B2 (ja) * | 2010-05-13 | 2014-02-12 | 株式会社村田製作所 | 積層型電子部品製造装置及び積層型電子部品の製造方法 |
JP5585784B2 (ja) * | 2010-05-13 | 2014-09-10 | 株式会社村田製作所 | 積層型電子部品製造装置及び積層型電子部品の製造方法 |
JP5574118B2 (ja) * | 2010-05-13 | 2014-08-20 | 株式会社村田製作所 | 積層型電子部品製造装置及び積層型電子部品の製造方法 |
JP5574119B2 (ja) * | 2010-05-13 | 2014-08-20 | 株式会社村田製作所 | 積層型電子部品製造装置及び積層型電子部品の製造方法 |
JP5440807B2 (ja) * | 2010-05-13 | 2014-03-12 | 株式会社村田製作所 | 積層型電子部品製造装置及び積層型電子部品の製造方法 |
JP5585781B2 (ja) * | 2010-05-13 | 2014-09-10 | 株式会社村田製作所 | 積層型電子部品製造装置及び積層型電子部品の製造方法 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6178114A (ja) * | 1984-09-25 | 1986-04-21 | 日本電気株式会社 | 積層セラミツクコンデンサの製造方法 |
JPH08250370A (ja) * | 1995-03-14 | 1996-09-27 | Toshiba Corp | 積層セラミックコンデンサの製造方法 |
JP3871170B2 (ja) * | 1998-08-05 | 2007-01-24 | 株式会社Pfu | 湿式電子写真装置 |
JPH11354927A (ja) * | 1998-06-12 | 1999-12-24 | Murata Mfg Co Ltd | セラミック電子部品の製造方法 |
JPH11354926A (ja) * | 1998-06-12 | 1999-12-24 | Murata Mfg Co Ltd | セラミック電子部品の製造方法 |
JP3708889B2 (ja) * | 2002-03-20 | 2005-10-19 | 株式会社東芝 | 画像形成装置 |
-
2009
- 2009-03-25 JP JP2009073132A patent/JP5267260B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010062520A (ja) | 2010-03-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5267260B2 (ja) | 積層セラミック電子部品の製造装置および製造方法 | |
US8435373B2 (en) | Systems and methods for roll-to-roll patterning | |
EP1841301A2 (en) | System and method for making printed electronic circuits | |
TWI620668B (zh) | 圖樣形成方法 | |
EP1052091A1 (en) | Flexographic printing apparatus | |
JP2007003879A (ja) | 画像形成装置および画像形成方法 | |
JP5532096B2 (ja) | 樹脂シート製造装置及び樹脂シート製造方法 | |
US6165659A (en) | Method of manufacturing ceramic electronic parts | |
DE10347429A1 (de) | Vorrichtung und Verfahren zum Laminieren eines Druckmediums in einer Druckvorrichtung | |
JP5850574B2 (ja) | 連続パターンメッキ転写システム及び連続パターンメッキ転写物製造方法 | |
JP2002141245A (ja) | セラミック電子部品の製造方法および装置 | |
US9259901B2 (en) | Resin sheet manufacturing apparatus and resin sheet manufacturing method | |
JP5664616B2 (ja) | 樹脂シート製造装置及び樹脂シート製造方法 | |
JP5838494B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5831615B2 (ja) | 樹脂シート製造装置及び樹脂シート製造方法 | |
JP7047317B2 (ja) | 階層構造体の製造方法及び製造装置 | |
JP2009172499A (ja) | 転写ベルトの製造方法およびそれに用いられる転写ベルト表面層硬化装置 | |
JP3225508B2 (ja) | 多孔状感光体の作製法 | |
JP2015182324A (ja) | スクリーン印刷用孔版作製装置、スクリーン印刷用孔版台紙およびスクリーン印刷用孔版作製方法 | |
JP6017919B2 (ja) | 積層セラミックコンデンサの製造方法 | |
JPH11312859A (ja) | 回路パターン形成方法及びそれにより形成された多層配線基板 | |
JP2004031632A (ja) | プリント配線板用レジストパターン作製方法及び装置 | |
KR100807472B1 (ko) | 인쇄회로기판의 제조방법 | |
TW201230098A (en) | Laminated electronic component manufacturing device and method for manufacturing laminated electronic components | |
JPH11258830A (ja) | 多孔状感光体及びその作製法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120209 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130111 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130129 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130323 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130409 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130422 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 5267260 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |