JP5850574B2 - 連続パターンメッキ転写システム及び連続パターンメッキ転写物製造方法 - Google Patents

連続パターンメッキ転写システム及び連続パターンメッキ転写物製造方法 Download PDF

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本発明は、連続パターンメッキを用いたメッキ転写物、特にプリント回路基板、電磁波シールド、微小コイル、透明電極、セラミックコンデンサ、抗菌フィルムなどの精密さが要求される製品の製造に適した連続パターンメッキの転写システム及びそれを用いた連続パターンメッキの転写物の製造方法に関する。
従来、プリント回路基板は、その層数によって、絶縁基板の片面にのみ回路を形成した片面プリント回路基板、両面に回路を形成した両面プリント回路基板、及び多層に回路形成した多層プリント回路基板に大別される。従来は部品素子が単純で回路パターンも簡単であって片面プリント回路基板を使用していたが、最近は回路の複雑度が増してきて高密度化及び小型化回路に対する要求も増加して両面プリント回路基板や多層プリント回路基板を使用することが一般的である。両面プリント回路基板の材料として最も多く用いられるものは、絶縁物の両側に薄く銅メッキ層を形成した銅張積層板である(特許文献1)。
プリント回路基板は、基材の材質によって、リジッド型、フレキシブル型及びこれら2つを混合したリジッド−フレキシブル型に分類される。リジッド型プリント回路基板とは、公知の固定されたプリント回路基板をさす。一方で、フレキシブル型プリント回路基板は、柔軟性があり、電子機器等の中で屈曲又は折曲状態でプリント回路基板を取り付ける必要がある場合に使用される。さらに、プリンタのヘッドのように駆動される部分で、電気的連結が必要な場合、一種のコネクタとしても使用される。
リジッド−フレキシブル型プリント回路基板は、リジッド型プリント回路基板がフレキシブル型プリント回路基板によって連結されている形のプリント回路基板であって、より精巧な回路の製作が可能で電気的接続が減少でき、信頼性が高い。そのため、航空宇宙、軍事用装備に多く使用される。さらに、最近では折り畳み型携帯電話の折られる部分の電気接続のためにも使用されている。リジッドーフレキシブル型プリント回路基板は、互いに異なる材質の原板を結合させて製作するため、生産効率が低く、特殊な技術が求められるという難しさがあったが、電子製品の機能の多様化及び小型化に伴って使用の頻度が増加しつつある。
プリント回路基板の製造の際、回路パターンの設計を済ませた後、この設計済の回路パターンを基板上に形成する方法にはいろいろあるが、いずれの回路パターン形成方法もエッチングとメッキを基本とする。すなわち、この両者を適切に使用して、求められる種々の基板の性質及び経済条件に適合させるものであった(特許文献2〜4)。しかしながら、メッキを行った後にエッチングを行う場合にはエッチングの良否によって回路パターンの良否が決定されてしまうもので、非常に精密なエッチングを行う必要があり、エッチングを行う分だけ時間やコストがかかるものであった。そこでメッキのみで回路パターンを形成しエッチングを不要とする回路パターン形成方法が待望されているが、いまだメッキのみでパターニングを行ってエッチングを不要とするプリント回路基板の製造装置や方法は開発されていないのが現状である。
また、連続的なパターンのメッキを用いたメッキ転写物を作製するにあたっては、パターンが形成されたパターンシリンダ体からのメッキ層の転写の際の剥離性が問題となる。
特開2002−171032号公報 特開2004−214590号公報 特開2004−273915号公報 特開2009−158707号公報 国際公開WO2011/125926号公報 特開2012−154964号公報
本発明は、上記した従来技術の問題点に鑑みなされたもので、メッキのみでパターニングを行ってエッチングを不要とし、且つ転写の際の剥離性に優れた連続パターンメッキ転写システム及び連続パターンメッキ転写物製造方法を提供することを目的とする。
本願出願人は、DLC(ダイヤモンドライクカーボン)によってグラビア製版ロール等にパターニングを行う方法についての研究開発を行っており、DLCを用いることによって非常に精度がよく微細なパターニングを実現することが可能となり、例えば特許文献6及び特願2012−120058として提案しているが、そのDLCを用いてパターニングを行う技術をプリント回路基板などの連続パターンメッキ転写物の製造に適用することに着眼し、且つ転写の際の剥離性について鋭意研究を重ねて、本発明を完成したものである。
上記課題を解決するため、本発明の連続パターンメッキ転写システムは、メッキ液を収容した少なくとも一つのメッキ槽を含むメッキユニットと、該メッキ槽のメッキ液に浸漬されてその表面にパターンメッキ層が形成されるとともに回動可能に設けられた少なくとも一つのDLCパターンシリンダ体と、該DLCパターンシリンダ体の表面に連続的に搬送されて当接せしめられ、紫外線透過性を有し且つ該DLCパターンシリンダ体の表面に当接する側に紫外線硬化型接着剤が塗布されてなるプリント用基材と、該DLCパターンシリンダ体の表面に所定間隔をおいて設けられた一対の当接ローラと、該DLCパターンシリンダ体の表面に該一対の当接ローラによって該プリント用基材が当接せしめられている間に該一対の当接ローラの間に位置する該プリント用基材に対して紫外線を照射するための紫外線照射手段と、を含み、紫外線を照射せしめることによって前記プリント用基材の紫外線硬化型接着剤を紫外線硬化せしめ、前記パターンメッキ層が前記プリント用基材に連続的に転写されてなることを特徴とする。
プリント用基材としては、紫外線を透過するものであればよく、例えばポリイミドフィルムなどの合成樹脂製フィルムが適用できる。
また、前記DLCパターンシリンダ体が直径200mm〜1000mm程度の場合には、前記DLCパターンシリンダ体を0.01〜10rpm程度の低速回転させるのが好適である。
また、前記パターンメッキ層を水洗及び乾燥するための水洗乾燥ゾーンが、前記DLCパターンシリンダ体上に設けられているのが好ましい。前記DLCパターンシリンダ体上の前記パターンメッキ層を水洗及び乾燥することで、汚れなどを除去することができるからである。この水洗乾燥ゾーンとしては、水洗装置と乾燥装置が入った水洗乾燥ユニットを、前記DLCパターンシリンダ体上に設けるようにすればよい。水洗装置及び乾燥装置としては、従来公知の装置が使用できる。
本発明の連続パターンメッキ転写物製造方法は、前記システムを用いる連続パターンメッキ転写物の製造方法であって、前記DLCパターンシリンダ体の表面にパターンメッキ層を形成する工程と、前記DLCパターンシリンダ体の表面に紫外線透過性を有し且つ該DLCパターンシリンダ体の表面に当接する側に紫外線硬化型接着剤が塗布されてなるプリント用基材を前記一対の当接ローラを介して連続的に搬送し当接せしめる工程と、前記DLCパターンシリンダ体の表面に前記一対の当接ローラによって前記プリント用基材が当接せしめられている間に前記一対の当接ローラの間に位置する前記プリント用基材に対して紫外線を照射する工程と、前記プリント用基材の紫外線硬化型接着剤を紫外線硬化せしめ、前記パターンメッキ層前記プリント用基材に連続的に転写する工程と、を有することを特徴とする。
本連続パターンメッキ転写物は、前記システムを用いて製造された連続パターンメッキ転写物であって、前記DLCパターンシリンダ体の表面にパターンメッキ層を形成し、紫外線透過性を有し且つ該DLCパターンシリンダ体の表面に当接する側に紫外線硬化型接着剤が塗布されてなるプリント用基材を前記DLCパターンシリンダ体の表面に前記一対の当接ローラを介して連続的に搬送して当接し、前記DLCパターンシリンダ体の表面に前記プリント用基材が前記DLCパターンシリンダ体によって当接せしめられている間に前記一対の当接ローラの間に位置する前記プリント用基材に対して紫外線を照射し、前記プリント用基材の紫外線硬化型接着剤を紫外線硬化せしめ、前記パターンメッキ層を前記プリント用基材に連続的に転写せしめることによって製造されたことを特徴とする。
前記連続パターンメッキ転写物が、プリント回路基板、電磁波シールド、微小コイル、透明電極、セラミックコンデンサ、又は抗菌フィルムであるのが好適である。このように、本発明によって得られる連続パターンメッキ転写物は、公知の種々のプリント回路基板、種々の集積回路やICチップなどの他、メッキを必要とする様々な電子部品に適用できる。なお、本明細書において連続パターンメッキ転写物とは、連続的にパターンをメッキして、そのメッキを転写してなる物という意味である。
本発明の連続パターンメッキ転写システムは、メッキの可能なものであれば、銅以外にも金、銀、錫やクロムにも適用できる。電磁波シールドの場合には例えば銅メッキ、微小コイルの場合には様々な金属メッキ、透明電極の場合には様々な金属メッキを適用できる。また、セラミックコンデンサの場合にはニッケルでメッキして積層すればよい。さらに、抗菌フィルムの場合には例えば銀メッキでメッシュのメッキ層を作製してフィルムに貼り付けるようにすればよい。
本発明によれば、メッキのみでパターニングを行ってエッチングを不要とし、且つ転写の際の剥離性に優れた連続パターンメッキ転写システム及び連続パターンメッキ転写物製造方法を提供することが可能となり、従来の製造方法に比して時間の節約及びコストの低減を大幅に図ることができ、かつパターンの精度にも優れた連続パターンメッキ転写物を得ることができるという大きな効果を奏する。
本発明の連続パターンメッキ転写システムの一つの実施の形態を示す概略側面的説明図である。 連続パターンメッキ転写物の形成手順を示す模式的説明図で、(a)はDLCパターンシリンダ体の凹部にメッキ液を収容した状態、(b)はDLCパターンシリンダ体の凹部に形成されたメッキ層をプリント用基材上に転写する状態、及び(c)はプリント用基材上にパターンメッキ層を転写して連続パターンメッキ転写物を製造した状態をそれぞれ示す。 本発明に用いられるDLCパターンシリンダ体の製造工程を模式的に示す説明図で、(a)はシリンダ体基材の表面に感光剤を塗布した状態の要部断面図、(b)は露光・現像せしめてレジストパターンを形成した状態の要部断面図、(c)はシリンダ体基材及びレジストパターンの表面にDLC被覆膜を形成した状態の要部断面図、(d)はレジストパターン及びレジストパターン表面のDLC被覆膜を除去しシリンダ体基材上にDLCパターンを残存形成せしめた状態を示す要部断面図である。 DLCパターンシリンダ体の製造工程を示すフローチャートである。
以下に本発明の実施の形態を説明するが、これら実施の形態は例示的に示されるもので、本発明の技術思想から逸脱しない限り種々の変形が可能なことはいうまでもない。
図1において、符号10は本発明に係る連続パターンメッキ転写システムを示す。
連続パターンメッキ転写システム10は、メッキ液Mを収容した少なくとも一つのメッキ槽12を含むメッキユニット14と、該メッキ槽12のメッキ液Mに浸漬されてその表面にパターンメッキ層MAが形成されるとともに回動可能に設けられた少なくとも一つのDLCパターンシリンダ体16と、該DLCパターンシリンダ体16の表面に連続的に搬送されて当接せしめられ、紫外線透過性を有し且つ該DLCパターンシリンダ体16の表面に当接する側に紫外線硬化型接着剤17aが塗布されてなるプリント用基材18と、該DLCパターンシリンダ体16の表面に該プリント用基材18が当接せしめられている間に紫外線を照射するための紫外線照射手段21と、を含む構成とされている。紫外線照射手段21としては、公知の種々の紫外線照射手段が適用できる。
また、図示例では、該プリント用基材18は、送り出しローラー30を含むプリント用基材回動搬送手段22によって送り出されて連続的に搬送され、当接ローラー20a,20bによって、該DLCパターンシリンダ体16の表面に該プリント用基材18が当接せしめられている。そして、製造された連続パターンメッキ転写物25は、巻取りローラー31によって巻き取られる。
プリント用基材18としては、例えばポリイミドフィルムなどの合成樹脂製フィルムが適用できる。図示例でも、ポリイミドフィルムを使用した例を示した。
また、前記DLCパターンシリンダ体16が直径200mm〜1000mm程度の場合には、前記DLCパターンシリンダ体16を0.01〜10rpm程度の低速回転させるのが好適である。
そして、前記紫外線照射手段21により、紫外線を照射せしめることによって前記プリント用基材18の紫外線硬化型接着剤17aを紫外線硬化せしめ、前記パターンメッキ層MAが前記プリント用基材18に連続的に転写されてなる。パターンメッキ層MAの例としては、銅メッキ層がある。故に、メッキ液Mとしては、銅メッキが可能なメッキ液とすればよい。
すなわち、紫外線を照射する前の紫外線硬化型接着剤17aはべたべたして接着性能を有するが、紫外線を照射した後の紫外線硬化型接着剤17bは硬化しており接着性能を有さない。
なお、前記パターンメッキ層MAを水洗及び乾燥するための水洗乾燥ゾーンが、前記DLCパターンシリンダ体16上に設けられているのが好ましい。前記DLCパターンシリンダ体16上の前記パターンメッキ層を水洗及び乾燥することで、汚れなどを除去することができるからである。なお、符号56,58はそれぞれローラーである。
DLCパターンシリンダ体16の表面には後述する方法によって形成された凸状のDLCパターン32が設けられ、該DLCパターン32以外の表面部分はメッキ液Mを収容できる凹部34となっている。該DLCパターンシリンダ体16は回動可能に設けられるとともに、該メッキ槽12のメッキ液Mに浸漬されると上記凹部34にメッキ液Mが収容され、図1及び図2によく示されかつ後述するように、その表面にパターンメッキ層MAが形成される。
前記メッキユニット14としては、図1の例では、不溶性陽極を使用した例を示した。符号36はメッキ槽12内に設置されたメッキ用不溶性陽極であり、プラス端子に接続されている。また、DLCパターンシリンダ体16は、その中心がマイナス端子に接続されている。なお、DLCパターンシリンダ体16は中空とされており、その中空とされた中心がチャック手段38によって回転可能に支持されている。前記メッキユニット14としては、例えば、特許文献5に開示された全自動グラビア製版用処理システムに用いられるのと同様のメッキユニットを使用することができる。
本発明の連続パターンメッキ転写物の製造方法は、上述した本発明のシステムを用いた製造方法であって、前記DLCパターンシリンダ体16の表面にパターンメッキ層MAを形成する工程と、前記DLCパターンシリンダ体16の表面に紫外線透過性を有し且つ該DLCパターンシリンダ体16の表面に当接する側に紫外線硬化型接着剤17aが塗布されてなるプリント用基材18を連続的に搬送し当接せしめる工程と、前記DLCパターンシリンダ体16の表面に前記プリント用基材18が当接せしめられている間に紫外線を照射する工程と、前記プリント用基材18の紫外線硬化型接着剤17a及び前記パターンメッキ層MAを紫外線硬化せしめ、前記パターンメッキ層MAが前記プリント用基材18に連続的に転写する工程と、を有する連続パターンメッキ転写物製造方法である。このようにすることで、メッキのみでパターニングを行ってエッチングが不要となり、且つ転写の際の剥離性に優れることになるのである。
次に、本発明において使用されるDLCパターンシリンダ体の製造方法について図3及び図4によって以下に説明する。
まず、母材であるシリンダ体基材212の表面に感光材214を塗布する(図3(a)及び図4のステップ300)。シリンダ体基材212としては、アルミニウム合金、鉄、又はCFRP(繊維強化プラスチック)製などの中空ロールが使用できる。
次に、感光材214を塗布されたシリンダ体基材212を露光・現像せしめてレジストパターン216を形成する(図3(b)及び図4のステップ302)。感光材として用いる感光性組成物はネガ型及びポジ型のいずれでも使用可能であるが、ネガ型感光性組成物を用いるのが好ましい。
次に、該シリンダ体基材212及びレジストパターン216の表面にDLC被覆膜218を形成する(図3(c)及び図4のステップ304)。DLC被覆膜はCVD(Chemical Vapor Deposition)法やスパッタ法によって形成すればよい。
次いで、該レジストパターン上に形成されたDLC被覆膜を該レジストパターンごと剥離せしめ、基材の表面に凸条のDLCパターン220及び凹部222を形成する(図3(d)及び図4のステップ306)。このようにしてDLCパターンシリンダ体224を製造することができる。この製造されたDLCパターンシリンダ体を本発明におけるDLCパターンシリンダ体16として用いることができる。
10:連続パターンメッキ転写システム、12:メッキ槽、14:メッキユニット、16,224:DLCパターンシリンダ体、17a:硬化前の紫外線硬化型接着剤、17b:硬化した紫外線硬化型接着剤、18:プリント用基材、20a,20b:当接ローラー、21:紫外線照射手段、22:プリント用基材回動搬送手段、25:連続パターンメッキ転写物、30:送り出しローラー、31:巻取りローラー、32,220:DLCパターン、34,222:凹部、36:メッキ用不溶性陽極、38:チャック手段、56,58,60:ローラー、212:シリンダ体基材、214:感光材、216:レジストパターン、218:被覆膜、M:メッキ液、MA:パターンメッキ層。

Claims (3)

  1. メッキ液を収容した少なくとも一つのメッキ槽を含むメッキユニットと、
    該メッキ槽のメッキ液に浸漬されてその表面にパターンメッキ層が形成されるとともに回動可能に設けられた少なくとも一つのDLCパターンシリンダ体と、
    該DLCパターンシリンダ体の表面に連続的に搬送されて当接せしめられ、紫外線透過性を有し且つ該DLCパターンシリンダ体の表面に当接する側に紫外線硬化型接着剤が塗布されてなるプリント用基材と、
    該DLCパターンシリンダ体の表面に所定間隔をおいて設けられた一対の当接ローラと、該DLCパターンシリンダ体の表面に該一対の当接ローラによって該プリント用基材が当接せしめられている間に該一対の当接ローラの間に位置する該プリント用基材に対して紫外線を照射するための紫外線照射手段と、
    を含み、
    前記一対の当接ローラの間に位置する前記プリント用基材に対して紫外線を照射せしめることによって前記プリント用基材の紫外線硬化型接着剤を紫外線硬化せしめ、それにより前記パターンメッキ層が前記プリント用基材に連続的に転写されてなることを特徴とする連続パターンメッキ転写システム。
  2. 前記パターンメッキ層を水洗及び乾燥するための水洗乾燥ゾーンが、前記DLCパターンシリンダ体上に設けられていることを特徴とする請求項1記載の連続パターンメッキ転写システム。
  3. 請求項1又は2記載のシステムを用いる連続パターンメッキ転写物の製造方法であって、
    前記DLCパターンシリンダ体の表面にパターンメッキ層を形成する工程と、
    前記DLCパターンシリンダ体の表面に紫外線透過性を有し且つ該DLCパターンシリンダ体の表面に当接する側に紫外線硬化型接着剤が塗布されてなるプリント用基材を前記一対の当接ローラを介して連続的に搬送し当接せしめる工程と、
    前記DLCパターンシリンダ体の表面に前記一対の当接ローラによって前記プリント用基材が当接せしめられている間に前記一対の当接ローラの間に位置する前記プリント用基材に対して紫外線を照射する工程と、
    前記プリント用基材の紫外線硬化型接着剤を紫外線硬化せしめ、前記パターンメッキ層を前記プリント用基材に連続的に転写する工程と、
    を有することを特徴とする連続パターンメッキ転写物製造方法。
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