JPH11354927A - セラミック電子部品の製造方法 - Google Patents

セラミック電子部品の製造方法

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JPH11354927A
JPH11354927A JP16516898A JP16516898A JPH11354927A JP H11354927 A JPH11354927 A JP H11354927A JP 16516898 A JP16516898 A JP 16516898A JP 16516898 A JP16516898 A JP 16516898A JP H11354927 A JPH11354927 A JP H11354927A
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JP
Japan
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ceramic
electrode pattern
ceramic layer
forming
electronic component
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JP16516898A
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English (en)
Inventor
Akihiko Kamata
明彦 鎌田
Isao Kato
功 加藤
Norio Sakai
範夫 酒井
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造時間の短縮及び製造コストの低減ができ
るとともに、多品種少量生産に柔軟に対応できるセラミ
ック電子部品の製造方法を提供する。 【解決手段】 感光体12の表面を帯電する帯電工程
(図1(a))、感光体12の表面に潜像パターン14
を形成する露光工程(図1(b))、感光体12の潜像
パターン14上にセラミック層形成用荷電性粉末15を
現像する現像工程(図1(c))、潜像パターン14上
に現像されたセラミック層形成用荷電性粉末15をセラ
ミックグリーンシート16上へ転写する転写工程(図1
(d))、及びセラミックグリーンシート16上に転写
されたセラミック層形成用荷電性粉末15を定着させる
定着工程(図1(e))を含む電子写真装置を用いた電
子写真法により、電極パターン18が形成されていない
箇所に電極パターン18の厚みと略同一の厚みを有する
セラミック層20を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、セラミック電子部
品の製造方法に関し、特に電子写真法によって、セラミ
ックグリーンシート上、あるいはセラミック層上の電極
パターンが形成されていない箇所にセラミック層を形成
するセラミック電子部品の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】積層コンデンサ、積層インダクタ、積層
LCフィルタ及び多層セラミック基板などに代表される
セラミック電子部品の製造方法として、電極パターンを
印刷した複数のセラミックグリーンシートを積層し、熱
圧着した後、焼成するグリーンシート積層法(特公昭6
1−45876号公報など)と、アルミナなどキャリア
部材上にセラミック層と電極パターンとを交互に印刷
し、焼成する厚膜印刷積層法(特公昭57−19599
号公報など)とが知られている。
【0003】図7は、グリーンシート積層法によって形
成された多層セラミック基板の断面図である。多層セラ
ミック基板80は、セラミックグリーンシート811〜
813を積層した3層構造である。しかしながら、セラ
ミックグリーンシート811,812上に形成された電
極パターン821,822の厚みの影響により、多層セ
ラミック基板80の表面に段差が生じ、チップ部品の実
装に支障をきたすものであった。
【0004】この問題点を解決するために、特開平8―
298379号公報には、電極パターンが形成されてい
ない部分に、スクリーン印刷法を用いてセラミック層を
印刷する方法が開示されている。
【0005】図8は、特開平8―298379号公報に
開示された製造方法を用いて形成された多層セラミック
基板の断面図である。多層セラミック基板90は、所望
の位置に電極パターン911,912、電極パターン9
11,912が形成されていない部分にセラミック層9
21,922をスクリーン印刷により印刷したセラミッ
クグリーンシート931,932、及び保護層となるセ
ラミックグリーンシート933を積層し、焼成したもの
である。この製造方法を用いた場合には、電極パターン
911,912の厚みの影響が少なくなり、多層セラミ
ック基板90の表面は平坦となり、チップ部品の実装に
何ら支障をきたすものではない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
セラミック電子部品の製造方法においては、スクリーン
印刷法を用いて電極パターン及びセラミック層を形成す
る際に、電極パターン及びセラミック層に対応した専用
マスクを用意する必要があり、特に多品種少量生産にな
りがちな多層セラミック基板などの場合、専用マスクの
種類が多くなり、専用マスクを作成する時間が長くなる
とともに、多層セラミック基板の製造コストが多大にな
るという問題があった。
【0007】また、電極パターンの部分的な変更でも、
電極パターン及びセラミック層を形成するための専用マ
スクを再作成しなければならず、柔軟な対応が取れない
という問題もあった。
【0008】本発明は、このような問題点を解消するた
めになされたものであり、製造時間の短縮及び製造コス
トの低減ができるとともに、多品種少量生産に柔軟に対
応できるセラミック電子部品の製造方法を提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述する問題点を解決す
るため本発明のセラミック電子部品の製造方法は、電極
パターンを印刷した複数のセラミックグリーンシートを
積層し、熱圧着した後、焼成するグリーンシート積層法
を用いるセラミック電子部品の製造方法において、感光
体の表面の全面を帯電する帯電工程、前記感光体の表面
の前記電極パターンが形成されていない箇所に相当する
位置に潜像パターンを形成する露光工程、前記感光体の
潜像パターン上にセラミック層形成用荷電性粉末を現像
する現像工程、前記潜像パターン上に現像された前記セ
ラミック層形成用荷電性粉末を前記セラミックグリーン
シート上の前記電極パターンが形成されていない箇所へ
転写する転写工程、及び前記セラミックグリーンシート
上の前記電極パターンが形成されていない箇所に転写さ
れた前記セラミック層形成用荷電性粉末を定着させる定
着工程を含む電子写真装置を用いた電子写真法により、
前記セラミックグリーンシート上の前記電極パターンが
形成されていない箇所に、前記電極パターンの厚みと略
同一の厚みを有するセラミック層を形成することを特徴
とする。
【0010】また、キャリア部材上にセラミック層と電
極パターンとを交互に印刷し、焼成する厚膜印刷積層法
を用いるセラミック電子部品の製造方法において、感光
体の表面の全面を帯電する帯電工程、前記感光体の表面
の前記電極パターンが形成されていない箇所に相当する
位置に潜像パターンを形成する露光工程、前記感光体の
潜像パターン上にセラミック層形成用荷電性粉末を現像
する現像工程、前記潜像パターン上に現像された前記セ
ラミック層形成用荷電性粉末を前記セラミック層上の前
記電極パターンが形成されていない箇所へ転写する転写
工程、及び前記セラミック層上の前記電極パターンが形
成されていない箇所に転写された前記セラミック層形成
用荷電性粉末を定着させる定着工程を含む電子写真装置
を用いた電子写真法により、前記セラミック層上の前記
電極パターンが形成されていない箇所に、前記電極パタ
ーンの厚みと略同一の厚みを有する別のセラミック層を
形成することを特徴とする。
【0011】本発明のセラミック電子部品の製造方法に
よれば、セラミックグリーンシート上、あるいはセラミ
ック層上の電極パターンが形成されていない箇所に、電
子写真装置を用いた電子写真法により、セラミック層を
形成するため、グリーンシート積層法あるいは厚膜印刷
積層法のいずれの場合でも、セラミック電子部品の表面
をほぼ平坦にするとともに、電極パターンが形成されて
いない箇所にセラミック層を形成するための多くの専用
マスクを用意したり、交換したりする必要がない。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施例を説明する。図1は、本発明に係るセラミック電子
部品の製造方法の第1の実施例に含まれる工程を示す工
程図である。これは、電極パターンを印刷した複数のセ
ラミックグリーンシートを積層し、熱圧着した後、焼成
するグリーンシート積層法で用いるものである。
【0013】この第1の実施例のセラミック電子部品の
製造方法は、電子写真装置を用いた電子写真法により、
電極パターンが形成されたセラミックグリーンシート上
の電極パターンが形成されていない箇所に、電極パター
ンの厚みとほぼ同一の厚みを有するセラミック層を形成
する工程を含む。そして、この工程は、帯電工程、露光
工程、現像工程、転写工程及び定着工程からなる。
【0014】まず、図1(a)に示すように、帯電工程
として、コロナ帯電器11により感光体12の表面の全
面を負に帯電する。次いで、図1(b)に示すように、
露光工程として、感光体12の表面にレーザ光13を照
射して、感光体12の表面の電極パターンが形成されて
いない箇所に相当する位置に電荷が消去された潜像パタ
ーン14を形成する。
【0015】次いで、図1(c)に示すように、現像工
程として、負に帯電したセラミック層形成用荷電性粉末
15を感光体12の表面の潜像パターン14上へ静電力
により付着させる。次いで、図1(d)に示すように、
転写工程として、セラミックグリーンシート16の背面
から転写器17により、セラミック層形成用荷電性粉末
15と逆極性である正の電荷をセラミックグリーンシー
ト16に与え、潜像パターン14上に現像されたセラミ
ック層形成用荷電性粉末15をセラミックグリーンシー
ト16上の電極パターン18が形成されていない箇所へ
転写する。
【0016】次いで、図1(e)に示すように、定着工
程として、セラミックグリーンシート16上の電極パタ
ーン18の間あるいは電極パターン18の端部に転写さ
れたセラミック層形成用荷電性粉末15をフラッシュラ
ンプ19の照射により定着し、セラミックグリーンシー
ト16上の電極パターン18が形成されていない箇所、
すなわち電極パターン18の間、及び電極パターン18
の端部とセラミックグリーンシート16の端部との間に
電極パターン18とほぼ同一の厚みを有するセラミック
層20を形成する。
【0017】そして、所望の位置に形成された電極パタ
ーン18と、電極パターン18が形成されていない箇所
に形成された電極パターン18とほぼ同一の厚みを有す
るセラミック層20とを有する複数のセラミックグリー
ンシート16を積層し、熱圧着した後、焼成することに
より、グリーンシート積層法によるセラミック電子部品
が得られる。
【0018】図2は、図1のセラミック電子部品の製造
方法により形成された多層セラミック基板の断面図であ
る。セラミック電子部品の1つである多層セラミック基
板20は、第1〜第3のセラミック層311〜313
と、第1、第2のセラミック層311,312上に形成
された電極パターン321,322と、第1、第2のセ
ラミック層311,312上の電極パターン321,3
22の間、あるいは電極パターン321,322の端部
に形成された別のセラミック層331,332とを備え
る。
【0019】なお、セラミック層311,312上の電
極パターン321,322は、セラミック層312を貫
通したビアホール電極34によって立体的に相互接続さ
れ、導通可能となっている。
【0020】図3は、本発明に係るセラミック電子部品
の製造方法の第2の実施例に含まれる工程を示す工程図
である。これは、キャリア部材上にセラミック層と電極
パターンとを交互に印刷し、焼成する厚膜印刷積層法で
用いるものである。
【0021】この第2の実施例のセラミック電子部品の
製造方法は、電子写真装置を用いた電子写真法により、
電極パターンが形成されたセラミック層上の電極パター
ンが形成されていない箇所に、電極パターンの厚みとほ
ぼ同一の厚みを有する別のセラミック層を形成する工程
を含む。そして、この工程は、帯電工程、露光工程、現
像工程、転写工程及び定着工程からなる。
【0022】まず、図3(a)に示すように、帯電工程
として、コロナ帯電器11により感光体12の表面の全
面を負に帯電する。次いで、図3(b)に示すように、
露光工程として、感光体12の表面にレーザ光13を照
射して、感光体12の表面の電極パターンが形成されて
いない箇所に相当する位置に電荷が消去された潜像パタ
ーン41を形成する。
【0023】次いで、図3(c)に示すように、現像工
程として、負に帯電したセラミック層形成用荷電性粉末
15を感光体12の表面の潜像パターン41上へ静電力
により付着させる。次いで、図3(d)に示すように、
転写工程として、セラミック層42を印刷したキャリア
部材であるアルミナ基板43の背面から転写器17によ
り、セラミック層形成用荷電性粉末15と逆極性である
正の電荷をアルミナ基板43に与え、潜像パターン41
上に現像されたセラミック層形成用荷電性粉末15をア
ルミナ基板43上に形成されたセラミック層42上の電
極パターン44が形成されていない箇所へ転写する。
【0024】次いで、図3(e)に示すように、定着工
程として、アルミナ基板43上に形成されたセラミック
層42上のの電極パターン44が形成されていない箇所
に転写されたセラミック層形成用荷電性粉末15をフラ
ッシュランプ19の照射により定着し、アルミナ基板4
3上に形成されたセラミック層42上の電極パターン4
4が形成されていない箇所、すなわち電極パターン44
の間、及び電極パターン44の端部とセラミック層42
の端部との間に電極パターン44とほぼ同一の厚みを有
する別のセラミック層45を形成する。
【0025】そして、セラミック層42、電極パターン
44、及び電極パターン44とほぼ同一の厚みを有する
別のセラミック層45を交互に印刷し、焼成することに
より、厚膜印刷積層法によるセラミック電子部品が得ら
れる。
【0026】図4は、図3のセラミック電子部品の製造
方法により形成された多層セラミック基板の断面図であ
る。セラミック電子部品の1つである多層セラミック基
板50は、キャリア部材であるアルミナ基板51上に、
第1〜第3のセラミック層521〜523と、第1、第
2のセラミック層521,522上に形成された電極パ
ターン531,532と、第1、第2のセラミック層5
21,522上の電極パターン531,532の間、あ
るいは電極パターン531,532の端部に形成された
別のセラミック層541,542とを備える。
【0027】なお、セラミック層521,522上の電
極パターン531,532は、セラミック層522を貫
通したビアホール電極55によって立体的に相互接続さ
れ、導通可能となっている。
【0028】上述の第1及び第2の実施例のセラミック
電子部品の製造方法によれば、電極パターンの間、及び
電極パターンの端部とセラミックグリーンシートあるい
はセラミック層の端部との間に位置するセラミック層を
電子写真装置を用いた電子写真法により形成するため、
セラミック電子部品の表面をほぼ平坦にするとともに、
電極パターン及びセラミック層を形成するための多くの
専用マスクを用意したり、交換したりする必要がない。
【0029】したがって、表面がほぼ平坦なセラミック
電子部品の製造時間の短縮及び製造コストの低減が実現
できるとともに、多品種少量生産に柔軟に対応すること
ができる。
【0030】図5は、図1及び図3のセラミック電子部
品の製造方法に用いるセラミック層形成用荷電性粉末で
ある。セラミック層形成用荷電性粉末15は、酸化バリ
ウム、酸化アルミニウム及びシリカを主成分とするセラ
ミック粉末61と、アゾ系金属染料からなる荷電制御剤
62と、スチレンアクリル共重合体からなる熱可塑性樹
脂63とを重量比90対1対9で混合し、セラミック粉
末61及び荷電制御剤62を熱可塑性樹脂63中に均一
分散させた構造をなす。
【0031】図6は、図1及び図3のセラミック電子部
品の製造方法において用いられる電子写真装置の構成図
である。電子写真装置70は、感光体12と、感光体1
2の表面を帯電するためのコロナ帯電器11と、感光体
12の表面に潜像パターン(図示せず)を形成するため
のレーザ光13と、感光体12の潜像パターン上にセラ
ミック層形成用荷電性粉末15を供給するためのセラミ
ック層形成用荷電性粉末供給装置71と、感光体12の
表面の潜像パターン上のセラミック層形成用荷電性粉末
15を転写するための転写器17と、転写されたセラミ
ック層形成用荷電性粉末15を定着させ、セラミック層
20,45を形成するためのフラッシュランプ19とを
備える。
【0032】なお、上記の第1の実施例のセラミック電
子部品の製造方法では、セラミックグリーンシート及び
電極パターンを、電極パターンが形成されていない箇所
に形成する電極パターンの厚みとほぼ同一の厚みを有す
るセラミック層と同様に、電子写真装置を用いた電子写
真法により形成してもよい。
【0033】また、上記の第2の実施例のセラミック電
子部品の製造方法では、セラミック層及び電極パターン
を、電極パターンが形成されていない箇所に形成する電
極パターンの厚みとほぼ同一の厚みを有する別のセラミ
ック層と同様に、電子写真装置を用いた電子写真法によ
り形成してもよい。
【0034】さらに、キャリア部材に基板状のアルミナ
基板を用いる場合について説明したが、フィルム状のP
ET(ポリエチレンテレフタレート)フィルムなどを用
いてもよい。
【0035】また、上記の第1及び第2の実施例のセラ
ミック電子部品の製造方法では、電極パターンを形成し
た後に、電極パターンが形成されていない箇所にセラミ
ック層を形成する場合について説明したが、電極パター
ン形成予定位置以外の箇所にセラミック層を形成した後
に、電極パターン形成予定位置に電極パターンを形成し
ても同様の効果が得られる。
【0036】さらに、セラミック電子部品である多層セ
ラミック基板が3層構造である場合について説明した
が、その積層数は所望の数に変えることができる。
【0037】また、セラミック電子部品が多層セラミッ
ク基板である場合について説明したが、積層コンデン
サ、積層インダクタ、あるいは積層LCフィルタでもそ
の製造方法は同様である。
【0038】
【発明の効果】本発明のセラミック電子部品の製造方法
によれば、セラミックグリーンシート上、あるいはセラ
ミック層上の電極パターンが形成されていない箇所に、
電子写真装置を用いた電子写真法により、セラミック層
を形成するため、グリーンシート積層法あるいは厚膜印
刷積層法のいずれの場合でも、セラミック電子部品の表
面をほぼ平坦にするとともに、電極パターンが形成され
ていない箇所にセラミック層を形成するための多くの専
用マスクを用意したり、交換したりする必要がない。
【0039】したがって、表面がほぼ平坦なセラミック
電子部品の製造時間の短縮及び製造コストの低減が実現
できるとともに、多品種少量生産に柔軟に対応すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るセラミック電子部品の製造方法の
第1の実施例に含まれる工程を示す工程図である。
【図2】図1のセラミック電子部品の製造方法によって
形成された多層セラミック基板の断面図である。
【図3】本発明に係るセラミック電子部品の製造方法の
第2の実施例に含まれる工程を示す工程図である。
【図4】図3のセラミック電子部品の製造方法によって
形成された多層セラミック基板の断面図である。
【図5】図1及び図3のセラミック電子部品の製造方法
に用いられるセラミック層形成用荷電性粉末の断面図で
ある。
【図6】図1及び図3のセラミック電子部品の製造方法
に用いられる電子写真装置の構成図である。
【図7】従来の多層セラミック基板の断面図である。
【図8】従来の別の多層セラミック基板の断面図であ
る。
【符号の説明】
12 感光体 14,41 潜像パターン 15 セラミック層形成用荷電性粉末 16 セラミックグリーンシート 18,321,322,44,531,532 電
極パターン 20,311〜313,331,332,42,45,
521〜523,541,542 セラミック層 30,50 多層セラミック基板(セラミック電子
部品) 43 アルミナ基板(キャリア部材) 70 電子写真装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H03H 3/00 G03G 9/08 391

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電極パターンを印刷した複数のセラミッ
    クグリーンシートを積層し、熱圧着した後、焼成するグ
    リーンシート積層法を用いるセラミック電子部品の製造
    方法において、 感光体の表面の全面を帯電する帯電工程、前記感光体の
    表面の前記電極パターンが形成されていない箇所に相当
    する位置に潜像パターンを形成する露光工程、前記感光
    体の潜像パターン上にセラミック層形成用荷電性粉末を
    現像する現像工程、前記潜像パターン上に現像された前
    記セラミック層形成用荷電性粉末を前記セラミックグリ
    ーンシート上の前記電極パターンが形成されていない箇
    所へ転写する転写工程、及び前記セラミックグリーンシ
    ート上の前記電極パターンが形成されていない箇所に転
    写された前記セラミック層形成用荷電性粉末を定着させ
    る定着工程を含む電子写真装置を用いた電子写真法によ
    り、前記セラミックグリーンシート上の前記電極パター
    ンが形成されていない箇所に、前記電極パターンの厚み
    と略同一の厚みを有するセラミック層を形成することを
    特徴とするセラミック電子部品の製造方法。
  2. 【請求項2】 キャリア部材上にセラミック層と電極パ
    ターンとを交互に印刷し、焼成する厚膜印刷積層法を用
    いるセラミック電子部品の製造方法において、 感光体の表面の全面を帯電する帯電工程、前記感光体の
    表面の前記電極パターンが形成されていない箇所に相当
    する位置に潜像パターンを形成する露光工程、前記感光
    体の潜像パターン上にセラミック層形成用荷電性粉末を
    現像する現像工程、前記潜像パターン上に現像された前
    記セラミック層形成用荷電性粉末を前記セラミック層上
    の前記電極パターンが形成されていない箇所へ転写する
    転写工程、及び前記セラミック層上の前記電極パターン
    が形成されていない箇所に転写された前記セラミック層
    形成用荷電性粉末を定着させる定着工程を含む電子写真
    装置を用いた電子写真法により、前記セラミック層上の
    前記電極パターンが形成されていない箇所に、前記電極
    パターンの厚みと略同一の厚みを有する別のセラミック
    層を形成することを特徴とするセラミック電子部品の製
    造方法。
JP16516898A 1998-06-12 1998-06-12 セラミック電子部品の製造方法 Pending JPH11354927A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010062520A (ja) * 2008-08-08 2010-03-18 Murata Mfg Co Ltd 積層セラミック電子部品の製造装置および製造方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010062520A (ja) * 2008-08-08 2010-03-18 Murata Mfg Co Ltd 積層セラミック電子部品の製造装置および製造方法

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