JPH08250370A - 積層セラミックコンデンサの製造方法 - Google Patents

積層セラミックコンデンサの製造方法

Info

Publication number
JPH08250370A
JPH08250370A JP7054375A JP5437595A JPH08250370A JP H08250370 A JPH08250370 A JP H08250370A JP 7054375 A JP7054375 A JP 7054375A JP 5437595 A JP5437595 A JP 5437595A JP H08250370 A JPH08250370 A JP H08250370A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dielectric
green sheet
patterns
pattern
dielectric green
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7054375A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Harada
耕一 原田
Yohachi Yamashita
洋八 山下
Hideyuki Kanai
秀之 金井
Yuichi Sato
雄一 佐藤
Kiyoji Handa
喜代二 半田
Satoshi Mukaeda
聡 迎田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Marcon Electronics Co Ltd
Toshiba Corp
Original Assignee
Marcon Electronics Co Ltd
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Marcon Electronics Co Ltd, Toshiba Corp filed Critical Marcon Electronics Co Ltd
Priority to JP7054375A priority Critical patent/JPH08250370A/ja
Publication of JPH08250370A publication Critical patent/JPH08250370A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ceramic Capacitors (AREA)
  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 誘電体グリーンシートおよび内部電極用パタ
ーンを薄膜化して高容量化を達成した積層セラミックコ
ンデンサを短時間でかつ低コストで製造し得る方法を提
供しようとするものである。 【構成】 (1) 支持フィルム上にグラビア印刷により誘
電体グリーンシートを形成した後、乾燥する工程と、
(2) 誘電体グリーンシート上にグラビア印刷により複数
の第1内部電極用パターン、段差解消用誘電体パターン
を形成した後、これらのパターンを乾燥する工程と、
(3) 全面にグラビア印刷により誘電体グリーンシートを
形成した後、乾燥する工程と、(4) 誘電体グリーンシー
ト上にグラビア印刷により複数の第2内部電極用パター
ン、段差解消用誘電体パターンを形成した後、これらの
パターンを乾燥する工程と、(5) 前記(1) 〜(4) の工程
を複数回繰り返す工程とを具備したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、積層セラミックコンデ
ンサの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】積層セラミックコンデンサは、多数のセ
ラミックからなる誘電体層と、これら誘電体層の間に配
置され、一端が対向する側面に交互に露出する内部電極
と、前記対向する側面にそれぞれ設けられた一対の外部
電極とから構成されている。近年、このような積層セラ
ミックコンデンサにおいて、小型、大容量化が進んでお
り、これに伴って誘電体を薄膜化することが要求されて
いる。
【0003】ところで、従来、積層セラミックコンデン
サは次のような方法により製造されていた。まず、支持
フィルム上に誘電体粉末と有機バインダを含むペースト
をスクリーン印刷し、乾燥することにより誘電体グリー
ンシートを形成する。つづいて、この誘電体グリーンシ
ート上に導電材を含むペーストをスクリーン印刷し、乾
燥することにより第1内部電極用パターンを形成する。
この第1内部電極用パターン間に位置する前記グリーン
シート上に誘電体粉末と有機バインダを含むペーストを
スクリーン印刷し、乾燥することにより前記パータンの
段差を解消する誘電体パターンを形成する。全面に誘電
体粉末と有機バインダを含むペーストをスクリーン印刷
し、乾燥することにより誘電体グリーンシートを形成す
る。この誘電体グリーンシート上に導電材を含むペース
トをスクリーン印刷し、乾燥することにより第1内部電
極用パターンと異なる第2内部電極用パターンを形成す
る。この第2内部電極用パターン間に位置する前記グリ
ーンシート上に誘電体粉末と有機バインダを含むペース
トをスクリーン印刷し、乾燥することにより前記パター
ンの段差を解消する誘電体パターンを形成する。以上の
ような工程により形成された積層物を前記支持フィルム
から剥離し、これら積層物をカバーシートの間に重ね、
加熱加圧して一体化した後、その厚さ方向に切断して個
々のユニットを切り出す。その後、焼結し、一対の外部
電極を焼き付けることによって積層セラミックコンデン
サを製造する。
【0004】しかしながら、前記従来の方法ではスクリ
ーン印刷の毎に乾燥を行う必要があるため、操作が繁雑
化する。また、乾燥後の誘電体グリーンシートの表面に
は凹凸が生じるため、例えば3μm以下程度の薄いグリ
ーンシートを作製することが困難になる。また、前記グ
リーンシート表面に薄い内部電極用パターンを形成する
と段切れを生じる恐れがある。その結果、積層セラミッ
クコンデンサを薄膜化することが困難であった。
【0005】一方、積層セラミックコンデンサの別の製
造方法としては次に説明するようにグラビア印刷技術を
用いる方法が知られている。まず、長尺の支持フィルム
上に誘電体粉末と有機バインダを含むスラリーをグラビ
ア印刷し、乾燥して誘電体グリーンシートを形成した
後、巻回して巻回物を作製する。つづいて、前記巻回物
から巻き出された長尺支持フィルムの誘電体グリーンシ
ート上に導電材を含むスラリーをグラビア印刷し、乾燥
して内部電極パターンを形成した後、巻回する。この巻
回物から巻き出された長尺の支持フィルム上の前記電極
パターン間に誘電体粉末と有機バインダを含むスラリー
をグラビア印刷し、乾燥して段差埋め部を形成した後、
巻回する。このような工程を経た巻回物から支持フィル
ムを巻き出し、前記支持フィルムから内部電極パターン
および段差埋め部が形成された誘電体グリーンシートを
剥離し、これをセラミックからなるカバーシートに転写
する操作を複数回行って所望の積層物とし、さらにセラ
ミックからなるカバーシートを最上層に重ね、加熱加圧
して一体化した後、その厚さ方向に切断して個々のユニ
ットを切り出す。その後、焼結し、一対の外部電極を焼
き付けることによって積層セラミックコンデンサを製造
する。
【0006】しかしながら、前記グラビア印刷技術を用
いる積層セラミックコンデンサの製造方法は内部電極パ
ターンおよび段差埋め部が形成された誘電体グリーンシ
ートの剥離、転写を層数分行う必要があるため、製造が
繁雑になり、かつ支持フィルム自体も相当消費する。ま
た、内部電極パターンおよび段差埋め部が形成された誘
電体グリーンシートは薄いために、このグリーンシート
を支持フィルムから剥離する際に破損したり、亀裂が生
じたりする。したがって、前記破損等を回避するために
は前記セラミックグリーンシートを厚くする必要があ
り、積層セラミックコンデンサの高容量化が制約され
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、誘電
体グリーンシートおよび内部電極用パターンを薄膜化し
て高容量化を達成した積層セラミックコンデンサを短時
間でかつ低コストで製造し得る方法を提供しようとする
ものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる積層セラ
ミックコンデンサの製造方法は、(1) 支持フィルム上に
グラビア印刷により誘電体グリーンシートを形成した
後、乾燥する工程と、(2) 前記誘電体グリーンシート上
にグラビア印刷により複数の第1内部電極用パターンを
形成し、さらにグラビア印刷により前記パターン間の前
記誘電体グリーンシート上に複数の段差解消用誘電体パ
ターンを形成した後、これらのパターンを乾燥する工程
と、(3) 全面にグラビア印刷により誘電体グリーンシー
トを形成した後、乾燥する工程と、(4) 前記誘電体グリ
ーンシート上にグラビア印刷により前記第1内部電極用
パターンと異なる複数の第2内部電極用パターンを形成
し、さらにグラビア印刷により前記パターン間の前記誘
電体グリーンシート上に複数の段差解消用誘電体パター
ンを形成した後、これらのパターンを乾燥する工程と、
(5) 前記(1) 〜(4) の工程を複数回繰り返す工程とを具
備したことを特徴とするものである。
【0009】本発明に係わる別の積層セラミックコンデ
ンサの製造方法は、(1) 支持フィルム上にグラビア印刷
により第1層誘電体グリーンシートを形成した後、乾燥
する工程と、(2) 前記誘電体グリーンシート上にグラビ
ア印刷により複数の第1内部電極用パターンを形成し、
さらにグラビア印刷により前記パターン間の前記誘電体
グリーンシート上に複数の段差解消用誘電体パターンを
形成した後、これらのパターンを乾燥する工程と、(3)
全面にグラビア印刷により誘電体グリーンシートを形成
した後、乾燥する工程と、(4) 前記第2層誘電体グリー
ンシート上にグラビア印刷により前記第1内部電極用パ
ターンと異なる複数の第2内部電極用パターンを形成
し、さらにグラビア印刷により前記パターン間の前記誘
電体グリーンシート上に複数の段差解消用誘電体パター
ンを形成した後、これらのパターンを乾燥する工程と、
(5) 前記(1) 〜(4) の工程を少なくとも1回行うことに
より得られた積層物を前記支持フィルムから剥離し、誘
電体からなるカバーシートに重ねる操作を複数回行う工
程とを具備したことを特徴とするものである。
【0010】以下、本発明に係わる積層セラミックコン
デンサの製造方法を図1に示すグラビア印刷装置、図2
の(a)〜(e)に示すグラビア印刷工程、図3に示す
内部電極用パターンの形成工程および図4に示す製造さ
れた積層セラミックコンデンサを参照して詳細に説明す
る。
【0011】図1は、本発明の積層セラミックコンデン
サの製造に用いられるグラビア印刷装置を示す概略図で
ある。図中の1は、支持フィルムの巻出しロールであ
る。前記支持フィルムの供給側には、送りロール2を介
してグリーンシート形成ゾーン3と、第1内部電極およ
び段差解消のパターン形成ゾーン4と、グリーンシート
形成ゾーン(図示せず)と、第2内部電極および段差解
消のパターン形成ゾーン(図示せず)と、最終段のグリ
ーンシート形成ゾーン5が配置され、さらに巻取りロー
ル6が配置されている。前記グリーンシート形成ゾーン
3、5は、乾燥室7と、この乾燥室7の底部に配置され
たグリーンシート用グラビアロール8と、このロール8
に対向して配置された当てロール9と、前記支持フィル
ムを前記乾燥室7内に搬送させるための複数の送りロー
ル2とを備えている。第1内部電極および段差解消のパ
ターン形成ゾーン4は、乾燥室10と、この乾燥室10
の底部に配置された内部電極パターン用グラビアロール
11と、前記乾燥室10の底部に配置された段差解消パ
ターン用グラビアロール12と、これらのロール11、
12に対向して配置された当てロール13と、前記支持
フィルムを前記乾燥室10内に搬送させるための複数の
送りロール2とを備えている。図示しない第2内部電極
および段差解消のパターン形成ゾーンにおいても、乾燥
室と、この乾燥室の底部に配置された内部電極パターン
用グラビアロールと、前記乾燥室の底部に配置された段
差解消パターン用グラビアロールと、これらのロールに
対向して配置された当てロールと、前記支持フィルムを
前記乾燥室内に搬送させるための複数送りロールとを備
えている。
【0012】(I) まず、図1に示すグラビア印刷装置の
巻出しロール1から長尺の支持フィルム21を送りロー
ル2を介してグリーンシート形成ゾーン3に搬送し、グ
ラビアロール8と当てロール9間を通過させることによ
り誘電体粉末および有機バインダを含むスラリーをグラ
ビア印刷し、さらに送りロール2により乾燥室7内を搬
送して乾燥させる。この工程により、図2の(a)に示
すように支持フィルム21上に誘電体グリーンシート2
2が形成される。
【0013】(II)誘電体グリーンシートが形成された支
持フィルム21を、送りロール2を介して第1内部電極
および段差解消のパターン形成ゾーン4に搬送し、内部
電極パターン用グラビアロール11と当てロール13間
を通過させて導電材を含むスラリーをグラビア印刷し、
さらに段差解消パターン用グラビアロール12と当てロ
ール13間を通過させて誘電体粉末および有機バインダ
を含むスラリーをグラビア印刷した後、送りロール2に
より乾燥室10内を搬送して乾燥させる。この工程によ
り、図2の(b)および図3の(A)に示すように支持
フィルム21上の誘電体グリーンシート22に第1内部
電極用パターン23および段差解消用誘電体パターン2
4が形成される。
【0014】(III) 第1内部電極用パターンおよび段差
解消用パターンが形成された支持フィルム21を送りロ
ール2を介してグリーンシート形成ゾーン(図示せず)
に搬送し、グラビアロールと当てロール間を通過させる
ことにより誘電体粉末および有機バインダを含むスラリ
ーをグラビア印刷し、さらに送りロール2により乾燥室
7内を搬送して乾燥させる。この工程により、図2の
(c)に示すように第1内部電極用パターン23および
段差解消用誘電体パターン24に誘電体グリーンシート
25が形成される。
【0015】(IV)2層目の誘電体グリーンシートが形成
された支持フィルム21を送りロール2を介して第2内
部電極および段差解消のパターン形成ゾーン(図示せ
ず)に搬送し、内部電極パターン用グラビアロールと当
てロール間を通過させて導電材を含むスラリーをグラビ
ア印刷し、さらに段差解消パターン用グラビアロールと
当てロール間を通過させて誘電体粉末および有機バイン
ダを含むスラリーをグラビア印刷した後、送りロールに
より乾燥室内を搬送して乾燥させる。この工程により、
図2の(d)および図3の(B)に示すように2層目の
誘電体グリーンシート25上に第2内部電極用パターン
26および段差解消用誘電体パターン27が形成され
る。
【0016】(V) 第2内部電極用パターンおよび段差解
消用パターンが形成された支持フィルム21を送りロー
ル2を介して最終段のグリーンシート形成ゾーン5に搬
送し、グラビアロール8と当てロール9間を通過させて
誘電体粉末および有機バインダを含むスラリーをグラビ
ア印刷し、さらに送りロール2により乾燥室7内を搬送
して乾燥させる。この工程により、図2の(e)に示す
ように第2内部電極用パターン26および段差解消用誘
電体パターン27上に誘電体グリーンシート28が形成
する。
【0017】(VI)次いで、前記(I) 〜(V) の工程を経た
支持フィルム21を巻取ロール6に巻き取る。つづい
て、前記巻取ロール6を巻出しロール1として前記(I)
〜(V)の工程を行う操作を繰り返して、支持フィルム2
1上に所望層数の積層物を形成する。
【0018】(VII) 次いで、前記支持フィルム上の積層
物を剥離し、この積層物を誘電体セラミックからなるカ
バーシートに重ね、最上層に別のカバーシートを重ねた
後、加熱加圧し、所望形状に切断する。その後、焼結
し、一対の外部電極を焼き付けることによって図4に示
す積層セラミックコンデンサ41を製造する。得られた
積層セラミックコンデンサ41は、誘電体からなる多数
の誘電体層42と、これら誘電体層42の間に配置さ
れ、一端が対向する側面に交互に露出する内部電極43
a、43bと、前記対向する側面にそれぞれ設けられた
一対の外部電極44a、44bとから構成されている。
【0019】前記(I) 〜(V) の工程で支持フィルム上に
形成した積層物は、10μm以上、より好ましくは15
〜50μmの厚さを有することが望ましい。このような
厚さの積層物を形成することによって、巻取り時やその
後の再グラビア印刷工程において前記積層物が破損する
のを防止することが可能になる。
【0020】前記第1、第2の内部電極用パターンに周
囲に形成される段差解消用誘電体パターンの材料は同一
であっても異なってもよい。なお、前述した積層セラミ
ックコンデンサの製造に用いられるグラビア印刷装置に
おいて最終段にグリーンシート形成ゾーンを配置した
が、このゾーンを省略してもよい。ただし、巻取りロー
ルに巻き取る際に第2内部電極用パターンおよび段差解
消用パターンが最上層に位置して露出することによる損
傷を防止する観点から、巻取り時において最上層に誘電
体グリーンシートが形成されることが好ましい。
【0021】また、前述した積層セラミックコンデンサ
の製造においてグリーンシート形成ゾーンと、第1内部
電極および段差解消のパターン形成ゾーンと、グリーン
シート形成ゾーン(図示せず)と、第2内部電極および
段差解消のパターン形成ゾーン(図示せず)とを1ユニ
ットとし、複数のユニットを巻出しロールと巻取りロー
ルの間に配置し、前記ユニットの最終段にグリーンシー
ト形成ゾーンを配置した構造のグラビア印刷装置を用い
てもよい。
【0022】さらに、前述した積層セラミックコンデン
サの製造するためのグラビア印刷工程において、支持フ
ィルムにグラビア印刷により先に誘電体グリーンシート
を形成したが、図5に示すように第1内部電極用パター
ン23および段差解消用誘電体パターン24を支持フィ
ルム21上に先に形成し、しかる後に第1層目の誘電体
グリーンシート22の形成、第2内部電極用パターン2
6および段差解消用誘電体パターン27の形成、第2層
目の誘電体グリーンシート25の形成を行ってもよい。
【0023】次に、本発明に係わる別の積層セラミック
コンデンサの製造方法を図6および図7を参照して詳細
に説明する。まず、前述した(I) 〜(V) の工程に従って
グラビア印刷を行うことにより図6に示す支持フィルム
21上に誘電体グリーンシート22と、第1内部電極用
パターン23および段差解消用誘電体パターン24と、
誘電体グリーンシート25と、第2内部電極用パターン
26および段差解消用誘電体パターン27と、誘電体グ
リーンシート28とをこの順序で形成する。つづいて、
図7の(A)、(B)に示すように前記支持フィルム2
1を所望長さに切断し、その上の積層物29を支持フィ
ルム21から剥離し、誘電体からなるカバーシート30
に圧着する剥離・圧着を繰り返して所望の層数の積層体
31を形成する。ひきつづき、積層体の最上層に別のカ
バーシートを重ねて加熱加圧した後、所望寸法に切断す
る。その後、焼結し、一対の外部電極を焼き付けること
によって前述した図4に示す積層セラミックコンデンサ
41を製造する。
【0024】前記(I) 〜(V) の工程で支持フィルム上に
形成した積層物そのものを剥離して、カバーシートに圧
着する場合には、10μm以上、より好ましくは15〜
50μmの厚さの積層物にすることが望ましい。このよ
うな厚さの積層物は、支持フィルムからの剥離時に破損
するのを抑制できる。
【0025】なお、図8の(A)、(B)に示すように
前記支持フィルム21を所望長さに切断し、支持フィル
ム21上のその上の積層物29を誘電体からなるカバー
シート30に圧着剥離する圧着・剥離を繰り返して所望
の層数の積層体31を形成してもよい。
【0026】また、剥離・圧着または圧着剥離する支持
フィルム上の積層物は誘電体グリーンシート22と、第
1内部電極用パターン23および段差解消用誘電体パタ
ーン24と、誘電体グリーンシート25と、第2内部電
極用パターン26および段差解消用誘電体パターン27
と、誘電体グリーンシート28とを1ユニットとした2
ユニット以上のものでもよい。
【0027】グラビア印刷により内部電極用パターン、
段差解消用誘電体パターンを形成した後の乾燥は、熱風
のみではなく、各パターンの形成に用いられるスラリー
に予め紫外線硬化性物質を含有させて紫外線照射を併用
させてもよい。また、前記各パターンの形成に用いられ
るスラリーの溶剤は、水系を用いることもできる。ま
た、誘電体グリーンシートの作製に際しては、所定の膜
厚を得るために1回当たりの膜厚を薄くしてシートの形
成・乾燥を複数回つづけて行ってもよい。
【0028】
【作用】本発明に係わる積層セラミックコンデンサの製
造方法によれば、支持フィルム上にグラビア印刷により
誘電体グリーンシートと、第1内部電極用パターンおよ
び段差解消用誘電体パターンと、誘電体グリーンシート
と、第2内部電極用パターンおよび段差解消用誘電体パ
ターンとを形成する工程を複数回繰り返すことによっ
て、前記支持フィルム上に比較的厚い積層物を形成する
ことができる。その結果、前記積層物をセラミックから
なるカバーシートに積層・圧着するために前記支持フィ
ルム上から剥離する際、前記積層物が破損されるのを防
止できる。したがって、前記積層物を構成する誘電体グ
リーンシート等の厚さを従来法に比べて著しく薄くでき
るため、高容量で高信頼性の積層セラミックコンデンサ
を高歩留まりで製造することができる。
【0029】また、誘電体グリーンシート上にグラビア
印刷により複数の内部電極用パターンを形成し、さらに
グラビア印刷により前記パターン間の前記誘電体グリー
ンシート上に複数の段差解消用誘電体パターンを形成し
た後、これらのパターンを乾燥することによって、内部
電極用パターンと段差解消用誘電体パターンとを高精度
で形成できると共に乾燥時間の短縮を図ることができ
る。
【0030】さらに、支持フィルム上に多層の積層物を
形成することによって、従来法に比べて支持フィルムの
消費量を低減でき、積層セラミックコンデンサを低コス
トで製造できる。
【0031】また、本発明に係わる別の積層セラミック
コンデンサの製造方法によれば、支持フィルム上にグラ
ビア印刷により誘電体グリーンシートと、第1内部電極
用パターンおよび段差解消用誘電体パターンと、誘電体
グリーンシートと、第2内部電極用パターンおよび段差
解消用誘電体パターンとを形成する工程を少なくとも1
回行うことにより得られた比較的厚い積層物を前記支持
フィルムから剥離し、誘電体からなるカバーシートに重
ねる操作を複数回行うことによって、前記支持フィルム
からの剥離時に積層物が破損されるのを防止できる。し
たがって、前記積層物を構成する誘電体グリーンシート
等の厚さを従来法に比べて薄くできるため、高容量で高
信頼性の積層セラミックコンデンサを高歩留まりで製造
することができる。さらに、前述したように内部電極用
パターンと段差解消用誘電体パターンとを高精度で形成
できると共に乾燥時間の短縮を図ることができ、しかも
従来法に比べて支持フィルムの消費量を低減できる。
【0032】
【実施例】以下、本発明の実施例を前述した図面を参照
して詳細に説明する。 実施例1 Pb、Ba、Mg、Zn、NbおよびTiの酸化物を所
望の組成比になるように配合した後、混合粉砕、仮焼し
て(Pb0.875 Ba0.125 )[(Mg1/3 Nb2/3
0.5 (Zn1/3 Nb2/30.3 Ti0.2 ]O3 の組成を
有する誘電体粉末を作製した。前記誘電体粉末に有機バ
インダおよび溶剤を添加してスラリーを調製した。つづ
いて、図1に示すグラビア印刷装置のグリーンシート形
成ゾーン3のグラビアロール8に前記スラリーを供給
し、離型処理が施された厚さ50μmの合成樹脂製支持
フィルム上に前記スラリーをグラビア印刷し、乾燥する
ことにより厚さ3μmの誘電体グリーンシートを形成し
た。
【0033】前記支持フィルムを、図1に示す第1内部
電極および段差解消のパターン形成ゾーン4に搬送し、
ここで前記誘電体グリーンシート上にAg/Pd=70
/30(wt%)の導体粉末を含む導体ペーストを内部
電極パターン用グラビアロール11を用いて印刷し、さ
らに前記スラリーを段差解消パターン用グラビアロール
12を用いて印刷した後、乾燥することにより厚さ2μ
mの第1内部電極用パターンを形成すると共に段差解消
用誘電体パターンを前記パターンの周囲に形成した。
【0034】前記支持フィルムを、図1に示すグリーン
シート形成ゾーン(図示せず)に搬送し、ここで第1内
部電極用パターンおよび段差解消用誘電体パターン上に
前記スラリーをグラビアロールを用いて印刷し、乾燥す
ることにより厚さ6μmの誘電体グリーンシートを形成
した。
【0035】前記支持フィルムを、図1に示す第2内部
電極および段差解消のパターン形成ゾーン(図示せず)
に搬送し、ここで前記誘電体グリーンシート上に前記導
体ペーストを内部電極パターン用グラビアロールを用い
て印刷し、さらに前記スラリーを段差解消パターン用グ
ラビアロールを用いて印刷した後、乾燥することにより
厚さ2μmの第2内部電極用パターンを形成すると共に
段差解消用誘電体パターンを前記パターンの周囲に形成
した。
【0036】前記支持フィルムを、図1に示す最終段の
グリーンシート形成ゾーン5に搬送し、ここで第2内部
電極用パターンおよび段差解消用誘電体パターン上に前
記スラリーをグラビアロール8を用いて印刷し、乾燥す
ることにより厚さ3μmの誘電体グリーンシートを形成
した。
【0037】以上のような工程を経た図2の(e)に示
す構造を有する支持フィルムを巻取りロール6に100
m巻き取り、再度、同様な工程を5回繰り返すことによ
り厚さ70μmの積層物を前記支持フィルム上に形成し
た。この積層物は表面が平滑でピンホールのような欠陥
は認められなかった。
【0038】次いで、前記積層物を有する支持フィルム
を切断して一辺が約15cmの正方形を有する20枚の
に支持フィルム片を作製した。つづいて、前記支持フィ
ルム片から剥離した積層物を厚さ約150μmで前記誘
電体グリーンシートと同材質の第1カバーシート上に重
ね、30kg/cm2 、100℃の条件で10秒間圧着
して積層膜を形成した。その後、残りの19枚の支持フ
ィルム片も同様な手順により前記積層膜の最上層に順次
積層することにより多層の積層膜を形成した。
【0039】次いで、前記多層の積層膜上に厚さ約15
0μmで前記誘電体グリーンシートと同材質の第2カバ
ーシートを重ねて加圧し、一体化した。その後、個々の
チップに切断した後、1050℃、2時間焼結し、外部
電極としてAgを主体とする導体粉末を含む導体ペース
トを焼き付けることによって3.2mm×1.6mm×
1.0mmの寸法の積層セラミックコンデンサ(ML
C)を製造した。このMLCは、セラミックからなる誘
電体層の1層あたりの厚さが約5μmであった。
【0040】比較例1 実施例1同様な誘電体粉末に有機バインダおよび溶剤を
添加してスラリーを調製し、このスラリーをロールコー
タ装置を用いて厚さ50μmの合成樹脂製支持フィルム
上に塗布し、乾燥して厚さ6μmの誘電体グリーンシー
トを形成した。つづいて、熱転写装置により前記誘電体
グリーンシート上にAg/Pd=70/30(wt%)
の導体粉末を含む導体ペーストを塗布して厚さ2μmの
内部電極用パターンを形成した。つづいて、前記内部電
極パターン周囲の前記誘電体グリーンシート上にスクリ
ーン印刷により前記グリーンシートとと同材質の段差解
消用誘電体パターンを形成し、乾燥した。その後、誘電
体グリーンシートと内部電極パターンおよび段差解消用
誘電体パターンからなる複合シートを有する支持フィル
ムを一辺が約15cmの正方形に切断して100枚の支
持フィルム片を作製した。
【0041】次いで、厚さ約150μmで前記誘電体グ
リーンシートと同材質の第1カバーシート上に、前記支
持フィルム片から剥離した複合シートを重ね、30kg
/cm2 、100℃の条件で10秒間圧着した。その
後、残りの99枚の支持フィルム片の複合シートも同様
な手順により前記積層膜の最上層に順次積層することに
より多層の積層膜を形成した。
【0042】次いで、前記多層の積層膜上に厚さ約15
0μmで前記誘電体グリーンシートと同材質の第2カバ
ーシートを重ねて加圧し、一体化した。つづいて、得ら
れた積層体を個々のチップに切断した後、1050℃、
2時間焼結し、外部電極としてAgを主体とする導体粉
末を含む導体ペーストを焼き付けることによって3.2
mm×1.6mm×1.0mmの寸法のMLCを製造し
た。このMLCは、セラミックからなる誘電体層の1層
あたりの厚さが約5μmであった。
【0043】本実施例1および比較例1により得られた
それぞれ100個のMLCについて、1kHz、1Vの
交流での容量および誘電損失を測定した。さらに、10
0Vの直流電圧を5秒間印加する耐圧試験を行った。試
験後、容量8.0μF以下、誘電損失2.5%以上、絶
縁抵抗500Ω以下の規格外のMLCを不良率として判
定して歩留まりを求めた。その結果、実施例1では歩留
まりが95%であった。これに対し、比較例1では歩留
まりが10%であった。
【0044】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば誘
電体グリーンシートおよび内部電極用パターンを薄膜化
して高容量化を達成した積層セラミックコンデンサを短
時間でかつ低コストで製造し得る方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の積層セラミックコンデンサの製造方法
に用いられるグラビア印刷装置を示す概略。
【図2】本発明の積層セラミックコンデンサの製造にお
けるグラビア印刷工程を示す断面図。
【図3】グラビア印刷により形成された内部電極用パタ
ーンを示す平面図。。
【図4】本発明により製造された積層セラミックコンデ
ンサを示す部分切欠斜視図。
【図5】本発明の別のMLCの製造方法に用いられる第
1複合シートを示す断面図。
【図6】本発明の積層セラミックコンデンサの製造方法
に用いられる積層物が形成された支持フィルムを示す断
面図。
【図7】本発明の積層セラミックコンデンサの製造方法
における積層物の剥離・圧着工程を示す断面図。
【図8】本発明の積層セラミックコンデンサの製造方法
における積層物の圧着・剥離工程を示す断面図。
【符号の説明】
1…巻出しロール、6…巻取りロール、8、11、12
…グラビアロール、9、13…当てロール、21…支持
フィルム、22、25、28…誘電体グリーンシート、
23、26…内部電極用パターン、24、27…段差解
消用誘電体パターン、29…積層物、30…カバーシー
ト、31…積層体、41…積層セラミックコンテンサ、
43a、43b…内部電極、44a、44b…外部電
極。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金井 秀之 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 株式会社 東芝柳町工場内 (72)発明者 佐藤 雄一 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 株式会社 東芝柳町工場内 (72)発明者 半田 喜代二 山形県長井市幸町1番1号 マルコン電子 株式会社内 (72)発明者 迎田 聡 山形県長井市幸町1番1号 マルコン電子 株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (1) 支持フィルム上にグラビア印刷によ
    り誘電体グリーンシートを形成した後、乾燥する工程
    と、 (2) 前記誘電体グリーンシート上にグラビア印刷により
    複数の第1内部電極用パターンを形成し、さらにグラビ
    ア印刷により前記パターン間の前記誘電体グリーンシー
    ト上に複数の段差解消用誘電体パターンを形成した後、
    これらのパターンを乾燥する工程と、 (3) 全面にグラビア印刷により誘電体グリーンシートを
    形成した後、乾燥する工程と、 (4) 前記誘電体グリーンシート上にグラビア印刷により
    前記第1内部電極用パターンと異なる複数の第2内部電
    極用パターンを形成し、さらにグラビア印刷により前記
    パターン間の前記誘電体グリーンシート上に複数の段差
    解消用誘電体パターンを形成した後、これらのパターン
    を乾燥する工程と、 (5) 前記(1) 〜(4) の工程を複数回繰り返す工程とを具
    備したことを特徴とする積層セラミックコンデンサの製
    造方法。
  2. 【請求項2】 (1) 支持フィルム上にグラビア印刷によ
    り第1層誘電体グリーンシートを形成した後、乾燥する
    工程と、 (2) 前記誘電体グリーンシート上にグラビア印刷により
    複数の第1内部電極用パターンを形成し、さらにグラビ
    ア印刷により前記パターン間の前記誘電体グリーンシー
    ト上に複数の段差解消用誘電体パターンを形成した後、
    これらのパターンを乾燥する工程と、 (3) 全面にグラビア印刷により誘電体グリーンシートを
    形成した後、乾燥する工程と、 (4) 前記第2層誘電体グリーンシート上にグラビア印刷
    により前記第1内部電極用パターンと異なる複数の第2
    内部電極用パターンを形成し、さらにグラビア印刷によ
    り前記パターン間の前記誘電体グリーンシート上に複数
    の段差解消用誘電体パターンを形成した後、これらのパ
    ターンを乾燥する工程と、 (5) 前記(1) 〜(4) の工程を少なくとも1回行うことに
    より得られた積層物を前記支持フィルムから剥離し、誘
    電体からなるカバーシートに重ねる操作を複数回行う工
    程とを具備したことを特徴とする積層セラミックコンデ
    ンサの製造方法。
JP7054375A 1995-03-14 1995-03-14 積層セラミックコンデンサの製造方法 Pending JPH08250370A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7054375A JPH08250370A (ja) 1995-03-14 1995-03-14 積層セラミックコンデンサの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7054375A JPH08250370A (ja) 1995-03-14 1995-03-14 積層セラミックコンデンサの製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08250370A true JPH08250370A (ja) 1996-09-27

Family

ID=12968936

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7054375A Pending JPH08250370A (ja) 1995-03-14 1995-03-14 積層セラミックコンデンサの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08250370A (ja)

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001118743A (ja) * 1999-10-18 2001-04-27 Murata Mfg Co Ltd セラミックグリーンシートの製造装置
JP2004319941A (ja) * 2003-02-24 2004-11-11 Murata Mfg Co Ltd セラミック電子部品の製造方法及びグラビア印刷方法
JP2006203224A (ja) * 2006-02-20 2006-08-03 Tdk Corp セラミック電子部品の製造方法
US7344612B2 (en) * 2004-07-27 2008-03-18 Tdk Corporation Production method of multilayer electronic device
JP2008113024A (ja) * 2003-02-24 2008-05-15 Murata Mfg Co Ltd セラミック電子部品の製造方法及びグラビア印刷方法
JP2008113023A (ja) * 2003-02-24 2008-05-15 Murata Mfg Co Ltd セラミック電子部品の製造方法及びグラビア印刷方法
JP2008135761A (ja) * 2003-02-24 2008-06-12 Murata Mfg Co Ltd セラミック電子部品の製造方法及びグラビア印刷方法
JP2008141212A (ja) * 2001-08-10 2008-06-19 Murata Mfg Co Ltd 積層セラミック電子部品の製造方法
US7503993B2 (en) 2001-12-14 2009-03-17 Murata Manufacturing Co., Ltd. Method for manufacturing multilayer ceramic electronic element
JP2010062520A (ja) * 2008-08-08 2010-03-18 Murata Mfg Co Ltd 積層セラミック電子部品の製造装置および製造方法
WO2010035461A1 (ja) * 2008-09-29 2010-04-01 株式会社村田製作所 積層セラミック電子部品の製造方法
WO2010109562A1 (ja) * 2009-03-27 2010-09-30 株式会社村田製作所 積層セラミック電子部品の製造方法
JP2011204849A (ja) * 2010-03-25 2011-10-13 Murata Mfg Co Ltd 積層セラミック電子部品の製造方法
JP5035471B2 (ja) * 2009-04-20 2012-09-26 株式会社村田製作所 積層セラミック電子部品の製造方法
JP2013219153A (ja) * 2012-04-06 2013-10-24 Murata Mfg Co Ltd 電子部品の製造方法
WO2017183740A1 (ko) * 2016-04-18 2017-10-26 (주)창성 Uv 경화를 이용한 내압착용 전극 페이스트 조성물 및 이를 이용한 칩부품 제조 방법
JP2021020340A (ja) * 2019-07-25 2021-02-18 株式会社村田製作所 グラビア印刷装置および積層セラミックコンデンサの製造方法

Cited By (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001118743A (ja) * 1999-10-18 2001-04-27 Murata Mfg Co Ltd セラミックグリーンシートの製造装置
JP2008141212A (ja) * 2001-08-10 2008-06-19 Murata Mfg Co Ltd 積層セラミック電子部品の製造方法
JP4650486B2 (ja) * 2001-08-10 2011-03-16 株式会社村田製作所 積層セラミック電子部品の製造方法
US7547370B2 (en) 2001-12-14 2009-06-16 Murata Manufacturing Co., Ltd. Method for manufacturing multilayer ceramic electronic element
US7503993B2 (en) 2001-12-14 2009-03-17 Murata Manufacturing Co., Ltd. Method for manufacturing multilayer ceramic electronic element
JP2008113023A (ja) * 2003-02-24 2008-05-15 Murata Mfg Co Ltd セラミック電子部品の製造方法及びグラビア印刷方法
JP4556999B2 (ja) * 2003-02-24 2010-10-06 株式会社村田製作所 セラミック電子部品の製造方法及びグラビア印刷方法
JP2008135761A (ja) * 2003-02-24 2008-06-12 Murata Mfg Co Ltd セラミック電子部品の製造方法及びグラビア印刷方法
JP2008113024A (ja) * 2003-02-24 2008-05-15 Murata Mfg Co Ltd セラミック電子部品の製造方法及びグラビア印刷方法
US7047880B2 (en) 2003-02-24 2006-05-23 Murata Manufacturing Co., Ltd. Method of manufacturing ceramic electronic component including a plurality of gravure printing steps
US7739950B2 (en) 2003-02-24 2010-06-22 Murata Manufacturing Co., Ltd. Method for manufacturing ceramic electronic component and gravure printing method
JP2004319941A (ja) * 2003-02-24 2004-11-11 Murata Mfg Co Ltd セラミック電子部品の製造方法及びグラビア印刷方法
US7344612B2 (en) * 2004-07-27 2008-03-18 Tdk Corporation Production method of multilayer electronic device
JP2006203224A (ja) * 2006-02-20 2006-08-03 Tdk Corp セラミック電子部品の製造方法
JP2010062520A (ja) * 2008-08-08 2010-03-18 Murata Mfg Co Ltd 積層セラミック電子部品の製造装置および製造方法
WO2010035461A1 (ja) * 2008-09-29 2010-04-01 株式会社村田製作所 積層セラミック電子部品の製造方法
JP5083409B2 (ja) * 2008-09-29 2012-11-28 株式会社村田製作所 積層セラミック電子部品の製造方法
WO2010109562A1 (ja) * 2009-03-27 2010-09-30 株式会社村田製作所 積層セラミック電子部品の製造方法
JP4968411B2 (ja) * 2009-03-27 2012-07-04 株式会社村田製作所 積層セラミック電子部品の製造方法
JP5035471B2 (ja) * 2009-04-20 2012-09-26 株式会社村田製作所 積層セラミック電子部品の製造方法
JP2011204849A (ja) * 2010-03-25 2011-10-13 Murata Mfg Co Ltd 積層セラミック電子部品の製造方法
JP2013219153A (ja) * 2012-04-06 2013-10-24 Murata Mfg Co Ltd 電子部品の製造方法
WO2017183740A1 (ko) * 2016-04-18 2017-10-26 (주)창성 Uv 경화를 이용한 내압착용 전극 페이스트 조성물 및 이를 이용한 칩부품 제조 방법
JP2021020340A (ja) * 2019-07-25 2021-02-18 株式会社村田製作所 グラビア印刷装置および積層セラミックコンデンサの製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH08250370A (ja) 積層セラミックコンデンサの製造方法
JP2985448B2 (ja) セラミックグリーンシートの積層方法
JP3210440B2 (ja) 積層セラミックコンデンサの製造方法
CA2005049C (en) Method of fabricating cylindrical ceramic laminated body
US6602370B1 (en) Method of manufacturing ceramic electronic components
JPS6339086B2 (ja)
JPH0786083A (ja) 積層セラミックコンデンサの製造方法
JPH08213274A (ja) 積層セラミック電子部品の製造方法
JP2001176751A (ja) 積層電子部品の製造方法
JP3131453B2 (ja) 積層セラミックコンデンサの製造方法
JP3196713B2 (ja) セラミック電子部品の製造方法
JPH07169638A (ja) 積層セラミック電子部品の製造方法
US20070283543A1 (en) Process for Producing Multilayer for a Multilayer Electronic Device
JPH0828138B2 (ja) セラミック積層体の製造方法
JP3882607B2 (ja) 積層電子部品の製造方法
JPH0661090A (ja) 積層セラミックコンデンサの製造方法
JP3114513B2 (ja) 積層電子部品の製造方法
JP2658223B2 (ja) 積層セラミック電子部品の製造方法
JPH07263271A (ja) 積層セラミック部品の製造方法
JPH0992567A (ja) 積層セラミックスコンデンサの製造方法
JP2000260655A (ja) 積層セラミックコンデンサ及びその製造方法
JP3289835B2 (ja) 積層セラミックコンデンサの製造方法
JPH0236509A (ja) 積層セラミック電子部品の製造方法
JPH07211577A (ja) 積層セラミックコンデンサの製造方法
JPH04356997A (ja) 多層配線基板の製造方法